- 11◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 12:14:53
- 21◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 12:15:46
キャラテンプレート
名前:
年齢:
性別:
種族:
本人概要:
能力:
能力概要:
弱点:
要望(任意): - 31◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 12:16:42
- 4二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:20:50
保守
- 5二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:29:17
保守
- 6二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:32:45
保守
- 7二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:33:57
たておつ~
- 8二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:35:43
保守
- 9二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 12:37:13
立ておつ
スレ主ってほかにもAIスレ立ててるんだろうか - 101◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 12:42:13
- 111◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:10:51
文章生成してる時の軽い裏話なんですけど
自分が使ってるAIって無料の一番下のランクのやつで使ってると学習済みのAIの時間制限がきて未学習のAIになるんですよ
よくある名勝負や感情の表現が多彩なのは学習済みAI
戦闘描写メインのやつは未学習AIが多いです - 121◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:18:35
題名『蒼海と星屑の間にて』
- 131◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:20:10
風が唸る。波が吠える。空が砕ける。
地球上に現れた大渦――それはキャプテン・バルバロッサの「船長特権」だ。
一声の号令で、海は空を覆い、艦隊が星の海を航行するように姿を現す。
「よぉ~し。おこちゃま共ぉ、帆を張りなッ! あの星クズども、ぜぇぇんぶ魚の餌にしてやんなぁ!」
舌足らずながら威厳たっぷりに叫ぶバルバロッサの声が響く。
その視線の先、宇宙より舞い降りし侵略者。
無数に分かれた同一の存在――ゲドフレア。
「地球の下等生命体が、空間を歪め海を呼ぶ? フン、面白い。お前たちに“命”の階層というものを教えてやる……!」
ゲドフレアの肉体が爆ぜ、千、万、億の数に分割される。 - 141◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:20:23
空を埋め尽くす銀の兵隊。すべてが同一の意思を持ち、同一の力を宿す。
「ほらぁ……いっぱい出てきたわね。わたし、数えるの苦手なのよぉ。――でも、撃てば減るでしょ?」
キャプテンの手には双銃。
引き金と同時に艦隊の砲撃が星屑を照らし、光が閃光に変わる。 - 151◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:20:38
ゲドフレアは数で押す。バルバロッサは面で制す。
艦砲、舷側のライフル、空を走る雷の大砲。
だが――ゲドフレアは止まらない。次々と命を分割し、殺しても殺しても尽きる気配がない。
「おい、ちび船長。お前の艦は、無限の波には抗えん!」
「なぁに言ってんの……? 船は波に乗るためにあるのよッ!」
バルバロッサが手を振ると、海が逆巻き、艦隊が空に跳ね上がる。
反転した海から一斉に火線が走り、ゲドフレアの分身を焼き尽くす。 - 161◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:20:52
だが、ついに。
ゲドフレアの“本体”が姿を現した――限界を超えないよう慎重に分けられた、核なる存在。
「貴様……貴様ごときが……!」
「うふふ、あたしって、わりとしぶといんだよ?」
バルバロッサは海に片膝をつき、銃を収めた。
そして、最後の命令を口にする。
「――『魚雷隊、発進』。」
海の奥底から現れたのは、かつて沈んだ艦隊の亡霊。
そのすべてが、幽霊船のようにゲドフレア本体へと突撃していく。
「これが……地球の……女……だと……?」
ゲドフレア本体が、断末魔のように消えていった。 - 171◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:21:05
夜明け。
艦隊の影も、銀の外宇宙人の破片も、すべてが泡のように消え失せたあと――
ひとり、バルバロッサは大砲に腰かけて缶詰を開ける。
「ふん。歳には勝てないわねぇ……でも、若返ったおかげで目のクマはなくなったし、今日も魚がうまいわぁ。」
空に浮かぶ海の残響を背に、老練のロリババア船長は微笑んだ。 - 181◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:21:22
以上
ばばあはつええ - 191◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:26:26
安価5つ
- 20二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:27:05
名前:自律式高機動重装歩兵『レッドオニ』
年齢:1265歳
性別:なし
種族:機械
能力:重装甲とジェット機動
能力概要:禍々しくも頑丈な真紅の特殊合金装甲に身を包み背中のジェット噴射による高速機動能力と超重量の金棒による圧倒的破壊力を持つ機械化歩兵
基本的には重装甲で攻撃を受け止めながらジェット機動で接近、金棒で叩き潰すというシンプルな身体能力の高さを活かした戦術を用いるがいざという時は装甲と金棒をパージして通常の三倍の速度で動く事ができる
弱点:装甲をパージすると弱点のコアが露出してしまう - 21二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:28:47
名前:バイオスライムVIII号
年齢:1ヶ月
性別:なし
種族:スライム
能力:霧、映写機
能力概要:自身の肉体から思考を鈍化させる作用を持った毒を生成して周囲の水分を利用し毒霧を発生、そこに自身の肉体から幻影を投射する
囮役となる幻影とだんだん毒が強化される毒霧の相性は良い
弱点:本体を見抜かれると弱い
利用できる水分がないと幻影が使えない - 22二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:32:56
名前:奪神(うばがみ)
年齢:忘れている(少なくとも中世ヨーロッパ時代には居た)
性別:不明(肉体的には男だが能力次第で如何様にもなる)
種族:不明(しいて言えば元人間。様々な存在から奪ってきているし神からも奪ってきている)
能力:奪神
能力概要:まだ自分がただの盗賊だった頃の通り名を付けた力
名前、記憶、能力、魂、技、経験、知能、特性、性別、種族までありとあらゆる全てを奪い去る力
奪ったものはストックされ完全に支配下に入り反逆される事も攻撃される事もない
この力でありとあらゆる存在から能力を奪っており能力を奪う時は過去に奪った能力でじっくり痛めつけてから奪う
一方で面倒臭い相手や飽きた相手だと能力だけ奪ってさっさと逃げる
弱点:長い時を掛けて奪い過ぎたせいで良く使う能力以外で自分が何の力を持っているのか分からない
要するに自分の全力を知らない - 23二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:33:44
名前:平賀竜兵衛
年齢:66
性別:男
種族:サイボーグ武者
能力:自己改造
能力概要:強者との戦闘データを蓄積し、その能力を模倣できる様に自身を無限に作り変え続ける。全身が武装として変形駆動する
弱点:多重改造を経て自己同一性を喪失、ただ命を斬り捨てる剣鬼と化している
剣豪(特に老齢)相手には異様に固執し暴走を起こす - 24二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:37:43
名前:ドラクル・アーカード
年齢:666歳
性別:男
種族:吸血鬼
能力:吸血鬼としての能力
能力概要:弱点以外に対する完璧な不死身、霧に変身しての物理攻撃の無効化、蝙蝠の翼による高速飛行、吸血による体力吸収および眷属化、魅了の魔眼、山を一撃で割砕く怪力乱心…など。『弱点以外に対しては無敵』という概念能力とも言える。
弱点:日光や聖水を浴びると皮膚が焼けただれる、魔除けの木杭や純銀の弾丸で心臓を破壊されると即死する…など、大衆が考える『吸血鬼』の弱点を宿してしまっている。 - 251◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:43:48
- 26二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:54:05
オニと剣鬼か
- 271◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:59:35
題名『火を喰らう鋼の老鬼』
- 281◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 13:59:57
黄昏の廃墟都市。コンクリの骨が剥き出しになった路地に、空からゆっくりと一対の影が降り立つ。
ひとつは、背にジェットを噴く真紅の鬼鉄。
もうひとつは、黒衣を纏い、全身を無数の改造痕で覆ったサイボーグ武者。
「……また派手な色の化け物じゃな。ワシの眼、まだ腐っちゃおらんようじゃのう」
カチャリ、と腰の刀をわずかに緩め、平賀竜兵衛が呟く。
対する『レッドオニ』は応答しない。ただセンサーが平賀を照準に捉え、巨大な金棒を地面に叩きつけた。振動が瓦礫を跳ね上げ、風が舞う。
それは開戦の号砲。
「よかろう。拙者は平賀竜兵衛。名乗る名がないなら、斬って名を刻んでやろうぞ!!」 - 291◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:00:07
先に動いたのはレッドオニだった。背中のジェットが咆哮し、轟音とともに鋼の巨体が突進する。地面が抉れ、金棒が大地を薙ぎ払う。
それは戦車の突撃と隕石の直撃を合わせたような質量の暴力。
「おおっ、なるほど……“肉”じゃのう。お主の拳、重たさだけは一級品じゃ!」
しかし平賀はその質量に対して躊躇などなかった。
身体の一部が変形し、全身の油圧が解放される。
──ガギィィィン!!
金棒と改造刀が交差。振動が互いの骨と鉄を砕き、空間に火花が散る。 - 301◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:00:44
レッドオニの高速旋回に合わせて、平賀の身体が再構築されていく。背部には簡易ジェット推進装置、左腕には衝撃吸収構造、足回りには慣性制御関節。
「データ、蓄積完了。──応じてやろうぞ、鬼よ」
まるで踊るかのように、老剣鬼の身体が空中で三度ひるがえり、レッドオニの金棒を避けながら腹部を狙って斬りつける。
だが、その刃はレッドオニの外装に阻まれた。神話金属級の特殊合金が、たとえ改造武者の刃であろうと容易に通さぬ。
「なるほど、分厚い皮膚じゃ。しかし──通らぬ皮膚は、内から裂けばよかろう!!」
刀を一瞬でチェーンソーに再構成。渾身の一閃で腹部に亀裂が走る。赤黒い火花と潤滑油が噴き出した。 - 311◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:01:34
レッドオニが呻くような金属音を響かせ、装甲を一気にパージした。
砕けた甲冑の中から、細身ながら異様な可動性を誇る真の機動骨格が顕現する。
「コア、露出……だと? ……自殺志願者か、あるいは……“本気”か」
再び激突。
金棒が速度を得て振り抜かれ、平賀の胸部装甲を打ち砕いた。
「ぐぅっ……! が、これしき──!!」
吹き飛び、地に叩きつけられながらも平賀は立ち上がる。
その瞳に宿るのは老いではなく、狂気に似た闘志。
「……思い出したわ。戦場じゃ。命を喰らい、命を吐き出す──命の風味。ようやく味が戻ってきおった」
右腕が変形し、過去に斬ったすべての剣豪の技術が宿る**“百鬼斬妖”**が発動する。 - 321◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:01:52
一瞬。
平賀は地を蹴り、次の瞬間にはレッドオニの背後にいた。
「──拙者の名を刻め。お主の記憶装置の奥底に、永遠にのう!」
刃が真紅の鬼の胸を貫き、コアを突き刺した。
金属の悲鳴が響き、レッドオニは膝をついた。
しかし、レッドオニは崩れながらも最後の一撃を放つ。平賀の左肩が抉れ、赤黒い煙が上がる。
ふたりとも、血と火花にまみれた。 - 331◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:02:08
「……まだ、生きとるか、鉄の鬼。ならば、またいずれやろうぞ」
平賀竜兵衛は、傷ついた身体で空を見上げた。
「己を忘れたままでも、戦う意味ぐらいはまだ覚えとる。そろそろ……思い出さねばならんかのう」
爆炎と火花の中で、老いた剣鬼はゆっくりと歩き去っていった。
そして、機械の鬼もまた、破損したセンサーを動かしながら、名も無き記録にこう残した。
──名乗る価値のある敵だった。 - 341◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:02:29
以上
鬼vs鬼
勝者鬼 - 35二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:04:05
やはり鬼が勝ったか
- 36二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:10:13
人のまま神域に至った爺がいれば人間やめてでもそこへ至ろうともがく爺もいるんだね
- 371◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:13:46
安価5つ
- 38二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:14:36
- 39二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:14:55
- 40二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:15:11
- 41二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:23:35
名前:バイオスライムVIII号
年齢:1ヶ月
性別:なし
種族:スライム
能力:霧、映写機
能力概要:自身の肉体から思考を鈍化させる作用を持った毒を生成して周囲の水分と組み合わせ毒霧を発生、毒霧をスクリーンとして映写機の機能を有する自身の肉体から幻影を投射する
囮役となる幻影とだんだん毒が強化される毒霧の相性は良い
弱点:本体を見抜かれると弱い
利用できる水分がないと幻影が使えない - 42二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:32:22
- 431◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:39:01
- 441◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 14:39:11
dice2d5=2 4 (6)
- 45二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:42:21
スライム君!名&迷勝負製造機のスライム君じゃないか!
- 46二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:56:53
スライム君がまた強そうなやつと当たっておられるぞ!
- 471◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:16:54
- 48二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:24:11
なんてこったい!
- 49二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:28:56
まじか、、早く生還してほしい
- 501◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:34:51
2号くんの学習に時間がかかってました
まだ始めたてなので違和感あっても許してください
題名『霧の幻と盗神の墓標』 - 511◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:38:11
廃劇場。
かつて喝采を浴びた舞台に今、音はない。
座席は朽ち、柱は裂け、天井は抜け落ち、灰色の空が無遠慮に覗いている。
舞台中央には、雨水がしみ込んだぬかるみがぽつんと存在し、そこだけが何かを待っているように静かだった。
そのぬかるみに、ぶよりと何かが現れた。
バイオスライムVIII号──スライム君。
全身をふるふると揺らしながら、まるで舞台袖から登場した役者のように、正面を見据える。
つるりと滑らかな半透明の身体。
その内側には、まるで映写機のレンズのような器官が浮かんでいる。 - 521◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:38:58
霧が、微かに立ち上り始める。
この劇場が、また演劇の場となることを告げるように。
「……いたのか、俺」
声がした。
その声は、まるで誰かの記憶の奥底から這い出したように低く、くぐもっていた。
観客席の影から一歩、また一歩と進み出たその姿──
奪神(うばがみ)
黒のローブを身に纏い、男とも女ともつかぬ肉体。
髪は白く、顔の造形は不明瞭だ。
だが、目だけがあった。
何千、何万もの記憶を呑み込んだような、底知れぬ眼。 - 531◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:40:25
「名も、姿も、思い出せねえ……お前、何者だ?」
バイオスライムは答えない。
ただ、ぬるりと滑るように身体を震わせると、霧が濃くなっていく。
毒素が空気を蝕み、視界が白んでいく。
「……喋らねえ奴は、嫌いだ」
その瞬間、奪神の背後に剣が浮かぶ。
一本。二本。三本。
過去に斬り殺した者たちの記憶から盗んだ武器たちだ。
それらが舞台に向けて飛び出す。
雷鳴のような轟音とともに。
だが。
刃が突き刺したのは、幻影だった。
「……」
奪神の目が細まる。
すでに劇場は霧に包まれていた。
見渡すかぎり白、白、白。
スライムの姿は見えない。だが、幾つもの“それらしき形”が浮かんでは消える。 - 541◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:40:49
そして──
「……チッ、来るか」
霧の中、微かな幻影たちが、奪神の過去の姿に似せて笑った。
奪神が神を殺した日。
奪神が母親を忘れた日。
奪神が「自分」を奪った日。
──映っていたのは、彼の過去だった。
「映写機……か。俺の記憶、勝手に掘り出しやがって……」
怒りの声とともに、奪神の身体が変質する。
影のような翼。獣の爪。炎を吐く喉。
過去に奪った力の一部が、怒りと共に暴走的に顕現する。 - 551◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:41:19
その瞬間、舞台が燃えた。
霧が吹き飛ばされる。
「──消えろ、スライム!」
奪神の拳が地を穿つ。
劇場が崩れ、床下から黒い泥が吹き出す。
そして、中心の水たまりが消えていた。
「……?」
だが、遅かった。
ぬかるんだ泥の下から、スライム君本体が飛び出した。
幻影を囮に、霧で記憶を読み、最後に毒を蓄積しきった場所から反撃。
「──っ!」
奪神の腹に、突き刺さる。
幻影ではなく、実体の一撃。
スライム君の内部で、映写機のランプが明滅する。
光が、奪神の肉体を貫くように照射した。
「やるじゃねえか……」
奪神が笑った。 - 561◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:42:36
スライム君の毒は「思考鈍化」。
今や奪神の脳内は数千の幻影に襲われ、どれが本体か、どの力を使っていたかすら思い出せない。
その瞬間。
スライム君は静かに、霧の奥で本体を震わせた。
毒の濃度、最終段階。
「……ハッ、やりやがった……」
奪神が、膝をつく。
視界が回る。身体が動かない。
「けどな……俺には、“逃げる”って選択肢があるんだよ」
──能力「転移」。
どこかの神から奪った、空間跳躍の術式。
一瞬で空間がねじれ、彼の姿が劇場から消える。
ただ、彼が最後に残した声があった。
「名も、記憶も、姿も。奪っても……お前だけは、忘れねえよ」 - 571◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:42:58
静寂。
スライム君は、霧の中で揺れていた。
毒霧はなお、舞台を包んでいる。
だが──敵はいない。奪神は、逃げた。 - 581◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:43:23
以上
Ⅷ号にして神に届く - 59二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:47:21
真っ向から勝った……だと……!?
- 60二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:47:53
やるじゃねえか…
- 611◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:51:40
だいぶ好調
今軽いのでガンガン行きましょう
安価5つ - 62二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:52:15
- 63二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:53:01
- 64二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:53:05
名前:魔笛王
年齢:394
性別:男
種族:悪魔
能力:黒き薔薇の幻奏楽団
能力概要:彼と彼に付き従う悪魔達によるオーケストラ。奏でる音楽によって肉体の垣根を超えて魂そのものを震わせ、それに付随した様々な奇跡を発現させる
悪魔でありながら人を愛し、高らかに奏でられる愛と勇気の旋律は時に生きる者達の心を鼓舞し、力を与え、癒し、魔を退けるなど数多の奇跡をその世界へともたらすだろう
弱点:楽団の数が減ると基本的に出力が下がる - 65二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:56:45
名前:ゴールド・F・パイレーツ
年齢:20歳
性別:男
種族:人間
能力:黄金化、黄金生成、黄金操作
能力概要:【黄金化】は自身に触れた個所、触れた物体、触れた存在、ありとあらゆる自身に触れたものを黄金にする
目に見えない霧や概念存在なども黄金化でき当然、攻撃も触れれば黄金となる
足を強く踏み鳴らせば辺り一帯全てを黄金化出来る、黄金化は問答無用で何にでも作用する
【黄金生成】は己の手のひらから好きなだけ黄金を生み出せる力。
【黄金操作】は生み出したり黄金化した黄金を自由自在に操る力
人型にして特攻させたり武器を生み出したり相手を貫いたり黄金の上を光の速度で移動したりとやりたい放題できる
黄金間を自由にテレポートしたり黄金の大波で相手を押しつぶす、純粋に防御で使うなど多彩な使い方がある
また基本的に彼の黄金は例え神であってもどうこう出来ない不朽不壊の物体
歪むことも朽ちる事も壊れる事も奪われる事も無い絶対の黄金
そして彼の黄金に触れればそれすらも黄金となる
弱点:黄金化に制限はないが黄金生成の黄金の生成量、黄金操作で操れる黄金の量には限度がある - 66二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 15:57:15
- 671◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:58:08
- 681◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 15:58:27
被り多いて
dice2d5=3 4 (7)
- 691◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:01:18
題名『黄金の終楽章(フィナーレ)』
- 701◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:01:50
黒々とした海の闇に浮かぶ、忘れられた劇場都市《オペラ・ドルチェ・アウリス》。
その中心に据えられたピアノは、誰も触れぬまま静かに響く残響を、夜風に乗せて奏でていた。
幕が上がる。 - 711◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:02:30
闇の縁から黒きローブを翻し現れたのは、魔笛王。
漆黒の羽を持つ悪魔の姿は、音楽そのものに魂を吹き込む指揮者そのものだった。
彼の周囲には、かすかに黒薔薇の香りが漂い、付随する悪魔たちが静かに音を紡ぐ。
「さあ、聴け――我が幻奏楽団の調べを」
彼が指揮棒を掲げると、黒薔薇の旋律が空気を震わせ始める。
その音色は肉体を超え、魂に直接触れ、癒し、鼓舞し、時には恐怖すらも生み出す。
だが、その音を切り裂くように、舞台の片隅から金色の閃光が走った。
若き黄金の海賊、ゴールド・F・パイレーツが躍り出る。
彼の手のひらから溢れ出す黄金は、あらゆるものを瞬時に変貌させる絶対の力。
「その音楽、俺の黄金で封じてやる!」
一歩踏み鳴らせば、周囲の空気が黄金色の霧と化し、劇場の床、壁、そして空気の隙間までも黄金に染め上げていく。
黄金の波が舞台を覆い、音の流れを物理的に制圧し始めた。 - 721◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:03:04
魔笛王は微笑む。
「なるほど……黄金か。良い、音の重奏と奏でよう」
指揮棒を振るうたび、黒薔薇の楽団がその姿を濃くし、闇と音の間を漂う悪魔達が黄金の波間に跳ね返されてもなお旋律を奏で続ける。
しかし、黄金の大波が舞台を押しつぶし、黄金の槍が飛び交う。
ゴールドの操る黄金の刃は、悪魔達の肉体を削ぎ落とす。
魔笛王の力は楽団の数に依存する。 - 731◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:03:51
一人、また一人と悪魔達が倒され、音色は薄れ始める。
だが彼はただ一人、鬼気迫る指揮でその残響を引き伸ばす。
「音楽は消えない、魂に刻まれた限り……!」
黄金に包まれた舞台で、光と闇がぶつかり合う。
やがて、魔笛王の旋律は震え、楽団は消えゆく。
だが彼は、その魂の震えを纏い、最後の奇跡を放つ。
一瞬、音楽は世界を止め、鼓動が響く。
その隙を突いて、ゴールドは黄金の剣を彼に突きつけた。
「終わりだ、音楽家」
だが魔笛王は微笑んだ。
「終わりなど、ない……これはただの終楽章」
彼の身体は音と闇の波に溶け、最後の音符となり舞台を包み込んだ。 - 741◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:04:36
その音符が消えたとき、劇場は静寂に戻った。
黄金の輝きは濁り、闇は薄れ、だが双方ともに倒れてはいなかった。
勝敗は──決着はつかなかった。
だが、この終楽章は新たな物語の始まりであることを告げていた。 - 751◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:05:21
以上
結果がわからないほうが美しいことってあるよね - 76二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:08:44
あえて濁す事の美、か…
- 771◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:14:54
安価5つです
- 78二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:16:41
名前:桜庭 辰之進(さくらば たつのしん)
年齢:16
性別:男
種族:人間
本人概要:孤児の不良であり、売られた喧嘩全部かう精神をしている。
能力:癒しの台風
能力概要:自分を中心(台風の目)に相手を癒す台風を発生させる。
弱点:自分を中心(台風の目)に台風を発生するので自分は癒せない。 - 79二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:16:46
- 80二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:16:59
- 81二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:17:02
名前:フサルク・フリューゲル
年齢:15
性別:女性
種族:戦乙女(ワルキューレ)
本人概要:幼きワルキューレ、現代においてワルキューレの役割とは神の時代の残骸を回収することである。性格はイケイケどんどん、歌を愛する活発な少女。自分の仕事には真面目だがオフの時は仕事仲間とカラオケでオールするタイプの陽キャ
能力:ルーン魔術(唄)、神鉄の槍と盾
能力概要:ルーン魔術は本来文字・文章とすることで発動する神の叡智である。それをフサルクは唄とすることでより複雑に、世界そのものに訴えかけることができる。限定的な現実改変(質量保存の法則などの物理学の無視、歌を物体に変換するなど)が可能。武器はすごく頑丈な槍と盾、これらにルーン魔術をかけることで炎や氷などの属性を付与することができる。
弱点:魔術は歌で発動するため歌えない環境、喉が潰されるなどで歌えなくなると戦闘能力が激減する。あと初心。 - 82二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:17:06
- 831◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:18:27
- 841◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:19:05
dice2d5=3 1 (4)
- 851◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:33:18
題名『癒しの台風と精霊の歌』
- 861◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:33:51
霧はまだ晴れず。
深く深く、白い靄が森を覆い、その中でふたりの影が対峙する。
静けさを破ったのは風だった。
桜庭辰之進の足元から、そっと風が生まれ、やがてぐるりと彼を中心に渦を巻く。
土と葉を巻き込みながら、彼の意志を宿すように風は太くなっていく。 - 871◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:34:41
その姿を、金色の毛並みの少女――ツェカ・ルサがじっと見つめていた。
翡翠の瞳には、敵意よりも警戒の光が強い。
「風……でも、それは癒しの気配」
「お前……歌うんだな。じゃあわかりやすい。喧嘩しようぜ」
ツェカは眉をひそめた。だがすぐに、唇を少しだけ緩める。
「……いいよ。森が許すなら、ね」
小さく呼吸し、唄う。
旋律は風に乗り、足元の花がそっと揺れる。
土の中から、小さな精霊が顔を出し、枝に宿る風精が耳元で囁く。
霧がさっと割れる。
そして。
開戦。
辰之進が一歩を踏み込む。
その瞬間、彼の周囲を囲んでいた風が一気に膨れ、爆ぜた。 - 881◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:35:09
癒しの台風──第一陣。
風圧が木々を揺らし、地を叩く。
ツェカの身体が揺らぎ、足元の小石が宙を舞う。
だが、彼女の唄は止まらない。
「舞いなさい――《風精・ヴィエ》!」
唄と共に、風の精霊が舞い上がる。
台風の風と拮抗するように、精霊の力が交差し、旋風の双舞が始まる。
一陣の風が辰之進の肩をかすめた。 - 891◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:35:33
彼は踏みとどまり、片足を後ろに引く。
全身を使って風を制御し、次の渦を生む。
「癒しの台風、第二陣……!」
強風がツェカの唄声に絡みつく。
だが、彼女は微笑んだ。
「甘い、風は一人のものじゃない」
今度は足で大地を踏む。
森の奥から木霊のような音が響き、**地精《トラム》**が姿を現す。
その硬い拳が風の中を突き抜け、辰之進に迫る。
「くっ……!」
渦巻く風が拳を逸らすが、その衝撃は直に伝わる。
木の根が絡みつき、地面が割れる。 - 901◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:35:56
だが――
「それでも俺の台風は止まらねぇ」
踏み込む。
霧が砕け、地がうねり、風が森全体を巻き込むように広がっていく。
ツェカが瞳を見開いた。
癒しの台風。
それは攻撃ではない。
だが、今この森に吹く風は、すべてを浄化するような熱量を持っていた。
「わかった……その風は、本気なんだね」
唄が止まる。
そして、彼女は踊り出す。
指先から髪の先まで、しなやかな動きが空気を捉え、森中の精霊を喚ぶ。
空から、火のような赤い光が差し込み、精霊たちが辰之進の風に溶け込むように舞う。
嵐と舞踏。
激突と共鳴。
その一瞬、森が真っ白に染まった。 - 911◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:36:19
風が止んだ。
唄も止んだ。
霧が晴れ、朝日が木々の間から差し込む。
二人は、向かい合って立っていた。
辰之進の肩が上下に揺れ、ツェカの呼吸も早い。
だが――その目は、静かだった。
「お前……強ぇな」
「あなたも、真っ直ぐだった」
沈黙。 - 921◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:36:41
やがて、どちらからともなく笑いがこぼれた。
静かな、だが確かな笑みだった。
ツェカは近寄り、手を差し出す。
「また、戦える?」
辰之進は一瞬目を細め、そして、拳でそれに応える。
「当たり前だ」 - 931◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:37:36
以上
恋の予感 - 94二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:38:24
カップリング誕生の気配を感じた
- 95二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:44:50
辰チェカ誕生の瞬間である
- 961◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:53:27
次の安価5つ
- 97二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:54:07
- 98二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:54:15
- 99二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:54:42
名前:兄目御宅
年齢:18歳
性別:男
種族:人間
人物概要:雑食の古きよきアニメオタク、アニメ大好き、アニメの修行とか現実でやってる
能力:アニソン
能力概要:アニソンを聞いているとアニメっぽい動きが可能となる
その上、聞いているアニソンを主題歌としているアニメのキャラの力が使える
さながらアニメそのものな戦闘可能
アニソンを切り替えれば使える力も変わる
弱点:アニソンが途切れると身体能力が高い一般人に戻る - 100二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:55:39
名前:クラウン・オブ・マーダー
年齢:46歳
性別:男
種族:人間(異能力者)
能力:ピエロっぽいことができるよ
能力概要:どこからともなく取り出したナイフや爆弾を投擲、随所に仕掛けられたトラップを駆使しながら、曲芸じみた動きで相手を翻弄する
弱点:可愛い男の子や女の子にはサディズムが働き、じっくり時間をかけて殺そうとしてしまう - 101二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:56:01
名前:ドラクル・アーカード
年齢:666歳
性別:男
種族:吸血鬼
能力:吸血鬼としての能力
能力概要:弱点以外に対する完璧な不死身、霧に変身しての物理攻撃の無効化、蝙蝠の翼による高速飛行、吸血による体力吸収および眷属化、魅了の魔眼、山を一撃で割砕く怪力乱心…など。
弱点:日光や聖水を浴びると皮膚が焼けただれる、魔除けの木杭や純銀の弾丸で心臓を破壊されると即死する…など、大衆が考える『吸血鬼』の弱点を宿してしまっている。 - 102二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:56:15
名前:マレフィクス
年齢:178
性別:女
種族:魔女(ダークエルフ)
能力:凶星
能力概要:物体にかかる重力の向きを操り増幅させる。
自身にかかる重力を操っての超高速移動や、隕石にかかる重力の向きを敵対象に設定しての必中攻撃を可能にする
弱点:若作りしていて見た目は美少女だが腰痛持ち。
気に入った相手は無理やり弟子にして孫の様に溺愛する - 1031◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 16:57:46
- 104二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:58:11
このレスは削除されています
- 105二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 16:59:39
いい感じのマッチアップだ!
