- 1二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:26:23
- 2二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:28:30
- 3二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:29:49
- 4二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:31:01
- 5二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:32:44
- 6二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:34:30
スレ立て乙
- 7二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:36:03
スレ立て乙!
- 8二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:39:41
スレ立てお
- 9二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:42:25
スレ立て
- 10二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:44:51
おわり
- 11プラキドサクス25/06/26(木) 22:49:31
「そちらが数で来るなら……こちらも数を呼ぼう」
地響きと共に呼び覚ますのは無念の内に散っていた戦士達の魂、死してなお戦い続けることを望んだ熱き勇者達の魂だ。
「スピリットベース・コーリング!」 - 12ドルモンノテイマー25/06/27(金) 03:36:26
- 13プラキドサクス25/06/27(金) 06:59:26
それまで藤宮が見た最大威力と最大範囲の竜祈祷
ベールの暴虐とドラゴノク・ステラを更に上回る攻撃力と圧倒的範囲を持つドラゴンブレス
“プラキドサクスの滅び”を突破して
なおも戦意を失わない勇士にのみ使われる、古き友の魂を召喚する奥義
彼の有する王の力の、その右腕。
「さぁ来い、ガーディアンズ」
召喚されるのは……つい先ほど見たのと同じ顔の女だった。 - 14プネウマモン25/06/27(金) 07:31:46
- 15ドルモンノテイマー25/06/27(金) 09:45:34
くれぐれも攻撃には気をつけてプネウマモン! 掠るだけでも危険だと思う!
(ベールの攻撃すら上回るブレス。だからこそ藤宮は守るのではなく空を飛んで逃げるのを選択したのだ。受け止め切れるものではない。飛んで確実に逃げると。
プネウマモンに飛行の翼を授けたのも機動性を高める為だ)
マリア? 知り合いだから呼び出せ……
(そういえばと記憶を探ると知り合いのような感じであった。ならば呼び出せるのもおかしくはないのだろう。
問題なのはなぜか左手が熱く燃えた感じがしたのだ。何かに共鳴するように。何に反応した?)
……考えるのは後だ。カードスラッシュ! メタルガルルモン!
「コキュートスブレス!」
(デクスドルグレモンから放たれた氷のブレスがプラキドサクスとガーディアンズの女手がけて放たれる。もしもマリアならばメタルメテオは切り捨てられて終わりだ。ならば処理しきれない広範囲攻撃しかない)
- 16謎の声25/06/27(金) 11:03:13
「もう名乗っちゃうけど
オイラはファルコモン、フウマ忍軍四頭領
饕餮のファルコモン」
諦めたようなため息と共に、影が降りる
木々の枝が鳴るようにさざめきが重なり、そして音の形を成した
「私は同じく四頭領共工のマジラモン」
「四頭領、渾沌のジュレイモン」
「で、そこにいるのが…」「フウマ忍軍が四頭領、檮杌のアカトリモン様だ!」
ぴょこぴょこと木の枝の上から歩いて来たファルコモンがアカトリモンの頭の上に乗って羽を開く
テーン!と効果音がつきそうな絵面だ。
「ほらな?戦力は払底してるさ
でも、我々だって最初から成熟期とかばっかりだったわけじゃない、10代くらい前の総頭領様はレイヴモンだったんだぜ?
でも、10年前のあの日にみんなを逃すために赤い腐敗の中に残って死んじまったんだ」 - 17プネウマモン25/06/27(金) 12:05:17
- 18リン25/06/27(金) 12:16:55
「ブレイブ、イン」
光が収縮する、コキュートスブレスの青白いビームを貫いて、銀の光が炸裂した。
「ファイア」 - 19ドルモンノテイマー25/06/27(金) 12:39:48
とりあえずそのまま攻撃を続けて! プラキドサクスを倒すのを優先で!
(あのガーディアンズは召喚されたのならば召喚者を倒せばいいのでは? という理屈である)
(光から目を背けるように手を目の前に持ってくる)
うっ……
(マリアではない。誰だ? 候補に浮かぶ人物はいるが呼び出されたとして戦いを挑むか?)
