【オリキャラ・二次創作・🎲】ミナの腹心 Chapter2 Part2

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:16:35
  • 2二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:18:08

    かんしゃ~

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:32:04

    おつ

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:52:54

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:01:46

    脅威を排除した私達は、山海經に至る帰路へと車を走らせていた。

    「沈黙が気まずくならない関係は、良い関係だ。」

    特に話すこともなかったので、ボスから話題を振ってきた。

    「…。ああ、映画にあったな。そんな台詞が。」

    「どうした?ミカド。まだ調子が戻らないのか?」

    私は悩んでいた。私は、ボスに助けられてばかりだ。腹心と思われてこそいるが、私は彼女と違ってやられてばかり。どうして、私はこんなにも情けないのか…

    「…どうにもならない厄介ごとだよ。」

    「…確かに、世界とはそういう物だな。理不尽なことなど、いくらでも…」

    ふとした瞬間、どこからともなく銃声が聞こえた。その後、車が爆発するまでは2秒もかからなかった。

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:33:38

    「「ぐわぁぁっ!」」

    気がつくと私達は外へと放り出されていた。
    耳鳴りが止まない。身体の節々が物凄く痛い。
    だが、防弾仕様の服とチョッキのおかげで、何とか意識は保てている。
    私達が体勢を立て直そうとしていると、どこからともなく、誰かがこちらに歩いてくる音が聞こえた。

    「あれだけ企業を掻き乱しておいて、無事に帰れるなんて思ってないよね?」

    「ク、クレイドルからのご挨拶です!」

    「ごめんね〜。恨みは無いけど、これも依頼だからさ。」

    「私達に目をつけられた以上、逃げる事は出来ないわ。そう、この便利屋68からはね!」

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:37:55

    「名前くらいは、聞いたことあるでしょう?」


    赤髪の女性がこちらに対して話しかけてくる。

    どう返すべきだろうか? dice1d3=2 (2)


    1.構わず銃を撃つ

    2.話し合いに持ち込む

    3.降伏する

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:42:06

    「まずは、私に向けているその銃を下ろしてくれないか?ろくに話し合いもできない。」


    私は彼女の説得を試みた。dice1d100=79 (79)

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:02:40

    「戦う気力は残ってなさそうね。いいわ。これはしまってあげる。」


    相手はすんなりこっちを信用してくれた。ただ残り3人は警戒を解くつもりは無いらしい。


    「私達をどうするつもりだ!」


    ボスが彼女に対して問いかける。


    「あれだけのことをしておいて、分からないとは言わせないわ。貴女達は、クレイドルコーポレーションにマークされていたのよ。山海經でヘルメット団を倒した、あの時からね。貴女達を拘束して、企業に引き渡すのがクライアントからの依頼よ。大人しく投降するなら、乱暴にはしないわ。」


    「誰が投降などするか!お前達のせいで、ミカドは意識を失うことさえ許されずに痛めつけられたんだぞ!」


    ボスは激昂し叫んでいる。


    この反応に対してアルは…dice1d3=3 (3)

    1.同情する

    2.無慈悲

    3.引く

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:15:46

    「…え…?」

    「聞こえなかったのか!ミカドは45口径の弾薬と、12ゲージの散弾で全身を穴だらけにされたんだ!スタンガンで叩き起こされ続けながらな!しかも長くいたぶり続けるために、あえてゴム弾を使っていたんだぞ!」

    正直あの時のトラウマが蘇って最悪の気分だが、逆にこれが効いているらしい。もしかして、この人達優しい…?

