学P「思考実験....ですか?」【🎲】

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:39:32

    学P「うぅ....ここは....?プロデューサー室...か.....でも、なんかいつもと違うような.....?」

    コンコン

    部屋にノックの音が響く

    広「プロデューサーいるかな?」

    学P「えぇ、いますよ」

    広「今日はプロデューサーとゲームをしにきたよ」

    学P「ゲーム..ですか?」

    広「思考実験」

    学P「思考実験....ですか?」

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:40:12

    このレスは削除されています

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:44:58

    このレスは削除されています

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:45:05

    広「プロデューサーは思考実験って知ってる?」


    学P「えぇ、知ってますよ。テセウスの船とかが有名ですよね」


    広「そうだね。じゃあ進めるよ」


    学P「わかりました」


    広「ある日目を覚ますと、プロデューサーは病院のベッドに横たわっていて、隣のベッドには有名なアイドルが眠っていました。そして、そのアイドルとプロデューサーは、輸血用の管で繋がれていました。

    アイドルはある病気にかかっており、ある条件を満たす特別な血液を9ヶ月間輸血し続けなければ死んでしまう状態。

    偶然にもプロデューサーの血液は、世界唯一その特別な条件を満たす血液型でした。

    プロデューサーはそのアイドルに9ヶ月間、輸血し続ける?」


    学P「dice1d2=2 (2)

    1,輸血し続ける

    2,輸血しない

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:46:09

    また面白そうなスレだ

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:47:03

    水平思考くいずのひと?

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:47:52

    >>6

    残念ながら違います。

    ちなみにスレ立てるのは3つ目。

    スレ立てるの不慣れだから、優しく見守ってほしいな

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:54:48

    学P「ザ・ヴァイオリニストという思考実験を元にしてますね。俺は輸血しません」


    広「理由を聞いてもいい?」


    学P「残念ながら俺は他人より自分を優先するので」


    広「そう。じゃあ次の問題行くね」


    学P「わかりました」


    広「ある収容所に学Pと篠澤広という二人の囚人がいます。

    彼らはある犯罪の容疑で拘束されていますが、どちらも容疑を否認しています。

    学Pと篠澤広はそれぞれ別室で、検察官による取り調べを受けています。

    検察官は学Pと篠澤広に対して、次のような条件を出しました。


    ・二人とも『黙秘』した場合は、二人とも2年の懲役を受ける

    ・二人とも『自白』した場合は、二人とも5年の懲役を受ける

    ・一方が『自白』し、もう一方が『黙秘』した場合は、自白した者は釈放され、黙秘した者は30年の懲役を受ける


    プロデューサーが学Pや篠澤広の立場なら、自白する?それとも黙秘する?」


    学P「dice1d2=1 (1)

    1,自白します

    2,黙秘します

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:04:09

    学P「今度は囚人のジレンマを元にしてるんですね。俺は自白します」


    広「理由を聞いてもいいかな」


    学P「気分です。というかこれ、大概どちらも自白を選らんで懲役5年コースですよね?」


    広「そっか、じゃあ次の質問に行くね。ちなみにトロッコ問題を元にするよ。」


    学P「なら説明はしないでいいです」


    広「そう。曲がったら1人のアイドルを轢く、曲がらなかったら5人のアイドルを轢く。どうする?」


    学P「dice1d2=1 (1)

    1,曲がります

    2,曲がらず、進みます

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:09:58

    広「理由は?」


    学P「犠牲を少なくする為です」


    広「もし、その一人のアイドルがプロデューサーの担当アイドル篠澤広だったら?」


    学P「意地悪な質問をしますね....普通自分をそこに当てはめます?他人事のようにして....」


    広「そんなに好きなんだね、篠澤広の事」


    学P「そうかもしれませんね」


    広「じゃあ次の問題。

    昔、学Pという男性が洞窟で指輪を発見しました。

    学Pがその指輪をはめると、たちまち体が透明になり、周囲からはまったくその姿が見えなくなりました。

    その後、学Pはこの力を利用して王宮に忍び込み、王を殺して王位を奪い、王妃を略奪していまいました。

    もしプロデューサーがその指輪を手に入れたら、学Pのように私利私欲の為に使う?」


    学P「dice1d2=1 (1)

    1,使いません

    2,使う

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:15:40

    広「なんで?」


    学P「罪を犯したくないからです」


    広「もし篠澤広が誘拐されてて、その犯人も特定されていたとしても?」


    学P「....なんなんですか?」


    広「次、行くよ」


    学P「わかりましたよ」


    広「篠澤広は生まれた時から色がない部屋で育ちました。

    その部屋はすべてがモノクロで、色がついた物は存在しません。

    そのため、篠澤広は生まれてから一度も『色』というものを見たことがありません・

    篠澤広はその部屋の中で、『色』に関するありとあらゆる知識を身につけます。

    すべての知識をインプットした篠澤広が部屋から出た時、篠澤広は何か新しい事を知るでしょうか?