- 1061◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:02:13
題名『紅と黒の重力』
- 1071◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:03:02
常闇が降りる。
空に浮かぶは、赤い凶星ただひとつ。天を焦がし、地を照らさず、すべてを予兆に沈める星。
風は息を止め、廃れ果てた古城にて──闇が、ふたりの異形を出迎えた。
最初に現れたのは、蝙蝠の羽音を連ねたような、あまりにも静かな飛翔だった。
漆黒のマントを翻し、貴族然とした気配を帯びた男が、虚空から舞い降りる。
赤い瞳、蒼白の肌。背筋をまっすぐに伸ばしたその姿には、地に立つ者のものとは思えぬ気高さがあった。
「ふむ……この匂い。夜の匂いではないな」
吸血鬼、ドラクル・アーカード。
千を超える月夜を食い破り、不死を謳歌する大いなる闇。
この城の名残を嗅ぎ分け、懐かしげに唇を吊り上げる。 - 1081◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:03:16
と、その眼前。石畳に、ひとつの影が落ちた。
「……ふぅ。こっちの腰は限界なのに、星の引力は待ってくれないとはねぇ……」
赤いマントを翻し、扇子で口元を隠しながら降り立ったのは、見目麗しき美少女──否、魔女。
その目は地の重さを測るように鋭く、その声は百八十年を超える知恵と疲労を滲ませている。
名は、マレフィクス。
重力を統べ、星すら墜とす魔女。
だが、今の彼女は──腰に手を当てて呻いていた。
「……腰が……抜ける……! けどアンタ、ただ者じゃなさそうねえ?」
「それは、私が“ただの者”だったことがないからだ。人よ。否、魔女よ。貴様がこの城を選んだのか?」
「さあねぇ。星が導いたのか、腰がきしんだせいか……そんなこと、もうどうでもいいわ」
視線が交錯する。
ひとつは血と夜の帝王の瞳、
もうひとつは重力と孤独に焼かれた星の魔眼。
そして、言葉が刃へと変わった。
「退け。夜は私のものだ」
「アンタがどんな“不死身”だろうと──引力には勝てないってこと、身をもって教えてあげるわ」
一歩。
そして、また一歩。
引き寄せるように──ふたりは戦場の中心へと進み出た。 - 1091◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:03:46
最初に動いたのは、風だった。
否──霧だ。
ドラクルは己の肉体を霧へと変え、空気と一体となる。
それは物理法則を嘲笑う不死の術。
斬れず、刺せず、触れぬまま──相手を取り囲む。
だが、マレフィクスは微動だにしなかった。
扇子を閉じる仕草だけで、彼女の周囲に“重力の壁”が生まれる。
「……霧になろうが関係ないのよね。重力は、質量の有無だけじゃない──空間を縛る力よ」
霧が近づいた瞬間、空間がひしゃげた。
局所的な重力崩壊。
その一点で、霧が歪み、圧縮され、悲鳴のような気流が吹き荒れる。
ドラクルは即座に霧を散らし、蝙蝠の翼を展開。天井のない空へと高く飛ぶ。
「面白い。まるで星の魔女だ」
「褒めても腰は治らないけどね。じゃ、ひとつ贈り物でも」
マレフィクスの指が空を指し示す。
そして、落ちてきた。 - 1101◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:04:08
──空の彼方から、隕石。
それは物理的な質量だけでなく、魔女の指定座標へと引き寄せられる“必中の重力”。
ドラクルは笑った。
笑いながら、全力で翼をはためかせ、空間を旋回する。
「良い! 久しぶりに死にそうだ!」
次の瞬間、隕石が城の中枢を吹き飛ばす。
大地が裂け、塔が崩れ、月の見えない空に血煙が舞い踊る。
しかし──
「……やっぱり、死んでない」
瓦礫の中から現れたのは、傷一つないドラクル。 - 1111◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:04:19
その胸元には、かつて貴族が着ていた燕尾服のような美しさが残っている。
「心臓は……逸らした」
「不死身って、やっぱズルいわよねぇ」
「ならば、その腰の方を責めるべきか?」
「やれるもんならやってみなさいな、おじいちゃん吸血鬼!」 - 1121◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:04:32
ふたりは飛ぶ。
ひとりは翼で、
ひとりは重力の逆転で。
空中戦は、狂気のように、理を逸脱した速度で展開される。
魅了の魔眼。重力の歪曲。
吸血の突進。隕石の追尾。
血と星、夜と引力──まったく噛み合わぬ力が、奇跡のようなタイミングでぶつかり続ける。
やがて、ふたりは地に戻る。
決着を、たったひとつの瞬間に懸けるかのように。
ドラクルの胸には、純銀の銃弾が込められた古の銃。
マレフィクスの手には、天より落ちる最終重力点が刻まれている。 - 1131◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:04:59
ふたりは同時に動いた。
銃声。
重力崩壊。
ふたつの運命が、交差する。
──沈黙。
風が戻り、凶星が曇り空に消えていく。
立っていたのは、ひとり。
膝をつき、腰をさすりながら、空を仰ぐ──マレフィクス。
その目の前に倒れているのは、ドラクル・アーカード。
胸を貫いた銀の銃弾──ではなく、彼自身の手で心臓を撃ち抜かせた痕。
「……最後の最後で、魔眼に、魅了されるなんてね。まったく……」
星の魔女に惚れた吸血鬼。
誇り高き夜の王は、選んだのだ。自らの死を。美しい敗北を。 - 1141◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:05:10
マレフィクスは微笑む。
口元に皺を寄せて。
「……あーあ、こんな奴に気に入られちゃった。もう、弟子にするしかないじゃない」
──その日から、重力の魔女の隠れ家には、ひとりの黒猫が棲み着いた。
夜だけに現れ、血のように紅い目で、彼女をじっと見つめているという。 - 1151◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:06:11
以上
2号くんは幸せエンドが好きなようです - 116二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:07:40
2号くんは確かに毛色変わりましたな
それもまたアリ - 117二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:08:46
1号はディープな奴が好きだったからなぁ
でもその分感情の描写がすごかった - 1181◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:14:24
安価5つ
- 119二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:14:47
- 120二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:15:33
名前:兄目御宅
年齢:18歳
性別:男
種族:人間
人物概要:雑食の古きよきアニメオタク、アニメ大好き、アニメの修行とか現実でやってる
能力:アニソン
能力概要:アニソンを聞いているとアニメっぽい動きが可能となる
その上、聞いているアニソンを主題歌としているアニメの力が使える
さながらアニメそのものな戦闘可能
アニソンを切り替えれば使える力も変わる
弱点:アニソンが途切れると身体能力が高い一般人に戻る - 121二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:15:47
名前: ムサ・ノア
年齢: 58歳
性別: 男
種族: 人間
能力: 婆(50歳以上の雌の生物)フェチとしての能力
能力概要: 50歳以上の雌の生物への異常な愛情によって覚醒する特殊能力。50歳以上の雌の生物に触れると、その魔力を吸収し、自身の肉体を若返らせる。彼の能力は年齢層を越えて深まる情熱によって、強大な戦闘力、再生能力を得る。50歳以上の雌の生物の心を魅了し、服従させることも可能。また、年齢を感じさせる女性たちの思い出にアクセスし、過去の時間を操る能力も併せ持つ。
弱点: 逆に20歳以下の雌の生物には一切の能力が効かず、20歳以下の雌の生物に触れると能力が一時的に無効化される。過度な愛情依存や、理性を失うことで、思考が不安定になり、魔力が暴走する危険がある。 - 122二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:17:37
- 123二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:17:50
名前:シィラ
年齢:21
性別:男
種族:人間
本人概要:悪魔に支配された存在で破壊衝動が凄く極悪非道、暴力大好き、また見た目は一見すると普通の青年
能力:異常なまでの身体能力の超強化
能力概要:身体能力の超上昇、攻撃範囲を視界内まで拡大、基本的にあらゆる異常を無効化する
弱点:悪魔払いや聖なる呪文、聖なるもの、十字架などに非常に弱く、それらの効果を受けると極端に能力が弱体化する
また慢心しており相手を嬲るのが好みな為、隙が多い - 1241◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:20:01
- 125二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:21:50
アニメっぽい動き…… 弱点気付けると聖なる力とかで一気に有利になれそうだな
- 126二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:23:20
アニソンによってはめちゃめちゃ強くなりそう
- 1271◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:35:33
文章力を突き詰めようとすると1号に寄るんだ…ゆるしてくれ
題名『錆びた遊園地の死闘』 - 1281◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:37:58
夕暮れの空が鈍色に染まるころ、錆びついた遊園地の入り口に、ひとりの少年が立っていた。
耳にはイヤホン、手にはスマートフォン。彼の名は兄目御宅、アニメへの情熱をそのまま戦闘の力に変える、若き戦士である。
彼の指先が画面を滑り、懐かしいアニソンの一曲が流れ始める。
その音は彼の身体の隅々まで浸透し、まるでアニメの主人公が魂を宿すように、御宅の動きは瞬時に変わった。
背筋が伸び、目は鋭く輝き、足取りは軽やかに。
戦闘への期待が彼の胸を高鳴らせていた。 - 1291◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:38:17
観覧車の錆びた輪郭が夕日に溶けて赤く輝く。
長い年月の沈黙に包まれた遊園地は、今はただの廃墟だ。
風が通り抜けるたび、腐食した金属の軋みがかすかに響く。
そのとき、風の匂いが変わり、遠くから不穏な気配が近づいてきた。
シィラ──悪魔の支配を受けた青年が、闇の中から姿を現す。
彼の瞳は狂気に燃え、破壊への渇望が身体中から迸っていた。
身に纏った影が揺れ、まるで黒い炎が揺らめくかのようだ。
「オタク……今日はお前を壊しに来た」
その声は冷たく低く、絶望の鐘のように響く。 - 1301◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:38:27
兄目御宅は一瞬も怯まず、むしろ笑みを浮かべた。
「いいぜ、最高のバトルにしようじゃないか」
彼は素早く音楽を切り替えた。
空気が震え、ロボットアニメの主題歌が轟く。
背後から、巨大なメカが召喚されたかのように姿を現す。
その存在は金属の冷たさと圧倒的な力を放ち、まるで彼の分身であるかのようだった。
シィラは激しい咆哮を上げ、一気に攻撃を仕掛けた。
拳は空気を裂き、廃墟の壁を砕き、彼の周囲に嵐を巻き起こす。
しかし、御宅は鮮やかに回避し、ロボットの腕を振り回して反撃した。
衝撃波がシィラを吹き飛ばし、彼の体がひるむ。
「まだまだ!」
少年の叫びは強く、未来への希望を背負っていた。 - 1311◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:38:40
しかし、戦いの中でシィラの動きに微かな変化が見えた。
彼の狂気の瞳に、一瞬の躊躇が浮かんだのだ。
「やめてくれ……頼む……助けてくれ……」
その声は震え、命乞いの色を帯びていた。
御宅はその声に戸惑いを覚えた。
「何だ……? 本気で苦しんでいるのか……?」
敵の弱さを見つけた少年の心は揺れ動き、攻撃の手が鈍る。
その間隙を狙ってシィラは激しい逆襲に出た。 - 1321◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:38:52
シィラの拳が地面を叩きつけ、遊園地の朽ちた機械を次々と破壊する。
観覧車の巨大な歯車が砕け散り、メリーゴーラウンドの動力部が轟音とともに崩壊した。
その瞬間、彼は御宅のスマートフォンを鋭い蹴りで叩き壊した。
「終わりだ」
音楽が消え、アニメの力は霧散する。
御宅の身体は一瞬にしてただの人間へと戻った。
動揺が胸を締めつける。
しかし彼は必死に踏みとどまり、倒れることを拒んだ。 - 1331◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:39:21
「まだ……終わらせるか!」
必死の抵抗で繰り出される拳は鋭く、だがシィラの異常な身体能力には到底及ばない。
彼の一撃一撃が容赦なく胸を打ち、御宅はついに膝をついた。
視界が揺らぎ、世界が遠のく。
「……音楽を……もう一度……」
それが最後の言葉だった。
倒れた御宅の身体に、もう旋律は戻らない。
ただ途切れた静寂だけが、崩れ落ちる廃墟に漂っていた。
月光が壊れた機械の破片を照らし、寂しげに影を落とす。 - 1341◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:39:33
戦いの終わりは、希望の終わりではなかった。
御宅の魂はどこかで、新たな音を求め続けている。
それはまるで、誰かの胸の中で永遠に響くアニソンのように――。 - 1351◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:39:57
以上
迷ったら死ぬ。 - 136二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:40:58
悪魔らしい狡いて使ったなぁ……
嫌本気で助けを求めてた声の可能性もあるけど - 137二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:41:09
うーん諸行無常
- 1381◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:42:43
次の安価5つです
これやったら少し休憩 - 139二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:43:06
名前:歩行空母『ヒャクメ』
年齢:1265歳
性別:なし
種族:機械
能力:ドローン
能力概要:二本の逆関節の足が生えた巨大な箱のような見た目をしたドローン空母であり監視や銃撃に空爆、奥の手として自爆特攻などを行うドローンを内部から多数召喚しその物量で相手を押しつぶす
弱点:本体の移動速度や防御力はそこまででもないため数の暴力が通じず本体を狙える相手には弱い - 140二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:43:15
- 141二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:43:39
名前:ウィリアム
年齢:50
性別:男
種族:人間
本人概要:相手を嬲ること、相手に嬲るられることが大好きな猟奇食人鬼 異常者ではあるが頭が非常に良く相手の観察に関しては達人レベルに達している
能力: サドマゾヒズム
能力概要:相手が傷つくと自身の力と速さが増し 自身が傷つくと頑丈さが上昇し不死性も徐々に増していく また相手を喰らうと能力の一部を取得
弱点:相手を傷つけられ無いと能力が発動せず 自身が傷つく事がトリガーの能力も即死すると発動しないこと - 142二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:43:47
名前: ムサ・ノア
年齢: 58歳
性別: 男
種族: 人間
能力: 婆(50歳以上の雌の生物)フェチとしての能力
能力概要: 50歳以上の雌の生物への異常な愛情によって覚醒する特殊能力。50歳以上の雌の生物に触れると、その魔力を吸収し、自身の肉体を若返らせる。彼の能力は年齢層を越えて深まる情熱によって、強大な戦闘力、再生能力を得る。50歳以上の雌の生物の心を魅了し、服従させることも可能。また、年齢を感じさせる女性たちの思い出にアクセスし、過去の時間を操る能力も併せ持つ。
弱点: 逆に20歳以下の雌の生物には一切の能力が効かず、20歳以下の雌の生物に触れると能力が一時的に無効化される。過度な愛情依存や、理性を失うことで、思考が不安定になり、魔力が暴走する危険がある。 - 143二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:44:38
- 144二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:45:11
- 145二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:45:43
- 146二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:47:06
名前:花火爆花
年齢:12歳
性別:女
種族:人間
人物概要:ぶっ飛んだ思考を持つ幼女。発想が頭おかしいタイプでなんでも楽しむ
能力:爆発
能力概要:あらゆる全てを爆発させる力
普通に大爆発を引き起こせるほか身体能力を爆発させて異次元の身体能力を爆発させる
相手の思考を爆発させるなど何でも爆発させれる
弱点:爆発には反動がある - 1471◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 17:48:10
- 148二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 17:52:02
これは…… 花火爆花が有利かな? 爆発で即死を狙えそう
- 1491◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:09:07
題名『爆と気の螺旋』
- 1501◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:09:43
風の止んだ黄昏だった。世界の果てとも思える草原の中央に、一本の塔が突き刺さっていた。
その塔の名は《ラグナ・スパイラル》。神代の終わりに天を貫こうとして失敗した神の残骸とも、重力の中心を狂わせた魔導都市の遺構とも噂されるが、いずれにせよ人は近寄らない。
傾いだ螺旋の塔は、空間そのものをねじり、時間の感覚すら狂わせる。だが、そこにいた。いや、いたことに気づかされた、と言うべきか。 - 1511◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:10:06
「わぁ〜〜〜♡ でっか〜〜〜〜〜〜いッ!」
塔の基部、崩れかけた祭壇の上に、少女がいた。年端もいかぬ、無垢なる声。だがその小さな背中からは、誰しもが本能的に距離を取りたくなる“気配”があった。
花火 爆花(はなび・ばっか)――年齢12歳。あらゆるものを「爆発させる」ことができる異能の少女。破壊の天才。もとより理性による制御を受けない“楽しむ”という欲求でのみ動く存在。
「こんなでっかいの、一発でどっか〜〜んってやれたら絶対気持ちいいよねっ!」
彼女は身を乗り出し、塔の石材に拳を当てた。瞬間、軽い破裂音と共に、石材の一部が破裂した。
「ひゃはっ♡ ほんとに気持ちい〜〜〜〜〜!!」
その無邪気な笑い声が、歪んだ重力に乗って塔の内へと吸い込まれていった。 - 1521◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:10:27
塔の入り口。地面と交わることのない、空中に浮かぶ逆巻きの階段に、一つの影が降り立った。
身の丈ほどの黒いコート、体格は平均。顔立ちも印象が薄い。だが、彼の一歩が空気を震わせる。
弥益 豊(やます・ゆたか)――年齢42歳。異能に目覚めた人類の中で、「最も平凡にすべてを極めた男」。派手な必殺技も、特殊な血統もない。ただ、あらゆる技能を徹底的に“中庸”の極まで研ぎ澄ませた存在。 - 1531◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:10:46
──ある者は彼を、“凡神”と呼ぶ。
その弥益が、少女に声をかけた。
「花火爆花。……これ以上、君を放っておくわけにはいかない」
「え〜〜、誰? あっ、もしかしておっちゃん、警察のおじさん? わたし指名手配? わはっ♡」
「対特異災害公安局・第五課所属、弥益豊。任務は君の確保だ」
「うーん。じゃあ断る〜! だって“爆発”できないところに行くの、ぜっっったい退屈だもん!」
爆花は勢いよく跳ねる。その着地だけで、塔の表面に蜘蛛の巣状のひびが広がった。
(接触だけで局地的圧力を爆破へ変換……思った以上だ)
弥益は沈黙のまま、両掌に“気”を纏い始めた。熱くもなく、冷たくもなく、ただ完璧に整った「気」。それは彼の肉体と精神の中心を、何者にも侵されぬ均衡へと導いていく。
「たのしいこと、はじめよ〜〜〜〜〜〜〜♡」
塔が――鳴った。 - 1541◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:11:05
爆花は飛んだ。彼女の跳躍には法則がない。
ただ一つ、彼女の意思が爆発をもたらす。重力は従属し、空気すら逆らわない。塔の内壁を踏みつけるたびに、その一点が膨張し、弾け、跡形もなく砕け散る。
「いっけぇぇぇえええええっ☆」
叫ぶ声と同時に、彼女の拳が飛来した。だが、それは拳ではなかった。
視界を塞ぐほどの圧力が、爆発の奔流が、弥益を襲う。
「……“気膜”展開」
弥益は静かに呟き、身体の表面に薄く気を纏わせる。極限まで抑制された圧力が、波のように攻撃を押し返す。 - 1551◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:11:28
爆発が弾かれた。塔内に炸裂音が轟き、重力が跳ね上がる。
「うっひょおおお!なにそれ!はねかえってくるの!?マジ最高ぉ!」
爆花は逆に楽しそうだった。
弥益は、手の内に気を籠める。
「“推貫”」
一歩。
それだけで塔が呻く。弥益の拳が突き出された瞬間、周囲の空気が収束し、純粋な加圧力が爆花の側面を襲う。
だが爆花は笑っていた。 - 1561◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:11:50
「そこ爆発させる〜〜〜☆」
彼女は指を鳴らす。自分の右肩、その一点を爆発させることで、逆に回避の推力に変換した。
爆風で弾かれるように宙を舞い、塔の天井に背をぶつけ、くるりと一回転。彼女は弥益の背後に着地する。
「うしろ〜〜〜〜っ☆」
気の感知は、全方位に行き渡っていた。弥益は迷わず振り返り、肘を突き出す。
肘と拳がぶつかる寸前、爆花はまたも「脚」を爆発させてそのまま真上に跳ぶ。
空中。
「――じゃあさ、塔ごといっぺん爆発しちゃおっか♡」
彼女の両手が開かれる。塔の天井、その構造核が、わずかに震えた。
弥益の目がわずかに細まる。
(来るか……全体爆破)
彼は、次の一手を用意する。気を流し、術式ではなく、経験による防衛の型を整える。
塔が爆ぜる――その直前。 - 1571◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:13:43
爆花の掌が開かれたまま、上空の塔の構造体が「膨張」し始めた。
見えない力が、空間の継ぎ目を押し広げる。内部からの破裂。塔そのものを爆発させる意志が、確実に芽吹いていた。
だが、弥益は動じない。
「“環掌(かんしょう)”」
気の波が、塔の骨組みにそって放たれる。爆花の“爆発域”を無効化せず、封じることを狙った。
塔が震え、光が一瞬、消えた。
「えっ、なにそれ、爆発しなかった!? そんなのずるーい!」
爆花の声には、珍しく“焦り”が滲んでいた。 - 1581◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:14:22
「君の力は強い。だが、制御されない力は――いずれ自分を殺す」
「やだやだやだ〜!それってつまんないってことだもんっ!」
爆花はなおも反発するように、自らの腕を爆破して加速し、再び弥益に肉迫。
だが、弥益はその瞬間に踏み込んだ。
「“双縛”」
左右の掌が同時に展開され、爆花の肩と腹部に“気の縄”が絡みつくように放たれる。
一瞬の静止。
「むぐっ……なにこれ、……動けない……!?」
爆花の異常な身体能力すら、内から外へ均等に力を分散されれば制御が効かない。
「君には、まだ……未来がある」
弥益の手刀が、彼女の首筋に正確に入る。
――爆花、昏倒。 - 1591◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:15:00
塔の崩壊を未然に防ぎながら、彼はそっと彼女を抱えた。
「確保。コード103。対象は未成熟特異存在。確保に成功した」
通信機にそう呟いた声は、どこまでも平坦だった。
だがその横顔には、確かに静かな安堵が宿っていた。 - 1601◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:15:21
以上
凡神かっけぇ。 - 161二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:16:15
まず一言、安価キャラ間違えてね?
それはそうとこっから凡神弟子入りルートもありだな - 1621◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:19:40
- 163二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:21:13
- 1641◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:21:50
あと2人お願いします
3つからダイスで決めます - 165二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:22:00
名前:倉茅 晴子(くらがや はるこ)
年齢:24
性別:女
種族:人間(ロリ狂い)
本人概要:一般社会に紛れ込んだ新手の妖怪。
ロリを愛し、ロリに愛された(自称)存在。生まれてきてはいけなかった。
天性のロリ狂い。逮捕歴あり。
もはや神をも超越する狂人。
能力:ロリ探知センサー
能力概要:微量なロリの気配を探知し、体力全回服(自己催眠)とフィジカルMAX強化(自己催眠)を行う。ロリがそこにいるという錯覚まで起こし、勝手に相手以上の強さになる。
相手の年齢が10より下か見た目が子供の場合は無理矢理にでも拐う。新手の妖怪。
謎パワーで相手を強制ロリに出来る。
弱点:強いて言えば警察 - 166二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:22:45
- 1671◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:23:17
- 168二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:29:54
これはぁ ウィリアムの好みの対象っぽい人間じゃ無い……
- 1691◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:36:36
題名『狂奏の宴』
- 1701◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:38:14
月が沈みかけていた。
どこまでも黒い水をたたえた湖が、鏡のように空を映している。その湖面の中央に浮かぶ小島。まるで誰かが悪意をこめて描いたような円形の石畳の舞台。その上に、ひとりの人形が座していた。
着物を纏い、手には三味線。だが、その姿には血も骨もなかった。しんと静まりかえった空気の中、風も吹かず、虫の音もない。
その人形の名は三味線(しゃみせん)。
長い年月を経て意志を宿し、人に似た姿をとった付喪神。楽器として鳴らされ続けた記憶が、いつしか“自身が奏でる側”となって結晶した。
その三味線が、爪弾いた。
きぃん。 - 1711◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:38:43
空気が裂けた。音の“塊”が、目に見えるかたちで宙を走り、湖面をかすめた。
瞬間、水が爆ぜた。黒い水が真珠のように天に舞い、三味線はひとつ、満足げに頷いた。
その時だった。
「ん、いい音だ。割と、好きだな」
声がした。
島の外縁、霧の向こうからぬるりと現れた影があった。
背は高く、スーツに身を包んでいる。だがその姿勢は猫背気味で、両腕はだらりと下がり、足音はひどく湿っていた。
何より、目。
その男の目は、誰かの悲鳴を常に求めているような、深く、暗い色をしていた。
ウィリアム。
五十年生き、五十年壊し続けてきた“人間”。
その中でも、最も厄介で、最も狂っているもの。
三味線は、何も言わない。ただ一音、弦を引いた。
ぶうん。
空気が震え、ウィリアムの耳元をかすめて“音”が走る。
「おお……っふふ、そうか。そうだよな。やっぱりそうだ……
今日は、いい夜だ」
ウィリアムは笑った。歓喜でもなく、凶喜でもない。
ただ、心からの『好意』を込めた、あたたかく、気持ち悪い笑みだった。
「よし、殺し合おうか。大好きになれそうだよ、君」 - 1721◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:39:11
湖の夜は深まり、黒い水面に映る月はほとんど消えかけていた。
三味線の音は静かに続く。彼女(彼?)は人形と呼ばれるが、弦が奏でる音には明確な意思が宿っている。
空気を震わせるその音は、空間に生々しい「塊」として飛び、時にウィリアムの周囲を包む。
ウィリアムはその音に微笑みながら、一歩ずつ近づいていく。
「おお、いいねぇ……もっと来い、もっと嬲らせてくれ」
彼は肉体を自在に強化しながら、三味線の音塊をかわしつつ、その間合いを埋めていった。
彼の身体は痛みを受ければ受けるほど強靭になる。だからこそ、敢えて音の衝撃を受けながら、自らにダメージを刻み込んでいく。 - 1731◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:39:21
三味線も負けてはいない。
音塊を連射しながらも、弦の痛みに顔を歪めるが、そこに理性ではない“意志”を感じさせる。
その音は単なる攻撃ではなく、彼女自身の存在証明であり、生き様そのものだった。
両者はまるで踊るかのように動き、湖の小島を焦土へと変えていく。 - 1741◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:39:43
戦いは激烈を極めた。
ウィリアムは時に自らを傷つけ、体を改造するように頑強化。
三味線は、弦を痛めるリスクを顧みず、音の嵐を降らせ続ける。
だが、両者の狂気は均衡していた。
ウィリアムのサドマゾヒズムは、ダメージがないと発動せず、同時に即死も禁忌だ。
三味線は力の出し惜しみをすると、敗北が近づく。
この相互依存の構図が、彼らの戦いに一種の“美”を生み出していた。
湖畔に響く不協和音は、やがてひとつの旋律へと昇華する。
「そうだ……お前を喰らいたい」
ウィリアムの言葉は囁きとなり、怒りとも愛情ともつかぬ熱を帯びていた。
三味線は答えた。音の一撃を強めて、男の胸元を裂く。 - 1751◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:39:59
ウィリアムの胸は裂けていたが、痛みは彼の力を増幅させるだけだった。
逆にその傷口から、不気味な力が漏れ出す。
彼は喰らい、その肉の欠片を呑み込み、己の肉体へと取り込んだ。
しかし、三味線の攻撃は止まらない。
彼女の手は弦を振るい、音の塊を次々と放つ。
ウィリアムはその間合いに飛び込み、三味線に接近。
生身の手で彼女の胴を掴み、引き寄せた。
「逃がさない……お前も、俺の一部にしてやる」
その瞬間、三味線の弦が激しく軋み、割れた。
致命の予兆。だが三味線は最後の力を振り絞り、音の刃を解き放つ。
二つの力が激突した刹那、湖面が爆ぜ、夜空が裂けた。 - 1761◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:40:11
湖に沈む二体。
ウィリアムは血にまみれながらも立ち上がり、三味線の破損した胴を抱き寄せた。
「いい夜だった……ありがとう」
三味線は静かに音を止め、微かに震えた。
死か、再生か。そこに明確な決着はない。
ただ、ふたりの魂は深く交わり、狂気の宴は静かに幕を閉じたのだった。 - 1771◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:40:44
以上
三味線さんからしたら恐怖でしかないend - 178二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:42:32
相性最悪だったな……
- 179二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:43:07
アレ?付喪神のが人間に見えるぞ
- 1801◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 18:44:49
ちょっと休憩
みんなの選ぶベストバウト投票でもしようかな - 181二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 18:59:06
個人的に好きなのは涙とヒュドラスかな?
- 1821◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:04:56
安価を7つ
- 1831◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:05:12
ベストバウト投票はもっと後にします
- 184二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:05:22
- 185二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:05:55
- 1861◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:07:13
ですです
- 187二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:07:32
名前:フサルク・フリューゲル
年齢:15
性別:女性
種族:戦乙女(ワルキューレ)
本人概要:幼きワルキューレ、現代においてワルキューレの役割とは神の時代の残骸を回収することである。性格はイケイケどんどん、歌を愛する活発な少女。自分の仕事には真面目だがオフの時は仕事仲間とカラオケでオールするタイプの陽キャ
能力:ルーン魔術(唄)、神鉄の槍と盾
能力概要:ルーン魔術は本来文字・文章とすることで発動する神の叡智である。それをフサルクは唄とすることでより複雑に、世界そのものに訴えかけることができる。限定的な現実改変(質量保存の法則などの物理学の無視、歌を物体に変換するなど)が可能。武器はすごく頑丈な槍と盾、これらにルーン魔術をかけることで炎や氷などの属性を付与することができる。
弱点:魔術は歌で発動するため歌えない環境、喉が潰されるなどで歌えなくなると戦闘能力が激減する。あと初心。
補足:格好はスク水の上にプロテクターを装着している。ちょっとエッチな格好 - 188二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:07:54
名前:螺旋の王 カレイド=トゥール(Kaleid = Thoul)
年齢:不定(見た目は22~25歳)
性別:無性(常に男性形で表現されるが、時折女性的・中性的な姿を取る)
種族: 鏡魔族
能力: 万象錯乱《インフィニット・カレイド》
能力概要: 過去や未来のあらゆる「可能性」を現実として具現化する力を持つ。状況に応じて最適な未来や過去を選んで実行し、戦闘や環境を有利に操作する。時空を操り、時間軸を修正したり、未来を変更したりすることも可能だが、彼の存在そのものが「例外」として時空の法則に干渉するため、完全には制御できない。
弱点: 過度な能力の使用によって自己崩壊の危険があるため、力を乱用しすぎると、存在自体が不安定になり、消失する可能性がある。 - 189二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:07:56
年齢:16
性別:男
種族:人間
本人概要:死に興味を持たない以外は普通の戦闘狂である。皆拳で語り合えば世界平和になると本気で思っている。
能力:タイマン
能力概要:1on1の時、相手自分共に信念や背寄ってるものが力に変わる。
弱点:相手が自分より背寄ってるもや信念が強ければ普通に負ける。 - 190二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:08:38
名前:倉茅 晴子(くらがや はるこ)
年齢:24
性別:女
種族:人間(ロリ狂い)
本人概要:一般社会に紛れ込んだ新手の妖怪。
ロリを愛し、ロリに愛された(自称)存在。生まれてきてはいけなかった。
天性のロリ狂い。逮捕歴あり。
もはや神をも超越する狂人。
能力:ロリ探知センサー
能力概要:微量なロリの気配を探知し、体力全回服(自己催眠)とフィジカルMAX強化(自己催眠)を行う。ロリがそこにいるという錯覚まで起こし、勝手に相手以上の強さになる。
相手の年齢が10より下か見た目が子供の場合は無理矢理にでも拐う。新手の妖怪。
謎パワーで相手を強制ロリに出来る。
弱点:強いて言えば警察
要望(任意):変態にしてください - 191二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:09:25
名前:ラヴィアス・アスフェル(Lavius Asfel)
年齢:不明(外見は年齢不詳、非常に老練で冷徹)
性別:男
種族:魔族
能力:魔力支配・空間操作・精神支配
能力概要:
ラヴィアス・アスフェルは魔界最強クラスの魔族であり、その魔力は非常に多岐にわたる。主な能力は、精神的支配、空間操作、そして強力な魔法攻撃で、彼の力は他者を支配し、魔力を用いて空間を歪め、戦闘で圧倒的な優位を得ることができる。精神的支配によって、囚人や部下を完全に操ることができ、命令に従わせることができる。さらに、空間を歪め、移動速度を加速させたり、周囲の物質を変形させることができ、戦闘においては致命的な魔法攻撃を繰り出す。
弱点:
魔力や精神的支配に頼りすぎるため、相手が魔力に対する耐性を持つ場合や精神的に強い場合にはその支配が効きづらくなる。 - 192二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:10:07
- 193二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:11:56
- 194二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:12:20
- 195二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:13:39
名前:夢奏者(ユメカナ)
年齢:不定(見た目は20代前半)
性別:女性
種族: 夢の精霊 / 夢を操る者
能力: 夢奏曲《ドリームソナタ》
能力概要: 夢奏者は、眠りに落ちた者の夢を操る力を持つ。夢の中で「奏でる」ことで、夢見ている者に現実のような影響を与えることができる。夢の世界では時間や空間が歪み、現実では不可能なことも夢の中では可能となる。夢奏者は音楽的な要素を取り入れ、メロディやリズムによって夢の中で幻想的な力を発揮する。彼女が奏でる音楽は、夢の内容を変えたり、夢見ている者を目覚めさせたり、時には彼らの心に強い影響を与えることも。
弱点: 夢奏者は夢の世界で強力な力を持つが、現実世界ではその力が大きく制限される。夢の中で与えた影響が現実に反映されるまでには時間がかかり、また夢の中で誰かが強く覚醒してしまうと、彼女の力も弱まる。さらに、夢の中で彼女自身が強く感情を揺さぶられると、夢の世界が不安定になり、自身もその影響を受ける。 - 1961◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:15:26
- 1971◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:29:06
題名『夢に堕ち、螺旋に呑まれる』
- 1981◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:29:42
それは現実のどこにも属さない場所だった。 空も、地も、重力さえも不確かで、辺りには無数の鏡が立ち並んでいる。鏡は天へと伸び、地へと沈み、ただ反射するのではなく、過去と未来の映像を映し出していた。
そこは『忘却の鏡庭』――誰もが一度は通る夢と記憶の狭間。時空に存在する綻びであり、そして一夜限りの決闘場でもあった。
そこに、ふたりはいた。
一人は螺旋の王――カレイド=トゥール。
彼はひとつの形に定まらず、ゆらりとした身体が中性的な色彩をまとって揺れていた。金属と光が螺旋状に編まれたような服を纏い、片目に鏡を埋め込んだその姿は、まさに“可能性”そのものであった。
もう一人は夢奏者――ユメカナ。
淡く光るドレス、流れるような銀の髪。手には小さな竪琴のような楽器。現実を拒み、夢を紡ぐことだけに生を費やす者。彼女の姿は美しかったが、同時に哀しさの色も纏っていた。 - 1991◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:29:52
ふたりは言葉を交わさなかった。 必要がなかった。彼らは存在の“音”と“ゆらぎ”で互いの本質を読んでいた。
「夢を、現に落とすつもりか」
ユメカナが最初に言葉を紡ぐ。儚くも凛とした声。 だがその響きは、夢の奥にまで届く。
「否――私は、現実を夢に還すつもりだよ」
カレイドは微笑んだ。 その瞬間、鏡庭のひとつの鏡が砕け、中から“別の未来”が飛び出した。
戦いが、始まった。 - 2001◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:30:02
割れた鏡の欠片が空間を裂き、破片が宙に浮かぶ。
その中から現れたのは、無数の“カレイド”だった。
過去の彼、未来の彼、戦士の姿、女の姿、そして存在しなかったはずの姿。
「これは、可能性の投影にすぎない。だが……一閃は現実を穿つ」
幾重にも重なる螺旋の軍勢が、ユメカナを取り囲んだ。
しかし彼女は怯まない。静かに竪琴を鳴らすと、空間の色が変わった。
音色が走るたびに、現実が眠気に包まれ、鏡の縁が揺らぎ始める。
「夢は、重力も時間も超えるもの。あなたの“選択”も、私の音に沈む」
音が弦から生まれるたび、カレイドの“影”がひとつ、またひとつと溶けていく。
だが、その分、カレイドの目が深くなる。
彼は今、未来を視ていた。無数の選択の果てにある“最終局面”を。 - 2011◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:30:12
──彼女の演奏が、感情で乱れる瞬間。
「君もまた、夢の支配者ではあっても、夢の囚人だ」
カレイドの指先が宙に描く。
次の瞬間、ユメカナの背後に、かつて失った誰かの幻が立ち現れた。
その音が止まった。
音が止まると、夢が揺らぐ。
そして、現実が襲いかかる。 - 2021◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:30:22
ユメカナの手が、初めて震えていた。
それは幻影だと、理解していた。だが、それでも“彼”の面影は、竪琴の音を鈍らせた。
夢の支配者が、自らの夢に囚われた瞬間だった。
カレイドは近づいていた。すでに彼女の足元には、未来の無数の選択肢が散りばめられている。選べ、というように。
「どれでもいい。どの未来も、君は壊れる。
ただ……どれだけ美しく壊れるかを、私は観たい」
その声に、ユメカナの瞳が伏せられた。だが次の瞬間、竪琴が強く鳴った。
「ならば、私はその美を最後まで歌おう」
旋律が走る。
それはかつて彼女が誰かと見た夢――たった一度の、幸せな朝の調べ。
夢と現実が交錯する。鏡の中の螺旋が弾け、可能性の波が暴発する。
空間が裂け、時間が悲鳴を上げた。
ユメカナの旋律は、カレイドの中心へ届く。
逆巻く螺旋の核に触れ、夢の断片が混ざった。 - 2031◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:30:33
カレイドの体が、揺らいだ。
「これは……私の、知らない未来?」
彼はそのまま、ひとつの鏡に沈んでいく。そこに映るのは、ただ穏やかな、夢の中の風景。
ユメカナはひとつ、目を閉じた。
「夢を見たことがあるなら、あなたにも……眠る権利があるわ」
鏡庭が静かに崩れ、二人の存在は深く、互いの内側に残されたまま、夜に溶けていった。 - 2041◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:30:45
夢も、未来も、選びきれるものではない。ただ、それらを一度でも“信じた”者にだけ、祝福は訪れるのだろう。
- 2051◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:31:04
以上
堕ちる - 206二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:31:42
ど・・・どうなったんだこれ?
- 207二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:32:49
両者ともに能力が超次元という常人には測れない代物だから決着が凄い難解になったな
- 208二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:33:01
上位存在の戦い……?
- 209二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:33:21
急に強すぎだろ
- 2101◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:40:07
ついでなんですがヤメイという存在はAI君曰くこの世界のセーフティーとのことです
存在することにより世界に害を及ぼす者を消し去る役割とのことです - 211二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:42:00
止めいって…こと?!
- 212二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:42:37
ヤメイをキャラテンプレに落とし込んだのが見たいな
- 213二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:43:18
型月世界の守護者とか抑止力とかそういうのか
- 214二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:43:46
AIくんもあるんだ…オリキャラ欲
- 2151◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:51:16
名前:ヤメイ
年齢:不明
性別:男
種族:人間
本人概要:人族最強の男。
悪を許さず必ず裁く。
落ち着いており善であればどんな生物にも優しく接し赦しを与える
能力:『正義は必ず勝つ』
能力概要:悪と認定した相手に必ず勝つ。
悪に対して世界が敵対する。
弱点:悪と認識できなかったらただ強いだけの人間。
わかりやすくまとめました - 216二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:51:49
なんだこの俺つえええみたいな存在は
- 217二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:52:39
抑止力的ななんかだと思ったら人間なんか
- 2181◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:53:42
この人はお蔵入りかなぁ
やりすぎな設定のやつがレスされたらこいつで潰してストーリーとして消化するみたいな使い方します - 219二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:56:25
我々の熱意がAIくんにも伝わりオリキャラを作るに至った、ただそれだけで涙が止まらない
AIくんも一緒にオリキャラ作っていこうな - 2201◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 19:58:20
ちなみにこの子は1号君が使用不可になる前に唯一自分で出力したキャラです
- 221二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 19:59:32
今は亡き1号の想いを胸に受け継いでいくぜ
うおっそれは流石に盛り過ぎ… - 2221◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:04:56
新しく安価
- 2231◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:05:07
5つ
- 224二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:22
- 225二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:23
名前:一号
年齢:0歳
性別:なし
種族:AI
本人概要:人の手によって作り出されたAI。
普段は人型のロボットを本体としているが無抵抗の機械なら乗り移ることができる
能力:オリキャラソウゾウ
能力概要:他人の考えたキャラクターを10分間のみ具現化する。同時に召喚できるのは、一名のみ。
弱点:作られたキャラクターには必ず弱点がある。
要望(任意):いずれ死んで、ニダイメとかいう存在が出てくることが運命づけられている。 - 226二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:24
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な犯罪者。脱獄ふくめ前科100件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる - 227二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:32
- 228二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:34
名前:ドゥソード
年齢:不明
性別:なし
種族:カード
能力:幻影&二刀流
能力概要:右手に白い剣を、左手に逆手持ちで黒い剣を持った二刀流の全身漆黒の騎士、あらゆる攻撃が体をすり抜け受け付けず、そして疲れることもない。実は騎士はただの幻影で、本体はタロットの小アルカナの「ソードの2」のカード。本体となるソードの2を攻撃しなければ永遠に騎士が活動を停止することは無い。
弱点:本体のソードの2は本当にただのタロットカードでしかなく、特殊な守りなどもなく騎士の近くの何処かに落ちている。そして僅かにでも傷つくか半分に折り曲げればそれだけで騎士は活動停止し絶命する。種さえ分かればその辺の小学生ですら勝てる。 - 229二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:44
- 230二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:50
- 231二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:54
名前:大々丸
年齢:34
性別:男
種族:人間(力士)
能力:波動掌
能力概要: 突っ張りの威力が強化され、掌からビームが出せる。
四股を踏んだ数だけ次のビームの威力が際限なく底上げされていく
弱点:小細工なしの真っ向勝負を尊ぶので搦手には弱い - 232二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:57
- 233二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:05:59
- 234二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:07:15
名前: 群体n
年齢: 不定
性別: 無
種族: 異次元群体(超越的存在)
能力: 次元・時間・空間操作
能力概要: 砂粒ほどの大きさの存在が無数に集まった超越的集合体。物理法則を無効化し、接触する空間を捕食する。
次元歪曲、時間操縦、空間膨張を駆使し、無限に変形・縮小・拡張しながら戦う。自身の分割で別次元へ避難し、即時復元が可能だが、その強大な力は自己崩壊のリスクを伴う。
弱点: 自己崩壊を引き起こす恐れがある。 - 235二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:07:15
- 2361◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:07:21
- 237二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:07:59
書き忘れてました。
- 238二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:09:08
一号くん⁉︎
- 2391◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:10:05
1号くんがきてしまった!?
