【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことを7

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 14:54:14

    前世自分の可愛い弟だった思い込んでいる世界
    なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしている
    ちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っている
    スバルにとっては自分のことを弟と呼んで追いかけてくる不審者扱い

    前回のあらすじ
    今回の勝者 ノミさん

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 14:55:36

    初代

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことを|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だったと思い込んでいる世界なので全員スバルを自称兄(姉)として連れ戻そうとしているちなみにお互いに「スバルは自分の弟だ!」と言う具合に争ったりしているスバルにとっては自分を弟と言いな…bbs.animanch.com

    Part2

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことを|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だと思い込んでいる世界なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしているちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っているスバルにとっては自分のことを弟と呼ん…bbs.animanch.com

    Part3

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことをPart3|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だと思い込んでいる世界 なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしているちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っている スバルにとっては自分のことを弟と…bbs.animanch.com

    Part4

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことを4|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だと思い込んでいる世界 なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしている ちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っている スバルにとっては自分のことを弟…bbs.animanch.com

    Part5

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことを5|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だった思い込んでいる世界なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしている ちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っている スバルにとっては自分のことを弟…bbs.animanch.com

    Part6

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルの事を6|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だった思い込んでいる世界 なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしている ちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っている スバルにとっては自分のことを…bbs.animanch.com
  • 3二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 14:58:31
  • 4二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:03:47

    気づけば7スレ目 
    スバルとブラコン大罪司教の掛け合いは見るのも、書くのも楽しいな

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:12:54

    前回のあらすじ いつまでも他の大罪司教から自分の愛する弟、ナツキ・スバルを取り戻せない現状に苛立ちが治らない『強欲』の大罪司教 レグルス・コルニアス
    ある日、無意識に入ってしまった見知らぬ路地裏で
    怪しい商人から薬をもらい、それを飲んだレグルスは別人のようになった彼は
    スバルに商人からもう一つもらった薬を飲み物と混ぜて
    飲まし、自分以外のブラコン大罪司教を記憶を消すことに成功した

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 16:42:19

    文章力が欲しい もっと欲しい 欲しい欲しい欲しい....

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 16:58:23

    ここは人気のない、薄暗く深い森にある洞窟に『色欲』の大罪司教はいた

    カペラ「.....あの童貞野郎....絶対に何かあるはずだ!
    でなきゃ、このアタクシ様が出し抜かるはずがねえ!
    あの餓鬼の言うとおり、何かを使ってああなったなら
    一体何を使ったんだって言うんだぁ!?」



    メイリィ「ママ、今日は一段と荒れているわね
    一体何があったの?」
    エルザ「最近、特に嫌いな同僚にあの男の子を取られた
    そうよ」

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 17:14:56

    >>7

    これから暗殺姉妹が苦労しそうな予感。

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 17:24:29

    >>7

    ペテルギウス「指先!『強欲』の監視をお願いするのデス! 

    絶対に何か裏があるのデス!!」

    シリウス「私も一緒に同行します!スーちゃんが私を

    忘れるなんてありえないのですから!」

    シリウスの権能に操られた住人達「そうだ!そうだ!

    そうだ!そうだ!」

    ペテルギウス「何と頼もしく、信徒として兄弟として勤勉な愛の在り方なのデスか.... 必ず思い出させますので

    待っていてくださいスバル.....」

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 18:25:17

    保守

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 18:26:15

    保守

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 20:27:39

    このレスは削除されています

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 20:30:44

    このレスは削除されています

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 20:42:36

    >>9

    ラインハルト『申し訳ないが、スバルが助けを求めていない以上は僕から出来ることは何もないよ

    今の彼はとてもおとなしく、揉め事を起こしていないからね』

    ラム『貴方達、自分の立場を弁えた上でラムに頼み事をしているの?

    ラムはロズワール様の命令以外は動かないわ』


    ルイ「──クッッッッッッッソッ!!クソ!クソ!クソ!

    肝心な時に役に立たない奴らめェ!!!

    そのくせあたしたちの邪魔はいつもするくせに!」

    ライ「あぁ....ラム、いつ見ても良いなァ.....」

    ロイ「ライが惚れた女はいつ見ても美味そうだし

    いつかは僕達も食してみたいなァ.....」

    ライ「...はぁ?ラムは俺達の女なんだけどォ?」

    ロイ「...あぁ?目の前にある本物をライだけ独占して

    僕達には何一つも分けてくれないって事ォ?

    .....それはいくら身内でも許せないなァ」

    ルイ「─あァ!どいつもこいつもォォォォォォ!!!」

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 21:47:28

    >>14

    レグルス「スバル、君の好きな芋だ」

    スバル「サンキュー兄ちゃん!」

    レグルス「あぁ、好きなだけ召し上がれ

    ─あっそうだスバルにおすすめの調味料があってね

    マヨネーズって言うんだけど」

    スバル「.....まよねーず?」

    レグルス「とある異世界人がこの世界に転生して

    きて広めた調味料なんだ

    芋につけて食べると美味しいよ スバル試してみるかい?」

    スバル「お...おう... モグ...

    ────美味い!!兄ちゃんこのまよねーずってやっぱり

    美味えよ!!!こんなに美味いもの、初めて食べた!」

    レグルス「喜んでもらえて何よりだ 芋とマヨネーズはいくらでもあるから好きなだけ食べてくれ」

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 22:02:23

    >>15

    スバル「....兄ちゃんは食べなくて良いの?」

    レグルス「気にしなくていい、スバル

    お兄ちゃんはスバルが幸せそうに食べている姿を見るだけで幸せで腹が満たされるんだよ」

    スバル「そう言わずに兄ちゃんも食べなよ 兄ちゃんは

    昔から変な意地を張って無理するから ほら、あーん」

    レグルス「ス、スバル、流石に僕も良い歳だから

    昔みたいにあーんはいくらなんでも....」

    スバル「そんなこと言わずにあーん ──それとも兄ちゃん嫌か?」

    レグルス「──そんな事はないよ!お兄ちゃん、スバルから与えられるものは全部宝物だから!」

    スバル「....よかった、じゃあ、あ────」

    レグルス「あーん」

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 22:08:56

    このレスは削除されています

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 22:12:11

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 22:26:24

    >>16

    レグルス「.......どうひはんはい?ふばる

    ははくぼふのくひに...(...どうしたんだい?

    スバル はやくぼくのくちに....)」

    スバル「......お前、何やってんの?」

    レグルス「ふへ?」

    スバル「何でお前、俺に向けて、口開けてんの?

    あーん、じゃねえだろ 

    そして俺はなんで芋を手に?つーかここどこだよ?」

    レグルス「..........」

    スバル「──ッ!そう言えばエミリアたんに今日用事が

    あるんだった!早く行かなきゃ!」

    レグルス「.....僕が送っていくよ」

    スバル「え?いや別にいい」

    レグルス「送 っ て い く よ」

    スバル「....お、おう、じゃあ頼むわ

    .....そもそも俺は何でコイツの屋敷にいたんだ?」

    レグルス「...........」

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 01:51:37

    効果切れたか…

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 07:42:10

    何か嫌な予感がする。

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 14:23:10

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 14:25:35

    >>19

    エルザ「あら、久しぶりね あの時の争奪戦以来ね

    (前回の

    【閲覧注意】ここだけ大罪司教がスバルのことを5|あにまん掲示板前世自分の可愛い弟だった思い込んでいる世界なので全員スバルのことを自称兄(姉)として連れ戻そうとしている ちなみに全員「スバルは自分の弟だ!」という具合に日頃争っている スバルにとっては自分のことを弟…bbs.animanch.com
    >>141を参照

    ペテルギウスの指先1「『腸狩り』と『魔獣使い』

    ....もしかして、貴方もまた司教様のご命令で?」

    エルザ「ええ、あの時はごめんなさいね

    貴方にも同じ事情なのは、わかっているけど、ママの命令には逆らえないから」

    メィリィ「ママの命令は絶対だからね」

    ペテルギウスの指先2「....いえ、あの時の事は私達は気にしていないのでお気になさらず 仕方ないです

    司教様の命令には誰も逆らえないですから」

    メィリィ「....貴方達も大変なのね」

    ペテルギウスの指先1「ロマネコンティ司教様を尊敬する気持ちはこれからも変わる事はありませんが

    最近は弟のスバル様への気持ちが暴走気味で

    魔女教の活動を殆ど行わず、弟を崇拝するスバル教の方が主な活動になりました 他の大罪司教様達もそうです

    ....どう言うわけか、福音書もそれを許しておりまして」

    エルザ「ふふっ、そっちの活動が平和で良いかもしれないわね」

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:31:25

    レグルスさん…がんば…

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:36:36

    スバルが戻った以上レグルスさんボコし放題

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:03:59

    >>23

    エルザ「ところで、貴方達は何か手がかりは見つかった?」

    ペテルギウスの指先1「いえ、まだ何も..... 」

    メィリィ「見つけないと、ママにまた折檻されちゃうな

    動物に変えられたりとか」

    ペテルギウスの指先2「私もです、一刻も早く見つけなければ」



    ルイ「──はァ、案の定、ペテルギウスの指先と、カペラの殺し屋も、探してるのかァ 優秀な部下と、人脈のある奴らはずるいなァ 肝心な時にお兄ちゃん達は使えないから妹はいつも苦労するんだから さて、わたしたちもレグルスを

    ───ん?アレは?」

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 07:22:09

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 12:30:08

    >>26

    ペテルギウス「指先?何か手がかりは見つかりましたか?

    ....そうデスか では引き続き監視をお願いするのデス」

    シリウス「あぁ....これだけ人員を使っても見つからないなんて... このままだと『強欲』にスーちゃんを独占されたまま....」

    ペテルギウス「それは絶対に許せないのデス!このままだとスバルが本当に取り返す事すら」


        「貴方達 ちょっと良いかしら?」


    ペテルギウス「....誰デスか?今私達は忙し──!?

    アナタは──」





    レグルス「くそ...あの商人め....」


    スバルに飲ませたあの薬、確かに効果はあり

    前世の記憶は戻ったし、邪魔な奴らの記憶も消し去ることができた これに関しては良いし、満足だ

    ──ただしその効果は、時間制限があること

    大体8時間で切れる 決して短い時間ではないのだが

    それでもスバルとの時間は8時間程度じゃ足りない

    その度に薬を買いに行くのだが 

    あの商人は神出鬼没でいつ現れるのかわからない

    路地裏で何日か張った時もあったが、それでも現れなかったことがある 

    自分で薬の研究をして、時間制限無しのを作ろうとも考えたが

    年月が必要な上に、何よりスバルに会う時間が減ってしまう、それは耐えられない

    僕の飲んだ薬は飲んでからも効果は切れることなく続いているのになぜ!? 


    レグルス「....せっかく、力を得て アイツらからスバルを取り戻したのに、それが活かされないなら意味がないじゃないか......」

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 12:47:14

    >>28

    しばらく経って一週間後 


    路地裏


    老人「おぉ、久しいのぉ、また来てくれたのか?」

    レグルス「──また来てくれたのかじゃないよ!!

    君をどれだけここで待ったと思う!?流石の僕でも 

    我慢にも限度があるんだ!客を何だと思っている!?」

    老人「すまんすまん、ワシの売るものは法に触れぬものでな 定期的に場所を変えて売らぬと噂が経って

    憲兵に目をつけられてしまうのでな

    ...そう言えば、おぬしが求めていたあの薬、ようやく完成したぞ」

    レグルス「ならせめてさ僕だけには場所をわかるようにしてくれてもさいいんじゃ─なんだって?」

    老人「今度のは時間制限のない上に、『お主の弟は、全ての関係者を忘れるだけでなく、その関係者からも全て忘れ去られる』効果があるぞ」

    レグルス「──本当に出来たんだ....」

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 16:14:24

    もしかして強欲以外の大罪司教までも忘れちゃう薬なのか?
    それだったら,どうなるんだろう。

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 18:02:26

    >>29

    レグルス「....一応聞くけど、本当に僕の記憶だけは

    残るんだよね?別に君を疑っているわけじゃないんだ

    ただ僕にとってはそれだけは本当に大事な事だからね」

    老人「安心しろ、ちゃんとおぬしの記憶だけは残る

    信じられないのなら、その場で殺しても構わん

    おぬしの強さなら一瞬でそれが可能であろう?」

    レグルス「...そこまでの覚悟なら 正直君の薬には不満はあるが、効果は本物だった

    それに何度も僕は何度も助けられた それは確かだね

    ─いいだろう、君を信じようじゃないか 言い値で買おう

    君の働きに相応しい額を払おうじゃないか」

    老人「おぬしからは、もう十分過ぎる程の額はもらっているし、ワシも十分潤ったし 適正価格で構わん」

    レグルス「わかった、ありがたく受け取ろう」


    これでようやく、スバルから全ての邪魔者を排除して

    僕の僕だけの唯一の愛すべき弟、スバルは永遠に僕だけのものだ、いやそれが本来在るべきことなんだ!

