【オリキャラ・二次創作】ミナの腹心 Chapter2 Part1

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:50:08
  • 2二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:51:32

    生きとったんかい

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:53:17

    なっっつ

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:54:09

    これまでの「ミナの腹心」ーー
    玄龍門執行部長の拉致未遂事件の後、ミナとミカドは山海經の外にいる外部勢力こそが黒幕だと考える。ミカドはその正体を突き止めるべく、ミナから紹介された「ある人物」を頼るのだった。

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:59:47

    「…かなり遅いね。ミナが言ってた友達。」
    私はコーヒーを飲みながら、室内でスマホをいじっているミナに話しかける。
    「まさか後から来た私が先に着くとはな…また何か事故に巻き込まれてないといいが。いや、方向音痴なだけか…?」
    ミナも少し焦っているようだ。そんな時間を過ごしていると、部屋のドアを叩く音が聞こえる。
    「どうぞ。」
    私はノックの主に、部屋へ入るよう促した。

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:05:26

    「山海經高級中学校所属。玄龍門執行部の沖田ミカドです。貴方が、シャーレの先生ですね?」
    私は軽く自己紹介を行い、先生に話しかけた。存在は知っていたが、これが最初の出会いとなる。
    「はじめまして。確かに私が、シャーレの先生だよ。ミナから気の合う友達ができたって聞いてたから楽しみに待ってたけど、確かに雰囲気はそっくりだ。」

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:09:36

    「今までどこで油を売っていたんだ?到着が流石に遅すぎるだろ。」
    聞き慣れたその声に驚く。
    「ボス!?どうして?!門主様の元に残ったはずじゃ…」
    近衛ミナその人だ。山海經に残っていた彼女との再会に嬉しさが止まらない。
    「ああ、実は門主様がな…」

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:10:26

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  • 9二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:23:19

    おぉ
    たておつ

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:33:28

    「はぁ…ミカドを支えてやれと言ったではないか。ミナ、其方は一体いつから簡単な命令も守れぬようになったのじゃ?」
    キサキはため息混じりにミナを睨みつける。
    「ですが門主様、私が今ここは離れるのはあまりにも危険です!いつ外部勢力がここを襲うか…」
    「二度は云わぬ。ミカドを追い、シャーレまで行け。」
    「…っ。門主様の身の安全はどうされるおつもりですか?執行部長の私が消えた穴をどう埋めるか考えていらっしゃるのですか?」
    ミナは必死にキサキを説得する。
    「…其方、誰に向かって物を申しておる。妾は玄龍門の門主。竜華キサキ。外部からの「鼠」ごときで、妾も山海經も、揺らぎはせぬわ…!それに、妾を守れるのは其方だけと思っておるなら、とんだ傲りじゃの。其方が統べる執行部の中で、信頼できるのはミカドだけかえ?」
    その説得に対し、キサキはミナを一喝した。
    「それはっ…。門主様の仰る通りです。私は責務のあまり、視界が狭くなっておりました。確かに友1人満足に支えられぬ者に、玄龍門の一翼を担えるはずもありません。門主様の裁定に従い、現時刻を以て沖田ミカドの元へ向かいます。」
    そう言い残すと、ミナはキサキの元から急いで姿を消した。

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:41:53

    「とまあ、情け無い話だが、門主様に一喝されてしまってな。」
    ボスがことの顛末を話してくれた。
    「帰ったら門主様には、厚く礼を申し上げよう。とにかく、またタッグを組めて嬉しいよ。ボス。」
    「…私もだ。」
    再会を喜び、私達はお互いに固い握手を交わした。
    「2人とも、本当に仲がいいんだね。私も見ていて微笑ましく感じるよ。さて、皆揃ったところで、私から2人に共有したい情報があるんだ。」

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 09:59:23

    「結論から言って、君達が追っている外部勢力の正体は大方掴めている。シャーレに来てくれる他の学校の子達も協力してくれたからね。」
    そう口にすると先生は近くのホワイトボードをひっくり返して沢山のメモ書きが残された面を見せてくれた。
    「奴らの正体は、「クレイドルコーポレーション」。カイザーグループの影と呼ばれる企業で、自分達がトップに立つべくキヴォトスで暗躍を繰り返していたことが発覚したんだ。」

