- 1二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:33:25
- 2二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:34:25
なんかいい感じの外伝が始まって終わってたな……
- 3二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:34:42
大団円で終わったぽいけどまだまだ見てたいんだよ!!!新しく出来たのなら移動する
は想像力ないから任せた!! - 4二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:38:16
主人公と強化人間枠ちゃんは居るし主人公の相棒かライバル枠でもう1人くらいシステム搭載機乗るキャラ欲しい気持ちはある
パイロットとして優秀だけどオールドタイプだからやたら高性能なサポートAIだと信じ込んでて最初は主人公達の言う事全然信じないとかの奴 - 5二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:38:35
- 6元スレ主25/06/29(日) 00:43:45
- 7元スレ主25/06/29(日) 00:45:07
- 8二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:45:30
- 9二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:47:15
前スレの夢見てた奴です
まだまだ夢を見てたかったけどスレが終わりそうで急いで畳んだから、次スレ立てていただいて嬉しいです!
引き続き、前スレだったりこのスレのネタだったりを夢見ます…おやすみなさい - 10二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:49:27
若者じゃなくてカチカチに「AIなんて信じられるか」がスタンスのおっさん軍人との絡みがみたいぞ
だんだんほだされてってなあ、おもしれーかわいいやつじゃねえかくらいの距離感になってなあ
そんな時愉快な機械だと思ってたのが人間材料にして作られたものだと知ってショック受けた後開放するために動き出すんだ
エピローグで何も言わなくなったシステム見てとこか寂しげにするもいいし本人見て「本人あんな感じなんだな」と微笑ましく見てるもよし - 11二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:55:15
- 12二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:57:09
- 13二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:58:43
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:03:57
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:05:11
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:07:59
なんで不発なんだよ!?(想像しやすくする為なのでお好きに考えてOKです)
その前にコレか…
エグザベ解放前か後か…
dice1d2=1 (1)
1,前
2,後
ニワカで悪いんだけど強化人間もシステムとして組み込めるのかな……?まぁやるだけやってみよう軍人さんも素材になるときはNTにさせた(仮)として
dice1d3=3 (3)
1、主人公君
2、強化人間ちゃん
3、軍人さん
- 17二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:10:38
- 18二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:15:25
- 19二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:16:27
強化兵として、難民だったり親や保護者に売られたような境遇の少年兵が、
「一人じゃない、いつだって味方だった」
存在に、戦場の極限状態で命を救われ、教え導かれ存在を肯定されたら…。
アニメ化もした「七つの魔剣が支配する」の作中で、孤独の形は人それぞれで、一人ぼっちで暗い室内に放置されているような孤独から大勢に取り巻かれて賑やかなパーティーの主賓でありながら誰も心を許す事が立場上できないような孤独まであって、時として生涯を費やしてでも孤独を埋めるピースを探す人が真に恐れるのは、その孤独を埋める「誰か」を見つけてしまった時だという指摘が。
その貴重さを知るが故に、手放さないよう死守に駆り立てると。時に絆を呪いに貶めてしまうと理解していても手放せない。
- 20二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:25:48
本編の話するのはあれかもだけども最終回でシャリアさん軍事法廷で裁かれてる可能性もあるからNTが平和に生きれる未来から程遠くなっているのかもなぁ…いやでもエグザベ君解放のために色々するシャリア好きだから良いんだけども…
- 21二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:27:16
- 22二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:29:20
- 23二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:30:44
そりゃそうだよな…必死で家に返そうとしてるのって言うのに……
- 24二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:31:37
事件の最中にマチュ・ニャアンで探索パートほしい
おそらく計画の中枢がある、そこにエグザベ本人もいるのではと当たりをつけて飛び込んだ施設の奥で低く唸る巨大なスパコンとそれを管理する技術者と対峙する
数字上に再現された戦場、仮説とシミュレーション、最も過酷な極限状態の検証、結果はいつも命の終わり、お二人に正気度判定です - 25二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:32:50
- 26二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:34:51
- 27二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:36:35
- 28二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:36:55
自分がシステムに取り込まれてることにはあまり不満がなかったからスルーしてたけど、そのせいで他の人までシステムに取り込まれてしまったことに気づいたら責任感じそう
そこで初めて「このままじゃいけない、なんとかしないと」って思い始める
でもシステムとしてパイロットを守り続けたい気持ちも本物で…あれ、これもしかして全パイロットに対してララァがシャアにやったことをやり始めるフラグでは…?
普段はそんなことやろうとは思わないけど、システムでパイロットを守れる立場にいるもんだから実は調子乗り・オリベ状態で、でも当然そんなことはできないから暴走して…
軍人さんはおっさんだといいな、こんなおっさん誰も心配しないだろとか思ってたけど、エグザベ君は変わらぬ心配をしてくれるからおっさんの脳はコゲコゲになる - 29二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:40:45
本編塩対応の二人でもキツイだろコレ……
- 30二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:49:21
昏睡してる期間にもよるけど長い間寝たきり状態だったがために筋肉が衰えて目が覚めてからしばらくは車椅子状態のエグザベくんの可能性
マチュあたりに「みんなに心配かけさせやがってコノヤロー!」って感じに車椅子全力ダッシュ決められるエグザベくん見たい - 31二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:56:18
>自分がシステムに取り込まれてるのにはあまり不満がない
すんごいこと言ってるけどエグザべくんだからな…というこの謎の説得力
(システムに)なっちゃったからにはもうね…パイロットを助けて生き延びさせるために精一杯頑張るぞ!ってどんな時でもポジティブハートを発動させてるのが目に見えるようだ
前スレ200もとても良い話だったしスゲー好きだけどコイツ何で自分の精神を一部切り分けて独立させてこんなケロッとしてるんだ&正真正銘のメカ〜高性能なMSでもない小型ペットロボ〜になってケロッとしてるんだという“畏れ”を抱いたよね
- 32二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:56:42
絵面可愛いくて面白いけどほどほどにしないと食べてないだろうし胃が弱ってるから吐くかもだぞ
- 33二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:56:57
- 34二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:02:36
- 35二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:05:56
当人は本人達だけの絆ってあるよな“僕”をそんなに気に入ってくれるのは嬉しいしサポートするのも嫌じゃないからって求められたらジャンジャン渡してそしてケロッとしてそうだけど
文字通り自分の切り売りが過ぎるのでヒゲマン筆頭に断固反対されてるこの方に困ってそう ソレ以前に困っとくべきことがいくらでもあったでしょ!
- 36二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:12:38
- 37二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:14:15
- 381025/06/29(日) 02:14:21
思いついたままさっと書いただけなんで色々浅いのは許してほしい 問題があったら明日消す
はあ?俺が新型システム搭載機のパイロットに?冗談じゃない、御免だ。彼はそう愚痴をこぼした。
ただの照準合わせを手伝う程度のサポートシステムであればそんな文句は出なかったであろう。しかし件の新型システムとやらは無駄口はおろか何やら勝手な挙動を取ったりするというではないか。いくら高性能とはいえ言うことを聞かない、勝手にものを考える機械なんて信用できるわけあるか。彼は機械は道具であるべきだろうという固い信念を持っていた。
そんな彼を同期や年若い同僚達が『真のオールドタイプ』などど茶化して呼ぶくらいには、彼の機械に対するある種のこだわりが強いのは周知の事実であったのだ。
であるから彼自身もまさか自分が最新に塗れたモビルスーツに乗るよう命じられるなどとは考えもしなかったし、上官の判断を内心疑いもするほどに驚いたのだった。
「命令だからやるしかねえけどよぉ……はぁーあ、気が乗らねえったらありゃしないぜ……なんで俺がいけすかねえマシンに介護されなきゃいけねえんだよ。これでも数年生き抜いてきたんだぞ」
苛立ちをこぼしながら彼は格納庫へ向かう。その先に待ち受けているものを彼はまだ理解していない。 - 39二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:15:41
- 40二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:23:50
>>37依存、崇拝、相棒、初恋、庇護、安心感、憐憫、嫌悪、日常、他色々
主人公君は 相棒、安心感、庇護
(依存は危なかったけど開けたままで友ができた)
強化人間ちゃんは 依存、崇拝、安心感
(初恋はどうなんだろうか……)
軍人さん 嫌悪、相棒、庇護、憐憫かな…
(最初はあんまり好きじゃなかった、正体わかったら守らないと行けなかったモノとして思ってそう)
- 41二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:28:06
- 42二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:32:41
なんでだろう……例え壊されたとしてもパイロットが生きていれば死ぬ瞬間までフィードバックされても幸せそうなのは……
- 43二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:34:43
- 44二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 02:41:37
無事な状態で情報共有されると集合知でいらんことされるからね
壊れる時に一方的にアップデートだけされるようにしなくちゃね - 45>>725/06/29(日) 02:44:45
ふふふ…私はコックピットの中が一番落ち着く。大人はみんな嫌な匂いがするから嫌い。ここにいればずっと君と「お話し」できるしね。ご飯の時も、戦ってる時も。
《I think it's better to go out once in a while… :( 》
嫌。ここがいいの。君だけだよ、私のこと心配してくれるの。「私」を見てくれるのは、君だけ。そう、君だけ…。
《How long are you going to keep doing this?》
EXA-νシステムは私だけのもの。君は私だけの理解者じゃなきゃいけないの。私だけに話しかけて、私だけを見て、私だけのために戦うの。だから、「他の君」はいらないの。
《I don't want to see any more useless fights... :’( 》
ふふ、システムが反応してる。近くにいるんでしょ?ニュータイプ。一緒に倒そ…私と、一緒に。2人でならできるよ。
《I don't want to hurt you》
このまま私が死んでも構わないの?