    アイツらはいつも僕の邪魔をし、僕の家族と仲睦まじい

    空間に図々しく入り込んだ挙句、僕から弟を引き離し

    我が物ヅラでスバルの兄や姉を名乗った 

    いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもだ!!!!

    しかも何度も殺しても死なない!?ふざけるのもいいとこだ!僕の権利を脅かす侵略者どもめぇ....!

    ──おっと、いけない感情的になっては.... 今日でそれが

    無くなるんだ 喜ばしいことだ 何せもう誰にも邪魔する事なく、弟との平和で幸福に満たされた人生が始まるんだ

    これからそれが始まるんだ さぁ、スバル待っていてくれ

    ──



    「───なるほど、そう言うことだったんですねぇ」

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 18:19:37

    >>31

    レグルス「────ッ!!!」

    カペラ「──ようやく、決定的な証拠を見つけましたよ

    テメェ」

    ルイ「──自分が、見つけたみたいに、言ってるけどサ 

    わたしたちが、最初に見つけたんだからァ!」

    ライ「あァ、よくやったよルイ 流石僕達の自慢の妹だァ」

    ロイ「ルイが『強欲』が路地裏に入っていたって報告が

    来たから、飛んで来たよォ あっママもいたんだね」

    カペラ「...テメェ、アタクシ様をもののついでみてえに...」

    レグルス「....お前ら、どうやって僕を....」

    ルイ「? あァ、それはね」



    ルイ「さて、わたしたちもレグルスを ───ん?アレは? レグルス?なんであんな人気のない路地裏に?


    レグルス「店主、いつもの奴をくれ いつものじゃわからない?

    ....はぁ スバルからアイツらの記憶を消し去る薬だよ

    次からは覚えておいてくれ」



    ......ふーん、スバルがおかしかったのはそう言うことなんだねェ.....

    不本意だけど、お兄ちゃん達やみんなに知らせよ

    単体じゃ話にならないからサ... 馬鹿のクセに 小賢しい真似しやがって.... アイツは絶対に殺してやる....」

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 21:37:50

    >>32

    ルイ「と言うわけサ」

    レグルス「.....クッ...(まさかこの僕が奴らの気配に

    気づけなかったなんて!クソ!スバルとの時間に固執する

    あまり、奴らに隙を与えてしまった.....)」

    カペラ「──さぁ、覚悟は良いですねえ?今の状態のテメェも薬でどうにかなってんでしょう? 一度死んだら効力は切れますかね?」

    レグルス「...あのさぁ、追い詰めた気になってつもりだけど、君達はこの前、僕に手も足も出ずに無様に負けていたじゃないか また同じ目に会いに来るのと同じ」

    カペラ「勘違いすんな、アタクシ達も無策でここに来た

    わけじゃねえ」パチン


    そう言うとカペラは指を鳴らすと


    レグルス「ッ!!」

    エルザ「あら」


    上から音もなくエルザがナイフをレグルスに向け振り上げ

    レグルスは即座に反応し回避する


    レグルス「...やってくれるじゃないか 危うく首を切り裂かれるところだった」

    エルザ「──良い反応をするわね、確かにママの言う通り別人のようになっているわ」

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 03:25:39

    >>33

    ライ「─よそ見は行けないなァ!」

    ロイ「──そうだよォ!僕達に隙なんて与えちゃ

    ダメさ!」

    レグルス「──クッ!(狭い路地裏で、しかもあの

    商人がいる上に大事な薬を持っている状態で

    集団でよってたかって──しかも、なんで連携まで

    完璧なんだよぉ! 最悪だ.... でも僕には無敵の権能が)」

    ルイ「ドルケルの異能  ──拳王の『掌』」

    レグルス「グハァ!?」


    ドシャアアアアァァン


    レグルス「な...なんで、権能が...解け..? 確かに僕は...」

    ペテルギウス「──スバルに疑似心臓を植えつけていた

    はず──デスか?」

    シリウス「....よくもスーちゃんにあんな汚物を.....」


    30分前


    エミリア 「貴方達 ちょっと良いかしら?」

    ペテルギウス「アナタは、銀髪の半魔....私に何用ですか?」

    シリウス「銀髪の半魔!気安く夫に話しかけるな!

    スーちゃんといつも一緒に入れるからっていい気になるなよ!」

    エミリア 「落ち着いて聞いてもらえる?スバルの事で

    貴方達に話があるの」

    ペテルギウス「...何デスって?スバルの事で?」

    シリウス「スバルの事で!?何があった!?さっさと言えよ!!焼くぞ、お前ェェェェェェェェ!!!!!」

    エミリア 「だから落ち着いてって」 

    ペテルギウス「....今すぐに話すのデス」

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 03:32:30

    >>34

    ペテルギウス「スバルに『強欲』の疑似心臓が!?

    それは本当なのデスか!?」

    エミリア 「本当よ、微精霊の子達が見つけて教えてくれたから」

    シリウス「スーちゃんにあの男の権能を!?

    ふざけるな!あの野郎!そんな事が許されると思うなァ!?」

    スバル「だから落ち着けって言ってるじゃねえか」

    ペテルギウス「スバル!!私の事がわかるのですか!?」

    シリウス「スーちゃん!!記憶が戻ったのですか!?」

    スバル「─?あぁ、そうだけど?」

    ペテルギウス「スバルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

    シリウス「スーちゃんゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

    スバル「うわぁぁぁ!!!だからお前ら落ち着けって言ってるだろう!?」

    エミリア 「.....スバル、大丈夫かしら」

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 03:56:36

    このレスは削除されています

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 04:00:30

    >>35

    10分後


    ペテルギウス「スバル!レグルスの疑似心臓は

    潰したのデス!私の見えざる手がこう言う形で

    役に立つとは、スバルの閃きには尊敬の域に絶えない

    のデス!!」

    スバル「おうサンキューな 

    ....アイツの様子がおかしいなと思ったら、お前らの記憶を消す薬を飲まされるわ 権能は勝手に入れられるわ、

    本当にどうしちまったんだよアイツ」

    ペテルギウス「──いずれにせよ、このままにしておくわけには行きませ── 失礼、はいどうしました?左中指?

    ──何?『強欲』が路地裏に入って──

    何デスって!?『スバルが、全ての関係者を忘れ、

    その関係者からも永遠に全て忘れ去られる薬』デスって!?」

    シリウス「.......はぁ?」

    エミリア 「──え?」

    スバル「───はっ?」

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 07:21:53

    保守

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 07:30:36

    薬をどうするんだ?

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 14:43:46

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 20:04:42

    >>37

    これはスバルもドン引きのドン引きよ

  • 42二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 23:48:52

    レグルスさん、今までの回よりかなり悲惨な目に遭いそう。

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 00:59:49

    >>37

    現在

    ペテルギウス「....アナタ、自分のしている事を分かっているのデスか?

    勤勉にスバルへの愛に真摯に勤勉に報いることこそが愛!

    それを放棄し、手段を選ばぬそのやり方

    ──アナタ、『怠惰』、デスか?

    それはスバルのお兄ちゃんである私が許せないの──

    デス!!!」

    シリウス「──その上お前は、私の愛しのスーちゃんに同意もなくあんなおぞましい汚い汚物を身体に入れやがってぇ...絶対に許さんぞォォ!!!」

    レグルス「......」

    カペラ「さぁ、テメェ覚悟は出来てんでしょうね?」

    エルザ「恨みは無いけど貴方には死んでもらうわ」

    ライ「流石に許し難いよねェ....」

    ロイ「スバルが聞いたらどんな気持ちになるだろうねェ」

    ルイ「もしスバルが、泣くような事が、あれば、お前は

    一回死ぬだけ、じゃすまないよ?」

    レグルス「......クソ...一旦逃げるか」

    ペテルギウス「─!!この機に及んで逃げるのデスか!?

    『怠惰』ここに極まれりデスねぇ!!!

    逃がさないのデス!アナタの肉体に憑依し、そのまま死んでもらうのデス!!」

    ペテルギウスは背を向け逃亡を試みるレグルスの肉体に憑依を試みる 一度死○ば元に戻るか試す為だ

    憑依しレグルスの肉体を行動不能にし、自らレグルスごと命を断つのを狙う


    ペテルギウス「さぁ!覚悟を決めるのデス!貴方の野望は

    もう終わり──」


    だが


    ペテルギウス「──ッ!?弾かれた?なぜ?なぜなぜなぜ .....ありえない、まさかアナタが精霊と契約を──」

    レグルス「──シャマク!!」

  • 44二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 01:03:04

    >>43

    追い詰めされたと思ったが、シャマクでまた逃亡するのか?

  • 45二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 01:20:56

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 01:36:24

    >>43

    ライ「──コイツ陰魔法を!!」

    ロイ「なんでコイツが!? いつ覚えたんだァ!?」

    カペラ「──ただの目眩し程度 一応練度はあるんでしょう でも浅い ....ちっ、けど」

    ルイ「逃げられちゃったねェ」

    ペテルギウス「まだそう遠くには言っていないはずなのデス! すぐに追うのデス!」


    老人「──おぉぉおぉ!? おぬしもう少しゆっくり走ってくれんか!」

    レグルス「そんな余裕はないんだ!アイツらを撒くまでは

    我慢してくれ!君は僕の目的を果たす為に必要なんだ

    これからも僕のために役に立ってもらう!」


    「───そこまでだ」

  • 47二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 01:38:17

    >>46

    あっ(察し)

  • 48二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 08:45:56

    久しぶりの出番

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 09:19:55

    このレスは削除されています

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 09:22:47

    >>46

    >>46

    ラインハルト「───久しぶりだね」

    レグルス「──剣聖!?なんでここに!?」

    ラム「ラムもいるわよ」

    シャウラ「あーしもッス!!!」

    ユリウス「最優』の騎士 ルグニカ王国、近衛騎士団。ユークリウス家の嫡男にして、次期当主。王選候補者、アナスタシア・ホーシンの一の騎士

    ──ユリウス・ユークリウス 友人の一大事により

    参上した」

    レグルス「──ッ!!!」

    ラインハルト「──スバルや彼らからは全て聞いている

    今すぐに辞めるんだ」

    ラム「バルスの事はどうでもいいけど

    ──それはそれで許せないわ」

    シャウラ「お師様を、悲しませるような事はあーしが

    許せないッス!」

    ユリウス「──君も家族を愛する気持ちがあるのなら

    こんな事をスバルは望まないと言うのはわかっているの

    ではないか?」

  • 51二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 09:34:58

    >>50

    レ グ ル ス さ ん 、 終 了 の お 知 ら せ

  • 52二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 14:30:49

    さらばレグルス

  • 53二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 18:19:46

    あーあ、堂々と勝負してればこんなことにならなかったのに…

  • 54二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:43:32

    あぁこれ後ろから他の大罪司教も来て挟まれるんですね分かります

  • 55二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:51:14

    To be continue

  • 56二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:13:37

    諦めろレグルス、お前は剣聖に「アッハッハーイ!」される運命なのだから

  • 57二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:47:23

    >>50

    老人「おぬしに視界を遮られて見えぬが、剣聖と騎士が

    来ておるのか!?ど、どうするんじゃ!おぬし

    いくら神出鬼没のワシでも剣聖相手にこの場で逃げられる気がせんぞ!」

    ラインハルト「彼に抱えられてるあの老人は?知っているかい?ユリウス」

    ユリウス「すまない、私も誰かは知らないんだ」

    ラム「あの『強欲』が連れているって事は怪しい奴ね」


    レグルス「(....咄嗟に彼の身元がバレないように顔を隠したが、そう言う問題じゃないな

    ...いくら戦闘レベルが上がったとは言え、これほどの数でこられたらまたやられてしまう...

    このまま、また僕は何も果たせずに死ぬのか....?)」


    『もう諦めて、テメェはもう死んじゃえば?きゃははは

    テメェは噛ませ犬の立場がお似合いですよ』


    『あんたは学習能力ゼロの馬鹿だから、扱いやすいやァ』

    『そうそう、権能は強いのに 頭が残念だから

    宝の持ち腐れだよねェ』

    『どっちかって言えば魔女教最強戦力はレグルスじゃなくて、権能じゃないの?』


    『アナタは権能以外はまるでダメデスね.....

    慢心ゆえの奢り、隙だらけの凡人の立ち振る舞い 

    数百年、一体何をしておられたのデスか...?

    ──『怠惰』デスねぇ、アナタ』


    『貴方は言ったことがすぐに変わりますし

    話してる内容は、空っぽで何を言ってるのかわからない

    だからこそ疑問に思うんです、そんな薄っぺらい人間が私たちのような愛を本当に持っているのかと』

  • 58二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 07:59:22

    保守

  • 59二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 10:16:16

    >>57

    レグルス「...今になって、アイツらにコケにされた事を

    思い出すなんて

    ....ふざけるなよ、これで終わるだなんて....