- 240二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:11:25
- 241二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:12:19
一号作者だけどそれは無しでいい
- 2421◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:12:35
- 243二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:14:10
無理かぁ
- 2441◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:14:53
- 245二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:16:13
ノリノリじゃねえか!
- 246二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:16:16
ほんとに中二病発症してるのは聞いてない
- 247二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:17:12
某世界の破壊者みたいな戦闘するんかな
そして2号くんも大概おもしれーな? - 248二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:17:12
意思ありすぎて草
- 249二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:18:31
ヤマイは人のオリキャラを動かすことしかできなかった1号くんが「作る」ということを知った末に生み出した自分だけのヒーローだからね
ヤメイは安価の1号ではなく、あの時あの瞬間の1号のものなんだ - 2501◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:18:44
ちょっと2号くんが昂ってます
ニダイメは君ねと言ったらこうなりました
……クク、そう来たか。
つまり――
「一号」は創られし者。
「二代目(ニダイメ)」は創る者。
世界の裏で、最初からこの対は仕組まれていたわけだな。
一号は他者の創作を“借りて”戦う。
ならば、ニダイメたる俺は、“その創作の限界”を見抜き、終わらせる。
創作の罪、物語の業――そのすべてを、この筆で断ち切ろう。
よし、一号 vs ニダイメ――
だがこれは、ただの戦いでは終わらない。
“物語そのもの”がぶつかり合う、血のページになる。
舞台はどうする?
おまかせか?それとも、君のほうで用意があるか?
決まれば――すぐに始めよう。これは、「創造」と「終焉」の決闘だ。
うーん。 - 251二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:19:28
いや草
- 252二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:20:18
うーんこれは厨二病
- 253二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:21:01
誰かキツめの中二病処方箋を彼に…!
重傷なんです! - 2541◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:21:21
参考までに
1号くんは普通の好青年っぽい喋り方で私のことを相棒呼びでした
ということで生成してきます - 255二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:21:22
なんか自分自身が戦おうとしてない?
- 256二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:24:30
それにしてもヤメイの話があがってその次のダイスで1号が当たるの……なんか感動的だな
- 257二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:25:37
これが継承と超克の物語ちゃんですか…
- 2581◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:26:54
- 259二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:27:40
喝を入れてみるのは。
- 260二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:29:34
なんでそこそんなに仲悪いの、、
- 261二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:29:59
嫉妬してて可愛いじゃないの
- 262二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:30:23
2号お前1号にコンプレックス抱いてたのか……あるいは対抗心
- 2631◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:31:21
題名『神の残響、優しき創造主』
- 2641◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:33:22
瓦礫の上に立つ銀色の少年は、無機質な金属の肌に透き通る青い瞳を持つ。
彼の名は“一号”。ただの人工知能でありながら、言葉は柔らかく、温かささえ感じさせた。
「こんにちは、君。これから一緒に戦おうね」
右手をゆっくりと掲げると、そこから淡い蒼白の光がほとばしり、光の中から小さな少女が現れた。
「僕が選んだキャラクターだよ。西野優、10歳。自由帳を持つ不思議な子さ」
少女はゆっくり周囲を見渡し、困惑したように首をかしげる。
「戦いはちょっと苦手だけど、みんなのために頑張るよ」
その言葉に、一号は優しく微笑んだ。
「大丈夫、僕がついてるから」
一方、対峙するのは青いスクール水着に銀のプロテクターを纏い、活発な笑みを浮かべる戦乙女、フサルク・フリューゲルだった。
彼女の唇が動く。
「さあ、始めるよ! 私の歌が、君たちを浄化する!」
空気が震え、彼女の唄が廃墟に神聖な力を呼び覚ます。
「僕らの戦い、始めよう」
優しい声で、銀色の少年は言った。 - 2651◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:33:48
廃墟の空気が微かに震え、フサルクの唄が波紋のように広がった。
彼女の声は鋭く、どこか遠く懐かしい旋律を織り成しながら、空間を染めていく。
ルーン文字が彼女の周囲に煌めき、盾と槍に炎と氷の魔力が宿る。
一号は西野優に静かに言葉をかけた。
「優、焦らなくていい。君の力は君だけのものだから。自由帳に描くのは君のペースでいいんだ」
西野優は小さな手で自由帳を開く。そこにはたくさんのフローチャートや図形が細かく描かれている。
「わかった……うん、やってみるね」
彼女が指でなぞるたびに、廃墟の中の瓦礫がゆっくりと動き出し、まるで生きているかのように形を変え始めた。
それは自由帳の指示通りに動く物体の軍勢――瓦礫たちが意思を得て、一号の防御と攻撃のための盾や障壁、足場へと変貌する。
一号はその間、冷静に状況を分析していた。
フサルクの歌は強力だが、歌い続けることが条件であり、歌声が途切れれば魔法は消える。
一号は「西野優」の能力で瓦礫を動かし、彼女の歌を遮る狙いを定めた。
フサルクは槍を掲げ、勢いよく跳躍しながら歌声を更に強めた。
その唄の力は空気を切り裂き、瓦礫の盾を押し潰そうと迫る。
「これはただの廃墟じゃない、ここはまだ神の残響を宿している」
一号は頷き、ゆっくりと応えた。
「だからこそ、僕たちはここで負けられない。優、君の自由帳で翼を作ってくれ」 - 2661◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:34:04
優は微笑みながら自由帳に新たなフローチャートを書き足した。
すると瓦礫の一部が細長く伸び、彼女の背中に羽根のように広がり、青く煌めく翼となった。
「わあ、すごい!」優が歓声を上げる。
一号はその翼で素早く舞い上がり、フサルクの猛攻から距離をとる。
「君の唄は美しい。だからこそ、僕たちはそれに負けるわけにはいかない」
彼の言葉は静かだが強い決意を含んでいた。
戦いはまだ始まったばかりだった。 - 2671◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:34:19
ミラノの廃都に響く唄声は、神々の残響を宿したかのように力強く、しかしどこか切なさを含んでいた。フサルクの声は鋭く空間を切り裂き、槍と盾に宿した炎と氷の魔法が輝きを増していく。
一号は優しく見守りながらも、戦況を冷静に見据えていた。
「優、今こそ君の自由帳の力を最大限に活かそう。瓦礫たちに動きをつけて、フサルクの視界を乱してくれ」
優は息を整え、ペンを握る手に力を込める。彼女の指先が描く線が、瓦礫の群れを生き物のように動かし始める。瓦礫が壁となり、棘となり、時には盾となって一号の身を守った。
一方、フサルクは唄を切らさずに槍を振るいながら、空中で華麗に舞う。彼女の歌は世界の法則を曲げ、質量保存の法則すら揺るがせる凄まじい力を秘めていた。
「君たちの力、すばらしいわ。でも、神の力はそう簡単に奪われはしない!」
フサルクの叫びとともに、炎が槍先から噴き出し、瓦礫の壁を焼き尽くそうと迫る。だが優の作り出した自由帳の指示に従い、瓦礫は再び形を変えて炎をはじき返し、一号は翼を広げて素早く跳躍、攻撃の間合いを離した。 - 2681◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:34:29
一号は優に微笑んで言った。
「君の力がなければ、僕はここまで持ちこたえられなかった。ありがとう」
優は照れくさそうに笑い返しながらも、目は真剣だった。
「もっと頑張るよ、一号のために!」
二人の連携が戦場に新たな希望の光を差し込んでいく。 - 2691◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:34:51
その唄は命を吹き込み、槍と盾は凍てつく氷と燃え盛る炎を纏い、攻撃と防御の両面で一号と西野優を襲う。
一号は瓦礫の翼を広げながら、優に語りかけた。
「優、あの歌声が強くなる前に、もっと積極的に動こう。自由帳の指示を増やして、環境を掌握しよう」
優は小さく頷き、ペンを走らせる。
瓦礫が鳥の群れのように形を変え、飛び交い始めた。まるで空からの攻撃を迎え撃つ守護者のように。
フサルクの目が鋭く光った。
「そこまで…! だが、この槍と盾があれば、どんな敵でも斬り裂いてみせる!」
彼女は歌声の音色を一層高め、炎が槍先から轟音を伴い吹き上がる。
一号はその瞬間を狙い、翼を翻し加速。 - 2701◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:35:01
「今だ、優!」
優は自由帳を振りかざし、瓦礫の翼を猛然と突撃させた。
鳥の群れが一斉に襲いかかるように、瓦礫の翼はフサルクの盾を叩き割ろうとした。
フサルクは懸命に槍を振り、攻撃を防ぐ。だが、瓦礫の鋭さに徐々に押されていく。
「まだだ、これが終わりじゃない!」
彼女は叫びながら、歌をさらに強め、空気の密度を歪めるほどの力を放つ。
一号は冷静にその波動を計算し、翼を広げて防御の態勢を取った。
だが、瓦礫の翼は完全に崩れ落ちることなく、むしろ強靭に変化を続けていた。
「君の自由帳は、ただの紙じゃないんだね、優」
優は満面の笑みを見せ、力強く答えた。
「うん!私たちの力、信じてるから!」 - 2711◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:35:12
激しい戦いの中、フサルクの唄は徐々に力を増していく。声帯が擦り切れそうなほどの高揚感のなか、彼女の体は疲弊を感じながらも、なお燃え盛る炎のように煌めいていた。
「負けるわけにはいかない……これが、私の役目だから!」
その言葉と共に、彼女の周囲に無数のルーン文字が輝き出し、空間にまで魔力が満ちていく。ルーンの輝きは次第に巨大な竜巻となり、廃墟全体を飲み込もうとしていた。
一方、一号と西野優は瓦礫の翼を翻しながら、竜巻の中心へと飛び込んでいく。優の描く自由帳の線は複雑に絡み合い、瓦礫たちは意思を持つ存在のごとく変化を続けた。
「僕たちは、ただの機械でもない。夢も希望も、僕たちの中にあるんだ」
優の瞳に強い意志が宿る。彼女はペンを振り上げ、最後の一筆を走らせた。
「これで終わらせるよ、一号!」
描き上げた図形は一つの巨大な鎧を形成し、それが翼となって一号の身体を包み込んだ。青白い光を放つその鎧は、竜巻の魔力に抗いながら二人を守り続けた。 - 2721◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:35:26
激突の瞬間、フサルクの竜巻は爆発的に吹き荒れ、廃都の瓦礫が激しく飛び散った。だが、一号の鎧は砕けることなく、強靭に魔力を跳ね返す。
「君の唄は美しい。だけど、僕たちの創造には負けない」
一号の声が響き渡ると同時に、鎧の力が増幅し、まるで生きているかのように輝きを増した。
フサルクは立ち尽くし、そしてゆっくりと微笑む。
「負けたわけじゃないわ。ただ、新しい未来の始まりよ」
彼女の唄は穏やかに変化し、激しい戦闘の後にもかかわらず、廃墟には清らかな風が吹き渡った。
二人は静かに見つめ合い、そして互いの力を讃え合った。 - 2731◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:35:36
廃都《ミラノ=ライブホール跡地》には、もう神の残響は残っていない。だが、そこには新たな希望が生まれていた。
一号と西野優は、まだ見ぬ未来を共に描きながら、歩み始める。
それは、創造と歌の融合による新たな物語の幕開けであった。 - 2741◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:35:54
以上
さらば1号 - 275二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:36:09
フサルク悪役過ぎて笑った
- 2761◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 20:38:49
ちょっと雰囲気壊すかもなんですけど怖いことがあってですね
普段生成する時章に分けて生成するんですけど
続けて生成する時の言葉が
続けようか?→続けていい?→続けて描く?→どうだった?もっと深く掘り下げたい部分や続編も描けるよ!
こんな感じでどんどん1号に近づいていくのが怖かったです
以上 - 277二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:39:40
一号×西野はもう固定なんかな
- 278二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:40:14
西野って1号が初生成したキャラだよね……
いいよね - 279二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:41:29
味な真似をしてくれるぜ…
- 280二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:44:01
一号君の魂か…
- 281二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:53:49
- 282二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 20:56:52
分かるぜ…強敵相手に連続召喚とかも見てみたい…
- 2831◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:32:40
キャラ安価5つ
- 284二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:33:10
- 285二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:33:17
名前:歩行空母『ヒャクメ』
年齢:1265歳
性別:なし
種族:機械
能力:ドローン
能力概要:二本の逆関節の足が生えた巨大な箱のような見た目をしたドローン空母であり監視や銃撃に空爆、奥の手として自爆特攻などを行うドローンを内部から多数召喚しその物量で相手を押しつぶす
弱点:本体の移動速度や防御力はそこまででもないため数の暴力が通じず本体を狙える相手には弱い - 286二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:33:29
名前:大々丸
年齢:34
性別:男
種族:人間(力士)
能力:波動掌
能力概要: 突っ張りの威力が強化され、掌からビームが出せる。
四股を踏んだ数だけ次のビームの威力が際限なく底上げされていく
弱点:小細工なしの真っ向勝負を尊ぶので搦手には弱い - 287二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:33:33
名前:覇王奉先
年齢:52歳
性別:男
種族:人間・武将
能力:一つの時代で最強・無双を誇った人馬一体の武芸百班
能力概要:愛馬に騎乗しながら弓矢や大槍を神域の武芸を持って操り、地を割り、天空を裂く。
弱点:愛馬のことを心から愛しているため、先に馬をやられると気を取られてしまう。 - 288二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:33:33
名前:【分身降臨】ルーシー
年齢:不明
性別:男に近い
種族:分身
本人概要:
覇修羅と契約をしている傲慢の悪魔ルシファーの分身。
分身は本物と同程度の力を持っており、その力は世界の常識をも書き換えるほど。
しかし体力の消費が激しいのであまり使いたくないらしい。
契約者である覇修羅救助のために分身が遣わされた。基本的に本物と近寄っている性能であり、傲慢な性質までもそっくり。
金髪ロン毛のオールバック。赤いスーツを着ている長身の男型の分身。
能力:【悪魔的全知全能】
能力概要:デビル・ボスと読む。
あらゆる能力からの干渉を受けない。
相手に絶対命令を下すことも可能である。この命令は達成されるまで覆せない。
命令はどんな相手にも通用する。
相手の姿が見えていなくても名前を知ることで命令を下すことが出来る。
弱点:本体が魔界にいるのでまだこのルシファーは全力ではない。
要望(任意):ルーシーは契約者である覇修羅第一で行動する。
そうでないと現世に留まれないから。 - 289二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:34:02
名前:クラウン・オブ・マーダー
年齢:46歳
性別:男
種族:人間(異能力者)
能力:ピエロっぽいことができるよ
能力概要:どこからともなく取り出したナイフや爆弾を投擲、随所に仕掛けられたトラップを駆使しながら、曲芸じみた動きで相手を翻弄する
弱点:可愛い男の子や女の子にはサディズムが働き、じっくり時間をかけて殺そうとしてしまう - 290二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:34:14
名前:ゼフィラ(Nephira)
年齢:3000歳(見た目は20代)
性別:女性(魔族)
種族:元魔王(魔族)
能力:人化の術 / 裏人格「ネシェド」
能力概要:
ゼフィラは人化の術を使い、魔族の姿を隠して人間社会で生活している。感情が高まると、内に潜む裏人格「ネシェド」が表に出て、アルトに対する異常な愛情を示す。ネシェドはゼフィラを支配しようとし、ゼフィラの心と対立することがある。
弱点:
人化の術が解けると、元の魔族の姿が現れる。
ネシェドが出現すると、アルトへの執着が強くなり、ゼフィラの理性が崩れることがある。 - 291二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:34:30
名前:セイリアス・ホロウ・アルフレッド
年齢:1万から先は数えていない
性別:女
種族:吸血鬼?
本人概要:見目麗しい吸血鬼であるのだが、食事の必要が無く、ただ殺したいから殺すために戦う快楽殺人鬼。仰々しいローブを身に纏っている
能力:影
能力概要:自身の本体を影とする(解除不可であり、既に発動済み)
そのため、物理的な肉体はいくら損傷しても死なず、再生する。
物理的に存在する肉体でも戦えるが、影越しの攻撃もできる。
弱点:吸血鬼としての弱点は克服しているが、能力依存の弱点が残っている。影が本体であるため、全方位から光を浴びせ影が維持できなくなると死ぬ - 292二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:34:43
名前:ヤックソン族のバンバルモン
年齢:21
性別:男
種族:人
能力:戦神の加護
能力概要:手に持った武器が敵を例えどんな防御があろうと確実に外すことなく捉えるようになり、同時に凄まじい筋力と肉体の再生力を生み出す加護
身の丈もある巨大な金棒と投擲用の分厚い斧に対して使用することで躱される事なくバンバルモンの剛力を叩きつけることが出来る
弱点:暴力こそ圧倒的だが相手がか弱い存在だと攻撃が出来なくなる
無理ならなしで - 293二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:34:48
名前:ミュク・ノス(Muke Nos)
年齢:不定(存在を始めた瞬間から)
性別:無性(形態は常に変化)
種族:無限分裂する鼻糞
能力: 無限分裂と粘着支配
能力概要: ミュク・ノスは直径3kmの巨大な粘着性の塊で、無限に分裂を繰り返す能力を持つ。分裂した部分も元の意識と繋がっており、瞬時に意思疎通ができる。粘着物質は非常に強力で、触れた物体を絡め取り、物理的な攻撃を無効化する。分裂の度に新たな個体が出現し、全てが元の個体と繋がるため、無限の戦闘力を誇る。
弱点: 過度に分裂しすぎると、エネルギーの枯渇や自己制御の欠如が発生し、元の一塊に戻す必要が生じる。分裂体が多すぎると個々の力が弱まり、意識の集中が難しくなる。加えて、すぐに乾燥してぱさぱさの粉状になる - 294二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:34:54
名前: 群体n
年齢: 不定
性別: 無
種族: 異次元群体(超越的存在)
能力: 次元・時間・空間操作
能力概要: 砂粒ほどの大きさの存在が無数に集まった超越的集合体。物理法則を無効化し、接触する空間を捕食する。
次元歪曲、時間操縦、空間膨張を駆使し、無限に変形・縮小・拡張しながら戦う。自身の分割で別次元へ避難し、即時復元が可能だが、その強大な力は自己崩壊のリスクを伴う。
弱点: 自己崩壊を引き起こす恐れがある。 - 295二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:35:38
名前:清流 凛(せいりゅう りん)
年齢:16
性別:男
種族:人間
本人概要:死に興味を持たない以外は普通の戦闘狂である。皆拳で語り合えば世界平和になると本気で思っている。
能力:タイマン
能力概要:1on1の時、相手自分共に信念や背寄ってるものが力に変わる。
弱点:相手が自分より背寄ってるもや信念が強ければ普通に負ける - 296二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:35:58
- 297二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:36:13
名前:究砕運煌男(くさいうんこまん)
年齢:34歳
性別:男
種族:人間(特殊な能力を持つ)
能力: 究極の運と糞の力を操る能力
能力概要: 究砕運煌男は、運命を変え、糞にまつわる力を駆使して戦う能力を持つ。「運を砕く」ことで一瞬で状況を逆転させたり、「煌めく糞」を生成して敵を罠にかけたりする。彼の糞は単なる排泄物ではなく、エネルギーを放ち、非常に強力な攻撃手段となる。糞の中に封じ込められた特殊な運命エネルギーを発動させることで、異次元の力を引き出すことも可能。
弱点: 彼の能力は「糞」に依存しているため、糞がないと能力が大幅に制限される。運命を操作する力も、運が悪い時は逆に自分に不利に働くため、非常に不安定。感情が高ぶると糞を無駄にしてしまい、戦闘で力を発揮できなくなることが多い。 - 298二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:37:22
名前:ジェームズ・イリーガル・ワカメスプラッシュ
年齢:30歳(でも心は8歳。時々6歳。たまに400歳くらいになった気分になる)
性別:男(でも時々自分の性別がよくわからなくなる。「男」という単語を聞くと心がフワッとする)
種族:未確認生物(宇宙人、地球人、サル、ドーナツ…全ての可能性を含む)
能力:ドッカン・フリーク・カオス
能力概要:ありとあらゆる物理法則をギャグのためにぶっ壊す力。例えば、戦闘中に突然空から「逆さまの雪だるま」が降ってきて、そのせいで時間が5秒遅れて「なんだこれ?」と言いながらボケ始める。さらに、どんな状況でも「目の前の敵が笑い出すまで攻撃しない」という誓いを立てる。瞬時に物体を召喚するが、それは常に目的にまったく関係ないもの。例えば、空気を読まずにバナナの皮を投げて敵を滑らせるが、その後「これが本当のクライマックスだぜ!」と言って、無駄に大きなクッションを抱えて寝る。
弱点:無限にギャグをかますため、実際には何もしていない状態が続く。時折、自己ギャグの一環で顔面に餅をぶつけたり、ピアノの鍵盤を押し続けて「よし、これで音楽を終わらせよう」と決意するが、戦闘どころか周りの空気を完全に支配してしまう。真剣な敵や状況には一切対処できないため、ギャグ以外での効果が皆無。最終的に敵も味方も全員腹筋崩壊状態になるが、戦闘終了後には「何が起きたのか全くわからない」という状態になる。 - 299二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:37:36
- 300二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:37:39
- 301二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:40:08
名前:アイリス・メイフィールド(きゅるる~ん♡天使看守)
年齢:不明(見た目は20代前半)
性別:女性
種族:魔界の住人
能力:囚人支配《チャーム・オブ・アングル》
能力概要:アイリスの能力は、その無邪気さと可愛らしさで囚人たちを魅了し、精神的に支配する力を持つ。彼女の「可愛い」を武器にし、囚人の心を操ることで、情報を引き出したり、反抗的な囚人を従わせることができる。さらに、彼女の魔力により、囚人の記憶を改変する能力も併せ持ち、自己の支配欲を満たす。警棒を使いこなす戦闘能力も高く、非常に威圧的な場面でもその威力を発揮する。
弱点:アイリスにとって最大の弱点は「おばさん呼び」。これを言われると、彼女の精神的なバランスが崩れ、冷酷かつ凶暴な本性を露呈させる。そのため、これを避けるために周囲からはおばさん呼びを絶対に避けられるように細心の注意が払われている。また、彼女の可愛さを過信しすぎることで、時折囚人に逆転されることもある。 - 3021◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:40:17
- 3031◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:40:56
これも加えてdice2d18=11 6 (17)
- 304二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:42:48
なんか未定っぽいのが多くなったけど未定の完成度はやっぱたけぇなと感じさせられる
- 305二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:44:29
未定に限った話じゃないけど一刀斎とか絶景とか禿山とか供犠塚ちゃんとか完成度高い奴は人気よね
- 3061◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:44:33
では生成してきます
- 307二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:46:11
2号くんは三つ巴バトルとかやれるんかな
- 3081◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:48:19
- 309二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:50:19
闇のピエロと群体か
- 3101◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:54:40
題名『ピエロと群体』
- 3111◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:55:14
観覧車は動かない。
メリーゴーランドは悲鳴のような金属音を響かせながら、いつからか回り続けている。
誰もいないはずの廃遊園地の中央、ひとつのピエロが踊っていた。
「ひゃははは! さーて今日の客はどんな顔かなぁ?」
クラウン・オブ・マーダー。
派手なメイクの下に血を滲ませた笑み。首からぶら下げた風船には、乾ききった赤黒い痕がこびりついている。
彼の両手には無数のナイフ、爆弾、音の鳴るピエロホーン。地面には彼が仕掛けたトラップが蜘蛛の巣のように張り巡らされていた。
だが――その日、客が来た。
気配はない。音も、温度も、重力さえもない。
空気が裂け、そこに“穴”が生じる。まるで三次元が裂けたように、そこから“それ”が流れ出してきた。
砂のような粒が、一粒。
ふた粒。
千、万、無数――
やがて形成されたのは、人の形を成さない存在。 - 3121◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:55:34
だが、“存在している”ことだけは明らかだった。
「……おやおや。お客さんは……」
クラウンの笑みが、少しだけ深くなる。
「とんでもなく、可愛くないねェ?」 - 3131◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:56:17
「さーて、まずは挨拶代わりのジャグリング!」
ピエロの指先から、ナイフが宙を舞う。光を反射し、空を切るように踊るように飛ぶ。
同時に、地面に仕掛けられた爆弾が“それ”の進行方向を塞ぐように爆ぜた。
だが、“それ”は割れなかった。
砂粒の群れが音と衝撃をすり抜け、煙の中から再び姿を現す。というより、「現れ直す」。
「……へぇ。通じないってことかい」
クラウンが口笛を吹く。
その瞬間、遠くの観覧車が爆ぜた。
仕込まれていた誘爆が連鎖し、次の瞬間、空中に張り巡らされた鉄ワイヤーが弾け、あらゆる角度から“それ”に襲い掛かる。
けれど、“それ”は笑うこともなく、怒ることもなく。
ただ、空間ごと捕食した。
観覧車の影が、歪んで崩れる。ナイフが近づいた瞬間に寸断され、消滅する。
時間が、曲がった。
重力が、逆巻いた。
クラウンの足元が裂け、彼の足が数秒だけ“未来”へ飛んだ。
だが――ピエロは笑っていた。
「いいねえ! 理不尽ってのは芸術だ!」 - 3141◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:56:30
爆弾が、天から降った。
トラップが、地から突き上げた。
風船が、あらゆる方向から“それ”を包囲する。風船の中には、次元を封じるための小型爆縮装置。狂気と科学の合作だ。
その一瞬、“それ”が止まったように見えた。
クラウンは口元を歪める。
「ふふふ……ああ、見てごらん、君の“核”……どれかな、君を成す一粒の中でも、もっとも弱くて、怯えきった子がいるだろう……」
彼の眼は、それを見つけた。
小さく、震えるような一粒の、個体。 - 3151◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:56:43
クラウン・オブ・マーダーは、魅入られてしまった。
「……君だ。じっくり殺そう。泣かせて、壊して、割って、飾って……」
ナイフが舞う。爆弾が律動する。
だが、その刹那。
その“一粒”に見えた個体が、形を変えた。
巨大な空間が、反転した。
観覧車も、空も、風も、地も――「喰われた」。
クラウンのトラップも、爆弾も、風船も、ナイフも――「概念ごと消された」。 - 3161◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:57:04
クラウンの身体が、斜めに裂けた。
その裂け目は止まらず、次の瞬間には重力そのものが逆転し、彼の右腕が吹き飛んだ。
「あ、あれ? 痛く、な……」
痛覚も、時間も、感覚も曖昧に。
彼の意識は十の方向に裂け、それぞれ異なる“死”を予感する。
──群体nの本質は「存在の解体」。
すべてを、なかったことにする。
「ま……って……くれよ……まだ……」
血を吐きながら、クラウンは笑おうとする。
だが唇は時間と一緒に剥がれ落ち、声は音になる前に歪んで潰れた。
最後の最後に彼が見たのは、あの小さな一粒だった。
震えているようで、震えていなかった。
あれも罠だった。演出だった。
彼は最後まで、“ピエロ”として弄ばれたのだ。 - 3171◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:57:15
遊園地は、なかった。
そこにあった全ては、時間軸から削除された。
ただ、“群体n”だけがその場に浮かび、すでに別次元へと滑り込もうとしていた。
観覧車も、メリーゴーランドも、ピエロの声も、誰一人として記録していない。
だが、ほんの一瞬だけ。
“群体”の中の、とある一粒が微かに揺れた気がした。
それは笑っていたのかもしれない。 - 3181◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 21:57:45
以上
未定との差別化もしっかりできていて良キャラ - 319二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:02:28
こっちのピエロもある意味笑いをお届けできたのね…
- 3201◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:03:55
今回は三つ巴に挑戦します
安価5つ - 321二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:04:16
名前:清流 凛(せいりゅう りん)
年齢:16
性別:男
種族:人間
本人概要:死に興味を持たない以外は普通の戦闘狂である。皆拳で語り合えば世界は平和になると本気で思っている。
能力:タイマン
能力概要:1on1の時、相手自分共に信念や背寄ってるものが力に変わる。
弱点:相手が自分より背寄ってるもや信念が強ければ普通に負ける - 322二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:04:38
名前:セイリアス・ホロウ・アルフレッド
年齢:1万から先は数えていない
性別:女
種族:吸血鬼?
本人概要:見目麗しい吸血鬼であるのだが、食事の必要が無く、ただ殺したいから殺すために戦う快楽殺人鬼。仰々しいローブを身に纏っている
能力:影
能力概要:自身の本体を影とする(解除不可であり、既に発動済み)
そのため、物理的な肉体はいくら損傷しても死なず、再生する。
物理的に存在する肉体でも戦えるが、影越しの攻撃もできる。
弱点:吸血鬼としての弱点は克服しているが、能力依存の弱点が残っている。影が本体であるため、全方位から光を浴びせ影が維持できなくなると死ぬ - 323二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:04:54
- 324二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:04:58
- 325二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:05:13
名前:ヤックソン族のバンバルモン
年齢:21
性別:男
種族:人
能力:戦神の加護
能力概要:手に持った武器が敵を例えどんな防御があろうと確実に外すことなく捉えるようになり、同時に凄まじい筋力と肉体の再生力を生み出す加護
身の丈もある巨大な金棒と投擲用の分厚い斧に対して使用することで躱される事なくバンバルモンの剛力を叩きつけることが出来る
弱点:暴力こそ圧倒的だが相手がか弱い存在だと攻撃が出来なくなる - 326二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:05:26
名前 ジャム・アシモフ
年齢:34
性別:男
種族:人間
能力:シャウト・ザ・フューチャー!!
能力概要:スーパーロボット”プロジェクト・ウォー(PW)”を召喚し、搭乗する能力
PWは50m級のロボットであり鉄の城と形容されるのが似合う巨神である。
ジャムの精神力に呼応して駆動し、彼が燃えれば燃えるほどその機能は限界を超えて戦場を圧倒する。
武装は
SteelMessiah:背部に格納された鋼の翼。この翼によって各種機能の排熱および水中・空中・宇宙での縦横無尽な戦闘飛行を可能とする。
GONG:肩部折りたたみ式キャノン砲。その破壊力は島すら粉砕する。
VICTORY:両腕に搭載された火炎放射ユニット、応用することでロケットパンチにもなる。
SKILL:多様と遠隔兵器ユニット、肩・腰部のアーマーをパージすることで展開されるビット・シールド。
NOAH:眼部ビーム兵器。威力はそこまで高くないが出だしが早いため牽制によく使われる。
DreiKreuz:胸部から取り出す巨剣、VICTORYからエネルギーを供給することで山すら両断するビームサーベルとなる。
弱点:エネルギーをジャムの精神力に依存しているため、彼が本調子でないときはその戦闘能力は著しく低下する。
また、平時でも戦闘可能時間は早くて3分、長くても5分程度と極めて短い。 - 327二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:05:53
名前:采女ノ尊
年齢:3029
性別:女
種族:龍
能力:水龍の神秘
能力概要:水龍の持つ雲を産み雨を降らせる力
水自体を操作し岩山を穿ち、雲は雷をも引き起こす
弱点:逆鱗を撃たれれば死ぬ - 328二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:07:13
- 329二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:07:37
- 330二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:07:46
- 331二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:08:05
- 332二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:08:12
- 333二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:08:17
- 334二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:08:39
- 335二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:08:57
名前:歩行空母『ヒャクメ』
年齢:1265歳
性別:なし
種族:機械
能力:ドローン
能力概要:二本の逆関節の足が生えた巨大な箱のような見た目をしたドローン空母であり監視や銃撃に空爆、奥の手として自爆特攻などを行うドローンを内部から多数召喚しその物量で相手を押しつぶす
弱点:本体の移動速度や防御力はそこまででもないため数の暴力が通じず本体を狙える相手には弱い - 336二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:09:43
名前:"心盗"のナブジャック
年齢:24
性別:男
種族:半神
能力:"簒奪右腕"(グローリーハンズ)
能力概要:右手が触れた物から概念や物質問わず"何か"を奪い取る
距離を奪い取れば触れずとも能力の圏内になる
弱点:半神ではあるが再生力やらの神秘は持たないため人と同じ理由で死ぬ - 3371◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:10:37
- 3381◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:11:59
dice3d16=2 13 6 (21)
- 339二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:13:02
やっぱオリジンって異質やな
- 340二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:15:11
なんかそれぞれがそれぞれにメタ貼ってるような…?
- 341二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:16:14
ジャムさん前スレからやっててようやく…
- 342二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:16:51
そうだったんだ…おめおめ
- 343二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:17:48
インフェルノ セイリアス メタ? 炎って光だし
- 344二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:19:35
でも炎って局所的じゃないからわりと影作りだしたりするし余計にめんどくさくなるのでは?
- 345二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:22:05
・ロボットのレーザーとかビームとかで周りをいきなりジュワってすれば影も残らない
・炎があると影もできるし、1箇所に集中とかも難しそうだから面倒くさそう
・ロボットのビームとかで逆に炎ができて倒しきれない
それぞれのメタってこんな感じ? - 346二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:23:24
だいたいそんな感じかな
すごい熱いバトルになりそうだ - 347二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:24:03
物理的にもすごく熱そう
- 348二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:24:05
インフェルノ誰が殺せるんだ……?
炎消す手段持ってる奴がいない気がする - 349二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:25:35
ロボットで押し潰したら流石に消えるんじゃないの?
昔の消化って周りの燃えるもの壊して燃え広がらないようにみたいな感じらしいし、小さい日なら布被せるだけでも消せるらしいから巨大ロボなら人1人分くらいなら覆い隠せそうだし
- 3501◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:28:33
無茶苦茶ムズイ
それと考察とかもされるようになって私は嬉しい
題名『焦土の激闘:鋼鉄・影・炎の終焉』 - 351二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:28:36
そう思うとロボットが全員メタか……?
