- 1二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:28:32
- 2二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:28:53
有能
- 3二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:31:37
ありがとう
これで続きが書ける - 4二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:33:01
ええ…?これに対して、何かしら書く程の要素見出せる人すごすぎる……
- 5二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:33:29
ネタ画像スレに突如として現れた神ss…
- 6二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:34:49
勝手なあらすじandまとめ
キヴォトスに突如現れた生物はちゃ。
住人たちは不気味な生物に過剰な反応を示す。
放置すれば債権を発行しキヴォトスの経済を破壊する害獣の駆除を免罪符に残酷な対処を良心の呵責無しに繰り返していく…
残虐な駆除に対抗するように進化していくはちゃ、ブレーキが効かない正義によってキヴォトスは対価を支払うことになっていく。
- 7二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:12:44
たておつ
- 8二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:13:09
続いた…
- 9二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:15:43
まさかの展開で本物のコユキがテラー化しちゃうという
- 10二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:17:39
はちゃ…はちゃ…
- 11二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:23:41
簡易的な登場人物紹介
黒崎コユキ
被害者、ゲマトリアの隠し予算に目をつけてしまったのがきっかけで実態実験に利用される。
何故か身体の一部を素材にした説や肉体そのものを素材にされた説が何故か両方ともキヴォトスの流布されている。
はちゃ•ノーマル
一番最初に確認されたはちゃ。間抜けな要望に世の中を舐め腐った感が強く初手から握りつぶすというパーフェクトバットコミュニケーションを敢行され、無限に進化を繰り返す。
スペースはちゃ
何かやべーやつ。プレナパテスの大人のカを犠牲にし撃退する
メかんぺき〜
迷い - 12二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:27:15
隠し予算云々なんて設定あったっけ
- 13二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:40:51
どうしてこうなったのだろう
ナノマシンで満たされたビルの中で"には"―――黒崎コユキはうずくまっていた
途中まではよかったのだ。理不尽な仕打ちから解放されて、憤りを周りにぶつけていた最中は
けれどそれもつい先ほどまで。地下生活者の思考誘導から解放され、鬱憤の大部分を既に発散してしまったコユキはある程度の冷静さを取り戻していた
思えば最初からおかしかった。自分に似た奇妙な生き物を切り刻む人たちに、それと同じように扱われる自分の状況
……そしてそれとは無関係の人たちを大勢巻き込んだ自分自身も
取り込んだ被害者たちは今のところナノマシンで形成した保護カプセル内に収容している
トラウマから悪夢は見るかもしれないが、痛みを感じることはもうないはずだ
(……けど、こんなことしておいて、許してもらえるわけがない)
しかしそれでコユキの心中が晴れることはない。ミレニアム自治区全体を滅茶苦茶にしただけならまだいい……いやこれも良くはないが
だが、悪意を持って悍ましい行いに手を染めたのはどうあっても許されないだろう
(ユウカ先輩やノア先輩が私を閉じ込めてたのって、こういう理由もあったんですかね……)
今回の件で黒崎コユキは自身の力が如何に危険なのかを自覚した。自身が加減をせず、全力で暴れた結果があの惨状だ
此処まで来ると嫌でも理解してしまう。自身が他とは隔絶した異常な存在であったということを
自身の行動に対する違和感や嫌悪、それと異常性を自覚したことによる不安と孤独感
それらの影響からコユキの思考はより悪い方向に傾く悪循環に陥っていた
(……もしも)
(もしも、ここから私が逆転されるようなことがあったら……?)
故に、こう思ってしまうのも必然であったのだ - 14二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:42:36
自分の身体を開いていた者たちの中には、知らない仲ではないはずの顔見知りなども混じっていた
しかしその人は何度自身の身体を開いてもそれをコユキと認識することはなかったのだ
自身の行動についてもそうだ。普段であればどんな理由があっても先ほどまでのような残虐な行いは絶対にしない
こうした違和感から、何か不可解な力が働いているのをコユキは感じ取っていた
(他の人たちは、私を私と認識していない。あのへんな生き物と同列にしか見ない)
(なら、私は、負けたらどんな扱いを……受けることに……)
―――ゾワッ
根源的な恐怖がコユキの心を支配した。それに呼応するかのようにヘイローが音を立ててひび割れていく
『あっ、いや……わたし、わたしは……』
自身が受けた仕打ちを振り返る
四肢を撃ち抜かれ全身の骨が粉々になる感覚。身体の内と外を食い破られる感覚。何度も何度も身体を切り刻まれる感覚
……それらの苦痛をひと月近く、光の無い暗闇の中で延々と受け続けた記憶
『嫌……嫌だぁ!!』
ナノマシンが脈動する。少女の激情に連動するようにして
『なんで、こんなこと……なんでこんな目に、私は!!』
『こんなこと、望んでないのに……!!』
都市全体が震える。支配者の慟哭を代弁するかのように - 15二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 01:43:40
『―――あぁ、そうか。もう止まれないんだ』
そしてその結論にたどり着く。もはや止まれない
自身が踏み躙られたくないなら、他人を蹴落とすしかないのだと
『…………にはは』
キヴォトスを"獲る"。それ以外の道はもはや存在しない
救いの手がすぐそこまで来ている事実。それを少女は知る由もなかった為に
『あぁ、でも』
『ユウカ先輩やノア先輩だけは……私のこと、覚えててくれましたね』
最後に自分を救おうと奔走していた二人の先輩を思い出し―――
黒崎コユキ……否、コユキ*テラーは侵攻を再開した - 16二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 07:42:19
- 17二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 08:04:07
- 18二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 08:16:53