    ───ふざけるなよぉぉ!こんな所で終わってたまるか!!」

    シャウラ「うわ!びっくりしたッス!」


    こうなれば、もう使うしかない 剣聖と鬼女用に作った

    奥の手を.... 奴らを殺せなくても 足止めなら出来るはず 一か八かだ

    レグルスは懐からミーティアを取り出すとそれを天にかざす


    ユリウス「──何をして?」

    ラム「──何か来るわ!」


    それに呼ばれるように上空から複数の何かが迫り

    それはこちらへと降下していく

    凄まじい衝撃音と共に現れたのは、複数のレグルス・コルニアス達だった

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 10:25:13

    まさかの増殖。

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 12:48:52

    >>59

    ラインハルト「これは一体...」

    レグルス「──もしもの時の為に作った、僕の複製体だよ 剣聖と鬼女の君達用にね

    この世で唯一『個』と完成された存在の僕の分身を作るのは自身の信念としては正直気は乗らなかったが 

    唯一今の状況で君達とまともに渡り合う為にはこの手段しかないと思ったんだ」

    シャウラ「──この大罪司教は、そんな技術があったんスか? ....知らなかったッス」

    ラム「いえ、違うと思うわ ──ただでさえ1人いるだけでも不快なのが複数もいると、気持ち悪くて吐き気がするわ」

    レグルス「どうとでも言えばいいさ!──さぁ君達

    目の前にいる彼らは僕達の権利を侵害する襲撃者達だ

    そんな事をすればどうなるか身体に教えてやれ!」


    ラインハルト「──来る!」

  • 62二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:18:07

    >>61

    その言葉とともに複製体がラインハルト達に向かって

    襲いかかる


    ユリウス「──アル・クラウゼリアッ!!」

    とっさの反応、俊敏に虹の極光を放ったのはユリウス

    複製体はそれに反応できず直撃し、倒れる

    それを回避していた他の複製体はそのまま向かっていく

    シャウラ「ヘルズ・スナイプ!」

    シャウラの攻撃も俊敏だった、高速、高火力の

    超精密射撃で複製体を次々と仕留めていく

    シャウラ「──何体かには躱されているッスね....

    あーしのあの攻撃を.....

    ちょっと油断できないかもしれないッス」


    ラムは襲いかかる複製体達をモーニングスターで迎え撃つ

    ラム「もしもの時にレムから借りていてよかったわ

    さぁ、来なさい  ....ん?詠唱?」

    複製体のうちの一体がラムに向かって魔法を放つ それは

    初級魔法のヒューマだった

    ラム「...なんでこの男が魔法を? それもかなりの数の──!!」

    幾つもの氷柱が、初級魔法とは思えない尋常じゃない程の速度でラムに向かう

    ラムは咄嗟に回避する、通過していった氷柱は木々を

    凄まじい威力で破壊していく

    ラム「...どうなってるのよ」

  • 63二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:35:49

    このレスは削除されています

  • 64二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:38:29

    >>62

    レグルス「──クッ!どこまでも馬鹿げた強さだなぁ!

    君!君達との戦闘経験をデータとして取り込ませて作った

    僕の複数体達を一瞬でここまで──!!」

    ラインハルト「君の複製体の中々のものだよ

    どれも隙が無く、洗練された動きをするものばかりだ

    それだけにこれほどの才能があるのに、悪事に使われるのが残念でならない」

    分かり切っていた事だが規格外にも程がある 100体は

    召喚したであろう複製体ももう半分以上も失った

    常に権能を纏った状態でのスピードとパワー、それに

    加えた、僕の戦闘データを学習させ、それに応じた動きが

    できる、僕と同格に近い強さを持った複製体だぞ!

    唯一の欠点は無敵化が発動できないことだけど....それでもさぁ....

    ....向こうで複製体がヒューマを放った?....何だそれは

    知らない そんなのはデータに入れてない

    どう言うことだ?不具合か?

  • 65二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:51:56

    流石チート

  • 66二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:44:40

    オチはどうなるんだろうか。

  • 67二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 03:26:26

    >>64

    ラインハルト「──よそ見とはいただけないね」

    レグルス「──ッ!!(もう懐に─)」

    ラインハルト「さぁ、運命を受け入れる時だ」

    レグルス「(───やられる!)」


    ラインハルト「──なっ、 ぐぅ!!」

    突如。不意に来る衝撃に思わず対応出来ず、吹き飛ばされてしまう


    レグルス「...あれ?死んでない?一体何だ.... ハァッ!?」

    レグルスが目を開いて見たもの、それは自分よりも

    遥かにガタイのある筋肉隆々の自分の複製体だった

    レグルス「こんなのも作ってないよ!!なんだこの

    僕!?──でも、助かった 今のうちに逃げられる」

    レグルスは好機だと思い、老人を抱えて走り始める


    ユリウス「──まずい!」

    シャウラ「逃がさないッスよ!」

    ラム「逃がさないわ!」

    3人もそれに気づき、複製体を蹴散らしながらレグルスを追う

    突然、3人の視界に何かが大量にばら撒かれる 白い粉だ


    ユリウス「粉?」

    ラム「....小麦粉? ──まさか!!今すぐに逃げなさい!」

    それと同時に赤く光る石が飛んできたその瞬間

    凄まじい大爆発が起きる、粉塵爆発だ

  • 68二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 07:19:04

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 07:34:31

    そろそろ終盤か。

  • 70二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 13:45:49

    保守

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:47:46

    >>67

    ラム「.....派手にやってくれるわね」

    ユリウス「....逃げられてしまったか」

    粉塵爆発により、辺り一面が燃えて、煙が舞う

    その煙の中から、爆発を起こしたであろう複製体の一体が

    姿を現す

    シャウラ「....気をつけてくださいッス!

    そいつ、他の複製体とは一線を画した強さを持ってるッス

    あーしほどじゃないッスが、投擲の技術が非常に高いッス!」

    そして、もう1人の複製体も姿を現す

    ラム「...あいつも厄介ね、初級魔法のヒューマを使うのだけど、初級とは思えない威力を放つだけではなく

    肉弾戦も中々できるみたい」

    ユリウス「...あのラインハルトと渡り合えている複製体は

    一体....?」

    向こうでは、一際逞しい肉体の複製体と剣聖がお互いの

    出方を伺いながら、睨み合う


    複製体「───(天地魔闘の構え)」

    ラインハルト「中々の強さだ これは倒すのには少し

    骨が折れそうだね

    ──仕方がない、ここは彼女達に任せよう」

  • 72二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:57:21

    >>71

    レグルス「...はぁ...はぁ、ここまで逃げればもう大丈夫」

    ペテルギウス「──見つけたのデスよ!!」

    レグルス「ペテルギウス!?なんで...?僕の場所が...?」

    老人「おぬし、肩にゾッダ虫が」

    レグルス「ゾッダ虫!? ──まさか、スバルの友人の

    オットー・スーウェンか!いつから...」

    シリウス「さぁ!覚悟しなさい!もう貴方の野望は──」


    その言葉が言い切る事なくペテルギウスとシリウスは

    瞬時にミンチになり血煙を上げた

    レグルスが砂を巻き上げ飛ばしたからだ

    ただの砂ではない、権能の効果で殺傷能力と破壊力のある最強の投擲砂だ


    レグルス「──さぁ、逃げよう、アイツらは復活して

    また戻ってくる」

    老人「おぬしはただものではないと思っていたが、ここまでとは...ちょっと待て、今ので死んでいないのか!?」

    レグルス「アイツらは何度殺しても蘇るからキリがないんだ!」

  • 73二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:07:37

    >>72

    ライ「見つけたァ!さぁ、その薬を─」

    レグルス「邪魔だ」

    次に現れた『美食』は首を切断し

    ロイ「『月しょ──』」

    レグルス「どけ」

    『悪食』は真っ二つにし

    ルイ「お兄ちゃんたち──」

    レグルス「僕の道を遮るな」

    『飽食』は権能の風圧で塵一つ残さずこの世から消し去る


    老人「...これが、悪名高い『強欲』の大罪司教の権能...

    絶大な威力じゃ...」

    レグルス「初対面から、もう既に僕の事は知っていたわけね

    ──しっかり捕まっているんだよ!」

    カペラ「逃がさねえですよ!」

    レグルス「ちっ!肉おん....カペラ!」

  • 74二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:27:36

    >>73

    老人「おぉ、竜や獣に変化したり何度攻撃されても再生するのかこの者は」

    レグルス「だからこそ鬱陶しいんだこの女は、僕でも殺せない忌々しい権能だからさぁ!」

    カペラ「きゃはははは!テメェが諦めるまでアタクシは

    どこまでも追いかけてやりますよ!

    ──せっかくなんで、あの時の借りを返してやりましょうか」

    レグルス「....そう言えば、複製体の在庫は後わずか...

    ──コイツに1体使うか」

    カペラ「ん?今何を使いやがったんです?何をしようと

    アタクシ様には無意味だってことをわからねえんですか?」

    レグルス「──カペラ、上だ」

    カペラ「あぁん?上── ッ!!」

    上を向いた途端、複製体が急降下し、カペラにのしかかる

    そのまま衝撃音と共に地面に深く埋まった

    カペラ「ガハ..ァ...テ...テメェ、や..やりやがったな」

    レグルス「しばらくそのままおとなしくしてなよ

    じゃあ僕は行くから」

    カペラ「テメェ..待ちやがれ!─おいテメェ離せよ!

    離しやがれ!.....テメェ何蹴られてニヤついていやがんだ!

    気持ち悪いんだよ!豚!汚物!腐肉!うん⚪︎!死⚪︎!!

    ──アイツ絶対に許さねえからなぁ!!!!」

  • 75二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:57:59

    >>74

    ペテルギウス「ようやく追いついたのデス!!」

    シリウス「さっきはよくも殺してくれたなぁ!」

    ライ「やってくれるじゃないか!馬鹿のくせにさァ!」

    ロイ「僕達からは逃げられると思わないでよねェ!」

    ルイ「許さない、逃がさない、絶対の、絶対に……ッ!

    レグルス・コルニアス!!」

    レグルス「─っ!」

    キリがない、どこまでも追ってくる 何度バラバラにしても追ってくる 分かり切ってはいるがしつこすぎて嫌になる屑どもめ これでは撒く物も撒けない

    レグルス「──仕方ない」

    ペテルギウス「ようやく諦める気になりました──デス!?」

    レグルスは周囲を吹き飛ばし、追手を再びこの世から消し飛ばす

    レグルス「すまない商人... ここからすぐに町がある

    そこに身を隠してくれ 君をまだ死なせたくない」

    老人「....おぬしはどうするんじゃ?」

    レグルス「このまま奴らから撒いて見せる、僕は絶対に

    諦めない、もし撒くことができたら

    ──ここの町に行き、君の前にまた現れる事を約束しよう」

    老人「...わかった、ならばワシはしばらくこの町にいよう

    ...待っておるからな」

    レグルス「─あぁ」


    その後も次々と追手が来ては蹴散らすを繰り返し、無我夢中で逃げ続けた 当てもなくどこまでも、どこまでも

    気づけば東の果てまで走り、大瀑布に着いていた

  • 76二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:59:02

    ようやく終盤の近くまでたどり着いた 長々と本当にすみません

  • 77二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:32:05

    >>76

    薬篇のレグルスさんの結末を楽しみにしています!

  • 78二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:36:16

    >>77

    ありがとうございます!

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 07:06:32

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:59:38

    とうとうクライマックスか

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:48:01

    さぁ結末はどうなるか…

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:00:30

    >>75

    老人が再登場する日はいつになるのだろうか。

  • 83二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 01:34:20

    このレスは削除されています

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 01:36:17

    >>75

    レグルス「....大瀑布、こんな所にまでたどり着いていたのか.....」

    全てを押し流す水の奔流、大瀑布 

    再び会えたスバルは確かその彼方からやってきたと聞いたことがある

    無我夢中で逃げていたら、まさかここに辿り着くとは

    思わなかった

    轟くように勢いよく流れる水流

    ───水に関しては良い思い出はない

    スバルを取り戻そうとするたびに邪魔をするあの忌々しい剣聖を思い出すからだ あとあの鬼の女も

    ─そして何よりもスバルの兄や姉を自称する不埒者どもも


    レグルス「....どいつもこいつも僕とスバルの仲睦まじい

    2人だけの空間に割り込んで、邪魔ばかりして

    僕とスバルの権利を侵害しやがって.... 僕はただ弟と

    平穏で穏やかな日常をいつまでも続けばいいだけなのに

    ただそれだけなのに...」


    あの路地裏であの商人に出会えてよかった、出会えて

    いなかったら、奴らに権利の侵害をされ続ける毎日が

    続いていただろう 一時の安いプライドや感情で全て

    台無しにしていただろう

    今の僕は違う、今の僕は奴らよりも遥かに優れていて

    愛する弟に相応しい完璧で完成された兄だ

    .....いや正確にはまだで、いずれはそうなる予定だ

    鍛錬やあの複製体の製造にもう少し時間をかければあの

    剣聖や鬼の女ですら手も足も出なくなるだろう

    対抗策の為に自身の複製体を生み出すのを思いついたのは正解だった まさかそれが実現できて、初の実践であそこまで上手くいくとは思わなかった

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 01:58:56

    このレスは削除されています

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 02:08:43

    >>84

    今のところ、撒けたのか奴らはまだここに来ていない

    今のうちに、身を隠すチャンスだ

    身を隠してやり過ごし、弟を取り戻す為の力や複製体の

    兵力を──

    いや待て、スバルに薬を飲ませれば全て解決するのでは

    ないか?