いや……場合によっては普通にしてくるよね
(そして殺そうとしてくるだろう。そうだとしたらどうやって倒す? そもそも何処まで全力なのかすら知らないのだ)
……無視しよ
(究極体は使いたくない。かと言って今の戦力であの2体を相手に勝てる見込みはない。ならば
そう考えた藤宮はデクスドルグレモンと空中を移動する。そして推定あの人物と自身でプラキドサクスを挟む立ち位置を取る。詰まる所フレンドリーファイヤーになるように移動することにしたのだ)
- 20リン25/06/27(金) 12:48:46
「悪いね、ブラギガス!」
「あぁ、構わない」
「ブレイブ・イン」
ケンタルモンのデジメモリをバーストさせ、リボルバー拳銃型のデジヴァイスへと投入
スライド式のジョーで噛み潰すように破砕して……
「ケントロスパイカー、ブレイブフィニッシュ!」
そのデータ質量をエネルギー転換
物質化したエネルギーが巨大な機械竜を形作ると、それを諸共に放射した - 21ドルモンノテイマー25/06/27(金) 12:59:11
来た!
(予想通り味方ごと撃ち抜こうとしてきた。おそらくプラキドサクスにも当たると思われる。自身はは回避すればいいが……)
!? ウワァァァァァァァァ
(目測を見誤った。直撃は免れても掠った。それだけで吹っ飛ばされてデクスドルグレモンは地面に激突したのだった)
- 22プラキドサクス25/06/27(金) 16:12:31
「ギガント砲……装填!」
王の右手、スピリットベースコーリング
共に戦い絆を結んだ勇者の魂を召喚する力と対になるプラキドサクスの王の左手、ソウルシンセサイザー
周囲の味方の持つエネルギーを自分自身へと還元する力が、自分へ直撃するケントロスパイカーを吸収・統合して自らの砲の充填を即座に完了させた。 - 23ドルモンノテイマー25/06/27(金) 16:31:24
- 24プネウマモン25/06/27(金) 17:09:29
- 25プラキドサクス25/06/27(金) 22:34:52
- 26ジン25/06/27(金) 22:41:24
- 27プネウマモン25/06/27(金) 22:55:38
- 28ファルコモン25/06/27(金) 23:10:56
- 29ジン25/06/27(金) 23:13:27
- 30ファルコモン25/06/27(金) 23:55:41
「負けて、逃げて……生き延びるために犠牲になって、そうやってどんどん強い奴は死んでいった
今じゃあ会計だったマジラモンと防衛担当のジュレイモンを引っ張り出してなんとか体裁だけ四天王に収めてるんだ
戦力はもうドン底さ……でも、だからってここで容易く頭下げたら今度こそ子供達の心が折れちまう
子供達のためにも、自分達の誇りの為に、オイラ達は見せなきゃならねぇんだ」
全員が姿を消して、風が吹き荒れる。
「「「「フウマ忍軍、ここに健在なり!」」」ってね」 - 31ジン25/06/28(土) 00:00:34
- 32ベリアルヴァンデモン25/06/28(土) 00:07:05
- 33ジン25/06/28(土) 00:12:25
- 34ジン25/06/28(土) 00:44:09
「………ん?」
………まてよ?
どのへんって言った? - 35謎の声25/06/28(土) 00:48:16
「え?西の森野の……今は砂漠になってるけど」
- 36ジン25/06/28(土) 00:52:09
「あの、マスター・・・」
「それってひょっとして、僭主の…?」
かも… - 37サングルゥモン25/06/28(土) 01:02:57
「敵は既に倒していた、ありきたりな展開だが、喜劇だな」
- 38ジン25/06/28(土) 01:15:16
やっぱあいつか…
- 39ファルコモン25/06/28(土) 01:48:15
- 40ドルモンノテイマー25/06/28(土) 03:37:26
- 41ジン25/06/28(土) 08:37:21
- 42アカトリモン25/06/28(土) 12:43:12
- 43プラキドサクス25/06/28(土) 12:46:33
- 44アル?ァ?ン25/06/28(土) 13:02:15