    「いくら何でも酷すぎよ…」

    「どう考えてもライン越えだよねぇ…」

    「私も、そこまでしていじめられたことはありません…」

    「はぁ…どうするの社長。本当にこの2人の身柄引き渡すつもり?嘘や命乞いをしてるようには見えないんだけど。」

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:50:31

    「…依頼は保留にするわ。ただし、貴女達を野放しにはできない。私達の事務所まで来てもらうわよ。」


    とりあえずこの場はどうにかなったらしい。私達は身柄を拘束され、便利屋の事務所まで連れていかれた。


    某時刻ーー便利屋68事務所


    「とりあえず、そこに座っててちょうだい。」


    当然だが武器などは没収された。腕などは縛られていて動かすことはできない。


    「まずは…そうね。お互いの話の擦り合わせからさせてもらおうかしら。もう一度依頼の内容を話すと、貴女達がクレイドルの利益を潰し、私兵を倒し、情報を奪った。その報復のために私達は貴女達に襲撃をかけたの。ただ引き渡す身柄の安全は保証するという約束だったし、その子、ミカドって言ったかしら、まさか拉致されて拷問にかけられてるなんて…依頼人の顔を見たけど、そんなことする雰囲気なんてとても無かったわよ。というか、クレイドルコーポレーションって慈善団体じゃないの!?」


    「アルちゃん、もしかしてまた騙されてる?」

    赤い服の子が赤髪の女性、アルという名前の人に問いかけている。騙される事はよくある話に思える。気の毒なことだ。


    「まず、利益についてだが、あれは武器の横流しや他企業の強引な買収で得た不正なものがほとんどだ。あと私兵を送ってきたのは向こう側が先だ、こっちはむしろ被害者だよ。」


    私はアルに対して、今まで起きた事件についての情報を共有した。

    dice1d100=60 (60)

    数値が高いほど、共感されやすい。

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:02:59

    「と、とりあえず拘束は外しておくわ…」

    少しずつ信用を得ているように感じられる。助かった。この4人組との対立は避けなければならないと確信していたからだ。

    「じゃあそろそろ、こっちも自己紹介しよっか。貴女達は、私達の名前知らないと思うし。私は浅黄ムツキ。」

    「い、伊草ハルカです…」

    「社長の陸八魔アルよ。」

    「鬼方カヨコ。」

    「私達の名前は…もう知っているとは思うが、玄龍門執行部長の近衛ミナだ。」

    「私は沖田ミカド。同じく執行部に所属している。」

    互いに自己紹介するところまで行けた。少なくとも敵対することはもう無いだろう。

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:40:06

    「少なくとも、私達を信じてはくれたみたいだな。」


    私は安堵の言葉を漏らした。


    「本来ならばこのまま山海經へと帰るつもりだったんが、このままでは、またいつ狙われるか分からない。陸八魔アル社長、でいいか?私達と共に、クレイドルの打倒を手伝ってはくれないだろうか?」


    ボスがアルに対して提案をしている。確かにこのまま逃げたところで、安全に帰れる保証はない。味方は多い方がいいだろう。


    「貴女達の話だと、クレイドルの調査には先生も関わってるって言ってたわよね?望むなら助けることはできるわ。だけど…」


    「さっきまでの話を信じるなら、依頼を断ったら私達も何をされるか分からない。そう簡単に協力はできないかな。」


    アルの話している横からカヨコが付け加える。


    「…苦肉の策だが、出来ないことは無いかもしれない。」


    その場にいた皆んながこちらを見る。


    「何か策があるのか?ミカド。」


    「まず1つ。この作戦の本部をシャーレに置くこと。アル社長はさっき、先生が関わっているなら協力すると言っていたな?つまり、シャーレを後ろ盾にすることによってまず土台は確保できるはずだ。次に大事なのは集団行動。単独行動を避ければそれだけ事故に遭うリスクも減るはずだ。仮に私達が協力するなら6人組になるから、スリーペアで行動してもいいし、全員で動いても悪目立ちはしないはず。」


    dice1d50=13 (13)

