- 1二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:55:36
- 2二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:56:17
- 3二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:56:20
素晴らしい♪
- 4二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:57:18
レイジョとカズサか…
マニアックだな - 5二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:57:27
純愛はいくらあってもいいからね
- 6二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:57:40
それを届かぬ想いを抱きつつ傘もささずに陰から見ているナツというナツレイ展開が見たいんですが
- 7二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:58:11
それじゃあ、早速創ってくれよシェフ
- 8二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 15:59:06
自分で作れ
- 9二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 16:05:06
カズサ「あんた体温高くない?」
宇沢「えっ…へ、変ですかね!?」
カズサ「バッカ雨降ってんだから離れんなって、別に嫌じゃないし」
宇沢「そ、そうですかッ?…え…えへへ」 - 10二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 16:08:04
おお
- 11二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 16:23:54
- 12二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 17:05:49
- 13625/06/24(火) 17:07:13
私の心象風景の如き雨模様の中、我が友人達……友人と、想い人が往く。
まるで今の私の気持ちを拒絶するかのように、一つの傘を差して仲睦まじく、雨粒を弾き飛ばしながら。
当然の事だ。彼女らは進学より前からの知己の仲。私が割り込める筈も無し。
当たり前だ。私は彼女に、胸の内に渦巻く熱情を明かしていない。
浪漫がどうたらと言葉を弄する事は出来ても、好意を寄せる相手に愛の言葉一つ吐いてみせる事さえできない。
理解していて尚、私の内で逆巻く悪しき心は治まらない。
なんでカズサなんだなんで私じゃないんだカズサは君との縁を一度は否定したオンナなんだぞどうして。
瘧に罹ったように震える身体は、寒さの所為だけではない。
頭と膓の奥で煮え滾る激情を冷ますのは、この冷え冷えとした豪雨でもできそうにない。
「ママー、あのお姉ちゃんなんで」
「しっ!いけませ……ひいっ!?」
僅かに視線を向けただけで、獣人の親子連れを怯えさせた私は、一体今、どんな表情をしているんだろう。
少なくとも、私の事を知る者に見せられたものではないのは、確かだった。