- 1二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:50:27
- 2二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:52:09
~とあるオフの日~
「今日はオフか…別にとくにやることもないしな…暇だ…」
仕事は前日に終わり、清夏さんのレッスンもない。ただ事務所代わりの教室でぼーっとしていると、突然事務所のドアが開き、誰かが入ってきた。
「やっほーPっち!」
「こんにちは清夏さん。どうしたんですか?」
入ってきたのは清夏さん。俺の担当アイドル。可愛いね。
「Pっちってさ、今時間空いてる?」
「全然暇ですよ、何もやること無いですし」
「本当!?」
「ええ、とても凄く暇です」
俺が暇だと答えると、清夏さんは凄い嬉しそうな反応をした。
「じゃあさ、Pっち!ちょ~っと付き合ってくれない?」
「ええ、大丈夫ですよ。何するんですか?」
「新しく買った服を見てもらいたいんだよね~。あたしは可愛いって思って買ったんだけど、他の人にも評価してもらいたいじゃん?」
「清夏さんの新しい服ですか…興味深いですね。良いですよ。」
「やった!いっぱい可愛い服選んだんだ~!」
俺が返事をすると、清夏さんは嬉しそうに喜んだ。清夏さんの私服は一緒に出掛ける時に何回か見たことがあるが、どれも全て可愛かったので今回提案されてわくわくが止まらない。 - 3二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:53:24
「他には誰か呼んでるんですか?」
「他には~…リーリヤくらい?親友にも見て欲しいしね~」
「葛城さんですか。お二人は本当に仲がよろしいですね。」
「でしょ~?自慢の親友だよ!」
清夏さんとリーリヤさんは初星学園に入る前から仲が良いらしく、教室やレッスンルームなど、どこでもいちゃいちゃしているとの目撃情報が絶えない。
「あさり先生に話して衣装室借りてそこに用意してるからさ、早く行こ、Pっち!リーリヤも待ってるらしいからさ!」
「はい、行きましょうか」
だが、俺はまだ知らなかった。そこで起こるとある出来事を… - 4二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 02:00:07
ほ、ほんとに曇らせがないのか…!!!?
- 5二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 02:12:02
ここから三人に増えるので台詞の前に名前を振ります
~衣装室にて~
清「お待たせ、リーリヤ!」
リー「あ、清夏ちゃん!全然待ってないよ、私も今来たばっかりだよ。」
P「こんにちは、葛城さん。」
リー「あ、清夏ちゃんのプロデューサーさん。こんにちは。」
清「あの試着ロッカーの中に服が入ってるんだけど…ちょっと待ってね…」
リー「清夏ちゃん、もう始めちゃう?」
清「Pっちを試着室に連れて来るのは成功したし…始めちゃおっか!」
リー「分かったよ、清夏ちゃん!」
P「?清夏さん、葛城さん、何の話をしてるんですか?」
俺が2人に何の話してるか聞こうとしたら…
リー「清夏ちゃん、鍵閉めたよ!」
P「!?」
これは不味い、何かが起こる。そう俺の心が告げているが、もう既に遅いようだった。 - 6二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 02:27:50
ハメられた!
- 7しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 02:53:51
すいませんコテハン忘れてました。ここから付けます
P「葛城さん?何をしているんですか!?」
リー「ごめんなさい、清夏ちゃんのプロデューサーさん。今日は清夏ちゃんに付き合うって決めたんです。」
P「え、え?お、俺何かされるんですか…?」
怯えている俺に、清夏さんが近づいてくる。
清「ねぇPっち。ちょっと来てよ。」
P「清夏さん…?俺何かしましたか…?」
俺が何か清夏さんの地雷に触れることをしただろうか、いや、心当たりもない。そんなことを考えながら、俺は清夏さんのところに行く。
清「Pっちはなにもしてないから安心して」
そう言いながら、清夏さんがロッカーのカーテンを引く。
清「Pっち、これ、見てよ。」
P「可愛い服ですね…」
ロッカーの中には、スウェットやブラウス、ニットなどのインナー、ワンピース、そして、フレアースカートやプリーツスカートと、女性物の服が揃っていた
清「でしょ?リーリヤと選んだんだ。」
リー「良いものを選んだと思うんですけど…どうですか?」
P「ええ、とても清夏さんに似合うと思いますよ。」
可愛いな…これが最後にみる清夏さんの私服か…と思いながら返事をすると
清「これはね~…Pっちに着てもらう服だよ!」
清夏さんから衝撃の言葉が飛び出る。
え?俺が着る服?今なんて?