- 45プラキドサクス25/06/28(土) 13:13:16
27体の機竜が持つ固有の特性と戦闘形態
単騎では戦闘形態になれないディノスとチェイスは省いても、最大の戦力であるはずのNo10、アルティメットブラキモン
戦闘形態を取れず、長年のブランクがあり、エネルギー不足で、パートナーたるリンが不在
たったそれだけの条件不利でここまで押される
「共に戦った仲間達に……心より恥じる」
何が雷の眷属で最強か、こんなものが最強を名乗るなど烏滸がましい
そう自嘲しながら、ギガント砲を放ち続ける
いまだ限界は遥か遠く闘志は尽きない
「だが……まだだ、ここでは折れられん」
正面衝突を続ける再びの光が爆ぜゆく中で、プラキドサクスは正面を見据えていた。 - 46プネウマモン25/06/28(土) 13:17:20
- 47アル?ァ?ン:25/06/28(土) 13:37:26
- 48プラキドサクス25/06/28(土) 13:59:02
無理やりにエネルギーをチャージして最大威力ではないギガント砲ではあるが、その威力は並みの究極体を10束ねても敵わないほど
その力を持っても撃ち潰せないほどの火力との正面衝突は、“小さな世界”の理では受け止め切れないものとなった。
大量のバグが溢れて砕け、デジタルウェイブの還流が世界からそれを弾き出す
それは新たな世界が生まれるほどの爆発となり……藤宮を吹き飛ばした - 49アル?ァ?ン:25/06/28(土) 17:03:23
(ただの一撃ではない。様々な力が複合してアル?ァ?ン:から放たれた一撃はあまりにも強すぎた。その結果がこの大爆発であった。
流石にそんな大爆発に巻き込まれたとなれば三位一体の合体状態でも耐え切れるわけではなく)
「ウワァァァァァァァァ!?」
(強制的にブラストマトリックスエボリューションを解除されて吹き飛んでいく藤宮とドルモン。その手に握っていたプネウマモンも離してしまった)
- 50プラキドサクス25/06/28(土) 17:25:11
「ふむ……消えたか、私が存在している以上
この空間はファルムアズラで最も安定しているはずだが……それすら突破するほどの爆発、ということか
次に勝てるかは怪しいな」 - 51ドルモンノテイマー25/06/28(土) 17:30:53
う、ううう……
(今度はどこに自分はいるのだろうか? わかるのはまた横になってる事と身体に痛みがある事と生きてることだけだ)
……
(まずは目を開けて周囲を確認しようと男はする) - 52ルミナ25/06/28(土) 17:35:12
「おっ、起きたね〜……君、ずいぶん長いこと眠ってたよ?」
膝枕で藤宮頭をポムポムしていた女性が笑う
ルミナエヴァ・ロマノヴァ
ロシア人系の名前を持つゲイザーNo.10、実に半年ぶりの再登場であった。 - 53ドルモンノテイマー25/06/28(土) 17:47:46
- 54ルミナ25/06/28(土) 17:58:10
- 55ドルモンノテイマー25/06/28(土) 18:16:33
- 56ルミナ25/06/28(土) 18:20:17
- 57ドルモンノテイマー25/06/28(土) 18:28:55
- 58ルミナ25/06/28(土) 18:34:29
- 59ドルモンノテイマー25/06/28(土) 18:40:02
- 60ルミナ25/06/28(土) 18:56:33
- 61ドルモンノテイマー25/06/28(土) 19:14:11
- 62ルミナ25/06/28(土) 19:17:34
- 63ドルモンノテイマー25/06/28(土) 19:22:42
- 64ルミナ25/06/28(土) 20:06:31
- 65ドルモンノテイマー25/06/28(土) 20:14:18
- 66ルミナ25/06/28(土) 20:17:38
- 67ドルモンノテイマー25/06/28(土) 20:24:55
……
(この調子だと救難信号を出すとかをしても何かしら悪い条件が重なって無理そうである。となると……)
生きるための方法を考えますか。この基地を一旦捨てて脱出できる潜水艇とかってのは? もしくはそういうことができるデジモンはいますか?