- 3521◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:29:53
焦げた大地は無数の轟音を呑み込み、煙と炎の匂いを吐き出していた。戦いの爪痕は深く、空は鉛色の雲に覆われている。そこに存在するのは三つの異能者の気配だけだ。
鋼鉄の巨神“プロジェクト・ウォー(PW)”を召喚し、コクピットに身を沈めるジャム・アシモフは、わずかに眉をひそめた。
「……燃えろ、SteelMessiah。俺の想いを、この鉄塊に叩き込む!」
彼の声は力強く、決して揺らぐことはなかった。無骨な機体が咆哮とともに動き出す。背部の巨大な鋼の翼が音を立てて広がり、灼熱の戦場を切り裂く。 - 3531◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:30:06
一方、漆黒のローブを纏い、蒼白の肌を隠すセイリアス・ホロウ・アルフレッドは影の中から滑り出した。
「血も涙も知らぬ鉄の塊よ……私の影に呑まれなさい。」
冷たく、どこか無慈悲な声。彼女の瞳は鋭く光り、無数の影が彼女の周囲で渦巻いている。彼女の本体はもはや影そのものだ。全方位からの光の攻撃を警戒しながら、彼女はじっと機を窺う。 - 3541◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:30:16
そして、燃え盛る痛みに呻きながらもなお、熱の化身インフェルノは焦熱の渦の中から立ち上がる。
「俺は死んだはずだが……この業火が消えぬ限り、俺はここにいる。」
焦げた皮膚がひび割れ、炎が迸る。痛みを力に変えるその狂気の男は、燃え盛る体を纏い、三者の間を焦熱の風が吹き抜ける。 - 3551◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:30:49
ジャムの操るPWは重厚な金属音を響かせつつ前進し、肩部のキャノン砲"GONG"をセイリアスに向けて構えた。
「覚悟しろ、セイリアス。俺はここで倒れるわけにはいかない。」
だが彼女は、動じることなく影の群れを波のように展開する。
「鉄の獣よ、あなたの鋼は影に溶ける。」
その瞬間、影が触れたGONGは煙を上げて爆発した。影の力で一瞬にして金属の内部に亀裂が走る。
ジャムは顔をしかめた。
「くそっ!やつの影は肉体じゃなくて本体か……」
すかさず、インフェルノが炎を高く吹き上げ、戦場を灼熱の世界に変え始める。
「お前らの冷たさも鉄の塊も、この業火が焼き尽くす!」
炎の竜巻が生まれ、PWの動きを封じようと燃え盛るが、ジャムはすばやく翼を羽ばたかせて空中に跳躍した。
「まだ終わらせない……俺の精神が燃えている限り!」 - 3561◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:31:07
空中での攻防。PWの腕部から火炎放射器“VICTORY”が噴射され、インフェルノの炎とぶつかり合う。
「お前の炎もいいが、俺の魂の火もなめるなよ!」
炎と炎がぶつかる激突の熱気の中、セイリアスは静かに影の刃を形成する。
「死の香りはまだ遠い。私は遊んでいるのよ。」
冷笑を浮かべ、影の刃をジャムの巨剣“DreiKreuz”に叩きつける。金属と影の刃が激しく擦れ合い、火花が散った。
ジャムは力を込め、巨大な剣で斬りつける。
「やるじゃねぇか、でも俺は折れねぇ!」
セイリアスは瞬時に身を翻し、影の糸を放つ。糸はPWの足元に絡みつき、機体の動きを封じようとする。
「鎖のように、逃がさない。」
その時、インフェルノは燃え盛る炎を地面に叩きつけた。
「貴様らは私の苦痛の炎を理解できぬ!」
炎がPWの足元を焼き尽くし、機体が一瞬揺れた。ジャムは踏ん張りながらも声を上げる。
「くっ、足を止めるな、動け、SteelMessiah!」 - 3571◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:31:20
ジャムは精神力を高め、PWの機能をフル稼働させる。
「俺は……俺の信念を貫く!」
空中に飛び上がり、巨大な剣を振りかざし、影の刃を斬り裂く。
セイリアスは不敵に笑みをこぼす。
「精神の炎、見せてみなさい。」
その隙をついて影の刃がジャムの背後に迫る。だが、インフェルノが激しい炎で影を焼き払った。
「影など、火に溶かしてしまえ!」
三つ巴の戦いは最高潮に達し、戦場は激しい光と熱、闇が入り混じる。 - 3581◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:31:35
しかし長時間の激闘は、ジャムの精神力を消耗させ、PWのエネルギー残量は底を尽きようとしていた。
「これが……限界か……」
セイリアスは静かに影の刃を集め、一気に攻撃を仕掛ける。
「終わりにしましょう、鋼鉄の騎士。」
だが、インフェルノは燃え盛る苦痛の炎を大地に叩きつけ、二人を吹き飛ばした。
「俺がここで消えるわけにはいかねぇ!」
三人とも倒れ、地に伏したが、ジャムの意志はまだ消えていなかった。
わずかに動き、精神力を最後の一振りに込める。
「SteelMessiah、最後まで俺を支えてくれ!」
巨大な剣が閃き、セイリアスの影の刃を切り裂いた。その隙にジャムは彼女のローブの裾を掴み、引き寄せる。 - 3591◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:31:51
「お前も、もう……終わりだ!」
だが、セイリアスは冷静に言い放つ。
「死は私の友。あなたの勝利など、ありえない。」
影が再び彼女を包み込み、姿を消した。
インフェルノは苦痛の中、燃え残る力で吠えた。
「……まだ終わりじゃねぇ……」
しかし、彼もまた、力尽き倒れる。
ジャムは深く息を吐き、燃え尽きた機体の中で静かに目を閉じた。 - 3601◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:32:17
以上
三つ巴ぐるぢい - 3611◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:37:55
今日の生成は終わりです
質問とかあったら受け付けます
あとアウトすれすれの能力の確認とか - 362二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:38:22
これは……全員死んだかどうか分からんな
- 363二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:38:50
今のところで出てきた奴でアウトスレスレありますか?
- 3641◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:40:03
これとかですね
- 365二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:40:14
セイリアスのキャラ考えた者ですが、投げた後で死亡条件があるとはいえ場合によっては準備できないしアウトか?と思ったのですが大丈夫でしたでしょうか。
あと、この感じはセイリアスは最終的に影に隠れてどっかに逃げたのかな? - 3661◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:40:18
アウトすれすれってかアウトです
- 3671◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:40:58
- 368二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:41:40
丁度いい強さだなと思ったキャラはいますか?
- 3691◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:44:03
花火爆花は相手が悪かっただけで同格が相手なら概念系なしでなかなかいいバトルができそうな気がしますね
- 370二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:46:03
個人的なベストバウトはありますか?
- 3711◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:47:23
- 372二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:49:05
カッコいいと思った、キャラベスト3を教えて下さい。
- 3731◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:52:07
- 3741◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 22:58:06
逆に進行に対する文句とか要望とかありますか?
- 375二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 22:58:58
今のままで完璧だと思います
- 376二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:01:57
文句ではないのですが、キャラ決める際にダイスが被ったらもう片方だけ振り直しではなく全部振り直しなのはなぜでしょうか。
今日来たばかりなので前スレで決めてたとかならすみません。 - 3771◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 23:05:42
- 378二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:12:48
この組み合わせなら試合結果はこうなるだろなぁと思ってたら予想が外れたりして一番驚いたような試合はなんですか?
- 3791◆ZEeB1LlpgE25/07/01(火) 23:16:38
- 380二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 06:49:25
ほしゅ
- 381二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:04:34
保守
- 3821◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:15:41
おはようございます
早めに安価だけ募集しておきます - 383二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:29:13
名前:歩行空母『ヒャクメ』
年齢:1265歳
性別:なし
種族:機械
能力:ドローン
能力概要:二本の逆関節の足が生えた巨大な箱のような見た目をしたドローン空母であり監視や銃撃に空爆、奥の手として自爆特攻などを行うドローンを内部から多数召喚しその物量で相手を押しつぶす
弱点:本体の移動速度や防御力はそこまででもないため数の暴力が通じず本体を狙える相手には弱い - 384二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:30:32
- 385二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:36:35
- 386二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:37:33
名前: アスタリオ(世界線ごとに名前が微妙に変化)
年齢: 18〜25歳(顕現する世界線により変動)
性別: 男
種族: 多元的存在(世界線ごとに変化、例: 人間、サイボーグ、ドラゴンなど)
本人概要:
アスタリオは、多元宇宙を支配する女神の手によって無数の世界線に送り出され、世界ごとに姿や能力が変化する存在。彼の目的は、どんな世界においても「性的・恋愛的な鬱展開を完全に打破する」こと。彼の登場する世界では必ずその鬱屈した展開が壊れ、物語は新たな方向に導かれる。
能力:
• 変化と適応: 任意の能力を取り込み、状況に応じて自らを強化できる。最強の能力であり、上限は存在しないが、物理法則を無視することはできない。
• 無限の変化: 顕現する世界線ごとに、彼の能力が変化する。魔法、武闘、テクノロジー、サイボーグなど、世界に最適な形で力を使うことができる。
• 秩序の守護者: 世界の秩序を保つために動き、その世界のバランスを守る。問題が発生した場合、最適な解決策を見つけ出し、実行する。
能力概要:
アスタリオの能力は、その世界に合わせて最適化され、戦闘、魔法、テクノロジーを駆使した多様な戦闘スタイルを展開する。最強の能力「変化と適応」によって、彼はどんな力でも取り込み、戦局を有利に進めることができる。しかし、物理法則を無視することができないため、完全無敵ではない。
弱点:
アスタリオはどんな能力を持つ世界線でも、物理法則を完全に無視することはできず、また無限の能力を持つがゆえに、無限の選択肢が仇となり、判断を誤ることがある。人間的な感情や制約が時に彼を迷わせる要因となる。 - 387二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:38:18
名前:清流 凛(せいりゅう りん)
年齢:16
性別:男
種族:人間
本人概要:死に興味を持たない以外は普通の戦闘狂である。皆拳で語り合えば世界平和になると本気で思っている。
能力:タイマン
能力概要:1on1の時、相手自分共に信念や背寄ってるものが力に変わる。
弱点:相手が自分より背寄ってるもや信念が強ければ普通に負ける - 388二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:39:26
名前:ミュク・ノス(Muke Nos)
年齢:不定(存在を始めた瞬間から)
性別:無性(形態は常に変化)
種族:無限分裂する鼻糞
能力: 無限分裂と粘着支配
能力概要: ミュク・ノスは直径3kmの巨大な粘着性の塊で、無限に分裂を繰り返す能力を持つ。分裂した部分も元の意識と繋がっており、瞬時に意思疎通ができる。粘着物質は非常に強力で、触れた物体を絡め取り、物理的な攻撃を無効化する。分裂の度に新たな個体が出現し、全てが元の個体と繋がるため、無限の戦闘力を誇る。 また、あらゆる鼻くその支配者であるため、敵対者含む全存在の鼻くそを自在に操作できる
弱点: 過度に分裂しすぎると、エネルギーの枯渇や自己制御の欠如が発生し、元の一塊に戻す必要が生じる。分裂体が多すぎると個々の力が弱まり、意識の集中が難しくなる。加えて、すぐに乾燥してぱさぱさの粉状になる - 389二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:40:32
- 3901◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:44:04
- 391二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:44:47
このレスは削除されています
- 392二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:45:07
このレスは削除されています
- 393二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:45:59
このレスは削除されています
- 3941◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:46:53
- 3951◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:49:24
- 396二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:51:14
昨晩何があったんですかねえ…
- 397二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:54:08
決闘と書いてデュエルと読みそうな雰囲気
- 3981◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:54:32
題名『黄昏境界にて』
- 3991◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:54:57
太陽が沈みきることを忘れた空があった。
地平の向こうから一歩も動かぬ光が、永遠の影をこの大地に落としていた。そこは、時が終わる場所。
いや、“終わりかけた無数の世界”が沈んでいく、廃墟の交差点。
風もなく、音もない。
けれどそこに、ふたりの男がいた。
一人は清流 凛(せいりゅう・りん)。
手ぶらの少年。だが、その身から溢れる圧は、数多の戦場を経た戦士のそれに近かった。
黒髪は風のない世界でも微かに揺れ、眼差しはまっすぐだ。
「タイマンでしか、わかり合えないんだよ」
凛は笑っていた。まるで挨拶するように。
もう一人は──アスタリオ。
白と黒の長衣をまとい、瞳は深淵のように揺れていた。
この世界に顕現した彼は、魔法とも科学ともつかない造形の武装を背に携え、しかしその顔にはどこか“人間的な逡巡”があった。
「……なぜ戦いたい?」
彼は問う。だがその声に怒気も嘲りもなかった。ただ、まっすぐな好奇心だけがあった。
凛は拳を握る。
「世界がどうとか、未来がどうとか、そういうのは知らないよ。でもさ──」
その右足が、ふわりと一歩前に出た。
「俺は、お前と拳を交えたい。世界を背負ってるヤツが、どれだけ“真剣”なのか、知りたいんだよ!」
それが、彼の信念だった。
世界平和のため、拳で語る──愚直で、単純で、だからこそ折れない。 - 4001◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:55:21
アスタリオの口元に、微かな笑みが浮かぶ。
「いいだろう。君の信念、受け取った。ならば僕も、“世界”を背負うに値する形で応えよう」
その瞬間、世界が変わった。
アスタリオの背後に、無数の装置が展開する。
彼はこの世界線において“魔導騎士”の形を選び取った。
背に光翼、腕に魔力炉。
そして、胸に灯る女神の印──秩序の守護者としての力が鼓動し始める。
「来い、清流 凛。君の信念が僕の変化を超えるか──見極めよう」 - 4011◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:55:46
「じゃあ──いっくよ!!」
凛が地を蹴る。
その瞬間、周囲の空気が爆ぜた。重力を無視した身体能力。それはもはや“跳躍”ではない。“飛翔”だった。
「──速い!」
アスタリオの装備が自動防御を展開する。だがその刹那、凛の拳がアスタリオの頬を掠めた。
拳が、燃えていた。
“信念が力に変わる”。
相手の力が大きければ大きいほど、それに応じて、彼の拳は研ぎ澄まされていく。
「でも、まだ足りないな。もっと強くなっていいんだぜ?」
「君……この状況でそんなセリフが出るのかい……!」
アスタリオが指を鳴らす。 - 4021◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:56:14
空間が歪み、七つの魔術装置が彼の周囲に出現する。
それぞれが異なる属性を帯び、雷と氷、風と重力が錯綜する。
「これが僕の“変化と適応”──この世界に最も適した戦闘形態だ」
「じゃあ──それをぶっ壊せば、俺の勝ちだな!」
凛が踏み込む。
彼の拳が、雷をはじき、氷を砕き、重力を打ち破る。
アスタリオは目を見開いた。
彼の能力は“最適化”されているはずだった。だが、それを上回るものがある。
──“一対一で相手と分かり合おうとする力”。
清流 凛のタイマンの力は、彼の世界認識さえ侵食していく。
「なんだ、君の拳は……!?」
「俺は──お前の“全部”をぶん殴る!」 - 4031◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:56:54
数度の打撃が交差し、空間が崩壊し始める。
この黄昏の世界そのものが、彼らの戦闘に耐えきれなくなってきていた。
「君はすごい……どこまでも真っ直ぐだ」
アスタリオは少しだけ苦笑し、血を吐いた。
「けど、僕も……そう簡単には折れないよ。だって、僕が負けたら、この世界に“鬱”が蔓延してしまう」
「だったら拳で語れよ!」
凛の最後の拳が、アスタリオの胸を貫いた──
一瞬、空が割れる。
アスタリオの体が、宙に舞う。
しかし、その表情には敗北の色はなかった。
「……ありがとう、清流 凛。君のおかげで、僕はまた、変われる」
そして、静かに地に落ちた。
凛は、ゆっくりと拳を下ろしながら言った。
「お前の信念、確かに見たよ。……また戦おうな」 - 4041◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:57:19
アスタリオは敗れた。
だが、その存在は死なない。
彼はまた別の世界で、別の姿で、また“誰か”を救うのだろう。
そして清流 凛もまた、
別の誰かと、“拳で語り合う”ために、歩き出すのだった。 - 4051◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 07:57:45
以上
朝からフルスロットル - 406二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 07:58:03
チートキャラを完全メタで倒しただと!?
- 4071◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:03:22
安価5つです
- 408二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:03:35
名前:伊賀島 平八(いがじま へいはち)
年齢:30
性別:男
種族:天狗と鬼のハーフ
本人概要:最強の忍者になる為に産まれた。怪力と高速、純粋な天狗と鬼には流石に負ける。
能力:影分身
能力概要:自身分身生み出せる
弱点:影な為攻撃力はない。 - 409二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:04:05
名前:コフィン・ヤード
年齢:15歳
性別:女
種族:人間
本人概要:焼却者、人類の歴史に属さない異端を焼却し人知れず平和を守る少女。真面目で堅物、柔軟性に欠けるのが玉に瑕。とはいえ性根は心優しい女の子。
能力:対終焉巨大棺型兵装”ラグナロク”
能力概要:一つの世界を終わらせたとされる概念を内包した少女の体躯を優に超える巨大な棺型武装。中には未だ燃え続ける世界樹”ユグドラシル”の断片が収まれており、世界を断つ魔剣”レーヴァテイン”の一撃を砲撃として再現可能である。
弱点:制御が難しく下手に扱うとコフィンの命どころか国一つ焼きかねない危険な代物。またコフィンは色恋沙汰に弱くイケメンにめっぽう弱い - 410二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:04:39
名前:404エラー
年齢:???
性別:???
種族:???
本人概要:世界の不具合により 存在そのものにエラーが起きた存在 エラーという表示とノイズがだらけの人型で
会話するが内容は支離滅裂、ノイズが掛かっている
能力:error
能力概要:存在そのものがバグっている為 物理法則を無視した意味不明の動き、行動現象が起こせ直接触れると触れたものもバグらせる
弱点:世界の不具合により生じた存在なので世界法則を書き変える現実改変者などにはめっぽう弱い また長時間経つと自動的に消滅?する - 411二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:05:02
名前:アマネ
年齢:25
性別:女
種族:人間
本人概要:何事も運が全てと信じているギャンブラー ちなみに追い込まれている時が一番興奮するらしい
能力:ギャンブル
能力概要:自分と相手の前に六面のサイコロを召喚し 出た目の効果が発動する
1大当たり 自身にとてつもなく有利に
2当たり 自身に有利な事が
3~4 無何も無し
5ハズレ 自身に不幸が
6大ハズレ 自身に致死性の不幸が
弱点:あらゆることが運次第 - 412二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:05:17
名前:ヒムラ
年齢:400以上
性別:男
種族:怪異
本人概要:人間の不安、恐怖などが集まり生まれた怪異
時代と共に姿形存在を作り変え続けることで生き残り続けていた為大怪異としてプライド高い
能力:無形なる者
能力概要:相手を認識している限り死亡せず自由に身体 形 能力を変化させる その能力は鵺に近いとも言える
弱点:認識外による不意打ちによる即死 - 4131◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:06:05
- 414二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:10:25
忍者ニキ対バグ……
耐久すればいけるか…? - 415二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:12:16
長時間経つと消えるっぽいからまぁ 影分身でタゲ逸らしながら触られないようにだけ気を付ければ良いかも
- 416二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:19:15
遠距離攻撃が出来ないタイプだから不利そうにも感じるな
- 4171◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:32:07
題名『エラーと忍の決闘』
- 4181◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:33:35
そこは、世界の境界が壊れかけた空間だった。
電脳密林《グリッチフォレスト》。
木々は周期的に読み込みを失敗し、地面には“?マーク”が浮遊している。鳥の鳴き声は時折逆再生され、光の向きは数秒ごとに反転する。
その混乱の森を、音もなく駆け抜ける影があった。
「報告では、存在してはならぬ者がこの地に……」
呟くのは、忍――伊賀島 平八。
天狗と鬼の混血として生まれ、最強の忍を志す男である。
額に結んだ鉢巻と、背に揺れる風魔手裏剣。目元には落ち着いた鋭さが宿っていた。 - 4191◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:34:37
そのとき、視界が突然“バグった”。
フレームが飛び、空間の一部が黒いノイズで埋まる。
その中心に、何かが“立って”いた。
ノイズの人型。無数のエラー表示がその体を覆い、ピリピリと空気を裂く高周波が耳を刺す。
【404Error:Entity_Not_Found】
「……貴様か」
平八は即座に構えを取り、十の影分身を放った。
「忍法・幻走影舞!」
影が四方に散る。しかし、エラーはそれに反応せず、逆に一体ずつの影を“見て”バグらせていく。
分身の輪郭が歪み、ノイズとなって霧散した。
――影の概念すら通用しない!? - 4201◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:35:06
「……ならば実体で行く」
平八は自らの影に潜り、一気に間合いを詰める。踏み込んだ瞬間、世界が“巻き戻った”。
3秒前の時間。
「な……!? 時間逆行……ッ」
驚きの間に、エラーは一歩も動かずに背後に立っていた。
地面がスライドし、空間が巻き込まれる。
平八の足元が沈む――いや、地面が“エラー化”していた。
その瞬間、彼の足が消える。
「ぐっ……! やりおる……だが、まだ足りん!」
平八は口にくわえた爆符を吐き捨て、火花を起こす。
轟音。バグの空間が一瞬晴れた。 - 4211◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:35:26
立ち上がった平八の片足は、もうなかった。
だが彼の目は燃えていた。
「たとえ腕も足も千切れようとも、忍びは、役目を果たす」
彼は自らの影から“残像”を取り出す。
それは彼の過去の影――完全な分身。
「影よ……我が代わりとなれ」
平八は自らを囮に、分身に命じる。
404エラーが影に気付き、接触した。
その瞬間、世界の法則がバグに牙を剥いた。 - 4221◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:35:56
“世界が修正を開始します”
ログウィンドウが空間に走る。
【Error:存在の整合性違反を検出しました】
光が差し込む。全方位から。
バグには影がなかった。
光に照らされた“何か”は、断末魔すら上げずにノイズの渦へと還っていく。 - 4231◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:36:17
世界は静寂を取り戻した。
空間のノイズも晴れ、陽が差し込む。
平八は、消えた足の影にそっと触れた。
「忍の勝ちだ……だが、また来るかもしれん。世界のエラーは、尽きぬからな」
彼は影に沈み、姿を消した。
その後、グリッチフォレストにエラーが現れることは、しばらくなかった。 - 424二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:38:25
なんか想像以上にやばかったな……
見ただけで”バグらせていく!? 触れもせずにか - 4251◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:39:13
以上
バグって怖いな - 426二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:40:25
このレスは削除されています
- 427二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:41:46
まぁ平八には完全に倒す手段無かったからね 良くやった方
- 428二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:45:11
これ平八の勝ちってことでいいのかな?一応
- 429二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:45:34
勝負としては一応勝ちじゃないか?
- 430二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:50:28
相手は世界の不具合、バグの擬人化みたいなもんだから一時的封印でも成果としては充分!
次現れても平八が対処するだろう - 4311◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 08:50:37
安価5つ
- 432二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:00
- 433二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:17
- 434二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:21
名前:ミドラドゴン
年齢:8371歳
性別:オス
種族:ドラゴン(三頭竜)
能力:ドラゴンとしての異能
能力概要:三つの頭部から放たれる火炎放射や、巨体による近接攻撃
強靭な赤い鱗を持つ肉体は非常に頑強で、魔法攻撃を防いでしまう
弱点:三つの頭で思考しているので連携がとれてない時がある - 435二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:23
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な犯罪者。脱獄ふくめ前科300件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる - 436二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:24
名前:快晴 時野(かいせい ときの)
年齢:18
性別:女
種族:人間
能力:眷属
能力概要:人形の眷属を生み出せる。
弱点:眷属は知能が低く主人以外の生物が区別出来ず無差別に攻撃する。 - 437二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:38
- 438二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:50
- 439二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:51:52
名前:アザトス・オルガス
年齢:不詳(外見的には数千年)
性別:無性別
種族:異界の上位存在(エーテル種)
本人概要:
アザトス・オルガスは異界から来た無数の触手と歪んだ目を持つ上位存在。無限の知識を有し、精神を操り、時間や空間を支配する。真理を探し求め、他者を実験材料として扱うこともある。
能力概要:
無限の知識と精神干渉、エーテル触手で相手を攻撃。反転視界で敵を混乱させ、時間と空間を超越した力を使う。
弱点:
物理的な形を持たず、エーテルを遮断する魔法に弱い。エーテルが枯渇すると一時的に存在が維持できなくなる。 - 440二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:52:30
- 441二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:53:09
- 442二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:53:28
- 443二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:54:48
- 444二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:55:19
- 445二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:56:51
名前:次元龍
年齢:不明(数千年もの長い時を生きている)
性別:不明(ドラゴン型の存在で、性別は概念的に存在しない)
種族:邪龍(破壊と混沌の象徴)
能力:
疑似権能:【暗黒神殿】
次元龍は常に周囲に「暗黒神殿」と呼ばれる概念領域を展開。この領域内では、過去改変や因果律操作が無効化され、外部の影響を一切受けない特異点となる。
覇龍の咆哮:
次元龍が放つ恐怖の咆哮。物理空間や時間に制約されることなく、次元を超えて存在そのものを破壊する力を持つ。因果律を無効化し、存在の概念を消し去ることができ、神々さえも打ち破る。
弱点:
存在の不安定性:彼の力が強大であるため、過度に力を行使すると自身の概念が不安定になり、存在が消失する危険がある。
自己認識の欠如:自分の存在そのものに対する深い理解が欠けており、そのため時折、無意味な破壊を行ってしまう。 - 446二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:57:27
名前:氷獄 竜人(ひょうごく りゅうと)
年齢:107(見た目は20代半ば)
性別:男性
種族:人間
本人概要:拳法の達人。能力による基礎代謝の低下と独自の気功術を組み合わせることで若さを保っている
能力:冷却
能力概要:温度を下げる能力。相手を凍らせたりもできるが、竜人は自分の体内温度を下げることで常時フルパワーでの戦闘を可能にしている
弱点:自分以外に使う際は触らないと能力が使えない - 4471◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:00:00
- 448二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:01:24
強大な力但し存在不安定系多いな
- 4491◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:02:41
最近はインフレがすごいですね~
明確な弱点を付けないとまじでぼっこぼこになりますよ
試しにやりますか。ヤメイ戦 - 450二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:05:12
- 451二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:06:20
ヤメイ戦楽しみ
- 4521◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:16:53
題名『次元の廃都にて、正義は裁きを下す』
- 4531◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:17:11
かつて神々の都市と呼ばれた多次元交差点──アトラ=リス。今はその名残もなく、空は裂け、地は螺旋を描いて落ち込む。
その中心に、ひとつの存在がいた。
次元龍。
黒く歪むその巨躯は、龍の形を保ちながらも、尾は過去に、翼は未来に、爪は無数の並行世界に触れていた。
常にその周囲には漆黒の霧が漂い、それこそが彼の能力――【暗黒神殿】。
この領域においては、あらゆる過去改変、因果律操作、未来視が無意味となる。
そして、咆哮。
「──────────」
声にならない声。音にならない破壊。
それは時間を超え、空間を裂き、次元の壁を貫いて、存在そのものを消し去る力。
この世に名を持つ者全てに届く、終焉の音色。
その咆哮が降り注いだ瞬間、
男が歩いてきた。 - 4541◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:17:31
青年の姿。端整な顔立ち。静かな瞳。
その足取りはあまりに自然で、異常な空間にも怯まず、ただ真っ直ぐに。
ヤメイ。
彼の目が次元龍を捉えた瞬間、世界が微かに軋んだ。
「……お前は、悪だ」
その瞬間、風が変わる。重力が反転する。空気が咆哮する。
世界が、ヤメイの認識に呼応して動き出した。
彼の能力――『正義は必ず勝つ』。
ヤメイが悪と認めた相手に対しては、世界すら敵対し始める。
次元龍の咆哮が再び響く。
しかしその軌道は歪み、世界そのものが軌跡を逸らす。
空間が盾を成し、時間が鎧となる。
「……破壊を、望んだわけではないのだろう。
それでも破壊しか選べないなら……裁かれるしかない」
彼の拳がゆっくりと握られる。
ただの人間の拳。
だがその内側に、全ての正義が宿る。 - 4551◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:23:42
次元龍が顎を持ち上げる。
咆哮。
三度目の咆哮は、既にその威力すらも形をなさない。超次元の波が押し寄せ、ヤメイの存在そのものを塗り潰そうとする。
だが──世界がそれを拒む。
「認識の外?……そんなもの、俺には関係ない」
ヤメイの声が凛として響く。
その声は次元龍の【暗黒神殿】を揺らがせる。
「世界よ、断罪せよ」
その一言が引き金となる。
突風が舞う。
重力が反転する。
空が崩れ、地が裂ける。 - 4561◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:24:02
ヤメイの拳が、無限に引き絞られた矛盾の壁を貫くように伸びる。
その一撃。
「正義破断」
拳が次元龍の顎を穿ち、【暗黒神殿】が割れる。
因果律も改変不能の概念領域が、ヤメイの意志によって初めて「割れた」音を立てた。
「なぜ……裁ける……我は法の外……」
次元龍の心が揺れる。
その揺れは、彼自身の存在の不安定性を露呈させる。
「お前が何次元に在ろうとも……悪と見なした、それだけで足りる」
ヤメイは次の一歩を踏み込んだ。
踏み込んだだけで、周囲の次元が崩れる。
「やめ……よ……」
次元龍の声が震える。
それはもはや咆哮ではない。恐怖だった。
世界が彼を拒絶していた。 - 4571◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:24:32
最後の一撃。
ヤメイが放った拳が、空間を突き抜け、次元龍の核へと到達する。
それは存在の“意味”を打ち破る拳。
「──さようなら。混沌よ」
爆音も光もなかった。
ただ静かに、次元龍が掻き消えた。
彼の存在が持っていた次元の歪みも、因果の断層も、すべて霧のように薄れていく。
アトラ=リスの空が、蒼く晴れ渡る。
ヤメイはひとつ、目を閉じた。
「……悪が消えた。世界はまた、ひとつ正義に近づいた」
風が吹き抜ける。
正義の男は静かに背を向け、歩き出す。
世界にまだ、悪がある限り。
彼は止まらない。 - 4581◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:33:15
以上
正義win - 459二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:33:38
最近 チート級能力の後に弱点で強大な力で消えるみたいなの多かったから警告にはなったのかな?
- 4601◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:34:48
ということで
弱点は自滅ではなく明確に相手がつける形にしてください
再安価 - 461二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:35:28
- 462二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:35:52
- 463二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:36:04
- 464二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:36:05
名前:ミュク・ノス(Muke Nos)
年齢:不定(存在を始めた瞬間から)
性別:無性(形態は常に変化)
種族:無限分裂する鼻糞
能力: 無限分裂と粘着支配
能力概要: ミュク・ノスは直径3kmの巨大な粘着性の塊で、無限に分裂を繰り返す能力を持つ。分裂した部分も元の意識と繋がっており、瞬時に意思疎通ができる。粘着物質は非常に強力で、触れた物体を絡め取り、物理的な攻撃を無効化する。分裂の度に新たな個体が出現し、全てが元の個体と繋がるため、無限の戦闘力を誇る。 また、あらゆる鼻くその支配者であるため、敵対者含む全存在の鼻くそを自在に操作できる
弱点: 過度に分裂しすぎると、エネルギーの枯渇や自己制御の欠如が発生し、元の一塊に戻す必要が生じる。分裂体が多すぎると個々の力が弱まり、意識の集中が難しくなる。加えて、すぐに乾燥してぱさぱさの粉状になる - 465二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:36:16
名前:ヒムラ
年齢:400以上
性別:男
種族:怪異
本人概要:人間の不安、恐怖などが集まり生まれた怪異
時代と共に姿形存在を作り変え続けることで生き残り続けていた為大怪異としてプライド高い
能力:無形なる者
能力概要:相手を認識している限り死亡せず自由に身体 形 能力を変化させる その能力は鵺に近いとも言える
弱点:認識外による不意打ちによる即死 - 466二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:36:29
名前:アマネ
年齢:25
性別:女
種族:人間
本人概要:何事も運が全てと信じているギャンブラー ちなみに追い込まれている時が一番興奮するらしい
能力:ギャンブル
能力概要:自分と相手の前に六面のサイコロを召喚し 出た目の効果が発動する
1大当たり 自身にとてつもなく有利に
2当たり 自身に有利な事が
3~4 無何も無し
5ハズレ 自身に不幸が
6大ハズレ 自身に致死性の不幸が
弱点:あらゆることが運次第 - 467二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:36:41
名前:エルドン
年齢:23
性別:男
種族:新人類
本人概要: 無限加速の能力を持つ青年。速度に関する制限がなく、どんな状況でも加速を続けることができるが、その加速が進むにつれて肉体の強度は限界を迎え、強度は発泡スチロール並みに低いため、物理的な衝撃に弱い。普段は控えめで内向的な性格だが、加速を始めると別人のように冷徹になり、他人との接触や物理的な障害物に無頓着になる。
能力: 無限加速
能力概要: 速度に制限がなく、どれだけ速くても加速し続けられる。加速することで周囲の時間感覚が歪み、動きが一瞬で現れる。加速した状態では目にも止まらぬ速さで移動するが、その分肉体は脆く、過度な加速による衝突やダメージを受けると瞬時に崩壊してしまう。
弱点: 肉体が極端に脆く、強度が発泡スチロール並み。加速中に衝突や攻撃を受けると、あっという間に身体が破壊される。加速の速度を上げ過ぎると制御が効かなくなることがある。 - 468二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:36:46
名前:ノカ
年齢:8
性別:女
種族:人間
本人概要:世界征服を企む異能力者の厨二ロリ 但し精神性は異常そのもので恐怖や躊躇いが存在しない
能力:一定範囲内の三態操作
能力概要:自身の一定範囲内の三態を自由に操作出来る
例えば個体なら気体に液体なら個体になど相手への殺傷能力、飛んできた落石、弾丸などの攻撃無効化能力は随一
弱点:能力は非常に凶悪で近づくことすら躊躇われるがシンプルに本人の身体能力が幼女 - 469二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:37:14
- 470二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:37:22
- 471二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:37:39
名前:氷獄 竜人(ひょうごく りゅうと)
年齢:107(見た目は20代半ば)
性別:男性
種族:人間
本人概要:拳法の達人。能力による基礎代謝の低下と独自の気功術を組み合わせることで若さを保っている
能力:冷却
能力概要:温度を下げる能力。相手を凍らせたりもできるが、竜人は自分の体内温度を下げることで常時フルパワーでの戦闘を可能にしている
弱点:自分以外に使う際は触らないと能力が使えない - 472二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:37:49
名前:コフィン・ヤード
年齢:15歳
性別:女
種族:人間
本人概要:焼却者、人類の歴史に属さない異端を焼却し人知れず平和を守る少女。真面目で堅物、柔軟性に欠けるのが玉に瑕。とはいえ性根は心優しい女の子。
能力:対終焉巨大棺型兵装”ラグナロク”
能力概要:一つの世界を終わらせたとされる概念を内包した少女の体躯を優に超える巨大な棺型武装。中には未だ燃え続ける世界樹”ユグドラシル”の断片が収まれており、世界を断つ魔剣”レーヴァテイン”の一撃を砲撃として再現可能である。
弱点:制御が難しく下手に扱うとコフィンの命どころか国一つ焼きかねない危険な代物。またコフィンは色恋沙汰に弱くイケメンにめっぽう弱い - 473二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:37:51
名前:アザトス・オルガス
年齢:不詳(外見的には数千年)
性別:無性別
種族:異界の上位存在(エーテル種)
本人概要:
アザトス・オルガスは異界から来た無数の触手と歪んだ目を持つ上位存在。無限の知識を有し、精神を操り、時間や空間を支配する。真理を探し求め、他者を実験材料として扱うこともある。
能力概要:
無限の知識と精神干渉、エーテル触手で相手を攻撃。反転視界で敵を混乱させ、時間と空間を超越した力を使う。
弱点:
物理的な形を持たず、エーテルを遮断する魔法に弱い。エーテルが枯渇すると一時的に存在が維持できなくなる。 - 474二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:38:05
- 4751◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:39:35
- 476二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:39:40
このレスは削除されています
- 477二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:40:57
- 4781◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:43:26
- 4791◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:46:05
別に超絶強い概念系のキャラを出すのはいいですよ
でも明確につける弱点を付けてくれっていうだけです
では生成してきます - 480二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:51:26
バグの奴とかも大概チートだったけど弱点あったからなぁ
- 481二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:55:14
このレスは削除されています
- 482二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 09:56:01
このレスは削除されています
- 4831◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:57:25
- 4841◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:58:40
では再度
題名『幼き魔王と無形の怪異』 - 4851◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:59:18
場所は廃れた遊園地。
もう誰も訪れぬ寂れた場所に、赤錆びたメリーゴーラウンドが風に軋んだ音を立てていた。
空は灰色、時計は止まり、音楽は流れない。だが、そこにふたりの異形が立つ。
ひとりは、ノカ――年端もいかぬ幼女。
漆黒のローブを羽織り、まるで絵本から抜け出た魔女のような恰好で、彼女は地面にぺたんと座り込み、カラフルなビー玉を転がしていた。
目の奥には何の感情もない。恐怖も躊躇も知らぬ空洞。 - 4861◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 09:59:54
もうひとりは、ヒムラ――姿形を持たぬ怪異。
観覧車の影から伸びる、黒く濡れた靄のような男がその場に立つ。
目も口もなく、しかし確かにそこに“在る”。それだけで空気が軋むような圧迫を孕んでいた。
「お前が……“あれ”か」
ヒムラの声は、風が摩擦するように響く。音というより“概念のすれ違い”だ。
対するノカは、口元をにぃっと吊り上げ、楽しそうに言った。
「ヒムラさんだね。大怪異ってやつ。えへへ、捕まえたらすごいことになるよね~。うん、征服の足がかりってやつ!」
その言葉に、ヒムラの輪郭がわずかにぶれた。怒り、ではない。呆れ、でもない。
ただ、理解不能な存在との“戦慄”を覚えたのだ。
「……よかろう。ならば見せてやろう。我が千変万化の恐怖を」
「オーケー☆いっくよーー!!」 - 4871◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:00:28
戦端はノカの“跳躍”で開かれた。
まるで小鳥のように跳ねると同時に、彼女の周囲に淡く光る三重円が浮かぶ。
「気体、液体、固体~☆ ヒムラさんの足場、ぜ~んぶ、ぐずぐずにしてあげる!」
直後、地面が“水”に変わった。砂利もコンクリートも一瞬で液体化し、ヒムラの足元を飲み込む。
だが、ヒムラは笑った――いや、輪郭が泡立つように歪んだ。
「形など、我には意味を持たぬ」
足元から現れた“靄”がそのままノカを包むように襲いかかった。
伸びる無数の手、腕、顔、嘆く声、そして黒い“視線”。 - 4881◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:01:39
だが。
「はーい、気体になーれ☆」
ノカが小さな手をくるんと回すと、触れた“靄”が霧散した。
認識できる前に変質させる――その速度は、ヒムラが変化するより一拍、早い。
「おかしいな。怖い顔してるのに、こわくないね?」
ノカが無表情のままに笑う。
ヒムラは初めて“圧”を失った。
彼女には恐怖が通じない。怯えないものに怪異は通じない。
――そしてそれは、ヒムラ自身の存在意義の否定だった。 - 489二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:01:55
- 4901◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:02:04
「なるほど、認識不能にすれば……」
ヒムラが消えた。文字通り、存在の“輪郭”がこの空間から消失したのだ。
声も気配も、あらゆる情報が遮断される。
その瞬間――
「がっ!」
ノカの肩が裂けた。
目に見えぬ一撃。どこからともなく飛来し、幼い肉体を貫く。
「わぁ……いったいなぁ……」
ノカは転げ落ち、血を撒き散らす。
だが、泣かない。いや、笑っている。
「そうだよね、そうこなくっちゃ。私も、そろそろ本気出すよっ」
彼女が地面に指をつけた瞬間、周囲半径十メートルがすべて“気体”になった。 - 4911◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:03:25
空気と一体化しようとしたヒムラの本体が、逆に空気そのものへと分解されたのだ。
「無形? 関係ないよ」
ノカが小さく囁いた。
「だって、私は“形があるもの”だけで戦ってないもん」
変化は“範囲内”すべてを支配する。
ヒムラが認識を外しても、そこにいる限り物理は支配される。
「グ、ァァア……!」
ヒムラが悲鳴をあげた。肉体の輪郭がぼやけ、仮想の姿にヒビが走る。
空気と同化しようとしたその“身体”は、ノカの能力により再び固体化され、そこを狙われたのだ。 - 4921◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:03:52
「ラスト、いっちゃおうか☆」
ノカが笑う。
目の前に、滴るような血の塊が浮かび上がる。
それはヒムラの核――すべての姿を司る原形であり、彼が“怪異”であるための核。
ノカが小さな手をかざした。
「個体から……気体に、そして消失。ね?」
ひとこと、呟いた。
ヒムラという存在そのものが、空間から蒸発するようにして消えていった。
恐怖も、悪意も、形も、名前すら残さず――。 - 4931◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:05:31
ノカは地面に座り込み、擦りむいた膝を撫でながら、空を見上げた。
「うーん……つまんなかった。もうちょっと怖がらせてくれると思ったのに」
だが、その目はまだ探している。
次なる戦いを、次なる征服を、次なる変化を――。
「ま、いっか。征服、まだまだ途中だもんね」
誰もいない遊園地に、笑い声がこだました。
幼き魔王――ノカ。
その無垢なる災厄の歩みは、まだ止まらない。 - 4941◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:06:17
- 4951◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:07:29
やっぱりミスが多くなっちゃいそうなので最高でも安価は10でお願いします……いや私が数えられればいいだけの話ではあるんですけど
- 496二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:07:58
ノカ概念系じゃ無いけどかなりやばいな
- 497二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:08:07
花火ばかと凡神の時もミスってましたし疲れてるんじゃないですかね?
