- 11◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 12:26:20
- 21◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 12:27:42
日本のどこかの地方にある、彼岸花小学校に通う主人公(女の子)と、その幼馴染(男の子)。
学年は dice1d3=1 (1)
1.小4(10歳)
2.小5(11歳)
3.小6(12歳)
- 31◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 12:29:56
10歳の小4ですね。
まずは主人公ちゃんの設定を安価とダイスで。
名前
容姿
服装
性格
その他あれば
4つほど安価 - 4二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 12:39:43
名前 村崎 美鳥(みどり)
容姿 ふわふわ茶髪セミロング 緑目 小柄だが発育がいい
服装 水色のガーリーワンピース 赤い靴
性格 臆病で泣き虫 面倒見が良い
その他 弟がいる 両親は共働き - 5二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 13:24:43
名前 雪村 詩央里
容姿 良く日焼けした細身で高身長 黒髪で短髪
服装 スク水の上にセーラー服
性格 ガキ大将 オカルト完全否定論者
その他 将来の夢はオリンピックの水泳競技で金メダルを取ること - 6二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 14:26:06
名前 真夏日 こがね
容姿 長い黒髪をポニテにまとめた褐色の女の子
服装 大人サイズのパーカー+ストライプ柄半袖シャツ+キュロットスカート
性格 素直で活発。お化けより教頭先生の方が苦手 - 7二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 14:39:56
名前 八束 汐(やつか うしお)
容姿 茶髪ツインテ―ル 手足が長く長身
服装 常に露出度低めでサングラスを常備している(日光に弱い)
性格 しっかり者 アウトドア派でオカルト雑誌の愛読者 - 81◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 14:53:04
- 91◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 14:54:11
名前 雪村 詩央里
容姿 良く日焼けした細身で高身長 黒髪で短髪
服装 スク水の上にセーラー服
性格 ガキ大将 オカルト完全否定論者
その他 将来の夢はオリンピックの水泳競技で金メダルを取ること
男まさりのお転婆娘ですか
こういう子が妖怪や八百万神に振り回されるのは面白そうですね - 101◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 14:55:23
そんな雪村詩央里ちゃんの幼馴染(男の子)、もう一人の主人公の
名前
容姿
服装
性格
その他あれば
4つほど安価 - 11二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 15:03:29
名前 夏宮 真琴(なつみや まこと)
容姿 さらさら黒髪のショートストレート 女顔で色白の美少年
服装 パーカー半ズボン
性格 気弱で自分に自信がなくてよく詩央里に引っ張ってもらってる 頭はとてもよくて土壇場では凄くいい発想が出ることも
その他あれば 運動音痴で力が弱いモヤシっこ - 121◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 15:05:15
あ、詩央里ちゃんセーラー服って書いてるので、彼岸花小は必然的に制服ですね。
- 13二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 15:08:10
作劇上動かしやすそうな主人公でいいねえ
名前 雪村 蛍
容姿 色白で黒髪碧眼の美少年
服装 大きめのトレンチコート(私服時)
性格 明るく正直で誰とでもすぐに打ち解けるが、それゆえに嘘を見抜くのは苦手
備考 詩央里の従弟 - 14二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 16:49:46
名前清浄 葵【せいじょう あおい】
容姿黒髪で黒と緑のオッドアイ
服装ジーパンと八分袖のティシャツを着ている
性格、大人っぽくて間違った事をした時ちゃんと謝れる性格だが間違っていないと思えば絶対謝らないしキレる。 - 15二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 17:54:59
名前 葉櫻 明夏理(あかり)
容姿 やや長めの明るい茶髪で中性的な印象
服装 ラフに着崩した制服
性格 押しに弱くハッキリNOと言えないお人好し。よく詩央里の尻に敷かれている - 161◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 17:56:02
- 171◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 17:56:49
名前 夏宮 真琴(なつみや まこと)
容姿 さらさら黒髪のショートストレート 女顔で色白の美少年
服装 パーカー半ズボン
性格 気弱で自分に自信がなくてよく詩央里に引っ張ってもらってる 頭はとてもよくて土壇場では凄くいい発想が出ることも
その他あれば 運動音痴で力が弱いモヤシっこ
いい凸凹コンビですなぁ( ´∀`) - 18二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 17:57:29
綺麗に対照的でよきかな
- 191◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 17:58:38
世界観も設定しないとですね
彼岸花小学校があり詩央里や真琴が住んでいる田舎町の特徴を、以下該当するレス10個から3つ選択。 - 20二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 17:59:59
人形を山にお供えする、祭りがある。
- 21二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:06:00
ホラー要素関係ないやつ投げても大丈夫?