(無理やり氷河を破壊するのは最終手段だ)
- 68ルミナ25/06/28(土) 20:29:57
「この基地ってそもそもの出入り口自体がデジタルゲートオンリーなヤバめな設計してるからねぇ
潜水艇みたいなのはないの
ゴッドドラモンはちょーーっとその……具体的には食糧不足で休眠中、パワーはあるけど燃費良くないから仕方ないね
まぁほんとなら240人が数年暮らせるくらいの食糧は備蓄があったんだけど……うん、この子が5日で食べ尽くしました」 - 69ドルモンノテイマー25/06/28(土) 20:33:43
- 70ルミナ25/06/28(土) 20:40:43
- 71ドルモンノテイマー25/06/28(土) 20:42:50
- 72ルミナ25/06/28(土) 20:56:41
- 73ドルモンノテイマー25/06/28(土) 21:05:52
- 74ルミナ25/06/28(土) 21:44:33
- 75ドルモンノテイマー25/06/29(日) 05:52:13
- 76ジン25/06/29(日) 08:22:51
- 77フウマ忍軍25/06/29(日) 12:19:37
「そちらに恨みは無いがこれも成り行き…お覚悟を」
ジュレイモンの声と共に、アカトリモンが突撃
そしてそれと同時に。
「疾風光輪波!」「旋風光輪波!」
「烈風光輪波!」「灼嘴幻突!」
フウマ忍軍の独自継承技、光輪波を放つ
アカトリモンは風属性技を扱えないので代わりに炎を全身に纏って一振りの大槍のように突っ込んでくる。 - 78ルミナ25/06/29(日) 12:29:09
- 79ドルモンノテイマー25/06/29(日) 12:39:04
- 80ルミナ25/06/29(日) 13:16:32
「いいけど氷の中だよ?基地すぐ外ってだけで実際には壁越しになる」
- 81ドルモンノテイマー25/06/29(日) 13:26:25
- 82ルミナ25/06/29(日) 13:37:09
「機竜は戦闘形態(バトルモード)になれないとそこまで戦闘力高くないんだけどなぁ……」
取り敢えず3時間くらい施設内を歩いていく - 83ドルモンノテイマー25/06/29(日) 13:44:43
- 84ジン25/06/29(日) 14:03:47
- 85ルミナ25/06/29(日) 14:04:27
- 86マジラモン25/06/29(日) 14:16:54
- 87ドルモンノテイマー25/06/29(日) 14:27:12
- 88ルミナ25/06/29(日) 14:32:57
「藤宮君とドルモンを拾った直後に
多分時空振動の影響で氷河の崩落が起きて大波、その影響で出入り口だったデジタルゲート発生装置が凍結、ここまでは覚えてる?
で、当然そこには水が入ってくるわけでして……いくつかの通路と、それにつながるセクターも水浸し氷漬けって訳、それに食糧生産なんてこんなちっちゃなプラントでできる訳ないの
知ってる?アメリカの穀倉地帯の規模」 - 89ジン25/06/29(日) 14:34:40
- 90ジュレイモン&ファルコモン25/06/29(日) 14:38:59
「霧隠の術」「超忍法・影の舞!」
ジュレイモンが花粉を振り撒き、ファルコモンがその霞の中へ突入して直接ゴクウモンの首を狙いに行く
そして……
「超忍法・灰塵爆破!」
アカトリモンが花粉を粉塵爆発させると、同時にマジラモンが姿を消した。
- 91ドルモンノテイマー25/06/29(日) 14:39:03
- 92ルミナ25/06/29(日) 14:51:15
- 93二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 14:55:18
このレスは削除されています
- 94ドルモンノテイマー25/06/29(日) 14:56:59
- 95ジン25/06/29(日) 15:00:18
「筋斗雲!!」(ゴクウモンはそのまま離脱を図るが……)
あいつ、どこに……! - 96ルミナ25/06/29(日) 15:11:05
- 97ドルモンノテイマー25/06/29(日) 15:17:24
- 98ファルコモン25/06/29(日) 15:26:08
- 99ルミナ25/06/29(日) 15:27:23
- 100ドルモンノテイマー25/06/29(日) 15:46:57
- 101ジン25/06/29(日) 16:08:43
- 102ファルコモン25/06/29(日) 16:35:16
- 103ジン25/06/29(日) 16:37:56
- 104ファルコモン25/06/29(日) 16:38:37
「進化……ペックモン!」
「行きますぞ、スーツェーモン様!イガ流、超忍法!」
「フウマ流、超忍法」
「「流派超越・五月雨の舞!」」 - 105ファルコモン25/06/29(日) 16:47:04
ジュレイモンが天空から雷を落とすとともに雨が降り始め、それに乗じて気配を絶ったペックモンが苦無羽を展開、ゴクウモンの周囲を駆け巡りながら苦無羽を連射し、それが暴風に乗って舞い上がる。
「締めの段」
他が使うフウマ流のそれとは異なる、イガ流の超忍法を扱うジュレイモンが全方位へと膨大な数の枝を伸ばし、それに飛び移った三忍がそれぞれ三方位からゴクウモンを狙い……
「「「超忍法・」」」
「岩烈斬!」「空裂斬!」「海波斬!」
それぞれの分派の奥義を放ち、重ねる。
「「「フウマ流剣法・奥義 皆尽斬滅!」」」 - 106ジュレイモン25/06/29(日) 17:07:39
「この森は長いこと我々が根城としている場所、本拠地にも程近いと言える……地形を知り尽くした忍びを、たやすく捉えられるとお思いか!」
雷撃を連打して視覚聴覚を撹乱しながら自身も枝と根を駆使して遠隔格闘を繰り出し、時に味方の元に枝を伸ばして盾にするなどサポートを欠かさないジュレイモン、防衛を担当するだけある堅実な立ち回りだった。 - 107ジン25/06/29(日) 17:42:42
ルナ!!