P「…おれが?これを?きるの?」
清「うん、そうだよPっち!」
あ、これ夢か。夢なら痛みを感じないだろ…
清「わぁぁぁぁPっち!?何で自分を殴ってるの!?」
リー「え!?清夏ちゃんのプロデューサーさん!?」
あー駄目だ…痛ぇ… - 8二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 02:54:27
リー清に勝てるわけないだろ!
- 9しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 02:59:22
すいません今日はここで寝ます!続きは明日からのせていきます!お休みなさいませ!
- 10二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 07:18:17
続きが楽しみ
- 11二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 07:35:31
なんでここで切るんだよお
- 12二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 10:16:05
- 13二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:03:09
- 14二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:04:18
実際つい最近みた気がするな別スレで
清夏コスさせられてるPっち - 15しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 11:09:58
実際それ見て書きたくなったんですよね。Pっちに女装させたら可愛いんじゃないか?って
- 16しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 11:14:20
現在女性物の服の着方を調べております。もう少しお待ちください。何でワンピースなんて入れたんだろうね。見たかったんや…
- 17二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:17:19
- 18二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:24:44
実際ワンピースって、体のライン出にくいから女装の定番とは聞いたことある
- 19しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 12:07:13
>>7 続きです
~少しして~
P「…それで、これを俺が着るんですか?」
清「そうだよPっち!いや~、騙してごめんね~!」
どうやら俺は今から女装をさせられるようだ。可愛い清夏さんが見れるって聞いたんだけど…?
P「何で俺が女装なんて……」
清「Pっちってスタイル良くて細身なんだから女性服着ても似合いそうなんだよね~。身長も私と一緒ぐらいだし!」
リー「それで、私と一緒に服を買いに行ったんです。久々に清夏ちゃんと2人でお出かけできて凄い楽しかったですよ。」
P「なるほど……?」
まぁ何となく理由は分かった。そうか、俺は清夏さんにそう思われてるのか…
P「え、じゃああさり先生には何て説明して衣装室を借りたんですか?」
清「あさり先生には普通に
「Pっちを女装させたいんですけど良いですか?」
って聞いたよ。そしたら
「わぁ、面白そうですね!写真撮って後で私にも見せてくれるなら良いですよ!」
って全然OKくれた!」
リー「あさり先生、本当にお返事が早かったよね。すぐOK出してくれたんです。」
P「何やってんだあの人…」
マジで何やってんだあの人。嘘だろそっち側の人かよ…
- 20しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 12:08:40
P「…わかりました。どうせ嫌と言っても清夏さんに無理矢理着せられますしね」
清「い、いや~、そんなことはないよ…?」
リー「本当にごめんなさい…」
P「いえいえ、葛城さんは悪くないですよ。」
清「Pっち何その言い方!まるで私が悪いみたいじゃん!」
P「だって清夏さんが全ての元凶じゃないですか。葛城さんはそれに付き合ってるだけなんですから」
清「ぐ、ぐぬぅぅぅぅ…何も言い返せない…Pっちぃ~!」
リー「ま、まぁまぁ清夏ちゃん!落ち着いて~!」
清「リーリヤ…」
清夏さんとリーリヤさんは本当に仲が良い。微笑ましくて、見ていて自然と笑顔が溢れてくる。
P「それじゃあ、着替えてきますね」
清「うん!可愛いPっち、楽しみにしてるよ~!」
リー「期待してますね!」
いやー…本当にするのか…女装。まぁでも…少しの間でも清夏さんと同じ気分になるのも、悪くはないかな - 21しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 12:11:46
P(最初は…ワンピースとかにしてみようかな…?)