数年前に大手のデパートがオープンしたため 商店街の過疎化が進んでいる - 221◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 18:07:08
オカルト要素関係ないものも大丈夫ですよー
- 23二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:07:29
寂れた神社がある
- 24二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:11:31
数年前から複数の失踪事件が発生している
- 25二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:12:05
この流速で10個は多くなぁい?
電車以外の公共交通機関がろくにない - 26二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:15:03
数年前に連続殺人事件が起きている
自害した犯人の手記によると 自身含めて『神への供物』だそうだ - 27二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:15:18
中央に流れるでかい川が町を東西で綺麗に分けている
- 281◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 18:18:54
ちょっと張り切りすぎたかぁ
じゃあ残り1個で - 29二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:19:40
決して入ってはいけない古びた洋館がある
- 301◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 18:21:03
- 311◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 18:23:00
彼岸花町は電車以外の公共交通機関がろくにないど田舎
数年前から複数の失踪事件が発生してたり、「決して入ってはいけない」という古びた洋館があったり……
「洋館」が日本古来の妖怪や八百万神とどう関わるか - 321◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 18:23:56
他に前もって決めた方がいいのは……詩央里と真琴の家族構成、研究会発足のきっかけ、あとは何だろう
- 33二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:26:37
発足のきっかけは追々でもよくない?
あとはまあ最初に起こる事件の概要でも - 341◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 18:27:26
不慣れなものですみません
「これ決めとけよ」というのがあればご意見くださいまし
とりあえず、雪村詩央里の家族構成(祖父母、両親、きょうだいの有無、その他設定あれば)を、安価3つから - 35二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:40:37
一人っ子 祖父母は別居、母親とは物心つく前に離婚しているので今は父親との二人暮らし
- 36二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 18:53:26
両親と三人暮らし
- 37二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:19:22
母親と3つ離れた姉との3人暮らし
- 381◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 19:25:22
- 391◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 19:26:24
詩央里ちゃんは両親と3人暮らしです
次は夏宮真琴くんの家族構成
安価3つからダイス - 40二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:27:21
祖父母と三人で
- 41二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:32:37
母と祖父母の3人暮らし
歳の離れた姉が1人くらししてる - 42二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:33:23
両親と一つ下の妹と暮らしている
- 431◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 19:34:48
- 441◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 19:36:44
真琴くんは祖父母と3人暮らし
これで事前の設定は整ったかな?
少し先を外しますので、その間に「これ決めといたら?」ってのがあれば何なりとご意見ください - 45二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:39:57
乙~
街にある建物とか店は先に決めておいてもいいかも - 461◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 19:45:44
- 47二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 19:50:27
シャッター街
- 481◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 20:55:07
ただいまです
思ったほど集まってないので、>>47 とあと2レスで締め切って全採用にしたいと思います
- 49二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:03:09
空から落ちてきた隕石を囲むように作られた塔とその周りの庭園
- 50二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:04:29
寂れた商店街
- 511◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:06:23
昔、空から落ちてきたという隕石を囲むように作られた石塔と庭園が古くからある。商店街は廃れており、シャッター街となっている。
このように解釈しましたが、よろしいでしょうか? - 524925/06/30(月) 21:07:08
大丈夫です!
- 53二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:07:24
よろしいも何もスレ主が自由に解釈していいのよ
- 541◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:16:02
恐れ入ります
では、そろそろ始めましょうか
最初の時間は…… dice1d2=1 (1) 絡み
1.妖怪
2.八百万神
- 551◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:16:19