    20以上で説得成功

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:54:52

    「相手は大企業だよ。私達だけじゃどうにもならない。やっぱり協力は無理かな。」

    説得は失敗に終わった。仲間の身の安全を守りたいという気持ちは痛いほどわかるので、これは仕方無い。

    「いえ、打倒には協力するわ。」

    「社長、さっきの話聞いてた?」

    「依頼を達成する。企業も打倒する。その両方を行う手段を思いついたわ。企業体そのものを、直接襲えばいいのよ。」

    アルが口を開く、何かしらの作戦があるらしい。

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:15:32

    「まず前提として、先生の協力は不可欠ね。これについては後でシャーレに向かうわ。重要なのはここから。私達は2人の身柄をあえて引き渡す。その後は引受人を尾行して企業に侵入。情報を引き出すのよ。大企業なら、むしろ回りくどい調査をせずにシンプルな手を使うというのは、選択肢としては有りじゃないかしら?カヨコ、私としてはこの2人は見捨てたくはないのよ。それに、あの格好凄い良くない?まさにハードボイルドって感じよ!」

    「アル社長は、ハードボイルドな物が好きなのか!?私とミカドも好きなんだ!それが距離を縮めた要因と言ってもいい!」

    「じっくりと話した時から他人の気がしなかったのよ!運命的な出会いってあったのね!」

    ボスとアル社長が楽しそうに話している。気の合う仲間が増えて、私も嬉しい限りだ。出会い方さえ違えば、皆で映画でも見たかった。今からでも間に合いそうではあるが。

    「…ここまで来たら乗り掛かった船かな。分かった。社長がそこまで言うなら、協力するよ。」

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:23:05

    保守

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:00:01

    やったぜ

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:37:04

    数時間後ーーシャーレ執務室

    アル「ブリーフィングを開始するわ。今回のミッションは、クレイドルコーポレーションの企業内に侵入し、情報を持ち帰ることよ。まずはミナとミカドの2人をクライアントに引き渡す。追跡には私達全員が装備している通信機と発信機を使用するわ。目標地点に着いた後、私達はオペレーターの先生の指示に従って分散し、四方向から侵入する。この時、ハルカにはミナとミカドを入口付近で解放、武装を渡して正面で騒ぎを起こしてもらうわ。私達3人が情報を入手するまで、敵を引きつけてちょうだい。再確認をするけど、今回の目標は拠点の破壊ではないわ。みんな、引き際には注意して。無理だと感じたら、すぐに逃げてちょうだい。必ず全員で帰るわよ。」

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:09:20

    アウトローっぽくて良いぞ

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:26:11

    うまくいけばいいんだが

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:50:29

    作成時間開始時刻ーー某所
    「ありがとうございます、便利屋の皆さん。報酬は例の口座まで送らせていただきますね。」
    囮作戦が始まった。私とボスはトラックの荷台に放り込まれ、どこかへ連れていかれることになったのである。

    数分後...
    「ところで、情報を盗む手立てはあるのか?」

    私は通信機を使って話しかける。

    「クレイドルコーポレーションの調査をするにあたって、ミレニアムの子達に作ってもらったものがある。"ハッキングトークン"。ヴェリタスとエンジニア部の協力を得て完成したものなんだけど、何でもパソコンに挿入しただけでデータを丸ごと複製して抜き取ることができるらしい。ハルカを除いた便利屋の皆にはこれを持ってもらったよ。尤も、書類や手帳とかが見つかればそれが一番良いんだけどね。」

    先生から返答を貰った。これを作ったミレニアムも凄いが、こういった状況を見越して道具を用意させておく先生の采配は流石と言わざるを得ない。そんな話をしていると、トラックが動きを止めた。荷台の扉が開き、作業員と思わしき人物が入ってくる。

    「降りやがれクソ共…ぐわあっ!」

    ハルカのショットガンによる奇襲が炸裂し、作業員は倒れ伏した。

    「作戦が始まります。武器を持って、着いてきてください。」

    ハルカが持ってきてくれた武器を装備し、私達は正面口へと向かった…!

