- 1二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:17:52
- 2二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:21:08
リーリヤ「清夏ちゃんは甘いもの好きだし…ケーキを作ってあげようかな…清夏ちゃんっぽいデコレーションとかしたら喜んでくれそう」
リーリヤ「結構準備に時間かかりそうだし、今日はもう起きよう…」
〜1時間後〜
清夏「リーリヤ、おはよ〜ってあれ?リーリヤもういない?また一人でレッスンしてないよね…あたしも今日忙しいし勘弁してほしいんだけど」 - 3二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:24:58
リーリヤ「やっぱりあれもトッピングしようかな…どうしよう…思いついたもの全部乗せたくなっちゃう…レシピを考えるの…やっぱり難しいです…」
〜3時間後〜
リーリヤ「出来ました!私史上一番の出来です!これならきっと清夏ちゃんも喜んでくれるはずです!」
〜1年1組〜
リーリヤ「え…?清夏ちゃん、いないの?」 - 4二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:28:35
ことね「それが今日一度も見てねーんだよナー」
リーリヤ「え?」
手毬「あいつ、どこかでレッスンサボってるんじゃない?」
咲季「逆にレッスンしてるんじゃないかしら?」
ことね「確かにレッスン室は確認してなかった気がするナー」
リーリヤ「レッスン室ですか、見てきます!」 - 5二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:33:40
リーリヤ「レッスン室にも清夏ちゃんはいませんでした…」
手毬「風邪でもひいたんじゃない?」
リーリヤ「それはないはずです」
咲季「そういえば、なんで清夏を探してるのかしら?」
リーリヤ「いつも頑張ってる清夏ちゃんのためにプレゼントをあげようと思ったんです」
ことね「やっぱりリーリヤちゃんと清夏ちゃんってカップルみたいだよナー」
咲季「早めに見つかるといいわね」 - 6二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:37:26
〜夕方〜
リーリヤ「うう…まだ清夏ちゃんが見つからない…清夏ちゃん…私のことが嫌いになっちゃったのかな…わたし…なんも悪いことしてないのに…」
その時だった
清夏「リーリヤ〜」
リーリヤ「!」
それは確かに清夏の声だった
清夏「リーリヤ〜いるならこっちおいで?」
リーリヤ「清夏ちゃん!」 - 7二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:44:45
清夏「リーリヤ、いつもレッスンお疲れ様」
リーリヤ「清夏ちゃん、これって…」
それは、リーリヤがまだ持っていないふわっとブレザーつむじちゃんのフィギュアだった
清夏「うん、シルヴェスタのフィギュアと同時発売だったせいで手に入れられなかったやつでしょ?リーリヤいつもレッスン頑張ってるしあたしからのご褒美ってやつ」
リーリヤ「じゃあ今日ずっと居なかったのって」
清夏「うん、ずっとフィギュアを探してた。サプライズだし黙ってた方がいいかなって。心配させちゃってごめんね、リーリヤ」 - 8二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:50:53
リーリヤ「もう、清夏ちゃん!本気で心配したよ。それと…実は私からも清夏ちゃんにプレゼントしたい物があるんです」
清夏「これって…ケーキ?リーリヤが作ってくれたの?」
リーリヤ「はい!」
清夏「今までで一番美味しそ〜!デコレーションされてるこれってあたしの顔?あはは、可愛い〜。じゃあ今日朝起きたら居なかったのは」
リーリヤ「はい。これを作ってました。渡そうと思ったらいないから心配したよ」
清夏「それはほんとごめん。それよりも早く部屋に戻ってケーキ食べよ?」 - 9二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 19:58:59
リーリヤ「清夏ちゃん、味はどう?」
清夏「ん〜!これ最高〜!今までで一番美味しいわ〜」
リーリヤ「清夏ちゃん…」
清夏「リーリヤ!?」
次の瞬間、リーリヤは清夏に抱きついた
リーリヤ「清夏ちゃん、いつも本当にありがとう…」
清夏「リーリヤこそ、いつもありがとね」
リーリヤ「清夏ちゃん、私、私の清夏ちゃんのこと絶対離さないからね…///」
リーリヤは清夏にの唇にキスをした
清夏「んっ…///あたしも絶対あたしのリーリヤのこと離すつもりはないよ…///」
この日の出来事で、二人の「私は清夏ちゃんの事が大好き」「あたしはリーリヤの事が大好き」という認識は、より強いものとなったのだった
完 - 10二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 20:04:38
リー清でしか救えない魂はある