- 19二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 14:43:52
保守
- 20二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 21:50:48
はちゃ…
- 21二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 21:56:28
- 22二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 23:29:43
グレイ・グーの活動再開。その知らせに対する連邦生徒会の反応は落ち着いたものであった
元々いつ動き出してもおかしくない状態であったし、作戦への影響は限定的と判断されたからである
しかし、その直後に発生した事態において、連邦生徒会は一転して蜂の巣を突いたかのような騒乱に包まれた
―――ステルス戦略爆撃機による強襲である
突如として襲来したそれは、炭坑や油田、森林地帯などにナノマシンらしきものを投下していった
ナノマシンの増殖に不可欠なバイオマス資源が豊富な地域。その後にどうなるかは火を見るより明らかであった
新たに生じた脅威に対抗するべきか、元凶を叩いて終息を図るべきか
前者の余裕はない。故に、連邦生徒会は戦力が十分に集まっていない段階で作戦を強行せざるを得なくなってしまった
「多区籍軍への配備状況は!?」
「充足率半々ってトコ。これ以上は順次補充していくしかない、このままいくよ」
「カイザーの連中まだ渋ってるのか!? さっさとそのミサイル寄こせってんだよ!!」
「用意出来たヤツから順次撃ち込んじゃって! 弾頭は低威力のモノならダミーに取り換えなくていい!!」
「ゲヘナ戦闘機全然稼働できてないじゃん!? 全体の二割しか動かないってなんなんだよ!!」
人員が居る辺り以前空が赤くなった時よりはまだマシであるが、それでも修羅場であるのは変わりない
新たな脅威への対処を最低限行いつつも、"グレイ・グー攻略戦"は開始された - 23二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 00:05:17
『うあぁぁああ!! なんでぇぇぇーーー!?』
一方コユキ*テラーの側も、このたび強行された作戦には度肝を抜かれていた
作戦開始から撃ち込まれたミサイルは各種合わせて既に2000発を超えている
射程的に明らかにICBMな代物からMIRVが投射されたのを見た時は、とうとう核による無差別攻撃が始まったのかと思ったほどだ
しかし防空をすり抜けてしまった弾頭は多くが着弾する直前に爆ぜ、チリを地面に吹き付けるのみ
稀に爆発するものもあるがそれほど威力はないものしか含まれていなかった
だが、これらの中に本物の戦略級弾頭が紛れていないとも限らない以上、迎撃をやめるという選択肢は選べない
湯水のごとく使われる敵のミサイルと、底が抜けた桶の水のように減っていく対空ミサイルの在庫にコユキ*テラーは戦慄した
(まずいまずいまずい、このままじゃ完全に無防備になる!? 戦闘機だけでミサイルを防げるわけじゃないし……)
(……いや……もしや、それが狙い?)
こちらの防空網の無力化。もしそうであるなら、次に敵がどう動くのかはある程度予想が付く
(このままじゃどのみちミサイルは枯渇する。ならいっそのこと―――)
「―――敵防空システム、沈黙。対応可能なミサイルが枯渇したと思われます」
「念のため無人機を先行させよう。使える機体が十分に集まっていない以上は消耗を避けたいし」
エリドゥからの迎撃が停止したのを確認し、滑走路から戦闘機が順次離陸していく
こうして作戦は第二段階へと移行した - 24二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 00:09:57
どうなるかな…テラー化してもうわぁぁぁするのかコユキ
- 25二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 06:32:12
- 26二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 09:22:25
ヴェリタスとヒマリ、リオが過労で倒れてそうだな…
- 27二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 16:38:55
はちゃ•絶滅システムがなくなったので補習授業部が弱ったはちゃにモモフレを布教していくのか…
汗だくだけどウキウキなヒフミとアズサ、ニコニコしてるハナコと顔しかめてるけど内心喜んでるコハルがイメージできたわ。
- 28二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:03:24
はちゃと和解せよ…
- 29二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:57:18
はっちゃ!
- 30二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 18:01:11
「には…どうしてこんな事に…」
- 31二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:06:43
ゲマトリア事故にあってしまったのがね…
- 32二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:56:32
エリドゥ上空にて、旧式固定翼機を改修した即席の無人攻撃機が飛来する
本来であれば、まずはミレニアムを除いた自治区の戦闘機部隊で敵戦力の損耗を狙うはずであったのだが、
準備が不十分な状態での作戦強行ゆえに今用意できるもので代替する必要があった
これらの任務は配備が遅れていた後続戦闘機部隊の露払い。地上に残った近接防空システムを破壊するのが目的だ
「自走対空砲や短距離地対空ミサイルは既にいくつかマークしてる。戦闘機が到達する前にできる限り破壊して」
「無人機は使い捨てでいい、爆弾を投下した機体も全部突っ込ませろ!」
地上からの迎撃で一定数が撃墜されつつも、無人機は地上に展開していた対空兵器群を着実に破壊していく
対応が遅れているのか、ろくに迎撃行動を取れないまま撃破されている兵器も多いようだ
「……これだけのことをやっていても結局は個人。大勢から袋叩きにされればこうもなる、か」
兵器本来のスペックが発揮されていればこれらの無人機はなすすべなく迎撃されていたことだろう
相手は情報戦には強くとも兵器の扱いに長けているわけではない。そう認識した連邦生徒会の役員はほっと胸を撫でおろす
しかし、隣でオペレートを続ける別の役員はそれとは別の認識を抱いていた
(動いてないヤツが多すぎる。すべてを自分で動かせないにしても、自律行動させれば最低限の働きはするはずなんだが……)
このまま作戦を続けても良いものか。そう考えた直後に後続が作戦空域に到達し始める
「確認できた地上兵器は大体一掃できました。後続の戦闘機部隊は敵航空戦力をできる限り削ってください」
「……ミレニアムの部隊も準備は終わっているな? 一応、警戒していけ」
僅かに違和感を感じながらも、作戦第二段階の主力であるミレニアムの戦闘機部隊が離陸していく