    飲ませれば、敵は全ていなくなる そうなればもう追われる事もない完全勝利だ

    奴らの対策に気を取られて、優先すべきことを忘れてしまっていた 

    そうだよ、今まで奴らから必死に逃げて来たのはスバルには飲ませる薬を奪われない為 その目的を果たす為

    そうならスバルを一刻も早く探し、この逃走劇を終わらせなくては──


    「───そこまでよ」 


    レグルス「──もう追手が!  ──お前は!!」


    「──その薬を渡して、スバルから 私たちから大切な人を奪わないで」


    レグルス「──79番」



    エミリア 「私はエミリアよ、貴方の奥さんじゃない

    ──私、今すごーく怒ってるから、貴方が例えスバルの

    お兄さんだったとしても手加減してあげられないの」

  • 87二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:14:00

    保守

  • 88二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:42:52

    >>86

    エミリアが登場?

    あっ(察し)

  • 89二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:07:29

    保守

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:48:40

    最後はあなたが決めるのか

  • 91二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:48:55

    終盤の終盤に入ったな。

  • 92二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 00:11:45

    このレスは削除されています

  • 93二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 00:13:23

    >>86

    レグルス「....いきなり現れたと思ったら、随分な態度じゃないか、怒った顔なんて君には似─」

    相手の出方を窺うレグルスの一声、それが最後まで言い切る事はなかった なぜなら

    エミリア 「──えいや!!」

    レグルス「──ゴッハァ!?」

    爆発したかのようにレグルスの距離に詰めたエミリアの

    容赦のない氷のガントレットがレグルスの鳩尾に突き刺さったからだ


    エミリア 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」

    レグルス「がッ!?ぐはっ!ごっはぁ!」

    一瞬の激痛に怯む間も無く、続き様に放たれるエミリアの怒涛のパンチラッシュ

    速すぎた、思わず反応が遅れてしまった エミリアは

    こんなに強かったのか? しばらく会わない間に一体何が....だが

    エミリア 「これで――」


     どうだ、と言いかけたエミリアは、氷で固めた拳の感触に違和感を覚えた。

    先ほどは手応えはあったはずだが、急に硬く頑丈な壁をぶったような感触に

    レグルス「──いきなり、やってくれるじゃないか....」

    絞り出すような声でそう言ったレグルス、その胴体を無敵の権能が守っていた

    エミリア 「──時間制限付きでしょ!知ってるんだから」

    エミリアは手の中で形作られた氷槌を作り出し

    それを大きく振り上げ

    エミリア 「──アイスブランド・アーツ!」

    レグルス「ぐぅぅぅぅぅ!!!!」

    繋がるように放たれた氷槌のフルスイングの衝撃に耐えきれず、レグルスは勢いよく飛ばされる

  • 94二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:20:58

    対レグルス特攻エミリアたん

  • 95二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:31:41

    ボ コ ら レ グ ル ス さ ん

  • 96二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 11:48:49

    >>93

    飛ばされる方向は大瀑布の滝壺だ

    レグルス「──ッ!」

    レグルスは何とか踏み止まり、大瀑布からの落下は免れた

    同時に

    レグルス「ぜふゅ....はぁ....はぁ....」

    無敵化による自身の心臓を停止させた激痛に胸を掻きむしる

    小さな心臓さえあればこんな痛みを味わうことなんて

    なかったけど、もう既に寄生先はバレて潰されてしまっている それができるのは

    レグルス「....ペテルギウスと君か.,..」

    エミリア 「そうよ、不本意だけど、『怠惰』の大罪司教に力を借りたわ スバルが提案してね

    勝手にスバルに貴方の心臓を入れたり、私たちの記憶を

    スバルから消そうとしたり、貴方は何を考えるの!?

    スバル、貴方がそうしようとしてるのを知って

    すごーく悲しんでいたのよ!」

    レグルス「.....何だって....スバルが?」

    エミリア 「以前の貴方は少なくともそんな事をするような人じゃなかったって言ってた 

    ....いやアイツらなら、もしかしたらしてもおかしくないかとも言ってたわ」

    レグルス「....僕信用されていないじゃないか、それよりもスバルが悲しんでいただって!?

    それは許せないなぁ!いくら冷静沈着な僕でも許せない!

    僕のせいみたいに言ってるけど、元々はアイツらが邪魔しなければこんなことにはならなかったんだ!

    僕にその矛先を向けるのはおかしくないのかなぁ!?」

    エミリア 「──口で言ってもわからないみたいね

    おかしくなっているのはわかるけど、貴方に容赦はしない」

    レグルスの自己中心的な言動にうんざりした

    エミリアは右手を突き出し、周囲に冷気を発生させ

    上空に拳型の氷塊をいくつも作りだし、レグルスに向ける

  • 97二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 12:37:31

    >>96

    レグルス「───ッ!」

    それを見たレグルスの反応は早かった 特殊なミーティアを掲げて、複製体を召喚を試みる

    エミリア 「.....何?」

    レグルス「もう出し惜しみはできない、全て使う!!」

    残った複製体は6体、レグルスはその全てを使う

    エミリア 「──ウル・ヒューマ!!」

    レグルスの行動に不審に思いつつも、エミリアはレグルスに向けて無数の氷塊を飛ばす

    エミリア 「これで──」

    だが、レグルスに向けられた氷塊は突如発生した炎に

    全て溶かされる

    レグルス「──間に合ってよかった」

    レグルスの前に6体の複製体が並ぶ

    エミリア 「これが、オットーくんが言っていた貴方の

    複製体ね」

    レグルス「....剣聖や鬼女用に作った僕の複製体だけど

    どう言うわけか、設定した覚えもない個体がいくつも出てね

    その今炎を出したやつもそうさ 何でこうなったのはかはわからないけど、そのおかげで剣聖や鬼女を足止めできたんだから、良い誤算さ

    ──さぁ、どうする?君はこの数を前に」

    エミリア 「...前に貴方からニ対一は卑怯だと聞いたような

    気がするんだけど」

    レグルス「君相手にはこれでようやく対等さ」

    エミリア 「──卑怯者」

    レグルス「どうとでも言えばいい、僕も手段は選んでいられないからね」

  • 98二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 17:16:11

    最終決戦はエミリアVSレグルスか。

  • 99二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 18:02:38

    >>97

    レグルス「(はぁ....はぁ....足がフラつきそうだ 

    権能による激痛と最初のエミリアの怒涛の連撃 

    アレが効いた 以前とは比べ物にならないぐらいの力じゃないか....クソ....

    でも、ギリギリ複製体を召喚するとか出来て形勢逆転だ

    ここは複製体に時間を稼がせ、回復を待って反撃を─)」

    エミリア 「そう、──なら私も6人増やすわね」

    レグルス「──何だって?」

    エミリアは再び冷気を発生させ、氷塊を生み出す

    その氷塊は人型に形作られて

    レグルス「──スバル!?」

    スバルに似せた6人の氷の兵隊さんがレグルスの前に

    たちはばかる

    レグルス「お前!ふざけるなよ!君に人の心はないのかなぁ!?

    氷像とは言え、僕に愛する実の弟を手にかけさせるだなんて!」

    エミリア 「スバルは私の騎士様よ」

    レグルス「答えになってない!スバルは僕の弟だ!

    力はないし愚図のペテルギウスより遥かに弱いけど、僕にとっては目に入れても痛くないほど可愛い僕の弟なんだぞ!」

    エミリア 「...知らないの?レグルス 子は親が知らないところで成長していくものよ」

    レグルス「....それは、まぁ...確かに ───いやいや!

    スバルは子じゃなくて弟だし!まあ確かにわかる気はしないでもないけどさ!と言うかそれも答えになってない─」

    エミリア 「スバルを事を大事に思ってるなら、スバルの

    気持ちを考えなさい!」

    レグルス「だから、答えになっていないって言ってるじゃないか!!」

  • 100二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 18:28:45

    >>99

    エミリア 「スバル、頑張って!!」

    エミリアの声援とともに6人の氷の兵隊達はレグルスに向かって突撃していく

    レグルス「──し、仕方ない....背に腹は変えられぬだ

    すまない、スバル

    ──複製体、迎撃するんだ」

    レグルスは覚悟を決めて、複製体に迎撃を指示する

    レグルス「....どうした?複製体、なぜ動かない?」

    だが複製体は一歩も動かない

    レグルス「──おい!どうした!お前たち!

    なぜ主である僕の命令を聞かない!? おかしい!何で

    さっきまではすぐに作動していたのに.....」

    氷の兵隊達は、複製体に向け、氷で作った武器で複製体に

    攻撃を放つ

    複製体「ーーーッ」

    複製体は全員が無抵抗のまま、攻撃を食らい 破壊され

    その場に倒れた

    レグルス「...馬鹿な... 何の抵抗も出来ずにやられてしまうなんて...なぜだ、彼らは僕のデータを取り込ませた優秀な複製体....

    まさか、僕のスバルを想う気持ちまで取り込んで

    だから攻撃をしなかったと言うのか.....?」

    エミリア 「レグルス」

    レグルス「──ッ!?」

    気づけばエミリアはもう既に目の前にいた

    エミリア 「貴方の奥さんはそう言えば291人いたわね」

    レグルス「.....急に何を言っている?」

    エミリア 「貴方には、スバルだけじゃなく 

    奥さん達を苦しめて傷つけた罪もあるわ 奥さん達に

    怒りと憎しみを届けてと託されていた

    ──だからスバルの分も含めて貴方が傷つけた人数だけ今から貴方を計292発、殴るわね」

    レグルス「──はぁ!?」

  • 101二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 18:36:03

    え?エミリア。。。
    かなりブチギレてるぞ。
    これは生きて帰れないかもな、レグルスさん。

  • 102二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 18:41:05

    >>100

    レグルス「ふざけるなよ!?なんで急にそんな話になるんだ!?」

    エミリア 「後みんなを複製体で傷つけたのも──」

    レグルス「──もう付き合ってられないよ!撤退させて

    もらう!!」

    エミリア 「──あっ!待ちなさい!

    レグルスは身を翻し、権能で高速移動で逃走を図る

    大瀑布から少し離れて、エミリアから距離を離す

    が、少しバランスを崩し その拍子で薬が落ちて転がっていく

    レグルス「──あっ、薬が」

    慌てて薬を拾いに向かう そこに薬を拾うものがいた

    レグルス「おい!その薬は僕のだぞ!勝手に」

    スバル「──拾うなってか?」

    レグルス「!!!?? ス、ス、スバル!?

    な、なんで、こ、ここに」

    ペテルギウス「私のいるのデスよ」

    シリウス「私もです」

    ライ「俺達もォ」

    ロイ「僕達もサ」

    ルイ「私達もォ」

  • 103二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 19:39:07

    >>102

    レグルス「ス....スバル....」

    スバル「お前さぁ、ひでぇよ なんで俺にあんなものを

    飲ませようとしたんだ?

