- 1二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:27:11
おれたちなら、きっとやれる！
だから……
シャロンの薔薇を助ける！
あるべき世界に帰ろう！
行くぞ、ユニコーン！！ - 2二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:28:29
【前回までのあらすじ】
イオマグヌッソの発動にキレたミネバ、キシリアを詰めに行く。
ちな過去スレ
違うよオードリー、落ち着いて｜あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/5007310/744あの人は俺と同じ声ってだけで俺じゃないよ。だからキシリアさんのことを「姪の伴侶を寝取って侍らす俗物」って罵るのを止めてあ…bbs.animanch.com駄目だオードリー！落ち着いて！｜あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/5055378/87あの人はおれと同じ声ってだけでおれじゃない！だから銃を降ろすんだ！「貴様のやった事、どんな理由があろうと犬畜生以下よ！鬼！…bbs.animanch.com待ってオードリー、落ち着いて｜あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/5080888/768キラキラした夢の中でひらひらした服を着た綺麗な女の人が現れたんだ。たぶん、おれをあのとき虚無から救い出す手伝いをしてくれ…bbs.animanch.com止めてオードリー！落ち着いて！｜あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/5122599/420「ギレン伯父上は秘書官の胸を揉んでいたらしい」って！？だからって！おれの胸を揉むことないでしょ！？さっきから睨まれてるよ…bbs.animanch.com痛いよオードリー、落ち着いて｜あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/5171205/53うん、『洞察に満ちた優しさを持つ者こそ……』って、おれもそうでありたいしそうなれる努力を諦めないようにって思うよ。だから興…bbs.animanch.com※この作品はコメディのつもりです。
これ以上人物もＭＳも増えません。こじんまりとします。
あとガンダムにも詳しくないです。
- 3二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:30:22
ｼﾞｵﾝ兵「アクシズのグワダン、急速接近！！」
ｼﾞｵﾝ兵「ということは……まさか、なぜ！？」
＼ ｳｨｰﾝ ／
ｵｰﾄﾞﾘｰ 「ミネバ・ザビである。道を開けよ」
)ゞ )ゞ )ゞ ﾋﾞｼｯ
ﾏﾘｶﾞﾝ「はっ！」ゞ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「マリガン、キシリア叔母は何処だ」
ﾏﾘｶﾞﾝ「…………キシリア閣下には、何人（ﾅﾝﾋﾟﾄ）も通すなと仰せつかっています……！お下がりいただけぬのであればここで、御身を拘束させていただきます！」
ﾏｼｭﾏｰ「貴様ぁ、なんたる無礼を！」
ﾏﾘｰﾀﾞ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！ここには、……いない？」
ﾏﾘｶﾞﾝ「なっ！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ほう？」
ｷｬﾗ「はっ！あのキシリア様がここではないとしたら、もういる場所は一つしか無いだろ！ええ！？」
ﾏﾘｰﾀﾞ「イオマグヌッソか！」
- 4二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:31:59
このレスは削除されています
- 5二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:33:24
ﾏｼｭﾏｰ「バナージ・リンクス！姫様をお連れしろ！君も騎士道を歩むなら、主を守り抜け！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「わかってますよ！」
ﾏﾘｰﾀﾞ「姫様……“なにがあっても”、御心のまま……バナージを信じて、お進みください」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「え？ええ……わかったわ」
ﾏﾘｶﾞﾝ「お待ちを！ええい、ならば！」
ｷｬﾗ「あんたたち、この道を通れると思っているのかい？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「すまぬ、皆！感謝する！！」
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
ｷｬﾗ「……はっ、感謝する。だってさ」ｸﾞｷｸﾞｷ
ﾏｼｭﾏｰ「主を守り抜け、か……私には最期までできないことだったな」ｼﾞｬｷﾝ
ﾏﾘｰﾀﾞ「そうでもないさ……さて、やるか」ﾎﾟｷﾎﾟｷ
ﾏﾘｶﾞﾝ「ちいっ！全員の制圧を――」
・
・
・ - 6二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:34:49
ｼﾞﾝﾈﾏﾝ『その様子じゃ決裂か！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「それ以前の話ですよ！キシリアさんはイオマグヌッソにいる！」
ｼﾞﾝﾈﾏﾝ『なに！？ちぃ！このデカブツだと的になる！バナージ！ユニコーンで直接行け！ハマーン・カーンがマツナガ隊長とガトー少佐を連れて露払いをしている！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「了解！オードリー、乗って！」ｳｨｰﾝ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ええ！ジンネマン、お前も様子を見て離脱せよ！」
ｼﾞﾝﾈﾏﾝ『了解！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「バナージ・リンクス！ユニコーンガンダム！行きます！！」
ﾊﾞｼｭｰﾝ - 7二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:35:59
ﾊﾏｰﾝ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、ユニコーンが出たか…………ミネバ様、申し訳ありません……それでも、私は…………」
- 8二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:37:44
【ミネバ派のＭＳ】
なんとなく覚えなくてもいいですが、ギレン派やキシリア派からの圧力で、最新鋭とか専用機は入手できなかったということで。
乗っているのは全員ゲルググ（ジム）でミネバ派は白基調が特徴。
マツナガ機→白ベースに水色ラインのゲルググ（ジム）
ガトー機→白ベースに青色のラインのゲルググ（ジム）
ハマーン機→白ベースに桃色ラインのゲルググ（ジム）（一応操作系のみ通常のサイコミュコントロール）
フロンタル機→赤ベースに白ラインのゲルググ（ジム） - 9二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:39:14
ｶﾞﾄｰ『ユニコーンが出ましたな、ということは……！』
ﾏﾂﾅｶﾞ『やはりハマーンの読み通りか！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『マツナガ隊長！ガトーさん！』ｷﾞｭｲｰﾝ
ｶﾞﾄｰ『キシリア閣下はサイコミュ兵器の方、ということだろう？』
ﾏﾂﾅｶﾞ『殿下が同席しているなら、君はとにかく最短距離でイオマグヌッソに向かえ！ハマーンも先行しているはずだ！ガトーはその直衛だ』
ｶﾞﾄｰ『承知！では行くぞ！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『了解！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『マツナガ！ここは任せたぞ！』
ﾏﾂﾅｶﾞ『はっ！』
ﾄﾞｷﾞｭｰﾝ
ﾏﾂﾅｶﾞ『…………さて、かつての古巣と矛を交えるわけだが……、』
＜＋＞ ＜＋＞＜＋＞ ＜＋＞ ＜＋＞＜＋＞ ＜＋＞
ﾏﾂﾅｶﾞ『この“白狼”の首、ただではやらぬぞ！』
- 10二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:40:19
ﾌﾛﾝﾀﾙ『……では、そろそろ行くとしようか』
- 11二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:41:25
ゲルググ（ジム）とかいう尊厳破壊表記やめたげてよお
- 12二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:42:36
ｶﾞﾄｰ『砲口部分から内部へ侵入できる！急げ！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『はい！<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！危ない！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『っ！』ｸﾞｯ
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!
ｶﾞﾄｰ『無事か！？姫様は！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『大丈夫です！でもこの数は！』
（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）
- 13二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:43:41
ｶﾞﾄｰ『国家親衛隊……ア・バオア・クー陥落後でも、まだこれほどの数が残っていたとは！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『おれも戦います！』ｼﾞｬｷﾝ
ｶﾞﾄｰ『馬鹿者！いま貴様の隣には、どなたがおわすと心得る！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『っ！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『…………』ｷﾞｭｯ
ｶﾞﾄｰ『ここは私が引き受けよう！さあ早く！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『アナベル・ガトー！武運を！』
ｶﾞﾄｰ『……ありがたき！』
ﾊﾞｼｭｰﾝ
ｶﾞﾄｰ『…………ふふ。さて、私は手強いぞ？』
（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）（凸）
ｶﾞﾄｰ『私は義によって立っているからな！』 - 14二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:44:41
本物の義によって立つのいいな
- 15二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:46:36
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『中佐！あなたは総帥のスパイとも思えない！何者なんだ！？』ﾌﾟｯﾋﾟｶﾞﾝ!
ｼｬﾘｱ『私は、ニュータイプがニュータイプとして生きられるよう、作りたいだけです』ﾄﾞｷｭｰﾝ!
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（ほかのニュータイプ部隊は“白狼”に付けた！ぼくがやるしかない！この人を！）
ｼｬﾘｱ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！』ｷﾞｭｲｰﾝ
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、なに！？』ｸﾞｵｰﾝ
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!
？？『……必殺のつもりが、全て躱すか』
ｼｬﾘｱ『貴女ですか……！』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『ハマーン・カーン！』
ﾊﾏｰﾝ『灰色の幽霊に、キシリアの騎士もどきが！！』
- 16二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:48:08
ｼｬﾘｱ『“貴女”をイオマグヌッソには近づけさせません。できればここで、“再び”永遠に！眠っていただく！』
ﾊﾏｰﾝ『やってみろ！<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！？』
ｼｬﾘｱ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！！』
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『避けた！？クソっ！』ﾌﾟｯﾋﾟｶﾞﾝ!
ﾊﾏｰﾝ『ちぃっ、余計な手間を……！』ｷﾞｭﾊﾊﾞﾊﾞ
ｼｬﾘｱ『ゲルググでよくも動く！エグザベ少尉を抑えながらでは厳しいか……！？』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『この重圧<ﾌﾟﾚｯｼｬｰ>！これがハマーン・カーンとシャリア・ブル中佐の本気！気を抜けば一瞬！」ｼｭﾋﾟﾝｼｭﾋﾟﾝ
ﾊﾏｰﾝ『ここが貴様らの墓場となる！！』
- 17二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:49:28
ｼﾛｳｽﾞ『アルファ殺しが、２機揃ったか……そして、“可能性の獣”……』
- 18二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:52:21
ﾆｬｱﾝ『ぐぅ……気持ち悪い……これなんなの？』
ｱﾏﾃ『あいつが撃ったのか……誰が乗っているんだ！』
ﾆｬｱﾝ『ジークアクス……あいつも邪魔するのか……！』
ｽﾞｷｭｰﾝ!ｽﾞｷｭｰﾝ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『戦闘音……！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『バナージ、内部侵入通路で私を降ろしなさい。キシリア叔母を追います。あなたはあの２機を！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『わかった！』
ｳｲｰﾝ
ｵｰﾄﾞﾘｰ ｼｭﾀｯ
～～
ｼﾛｳｽﾞ『ほう…………？』
～～ - 19二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:53:29
赤いガンダム「今さらやけど戦闘シーンの描写は微塵も期待せんといて・・・」
シュウジ「各自でいい感じに妄想してくれ、とガンダムが言っている」 - 20二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:54:38
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:55:51
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『２機とも止めろ！ここで争ってもしょうがないだろ！！』
ﾆｬｱﾝ『なんなのこいつ！？』ｶﾞｼｬｱﾝ!
ｱﾏﾃ『邪魔なんだよ！白いの！』ｼﾞｬｷﾝ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『なら……ユニコーン！』ﾊﾞﾁﾝ!
Ｔ『 』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『…………え！？ＮＴ－Ｄが発動しない！？なんで！？クソ！！』ｶﾞｷﾝ! - 22二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 22:59:12
ｱﾏﾃ『ぐぅうううう！！』
ﾆｬｱﾝ『マチュ！？マチュなの！？』
ｱﾏﾃ『なんで何も言わずにいなくなった！さっきの悲鳴聞こえなかったの！？』
ﾆｬｱﾝ『マチュが言ったんでしょ！？シュウちゃんを守るためだって！！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『動揺している！？いまだ！！ごめん！！』ｶﾞｼｯ!
ﾆｬｱﾝ『えっ！？きゃああああああ！！』ﾄﾞｶﾞｰﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『……おれはいま、ごめんって言ったのか？今のは……ニャアンなのか？』
ｱﾏﾃ『ニャアン！？てめええええええ！！！』ﾌﾞｵｵｵｵﾝ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『今度はこっちもか！？』ｼﾞｬｷﾝ! - 23二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:05:47
ｱﾏﾃ『よくもニャアンを！』ﾌﾞｵｵｵｵﾝ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『自分も攻撃していたじゃないか！！』ｶﾞｷﾞﾝ!
