閲覧注意 「あう、グッズを買うためのお金がありません」

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 21:48:20

    「そう考えてバイトを探しは良い物の、中々良いものがありません。できれば短期のものが良いんですが・・・」ポチポチ

    「あ、もうこんな時間、とりあえず学校に行きましょう。」

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 21:53:59

    ~トリニティ総合学園~


    ヒフミ「うーんどこもないですね・・・いっそもっと遠い所へ行くべきなのでしょうか?」ポチポチ


    モブ「あれ、何見てるのヒフミ?」


    ヒフミ「あ、〇〇ちゃん。今欲しいペロロ様のグッズがあるんです。ただ今あまりお金が無くて・・・それで短期バイトを探しているのですが、あまり良いものがないんです」


    モブ「あははww、ヒフミらしい理由だね。それなら住み込みのバイトなんてどうかな?」


    ヒフミ「住み込み、ですか?」


    モブ「うん、あとちょっとで長期休暇じゃん?その時に住み込みでしたらあっと言う間に貯まるんじゃないかなーって」


    ヒフミ「なるほど、そういうのも手ですね」

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 21:58:12

    嫌な予感がする…

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 21:58:50

    闇バイトかな?

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 21:59:06

    春でも売るんじゃなかろうな

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:00:31

    ヒフミ「・・・と、アドバイスを貰ったは良いものの、それでも良いものは見つかりませんね。」ポチポチ

    ぐぅ~・・・

    ヒフミ「考えていたらお腹が空きました・・・とりあえず何か食べましょう」

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:02:23

    実際トリニティ生目線でわりの良いバイトってあるんか?

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:03:48

    ヒフミ「さて、続きを・・・ってあれ?」

    ヒフミ「こんなページさっきまでなかったような・・」ポチッ

    ヒフミ「!」

    ヒフミ「こ、これ、すごく良いじゃないですか!場所も遠くないし時給もとても良い!」

    ヒフミ「とりあえず電話しましょう!あ、それと決まったときのために一応録音もして・・・」ポチポチ

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:04:25

    トリニティのお嬢様基準の物価だろうからバイトの賃金も合わせて上がってる筈
    とはいえヒフミが求めるペロロは大抵プレミア価格だろうからなぁ……数少ないそれを好事家が集めるとなると、希少性も込みで値が付くだろうし……

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:09:46

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:11:16

    『お電話ありがとうございます。こちら××旅館です』


    ヒフミ「あ、すみません、求人広告を見て連絡させていただいたのですが・・・まだ募集してますでしょうか」


    『少々お待ちください。……ザ…ザ…ザザ…い…そう…だ……』


    『お電話変わりました。…えっと、バイトの方ですか』


    ヒフミ「はい、住み込みでのバイトということで、是非お願いしたいのですが」

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:14:33

    『それじゃあ阿慈谷さん、明日からお願いしますね』


    ヒフミ「はい、よろしくお願いします!」


    『はやくいらっしゃいね』ピッ


    ヒフミ「やった!トントン拍子で決まってしまいましたがこれでグッズが買えます!」

    ヒフミ「教えてくれた〇〇ちゃんにも後でメールしましょう!」

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:16:58

    これ知ってる!
    ホ……(ザザッ)だ! (ザザッ)階が……(ザザッ)

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:17:24

    ヒフミ「よし、メモ終わりっと。後は持っていく荷物を整理して・・・」
    ヒフミ「あ、もうこんな時間!早く寝なくては」
    ヒフミ「でも何故でしょう、あまり嬉しくないような・・・」

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:18:24

    このレスは削除されています

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:36:27

    ~次の日~

    ヒフミ「ケホッ、ケホ」

    ヒフミ「うう、頭が痛い、それにずっと咳が・・・。変な恰好で寝たわけじゃないのにどうして・・・?」

    ヒフミ「とりあえず、顔を洗いに行きましょう」


    ヒフミ(あれ・・・)


    ヒフミ(私の顔・・・真っ白・・・滅茶苦茶顔色が悪い)



  • 17二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:40:59

    げえ、どう考えてもあの旅館での住み込みバイトの話だよな・・・?