❌時間
⭕️事件 - 561◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:25:13
〜〜〜
詩央里「うぉーっ!やっぱプールはサイコーだなーっ!うへへっ!」
(濡れた髪をタオルでぐしゃぐしゃ拭きながら、更衣室から飛び出してきた詩央里)
真琴「し、詩央里ちゃ……タオル、ちゃんと巻かないと……風邪ひいちゃうよ……」
詩央里「いーのいーの!泳いだ後はこの冷たい風がまた気持ちいーんだよ、真琴も泳げばよかったのにさー!」
真琴「ぼ、ぼくは……泳げないっていうか、その……身体弱いし……その……」
詩央里「ふーん、ま、いっか。そのぶん、真琴は天才だからな。理科の実験も図工のポスターも、あたしより百倍うまいし!」
真琴「け、けど……詩央里ちゃんは、いつもすごいよ。水泳のタイムとか、本当にびっくりするし。きっと、オリンピック行けると思う」 - 571◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:27:50
詩央里「ははっ、ありがとな!……って、そういや、真琴さー」
(少しにやついて真琴の隣に座る)
詩央里「今日、なんか変なことなかった?洋館の方、また警察来てたってお母さんが言ってたけどさー」
真琴「えっ……あ、あの洋館……。うん、帰り道で、またテープが貼られてた。入っちゃダメってやつ……」
詩央里「ったく、あの館、ホントになんなのさ。……“妖怪が出る”とか“神隠し”とか、またクラスのバカ男子が騒いでたし。バッカみたい!」
真琴「ぼ、僕は……ああいう話、ちょっと怖いけど……でも、全部嘘だって言い切れるのもすごいと思う、詩央里ちゃん」
詩央里「へへっ!なにせオカルト否定派第一号だからな!ぜーんぶ偶然と気のせい!科学と根性でなんとかなる!」 - 581◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:29:23
真琴「……(でも、そんな詩央里ちゃんが、もし“本当に変なもの”に出会ったら、どうするんだろう……)」
詩央里「おーい、真琴ー?なんか考えてる顔してんなー?どしたー?」
真琴「あ、えっと……ううん、なんでもない!あのさ、そろそろ、帰ろっか。ほら。夕焼け、きれいになってきたよ」
詩央里「お、いいね!うちまでの道、一緒に帰ろーぜ!」
(ぴょんと立ち上がって、タオルをくるくる振り回す) - 591◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:31:27
詩央里「今日は寄り道なしだぞー!神社とか行くとまた変なこと起こるからな!この前、キツネの像が勝手に動いたとか真琴が言ってたけど、あれもたぶん猫かなんかだろ!」
真琴「で、でも……あの時は本当に尻尾が……ふ、ふわって……やっぱり信じてくれないんだ……」
詩央里「ほら行くぞー!夕飯前に帰んないと、またお母さんに怒られっから!」
(元気よく真琴の手を引いて、町営プールをあとにする詩央里)
真琴「う、うん……でも、ほんとに何も起きなければいいけど……」
詩央里「だーいじょーぶ!あたしがいるんだからな、ま・こ・と♪」 - 601◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:32:40
dice1d2=2 (2)
1.帰り道で異変が
2.何事もなく真琴の家へ
詳細を安価4つからダイスで選択
- 61二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:38:29
何ごともなくってあるけどここも安価取る感じ?
そういう感じなら道端からカエルが飛び出してきて驚いて尻餅をつき詩央里に笑われるとかで - 621◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:42:28
はい。帰宅中の他愛のない出来事でも、帰宅後の出来事でも。
- 63二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:42:58
道中はしゃぎすぎて転びかけるのを助けようとして
下敷きになる真琴 - 64二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:44:12
近所のお姉さんに出会う、一緒に帰ろうと誘ってくる
- 65二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:45:03
子供達には少しハードで刺激が強いエロ本を見つける
- 66二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:46:04
爆速トラックが水溜りをはねて2人してびしょ濡れに
- 671◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:51:11
- 68◆qcSQN4N5gc25/06/30(月) 21:57:35
詩央里「ふんふ〜ん♪……あっ、見て見て、あそこの稲の先っちょ、トンボ止まってる!でっかいやつ!」
真琴「う、うん……すごいね……」
(ふたり並んで、舗装のひび割れた田んぼ道を歩く)
詩央里「今日さー、タイム自己ベストだったんだぜ?もうちょいで県大会の選抜記録なんだ!」
真琴「えっ、ほんと!?すごい……!ぼ、ぼく、またタイム計る係やるから、今度も誘って……」
詩央里「おーっ、言ったな?絶対来いよー、さぼったらカンチョウーだかんな!」
真琴「ふふ……怖いなぁ……」
(と、その時) - 691◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 21:59:37
「グワッ!」
真琴「うわっ!!」
(道端の水たまりから、大きなカエルが飛び出した。反射的にのけぞった真琴の足がもつれ、尻餅)
ドテッ!
真琴「い、いたたたた……ぅぅ……」
詩央里「ぶっはははははっ!!なにその反応!今の、すっげーカエル可愛かったのにぃ!……おまえさー、カエルでその反応は、もはや才能だろ!」
真琴「も、もう……からかわないでよ……」
詩央里「はいはい、これで拭け。ったく、ほんと気が抜けねーな、おまえ」
真琴「……ありがと」
詩央里「んー?」
真琴「……なんでもない。早く帰ろう」 - 701◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 22:01:46
(やがて、真琴の家――古びた瓦屋根の平屋が、畑の向こうに見えてきた)
詩央里「んー……あー、やっと着いた〜!」
真琴「う、うん。でも、なんだかんだ……楽しかった、今日も」
(ふたりが門の前に立つと、ちょうど戸が開いて)
祖父「おやおや……おかえり、真琴。おや、詩央里ちゃんも一緒だったかい」
詩央里「こんばんはっ!今日はプールで一緒だったんすよ!」
祖父「ほうほう、それはよかった。おやつのスイカ、まだ残ってるから、食べていくかい?」
詩央里「うっ、食べたいけど……今日はもう帰んなきゃ!お母さんに言われてて!」
祖父「そうかそうか。気をつけてお帰り」
詩央里「んじゃな、真琴!明日、また学校でな!」
真琴「う、うん……気をつけてね、詩央里ちゃん」
詩央里「へーきへーき!」
(元気よく手を振って、駆け出していく詩央里。真琴はその背中を見送って) - 711◆/PIfOhiLNg25/06/30(月) 22:03:41
今日は早いですがここまで……
明日用の安価募集しておきます!