ｱﾏﾃ『白い角ヤロー！！ここでおまえは……！<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！？』
――いつもは自由に出回ることは難しいので、楽しいです
ｱﾏﾃ『っ！？』ﾋﾞｸｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『なんだ！？急に動きが！』
ｱﾏﾃ『うおおおおおおおおお！！』ｶﾞｼｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『お、おれを踏み台にしたぁ！？うわああああああ』ｽﾞｶﾞｱｱﾝ
ｽﾞｶﾞｱｱｱｱｱｱﾝ
ｱﾏﾃ『はぁ、はぁ…………いまの、オードリー？なんで……』
ﾊﾛ『イマガチャンスダゾ！イマノウチ！』
ｱﾏﾃ『そうだ！それどころじゃない！シャロンの薔薇を！』
- 24二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:08:31
ﾊﾏｰﾝ『しつこいやつらだ！！』ｽﾞﾊﾞﾝｽﾞﾊﾞﾝ!
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『クソっ！ついていくだけで精一杯か！』ｶﾞｵﾝ!
ｼｬﾘｱ『私はすでに手を打っていますよ、ハマーン・カーン！』ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ!
ﾊﾏｰﾝ『あの空っぽの器か！！何故邪魔をする！貴様とてあのイオマギュ……サイコミュ兵器を破壊したいのだろう！？』
ｼｬﾘｱ『（噛んだ……）私が破壊したいのは兵器です。貴女はそうではない！』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（なんだ！？二人はなにをやっている！？）（いま噛んだ？） - 25二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:15:09
～～
ｱﾏﾃ『うう……っ、シュウジ！あっちに何があるの！？』
ﾆｬｱﾝ『あれって……シュウちゃん！』ｸﾞｵﾝ
～～
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『痛て……いまの光は？サイコフレームの共振か？……<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ！？』ﾊﾞｯ
ラ・・・ラ・・・
？？『 』ﾆｺｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『歌声……？貴女はいったい……？』
？？『 』ｽｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『あっちに行け……ってことか』ｸﾞｯ
- 26二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:17:25
ｷｼﾘｱ「この作戦を始めれば、貴様に会えると思っていたよ、キャスバル坊や」
ｼﾛｳｽﾞ「…………お久しぶりです、キシリア閣下」
ｷｼﾘｱ「もし宇宙で人の革新があるのなら、それを潰えさせてはならない。そのために地球に固執する旧人類どもを一掃してやろうというのだ」
ｼｬｱ「……私は、洞察に満ちた優しさを持つ者を、ニュータイプと理解しています」
ｷｼﾘｱ「ジオンはすでに手中にある。私の元へ戻れ。二人で新しい世界を築こうではないか」
ｼｬｱ「…………」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「それがあなたの真意でしたか、叔母上」
ｷｼﾘｱ「ミネバ！？」ﾊﾞｯ
ｼｬｱ「ミネバ、だと？」ｻﾞｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ごきげんよう、叔母上。そして……お前はシャア・アズナブルだな」
ｼｬｱ「…………なるほど、“向こう側”のミネバとははじめましてかな？」
ｷｼﾘｱ「“向こう側”だと？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ（“向こう側”……やはりこの世界は……） - 27二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:21:01
ｼｬｱ「閣下の御存じない理があるのです」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「なるほど、人類の革新、大いに結構。しかしそのためにとる手法が地球の破滅とは、不確実極まりない」
ｷｼﾘｱ「ほう？ならば我が姪には妙案があると」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「叔母上、“ここ”での私はしょせん、このように観客席に身を置く立場。
しかし、私は貴女ほど急ぎ過ぎもしなければ、人類に絶望もしてはおりません」
ｷｼﾘｱ「私はこの計画のため、ガンダムフレドとそのパイロットを手に入れた」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ニャアンに引き金を引かせたのですか……！？」ｸﾞｯ
ｷｼﾘｱ「もはやシャアは必要ない」ﾁｬｷ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……そして、私も殺しますか？叔母上」
ｷｼﾘｱ「……従順であるならそうはならない」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ひとたび刃に血を吸わせれば、それはまた血を欲するでしょう」
ｷｼﾘｱ「私が血に飢えているというのか……？貴様は私に何をさせたい？」ﾁｬｷ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「罪を認め、法の裁きを受け、刑に服することを、」
ｷｼﾘｱ「いまや法は私と共にある」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「私とともに」
ｷｼﾘｱ「ッ、なんだと……」 - 28二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:24:42
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
ｼｬｱ「……ん？」
ｶﾞｼｬﾝ!!
ｱﾏﾃ「わあああああああああああああああああああ」
ﾀﾞｧﾝ
ｼｬｱ「！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「貴女は……！」（痛そう……）
ｷｼﾘｱ「！？」
ｱﾏﾃ「ﾍﾌﾞ!……シュウジは？え、誰？」GIF(Animated) / 4.17MB / 7270ms
- 29二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:25:58
週刊バナオドだーーーーー！
どのように合流するのか楽しみだぜ… - 30二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:27:28
ﾄﾞｶﾞｱｱｱｱｱｱﾝ
ﾆｬｱﾝ「シュウちゃぁぁぁん！！」
ｷｼﾘｱ「ガンダムフレド……！？」
ｱﾏﾃ「なになに！？」
ﾊﾛ「ナンダナンダ！？」
ﾆｬｱﾝ「あれ！？あ！お怪我はありませんか！？キシリア様！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……ニャアン！？」 - 31二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:29:53
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「バナージ！！」
ｼｬｱ「！！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「よくここが！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「それが、ここに来るようにって誘導されて……って、キシリアさん！？
とフロンタル！？……じゃ、ない！？もしかして、この人がシャア・アズナブル！？」
ｼｬｱ「ﾁｯ」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「舌打ち！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………」
- 32二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:33:27
ｱﾏﾃ「オードリー！？なんでここに！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「アマテさんこそ、どうして……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あれ、知り合い？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ええ。以前イズマコロニーで一緒に――」
ﾌﾟｼｭｰ
ﾆｬｱﾝ「キシリア様ぁ！……と、ミネバ姫様！？バナっち！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「え？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ニャアン！？なんで君が！？」
ｱﾏﾃ「え？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「バナっち？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あ、うん。前にグラナダで一緒に――」
ｱﾏﾃ「ミネバ？姫？バナっち？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「 バ ナ っ ち ？ 」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「怖い怖い怖い怖い！！」
ｷｼﾘｱ「ええい！！この状況で青春するな！！」
ｼｬｱ「これが若さか……」
- 33二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:34:57
- 34二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:39:43
- 35二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:55:36
いきなり目の前で青春を見せつけられるキシリア様に応援のメッセージを！！
- 36二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:56:33
良い...
座して待つぞ... - 37二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:01:10
ニャアンと殴り合いしてたのにニャアンがぶっ飛ばされたらキレて殴りかかるの個人的に最高にマチュしてて好き
- 38二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:21:49
- 39二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:38:58
毎回、楽しみに見させてもらっているので応援します😊
- 40二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:40:21
ここが自分にとって異世界であることを悟っている人が何人かいるのが辛い
- 41二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 08:17:43
なぜバナオド派は毎週ジークアクス後に元気になるのだろうか……（恐怖）
- 42二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 13:50:52
うーん割とあにまんはバナオド民多いから仕方がない
- 43二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 13:58:14
Ωサイコミュとαサイコミュと十年後の技術のフルサイコフレームのNT-DMSが揃った
- 44二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 14:04:11
ミネバ一派は多分丸々異世界に飛ばされて現地の人とメンバーの何人かはジクアク世界が自分達のある場所って認識してるって感じなのかな？
- 45二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 17:04:50
でもGQ世界のミネバってたぶん5歳だよね？
幼女ミネバ様とユニコーンミネバ様の邂逅…というか揃って並んでくれ！
なおもれなくガトーは昇天する - 46二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:12:54
さっきガンチャンのオリジン1話見てきた。次男暗殺の巻き添えで軽傷ってお父様が強すぎる
つまりミネバ様に爆撃してもたぶんかすり傷じゃね？
まあ近づくものはチリになるわけですが - 47二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:14:03
保守
- 48二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:32:25
- 49二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:33:30
ｱﾏﾃ「えっと、なにこの状況……」
ﾆｬｱﾝ「さぁ……」
ｷｼﾘｱ「雁首揃えてノコノコと……！」ｷﾞﾘ
ｼｬｱ「…………」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「キシリアさん……」ｸﾞｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ｱﾏﾃ「え」 - 50二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:34:47
ﾄﾞｶﾞｱｱｱｱｱｱﾝ
ｱﾏﾃ「うわわわわ床、壊れ！！うわあああぁぁぁぁぁ・・・・・・」
ﾆｬｱﾝ「ああ、マチュ！？」
ｼｬｱ「好機か……」ﾋｮｲｯ
ｷｼﾘｱ「ﾁｯ！待てシャア！！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「っ、しまっ・・・」ｸﾞﾗｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー！！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「私は大丈夫です！叔母様を・・・たのみます・・・・・・！！」ﾋｭｰﾝ - 51二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:37:50
ｱﾏﾃ「うわあああ落ちてるうう落ちてるぅぅぅううう・・・・・・」ﾋｭｰﾝ
ｼｬｱ「ちいっ！」
ﾀﾞｧﾝ!
ｼｬｱ「……大丈夫かい？君はたしか、ガンダム・クアックスのパイロットだな？」
ｱﾏﾃ「だ、誰なんですか？」
ﾊﾛ「ダレダダレダ！オマエダレダ！」
ｱﾏﾃ（シュウジと似た匂いがする……かも？） - 52二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:40:58
ｼｬｱ「君は……」
ｱﾏﾃ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！邪魔！！」ｹﾞｼｯ
ｼｬｱ「ｵﾌｯ」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……ちいっ！」ﾋｭｰ･･･
ｱﾏﾃ「オードリー！！」
ﾋｮｲｯ
ﾄﾞｼｬ
ｱﾏﾃ「はぁー……大丈夫？✨」←女子高の王子様ムーブ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ふぅ……ええ、助かりました✨」←ナチュラルボーン姫ムーブ
ﾊﾛ「キャー!キマシタワー！」
ｼｬｱ「………………」ｼﾞﾝｼﾞﾝ
- 53二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:41:59
ｱﾏﾃ「ってかオードリー、めっちゃ軽いじゃん……そんなに大きいのに」ｼﾞﾄｰ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「こっ、ここは宇宙ですからっ///、そ、それにアマテさんだって！」ｱｾ
ｱﾏﾃ「私はもう少し身長ほしかったなー、服のデザインとかバリエーションが――」ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「そういえば、以前に百貨店に行ったときに店員さんから――」ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ
ﾊﾛ「ナガレルヨウニジョシトーク！ヨユウアルナ オイ！」
ｼｬｱ「そろそろいいかな」 - 54二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:44:19
ｼｬｱ「あえて挨拶をやり直しましょうか。はじめまして、と」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「あえても何もそうだろう？“こちら側”のシャア・アズナブル」ｼﾞﾛｯ
ｱﾏﾃ「“こちら側”……？シャア・アズナブルってたしか……？」
ｼｬｱ「ほう？さすがはミネバ・ザビ、知っていたのか？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「まさか。貴様らの持って回った言い方を統合すれば、イヤでも察する」
ｱﾏﾃ「ミネバ……ザビ！？」
ｳﾞｫﾝ！
「「 ！？ 」」
ｼｬｱ「はじまった……」
ｱﾏﾃ「あれって……赤いガンダム！？」
ｳﾞﾌｫﾝ!