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:53:22

    「ハルカは上手くやったようね。私達も行動を開始するわよ!」


    アル dice1d100=10 (10)

    カヨコ dice1d100=50 (50)

    ムツキ dice1d100=76 (76)


    70以上で侵入成功

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:57:37

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:00:12

    アル「し、侵入経路はどこにあるのよ!?」


    カヨコ「ごめん社長、こっちもルートが見つからない。」


    ムツキ「2人とも、こっちは先に入ってるね!」


    ミナ dice1d10=10 (10)

    ミカド dice1d10=2 (2)

    ハルカ dice1d10=1 (1)

    体力が10を切ると、撤退を始める。

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:04:00

    ミナ 40/50

    ミカド 48/50

    ハルカ 49/50


    アル dice1d100=32 (32)

    カヨコ dice1d100=70 (70)

    ムツキ dice1d100=43 (43)

    アルとカヨコは60以上で侵入成功

    ムツキは70以上で目的地到達

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:07:13

    アル「なんで入れないのよぉぉぉ!?」


    カヨコ「侵入成功、目標地点を目指すね。」


    ムツキ「うーん、ここでもないしそこでもない…!」


    ミナ dice1d10=3 (3)

    ミカド dice1d10=10 (10)

    ハルカ dice1d10=8 (8)

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:10:19

    ミナ 37/50

    ミカド 38/50

    ハルカ 41/50


    アル dice1d100=83 (83)

    50以上で侵入成功


    カヨコ dice1d100=42 (42)

    70以上で目標地点到達


    ムツキ dice1d100=2 (2)

    60以上で目標地点到達

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:15:31

    ムツキ ファンブルイベント

    「誰だ貴様は!?」


    「うわぁっ!敵まだいたんだ!」


    dice1d3=3 (3)

    1.撃破成功(ペナルティなし)

    2.被弾(アクション成功値+5)

    3.逃げられる(強制追跡ミッション)

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:21:40

    「警報を鳴らさないと…!」


    「あっ、待って!逃げるな!」


    アル「な、何とか侵入できたわ。皆は無事かしら…?」

    dice1d100=80 (80)

    70以上で目標地点到達


    カヨコ「見つからない。どこにあるんだろう…」

    dice1d100=72 (72)

    60以上で目標地点到達


    ミナ dice1d10=4 (4)

    ミカド dice1d10=5 (5)

    ハルカ dice1d10=10 (10)

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:30:20

    ミナ 33/50

    ミカド 33/50

    ハルカ 31/50


    アル「見つけたわ!クレイドルのオフィスよ!」

    dice1d3=2 (2)

    ハッキングが終わるまでの残りターン


    dice1d100=76 (76)

    80以上で追加情報発見


    カヨコ「こっちも見つけた。急いでデータ抜くね。」dice1d3=2 (2)


    dice1d100=18 (18)


    ムツキ「とりあえず敵は倒せたけど、遅れを取り戻さないとヤバいよね!」

    dice1d100=27 (27)

    50以上で目的地到達

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:32:32

    ハッキング完了まで残り2ターン


    ミナdice1d10=5 (5)

    ミカドdice1d10=6 (6)

    ハルカdice1d10=9 (9)

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:35:41

    ミナ 28/50

    ミカド 27/50

    ハルカ 22/50


    アル

    dice1d100=16 (16)


    カヨコ

    dice1d100=44 (44)


    ムツキ

    dice1d100=97 (97)

    40以上で目標地点到達

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:40:55

    ムツキ クリティカルイベント

    「はぁ…やっと着いた…ん?これって何か手帳だよね?"始末者のチェックリスト"。明らかに当たりの情報じゃん!ラッキー!」


    ムツキ dice1d3=3 (3)


    ミナdice1d10=7 (7)

    ミカドdice1d10=8 (8)

    ハルカdice1d10=7 (7)

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:46:23

    ハッキング完了まで残り1ターン

    ムツキは残り2ターン


    ミナ 21/50

    ミカド 19/50

    ハルカ 15/50


    ミカド「くっ…!流石に持たない…!これ以上は…」


    ミナ「ハッキングは既に行っている!持ち堪えるんだ!」


    ハルカ「アル様ぁぁぁ!これ以上は持ちません!」


    アル dice1d100=79 (79)


    カヨコ dice1d100=65 (65)


    ムツキ dice1d100=85 (85)

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:51:09

    ムツキ「他にも色々と書類があるんだね。ん?なんだろうこれ。"買収計画に関する録音音声"かな?これも持っていこうっと。」


    ミナ dice1d10=6 (6)