その後、詩央里は dice1d2=1 (1)
1.帰宅中に異変に見舞われる
2.何事もなく家に到着
1の場合、異変の詳細を安価4つからダイスで選択
- 72二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:05:16
見たことのない綺麗でデカいお姉さんを見かける
ぽ ぽ ぽ という特徴的な声を出している - 73二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:05:54
雪が降ってくる
- 74二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:06:22
虫や鳥の声が止んで不気味な静寂になる
- 75二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:07:02
天気予報では快晴なのに雨が降って霧が出来る
- 76二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:07:04
目の前にさっき分かれたはずの真琴がいたため疑問に思いつつ声をかけたところ
振り返った彼の顔がなかった - 77二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 22:07:35
鬼の仮面をつけた老若男女の集団が不気味な言葉を発しながら歩いていた
- 78二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 00:18:45
周囲の地中に、何かが詩央里を取り囲むように掘り進んできた
- 791◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 01:18:55
- 80二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:38:16
何が起こる前兆って感じ
- 811◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 08:52:40
詩央里「ふふんふ〜ん……♪あー、今日もいい一日だった!カエルサプライズも含めて最高!」
ポツ……ポツン……
詩央里「……ん?」
ザァ……ァ……
詩央里「……は?え、ちょ、ちょっと待ってよ!……天気予報、今日一日快晴だって言ってたじゃん!?傘なんて持ってねーし!なんだよこれ!」
(ぶつぶつ文句を言いながら前方を見る詩央里。しかし、なにかが変――周囲の音が薄れていく)
詩央里「……んん?なんか変じゃね?」 - 821◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 08:56:42
(前方10メートル先が見えない霧。真琴の家を出てから5分も経っていないのに、景色はまるで別の場所のように歪んでいた)
詩央里「……やべぇ、これ……どうすっかな。……あれ、なんで……あたし、さっきここ通ったよな?真琴んちの角を曲がって、それで……あれ?あれ?」
(視界が曇り、いつもの道が不安定なものに思えてきて)
詩央里「ちっ、バカバカしい……なにビビってんのよ……オカルトなんて、あるわけないっつーの……!……走る!ここに突っ立ってたら、体冷えて風邪ひくし!」
(言葉に出して、自分を鼓舞するように叫ぶ詩央里)
詩央里「いっけぇぇぇぇぇぇっ!!」
(詩央里の姿が霧のなかに消えていく) - 831◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 08:57:39
次の展開
安価4つからダイスで選択 - 84二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:17:52
詩央里が溝に落ちそうになるも真琴が引っ張って助ける
雨が降ってきたから傘を貸そうとして巻き込まれたらしい - 85二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:18:23
詩央里のスカートが引っ掛かって破れてしまう
- 86二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:18:57
何とか家に帰れたが何かに見られてる感覚がするようになる
- 87二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:19:41
詩央里が行方不明になり真琴が探している
- 88二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:42:16
詩央里ちゃん無事家に帰られるかな……
- 891◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 14:53:00
- 901◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 14:58:57
祖父「……ほう、今日は泳がなかったんだな?」
真琴「う、うん……詩央里ちゃんはいつも通り、元気だったけど……」
祖母「お嫁さんにするなら、あの子みたいな元気な子がええねえ」
真琴「っ……な、なに言ってんの、おばあちゃん!」
(その時――玄関から、勢いよく引き戸の開く音がして)
祖母「はいはい、どなたさま……」
???「夏宮さんっ!そちらに詩央里、来ていませんか!?あの子、まだ帰ってきてないんです!」
(息を切らしながら立っている詩央里の母) - 911◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:02:03
祖父「……ふむ、それは……何時から?」
母「もう七時半です。さっきまで雨がすごくて、連絡も取れなくて……でも、プールに行く前、真琴くんと一緒に行くって聞いたので……!」
真琴「えっ……?うそ……?」
母「どうしよう……もしかしたら事故……!」
祖父「心配するな。ワシらで探せばすぐだ。この狭い町、行ける範囲は決まっておる」
祖母「真琴は家で待ってなさい。風邪ひくよ」
真琴「……!」
(祖父母と詩央里の母が外へ出ていく。真琴は縁側から見送った)
真琴「……ぼくも……行かなきゃ」
(いつもの運動靴を履いて、こっそり外へ) - 921◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:02:23
真琴が向かった先を、安価4つからダイスで選択
- 93二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:08:11
一緒に帰ってきた帰り道
- 94二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:09:09
神社
- 95二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:09:35
プール
- 96二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:09:57
舗装のひび割れた田んぼ道
- 971◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:25:33