ｼｬｱ「くっ！」
ｷｬﾋﾟｰﾝ☆ ﾁｬｷｰﾝ☆ ｷﾗｷﾗﾘｰﾝ☆
「「 ええっ！？ 」」 - 55二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:46:12
ｵｰﾄﾞﾘｰ「公国の士官服……！」
ｱﾏﾃ「あなたって、赤い彗星のシャアなの！？」
ｼｬｱ「こんなことまで起こってしまう……これが彼女の覚えている私の姿なのだろう」
「「 …………ﾊｧｰ 」」
ｱﾏﾃ「…………絶対あの変なマスクのせいだよね」ﾋｿﾋｿ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ダメですよ変なんて言っては……本人は気に入っているかもしれませんし」ﾋｿﾋｿ
ｱﾏﾃ「でもヒゲマンはあんなの付けてないよ？」ﾋｿﾋｿ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ヒゲ？<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、ああシャリア・ブルですか。あやつはあのヒゲを剃ればよいものを」ﾋｿﾋｿ
ｱﾏﾃ「えー？でも似合ってるじゃん、渋ダンディーな感じでさー」ｷｬｯｷｬ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「無理して貫禄を補おうとするなら清潔感を出した方が――」ｷｬｯｷｬ
ｱﾏﾃ「あーさっきのバナージくん？そんな感じするもんねえ～」ﾆﾔﾆﾔ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「な、なんですかもう！いいじゃないですか///」ﾃﾚﾃﾚ
ﾊﾛ「スキ アラバ ジョシトーク スルナ！ ソンナヒマ ナイゾ！ オイ！」
ｼｬｱ「…………」ｽｲｰｯ
- 56二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:47:59
ｱﾏﾃ「そうだ！シュウジィ！！いないの！？」ﾀﾞｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「シュウジ？あ、アマテさん！？待って！」ﾀﾞｯ
ｼｬｱ「シュウジ・イトウか。彼は、私が見込んだ以上のニュータイプだった……
おそらく私の前に現れたのも偶然ではなかったのだろう。できれば私の同志になってもらいたかったが……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ（同志だと……？）ｼﾞﾛｯ
ｼｬｱ「彼は薔薇の中で眠る少女に取り憑かれてしまった……君は彼に想いを寄せているのか？」
ｱﾏﾃ「ええ？」
ﾊﾛ「エッ？エッ？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……そういうことを本人に言うとは、不躾な男め」ｼﾞﾄｰ - 57二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:49:13
ｵｰﾄﾞﾘｰ「洞察に満ちた優しさが聞いてあきれる。おおかた、ジオン・ダイクンの言葉をそらんじただけであろう？」ｷﾞﾛｯ
ｼｬｱ「なに……！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「人の心に土足で立ち入るとは、乙女の恋心を何と思うか、この俗物」ｼﾞﾄｰ
ｼｬｱ「ぞくぶっ……！？」
ﾊﾛ「コワッ！？」
ｱﾏﾃ「いやっ、恋心って、そんな……///」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「アマテさん、自分の気持ちには素直になるべきです」ｶﾞｼｯ
ｱﾏﾃ「へっ！？えっ！？」ｱｾ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「私は、彼とは幾度か今生の別れを覚悟しました……そのときにやっと、ありのままの気持ちを話すことが出来ましただから、あなたも……」
ｱﾏﾃ「オードリー……」ｸﾞｯ
ﾊﾛ「イマ ヤル ハナシジャ ナイ！コイツ ノ ハナシ ヲ キケ！」
ｼｬｱ「 」ｽﾞｰﾝ
ﾊﾛ「キサマハキサマデ ナニ ヘコンデンダヨ！！」 - 58二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:51:48
ｼｬｱ「ｵﾎﾝ、だが、一方的な想いが相手を追い詰めることもある……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、貴様……まさか！？」
ｱﾏﾃ「なんのこと……？」
ｼｬｱ「彼女は本来、この世界にいてはいけない存在だ……私が彼女を消滅させる！」
ｱﾏﾃ「消滅！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……そしてその次は私か？赤い彗星よ」
ｱﾏﾃ「ええ！？」
ｼｬｱ「“こちら側”に居続けたければ、好きにすればいい」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「っ！…………ああ、ようやくわかった。貴様がなぜ腹立たしいか……」
ｱﾏﾃ「え……？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……私のバイオリンを褒めてくれたシャア・アズナブルは、断じてお前ではない」
ｼｬｱ「…………」
ｳｨｰﾝ
ｱﾏﾃ「待って！消滅って！どういうことなんですか！ねえ！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「アマテさん、危ない下がって！」ｸﾞｲｯ
ｽﾞﾄﾞｰﾝ……
- 59二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:53:22
ｵｰﾄﾞﾘｰ「くっ……」
ｱﾏﾃ「……ララァを助けなきゃ！」ﾀﾞｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ララァ？……ええ、行きましょう！！」ﾀﾞｯ - 60二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:57:57
ﾆｬｱﾝ「キシリア様、大丈夫ですか！？」
ｷｼﾘｱ「こんなところで何をしている……作戦はどうした？」ｼﾞﾛｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「作戦……？」
ﾆｬｱﾝ「何でかわからないけど、すごく気持ち悪いんです……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、」
――第一座標補足……シュウちゃん、応えて……
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……ニャアン、まさか……君は！？」
ﾆｬｱﾝ「あの、シャロンの薔薇の中には誰かいるんでｓ」
ｷｼﾘｱ「少しくらいの気持ち悪さがどうした……！」
ﾆｬｱﾝ「！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「！！」
ｷｼﾘｱ「事が済めばお前を邪魔する者はいなくなり、本物の自由が手に入るのだぞ！」
ﾆｬｱﾝ「……っ」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……なんで、そんな言い方をするんですか！？」
ﾆｬｱﾝ「っ！？」
ｷｼﾘｱ「なに……？」
- 61二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:59:11
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ニャアンがやったことを指示したのは貴女でしょう！？ニャアンのためだなんて言って！貴女のためのことを！！」
ｷｼﾘｱ「部外者が口をはさむな！ミネバの連れ合いと思えば見逃してきたが、私の寛容をうぬぼれたか！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「なにもわからないで精一杯生きている人に付けこむなんて！まともな大人のやることじゃありませんよ！！」
ｷｼﾘｱ「黙れと言っている！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「貴女が気に入らない人を消していって、最後に誰が残るって言うんですか！？」
ﾆｬｱﾝ「…………っ」 - 62二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:00:35
ｷｼﾘｱ「地球に魂を引かれた者どもは宇宙に我らを追放した！恨み晴らさぬ訳にはいかんであろう！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「違う！善意から始まっていたんだ！ラプラスの箱には、祈りが込められていた！！」
ｷｼﾘｱ「ラプラスの箱……実在していたのか……！？」
ﾆｬｱﾝ「善意……」 - 63二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:02:27
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あんたはそれを利用して、自分の恨みを晴らすのに使っている！支配や過去を理由に自分の感情を隠している！」
ｷｼﾘｱ「私が偽っているだと！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そのために世界を傷つけさせるわけにはいかない！！」
ｷｼﾘｱ「よくもそこまで英雄と思い上れるものだな！それほどまでに世界が大事か！“ここ”はきさまらの世界ではないのだろう！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………違う、おれが守りたいのは、世界じゃない……、いまここでは、ニャアンだ」
ﾆｬｱﾝ「え！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そして……」
ｽｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリーの家族であるあなただ、キシリア・ザビ」
ｷｼﾘｱ「…………！？」
ﾆｬｱﾝ「…………バナっち……？」 - 64二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:04:48
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「おれは……何も知らないまま、憎しみ飲まれて傷ついた人を知っている……ニャアンにそうなってほしくはない……！」
ﾆｬｱﾝ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！？」
――思い知れ、思い知れ、思い知れえぇ！！
――バナージ…………哀しいね
ﾆｬｱﾝ「いまのは……？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「欲のままに傷つけ続けては、いつか自分の身が削られていく……！貴女はまた独りになるつもりですか！？またオードリーを独りにするつもりですか！？」
ｷｼﾘｱ「何も知らぬ子どもの理屈を振り回すな！！！」
- 65二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:06:02
・
・
・
ﾀｯﾀｯﾀｯ
ｱﾏﾃ「ミネバ、姫……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………え？」
ｱﾏﾃ「本当にお姫様だったんじゃん……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「私は自分を、そう大したものとは思えません……いつも多くの者に甘えて、助けられ、今日もまた……」
ｱﾏﾃ「でも、今日のオードリーは、ずっとお姫様っぽいことしてるよ？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………そうだと、いいのですが……<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ！？」
ｱﾏﾃ「なに！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………ハマーン！？」
- 66二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:08:31
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『クソ！ここまでやるとは……！』ﾌﾞｫﾝ!
ﾊﾏｰﾝ『こちらのセリフだ！鬱陶しい邪魔者どもが！』ｼｭﾝｼｭﾝ!
ｼｬﾘｱ『そろそろ二人とも、終わっていただきたいのですがね……！』ｼｭﾋﾟﾝ!
ﾊﾏｰﾝ『貴様が影でこそこそとダイクン派と仲良く群れていた！ミネバ様に仕える私は障害にしか見えぬものな！』ｷﾞｭｲﾝ!
ｼｬﾘｱ『違います』
ﾊﾏｰﾝ『なに……？』
ｼｬﾘｱ『そちらではありません。貴女はさながら、飢えた獅子だ』
ﾊﾏｰﾝ『…………』
ｼｬﾘｱ『貴女は、シャロンの薔薇……そして中の“彼女”を、永遠に封印したがっている』
ﾊﾏｰﾝ『…………ッ』ｷﾞﾘｯ
ｼｬﾘｱ『向こう側に帰れないようにするために』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『向こう側……？』
<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>
- 67二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:15:40
《寒い……あとここに何年……》
《よくもミネバをこうも育ててくれたな！》
《お前は人を不幸にする……！》
《アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ！！》
ｼｬﾘｱ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、…………そうですか、貴女もまた、空っぽだったのですね……』
ﾊﾏｰﾝ『…………ッ』ｷﾞﾘｯ
ﾊﾏｰﾝ『土足で人の中に入るな！！！！！』
- 68二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:17:28
ﾊﾏｰﾝ『ここは暖かくて、“向こう側”に無いものがある！貴様に何がわかる！！』
ｼｬﾘｱ『そのどれもが、貴女のためのものではない！』ｸﾞﾜｰﾝ
ﾊﾏｰﾝ『黙れと言った！！！』ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『うおおおおおお！！』ｷﾞｭｲｰﾝ
ﾊﾏｰﾝ『ちぃ！！』ｼｭﾝ!
ﾄﾞｶﾞｰﾝ
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『そこだ！！』ﾊﾞｼｭ!
ﾊﾏｰﾝ『鬱陶しい！！』ｶﾞｷﾝ!
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『くっ！』ｸﾞｵｰﾝ!
ﾄﾞｶﾞｰﾝ
ｽｯ
ｼｬﾘｱ『…………すまない、異界のニュータイプよ』
ﾊﾏｰﾝ『な、』 - 69二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:18:33
ﾊﾞｷｭｰﾝﾊﾞｷｭｰﾝ
ﾄﾞｶｧｧｧｰﾝ……
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『あの一瞬の隙を突いて、墜としたのか……！？』ｸﾞｯ
ｼｬﾘｱ『許せ、ハマーン・カーン。貴女は強い……故に手加減して勝つことなど不可能だった。
エグザべ君がいなければ……或いは私がそちらの世界にいたら、結果は逆だったかもしれない』 - 70二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:19:34
ﾊﾏｰﾝ｛……そうか、私は、また……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ハマーン！」 - 71二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:20:44
ﾊﾏｰﾝ｛ミネバ様……申し訳ありません。ハマーンはここまでです｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ハマーン…………！」
ｱﾏﾃ「ええ、だ、誰……？」
ﾊﾏｰﾝ｛さぞ、口うるさく、欲深い女に思えたでしょう……ここからはどうか、姫様の御心のままに……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………今まで、“ネオ・ジオン”を、よく保たせてくれましたね」
ｱﾏﾃ「ね、“ネオ・ジオン”？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ありがとう、ハマーン・カーン。貴女のこれまでの働き、感謝します……」
ﾊﾏｰﾝ｛…………｝ﾍﾟｺッ
ｱﾏﾃ「 」ﾁﾗｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………」ｷﾞｭ
ｱﾏﾃ「……オードリー、」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……？」
ｱﾏﾃ「自分の気持ちに正直に、だよね？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………っ！！」 - 72二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:21:53
ｵｰﾄﾞﾘｰ「違う……違うのハマーン！私は……私は……！」
ﾊﾏｰﾝ｛…………｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ずっと怖かったり、厳しかったり、イヤだったりもした！でも貴女は私を守ってくれた！育ててくれた！助けてくれたのよ！」
貴女は野心があったという！でも私は、貴女が一番傍にいてくれた……！」
ﾊﾏｰﾝ｛…………｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ハマーン！私、もう、夜だって一人で眠れるし！ｸﾞｽｯ、着替えも出来る！ﾋｸﾞッ、お買い物、だって間違えないし！最近は料理だっで覚えで！」
ﾊﾏｰﾝ｛…………｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ともだちだってできたのよ！それに、いっじょうさざえたい人も！！」
ｱﾏﾃ「 」ﾌﾝｽ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「だから…………」
ﾊﾏｰﾝ｛…………｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「だから……ありがとう、ハマーン……」
ﾊﾏｰﾝ｛…………｝ﾆｺｯ
ｽｳｩ…… - 73二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:25:21
ｱﾏﾃ「消え……ちゃった……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………」ｸﾞｽｯ
ｱﾏﾃ「大切な、人？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……口煩いのも……厳しいのも……全部私への優しさだったのに……私は貴女に、なにも返せなかった……！」
ｱﾏﾃ「口煩いのも……優しさ……」
――塾遠いの、嫌？
――あなた、進路の希望に……
――父さんに何て言えば……
ｱﾏﾃ「…………」ｸﾞｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ッ！お見苦しいところをお見せしました……行きましょう」ｸﾞｼｸﾞｼ
ｱﾏﾃ「うん、行こう！」
- 74二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:27:12
ｷｼﾘｱ「よほど得意げに自論を語る奴だ！」ｼﾞｬｷ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「！！」
ﾆｬｱﾝ「！？」
ｷｼﾘｱ「未来の義甥と思えばいままでは赦してやったが！もはやこれまでだ！」
ﾆｬｱﾝ「ま、待ってください！キシリアさ」……
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ｱﾏﾃ「あ、さっきの……ニャアン……！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「バナージ……叔母様……！」
ｷｼﾘｱ「先ほどの奴……それにミネバか！」
ﾊﾛ「マチュ！オードリー！ニゲロ！！」
ｷｼﾘｱ「シャアの仲間なら死.ね！！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「待っ――」
ﾊﾟｧﾝ - 75二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:32:44
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………？」
ｷｼﾘｱ「うぅ…………」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「おば、さま？」
ｱﾏﾃ「ニャアン……？」
ﾆｬｱﾝ「は……ああ……」ｶﾀｶﾀｶﾀ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ニャアンが……キシリアさんを……？」
ｷｼﾘｱ「貴様……どういうつもりか……！」
ﾆｬｱﾝ「ち、ちがいます……私は……！」
ｷｼﾘｱ「ふん！」ｼﾞｬｷ
ﾊﾞｼｭｰﾝ!