    ミカド dice1d10=8 (8)

    ハルカ dice1d10=5 (5)

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:57:03

    ハルカ「私はここまでみたいです…後はお任せします…」


    アル「私もハッキングが終わったところよ。ハルカのバックアップをしつつ、こちらも帰還するわ。」


    カヨコ「こっちも今終わったみたい。社長、私も後を追うね。」


    ハルカ、アル、カヨコ 戦線離脱


    ハッキング完了まで1ターン


    ミナ 15/50 dice1d10=9 (9)

    ミカド 11/50 dice1d10=6 (6)

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 01:01:41

    ムツキ「こっちもハッキング終わったよ!先に戻ってるね!」

    ミナ「どうやら、作戦は成功のようだな。」

    ミカド「潮時か、早く逃げよう。」

    ハルカ含む便利屋は先生のナビゲーションによって離脱し、私とボスも、ハルカから分けてもらったスモークグレネードを使って難なく逃げ出せた。

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 06:57:05

    順調順調

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 14:50:48

    やったぜ

  • 40二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 00:18:07

    保守 

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:29:51

    ここからどうするかよ

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:40:52

    保守

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:00:17

    企業体侵入作戦成功から5日後ーー
    作戦の後、便利屋68と執行部の2人は情報を持ち帰ることに成功した。取得した情報の中にはスパイからの報告や買収に応じない会社に対する脅迫文などが含まれており、シャーレはこの情報を連邦生徒会やクロノススクールを媒介して全面的に公開。最終的にはヴァルキューレ警察学校がクレイドルコーポレーション本社の検挙に乗り出したことによって事態は収束した。そして、壊れてしまった車の代わりをシャーレから用意してもらい、私はついに山海經へと帰ることになったのである。

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:03:23

    ちなみにこの5日の間は便利屋の皆とゴ○ドファーザー3部作とかパルプフ○クションとかアンタ○チャブルとかヒ○ト見てた。めちゃくちゃ楽しかった。

  • 45二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:05:08

    全部好きな人とは良い酒が飲めそう。byスレ主

  • 46二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:18:08

    「本当にお世話になりました、先生。便利屋の皆もありがとう。」

    私は先生と、見送りに来た便利屋の皆に対して礼をした。

    「またいつでも来てよ。シャーレはいつでも歓迎するからさ。」

    「ああ、また機会があれば…待て、あれを見ろ!」

    そう叫ぶと、ボスは近くのビルにあったモニターを指差した。その画面には、洒落にならないテロップが映っていたのである。
    "クレイドルCEO脱獄、ヴァルキューレが追跡"

    「嘘だろ…!逃げたのかアイツ!」

    私もボスに続いて大きな声を出す。

    「まさか脱獄するなんて…ん?カンナからの通話?もしもし。」

    「先生ですか?情け無い話ですが、クレイドルのCEOが逃げまして…現在発信機を頼りにウチのヘリが追跡してはいますが、事態が事態ですので、いかんせん動かせる人手が今足りていません。シャーレに誰かいるなら、増援をそちらから送っていただけるとありがいです。」

    先生がこちらを見つめてくる。

    「ミナ、ミカド。最後に、私からのお願いがあるんだ。」

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:31:35

    しばらく後ーーD.U.某高速道路
    「最後の最後まで小競り合いか…!退屈しないな、ボス!」

    「ああ、まったくだ!あの寄生虫擬きにとびきりの出所祝いをプレゼントしてやる!」

    何分か車をフルスロットルで飛ばしてると、標的の車が見えてきた。

    「あの車だ!間違いないぞボス!」

    「よし、ハンドルは私が担当する。ミカドはアイツを撃て!」

    「音楽はどうだボス?ラストシーンにはもってこいだぜ?」

    私は車のCDプレーヤーにディスクを挿入する。そしてハードロック名曲をバックに、命懸けのカーチェイスが幕を開けた…!