    (ザザッ)が…れた(ザザッ)決して…け…るな!!

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:44:06

    prrrrr…prrrrr


    ヒフミ「あれ、電話が・・・」ピッ


    ヒフミ「はい、もしもし」


    『はい、××旅館のものですが、阿慈谷さんでしょうか』


    ヒフミ「はい、阿慈谷です。すみません今行く準備をしているところで」


    『大丈夫ですか?少し声が疲れているように聞こえますが』


    ヒフミ「すみません、今起きたばかりで」


    『そうですか、無理せずに来てください。旅館には温泉もありますので、着いたらゆっくりしてくださいね』


    ヒフミ「温泉・・・分かりました、ありがとうございます」



    ヒフミ「親切な人・・・心配かけられないし・・・早く行く準備しなくちゃ」

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:49:50

    リゾートバイトかい

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:50:24

    4ね4ね4ね4ね4ね4ね…

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:50:29

    ~駅前~


    ヒフミ「あ、雨が・・・天気予報、見るの忘れてました・・・」


    ヒフミ「でも、あと少しで電車が行ってしまします。行かなきゃ・・・」

    ・・・・ミ、・・・ミ・・・ミ。





    ヒフミ「ハァ、ハァ、階段を上るのがしんどい。いつもならこんなの平気、なのに・・・どうして今日に限って」

    ヒフミ「ゴホッゴホ。雨のせいで体が冷えました。早く温泉に入って温まらなきゃ」

    ・・・ミ。・・・ミ。・・・フミ。

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:54:46

    ヒフミ「電車・・・もう来てました・・・」

    ・・・フミ、・・・フミ、・・・フミ。


    ヒフミ「あれに、あれに乗れば旅館に・・・!」


    ・・・フミ、・・・フミ、・・・ヒフミ!


    アズサ「ヒフミ!そこで何しようとしてるんだ!」

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:56:23

    いかん!戻れヒフミ!まだ間に合う!

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:57:52

    お、お前は旅館の求人!?

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:58:40

    アズライールモチーフのアズサが止めるっていいな

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 23:09:21

    ヒフミ「ッ!ア、アズサちゃん!?どうしてここに!?」


    アズサ「そんなことはいいから、何しようとしてるの!?」


    ヒフミ「何って、今から電車に・・・ってあっ」


    プルルルルル・・・プシューッ


    ヒフミ「そ、そんな、電車が・・・」


    アズサ「・・・ヒフミ、一旦ここを離れよう」

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 23:34:33

    ~駅内カフェ~

    ヒフミ「どうして止めたんですかアズサちゃん!あれに乗らないとアルバイトに遅れてしまうのに!」


    アズサ「ごめん。ヒフミがあの電車に乗ったら、もうに会えなくなるような気がして」


    ヒフミ「会えなくなる・・・?」


    アズサ「うん、だってヒフミ、駅前で話かけてもずっと反応してくれなくて、顔を見たらまるで昨日見たホラー映画のバケモノみたいな顔してたから・・・」


    ヒフミ「そ、そんなに酷い顔してますか私・・・?」


    アズサ「うん、あっでも今はいつも通りの顔をしてる。どうしてだろう」


    ヒフミ(そういえば、心無しか、今朝からの体調不良が治ったような・・・)