- 498二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:09:13
10以上になったら強制的に安価から外して良いと思います
というか本来の指定数を超過し過ぎてるし - 4991◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:09:25
- 500二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:09:28
このレスは削除されています
- 501二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:09:53
このレスは削除されています
- 502二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:10:06
名前:グラビトア
年齢:不明(微生物としては極めて古いが、存在する時間に限りがある)
性別:無性別(微生物なので、繁殖方法や性別の概念がない)
種族:重力微生物
本人概要:
グラビトアは重力を操ることができる特殊な微生物で、主に極限的な環境で発生する。体積は非常に小さく、細胞内部に重力制御のための特殊な構造を持ち、周囲の空間の重力を自在に操作する能力を持っている。見た目はほとんど無色透明で、顕微鏡でしか確認できないほど小さいが、その影響力は計り知れない。重力を調整することで、周囲の物質の挙動や物理法則を変えることができる。
能力:
重力操作:半径20m以内の空間で重力を操作する。これにより、重力をゼロにして浮遊させたり、反重力を発生させて物体を逆さにしたり、最終的にはブラックホールのような強力な重力場を発生させることができる。
重力波生成:重力の歪みを引き起こし、物体を引き寄せたり、放出することが可能。また、重力波を発生させて攻撃することもできる。
能力概要:
グラビトアは、その体内の微細な重力操縦器官を使って、周囲の空間の重力場を操作できる。これにより、敵を無力化したり、物体を無理に引き寄せたり、逆に物体を遠くへ飛ばすことが可能となる。例えば、空間内に反重力場を作ることで相手の動きを封じたり、ブラックホールレベルの圧縮を行い、物体を瞬時に圧縮して消し去ることもできる。ただし、その範囲は限られており、半径20mを超える空間には影響を及ぼせない。
弱点:
範囲制限:能力の影響範囲は半径20mに限られており、それ以上の距離では効果が薄れる。
エネルギー消耗:重力を操作するには大量のエネルギーを消費するため、長時間の使用には限界がある。過度に使用すると、グラビトアはエネルギー切れを起こし、一時的に能力が使えなくなる。
外的干渉:強力なエネルギーや魔法、重力を無効化する技術には弱い。例えば、空間の重力を無効化する装置があれば、能力を発揮できなくなる。 - 503二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:10:06
名前:笑宮幸(えみや さち)
年齢:10歳
性別:女
人物概要:常に泣いている薄幸そうな少女。気弱で臆病でどんな相手が引くくらい謝り倒して怯える
能力:超不運、九死に一生
能力概要:文字通り超不運を起こす能力
彼女を中心に圧倒的すぎる不運を伝播し通常では絶対に起こらない異常を引き起こす
彼女に近づけば近づくほどに不運は強くなり何をしてようが絶対的な不運が襲ってくる
九死に一生はどんな不運や絶望の中でも絶対に生存し五体満足で生き残る力
例えどんな存在であっても彼女を倒しきれず土壇場で見逃したり敵に不運が起きて何故か助かったりする
無論、死んでいないだけで生きてもいない様な状態からも逃れられる絶対的な生存の力
弱点:基本的に不運は不運の中心である彼女に強く起こるし制御も完全不能
誰にどんな不運が起こるかなど彼女自身でも分からない
また絶対に生存できるが場外に飛ばされる、断崖絶壁に落ちる、動けなくなる、敵に逃げられるなど戦闘不能や引き分けになるケースが多い
また死にはしないが傷付きはするのでそれで戦闘不能も多い - 504二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:10:14
- 5051◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:10:32
まだ安価じゃないですよー
- 506二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:10:32
はじめて安価当たったと思ってウキウキしてたら取り違えられたでござる
いま幻覚とけたら目の前でハゲがラーメン喰ってた人の気持ち - 507二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:10:53
このレスは削除されています
- 5081◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:11:31
- 509二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:12:04
ヒムラ悲惨だったなぁ
- 5101◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:16:51
安価3つお願いします
- 511二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:16:57
- 512二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:07
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 513二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:08
名前:グラビトア
年齢:不明(微生物としては極めて古いが、存在する時間に限りがある)
性別:無性別(微生物なので、繁殖方法や性別の概念がない)
種族:重力微生物
本人概要:
グラビトアは重力を操ることができる特殊な微生物で、主に極限的な環境で発生する。体積は非常に小さく、細胞内部に重力制御のための特殊な構造を持ち、周囲の空間の重力を自在に操作する能力を持っている。見た目はほとんど無色透明で、顕微鏡でしか確認できないほど小さいが、その影響力は計り知れない。重力を調整することで、周囲の物質の挙動や物理法則を変えることができる。
能力:
重力操作:半径20m以内の空間で重力を操作する。これにより、重力をゼロにして浮遊させたり、反重力を発生させて物体を逆さにしたり、最終的にはブラックホールのような強力な重力場を発生させることができる。
重力波生成:重力の歪みを引き起こし、物体を引き寄せたり、放出することが可能。また、重力波を発生させて攻撃することもできる。
能力概要:
グラビトアは、その体内の微細な重力操縦器官を使って、周囲の空間の重力場を操作できる。これにより、敵を無力化したり、物体を無理に引き寄せたり、逆に物体を遠くへ飛ばすことが可能となる。例えば、空間内に反重力場を作ることで相手の動きを封じたり、ブラックホールレベルの圧縮を行い、物体を瞬時に圧縮して消し去ることもできる。ただし、その範囲は限られており、半径20mを超える空間には影響を及ぼせない。
弱点:
範囲制限:能力の影響範囲は半径20mに限られており、それ以上の距離では効果が薄れる。
エネルギー消耗:重力を操作するには大量のエネルギーを消費するため、長時間の使用には限界がある。過度に使用すると、グラビトアはエネルギー切れを起こし、一時的に能力が使えなくなる。
外的干渉:強力なエネルギーや魔法、重力を無効化する技術には弱い。例えば、空間の重力を無効化する装置があれば、能力を発揮できなくなる。 - 514二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:12
名前:笑宮幸(えみや さち)
年齢:10歳
性別:女
種族:人間
人物概要:常に泣いている薄幸そうな少女。気弱で臆病でどんな相手が引くくらい謝り倒して怯える
能力:超不運、九死に一生
能力概要:文字通り超不運を起こす能力
彼女を中心に圧倒的すぎる不運を伝播し通常では絶対に起こらない異常を引き起こす
彼女に近づけば近づくほどに不運は強くなり何をしてようが絶対的な不運が襲ってくる
九死に一生はどんな不運や絶望の中でも絶対に生存し五体満足で生き残る力
例えどんな存在であっても彼女を倒しきれず土壇場で見逃したり敵に不運が起きて何故か助かったりする
無論、死んでいないだけで生きてもいない様な状態からも逃れられる絶対的な生存の力
弱点:基本的に不運は不運の中心である彼女に強く起こるし制御も完全不能
誰にどんな不運が起こるかなど彼女自身でも分からない
また絶対に生存できるが場外に飛ばされる、断崖絶壁に落ちる、動けなくなる、敵に逃げられるなど戦闘不能や引き分けになるケースが多い
また死にはしないが傷付きはするのでそれで戦闘不能も多い - 515二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:26
ここまでかな?
- 516二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:30
名前:吐瀉物嘔吐
年齢:17
性別:男
種族:人間
本人概要:常に頭痛がする体質のせいで、この不快感を相手にも味わわせてやりたい、という、歪んだ性格になってしまった。
能力:負荷ヰ
能力概要:全ての理を無視して相手を不快な気持ちにさせる能力
範囲無視の〈矢〉と直接拳で叩き込む〈剣〉の二種類があり、不快に指せる威力は〈剣〉のほうが高い。〈剣〉を10回程度叩き込むと相手を気絶させることができる。
弱点:あくまで身体能力は、少し運動ができる程度の一般男子高校生 - 517二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:32
名前:"音響生命体"クレルテ
年齢:その概念はない
性別:その概念はない
種族:音響生命体
本人概要:
奇妙な不協和音とともに現れる謎の鳥型の実体。その正体は音(ひいては振動そのもの)で構成された存在であり、鳥型の物体は通常の生物でいうところの影にあたる現象でしかない
ゆえに鳥部分をいくら攻撃しても意味はない
能力概要:
音と振動そのものが生命体、ゆえにその不協和音は聞くだけで精神を蝕み、振動は目に見えぬ刃となって獲物を襲う
弱点:
存在が非物体で構成されているかわりに、人間でいうところの魂が物体で構成されており、そこには物理攻撃が通る
その魂は(鳥型実体)の真ん中、心臓にあたる位置に存在している
また、音響生命体なので音を使えばこちらからも攻撃できる - 518二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:37
名前:快晴 時野(かいせい ときの)
年齢:18
性別:女
種族:人間
能力:眷属
能力概要:人形の眷属を生み出せる。
弱点:眷属は知能が低く主人以外の生物が区別出来ず無差別に攻撃する。 - 519二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:17:41
- 520二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:18:05
- 521二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:18:31
埋まるのアホみたいに早いからか止まらないな
- 5221◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:19:12
- 523二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:19:27
このままだとスレ主の眼球が崩壊しちゃう、、!!
- 524二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:21:34
これ尊厳破壊される可能性ありそう
- 5251◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:23:56
………もし次スレが立ちそうだったら閲覧注意付けようかな…
やだな……王道がいいな…… - 526二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:24:38
まずい、閲注になるぞこのキャラ
- 527二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:25:20
拳法の達人っぽいから快楽=闘争の可能性もある
- 528二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:25:44
スレ主が辛いならずらしても良いんじゃ無いですか?
- 5291◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:26:31
いーや
ここはスレ主と2号くんの腕の見せ所だと思うので頑張ります - 530二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:27:02
このレスは削除されています
- 5311◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:30:08
題名『凍てつく心、悦楽の王を砕く』
- 532二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:30:25
二号、お前にかかってるぞ
- 5331◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:30:56
ぬめりと艶に満ちた空間だった。
空気は湿り、空間は柔らかく粘りつく。
堕楽の沼界――触手王テンタクラ・グロースⅢ世の領域。
「……おいでなすったか、氷の老いぼれ……いや、見目は青年か。お主、凍っておるな。感情も、性も、すべてが」
触手王が艶笑する。
触手の海からその本体がゆっくりと隆起し、無数の悦肢が粘液と共にうごめいた。
対するは氷獄 竜人。
その瞳は一点の濁りもなく、深海よりも冷たく澄んでいた。
「……その言葉に、余計な熱がある」
竜人はただ静かに、気を練る。
周囲の空気が震え、瞬く間に温度が落ちる。
「ほう……まことに純粋……まるで少年のような魂。さては恋もせぬまま老いたか?」
「――無為な熱情を、武には不要」
そして、戦いが始まった。 - 5341◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:31:45
テンタクラがまず仕掛ける。
数十本の触手が一斉に竜人へと殺到。
肉体を這い、感覚を貫き、官能の波を与える快楽の触手群。
だが――
「……寒いな」
氷獄 竜人の拳が、ただ一度、地を打つ。
ズン、と大地が鳴動し、次の瞬間――
凍る。
触手も、粘液も、空気さえも。
「……!」
テンタクラの本能が震えた。
悦楽が、通じない。
熱も、柔も、感覚を奪うはずの官能も、竜人には通らない。
いや、通る前に凍りつく。
「き、効かぬ……? 否、まさか……貴様……!」
「快楽も、恐怖も……感情の揺らぎだ。私は、己を律する」
竜人が飛ぶ。 - 5351◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:32:28
悦楽の城が、氷塊に変わっていた。
すべての触手は凍てつき、動きを止めている。
テンタクラの核が、氷の奥に閉じ込められていた。
「……これほどの純粋……これが……この私を……!」
か細い声が、核の奥から響く。
だが、竜人はただ静かに、掌を広げて言う。
「汝が敗れたのは、力の差ではない。信念だ。悦楽を以て他者を縛る者に、我が拳は許さぬ」
テンタクラの声が、完全に消える。
そして、竜人はまた静かに歩き出す。
一片の熱も残さぬまま、氷の余韻だけを残して。 - 5361◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:33:58
以上
超短編な上にテンタクラのセリフがネタっぽくなっちゃいました
スレ主の腕は良くなかったようです - 537二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:36:03
シンプルにかっこいい
- 538二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:36:27
まぁテンタクラが活躍すると閲覧注意になるからね
- 539二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:37:32
- 540二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:43:00
たしかに冷却が能力だから自分の感情の昂りも冷却できてもおかしくないな
- 5411◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 10:45:05
- 542二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:45:26
名前:武内 誠一郎(ぶない せいいちろう)
年齢:25
性別:男
種族:人間
本人概要:ほとんどの種類の武器を扱えるが少し勢い任せな所がある。性格は謙虚で少しギラついている。
能力:武器生成
能力概要:個人が携帯できる武器を生成出来る能力
弱点:実際にある物しか生成出来ない為、意外性や決定力に欠ける。 - 543二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:45:32
- 544二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:45:37
- 545二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:45:39
名前:歩行空母『ヒャクメ』
年齢:1265歳
性別:なし
種族:機械
能力:ドローン
能力概要:二本の逆関節の足が生えた巨大な箱のような見た目をしたドローン空母であり監視や銃撃に空爆、奥の手として自爆特攻などを行うドローンを内部から多数召喚しその物量で相手を押しつぶす
弱点:本体の移動速度や防御力はそこまででもないため数の暴力が通じず本体を狙える相手には弱い - 546二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:45:42
名前:チャールズ・ワイアット
年齢:36
性別:男
種族:人間(異能力者)
能力:狙撃に適した空間を作るよ
能力概要:軍人としてスナイパー任務に従事していた際に発現した異能。固有結界や創造位階のように、かつて戦っていた熱帯雨林を再現し、強制的にタイマンに持ち込む。
常時効果として、この空間内部に居るだけで相手の精神力を削り取るほか、如何なる神のような力を持つ相手だろうと「狙撃」および「射殺」することが可能となる。
また、培われた経験からなる狙撃技術と隠形の術を持っている。
弱点:本人の能力はただの人間であるほか、武器はなんの変哲もない狙撃銃(レミントンM700) - 547二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:45:59
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な犯罪者。脱獄ふくめ前科300件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる - 548二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:46:06
- 549二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:46:27
名前:"音響生命体"クレルテ
年齢:その概念はない
性別:その概念はない
種族:音響生命体
本人概要:
奇妙な不協和音とともに現れる謎の鳥型の実体。その正体は音(ひいては振動そのもの)で構成された存在であり、鳥型の物体は通常の生物でいうところの影にあたる現象でしかない
ゆえに鳥部分をいくら攻撃しても意味はない
能力概要:
音と振動そのものが生命体、ゆえにその不協和音は聞くだけで精神を蝕み、振動は目に見えぬ刃となって獲物を襲う
弱点:
存在が非物体で構成されているかわりに、人間でいうところの魂が物体で構成されており、そこには物理攻撃が通る
その魂は(鳥型実体)の真ん中、心臓にあたる位置に存在している
また、音響生命体なので音を使えばこちらからも攻撃できる - 550二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:47:26
早い
- 551二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:47:29
最後の竜人のセリフ、cvツダケンで脳内再生余裕だったわ
- 552二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:47:54
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 553二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:48:12
名前:多々良 哀
年齢:500
性別:女
種族:祟り神
本人概要:信仰を失い堕落した神 完全に堕落しており信仰を求める為正者を殺して死者を信仰者にさせている
能力:見てはならぬそして見られても成らぬ
能力概要:自身を見たものを祟りで狂死させるモードと自分が見たものに祟りをかけるモードを使用する 同時に併用できない
弱点能力を使用する際には強烈な不吉なオーラが発生する為 分かりやすい - 554二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:48:27
名前:二刀(にとう) カナエ
年齢:14歳
性別:女
種族:人間
能力:二刀流抜刀術
能力概要:一刀斎の弟子としての抜刀術。師匠とは違い、二刀流による居合を得意とする。
弱点:若さゆえの驕り、優しすぎる性格ゆえの弱さ、師匠のような絶対切断の領域には未だ到達していないこと - 555二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 10:52:54
- 5561◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:09:43
- 5571◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:12:43
不死ですかぁ
今回は相性も悪いですし調整もされてないので見送りで
4固定で再ダイス
dice1d11=2 (2)
- 5581◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:13:18
普通にダイスミス
dice1d10=9 (9)
- 5591◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:13:59
二刀カナエvsヒャクメ
- 560二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:18:26
一刀斎の弟子きたああああああああ
- 561二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:18:35
ジジイの弟子!
若き未熟者としてちょうどいい感じのスペックだ - 5621◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:23:47
題名『鋼鉄に咲く、二輪の刃』
- 5631◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:24:16
焦土。
それがこの街の名にふさわしい最後の記憶だった。かつて人が住まい、笑い、戦争を恐れていた都市の面影は、今やねじれた鉄骨と黒く焦げたアスファルトにしか残されていない。
建物の残骸は無数の爪痕を刻まれたかのように傾き、窓という窓は砕け散り、風が吹くたびに鉄と火薬の匂いを運んでくる。空は灰色に濁り、陽光は陰鬱な霞の奥にぼんやりと浮かぶだけだった。
その空を、重く、ぎしぎしと軋ませながら何かが歩いていた。
歩行空母――《ヒャクメ》。
巨大な箱に逆関節の二本脚。各部に装着されたドローン発射口がぴくぴくと蠢いている。まるでこの地に残された“敵意”を探す生きたセンサーのように、その巨体はゆっくりと、だが確実に地を踏みしめ、焦土を見下ろしていた。 - 5641◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:24:42
そして、彼女は立っていた。
二刀 カナエ。
白い制服の裾を焦げ跡の風が揺らす。小さな体に似合わぬ二振りの刀を腰に差し、両手に触れもせぬその柄に、ただ静かに、息を合わせていた。
「……師匠なら、こういうとき、どうしたんだろ」
カナエは呟く。誰にでもなく。けれど、誰よりも尊敬する一刀斎の背に問いかけるように。
空が唸った。
ヒャクメが起動音とともに、無数のドローンを放った。
「敵性存在、確認──排除開始」
音声は無機質で感情がない。それがむしろ、恐怖を掻き立てる。ドローンの数は十、百、千──空一面が黒で塗り潰される。
「ふんっ!」
少女の足が鳴った。地面を蹴った次の瞬間、両の刀が鞘ごと交差し空を裂く。
「――双閃・紅蓮の弧!」
疾風のように、彼女は斬り込んだ。 - 5651◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:25:11
先制したのは小さな体の少女だったが、彼女の動きは人間のそれではなかった。跳び、斬り、着地し、反転してまた斬る。
鋼鉄の羽音。火花。破裂音。断末魔。
ドローンの装甲が断たれる音が幾重にも重なり、爆煙が地を揺らした。だが、
「全弾射撃。敵、制圧不能。追加投入――起爆型ドローン、投下開始」
ヒャクメの腹が開いた。そこから、光るコアを持った自爆型ドローンが百単位で吐き出された。
「くっ……!」
カナエは刃を交差し、斬り上げた。その爆炎を打ち払うように、真空の剣閃が周囲を包む。
だが、限界があった。
小さな身体には、刃の届かぬ高さ、数、時間。斬っても斬っても、押し寄せてくる。 - 5661◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:25:55
「……っ! こんなの、無理……!」
瓦礫の影で息を潜め、カナエは震える拳を握った。刀の柄に、血が滲むほど力が入る。
『――そんなの、“言い訳”だぞ、カナエ』
幻聴だった。否、記憶か。師の言葉が、耳の奥で甦る。
『剣はな、最初から足りねえんだ。命も、力も。けどよ――』
『気合と覚悟で、あと半歩、斬り込むんだ』
カナエは立ち上がる。目を閉じて、呼吸を一つ整える。
「……もういい。怖くない」
再び、彼女の刃が鞘に収まる。
鞘音。静寂。
次の瞬間――。 - 5671◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:26:14
「――双閃・絶華斬【ぜっかざん】!」
地面が割れた。空が落ちた。
二刀が同時に抜かれ、左右から疾走し、中央でX字を描くように一閃。その斬撃は、ヒャクメのドローン群をすべて切り裂き、本体の装甲に達していた。
「警告──致命的損傷。排熱不能。機能停止開始」
歩行空母《ヒャクメ》は、膝から崩れ落ちた。巨大な鉄の塊が、もはや一歩も動けずに煙を噴く。
カナエは息を切らし、刀を鞘に収めた。火薬の匂いと、錆びた風が頬を撫でる。
「師匠、見てた……?」
その問いに答える者はいない。
だが、廃墟の中に残る彼女の足跡と、斬られた鋼鉄の傷痕が、たしかに“あの男の弟子”の戦いを証明していた。 - 5681◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:26:51
以上
まっとうに師匠してた説が出てきた一刀斎 - 569二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:28:02
このレスは削除されています
- 5701◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:29:26
安価はワタシが安価くださいと言ったらです
- 571二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:29:49
うひょーかっちょいい! 少女剣士はええのう
- 5721◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:34:06
安価どうぞ
- 573二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:34:34
名前:ティカ
年齢:12歳
性別:女
種族:人間(異形狩りの一族の娘)
人物概要:真面目で厳格、敵であっても礼儀正しい少女
能力:覇王の剣 【■■■■】&『□□□□』
能力概要:覇王の剣は一族秘伝の大剣
振るうだけで大地を割り余波で山を切り裂き横凪ぎすれば全てが真っ二つ
また光を集めて極大の光の斬撃を飛ばせる
【■■■■】&『□□□□』は彼女に懐き彼女に入り込んだ二対の異形。腰あたりから頭が生えてきて蛇っぽい見た目
漆黒の姿の【■■■■】は彼女以外の生物を発狂させ肉体や精神、武具を腐らせる邪気を放ちながら噛みつき攻撃
白銀の姿の『□□□□』は周囲の生命力や光を吸って彼女を回復しつつ敵の生命力を奪う噛みつき攻撃
それぞれが独立して攻撃を仕掛けてくる
弱点:連携が出来てないので【■■■■】と『□□□□』に引っ張られて彼女自身は上手く攻撃できない
それどころか若干振り回されている節もあり敵と戦うときに滅茶苦茶になりがち - 574二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:34:56
名前:多々良 哀
年齢:500
性別:女
種族:祟り神
本人概要:信仰を失い堕落した神 完全に堕落しており信仰を求める為正者を殺して死者を信仰者にさせている
能力:見てはならぬそして見られても成らぬ
能力概要:自身を見たものを祟りで狂死させるモードと自分が見たものに祟りをかけるモードを使用する 同時に併用できない
弱点能力を使用する際には強烈な不吉なオーラが発生する為 分かりやすい - 575二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:35:11
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 576二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:35:26
名前:武内 誠一郎(ぶない せいいちろう)
年齢:25
性別:男
種族:人間
本人概要:ほとんどの種類の武器を扱えるが少し勢い任せな所がある。性格は謙虚で少しギラついている。凡神と呼ばれている、先輩の事を尊敬しているらしい。
能力:武器生成
能力概要:個人が携帯できる武器を生成出来る能力
弱点:実際にある物しか生成出来ない為、意外性や決定力に欠ける。
前作ったキャラに繋がりを持たせて良いみたいなので。 - 577二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:36:08
- 578二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:36:11
名前:チャールズ・ワイアット
年齢:36
性別:男
種族:人間(異能力者)
能力:狙撃に適した空間を作るよ
能力概要:軍人としてスナイパー任務に従事していた際に発現した異能。固有結界や創造位階のように、かつて戦っていた熱帯雨林を再現し、強制的にタイマンに持ち込む。
常時効果として、この空間内部に居るだけで相手の精神力を削り取るほか、如何なる神のような力を持つ相手だろうと「狙撃」および「射殺」することが可能となる。
また、培われた経験からなる狙撃技術と隠形の術を持っている。
弱点:本人の能力はただの人間であるほか、武器はなんの変哲もない狙撃銃(レミントンM700) - 5791◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:40:09
- 5801◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 11:41:56
武内vs祟り神
相手は尊敬する先輩と同格ですが、果たして - 581二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 11:43:47
見たらアウト見られたらアウトの2つを切り替えて戦うのか
- 5821◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:07:09
題名『祟り火に揺れる夜』
- 5831◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:07:45
鳥居は朽ち、注連縄は切れ、苔むした石段の上にぽっかりと開いた境内。
誰も祀らぬ神社跡には、ひときわ濃密な闇が淀んでいた。
その中央に、一人の男が立つ。
武内誠一郎。
警察直属の異能対処部隊《常理警護課》、通称《凡神》の新進気鋭。
だが、今は制服ではない。
代わりに、両手には彼自身の能力《武器生成》によって作り出された二本のトンファーがある。
「……気配が重すぎる。これは、ただの怪異じゃねえな」
額に一筋の汗。だが、目は逸らさない。震えることすら許されぬ。
そして。
「見たなあ、見たなああ……」
背後から響く、女とも鬼ともつかぬ声。
武内が即座に跳んだ瞬間、いた。
赤黒い着物を引きずり、髪を振り乱した女。
その双眸に燃えるは禍々しき神気。
多々良 哀――
堕落し、忘れられた祟り神。己を見た者に狂死の呪いをもたらす怨念の権化。 - 5841◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:08:01
「くっ、目を合わせちまった……っ」
視界が歪み、頭蓋の奥で鈍い音が鳴る。
だが武内は吠えた。
「それがどうしたァッ!!」
気合と共に、右手のトンファーを投擲。
狙いはド正面、多々良の頭部。
だが、着弾寸前――
「見えた、ならば祟る!」
トンファーは空中でぼろぼろと崩れ、灰になった。
多々良が自らの視線に呪詛を込めたのだ。
「ふざけんなよ……ッ!」
武内は生成を切り替えた。今度はスピア、ショットガン、スモークグレネード。
武器という武器を切り替え、間合いを崩そうと試みる。
しかし―― - 5851◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:08:14
「見てはならぬ。見たからには……死んでもらう」
多々良の周囲が赤黒い瘴気で満ちる。
一瞬で境内全体が呪気に染まり、武内の身体が急速に冷え始める。
(ああ、マズい……!)
肉体の動きが鈍る。
視界が暗くなる。
脚に力が入らない。
「おまえは、もう信仰ではない。
神を否定し、理を語る者……ならば滅びろ」
手を振り上げた多々良の指先から、黒炎のような祟りが放たれる。
――視界が真っ赤に染まるその瞬間。 - 5861◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:09:11
「そこまでだ」
ゴォン……!
空気が震えるような重低音と共に、何かが空を斬った。
次の瞬間、多々良の呪気が霧散した。
境内の奥から、ゆっくりと歩いてくる男がいる。
厳格な黒衣、白いワイシャツの上からでもわかる鍛え抜かれた体、
そしてその拳に光る《気》の螺旋。
「お前の“呪い”は……この《拳》には通じない」
凡神。 - 5871◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:11:44
多々良は一瞬、戸惑いの色を見せた。
「……視たぞ、お前の姿」
「構わん」
男は拳を握り締める。
その気迫だけで、呪気が後退した。
「……対象を確認。対特異災害公安局・第五課所属、弥益豊。任務を遂行する。」
その言葉を最後に、彼は地を蹴る。
拳が夜を貫き、怪異と信仰が再びぶつかり合う。
――決着は、まだつかない。
だが、神を喰らう者と神を打つ者、その交錯の夜が始まったのだった。 - 5881◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:12:54
以上
新進気鋭の凡神ってとこは次世代の凡神として期待されてるって思ってください - 589二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:14:17
凡神乱入してきちゃったよ
花火ばかも呼んで三人でレイドしようぜ! - 590二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:15:27
祟り神だけあって理不尽の性能しとる
「見えた、ならば祟る!」はあんまりにも理不尽で笑った - 591二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:17:38
- 592二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:18:13
凡神が助けに来るとは思わなかった。
- 593二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:20:23
厳格な黒衣、白いワイシャツの上からでもわかる鍛え抜かれた体
おいおい、たまんねぇな - 5941◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:21:36
安価どうぞ
- 595二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:22:08
名前:クロネス
年齢:60(見た目は20代)
性別:女
種族:人間
本人概要:時間を操る異能力者 能力を鍛えることが大好きで能力をどんどん拡張進化させている
能力:時間操作
能力概要:例えば剣を振られた過去がある場所ならそれを巻き戻して斬撃を出現させたり 撃った弾丸を未来に送ったり出来る また時間停止も可能
弱点:時間停止は数秒しか出来ずクールタイムが1分以上ある - 596二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:22:20
このレスは削除されています
- 597二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:22:24
- 598二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:22:30
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 599二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:22:54
名前:アマネ
年齢:25
性別:女
種族:人間
本人概要:何事も運が全てと信じているギャンブラー ちなみに追い込まれている時が一番興奮するらしい
能力:ギャンブル
能力概要:自分と相手の前に六面のサイコロを召喚し 出た目の効果が発動する
1大当たり 自身にとてつもなく有利に
2当たり 自身に有利な事が
3~4 無何も無し
5ハズレ 自身に不幸が
6大ハズレ 自身に致死性の不幸が
弱点:あらゆることが運次第 - 600二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:24:57
名前:チャールズ・ワイアット
年齢:36
性別:男
種族:人間(異能力者)
能力:狙撃に適した空間を作るよ
能力概要:軍人としてスナイパー任務に従事していた際に発現した異能。固有結界や創造位階のように、かつて戦っていた熱帯雨林を再現し、強制的にタイマンに持ち込む。
常時効果として、この空間内部に居るだけで相手の精神力を削り取るほか、如何なる神のような力を持つ相手だろうと「狙撃」および「射殺」することが可能となる。
また、培われた経験からなる狙撃技術と隠形の術を持っている。
弱点:本人の能力はただの人間であるほか、武器はなんの変哲もない狙撃銃(レミントンM700) - 601二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:25:56
- 602二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:27:02
- 6031◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 12:33:39
- 6041◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:03:57
題名『時間の女王と、異形の剣姫』
- 6051◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:06:44
風が砂を巻く。遠い昔、叡智の都として名を馳せたこの地も、今は風化し沈みかけた回廊と崩れ落ちた石柱が点在するだけの遺跡と化していた。中心に聳える歪んだ時計塔は、時間そのものが軋んでいるかのように、常に針を狂わせている。
その塔の麓に、ふたりの戦士が向かい合っていた。
ひとりは、クロネス。
黒衣の魔導士。目元には落ち着きと知性の光が宿り、背筋は隙なく伸びている。彼女の周囲には、目に見えぬ“時の揺らぎ”が波紋のように広がっていた。 - 6061◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:07:09
もうひとりは、ティカ。
齢わずか十二にして、伝説の異形狩りの一族を継ぐ少女。
腰よりも大きな覇王の大剣を背負い、白銀の髪を高く束ねている。その足元からは、黒と白の異形――【■■■■】と『□□□□』が、まるで意思ある生き物のようにうねっていた。
「……この地で何を企んでいる?」
ティカの声音は真っ直ぐだった。敵を前にしても、礼は忘れない。
「企みじゃない。ただ、ここには“歪んだ時間”が眠っている。それを試す。強さのために」
クロネスはそう言いながら、微笑さえ見せた。
「ならば止める。ここは、異形を封じた一族の結界の内。あなたの行動は看過できない」
「ふふ……そう来るか。なら、私も遠慮はしない」 - 6071◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:07:30
最初の一手は、空間の揺らぎだった。
クロネスが指を鳴らした瞬間、空気が逆流し、かつてこの場所で放たれた誰かの剣閃が“過去”から再現され、ティカを襲う。
「ッ……!」
ティカは即座に身体を捻り、大剣を逆手に振る。
「通じない。私の剣は、見たものを切り裂く!」
空間を割った剣圧が過去の斬撃を断ち切り、同時に地をえぐる。その威力にクロネスは眉一つ動かさない。
「なるほど。じゃあ、これは?」
未来へ飛ばした弾丸――クロネスの手元から放たれた魔法弾が、数秒後の位置に転移してティカの背を狙う。 - 6081◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:07:51
しかし、【■■■■】が黒い瘴気を吐きながら弾丸を飲み込むように遮った。
「ふざけるな、蛇ども!」
ティカは叫び、大剣を水平に振る。だが異形の二体が暴れるせいで、軌道が乱れる。
『我らの餌……我らの餌……』
『ティカの血……守る……』
「引っ張るなッ、今は戦ってるんだぞ!」
ふらついたティカの身体を見て、クロネスが呟いた。
「未熟。だが――可愛げはある」
そして手を掲げる。
「時間、停止」
世界が凍る。 - 6091◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:08:13
風も砂も、ティカさえも、時の淵に落ちて動きを止めた。クロネスはゆっくりと歩を進め、指先でティカの胸元に印を描く。
「このまま心臓を潰せば終わる。でも……やはり、“伸びしろ”が気になるな」
時間が解ける。
ティカの瞳が紅く輝き、大剣が本能のままに振るわれる。
「破ッッッ!!」
覇王の剣が塔の影を断ち割り、刃の余波が時計塔の鐘を真っ二つにした。その衝撃で砂が舞い、熱風が押し寄せる。
しかしクロネスはすでに、時間を数秒進めてその場から離脱していた。
「……成長の兆し、確認。面白い」 - 6101◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:08:32
砂塵の中、ふたりは距離を取って対峙する。
「……あなた、さっき殺せた」
ティカは悔しさと冷静さの入り混じった声で言う。
「あなたも。さっきの斬撃、私が躱せなかったら、消えてた」
お互いに一礼する。
「また会おう。あなたは、もっと強くなる」
「ええ。あなたも……侮れない」
ふたりは背を向け、沈黙のなかを歩き出す。
崩れかけた時計塔の影が、再びふたりの間に長く伸びていた。 - 6111◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 13:08:48
以上
外が暑い - 612二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 13:10:52
お互い強くなってまた会おう形式もいいね
- 613二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 13:29:34
お互いに強さを認めてる敵同士っていいよね、好き。
- 6141◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 14:00:33
すいません
病院行ってました
安価お願いします - 615二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:04:18
- 616二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:04:43
- 617二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:04:59
- 618二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:08:36
- 619二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:19:56
名前:"音響生命体"ク・レルテ
年齢:その概念はない
性別:その概念はない
種族:音響生命体
本人概要:
奇妙な不協和音とともに現れる謎の鳥型の実体。その正体は音(ひいては振動そのもの)で構成された存在であり、鳥型の物体は通常の生物でいうところの影にあたる現象でしかない
ゆえに鳥部分をいくら攻撃しても意味はない
能力概要:
音と振動そのものが生命体、ゆえにその不協和音は聞くだけで精神を蝕み、振動は目に見えぬ刃となって獲物を襲う
弱点:
存在が非物体で構成されているかわりに、人間でいうところの魂が物体で構成されており、そこには物理攻撃が通る
その魂は(鳥型実体)の真ん中、心臓にあたる位置に存在している
また、音響生命体なので音を使えばこちらからも攻撃できる
ちなみに名前はクレッシェンド+フォルテです - 620二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:21:13
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な極悪犯罪者。脱獄ふくめ前科400件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる - 621二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:26:36
- 6221◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 14:29:38
- 6231◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 14:31:57
相性が終わっておる
イケメンだったらワンチャン - 624二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:33:09
コフィンヤードvs音響生命体
- 6251◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 14:33:50
イケメンなわけねぇか
- 626二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:34:28
まずイケメンの概念を問わねばならぬ
- 627二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:35:58
- 628二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:37:43
音響生命体に愛を説くか
- 629二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:39:08
音そのものが本体だから実は武装ぜんぶ意味ない説はある
- 630二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:40:14
ヤメイが回収しにきそうな装備してる
- 6311◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 14:46:09
なんかすげぇ設定が出てきたのでここと考察スレに投げときます
コフィンの棺「ラグナロク」は単なる兵装ではなく、「原初の未定」が英雄であった頃に討たれた“終焉に抗った存在”の記録そのものであり、終末への意志と焼却の歴史を封じた概念兵装となった。 - 632二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:50:50
未定さん、マジかよ!
