- 1二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:43:16
世界政府自体が腐敗して海軍はその矛盾した命令に従わざるを得ない
その中でみんな自分なりの「正義」を掲げ精神の均衡を保とうとしてるように見える
赤犬の「徹底的な正義」の根底にある「信念の恐怖」
赤犬にとって正義とは「自分が信じた秩序が正しい」という前提が崩れないことが絶対条件
それは正しさに自信があるからではなく揺らいでしまった瞬間に自分が壊れると思ってるんだと思う
もし自分の正義に少しでも疑念を持てば
それは今まで自分の手で“裁いてきた命”の重さが一気に押し寄せる引き金になってしまう
赤犬は「正義を信じている」のではなく「正義を疑えない」立場に自らを追い込んでいるのかもしれない
青キジの「だらけきった正義」という「信念の脱構築」
その柔軟さは海軍という“絶対的な秩序”の中では異端
赤犬とのパンクハザードでの決闘に敗れ、海軍を去ることに
だがそれは「正義を捨てた」のではなく「正義を組織に委ねない」という選択だった
かつては熱血漢だったクザンもオハラの出来事を経て正義の名の下に人が狂気に堕ちることを痛感
「だらけきった正義」は決して“怠惰”ではなく
むしろ正義の名のもとに人を裁くことの恐ろしさを知った者にしか掲げられない成熟した信念なんだと思う
黄猿「どっちつかずの正義」は「中立という戦略」か
組織内で青キジと赤犬の極端な正義がぶつかり合う中
自分のポジションをあえて曖昧にすることで両者の暴走を防ぐ緩衝材になっていたとも言える
黄猿はそのどちらの代償も知っていてあえて明確な線を引かないことで
「保たれるもの」があると理解してるのかもしれない
「明確な正義を掲げない」というのは他者の正義に染まらないための矜持とも解釈できる
正義を信じすぎる者は、他者との“違い”を許せず孤独になる。
正義を脱構築した者は、かつての仲間を裏切る形で孤独になる。
正義を選ばなかった者は、信頼されることなく孤独になる。
どの正義もどれだけ人間的であっても誰かと
“完全に分かち合うことができない宿命”を背負っている気がするんだよね - 2二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:45:38
保守
- 3二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:19:15
だらけきった正義って聞いた時こいつが大将で海軍大丈夫なのか?
って当時は思ってたけど物語が進むにつれて青キジは好きになっていった
正義の名のもとに人を裁くことの恐ろしさを知った者にしか掲げられない成熟した信念
ってのは本当に青キジって男を表してると思うわ - 4二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:31:13
ワンピースって大人向けの漫画じゃないから
尾田っちが深く語る事はないけど
こうやって深く考たのを見てみると
また新しい視点でワンピースが見れるわ - 5二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:33:56
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- 6二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 21:37:43
クザンは昔は「燃え上がる正義」を掲げてたからな
「だらけきった正義」掲げてる今の方が燃え上がってそう - 7二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:07:41
この3人だからバランス取れてたんだと思うわ
青キジが居なくなった海軍で赤犬の正義が暴走しないか心配
元帥がセンゴクさんで旧3大将の海軍はバランス的に最高だったと思う - 8二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:12:44
- 9二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:34:36
年長者である黄猿が青キジの正義と赤犬の正義
どちらの代償も知っていて中立的な立場で緩衝材になってたの
ちゃんと年長者やってて良いな - 10二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 22:42:46
赤い炎より青い炎の方が熱いからな!
- 11二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:00:13
- 12二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 12:37:36
世界政府の腐敗 × 海軍の苦悩 = いびつな正義だと思う
腐敗した世界で正義を貫くため精神の均衡を保つために生まれた
3大将の「正義」がこれからどう物語を動かしてくのか楽しみだわ