何事もなければいいのだが……役員は釈然としない気持ちになりつつもオペレートを継続した - 33二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:58:57
おお…ガチのミリタリーssは俺のデータに少ないぞ
- 34二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:12:19
作戦空域に到達した航空戦力は、各自治区が保有する多種多様な戦闘機の混成部隊であった
過去、ミレニアムから輸入された連邦生徒会の主力戦闘機である"F-15"
デタントの一環として共同開発された、トリニティとゲヘナの"トーネード"
独自開発されたレッドウィンターの"Su-27"に、他校からの技術供与によって実現した百鬼夜行の"F-2"と山海経の"J-11"
その他中小自治区が保有するミレニアムやレッドウィンターの輸出品である"F-16"や"MiG-29"などなど
「壮観ですね。まるで空飛ぶ航空博物館だ」
『あぁ。こんな状況じゃなけりゃゆっくり見て回りたいもんなんだがな』
連邦生徒会のパイロットたちは通信で軽口を叩き合うも、彼女たちの浮かべる表情は暗い
敵はミレニアムの最新鋭戦闘機。それと比較して旧式である自分たちは、半ば捨て駒として扱われるも同然であるからだ
「せめてマトモなミサイルがあればよかったんすけどね……普段使わないからって全然更新してねぇでやんの」
『固定翼機なんて使う機会は戦争ぐらいしかないからな。それで肝心な時にコレなのはどうなのかとは思うが』
そもそも各自治区においてもろくに整備されていなかったせいであまり数が集まらなかったのである
運用コストが低くて機体も頑丈な"MiG-21"が最も多い機体だったのは作戦司令部も頭を抱えていた - 35二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:14:34
「まぁアタシらは敵を消耗させりゃいいんですよ。そうすりゃあとはミレニアムの連中がやってくれる」
『そりゃそうだがな……けど撃墜されてナノマシンに呑まれるのはゴメ―――』
軽口を叩き合っていた僚機が突然爆散した。直後に周囲の他の機体も次々と落とされていく
とっさに地上に目を向けると、そこには破壊されたはずの近接防空システムが大部分を残して健在であるのが確認できた
「どういうこと!? 地上戦力はほぼ一掃したって話だったじゃん!!」
そうは言いつつも、パイロットは即座に急降下して自身が狙われる前に敵の懐へと入り込んだ
その後はビルなどを用いて射線を切りつつも、敵地上戦力への攻撃を行っていく
腐っても連邦生徒会の精鋭部隊だ。このまま黙ってやられる訳にはいかない
他の機体―――主に有力校を中心として同様の対処を行っているようだが、練度の低い中小校は次々と落とされていくのが見えた
「ぐぅっ……これじゃあ作戦が滅茶苦茶だ……! 機体の数だって予定よりだいぶ足りてないってのに!!」
そして通信から最悪の知らせが入る
敵の航空戦力、ミレニアムの最新鋭戦闘機である"F-35"の編隊が作戦空域へと接近しつつあった - 36二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 05:30:45
ジェット機が出てくるとは…F-35とかガチで今の自衛隊の最新やんけ…
- 37二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 07:19:32
- 38二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 16:24:33
はちゃ!はちゃ!
- 39二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:58:01
保守
- 40二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 01:22:31
『にははは! 即席で偽装しましたが案外バレないもんなんですねぇ』
コユキ*テラーは次々と撃ち落とされていく各自治区の戦闘機を見て目論見の成功を確信する
彼女はナノマシンを用いたダミーによって自身の戦力を誤魔化していたのだ
バレないようにある程度は迎撃に出していたものの、他は迷彩や隠匿で被害はほとんどなし
本格的な航空機運用が初の試みであり、戦訓もほぼないも同然であったがために起きた悲劇である
『弾頭がアレなら目的は被害者に気を使っての空挺降下ってトコでしょう。無視するつもりなら今ごろ核とか使ってるでしょうしー?』
『……人を盾に使っているようで気分はあまりよくないけど』
しかし、コユキは先ほど度肝を抜かれたこともあって割といつもの調子まで心が落ち着いてきてしまっていた
キヴォトスを制圧する目的は以前として変わりはないものの、今のコユキには若干の躊躇や迷いが生まれつつある
"恐怖/テラー"に堕ちたとはいえ、心まで悪虐に染まるわけではないのだ
『…………今はこの場をしのぐこと考えないと……もう、痛いのは嫌だぁ……』
コユキはその場に蹲りそうになりながらも、相手に対する対処を進めていく
既にこちらの航空部隊は消耗を最低限に抑えて敵戦力を一掃しつつあった - 41二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 01:24:52
作戦空域から最後の味方が消失した。それは先に送り出した部隊が全て撃ち落とされたことを意味する
「くそ、やられた……! 先遣隊は壊滅だ……!!」
「……これ、不味くない? 現存するミレニアムの部隊って数そんないなかったはずだよね?」
ミレニアム残存戦闘機部隊の主力である"F-22"は、格闘性能こと敵機を上回るものの、総合的なスペックでは"F-35"に軍配が上がる
そのため敵航空戦力を先遣隊で疲弊させる必要があったのだが……
現状だと敵はほとんど消耗していない見込みであり、このままでは数的不利を抱えたままミサイルの撃ち合いで戦闘が始まってしまう
この時点で本作戦における作戦空域の制圧は事実上不可能となった
「やむ、を得ん、か……」
「……空挺部隊を突っ込ませろ。用意の遅れていた各種ミサイルや戦闘機部隊も全部だ」
よって空の安全は捨てる。総力をもって敵戦闘機を攪乱しつつ、空挺部隊による強行突破が始まった - 42二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 06:48:43
ジェット機がカケラも原作に出てこないから航空戦力は武装ヘリとかくらいしかないと勝手思ってたな…
一応PVかなんかなジェットエンジンの輸送機っぽいのは出ていたが…
はちゃの影響でキヴォトスの兵器の開発進んでるのかもね。前スレだけどスペースはちゃとかいう先生がプレ先のカードを犠牲にして何とか倒したバグがいるし。 - 43二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 07:34:19
復旧作業の背景では固定翼機の存在が確認されてるし、ターボシャフトエンジンを使用する現代的なヘリがある以上はターボジェットエンジンが存在しないとおかしいのでジェット機は普通にあると思うぞ
そもそもが巡航ミサイルやラムジェットが知識として存在する以上は相応の航空機関連技術はあるはずだし - 44二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:20:38
はちゃ!ユーせんぱ!