「クレセントストーム!!」
(猛吹雪の竜巻を起こして全ての攻撃を飲み込まんとする) - 108ファルコモン25/06/29(日) 17:52:20
「総員退避……いや続行だ!
このまま押し込み切れ!!」
ペックモンの状態が悪化し、テクスチャが崩壊しかけになりながらでも攻撃を続行、他の3体もその意気に応えて同調をさらに深めながらパワーを引き上げる。
「アカトリモン、超進化…ガルダモン!!」
「ついに覚醒したか!?」「よし、行くぞガルダモン!」「ついて来れるか?」
光が溢れ、炎が咲き誇る
進化を祝福する光の中で、それまで飛べなかったアカトリモンに新たな翼が与えられた。
「へっ……オメェらの方こそ、着いて来やがれ!
シャドーウィング!!」 - 109ジン25/06/29(日) 17:56:31
- 110ガルダモン25/06/29(日) 18:10:28
「シュワッチ!?」
唐突な背後からの斬撃で撃墜されながらもシャドーウィング自体は放射しきり、そのまま地面に墜落して首から首から下が謎な角度で折れ曲がって倒れたガルダモン……を回収していくジュレイモン
- 111マジラモン25/06/29(日) 18:29:48
「旋風光輪波……改!」
マジラモンの固有技術、浮かべた状態で形成した光輪波を発射せずにそのままチェーンソーのように相手を削る刃として薙ぎ払う旋風光輪波・改(マジラモン仕様)でゴクウモンに肉薄しながら如意棒を受け止めるとそのまま必殺技、ヴェーダカを放つ - 112ジン25/06/29(日) 18:29:54
っ!
「マスター!」
(ディアナモンがかばうようにたち)
「兄貴!!」
(ゴクウモンが如意棒を投げて2人を隠すように壁となる) - 113マジラモン25/06/29(日) 18:40:27
「今じゃ!仕留めい!」
「超忍法・影の舞」
ペックモンがジンの肩に乗り、翼で頭を包むようにして笑う。
「流石に人間相手にはやんないよ」 - 114ドルモンノテイマー25/06/29(日) 19:53:00
(道を移動中であった。男は不思議な違和感に囚われていた。何か、何かが自分の内からどこかに引っ張られている感覚であった)
……
(自分の根源的な何か、冷たく燃えたぎる火、言葉にできない抽象的な感覚であった) - 115ルミナ25/06/29(日) 20:40:43
- 116ジン25/06/29(日) 21:45:30
- 117サングルゥモン25/06/29(日) 22:02:56
- 118失意のシエル25/06/29(日) 22:21:05
さざめく波の音、周りがモノクロの世界。近くには漁村。そこにシエルはいつの間にか存在していた
ここ、は………? - 119ファルコモン25/06/29(日) 23:15:13
「さて、ガルダモンは無事かい?そっちのお嬢さん達は怪我はない?あったら治療薬くらいは出すよ」
「首を挫きましたァー!」
ガルダモンの叫びを無視してマジラモンがゴキィ!!と首をまっすぐに伸ばして告げる。
「問題なしだ……この手に限る」 - 120ドルモンノテイマー25/06/30(月) 03:38:17
- 121ジン25/06/30(月) 06:14:22
- 122失意のシエル25/06/30(月) 06:40:28
- 123ファルコモン25/06/30(月) 12:07:41
- 124マジラモン25/06/30(月) 12:35:48
「サングルゥモンが言っておったたように、我々には初めから殺意がない
……これはちょっと言いずらいが子供達向けのポーズなんじゃ、『外敵を追い返した』というセンセーショナルなショーじゃな」 - 125ドルモンノテイマー25/06/30(月) 14:06:37