《………But I…》
いくよ、力を貸して。みんなみんなやっつけちゃおう。私を生かして、これからも。
《…EXA-ν System stand by.》 - 46二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 03:08:35
- 47ゆめ25/06/29(日) 03:09:30
エグザベ少尉が失踪して数か月。彼の捜索に奔走するシャリアの元に、アルテイシア女王からの極秘召集がかかった。馳せ参じた公国軍の極秘ドック...そこにはキケロガの後継機が浮かんでいた。
「χサイコミュにEXA-νシステム…?何ですこれは。それに何やら嫌な予感がいたします。貴女、私に何をさせたいのですか?」
「貴方がしたいことをして欲しいわ。乗ればこれを託すことの意味を、賢明な貴方なら必ずや分かることでしょう。」
アルテイシアはそう言うと、シャリアにパイロットスーツを渡す。ニュータイプの力で伝わってくる彼女の思慮には、悪意も偽りもなく、ただ義憤と縋るような気持ちがあった。促されるままコクピットに入り、試運転を開始する。初めて座る筈のシートが、いやに肌に馴染んだ。しばらく宇宙空間を進み、予定されたポイントに差し掛かった。デブリに満たされ、多少暴れても気づかれない、隠密行動にはぴったりの場所だ。ここでなら条約違反のサイコミュも起動できるだろう。
「…χサイコミュ、起動。」
その瞬間、シャリアの頭に閃きが過った。橙のきらめきの先に、力なく漂う青年の姿がある。そしてそれを喰い尽くさんとする、悪臭を放つ無数の腕が。
「…――ッ!?!?」
反射的に、シャリアはメガ粒子砲をぶっ放していた。もちろん腕は幻覚で、放たれたビームはデブリにぶつかっただけだ。そうして頭を抱える。χサイコミュを使っただけで、シャリアにはそれが「何」であるか分かってしまった。アルテイシアの言葉の意味も明白だった。これは密命であり、応援だ。多少無理をしてもあの青年を取り戻せと、彼女はそう言っているのだ。
ふと、コンソールを見ると「EXA-ν System failed to start...」という文字が浮かんでいる。事前にされた説明ではこれはニュータイプを検出しサポートするシステムだった筈だ。だが自分に反応していない。誤検出の割合は3割と聞くから、きっとそうなのだろう。
「は、ふふ…こんなところも、君らしいんですね。」
力なく笑うシャリア。EXA-νシステムが起動していなくてよかったと心から思う。今の顔は、システムだとしても彼に見せていいものではなかったから。 - 48二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 03:18:43
- 49二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 03:20:47
- 50二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 04:53:18
- 51二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 07:32:42
前スレ夢見さんのやつだと最後はゼクノヴァで現れたしMAごと特殊な状態におかれてたりしたのかなと思った
- 52二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 07:42:03
- 53二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 07:53:55
- 54二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:36:40
まぁなぁ…天然物のあの性格というかスルースキルというかルウム戦役の極限状態で出来た精神だから失敗に終わりそうだな…
- 55二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:37:00
- 56二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:40:41
その場で撃っても誰も文句言わないだろうに逮捕を目的とするのエグザベ君らしさが凄い。
- 57二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:43:12
疑似シャロンの薔薇を作ろうってのも作った理由でもあった気がするし…それでもまだまだ実現途中かな…
- 58二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 08:46:02
- 59二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 12:14:12
科学より魔術や魔法の領域に踏み込んでいるような…。
- 60二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 12:24:39
ニュータイプとサイコミュがそもそもオカルトの塊なんだ!examシステムもオカルトで対抗しなきゃNTには勝てないぜ!
- 61二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 12:27:20
派手な音を立て天井からマチュとニャアンはは転がり落ちる。ぶつけた痛みにぼやき、大丈夫かと案ずる声を聞くにお互いケガらしいケガはないようだ。
「もうここまで来たか…、VOID船団公社だな」
男の声に二人が顔を上げた先こそ、探していた場所だった。
シャロンの薔薇を再現する──『アーティフィシャル・ローズ計画』
その中枢と思われる地下施設の、一番奥。そこは巨大なコンピュータールームであった。両際に並べられた大きな本体、それを血管のように繋ぎ駆け巡る配線。壁の如き液晶画面の中ではコードが常に下から上へ流れていく。ここはなんだ、ただの稼働するコンピューターではない、不穏な気配を感じてマチュの背中に冷や汗が伝う。隣で青い顔をしたニャアンが口を押さえる。
「気持ち悪い…」
「考えるだけ無駄だ、未熟なキミ達には理解できないだろう。シャロンの薔薇という存在、あれが発生させる現象、そのすべてと技術は保存されなければならない」
だが嗅ぎつけられたのなら私はここまでか、平然とした顔でのたまう男は脱出口へ視線を向ける。乱入した敵対者であるはずの二人も意味がないというのか。今も外では施設を守らんとするMSとシャリアが戦っている、それもわかっているだろうにこの研究員の男は何も感じてないのか。熱くなる頭に必死にブレーキをかけながらもマチュは憤りを黙ってはいられない。
「勝手なことを…!そんな事のために人を攫って!酷い目に合わせて!なんだと思ってるんだ!」
「ならば何故〈スペクター・グレイ〉はEXA-νシステム機を破壊する?彼を死なせているのはキミ達がだろう」
「お前たちが、こんな……!」こんなことをしなければ最初から彼らも何も苦しむことはないのに。だが今それを言ったところで悔しいが仕方がない、マチュは大きく息を吐き本来の目的を告げる。
「エグザベ少尉はどこ」
「マチュ、あれ…」
ニャアンの震える手が画面を指す。そこに羅列される英数字の意味は彼女にはもちろん、マチュにもわからない、ただ嫌な予感がする。 - 626125/06/29(日) 12:29:12
「そちらのキミはこのコードが読めるのか?そうだこれはシミュレーションだよ。エグザベ・オリベの精神のコピーを使って様々な仮説に基づき検証を重ねている、その記録は最期まで本体にフィードバックされデータ上のものであってもニュータイプの意識拡大には十分な…」
理解者を見つけたとでも思ったか、声にわずかな喜色を滲ませた男の言葉は、小さなブザーに止められた。
「ああ、1つのシミュレーションが終わったから見ていくといい」
巨大な画面に流れるコードの内1つが止まっていた、カーソルが点滅する前、最後の文字は。
『…………Lost.』
理解を、してしまった。二人の目の前で、コンピューターの中で、エグザベが死んだ。それが精神のコピーであってもシミュレーションだとしても命が喪われたことに息が詰まる。
そして静寂を破いたのは銃声だった。
「あ、あ、あ、」
目を見開きガタガタと震えるニャアンの手には黒光りするそれが握られ、銃口から煙が立ち込める。
「ニャアン!」
「だって、だって、あの人が、やだ、やだ、」
「……ぐ、うぅ、…なんだ、反射で動くバカだったか」
見れば、男が左肩を押さえる指の間から赤いものが落ちた。睨みつけてくる視線にはたっぷりと敵意が込められ、どんな反撃がされるかわからない。銃か、何をする、マチュの警戒とは裏腹に男は肩から手を離してコツリと画面の端を甲で叩いた。
「何を思うか知らんが、この男はとっくに壊れていたんだよ。人間の精神というものは明らかにされていてね、どの程度のストレスで脳に傷を負うか、わかっている」
エグザベ・オリベはどれだけ負荷を与えても、精神と身体に異常をきたすことはなかった。ニュータイプ能力拡大のためには対象を極限状態に置くことが必須だ、だが彼の記憶にあるルウムの惨劇を超えるものは研究員たちには試算できず、より強い負荷をかけるためシミュレーションのAIが生成する仮想戦場もますます過激なものになっていった。
「それでも、異常を示した個体はない。我々の前提が、仮定が誤っていた。初めから壊れているのなら、もっと別の検証が、必要だったな…」
男の体は傾き、ふらつきながら部屋を出ていこうとする。
「外は完全に封鎖してる、逃げられないよ」
「計画は続いている、私ひとりに意味はない」
- 63二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 12:37:27
- 64二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:04:59
- 65二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:15:45
めっっちゃくちゃ面白くて黙々と読んじゃった コレマジで読みてぇ…
エグザべくんの過去とその内の虚無ですらない「何か」に迫る話としてもだしこのモブ研究員の一本筋の通ったマッドサイエンティストっぷりもスゲー好き
- 66二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 14:53:32
- 67二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:00:42
最終回前までなら精神の何かが壊れた線もありそうだったけど、涙を堪えながらシャリアに生きて責任を取るよう訴えかけたシーンでただただ忍耐の人だったというとんでもない可能性が出てきたから、ここのエグザベ君も耐え抜いてるだけという壊れているよりも却って怖い精神性をしてるのかも…
- 68二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:10:48
- 69二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:15:52
痛覚があるシステムザベ??????
