【オリキャラ・二次創作・🎲】ミナの腹心 Chapter2 Part2

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:16:35
  • 2二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:18:08

    かんしゃ~

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:32:04

    おつ

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:52:54

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:01:46

    脅威を排除した私達は、山海經に至る帰路へと車を走らせていた。

    「沈黙が気まずくならない関係は、良い関係だ。」

    特に話すこともなかったので、ボスから話題を振ってきた。

    「…。ああ、映画にあったな。そんな台詞が。」

    「どうした?ミカド。まだ調子が戻らないのか?」

    私は悩んでいた。私は、ボスに助けられてばかりだ。腹心と思われてこそいるが、私は彼女と違ってやられてばかり。どうして、私はこんなにも情けないのか…

    「…どうにもならない厄介ごとだよ。」

    「…確かに、世界とはそういう物だな。理不尽なことなど、いくらでも…」

    ふとした瞬間、どこからともなく銃声が聞こえた。その後、車が爆発するまでは2秒もかからなかった。

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:33:38

    「「ぐわぁぁっ!」」

    気がつくと私達は外へと放り出されていた。
    耳鳴りが止まない。身体の節々が物凄く痛い。
    だが、防弾仕様の服とチョッキのおかげで、何とか意識は保てている。
    私達が体勢を立て直そうとしていると、どこからともなく、誰かがこちらに歩いてくる音が聞こえた。

    「あれだけ企業を掻き乱しておいて、無事に帰れるなんて思ってないよね?」

    「ク、クレイドルからのご挨拶です!」

    「ごめんね〜。恨みは無いけど、これも依頼だからさ。」

    「私達に目をつけられた以上、逃げる事は出来ないわ。そう、この便利屋68からはね!」

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:37:55

    「名前くらいは、聞いたことあるでしょう?」


    赤髪の女性がこちらに対して話しかけてくる。

    どう返すべきだろうか? dice1d3=2 (2)


    1.構わず銃を撃つ

    2.話し合いに持ち込む

    3.降伏する

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 20:42:06

    「まずは、私に向けているその銃を下ろしてくれないか?ろくに話し合いもできない。」


    私は彼女の説得を試みた。dice1d100=79 (79)

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:02:40

    「戦う気力は残ってなさそうね。いいわ。これはしまってあげる。」


    相手はすんなりこっちを信用してくれた。ただ残り3人は警戒を解くつもりは無いらしい。


    「私達をどうするつもりだ!」


    ボスが彼女に対して問いかける。


    「あれだけのことをしておいて、分からないとは言わせないわ。貴女達は、クレイドルコーポレーションにマークされていたのよ。山海經でヘルメット団を倒した、あの時からね。貴女達を拘束して、企業に引き渡すのがクライアントからの依頼よ。大人しく投降するなら、乱暴にはしないわ。」


    「誰が投降などするか!お前達のせいで、ミカドは意識を失うことさえ許されずに痛めつけられたんだぞ!」


    ボスは激昂し叫んでいる。


    この反応に対してアルは…dice1d3=3 (3)

    1.同情する

    2.無慈悲

    3.引く

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:15:46

    「…え…?」

    「聞こえなかったのか!ミカドは45口径の弾薬と、12ゲージの散弾で全身を穴だらけにされたんだ!スタンガンで叩き起こされ続けながらな!しかも長くいたぶり続けるために、あえてゴム弾を使っていたんだぞ!」

    正直あの時のトラウマが蘇って最悪の気分だが、逆にこれが効いているらしい。もしかして、この人達優しい…?

    「いくら何でも酷すぎよ…」

    「どう考えてもライン越えだよねぇ…」

    「私も、そこまでしていじめられたことはありません…」

    「はぁ…どうするの社長。本当にこの2人の身柄引き渡すつもり?嘘や命乞いをしてるようには見えないんだけど。」

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:50:31

    「…依頼は保留にするわ。ただし、貴女達を野放しにはできない。私達の事務所まで来てもらうわよ。」


    とりあえずこの場はどうにかなったらしい。私達は身柄を拘束され、便利屋の事務所まで連れていかれた。


    某時刻ーー便利屋68事務所


    「とりあえず、そこに座っててちょうだい。」


    当然だが武器などは没収された。腕などは縛られていて動かすことはできない。


    「まずは…そうね。お互いの話の擦り合わせからさせてもらおうかしら。もう一度依頼の内容を話すと、貴女達がクレイドルの利益を潰し、私兵を倒し、情報を奪った。その報復のために私達は貴女達に襲撃をかけたの。ただ引き渡す身柄の安全は保証するという約束だったし、その子、ミカドって言ったかしら、まさか拉致されて拷問にかけられてるなんて…依頼人の顔を見たけど、そんなことする雰囲気なんてとても無かったわよ。というか、クレイドルコーポレーションって慈善団体じゃないの!?」


    「アルちゃん、もしかしてまた騙されてる?」

    赤い服の子が赤髪の女性、アルという名前の人に問いかけている。騙される事はよくある話に思える。気の毒なことだ。


    「まず、利益についてだが、あれは武器の横流しや他企業の強引な買収で得た不正なものがほとんどだ。あと私兵を送ってきたのは向こう側が先だ、こっちはむしろ被害者だよ。」


