- 1二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 18:22:52
シュウジ「あん?誰だお前ら?」
マチュ/ニャアン「えっ?」
シュウジ「見ない顔だな・・・新入りか?」
マチュ「え・・・・っと」
シュウジ「にしては身なりは整っちゃいるようだし、観光目当てか?まあどっちでもいいけどよ、ここは俺の縄張りだ、そこらにある廃材は持ってくなよ」
マチュ/ニャアン「・・・・・・」
シュウジ「・・・・・・そういやぁ、お前らとは初対面の筈なのに、なんで俺の名前を知ってんだ?」
捨てられたゴミや使われなくなった機械がいつくも折り重なって出来たその山の上に
油に塗れた白いつなぎの作業服を着て髪を全て後ろに束ねている、今もなお恋焦がれてた少年は
今まで聞いたこともない口調で、今まで見たこともない怪訝な顔を私たちに向けていた - 2125/06/25(水) 18:26:06
始まりそうで始まらないんだなこれが(自分の力量的に)
- 3二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 18:34:29
シュウジ「シュウちゃんってなんだよ・・・・・・」って眉を顰めるほうのシュウちゃん
- 4二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:06:03
続きを....
- 5二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:08:58
- 6二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:16:47
「クラバ?やるわけないだろ」
- 7二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:17:16
ここのシュウちゃんが近いかもしれん
【閲覧注意】おい!|あにまん掲示板ボクの5000ハイトどーしてくれんだ!弁償しろ!弁償!bbs.animanch.com - 8二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:29:03
ちょっと思いついた
マチュ「・・・えっと私は、マチュ・・・こっちはニャアン、観光客っていうかたまたまここに立ち寄っただけで」
シュウジ「・・・・・・・・・」
マチュ「あ、あの・・・私たちがシュウジ・・・ってわかったのはー、え・・・っとなんとなくっていうか・・・ね?ニャアン」
ニャアン「う、うん」
シュウジ「・・・・・・」ジトー
マチュ「うわー疑ってるなー・・・」ヒソヒソ
ニャアン「そりゃそうだよね、別の世界線のシュウちゃんを知ってるからって言っても信じられないだろうし・・・」ヒソヒソ
シュウジ「おい」
マチュ/ニャアン「あ、はい!」
シュウジ「用がないならさっさと出てけよ、ここに人が集まってほしくないんだよ」
マチュ「ご、ごめん・・・そ、それより・・・あなたはなにをしているの?さっきから」
シュウジ「関係ないだろお前らには」ヨイショ
マチュ「いや、そうだけど・・・」 - 9二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:30:35
シュウジ「・・・・・・ついてこい、村に案内してやる」
ニャアン「え?」
シュウジ「ここは食いもんも水もないし、そこまでの道も結構複雑だからな」
マチュ「あ・・・ありがとう」
シュウジ「けど、ここの事は秘密にしろよ、ようやく見つけたレアポイントなんだからな」
マチュ「はぁ・・・・」チラ→ニャアン
ニャアン「・・・・・・」コクコク
マチュ「・・・わかった、じゃあ案内よろしくね」 - 10二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 20:56:23
~道中~
マチュ「・・・それ重くないの?色々入れてたけどその袋に」
シュウジ「平気だこんなん、昨日なんかはもっと多かったし」
ニャアン「いつもこんなことやってるの?一体何のために?」
シュウジ「さっきも言ったろが、お前らには関係ないって」
ニャアン「う・・・・・・あ」ポンポン←マチュ
マチュ「コク・・・・・・これから行くその村ってどんなとこ?」
シュウジ「このゴミ山よりはマシって程度だな、人が多くて鬱陶しいが食べ物もあるし臭くもない」
ニャアン「・・・・・・」
マチュ(・・・なんか聞くだけだと・・・)
シュウジ「おい、着いたぞ」 - 11二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:10:05
初対面でも柔らかい対応のあっちのシュウジとは違うんやなって
- 12二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 07:50:00
長かったゴミ山の迷路を抜け、開けた高台に出ると眼下にその村が見えた
おおよそ聞いてた通りか、貧しさが見えつつも活気に満ちているのを感じた
マチュ/ニャアン「おおぉ・・・・・」
シュウジ「ほらこっちだ」
マチュ「ん?なんでそっち?道はこっちじゃないの!?」
シュウジ「そっから行ったらバレるんだよ、いいからこい」スタスタスタスタスタ
マチュ「バレる?あ!ちょっとおい!」
ニャアン「待ってよ二人とも!」 - 13二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 08:21:45
見えている村に降りれるはずの道を無視して、シュウジの後を二人して付いていく
進む方はその道とは逆の方で、段々と村の景色が地形の陰で見えなくなっていった
ニャアン「どんどん離れてく・・・・・・」
シュウジ「・・・・・・」スタスタスタ
マチュ(・・・・・・・・・やっぱ歩調が速い・・・・・・)
マチュ「あのさ、どこに行くの?」
シュウジ「近道」
マチュ「近道って・・・・・・こっちにどんな道が――」
シュウジ「ここだ、・・・ふーっ」フクロ←ドサッ
ニャアン「・・・・・・ええ・・・っと・・・なんにも・・・・・・キョロキョロ・・・・・」 - 14二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 08:27:47
急に立ち止まり道脇の枝葉をかき分け始めるシュウジ
かき分けた先にあったのは明らかな人工物
マチュ「・・・?」
ニャアン「ヒョコ・・・・・・あ」
マチュ「ロープに・・・・・・滑車?」
シュウジ「・・・・・・」ロープ→フクロ ギュッ シュッ
ガァァァァ
シュウジ「ギュッギュッ・・・しっ、後についてこい」アシバ←ガッ
マチュ「ええ!?まさか!!こんな高いとこから!?」
シュウジ「掴めるとこと乗れる場所あんだから降りれる――」
ガァァァァァァ
マチュ/ニャアン「シュウジ!/シュウちゃん!」
マチュ「こんな危ないものを、・・・・・・あいつほんとに別人なんだ・・・」
ニャアン「でも、こんなのを用意してるのはシュウちゃんっぽい」ロープ←グイグイ
マチュ「ガンダムに乗ってない時はこんな活発じゃなか―バッ・・・え?」
ロープ←ニャアン パシッ――
ニャアン「先行くよマチュ!」ガッ
ガァァァァァァ
マチュ「え!?ニャアン!?ま、待って!」パシッ
ガァァァァァァァァァァァァ