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 14:17:31

    保守

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 22:55:41

    先生が続けて話す。
    「クレイドルコーポレーションは他の自治区からもヘルメット団を介し、武器の横領して不正に利益を得ている。他にも何らの弱みを握って工場の買収を行い、品質の高い食材を独占したり、どこにでもあるような商店にさえスパイを送って人材の引き抜きを行なっているんだ。ただここで疑問に浮かぶのが、これだけのパイプを持っておきながら、今までは大それた行動を起こさなかったこと。それに、何で山海經が最初の犠牲となったのか、私も検討がつかないよ。」
    しばらくの沈黙が続いた後、ボスが口を開けた。
    「これは憶測だが、山海經の内情に目をつけていた可能性がある。先生も知っての通り、我々は長きにわたる伝統を重んじてきた。先生と共に事件を解決したこともあったが、それでも山海經の本質は変わっていない。本来ならば針を通す穴すら無いはずだが、だからこそ内側から侵されたのだろう。大方、過激派を操り人形に仕立てあげ、反逆の基点でも作ろうとしたんだろう。…因果だか何だか知らないが、クーデターはもう沢山だぞ。全く…」
    皺の寄った眉間を指でつまみながら、ボスは項垂れた顔で話した。

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 23:14:04

    「私は怪我で寝込んでいる間に色々大変だったんだな。ボス…月影祭に参加できなかったのを悔やんでいたんだが、寝ていた私はある意味で運が良かったのかも知れない…話を戻そう。それで、その巨大企業に一矢報いる方法はありますか?先生。」
    正体を掴めても企業が相手となっては部が悪い。私は先生にアドバイスを求めた。
    「私はカイザーグループと戦った子達の事を知っているけれど、今回の敵に以前の方法は通用しないと考えた方がいいかな。下手に襲撃を仕掛ければ、こっちが悪者になってしまうからね。ただ勝ち目が無いわけじゃ無いと思うんだ。大々的に横領をするならば、それ相応の情報も持っているはず。クレイドルコーポレーションと繋がりがあるヘルメット団の拠点を叩く事ができれば、見つかる可能性は高いね。」

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 23:19:28

    「だが先生、拠点を叩くといっても場所を特定する必要があるだろう。まさかしらみ潰しにやるわけでは
    …」
    「確かに、ミナの懸念はもっともだ。ただ、彼女達は少し派手にやりすぎたらしい。」
    そう言うと先生は、ボードに貼り付けてある新聞の一部を私達の前に持ってきた。

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 23:39:11

    ゲヘナ自治区の抗争激化 風紀委員会、雇われ傭兵に翻弄される
    その新聞に掲載された情報によると、ゲヘナ風紀委員会とヘルメット団がとある拠点を巡って争っているという記事が書かれていた。
    「なるほど。この場所こそが目的地だと、先生はおっしゃるわけですね?」
    「根拠は新聞だけでは無いんだ。ある風紀委員会の子から聞いた話だと、あそこの警備は厳重だったみたいだね。それに装備が今まで戦ってきたヘルメット団と比べて優れたものを使っていたらしい。それと、この拠点の近くには工場があるんだけど、買収問題で一悶着があってその暴動の鎮圧にも近くのヘルメット団が向かったという話もあるんだ。まぁ、こじつけと言ってしまえばそれまでなんだけど、確実に何か大事なものを守ろうとしてるのは間違い無いはずだよ。」

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:15:05

    「薄いな…まだ一押しが足りていない…それに目的地と思わしき場所は他校の自治区だ。安易に動けば、新たな問題を作りかねないぞ…」
    ボスは悩んでいる。私も歯痒さはあるが、それでもできる事があるとすれば…
    「…調査をするしかない。」
    「ミカド…」
    「確かに問題は山積みだ。だがここで逃げては奴らはきっと帰ってくる。確かに山海經はこの程度の波風で揺らぎはしない。だが、何かを守るには必ず代償が伴う。どんなに堅固な要塞だとしても崩れない防壁ほ存在しない。でもそれは、敵も同じことが言えるはずだ、ボス。まずは穴だ。小さい穴を開けるんだ。その穴を開ける為に、まずは先生を信じてみよう。」
    「…そうだな。思えば先生とも長い付き合いになる。ミカド、ゲヘナ自治区の捜査に乗り出そう。情報を拾い集めるんだ。」