ユウカ「ここにも居たわ」 - 45二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:25:39
そうなのか…勉強になるわ。
銃はそこそこ好きだけど、戦闘機とか戦車になってくるとよくわからんからな。
まぁジェット戦闘機を生徒相手に使うのは間違った兵器運用だと思うし、出てこなくても変じゃないか…
- 46二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:27:47
保守
- 47二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 03:29:12
はちゃ対策に今まで処理してきた大量はちゃを使用した兵器とか出てくるのかなと思ったが違ったか…
- 48二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 06:48:24
そういえばノアもそうだけどユウカもいつの間にか解放されてるのな。自慢の計算力を活かす時が来たな。
ナノマシンとコユキを因数分解して元に戻す時がきたぞ。 - 49二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:03:01
ノアはおそらく記憶の齟齬で気付いた
ユウカは…コユキと接してる時間が長いからか? - 50二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:40:41
本作戦における空挺部隊は、各学園の実力者を選出して編成される精鋭部隊である
突出した者たちの名を上げるなら、小鳥遊ホシノ、空崎ヒナ、剣先ツルギなど
美甘ネルは先の戦闘での負傷を理由に不参加(メッチャ不服)であるが、代わりとしてC&Cメンバー全員が割り当てられている
そしてそれとは別に、チームとして行動することで彼女らに並びうる生徒たちもこの作戦に組み込まれていた
「くひひひひ! まさか戦術輸送機を実際に運用する機会に恵まれるなんて!!」
「おい、必要以上にスレスレを飛ぶな! ナノマシンに絡め捕られでもしたらどうする!?」
SRT特殊学園に属していた元生徒たちである。連邦生徒会はこの非常時に際し、SRTを復活させていたのだ
とはいえ活動内容にかなりの制限が加えられた状態ではあるのだが
初期においてはナノマシンの監視や被害者の救出などに駆り出されていた彼女たちであるが
今回の空挺降下においても実力者を補佐する形でそれなりの人員が選出されていた
「うへぇ、賑やかだねぇ。けどもうちょっと揺れ抑えられない? おじさん気分悪くなってきちゃった……」
「申し訳ありません。彼女はその……気分が高揚しているようでして」
アビドスの実力者であるホシノを補佐するのはRabbit小隊。SRTの中でも実戦経験豊富な有望チームだ - 51二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:42:57
「けど本当に大丈夫なの? あんなとこに乗せたりして」
「問題ありません。ミユはキヴォトスでも指折りの狙撃手ですから」
窓の外では地獄のような光景が広がっていた
ビルの隙間を埋める、荒れた海原のようにうねるナノマシンの海。そしてそのスレスレで匍匐飛行を行う複数の輸送機
上空では追加で派遣された戦闘機部隊を加えての大混戦が始まっており、時折クラスター弾頭を積み込んだミサイルまで降ってくる始末
稀に敵の対空ミサイルがこちらを狙ってきているようだが、今のところは加害範囲に入る前に狙撃手によって迎撃されている
増設された急造の銃座に詰め込まれた状況でよくやるものだとホシノは感心した
「見えたよー、アレが敵の中枢部。ビルに脳みそ突き刺さってんじゃんヤッバ」
「あそこを破壊すればあとはミレニアムのASIがナノマシンを無力化するらしい。取り込まれた民間人には気を遣えよ?」
厄介な話だ、本当に
かわいい後輩たちがナノマシンに取り込まれた者と同じ目に合うところを、ホシノは想像もしたくなかった
途中、となりを飛んでいた輸送機が撃墜されてゲヘナの風紀委員長が飛び移ってくるなどのアクシデントこそあったものの
彼女らの輸送機はなんとか中枢部への到達に成功した - 52二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 06:52:08
ほし
- 53二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:11:05
ミカは来ないのか…と思ったが割とスペックのゴリ押しがミカだからナノマシンに取り込まれる可能性が高いからあぶねーか
- 54二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 13:46:42
アビドス砂漠に、はちゃは今のところ破棄されてるしホシノとかは色々考えてそうだな
- 55前スレ125/07/03(木) 20:01:05
- 56二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 20:06:27
- 57二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:19:52
コユキちゃん巻き込まれててかわいそうだったから……
- 58二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 07:05:55
- 59二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 09:55:41
- 60前スレ125/07/04(金) 14:38:37
そもそもはちゃってなんなの?