(頭は急いでいる。なのに心はどこか冷えていく感覚があった。自分でも分からない何かに引っ張られるにつれて。いつしかそれは彼にとって表にも出てくるようになった。
手が凍った、ように見えた。瞬きをすればそこには凍ってない手がある)
……流石にそろそろ着きましたよねルミナさん
(外に出なければ、外に出なければ)
(だがその名刺はかつて藤宮が来た時に落とした物。今いるわけではないのだ。
彷徨う彼女はこの先で目にするのは彼女自身の古い負の記憶の幻視だろう。負の記憶と感情が蔓延ってるのだから。藤宮という希望はない)
- 126イブキ25/06/30(月) 18:27:30
その頃……
シエルさんが消えた(イブキが時貞辺りに連絡していた) - 127ジン25/06/30(月) 18:48:12
- 128イブキ25/06/30(月) 19:18:52
- 129ドルモンノテイマー25/06/30(月) 19:41:35
(ここら辺一体は全てが凍りついている。がその中に階段あった。下にも行く道があるのか。多分ここを進まないとダメなのだろう。そう感じた男はドルモンと共に進んでいく)
階段……降りてこの先に……
(進んでいく。浸水している道の中へと。今の男は側から見れば突然凍りつくような水の中に入って行ってるのだった。階段なんてないのに) - 130時貞25/06/30(月) 20:03:59
- 131ファルコモン25/06/30(月) 20:32:53
「まぁね、オイラ達はニンジャなんだ、正面から戦うばっかりじゃないし、そもそも必要なのは首じゃなくて箔なんだから無理に首とりに行く必要もないのさ」
- 132ジュレイモン25/06/30(月) 20:42:19
「そうでもなければ勝ち目も見えない敵相手に無理に挑んだりせんわい……さて、森の外まで送ろう
こう、『追い返した』という体裁にさえすれば良いのだからのう」
ジュレイモンが樹冠を揺らして木々に命令を下し、根や枝を捻じ曲げて道を開き
ファルコモンが火をつけた苦無羽を飛ばして松明がわりの灯りにする。
「オレサマは納得してねぇけどよ……」
「実力不足じゃバカタレ、そもそもお前以外誰も本気で戦っとらんわ」 - 133ドルモンノテイマー25/06/30(月) 21:30:46
(そして藤宮とドルモンは水の中に消えて行ったのだった。文字通りその姿ごと全てを)
- 134ジン25/06/30(月) 21:31:40
- 135ルミナ25/06/30(月) 21:33:28
「ついたよー……あれ?藤宮君どこいった?
ちょっと?おーい!?」
そして藤宮は行方不明になるのだった…… - 136ベリアルヴァンデモン25/06/30(月) 21:37:46
- 137ドルモンノテイマー25/06/30(月) 21:54:41
(いつの間にか藤宮が到着したのは地下洞窟であった。どこかは分からない。だが一つだけ気づいた事はある)
……まあいいや
(なぜか自分の体が上位者になっていたのだ。だが不思議とこの洞窟ではそれが正解のように感じるのだ。周囲を確認するとドルモンはちゃんといた。なら良い
ルミナという人物とあったのは実は夢だったのかもしれない。現実だったとしてもあの人なら多分何とかなるだろう。ゲイザーだから) - 138ジン25/06/30(月) 22:55:01
- 139イブキ25/06/30(月) 23:02:50
時貞さん?(急に間が空いたことに疑問を感じ呼びかける)
- 140アスタモン25/06/30(月) 23:05:46
- 141ジン25/06/30(月) 23:08:09
- 142ピコデビモン25/06/30(月) 23:32:07
「絡まれたねぇ〜♪楽しかった?