  • 48二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:38:32

    dice1d2=1 (1)

    1.先行

    2.後攻

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:40:23

    先行を制したのはミカド!アサルトライフルをCEOの車に向かって発射する!


    dice1d100=54 (54)

    80以上で命中

  • 50二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:41:55

    弾は外れてしまった…向こうの反撃がくる!


    dice1d100=10 (10)

    70以上で回避成功

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:43:05

    回避に失敗した!

    dice1d10=5 (5)

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:45:32

    車の耐久度

    95/100


    「弾が当たらない!ボス、もう少し近づけられるか?」


    「やってみよう!」


    dice1d100=19 (19)

    50以上で成功

  • 53二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:47:03

    ミナ「駄目か…!」


    ミカド「アイツ…最後の敵は伊達じゃないって?!」


    dice1d100=61 (61)

    80以上で命中

  • 54二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:48:10

    ミカド「チッ!当たらない!」


    dice1d10=8 (8)

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:49:53

    車の耐久度 87/100


    ミナ「まだ耐えられる!もう一度近づくぞ!」


    dice1d100=25 (25)

    50以上で成功

  • 56二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:51:56

    ミナ「アイツ…素早いぞ!」


    ミカド「畜生!ゴキブリがアイツは!」


    dice1d100=80 (80)

    80以上で命中

  • 57二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:56:14

    命中!当たった場所は…dice1d3=1 (1)


    1.燃料タンク(成功条件をターン経過制に変更)

    2.ボディ(敵の与ダメージマイナス5)

    3.タイヤ(接近成功値マイナス20)

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:58:16

    ミカド「ジャックポット!」

    dice1d10=2 (2)

    出た目の数値分ターンが経過するとミッション成功

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:00:16

    走行不能まで、残り2ターン

    dice1d10=5 (5)

  • 60二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:02:44

    このレスは削除されています

  • 61二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:04:08

    車の耐久度 82/100


    ミカド「勝ったも同然!」


    ミナ「近寄る必要も無いな!」


    dice1d100=43 (43)

    80以上で命中

  • 62二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:09:25

    敵を追い込むまで後一息といったところで、相手の車が突然爆発した。私達も車を急停止するが、爆発の余波と急停止の反動でダメージを受けてしまう。


    ミナ dice1d5=2 (2)


    ミカド dice1d5=2 (2)

  • 63二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:18:27

    ミナ 48/50
    ミカド 48/50

    「ふぅ…最初はマフィアごっこをしてるだけのガキだと思ったが、ここまで追い詰められるとは正直感心したよ。」

    車の残骸から現れたのは両腕にミニガンを持ち、背中からは4対のサブアームにLMGと自動散弾銃を4挺ずつ装備した異形のロボットが姿を現した。

    「私こそが、クレイドルCEOだ。」

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 06:59:42

    なにそれかっこよ

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:10:24

    まさかの多腕

  • 66二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:16:51

    「何故…山海經を…」


    「うん?」


    「何故山海經を傷つけた!!」

    私はCEOと名乗った男に対して怒りを叫ぶ。


    「フン…ここまでしてくれた褒美だ。教えてやろう。知ってるぞ?貴様らの内情はな。伝統を重んじる玄龍門。変革を求めた玄武商会。その二つの間に生じた危うい均衡に亀裂を入れるのは困難なことではなかった。山海經は弱く、そして不完全過ぎた。そのくせ伝統や文化といった下らない感傷に縋りついて…だからこそ、我々のような強者の食い物にされるのだよ。」


    「知った風な口を利くな!貴様のような利益だけを求める成金風情には、伝統の美しさも、それを守る誇りも分かるまい!」


    ボスがCEOを怒鳴りつけ、二丁拳銃を乱射する。

    dice1d100=72 (72)

    60以上で弱点に命中

  • 67二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:21:22

    dice1d2=1 (1)

    1.LMG破壊

    2.散弾銃破壊


    「チッ…背中の腕を一本持っていかれたか。だがッ…!」

    CEOは反撃をするべくミナにミニガンの銃身で殴りかかった。


    dice1d50=19 (19)