- 61二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 19:39:56
なんだろうね…
- 62二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 22:03:42
敵中枢部へと輸送機が差し向けられる少し前、ナノマシン侵食境界線にて
多区籍軍では旧ゲマトリアメンバーより提供された技術、"複製/ミメシス"によるほぼ無尽蔵の人海戦術(※)が行われていたのだが、
これによって徐々にではあるもののナノマシンの除去が進んでいた
そしてその際、取り込まれていた被害者が頑丈な殻のようなものに収められていることが発覚したのだ
詳しく調べてみると、この殻の内部では被害者に対してナノマシンによる治療が行われているらしく、
被害者本人たちも麻酔で眠らされていて痛みを感じている様子もない
このことから、黒崎コユキは現状ある程度正気を取り戻していると推測された
ナノマシンによる侵攻を継続している理由については、彼女が受けた異常な境遇を思えば不自然ではない
ただそうなると話し合いでの解決は現実的でないとも判断されたため、本作戦は継続されることとなった
※:この複製は生徒の姿や装備のみが顕現した紛い物であり、神秘の観測には成功しなかった
それはそうと、被害者が堅牢な殻によって防護されていたという事実は作戦において有益な情報であった
被害者に対する二次被害を懸念し、使用を制限していた兵装がある程度解禁されたためである
多区籍軍による攻勢は敵の処理能力を削るために行われた陽動ではあったものの、兵装の制限が大幅に緩和されたことで奪還効率が増加
追加で撃ち込まれるミサイルの弾頭もクラスターなどに置き換えられ、敵地上戦力は消耗が急速に拡大していくこととなる - 63二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 22:45:42
『なん、で……なんで!? ありえないこんなの!!』
コユキ*テラーは着々と中枢部に到達する精鋭部隊に狼狽していた
輸送機は半数以上を撃墜している。しかしこちらへと乗り込んできた実力者は全員無事だ
たとえ撃ち落としても他の輸送機に平然と飛び移る様子を見て、コユキはそれを現実とは認識したくなかった
到達した輸送機は使い捨て同然にナノマシンの海へと沈んだが、乗員の大半は中枢部内部へと突っ込んできている
どういうわけか突入部隊周辺は自身の支配が及んでいないようだが……
『非活性化してる……? いや、それだけじゃない……"アレ"が来てる!?』
自身の操るナノマシン。一時的ではあるものの、総量の三割近くを奪われた出来事をコユキは思い返す
もし"アレ"が来ているならここを壊されるのは不味い。ここはエリドゥの機能を流用する形で作り出しているのだ
破壊されてしまえば形勢は一気に逆転してナノマシンの主導権を奪われかねない
『どうしよう……どうしよう、どうしよう……!』
多区籍軍との戦闘に割いている労力をこちらに回す? その場合は今凌げても致命的な結果を招くだろう
既に被害者の件はバレている。抵抗をやめれば占領地域を一気に奪還されてしまう
しかも、それをやったところでここまで欠けずに到達した各校の特記戦力を加えつつ、"アレ"を相手取れるとも思えない
『…………もしかして、詰んだ?』
状況を正しく認識し始めると同時に、コユキは目の前が真っ暗になっていくのを感じた - 64二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 07:13:15
話し合いの末に『はちゃ』を纏めてコユキにぶち込むから
無力化して『はちゃ』をぶち込むに変わっただけだなこれ? - 65二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 12:43:35
はちゃ!
ユウカ「あら?この子タオルケットを持ってるわ」
ノア「心優しい人がくれたんですかね…」
はちゃ〜♪ - 66二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 12:47:23
- 67二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 18:05:46
はちゃ
- 68二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 02:05:24
- 69握りつぶした人25/07/06(日) 05:59:27
- 70二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 06:03:31
前スレの194〜198にまとめてある概念があったりする。
writingで乗っけときたかったが、何故か開かないのでここのはちゃ研究会達のみんなに託します - 71二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 11:40:11
はちゃはちゃ!
- 72二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 11:52:08
- 73二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 18:29:29
セリカ、屋台を任されるようになったのか…
- 74二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 21:53:46
生徒たちにとって"はちゃ"という存在は、地下生活者からの影響が抜けた後も印象は良いものではなかった
今まで仕出かしていた事が事であるし、見た目もヒトの顔に指の無い四肢がくっついた……
表現するなら子供が作った粘土細工のような、そのまま動いたら不気味に感じる見た目であったのもある
しかし、今はちゃを以前と同じような目に合わせようとする輩は存在しない。アレはあまりにも異常が過ぎた
中には自身がやらかした一連の行為にショックを受けて寝込んでしまった者も多い
「はちゃ! はちゃ!」
「……これやるからあっち行ってくれ」
「はちゃあ~」
そのため内心は気味悪く思いつつも、後ろめたさから優しくしている住民が多数であったのだ
……中には奇抜な感性を持っているのかこれを可愛らしい扱いしてるものもいるようではあるが(某ファウスト) - 75二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 21:55:29
「ん。」「はちゃ?」
「ん!」「はちゃ!」
「何やってるんですか……」
アビドスの生徒たちにとって、"はちゃ"に対する悪い印象はほとんどない
コレのせいで借金が一時期急増したりはしたものの、オーバーフローして記録が吹っ飛んだ結果有耶無耶になったり、
そもそも大本のカイザー系列企業が壊滅したせいでほとんど意味をなさない数字となってしまったからだ
なによりあのオアシスの一件。アレは"はちゃ"への嫌悪が薄かったアビドスにとってかなり衝撃的な出来事だった
借金の件や土地の件、さらには酷い扱いを受けた同情心などもあり、彼女たちは他と比べてはちゃを甘やかし気味になっていたのである
「この子、中々筋がいい。覆面水着団の鍵開け担当!」
「物理的な錠だと意味ないじゃない!? そもそも強盗はもうやりません!!」
「ん……」「はちゃ……」
キヴォトス全土が混乱にあるさなか、ここでは割と平和な空気が流れていた - 76二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 05:32:47
はちゃと融和せよ
- 77二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 09:36:14
アビドス砂漠で産まれた個体のはちゃはほとんど無害化してるからな
- 78二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 10:09:36
今、輸送機に乗ってるホシノは複雑そうだな
ミレニアム以外は案外平和だなって思ったけど、アビドスはオアシスできたり土地が帰ってきたり、元はちゃ回収班とかが住み着いて地域活性化してそう。 - 79二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 17:16:42
アイドベ~
- 80二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 01:47:25
保ちゃちゃ!