    それとも、勉強した通りなので特に何も感じないでしょうか?

    どう思う?」


    学P「dice1d2=2 (2)

    1,新しい事を知るんじゃないでしょうか

    2,特に何も感じないのでは

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:20:23

    学P「その篠澤広という人物が俺の知っている篠澤広と同一人物かは知りません。思考実験なので。ですが、俺だったら何も感じませんね」


    広「ふぅーん。じゃあ次の問題。

    ある部屋に、英語は読めるけど中国語を全く読めない人がいます。

    部屋のドアには小窓がついており、部屋の外から中国語で書かれたメモが送られてきます。

    『部屋の中の人』は中国語が読めないので、メモの意味を理解する事はできません。

    しかし、部屋には英語で書かれたマニュアルがあり、中国語のメッセージに対して、どのように回答を生成するかの手順が細かく書かれています。

    『部屋の中の人』は、このマニュアルに従って、中国語のメッセージに対応する適切な中国語の回答を生成し、部屋の外に送ります。

    『中の人』は中国語を理解していると言えると思う?」


    学P「dice1d2=1 (1)

    1,言えない

    2,言える

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:29:43

    学P「言えない。中国語の部屋でしたっけ。外の人から見たら中の人の回答は完璧ですが、中の人はその回答した言葉の意味を理解していないっていう」


    広「そうだよ。プロデューサーはそう考えるんだね」


    学P「確かこれはAIにも共通している思考実験ですよね。AIは私たちに言語で語りかけ、答えを出してくれる。

    ですが、AIは決められたプログラムに沿って回答しているにすぎず、実際に言語の意味を理解しているわけではない」


    広「そうだね」


    学P「まぁ俺はAIじゃないので、言語を理解しているかなんてわかりませんが」


    広「じゃあ次の問題。

    ある男が沼地を歩いてる最中に雷に打たれ、死んでしまいました。

    その時、偶然にも全く同じ場所で、雷のエネルギーが沼の物質と化学反応し全く同じ分子構造を持つ新たな存在『スワンプマン』が誕生しました。

    スワンプマンにはなぜか男の記憶が残っており、その性格や行動パターンも男と全く同じでした。

    また、スワンプマンは自分がスワンプマンである自覚はなく、自分は雷から運よく生き延びた男であると認識しています。

    スワンプマンは元の男と同一人物であると言えるでしょうか」


    学P「dice1d2=2 (2)

    1,言えない

    2,言える

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:41:33

    学P「言えるんじゃないでしょうか。目撃者もいなければ、その男は誰にもスワンプマンと知られずにその男として生きていけるのですから。誰も知らずにハッピーエンドです」


    広「そう答えるんだね。じゃあ最後の問題」


    学P「わかりましたよ」


    広「あるAIがいました。そのAIはとある人物の思考をコピーしました。肉体もコピーし、つまり周りからはAIだと気づかれません。

    ですが、ある時そのAIはとある人物の親密な人に『AIだ』と見抜かれてしまいました。

    そしてその見抜いた人は親密である人物を返せと言い放ちます。

    そうするとそのAIは『あなたの親密な人物を返したら、その人物とあなたとの記憶が無くなります。過去に戻ると言った方が正確かもしれません。あなたは親密であるその人物を返して貰いますか?それともあなたが私をAIだという事を忘れて幸せに過ごしますか?ちなみに過去に戻ったとして、今と同じルートを辿れるとは限りません』

    プロデューサーがこの立場だった場合どうする?過去に戻る?それともAIだと忘れて幸せに過ごす?」


    学P「dice1d10=4 (4)

    1,過去に戻る

    2,忘れて幸せに過ごす

    3,過去に戻る

    4,忘れて幸せに過ごす

    5,過去に戻る

    6,忘れて幸せに過ごす

    7,過去に戻る

    8,忘れて幸せに過ごす

    9,過去に戻る

    10,忘れて幸せに過ごす

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:46:31

    広「なんで?」


    学P「俺はあの時に戻ったとしても篠澤さんをプロデュースするかわからないからです。確実に手に入る幸せを手に入れます。

    ですが、いつかまたあなたがAIだと気づくでしょう。

    その時はその時の俺の判断に任せます。きっと過去に戻ったとしても篠澤広という女性を見つけ出しますよ。」


    ヒロ「そうじゃあ、さようなら」


    学P「えぇさようなら」


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  • 16二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 01:15:48

    面白かった 無限ループって怖くね…?

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 01:25:54

    中々…業が深いねプロデューサー

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