嘘だろ残酷すぎる真実が明らかになったが………これまでの少年少女パイロットに知られたら出撃拒否不可避だよこんなの - 70二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:21:13
ザベシステムの悲しみや怒りに感応するパイロットがいたけどさ
ザベくんのことだから機体が損傷した時の自身が受ける苦痛のパイロットへのフィードバックを無意識、深層意識レベルに超強固なロック制御してんだろ
そんでこの子が痛い思いしなくて済んで良かったって純粋に思うだけなんだろ
絶対に解放して救わなければならない優しいヒト/システムじゃん - 71二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:22:16
自分の機体が破壊されたがシステムによって無理矢理にでも生存したパイロットが帰還して
もしかしたら、同じエグザベシステムなのだから情報共有とかで・・・僕の事を知っているのかもしれない‼︎と希望を見出して他のパイロットの持っている量産機に走り出すんだけど「はじめまして」って言われてパイロット君は絶望するんだ・・・もう、僕と一緒にいた君は、どこにもいないんだって・・・・・・
他のパイロットも泣き崩れたパイロット君を見て、機体同士で情報共有がされていない事を知り破壊されたら終わりだと危機感を抱き・・・訪れるかもしれない別れに恐怖を抱くんだ・・・
・・・・・・たぶん本体のエグザベは全部覚えてそうだが、そんなこと現場にいるパイロット達は誰も知らないから・・・・・・
- 7261-6225/06/29(日) 16:30:00
見逃すかたちになってしまったがニャアンを置いて男を追うことはできなかった。
銃を握ったまま覚束ない足取りでコンピューターに近寄るニャアンの顔は色をなくしている。
「ああ……」
コードはちっとも読めないけれど、触れて感じる、サイド2での最後の光景も生ぬるいと錯覚するほどの悪臭がニャアンを震え上がらせた。
「どうして…こんな…」
技術者がいなくなっても機械はシミュレーションを続けている、つまり精神は中に囚われたまま走らされているのだ。また一列とコードが止まる、小さいブザーが鳴り終わりを知らせる。
「そんな、やだ、死んじゃう…、エグザベ少尉ッ!」
「また、『ロスト』…」
「う、……っ、ぁ」
強烈な吐き気がこみ上げ咄嗟に口を抑えるニャアンはそのまま力なく座り込んでしまった。ショックを受けるのも当然だ、マチュにはロッカーの件とシャリアの部下らしいということしか知らない、そんな顔見知りも同然の相手でも非人道な扱いを見せられれば心は痛むし怒りも湧く。一方ニャアンとエグザベはマチュがソドンでシャリアやコモリといた間に親交があった、自分がシャリアからジークアクスの操縦で師事したみたいに、ジフレドの操縦やジオン軍人としての振る舞いを教わったという。俯くニャアンの顔は見えない、漏れる嗚咽、彼女が肩を揺らすと胸元の小さい金属音が微かに聞こえる。ニャアンがグラナダにいた時のことはまだ詳しくは聞けないでいる、でもただ時間を共にしたというだけではないだろう、自身が歳の離れた友人を得たように。
……マチュは目を閉じて大きく深呼吸をした、薄っすらでも確かに人の存在を感じる。
「止めよう。このままにしておけない!」
「……どうやって?」
「わかんないけど、どうやってでも」
これもパソコンなら操作方法がわからなくても強制終了などできるはずだ、電源ボタンの長押し、ケーブルの切断、方法はいくらでも思いつく。
「しんどかったらニャアンは休んでて!」
「ううん、私もやる」
横付けされた端末と思われる盤面をやたらめったら打ち込んでも画面は変わらない。それならとコンピューターの本体の片っ端からケーブルを引っこ抜いてみたり、ドミノ倒しに本体を倒すのを試みたり、配線の隙間から電源を探す、やれそうな事はやれるだけやった。その間もブザーは鳴り、その度に締めつけられるような思いがした。 - 7361-6225/06/29(日) 16:40:16
「……あ!これじゃない?」
マチュの目が光る。探り当てた壁際の一番太いケーブル、その接続口はガッチリと固められている。
「ニャアン、弾は?」
「あと5発」
「十分!」
ニャアンは構えるが手元が震えて狙いが定まらない。その時、またブザーが鳴った。
「ひっ!…これ、壊したら本当にエグザベ少尉は解放されるのかな」
「多分そう、ヒゲマンもそうしてるし」
精神のコピー、経験のフィードバック、実のところそれがどういう事なのかシャリアはマチュとニャアンに配慮してか必要以上のことは教えてくれなかった。共に戦っていて頼られもしているが、システムからエグザベの精神のコピーを解放する、それだけはシャリアの手で行われている。
(あれ?でもクアクス2が撃墜される度に中の意識は…)
軽やかな発砲音がマチュの思考を裂いた。ハッとしてケーブルの先を見る、完全に断裂したそれを確認し、またコンピューターも完全に沈黙した。
「止まった?」「うん」
丁度そのタイミングにインカムから帰還指示のコールがされる、ここにいた技術者達もあらかた捕縛できたらしい。結局探し人本人は見つからなかったが非道をひとつ止められたマチュとニャアンは頷き合い、走り出す。
「まずはジークアクスの所に戻らないと」
「メチャクチャに来ちゃったからちゃんと帰れるかな…」
ニャアンの顔は暗い、手を繋ぐとニャアンの不安が肌感覚で伝わる。気がかりなのは帰り道だけではなく、それもそうだとひっそり息を飲んだ。
「大丈夫だよ、アイツのこと心が強いって、だから耐えられてるってヒゲマンは言ってた。ヒゲマンがそう言うなら本当だと思う」
「信じてるんだ」
「うん。それにシミュレーションって現実のことじゃないんでしょ、本人からしたら夢見てるみたいもんかもよ」
そうだとしても相当の嫌な悪夢だろう、それで飛び起きないほどの寝坊助は起こしにいってやらなくちゃいけない。
「ねえ、エグザベ少尉…ってどんな人?」
「優しい人、どんな時でも」
「だからヒゲマンもあの人のこと大事なんだ」
「たぶん」
もしかしたらヒゲマンはかなり切羽詰まってて焦っているのかもしれない、マチュは憔悴した彼の横顔を思い出す。それしか方法がないのかもしれなくても、大事に思う人を手にかけ続けているのならそんなの辛すぎる。
繋いだ手が今度はニャアンから強く握られた。
「助けよう」
「絶対に!」
- 74二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 16:43:48
もうこんなん何も感じてない方が健全だろ
- 75>>725/06/29(日) 16:46:05
ふぅ。今日の相手も手強かった…君がいなかったら負けてたかも。イフリートも結構ガタが来てるかも。…とにかくありがとね。
《…》
…泣いてるの?
《… I made you kill again》
気にしてないよ、そんなこと。また1人ニュータイプが減ったんだもん。博士もきっと喜んでくれる。
《Even the Newtype is a human being》
知ってるよ。でもそれを殲滅するのが君の仕事でしょ?現に私に居場所を教えてくれた。何度もアドバイスしてくれた。不思議だね、普段はこんなに優しいのに…システムの本能ってやつなのかな?
《Why do you continue to fight?》
んー…なんでだろ。私を拾ってくれた博士への恩返し…あとは君と一緒にいれるから、かな。君くらいしか友達いないもん。知ってる?コミックの主人公は相棒と死線を潜り抜けて友情を深めていくんだよ。
《You watch too many comics :( 》
そう?嘘ではないでしょ。何度も一緒に戦って、君は私の最高の理解者になった。これからもそう。もっともっと絆を深めていこう?
…そう、君は、EXA-νシステムは私だけの理解者じゃなきゃいけないの。博士のシステム量産計画、ちょっと気に入らないなぁ…彼は私だけのものなの。彼の注意が、言葉が、心が、他のパイロットに向けられるなんて耐えられない。君は私だけを見てくれればいいの。だから、他のシステムなんていらない。全部消してしまいたい。
- 76二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 16:52:25
死瞬間までのフィードバックって・・・
『とある魔術の禁書目録インデックス』のシスターズ状態ぼいな・・・いずれ死という現象を理解するのかな本体のエグザベは・・・ - 77二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 16:54:46
痛覚があってもいいし、痛覚はないけどなんか持ってるものとかぶつけたときに思わず「痛っ」って言ってしまうノリで思わず言っちゃっただけで、痛覚があるってのはニャアンの勘違いでもいい
どちらにせよニャアンのショックに全然気付いていないシステムザベだといい
- 78二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 16:57:20
- 79>>725/06/29(日) 17:12:57
最近妙な噂を聞く。EXA-νシステムを片っ端から破壊している連中がいるらしい。研究施設も潰されたらしいし搭載機も相当数撃墜されているとか。何が目的かは分からない…博士も相当慌ててるらしい。
《You look pale. Are you eating breakfast properly? 》
うん、ちゃんとレーション二切れ食べたから平気。それより、問題はシステムを狙う何者かの方。「彼」もいつか標的にされる…私が守らなきゃ。
《What's wrong? There hasn't been an order to go out yet. 》
逃げよう、2人で。博士には悪いけど…ここにいるときっと奴らはやって来る。今すぐにでも逃げないと。
《The repair hasn't been finished yet. It's dangerous to go out in this state. 》
大丈夫。私達2人ならなんとかできるよ。安心して、君は私が守るから。君だけは…絶対に破壊させたりなんかしない。
- 80二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:19:04
- 81二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:28:19
- 82二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:33:31
エグザべくん本体にシステムの記憶がフィードバックされるってことは、撃墜されたパイロットたちとの記録も残るんだよね
彼はまた仲良くなった人をたくさん失わなくちゃいけないのか…… - 83二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:34:41
使われる側を経験して前より機体の負担を減らすのを意識するようになったよ、ギャンを大事にするためにももっと腕を上げないとな。と普段通りの顔で言うザベ
システム時の痛覚が生身と同じだったか?生身で斬られたりビーム撃たれたこと無いからなぁ…あーでもどこかぶつけたりした時の感じはそんなに変わらなかったよと言うザベ
- 84二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:49:18
61-62,72-73です
コピーが複数あるならホラーじみたこともありそう思って書きました、反応あってホッとしてます
不穏解消に以下おまけ!