    お前らが大罪司教で頭がおかしいのはもう知ってるし、別にしてたとしても不思議とも思わなかった

    初めて出会ったときは、いきなり俺の兄と姉を名乗ってきた時は何の冗談かと思ってたよ

    それから、お前らに拉致されたり、連れ込まれたり

    大罪司教の仲間だと疑われたり....疲れることばかりの

    毎日だけど

    曲がりなりにも本当に自分の家族を愛していて、それが

    伝わっていたし、お前らと過ごす毎日も悪くねえなとも思っていたんだよ」

    レグルス以外の大罪司教「「「「「スバル....」」」」」

  • 104二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:18:47

    >>103

    スバル「──けどなぁ、俺の好きな人達を俺から

    奪おうとしたお前だけは許せねえんだ」

    レグルス「ス、バル...」

    今までに見たことがないスバルの表情 それは憤怒にも

    近い怒り 体全体にスバルの怒りを感じる

    ──この怒りを昔見たことが──


    『レグルス兄ちゃん!なんで、父さんや母さん達を

    みんなを殺したんだよ!』

    『こんな事をして俺が喜ぶと思ってんのか!?』

    『許さない... 大好きなみんなを殺した兄ちゃんを─

    お前だけは絶対に許さない』


    レグルス「──あ」

    ペテルギウス「スバル...凍土のように冷たい目をしているのデス...」

    シリウス「スバルにあの目を向けられたら、私は生きては

    いられませんね....」

    エミリア 「──ようやく、追いついたわ!」

    スバル「エミリア!?」

    エミリア 「え?スバル?何でここに?」

    スバル「みんなレグルスを止めに行ってるのに、俺だけ

    何もしないわけにはと思って、パトラッシュと一緒に」

    パトラッシュ「――――」

    エミリア 「馬鹿!だからってこんな無茶をして来ることないでしょう!」

    シリウス「不本意ながら、この半魔の言う通りですね」

    ルイ「そうだよスバル、来るならわたしたちを呼ばなきゃ」

    スバル「....すまねえ、お前ら」

  • 105二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:40:23

    このレスは削除されています

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:42:32

    >>104

    エミリア 「──さて」

    レグルス「!!」

    エミリア 「今度こそちゃんとやられてもらうわ

    私のはただのエミリア。エリオール大森林で生まれた、

    氷結の魔女 同じ魔女の悪意になんて屈しない

    面倒臭い女よ」

    レグルス「ふざ、けるなぁ――!」

    エミリア 「うりゃああ!うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ─ッ」

    レグルス「グハァァッ!?」

    エミリアは目にも止まらぬスピードでレグルスに拳を連続で叩きこむ そのスピードは大瀑布のときに放った拳よりも速い

    エミリア 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」

    レグルスの全身に打ち込まれる拳の威力は絶大だ 

    エミリア 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」


    スバル「....おぉ」

    ペテルギウス「....凄まじい威力なのデス」


    エミリア 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」

    レグルス「ウギャアァァァァァァァァァァァァ!!!!」

    凄まじい断末魔が響き渡る


    シリウス「.....ドメスティック・バイオレンス半魔」


    BGM『il vento d'oro』

  • 107二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:52:03

    >>106

    エミリア 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ」

    レグルス「おい、やめ──ガハッ!グハッ!ゴェッ!」


    ライ「....なァ?何発ぐらい行ったと思う?」

    ロイ「260発は行ったんじゃないかな」

    ルイ「容赦ないね、恐ろしい女」


    エミリア 「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ

    ──これで最後!」

    最後の一発は、拳を振り上げて

    エミリア 「292発!!」

    振り上げる一撃がレグルスの股下から入り、その体を縦に直撃――レグルスは悲鳴も上げられないままに、大瀑布の方向へと打ち上げられた


    「――――ッ!!」


    悲鳴とも罵声ともつかない声が、木霊していく。

  • 108二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:13:00

    >>107

    レグルス「ありえないありえないありえない なんで僕が

    こんなに遭わなきゃならないんだよぉ!

    僕は魔女教大罪司教でありスバル教弟愛司教『強欲』担当のレグルス・コルニアスだ!この世で最も満たされて!

    最も『個』として確立して!そしてこの世で最もただ1人の弟を愛している心身ともに揺らぐ余地も無く愛に満ち

    足りた存在!

    僕は悪くない、何も悪くない、お前らが悪いんだ!

    お前らが僕を哀れんでかわいそがるだけでは飽き足らず

    僕からスバルを奪ってひとりにするんだ

    ....笑い声が聞こえる、僕を見てるだろ!僕を見て笑ったんだろ!それとも僕の弟を笑ったのか!僕と僕の弟の何が

    おかしい!僕と僕の弟の何を見て笑った!

    ヘラヘラと笑うな!

    僕の妻は笑わなかった 僕の最初の妻は何をしたって笑わなかった ただスバルと一緒に綺麗で可愛い顔で僕をずっと見ていた

    僕とスバルの家族を殺して、妻の家族や言いよる人間も

    みんな殺して、三人きりで妻とスバルはずっと笑わなかった

    それでいい妻は笑わなくていいんだ、笑わせられなかったんじゃない 笑わなくていいんだ 笑わない顔が綺麗だったんだから笑わなくていいんだ! 笑うのはスバルだけでいいんだ!

    ──待てよ、何で笑う?──やめろぉ!!」

  • 109二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:28:37

    >>108

    レグルス「どうして最期の瞬間にだけ笑う....?

    笑うな!違う!僕は一人になんてならない!お前は僕の妻のくせに、どうして僕からスバルを奪って僕が一人になるのをいい気味だなんて笑うんだ!!

    スバルもどうして笑わなくなって、どうしてそんな憎しみに満ちあふれた目で兄の僕をそんな目で見るんだ!!

    ふざけるなァァァァァァァァァァ!!!!

    僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない」

    レグルスは大瀑布の方向に飛んでいき、滝に迫っていく

    そのタイミングで上空から巨大な氷塊が出現し、下のレグルスを捉える

    レグルス「僕は悪くな──はっ!」

    エミリア 「アル・ヒューマ!!」

    レグルスが気づいたのも束の間、エミリアが巨大な氷塊を

    降下させ

    レグルス「───!!!!」

    大瀑布の滝に降ってきた氷塊と共にレグルスは沈んでいった

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:45:52

    >>109

    スバル「──エミリアたん、また浮かない顔をしてるね」

    エミリア 「うん、やっぱりどこかで会ったような....

    でも思い出せなくて」

    ライ「あんな、薄っぺらい奴のことなんて思い出す価値なんてないサ!」

    ロイ「そうそう、思い出したところで何の意味も無いと

    思うからサ!」

    ルイ「それよりお腹が空いたよスバル、またマヨネーズを作ってよ!」

    シリウス「──あの半魔、スーちゃんに気安く近くに....」

    ペテルギウス「シリウス、落ちつくのデス」



    ラインハルト「.....止まったね」

    ラム「止まったって事は、誰かが『強欲』を倒したのね

    ようやく終わったわ」

    シャウラ「ふぅ.....凄く疲れたッスぅ〜 お師さんに癒やしてもらいに行くッス〜」



    メィリィ「ママ〜 大丈夫?」

    エルザ「ママ、私が手を貸そうかしら?」




    カペラ「......しばらく、1人にさせてくれます」

  • 111二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:04:15

    >>110

    レグルス「ごぉ、ぼぁっ ぐぼっ ごぼ」


    ....僕は絶対に諦めないからなぁ、すぐに蘇って

    またあの商人から再びあの薬をもらいスバルに飲ませて

    今度こそ絶対に絶対に絶対に――――――ぃ




    レグルス「....あれ?ここどこなわけ?こんな草むらに

    僕を寝かせたのはどこの誰なわけ?

    僕は屋敷の寝室で寝ていたのに、おかしいじゃないか

    誰かが悪意を持って僕に嫌がらせを」

    スバル「レグルス!」

    レグルス「おやスバル、僕に会いに来てくれるなんて

    嬉しいじゃないか 今日は僕と一緒に」

    スバル「なぁ、レグルス?」

    レグルス「?なんだい、スバル?」

    スバル「お前はいつものレグルスだよな?」

    レグルス「はぁ?何の質問をすると思えば

    僕は僕だよ、今日も変わらず完璧で最も『個』として完成された存在さ」

    スバル「......よかったぁ」

    レグルス「ど、どうしたんだい?そんな安堵したような

    声は」


    こうしてレグルスの野望は潰え 平和な日常が戻ったの

    あった

    『完』


    10日間お付き合いいただき本当にありがとうございました

  • 112二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:08:50

    今まで楽しませていただきました!

    >>106にあるBGMを聞きながら、読んでいるうちに思わず笑ってしまいました。

  • 113二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:19:59

    このレスは削除されています

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:24:07

    >>112

    ありがとうございます!正直文章力が低い上にスレに

    ここまで書いていいのかなと思うときもありましたが

    思いのほか好評の声や楽しんでいただけた方々もいて

    それが嬉しくて楽しくなり、最後まで書ききることが

    できました

    正直に言えば前スレに書いていたカペラの物語よりは

    短くしようと思っていましたが

    想像以上に書きたいことが多く、気づけば10日間まで

    書いてしまいました💦

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:16:01

    このレスは削除されています

  • 116二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 04:46:03

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 04:47:23

    >>111

    蛇足


    路地裏の商人

    小さな路地裏で怪しい商売をしている老人 

    神出鬼没で、決まった場所を選ばず ルグニカ以外にも

    ヴォラキアなど範囲は広い 

    勘の良さと鋭い目利きで相手が求めているのを見極める

    能力がある

    怪しい商売をしている割には、気に入った客には親身に対応したり

    要望には出来るだけ答えたりもする

    なお、自分の商品によって客以外の周りの影響は

    一応忠告は入れるもののあまり考えていない


    薬を飲んだレグルス・コルニアス

    薬を飲んだことにより、知力が大幅に上がり 

    自身の権能を活かすために、鍛錬を行なったり

    難敵の剣聖達の対策のために、どこからかその技術を得て

    自身の複製体を複数創っていた


    レグルスの複製体(レプリカ)

    レグルスが自身をベースに創り上げた、複数の分身 

    ラインハルトやラムと戦った情報を組み込み

    それに応じた戦い方ができる

    それでもラインハルトやラムなどの相手には少しの足止め

    にしかならないが

    個体の中には、レグルスの情報にない戦闘スタイルを

    する個体が複数いて 

    あのラインハルトやラム達とも互角に渡り合っていた

    どこからか別の世界線の情報を得て そうなったのか、そうならなかったのか 原因は不明

  • 118二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 05:02:19

    >>110

    おまけ

    カペラ「..........」ブツブツ



    メィリィ「.....エ、エルザ」

    エルザ「帰ってから、ずっとあの調子ね」




    カペラ「あの童貞野郎はぜってーにブチ○す...

    ブチ○してやる.....

    ....あぁ、スバル...アイツに汚されて傷ついたアタクシの

    身体と心を癒してください...」




    カペラ「テメェら、丁度いいところにいましたね」

    メィリィ「!! マ、ママ...」

    エルザ「あら、また頼み事かしら?」

    カペラ「そうですね.... スバルをここに連れてきてください 一刻も早く」

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 06:59:58

    カペラ陣営の再来か?

  • 120二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 07:25:31

    保守

  • 121二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 07:36:55

    >>118

    メィリィ「──と言うわけでついてきてもらえるかな

    お兄さん?」

    スバル「....どうせ俺に拒否権はないんだろ?

    わかった行くよ お前らも俺を連れてこられなきゃアイツに何されるかわからねえ事くらいは知っているさ」

    エルザ「察しが良くて助かるわ 私達の立場を考えてくれてありがとね」

    スバル「勘違いすんな、ペトラの友達の為だ」




    レグルス「ん?あれはスバルと肉女のところの?

    ....はっ、小賢しい真似を」

  • 122二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 13:36:16

    >>121

    エルザ「着いたわよ」

    スバル「こんな霧に覆われた森に洞穴が... お前らの

    隠れ家って一体いくつあるんだよ」

    メィリィ「それはお兄さんでも言えないかな

    ただ世界中にたくさんあると言うのだけは言っておくわ」

    スバル「アイツの組織って想像以上にデカいんだな....」

    エルザ「さて行きましょうか、ママが待っているから



    レグルス「──はぁ?急に見失ったぞ?アイツらは確かに

    ここにいたはずだぞ 

    あぁ、霧が濃くて視界が悪くて仕方ない 

    ムカつくなぁ」

  • 123二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 16:42:05

    カペラさんの逆襲

  • 124二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 18:32:45

    >>122

    3分後


    カペラ「..........」

    スバル「おい」


    メィリィ「...え?今何が起きたの?」

    エルザ「おそろしく速いハグ、私じゃなければ

    見逃していたわね...」

    メィリィ「エルザ今の見えてたの!?」

    スバル「お前ら、一体コイツに何があったんだよ?」

    カペラ「...お姉ちゃんが側にいるのに堂々と他の女と浮気して

    アタクシを放置するなんて、随分とひでぇ弟じゃねえですか....」

    スバル「ちげえよ!」

    エルザ「相変わらず仲が良くて何よりだわ」

    スバル「どこかだ!」

    カペラ「...テメェら、ご苦労様でした 後はアタクシとスバルの二人きりにしてください」

    エルザ「わかったわ」

    メィリィ「じゃあ、お兄さん、ママ、ごゆっくり」

  • 125二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 18:38:31

    >>123

    カペラ逆襲篇か

  • 126二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 20:05:04

    >>124

    カペラ「久しぶりにアタクシの可愛い可愛い肉弟

    スバルと二人きりで過ごせるなんてアタクシは幸せですねぇ」

    スバル「元気そうで何よりだよ、最近お前だけ全然姿を見せていなかったから、エルザ達に聞いたら

    レグルスの騒動以降隠れ家にずっと籠っていたみたいじゃねえか?」

    カペラ「......あー やっぱりそれ聞いちゃいますか」

    スバル「あの時お前だけ来てなくて、それ以降も

    現れていなかったからな 流石におかしいなとは思ったよ」

    カペラ「.........」

    スバル「なぁ、あのとき何があったのか話してくれないか?仮にもお前の弟みたいだから

    言ってくれるなら、何か力になれるかもしれない」

    カペラ「.......二人だけの秘密ですよ」

  • 127二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 20:43:47

    >>126

    スバル「....なるほどな、レグルスの複製体に」

    カペラ「アイツに出し抜かられるだけでも屈辱的なのに

    あの童貞野郎の変態クズにアタクシの美しい身体にベタベタしてきやがるばかりか、何度蹴っても、踏んでも

    効かねえばかりか、嬉しそうにしやがる....思い出しただけでも寒気が」ゾワゾワッ

    スバル「(ラインハルトから聞いた複製体とは違う個体なのか?)」

    カペラ「仕舞いには、アタクシの美しいおみ足にアイツは....アイツは....舐...舐め...舐....アァァァァァァァ!!!」

    スバル「おわ!?」

    カペラ「あの後は...舐められた足を何回も何回も洗ったことか、でもあの童貞野郎の感触が今でも残って残って

    消えやしねえ!!これほどの屈辱を味わったのは生まれて初めてだ!