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:32:51

    それから私とボスは手分けして周辺地域の聞き込みを行なった。「ヘルメット団の武器の詳細」や、「クレイドルコーポレーションの認知度」、「工場の買収事件の真相」などを聞いてまわった。その結果
    ・ヘルメット団の武器は性能の高さ故出回りが少ない
    ・クレイドルコーポレーションは慈善団体として有名だった。
    ・暴動の鎮圧に向かったヘルメット団の武器は、拠点の者と酷似していた。
    以上のことがわかった。

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 06:54:49

    結構色々分かったな

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 12:36:09

    調査を終えた後の先生との通話
    先生「なるほど、やっぱりあの拠点のヘルメット団とクレイドルグループ、無関係じゃなさそうだね。それにしても慈善団体がいきなりこんな武力行使に乗り出すのは本当に突拍子の無い話だ。」

    ミナ「ニュースに名が乗れば、確実に不特定多数の目に留まる。カイザーグループへの宣戦布告と見て間違いないだろうな。隠れてこそこそやる必要は無くなったのだろう。」

    先生「このまま放置すれば、ゲヘナ自治区も山海經の二の舞いになりかねない…私から風紀委員会の皆に、君達が集めた情報を送るよ。協力を取り付ける事ができれば、少なくとも外交の衝突は避けられるからね。……これで良しと。風紀委員会は多忙だから、連絡には時間がかかると思う。一度シャーレまで戻る事を勧めるよ。ひとまずお疲れ様。」

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 15:52:29

    調査のあと、私とボスはシャーレへと戻り、風紀委員会からの連絡を待っていた。

    「私達に信用してもらうためとはいえ、わざわざ彼女達とのスリーショット写真なんか送るか?普通。」

    しばらくすると、ノックの音が聞こえ、褐色の子が先生の元へとやってきた。

    「はじめまして。私はゲヘナ風紀委員会の銀鏡イオリ。2人が先生の紹介にあった、ミナとミカドで合ってる?」

    イオリと名乗る子はそのあと私達の方を向いて自己紹介してくれた。

    「玄龍門執行部の沖田ミカドだ。ここまで来たということは、協力してくれるということでいいだろうか?」

    私はその問いに対して軽く頷き、自己紹介を返した。

    「そのことに関しては、行政官のアコちゃんから伝言を預かってる。ちょっと待ってて。」

    そう言うとイオリはポケットからメモ帳とスマホを取り出してヘルメット団拠点の見取り図が写った画面を見せてくれた。

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:00:38

    「それじゃあ、忙しいアコちゃんに変わって私がブリーフィングを担当するね。まず今回のミッションだけど、先生を仲介者とした風紀委員会と玄龍門の共同作戦。いわゆるシャーレの活動の一環として扱われてる。目的地とする拠点は2階建ての構造になっていて、私達がこの前戦った時に2階まで侵入することは出来なかった。そこでミナとミカドには風紀委員会の部隊が1階で騒ぎを起こしている間に、混乱の隙を突いて2階の敵を制圧してほしい。作戦決行は明日の夜。情報部の話だと、この日は消耗品の補充を行う為に団員の一部がいなくなるらしいから、明日は最高のタイミングになるはずだよ。」

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:19:11

    翌日ーーヘルメット団拠点前
    時間通り、私とボスは集合地点へと向かった。周囲にはゲヘナの風紀委員会と思わしき子が沢山おり、その中にはイオリの姿もあった。
    「ミカド、ミナ、待ってたよ。ブリーフィングは覚えてる?私達の部隊が先に突入するから、混乱に乗じて2人は2階を制圧して。」
    銃の機嫌は悪くない。弾倉にもしっかりと弾が装填されている。私達は銃の簡単な点検を済ませて、イオリからの合図を待った。

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:38:26

    「全員、行くぞ!」

    合図と共に風紀委員が拠点になだれ込んでいく。間も無く銃声が響き渡り、戦闘が始まった。

    「ミカド!」

    「ああ!」

    私はボスの後に続き、2階へと駆け上がった。

    敵の数は dice1d3=3 (3)

    1.少ない

    2.そこそこ

    3.多い

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:42:10

    さすがに警備が厳重なだけあって数は多い。

    ボスと私は何とか対処を試みるが…

    dice1d3=2 (2)

    1. 力押しで殲滅

    2. 遮蔽を利用しながら各個撃破

    3. 多勢に無勢で負傷してしまう

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:46:20

    伊達に私達も修羅場を潜り抜けていない。お互いの強みを活かして敵の殲滅には成功した。

    「どうにかなったな、ボス。手分けしてこの部屋を調べよう。」

    私はボスと共に部屋の書類を漁り始めた。その過程で見つけたものは… dice1d3=1 (1)