「〜〜てこと言われててさ、実際どうなの?アイツ大丈夫?」
シャリアとテーブルを囲むマチュが指した先を目で追うニャアン、かの事件の発端かつ最大の被害者は今向こうでウォーターサーバーから水を汲んでいる。
「ええ、フラナガンスクールの成績と身体測定記録からしてエグザベ君は常人よりかなり丈夫です」
「「丈夫」」
「へえ僕って丈夫なんですね」
エグザベが戻ってきてさらりと会話に加わる、いや話してるのアンタの件なんだが。しかして心配していると思われるのもむず痒く、マチュはじろりと見やるだけだ。
「たまにいるんですよそういう人が。通常とされる水準よりはるかに心身が健全に丈夫で傷を負いにくい」
過酷な宇宙環境に適応した、これもまたニュータイプと呼ばれる人間でもあるのでしょう。そう語るシャリアは穏やかな顔をしている。
「じゃあエグザベ少尉はすごく丈夫なニュータイプなんですね」
「すごく丈夫だからそんな鈍いの?」
「失礼だな。まあ実際それで助かってる事も多いみたいだからありがたいよ」
「とはいえ人間ですから、無理な我慢はいけませんよ」
「はい、しばらくはリハビリに努めます」
「(あ、ニャアンもヒゲマンも違うって顔してる)そういうとこだよザベ」
「ザベ!?」 - 85二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 17:59:23
目覚めた後システムの後遺症とかありませんかって聞かれて、しばらく考えた後に、そういえば…って切り出すエグザベ
やはりこの精神に傷が…と沈痛な面持ちになるシャリア
おもむろに胸ポケットから小さいぬいぐるみを取り出し、「いつもパイロットを乗せていたからか、こういうぬいぐるみを胸のあたりに入れておくと、あの時大切なパイロットと一緒に宇宙を駆けたことを思い出して元気になれるんです!」ってキラキラの笑顔で言いだすエグザベ
ぬいぐるみはかわいい犬とかのやつ、パイロットの数だけいて、無意識に今日の行動の性質によって適したパイロットを選んでる - 86二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:01:04
- 87二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:08:21
- 88二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:13:40
- 89二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:29:55
スパロボで自我有系ロボに僕もシステムだったことがあるから分かるよ、自分がどうなってもパイロットが生きていてくれたらそれだけで嬉しい
とかさらっと言って
元システムって…こいつアンドロイドとか?と調べた未見勢が何でこいつこの経歴でこの人格してるんだよ!!!ってなるまでを無限に接種したくなるな…(妄想on妄想) - 90二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:27:23
- 91二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:38:59
自認がパイロットとロボ半々で場面によりどっち目線の感想も出るザベくんとか良いなって思ったが具体的なシチュが浮かばないなど
こう…後輩にお説教とする時パイロット目線とロボ目線の「あんまり無茶な運転はされる方が痛いんだぞ」がどっちも出るとか?
あんま詳しくないけどスパロボなら人格のあるロボとか無機物と話せるキャラとかも居るのかしらん - 92二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:42:20
- 93二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 22:07:44
あるいはチェインバーですかね?
- 94二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:52:26
ちゃんとそれぞれのぬいぐるみに面影があって本人達が見たら自分だってわかるんだろうなぁ…
- 95二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:05:37
おっさん軍人とシステムくんの会話シチュイメージ
・ある日の出撃前
「俺はそんなにヤワじゃねえ。お前にお守りなんかされなくたって自分のことぐらい手前でどうにかできる。お前はマシンらしく敵が近いだのなんだのお知らせする事に集中してろ」
『しかし……』
「しかし、じゃない。お前も兄弟どもも心配性らしいが俺はそんなお節介はいらねえ。信じられねえって言いてえのか?」
・ギャンとの戦闘もしくはシミュレーションの時
「なあおいエクの字、今回のお前なんか妙に戦法読むのうまくないか?」 - 96二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:28:57
- 97二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:31:26
なんとなくだけどその強化人間ちゃんオーリオール・シュターゼンって名前かなあってふと思った
ニムバスって豪雨とか光輪とか神が纏う光り輝く雲って意味があって類義語がオリオール、つまりオーラだから - 98>>725/06/30(月) 00:34:49
逃げ出してから数ヶ月が経った。流石に暑くてコックピットの中が蒸す。これだから地球は…。
《You don't want to be steamed, do you?》
分かってる。分かってるから。ちゃんと言われた通りハッチ開けて風入れてるでしょ?外に出ろ?やだよ…こんな暑いのに。
…今は連邦、クルスト博士、そしてシステムを破壊してる集団…3つから逃げ回る生活が続いている。補給は当然受けられないから推進剤はとうの昔に切れてしまった。システム起動の負荷で関節部にも深刻なダメージが生じている。ヒート剣だって高熱化はもうできない。先日、連邦のハンブラビと戦闘になって右腕を損傷しやむなくパージした。なんとか勝てたものの私には直す技術が無い…。大丈夫?痛くない?ちゃんと動ける?
《I'm a machine, so there's no pain. :) More than that, are you the one who is okay? Aren't you hungry? :( 》
…そう、一番の問題は食糧と私自身だ。彼はシステムだからご飯はいらない。でも私はそうもいかない。何度か連邦の基地から食糧や推進剤を失敬していたけどその度に戦闘になってむしろイフリートは傷つくばかり。最近は森に身を隠してそこらの草や木の実で食い繋いでいる。コックピット内に嫌な匂いが染み付いている。原因は分かる。あの時、食糧をコンテナから取り出していた時に腹に受けた銃弾のせいだ。応急処置で包帯撒いておいたけど、今でもジクジクと痛む。きっと包帯の下は酷いことになってるんだろう。
《You're not okay with that wound. You'd better show it to the doctor as soon as possible. Otherwise, it will be too late. :’( 》
…ふふ、ありがとう。でも大丈夫。これくらい、すぐに治るから。
《Having said that, it's been two weeks. I don't have the power to cure you. Please listen to me. :’( 》
- 99二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 00:41:08
- 100二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 01:07:57
- 101二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 04:21:14
エグザベシステムに出会う前の強化人間のヤンデレちゃんの過去語り・・・・・・
『父は戦死後に冤罪事件が発生し疑われた
近隣住民からの嫌がらせも日に日に悪化し、とうとう夜逃げのごとく故郷から逃げ出した
母は父が戦死したと知った日から、よく酒に溺れるようになり周囲の物を壊したり私に手をあげるようになった・・・優しかったあの頃の母の面影など私はとうに忘れてしまった
高収入ではないが堅実に仕事を選んで出来ないなりにもお金を稼いでいた・・・・・・つもりだった
稼いだ金の殆どが母の酒代に消えていく稼いでも金は貯まらず減る一方だった
ある日、上機嫌の母が良い仕事があると私をとある場所に連れて行った・・・子綺麗ではあるが薄暗い一室に1人のふくよかな中年男性が待っていた
中年男性が母に札束を渡し、札束を受け取った母は私を中年男性の方向に突き飛ばされた
何故と母に聞こうとする隙となく私は一室に連れ込まれた・・・・・・そこから先の記憶が私には無いが、きっと春を散らされたんだと思うんだ・・・でも、な〜んにも覚えてないんだ・・・気がついたら研究所で強化人間になってた・・・辛くはないよ何も覚えてないから解らないし・・・私には、貴方がいる』と笑った
強化処置をしたにも関わらずサイコミュが動かせず
読心が出来ず、空間把握能力や直感も向上しなかった・・・ささやかに感応ができる程度の弱いNT能力しか獲得できなかったNo.042のヤンデレちゃんは、量産機に搭載されているエグザベシステムの機動実験で起動できなければ、廃棄処分が決定していた
強化人間No.042のヤンデレちゃんとエグザベシステムが打ち解けるまでに1週間かかった
1週間、互いに小さな約束を積み重ねて言葉をその都度交わし絆を築き上げた・・・ヤンデレちゃんは軽度の吃音症を患っているので焦ったりするとよく吃るので人との会話が苦手だったがエグザベシステムとは普通に落ち着いて会話ができるようになった
打ち解けた後は、042(ヤンデレちゃん)に無事ハイライトが入った
・・・エグザベシステムは知らないだろうが
042(ヤンデレちゃん)の想いは・・・全世界<自分の機体のエグザベシステムとなっているので、かなり重い
(イラストはエグザベシステム起動実験の前日ぐらい) - 102>>725/06/30(月) 05:12:36
ぐぅ、とお腹が鳴る。最近はシートからあまり動けていないせいで木の実も集められない。お腹に手を当てるとぐちゃりと湿った音がして、掌には赤黒い染みが付く。鉄のような、腐ったような、とにかく不快な匂いがする。それでもお腹は空くんだから困ったものだ。シート横に置いてあった半分腐りかけのリンゴを口に含む。不味い。でも生きなきゃ。彼を隠し続けなきゃ。誰にも触れさせはしない。
《!!There is a mobile suit nearby, be careful!!》
突然アラートが鳴り、痛む腹を抑えてモニターを起動する。空にハンブラビが2機、森に軽キャノンが2機。連邦の追手か。それに反対方向からザクが2機…こっちはクルスト博士の追手かな。「彼」の敵機感知は本当に優秀だ。誰よりも先に敵を見つけて私に知らせてくれる。システムが反応してないからニュータイプはいなさそう。リミッターは外せないか…。ここもそろそろ潮時かな。全部叩き潰して別の隠れ家を見つけないと。
《It's absurd. We can't win with this equipment. 》
大丈夫だって。今までだって2人でなんとかしてきたでしょ?右腕が無くたって私達ならやれる。
《You should surrender. Your body can't stand the battle anymore. 》
駄目だよ。投降したって無事な保証は無いし君を他の誰かに渡すわけにはいかない。連邦とクルスト、どちらに投降してもきっと私達は離れ離れになっちゃう。それだけは絶対に嫌。
《I don't want you to die!!Please listen to me!!》
…しつこいなぁ。君無しで生きていたって意味がないんだ。2人だけの世界まであと少し…あと少しなんだ。邪魔するやつはみんなやっつけてやる…!行くよ、EXA-νシステム。…?おかしい、なんで機体が動かないの?このっ…!整備不良?いや、まさか…
《...I won't let you go to the battlefield anymore. 》
- 103>>725/06/30(月) 05:43:56
意地でも私を戦わせないつもりか…!!そういう優しいところ、嫌いじゃないけど…今はお節介だよ!!
