【一応CP注意】『人間になれなかった私』という言葉について

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:43:07

    色々と他の人の意見とか考察とかも聞いて、この発言について考えたんだけど難しいよね。
    そもそもリリスの生前が実体を持った怪物だったのか、生物ですらない現象やシステムのような存在だったのかも分からないし。

    個人的に、リリスは生前は生物ですらない現象や伝承レベルの存在でしかなかったんじゃないかなと思う。戦闘終了の台詞で「生命体は儚い」と溢してたから、彼女のオリジンは生命ですら無かったのかなと。
    生命ですらない自分が仮初の肉体を持って、それが人間じゃなくて怪物のそれだったから『人間になれなかった』という言葉になったのかなと。

    そしてその『人間になれなかった』ことが大きなコンプレックスになったのは、藤丸への愛が芽生えたことが原因なのかと思った。旅路を夢に見て惹かれて、でも自分は彼とは違う人間じゃない怪物であることに劣等感を募らせたのかなって。なのに藤丸の隣にはどうしようもなく人間から掛け離れてるのに周囲から人間扱いされてるマシュがいるのをみて憎悪に狂っていって、藤丸が大切にしてるマシュを憎んでる自分は彼に受け入れられる訳がないと憎悪しか自分の中に残らなくなっていったのかなって。

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:01:52

    す、すっげぇ考察……

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:04:38

    クソ長くなったけど他の皆んなも色々考察してること書いて♡

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:07:06

    スレの考察が深すぎて下手な考察書けない...

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:07:25

    リリスの奏章Ⅳクリア後絆4について。

    「何でキリエライトのことが嫌いなのか?」か……。いやー、地獄にいた頃はアテシにもしっかりした理由はあったと思うよ。今は、どうかな。アテシは嫌いであるという感情を大事にしたいから嫌っているのかもしれない。難しいのよ、ティーンエイジャーは」

    これってつまり逆を言えば自分が今まで得ることのなかった誰かを愛するという感情を大切にしたいから、初めて恋をしたマスターを心から愛しているって言えない?

    だとすればマスターを愛せるだけで満足、退場ボイスで本気で泣く、この感情を持ったまま愛するマスターと共に消える。全てに辻褄が合う気がするんだよね〜。
    悪魔で個人的な解釈だけど(鼻ほじ(*´σー`))

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:14:53

    メインがメソポタミアのリリートゥ+エッセンスとして「ベン・シラのアルファベット」のリリス
    結果的に「(特異点、異聞帯含め)子供達の死の責を負う者」としての要素が強くなる
    魔に属するモノ故に契約≒責務には誠実で、だからこそ殺しの責を負っている自覚のないマシュがどんどん嫌いになるし
    全力で背負い込んでる藤丸には好意的になる
    カドックは責とその後でプラマイゼロよりちょっとプラス程度の評価
    ある意味では型月アンリマユの同類にして後輩
    そうあれかしと願われた訳ではないが、そういうものとして成立した反英霊
    遍く死を記憶する事で子供らを慈しむ死蔵菩薩とでも言うべき存在なのでは無いか?
    という絆礼装を経ての個人的洞察

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:47:14

    考察でもない妄想解釈だけど
    リリスにとっては藤丸だけが感情の全てなんじゃないかと思う。飛べないリリスが唯一飛びたい、飛んでみたいと思える相手が藤丸。生前に人を見続けて湧き上がった色んな感情も自分の中で仕舞えるリリスが仕舞えないのが藤丸への感情
    リリスにとっても色彩だったのが藤丸だという感じ

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:13:29

    >>6

    絆礼装の内容も知ると、本編からだけじゃ読み取れない要素も見えてくるよね。

    マシュを殺したいほど憎む理由と、あそこまで深く藤丸を愛する補強にもなる。


    個人的には、本編では触れられなかった三臨のキャラクター性と絆礼装の内容から、『子供』に対する並々ならぬ想いを見れたのもリリスのキャラを深めるのに効いてるなと感じた。伝承元のリリートゥが赤子を殺す存在なのに対し、後なら被せられた伝承の『母親』としての要素をフィーチャーして、『自らは生きていく子を産めず、ただ子供の死を看取り覚えるしかできない女』というもの悲しいキャラ性を付けたのはとても興味深い。

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:18:52

    リリスにとってはマスターへの想いだけじゃなくてマシュに抱いた憎しみも色彩と言えるから、ある意味では大切な感情なのは確かだろうな
    それこそマスターに嫌われたり憎まれたりする可能性を十分に入れた上でも決してそれを捨てる事は出来ないわけだし、ついでに(当人の意思とは裏腹に)座にも持ち帰るレベルの記憶だったみたいでもあるし