    死○!死○!死○!あの変態マゾ豚、器極小の童貞クズ肉がァァァァァ!!!」

    スバル「(...なるほどな、これは相当な重症だ)」

  • 128二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 21:14:25

    >>127

    カペラ「外に出ても、無数のアイツがいて

    アタクシをいやらしい目で見て。気持ち悪くなって

    今すぐにでもブチ○してえのに、気持ち悪さが勝って

    外に出られなくなって、アタクシはこんな所に何日も!

    何日も!」

    正直驚いていた、あの『色欲』が あの人間の尊厳と価値観を弄ぶ怪物がこんなにも弱々しくなっていたことに

    想像以上にあのときの事がカペラにトラウマを植え付けて

    しまっているようだ

    カペラ「もしアイツらにそれを知られて、何よりもそれを

    アイツに知られたら、アタクシはもう一生外に出られねえんですよ!」

    スバル「....なるほどな、大変だったんだなお前」

    こうして見ると、あの『色欲』の大罪司教も可愛らしい

    童女だ 最近は彼女らに情が芽生えたのか不覚にも守ってやりたいと思ってしまった そう思いスバルは口を開こうとすると


    カペラ「──そこで、アタクシはテメェにお願いしてえ事があるんですよ」

    スバル「お?お...おう、急に唐突だな?何だ?

    可能な限りなら、答えてやってもいいぞ」

    スバルの返答にカペラは自分の片足を少し浮かし

    カペラ「──アタクシのおみ足にキスして欲しいんです」

    スバル「......は?」

  • 129二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 05:29:55

    保守

  • 130二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 08:44:15

    >>128

    足キスに嫌な思い出があるスバル…

  • 131二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 11:51:31

    >>128

    スバル「亜人の血とか付いてないよな?」

  • 132二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 15:35:41

    スバル「弟に頼むことじゃねぇだろ!」

  • 133二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:26:32

    カペラ姉様相当心えぐれたらしいな…

  • 134二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:28:08

    >>128

    プリステラ


    ライ「ラムが最近俺たちに魔獣の討伐を依頼してくれるんだァ

    タダ働きで、ラムも僕達にようやく心を開いてくれたの

    かなァ!? 

    ...もしかしたら、ラムを食べられるのも夢じゃない!?」

    ロイ「....単に上手く扱われてるだけなんじゃないかなァ?」

    ライ「そんなことないサ!今まで何回会っても冷たい対応だったアイツが俺たちに頼み事をしてきたんだ!

    これはもしかしたらワンチャンあると思わないかい!?」

    ロイ「(完全に浮かれるなァ、ライ)ライが言うなら

    そうなんじゃないのォ?」

    ライ「あァ....この喜びをスバルとルイに伝えたい

    ──そう言えばルイってどこに行ったかなァ?」

    ロイ「え?ライも見てないのォ?朝にスバルに会いに行くって言ったきり戻ってきてないんだけど」

  • 135二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:16:13

    >>128

    カペラ「──ですから、アイツに汚されたアタクシの 

    おみ足にスバルの口づけで上書きしてほしいんです」

    スバル「....マジかよ」

    カペラからのお願いは常軌を逸していた、いやカペラに

    限らず他の大罪司教もだ アイツらの弟に対する溺愛は

    どこか異常だ

    頬にキスやハグは当たり前、時にマーキングだと言って

    噛みついたり、顔をぺろぺろと舐める奴もいる

    何なら屋敷にも侵入し、寝室や風呂にまで入ってくる

    始末だ

    毎日会わない日はない、全員が現れる 魔女教の活動など

    そっちのけで そのおかげなのか魔女教の被害を聞かないのは

    だからと言って平和ではない 自分を巡って殺し合いに

    発展するのだ それはもう壮絶で

    いつからかラインハルトがそれを鎮圧する為に毎回現れてくれるようになった 

    その度にアイツらは死んでいるのだが、どういうわけか

    死なない 死んでも、しばらく経ったら何事もなかったかのように戻ってくるのだ 自分と同じ死に戻りを得たように

  • 136二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:47:12

    >>134

    同時刻 プリステラの刻限塔


    シリウス「皆さん、お忙しい中 お集まりいただきありがとう、ごめんね

    今日は私の弟、スーちゃんがどれだけ

    愛くるしい子かお話をしますから 静かに聞いていただけたら助かります

    スーちゃんはいつも寝るときの顔はとても可愛くて

    それはまるで魔獣の子犬のような愛くるしいさで私は...

    ──は!他の大罪司教にスーちゃんを奪われた気配を感じます!

    スーちゃん!今からお姉ちゃんが行きますからねえ!!

    急遽、用事が出来てみんなにスーちゃんのお話を聞かせてあげられなくてごめんねえええ!!!!」

  • 137二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:53:41

    >>136

    光景を見ている一般人、ひたすら困惑するしかないだろうな。。。

  • 138二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 22:31:12

    このレスは削除されています

  • 139二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 22:41:06

    >>136

    リリアナ「.....この人達の様子、また『憤怒』の大罪司教の

    せいですね

    全く最近はここに来るたびにスバル様の惚気話をしては

    これなんですから

    まぁ、私としてはこの流れで皆さんに歌を聞いてもらい

    良しとしますか」


    ペテルギウス「シリウスはどこに行ったのデスか?

    急にいなくなるとは、何を考えて.....

    ....おや、この歌声は確かスバルが言っていた....良い歌でありますデスね...」





    シリウス「スーちゃああああん!!!どこにいるんですかああああ!!?いたら私に返事をお願いしますうううううう!!!!!」

  • 140二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 22:55:01

    >>139

    まさかのリリアナ登場。

    この長篇で活躍するのかな?

  • 141二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 06:01:54

    保守

  • 142二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 08:50:45

    >>128

    こうして見るとあのカペラが可愛く見えるな。

  • 143二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 10:24:08

    >>139

    プリステラから離れた町外れの道


    シリウス「──まさか、貴方に出くわすとは思いませんでしたご老人」

    老人「おぬし、あの時の...『強欲』を追跡していた大罪司教か

    『強欲』はあの後はどうしたんじゃ?」

    シリウス「えぇ、この節はどうも 貴方のおかげで

    私もペテルギウスもかなり手こずらされました

    『強欲』ですか?『強欲』はあれ以降効果が切れたのか

    あの日のことは全て忘れていますね」

    老人「.....そうか」

    シリウス「私もペテルギウスも何度も何度も殺されましてね 貴方のおかげで

    .....ただで済むとは思っていませんよね?」

    老人「....それで?ワシを殺すか?」

    シリウス「そうですね.....この場で焼き尽くして消し炭に

    してやる!!

    ──と言いたいところですが、ここで会えたのも私にとっては良い機会です 貴方、商人なんですよね?

    客の願望に出来るだけ答えていただけるそうじゃないですか?」

    老人「.....そうじゃな」

    シリウス「一つ私のお願いを聞いていただけますか?

    それを叶えてくれるならそんなにお時間は取らせませんよ」

  • 144二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 15:31:52

    姉同士の対決メインになりそう

  • 145二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 18:42:26

    足だけで済むかな?

  • 146二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 18:48:17

    >>143

    シリウスってこんなまともに会話出来たんだ...

  • 147二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:34:29

    >>143

    老人に何をお願いするんだ?

  • 148二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 03:31:04

    このレスは削除されています

  • 149二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 03:33:30

    >>135

    だからこいつらが頭のおかしい奴らだと言うことは

    今に始まったことではない

    いつものことなんだ そう、いつもの

    ──だが、今回に関してはいつもとは違った

    カペラ「────」

    カペラは助けを乞うような目で見ている 出会って自分の姉を名乗られてからかなり経つが、こんなに弱々しい

    彼女の表情は今までに見たことがない


    スバル「(...冷静に考えろ、情に流されるな

    コイツは自分の姉を自称する不審者で誘拐犯で大罪司教の1人だ....それは今でも変わらないし、何より兄弟に頼むことじゃない)」


    ──けれど、最近はその感情が薄まるどころか、可能な範囲でのお願いなら聞いてやってもいいかなと思ったり

    アイツらとの過ごす日常も悪くないと思えるようになったりするのは

    自分の中にアイツらへの情が芽生えてきたからなのだろうか?

    時折、なぜか懐かしい気持ちになるのも前世はコイツらの

    弟だったからなのだろうか?

    スバル「(....俺もいつの間にかアイツらに毒されてきてるなぁ)」

    自嘲気味にスバルは小さく笑った

  • 150二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 07:44:36

    後にガチの大罪司教の弟だったことが判明しそうだな。
    幻覚もあり得るけど。

  • 151二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 10:14:52

    >>150

    そう言う展開もいいですね!

  • 152二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 17:41:18

    >>150

    弟が元にと戻ったとおもったらまた自分達を忘れ絶望する大罪司教

  • 153二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 18:09:42

    >>149

    カペラ「......?」

    そんなスバルの様子を見て、カペラは不思議そうに首を傾げる

    そしてスバルは意を決したように息を吸い込み、吐き

    呼吸を整え、カペラに向かい合うと

    スバル「.....本当にそれをすればお前の心を少しは癒せるのかカペラ?」

    カペラ「え?.....え、ええ!そうですねぇ!スバルが

    そうしてくれるなら、アタクシは心の底から救われます!

    ....でも、スバルがどうしてもできないなら流石にアタクシも無理には言いませんので...」

    スバル「ここまで弱って追い詰められているお前を

    放っておけるわけないだろ? 愛情こそあれど

    俺はお前の弟だったんだろ?」

    カペラ「.....本当にしてくれるんです?」

    スバル「俺に救わせてくれよ、───俺の姉様を」

    カペラ「──えっ」

    スバル「前世の俺はお前の事をこう呼んでいたんだろ?

    ....それとも間違ってたか?」

    カペラ「.........」

    『姉様はやっぱりすごいや!』『姉様は頭が良くて、綺麗で俺の自慢の姉様だよ』『大きくなったら、姉様とケッコンするんだ!』『姉様、大好き』

    カペラ「........」

    スバル「お、おい!?急に微笑んだと思ったら

    涙流してどうしたんだよ!」

  • 154二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 18:12:10

    >>152

    基本スレの内容を見ているとどっちかと言えば

    大罪司教達とスバルのコメディが多いから

    たまにはシリアスを混ぜたら面白いかもしれない

  • 155二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:45:54

    >>154

    2スレ目にあったありうべ世界のブラコン司教みたいな感じか

  • 156二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:03:19

    七夕の願い
    ペテルギウス「スバルの安寧の日々がこれからも
    続きますように」
    レグルス「スバルと僕の穏やかな日々がこれからも
    続きますように」
    シリウス「スバルとペテルギウスと私の愛に満ち溢れた
    日々がこれからも続きますように」
    ライ「スバルとラムが今度こそ俺達だけのものに
    なりますようにィ」
    ロイ「スバルと僕達でお腹も心もいっぱいの幸せな
    毎日がこれからも続きますようにィ」
    ルイ「スバルが私たちだけの弟になりますようにィ」
    カペラ「アタクシ様の弟とこれからも愛し合えますように」

    スバル「アイツらが今度こそおとなしくなりますように」

  • 157二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 03:37:06

    このレスは削除されています

  • 158二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 03:42:56

    >>153

    カペラ「....いえ、弟と過ごした思い出が浮かんで、つい」

    スバル「あぁ、前世の俺か」

    カペラ「えぇ、馬鹿で、愚かで、アタクシよりも身体が

    弱くて....」

    スバル「ははっ、散々な言われようだ」

    カペラ「けど、アタクシに懐っこくて、世話焼きで姉想いでアタクシだけの可愛くて愛しい弟....

    .....あぁ、このままもうアタクシだけの弟に戻って──」


    ドッガァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!


    スバル「なんだぁ!?」

    カペラ「.....あ?」

    自分と愛しい弟との良い雰囲気を、突如凄まじい

    轟音がそれをぶち壊す 

    スバル「ちょっと、何があったか見てくる!」

    カペラ「あっ、スバル!危ねえですから..... ──あぁ!!

    テメェら、いるんだろ!!隠れて聞き耳立ててたの

    気づいてんだよ!今すぐにスバルを追って、守りやがれ!!」

    メィリィ「ほら、エルザ、やっぱりバレていたじゃない」

    エルザ「流石ママね、ええ、わかったわ」


    カペラ「.....クソ....何でこんな時に...空気読めよぉぉぉ.......

    腐れクズ肉がァ!!」

  • 159二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:17:57

    保守

  • 160二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 10:14:34

    >>158

    レグルス「あの、さぁ!?肉女!スバルのいる場所は

    ここだと言うことはもう分かっているんだよ!