アルちゃん良いリアクションするから!」
ピコデビモンがニヤニヤと笑いながらベリアルヴァンデモンの肩をつつき、アスタモンがそれを止める
洞窟じみた土壁に、揺らめく橙の影が映る。
「面倒なことにならないうちに引き払っちゃおう、ほらみんな、お皿取って…
味については保証できないけど、リゾットだよ」
「は、はい!」「あら、色合いも綺麗ね」
便利屋組が絵に描いたような団欒をしている裏で、リン組はというと……
「グルル……」「サングルゥモン、あなたも食べないと倒れてしまいますよ?」
「オレは食わん、オレに食事は必要ないからな
無駄に食料を浪費するより温存する方が良い」
「じゃあ俺が2人分食うから寄越せよ」
「貴様に食われるくらいならオレが食う」
「あぁ!?言ったなテメェ!」
- 143ジン25/06/30(月) 23:46:44
- 144ベリアルヴァンデモン25/06/30(月) 23:50:04
- 145二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:39:14
(ダゴモンの海。かつて藤宮が落ちたこの世界で彼は死にかけた。それは人間だけではなくデジモンも同じだろう。ダークタワーが聳えるこの世界においてデジモンの力は抑制されるのだから)
……
(シエルに襲いかかるデジモン達。けれどもそれは見かけだけだ。その中に潜むものは……) - 146失意のシエル25/07/01(火) 15:09:41
- 147二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:18:40
- 148失意のシエル25/07/01(火) 18:03:23
- 149二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:23:13
- 150失意のシエル25/07/01(火) 18:29:37
- 151二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:46:10
- 152失意のシエル25/07/01(火) 19:27:16
- 153二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:47:11
- 154失意のシエル25/07/01(火) 19:51:07
- 155二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:58:59
- 156失意のシエル25/07/01(火) 20:06:25
- 157二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:13:27
- 158失意のシエル25/07/01(火) 20:23:45
- 159ジン25/07/01(火) 20:33:35
- 160サングルゥモン25/07/01(火) 21:51:51
「今のジンは“力の代償”を背負っている、それは自分の器でできることを成し、そしてその限界を踏み越えてでも進むことを決めた一人前の証だ、そう腐してやるな」
「竜の心臓、ですね……
まぁ、兎にも角にもホグワーツに向かわなくては」
「明日も早い、移動型のデジモンの準備が必要だな」 - 161ルナ25/07/01(火) 21:55:15
……わかってはいるのです。
マスターがデメリットを承知で食べることを決めたのを……それでも……今のマスターはまともにご飯を食べることだって……
………いえ……すみません、愚痴になってしまいました……
- 162タンクモン25/07/01(火) 22:41:07
「まぁ明日も早えんだ、さっさと寝ちまおうぜ)
タンクモンの提案に皆が同意して番役以外は横になり、そのまま眠り始める
そして番を務めるサングルゥモンもねぐらの入り口に陣取って番犬まがいに伏せるのであった。
そして翌朝。
「ボクと契約して魔法使いになってよ!」
「なんでここに居るのよーー!?」
土壁を抜けて真っ先に外に出ていったベリアルヴァンデモンが見たのは、地上へでてすぐのところで待機していたインキュベーダモンであった。 - 163ジン25/07/01(火) 22:50:11
- 164タンクモン25/07/01(火) 23:38:04
- 165ジン25/07/01(火) 23:50:07
- 166サングルゥモン25/07/02(水) 00:13:03
- 167ジン25/07/02(水) 00:56:35
- 168サングルゥモン25/07/02(水) 01:08:00
- 169サングルゥモン25/07/02(水) 01:24:09
「貴様のような輩は願い下げだ!とっとと消えろ!」
サングルゥモンがスティッカーブレイドを放って白い影をかき消していくが、やはりそれをすり抜けるように小さな小さな後続の個体が湧いてくる。
「ボクと契約するならもちろん姿を消すよ!」
「誰が契約などするものか!いくぞジン!ルーンカブテリモン!便利屋!さっさと目的地に急ぐんだ!」 - 170ジン25/07/02(水) 01:30:43
- 171リン25/07/02(水) 01:34:23
そうして事前の準備と計画の甲斐あって全速力でかつ誰も欠けない移動に成功した一行は湖を渡って魔力のベールを抜ける
その直前まではただの廃墟にしか見えなかった場所が荘厳な城へと変わっていく光景に息を呑むことになるだろう。
「ここがホグワーツ……前に来た時は結局見つけられなかった隠れ都か」
「この辺り、火山が突然生えたり森が生まれたり消えたりして厄介なのよね……」
「全部吹き飛ばせれば良いのですが……」 - 172二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 04:03:54
- 173ジン25/07/02(水) 06:02:14
- 174失意のシエル25/07/02(水) 06:41:54
- 175?25/07/02(水) 09:41:12
- 176二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:19:28
- 177失意のシエル25/07/02(水) 18:05:56
- 178二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:13:19
- 179失意のシエル25/07/02(水) 18:16:49
- 180二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:28:36
- 181シエル25/07/02(水) 19:16:19
- 182ジン25/07/02(水) 19:19:20
- 183二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:39:23
- 184失意のシエル25/07/02(水) 21:43:46
- 185ジジモン25/07/02(水) 21:51:41
- 186ジン25/07/02(水) 21:54:14
- 187ジジモン25/07/02(水) 22:41:52
- 188ジン25/07/02(水) 23:08:07
どうすればいいんだ?