- 81二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 06:12:19
メカゴ○ラ的なメカはちゃが(砂漠のオアシスの地下に沈んでいるであろうはちゃを素材)開発させられて、コユキテラーvsメカはちゃになるかもと妄想してた。
- 82二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 09:22:49
はちゃ〜
- 83二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:08:28
マジでどうなるんだ…
- 84二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 19:31:19
エリドゥ中央に位置する制御タワー、それに寄生する形で鎮座する敵の演算処理中枢
その内部にて、送り出された精鋭部隊は取り込まれた被害者を救出しつつ、敵中枢無力化のための破壊工作を行っていた
生き物の体内のように変貌していた内部に各員多少手こずってはいたものの、
周囲のナノマシンを非活性化させる特殊なスーツを着込んでいたため工作自体は滞りなく進んでいる
「こちらRABBIT2、被害者を発見した。応援を求む」「HOUND4、了解」
「ここにはもう要救助者はいません、後はお願いします。総員退避!」
「キエエエエエエエエエエエエッ!!」
中枢の機能が削られるごとにグレイ・グー全体の統制は徐々に鈍くなってきている
とうとうこちらへの対処が困難なレベルにまで能力が制限されてしまったらしい
敵の弱体化を確認したケイは、ナノマシン全体を掌握すべく攻撃を再開する
今のコユキにはキヴォトス中のスーパーコンピューターとシッテムの箱によって増強されたケイを止められる力はなかった
『―――ナノマシン全体の掌握を確認、各員工作を中断してください』
そして突入から30分も経たない内に作戦は成功した。現在キヴォトス全体のナノマシンは今やケイによって統制されている
一応スーツには機能的な問題で一~二時間程度の時間制限はあったのだが、それは杞憂に終わったようだ
しかし、グレイ・グーの攻略が成功したにもかかわらず、ケイは怪訝な表情を崩さなかった
『……逃げましたね、あの女。まぁ……すぐ捕まえますが』 - 85二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 19:35:01
『ハッ……ハッ……ハッ……!』
ナノマシンが全て掌握される数瞬前
コユキ*テラーは自身の身体を構成するナノマシンを全体のネットワークから切り離して逃げ延びていた
無駄だとはわかっている。だが反射的にそうしてしまった
既に自身が敵の腹の中に居ると分かっていても、コユキは逃げ出さずにはいられなかったのだ
……あの時嘲笑した少女と自身の今の姿が重なり、コユキは口元を噛みしめる
『あんなの……! あんなのズルい……!! 今までそんなの、出てこなかったじゃん!?』
コユキにとって、自身の周りにあるセキュリティは無いも同然のものでしかなかった
そもそも周りは自分を守ろうともしていない。そう認識していた彼女であったが、無意識的に格差を理解して増長していた部分もあった
しかし、反転したことで肥大化した無意識下での自尊心は、得意分野で完全に封じ込められたことによりズタズタに引き裂かれてしまった
(一機だけ隠しておいたF-35Bが残ってる……これを使ってキヴォトスを出れば……!)
またやり直せる。そう思った直後に、戦闘機を隠していた区域への入り口が目の前で閉じてしまった
『―――行かせると、思いますか?』
『ひ、ひぃ……』
やはり見つかった。壁から自身と同じようにナノマシンで構成された少女がずるりと這い出てくる
天童アリスに似たソレは、赤い光を灯す瞳をコユキに向けて無表情で言い放つ
『黒崎コユキ、貴女はもう終わりです。おとなしくしてください』 - 86二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:06:11
あ、アリスー!
ゲーム開発部のみんなー!ケイがやり過ぎないように来てくれー! - 87二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 07:40:10
囧<うあぁあああああーー!!やだあぁあああーー!!ビャーーーー!!
- 88二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 16:52:34
はちゃはちゃ!
- 89二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:22:30
コユキが消されちゃう…
- 90二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 06:40:02
誰かー!誰かー!
- 91二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 09:02:04
はちゃ…
- 92二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:25:13
はっちゃ〜
- 93二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:59:54
すべてのナノマシンの制圧完了、ならびに"には"―――黒崎コユキの確保
最終的な結果として、グレイ・グー攻略戦は一切の犠牲者を出すことなく完遂された
しかしその被害は死者が出てはいないとはいえ甚大……
ミレニアム自治区は丸々全てがナノマシンによって汚染され、隣接する他の自治区もそれなりの地域が侵食されてしまった
更には各自治区から徴用された兵器や人的資源、それを支えるための補給体制の構築および運用
そのほか無茶な攻勢のために台無しになったありとあらゆるもの
…………最終的な被害総額はなんとおよそ"5000兆円"という、ネットミームでしか見たことがないような値となった
その数字を見たセミナーの会計はしばらく静止した後に泡を吹いてぶっ倒れたという
半分以上がミレニアムの被害分だったので無理もないのだが
救出された被害者たちについては、取り込まれた後はショックで記憶が曖昧なのかあまり覚えていないとのことだった
ただ事件後にミレニアムを中心として菜食主義が台頭したらしいので、バッチリトラウマにはなっているようである
そしてこの事件の元凶であり、生徒として最初の被害者ともいえるコユキはというと――― - 94二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:02:17
『…シテ…コロシテ……』
『まだ一週目じゃないですか。残り七週しないと出られませんよ』
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! ! ! ! !』
自称ミレニアムのASI、通称"ケイ"によって電子空間上に監禁されていた
現在黒崎コユキは"テイルズ・サガ・クロニクル スピリット偉人(※)"24時間強制視聴の刑に処せられている
※:ゲーム開発部だいぼうけん!参照
ケイとしてはアリスを泣かせたことについて業腹ではあるのだが、
コユキがこのようになるまでに辿らされた地獄と相違ない過程については流石に気の毒にも思っていた
そのため現状はコレで妥協している。苛烈な制裁は気分ではないし、何よりアリスは望まないだろう
半面これはゲーム開発部(に雇われていた人たち)が作成した迷作映画を見せているだけであり、何も問題はない。ウン
(……あのような形で戻ってくることになるとは思いませんでしたが……貴女を助けられてよかったです、アリス)
縛り上げられた椅子の上で項垂れるコユキを横目に見つつ、ケイは最愛の存在との再会を振り返る
"はちゃ"を起点とした一連の流れは、破滅的な終焉から外れて何とか元の穏やかな位置へと戻りつつあった - 95二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 07:09:47
保守
- 96二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 07:22:49
何人かナノマシンに取り込まれかけて精神的にダメージ負ってる子とかいそうだけど、丸くおさまったのか…?