    30以上で回避成功

  • 68二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:28:51

    「話の途中で騒ぐガキには、躾が必要だなぁッ!」


    ミナはミニガンの銃身を腹に突きつけされ、ゼロ距離で連射を叩き込まれる。強制的に10ダメージ。1ターン行動不能。


    ミナ 38/50

    「がはぁっ…」


    「ボス!?このぉっ!」

    私もCEOに対して銃撃を行う。狙う箇所は…

    dice1d2=1 (1)

    1.ミニガンの銃身

    2.サブアーム


    dice1d100=86 (86)

    50以上で命中

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:33:17

    「赤熱化した銃身を撃たれたか…だが、もう片方あるぞ!」

    銃身にダメージを与え、右腕のミニガンの破壊に成功した。


    dice1d50=25 (25)

    20以上で回避成功

  • 70二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:35:06

    「同じ手は食わないぞ!」

    dice1d100=24 (24)

    カウンターチャンス!70以上でサブアームを破壊できる。

  • 71二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:36:53

    (外れたか…だがもう一度!)

    dice1d100=53 (53)

    50以上で命中

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:42:56

    dice1d2=1 (1)

    1.LMG

    2.散弾


    「クソ…小癪な奴ガァァァァァッ!!」


    そう叫ぶと、CEOは立ち上がろうとしたミナに掴みかかった。

    dice1d50=6 (6)

    30以上で回避成功

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:46:30

    咄嗟の事態に対処できず、ミナは首を締め付けられる。


    「ミニガンは壊されたが、腕はまだ使えるのでなぁ!」

    CEOは背中のサブアームを総動員させ、ミナに最大火力を撃ち込んだ。

    dice1d30=9 (9)

    dice1d60=38 (38)

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:08:26

    「ミナァァァァァァァァァァッ!!」

    血だらけになったボスが、地面に叩きつけられる。


    ミナ 戦闘不能


    「大切なお友達を目の前で痛めつけられる気分はどうだ?」

    CEOがこちらを挑発してくる。


    「………」

    言葉が詰まる。戦わなきゃいけないのに、友達が傷つけられたのに。身体が動かない。どうして。どうして私は弱い。こんなに。


    「満身創痍か…私はキヴォトスの王となる男だ。反逆の報いを受け止めて、大人しくお友達を抱えて帰るのだな。」


    CEOはその場から去り、遠ざかっていく。そんな折、突然雨が降ってきた。雨…?ああ、そうだ。ボスと会ったあの日も、こんな雨が降っていた。私は、ずっと助けられてばかりだった。どんなときも、側にはボスがいた。そうだ。こんな所で折れるわけにはいかない。だって今度は、今度こそは…


    「私が…友達を助ける番だから。ミナ、少し借りるよ。」


    無心で、CEOの元へと走り出す。右手に「白虎」、左手に「玄龍」を握りしめて。


    dice1d50=11 (11)

    20以上で命中

  • 75二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:10:13

    「ん…?」

    銃声にCEOが振り向く。


    私は接近を試みた。

    dice1d50=7 (7)

    20以上で成功

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:13:24

    「まだ戦う気力が残っていたか…」


    CEOはミニガンを乱射する。

    (先程の全弾発射でリロードには時間を要する。しばらくはコイツで相手をするしかない…)


    dice1d50=9 (9)

    20以上で回避成功

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:16:19

    防弾装備がダメージを軽減してくれる。

    dice1d5=3 (3)


    (射程距離には入った。次は二丁で射撃を仕掛ける!)

    dice1d50=20 (20)

    dice1d50=47 (47)

    20以上で命中

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:21:33

    ミカド 45/50


    dice1d2=2 (2)

    dice1d2=2 (2)


    「一気に2本だと!?だがリロードは終わった。貴様も蜂の巣にしてやる!」

    CEOはミカドに対して掴みかかった。


    dice1d50=21 (21)

    20以上で腕破壊

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:33:34

    CEOのサブアーム

    LMG腕 残り3本

    散弾銃腕 残り1本


    ミカドは迷いなくCEOの右手を撃つ。

    「ぐわあっ!右手が使えんッ!!」

    (コイツ…!小さな関節部品を器用に撃ち抜いたのか…なんてヤツだ…!)