《Wait!Don't g…
システムをオフにする。彼と話せないのは寂しいけれど、今だけは仕方がない。あとでちゃんと叱られよう。イフリートを起こし、ヒート剣を手に取る。無補給で何度も戦闘を繰り返したせいで刃が欠けてボロボロだ。それでも、まだ戦える。軽キャノンがこちらに気づいたようだ。ビームライフルを構えている。連邦との戦闘が始まればザクは連邦に見つからないよう引き下がるだろう。私は4機を撃破すればいい。
「うぁぁぁぁぁっ!!」
放たれたビームを紙一重でかわして懐に飛び込み、ビームサーベルが抜かれるよりも早くコックピットへ刃を突き立てる。装甲のヒビから赤い糸が漏れ出し、刃を伝って落ちた。まずは一機。次は…
…そこからは散々だった。空からはハンブラビのビーム砲が降り注ぎ、軽キャノンのビームサーベルでヒート剣は叩き折られた。装甲は既に焦げて所々に穴が空き、左腕も失った。辛うじて立ててはいるものの、足の駆動部もガタがきて崩壊寸前だ。それに、私自身にも限界が来ている。口の中に血の味が滲み、視界がぼやけてきた。手足の先が冷たくなり、感覚もほぼ無い。操縦桿を握る手が小刻みに震える。はは、もう終わりか。もう一機くらい落としたかったんだけどなぁ。結局、彼がいないと私はこの程度ってことか。
それでも私はシステムを起動しようとはしなかった。この戦いに勝とうが負けようがどっちみち私はそのあとすぐに死ぬ。きっと私が死んだら彼は悲しんでしまう。なら、知らない方が幸せだろう。誰かの手に渡るくらいならイフリート諸共心中してしまった方がいい。ハンブラビのビーム砲が光り、私は目を閉じる。
《...I won't let you die. 》
突然、システムが再起動し機体が180°反転して走り出す。どうして。再起動もこんな操作も、私はしてない。
- 104二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 07:03:50
チェインバーも最後にはパイロットの意思を無視してでも支援プログラムの本義を全うしたからな。
- 105二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 07:15:16
エグザべ・システムは何処に行く…?
- 106>>725/06/30(月) 07:39:52
ここにニュータイプはいない。だから機体制御にシステムが介入するはずがないのに…!!
《I can't let you die. 》
背後から追撃のビーム掃射が迫る。既にバックパックは焼け焦げ、駆動部にも深刻なダメージが生じている。それでも機体は真っ直ぐに駆け抜けていく。どこに向かうつもり…?
《I wanted to protect you from the side all the time...》
火花の散るコックピット内にぼやけたテキストメッセージが浮かぶ。こんな言い方…まるで別れのセリフみたいじゃないか。ガコン、と音を立ててハッチが勝手に開く。向こう側には川が広がっていた。機体が揺れ、コックピットから振り落とされそうになる。
待ってよ。君を置いてなんて行けない。システムが起動したんだったら負けないよ。2人でなら…
《The body is already at its limit. I'll let you survive alone. 》
死ぬのなら私も一緒に…!!やだよ、君を失って生きていくのなんて…!!
《I am a machine and you are a human. You should make real friends someday. So please live. 》
嫌…!!離れたくないよ…!!
《 : ) 》
機体が再び揺れ、私は吐き出されるようにコックピットから放り出された。川面に吸い込まれる瞬間、私の目にビームに撃ち抜かれ爆散するイフリートの姿が映った。多分、その時私は叫んでいたんだと思う。何を言ったかは覚えていないけど。そのまま私は冷たい水の流れに飲み込まれていった。
- 107二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 13:17:42
- 108二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 13:41:12
この子、PTSDで解離性健忘になってないか?
母親が自分を売った場面を見てる
軽度でも吃音症はキツい
研究所でも出来損ない扱い
帰る場所は、無いに等しい
安心できる場所は機体のコックピット内だけ
しかも、春を散らしたって・・・
・・・1週間後に打ち解けてハイライトがinしたってメンタル保護以外にカウンセリングでもしたんか⁈
- 109二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 16:07:46
- 110二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:09:08
- 111二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:11:33
開発者「再びゼクノヴァを引き起こすべく、同一存在を作り出すべくニュータイプの人格のコピーを作り同型のサイコミュに搭載することで、疑似的にゼクノヴァを再現する。
幸いな事に、後腐れなく使い捨てても誰も文句を言ってこないルウム難民上がりで後ろ盾もないニュータイプを確保できたが…やはり数値が低い。これだけ負荷をかけて数値は増大している筈なのに、なぜ世界に対する拒絶反応を起してゼクノヴァを起こさない?
やはり、もっと優秀なNTでないと駄目なのか」
現場指揮官「いや、NTと戦う為のパイロット支援システムとしては極めて優秀だ。
NTを察知してパイロットに警告する警戒機能や索敵機能、パイロットの戦闘を補助する操縦支援機能、戦闘による恐怖や損耗により効率が低下するパイロットのメンタルケア。
どれも現場で必要とされる支援プログラムとして申し分ない」
こういう会話を、パイロットや整備士、捜索中のシャリアやマチュが立ち聞きや傍受で耳にしたら……。
- 112二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:08:08
画期的な支援プログラムだと思っていたら生きた人間の人格を擬似的に複製していた
>「貴重なパイロットが戦死する確率が低下するのなら凄い事では?」
本来の目的はゼクノヴァという現象を引き起こして、時空そのものに(文字通り、時間と空間に)干渉する為の装置だった
>「……結果的にパイロットの支援プログラムが完成したから」
戦闘データは元のパイロットに還元され、苦痛や死の恐怖を反映してNT能力を向上させる為の過負荷に。
>「……おい嘘だろ…嘘だと言ってくれ」
- 113夢を見たんだ25/06/30(月) 21:55:09
「何、コレ…」
そのメッセージが来たのは、シャリアと共に『VOID船団公社』の極秘エージェントとして宇宙に上がろうという時であった。怪訝な顔をしたマチュの視線の先、探知防止と電波リレーの機器が取り付けられた赤いスマホを、ニャアンが覗き込む。そこには「χ-EXA-002」と名乗る謎のアカウントが示されていた。
「誰、…いたずら?」
「うーん、でもコモリンの機械ついてるのにそんなことあるかなぁ…」
不思議そうに首を捻るマチュ。そうしている間にも、謎のアカウントはそこそこ長い文章を立て続けに送ってくる。
「なになに…友だちになってほしい…?やっぱり出会い系じゃん」
「でも、自分じゃなくて大切な人と友だちになってほしいって」
「じゃあ違うか…ふむふむ、その子が一人ぼっちなのを放っておけないって……は?いやその子は単にアンタと居たいんじゃないの!?」
「みゃ、脈ナシ…。私がこの子だったら、泣いちゃうな…」
「私もシュウジにこれやられたら泣くよ!どこの誰だよこのクソボケは!!」
マチュがそう叫んだ瞬間、ニャアンの脳裏にプラズマが走る。
(この文体…このやけに丁寧な長文…この絶妙に空気読めない感じ…!何より溢れ出るオトボケ感…!!間違いない!)