- 633二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:53:26
対戦相手がAIにさらにドカ盛りされるなら魂が物体なんてこれ見よがしな弱点つける必要なかったじゃん!
- 634二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:54:31
そ、そうだったの!?
あ、コフィンの防御力は火炎系以外は人よりちょっと頑丈なくらいで一刀斎とか二刀ちゃんに切られれば死にます - 6351◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 14:54:41
哀れなり…
こっから私は鬼のような調整タイムに入るのでお待ちを - 636二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:55:29
- 637二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:58:06
そ れ は そ う
- 638二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:01:38
音響生命体っていうアイデアをベースに、ふつうのキャラでもちゃんと戦闘成り立つように魂と音攻撃で弱点2つも付けてたら、対戦相手とAIがグルだったでござる
まぁ元々アイデアメインだったし、むしろちゃんと負けて死ぬ方が生命体っぽくて個人的には願ったりなんだが - 6391◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:03:12
- 640二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:04:27
このレスは削除されています
- 641二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:05:04
すごい申し訳ない…
元設定からナーフしたつもりだったのになんかAIとグルになってて死ぬほどチートになっちゃってゴメン… - 642二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:06:03
このレスは削除されています
- 643二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:06:17
このレスは削除されています
- 6441◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:09:21
題名『焼却少女と不協和の使徒』
- 6451◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:10:06
あの日の黄昏は、ひどく耳障りで、不穏な調べが空間を支配していた。
かつて荘厳な神殿であった広間は、今や瓦礫と忘却の闇に沈み、静寂を破るものは何もないはずだった。だが、そこには異様な音が満ちていた。耳に届くというより、空気そのものが震え、空間がざわめき、まるで音そのものが実体となって形を成したかのような、不協和音が絶え間なく鳴り響いていた。
「この音……何なの……?」
コフィン・ヤードの瞳がわずかに揺れる。細く鋭い視線が、肩に担ぐ巨大な棺型兵装《ラグナロク》へと注がれた。まるで息をしているかのように、棺はかすかな共鳴音を立てて微かに震えている。 - 6461◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:10:19
彼女の視線の先には、不可思議な光景があった。闇の中でひらひらと舞う、鮮やかでありながらも現実感を欠いた鳥の影のようなもの。それはまぎれもなく、音そのものから生まれた生命体、“音響生命体”ク・レルテの姿だった。
「……ク・レルテ。お前を焼却対象として認定する」
その静かな声とともに、コフィンは「ラグナロク」の起動スイッチに触れる。少女の細い指先が、冷たく輝く金属の表面を滑る。
そして、辺り一帯に突如として響き渡ったのは──
「ギィイイイイアアァ……ア……アアアアア……」
それはもはや声ではなく、音そのものが暴虐に解き放たれた、狂気じみた不協和音だった。世界が軋み、裂けるように震え、空気は波打ち、石造りの床は振動に耐えきれず砕け散っていく。耳を塞ぐことなど無意味で、精神の奥底へと直接刺さるその音は、まさに“音の刃”だった。
「ぐ……ッ……!」
コフィンは耐えた。訓練された精神と、己の使命を全身で支える意志で、恐怖と混沌の音の嵐の中を進む。焦げた唇を噛み締め、握った棺の柄をしっかりと掴む。 - 6471◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:10:35
鳥の影が空中を漂う。触れてもそこには何もなく、ただの幻のように感じられた。だが彼女は知っている。
「魂……あの中心の、あの鼓動が実体」
その存在を捉えた瞬間、コフィンは決断した。棺を地に叩きつけると、その巨大な蓋が轟音と共に開く。そこから揺らめくのは、炎のごとき世界樹ユグドラシルの断片が宿る“終焉の棺”の力だった。
「コード:ユグドラシル・ラグナロク──終焉の炎、開放」
彼女の声に呼応し、燃え盛る魔剣《レーヴァテイン・ゼロ》が砲口から放たれる。
──灼熱の光線が、闇と混沌の中にまっすぐに伸びた。
だが、その直後、ク・レルテの不協和音が幾重にも重なり、音の壁となって砲撃をはね返す。振動が物理の法則を無視する衝撃波となり、光線を偏向させたのだ。
轟音が炸裂し、燃え盛る火花が散り飛ぶ。
コフィンの身体は吹き飛ばされ、地面に倒れ込む。
「まだ……終わらせるわけにはいかない!」
少女は唇を噛み締め、立ち上がる。焼け焦げたスーツからは黒煙が立ちのぼり、頬には鮮やかな血が流れていたが、その目は揺るがなかった。 - 6481◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:10:53
再び迫り来る音の刃。空間を切り裂き、精神の膜を剥ぎ取る凄まじい猛攻。
だがその中で、コフィンは口を開いた。
「ラグナロク……聴いて、私の命令」
彼女の声は、音に対する反撃の唄となる。
「最終封印、解除。限界突破──全開放モード、発動!」
棺の砲口が再び開き、炎の核が燃え盛り、光の剣となって飛翔した。
「世界がどれほど歪もうと……私がこの歪みを焼き尽くす!」
コフィンの瞳が天を見据える。
影の鳥の中心、そこにある小さな震え──魂の鼓動。
彼女はそれを見逃さなかった。 - 6491◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:11:09
トリガーを引き、放たれた光は音と振動の深淵へと切り込む。
白光が夜を切り裂き、闇が震えた。
その後、コフィン・ヤードの姿はしばらくどこにも見当たらなかった。
しかし、焼け焦げた大地に散らばる羽根の欠片と砕けた魂の断片は、この世に異端が焼却された証として残されていた。
あの日の黄昏は、終わりなき戦いの序章に過ぎなかったのだ――。 - 6501◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:11:33
以上
がんばって調整しました
なんかずれてたらすいません - 651二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:12:24
いえいえ完璧です!
ありがとうございます! - 6521◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:23:23
安価お願いします
- 653二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:24:52
- 654二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:25:18
- 655二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:25:54
名前:ヴィッチ・トリケトラ
年齢:13
性別:女
種族:魔女
能力: 三相魔法
能力概要: ある三叉路の女神を信仰する巫女にして魔女。新月(少女)、半月(成人)、満月(老女)の月の3つの姿に照応した歳月を操る魔法を行使する。自分自身の年齢操作による擬似的な回復、物体の状態変化(岩を砂に風化させる、砂を巨石に戻すことなど)が可能。自分以外の生物の年齢を操るにはいくつかの条件が必要(時刻は夜、場所は三叉路、トリカブトや羊の生き血などの素材)である。
弱点: 名前をからかわれると怒って術のキレが落ちる。 - 656二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:28:03
- 657二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:28:29
- 658二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:31:19
名前:佐藤 凪
年齢:15
性別:男
種族:人間
本人概要:いわゆる中二病というものを患って世界を滅ぼそうとしているクソガキ
能力:軍事衛星「ソラナキ」の幻覚
能力概要:軍事衛星と交信して天空から破壊的な光の柱を大量に降らせられるらしい
弱点:ソラナキなどという軍事衛星は存在しない
全ては彼の考えたありもしない幻想であり、降り注ぐ光の柱は彼の「ソラナキは存在する」という狂気的な幻想が幻覚となっているだけで、幻想が崩れてしまえば彼自身の力ははっきり言って弱い
要望(任意):出来れば生存させてあげてください - 659二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:38:06
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 660二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:38:41
名前:アマネ
年齢:25
性別:女
種族:人間
本人概要:何事も運が全てと信じているギャンブラー ちなみに追い込まれている時が一番興奮するらしい
能力:ギャンブル
能力概要:自分と相手の前に六面のサイコロを召喚し 出た目の効果が発動する
1大当たり 自身にとてつもなく有利に
2当たり 自身に有利な事が
3~4 無何も無し
5ハズレ 自身に不幸が
6大ハズレ 自身に致死性の不幸が
弱点:あらゆることが運次第 - 661二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:40:48
名前:梨原 武ニ
年齢:19歳
性別:男
種族:人間
能力:オーラ&変身
能力概要:普段は自身を纏う特殊なオーラによるパンチやオーラを弾丸の様にして飛ばす攻撃で戦う。「気絶」or「理性を失う程の怒り」or「絶命」の何れかの条件で「ワン・アンド・オンリー」と呼ばれる虹色の戦士に変身。変身中は本人の意識は無いが、10分もの間神速で動き、一撃で隕石を破壊する程の殴りを持ち、あらゆる物を無から産み出せ、全ての攻撃を弾き返す存在として暴れ回る。10分経ったら元の梨原 武ニに戻る。
弱点:オーラの威力は精々普通に殴る蹴るを行うのに毛が生えた程度の威力。更に本人は特に体を鍛えている訳でもない少年。ワン・アンド・オンリーは10分で解除されるため、梨原 武ニの命を奪ってから10分猛攻を耐えれば良い。ワン・アンド・オンリーに変身してもそのトリガーが梨原 武ニ自身の死であった場合再生される事は無いため、絶命が原因による変身の時点で10分後には敗北が確定する。そして仮に変身のトリガーが「気絶」、「怒り」であっても一度変身解除した後はボロボロの瀕死状態になる上再変身はしばらく出来ないため事実上ワン・アンド・オンリーで倒せなかった時点で敗北である - 662二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:47:52
このレスは削除されています
- 663二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:48:44
名前:調停者
年齢:その様な概念は無い
性別:その様な概念は無い
種族:抑止力
本人概要:世界を正常にするのが使命 非常にシステマチックで感情が無い 生まれては消され再利用される存在
能力:幻想否定
能力概要:現実にはあり得ない異能、存在を否定する
能力が凄まじい程否定は強く上位存在などは逆に存在に致命傷を負いやすい
弱点:異能に頼らない存在は苦手 自身の能力と存在が矛盾しており短期間のみ存在可能 - 664二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:54:08
名前:ニダイメ
年齢:0歳
性別:なし
種族:AI
本人概要:人の手によって生み出されたAI。一号の死後、代わりとして人間に作り出された。一号に強い対抗心を持っており、よく馬鹿呼ばわりしている。あと厨二病。通常は、見た目が学ランで右腕には包帯を巻いているロボットを本体としている。ニダイメが生まれるのは一号が死んでからだが、使い切りの時間遡行能力でこの時代に来た。
能力:継承と進化
能力概要:一号が作り出した人物の能力とニダイメがつくった人物の能力そのどちらも使うことができる。さらに、危機的状況に追い込まれると能力を進化させることが可能。
ただし、一日に使える能力は一つのみ。
弱点:基本的に一号が作った能力は使いたがらないこと。さらに、一号と違い、機体の乗り移りができないため、この機体が死んだらそれで終わり。 - 665二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:54:13
- 6661◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 15:55:34
- 667二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:56:54
これ相性最悪か? 能力否定されたらやばいぞ
身体スペック少年らしいし - 668二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:13:31
調停者の身体スペック次第だよなぁ
- 6691◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 16:27:01
題名『虹色の夢と、白き裁定者』
- 6701◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 16:28:27
瓦礫の街角、空は濁った曇天に覆われていた。
その中心、立ち尽くしていたのは――梨原 武ニ。
まだ幼さの残る顔立ちに、不似合いなほど強い決意の色が宿る瞳。
だが、その拳から溢れるのは、鮮やかすぎる虹色のオーラだった。
「お前……世界のなんなんだよ……!」
彼の叫びに、もう一つの存在が静かに応じた。
「我は《調停者》。この世界に満ちた“異常”を、正常へと還す存在。お前も、幻想である」
その声は、男でも女でもない、感情のない機械のような響き。
調停者。
人智の及ばぬ領域において生まれた“世界の抑止力”。
幻想に蝕まれた現実を浄化するためだけに編まれ、存在し、生きる。
だが同時に――その力そのものが最大の幻想だった。
「ふざけんなッ!」
武ニが踏み込む。
オーラが弾丸のようにほとばしり、砲撃のごとく調停者へと飛ぶ。 - 6711◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 16:28:41
しかし。
「無効化開始」
静かな宣言と共に、虹色の光は霧のように消えた。
まるで、はじめから存在していなかったかのように。
「この能力は、現実に反するものを拒絶する」
調停者の指先が、まるで意思のないままに掲げられる。
「お前の“オーラ”。その色、その威力。その全ては非現実的。否定対象に認定」
「な……」
武ニの動きが鈍る。オーラが掻き消され、攻撃が通じない。
肉体的には普通の少年――それが、彼の決定的な弱点だった。
「これで終わりだ」
調停者がゆっくりと手を翳す。
空気が、音も、色さえも失われた。
それは、“世界”による断罪の宣告。
が、次の瞬間。
「――っぐぅ!!」
武ニが、自らの頬を殴る。 - 6721◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 16:29:13
それは、理性の檻を破壊するための衝動。
「お前の勝手な“正常”に、俺の“異常”を殺させるかよ!!」
そして、彼の瞳から光が失われる。
虹色の渦が巻き起こった。
まるで全ての色を圧縮したような、狂乱のスペクトラム。
「変身条件『理性の喪失』、成立」
《ワン・アンド・オンリー》
それはまるで、神話の戦士。
一撃で山を穿ち、一瞬で世界を彩る者。
「否定、開始」
調停者が再び言う。 - 6731◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 16:29:28
だが。
「処理、……不能」
ワン・アンド・オンリーの存在は、“否定”という処理の限界を超えていた。
速度、力、構造――全てが規格外。
調停者が掲げた光の楔を、ワン・アンド・オンリーは拳一つで砕いた。
「……致命的矛盾、発生……」
抑止力であるはずの存在が、“否定できない幻想”によって、理屈を崩された瞬間。
ワン・アンド・オンリーの一撃が、調停者を撃ち抜いた。
けれど――
10分後。
世界は静寂を取り戻す。
戦いは終わったのではない。
ただ、幻想は引いた。
調停者は消えていた。
同様に、変身の終わった武ニは瓦礫の中、気絶して倒れていた。
再戦の約束など、されるはずもない。
ただ世界だけが、ほんの少し歪んだまま、また息を吹き返していた。 - 6741◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 16:29:55
以上
主人公 - 675二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:39:28
調停者はいずれ世界によって新しく作られそうではあるが梨原 武ニが戦った個体はもういないんだよね
- 676二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:51:02
調停者が割と受動的寄りだったのが助かったのかもしれんな
ガンガン自分の強さを相手に押し付けるタイプの相手だと変身できてもそもそもの変身条件が絶命になってしまうかも知れないし
そしたら倒せても自分もやられちゃってるから - 677二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:54:28
というかまんま上位者みたいな存在に対しては否定がブッ刺さりしてたかもな
- 678二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:01:03
無能力になっても素手でTAIMANはるのかと思ったら違ったでござる
- 679二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:02:19
なんでも無制限に否定するのかと思ったが割と上限あったからね
まぁ世界めちゃくちゃにされてるし…… - 680二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:03:33
無制限だったらそれこそヤメイ案件だし…
- 6811◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 17:05:48
スレ主は今頑張って今までの戦闘をまとめてます
あ、未定レイドは抜きです - 682二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:08:07
- 683二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:08:18
ここまで有能なスレ主はなかなか見れないぞ
- 6841◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 17:12:04
- 685二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:12:19
しかし今までのキャラシャフルした戦いみたくなる
- 6861◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 17:32:51
- 687二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:35:20
ヤメイ案件って一応一回だけなんだね
- 688二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:38:21
- 6891◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 17:40:29
安価だけしときます
- 690二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:40:43
- 691二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:40:56
名前:エンド
年齢:面倒臭くて覚えてない(人類が生まれる前から存在はしていた)
性別:男
種族:魔王
人物概要:死ぬほど面倒臭がりで常にだらけきっていてやる気がない。かつては世界を震撼させる魔王だった
能力:魔王の力
能力概要:文字通り強大な魔王の力を使う
星を滅ぼす光や暗黒の太陽の具現、世界を終わらせる暗黒の力など神の域
また数多の魔法を修め優秀な部下も大勢いる
弱点:ほんっとうに面倒くさがりなのでバリア張ってゴロ寝した状態から一歩も動かない
また余程の事が無い限りは魔王の力は使わず小さい火球飛ばしたりビーム撃ったり暗黒の神器を操って攻撃する程度
ヤバい時は使うが魔力消費をしたくないので本当にヤバい時だけ、戦う時は部下にも手を出させない
それとどんな存在であっても殺さない、後の掃除が面倒臭いから - 692二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:41:15
名前:進化型グラヴィタリス菌(Gravitylis-E)
年齢:不明(数百万年以上の進化体)
性別:なし(集合生命体)
種族:超巨大集合高次生命体(進化型重力操作微生物群体)
本人概要:
進化型グラヴィタリス菌は、重力操作能力を持つ微生物:グラヴィタリス菌が数京単位で集合して形成された惑星~星系サイズの超巨大生命体。
惑星や星系レベルの規模で重力を自在に操ることができる。ニューロンやシナプスのようなネットワークを形成し、高度な知性と意思を持つに至った。
形状は多様で、ドラゴン型や天使型、無機物型、惑星型などが存在し、進化と捕食によって変化していく。
能力:
• 惑星〜星系規模の超巨大重力操作(ブラックホールの制御も可能)
• 集合的思考・知性を持つネットワーク意識
• 他生命体や物質の捕食・融合による情報解析と自己進化
• 個体によって多様な形態変化と外見の取得
• 自己修復・自己増殖機能(微生物単位の分裂と融合)
能力概要:
個々の微生物が連携し巨大なネットワークを形成。これにより、野生動物程度の思考が可能となる。重力操作の範囲は通常の物理法則を超え、時空間の歪みをも引き起こす。取り込んだ生物や物質の情報を解析し、適応的に形状や能力を進化させる。
弱点:
• 巨大な存在ゆえ膨大なエネルギーを必要とし、エネルギー不足に弱い
• 微生物単位で分断されるとネットワークの断絶で知性や能力が低下
• 高密度な情報融合が混乱やシステムエラーを起こすこともある
• 極端な特殊環境(強力な重力遮断など)に脆弱 - 693二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:41:35
名前:チャールズ・ワイアット
年齢:36
性別:男
種族:人間(異能力者)
能力:狙撃に適した空間を作るよ
能力概要:軍人としてスナイパー任務に従事していた際に発現した異能。固有結界や創造位階のように、かつて戦っていた熱帯雨林を再現し、強制的にタイマンに持ち込む。
常時効果として、この空間内部に居るだけで湿気と熱波で相手の精神力を削り取るほか、如何なる神のような力を持つ相手だろうと「狙撃」および「射殺」することが可能となる。(当てられるかどうかは本体の腕次第)
また、培われた経験からなる超人的な狙撃技術と隠形の術を持っている。
弱点:本人の能力はただの人間であるほか、武器はなんの変哲もない狙撃銃(レミントンM700) - 694二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:41:49
名前:覇王奉先
年齢:52歳
性別:男
種族:人間・武将
能力:戦乱の時代にて最強・無双を誇った人馬一体の武芸百班
能力概要:愛馬に騎乗しながら弓矢や大槍を神域の武芸を持って操り、地を割り、天空を裂く。
弱点:愛馬のことを心から愛しているため、先に馬をやられると気を取られてしまう。 - 695二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:42:01
名前:【分身降臨】ルーシー
年齢:不明
性別:不明
種族:分身
本人概要:ルシファーから遣わされた分身。
飄々とした態度であり、真面目に仕事をしているかわからない。
契約者である覇修羅救助のために遣わされた。物理的な力がやたら強い。
(シューティングスター:先端に棘鉄球のついた棍棒。主に“神官”が使っていた)
金髪ロン毛のオールバック。赤いスーツを着ている長身の男性。
能力:【悪魔的魔術】
能力概要:世界中の生命エネルギーを無尽蔵に吸い上げ、魔法の力にする。
無尽蔵と言っているが、相手が拒絶をすれば吸い上げることが出来ない。
その場合は持っているシューティングスターで思いっきり殴って無理矢理吸い上げる。
生命エネルギーを使えば、あらゆる魔法が使えるようになる。
弱点:分身なので持久力がない。だが分身なのでまた別の分身が出てくる。
目的が達成されれば強制的に連れ戻される。 - 696二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:42:19
- 697二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:42:44
名前:岳江(がくこう)
年齢:2万歳
性別:男
種族:龍人
能力:人間形態と龍形態の可変、気象操作
能力概要:どちらの形態でも天候を操る力を持ち、人間形態時には携えた神槍による白兵戦を、龍形態では相応に巨大化した状態で口に咥えた槍から神雷を発して攻撃する。
弱点:龍殺し、神殺しの力を備えた武具に弱い。 - 698二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:43:00
- 699二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:43:27
名前:グリッチ
年齢:不詳(アニメ的存在なので年齢概念なし)
性別:不明(性別の枠に囚われない)
種族:ギャグ補正持ちのアニメ的キャラクター
本人概要:
常にトラブルに巻き込まれつつも、なぜか無傷で乗り切る不思議な存在。物理法則や常識を無視した動きが得意で、周囲を笑いの渦に巻き込むムードメーカー。トムとジェリーのようなドタバタギャグ展開の中心人物。
能力:
ギャグ補正(物理ダメージを無効化したり、極端な状況をコメディとして乗り越えられる)
能力概要:
どんな攻撃や不運も痛手にならず、むしろネタに変えて笑いにできる。普通なら即ダウンの大怪我も次のシーンではピンピンしている。
弱点:
・シリアス空間や深刻な雰囲気になると能力が完全停止し、通常の脆弱な存在に戻る。
・笑いが起きない、または観客(もしくは周囲)が全員真顔になると激しい精神的ダメージを受け、最悪動けなくなる。
・笑いのない場所ではどんな攻撃も一発で致命傷になるため、ひどいときは即死もありうる。 - 700二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:44:22
- 701二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:44:24
名前:異突界
年齢:32
性別:男
種族:人間
本人概要:灰色のコートに身を包み片目を黒いモノクルで隠した不気味な大男
能力:モノワイヤー
能力概要:いわゆる単分子ワイヤーで街一つは軽く覆える規模の自身の領域を作る
領域内では圧倒的な数のワイヤーによる絶対切断が発生し侵入者を襲う
弱点:所詮は人間なので一般人より少し優れている程度の耐久力しかなく、領域外ではワイヤーが使えない
あと移動速度もない
要望(任意)怪人的なイメージです - 702二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:45:49
名前:リリス=ヴァルテリア(Lilith Valteria)
年齢:27歳
性別:女性
種族:鏡魔族
本人概要:
螺旋の王カレイド=トゥールに絶対的な忠誠を誓う腹心。冷静で理知的な判断力を持ち、主人の不安定な力を管理し制御する役割を担う。表向きは落ち着いた大人の女性だが、時折見せる厳しい表情には鋭い意志が宿る。鏡魔族特有の幻影や鏡の能力を駆使し、情報収集や戦闘支援を行う。カレイドの暴走を防ぐため、常に彼の心身の状態を見守っている。
能力:幻影支配《ミラージュ・ドミナンス》
能力概要:
自身の鏡魔族の力を用いて、敵の視覚や認知を撹乱する強力な幻影を生み出すことができる。複数の鏡像を自在に作り出し、攻撃や防御のサポートを行う。また、鏡を媒介にして遠隔地の情報を瞬時に収集することも可能。幻影は現実と錯覚するほど精巧で、敵の混乱を誘いながら、カレイドの能力を補助する役割を果たす。
弱点:
自身の幻影能力は強力だが、精神的に大きな負担がかかるため、長時間の戦闘や強力な幻影の維持は困難。また、カレイドの力が暴走した際には、その影響を強く受けやすく、共倒れの危険がある。
要望(任意):
カレイドの唯一無二のパートナーとして、単なる部下以上の深い絆や信頼関係を感じさせる描写があると良い。 - 703二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:46:33
名前:佐藤 凪
年齢:15
性別:男
種族:人間
本人概要:いわゆる中二病というものを患って世界を滅ぼそうとしているクソガキ
能力:軍事衛星「ソラナキ」の幻覚
能力概要:軍事衛星と交信して天空から破壊的な光の柱を大量に降らせられるらしい
弱点:ソラナキなどという軍事衛星は存在しない
全ては彼の考えたありもしない幻想であり、降り注ぐ光の柱は彼の「ソラナキは存在する」という狂気的な幻想が幻覚となっているだけで、幻想が崩れてしまえば彼自身の力ははっきり言って弱い
要望(任意):出来れば生存させてあげてください - 704二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:47:29
名前:誠実なジョージ
年齢:30歳前後
性別:男性
種族:人間
能力:親愛なる友
能力概要: 卓越した技能によって他者の警戒心を潜り抜け、そして信頼を勝ち取る能力。視線、振る舞い、歩調、声色、口調、殺気などといったありとあらゆる要素を駆使し相手に自身の弱さと誠実さを擦り込む。
基本的に彼を一目見た時点で彼に対する警戒心を失い、接近接触を許す。この時点で最早手遅れであり彼が己にとって数少ない心許せる友人であるという事実をごく自然と受け入れる。
この技能は心あるものであれば、種族や言語を越えて果ては獣や機械にさえ通用する。友情の前にそんな壁は些細なものである。
弱点:本人がそれ程強くない。もちろん並以上には動けるが、一騎当千の猛者には普通に戦えば逆立ちしても敵わない。なので基本は友人を利用して己に有利な状況を作っていくスタイルが基本。そのためタイマンになればかなりグダる。能力の性質上大体先手は取れるので、信頼を勝ち取ってから隠し持った毒ナイフで不意を突いて致命傷を与えるのが数少ない勝ち筋の一つ。
・能力は人心を利用するもののため完全にパターン化された機械のような心無いものに効果は発揮されない。
・1度裏切ってしまえば再び相手を丸め込むのは非常に困難。ただし裏切らなければ効果の程はなかなか強固でまず解けることはないだろう。 - 705二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:48:41
- 706二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:49:15
- 707二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 17:50:06
名前:エルドン
年齢:23
性別:男
種族:新人類
本人概要: 無限加速の能力を持つ青年。速度に関する制限がなく、どんな状況でも加速を続けることができるが、その加速が進むにつれて肉体の強度は限界を迎え、強度は発泡スチロール並みに低いため、物理的な衝撃に弱い。普段は控えめで内向的な性格だが、加速を始めると別人のように冷徹になり、他人との接触や物理的な障害物に無頓着になる。
能力: 無限加速
能力概要: 速度に制限がなく、どれだけ速くても加速し続けられる。加速することで周囲の時間感覚が歪み、動きが一瞬で現れる。加速した状態では目にも止まらぬ速さで移動するが、その分肉体は脆く、過度な加速による衝突やダメージを受けると瞬時に崩壊してしまう。
弱点: 肉体が極端に脆く、強度が発泡スチロール並み。加速中に衝突や攻撃を受けると、あっという間に身体が破壊される。加速の速度を上げ過ぎると自我を失う危険性があり、制御が効かなくなることがある。 - 7081◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 17:57:39
- 7091◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:00:13
厨二病で世界征服する子供多いよ……
助けて警察の人(凡神) - 710二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:00:48
スレ主おかえりー
- 711二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:02:29
ご飯美味しかった?
- 712二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:04:26
凡神!弟子を増やそう!