- 97二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 07:24:42
- 98二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 14:58:30
ユウカ…
- 99二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:22:56
コユキに『はちゃ』をぶち込んで戻す作業…
- 100二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 04:43:01
電脳反省部屋から出たらやるでしょそれは
- 101二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 04:47:28
問題になりそうなものはコユキテラーがだいたい破壊している親切チャート
- 102二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 08:22:34
そもそもどうやってはちゃをぶち込むんだろう…
- 103二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 14:33:01
コユキにぎゅっと抱っこさせると戻るとか?
- 104二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 14:37:58
原産はちゃはもうオアシスの底か原材料になってそうだな…
新種はちゃは債権発効しないし何か可愛がられてるから自己肯定感もマシマシだろうからコユキと混ざるのか…? - 105二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 14:42:40
握りつぶされるわ硫酸かけられるわ、燃やされるわ,凍らされて粉々にされるわとかされてた原産とは色々と違うな。
キヴォトスの生き物だから銃弾と爆弾くらいは「いっちゃ!」で済むんだろうが、変な不死生も無さそう。 - 106二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 14:46:35
そもそも、はちゃ何匹いるんだ…
完全に野生化してアビドス砂漠で自活してるはちゃとかいそう。 - 107二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:44:13
グレイ・グー攻略戦の終焉から半日
キヴォトスの被害地域は早くも復旧作業を開始していた
空が赤く染まったあの日と同等かそれ以上の被害を出した今回の事件
これだけの損害を元の通りに戻すのは、世界有数の工業力を有するキヴォトスであっても至難の業であった
―――ケイという存在が居なければ
被害地域一帯のバイオマスを根こそぎ捕食して肥大化したナノマシンと、それを制御するASI
連邦生徒会はこれを被害地域復旧用の重機および資源として利用するために徴用したのである
ニョキニョキとビルや住居が建っていく様はまさに街づくり系の建築ゲームそのものであったとか
これにより復旧費用が大幅に抑えられることとなり、セミナー会計は奇跡的に息を吹き返した
それでもかなりの額が負債として残ることにはなるのだが、それはまぁ彼女ならどうとでもできるだろう - 108二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:45:43
話は変わるが、黒崎コユキは以前述べたようにこの件で罪に問われることはない
グレイ・グーの要因の一つとも言えるナノマシンの開発についても、外的要因による悪意から生じたものであることは明らかとなっている
その上被害地域の復旧に全面的な協力を行っていることから、ミレニアムサイエンススクール関係者の責任も免除される事となった
しかしその一方で、どうしても許されずに責任が取り沙汰された者たちもいた。カイザーコーポレーションである
黒崎コユキをはじめとした生徒複数人の体組織サンプルを用いた生体兵器の開発疑惑(※)
アビドス自治区を利用する形での悪質な責任転換
グレイ・グー発生時における兵器や人員の提供拒否
※:ゲマトリアが存続している際に存在した彼らの研究施設のいくつかはカイザーが提供したものなので割とガッツリ関係している
上記二点だけであればまだ問題はなかったのだが、最後の行動が連邦生徒会の逆鱗に触れた
キヴォトス存続の危機におけるこの行動は明確な反逆行為であり、たとえ防衛室であってもこれを看過することはできなかったのだ
ナノマシンという都合の良い存在により、キヴォトスのインフラ事業におけるカイザーの価値が下がっていたこともあり……
結果、カイザーグループはSRTを総動員して物理的に解体。上層部一同は揃って重罪人として連邦矯正局に収監されることになる
もはや名を変えてやり直すことすら許さぬ気迫に各自治区は戦慄したものの、納得は出来る範囲であったために問題視はされなかった - 109二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:46:08
資産勇者ケイか…
- 110二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 05:39:18
カイザーは滅びた
- 111二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 13:46:41
これで一件落着かな…?
- 112二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 17:18:19
はちゃの神秘をコユキにいくらか戻さないと…
- 113二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 17:24:41
ひよこ鑑定士の如くノアがはちゃの鑑定して厳選しないといけなくなりそう…
元はちゃ回収班も協力してもらわんとな - 114二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 17:30:30
はちゃに餌付けと布教してる、補修授業部にセリカも呼ばんとな
- 115二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:45:07
はちゃを押し込む必要、そもそもあるのかな?
もうテラーになってるし反転した生徒は基本元に戻らんからそのままにするしかない気がする。 - 116二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 21:08:11
今回の場合ははちゃが居ることでホシノ同様不完全なテラー化だしはちゃ自体もそのままにしとくと今後ネットワークインフラ一切使えんので……
ずっとアロプラに守ってもらうわけにもいかんし - 117二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 21:14:21
それに現状先生たちはテラー化後のコユキがどんな状態か把握してるわけじゃないし、クロコみたいに安定してるとも限らないんで戻せる可能性あるなら戻そうとすると思うけどね
- 118二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:09:58
はちゃを野放しにできないからコユキに統合?するのが一番安心なのはそうかも
- 119二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 08:31:18
補習授業部に優しくされた子を取り込んだらモモフレンズ好きになりそう
- 120二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 08:53:05
- 121二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 16:55:15
進化(コユキ化)
- 122二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 17:28:38
債権発行しないタイプのコユキがあちこちに現れるのか…
アビドスにいるはちゃがみんなコユキ化したら生徒数の問題も解決してアビドス大勝利ルートやんけ - 123二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 17:30:37
- 124二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 22:39:43
「はちゃ?」「はちゃー」「はっちゃ!」
"う、ううん……"
シャーレの先生は執務室内をウロチョロする"はちゃ"の群れの中で書類と格闘していた
今、ここシャーレには現在進行形でキヴォトス中からナマモノが集められている
随時これらは周囲の個体と一体化するなりしているため、建物から溢れるほどにはなっていないものの……
正直無茶苦茶気が散る。シッテムの箱に近い位置であればアロナたちへの負担も減るためこのようにしているが、
流石に部屋の中にまでは入れない方が良かったかもしれない
『あと少しで集めきれそうです。それまでもう少し我慢してください、先生』
"構わないよ。プラナも無理はしないでね"
"……アロナは大丈夫そう?"