ﾆｬｱﾝ「ひっ！」ｷﾞﾝ!
ﾊﾞｼｭｳ!
ｷｼﾘｱ「！？！？」
ﾌﾚﾄﾞ「 」ﾌﾞｰﾝ
- 76二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:35:04
ｱﾏﾃ「ニャアン！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「アマテさん、貴女は先に！」
ｱﾏﾃ「～～～っ！！ごめん！あとでまた！！」ﾋﾟｭｰﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「うおおおおおお！！」
ｷｼﾘｱ「ちっ！」ｼﾞｬｷ
ｶﾞｼｭ
ｷｼﾘｱ「ライフルが……ええい！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「もうおやめください叔母様！憎しみは滅びの道です！」
ｷｼﾘｱ「……黙れ、世界を握れば済むことよ……！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「そこまで……熱に浮かされたのですか……」ｷﾞﾘｯ
ｶﾞｺﾝｶﾞｺﾝ - 77二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:36:24
ﾌﾚﾄﾞ「 」ｸﾞﾜｰﾝ
ﾆｬｱﾝ（キシリア様、ごめんなさい……バナっち……！）
ｸﾞｵｰﾝ
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「しまった、また崩落が！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「バナージ！叔母様を！」
ｷｼﾘｱ「ええい！！！」ﾊﾞｼｯ!
ｵｰﾄﾞﾘｰ「叔母様！？キシリア叔母様！！！」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
・
・
・ - 78二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:38:35
このレスは削除されています
- 79二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:40:32
・
・
・
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ハァ……ハァ……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー、大丈夫……？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ええ……ですが、キシリア叔母を行かせて……いや、逃がしてしまいました……」ｷﾞｭｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……とにかく、おれたちもユニコーンに乗ろう！ここを脱出して……」
ﾕﾆｺｰﾝ「 」
ｺﾂ､ｺﾂ､
？？「その前に、少しだけ話がしたい」
- 80二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:44:07
「「 えっ！？ 」」
？？「崩壊の心配はしばらくはありません。あれはイオマグヌッソから余計な機能を削ぐためのもの……私が破壊しました」
ｺﾂ､ｺﾂ､
ｵｰﾄﾞﾘｰ「なぜ貴様がここに……！？」
ｺﾂ､ｺﾂ､
？？「この世界に於ける私の使命……、とでも言っておきましょうか」
ｺﾂ､ｺﾂ､
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「使命……？」
ｺﾂ､ｺﾂ､
？？「そのために、」
ｺﾂ､ｺﾂ､
ｶｯ
「君たちは、目覚めなければならない」 - 81二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:45:45
- 82二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:49:13
赤いガンダム「見てくださって、保守までしてくださって、ほんまおおきに。まあスレの冒頭通り、これ以上キャラ（スーンではない）もMSも増えへんしスケールもでかくはならんで！あくまでバナージとオードリーがジークアクスにかこつけてイチャイチャするスレなんでな！」
シュウジ「まあ適当に、とガンダムが言っている」 - 83二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:52:50
- 84二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 02:12:03
乙
ミネバに友達ができて嬉しいよ・・・！ - 85二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 08:02:53
- 86二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 09:13:28
- 87二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 09:34:52
赤毛コンプレックスのキシリアと母譲りの金髪っぽいミネバか……
- 88二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 09:37:05
そして好き好んで赤く染めるマチュ
- 89二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 09:46:28
つまりキシリアとミネバは何かがズレれば上手いことやれたはずという隠喩か……
- 90二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 10:21:58
アムロっぽい口調のハロのツッコミも好き
- 91二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 15:52:35
このカップルほんとレスバ強者だな……
- 92二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:10:54
途中で女子トークしたりイチャイチャしたりするけど、涙が出るくらいには胸を打つ流れだ
おお、これがシリアスか…と思ったところで全裸の引きよ！
書いたかた、ありがとう。最後まで待ってるよ - 93二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 22:43:53
保守
- 94二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 23:51:06
赤いガンダム「すまん、カリオストロと薬屋見てて何にも書けてない。なんなら土曜はビギニングと舞台挨拶中継観に行くから書けない。でも日曜には投稿したい」
シュウジ「序と破は行けたのであとは急と結です、とガンダムが言っている」 - 95二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 07:43:10
まあハマーンとシロッコは生かしておいてはマズイというのはよくわかる
- 96二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 12:23:12
ハマーンはアクシズでの引きこもり生活とシャアのせいでネジ曲がったとはいえ、そもそもが結構な能力持った女傑だからな……
動物園の虎にはなれても飼い猫にはなれなさそう - 97二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 15:48:07
（舞台挨拶でマチュが色んな女性との出会いを成長の軸にするって話を聞いて、オードリーとの出会いを絡められて良かった～って思いました）
- 98二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:46:01
彼ピッピはゲットしたオードリーには、女子トークできるマヴが必要だったからね、しょうがないね
- 99二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:48:52
ハマーンは教育係であって馴れ馴れしくはできないだろうし、同年代が必要だったんだ
- 100二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:25:59
シリアスの合間に挟まれるバナっちショック
- 101二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:11:35
保守
- 102二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:08:36
ようやくアマテも気付いたか…親からの愛情は決して当たり前のものでも、無くならないものでもないということを……
小説版のロニさん、いや、宇宙世紀の親子関係の末路見てるとつくづく思う…どんだけ恵まれてたかって…
- 103二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:15:20
でもコロニー出たのは一切後悔してないんだよね
真っ直ぐ進んでやっと立ち止まってから振り返るタイプ
だから一番最後のカットは振り返るところなのかなって - 104二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:17:56
こ、この器また余計なタイミングで…？！
- 105二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:58:44
ｼｬｱ「かつて計画されたアルファ型サイコミュを搭載したニュータイプ専用ＭＡ。だがそれは建造されぬまま、アルファ型サイコミュはこの赤いガンダムに搭載された……
にも関わらず、建造されなかったＭＡがここにあり、世界に一つしかない筈のアルファ型サイコミュが２つ存在している。
２つのサイコミュの共鳴、その不安定さこそ、薔薇の少女がこの世界にゼクノヴァを引き起こす原因なのだ……
やはり、彼女にはこの世界から消えてもらわなければならない……このイオマグヌッソはそのために建造されたのだから！」
ｱﾏﾃ「だめえええええええ！！ララァは私が守るっ！シュウジの大切な人なんだから！！」ｷｭｲｰﾝ!
ｼｬｱ「ガンダム・クアックス！！」
ﾋﾟｼｬｱｱｱﾝ!
ｱﾏﾃ「ああ！？」 ｼｬｱ「なんだ！？」
ｼｭｳｼﾞ｛…………っ！｝
ｱﾏﾃ「シュウジ！！」
薔薇の少女｛…………っ｝ｷﾞｮﾛ
ｼｬｱ「馬鹿な！？」
ｱﾏﾃ「ララァが、目を覚ます……」
ラ・・・ラ・・・♪
- 106二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:59:51
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ゼクノヴァは別宇宙との境界が破れ、エネルギーが交換される現象と考えられており、
過去に観測された３度のゼクノヴァ……ソロモン、サイド６、そしてア・バオア・クー……
その全てでこちら側の質量エネルギーが向こう側へ流出するという形で起こっている……が、逆もまた起こり得る……
と、言われております」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「向こう側のエネルギーが、こちら側へ流れ込む……？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「そう、その筆頭が君たちだ」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「まず、“こちら側の世界”は我々……いや、君たちの世界ではない」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「っ！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「やはり…………」 - 107二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:01:20
ｼｬﾘｱ『始まりましたか……』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『ミノフスキー粒子が光って見えるのか……？』
ｷﾞｭｵ-ﾝ!ｶﾞｰﾝ!!
ｼｬﾘｱ｛向こう側から流れ込む、ミノフスキー粒子と反応したエネルギーが光として認識される｝
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ｛向こう側……？｝
ｼｬﾘｱ｛ゼクノヴァによって起こるこの現象の中でなら、ニュータイプの認知能力は極大になる｝
ｼｬﾘｱ｛…………<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ…………見つけました！！｝
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ｛キシリア様！？そういうことか……中佐、あなたの狙い通りにはさせない！｝
ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ!!
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『サイド６といまの戦闘で助けてくれたことには礼を言っておきます……しかし！』ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ
ｼｬﾘｱ『できれば貴方のようなニュータイプを殺したくはないのですが……！』ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『でやああああああ！！』ｷﾞｭｵｰﾝ!