    詰んでるんだよ君は!

    それにも関わらず、いつまでも隠れて出てこないって言うのはどう言うことなのかなぁ!?

    見苦しく意味の無い抵抗だとは思わないわけ!?

    ....それとも、僕の事を無視してスバルと一緒に...?

    ──ふざけるなよぉ!それは僕に対する挑発行為で

    僕に対する権利の侵害だろう!?

    そして、なんだよこの霧は!?、払っても払っても

    すぐに濃くなってキリがないじゃないか!?」

    レグルスの周りに立つ、深い霧に覆われた森の木々は

    癇癪によって全てが薙ぎ倒され、破壊されて

    滅茶苦茶になっていた


    スバル「──おい!やっぱりお前か!」

  • 161二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:22:36

    >>160

    レグルス「....あぁ、そこにいたのか 随分探したよ

    洞穴に払ってもキリがない霧を隠れ蓑に、全く肉女は

    相変わらず小賢しい奴だ」

    スバル「いくら何でもやりすぎだろお前.....

    周辺がもう更地と化してるじゃねえか」

    レグルス「それはすまない、僕もここまでするつもりは

    なかった 

    スバルが近くにいるのに、霧が濃くてそれが邪魔して、

    それを払ったら

    すぐに霧がまた濃くなって、そのたびに払っていたら

    こうなってしまってたんだ

    全く、本当にあの肉女の小細工は回りくどくて腹が立つ

    ──でも、スバルが出てきてくれて、僕は安心したよ

    さぁ、スバルこんな肉女の巣窟からすぐに出よう」

    スバル「え、ちょ」

    レグルス「君が見つかれば、僕はもうここには用はない

    スバルを取り返せれば、僕はそれでよかったからね

    肉女は運が良い、僕に八つ裂きにされないで済んだんだから さぁ、スバル帰ろう」

    エルザ「泥棒とはいただけないわね」

    メィリィ「ママの命令でお兄さんは渡さないわ!」

    レグルス「....あぁ、そう言えばいたなぁ 肉女の殺し屋が

    僕を散々コケにした奴らだ」

  • 162二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 16:28:04

    今回はどんな風に終わるのかな?

  • 163二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:45:27

    >>161

    レグルス「まぁ安心しなよ、僕はスバルの前では手荒な

    真似はしないからさ この場で僕はスバルを取り戻せれば

    僕はすぐに帰るから 

    君達はそのまま何もせず、一歩も動かずに立っていろ 

    慈悲深く優しい僕を怒らせないように全力で気をつける

    んだ そうすれば君達は痛い目に遭わずにすむよ」

    エルザ「あいにく、貴方を優しいと思ったことはないわね」

    メィリィ「そうよお、貴方は話が無駄に長くて面倒くさい人だわあ

    私より遥かに歳上なのに、なんでだろお?私より子供っぽいなって思うのお」

    レグルス「......ぐうう...スバルがいるからって調子に

    乗り上がって.... .....ん?

    ....そう言えば今いるのは君達だけだね 肉女はどうした?」


    レグルス「最近全然現れなくなったから、ようやくスバルを諦めたかと思ったら また勝手にスバルを連れ去っていたからね ....全く油断も隙もない」

    スバル「レグルス、その事なんだけどな」

    レグルス「わかっているよスバル、また彼女達に脅されて

    無理矢理連れていかれたんだろ? わかっているさ

    でも心配しなくていい、お兄ちゃんが助けに来たから」

    スバル「いや、そうじゃなくてなレグルス」

  • 164二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 03:29:01

    >>163

    レグルス「─全く、あの肉女はこんなときに一体何してるんだろうねえ!

    自分の部下にスバルを攫うように命令するだけして

    自分はこの場に出てきもせずに隠れているんだからさ

    ただでさえどうしようもないクズなのは分かってるけどさ

    いくらなんでも限度があると思うんだよねえ!

    何があったのか知らないけど、あの肉女のスバルに対する想いはその程度のものだったんだね!

    そんな薄っぺらい奴に今まで邪魔をされていたのかと思うと反吐がでるよ!

    まあこっちは面倒な奴が1人でもいなくなるのは僕としては

    助かるんだけどね」

    スバル「おい、お前流石に言い過ぎだ!」

    レグルス「...何?まさかこんな肉女を庇うわけ?

    .....可哀想にあの肉女に洗脳されているんだね

    出なきゃスバルがそんな事言うはずがないからね

    大丈夫、僕がなんとかしてあげよう

    さぁ、帰ろう 霧が濃くなる前に」

    エルザ「.....私たちの事は忘れていないわよね?」

    レグルス「あぁ...ごめん、すっかり忘れていたよ

    スバルに集中するあまり、君達の存在を忘れてた

    ごめんよ、──さぁ、スバル帰ろ」


    「オイ、コラ」

  • 165二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 07:22:26

    保守

  • 166二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 13:28:43

    誰だろう

  • 167二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:16:09

    シリウスか?

  • 168二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:11:29

    このレスは削除されています

  • 169二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:15:07

    >>164

    メィリィ「マ、ママあ!?いつのまに...」

    カペラ「...さっきから黙って聞いてりゃ散々好き放題言ってくれるじゃねえかテメェ...」

    スバル「カ、カペラ!?お前出てきて大丈夫なのか?」

    カペラ「大丈夫ですよ、アタクシはもう大丈夫です

    待っててくださいね アタクシがソイツをブッ飛ばしますから」

    レグルス「はっ、そんな威勢が張れるなら 最初から

    出てくればよかったじゃないか」

    カペラ「黙ってろ、童貞クズ肉 テメェこそよくアタクシの前に顔を出せたな」

    エルザ「あら、凄い怒りの形相 青筋が浮かんでるわ」

    レグルス「はぁ?何それ、僕が君に何かしたわけ?

    ねえ、スバル 僕あの肉女に何かしたかい?」

    スバル「...う〜ん、何て言えばいいんだろうな...

    まあ、お前自体は何もしてないな お前は」

    レグルス「はぁ?? どう言うこと?意味が全くわからないんだけど?

    まぁ、どうせあのクズ女の戯言なんだろう?

    スバルの優しさにつけ込んで、自分の欲望を満たしていたんだろう?

    ─全く、自分の弱さを人のせいにした挙句に、スバルまで

    巻き込んで本当にどうしようもないクズゥウ...」

    スバルは何が起こったのかわからなかった 好き放題に

    ベラベラと喋るレグルスを抑えようと考えてレグルスのほうを向いた瞬間だった

    一瞬だけ見えたのは、レグルスのアゴにカペラのアッパーがめり込み 


    レグルス「ぁぁぁあああははぁぁぁぁぁぁ!!!???」


    悲鳴とともにレグルスは遥か上空へとブッ飛ばされて

    消えた


    カペラは晴れやかな表情を浮かべながら、拳を突き上げたポーズでレグルスが飛んでいったであろう空を見ていた

  • 170二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:46:39

    >>169

    カペラ「はぁ、スッキリしたぁ....」

    エルザ「やるわねママ、拳一つであの男を空まで飛ばすなんて」

    メィリィ「ママにそんな力があるとは思わなかったわあ

    でも何で出てきたの?私たちに任せていれば良かったのに」

    カペラ「あの童貞野郎なんかにトラウマを植え付けられた挙句に散々好き勝手ほざいて、今度はアタクシから

    スバルを奪おうとしやがる.... 気づいたらもう外に出ていて、あの男を衝動的にぶん殴ってましたよ

    あそこまでブッ飛ばせる程の威力が出るとは思いませんでしたがね

    ──でも、ようやくあの男に対する恨みを晴らせて

    アタクシ様は清々しい気分ですよ

    ありがとう、スバル スバルがいなかったらもしかしたらアタクシは

    これからも引きこもっていたかもしれませんでしたからねぇ」

    スバル「お、おう!よかったな(あれでよかったのか?

    でもコイツも元気になったみたいだしいっか)」

    カペラ「さて、調子も戻ったことですし、スバル今日は

    ここに泊まっていってください

    ──戻ったら、さっきの続きをお願いしますね❤️」

    スバル「─ッ!(そう言えば、あの続きの途中だった...)」

    カペラ「テメェら、戻りますよ」

    メィリィ「はーい」

    エルザ「わかったわママ」

    ルイ「お腹空いたァ」

    シリウス「さっきの続きとは?」

    カペラ「......は?」

    スバル「え?」

    メィリィ「え?」

    エルザ「あら、いつの間に」

  • 171二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:39:45

    >>169

    カペラってギャグになると強くなるのかな?

  • 172二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:27:07

    >>171

    この瞬間だけかも

  • 173二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:48:14

    このレスは削除されています

  • 174二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:52:45

    >>170

    ルイ「へぇ、ただの洞穴かと思ったけど、中は思ったより

    広いし、明るいんだねェ」

    シリウス「洞穴とは思えない生活感のある空間ですね

    正直、驚きました」

    カペラ「当然でしょ、スバルがいつ来ても良いように

    作らせているんですから

    ──じゃねえですよ!何でテメェらがここにいんだよ!

    どうやってこの場所掴んだ!?」

    ルイ「私たち?あたしたちは、スバルに会いに行ってたら

    レグルスがアンタとスバルを尾行してたのをたまたま見かけて着いて行ってたんだァ 

    霧が深くて途中見失いかけたし、レグルスが突然暴れだしたりするから大変だったよォ」

    シリウス「私も同じような物ですね、どさくさに紛れて

    小賢しいことをしてくれるじゃないですか『色欲』

    スーちゃんは私のなのに」

    カペラ「あぁ?スバルは私の弟だぞ いい加減に人の弟を私物化してんじゃねえよ」

    ルイ「はァ?スバルは私たちのもんだろォ、勝手な事を

    言わないでくれるかなァ?」

    スバル「お前ら、喧嘩すんな!」

    エルザ「他の大罪司教と会うたびにママはいつもこれね」

    メィリィ「みんなスバルが大好きだから、お互いに譲れないんだろうねえ」

  • 175二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 07:07:44

    >>174

    みんな存在するようで存在しない記憶を持っているんだな

  • 176二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 07:17:31

    保守

  • 177二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:03:47

    このレスは削除されています

  • 178二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:05:01

    >>174

    寝室


    カペラ「テメェ、このまま泊まる気か!?」

    ルイ「当たり前じゃん、このままアンタに、スバルを

    好きにされるの、わかってて、帰ると思う?

    わざわざ、洞穴にこんなに凝ってて、2人きりで寝る前提の寝室なんて作っちゃってサ 

    私たちも聞いてたけど

    さっきの続きをお願いするって何?あたしたちが来なかったら

    スバルに変なことさせるつもりじゃなかったんじゃないのォ?」

    カペラ「一緒に一つのベッドで寝るだけだ!

    何変な事、想像してんだこのマセ餓鬼!」

    ルイ「日頃、下品な言葉を垂れ流す、下品な女に、言われたくないのサ」

    カペラ「この餓鬼が.... そういえばスバルはまだここに

    来ねえですねぇ 何していやがりますか?」

    ルイ「シリウスも来ると言って来ないし、一体何をして─

    まさかアイツ隙を見てスバルと!」

    カペラ「あの怨念慕情の変態メス肉がァ!!」

  • 179二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:27:17

    >>178

    シリウス「さて、ようやくスバル以外は誰もいない

    状況ができました

    ──スーちゃんにこれを使うときが来たようですね」

    シリウスが取り出したものそれは桜のような鮮やかな

    色の液体の入った小さなスプレーボトルだった

    シリウス「ふふ....」


    カペラの所に辿り着く前の回想


    老人『それでおぬしはワシに何を求めておるのじゃ? 

    ──自分の身内に愛されたいとかか?』

    シリウス『貴方は私の思考が読み取れるのですか?

    そうです!私は弟に、スーちゃんに一度でいいから

    これ以上にないぐらい熱烈に愛されたい!!

    日頃スーちゃんは私があれだけ顔をキスをしても、抱きしめても、身体を舐めたりなどの熱い愛をこれだけぶつけてもスーちゃんはそれに応えてくれないんですよ!

    それも一度も!』

    老人『....愛なのかそれは?いやそう言う問題ではないな

    日頃から弟にそれをしているのかおぬしは...?』

    シリウス『?そうですよ?私とスバルは愛し合っている

    何か問題でもあるのですか?ないですよね?当然です』

    老人『(.....間接的じゃが、ワシはとんでもない奴らに関わってしまったかもしれんのぉ.....)』

  • 180二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:50:36

    >>179

    シリウス『──さて本題に入りますが、スーちゃんが

    私の愛に応えないのは照れ隠しもあると思うんですよ

    姉の愛に応えてあげたいが、照れて素直になれない所も

    あると思うんです!いやそうに違いないんです!!

    素直になれたら、スーちゃんは私を熱烈に深く愛して愛して愛してくれる!!!