先の事件において、シッテムの箱は必要最低限のネットワークインフラを維持するための防護システムとして使用されていた
常時攻撃を受け続けて多大な負荷を与えられたがために、メインOSであるアロナは現在グッタリと机に寄りかかって眠っている
非常時故に仕方なかったとはいえ、かなりの無理をさせてしまった - 125二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 22:40:56
『現状は私が機能を代行しているので、アロナ先輩への負荷はほとんどありません。その分色々と劣る点はありますが……』
"大丈夫、プラナはよくやれているよ"
タブレット越しに頭を撫でつつ、今後について考える
今"はちゃ"を集めているのは、反転してしまった黒崎コユキを元に戻そうとしているからだ
状況によっては他の世界のシロコのように、そのままにすることも考えてはいたのだが……
黒服によると、コユキは"はちゃ"の存在から反転が不完全であり、存在が曖昧な状態になってしまっているのだという
これは大変よろしくない状態であるらしく、最悪の場合コユキという存在の定義が外れて存在が消えてしまう可能性があるのだとか
完全に反転しきっているならまだしも、コユキを今のままにしておくのは不味い
あまり気は進まなかったものの、"はちゃ"の収集にあたって例のシステムを部分的に復旧させた
これにより"はちゃ"の総個体数や居場所などはすべて把握済み。手の空いている生徒たちに回収を依頼している状況だ
アビドス砂漠に遺棄された個体については……捜索はしたものの、存在が確認できていない
ナノマシンに寄生されていた個体であったため、コユキによって解放されたか、あるいは既に他の個体に統合されたのだろうとのこと
砂漠の緑化についてはマジでなんなんだよこれ
(……今は忙しくて行けていないけど、一度コユキとも話さないとね) - 126二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:41:59
砂漠の緑化についてはマジでなんなんだよこれ
謎現象起きてるじゃん - 127二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 13:40:45
はちゃがどんどんくっついてる…?
- 128二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 20:46:00
はちゃ!
- 129二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 00:10:42
はちゃが沢山いる部屋にいて気が散るくらいで済む先生は流石だなぁ…
- 130二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 08:12:20
- 131二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 13:11:02
やべぇ!コユキ化してる!!
- 132二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 19:17:37
またややこしい事が…
- 133二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 23:11:40
……ふむ。結合した"はちゃ"が生徒のような姿になった、と
まぁ、ありえない話ではありません。元々が黒崎コユキの体組織サンプルがベースですからね
ただ元々は一匹の存在から自衛行動により増殖。その後増える必要がなくなり、元の一匹に戻る過程でこうなった、というのは……
先生、もしかしたら急いだほうが良いかもしれませんよ? この状況は私としても好ましいものではありません
推測が正しければ……元々の黒崎コユキは、私が想定していた以上に存在が希薄化している可能性があります
「コユキちゃん……? どこか具合が悪いんですか?」
アビドス自治区内に存在するミレニアム臨時避難区にて
生塩ノアはケイの制裁から解放されたコユキ*テラーと面会していた
肉体に多大な制限を掛けられた状態ではあるものの、日常生活を送るのに支障はない程度の機能はあるとのことだったのだが……
今、コユキはうずくまるようにしてノアへともたれ掛かっている。変質している影響もあるとはいえ、明らかに元気がない
『……先、輩……なんだか……怠い、です………』
体調不良を訴えるコユキにノアは半ばパニックになるも、即座にケイやリオに連絡を入れて対処を試みる
コユキのヘイローは心なしか以前よりも薄く、細かくひび割れているように見えた - 134二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 23:38:47
『現在の状況』
連邦生徒会:汚染された各自治区の除染及び再建に注力。ケイの徴用に加えてカイザーの工業力を丸々接収して運用している
シャーレの先生:裏で攻略戦の指揮を執りまくっていたり本件の事後処理に奔走していてクッソ忙しい
しかしコユキの状況を聞いてそれらを切り上げ対処を試みている
黒服:本件において先生のサポートを行っていて内心ホクホクだったが、
コユキの不調を聞いて崇高の観測が台無しになりかけていることを察して一気に気分が盛り下がった
ミレニアム各位:なんとか丸く収まりかけたところにコユキが明らかに不調気味でパニック状態
現在リオ、エンジニア部、ヴェリタスが総力を挙げてコユキの調整を行っている
生徒化はちゃ:進化の果てに本体よりも存在としての格が上がってしまった為に生徒化。代償として……
コユキ*テラー:存在が希薄化したことにより生徒から単なる神秘へと還りつつある。タイムリミットは近い - 135二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 08:26:03
どうしてこんな事に…
- 136二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 14:17:09
大変なことになったな…
- 137二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 17:57:23
はちゃもマズいと思ってコユキの所に行こうとしそう
- 138二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 00:16:46
打開策はあるかな…?
- 139二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 00:18:10
こいつ見てると
はーっちゃっちゃはっちゃっちゃ
なかよ〜しコユキ
み〜ん〜な〜はっちゃ〜
いっしょにはっちゃ〜
ってエンドレスループするんだよ頭の中で