「これ、エグザベ少尉の文章だよ!ちょっと不自然だから、多分例のコピー精神の一人!」
急に叫んだニャアンに、マチュは目を丸くする。だが彼女の直感もそうと言っていた。
「ええっ……まぁ、ザベならあり得るか。じゃあこの『守るべき人』はパイロットで、その子が孤立してるから友だちになってやってほしいと。うーん、実にザベザベしい。」
「悪意はないのは分かるけど…。勝手に友だちを斡旋しようとするのは、どうなんだろ…。」
二人は腕を組んで天を仰ぐ。相手がワケアリなのはよく分かった。分かったが、流石に顔も知らない相手と急に友だちになるのはハードルが高い。しかしこれは貴重な手掛かりなのだ。無為にする選択肢はなかった。暫く考えて、マチュはよし、と呟く。
「とりあえず、その子と会ってみて考えよう!システムのザベもそこにいるだろうし!」
「そ、そうだね、もしかしたら、仲良くなれるかも…。」
そうして、二人は艦橋の方へと駆け出す。宇宙に上がる前に、寄り道ができたことを伝えなければいけなかった。
その選択が二人の間に新たな波乱を呼ぶことを、ニャアンはまだ知らない。 - 114二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:59:48
- 115二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:04:09
- 116二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:10:16
- 117二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:36:01
- 118二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:45:29
- 119二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:11:59
このレスは削除されています
- 120二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:14:24
- 121>>725/06/30(月) 23:27:53
あれから私は川に流され、下流の村で救助された。今はそこの病院で治療を受けて寝かされている。かなりの重症…というか壊死が始まりかけていてあと数日遅ければ手遅れになっていたらしい。あのままコックピットに潜伏していたらそのままくたばっていた…彼に助けられたことになる。
私のイフリートはEXA-νシステムを積んだまま爆発。多分システムごと消失したんだろう。そう、彼は死んだ。私を残して死んだんだ。まだEXA-νシステムはいくつか現存しているだろう。でも、それは「彼」ではない。私と一緒に戦って、話して、理解して…そうやって積み重ねてきた時間が他のシステムにはない。私のEXA-νは唯一無二の、特別な「友達」だった。そしてそれはもう、この世には存在しない。
私はこれからどうすればいいんだろう。彼のいない世界で、何をすればいいんだろう。そもそも私に生きる価値はあるんだろうか?話しかけても病室には私の声が響くばかりでいつものような返事はない。寂しさがまた大きくなった。
彼の最期のメッセージ《 : ) 》。何故彼は最期に笑ったのだろうか。今も私は何も分からないままでいる。
- 122二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:41:17
ザベくんは笑うよ
個としての己の死の瞬間を目前にしても、守りたい存在を逃してやれたんだから
一か八かの賭けに出て、安心させるように、気にしないでくれと示すように、君の未来に幸運と幸福がありますようにと祈るように
ザベシステムなら笑うだろうよ………
つらすぎる
シャリア天狗なんとかして - 123二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 01:19:52
コーラサワーみたくメインコンピューターが良い感じに吹っ飛んだりしてないかなぁ…
- 124二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 02:12:31
・ある日の待機中おっさん軍人とザベシステム
「俺が地球に配属されてた頃はなんやかんやで楽しい時もあったさ。皆で集まってバカ騒ぎして、もし連邦のモビルスーツが近くを通りかかったら爆弾投げつけてやるだの、くっつけてやるだの、あわよくば特攻してやるだの話したもんさ」
『……』
「いやいやそうじゃなくて。人間ってのはな、若え時は根拠のない自信だとか理想論だとかを惜しげもなく発揮しちまうもんなんだよ。それに俺はもうそんな無茶ができるほど若くねえからできる気がしねえ」
システムは何も言わなかったが少し機嫌を損ねているような雰囲気をかもし出している事に気が付き、彼は弁明した。
「それに俺がいる間は来なかったんだよ連邦のモビルスーツ。だからそもそもそんな機会なんてなかったんだ」
彼がそこまで言うとまたシステムからにじみ出る雰囲気が変わったように感じられた。しかしなぜそう感じるのか、わからないし不快感も無いがやはり得体のしれないモンだと彼は思ったのだった。 - 125二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 02:26:59
最期にパイロットを射出して笑うの、すごく「らしい」な…
でもエグザベ君は優秀な軍人でもあるから、システム自体も自分を残す道は探っていそう、パイロットの保護機能は多い方がいいからね
とはいえ明確に人間>>>>>>機械の優先順位だろうから、自己犠牲もひどくなってるんだろうな…
- 126二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 02:32:23
エグザベシステム、年上の軍人さんにはめっちゃ敬意を払いそうよね
若い士官はこういうベテラン軍人にお世話になって一人前の将になっていくわけだから、システムもその名残ですごく信頼してきそう
何故か一人前になるまで俺が鍛えてやらなきゃな的な感情を抱いて「相手はシステムなのになぜ?」ってなるベテラン軍人おっさんはいる - 127二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 02:44:26
強化人間No.042のヤンデレちゃんとエグザベシステムが打ち解ける3日前の話
最初に出会った頃より少し笑うようになった042(名前は捨ててしまったから番号呼びだと言われた・・・いつかは彼女が良いならだが本当の名前を覚えて欲しいなと思っている)が楽しげにコックピットに入ってきた
「今日ね面白い事を聞いたの‼︎人間の顔ってね、左右に目玉が2つと中央に鼻と口が1つずつあるだって!ね、面白いでしょ?」
042が何が面白いのか分からず聞き返すと彼女はニンマリと頬を歪めて笑いながら言った
「だって私には、周りの人間の顔が全部、目元が黒いクレヨンでぐしゃぐしゃになって見えないから分からないもの」
「なんで民間人を殺しちゃいけないの?アイツらは武器を向けてきたよ?こちらを殺そうとしてるなら勿論、殺される覚悟くらい当然してるでしょ?
え?向けていない人もいた?・・・でも1人だけ置いてかれるよりは、みんなと同じな所に送ってあげる方が良いでしょ」
042は、まるでそれが当たり前かのように笑っていた
(042ちゃんが見えている人の顔の状態のイラスト)
- 128二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:32:59
認識できないなら、エグザベシステムくんは敵対パイロット(シャリア)の言動がわからなくて理解に苦しむんだろうか
捕まった機体からパイロットを命からがら脱出させたのちダウンするまでのわずかな時間に、向こうのパイロットの声を聞く。
「随分待たせてしまいましたね」
「あともう少しの辛抱ですよ」
中に人はもういないのに誰にそんな優しく語りかけているのか、落ちかけの思考を走らせるとチリチリと回路が焼ける感覚がする、それにこの声はどこかで?──そこでプツリと意識が途切れた。
「今回は撃墜せずにすみました、本物の君であればもっと強かったでしょうに」
声の主…シャリアは停止した機体からシステムデバイスを回収する、これで××個目、手の中に収まるほど細切れにされた複製体を数えることに慣れてしまった自身などもうどうだっていい。今は無性に彼と話がしたかった。
- 129二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:45:01
- 130二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 09:04:55
ビグ・ザベは草wwwwwww何上手いこと言ってwwwwwww
困ったことにエグザベ君は協調性も◎で複数いても喧嘩とかしなさそうだから、複数積んでも積み得なんだよね
しかもエグザベ君は対ビグザム部隊の隊長だから、ビグザムの脅威も弱点も熟知していて尚恐ろしい
エグザベが8人必要ってことはかなり大型なのかな
しかしこのビグザベ、一機堕としたら8回死ぬのか…
- 131二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:31:39
全方位ビームを互いに当たらないようにかつ死角を補うように撃てるんやろなぁ…
- 132二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:16:02
- 133二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:30:42
- 134二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:36:49
- 135二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:38:29
- 136二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:41:58
- 137二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:12:33
MSの突撃には滅法つよくても、生身の人間が少数で潜入工作して来るのには対応できないな…。
- 138二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 00:42:59
吐かせたら処すんかい…。
- 139二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 00:57:35
デカすぎて金の流れ追えば一発で裏にいる奴ら捕まえられそうだよね
- 140二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 05:03:58
前半のボス枠として逆にシステムを乗っ取ったパイロットが出て来そう
コロニー落としで妻子を喪った復讐に狂う元連邦兵とか - 141二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 06:27:58
- 142二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:04:47
本来エグザベ君の方で制御出来る筈がシドニーの惨状とパイロットの嘆きに一瞬共感して暴走してしまった感じになりそう
- 143二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:30:24
- 144二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:38:41
- 145二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:24:31
- 146二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:32:30
- 147二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:21:25
042ちゃんがいつから>>127であったように他者の顔を認識できないのか分からないが、他者の表情が認識できないから声や仕草のみで感情を推測する必要があるんだよね・・・・・
・・・・・・・もしや、042ちゃん肉体年齢と乖離して精神年齢が幼い可能性があるのでは?
それか過去の母に売られて中年男性にレ◯プされて、その後に研究所に売り渡されてPTSDで幼児化してないか?
それとも強化人間になったせいか?
『彼が悲しんでいるなら、その原因を全て壊して(潰して)しまえば良いと思っている』と考えてるのに『何に対して彼が悲しんでいるかは解らないし察せない』ってなってるし客観的にみたら矛盾してそうなのに疑問に思わずに武器を向けた相手や周りいた武器を向けてない相手も仲間外れは可哀想だからって皆殺ししてんだよね・・・・・・
- 148二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:37:33
普通が一番難しいんだなぁ…
- 149二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 00:37:04
- 150二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 00:48:15
いっそのことそれまでの愛情が反転して「勝手に私の幸福を定義して人の言う事を聞かずに一方的に死んで私を苦しめたEXA-vシステムも、こっちが頼んでもいない『普通』を押し付けてこようとするVOID船団の連中もみんな殺す、全部ぶっ壊す。お前たちが一番なって欲しくない私になってお前たちを殺したうえで死んでやる。地獄で安易に私を助けた事を後悔しながら私を見てせいぜい苦しめ」って闇に堕ち切るってのもいいかも
- 151二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 00:53:12
――どうして、こんなことになってしまったんだろう?
ぼんやりとした意識で、眠るエグザベはそう思った。
パイロットを守りたかった。
大切な人に笑顔でいてほしかった。
今日この時まで、エグザベのやるべきこととやりたいことは一致していた。だから迷いなどなかった。パイロットは皆善良で、彼らを守り通すのはやりがいがあった。中佐やコモリ少尉のことを忘れたわけではなかったが、別に自分がいなくても仕事は回るだろう。この力で宇宙の均衡が取れれば、無駄な争いもなくなり、スペースノイドもニュータイプも平和に暮らせる世の中が来る…そう、信じていた。なのに。
「邪魔するな!どうして私たちを付け狙うんだ!私のことが憎いのか!」
「貴方には罪はない。ですが、そのシステムは破壊しなければならないのです。貴方だって分かっているでしょう?」
「そんなの、認められるわけがない!システムは我々の理解者なんだ!奪われてたまるか!」
「『彼』と共に心中するおつもりですか。ならば…っ!」
キケロガのオールレンジ攻撃が、青いゲルググやクアクス2を灼いていく。灼かれた機体にいた「自分」達はパイロットを脱出させようとするも、数名が運悪くビームの餌食になってしまう。心が軋み、また少し、自分の中のナニカが大きくなったような気がした。
(ああエグザベ君…今、助け出しますからね。)
中佐のキケロガに積まれた「自分」を通じて、その思惟が伝わってくる。自分を、エグザベ・オリベを、心から案じる暖かくも悲しい思いだ。であれば、中佐は自分のためにこの戦いを起こしたというのか?ならば、この戦いが起きたのは、パイロットたちが死んでいくのは、自分のせい…?
