- 1二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:40:14
- 2二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:42:11
- 3125/07/05(土) 19:44:46
任せた
- 4二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:55:54
当店はセルフサービスでございます
- 5125/07/05(土) 20:27:40
仕方ない...キャラブレ等了承してくれ
それは酷く雨の降る日だった。
仕事が終わり帰りの時間には既に日は落ち、さらに空を覆い隠す厚い雲と振り続ける雨で街は暗く、どこか重苦しい雰囲気だった。
(...こんなに暗いと事故が多そうだ)
仕事終わりだと言うのに追加の仕事が生えてくるような気がして雨の中、傘を指し急ぎめに帰路についていた。
ビルが並ぶ街をぬけ、橋を渡りもう少しで自宅にたどり着ける、そんな時ふと、何かが視界に映り込んだ。
(橋の下...何かいる?こんな雨で?)
もし人が居るのであれば大惨事になりかねない、とっくに己をいつわり、おかしな装飾ばかりつけた正義の心だとしても目の前で消えかけた命を放っておけるほど出来上がってはいなかった。
急いで橋の下を確認するとコートのようなものを身にまとった人影が倒れているのを発見した。
「おい!ここは危険だ!しっかりしろ!」
橋の下まで降り、人影に駆け寄る。
人影の正体は、自分より少し幼い少女で何故か首元にはガスマスクがかかっていた。 - 6125/07/05(土) 20:28:45
呼びかけつつ体を揺らしてみるも応答はなく、微かな吐息と、とても健康とは思えない冷えきった体温を感じるのみだった。
「くっ!仕方ない!」
少女の身の上を考察する前にとにかくここから移動しなければ...!
「緊急時なので失礼!」
傘を放り捨て少女を抱える。
少女はすっかり濡れてしまっていたが、これから自分も濡れるので大して問題は無い。
そして抱き抱えてわかるものもあった。
(軽すぎる...)
一体この少女はどのような生き方をしてきたのか、なぜこんなところにいたのか、気になることは多かったが、後回しにした。
(...仕方ない、私の家で保護する!)
救急や警察への連絡は後回しにし、ひとまず彼女を暖かいところに連れていくことを優先することにして自宅への道を駆けた。 - 7225/07/05(土) 20:42:15
ありゃ、先を越されてしまったか。
…あんま長くないけど一応書いたやつ要る? - 8125/07/05(土) 20:46:16
- 9二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:12:57
- 10125/07/05(土) 21:41:12
- 11125/07/05(土) 22:56:15
自宅に少女を運び込み、廊下が水浸しになるのも気にせずお風呂に向かい、浴槽にお湯を張る。
お湯張りが終わるまではその小さな体をバスタオルで包んでできる限り温めた。
「うっ!?」
衣服を脱がすとコートの下にはおぞましいほどの傷痕、なにかしなやかなもので叩かれたような裂傷、やけど痕、そして骨が浮きでるほどの痩せた体...一体どうしたらこんな体になるのだろうか...?
...考えるのは後だ、今はとにかく暖めなければ...
傷痕が痛まぬように気をつけつつざっくり体を洗い、それから湯船に浸からせる。
顔がお湯につかないように気をつけつつ、自分も風呂に入った。