- 108二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:04:36
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そう……なの？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「バナージ君はかつて、『全体』の入り口までアクセスし、刻を見た。
そのため、異なる世界への認知と順応の受け皿が他社よりも広く、『すべてが起こりうる』と認識しているのだろ
あるいは、特定世界への執着が薄いのかもしれない」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あれを見たから……？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「“薔薇の少女”の強い願いが、サイコミュによって強い力を得る。願いは具現化されるが、不安定を増していく…………
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「強い力に引き寄せられて、この不安定な世界に流れつきやすくなっている……」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「おそらくマリーダ・クルスはそのことは気が付いていた。あとはアナベル・ガトー、マシュマー・セロ、キャラ・スーン、そしてハマーン・カーン」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「“向こう側”の世界……いや、私たちの世界で“死”を経験した者たち……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ええっ！？」 - 109二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:11:09
ﾏﾘｶﾞﾝ「キシリア様っ！このお怪我は？」
ｷｼﾘｱ「飼い犬に噛まれた……報告せよ」
ﾏﾘｶﾞﾝ「は、はっ！ミネバ様配下のグワダンが領域に侵入、グワダンは離脱されたものの侵入者は制圧！
ニュータイプＭＳ部隊は、マツナガ隊長により全滅……！
国家親衛隊の残存兵はアナベル・ガトー少佐と相打ちしました！
そして先ほど、エグザベ少尉がシャリア・ブル中佐とハマーン・カーン卿と交戦、ハマーン卿の撃墜を確認しております！」
ｷｼﾘｱ「“白狼”を飼うことはできなんだ、か……“ソロモンの悪夢”は冥り、ミネバの腹心中の腹心を墜としたとあっては、もはや和解はありえんな……」
――…ット…ッグの…り方を教え…いただき…た……
ｷｼﾘｱ「くだらん感傷だ……それより、この光はなんだ……？」
ﾏﾘｶﾞﾝ「光……？なんのことですか……！？ドクターを、早く！！」
- 110二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:14:01
ｵｰﾄﾞﾘｰ「マシュマーとキャラの戦死は知っていたし、ガトーという男が“しでかした”後に特攻死したことも聞かされていた……それにハマーンとマリーダも……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ（しでかした……？）
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ゼクノヴァとは、一種のゲート……近づけば引き寄せられて落ちていく……『全体』に辿り着くまでの道すがら、魂たちはそこを覗き込んで、落ちてしまった……
いうなれば、“異世界に繋がる井戸(ﾊﾞｲｽﾄﾝ･ｳｪﾙ)”。彼らにとってここはさながら、魂の安息地でしょうな」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「安息地……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「待て！マツナガの戦死など聞いたことがないし、ジンネマンは“私たちの世界”でも生きている！それに、私たち２人は！？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「お２人はともかく、彼らは、そう……“必要だから呼ばれた”……の、でしょうな。整合性を持たせるために。
それは認知機能の混濁も及んでいます」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「認知機能？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「バナージ君、いまは宇宙世紀何年かな？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……えっ？宇宙世紀００８５でしょう？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「では、君は何年に生まれ、幾つ年を取った？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「それは……００８０に生まれて、そろそろ１７歳…………………………あれっ！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………我々のような存在が流れ込むことで、都合の良い改変が行われている、と？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「左様です。その改編と修正こそがゼクノヴァの……”薔薇の少女”の魔力なのです……とある願いを、叶えるために」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「願い……」 - 111二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:17:15
ｼｭｳｼﾞ｛僕はただ、彼女に傷ついてほしくないだけなんだ｝
ｼｬｱ｛それは私とて同じだ。だが、薔薇の少女が世界をゆがめ続けているのなら……それは正さねばならない｝
ｼｭｳｼﾞ｛それも全ては、あなたを守るためなのに｝
ｼｬｱ｛…………だからこそだ！｝ - 112二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:19:58
ﾌﾛﾝﾀﾙ「先ほど３度と言ったゼクノヴァも、観測下限にも達しない極小規模なものであれば頻発しており、“こちら側”の人々はそのことにも気が付いていない」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「認識も改変されているからか……」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「しかし、そのような細かな改変を繰り返しては、歴史の流れに歪みが生じる……“世界”が持たん時が来ているのです。少女のエゴにより」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「その中で、お前はいったい、なにをしているというのだ」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「私のような空っぽな器など、さぞ引かれやすかったのでしょうな。空っぽであるほど、この世界に魂を惹かれ続ける……ハマーン・カーン、そしてシャリア・ブルのように」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ハマーン……！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「シャリアさん……！？」 - 113二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:21:55
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ハマーン・カーンは死後に魂がこちらの世界に迷い込み、そして“この世界のハマーン・カーン”に成り代わることを求めた。彼女はこの世界に留まり、この世界のみの存続を望んでいた」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「待て！それはつまり……！」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「彼女だけではありません。流れ着いた者の存在の重さによって、”この世界”は歪み続けるのです。故にそれを正すため、策を弄しました」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「一度死んだ者たちを、もう一度殺し直したのか！？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「っ、オードリー！？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「世界のためです」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「っ！！」ｸﾜｯ
ﾊﾞﾁｨﾝ!!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー！！」ｷﾞｭ
ｶﾗﾝ…… - 114二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:23:38
ｵｰﾄﾞﾘｰ「はぁ……はぁ……」ｷﾞﾘｯ
ﾌﾛﾝﾀﾙ「…………」ﾋﾘﾋﾘ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「仮面は拾わなくていい……忌々しいが、まだその顔を見れば少しは落ち着ける……！」ｷﾞﾘｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……ごめんなさい。離してバナージ、私は大丈夫です」ｽｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………うん」ｽｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ﾌｰｯ､……貴様の思惑を話せ……っ！」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「では失礼ながらこのままで…………魂を、あるべく場所に戻すこと……そして、」 - 115二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:24:46
ｼｭｳｼﾞ｛けれど、それももう終わる｝
ｼｬｱ｛……お前は何者だ！｝
ｼｭｳｼﾞ｛僕は向こう側からやってきた……｝
ｱﾏﾃ｛あ……！？｝ - 116二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:25:55
- 117二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:26:57
- 118二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:31:25
赤いガンダム「見てくださっておおきに。頑張って今日中で終わらせたい。ちっちゃいゼクノヴァ頻発は昨日の舞台挨拶で出てたんで採用してしまった。」
シュウジ「映画からの中継を観に行ったけどミハルとマチルダのくだりはこっちでも溜息が漏れてたしシャア専用の群れとハイパー化のくだりは爆笑の渦だった、とガンダムが言っている」 - 119二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 10:12:19
更新乙！続き楽しみにしてます
- 120二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 11:08:31
綺麗なフロンタル助かる
- 121二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 11:11:27
並ぶな！！あっちのスレ！！
- 122二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 11:57:16
バナオドは平和だな（棒）
- 123二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 16:28:21
平和の概念が壊れるなあ……
- 124二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:31:59
ﾊﾞｼｭｰﾝ!!
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『キシリア様を亡き者にすれば、さらに混乱が広がってしまう。今ジオンが崩壊すれば、ニュータイプも道連れとなります！』
ｼｬﾘｱ『独裁の下では、人の革新など……起こるはずも、ない！！』
ﾊﾟｼｭﾝﾊﾞｼｭﾝ
ｼｬﾘｱ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ>ッ！！？』
ｷﾞｭﾜｰﾝ
ｼｬﾘｱ『ええい！！』ﾊﾟｼｭｳ
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『ぐあああ！？』
ﾄﾞｶｰﾝ!!
- 125二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:33:18
ｵｰﾄﾞﾘｰ「先ほど、“こちら側”のシャア・アズナブルが『世界のために彼女を消滅させる』などとほざいていたが、奴に助力しろ、と？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「“消滅”では、なるほどこの世界を守れるでしょう。しかし、向こう側の世界に由来するあなた方の存在が消えます」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そんな……、っ？ あれ、この世界にいる元々のオードリーやおれは……？」ｸﾞｯ
ﾌﾛﾝﾀﾙ「いまはまだ、一時的に重なって、“見えなくなって”いる状態にすぎない。或いは、いなかったことになっている、と言うべきだろう」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「それは私たちが戻らねば、表れない、ということか……」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「向こう側の世界の者の記憶は、２人が戻れば失われる。それは君たちも然り。
逆に、君たちがこの世界に居続ければ、この世界の人物たちの記憶は消える」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「道はふたつ。ひとつは“薔薇の少女”を壊し、元の世界に正すこと。ふたつめは、“薔薇の少女”を封印し、この世界で生きること」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「どちらも相応の苦難と、相応の幸福があるだろう。さて、どちらを……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「試すような物言いをやめろ、フル・フロンタル」 - 126二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:34:47
ｵｰﾄﾞﾘｰ「あるのだろう？もう一つの道。この世界を壊さずに、元の世界に帰ること」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「！」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「さて、成功するかは確実性が低いものでして、困難を極める」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「それでも、あきらめません」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ああ。おれたちは諦めない」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「それでこそ。では……、
可能性の獣(ﾕﾆｺｰﾝ)を以て、正しく“薔薇の少女”を送り帰すのです」 - 127二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:35:49
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯｺﾞ
ﾏﾘｶﾞﾝ「イオマグヌッソが……！計画書にこのような仕様は記載されておりません！」
ｷｼﾘｱ「シャアめ……ジオンをたばかってイオマグヌッソを作らせたというのか……！」 - 128二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:38:24
ｼｬｱ『邪魔をするな、シュウジ。向こう側から来たものは向こう側へ還ってもらう……薔薇も、なにもかもだ！』
ｷｭﾜｰﾝ
ｱﾏﾃ『シャアさん、何をするつもりなの！？』
ｺﾞｳﾝｺﾞｳﾝｺﾞｳﾝｺﾞｳﾝ、ｺﾞｺﾞｺﾞｯｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
ｼｬｱ『“薔薇の少女”は、ゲートを開き、向こう側へと送り還す……イオマグヌッソはこの為に建造させたのだ！』
ｼｭｳｼﾞ｛ゲートが開いた……シャアは向こう側への通路を開いてしまった……向こう側へ行けるということは、向こう側からも来ることもできる……｝ｼｭﾋﾟﾝ
ｱﾏﾃ『シュウジ！？』
ｷｭｲｲｲｲｲｲﾝ
ｱﾏﾃ『何、あれ……？』 - 129二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:41:30
ﾌﾛﾝﾀﾙ「この世界のシャア・アズナブルが作らせたイオマグヌッソには、綻びがあります。
それは送り還すのではなく、あくまでこの世界から『叩き出して』しまうこと。
彼からすれば、それに差異などないのでしょうがね」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「そんなことをすれば、“薔薇の少女”は元の世界に帰れない……！」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「良くて“消滅”。悪ければ、次元の狭間を永遠に揺蕩うことになり、永遠に世界を作り替え続ける怨念となるでしょう。しかし、ジークアクスならシャロンの薔薇の時間凍結に干渉できる。そして……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「人の心を集めるサイコフレーム……ユニコーンガンダムの力なら、元の世界の人たちの心を集めることができる」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「人の魂の一つ一つはか弱くても、集めて、元の世界に強く引かれる……それを以て道標とし、逆向きの入り口を作り、元の世界に戻る」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………」ｸﾞｯ
ﾌﾛﾝﾀﾙ「そして、その時間はそう、多くはない」
「「 <ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ！あ、あれは！？ 」」
ｷｭｲｲｲｲｲｲﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「前にﾀｸﾔが読ませてきた雑誌に載っていた……たしか、RX-78-2……！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「白い……悪魔……！？」
- 130二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:43:55
ﾄﾞｵｵｵｵｵﾝ
ｼｬｱ「なんだ！？アルファサイコミュがおびえているのか！？」
ｶﾞﾝﾀﾞﾑ「 」ｸﾞﾜｵﾝ
ｼｭｳｼﾞ「本物のガンダムが現れてしまった……もう後戻りはできない、“薔薇の少女”を殺して、この世界を終わりにする……」
ｼｭｳｼﾞ「ガンダムがそう言っている」
ｱﾏﾃ「シュウジ！！」 - 131二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:46:37
――だいざあああああああああああああああああああああ！！！！！！！
ｼｭｳｼﾞ｛彼女の絶望の絶望の波動が引き金となり、エルメスのサイコミュが、もう一つ別の宇宙を作ってしまった……それは、シャアが殺されることのない世界……彼女の願った別の宇宙だ……｝
ｼｭｳｼﾞ｛でも、どの宇宙でも、シャアは白いガンダムに殺されてしまう……そのたびに彼女は深く傷つき、その絶望は彼女の作った宇宙を歪め、崩壊させてしまう……｝
ｼｭｳｼﾞ｛そんな繰り返しの果てに、ようやくたどり着いたのがこの世界線だ｝
ｱﾏﾃ｛この世界……？｝
ｼｭｳｼﾞ｛そう、シャアがガンダムに乗ればいい。この宇宙でなら、シャアはガンダムに殺されることなく生き続けられる｝
ｼｭｳｼﾞ｛結果、彼女がシャアと出会うことも無くなってしまうけど……それも彼女が望んだことだ｝
ｱﾏﾃ｛ララァ……｝
- 132二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:47:49
このレスは削除されています
- 133二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:49:07
ﾌﾛﾝﾀﾙ「では行きたまえ、もはや時間がない。“薔薇の少女”を解放を、そして帰還を」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……あなたは？フル・フロンタル」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「器には器なりの矜持がある、ということだ。私には最期の役割があるのでね」
「「 ………… 」」
ｽｯ
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ん？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「この世界にいたしばらくの間、貴方と……ちゃんと話せて、楽しかった」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ﾌｯ、私もさ」
🤝
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………フル・フロンタル」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「はっ」
ｽｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「今さら貴方を疑いはしない。ありがとう、幸運を」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ありがたき」
🤝 - 134二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:52:07
（Ｔ）「 」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「よし、ユニコーンまで、……って、あれは……！？」
ラ・・・ラ・・・♪
？？「 」ﾌﾜﾌﾜ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「誰……？」
ラ・・・ラ・・・♪
？？「 」ﾍﾟｺ
ｽｩｰ･･･
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「消えた……？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「なぜそんな、悲しそうな顔をしていたの……？」 - 135二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:53:56
ｼｭｳｼﾞ｛だけど今、シャア自身がこの世界を否定しようとしている……それは、彼女にとって耐えがたい事だろう。ララァの心は激しく傷つき、壊れ、おそらくこの宇宙は崩壊する。“向こう側の世界”を巻き込んで……｝
ｼｭｳｼﾞ｛だから、目覚める前の彼女を殺して、この宇宙を終わらせる……この宇宙を、元々存在しなかったものにする。彼女が見たかもしれない夢の一つにしてしまうんだ｝
？？
ｼｭｳｼﾞ｛いつものように彼女はまた別の宇宙を作るだろう……愛するシャアを、守るために｝
ｱﾏﾃ｛でも！｝
ｼｭｳｼﾞ｛僕はこれまで数えきれないほどこの手で彼女を殺してきた。これ以上、彼女が傷つかないように……僕は、彼女の心を守りたいんだ｝ - 136二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:55:52
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ゲルググ（ジム）の自爆プログラムをセット。これでイオマグヌッソは最小限の機能を以て崩壊する」ﾎﾟﾁｯ,ﾎﾟﾁｯ
ﾌﾛﾝﾀﾙ「彼らが元居た世界へ“帰った”だけのエネルギーを放出すれば、その後は耐えられず自壊するだろう」ﾊﾞﾁﾝ
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ふっ、人の中から発した光……か。悪くないな、フル・フロンタルよ」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「さて、二度目の死とはどの程度のものか、試させてもらおう……！」
ｶﾁｯ!