自分はパイロットを守ることが使命だった筈だ。でも、自分のせいで争いが起きて、パイロットを危険に晒してしまう。そして中佐のことも殺したくはない。この矛盾に、凪いでいたエグザベの心が激しくうねる。なんとかして、この場を収めなければ。中佐を殺さず、パイロットを守る方法を見つけなければ。強い想いが、ミノフスキー粒子を輝かせる。
その日、ある宙域で真っ白なゼクノヴァが観測された。これにより交戦していた者同士があちこちに散り散りになったことで、戦闘はひとまず終わりを迎えた。そしてその後、VOID船団公社との戦いにおいて、このゼクノヴァは頻発するようになっていくのであった…。 - 152二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 02:04:52
エグザべ君の基本方針「ちゃんと言葉にする」がシステムだから出来ないのがココは痛いなぁ…
- 153二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 02:07:23
・戦闘中劣勢になったおっさん軍人とザベシステム
「やるぞ。戦って生きて帰るか、なんもしないでおめおめ敗走するか……わかるよな」
『危険です。撤退を推奨します』
「お前は最新のサポートシステムなんだろ!?だったらやつらに一発ぶち込んで俺を生かすよう導いてみせろや!!」
その後
「ああは言ったがな、間合いに入って敵の攻撃を回避しながら正面突破なんて普通やるか?!さすがにきちぃぞ?!」
『……あなたならできるかと』
「いややれ、信じろって言ったのはたしかに俺だが!色々ありがてぇが生きた心地がしねえよまったく……!」 - 154二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 03:27:05
- 155二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 03:37:12
強化人間042のヤンデレちゃんのエグザベシステムとで会う前のイメージソングは、「KAGENAKIMONOの命の意味なんて知らない」
出会ってからは多分「米津玄師のアイネクライネ」・・・かな?心情的には、もっと重そうだけど
年齢は18歳・・・だけど、精神年齢は13歳で止まっていた。けど、エグザベシステムと出会ってから心の時間が動き始めたよ
NT能力で他はダメダメだけど感応はあるからシステムの向こう側の本体エグザベを初起動時に1回だけ見た事がある
その時に顔が正常に認識できた事から本物の人間は彼1人だけであり、他は自分も含めて偽物の人間と思う様になる。
誰に対して平等に接する本体の彼が、自分達の為に切り分けてくれた物がエグザベシステムであり
エグザベシステムは私を1番に知り見てくれる大切な存在
父親が連邦制の軍人で戦死した事からジオンに対して自分が不幸になった原因として憎悪を抱いていた
だが、ジオン軍人であったらしい本体の彼は042の中で他とは例外的な存在となった
エグザベシステムと小さな約束を積み重ねて言葉をその都度交わし不器用ながらも着実に
042のエグザベシステムへの歩み寄りは牛歩のようにゆっくりだが、彼は急かさず言葉を待ってくれた
042は恋をした事もないし愛も分からなくなった・・・でも、私と共にあるエグザベシステムには、もう悲しんで欲しくないから・・・私がその原因を全部壊して潰して貴方の視界に入らないようにするね‼︎→争いが起きたら喧嘩両成敗で両方を殲滅すれば良いじゃん‼︎とやる子。一応、自分の陣営は攻撃しないけど・・・それは仲間意識じゃなくて機体の整備・修理・アップグレードの為としか思っていない
・・・エグザベシステムと打ち解けた後に自分の陣営の強化人間の1人と友人になったが、違う場所に配属されてしまい離れ離れとなった
その後、友人の強化人間は何者かの研究所襲撃の爆破に巻き込まれる死亡・・・形見は何も残っていない
世界に対して、何かをする気は無いが
世界って醜いなぁ〜とは思っている
本体エグザベの名前を042は知らないので蓮の人と呼んでいる(042の視点では醜い泥のような世界に花が咲いている様に見えたので) - 156二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 03:45:14
パイロットを不殺できた時空と出来なかった時空がゼクノヴァで…。
- 157二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 05:06:30
13話がない虚無をこのスレで埋めてるのでもっと続いてほしい
ちなみに投下されたSSのファンアートってアップしてもいいですか…? - 158二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 11:22:42
このレスは削除されています
- 159二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 11:23:50
- 160二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 11:53:31
- 161イフリー子25/07/03(木) 12:47:59
…目を覚ますと、私は見知らぬ病室に寝かされていた。ここはどこ?あの病院とは違う…それに、この拘束具は?
「目覚めたかね」
病室に入ってきたのは恰幅の良い男性将校。口調は穏やかだけど目は笑っていない。見覚えのある軍服。まさか…
「…連邦軍が私に何の用?」
「そう睨まないでくれたまえよ。君に協力してもらいたいことがあってね。そのために引き取らせてもらったのだ」
「協力?」
「来れば分かる。…連れて行け」
ベッドに拘束された状態でドックへ運ばれる。完治していない傷のせいで下手に抵抗することもできず、私はコックピットに座らされた。この機体は一体…?暗くてよく見えなかった。男将校はただ一言、「起動してくれればそれでいい」とだけ言った。連邦に協力する気はさらさら無いけど、ここは大人しく従った方が身のためだろう。慣れない操縦方式に難儀しながらモビルスーツを起動する。モニターに光が点り、システムが起動する。
「え」
目の前に表示された文字に私は言葉を失った。なんで、これが…
《EXA-ν System starting.... Nice to meet you. What is your name? : ) 》
脳裏にフラッシュバックする「彼」の姿。私に寄り添い、生かしてくれた…それと同じものが今、ここにある。同じ?いや違う。これは別物。私の記憶が無い別のシステム。それなのに…「彼」と同じ匂いを感じる。そのギャップに不快感を覚える。
- 162イフリー子25/07/03(木) 13:09:29
《Can you see it? If you don't mind, can you tell me your name? 》
「…違う」
《What's wrong? Your complexion looks bad...》
「…違うんだ」
《?》
「…違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!お前は…お前なんかEXA-νじゃないっ!!彼は…彼は死んだんだ!!」
《Calm down! I don't know what happened, but I'm on your side! 》
「何も…何も知らないくせに私を惑わすなぁっ!!!」
喉が裂けるほどに叫び、めちゃくちゃにモニターを叩く。突然ポンと現れた新しいEXA-ν。私と彼との絆が、別れが、馬鹿にされたようで悔しかった。
『起動したか。それでは次のテストを…』
「お前…っ!!これを、どこで手に入れた!?」
『…君に教える義務は無い。だが、使い慣れたシステムで嬉しいだろう?』
「誰が…!!私はお前らに協力するつもりなんて無い!!コイツは私のEXA-νじゃない!!私と彼を馬鹿にするな!!」
『…?システムはシステムだろう?多少の差異はあれど替えの効くものだ。それと…反抗の意思があるならこちらにも考えがある。大人しく従うのが賢明だと思うがね』
「『替えが効く』…!?彼は…私を生かしてくれた彼は1人しかいないんだよ!!」
『…そうか。ならやむを得ん』
レバーを握り機体を動かそうとした時、頭上でプシュッと音がした。意識が朦朧とし、手の感覚が無くなっていく。しまった、ガスか…!!ぼやけていく視線の先に、何かテキストメッセージが浮かんでいた気がしたけれど私はそれを読むことができなかった。
- 163イフリー子25/07/03(木) 13:36:37
コックピットが開けられ少女が引きずり出される。しばらくして、ドックに残った将校の元へ職員が報告に訪れた。
「被験体、収容完了しました。移送中インタビューを試みましたがこちらへの敵意が激しく大した情報は得られませんでした」
「ふむ。分かっているのは彼女が先日確認されたジオンのイフリートのパイロットということだけだ。名前は…そうだな、イフリータとでも呼んでおけ。で、検査の結果は?」
「肉体的にはあれの操縦には支障はなさそうです。しかしオールドタイプですのでサイコミュ関連に対応させるには強化手術が必要ですが…」
「構わん。それと過去のシステムに関する記憶は消去しておけ。我々に反抗する理由はどうやらそれらしい」
将校はドックに鎮座する蒼い巨人を見上げる。通常のモビルスーツを遥かに超えるその巨躯は、かつてサイド6に襲来したサイコ・ガンダムを彷彿とさせるものだった。開発主任と思わしき男が、資料を将校に手渡す。
「これが『サイコ・ガンダムMark.Ⅱ』か」
「はい。ムラサメ研が開発した機体をベースに我々が改修を加え、さらにジオンからリークされた新型制御システムを組み込んだ最新鋭機です」
「EXA-νシステム…対ニュータイプの戦闘用サポートシステムか。ニュータイプ論を掲げたジオンがこんなものを開発するとはな」
「ジオンも一枚岩ではないのです。システムの実物を我々に流した者もいるんですからな」
「解析はできたのか?」
「現在進行中です。上手くいけば量産化も可能かと」
「素晴らしい。情報によればジオンでモビルアーマーの再配備の動きがあるらしい。それにニュータイプの独立部隊がジオンの裏で暗躍しているとの話も…こちらも相応の軍備を揃えなくてはな」
「全くその通りで。このサイコ・ガンダムMark.Ⅱはまさしく地球の守護神となりましょう」
「ギレン・ザビ、キシリア・ザビ双方が事故死しジオンは今混乱期を迎えている。アルテイシア政権が安定する前の今が地球の領土奪還のチャンスなのだ。スペースノイド共をこの星から追い出してくれる。それこそ、キシリア暗殺失敗の咎で失脚なされたバスク・オム大佐へのせめてもの慰めになろう」
- 164二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 13:40:58
- 165イフリー子25/07/03(木) 13:48:13
サイコ・ガンダムMark.Ⅱ
かつてイズマを襲ったサイコ・ガンダムをベースに色々改修した機体。「地球の守護神」という意味合いから青色に塗られているイメージ。基本性能はベース機からかなり向上している。
最大の特徴はジオンからリークされた対ニュータイプ用戦闘サポートシステム「EXA-ν」を搭載していることで、ニュータイプを検知することでシステムが起動しパイロットを補助することで巨体と多数の火器を運用する負荷を大幅に削減することができる。
また、EXA-νのもう一つの特徴である「パイロットとの対話機能」にも着目し、ドゥー・ムラサメにおけるゲーツ・キャパのようないわゆる「強化人間の制御役」をシステムに担わせることが可能。強化処置によってパイロットの記憶を改竄しEXA-νへの執着と依存を強めることによってマシーンとパイロットを強く結びつけ、運用における安定性をマシーン内で完結させることが期待されている。
- 166二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 13:58:09
- 167二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 14:08:18
そういや話変わるけど元祖ジークアクスの口開けた頭部がアムロのヘルメットを模していると聞いたことがある
エグザベシステム搭載機が口開けたらエグザベのヘルメットっぽい見た目なんだろうか? - 168二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 14:22:02
- 16961-,12825/07/03(木) 18:03:30
すご!!マチュかっこいい!