俺は最初にワンピースを手に取る。
紺色のワンピース。胸部にはリボンが巻いてあり、とても可愛いデザインになっている。形状としては葛城さんのライブ衣装に近いもの。
ワンピースの横にはファスナーが付いていて、そこから足を入れて着るらしい。
P(あ、これ、横側にファスナー付いてるんだ…ここから足を入れれば良いのかな…)
ファスナーを開き、足を入れて行く。足を入れたらファスナーを閉め、ホックを閉める。
P(おお…これがワンピース…可愛いなこれ。スカート部分が動く度にヒラヒラして良いな…それにしてもスースーする…)
以外にも着心地は悪くない。それどころか自分を可愛いと思ってしまった。これはこれで良いんじゃないかな。
P「清夏さん、着れましたよ。」
清「!本当!?じゃあ開けるね、Pっち!」
カーテンが開けられ、私の姿が丸裸になる。
リー「うわぁ…素敵…です!」
清「うん…良いね、Pっち!」
私の姿を見た清夏さんと葛城さんが感想を言う。
リー「やっぱり似合ってるね、清夏ちゃん!」
清「そうだねリーリヤ!う~ん、やっぱりPっち可愛い~!」
P「…これ、人に見られると凄い恥ずかしいですね…//」
…思った以上に恥ずかしい。いつもと違う姿、ましてや女性物の服を着ているからかもっと恥ずかしい。でも不思議な事に、満足感がそれを上回っている。
P(可愛いって言われるのも悪くないですね…)
そう、思い始めていた - 22二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 12:13:02
一人称が変わったな…いい傾向だ
- 23二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 12:14:11
まずい、さっきまで「俺」だったのに一人称までメスになって来てる
- 24しゅみたんらぶち!25/06/26(木) 12:31:21
ちょっと今日仕事が立て込んでてこれ以上書けるかわかりません。落ちそうだったら保守お願いします。なるべく早く続き書きます
- 25二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 14:14:28
まかせろ保守
- 26異常葛城愛者25/06/26(木) 14:15:16
任せてください!
- 27二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 22:01:07
学P身長高い概念が主流だけどこのスレのしゅみたんと大して身長離れてないPっち概念は俺の大好物だ…
- 28二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:28:32
高身長Pっちもスパダリ味があって良いけど平均身長Pっちはしゅみたんとの距離がより近くなるからお得なんだよね……
女装もいけるし - 29しゅみたんらぶち!25/06/27(金) 02:08:57
P「じゃあ次の衣装着てきますね」
清「うん!えへへ、楽しみ~!」
私は試着ロッカーの中に戻って次の服を着始める。
P(次は…ブラウスとフレアスカートにしてみようかな)
ブラウスは、白を基調とした落ち着いた色使いをしている。フレアスカートはそれを補完するように、黒色になっている。
P(あ、ブラウス着やすいな。フレアスカートは確か…お腹回りまで上げるんだったよな。うん、良いね。)
P「清夏さん、次の衣装着れましたよ」
清「お、待ってました~!」
リー「それじゃあ開けますね、プロデューサーさん」
カーテンが開けられ、またも私の姿が露になる。
清「わ~!これも似合ってる~!」
リー「やっぱりスタイルが良いからこういうのは映えるね、清夏ちゃん!」
P「体型維持にはこだわってますからね、人に言うには自分も近づけないとですし」
こういうのが良く見える体型してて本当に良かったな、と思う。こんなことになるとは想像したこと無かったが、毎日体型維持を頑張って良かった。
P「残りの衣装的に次が最後ですね。」
リー「そうですね、三着しか用意してないですし。」
清「どれも似合うならもうちょっと持ってくるべきだった~!」
P「俺で良いならいつでも付き合いますよ。楽しいですし」
リー「だって清夏ちゃん!また衣装用意しようね!」
清「え、本当!?やった!いっぱい用意して待ってよ、リーリヤ!」
まあ、たまにはこういうことをするのも悪くないんじゃないかな。
…もう少し清夏さんに可愛いって言われたいし。
- 30しゅみたんらぶち!25/06/27(金) 02:09:57
P「じゃあ最後、着てきますね。」リー「楽しみにしてます!」
清「なるべく早くしてね!」
またロッカーの中に戻る。
P(これが最後の衣装か…)
最後の衣装を着るのを惜しんでいる私がいる。これを着てしまえばこの時間が終わってしまうのがわかり、少し嫌になる。
P(じゃあ…着るか。)
最後に着るのは、スウェットとプリーツスカート。
スウェットは男性が着るものもあるが、女性の物は腕回りがブカブカになっている。
スウェットは色がネズミ色になってて、目立たず落ち着く色になっている。
P(あ、これ男の物と違って腕回りブカブカなんだ…萌え袖っぽくて良いな?)