- 98二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:30:04
帰り道を捜索する感じか
- 991◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:31:17
(夜の冷たい空気の中、手の中のLEDライトが小さな光を前方に照らし出す)
真琴「詩央里ちゃん……」
(小さく呼ぶ声は、湿った空気に吸い込まれていき、反応はない。なぜか、蛙の鳴き声も虫の羽音も聞こえない。まるで世界から音が失われたかのような沈黙)
(あの霧はまだ残っていた。真琴のライトは霧に反射して、思ったより遠くを照らせない)
真琴「詩央里ちゃ……んっ?」
(そんななか、道の左側、田んぼの縁。雑草の中の「あるもの」が真琴の目に留まる)
真琴「……えっ……?」
(震えながらライトの光をそこへ集中させると……) - 1001◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:31:39
「あるもの」の正体を、安価4つからダイスで選択
- 101二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:33:56
詩央里のスカート
- 102二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:35:21
口を塞がれて失神している詩央里の母が無数の黒い泥のような手で引きずり込まれていた
- 103二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:36:13
詩央里が来ていたセーラー服
- 104二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:36:32
白く淡く光るキツネ
- 1051◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:38:49
- 1061◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:39:02
おっ、泥田坊かな?
- 107二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:42:55
母親まで巻き込まれてしまった
- 108二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:46:42
恐怖で大人でもそら失神するしなんだったらお漏らしもしてしまう
- 1091◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:49:00
(LEDライトの光が照らす先、田んぼの縁の泥濘の中――そこに倒れていたのは、確かに)
真琴「……詩央里ちゃんの……おばさん……!」
(だが、異常だったのは――その下。田んぼの水を濁らせる泥。その中から、不自然に伸びるもの。
黒泥でできた、にゅるりとした、無数の手が、詩央里の母の身体に絡みつき、今まさに引きずり込もうとしている)
(さらに、暗い水面下から2つ、3つ。4つ。濁った琥珀のような目が水中に浮かび、じっと真琴の光を見上げている)
真琴「や……!やめろっ!」
(真琴の向けた光が謎の目に直撃。泥の手が動きを止め、田んぼの中へずるずると消えていった)
(その場に残されたのは、気を失ったままの詩央里の母と、震える手でライトを持つ真琴) - 1101◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:53:34
(その後、真琴は全速力で祖父母たちのいるほうへと駆け戻った。祖父母の助けで、詩央里の母は布団に寝かされ、毛布にくるまれる。脈はあり、呼吸も正常)
詩央里の母「……ん……ここは……?」
祖母「気がついたかい……大丈夫だよ、詩央里ちゃんのお母さん」
真琴「よかった……!」
祖父「どうしたんだ、おたくはなぜ田の中に……何かに襲われたのか?」
詩央里の母「……え?……私……詩央里を探しに……あの角を曲がって、雨が降ってきて……」
祖母「それから?」
詩央里の母「……それから、何も……真っ白な……霧が……それだけ……」
(瞳は恐怖に震えているが、具体的な記憶が抜け落ちているようだ)
(その後――町の巡査たち、小学校の教頭、町内会長、そして詩央里をよく知る近所の住人、商店街の店主たちまでもが、懐中電灯を手に夜の町を探し回ったが――朝になっても、詩央里の姿はどこにも見当たらなかった) - 1111◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 15:53:53
次の展開
安価4つからダイスで選択 - 112二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:56:24
次の夜もこっそり捜索する真琴、心ここにあらずで霧に進む詩央里の母を目撃して後を追う
- 113二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:57:33
真琴も雨の中霧に飲まれる
- 114二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:58:11
真琴が詩央里のスカートを見つける
- 115二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:00:20
泥で汚れたので詩央里の母と真琴が一緒にシャワーを浴びているとあの時の泥の手が二人を何処かへと引きずり込む
- 1161◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 16:02:36
- 1171◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 16:09:35
(いつもの通学路――田んぼ沿いのひび割れた舗装路。真琴の足取りは重い)
真琴(……詩央里ちゃん……)
(と、そのとき。田んぼの縁の草の間に、黒い何かが落ちている。泥にまみれ、くしゃくしゃに潰れたような布)
真琴「……?」
(真琴はしゃがみこみ、そっと泥を拭う。見覚えのある紺色、そして裏側の裾に縫い込まれた白糸の名札)
「雪村 詩央里」
真琴「――っ!!」 - 1181◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 16:12:05
(これは確かに彼岸花小学校の、女子の制服のスカート。詩央里が毎日履いているもの。昨日の放課後、プールから出た時も、確かに着ていた。水着の上に……)
真琴「……まさか……」
(手の中のスカートを握りしめ、真琴は辺りを見回す。誰もいない田んぼのあぜ道。けれど、水面の向こう、泥の奥に何かの気配が……)
真琴「……あれに……襲われたんだ……詩央里ちゃん……」
(脳裏に焼きつく、あのときの目。黒い泥の手。昨夜、詩央里の母を引き摺ろうとしていたあれに、詩央里もまた……)
真琴(ぼくが……助けなきゃ……!) - 1191◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 16:12:28
真琴はどうする?
