- 1二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:00:53
「…贈りものです……暖かくなる今の季節だと…不要かもしれませんが……」
早朝トレーニング前に彼女がそう言いながらラッピングされた紙袋を渡してきた
こちらは何も用意してなかった事を謝り、中を見ていいか聞くと
「…はい…この時間はまだ寒いので…手のサイズも確かめてください…」
中身は見慣れた、けれど大きめの黒い手袋だった
「…その……黒色なら男性が使用してても…違和感は無いかと……」
勝負服と同じデザインの手袋をプレゼントする事について
伏し目がちに言い訳をするカフェという電波と
女性から男性へ手袋を渡す意味からなんか書けねーかなぁとしたものの
手袋を「はめる」「する」「つける」「はく」でつまづいたのでここからは
マンハッタンカフェの生産地の北海道千歳市民に任せた - 2二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:02:11
- 3二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:15:02
良いんだ、それくらい気にせずお前の書きたいように書けばいい
あと俺は手袋を「はめる」か「つける」が良いと思う - 4二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:18:04
「はく」の場合「はいてください」「はいてみてください」みたいな「はいて」になるの？
- 5二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:56:25
「…あの…トレーナーさん…」
記念日に贈られた黒い手袋は大切に使っている、使っているのだが…
「…手袋は外で履くものです…室内で履くものではないです…」
彼女が出場するレースやトレーニング時、彼女と過ごす大抵の時間で着けているせいか
贈った意味を思い出して、手袋を見るたびに赤面する。
最近では「…二人の時間では履かないでほしい…恥ずかしいので…」と苦言を頂いた。
的なSSか
トレーナーが居ない時に贈った手袋を着けてみるカフェの描写か悩みながら寝ます。 - 6二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 05:13:05
足の爪のケアや日頃のお礼、「記念日」という口実で贈った手袋が大切にされているのは嬉しい
けれど専用のケースまで作ってトレーナー室の一角に保管されているのは過剰ではないかと思うある夏の日
私が黒い手袋を2組購入して1組だけ贈ったのはこの日の為だ
春先に渡すのだから夏初めには履かなくなると想定していたが
トレーナーさんは履かなくても常に持ち歩く為、今まで交換するタイミングが無かった
ケースから手袋を取り出す、ほぼ新品と変わらないからバレない筈…！
「っ！…なんで袖の内側に…日付と猫の刺繍が……」
すまん出勤でここまでしか書けんあと頼む - 7二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 07:22:16
あの日交換する筈だったもう1組の黒い手袋はビニールシートに入ったまま今も手元にある
刺繍を発見した時点で交換は諦めたのだ
そうなるとこの手袋をどうするかが問題に…
サイズが違う為自分で使う事もできず、交換するつもりだったから包装もない
机に置いて悩んでいると「どうしたの？」とトレーナーさんに声をかけられる
気づかないくらいに集中していた事とやましい気持ちがあった為か
「…包装がなく……贈りもので……」と口走ってしまった
「親戚か誰かへの贈り物か…手袋のラッピングなら簡単だから一緒にやってみよう」
そう言いながらトレーナーさんは自分のデスクから包装紙、リボンとシールを取り出す
準備が良い事を疑問に思いながらも、手を添えられて包んでいく
時間にすれば5分も経ってなかったが頬と胸と手が熱くなった
今日休みだったああああああああああああもうやだああああああああああああ - 8二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 08:05:58
今日はカフェをスカウトした記念日だから
「プレゼントだ…勝負服を着る時に付けてほしい」
早朝トレーニング前にトレーナーさんがそう言いながらラッピングされた小箱を渡してきた
一年前と二年前を思い出しつつ、中を見ていいか聞くと
「いいよ…ただネクタイがないと付けれないから、付け心地はまたあとでね」
中身は今日の日付が刻印された、猫のネクタイピンだった
「贈る意味は…本来は女性から男性への意味なんだけどね」
「マンハッタンカフェ、これからも君を…」
カフェの勝負服にネクタイピンがなかったのでトレーナーが渡す展開を書けねーかなぁ
と思いつつもどうせ10も行かなくて消えるだろうと考えてたんだが
これでいいのか！？>>2これでよかったのか！！
- 9二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 08:28:53
手袋の意味についての検索はいつの間にか検索結果画面になってた的なネタをしようとして
心霊現象でPC触れたっけと悩みボツに - 10二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 08:33:58
あとはこの画像使って
「…トレーナーさん……私が淹れたコーヒーを飲めないと……」
というSS書こうかと思ったけど寝る - 11二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 19:24:09
私は良いと思う！！！
- 12二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 19:25:31
でもよぉ……
カフェに「ハメてください」って言わせたくねえかあ？ - 13二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 19:27:15
눈_눈 ……。
- 14二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 20:23:27
「…トレーナーさん……私が淹れたコーヒーが飲めないと……」
手が止まったタイミングで差し出されたカップを受け取らずに謝る
「ごめんなカフェ、ここ何日かコーヒーとかカフェインを摂ると眠くなるんだ。年かなぁ」
カフェは滅多に見せない表情のまま「…ここ何日か？……年齢で体質が変わったにしては急では…」と呟き
続けて「…その……トレーナーさんは…最近十分な休息や…睡眠をとれていますか？」
首を横に振る。年度末や年度初めで忙しく寝れていない事を伝えると
「…それなら…睡眠不足が原因です……覚醒作用は…疲労を消すわけでは…ないですから…」
「…ですので…手を止めて…こちらのソファで休憩を……」
「…淹れたコーヒーも飲んでください……眠くなったら…そのまま仮眠を……」
珍しく押しの強いカフェに負け、コーヒーを飲みながら休憩する
１０分ほど経っただろうか、眠くなってきた…ソファで横になり
「…日が暮れる前にカフェも帰ってね…鍵はそのままでいいから……」
意識が薄れていく
「…はい……では…また…明日…」
カフェがトレーナー室から出て行く所で意識が切れた - 15二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 20:26:52
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- 16二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 20:30:16
扉をノックする
反応はない
そのまま開ける
「……トレーナーさん……寝てますね……」
鍵をかける
「…暗くなるまで……まだ数時間は…あります……」
「……それでは……」
終
彼女がトレーナーに何をしたのかは書けん
15は誤送信です - 17二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 07:22:08
めっちゃ甘い...ありがとう！
- 18二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 12:29:48
好き
- 19二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:16:50
好きだわここ...