ﾄﾞｶﾞｰﾝ!! - 137二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:57:55
ﾄﾞｶﾞｱｱｱｱｱｱﾝ……
ｼｬｱ『シュウジ、子供同士が何を話している！イオマグヌッソが爆発した！？
これ以上は、<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！？キシリア閣下か！』ｷﾞｭﾜｰﾝ
ｷｼﾘｱ「ここまでジオンをたばかったことをむしろ褒めてもやろう……シャア！」
ｷｼﾘｱ（――あの時、日差しをはらんで輝いていた……
癖の強い赤毛の私とは違い、幼いキャスバルとその妹は、柔らかなブロンドヘアの似合う……
まるで童話の挿絵から抜け出して来たような子供たちだった……
そして……ある日、姪が“現れた”……。
私に無いものを持った、金色を帯びた、麗しい姪が。
礼節と、家族をぬくもりを私に求めながら、歩み寄って来た……。
もしこのような愛らしい子らが持てるのなら、母親になるのも悪くない――。
そう思ったこともあった……）
ｷｼﾘｱ（……だが、ジオン・ズム・ダイクンの血筋など……もはや世界には邪魔でしかない！“親”の意に添わぬ“娘”など！もはや要らぬ！）
ｷｼﾘｱ（ニュータイプの世は、地球に住む古い人類をせん滅し、私が創ってみせよう……！）
――私は貴女ほど急ぎ過ぎもしなければ、人類に絶望もしてはおりません……
ｷｼﾘｱ（…………ッ！！）ｷﾞﾘｯ
- 138二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:01:00
ｷｭｲｰﾝ!!
ｼｬﾘｱ『あれは……ユニコーン……いや違う！？白いガンダムだと！？』
（なんだ、この言い知れぬ恐怖は……！？私はいつかどこかで、あのＭＳに討たれたことが……、いや、それが異なる世界ということなのか！）』
ｷｼﾘｱ『識別不能なＭＳ！？あれか！！』
ｷｼﾘｱ（ジオンが戦争に負けた世界だと……？）
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ『後方からキケロガ接近！！』
ｷｼﾘｱ『シャリア・ブルか！』
- 139二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:03:59
ｼｬﾘｱ「フル・フロンタルは任務を全うした！我が共犯者よ、私もいずれはそこに行く！だが、まずは！！」
ｷﾞｭﾜｰﾝ
ｼｬﾘｱ『キシリア様！お覚悟！！』
ﾋﾟｭﾜｰﾝ
ﾄﾞｶﾞｱｱｱｱｱｱﾝ
ﾏﾘｶﾞﾝ『急速浮上だ！回答してキケロガを射線に――』
ｷｼﾘｱ「赤いガンダム！？」
ｼｬｱ「あなたは良い上官だった。これからはギレン総帥と仲良く」
ｷｼﾘｱ「シャアか……！？」
ﾄﾞｵｵｵｵｵｵﾝ
- 140二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:08:01
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ！？キシリアさん！？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ！…………叔母様……！」
――それにしても……『男は胃袋で掴め』とは、よく言ったものだな……
ｵｰﾄﾞﾘｰ「叔母様……せっかく……分かり合えると、歩み寄れると……思っていたのに……！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……オードリー、」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「私たちは……このまま、私たちでは……！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー！！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「っ！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「大丈夫オードリー！落ち着いて！
おれたちなら、きっとやれる！だから……シャロンの薔薇を助ける！あるべき世界に帰ろう！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………はいっ！」ｸﾞｽｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「行くぞ、ユニコーン！！」ｸﾞｲｯ
（Ｔ）「 」ｸﾞｵｰﾝ
- 141二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:09:40
ｱﾏﾃ「ララァを守るため……違う、ララァはそんなことを望んでいない！私がシュウジを、止めてみせる！！」
- 142二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:15:48
ｺﾝﾁ 「ｐｐｐｇｇｇｐｐｐ……」
ﾆｬｱﾝ「キシリア様……料理、食べて欲しかったな……せっかく、バナっちと練習したのに……
……どこにも行くところがなくなっちゃった……」
――名を呼んでくれる人がいることは、きっと幸福なのでしょう
ﾆｬｱﾝ「もう……私の名前を、誰も呼んでくれない……」
ｶﾞｷｨﾝ!!
ﾆｬｱﾝ「っ、……マチュ、シュウちゃん？」
- 143二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:17:46
ｼｭｳｼﾞ「ララァが完全に目覚める前に終わらせなくてはいけない……邪魔をしないで――！？」
ﾊﾞｷｭｰﾝ!
ﾆｬｱﾝ『やめて！白いＭＳに乗ってるのシュウちゃんでしょ！？マチュ！なんでシュウちゃんと！？』
<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>
- 144二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:19:05
ｼｭｳｼﾞ「来たか……一角獣！」ｸﾞｵｰﾝ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ごめんオードリー……！」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「かまいません！私に気にせず！」
ﾊﾞｷｨﾝ!
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ぐぅ！！（クソ、ＮＴ－Ｄが発動すれば、もっと動けるのに……！）」
ｼｭｳｼﾞ「別世界の者たち、君たちとて容赦はしない……！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「この世界を壊させやしない！“薔薇の少女”もあるべき世界に！」
ｶﾞｷｨﾝ!
<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>
- 145二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:20:06
ｼｭｳｼﾞ｛多くの世界を渡って来た僕も、君たちのことは知らない｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛きっとおれたちは呼ばれたんだ。この世界の魂たちに｝
ｼｭｳｼﾞ｛白い一角獣がララァを救いに来ないなんて！｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛一人のために他の全てを切り捨てる！？｝
ｼｭｳｼﾞ｛君にとっての彼女(ｵｰﾄﾞﾘｰ)だろう！！｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛ッ！！｝
ｼｭｳｼﾞ｛いま泣いている彼女(ﾗﾗｧ)がいるんだ！どうしてそんなことが言えるんだ！！｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛…………“ララァ”が望んでいない｝
ｼｭｳｼﾞ｛……、なんで、きみもララァに会ったのか？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛おれはここに来るまで、ララァに案内された……きっと、君を止めるために！｝
ｼｭｳｼﾞ｛いままでぼくがいくつの世界を壊したと思う！？ララァが世界を救うなんて！！｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛違う！ララァが救いたいのは、君だろう！？｝
ｼｭｳｼﾞ｛…………なに？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛たった一人の女の子を助けるために君が幾つも傷ついていることを、ララァは知っているんだ！｝
ｼｭｳｼﾞ｛………それでも、僕は……！！！｝ - 146二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:22:18
ｶﾞｷｨﾝ!!
ｵｰﾄﾞﾘｰ「くぅぅぅう!!」ｶﾞｽｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ッ！オードリー！！」
ｼｭｳｼﾞ「もういい！これで終わりだ！一角獣！！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ、やられる！？」
- 147二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:26:49
ﾆｬｱﾝ｛マチュとシュウちゃんが殺し合うなんて、絶対に嫌だよ！｝
ｱﾏﾃ｛３人で海に行くんだ……｝
ﾆｬｱﾝ｛その約束、まだ……｝
ｱﾏﾃ｛そのためには、シュウジを止めないと……！ニャアン、一緒に戦って！｝
ﾆｬｱﾝ｛私、みんなを捨てて逃げたのに……酷いことしたのに……｝
ｱﾏﾃ｛違う、それはニャアンが一人で生き抜いてきたってことでしょ！？
マヴになろう、ニャアン！一緒に戦って！！｝
ﾆｬｱﾝ｛マチュ！｝
- 148二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:28:40
ｼﾞﾌﾚﾄﾞ 「 」ｸﾞｫﾝ
ｼﾞｰｸｱｸｽ 「 」ｸﾞｫﾝ
ｼｬﾘｱ「この反応は？」
ｼｬｱ「アルファ殺しか」
ｼｬﾘｱ『大佐、やはり“薔薇の少女”が目的でしたか』
ｼｬｱ『うむ、この世界で私は、彼女の意思によって守られているらしい』 - 149二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:31:50
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ、この感じ、ニャアン！？』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、アマテさん！』
『『 うおおおおおおおおおおお！！！！ 』』
ﾄﾞｺﾞﾞｫｫｫﾝ!!
ｼｭｳｼﾞ『くうっ！？』
ｼｭﾊﾞﾝｼｭﾊﾞﾝ!!
ｵｰﾄﾞﾘｰ『す、すごい……動きが変わった……？』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『これが……本物のＭ.Ａ.Ｖ.……』
ﾆｬｱﾝ『バナっち！ミネバ姫様！』
ｱﾏﾃ『私たちがシュウジを止めるから！ララァを助けて！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『わかった、ありがとう！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『二人とも気を付けｔ』
ｼﾞﾌﾚﾄﾞ 『 』ｶﾞｼｯ
ﾊﾞ･ｵ『『 えっ 』』
- 150二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:33:04
ﾌﾞｫｫｫｫｫｫﾝ
『『 ええええええ！？？！？ 』』ﾌﾞｫｵｵﾝ
ﾆｬｱﾝ『じゃ！よろしく！！』
ｱﾏﾃ『おいオードリーの彼氏！オードリーをケガさすなよ！！』
ｼｭｳｼﾞ『くっ！行かせるか……！！』ｸﾞｵﾝ
ｼﾞﾌﾚﾄﾞ 「 」ｸﾞｫﾝ
ｼﾞｰｸｱｸｽ 「 」ｸﾞｫﾝ
『『 行かせるかあああああああ！！ 』』 - 151二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:34:56
ｼｬｱ『そのような歪な世界にニュータイプの時代が来るとも思えない。だから万能の存在といえる彼女と、そして……』
ﾕﾆｺｰﾝ『 』ｸﾞｫｵｵｵﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『痛てて……オードリー……大丈夫？』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『お、大きな星が……ついたり消えたりしてます……』ｸﾗｸﾗ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『とにかく、“薔薇の少女”のところに行こう！！』
ｼｬｱ『紛れ込んでしまった、神域に至れる“可能性の獣”とザビ家最後の血を、この世界から排除する』ｼﾞｬｷﾝ
ｼｬﾘｱ『…………』
ｼｬｱ『人類をより良き時代に“導く”のは、それからの事だ』ｶﾁｬ
ｼｬﾘｱ『…………でしょうね』 - 152二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:41:47
このレスは削除されています
- 153二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:43:54
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、あれはシャリアさん？それと』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>ッ！シャア・アズナブル！！』
赤いガンダム『 』ｼﾞｬｷﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『しまっ、』
ｷｹﾛｶﾞ『 』ｷﾞｭｲﾝ
ﾊﾞｼｭﾊﾞｼｭﾊﾞﾕ!
ｼｬｱ『なに！？』 ﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝ
ｼｬﾘｱ『二人とも！！行きなさい！！』ｷﾞｭﾜ
ｼｬｱ『シャリア・ブル！？貴様！！』ｷﾞｭｵｰﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『っ！了解！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『～～ッ、シャリア・ブル！！』
ｼｬﾘｱ『！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『あの阿呆(ｱﾎ)を殺しなさい！！』ｸﾜｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『ッ！』ﾋﾞｸｯｩ
ｼｬｱ『なっ！？』ｷﾞｮｯ
ｼｬﾘｱ『……、承知！』ﾊﾞﾋｭｳｳ!!
ｼｬｱ『ええい！』ﾋｭﾝﾋｭﾝﾋｭﾝ
- 154二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:47:02
＝＞＝＞
ﾌﾛﾝﾀﾙ「シャア・アズナブルへ助力はしません。“彼”との契約で、奴は排除しなければならない」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「排除！？」ｷﾞｮｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……“彼”とは、シャリア・ブルだな？」ｼﾞﾛｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「え！？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「さてなんとも。ただ、“彼”はザビ家の放逐とダイクン家の再登壇を目指しています」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「再、登壇？でもいま、シャア・アズナブルは除かなければって……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………アルテイシア様ね」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「えっと、それは誰？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「シャア・アズナブルの妹で、アルテイシア・ソム・ダイクン」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「…………………………」ｸﾞｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ（シャリアさん……あの人がオードリーに対して妙に辛辣だったのは、最初からザビ家排除を前提だったから？でも、あの人は…………）
＝＞＝＞
- 155二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:50:18
ｼｬﾘｱ『すでにザビ家なき後のジオンには！アルテイシア様を擁立する準備が整っております！』
ｼｬｱ『ッ？！？！』
ﾊﾟｼｭﾝﾊﾞｼｭﾝﾊﾞﾋｭｳﾊﾞｼｭ!
