- 1二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:05:59
- 2二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:06:44
なお父親
- 3二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:07:35
馬ウマのマカサトどんどん増えてるの笑うわ
- 4二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:07:51
ディーマジェも入れてさしあげろ
- 5二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:10:09
ねとらぼのディープ産駒人気投票でも今5位6位で並んでるの笑う
- 6二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:11:05
やはり運命…
- 7二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:17:11
- 8二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:20:43
「同期が美少女になってた」というパワーワードには笑った
- 9二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:25:44
馬ウマは親友女体化要素まで含んでる
向かうところ敵なし - 10二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:26:38
なんなら「同期が実装された」というパワーワードもある
すごいよマカヒキさんネタの宝庫! - 11二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:32:31
昔どこかで見つけたss
「おーいマカヒキくーん!」
「あ!?ダイヤくんまた来たのかい!」
12月25日。クリスマス。可愛らしいお嬢さんがニコニコと僕に手を振りながら駆けてくる。普通ならば嬉しさで踊り出したくなるようなシチュエーションだろうが、残念ながら、僕と"彼"は牡同士だ。そう、牡同士なのだ。
「君は大事な種牡馬だっていうのにまた抜け出してきて……スタッフさんたちを困らせたら駄目だっていつも言ってるじゃないか。それにこんな遠くまで、毎回どうやって来てるんだい」
「えへへ……秘密!君にこの姿をどうしても見てもらいたくって。どう?可愛いでしょう?」
ダイヤくんはいたずらっぽく笑ってその場でくるりと1回転し、サンタのコスチュームを自慢げに僕に見せびらかした。白く透き通った柔肌とふわりとたなびくベージュの髪に、鮮やかな赤色がとてもよく映えている。
「うん……よく似合ってて、凄く可愛いけど……」
「ふふふ……ここに来るまでにちょっと街に寄って買ってきたんだ~。はい!これマカヒキくんの」
そうダイヤくんは言うと、僕の頭にトナカイの角のカチューシャを着け、首に大きなベルを掛けた。
「えぇ……なにこれ」
「おぉ~可愛い!似合ってるよマカヒキくん!メリークリスマス!あとクリスマスプレゼントのニンジンもあるよ!」
「……全くもう」
ダイヤくんはニンジンを取り出して僕の口元に差し出す。僕がそれをおもむろに齧ると、ダイヤくんはにんまりと笑って僕の前に山盛りのニンジンを広げた。ダイヤくんは人間のお祭りごとにすっかり浮かれているようで、ふわふわくるくると子供のようにはしゃぎ回っていた。人間の少女の姿になると、精神まで少女のようになってしまうのだろうか。とても同期とは思えない親友の姿を見ながら、僕はそんなことを考えた。
彼のテンションが多少は収まったタイミングを見計らって、ニンジンを齧りながら、僕は彼に問い掛けた。
「人間のお祭りもいいけど、明日は僕たちサラブレッドにとってもっと大事なイベントがあるんじゃないかい?ダイヤくん」
するとダイヤくんはふと立ち止まって、どこか遠くを見るような目をしたかと思うと、僕に微笑みかけてこう言った。 - 12二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:33:37
「……そうだね。懐かしいなぁ有馬記念!私が5年前に走って、そして優勝したレース。ゴールドアクターさんを捉えて、最後にゴール板でキタちゃんを差し切った瞬間は、今でも忘れない。……それに最後に君と走ったレースも、3年前の有馬記念だったね」
それを聞いて僕は顔を上げて、ダイヤくんと見つめ合い、そして彼に答えた。
「君が引退したあの日のことも、僕は忘れてないよ。僕はあれからずっと、走り続けてきた。誰に何を言われても、周りから憐れまれても、僕は走り続けてきた。そしてこれからも走り続けるよ。最後まで。2016年クラシック世代のダービー馬として」
…
「あー、楽しかった!」
楽しい時間というものは、あっという間に終わってしまう。ダイヤくんは身だしなみや荷物を整えて、次に向かう準備を終えた。
「それじゃあ私はこの後エアスピネルくんのところにも行ってくるよ!彼もダートでまだまだ頑張ってるし、同期としてねぎらってあげなきゃね」
「うん、分かったよ。アイツも君が来てくれたら、まぁ口では色々言うかもしれないけど、凄く喜ぶと思う」
僕がそう答えると、ダイヤくんは笑顔で頷いた。
その後少し間が空いて、僕の関心が他のことに移りかけたとき、ダイヤくんが僕の耳元に寄り、頬を少し紅潮させて囁いた。
「そのあと……また夜に来るから……」
「……え!?なんで!?」
「なんでって、そんなこと私の……僕の口に出させるの……?」
様々な感情渦巻く暫しの沈黙が、僕とダイヤくんの間を流れる。そして
「……それじゃあまたあとでね。マカヒキくん」
と言い残すと、彼は僕の一度のまばたきと共に消え、そこには悶々とした僕がただ一頭残されたのだった。 - 13二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:37:35
imgだとここ以上に一時期怪文書やイラストがそこそこ出回っててすごかったよ…
- 14二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:41:11
ちなみにマカヒキ君はシュヴァルグランやヴィヴロスと同じ友道厩舎所属
なので水兵帽ちゃんがそうなら
同期に続いて先輩も美少女になってしまった - 15二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:41:12
なんならダイヤ産駒とマカヒキが一緒に走れる可能性もありえるからマジで無敵
- 16二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:42:58
サトマカ良いものだ…
- 17二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:44:04
早ければ秋にはディーマジェスティ産駒と走るのかマカヒキ…
- 18二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:44:57
マカヒキさんあの末脚なら一着は厳しくても複勝圏にはこれると思うんだけどな……
いい枠を引いて欲しい - 19二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:46:16
ダイヤちゃん(くん)が最後"僕"に戻るの、なんかこう、すごく…すごく…すごいです!!
- 20二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:48:01
これ好き
マカヒキと永遠のライバル
<a href="https://twitter.com/hashtag/マカヒキ" target="_blank">#マカヒキ</a>
<a href="https://twitter.com/hashtag/サトノダイヤモンド" target="_blank">#サトノダイヤモンド</a> — えいた (eitanokeiba) 2021年10月10日 - 21二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:49:49
マカヒキくんが復活勝利した京都大賞典はダイヤちゃんの復活勝利と同じレースである事実がサトマカをより強くさせるんだよな
- 22二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:51:36
最後の方にエアスピネルの名前が出てたところにグッときた。マカヒキくんと同い年で現役だもんな…
- 23二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:55:42
キセキから時代の見届け役を受け継いだマカヒキおじさん好き
もう一度G1勝って俺たちの脳を破壊し尽くしてほしい - 24二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:08:28
同期の菊花賞馬がハラスメントしてくる — カトレーゼ@新刊通販予約中 (fuufu_jan) 2022年03月25日