- 1二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:30:59
- 2スレ主25/06/28(土) 22:33:06
失礼
>>6で行きます。
- 3二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:33:17
俺がファーストペンギンだ!
Kskしてやるぜ
スズミ - 4二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:33:48
私も続こう
ヒナタで - 5二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:34:26
レイサ
- 6二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:34:31
カンナ
- 7二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:35:25
了解です。
ちょっと待ってくださいね - 8二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 22:43:20
カンナ「やめておけ、あそこの自治区に赴任するのはおすすめしない」
カンナ「あそこは交通が不便でおまけにDUみたいに便利な場所ではない」
カンナ「・・・駐在所に人がいないから危ない?いや、それでもやめておけ」
カンナ「これは少し前に聞いた話なんだがな・・・」 - 9二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:00:38
カンナ「昔はあそこにも駐在はいたらしい。だが誰が入っても短い内に部署の変更を申し出るか、辞めていってしまった。」
カンナ「私の同期・・・仮にAと置こう。彼女もまた、君のようにあそこを志願したよ。今は別の部署にいるがな」
カンナ「Aはそこに赴任すると、地域住民に挨拶に出回った。彼らのAへの態度は様々で、優しく接するものや物珍しそうにするものがいた。幸いなことに邪険に扱うものはいなかったそうだ」
カンナ「そんなAだったんだが、赴任して少し経って気づいたことがあったそうだ。ここの地域には銃を取り扱う店や自販機がないらしい。不思議な話だろう?まるでキヴォトスの外にいるようだな」
カンナ「そんなある日だ、ある一軒家に泥棒が入ったらしい。そいつは外出中を狙って侵入、その一家の貯金を盗んでいったそうだ」
カンナ「Aはそれを知るや否やすぐに被害届を提出するよう勧めたんだ。しかし一家はそれを拒んだ」
カンナ「Aは一家にそれを訪ねた。するとこう返事したんだ」
カンナ「『いつか私たちのもとに戻ってくる。だから今耐え忍べばよい』・・・と」 - 10二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:24:08
カンナ「泥棒による被害はその後も何度も起こったそうだ。そしてその度にAは被害届を提出するよう言ったんだ。だが、被害届が提出されることは一度もなかったそうだ、先の一家と同じことを言ってな」
カンナ「君が悪くて仕方なかったらしい。それもそうだろうな、こんな話、別世界のことを言ってるのかと思う」
カンナ「だが問題はここからだ。ある晩、一人の男が駐在所に駆け込んできた。どうやらその男誰かに追われているようで相当息切れしてんだとか。とりあえずその男に話を聞くことにしたそうだ」
カンナ「名前は何か、誰に追いかけられているのか、その人とはどんな関係があるのか。だがその男は一貫して助けてくれとだけ言っていた」
カンナ「だがAの後ろから、誰かの足音が聞こえてきた。それはビチャ、ビチャとまるで泥を踏んでいるようなような音が聞こえた。だがその日は快晴。それに田畑なんて近くにないからそんな音がすることはあり得ない」
カンナ「直感で分かったそうだ。何か歪なものが迫っていると。何が来ているのか、振り向いて確認しようにもなぜか体が動かない」
カンナ「迫る足音、それに呼応して助けを求める声が大きくなる。それでも体が動かない、それが未知への恐怖なのか生存本能なのか分からずにな」 - 11二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:47:50
カンナ「これでは無理だと察した男は、Aから銃を取り上げて後ろにいる者に対して発砲したそうだ。だがそれが当たっていないのか着弾した音が聞こえない。まあ民間人が扱えばそれはそうだ。後ろの奴はそれに動じることもなくずっと同じペースで歩いてくる」
カンナ「ビチャ、ビチャ、ビチャ。ずっと何かが迫ってくる。男は叫びながらそのものに発砲し続けた。しかし足音は止まない。」
カンナ「『ごめんなさい許してくださいお金は返すからだから許してごめんなさい』という叫び声もむなしくついに足音は自分の真後ろまで迫った。そして、後ろから囁き声が聞こえた」
カンナ「『言ったでしょ、戻ってくるって』」
カンナ「気が付くとすでに朝になっていたそうだ。駐在所には男の姿はなかった。ふと気になって入り口をみたらそこには泥のような黒い液体と、何かが引きずられた跡あったそうだ」
カンナ「後日、被害にあった一家を訪ねると、その一家は何事もなかったかのように生活してたらしい。そう、元に戻ったようにな」
カンナ「それ後Aは転属願いを提出、別の部署に行った」 - 12二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:51:45
カンナ「・・・というのが私が聞いた話だ。どうだ、これでも行く気に・・・ああいや、そんなに驚かすつもりはなかったんだ」
カンナ「・・・ああ分かった、コーヒーでも奢ってやる。だからそんな目で私を睨むのはやめろ」
カンナ「ああ、こんなことなら話すんじゃなかった」 - 13二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:52:54
ということで、即興ながらこんな真夏を過ごすべくこんな話を書いてみました。
もしよかったら別の生徒でも書けますのでよければ言って下さい - 14二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:56:39
次以降も安価で決めるべきでは?
ただ要求するだけだとそれだけでスレが埋まってしまうと思うので - 15二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:59:23
- 16二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:00:00
乙
サクッと読めて、ほんのり不気味で良かった - 17二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:05:46
ksk
- 18二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:10:02
ksk
- 19二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:11:30
加速
- 20二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:14:19
ミドリ
- 21二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:23:31
了解です
待っててください - 22二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 03:29:47
誰しもがあるだろう、あの人が羨ましい、あの人のようになりたいと。
私にもそういうことはあった。その対象は決まって私の姉だった。
でも、本当にそういうことがあるならどうだろう。
これは、そういう私の話。 - 23二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 07:07:11
期待待機
- 24二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 09:58:00
ミドリ「お姉ちゃん?まだシナリオ書けてないの?」
モモイ「も、もうちょっとだけ待ってミドリ!今考えてる最中だから…!」
ミドリ「それこの前も言ってたよね!?もう納期がそこまで迫ってるんだよ!?お姉ちゃんができなかったら私もユズちゃんも動けないんだかないんだけど!」
モモイ「あと2時間!あと2時間だけ頂戴!そしたら書くから!」
ミドリ「……」
姉はいつもこうだ、できるできると言いながら毎度サボりまくって期日ギリギリまで何もしない。これが夏休みの宿題のような個人的なものならまだわかる。だがこれはゲーム制作、謂わばチームワークだ。だからこの計画性の無さには正直何度も辟易する。