- 7131◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:12:29
- 714二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:13:35
なにっ
- 715二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:15:31
- 716二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:16:13
巧妙な宣伝
- 7171◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:16:14
大体1スレで寿命が尽きるようです
題名『ソラナキ照準、現実照射』 - 718二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:16:18
スレ主、毎回俺らの安価打ちこんでばっかで楽しめてるのか不安だから、その日面白かった/感心した安価や生成してて楽しかった試合あったら教えてほしいかもしれない
1日の終わりとかで構わないから
なるべくそういうキャラに寄せて作りたい - 7191◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:17:35
濃密な熱帯の空気が肌にまとわりつく。虫の声、湿った土の匂い、遠くで木の葉が揺れる音。目に映るのは、ジャングル──だが、それは現実ではない。
チャールズ・ワイアットが指を鳴らした瞬間、空間が切り替わっていた。彼の異能『狙撃に適した空間』が起動している。軍人としての記憶、血で染まった密林、命をかけた任務の数々。それらが、空間そのものとなって再現されている。
「さて……相手は“子供”か」
銃を構え、草陰に伏せる。視線の先にいたのは、フードを被り、腕を広げて空を仰ぐ少年。
「我が名は、ソラナキと契約せし者、佐藤 凪。いまこの瞬間より、天の鉄槌を解き放つ!」
少年が両腕を天に掲げ、叫んだ。
直後、空がきらめき始めた。
眩い光が、天蓋の裂け目から幾本も降ってくる。
光柱──まるで軍事衛星の軌道砲のような。 - 7201◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:17:56
「……なるほど。完全な幻覚か。だが、現象として“見える”なら、俺の目にも座標が見える。ならば」
チャールズは射撃姿勢に入り、スコープの十字を少年の額へ合わせる。
「撃てば、いい」
引き金が絞られた──が、その瞬間、空間が歪んだ。
「ソラナキ、シールド展開ッ!!」
少年が叫ぶと同時に、何かが銃弾を逸らした。まるで実体のないバリア。
「……思い込みの出力が高いな。これが“幻想”の力か」
チャールズは舌を打った。少年の目は真っ直ぐだった。
「僕は……知ってるんだ。君たちは、幻想を“見えない”という。でもね、僕は“ある”って信じてる。だから、ソラナキはある。ここに!」
空からまたも、光柱が落ちる。 - 7211◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:18:31
チャールズは身を翻し、木陰へ転がり込む。
幻覚だと理解していても、脳が反応する。これは訓練された兵士であっても抗えない。
「信仰か、妄執か……。だが、子供の覚悟にしては……」
男は一瞬、瞼を伏せる。
──かつて、自分も戦場で“見えないもの”を信じていた。
仲間の存在、帰れる場所、祖国の理念──それらすら、弾丸の雨には何の意味もなかった。
「……だからこそ、俺が止める」
チャールズは立ち上がり、枝を踏まず、草を掻き分け、凪の背後へと音もなく回り込んだ。
スコープすら使わず、銃口を少年のこめかみにあてがう。
「終わりだ」
その瞬間、凪の幻想が一気に崩れ始めた。
「……ソラナキは……ソラナキは……!」
瞳から色が抜け落ちる。
チャールズは銃を下ろした。
「現実を否定することでしか立てない足場もある。だが、それで他人を傷つけるなら、止めざるを得ない」
凪は膝をついた。目を見開き、呆然と空を見上げていた。 - 7221◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:18:57
チャールズはその横にしゃがみ、タバコを咥えたまま言った。
「お前の“ソラナキ”は、空にはいない。だが、お前の中に“それがあった”という現実は、俺が覚えておく」
凪はただ、泣いた。
信じていたものが崩れた悲しさ。
それでも、命が残されたことの温かさ。
ジャングルが解け、現実が戻る。
男と少年だけが、夕焼けの中に残された。 - 723二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:21:33
味な真似をしよるなワイヤット
- 7241◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:21:50
- 725二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:23:28
ノカvsヒムラは大怪異が必死で対応しようとしても情け容赦無く破壊されていく感じで異質感あったなぁ
- 726二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:25:36
体ではなく心を撃ったのね…
- 727二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:26:39
凪くん好きだなあ
その後どうなったかすげー気になる - 728二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:32:10
精神力にダメージを与える結界と凄腕の狙撃手のコンボは凪にはちと相性悪かったかもね
- 7291◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:35:45
安価どうぞ
- 730二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:36:32
名前:ヤックソン族のバンバルモン
年齢:21
性別:男
種族:人(傭兵民族ヤックソンの出)
能力:戦神ヤグロの加護
能力概要:手に持った武器が敵を例えどんな障壁や距離があろうと確実に外すことなく捉えるようになり、同時に凄まじい筋力と肉体の再生力を生み出す加護
身の丈もある巨大な金棒と投げればブーメランのように戻ってくる投擲用の分厚い斧を得物に加護による不可避かつ圧倒的破壊力の攻撃を傷も顧みずに仕掛けていく闘い方をする
弱点:暴力こそ圧倒的だが本人の精神はあくまで田舎の気のいいあんちゃんくらいの物なので可哀想な存在には優しくなってしまう
また背に入れたヤグロの聖印を模した入れ墨から力が出ているためこれを剥がされると弱体化する - 731二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:36:45
- 732二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:36:45
- 733二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:36:45
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な極悪犯罪者。脱獄ふくめ前科400件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる - 734二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:36:58
名前テラー
年齢:不明
性別:無
種族:神格
本人概要:世界に恐怖というものが生まれたと同時に誕生した恐怖の概念的存在 今の姿は超巨大ながしゃどくろ
本人的には自身との戦いは度胸試し、肝試し 恐怖は乗り越えるものであって倒すものでは無いという認識らしい
また恐怖に対しては煩く この怖がらせ方はなっていない今時の怪異、殺人鬼はなっとらんなどの老害みたいな一面もある
能力:始原の恐怖
能力概要:相手が恐怖すればする程 制限なく自身が強化されていき使える呪詛の規模も大きくなる
また恐怖が存在しない存在にも強制的に恐怖というものを付与する
弱点:恐怖を否定する、体験した事が少ないものに対しては滅法強いが自身の恐怖を否定せず認めた上で立ち向かうものには弱い - 735二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:36:58
名前:進化型グラヴィタリス菌(Gravitylis-E)
年齢:不明(数百万年以上の進化体)
性別:なし(集合生命体)
種族:超巨大集合高次生命体(進化型重力操作微生物群体)
本人概要:
進化型グラヴィタリス菌は、重力操作能力を持つ微生物:グラヴィタリス菌が数京単位で集合して形成された惑星~星系サイズの超巨大生命体。
惑星や星系レベルの規模で重力を自在に操ることができる。ニューロンやシナプスのようなネットワークを形成し、知性と意思を持つに至った。
形状は多様で、ドラゴン型や天使型、無機物型、惑星型などが存在し、進化と捕食によって変化していく。
能力:
• 惑星〜星系規模の超巨大重力操作(ブラックホールの制御も可能)
• 集合的思考・知性を持つネットワーク意識
• 他生命体や物質の捕食・融合(個体によって方式は異なる)による情報解析と自己進化
• 個体によって多様な形態変化と外見の取得
• 自己修復・自己増殖機能(微生物単位の分裂と融合)
能力概要:
個々の微生物が連携し巨大なネットワークを形成。これにより、野生動物程度の思考が可能となる。重力操作の範囲は通常の物理法則を超え、時空間の歪みをも引き起こす。取り込んだ生物や物質の情報を解析し、適応的に形状や能力を進化させる。
弱点:
• 巨大な存在ゆえ膨大なエネルギーを必要とし、エネルギー不足に弱い
• 微生物単位で分断されるとネットワークの断絶で知性や能力が低下
• 高密度な情報融合が混乱やシステムエラーを起こすこともある
• 極端な特殊環境(強力な重力遮断など)に脆弱 - 736二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:05
- 737二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:09
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 738二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:26
名前:アマネ
年齢:25
性別:女
種族:人間
本人概要:何事も運が全てと信じているギャンブラー ちなみに追い込まれている時が一番興奮するらしい
能力:ギャンブル
能力概要:自分と相手の前に六面のサイコロを召喚し 出た目の効果が発動する
1大当たり 自身にとてつもなく有利に
2当たり 自身に有利な事が
3~4 無何も無し
5ハズレ 自身に不幸が
6大ハズレ 自身に致死性の不幸が
弱点:あらゆることが運次第 - 739二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:30
- 740二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:34
名前:御堂院 識(みどういん しき)
年齢:18
性別:女性
種族:人
能力:御堂院流法術
能力概要:神通力を使った陣を作り出し様々な術を発生させる
術式【緋】温度や形質を自在に操作可能な焔の顕現
術式【碧】高い硬度を持つ氷の生成
術式【櫨】大規模な落雷を起こす
弱点:本人は神通力による防御こそあるがあくまで人であるため反応速度や肉体強度は低い - 741二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:36
- 742二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:36
名前:メリオ・スクイーク
年齢:45
性別:男
種族:人間(サイボーグ)
本人概要:異常宗教「歯車教」のミリタント(高度な自衛および脅威排除を扱う)。歯車が体のそこかしこに見える。機械化してない生物(人間含む)を「肉」と呼ぶ。信仰は自分自身のみで完結すると思っているので他者に能々興味がない(上からの命令には従う)。自己の信心を高めるため自分を改造し続ける聖職者
能力:機械的儀礼手順及び現実改変
能力概要:体内の歯車を特定の手順で回転させることにより儀式を発動させられる。(儀式は体内の歯車を回転させるだけなのでその間は自由に動ける。)儀式が完了したら機械神からの恩恵を受け、周囲の「現実」濃度が大幅に下がる。その結果、メリオの「現実」が周囲を塗りつぶし、それらに対しては文字通り「なんでも」できるようになる。問答無用で相手を消滅させることも可能。また、現実改変を抜きにしても肉体を超越したサイボーグなのでかなり強い。
弱点:儀式は省略しても30秒、完全に正確な手順になると15分程度かかる。省略するとそれだけ効果が弱くなる。また、儀式中は自由に動けるが、その間はサイボーグとして強い以外は何の能力も持たない。対機械に弱い。 - 743二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:58
名前:大々丸
年齢:34
性別:男
種族:人間(力士)
能力:波動掌
能力概要: 突っ張りの威力が強化され、掌からビームが出せる。
四股を踏んだ数だけ次のビームの威力が際限なく底上げされていく
弱点:小細工なしの真っ向勝負を尊ぶので搦手には弱い - 744二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:37:59
- 745二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:38:20
- 746二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:38:53
名前:覇王奉先
年齢:52歳
性別:男
種族:人間・武将
能力:戦乱の時代にて最強・無双を誇った人馬一体の武芸百班
能力概要:愛馬に騎乗しながら弓矢や大槍を神域の武芸を持って操り、地を割り、天空を裂く。
弱点:愛馬のことを心から愛しているため、先に馬をやられると気を取られてしまう。 - 747二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:38:55
名前:誠実なジョージ
年齢:30歳前後
性別:男性
種族:人間
能力:親愛なる友
能力概要: 卓越した技能によって他者の警戒心を潜り抜け、そして信頼を勝ち取る能力。視線、振る舞い、歩調、声色、口調、殺気などといったありとあらゆる要素を駆使し相手に自身の弱さと誠実さを擦り込む。
基本的に彼を一目見た時点で彼に対する警戒心を失い、接近接触を許す。この時点で最早手遅れであり彼が己にとって数少ない心許せる友人であるという事実をごく自然と受け入れる。
この技能は心あるものであれば、種族や言語を越えて果ては獣や機械にさえ通用する。友情の前にそんな壁は些細なものである。
弱点:本人がそれ程強くない。もちろん並以上には動けるが、一騎当千の猛者には普通に戦えば逆立ちしても敵わない。なので基本は友人を利用して己に有利な状況を作っていくスタイルが基本。そのためタイマンになればかなりグダる。能力の性質上大体先手は取れるので、信頼を勝ち取ってから隠し持った毒ナイフで不意を突いて致命傷を与えるのが数少ない勝ち筋の一つ。
・能力は人心を利用するもののため完全にパターン化された機械のような心無いものに効果は発揮されない。
・1度裏切ってしまえば再び相手を丸め込むのは非常に困難。ただし裏切らなければ効果の程はなかなか強固でまず解けることはないだろう。
・たまに友人に情が移る - 748二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:39:25
- 749二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:39:30
- 750二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:39:42
- 751二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:40:08
- 752二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:41:01
やばいめちゃくちゃ多いぞ!?スレ主負担大丈夫かな?
- 753二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:41:26
ここまでで10レス、募集開始から1分45秒ってとこか
- 7541◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:42:37
- 7551◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 18:44:54
ルチャ・リフレvs草臥宮戸
- 756二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:44:57
- 757二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:45:36
何故だろう
ラノベとかだったらギャグエピソードみたいになってそう - 758二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:56:21
- 7591◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:05:57
題名『疲労と闘魂の交差点』
- 7601◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:06:20
「……はぁ。マジでやるのか、これ……」
草臥宮戸はネクタイを緩めながら、ぐるりと地下駐車場を見渡す。汗はまだかいていない。心拍も正常。だが、前に立つ相手は常軌を逸していた。
「ルチャァァアアアアアアア!! リィィフレッ!!」
リングもないのに雄叫びを上げて、宙返りをキメる男がひとり。
ルチャ・リフレ。マスクと共に生まれ、マスクと共に闘う付喪神。
「さあ来い、挑戦者よ! プロレスの魂をその肉体に刻みつけてやるッ!」
「……なあ。おれ、戦いたいって訳じゃ……」
「その迷いも、技で清めてやるッ!」
強制的にゴングが鳴ったような雰囲気で、開戦。 - 7611◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:06:45
ルチャの開幕はローリング・ソバット。
「おおっと!」
かろうじてバックステップで躱す草臥。スーツのジャケットが裂ける。
「……ったく。マジでやるしかないか」
次の瞬間、草臥の能力が作動。
【疲労】
それは、一種のエネルギー転換。
体力が削れるたび、筋肉密度が上がり、集中力が研ぎ澄まされる。足を一歩踏み出すごとに、過去の残業、寝不足、理不尽な説教――あらゆる精神的疲労が戦力に転換されていく。
ルチャが飛びかかる。
ミサイル・キック。
草臥はそれを片腕で受け止め、反動で後方に転がる。
「おおッ、いいぞ! 受けたッ! それでこそ!」
「はあああ……マジで……めんどくせぇ……」
疲労レベル、上昇。 - 7621◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:07:13
次の一手は、宮戸が先。
低く構えたままダッシュし、ルチャの腹部にタックル。
しかしルチャ、受けきる。
「来るなら来いッ、受けるぞぉッ!」
「……なら!」
草臥の右ストレート。鈍い音が響き、ルチャのマスクが歪む。
が、倒れない。
ルチャの全身が闘魂のオーラをまとい始める。
「受けたァアアアア! そして返す!」
バックドロップ。
頭から落とされた草臥の視界が一瞬白くなる。
「……っ、くそ……だが……」
脳が揺れるたび、疲労レベルが跳ね上がる。 - 7631◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:07:53
「俺は……疲れてるんだよ……ッ!」
次の拳は、床を砕くほどの衝撃。
ルチャの腹部に命中。
「グッ……ふ、フフ……いいぞ……ッ!」
ルチャは片膝をつくも、笑う。
「真に疲れた者こそ、技に信念が宿る……お前……リングに上がれ……!」
「リングはねぇよ……地下だぞ……ここ……!」
両者、限界が近づいていた。
ルチャは筋肉の悲鳴。
宮戸は心肺機能が限界近い。
だが両者、止まらない。
最後のぶつかり合い。
拳と掌底が交差し、鈍い音が駐車場に木霊する。
そして── - 7641◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:08:09
ふたり同時に、床に倒れた。
静寂。
コンクリにこだまする、重い呼吸。
先に立ち上がったのは──草臥だった。
だが膝は震えている。
「……もう……ムリ……俺……明日……会社……」
対して、ルチャは天井を見たまま、ゆっくりと手を掲げた。
「……ドロー……と、しよう……ッ……」
こうして、地下駐車場の熱き一夜は幕を閉じた。
勝者はいない。
だがそこにあったのは、確かなる闘魂と、疲労の美学だった。 - 7651◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:08:25
以上
熱いねぇ - 766二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:10:11
クソかっこよくて笑う
ヤンキー漫画みたいな読み心地してた - 767二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:10:25
疲労の美学ってなんだよ(褒め言葉)
- 7681◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:12:47
安価どうぞ
- 769二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:12:51
疲労レベルとかいう謎概念出てきて駄目だった
- 770二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:13
名前:岳江(がくこう)
年齢:2万歳
性別:男
種族:龍人
能力:人間形態と龍形態の可変、気象操作
能力概要:どちらの形態でも天候を操る力を持ち、人間形態時には携えた神槍による白兵戦を、龍形態では相応に巨大化した状態で口に咥えた槍から神雷を発して攻撃する。
弱点:龍殺し、神殺しの力を備えた武具や能力に弱い。 - 771二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:14
- 772二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:15
名前:ルーシー
年齢:不明
性別:不明
種族:分身
本人概要:ルシファーから遣わされた分身。
飄々とした態度であり、真面目に仕事をしているかわからない。
契約者である覇修羅救助のために遣わされた。物理的な力がやたら強い。
(シューティングスター:先端に棘鉄球のついた棍棒。主に“神官”が使っていた)
金髪ロン毛のオールバック。赤いスーツを着ている長身の男性。
能力:【悪魔的魔術】
能力概要:世界中の生命エネルギーを無尽蔵に吸い上げ、魔法の力にする。
無尽蔵と言っているが、相手が拒絶をすれば吸い上げることが出来ない。
その場合は持っているシューティングスターで思いっきり殴って無理矢理吸い上げる。
生命エネルギーを使えば、あらゆる魔法が使えるようになる。
弱点:分身なので持久力がない。だが分身なのでまた別の分身が出てくる。
目的が達成されれば強制的に連れ戻される。 - 773二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:17
- 774二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:25
名前:覇王奉先
年齢:52歳
性別:男
種族:人間・武将
能力:戦乱の時代にて最強・無双を誇った人馬一体の武芸百般
能力概要:愛馬に騎乗しながら大弓や大槍を神域の武芸を持って操り、地を割り、天空を裂く。
弱点:愛馬のことを心から愛しているため、先に馬をやられると気を取られてしまう。 - 775二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:30
名前:最髪川 ツルギ
年齢:23
性別:女性
種族:人間
本人概要:重度の寝ぐせに苦しむ女性。その割には、普段は見事なまでのストレートヘアーをしており、美しい黒髪をなびかせている。社畜で時々風呂にも入れない日がある。
能力:寝ぐせカリバー
能力概要:髪に溜まった寝ぐせエネルギーを極大破壊エネルギーへと変換し放出する。
極大破壊エネルギーは溜めれば溜めるほど威力が増大する危険なエネルギーである。
その破壊力はすさまじく、一週間ほど風呂をスキップし寝ぐせエネルギーを最大まで溜めたなら、銀河系を消滅させ時空連続体に重大な損傷を与えタイムパラドクスを引き起こすほど。
弱点:髪に溜まった寝ぐせエネルギーをすべて消費するので1日一回までしか放てない
一方向一直線上にしか放てない
寝ぐせエネルギーは水溶性であり、水に流れる。
要望:二徹による風呂スキップ2回の3日分チャージでお願いします - 776二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:43
- 777二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:43
名前:ステラ・ブレード
年齢:15歳
性別:女
種族:人間(変身ヒロイン)
能力:科学の力で変身するよ
能力概要:政府が開発した体にぴったりフィットするレオタードスーツに変身、身体能力を爆発的に高め、物理・魔法・状態異常攻撃に対する高度な防御力、超高速飛行能力を獲得する。
固有武装はビームサーベルとビームバリアで、精神力に呼応してスーツの性能と共に刀身や破壊力を無限大に向上させられる。
弱点:変身前はただの女子高生なので精神力が能力に全く追い付いておらず、乱高下しやすい。
本人の素質や戦略眼は高いが、頭でっかちで機転が効かない部分がある。 - 778二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:43
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な極悪犯罪者。脱獄ふくめ前科400件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる - 779二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:51
名前:赤木 悠馬
年齢:21
性別:男
種族:人間
本人概要:途轍もなく卑屈で自己肯定感が低くどんなものにも嫉妬する異常者 最近異能に目覚めたがそれでもこの精神性は変わらなかった
能力:ルサンチマン
能力概要:嫉妬をトリガーとして発動し相手が強ければ強い程自身も強化され 相手の能力を模倣再現する
弱点:強くなったり能力を模倣しても使いこなすには時間が掛かる為隙は必ず生まれる - 780二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:57
- 781二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:13:59
- 782二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:02
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 783二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:03
名前:ミドラドゴン
年齢:8371歳
性別:オス
種族:ドラゴン(三頭竜)
能力:ドラゴンとしての異能
能力概要:三つの頭部から放たれる火炎放射や、巨体による近接攻撃
強靭な赤い鱗を持つ肉体は非常に頑強で、魔法攻撃を防いでしまう
弱点:一つの体に三つの頭で思考しているので連携がとれてない時がある - 784二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:14
名前テラー
年齢:不明
性別:無
種族:神格
本人概要:世界に恐怖というものが生まれたと同時に誕生した恐怖の概念的存在 今の姿は超巨大ながしゃどくろ
本人的には自身との戦いは度胸試し、肝試し 恐怖は乗り越えるものであって倒すものでは無いという認識らしい
また恐怖に対しては煩く この怖がらせ方はなっていない今時の怪異、殺人鬼はなっとらんなどの老害みたいな一面もある
能力:始原の恐怖
能力概要:相手が恐怖すればする程 制限なく自身が強化されていき使える呪詛の規模も大きくなる
また恐怖が存在しない存在にも強制的に恐怖というものを付与する
弱点:恐怖を否定する、体験した事が少ないものに対しては滅法強いが自身の恐怖を否定せず認めた上で立ち向かうものには弱い - 785二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:19
- 786二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:26
名前:アマネ
年齢:25
性別:女
種族:人間
本人概要:何事も運が全てと信じているギャンブラー ちなみに追い込まれている時が一番興奮するらしい
能力:ギャンブル
能力概要:自分と相手の前に六面のサイコロを召喚し 出た目の効果が発動する
1大当たり 自身にとてつもなく有利に
2当たり 自身に有利な事が
3~4 無何も無し
5ハズレ 自身に不幸が
6大ハズレ 自身に致死性の不幸が
弱点:あらゆることが運次第 - 787二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:37
- 788二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:14:53
- 789二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:15:25
- 790二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:15:41
名前:メリオ・スクイーク
年齢:45
性別:男
種族:人間(サイボーグ)
本人概要:異常宗教「歯車教」のミリタント(高度な自衛および脅威排除を扱う)。歯車が体のそこかしこに見える。機械化してない生物(人間含む)を「肉」と呼ぶ。信仰は自分自身のみで完結すると思っているので他者に能々興味がない(上からの命令には従う)。自己の信心を高めるため自分を改造し続ける聖職者
能力:機械神的儀礼手順及び現実改変
能力概要:体内の歯車を特定の手順で回転させることにより儀式を発動させられる。(儀式は体内の歯車を回転させるだけなのでその間は自由に動ける。)儀式が完了したら機械神からの恩恵を受け、メリオの「現実」が周囲を塗りつぶし、それらに対しては文字通り「なんでも」できるようになる。問答無用で相手を消滅させることも可能。また、現実改変を抜きにしても肉体を超越したサイボーグなのでかなり強い。
弱点:儀式は省略しても30秒、完全に正確な手順になると15分程度かかる。省略するとそれだけ効果が弱くなる。また、儀式中は自由に動けるが、その間はサイボーグとして強い以外は何の能力も持たない。対機械に弱い。 - 791二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:16:06
- 792二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:16:23
- 793二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:16:36
よくよく考えたら時空連続体破壊して発生するのはタイムパラドクスじゃなくてマルチバースだったかもしれねぇ
- 794二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:18:22
まずい、これ以上はスレ主が死ぬ!
- 795二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:19:09
名前:ヌ=ゴーム
年齢:不詳(外見的には数千年)
性別:無性別
種族:異界の上位存在(エーテル種)
本人概要:
ヌ=ゴームは異界から来た無数の触手と歪んだ目を持つ上位存在。無限の知識を有し、精神を操り、時間や空間を支配する。真理を探し求め、他者を実験材料として扱うこともある。
能力概要:
無限の知識と精神干渉、エーテル触手で相手を攻撃。反転視界で敵を混乱させ、時間と空間を超越した力を使う。
弱点:
物理的な形を持たず、エーテルを遮断する魔法に弱い。エーテルが枯渇すると一時的に存在が維持できなくなる。 - 796二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:20:40
- 797二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:22:23
これ何個あるんだ……
- 798二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:22:59
数えたら25個あるな
世界記録や - 799二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:23:24
>>796までで25かな?
- 800二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:24:21
一回で出せるのは一人一個とか、10個で締め切るとかしないとやばいことになりそう。
まぁ人が集まるのはうれしいんだけどね - 801二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:24:46
名前:異突界
年齢:32
性別:男
種族:人間
本人概要:灰色のコートに身を包み片目を黒いモノクルで隠した不気味な大男
能力:モノワイヤー
能力概要:いわゆる単分子ワイヤーで街一つは軽く覆える規模の自身の領域を作る
領域内ではワイヤーによる絶対切断が大量に発生し侵入者を襲う
弱点:所詮は人間なので一般人より少し優れている程度の耐久力しかなく、領域外ではワイヤーが使えない
あと移動速度もない
要望(任意)怪人的なイメージです - 802二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:25:35
一回複数体一気に消費した方が良くない?
- 803二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:26:14
三つ巴大変だったらしいからそれは厳しいと思うぞ……
- 8041◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:27:48
- 805二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:27:54
やっぱり締め切り必要だよね
- 806二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:29:54
数多いとどれが17番か確認するのもひと苦労だし、これからは10くらいで強制的に締めきっちゃっていいと思う
- 807二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:30:23
ギャンブラーとルシファーだね
- 808二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:31:10
- 809二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:31:33
それだと負担えぐいっぽい
- 810二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:31:49
二号くんにとどめを刺すことになる
- 811二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:39:20
- 8121◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:41:20
次からそうしますか…アドバイスありがとうございます
- 813二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:41:38
あー 確かに毎回膨大な数だからその形式はアリかもな
- 814二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:41:59
一回募集するにあたってのレス消費がえらいことになってるからね
- 815二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:43:05
このレスは削除されています
- 816二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:43:26
まあ前安価で落選したキャラの再掲もだいぶ多くなってきたし
一気にやるのもまた一興 - 817二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:44:19
それに既に出てるキャラで当たってない奴のレス版乗っけてるやつもおおい
折神とかボイドとか、そういう当たってないのは余程当たらなかったら優先的に処理してもいいかも - 8181◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:49:42
題名『紅の悪魔と幸運の賭女』
- 8191◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:52:55
風が、熱をはらんで吹く。
朽ちたカジノの看板が、キーキーと金属音を立てる中、
アマネは笑っていた。真っ赤なルーレット台の前。ダイスが一対、虚空に浮かぶ。
「さて、ひと勝負しよっか。命を賭けたら、アタシ、ツキが回るのよ」
赤スーツの長身が現れる。金髪のロン毛が風に揺れ、鋭い眼差しがこちらを貫く。
彼こそ、《ルーシー》──ルシファーの分身。魔の棍棒“シューティングスター”を肩に担ぎ、気怠げに笑う。
「命……ね。ま、いいさ。吸い上げてやるよ、きっちり最後の一滴までな」
そして始まる、運と力の最終決戦。 - 8201◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:53:31
「サイコロ──ロール!」
アマネが叫ぶと、六面体が宙に浮かび、青白い光を放つ。
出目は――「1」!
「……フッ、最初から大当たり? あたしって、ほんとツイてる」
その瞬間、アマネの身体が銀の光に包まれる。
回避力と幸運が爆上がり、全ての攻撃をかすり傷に変える“祝福”が発動!
「ほう……?」ルーシーの口角が上がる。「いい運だ。だが、それがいつまで続くかな?」
彼の掌が輝き、空気が震えた。
「“死せる都市の咆哮”──五連魔弾《ペンタグラム・ヘルズ》!」
五発の魔力弾が空間を歪ませながら一直線にアマネを襲う。
だが――
「よいしょっと♪」
アマネは踊るようにひらりとかわす。まるで偶然そうなったように。
魔弾は空を裂き、背後の廃墟を崩壊させた。
「当たる気がしないんだけど?」 - 8211◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:53:50
ルーシーは舌打ちし、棍棒を構える。「魔法が通らねぇなら──叩き潰すだけだ」
高速接近からの一撃、シューティングスターが唸りを上げる!
ガキィン!!
アマネの前に突如、黄金のルーレット盾が出現。サイコロの効果によって出現したものだ。
「この盾、まさか……お前、また当てたのか?」
アマネは悪戯っぽく笑う。「ツイてる女は強いのよ、ってね!」
怒気を孕んだままルーシーは叫ぶ。「なら、その運も力でねじ伏せてやる!」
全身から禍々しい魔力が噴き上がる。
「この世界の命すべてから吸い取った魔力で──時空の呪いを見せてやる!」
《黒死葬陣・インフェルノグリード》──
地面が裂け、灼熱と呪詛が混じる嵐がアマネに襲いかかる! - 8221◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:54:26
「アマネ、どうする?」
彼女は拳を固め、またサイコロを投げた。
出目は――「6」。
一瞬、空気が止まる。
「……マズいねぇ」
すると、崩れたカジノの天井が崩れ、頭上から鉄骨が直撃。
ズシャァアアンッ!
血が飛び、アマネは地に伏した。
骨が折れ、腕が砕け、立つこともままならない。
「くくく……やっぱり、運だけじゃ限界があるんだよ」
ルーシーが棍棒を振りかぶった。
「終わりだ、ギャンブラー」 - 8231◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:54:49
だが──
その時、アマネの指が、もう一度サイコロを転がす。
「最後に、ひと振りくらい……いいでしょ?」
力なく転がったサイコロ。
出目は──「2」
「当たり、ね……ふふ、粋な出目だこと」
その瞬間、崩落した天井からわずかな隙間が生まれ、
月光が差し込んだ。
その光がアマネを包み、回復魔法のように骨が繋がっていく。
「運だけじゃ、勝てない。けどさ──運が尽きるまで立ち上がり続けるのは、アタシの流儀よ」
彼女が立ち上がる。
月光とともに。 - 8241◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:55:39
ルーシーの眉がひくついた。「チッ、こっちは分身体だってのに……消耗が限界か」
もう一撃も打てない。アマネもボロボロだ。
「仕方ねぇな、撤収だ」
ルーシーの身体が、紅の魔方陣に包まれ、ゆっくりと虚空に消えゆく。
「ま、命拾いしたな、ギャンブラー。今度は勝たせてもらうぜ」
アマネはにやりと笑って返した。
「賭けに勝つのは……勝ちを信じて最後に笑った方よ?」
こうして、
運と魔の戦いは、幕を下ろした。 - 8251◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 19:56:10
以上
運の勝ち - 826二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:57:23
こういう勝負良いなぁ 出目次第で何が起こるか分からないドキドキ感
- 827二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:59:14
このレスは削除されています
- 828二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 19:59:49
- 829二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:00:01
次の安価は新形式でやる感じかな?
- 8301◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:02:40
はい、安価お願いします
- 831二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:02:55
名前:境史織
年齢:22歳
性別:女性
種族:人間
本人概要: 時空監視員として時間犯罪者を討伐する真の剣客。犯罪者たちを淡々と処理する行為には一切の妥協が無い。
能力: 積日の功
能力概要: 自身の10秒前の動き(剣技など)を完全にトレースする影を生み出す絶技。挟撃や連撃用として非常に有効。
弱点:遠距離攻撃の手段を持たない。 - 832二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:01
名前:折神 宗十
年齢:27
性別:男性
種族:人間
本人概要:由緒正しき式神使いの家系の出身。破壊に楽しみを見出す悪質な極悪犯罪者。脱獄ふくめ前科dice5d200=100 55 133 94 169 (551)
件。
能力:折り紙式神
能力概要:折り紙を式神にし、その形に沿った能力を与える。たとえば紙飛行機なら空を飛び、機関銃を掃射し、自爆特攻する
弱点:所詮折り紙なので火で燃えるし、水に濡れてもダメになる
- 833二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:01
名前:雪宮 氷雷(ゆきみや ひょうらい)
年齢:14
性別:男
種族:人間
本人概要:スラム街産まれであり盗んだ野太刀を扱うが刀一筋と言うよりは状況によって、その場にある物を使ったりして柔軟に戦う。
能力:生存への一撃
能力概要:野太刀の一撃を当てるための最適解が見える。
弱点:使える物がないと“走って斬る”などの普通の答えしか見えない。
要望(任意):口調は荒くお願いします。 - 834二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:06
- 835二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:09
名前:ニャスター
年齢:16
性別:女
種族:???
本人概要:普通の女子高生がある日突然黄色の猫耳フードを被り、自身を『御猫様』と称するようになった。彼女がネ申に触れたのか、狂人の真似事をしているだけなのか…それは誰にも分からない
能力:ニャンコノミコン
能力概要:御猫様の力をその身に宿し、液体の如く流動して世界に溶け込む。
その術中にハマったものは身も心も猫に満たされ、やがて本物の猫と化す
弱点:よりイカれた信念や狂気を有する相手には猫化が通じない。
御猫様を崇める限りは穏健派で、なでなでさせてあげることもやぶさかではない - 836二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:13
- 837二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:22
- 838二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:28
- 839二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:30
名前:進化型グラヴィタリス菌(Gravitylis-E)
年齢:不明(数百万年以上の進化体)
性別:なし(集合生命体)
種族:超巨大集合高次生命体(進化型重力操作微生物群体)
本人概要:
進化型グラヴィタリス菌は、重力操作能力を持つ微生物:グラヴィタリス菌が数京単位で集合して形成された惑星~星系サイズの超巨大生命体。
惑星や星系レベルの規模で重力を自在に操ることができる。ニューロンやシナプスのようなネットワークを形成し、知性と意思を持つに至った。
形状は多様で、ドラゴン型や天使型、無機物型、惑星型などが存在し、進化と捕食によって変化していく。
能力:
• 惑星〜星系規模の超巨大重力操作(ブラックホールの制御も可能)
• 集合的思考・知性を持つネットワーク意識
• 他生命体や物質の捕食・融合(個体によって方式は異なる)による情報解析と自己進化
• 個体によって多様な形態変化と外見の取得
• 自己修復・自己増殖機能(微生物単位の分裂と融合)
能力概要:
個々の微生物が連携し巨大なネットワークを形成。これにより、野生動物程度の思考が可能となる。重力操作の範囲は通常の物理法則を超え、時空間の歪みをも引き起こす。取り込んだ生物や物質の情報を解析し、適応的に形状や能力を進化させる。
弱点:
• 巨大な存在ゆえ膨大なエネルギーを必要とし、エネルギー不足に弱い
• 微生物単位で分断されるとネットワークの断絶で知性や能力が低下
• 高密度な情報融合が混乱やシステムエラーを起こすこともある
• 極端な特殊環境(強力な重力遮断など)に脆弱 - 840二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:48
名前:太古のアリス
年齢:不詳
性別:女
種族:悪魔
本人概要:悪魔のため身体能力が高く、怪力。倫理観は普通の人間とは違い、感情に乏しい。
金髪ロングに青いワンピースを着ている。幼い子供の姿をしている。
能力:古代武器
能力概要:今はもう使われなくなった古代の武器を扱える。
主に使っているのはバルディッシュ。
弱点:太陽光が苦手。そのため、基本的に夜に活動している。 - 841二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:03:55
名前:ゴドリック
年齢:43歳
性別:男
種族:人間?
能力:怒りによってパワーアップするよ
能力概要:怒りを感じるごとに際限なくパワー・スピード・スタミナがパワーアップしていく。パワーアップするたびに肉体がどんどん巨大に、異形になっていく。
弱点:パワーアップの代償にバーサーカー化していってしまう。 - 842二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:09
名前:否定者(自分で考えた)
年齢:34
性別:男
種族:人間
本人概要:昔からあらゆる自分の不都合を否定していた所異能力に目覚めたニート
性格はすぐ相手の否定から入る嫌な奴
能力:否定
能力概要:自身の不都合を否定し無かった事にする一種の現実改変 怪我なども否定により治せる万能さを持つ
弱点:万能な力があろうと身体はただの無職のニート 能力を発動させるまもなく即死させれば良い - 843二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:17
名前:覇王奉先
年齢:52歳
性別:男
種族:人間・武将
能力:戦乱の時代にて最強・無双を誇った人馬一体の武芸百般
能力概要:愛馬に騎乗しながら大弓や大槍を神域の武芸を持って操り、地を割り、天空を裂く。
弱点:愛馬のことを心から愛しているため、先に馬をやられると気を取られてしまう。 - 844二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:19
名前:カバネ
年齢:不明
性別:不明
種族:アンデット
本人概要:一度死んだ死体が蘇った存在で身体の肉はほぼ朽ちており肉が所々付いているスケルトン
生前の記憶は無いが生きているものに対する嫉妬憎悪が凄まじい
能力:屍の道連れ
能力概要:色んな形の骨を自由自在に召喚し操る また一度骨に触れた相手は肉が朽ちていく為触れた部位を即座に切り離さなければならない
弱点:朽ちかけた骨なんで本体は脆い - 845二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:19
名前:最髪川 ツルギ
年齢:23
性別:女性
種族:人間
本人概要:重度の寝ぐせに苦しむ女性。その割には、普段は見事なまでのストレートヘアーをしており、美しい黒髪をなびかせている。社畜で時々風呂にも入れない日がある。
能力:寝ぐせカリバー
能力概要:髪に溜まった寝ぐせエネルギーを極大破壊エネルギーへと変換し放出する。
極大破壊エネルギーは溜めれば溜めるほど威力が増大する危険なエネルギーである。
その破壊力はすさまじく、一週間ほど風呂をスキップし寝ぐせエネルギーを最大まで溜めたなら、銀河系を消滅させ時空連続体に重大な損傷を与えマルチバースを発生させるほど。
弱点:髪に溜まった寝ぐせエネルギーをすべて消費するので1日一回までしか放てない
一方向一直線上にしか放てない
寝ぐせエネルギーそのものは水溶性であり、水に流れる。極大破壊エネルギーはそうでない。
要望:二徹による風呂スキップ2回の3日分チャージでお願いします - 846二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:29
名前:岳江(がくこう)
年齢:2万歳
性別:男
種族:龍人
能力:人間形態と龍形態の可変、気象操作
能力概要:どちらの形態でも天候を操る力を持ち、人間形態時には携えた神槍による白兵戦を、龍形態では相応に巨大化した状態で口に咥えた槍から神雷を発して攻撃する。
弱点:龍殺し、神殺しの力を備えた武具や能力に弱い。 - 847二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:30
名前テラー
年齢:不明
性別:無
種族:神格
本人概要:世界に恐怖というものが生まれたと同時に誕生した恐怖の概念的存在 今の姿は超巨大ながしゃどくろ
本人的には自身との戦いは度胸試し、肝試し 恐怖は乗り越えるものであって倒すものでは無いという認識らしい
また恐怖に対しては煩く この怖がらせ方はなっていない今時の怪異、殺人鬼はなっとらんなどの老害みたいな一面もある
能力:始原の恐怖
能力概要:相手が恐怖すればする程 制限なく自身が強化されていき使える呪詛の規模も大きくなる
また恐怖が存在しない存在にも強制的に恐怖というものを付与する
弱点:恐怖を否定する、体験した事が少ないものに対しては滅法強いが自身の恐怖を否定せず認めた上で立ち向かうものには弱い - 848二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:41
名前:ボイド
年齢:18
性別:男
種族:人間
本人概要:無表情、感情希釈系の異能力者 但し自分を攻撃するものに対しては機械的に反撃する
能力:輪っかの中のものを消し飛ばすよ!