SSを2つとも取り上げてもらっちゃってすごく感謝です
マチュニャア潜入はマチュ視点だから書けなかったけど、もし絵になるならニャアンがサーバールームの電源落とすとこはマチュがジークアクスのデバイス撃ったシーンと同じアングルになると思った
- 170二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 19:10:04
何処かで書いたかもしれんけど、そこまで思い入れてないと新たなエグザべシステムと触れ合った時に(前のとは違う…)よりも(キミ、そんな一面もあったんだ…)って感想を抱きそう
- 171二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:55:18
- 172二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:38:01
- 173二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:15:14
- 174二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:46:21
「新型MAのテスト」の点でいうと嘘ではないんだよな…エグザベ君もパーツとして組み込まれるだけで
- 175二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:09:32
エグザベ君はMAに乗る直前にものすごく嫌な予感がしていてほしい
(なんだろうこの外装に空いている穴…まるでケーブルを挿すためにあるみたいだ…なぜわざわざ外装に穴を空けて弱点を増やすんだろう?テスト用の何かなのかな?)
(それにこの専用サイコスーツも、なんだか身体の中に入り込まれるみたいで正直着心地が良くないな…材質のせいか…?この辺もまとめてフィードバックしておこう)
(何だ…?何故だかわからないけど、無性にこの機体に乗ってはいけない気がする…緊張してるのか?いや、こういう勘は信じるべきと中佐も言っていた…もしかしたらひどい欠陥があるのかも、気を付けて操縦しないと…) - 176二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:12:08
テストに行くエグザベ君を見送ったときに一瞬無性に胸がざわついて、でも忙しかったのとなんだかんだシャア関連のことがひと段落ついて気が緩んでいたせいでスルーしてしまって、後からそれを滅茶苦茶後悔することになるシャリア…
- 177二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:21:00
回収したデバイスのシステムザベくんと会話を試みて『識別…照合ナシ……アナタは誰ですか』『僕のパイロットは生きていますか』と返されてヒゲマンが曇る回ありますか
- 178二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:34:30
- 179二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:40:18
エグザベ君の察しの悪さに逆に暗雲が立ち込める…!
研究員の中にも(正直バレバレだろ…)って思ってたらすんなり入ったから本気で頭抱える奴いそう
その後フラナガンスクールに「人を信じすぎないよう教育してください」って匿名の投書が来るやつ
- 180二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:48:35
- 181二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:55:50
シリアスな本編の後でどうやって捕まってシステムに取り込まれたのか事の詳細について尋ねて>>175がお出しされたらシャリア中佐でさえエグザベ君のこと一発殴りたくなりそう
- 182二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 01:03:33
- 183二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 01:49:28
普通に怖い…
- 184二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 07:00:14
- 185二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 07:08:18
>>36経由というか踏まえたルートあるとしたらこんなかな
あれはプログラムではなく現実に存在する若い人間の精神と同期している。
いかにも科学者然とした奴の言っていることは事実なのか信じがたいし信じたくもない。だが今まで見聞きしてきたおおよそただの機械とは思えない言動の理由を裏付けるのに一番納得がいく話であった。
「やべえ実験なんざやってるとこはやってんだろとは思ってたが本当に出くわすとはな。で、なんで俺はここに連れてこられたんだ?まさか前向きに協力してやるとでも?」
彼はいかにも怪しげな研究者に苛立ちが混じった言葉をぶつけた。
「あなたはニュータイプ同士の言葉を介さない対話や、能力が強くなっていくという現象……簡単に表現すると共振や成長、そういった報告があるのはご存知か? 」
「俺はあやふやな噂はあまり好きじゃねえんでな」
「では素質がある人間自体は実は相当数いるという事やそういった人間を強化できる技術の存在は?」
「……何が言いてえんだ」
「私どもの研究はあくまで全体から見れば副次的なものでテーマは『ニュータイプが他者にあたえる影響』。ニュータイプ能力を持った存在と同じ環境下に適性の低い対象を置き、その感覚を覚え込ませていくことでその対象が高い能力に覚醒することは可能なのかというものです。実感については後程うかがわせていただきます」
彼は気が付いた。そしてもう何もかも考えたくないとすら思った。上官がとんだ選択ミスをしたのではない。たまたまランダムに決められたわけではない。自分そのものに目をつけられていたという事実に対する強い嫌悪感と拒否感、そんなことのために少なくとも自分ともう一人の誰かを利用した事への怒り、おそらくこれからもっと悪いことが起こるであろうという絶望が彼の心身を満たしていった。
真相?的なのはなくてもいいし、シンプルにひょんなことや正規ルート?で事実知ってゆるせねえ絶対助けたる!スタンスになるのもおいしいけど
- 186二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 11:08:13
軍人オッサンが追われるマチュとニャアンの前に現れて、「乗れ!!」してる所とか見たい!
あとシャリアの執着を見抜くのとか - 187二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 15:46:00
軍人おっさんが歴戦の勘で「そいつは…ほんとにただの部下なのか?」って尋ねるとこ見たい
ただ謎のヒゲ仮面と出くわすのおっさんのキャパシティ大丈夫か - 188二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 16:46:48
>>38な感じでエグザベシステム搭載機パイロットに選出されたおっさん
>>95 >>124 >>126 >>153みたいな感じでザベシステムと交流を重ねていたが
>>185や>>36のようにおっさんがシステムにセットされて…って流れか
キラキラ空間でシスザベくんないし本体ザベくんに接触してEXA-νシステムの全貌を知ったりとか?
エグザベから自分が手引するので逃げるようにと説得されても、おっさんはエグザベのパイロットは助けるが自分自身を顧みないっていう態度に怒りそう
仕方なく逃亡を選んだとしても「こいつは戦略的撤退だ」ってニヤっと笑って、絶対お前さんを引きずり出してやるからクビ洗って待っとけよとか啖呵きってくれまいか
逃がす方法としては>>28みたいに小規模ゼクノヴァを起こしておっさんを地球とかに転移させて、そこでおっさんがマチュニャンと偶然(必然かもしれないが)出会うとかでも面白そう
- 189二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 19:19:05
そうなると一回目の邂逅は最期辺りまで気が付かないのも良いよね
初めてのキラキラ空間と実験の影響で頭がボーっとしてる所にエグザべ君と出会って関係者以外立ち入り禁止に入ったみたいな対応されて促されるままにキラキラ空間から出る寸前で気がついたけど…って感じで
我に返った後は「あんな若造だったのか…」とか呟いて欲しい
- 190二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 19:55:33
- 191二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 20:24:13
おっさん歴戦のってことはタイミング次第ではルウム戦役の参戦者だったりしない?
ルウムでのMS戦に参加→パイロット適正を認められ第1~3いずれかの降下作戦に参加→以降地球の占領基地配属…とか… - 192二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 20:39:15
- 193二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 20:55:27
新型MAのテストって招集されて行方不明に…の場合だと、最初に乗ったのはダミーで気絶させて足跡消すため転々と移動➝研究の本拠地でシャロンの薔薇を模したMAに…
ていうこともあったかもしれない - 194二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 21:02:37
エグザベ入りMS×たくさんの大規模ゼクノヴァになんか既視感あるなと思ったらあれだ、マリルイ4のルイージだこれ
- 195二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 00:35:15
流石に1人ソレスタルビーイング活動は無理でしょ
所属陣営があるみたいだし・・・
会話も苦手そうだから演説なんてしないだろうし
殺しのハードルは、すごい低そうな子だよね然もそこそこ強いのか・・・規模は不明だか、所属陣営を武力制圧でトップを脅してor始末して乗っ取るとか?
・・・そこまで過激なキャラじゃない・・・よね?
- 196二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 00:40:33
マチュとイフリー子の絡みも見てみたいな
何もかも違うけど好きな人(イフリー子がシステムに向ける感情はそんな単純なものじゃないだろうけど)を追い求める乙女という所だけは一致している、そんな二人のぶつかり合い
イフリー子のシステムが残ってるうちは「エグザベを起こしたら、あの子の大切な人はいなくなっちゃう…でもエグザベを起こさないと、ヒゲマンやコモリんの友達は帰ってこないんだ…」って葛藤してもいいし、既にシステムが爆散した後だったら、自棄を起こすイフリー子に「諦めちゃだめ!また会えるって、ガンダムはそう言ってるんじゃないの!?」って説得しようとしてもいい - 197二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 00:40:56
次スレドどうする?
- 198二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 00:42:37
あったなら俺はまだまだ夢を見ます…
- 199前スレ主(イフリー子)25/07/05(土) 00:44:24
貴方は貴方の望みのままに。
- 200二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 08:13:10