- 1◆iGjCJthFblL725/06/30(月) 01:35:09
「………」
「すぅ……はぁ……」
「なぁステ」
「ん?どうしたトレーナー」
「俺は何でソファに押し倒されながらお前に抱きつかれてんだ」
「愛しい愛しい担当ウマ娘のささやかなスキンシップだ、特段珍しい事じゃないだろう」
「いやまぁ、そうだけど……」
ステイゴールドはつい先程旅から帰ってきた、そして速攻俺の腹に頭突きしながら豪快にソファへ押し倒されて今に至る。
「……なぁアンタ、私が旅に出てる間に担当を増やしたって連絡を寄越してたよな」
「ん?あぁ、お前も引退して卒業するだけだしここいらで新しい娘を見るのも良いかなって。それがどうかしたか?」
「〝距離が近い〟」
「は?なんでお前にそんなんが分かるんだよ」
「匂いに雑味が混じってる、ふざけんなよ。仕事だから担当増やすのは別に良いが、アンタは私んのだ」
「えぇ……俺には分からないよ」
「だろうな、こりゃ私に対する挑戦状と見た。いい性格してやがる」
そういいながらステイゴールドは俺の胸板に顔をゴシゴシと擦り付けていた。正直ちょっと痛い……
「ステ、ちょっと痛い……」
「うっさい、雑味のせいでアンタが足らないんだよ。少し我慢しろ」
「横暴な」
「そんな私が好きなんだろ」
「うっさい」
「ふふふっ愛いやつめ」
「まったく……」 - 2◆iGjCJthFblL725/06/30(月) 01:36:18
俺は暇な手をじっと見つめた後ステの頭を撫でようとし、ステ本人にバシッとはたかれてしまった。俺は諦めてスマホで買いためていた本を読み始めた。
「トレーナー」
「おっ満足したか?」
「目の前の可愛い可愛い担当ウマ娘を無視して読書たァいいご身分だな?」
「傍若無人も大概にしろ」
「…………断る」
「ちょっと悩んだのならそのまま受け入れて欲しかった」
「私はめんどくさい女だからな、惚れた男に他の女が群がるのを許容できない質なんだ。諦めて私にマーキングされてくれたまえ、マイダーリン」 - 3◆iGjCJthFblL725/06/30(月) 01:37:20
おわり
- 4◆iGjCJthFblL725/06/30(月) 01:38:36
- 5二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 01:53:11
いいぞ、今のうちにエアプステゴを堪能するのだ
次にリグヒ辺り来そうだからな! - 6◆iGjCJthFblL725/06/30(月) 02:06:36
今しか書けませんからね!有り余ってるパッション使って書いちゃいますよ!
- 7二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 07:02:55
保守