- 189ジジモン25/07/02(水) 23:19:45
「入学には許可証が必要じゃ、それは校舎の最奥、校長室にある魔道具“時知らずの羽”が記す入学予定者の名簿に載るか、あるいは他の魔法学校の校長による転校親書が必要になる
……他には……おお!あったわい!
じつはこれには僅かながら例外規定があるんじゃ」
声をひそめたジジモンは右手に小さな杖を召喚するとともに告げる。
「決闘による勝利、これで得られる権利は絶対じゃ、学長との決闘でそれを賭ければ得られるじゃろう」 - 190ジン25/07/02(水) 23:33:23
- 191ジジモン25/07/02(水) 23:41:48
「ふむ……ワシはただの用務員じゃが学長なら呼べるぞい、すぐに呼ぶか、どうする
決闘のためには準備が必要じゃろう?」 - 192ジン25/07/02(水) 23:56:40
- 193????25/07/03(木) 00:12:49
- 194ジン25/07/03(木) 00:19:24
- 195レナラモン25/07/03(木) 00:59:34
「我が教え子に必要な教えを授けにきた
それだけでは不足か?」
レナラモンはシラを切りながらしれっとジンの手を引き、ジジモンの横を通り過ぎると大正門へと向かい、そのまま大扉を開くと広間へ堂々と入っていく
昼食時であったために周囲から視線が突き刺さるが、レナラモンは衆人環視をものともせずに講談へと突き進み、そこに座っていたババモンへと歩みを進める。
「久しいな、ババモン」
「レナモン、アポも取らずに何用かい?」
「教え子を託しに来たのだ、名をジンという
素養は薄いが努力家な気質がある」
「転校生?なんでこの時期に、なんでレアルカリアから!?」
「理解する必要はない、ただ受け入れれば良い」 - 196ジン25/07/03(木) 01:03:08
- 197ババモン25/07/03(木) 02:03:02
「…………ハァーーーー……昔からアンタは言うことを聞かないねぇ……で、道具と書類は揃ってるんだろうね
突然こんな真っ昼間に現れといて急に転校だなんて、こっちじゃ用意のしようがないじゃないか」
「それについてはこちらが支給する、必要なものは後でリストにしてくれれば買い揃えよう
それよりも、転校用の書類についてだが、まだ書いていない
正確には書類の用意が済む前に出立してしまったのでな、十全でないと言った方が正しいか」 - 198ババモン25/07/03(木) 02:07:40
「アンタは何やってるんだい本当にポンコツだねぇ!?入学は仮にも魔法契約、そう簡単に反故にできるものでもないし転校も簡単なものじゃないんだよ」
「知っているとも、勇み足に出て行ったとはいえ仮にも教え子だ、その件については正式に謝罪しよう
だが入学自体は以前から決まっていたことだ、予定通りに行われなくてはならない
これもまた魔法契約によるものだ
形式的にだけでも入学させなくてはならない」
「また面倒なことを……」
「故に私は、貴様へ決闘を挑む
この決闘で賭けるのはジンのホグワーツへの入学だ」
「その決闘で負けたら?」
「負けることはないな」 - 199ハンギョモン25/07/03(木) 03:57:53
いや、あんたの目は移住者のそれだ。絶望したやつのな。ここに来た人間とは違って
(吹いているグラスを置いて)
神……そんなモン海を見れば分かるだろ。俺たちの言葉で覆い隠された慈悲深い名前ダゴモン。それがここの神だ
- 200ジン25/07/03(木) 06:24:35