ｼｬｱ『ザビの娘を放出しダイクンの娘を人身御供にするとは！貴様もエゴイズムの塊だな！』
ｼｬﾘｱ『いいえ！“彼女”(ﾐﾈﾊﾞ)は戦争を知らない……！
戦争を知らない者は戦争を知らないまま育たなければ、それは平和とは言えない！
彼女は次の世代……いや、次の次の世代なんですよ！』
ｼｬｱ『そのときに今度はミネバを王座に座らせるか！とんだ黒幕気取りだな！その傲慢は人を家畜にする！人は貴様の道具か！？』
ｼｬﾘｱ『私は世直しなど考えていません！待っているだけです！ニュータイプが、平和な世界を生きることを！』
ｼｬｱ『平和な世界！？』
ｼｬﾘｱ『もっとも、そこに私はいませんでしょうがね！貴方も！！』ﾊﾞｷｭｰﾝ!
ｼｬｱ『チィッ！』ｷﾞｭｲｰﾝ! - 156二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:53:41
ｼｬﾘｱ『私にはわかる、貴方がジオンを率いるのは危険だ！いつかキシリア様のように、地球に住む人類の粛清にたどり着く！』
ｼｬｱ『あの私の代用品とやらに！何かそそのかされたか！？』
ｼｬﾘｱ『彼は空っぽではありませんでしたよ！貴方とは違って！！』
ｼｬｱ『私が空っぽだと！？』
＝＞＝＞
ｼｬﾘｱ「貴方が私に協力していただけるのはわかりました。で、見返りは？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「いわゆるスパイ行為をお願いしたい……と、言ったはずだが？」
ｼｬﾘｱ「それは実利の話です。世界を守るという使命感、動機は――」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「人の心を覗きすぎるのはよくないな、我々の間には隠し事など無くなるのだから」
ｼｬﾘｱ「…………」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「この世界には、この世界を生きる者がいる。しかし、別の世界から来てしまった夥しい数の魂……それによって押しつぶされ、消えようとしている」
ｼｬﾘｱ「…………」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「今の私は自らを器と規定している。この世界で消されてしまうかもしれない者たちの魂……真の姿で生きて、死にたい者たちの、宿願を受け止めるための器だ」
ｼｬﾘｱ「この世界の、魂たちの器」
- 157二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:56:04
ﾌﾛﾝﾀﾙ「彼らが望むなら、私はフル・フロンタルになる。このマスクはそのためのものだ。人が望む通りの役を演じる者、それだけだ。」
ｼｬﾘｱ「……貴方はそれでいいのですか？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「器は考えることはしない。注がれた人の総意に従って行動するだけだ。この世界の人類のために」
ｼｬﾘｱ「それにしては……、ずいぶんと楽しそうに見えますが」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「どうしても、向こう側に送らねばならん方々がいる。私に人の心の温かさを教えてくれた者たちだ。それに……」
ｼｬﾘｱ「……それに？」
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ふっ、やることがあるというのはいいことだ。それが人助けなら尚更、ということさ」
＝＞＝＞
ｼｬﾘｱ「器が空であろうとも、注げば満たされ、在り様が変わる！
だが底に穴が空いていれば！何を注いでも飢え続ける！あなたの纏う虚無が！そう言っている！！」
ｼｬｱ「未来でも見てきたような口ぶりだな！！」
ｼｬﾘｱ「それともまさか、貴方は、私の個人の意思だけで殺させようとしていると！？」
ｼｬｱ「なに！？」
- 158二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:57:39
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「オードリー、その、よかったの？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……こちら側のシャア・アズナブルの排除、ですか？」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「うん……思い出の人、なんだよね？」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……“向こう側のシャア”が、です」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「この世界のシャリア・ブルがそうしたいというのなら、それが一番。私たちが介入することはありません」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そっか…………」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「それに……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「え？」 - 159二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:59:15
＝＞＝＞
ｵｰﾄﾞﾘｰ「シャリア・ブル中佐に頼みがある」
ｼｬﾘｱ「人のお尻蹴り飛ばしておいて、よくお願い事ができますね……」ｻｽｻｽ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「貴様は、シャア・アズナブルという人のことを知っているな？」
ｼｬﾘｱ「…………ええ。存じております」
- 160二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:01:08
ｵｰﾄﾞﾘｰ「私の知るシャア・アズナブルは…………人の可能性を信じ、狂気と熱情を持っていた……」
ｼｬﾘｱ「…………」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「しかし、それは変わろうとしない者への毒薬であり、今まさに変わろうとしている者への劇薬でもある。
私はザビ家の凶行を赦したことは、ない。虐殺を免罪する大義など、あってはならぬ。
そのような行いを志す者……いえ、思うだけならまだ良い。それを行おうとした者、行わせた者は……」
ｼｬﾘｱ「…………」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「いま、行方不明だと言うが…………もしシャア・アズナブルが今も、人として生きているとしたら……私は彼をこｒ」
ｼｬﾘｱ「姫殿下」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「っ！」
ｼｬﾘｱ「すべて、お察しいたします。貴き方の口から発せられるべきではありません」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……ありがとう、シャリア・ブル。よしなに」
＝＞＝＞
- 161二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:02:21
ｼｬｱ『ミネバ・ザビとはこうも育つのか！迷惑千万だな！！私は私だ！』
ｼｬﾘｱ『やはりな！貴方は本当は、人間を好きになったことがない男だ！』
ｼｬｱ『なんだと！？』
ｼｬﾘｱ『ザビ家の行いに何ら関わらず、ただその家に生まれただけの少女が！
その家と同じことを行った男がいるのなら！！
いかに違う世界であれど！自分のバイオリンを褒めてくれた男を！いずれ世界の敵になるから殺せと！
少女がそう指示することが！どれほどの覚悟が必要だとお思いか！！』
ｼｬｱ『…………！！』ｷﾞﾘｯ - 162二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:03:37
ｼｬﾘｱ『というか私やミネバ様だけでなくアルテイシア様もハマーン・カーン卿もフル・フロンタル氏もみんな、
「シャア・アズナブルは死んだほうが良い」と思ってますよ！！』ｸﾜｯ
ｼｬｱ『えっ！？』 - 163二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:07:46
ｼｬﾘｱ『だってそうでしょ！自分の野望のためだけに！大勢の巻き添えも辞さず！その場のノリで隕石落とそうとした奴をねえ！
真っ当な人格の人間なら！評価することなんかありえないんですよ！！』
ｼｬｱ『うグッ！』ｸﾞｻｯ
ｼｬﾘｱ『しかも地球に隕石落とすって！！なに考えてるんですか！！アホか！！
考えるだけならともかく！それをやろうと思って実行に移したら、実際にやれちゃたﾃﾍﾍﾟﾛ(・ω<)なんて人はねぇ！
ただの 公共と人民の敵(ﾊﾟﾌﾞﾘｯｸｴﾈﾐｰ)でしょ！！存在することが悪なんですよ！！』
ｼｬｱ『おォい！？私はそんなことするのか！？』
ｼｬﾘｱ『まったく身に覚えがないと言い切れますか！？』
ｼｬｱ『……………………』
ｼｬﾘｱ『ほらぁ！！』ｸﾜｯ
ｼｬｱ『いやまて！！なにかの間違いとかあるだろ！？』ｱｾ
ｼｬﾘｱ『間違ぃ！？』
ｼｬｱ『その、ほら！定義にもよるさ！先っぽだけならとか！あと、落とす場所とかの！なんか、こう……』ｱｾｱｾ
ｼｬﾘｱ『…………あーだめですねこれ、もうだめです。赤い彗星には、地に墜ちてもらいましょう！！』
ｼｬｱ『冗談ではない！！』
ｼｬﾘｱ『それはこちらの台詞だ！！！』 - 164二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:10:26
ﾊﾞｼｭﾝ!!
ﾄﾞｫﾝ!ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ!
ｼｭｳｼﾞ『もう……時間がない……！』
ｸﾞｵｵｵｵｵｵｵﾝﾝ
白いｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ｸﾞｵｰﾝ
ｱﾏﾃ『ウソ！？大きくなってる！？』
ﾆｬｱﾝ『これって、バルーンじゃないの！？』
白いｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾌﾞﾜﾝ
『『 うわあああ！！ 』』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『あれは……あのときのフロンタルと同じ……！？』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『ニャアン……アマテさん……！』ｷﾞｭｯ
- 165二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:12:42
ｷｹﾛｶﾞ『 』ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ、ﾋﾞｭｲｰﾝ
ｽﾞｫﾄﾞﾝ
ｼｬｱ『<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>違うか！？』
ｼｬﾘｱ『うう……、なんだあれは』
- 166二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:14:37
ﾆｬｱﾝ『なんなのこれ！？なんか、こう、ハイパー？……な感じが……』
ｱﾏﾃ『えっ！ハイパー！？』
ﾆｬｱﾝ『え？』
ｼｬﾘｱ『なに！？ハイパー！？』
ﾆｬｱﾝ『え？え？』
ｼｬｱ『つまりハイパー化か！！』
ﾆｬｱﾝ『え？え？え？』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『ハイパーガンダムだって……？』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『ハイパーガンダムですか……！』
ｼｭｳｼﾞ『これが……ハイパーガンダム……！！』
『『『『『『 ハイパーガンダム……！！ 』』』』』』
ﾆｬｱﾝ『…………えと、じゃあ、ハイパー、ガンダムで」
ｺﾝﾁ『ｐｐｐｇｇｓｒｒｒ……』
Hｶﾞﾝﾀﾞﾑ『…………』ﾌﾞｵｵｵｵﾝ
ｱﾏﾃ『うわああああああ！！』
ﾊﾛ『ワワワワワワ！』 - 167二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:17:39
このレスは削除されています
- 168二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:18:42
Hｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾌﾞﾜﾝ
ﾆｬｱﾝ『うああああああ！！』ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
Hｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾊﾞｯｺﾞｰﾝ
ｱﾏﾃ『ニャアァン！！』
ﾆｬｱﾝ『く……、それでもおおおおお！！！』
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞ
ﾊﾞｯｺﾞﾝ!!
Hｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ｶﾞｼｯ!
ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳ
ﾄﾞｶﾞﾝ
ｱﾏﾃ『ニャアアアアン！！！！』
Hｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾋﾞｼﾝﾋﾞｼﾝ!
ｱﾏﾃ『クソ……！』
ｼｬﾘｱ｛逃げなさい！｝
ｱﾏﾃ『え！？』 - 169二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:20:16
ｼｬﾘｱ『その白いＭＳはこの世のものではない！一人では無理だ！』
Hｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾌﾞｵｵｵﾝ!
ｱﾏﾃ『ダメ！！！！！』 - 170二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:25:35
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……お前が発動しなかった理由がわかったよ……
イオマグヌッソはが放たれたあのとき、大勢の声が失われ、彼女は泣いていた……
でもおれはそんなことを気にせず、目の前ので争う二人を、まるで上から抑えつけようとして……
白いガンダムと戦っていたときも、彼はずっと苦しんでいた……
おまえは人の力を増幅するマシーンだって言ったのは、おれだったのにな……
おまえはそのために作られた。人の心を、哀しさを感じる心を知る人間のためにって」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「おまえは、おれに対して怒っていたのか、ユニコーン……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「ﾊﾞﾅｰｼﾞ……」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ガトーさんが言ってた『兵士になるな』って……そういうことだったんだね……
ここに、おれたちの敵はいない。みんなを守るぞ！ユニコーン！」
ﾕﾆｺｰﾝ「 」ｷｭｲｲｲｲﾝ
ﾕﾆｺｰﾝ「 ＮＴ－Ｄ 」ﾌﾞﾜﾝ! - 171二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:27:08
ﾕﾆｺｰﾝ『 』ﾊﾞｷｭｳｳｳｳｳｳ
ｼｬﾘｱ『なに！？』
ｱﾏﾃ『角が割れた……！？』
ﾆｬｱﾝ『光ってる……なんで！？』
ｼｬｱ『また立ちふさがるのか……！』
ｼｭｳｼﾞ『ガンダム……！』 - 172二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:33:35
UCｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾋｭﾜﾜﾜﾝ
ｼｬｱ『推進剤もなしにビットを！？』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『アマテさん！あなたは決して！一人ではありません！！』
ｱﾏﾃ『！！』
ｱﾏﾃ『そう……私は一人じゃない！ジークアクスは！いつも私の味方だった！』ｳｨｲｲｲﾝ
ｱﾏﾃ『それに……いまだって！！ニャアンがいる！オードリーもいる……！だから！』ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｶﾞｺﾝ!