    「かくなるうえは…全弾発射だ!確実に仕留める!!」

    ミニガン dice1d10=9 (9)

    LMG dice1d10=8 (8)

    dice1d10=6 (6)

    dice1d10=6 (6)

    散弾銃 dice1d20=11 (11)

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:47:08

    ミカド 5/40

    「馬鹿な…耐えたというのか…。サブアームはリロード中…ミニガンは…オーバーヒート!?嘘だ!こんなはずはぁ!!」

    この隙を活かし、私は武装となり得る全ての部品を破壊した。様々な角度からあらゆる箇所へと2丁拳銃を叩き込んだ。そして最後には、膝をついたCEOの頭部にそれを突き付ける。私は一言も発することなく発砲し、この醜悪な人形に、全ての黒幕に引導を渡したのだ。何やら最期に命乞いをしていたが、聞く価値などありはしなかった。

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 06:54:38

    やったぜ

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 12:58:02

    巨大化は負けフラグなんだぜカイザー
    まぁそんなにでかくはなかったけど

  • 83二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 20:15:34

    CEOの身柄を拘束するべく、追跡を行っていたヴァルキューレのヘリが降りてくる。私は旅の終わりを噛み締めながら、ただ雨に打たれていた。奴が捕えられる光景をしばらく眺めていると、背後から足音が聞こえてきた。振り向くとそこには、肩を抑えながら足を引きずって歩いてくるミナの姿があった。

    「玄龍と白虎…私ほどとは行かないが、よく似合っているじゃないか…」

    「ミナ…良かった…まだちゃんと動けたんだ…」

    「…当たり前だろ…?私は、玄龍門の執行部長なんだから…」

    「…グスッ…あれ…?なんでだろう…?視界が滲んで…やだ…人前で泣くべきじゃ無いのに…」
    感情が混ざり合い、頭ぐちゃぐちゃになった私の肩に、ミナがそっと手を乗せる。

    「今はただ泣けばいい…君の涙は、この雨が誤魔化してくれるさ…」

    「!?ーーーーーあぁっ…あああっ…うわぁぁぁぁぁぁぁっ……」
    身体の震えが止まらなかった。泣いた。ただひたすらに泣きじゃくった。良かった…本当に良かったんだ…

    「おーい!こっちだよー!」
    涙も枯れたころ、誰かの車が私達の元へとやってくる。振り向くとそこには傘を差した先生と、その隣で優しい笑みを浮かべた門主様がいた。

    「さぁ…帰ろう。」
    ミナが呟くと、私は彼女と共に歩み出した。これは私の青春の1ページ。親友と出会い、共に研鑽し、果てには学園の垣根をも越えた大冒険が待っていた。他の人と比べるとデコボコで乱暴だけど、それでもこうして大団円を迎えられるなら、間違っていなかったんだろう。この物語の幕はもう閉じる。この先何が起きるかは分からないが、それでも決して私の心が折れることは無いと断言できる。なぜならば、堅い絆で結ばれた親友の、ミナの傍にいるだけで、私はとても幸せなのだから。

    ミナの腹心 The End

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 20:24:50

    あとがき
    初めてSSを書きましたが、なんとか完走できてホッとしています。反省点としては「勢い任せで風呂敷を広げまくった結果、畳むのが乱暴になってしまった所」ですね。正直、ここからの展開どうしようって悩むことが多々ありました。自分より頭の良いことは登場人物にさせられないという事実を痛感しています。ただ、こんな荒唐無稽なストーリーにも関わらず、コメントくれた方、ハートマークつけてくれた方、執筆中本当に励みになりました。新作書くかは分かりませんが、また新作出した時は読んでいただけたら幸いです。最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました!

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:02:21

    おつ
    面白かったよ

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:22:43

    急いだ感はあるけどちゃんと畳まれてて面白かった
    お疲れ様です

オススメ

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