    私はアルに対して、今まで起きた事件についての情報を共有した。

    dice1d100=60 (60)

    数値が高いほど、共感されやすい。

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:02:59

    「と、とりあえず拘束は外しておくわ…」

    少しずつ信用を得ているように感じられる。助かった。この4人組との対立は避けなければならないと確信していたからだ。

    「じゃあそろそろ、こっちも自己紹介しよっか。貴女達は、私達の名前知らないと思うし。私は浅黄ムツキ。」

    「い、伊草ハルカです…」

    「社長の陸八魔アルよ。」

    「鬼方カヨコ。」

    「私達の名前は…もう知っているとは思うが、玄龍門執行部長の近衛ミナだ。」

    「私は沖田ミカド。同じく執行部に所属している。」

    互いに自己紹介するところまで行けた。少なくとも敵対することはもう無いだろう。

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:40:06

    「少なくとも、私達を信じてはくれたみたいだな。」


    私は安堵の言葉を漏らした。


    「本来ならばこのまま山海經へと帰るつもりだったんが、このままでは、またいつ狙われるか分からない。陸八魔アル社長、でいいか?私達と共に、クレイドルの打倒を手伝ってはくれないだろうか?」


    ボスがアルに対して提案をしている。確かにこのまま逃げたところで、安全に帰れる保証はない。味方は多い方がいいだろう。


    「貴女達の話だと、クレイドルの調査には先生も関わってるって言ってたわよね?望むなら助けることはできるわ。だけど…」


    「さっきまでの話を信じるなら、依頼を断ったら私達も何をされるか分からない。そう簡単に協力はできないかな。」


    アルの話している横からカヨコが付け加える。


    「…苦肉の策だが、出来ないことは無いかもしれない。」


    その場にいた皆んながこちらを見る。


    「何か策があるのか?ミカド。」


    「まず1つ。この作戦の本部をシャーレに置くこと。アル社長はさっき、先生が関わっているなら協力すると言っていたな?つまり、シャーレを後ろ盾にすることによってまず土台は確保できるはずだ。次に大事なのは集団行動。単独行動を避ければそれだけ事故に遭うリスクも減るはずだ。仮に私達が協力するなら6人組になるから、スリーペアで行動してもいいし、全員で動いても悪目立ちはしないはず。」


    dice1d50=13 (13)

    20以上で説得成功

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:54:52

    「相手は大企業だよ。私達だけじゃどうにもならない。やっぱり協力は無理かな。」

    説得は失敗に終わった。仲間の身の安全を守りたいという気持ちは痛いほどわかるので、これは仕方無い。

    「いえ、打倒には協力するわ。」

    「社長、さっきの話聞いてた?」

    「依頼を達成する。企業も打倒する。その両方を行う手段を思いついたわ。企業体そのものを、直接襲えばいいのよ。」

    アルが口を開く、何かしらの作戦があるらしい。

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:15:32

    「まず前提として、先生の協力は不可欠ね。これについては後でシャーレに向かうわ。重要なのはここから。私達は2人の身柄をあえて引き渡す。その後は引受人を尾行して企業に侵入。情報を引き出すのよ。大企業なら、むしろ回りくどい調査をせずにシンプルな手を使うというのは、選択肢としては有りじゃないかしら?カヨコ、私としてはこの2人は見捨てたくはないのよ。それに、あの格好凄い良くない?まさにハードボイルドって感じよ!」

    「アル社長は、ハードボイルドな物が好きなのか!?私とミカドも好きなんだ!それが距離を縮めた要因と言ってもいい!」

    「じっくりと話した時から他人の気がしなかったのよ!運命的な出会いってあったのね!」

    ボスとアル社長が楽しそうに話している。気の合う仲間が増えて、私も嬉しい限りだ。出会い方さえ違えば、皆で映画でも見たかった。今からでも間に合いそうではあるが。

    「…ここまで来たら乗り掛かった船かな。分かった。社長がそこまで言うなら、協力するよ。」

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:23:05

    保守

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:00:01

    やったぜ

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:37:04

    数時間後ーーシャーレ執務室

    アル「ブリーフィングを開始するわ。今回のミッションは、クレイドルコーポレーションの企業内に侵入し、情報を持ち帰ることよ。まずはミナとミカドの2人をクライアントに引き渡す。追跡には私達全員が装備している通信機と発信機を使用するわ。目標地点に着いた後、私達はオペレーターの先生の指示に従って分散し、四方向から侵入する。この時、ハルカにはミナとミカドを入口付近で解放、武装を渡して正面で騒ぎを起こしてもらうわ。私達3人が情報を入手するまで、敵を引きつけてちょうだい。再確認をするけど、今回の目標は拠点の破壊ではないわ。みんな、引き際には注意して。無理だと感じたら、すぐに逃げてちょうだい。必ず全員で帰るわよ。」

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:09:20

    アウトローっぽくて良いぞ

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:26:11

    うまくいけばいいんだが

スレッドは6/30 09:26頃に落ちます

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