- 1二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:22:17
- 2二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:23:52
まさかまさかのすぐに保守忘れとかある?
ほんと...すみません
今どれくらい見てくれてるのだろうか...
杜撰な管理ですみません...
見る人いなくなってしまっても、自己満になっても完結には持っていきたいです
もっていきます - 3二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:25:48
ちなみに更新はもう少し待って...
- 4二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:30:50
- 5二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:40:29
- 6二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:58:52
- 7二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:59:31
いやマジごめんな
- 8二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:08:08
かんしゃ~
- 9二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:40:29
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 20:57:03
- 11二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 21:08:06
- 12二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 02:16:16
今度こそ落とさないように
- 13二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 10:09:35
- 14二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:30:01
たいき
- 15二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:34:55
面白そうや、1スレ目から見てくる
- 161525/06/30(月) 19:26:17
- 17二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:27:56
こちら側へいらっしゃい
- 18二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:29:19
早まったかもしれんな…待つけど
- 19二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:52:11
前回の更新分も含めて更新する
- 20二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:54:58
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:56:14
「また...」
変わらない。
「私は...」
ホシノ先輩は私が殺して。
「何一つ...」
セリカは連れ去れて。
「変えることが...」
アヤネはセリカを失ったことに耐えらず。
「できなかった」
ノノミもみんなの後を追った。
そして先生までも私のために死んだ。
「どう...して...」
なにがいけないのだろうか。
どうして変えられないのだろうか。
「認めない...」
そんなことは認められない。
こんな結末...絶対に... - 22二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:00:11
「絶対に認めない!」
全てが終わった世界で私は再度刃物を手に取る。
刃物を首筋に当てる。
目の前のプレナパテスと化した先生はゆっくりと私に手を伸ばしていた。
まるで止めようとしているようだった。
「ごめん...先生...
目の前で自殺なんて...先生も辛いよね
でも...私はいつか...先生を...みんなを死なせない世界を作るから...」
二度目の自殺。
あの時はほぼ衝動的にやったが...今回は仮面を被っていた影響かまだ理性がある。
どうせまた生き返るとは思うが...さすがに怖い。
それに、まだ生き返れるかも確定しているわけでもない。
だが...この結果が死に繋がるのならそれはそれでいいだろう。
覚悟を決めた直後、先生の手が私の頬に触れた。
「...行ってくるね、先生」
その瞬間、私は首筋に当てた刃物を動かした。
鮮血が舞って、私の体がその場に倒れる。
痛みはなかった。
ただ熱がどんどん冷めていく感覚があるだけだった。
先生は私を見下ろしていた。
目は見えないはずだが...その顔は悲しそうだった。
泣いているようにも見えた。
大丈夫だよ、先生...
私がきっと...
みんなを救うから - 23二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:07:44
ホシノ先輩を殺した数はもう覚えていない。
「次...」
セリカを助けられなかった数は数えきれない。
「...次...」
アヤネの自殺を止めれなかったことは数えるのをやめた。
「......次」
ノノミの自殺はもう見ていない。
「........」
先生の死は...忘れたい...
「—————————!」
私の心はとっくに壊れていた。
忘れたはずの記憶。
見なかったことにしたい記憶。
忘れたい記憶...すべてが忘れることができず、私を苦しめる。
今回もまた、私は誰一人救えずに何もない空間に戻ってきた。
「...どう...して」
か細い声が漏れる。
何もない空間では、それも響き渡る。 - 24二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:09:04
「どうして!」
私の声が響き渡る。
空しく響いて、返事は何もない。
「何回やっても!」
忘れたいはずの感覚。
「どれだけ手段を変えても!」
忘れたいはずの虚しさ。
「私は誰一人救えずに...」
忘れたいはずの痛みは積み重なり私の心に重くのしかかる。
「どれだけ頑張っても...みんな死んじゃう...」
私は...ついに折れた。
もう立ち上がれない。
前に進めない。
扉を開けない。
このループから抜け出したい。
もう...死にたかった。
けれど、手段がわからない。
どうすれば私は死 ねるのだろうか。
ふと気づいたことがあった。
もし、この空間で舌を嚙み切ったらどうなるのだろうか? - 25二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:10:38
「...これで、終わりにできるかな」
確かな確証などない。
けれど、縋るしかなかった。
覚悟を固めたはずの心は砕かれ、何も見えない。
私はもう、何もできない
だからもう...
「...ごめんね...みんな」
終わりにしよう。
そう思い、舌を嚙み切ろうとした瞬間、力強い何かに引っ張られて私の動きは止められた。
その勢いに負けて、私は床に倒れた。
「いった...
今度はなに...
終わらせるのも許してくれないの?
もう終わらせてよ!
これが私の報いって言うなら否定はできないけど...けど...もう...
私を殺してすべてを終わらせてよ!」
力の方向に向かって私は叫ぶ。
"そんな悲しいこと言わないでよ、シロコ"
私以外いないはずの空間に私以外の声が響く。
「せん...せい...?」
そこには先生が立っていた。 - 26二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 06:51:43
これがどう足掻いても絶望か…