安価4つからダイスで選択 - 1201◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 16:14:14
必要によっては新キャラ生やすのもOKです( ˊᵕˋ )b
- 121二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:26:48
お寺のお坊さんに相談する
- 122二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:08:53
真琴は追跡する
- 123二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:09:58
詩央里の母に会いに行く
- 124二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:10:59
スカートあった場所から泥の後がありそれを辿る
- 1251◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:13:33
- 1261◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:25:13
(学校へ行く足は完全に止まり、思考は別の方向を向いていた。誰か、この話を、信じてくれる人は。思い浮かんだのは、あの人だった)
真琴(お寺の……和尚さん……)
(彼岸花山の中腹に建つ『瑞円寺(ずいえんじ)』。子供たちの間では「幽霊が出る寺」「夜な夜な怪しい念仏が響く」などと言われていたが、住職の弘範(こうはん)和尚は実直で優しく、子供にも気さくな人物。)
(真琴は、石段を駆け上がり、山門の脇を抜け――)
真琴「和尚さんっ……和尚さん、いますかっ!」
弘範「……おや、夏宮の坊か。まだ登校時間じゃろうに。どうしたそんな顔をして」
真琴「友達の……詩央里ちゃんが、行方不明なんです……!」
(胸に抱えた制服のスカートを見せながら) - 1271◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:27:40
真琴「昨夜、一緒にプールから帰ったんです。ぼくを家まで送ってくれた後で別れました。なのに家に帰ってこなくて……それで……」
真琴「それからっ、詩央里ちゃんのお母さんが……探してる途中、田んぼの泥の中に引き摺り込まれそうになってたんです!見ました、ぼく……黒い泥の手……たくさん、うねうねしてて……!」
(和尚の顔色が変わる)
真琴「このスカート……さっき、田んぼの道に落ちてたんです……!」
(静けさのなか、弘範はそのスカートをそっと受け取った)
弘範「……泥田坊か……」
真琴「……どろた、ぼう……?」 - 1281◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:29:51
弘範「お前さん……この話、誰か他の者にしたか?」
真琴「……してません。和尚さんしか信じてくれないと思って……」
弘範「うむ。それで正解だ。これより話すことは、寺に代々伝わる門外不出の口伝……この彼岸花町に、深く結びついた秘密じゃ。外には決して漏らすな。わしも本来なら、お主のような子供に話すことは許されん……が――」
(和尚は本堂の奥へと歩き出す)
弘範「雪村の娘が“あれ”に関わってしまったとなれば、もはや隠しておく段階ではない。ついてきなさい。今こそ、お前さんにも真実を知ってもらわねばなるまい」
(真琴の背筋に冷たいものが走る。寺の本堂奥――年季の入った襖が開かれて、奥に案内される……) - 1291◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:30:31
和尚が語る彼岸花町の秘密
安価4つからダイスで選択 - 130二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:39:00
怪異が封印されてる
- 131二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:39:56
封印された九尾の狐がよくないモノを呼び寄せている
- 132二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:42:57
彼岸花町の地下には異界への扉が存在する
- 133二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:42:58
奥には木が生えておりそこには白い逆さまの見目麗しい女性のような人が埋まっている
札を何枚も貼られて死んだように眠っていた - 1341◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:43:44
- 1351◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:55:25
(本堂奥の部屋は、外の空気とはまるで違っていた。静かで、冷えていて、そしてなにより――重たい)
(弘範和尚は小さな桐の箱を開け、中から一枚の絵巻を取り出した)
弘範「……これを見い」
(墨で描かれた山と川の間に、かつての彼岸花町と思われる風景。そして、炎をまとった巨大な狐が九つの尾を激しくうねらせている図)
弘範「これはおよそ千年前……まだこの地が“久理賀ノ庄”と呼ばれていた時代の記録じゃ。九尾の妖狐――その名は『焔咲(ほむらさき)』。この地に降り立ち、山を焼き、川を干し、民の魂を喰らった」
真琴「きゅ、九尾の……狐……」 - 1361◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:57:03
(和尚は巻物の端をさらに繰る。そこには、複数の僧や陰陽師たちが石塔の周囲に結界を張っている様子が描かれていた)
弘範「この寺の開祖である雲林大僧正が、命を賭して焔咲を封じた。封印は、かつて空から落ちた隕石の跡を核にして築かれた。封印の印を囲むように建てられたのが……お前さんも知ってきるであろう、石塔と庭園よ」
真琴「……あそこ……!」
弘範「そう……あの場所が、九尾の“枷”だ」 - 1371◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:58:20
弘範「だがな……九尾は完全には消えぬ。奴の力は今もどこかに渦巻いておる。長い年月の中で、幾度となく“よからぬもの”を呼び寄せてきた。昨夜、お前さんが見た“泥の手”――それも、そうした呼び寄せられた異形の一つ」