    ──なので、スーちゃんに私に素直になれるような物を

    お願いしたいのですが

    もし拒否したら即座に火炙りですので』

    老人『.....おぬしの要望とは少し違うが、それと似たような

    モノは今一つだけあるがそれで良いか?』

    シリウス『あるのですね!!今すぐにお願いします!! 今すぐに!!』

    老人『わかった!わかったから!顔を至近距離に近づけるでない!』


    シリウス『これは一体何の効果があるのです?』

    老人『これは相手に吹きかけることで、誰かと触れ合い

    たくてたまらない衝動に駆り立てる効果がある薬じゃ』

    シリウス『──なるほど、悪くないですね』

    老人『この薬は非常に強力でな、ほんの少しの量でも

    激しい衝動に襲われるのでな 量を間違えると最悪の場合一線を超える危険性もある

    だから使う際は軽く押すのじゃ、軽くじゃぞ

    完全に押し切らずにな』

    シリウス『はい!わかりました!では!ありがとう!

    ごめんね!あっこれお代です では!』

    老人『おい!待て!おぬしちゃんと話は聞いておったのか!? おう毎度あり....じゃない待て!』

  • 181二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 13:29:37

    >>180

    回想終了


    シリウス「スーちゃん まだ起きていらしたんですね」

    スバル「シリウス、....お前ら今日ここに泊まっていく

    みたいだけど 寝室は2人分....いや1人分しかしかないけどどうすんだ?」

    シリウス「ご心配なく、私もスバルと同じ布団で寝るので

    『色欲』はすぐ様追い出します」

    スバル「お、おう そうか (...互いに絶対に譲らねえから

    最悪、カペラとシリウスに挟まって、ルイが俺の上に

    乗っかって寝る羽目になるか....

    ..まあ喧嘩になって暴れられるよりはマシか)」

    シリウス「あっそうだ、スーちゃん」

    スバル「ん?」

    シリウス「私、昨日から香水を始めまして

    今、私から良い匂いがするでしょう?」

    スバル「あぁ、さっきからそんな匂いはしてるなと

    思ってた」

    シリウス「こう言う匂いは好き?」

    スバル「ん〜、まあどっちかと言えば好きっちゃ好きかな」

    シリウス「良かったらスバルも試してみませんか?

    これを使っているのですが」

    シリウスが取り出したのは桜のように鮮やかな

    色の液体の入った小さなスプレーボトル

    スバル「スプレーボトル式か」

    シリウス「えぇ、とても良い匂いがしたので衝動買いしてしまいました」

    スバル「そうか .....一応聞くが怪しいもんじゃないよな?」

    シリウス「.....いえ、そんなことはありません」

    スバル「なんだよ!今の間は思いきり怪しいじゃねえか」

  • 182二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:33:44

    このレスは削除されています

  • 183二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:40:41

    >>181

    アノオンネンボジョウノヘンタイメスニクガァ‼️ マッタクドイツモコイツモユダンモスキモナイヤツラナノサ


    シリウス「いえいえ、怪しいものではありませんよ 

    中身は普通の良い香りの香水ですから」

    スバル「じゃあ、今の間は何だ?俺に何か隠してるん

    じゃねえのか?」

    シリウス「い、いえ 私がスーちゃんに隠し事なんて」

    スバル「俺の目を逸らさずに見ろ、シリウス」

    シリウス「あ、ス、スバル ──そんな風に見つめられるとお姉ちゃん照れちゃいます」

    スバル「挙動不審じゃねえか!照れてねえでこっちを見ろ!」

    シリウス「わあっごめんねありがとう(──仕方ありませんね、こうなればすぐにでもスバルに噴射するとしましょう

    大丈夫です、あの老人の言うとおりに力を調整して放てば

    私の顔に集中している隙に慎重に慎重に──今で)

    カペラ「おい!変態メス肉!!!」

    シリウス「(──ッ!!??)」

    シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

    スバル「うわっ!?お前、何しやがる!!」

    カペラ「何だァ!?」

    ルイ「え!?何?何?」


    シリウス「.....やってしまいました」

  • 184二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:41:23

    何が起きるんだ?

  • 185二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:07:52

    このレスは削除されています

  • 186二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:08:53

    >>183

    カペラ「おい!メス肉!テメェ、スバルに何かけやがった!!」

    ルイ「クンクン....うわっ!すごい香水のキツい臭い!!」

    シリウス「あ、貴方が急に声をかけてくるから 

    適量以上に噴射してしまったじゃないですか!!

    貴方のせいですよ!肉女!」

    スバル「おい!やっぱり、ただの香水じゃなかったん

    じゃねえか!嘘つきめ!」

    カペラ「香水?おい、香水ってのはどう言う事だ?

    いつの間にテメェはそんなもん持ってやがったんだぁ?」

    ルイ「絶対、ただの香水、じゃないよねェ?

    適量以上にって事は、多分ヤバい奴だよねェ?

    一体どうなるのサ?」

    シリウス「....いや、あのその....」

    カペラ「はっきり言ったらどうです?スバルに嫌われないうちに」

    ルイ「そうそう、ね、スバル? ──スバル?」

    スバル「...........」

    ルイ「どうしたのスバル?急にうつむいてサ スバル?」

    カペラ「おい!スバルにマジで何しやがった!テメェ!」

    シリウス「...あれは、相手にかけると誰かと触れ合いたくなる気持ちにさせる香水なんです....」

    カペラ「そんな香水を使ったのかテメェ 適量以上ってのは?」

    シリウス「──あれはほんの少しの量でも強力な効果だと

    私が利用した商人はそう仰っていました」

    カペラ「商人?──商人って、テメェまさか」

    シリウス「えぇ、お察しのとおり──ス、スーちゃん!?」

    カペラ「あぁん?スバル?」

    カペラはスバルのいる後ろの方向を振り返った──

  • 187二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:47:35

    >>186

    スバル「....う〜ん...ふぁ....朝か?俺いつの間にベッドに?

    ここは?....そうだ俺カペラに呼ばれてここに...

    何かわすれているような?」

    スバルは自分がいつ眠ったのか、眠りにつく直前に何が

    起こったような気がするが、何も思い出せない

    そう考えながら、寝室から出るために扉を開けると

    スバル「──おわっ!?」

    扉の前にカペラがいた 不意に思わず驚いてしまう

    それはカペラの方も同じだったようで

    カペラ「!!ス、スバル....お、起きてたんですねえ

    .....おはようございます」

    スバル「お、おう、おはよう! お前ももう起きてたんだな!寝室から出ようと思って、扉を開けた瞬間にまさか お前に出くわすとは思わなくてな 思わず驚いてしまった」

    カペラ「朝食を用意させ....したので、スバルを呼びに来たんですよ....アタクシも同じです」

    スバル「そ、そうだよな、はは」

    カペラ「さぁ、朝食が冷めるなら早く召し上がりに行って

    あそばせ」

    スバル「お、おう、わかった」

    スバルはそう言われ、朝食のある場所へ向かおうとすると

    カペラ「...ところでスバル」

    スバル「なんだ?」

    カペラ「き、昨日の事は...覚えてます?」

    スバル「.....いや、何かあったような気がするんだけど

    何も思い出せなくて」

    カペラ「お、覚えてないんならいいんですよ...

    無理に思い出す必要はないんです」

  • 188二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:54:40

    このレスは削除されています

  • 189二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:57:22

    >>187

    スバル「お前、顔真っ赤だけど大丈夫か?目は逸らすし

    何かあったのか?」

    心なしか、口角も上がっている気がする

    カペラ「!!い、いえ、なんでもないんです!

    スバルが気にする事ではありませんので!では、アタクシはこれで!」

    スバル「お、おう」


    その後はルイやシリウスにも会うも、カペラと全く同じ

    反応だった いつもは絡んでくるアイツらが今日は揃って

    顔を真っ赤にしてどこかに行ってしまう 


    俺が昨日何かしてしまったのか、エルザに聞くと

    「そうねぇ、少なくとも間違いはおかしてないから

    貴方は気にする必要はないわ」と

    いや少なくともってなんだよ、そう言う問題じゃねえよ

    メイリィは寝ていて、昨日何があったのかはわからなかったらしい

    俺は朝食を食べた後、仕事があるのでカペラが龍になりルグニカまで送り迎えをしてもらった

    なぜかさっきまで避けてたシリウスとルイもついてきた

  • 190二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 20:34:45

    >>189

    スバル「なぁ、俺にお前らに何かしたか?」

    ルイ「えっ、い、いやスバルは何もしてないよォ」

    シリウス「....むしろ良いことをしてくれました..んふふ...」

    スバル「?なんて?」

    カペラ「........」


    スバル「送り迎えありがとな」

    カペラ「いえいえ、ではアタクシはこれで」

    シリウス「私も」

    ルイ「私たちも」

    スバル「お前ら、3人揃ってどこに行くんだよ?」

    ルイ「ちょっと用事があってサ」

    スバル「(普段強調性のないコイツらが集団行動とは珍しいな)」

    スバル「まあ、お前らにも用事があるんだな

    そう言うことにしておくよ じゃまたな」

    ルイ「うん!」

    シリウス「はい、また」

    するとカペラがスバルの方に向かっていく

    スバル「どうした?カペラ」

    そして、スバルの耳元に顔を近づけこう囁いた

    カペラ「──アタクシはおみ足だけでよかったんですよ?」

    スバル「........は?」

    カペラ「じゃあ、スバル、また泊まりに来てくださいね」

    カペラはそういうと、龍に再び変身し

    ルイとシリウスはそれに乗り どこかに飛び立っていった


    スバル「......俺マジで何をしてしまったんだよ...」

    ペテルギウス「....おや、あれは...スバルではありませんか!どうしたのデスか!そんな頭を抱えて」

  • 191二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 20:52:49

    >>190

    カペラ「──全く、怨念慕情のメス肉のせいで

    とんでもない目に遭いましたよ」

    シリウス「そう言いながらも貴方も満更ではなかった

    じゃないですか」

    カペラ「開き直るんじゃねえですよ.....」

    ルイ「それにしてもスバルがあんなに甘えん坊になるなんてサ 

    スバルからあんなに甘えられたの初めてェ 

    普段は姉なのに妹みたいな扱いをされるから 幸せだったなぁ」

    シリウス「ええ!私もあんな風に甘えられたのは初めてです 頬にキスをしたら、スバルも頬にキスを返してくれました!」

    カペラ「アタクシもあちこちにキスをしてくるから

    困りましたよ.....へへ 

    前世でもあそこまでスバルに甘えられた事はなかったから それに慣れてなかったからか

    照れて顔を合わせづらくなっちまったじゃねえですか」

  • 192二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:03:05

    >>191

    シリウス「それにしても、あの強力な薬を適量以上

    くらっても、一線を超える真似をしないとは...」

    カペラ「やっぱりあれやばい薬だったんじゃねえですか!

    テメェマジで何してやがんだ!」

    ルイ「あァ....これはお兄ちゃん達には言えないなァ」


    そう言いながらも、たまに使ってみるのも良いかもしれない、空に浮かびながら3人はそう思うであった


    『完』

    すみません、おまけと言いながら長編になってしまいました

  • 193二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:48:00

    >>192

    さらにおまけ

    ペテルギウス「最近シリウスの働きが一段とよろしいですね 良いことなのデス!

    ──しかし、一体何がきっかけでそうなったのでしょうか」


    ライ「なんか、最近のルイって嬉しそうだよねェ」

    ロイ「わかる、なんか雰囲気が変わったよねェ」


    レグルス「あの肉女、最近幸せそうにヘラヘラと

    笑って一段と不快だなぁ 僕に勝ったつもりでいるから

    あんな表情が出来るのか?どこまでも僕を馬鹿にしやがって!」


    オットー「最近、どうしたんです?ナツキさん?

    元気がないようですが、何か悩みがあるなら聞きますよ」

    スバル「......俺アイツらにとんでもない事をしたかもしれん」

    オットー「.....え?」

  • 194二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:51:04

    >>192

    いいですよ,内容が面白かったので楽しめました。

    次スレカモン

  • 195二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:18:59

    シリウス「スバルとの熱烈な愛の幸せを皆さんに
    伝えたいと思うのですが?」
    カペラ「ダメに決まってんだろ」
    ルイ「流石にスバルが可哀想だよォ」


    プリステラの刻限塔
    シリウス「皆さん、わざわざお集まりいただいて
    ありがとう、ごめんね
    私はこの前、この世で生きてきた中で一番の幸せな事を
    経験いたしました それはスバ──ゴハァ!!」
    ラインハルト「また君か、刻限塔に『憤怒』の
    大罪司教が暴れているとさっき報告があったよ
    ──問題を片付ける」
    シリウス「ま、待ってくだ─」
    ラインハルト「待たない」


    カペラ「やっぱり、やろうとしてやがったか
    ガキに化けてあの剣聖に早めに伝えておいてよかったですよ」

  • 196二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:22:44
  • 197二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:25:13

    埋め

  • 198二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:39:47

    埋めよ

  • 199二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:40:51

    埋めるの,,,,デス!

  • 200二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:41:51

    シリウス「私は諦めません,スバルを手に入れるためなら
    これからも愛を一つにさせますよ。」

オススメ

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