    1.ヘルメット団の記録

    2.クレイドルコーポレーションと関係があるもの

    3.何も無かった

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:49:13

    このレスは削除されています

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:51:24

    このレスは削除されています

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 18:52:47

    「見つけたぞ…!ヘルメット団の帳簿だ。ボス、そっちは何か見つかったか?」


    dice1d100=71 (71)

    70以上で追加情報

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:00:30

    「少し待ってくれ…これは、何かのバッチみたいだな。丁寧に箱に収められてる。一度持ち帰ってみよう。」


    ボスも何かを見つけたようだ。


    「よし、こんな所か。ボス、イオリ達の加勢に向かおう。」


    私達は手に入れた情報を持って、1階に戻った。

    戦況は…dice1d3=1 (1)

    1.まだ戦っている。

    2.既に終わっている。

    3.怪我人多数…

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:04:27

    「イオリ!」


    私は迫り来る敵を銃で牽制しながらイオリにコンタクトを取る。


    「そっちは終わった?補充に向かった奴らが戻ってきてこっちは大変なことになってる!私達なら大丈夫だから、情報を持って構わず逃げて!」


    この後取るべき行動は dice1d2=1 (1)

    1.交戦する

    2.逃げる

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:13:54

    「仲間は見捨てておけない…!ボス!この帳簿を持ってシャーレに戻ってくれ!穴だらけになる前に!」


    私は帳簿をボスに託し、イオリと前線に立つ。


    「必ず無事で戻れ!」


    ボスはそう言い残すと、鞄に帳簿をしまって前線を離脱した。


    残った私は風紀委員達ともに敵を撃破していく。その戦いぶりは dice1d3=3 (3)

    1.スマートだった

    2.辛勝だった

    3.被弾した

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:18:35

    身体の弱さが響いたか、私は当たりどころの悪い場所に被弾してしまった。


    「っ…くっ!はぁぁぁっ!」


    必死に痛みを堪えながら、最後の賭けと言わんばかりに、私は銃を乱射する。dice1d3=3 (3)

    1.敵は撤退した

    2.全員倒せた

    3.制圧は失敗した

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:24:05

    放った銃は虚しくも命中することは無く、私はその場に膝をつく。


    「こんな…ところで…また…」


    意識が朦朧としていく。立ち上がることができない。それでも、私は最後の力を振り絞った。

    dice1d3=2 (2)

    1.何とか立ち上がる

    2.気絶

    3.増援到着

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 19:28:27

    「ミカド!ミカド!誰か医学部に連絡しろ!ミカドが倒れた!」

    それが私の意識が保たれている間、最後に聞いた言葉だった…

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 21:16:49

    翌日の昼頃ーーシャーレの寝室にて


    目が覚めると知らない天井がそこにはあった。


    「大丈夫か?ミカド。」


    ボスが私に声をかけてくれる。先生も一緒に私を見ていた。


    「ボス…そうか。私は、また負けたんだな…」


    私は虚な眼差しで彼女を見つめ、そう返した。


    dice1d2=2 (2)

    1.制圧成功

    2.制圧失敗

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 21:22:00

    「…確かに、あの拠点の制圧は失敗に終わった。クレイドルコーポレーション、どうやら思いの外兵力を持っていたらしい。風紀委員会の方も増援は望めず、撤退を決めたとのことだ。」


    「…情報は?私が渡した情報はどうなっている?」


    dice1d3=2 (2)

    1.無事

    2.一部損失

    3.解読不可

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 21:37:16

    「帳簿は一部が破れていて読めないが、クレイドルとの繋がりに関してはしっかりと記されていた。バッジに関しては先生と協力して調査したが、どうにもクレイドルの社員証らしい。お前の活躍は、決して無駄にはならなかったんだ。」

    ボスが私を慰めてくれる。

    「…それは良かった。」

    「君達が持ち帰った情報は、既に連邦生徒会やヴァルキューレに共有してある。少なくともこれで、山海經に手を出してくることはもう無いだろうね。」

    先生が続いて状況の説明をしてくれた。

    「では、これで終わったんですね…」

    「完璧にとはいかないだろうが、先生の言う通り、迫り来る危機はもう去ったと考えていいだろう。帰ろう。私達の山海經へ。」

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 05:48:50

    あぶねぇ
    ダイスがギリギリをせ攻めてきやがる

オススメ

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