真琴「……“よからぬもの”……?」
弘範「うむ。それは、妖怪。時に悪念に染まった八百万の神すらも含む。この地の人々が忘れた頃に現れては、子を攫い、命を喰らい、心を蝕む。それは“九尾”の封印が弱まっている証でもあるのだ……」
真琴「……じゃあ……どうすれば、いいんですか……?」
(震える声で問いかける真琴) - 1381◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 17:58:40
和尚の考え
安価4つからダイスで選択 - 139二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:59:55
分からない。だが何とかする、子供ができることは無い
- 140二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:00:20
九尾と契約して縛りをつける
- 141二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:00:44
よからぬものを直に叩くしかない
- 142二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:01:44
今は出来ることは無い。自衛のための法力のある札で身を守るしかない
- 1431◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:05:38
- 1441◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:14:30
弘範「……方法はひとつしかない」
真琴「ひとつ……?」
弘範「焔咲と交渉する。――“契約”を取りつけるのだ」
真琴「け、契約って……そんな恐ろしいのと……?」
弘範「奴は悪しき存在。だが、理を持たぬわけではない。九尾とは、己の力を誇る存在。代価と交渉次第で、こちらの願いに応じることもある」
(そう言って堂内に通じる通路の襖を開け、寺の若い僧たちに号令をかける和尚)
弘範「本堂を封じよ。香を焚き、護摩を焚き、招霊の法を以て“向こう”に通じる門を開く」
僧「承知」
(真琴は言葉もなく、ただ僧たちの素早い動きを見つめていた) - 1451◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:18:01
(やがて――中央に据えられた火鉢に護摩木がくべられ、焔が立ち昇った。堂内に響き渡る読経の声)
(その中央――火の中に、なにかが浮かび上がり始めた。それは、巨大な狐の顔――。口は動かさず、ただ存在の圧で語りかけてくるようだった)
真琴「……!!」
弘範「焔咲……封ぜられし狐よ。我ら、この地の守り手として汝に願いを申し上げる。昨夜、汝の力がよからぬものを呼び寄せた。泥田坊なるもの、雪村の娘を捕らえるは、汝の意志と見る」
焔咲「…………」
(炎のなか、狐の口元が僅かに開くが、声は無い。ただ、辺りにひときわ熱が増す) - 1461◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:19:10
弘範「わしらは、娘の解放を望む。引き換えに、契約を結ぼう。汝が求むる“代価”に応じ、再び封を強固とし、汝の意志に抗わぬものとして――」
(真琴は一歩前に出る)
真琴「詩央里ちゃんを……返してほしい!どうか、お願い……!」
(狐の目が真琴に移り、しばし考え込むそぶりを見せる……) - 1471◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:19:46
九尾・焔咲の提案(契約)を、安価4つからダイスで選択
- 148二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:21:28
真琴くんが焔咲の主となること
- 149二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:23:50
焔咲が真琴くんを乗っ取る思惑があり、真琴くんが焔咲の宿主になることを提案
- 150二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:24:48
雪村の娘を探すために彼女と縁のある女を連れてくることを提案
- 151二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:26:01
詩央里を探すして助ける契約を結ぶ代わりに詩央里を九尾の宿り主にする契約を持ちかけた
- 1521◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:28:47
- 1531◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:35:56
(炎の中でゆらめいていた狐の面が、もう一度、真琴の方を見る。音のないまま口が開き、声のようなものが、真琴の頭の奥に流れ込む)
焔咲(……願い、通じたり。泥のものに囚われし者、放たれん。されど条件がある)
(はっと息をのむ真琴)
真琴「条件……?」
(焔咲の面が、さらに大きく燃え上がり)
焔咲(――我を封より解き放て。されど一刻、束の間の“仮解放”でよい。汝を器とし、現世に触れん。代償はそれにて充分としよう)
真琴「……!」
(真琴は一瞬目を閉じ、すぐに目を開く。胸に詩央里のスカートを抱いたまま、拳を握りしめ)
真琴「……いいよ。詩央里ちゃんを助けられるなら、それで……!」
(そう答えた瞬間――)
ズアッッ!! - 1541◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:38:36
(狐の面が伸び上がり、焔咲の姿が炎の中から飛び出す。九つの尾がうねり、狐の身体が宙を舞い――)
真琴「っ!!」
(そのまま、真琴の胸元に突き刺さるように入り込んだ)
(……気がつけば、真琴は仰向けに倒れていた。だが、意識ははっきりしていた。体も問題なく動く。けれど――)
焔咲(目覚めよ、我が器よ)
真琴「――っ!!」
(誰も喋っていない。なのに、はっきりと聞こえる。自分の内側から――自分の中に巣くう何者かの声) - 1551◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:40:29
真琴(こ、これって……焔咲の……!)