プリーツスカートはプリーツという折り目が繰り返されていて、立体感を与えているデザインになっている。
色は水色で、明るい色使いになっている。
P(あ、これ凄い動きやすい…折り目が多いからかな、スカートが立体的になってる)
P「終わりました、開きますね」
私はそう一声かけ、カーテンを自分から開く。
清「うんうん、これも良いね~!」
リー「プロデューサーさん、落ち着いた雰囲気で素敵です!」
P「それほどでも…//」
嬉しい。清夏さんと葛城さんに「可愛い」と褒められて、高揚感に包まれてる私がいる。こんなにも嬉しいものなのか。
P「じゃあ着替えてきます。」
清「えー…もっと見たかったな~、Pっちの可愛い姿…」
P「清夏さんに言われればいつでも付き合いますよ」
リー「また今度の機会にしよ、清夏ちゃん。」
P「では、本当に着替えてきます。」
そう言って私はロッカーの中に入って元のスーツに着替える。やはりいつも着ているだけあってか、この姿が一番落ち着くし慣れ親しんでるかもしれない。 - 31しゅみたんらぶち!25/06/27(金) 02:10:57
着替え終わって衣装の感想を言い合ったりして談笑していたところに、あさり先生がやってきた。
あさり「失礼します。プロデューサー君、紫雲さん、葛城さん、そろそろ下校の時間ですよ」
清「あ、あさり先生。お疲れ様です」
あさり「どうですかプロデューサー君、今日は楽しめましたか?」
P「ええ、お陰さまでとても楽しめました。」
あさり先生が許可したから始まったことだとは思うが、楽しめたから良しとしよう。
あさり「あ、紫雲さん。後で写真、楽しみに待ってますよ!」
清「オッケーですあさり先生!」
P「あ、本当に写真送るんですね…」
俺フリー素材だったりする? - 32しゅみたんらぶち!25/06/27(金) 02:12:54
~下校後~
学校からでて、俺は清夏さんと葛城さんを寮まで送りながら喋っていた。
清「いや~本当にPっち可愛かったね~!」
リー「今日は誘ってくれてありがとう、清夏ちゃん!凄い良いものがみれて楽しかったよ!」
P「お二人とも、今日はありがとうございました。新鮮な体験ができてとても楽しかったです。」
今日はとても良い経験ができた。清夏さんに半ば無理矢理女装させられたが、どれも可愛い服ばかりで着るのも楽しめたし、可愛いと言われて凄い満たされた気分になった。
清「Pっち、また今度もやろうね!」
P「ええ、いつでも付き合いますよ。
あ、次は清夏さんが男装でもしてみますか?」
俺はダメ元で清夏さんに男装してみないか?と聞いてみる。今回の仕返しのつもりだが、一回みてみたいという興味がある。
清「え、男装!?」
リー「清夏ちゃんの男装!?凄いみたい!絶対格好良いよ!」
清「リーリヤ…Pっちも今日付き合ってくれたし…じゃあやってみよっかな?」
P「そうですか。じゃあ衣装用意して待ってますね」
案外あっさり成功してしまった。そうだな…タキシードとか似合いそうじゃないか?
P「あ、そうだ清夏さん」
清「どしたの、Pっち?」
清夏さんに衣装室に連れてかれたのがきっかけで始まった今日。様々な可愛い衣装を着て、新しい自分を見つけられた気がした。そんな思いをのせて、こう言葉を掛ける
「今日の私はどうでしたか?」 - 33しゅみたんらぶち!25/06/27(金) 02:16:07
これにて終了です。ありがとうございました!
なんとか書ききれて良かったです。
自分が男で女装未経験ということもあり、女性服の描写をするのに困りましたね…。でも楽しく書けて良かったです!
おまけも考え付いてるので、気が向けばここで書くつもりです。
それではまたどこかで会いましょう! - 34二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 03:57:33
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