ｱﾏﾃ『行くよ！ジークアクス！！』
ｼﾞｰｸｱｸｽ『ｳｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ』
- 173二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:34:47
ｼｬﾘｱ「貴女は、サイド６の事件で故郷を追われる事になっても、なんの後悔もしていなかった。
あの拳銃は、自分のために戦い続けてきた、貴女にこそふさわしい。
きっと……自由のために傷つく者こそが、本物のニュータイプなのだから……」
ｱﾏﾃ「うおおおおおおおおおおお！！」 - 174二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:37:21
ﾄﾞﾝ!ｶﾞﾝ!ｶﾞﾝ!
ｼｬﾘｱ『ぐ、うううう！』
ｼｬｱ『ちぃ！』
ｷｹﾛｶﾞ『 』ﾋﾟｼｰｨﾝ!
ﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾄﾞｶﾞｰﾝ
ｼｬﾘｱ『くぅ！ジークアクスと！ユニコーンは！？』 - 175二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:40:59
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「これがシャロンの薔薇……」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「まるで茨……かわいそうに、こんなことが……！」ｷﾞｭｯ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「大丈夫オードリー、落ち着いて」ｷﾞｭｯ
ｵｰﾄﾞﾘｰ「！」
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「おれたちなら、出来る。ララァさんを助けよう」
ｵｰﾄﾞﾘｰ「……はいっ」
UCｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ｷｭﾜﾜﾜﾜﾜﾝ
ﾆｬｱﾝ『なにこの光……とっても……あたたかい…………』
ｼｬｱ『……しかし、このあたたかさを持った人間が地球さえ破壊する、というんだな』
ｼｬﾘｱ『だから、世界に人の心の光を見せなければならないんですよ……！』
- 176二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:43:28
薔薇の少女｛うっ……うっ……｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛泣いている……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛貴女は…………｝
薔薇の少女｛私のせいで、傷つく人がいる……私のせいで傷つける人がいる……私は……もう……あの人に会えない…………｝ｸﾞｽﾝ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛この人……｝
――この熱が、宇宙を暖めるのでしょう？
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛そうか……そういうことだったのか……おれたちがここに呼ばれた理由……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛……ええ｝
- 177二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:45:36
薔薇の少女｛ごめんなさい……ごめんなさい……｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛大丈夫です｝
薔薇の少女｛え……？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛貴女は、“あの人”と再び会えます｝
薔薇の少女｛本当に……？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛貴女が望んだ形とは、少し違うかもしれませんが……それでも、貴女は彼らとまた、一緒にいられるんです。
おれは、それを知っています。だから……安心してください｝
薔薇の少女｛うっ……ｸﾞｽｯ……よかった……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛貴女は本懐を果たしました。どうか、心を安らかに、おやすみください……｝
薔薇の少女｛ありがとう……どうか、“彼”に……伝えてください……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛……たしかに、承りました｝ - 178二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:50:08
ｼｭｳｼﾞ｛僕は、ララァの想いを守りたい……いつか、彼女の願った世界を、本物にしてあげたいんだ……だから僕は……！｝
ｱﾏﾃ｛窮屈に生きてきた私は、あの日シュウジと出会った……こんなキラキラした自由な世界があることを、シュウジは教えてくれたんだ……そんなシュウジが自分の心を縛ったりしないで……！｝
ｼｭｳｼﾞ｛…………｝
ｱﾏﾃ｛ララァのことが好きなんでしょ？シュウジの描く絵は、いつもララァがいる世界のキラキラにあふれていたよ｝
ｼｭｳｼﾞ｛でも、ララァを守るには、こうするしかないとガンダムが言っている……っ！？｝
ｼﾞｰｸｱｸｽEU「僕はもう見たくない……、またガンダムがララァを殺す光景を……」
ｼｭｳｼﾞ｛誰だ……？｝
ｱﾏﾃ｛それでも、私にはわかる……ララァはそんな事望んでいない……
シュウジが守らなくたっていいんだよ……？
誰かに守られなきゃ生き残れないなんて、そんなの、本物のニュータイプじゃない！｝
- 179二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:51:12
ｱﾏﾃ｛私たちは、毎日進化するんだ……！
明日の私は……、
もっと強くなってやる！誰かに守ってもらう必要なんてない！
強い！
ニュータイプに！｝ - 180二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:55:57
ｼﾞｰｸｱｸｽEU『ｸﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ!!』
ｽﾞﾊﾞｧﾝ!!
Hｶﾞ
ﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ｶﾞｼｬﾝ……
- 181二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:58:46
ｼｭｳｼﾞ｛僕は……ララァを追って、たくさんの世界を巡って来た……その長かった旅がようやく終わる……君のような人は初めてだ……きっとこの世界は、君と僕が出会うために作られたのかもしれない……！｝
ｱﾏﾃ｛…………///｝
ｼｭｳｼﾞ｛ありがとう、マチュ……君が好きだよ｝
ｱﾏﾃ｛ッ！！！！！｝ｸﾞｲｯ
ｼｭｳｼﾞ｛～ッ！！？？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛ ｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛ ///｝
ｱﾏﾃ｛……えっ｝
ｼｭｳｼﾞ｛えっ｝
- 182二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:00:15
ｱﾏﾃ｛え？えっ？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛いや、その///｝
ｼｭｳｼﾞ｛あ、あははははは｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛ﾎｪ～///｝
ｱﾏﾃ｛ど、どっから……？｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛…………えっと、『毎日進化するんだ……！』のあたりから……///｝
ｱﾏﾃ｛………………う、｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛う？｝
ｱﾏﾃ｛うがああああああああああああああああ！！！！！｝
ﾊﾞﾅｰｼﾞ｛うわあああああああああああああああ！！！！？？｝
ｼｭｳｼﾞ｛あははは……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛ｵﾎﾝ、もし？｝ﾁｮﾝﾁｮﾝ
ｼｭｳｼﾞ｛えっと、君も、向こう側から来た……｝
ｵｰﾄﾞﾘｰ｛伝言です……『ありがとう』と、『ごめんなさい』と、『もう大丈夫です』と｝
ｼｭｳｼﾞ｛…………そう……、ありがとう｝ﾆｺｯ - 183二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:01:57
ﾗﾗｧ｛ありがとう……こちら側のニュータイプさんたち……｝
- 184二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:05:07
ｷｭﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『いよいよだ……、さあ、いくよ！』
UCｶﾞﾝﾀﾞﾑ『 』ﾋﾟﾋﾟｷﾋﾟｷﾋﾟｷ!!
ｱﾏﾃ『なにあれ……結晶？』
ﾆｬｱﾝ『キラキラしてる……』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『いままで、こっちの都合に合わせてしまった……けど、これで帰ろう、みんな！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『ええ、みなさん！帰りましょう！！』
ｷﾞｭﾜﾜﾜﾜﾜﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱ
ｱﾏﾃ『うううううう！？』
ﾆｬｱﾝ『うわああああああ！？』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『アマテさん、ニャアン、本当にありがとうございました。体に気を付けてくださいね』
ｱﾏﾃ『帰っ、ちゃうの……？』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『二人とも、ありがとう、楽しかったよ……！』
ﾆｬｱﾝ『…………！！』 - 185二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:10:41
ｱﾏﾃ『オードリィィィィィィ！！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『！！』
ｱﾏﾃ『友達だから！私たちずっと！友達だからね！！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『……ええ！ずっと！友達です！！ありがとう！！』
ﾆｬｱﾝ『バナっちぃ！！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『ニャアン！』
ﾆｬｱﾝ『手料理の練習！ありがとう！ちゃんと成果、ミネバ姫様と！食べさせてあげるから！！』
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『ああ！！』
ｵｰﾄﾞﾘｰ『手料理ィ！？なんですかそ――
ﾊﾞﾅｰｼﾞ『その話あとにし――
・
・
・ - 186二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:12:48
・
・
・
ｼｬﾘｱ『イオマグヌッソはもう使い物にならないでしょう……シャロンの薔薇と彼らは、帰ったのか……
大佐は、どうなさるおつもりですか』
ｼｬｱ『そうだな……思いのほか死を望まれていたのは正直ショックだが……
少なくとも、貴様に殺されずに済むような人生を、探してみるさ』
ｳｨｲｲﾝ
ﾄﾞﾋｭｳｩｩｩﾝ
ｼｬﾘｱ『大佐……』 - 187二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:16:19
ｶﾞｼｬﾝ!
ｶﾞｺﾝ!
ｼｬﾘｱ『うっ！？……エグザベ少尉か……キシリア様は死にました。私を軍事法廷で裁きなさい・この命をもって、罪を償おう』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『ふっざっけるな……あんたはニュータイプがニュータイプとして生きられる世界を創るんだろ！？』
ｼｬﾘｱ『っ！』
ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ『なら！ザビ家なき後のジオンをなんとかしろ！！あんたには責任がある！！』
ｼｬﾘｱ『ﾌｯ……まだ生き続けなければいけませんか……』
ｺﾓﾘ《中…！ご無…で…か！？…佐！！》
ﾌﾜﾌﾜ
ｼｬﾘｱ『ん……？これは、仮面……？』
ｽｯ
ｼｬﾘｱ『……ここから始まるのだな、この世界は』
- 188二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:18:25
ﾆｬｱﾝ『行っちゃった……シュウちゃん、どこ？向こう側へ帰っちゃったの…？』
ｺﾝﾁ『ｂｇｇｇｐｐｐｐｐ！』
ﾊﾛ「ドウシタマチュ？ドコカイタイノカ？」
ｱﾏﾃ「ｸ……ｯ……ｽﾝｯ……ｳｸﾞ…」
ﾊﾛ「ナイテイルノカ？」 - 189二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:20:43
・
・
・
「なんだここ……キラキラしてる……」
「バナージ・リンクスさん」
「……あなたは……シャロンの薔薇の……！」
「私はララァ・スン」
「ララァ・スン……」
- 190二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:21:55
「私はこれまで、幾度となく世界を繰り返し、旅をしてきました。
すべては私のわがままです。その結果、また別の純粋な心の人を、傷つけることになってしまった……」
「それがシュウジさん……」
「いくつにも世界を作り続けては壊される中、私の心もまた、砕けたのです……シャロンの薔薇はその欠片……
そして欠片は時を凍らせてしまい、あの世界に閉じ込められてしまった……
そんな私を、彼は守ってくれた。私のために……」
「………………」
「私は彼に報いたかった……彼と、彼を癒してくれたあの女の子たちに。それだけなんです」
「だからおれたちを、あの世界に呼んだんですね……」 - 191二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:24:50
「赤い人を助けるため……白い人と分かりあうため……そして、それを達することができました……あなたたちの世界で」
「おれたちの世界で？」
「一度あなたとオードリーさんに、お礼を言いたかった。あの人から赤い人の魂のかけらを解放してくださった。
「あの人……フル・フロンタルのことですか？」
「彼にはわがままを聞いてもらいました。その結果、赤い人の魂に囚われてしまった……」
「…………」
「赤い人の魂を解き放ってくれて、ありがとうございました。」
「そんな……おれは、なにもしていないです……でも、
それで、救われたのなら、うれしいです」 - 192二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:25:50
「まあ……残念ながら生きてはいませんが、これでずっと３人一緒に居られるので、誤差です誤差。このルートで妥協します」
「言い方」
「あなたたちは、あなたたちの世界を生きてください」ﾆｺｯ
・
・
・ - 193125/06/29(日) 21:27:30
申し訳ありません。
キリが悪いので次スレに行きます。
あと数レス、お付き合いください。 - 194125/06/29(日) 21:36:10
- 195二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:37:20
（何がきついって毎回それっぽい画像探すのが大変だ埋め）
- 196二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:39:22
（あんまり詳しくないからなあなあにしたけど、シン・マツナガって登場作品では死んでないよね？埋め）
- 197二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:42:05
（バナージはたぶんニャアンと料理の自主練を手伝ってバナっちになったんだろうなという埋め）
- 198二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:53:39
うめめ
- 199二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 22:14:12
うめる
- 200二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 22:35:36