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:19:54

    絆礼装的にまあシステム寄りの存在だったんだろうなとは思う

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:54:29

    >>5

    >>7

    リリスが藤丸への想いも大切にしてるのは間違いないけど、それを表に出せるようになったキッカケはやっぱり最期の会話だと思う。

    マシュへの憎悪のまま動いて本気で殺そうとして、それでも自分を嫌いにならずに受け入れて、カルデアでまた会うことも当然のように話してくれたから、「何も残ってない」って口にした自分の中に蓋をしてた愛が漏れ出てきたんだと思う。


    あそこで看取りに行かなかったら、カルデアに行くこともなく誰かに召喚されることも2度もなく永遠に独りぼっちになってたんだろうなと思う。

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:03:41

    既出の考察が深すぎて碌なこと書けないけどハードな設定の割に軽めのギャルみたいな口調になったのなんでだか気になった(3臨で大人になってるけども)
    誰か琴線に触れるギャルみたいな子でも看取ったのかしら

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:04:18

    要はぐっちゃんみたいに受肉できなかったのか

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:52:32

    >>11

    奏章Ⅳのリリスが藤丸本人に好意を明確に示したのは最後のキスのシーンだけだった気がする。

    マシュの前ではぐだが普通に好きって言ってたし、カドックの前では「藤丸だけの味方」って明確な発言があった。だけどどちらもそこに藤丸はいない。


    本人には自分のことを好いてくれる人を敵として倒さないといけない。つまり重荷にならないよう悟らせないようにしてたつもりだったが最後に会いに来てくれて今まで抑えてたものが全部溢れてしまった結果があのキスのシーンだったんだと思った。


    あの後唇噛みちぎりの誤魔化し方明らかに動揺してたしね。

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 10:16:20

    考察のレベル高ぇな…

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 10:50:24

    藤丸のことを好きになればなるほど自分の事と、側にいて共に戦ってきたのに無垢であろうとするマシュがより許せなくなっていったということなんかな

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:11:24

    >>14

    好意を示さずほぼ敵として接してたのに最後に会いに来てくれるとは思ってなかっただろうな。

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:35:56

    >>14

    スレチなら消してほしいが、あそこはぐだも少し誤魔化していたと思うんだよな。少なくともあの時点ではぐだとしてもマシュと敵対していたリリスの想いに応えることはまだ出来なくて、だけどそれをあえてあんな感じでやんわり濁したんじゃないかとも思う

    で、それをしっかりわかっているからこそリリスのやっぱり嫌いだ的な言葉につながるんじゃないだろうか

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 22:57:40

    ほしゅ

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 08:14:24

    >>16

    マシュへの嫌悪が殺意を孕んだ憎悪にまで膨らんだのは、絆礼装の内容も考慮に入れると、『無垢で居続けることは死を齎した責を背負わないことだから』が1番大きな理由だったのかなと思う。最終的にマシュが無垢であり続ける選択を捨てたから、リリスが憎悪を引っ込める選択をしたことにも結び付くと思う。それだけじゃなくて、『これ以上藤丸に迷惑を掛けないため』『憎悪や嫌悪よりもこぼれ出てしまった愛を今度は優先したいから』、などなど複合的な理由だとも感じる。

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 08:34:00

    >>20

    「こぼれ出てしまった愛」で全て説明できる感すごい

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:10:27

    ほしゅ

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:06:24

    『翼はあっても飛べないリリス』と称されたのは、『化け物の自分』『キリエライトを憎むのを止められない自分』『そんな自分をどんどん嫌いになる自分』と自縄自縛の負の連鎖に囚われてたからなのかなと思う。

    リリスが自分の行動に後ろめたさや自己嫌悪を感じてるのは、グラナート選択肢分岐を選ばないと明らかにならないけど、これを知ってれば『無垢じゃない自分を肯定して、未来に向かって走り出し明日に手を伸ばせるマシュ』と『自分を認められずに芽生えた愛には目を背けて、憎悪の沼に沈んで動き出せないリリス』の残酷な対比が見えて来ると個人的に感じた。

    でも最期の最期に、焦がれた相手に自分を肯定して貰えたからきっと彼女も飛び立つ自由を手に入れられると信じたい。

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 09:01:22

    ほしゅ

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:53:18

    奏章Ⅳやそれ以前に事件簿などでも「天使は魔術世界では力の器」と説明されていたけどリリスという悪魔も似たような状態だったのかな…

    >>1

    >>生物ですらない現象やシステムのような存在だったのかも分からない

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:33:18

    >>25

    悪魔に関しては特になんの説明もなかったからなぁ……

    リリスも自身のことは悪魔と言わずに精霊や悪霊って言うだけで、悪魔なのが分かるのは内部データとして悪魔特性を持ってるというところからだし…

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