(まるで、心のどこかに別の意識があるみたい。だが、意識は自分のまま。体も、自分の意志で動かせる)
弘範「……真琴……大丈夫か?」
真琴「……はい……」
(ゆっくりと起き上がる真琴。火は鎮まり、煙は静かに昇っていた) - 1561◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:40:58
次の展開。詩央里ちゃんはどうなったか
安価4つからダイスで選択 - 157二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:42:52
詩央里は泥田坊の手から逃れて異界で迷子になってる
- 158二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:43:29
地元とよく似たしかし別世界の霧の町に捕らわれている
- 159二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:44:25
あの手から逃れるために隠れており元の場所に変えるために奮闘中
- 160二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:45:41
衣服はビリビリに破れてスク水だけで霧の森を彷徨いながら妖怪に捕まれないように隠れていた
- 1611◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 18:46:26
- 162二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:48:32
めっちゃ頑張ってる様子だ
- 163二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:21:46
上着とスク水だけの格好でか
- 1641◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 19:32:11
――詩央里がいたのは、奇妙な街だった。
夜明け前のような仄暗さの中に広がる、異様な景色。家々の屋根は歪み、建物の形はどれもどこかで見たような……けれど、ちぐはぐに組み替えられたような、不安定なものばかり。
通りの向こうには、異形の者たちが行き交っていた。顔がひとつの目しかないもの、腕が三本あるもの、下半身が魚のようにうねるもの……
詩央里(ここ……どこ……どこなの……っ)
詩央里は、泥まみれの袖口で涙を拭いながら、石垣の影に小さくうずくまっている。
背後から近づいてくるのは泥田坊。巨大な人型で、その腕は地面に届くほど長く、顔には泥が幾重にも垂れ下がり、目だけが爛々と光っている。
詩央里は手で口を押さえ、音を殺した。
詩央里(……こんな場所っ……あたしは、絶対に……帰る!!) - 1651◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 19:33:07
次の展開。九尾はちゃんと約束守ってくれますよね?
安価4つからダイスで選択 - 166二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:35:04
詩央里の母がシャワー中にあの手に捕まれて連れ去られる
- 167二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:36:16
約束は守っておりちゃんと探している
- 168二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:36:50
約束を守りつつ自分の身体にしようと身体をこっそりと侵食
- 169二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:38:05
詩央里が泥田坊以外の別の異形に捕まるがセーラー服を脱いで逃れて何とか切り抜ける
- 1701◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 19:44:19
- 1711◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 19:44:36
詩央里ママ!!
- 172二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:45:13
お母さんに魔の手が伸びた
- 173二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:20:08
助ける人が一人増えたな
- 1741◆/PIfOhiLNg25/07/01(火) 23:50:38
急激なモチベ低下に襲われてしまいました……
- 175二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:57:57
今日は休んで寝る?
- 1761◆/PIfOhiLNg25/07/02(水) 00:04:06
お言葉に甘えて、今夜はここまでにさせていただきます
明日24時間更新がなければ、もう落としていただいて大丈夫です - 177二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:16:38
このまま詩央里達は妖怪達に囚われたままか
- 178二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:16:05
さて、どうなるか...
- 179二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:22:38
age
- 180二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:02:13
これで次落ちる時まで返事が無かったらそれまでかな
まぁ気分のったらまた初めてこのスレを前スレを張って再開しても大丈夫だよ - 181二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:05:51
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