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 23:38:36

    アズサ「ところで、ヒフミの言ってるアルバイトっていうのはどんなものなんだ?」


    ヒフミ「アルバイトですか、旅館に住み込みでするんです。××旅館って言うんですけれど」


    アズサ「なるほど、××旅館」


    ヒフミ「って、それよりも遅刻することを伝えなきゃ!ええと確か電話番号はこれで・・・」ポチポチ


    ヒフミ(怒られませんように怒られませんように怒られませんように・・・!)prrrrr……


    prrrrr……prrrrr……




    『お掛けになった電話番号は現在使われておりません』

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 23:44:34

    ヒフミ「・・・あれ?間違えました?もう一回かけ直して・・・」


    『お掛けになった電話番号は現在使われておりません


    ヒフミ「・・・嘘、どうして?電話番号のメモを間違えた?いやそんなはずは・・・」


    アズサ「・・・ねえヒフミ?ちょっと良い?さっき言ってた××旅館なんだけど・・・








    今調べたらとっくの昔に廃業してたよ」

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 23:50:04

    >>11

    古のオカ板展開を想像した

    まだこの先見てないけど

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 23:55:52

    ヒフミ「う、嘘です、だってこの広告に・・・え?」


    アズサ「それは・・・ネットニュース?それも随分昔の」


    ヒフミ「××旅館・・・火災で全焼・・・死者数名」


    アズサ「随分と悲惨な事件だな。でも、どうしてヒフミがこんなものを?」


    ヒフミ「・・・あ、そうだ録音!あれを聞けば・・・」

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:04:09

    『ザ…ザザ……お電話ありがとうございます。こちら××旅館です』


    ヒフミ(あれ、この人の声、女将さんの声じゃない、まるで男性みたい・・・)


    ヒフミ『あ、すみません、求人広告を見て連絡させていただいたのですが・・・まだ募集してますでしょうか』


    『少々お待ちください。





    ……ザ…ザ…ザザ…むい…こご…そう…だ……』

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:13:36

    アズサ「なんだ・・・?低い男の声がしたと思ったら、今度は子どもの声が聞こえたような」


    ヒフミ(おかしい・・・昨日はこんな声しなかったはずなのに・・・)


    『お電話変わりました。…えっと、バイトの方ですか』


    ヒフミ「はい、住み込みでのバイトということで、是非お願いしたいのですが」


    アズサ「次は何だ?オートマタの声とも似つかない・・・まるで古い機械がしゃべっているような」

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:15:51

    急な小田急(推定)に笑ってしまった
    箱根か鶴巻かな?

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:17:40

    『それじゃあ阿慈谷さん、明日からお願いしますね』


    ヒフミ「はい、よろしくお願いします!」

    アズサ「なんだ?声がどんどん小さくなって行ってるような・・・」




    『『『『『はやくいらっしゃいね』』』』』

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:27:03

    ヒフミ「キャアーーー!」ガタッ

    アズサ「ヒフミ!?」

    ヒフミ「違っ、私は、こんなの聞いてない・・・!」ガタガタ

    アズサ「ヒフミ、落ち着いて、今は私がいるから・・・」

    ヒフミ「ア、アズサちゃん・・・」

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:33:13

    アズサ「落ち着いた?」

    ヒフミ「・・・はい、なんとか」

    アズサ「どうする?まだ録音は残ってるみたいだけど・・・」

    ヒフミ「い、一応聞きます。とても怖いですが」ピッ

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:37:02

    ヒフミ「はい、もしもし」






    『シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ』

    ヒフミ「はい、阿慈谷です。すみません今行く準備をしているところで」

    『シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ』

    ヒフミ「すみません、今起きたばかりで」

    『シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ』

    ヒフミ「温泉・・・分かりました、ありがとうございます」

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:39:55

    ヒェッ…

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:41:28

    ヒフミ「・・・・・」


    アズサ「・・・・・」


    一瞬、呼吸が止まった感覚がしました。私とアズサちゃんは、何も言葉を発せず、ただ黙ることしかできませんでした。

    しかし、その静寂は一瞬で解かれました。

    雨音が遠のく。そして、一つの機械音がカフェに響く。


    私のスマホが、鳴りました。

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:43:20

    こんな深夜までお付き合いありがとうございました。ふとブルアカでホラーSSが書きたいなと思いこのスレを建てました。どちらかというと文章より素材に苦しみましたね・・・


    元ネタ

    恐怖の泉.com
  • 42二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 01:03:00

    >>13

    >>17

    それリゾートバイトのやつですよね?

    書くの大変そう…アリスクの三人ならいけるか?

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 08:39:11

    このレスは削除されています

オススメ

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