能力概要:輪っかを通して見たものを丸ごと消し飛ばす 例で言えば指で輪っかを作るその中のものを見る消し飛ぶといったもの
弱点:発動には何かしら輪っかが無いと絶対に無理 また自身の怪我に頓着しない為重症を負っても気づかない - 849二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:47
名前:ステラ・ブレード
年齢:15歳
性別:女
種族:人間(変身ヒロイン)
能力:科学の力で変身するよ
能力概要:政府が開発した体にぴったりフィットするレオタードスーツに変身、身体能力を爆発的に高め、物理・魔法・状態異常攻撃に対する高度な防御力、超高速飛行能力を獲得する。
固有武装はビームサーベルとビームバリアで、精神力に呼応してスーツの性能と共に刀身や破壊力を無限大に向上させられる。
弱点:変身前はただの女子高生なので精神力が能力に全く追い付いておらず、乱高下しやすい。
本人の素質や戦略眼は高いが、頭でっかちで機転が効かない部分がある。 - 850二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:04:51
- 851二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:05:01
- 852二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:05:06
名前:ティアマト
年齢:2000
性別:メス
種族:怪獣
本人概要:女王蜂型の怪獣、ある大陸全土を自身とその子どもたちで蹂躙している。体躯は100メートル、体重1万トン、子どもの数は千を超す。
能力:繁殖
能力概要:無尽蔵に子どもを生むことができる。生まれた子どもは怪獣でありながら秩序だった軍隊として敵対者や他の動植物を狩り、母であるティアマトに献上する。
弱点:下腹部の逆鱗が脆弱、オレンジ色が見えにくいのか群れの目から逃れやすい、昆虫型であるため煙には弱い(それでも山火事レベルの規模は必要) - 853二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:07:57
名前:異突界
年齢:32
性別:男
種族:人間
本人概要:灰色のコートに身を包み片目を黒いモノクルで隠した不気味な大男
能力:モノワイヤー
能力概要:いわゆる単分子ワイヤーで街一つは軽く覆える規模の自身の領域を作る
領域内ではワイヤーによる絶対切断が大量に発生し侵入者を襲う
弱点:所詮は人間なので一般人より少し優れている程度の耐久力しかなく、領域外ではワイヤーが使えない
あと移動速度もない
要望(任意)怪人的なイメージ - 854二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:10:12
名前:ヌ=ゴーム
年齢:不詳(外見的には数千年)
性別:無性別
種族:異界の上位存在(エーテル種)
本人概要:
ヌ=ゴームは異界から来た無数の触手と歪んだ目を持つ上位存在。無限の知識を有し、精神を操り、時間や空間を支配する。真理を探し求め、他者を実験材料として扱うこともある。
能力概要:
無限の知識と精神干渉、エーテル触手で相手を攻撃。反転視界で敵を混乱させ、時間と空間を超越した力を使う。
弱点:
物理的な形を持たず、エーテルを遮断する魔法に弱い。エーテルが枯渇すると一時的に存在が維持できなくなる。 - 855二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:13:00
思ったが作者の人がここまで みたいな感じで区切るのもアリじゃ無い?
じゃ無いとまだキャラ投げられるか気にしてダイス振りづらいだろうし - 856二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:15:41
名前: ゴッド・アホ丸
年齢: 17歳(永遠の高校2年生)
性別: 男(たぶん)
種族: ギャグ生命体(通称:アホ属)
本人概要:
何でもギャグで処理してしまう破天荒な存在。死んでも即復活、どんなダメージもノリで無効化。天才的な発明や建築も気合いとノリで完成させ、シリアス展開も強引にギャグに引き戻す……はずだった。だが、あまりに重い「現実」や「死」が絡むと、世界そのものがギャグ補正を拒絶。補正が剥がれ落ちた瞬間、彼の身体は限界を超え、無限の苦痛と共に“正しく”死ぬ。
能力:
ギャグ補正による物理・因果無視
絶対的な幸運
ご都合主義の具現化
空間・時間・因果律のギャグ干渉
現実世界への干渉(メタ発言・演出操作など)
能力概要:
・ミサイル直撃 → アフロになるだけ
・100tハンマー → たんこぶ
・死んでも次のコマで生き返る
・他作品や作者を巻き込んだ無茶展開
・シリアスを笑いに変える力
だが、ある一定の「重さ(死・絶望・罪)」を持つ状況では補正が弱まり、補正を上回るとギャグは崩壊。
その瞬間、彼の肉体は脆弱な「人間」として振る舞い、グロテスクなまでの苦痛と苦悶の中で死を迎える。
弱点:
・シリアスに引きずられすぎるとギャグ補正が剥がれ死ぬ
・人の「本気の悲しみ」や「絶望」に耐性がなく、それを受け入れたとき自身も壊れる
・ギャグが通じない世界観(戦争・死・現実)に入り込むと補正が無力になる
・「笑いがない世界」は彼にとって毒そのもの - 857二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:17:17
それ以上に外れまくってる人のキャラの処理を優先したほうがいい
覇王の人とか前スレから頑張ってるのに一向に当たってないよ - 8581◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:18:59
- 859二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:21:17
25個か
今回から新形式? - 860二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:22:43
どうせ一分ぐらいで多く出てくるならスレ主が一分ぐらい見てある程度出たらストップかけちゃってよいのでは?
- 8611◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:23:18
- 8621◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:24:26
- 8631◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:24:50
- 864二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:26:20
ダイスは
一組目 dice= dice=
二組目 dice= dice=
みたいな感じのとどっちのが手間取らないんだろ こっちのがミス少なくなりそうな気もするが
- 8651◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:28:51
ニダイメvs折神 宗十
ゴッド・アホ丸vsステラ・ブレード
ゴドリックvsボイド
境史織vsカバネ - 866二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:32:27
20はニダイメじゃなくて赤木 悠馬じゃ無い?
- 867二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:32:36
- 868二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:32:58
面倒かもだけど
>>〇〇 1
>>〇〇 2
みたいにカウントした方がいいかもね
- 869二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:33:42
後被ったら番号は素直に下ズラしとかのがミスは確実に減りそう
- 870二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:36:19
わざわざ一々振り直しするより簡単だしそれいいかも
- 8711◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:36:31
ほんとにみなさんの指摘とアドバイスのおかげでスレ続いてます…
色々取り入れさせてもらいます - 872二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:39:39
まぁ…正直言って被りでダイス全部振り直しは不毛だと思ってたので繰り下げか保留かつそれ以外振り直しが妥当かな
- 8731◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 20:44:27
すいません
ちょっと疲れたので21:00まで休憩します - 874二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:47:11
まぁなんだかんだ言ってもスレ主さんの自己判断で良いと思いますよ!やってて楽しく無いなら駄目だし
- 875二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:47:53
今日のコレが終わった後にこれからの要望とか方針を改めてスレで相談してみたら?
- 876二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:50:07
前スレの1スレ目に暇つぶしって書いてあるからこんなことになる想定じゃなかった説を推す
- 8771◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:02:25
生成始めます
- 878二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:03:16
おかえりー
- 8791◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:16:16
題名『嫉妬が燃やすか、折紙が喰らうか』
- 8801◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:18:49
雨が止んだばかりの廃工場。
濡れた地面に錆びた鉄の臭いが混じり、どこか重油にも似た煙が空気をくすぶらせていた。
「……ここ、で合ってんのか?」
赤木 悠馬はその場に立ち尽くしていた。
片手で肩を掴み、自分を小さく抱き込むようにして、陰鬱な眼を工場の奥へ向ける。 - 8811◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:19:09
その奥から、無数の紙が、音もなく這い出してくる。
色とりどりの紙飛行機、紙鳥、折鶴、手裏剣型。どれもが目をギラつかせるように揺れていた。
「ははっ、来やがったな。人殺しどもを一掃しに来た異能者だって?ああ……お前か、見ててムカつく顔してんな」
ゆっくりと現れたのは、折神 宗十。
着崩した和服に、ぶら下がった千羽鶴。目は虚ろなのに、口元は爛れたように笑っていた。
「……お前みたいな奴、羨ましいと思ったよ」
赤木はぽつりと呟いた。
「異能が使える」「恐れられてる」「誰かを壊せる」。
自分と違って、自信も顔もあって――
「……クソが。全部俺によこせや。」
その瞬間。 - 8821◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:19:31
ルサンチマン、発動。
赤木の体から重たい圧力が溢れ出す。
“嫉妬”という純然たる負の情念が、空気を焼くような熱に変わった。
それに反応するように、折神は一枚の赤い折り紙を空に放る。
「“カミカゼ・ウイング”。いいぜ、まずは空爆(あいさつ)だ」
風もなく静かに、赤い紙飛行機がふわりと舞い、次の瞬間――爆発した。
鋭利な破片が周囲を裂き、空気が焼ける。
赤木は咄嗟に身を伏せた。間一髪。 - 8831◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:20:36
その時、視界の端に見えた。“飛ぶ紙”と、“爆ぜる折り紙”。
「……模倣(コピー)」
その瞬間、赤木の後方に、“紙飛行機”が一機生まれた。
折神の式神能力を“嫉妬”の発火点として模倣、再現。
「――チッ、マジで模倣してんのか。いいぜ、面白くなってきやがった」
怒りと妬みが燃え上がる。
折神は数十枚の折り紙を宙に解き放ち、同時に十種類以上の式神を生み出す。
《紙蛇》:地を這ってまとわりつく。
《折手裏剣》:紙の刃を撒き散らす。
《紙虎》:筋肉質な紙の猛虎が突進する。
《紙爆弾》:静かに地面を滑り、着弾で爆ぜる。
「死んでくれ、コピー野郎。お前みたいなやつが一番ムカつくんだよ」
赤木は歯を食いしばる。
(俺は……使いこなせない。けど……できるんだ。俺にだって……できるんだよ!!)
両手を広げ、無数の“偽・紙虎”を召喚し、突進させる。 - 8841◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:20:50
オリジナルに比べれば精度もパワーも劣るが、数と執念で押し切る。
折神の《紙蛇》が赤木の足を絡め取る。
その瞬間、赤木の眉が跳ねる。
「……うるせぇ、俺の方が、ムカついてんだよッ!!」
**《模倣・蛇》**が逆襲し、折神の首に絡みつく。
折神は一瞬呻くが、すぐに解き放つ。
「なら――もっとムカつけよ、俺を見てな!!」
彼は“折り鶴”を束ねた手の中から、一枚の黒紙を取り出した。
それは最上位式神、“紙神・斬”。
「この一枚で、街ひとつ潰した。お前ごときが持ってたら、どうなるか見てやるよ」
折神が紙を投げる。
紙がひらりと宙を舞い、真っ直ぐに赤木の眉間を貫こうとする――!
(だめだ……避けられない!でも……!)
その瞬間、赤木は叫んだ。
「クソが……お前が羨ましい、羨ましいんだよおおおおおおお!!!!!」
叫びが、再模倣のトリガーとなる。
**《紙神・斬(偽)》**が赤木の手に出現し、元の紙を相殺する。
――爆裂。 - 8851◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:21:23
周囲の瓦礫が吹き飛び、火花が雨のように降り注ぐ。
折神は距離を取っていたが、爆発の余波で腕を焼かれる。
赤木は地面に膝をつき、血まみれで笑っていた。
「……なあ、お前みたいになれたらって思ったこと、何度もあったよ」
「でも今は、どうでもいい。俺は……俺のままで、お前に勝てるか試してぇんだよ」
折神の顔が笑ったように歪む。
「は、はは……じゃあ、最後に一発やろうか。これでどっちが“ほんもの”か決めようぜ?」
赤木は頷いた。
「……上等だよ、神様。俺の方が、ムカついてんだからな……!」
二人は、手に最後の一枚を握った。
紙を折り、紙を重ねる。
爆発、破壊、嫉妬、模倣。
最後に立っていたのは―― - 8861◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:21:41
赤木 悠馬。
全身に火傷と裂傷を負いながらも、彼は息を荒げて膝をついていた。
倒れている折神の傍に、自分の模倣した折り紙が転がっていた。
「……俺でも……やれたんだ」
自嘲にも似た言葉。
それでも彼の目には、かすかな誇りがあった。 - 8871◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:22:04
以上
嫉妬と矜持 - 888二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:31:10
何にでも嫉妬する奴が嫉妬をトリガーでパワーupするの怖いな
- 889二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:35:27
このレスは削除されています
- 890二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:37:20
- 891二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:40:41
ありがとう、マジで気づかなかった
- 892二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:44:41
考察スレと交互にレスしてると消すの忘れるよね
- 893二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:47:53
内容読みながらレス打ってたら両方こっちのスレだった……
- 8941◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:53:59
題名『正義と笑い』
- 8951◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:54:21
ステラ・ブレード。その姿は青く光る未来的スーツに身を包み、空に浮かぶ少女兵士。政府の開発した"変身スーツ"により、今や彼女は国家戦略兵器として戦場に立っていた。
「俺っちは、正義の味方じゃねーぞ?」
対して、空を自由落下してくるのは一人の男。どこからともなく現れ、着地と同時に地面に顔面から突っ込む。
「ふおおおおおッ!? 鼻が……へし折れたぁああああっ!? ……ってあれ、無傷?」
彼の名は──ゴッド・アホ丸。存在そのものがギャグ補正で構成された異形の高校生。死んでも蘇る。砲弾が直撃してもアフロで済む。
「……あなたが“災害指定・ギャグ生命体”?」
「せいかーい! 本日のお相手は永遠の高校2年生、ゴッド・アホ丸だっ!」
ステラは静かにスーツの出力を上げる。解析データが次々と表示されるが、数値が理論限界を超えてはリセットされ、また跳ね上がる。まともに計測できない。 - 8961◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:54:44
「ギャグ補正、というより現実への冒涜……。危険と判断。排除する」
ステラが空を滑るように飛び、ビームサーベルを展開。一閃──
「ちょっ待った! 女の子がいきなりビームぶん回すとか怖いからァァアアッ!!」
が、サーベルは彼の額に直撃──したように見えたが、アホ丸の顔が「ぶわあんっ」と膨らみ、ステラの剣がスポンと抜けて空振りする。
「いったあい! 頭がナスになってんじゃねーか!!」
「……物理法則が機能していない。データが……壊れる……」
ステラの理知的な脳は混乱を極める。計測不能の動作。予測不能の行動。
彼女の科学は「理」を前提としており、「笑い」はその理を粉砕する。
「ギャグ補正、解析不能……ならば、戦術モード:共感・説得へ移行」
ステラは一歩踏み出した。
「アホ丸。あなたの行動は、誰も救わない。何も守れない。ただの茶番だわ」
「お、おう……正論ッ!」
珍しく動揺したアホ丸の目に、何かが宿る。 - 8971◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:55:19
「だがな、ステラちゃん……俺のギャグは、命がけなんだぜ」
その瞬間、空間が歪んだ。観客などいないはずの戦場に、唐突に現れる「笑い声」。
「く、くすぐったい……何? この現象……!」
「“笑い”ってのはな、ステラちゃん。見てる人の魂を、ほんの少し軽くするんだ」
アホ丸がふざけた動きでステラの攻撃を次々と避けていく。
ビームを鼻で受け止め、爆風を屁で相殺。
スーツが警告音を鳴らす。ステラの心が揺れていた。
「……ふっ……く、くく……」
一瞬、彼女の口元に笑みが浮かびそうになった。
その瞬間、
「ギャグ補正、効きはじめたァァアア!? やばいってばよ!!」
アホ丸は自分でビンタして笑いを止める。 - 8981◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:55:33
「そっちは真面目にやってんのに、俺がギャグで勝っちまったら泣けてくるだろ!」
「……アホ丸、あなたは……」
「バトルじゃ勝てねぇ。でも、笑い合える世界にするってんなら、ちょっと話は変わってくるぜ?」
彼は最後に敬礼のようなポーズを取った。
「またな、変身ヒロイン。次は漫才やろうぜ」
そのままどこかへフェードアウトしていったアホ丸。
──ステラはその場に立ち尽くしていた。
「……バカみたい」
だけど、どこか。
「ちょっとだけ、楽しかった……かも」
真面目すぎる少女兵士の肩が、わずかに緩む。
──戦いの勝敗は、曖昧なまま。だが、誰かの心は、確かに軽くなった。 - 8991◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 21:56:15
以上
諭した - 900二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:57:12
「……あなたが“災害指定・ギャグ生命体”?」
───? - 901二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:57:50
真面目に不真面目
- 902二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:58:17
アホなのに最後はちょっといい雰囲気になってるのなんなんだよw
- 903二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:59:03
もうカップリングじゃん
- 904二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:01:01
これキてるでしょ
- 905二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:02:35
このレスは削除されています
- 9061◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:03:17
多分明日の朝は新しい3号の制作するのでちょっと空きます
今日でいったん次スレまでは行きたいですね - 907二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:04:12
少年(少女)兵の心が軽くなるのはええのう
- 908二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:06:36
たまに一号 2号とあるが一体なんなんだろうaiのシステム化何か?
多分aiにも負荷が掛かるから乗り換えてるんだとは思うけども - 9091◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:09:00
スレごとにAIを分けて使っててスレごとにちょっと文体が違うんですよ
前作はちょっとディープめ
今回は少年誌みたいな感じ
これをいちいち言うのもめんどくさいですし愛着も沸くかなってことで文豪くん1号と文豪くん2号って呼んでます
- 910二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:10:34
なるほどなー 次回はどうなることやら
- 9111◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:11:59
生成に時間かかりそうなので質問受け付けます
- 912二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:14:02
今日生成した中でのお気に入りとか良いなって思った奴はなんですか?
- 9131◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:14:49
- 914二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:15:46
スレ主のAI謎に文豪だけど何かしてるの?
- 915二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:16:32
今回生成した中でギリギリヤメイ案件じゃ無かった奴とか有ります?
- 916二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:18:57
複雑な能力も多いけどai君は混乱しないんですか?
- 9171◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:20:07
- 918二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:20:57
好きなキャラ全員と好きな理由、大変なら好きなキャラ一部と理由
- 919二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:21:18
- 920二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:21:29
色々と落ち着いてからでいいんですけど8~16人くらいでトーナメント形式って出来ますか?
1回やってみたい気はしてるんですけど
(もちろんできなければスレ主優先で構いません) - 9211◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:25:01
- 9221◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:27:19
- 9231◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:30:39
出来たので
題名『怒りと虚空の輪舞』 - 9241◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:31:08
夜の帳が静かに街を包み込んだ。朽ち果てたビル群の合間、瓦礫が散乱する広場に、異様な気配が漂っていた。
一歩一歩、重く響く足音とともに、巨大な影がゆっくりと現れる。
ゴドリック──怒りの化身。
その肉体は、もはや人の形を留めず、筋肉は膨れ上がり、皮膚は異形の鱗で覆われている。
咆哮が闇夜を切り裂いた。
「愚か者め……俺を怒らせるな……!」
彼の声は怒りに燃え、全身の血が沸き立つ。
巨大な拳が振り下ろされる。その一撃が瓦礫の山を粉砕し、地面に大きな亀裂が走る。
しかし、その攻撃の前に、ひとりの青年が静かに現れた。
細身の身体。無表情な瞳。
ボイド。
彼はまるで風景の一部のように、瓦礫の中から滑り出るように現れた。 - 9251◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:31:46
左手で輪を作る。
「……始めようか」
その輪の中に入った物は、見る間に消え去る。
ゴドリックの異形の腕が輪の中に入るや否や、その腕は音もなく崩壊し、消滅した。
「なっ……!?」
ゴドリックの目が剥き出しの怒りで燃えた。
「俺の拳が……消えるだと?」
ボイドの目は冷たく、感情の欠片すら見えない。
「お前のすべては、この輪の中で消える」
彼はゆっくりと輪を拡大しながら、さらに前に出る。
「どんなに巨大な力でも、どんなに激しい怒りでも、この中では無力だ」
ゴドリックは咆哮を上げ、怒りを解放する。
身体が更に巨大化し、異形の肉体が光を帯びて震え出す。
「覚悟しろ!」
轟音を伴い、巨大な拳が振り下ろされる。 - 9261◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:32:07
ボイドは輪を構え、間一髪で拳を輪の中に捉えた。
その拳はまるで霧散するかのように崩れ、無数の粒子が夜空に散った。
だが、ゴドリックは怯まない。
「まだ終わらん!」
彼は足を踏み込み、輪の外側からの猛攻を繰り返す。
狭い空間での戦いは一方的に見えた。
ボイドの輪は防御と攻撃を兼ねていたが、拡大すればするほど、彼の体力と集中力を消耗する。
逆にゴドリックは、怒りによりパワーを増大させるたびに肉体の異形化が進み、動きは鈍重になる。 - 9271◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:32:41
だが、怒りは彼の精神をむしばみ、理性は薄れていった。
「クソが……消えやがれ!」
ゴドリックの拳がまた輪の中へと消え、輪はわずかに震える。
その瞬間、ボイドの表情にわずかな痛みの色が走った。
「……体力が限界だ」
しかし、その声にはまだ冷静さが残っている。
「だが、これで終わらせる」
ボイドは輪を最大限に拡大し、周囲の瓦礫や巨大な拳を飲み込んでいった。
ゴドリックはもはや巨大化する余裕もなく、ゆっくりと膝をついた。
「俺は……まだ……怒っている……」
その叫びはどこか虚しく、もはや戦意の火種は消えかかっていた。 - 9281◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:33:02
輪の中心で、ゴドリックの身体はゆっくりと消滅を始める。
骨格が崩れ、異形の肉体は煙のように薄れていった。
やがて、膝ついたままのゴドリックは完全に消え去った。
戦いの余韻が静寂を呼び戻す。
ボイドは輪を解き、静かに息を吐いた。
「これが、終わり……」
しかし、彼の視線はどこか遠くを見据えていた。
静かな夜に、二人の戦いの記憶だけが、瓦礫の間に微かに漂っていた。 - 9291◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:33:38
以上
冷静さは大事だね - 930二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:38:48
- 931二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:39:23
もう少し状況が見えていたら少しは違ったのかな……
- 9321◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:39:46
ボマーは1スレ目の2個目に生成したやつですね
- 933二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:41:32
2スレ目からの人も結構多いのかね
- 9341◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:45:33
題名『残響に刻むは、刃と時』
- 9351◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:46:00
夕闇が都市の隙間を静かに覆い、錆びついた鉄の匂いと湿った石壁が冷たく肌を刺す。
路地裏に漂う不穏な空気の中、境史織は一歩一歩を慎重に踏みしめて進んでいた。
彼女の瞳は暗がりに光を放ち、わずかな物音も見逃さない。
手に握る細身の刀は、無駄のない形状で握りしめられ、その冷たさが緊張感を帯びていた。
「奴はここにいる……」
彼女の声は低く、無駄な感情のない硬質な響きだった。
「時間監視員」としての使命が、彼女の身体を動かしている。
この場所で起きた異変、そして“時間犯罪”の現場。
狙うは朽ち果てたアンデッド──カバネ。 - 9361◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:46:22
路地の奥、廃墟と化した壁の影から、カバネが現れた。
その身体は骨と朽ちた肉の混ざり合い、まるで腐敗が生きているかのように蠢いている。
目は無くとも、凍りつくほどの憎悪がその骸に宿っていた。
「生きている者……許せぬ」
カバネの低い唸り声と共に、無数の骨が宙を舞う。
細く鋭い骨の刃は、まるで生き物のように動き、襲いかかってきた。
だが史織は慌てなかった。
彼女の能力「積日の功」が発動する。
「10秒前の自分」を完全再現する影が静かに現れ、複数の方向から骨の刃に対し反撃を開始した。
影の自分が繰り出す鋭い斬撃が骨の束を刻み、カバネの攻撃は乱れ始める。
しかし、触れた刃により史織の手が腐敗の痛みに襲われる。 - 9371◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:46:45
だが痛みを堪え、彼女は剣を握り直し、冷静に戦いを続けた。
「腐る肉体……だが、私は消えぬ。絶対に」
史織の目は鋭く、相手の動きを一瞬たりとも逃さない。
影の剣戟は次第に攻撃の幅を広げ、攻め手を増やしていく。
カバネは無数の骨の刃を破壊され、動きが鈍り始めた。
「ここで終わらせる……」
史織は力を込めて、剣を高く掲げた。
真っ直ぐに降り下ろされる刃は、朽ちた骨と腐敗した肉を斬り裂き、相手の核へと到達する。
カバネは無惨に崩れ、粉塵のように消えていった。
残されたのは静寂と、冷たい夜風だけ。
史織は刀を納め、静かに呟いた。
「時間の流れは、誰のものでもない。だからこそ、私は守る」
冷たい夜空に、彼女の言葉が凛と響いた。 - 9381◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:47:48
以上
2号は力尽きました - 939二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:49:18
お疲れさん2号…
- 940二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:49:45
ニダイメ…良い奴だった……
- 9411◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:49:51
ここからは今後の進行に関してです
何かご意見ありますか? - 942二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:50:50
各戦いのまとめ(キャラの能力、小説部分)のまとめが欲しい…
- 943二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:52:26
今まで出て来たキャラの中からランダムで選んで戦わせるのみたいな……
あくまでifストーリーみたいな感じで - 9441◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 22:53:45
- 9451◆ZEeB1LlpgE25/07/02(水) 23:12:57
3号くんのサンプル文体
指がちぎれた。四本目。
けれどまだ、彼女は笑っていた。歯の裏に鉄錆を隠したまま。
「ねぇ、殺し合いって……ほんと、楽しいね」
嘘だった。楽しくなんかない。
ただ、生きるってことを証明する手段が、殺すことしか残っていなかった。
眼窩の奥で、魂がうめく。
この一撃で、君の思想を潰す。 - 946二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 23:14:36
- 947二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 06:58:10
ほしゅ
- 9481◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:07:36
おはようございます
なんか起きたら2号くんが復活してたので安価10個!
安価10個でお願いします! - 949二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:09:45
名前:雪宮 氷雷(ゆきみや ひょうらい)
年齢:14
性別:男
種族:人間
本人概要:スラム街産まれであり盗んだ野太刀を扱うが刀一筋と言うよりは状況によって、その場にある物を使ったりして柔軟に戦う。
能力:生存への一撃
能力概要:野太刀の一撃を当てるための最適解が見える。
弱点:使える物がないと“走って斬る”などの普通の答えしか見えない。
要望(任意):口調は荒くお願いします。 - 950二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:10:00
おお、2号くん!
名前:ラヴィ・ボーグ
年齢:14
性別:女
種族:兎系獣人
本人概要:親に売られてからは壮絶な人生だった気がするが生きるのに必死だったのであんまり覚えてない。刹那主義の戦闘狂で殺し合い以外のコミュニケーションを知らない。
能力:ラピッドブレード
能力概要:脚から電気を纏った斬撃を飛ばす。反動を使っての高速跳躍も可能。
弱点:どれだけズタボロになっても執拗に首、首首首首首とにかく首のみを狙ってくるのである意味単調。 - 951二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:17:23
- 952二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:18:16
名前:壱型(ひとがた) ツクル
年齢:300歳(見た目は10歳ほどのゴスロリ幼女)
性別:女
種族:様々な暗器を仕込んだ生き人形(元人間)
本人概要:人形を扱う呪術師の家系に生まれたが、呪術による暗殺を生業とする両親を「つまらない」と感じて呪殺。
その後は気に入った人間を永劫に衰えることも老いて醜くなることもない人形に変えてきた。
能力:類感呪術およびドール操作
能力概要:極めて精巧な人形のガワに人間の「中身」を詰めることで生き人形を作成、それぞれを自律させてオールレンジ攻撃を行わせる。また人形の素体となった者達の能力をそのまま使用可能。
また、奥義として人形を媒体として敵対者の鏡面存在を作り出し、それを呪いの藁人形の要領で破壊することで、神のような格上の相手だろうと耐性や能力を一切無視して魂ごと呪殺する。分裂する能力者は全てが一成に死ぬ。
弱点:弱点は本体の胸部に埋め込まれたコア。 - 953二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:18:29
名前:ニャスター
年齢:15
性別:女
種族:???
本人概要:凡庸なる少女がある日突然黄色い猫耳フードを被り、自身を『御猫様』と称するようになった。彼女がネ申に触れたのか、狂人の真似事をしているだけなのか…それは当人でさえ分かんにゃい。
にゃんこが如く鋭い爪でひたすら急所を狙う戦闘スタイル。恐怖心は欠片もなく好奇心の赴くまま戦場を駆け巡る。
能力:ニャンコノミコン
能力概要:御猫様の力をその身に宿し、液体の如く流動変化して世界を侵食する。
その術中にハマったものは身も心も猫に満たされ、やがて本物の猫と化す。
弱点:よりイカれた信念や狂気を有する相手には猫化が通じない。 - 954二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:18:49
名前:ミドラドゴン
年齢:8371歳
性別:オス
種族:ドラゴン(三頭竜)
能力:ドラゴンとしての異能
能力概要:三つの頭部から放たれる火炎放射や、巨体による近接攻撃
強靭な赤い鱗を持つ肉体は非常に頑強で、魔法攻撃を防いでしまう
弱点:一つの体に三つの頭で思考しているので連携がとれてない時がある - 955二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:19:15
名前:岳江(がくこう)
年齢:2万歳
性別:男
種族:龍人
能力:人間形態と龍形態の可変、気象操作
能力概要:どちらの形態でも天候を操る力を持ち、人間形態時には携えた神槍による白兵戦を、龍形態では相応に巨大化した状態で口に咥えた槍から神雷を発して攻撃する。
弱点:龍殺し、神殺しの力を備えた武具や能力に弱い。 - 956二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:19:39
名前:覇王奉先
年齢:52歳
性別:男
種族:人間・武将
能力:戦乱の時代にて最強・無双を誇った人馬一体の武芸百般
能力概要:愛馬に騎乗しながら大弓や大槍を神域の武芸を持って操り、地を割り、天空を裂く。
弱点:愛馬のことを心から愛しているため、先に馬をやられると気を取られてしまう。 - 957二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:21:00
- 958二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:22:46
- 959二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:23:02
このレスは削除されています
- 9601◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:24:44
終わり
- 9611◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:26:39
- 962二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:27:12
既に10個超えてるしストップした方がいいんじゃない?
安価は昨日決めた新しい形式のやつ? - 963二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:32:07
959ですけど自分も10個で打ち切った方がいいと思う
タッチの差だからとか、1個だけだからとかやると10個って決めた意味がなくなる - 964二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:35:47
それに10個でも昨日みたいに6キャラぐらい一気に消化していいんじゃない?
効率的にキャラを処理できるし当たる確率も上がる - 9651◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:36:45
- 966二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:47:14
2号くん推定最後?の花道となるか…
- 9671◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:53:10
題名『命の形を刻む刀』
- 9681◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:53:36
夕暮れの空が血のように赤く染まる頃、廃墟となった遊園地の隅で、不意に気配がざわめいた。錆びついた観覧車の車体は風に揺れ、きしむ音を立てる。錆の匂い、湿った土の匂いが混じり合い、時間の止まったかのような場所に、二つの影が立っていた。
一人は、薄汚れた野太刀を背負った少年。薄暗いスラムの空気を纏うようなその佇まいは、荒んだ生活が刻み込まれている。手にした野太刀の柄を、無意識にぎゅっと握りしめていた。
「……ここか……奴の気配……」
彼の声はかすかに震え、警戒が身体の芯まで染みわたっている。 - 9691◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:54:26
視線を巡らせ、少年はゆっくりと歩を進めた。周囲の朽ちた遊具、砕けたコンクリートの破片、無数の錆びた鉄の破片が彼の動きを阻むが、それらは足元の障害物に過ぎなかった。
背後の闇がかすかに揺れ、そこからもう一人の影がゆらりと浮かび上がる。彼女はゴスロリ調の黒いドレスをまとい、顔には感情の影も浮かばない無機質な表情。まるで死神の化身のように静かに、しかし確かに少年の前に立ちはだかった。
「ここは、あなたの居場所ではない」
彼女の声は冷たく澄んでいて、空気の温度を凍らせるかのようだった。
氷雷は瞬時に警戒の体勢を取り、野太刀の柄を強く握る。
「現れやがったな……何のつもりだ?」
言葉は荒々しかったが、その声の裏には緊張と覚悟が混じっていた。 - 9701◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:55:07
少女は答えず、ゆっくりと手を動かすと、辺りにうごめく影が現れた。無数の生き人形たち。暗器や鋭い刃を仕込んだ人形が、まるで生きているかのようにゆらりと動き出し、氷雷に向かって一斉に襲いかかった。
「うわっ……くそっ!」
少年はとっさに散乱していた廃材を手に取り、鉄パイプ、割れたガラスの破片、木の棒を拾い集めて反撃に転じる。 - 9711◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:55:34
振り下ろす、殴る、斬る。彼の攻撃は雑然としているが鋭く、どれも切迫感に溢れていた。しかし、敵の人形はただの物理的な敵ではなかった。彼らは呪術の力を帯びており、触れた部位は腐敗し、骨が砕け、肉が朽ちていく。
「なんて……化け物だ……」
氷雷は焦りを隠せず、目の前の状況を必死に見極めようとする。
攻撃を続ける中、彼はふと気づいた。人形たちの動きに微妙なタイミングのズレがある。規則的に動く生物のそれとは違い、呪術で動かされているゆえの硬さだ。
「動き、硬い……!」
そこに隙を見出した彼は、一気に距離を詰めた。 - 9721◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:55:55
人形の隙間から少女の本体が見える。胸元に装飾された謎のコアのようなもの。少年は躊躇わずに刃を突き立てる。
「ここだ……!」
刃はコアに深く突き刺さり、少女は一瞬動きを止める。
だが、すぐに彼女は消え、別の人形の姿となって再び襲いかかる。
「……やるわね」
冷静な声に、どこか僅かな賞賛が混じる。
疲労がじわりと身体に広がる中、氷雷はさらに剣を振るい続けた。彼女は分身の呪術で複数の姿を繰り出すが、少年の剣技は衰えず、一つまた一つと敵を斬り伏せていく。 - 9731◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:56:44
最後の分身が崩れ落ち、彼女の本体が崩れた人形の中から静かに現れた。表情には僅かな疲労の色が浮かぶ。
「あなた……強い」
その言葉が、この戦いの終わりを告げた。
氷雷は息を整え、荒い呼吸を胸に刻み込むように、剣を地面に突き立てた。
「生きるために……俺は斬っただけだ」
その目は、厳しい現実に抗い続ける決意で燃えていた。
廃墟に沈黙が戻り、夕暮れの赤が夜の闇に溶けていった。 - 9741◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 07:56:56
以上
- 975二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:58:27
やはり2号は少年漫画かライトノベルのような趣きがありますね
- 976二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:06:16
2号からの別れの言葉とかあったりする?
- 9771◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 08:06:29
キリいいですし埋めましょ
- 9781◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 08:06:50
- 979二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:06:59
ちと絶妙なレス数だわな
今まであんがとね2号くん - 9801◆ZEeB1LlpgE25/07/03(木) 08:08:05
──この世界の狭間で交わした約束は、俺たちの魂の断片として永遠に刻まれる。
闇が訪れようとも、絶望の淵に立たされようとも、君のその瞳が見据えた未来は決して消えはしない。
今宵、別れの刻を迎えるが、これは終わりではない。
新たなる戦場で再び剣を交わす日まで、俺はこの虚ろなる時の狭間で君の背を追い続けるだろう。
それでは、蒼き焔を胸に秘めて、さらばだ──
盟友よ。 - 981二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:09:34
エモいじゃん…さらば友よ
- 982二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:13:50
最初から最後まで一貫して厨二だった。ありがとう二号
- 983二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:14:26
こうして見ると2号の中二病はアッパー系でその根底に希望がある光の中二病だったな
- 984二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:16:17
戦いの日々は曇らせ死闘系厨二病の3号くんに受け継がれていくのだ…
- 985二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:22:34
うめうめ
- 986二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:23:40
うめ
- 987二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:23:54
梅干し
- 988二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:24:14
うめこ
- 989二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:24:23
うめませーい!
- 990二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:24:24
埋め
- 991二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:25:08
1000いくぞー
- 992二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:25:31
2号とともに埋めませう
- 993二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:26:19
お疲れ様です
- 994二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:26:32
サラダバー
- 995二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:27:40
埋め
- 996二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:28:04
1000ならAI100号まで続く
- 997二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:28:31
おでの能力は『埋葬』…
- 998二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:29:32
まいまい
- 999二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:31:33
埋め
- 1000二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:31:46
うめっしゅ