- 1125/07/05(土) 20:11:43
キラとアスランがオルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性が良い世界線です。
CPはキラアス
前々スレ
【閲覧・CP注意】ここだけキラアスが|あにまん掲示板dice1d4=@2 (2)@1.とても仲が悪いけど何故かずっと一緒にいる2.オルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性がいい3.互いのことが大大大大大好きな4.重度のヤンデレな世界※タイトル通りCPはキラ…bbs.animanch.com前スレ
【閲覧・CP注意】ここだけ読心可能なキラアスpart2|あにまん掲示板キラとアスランがオルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性が良く、心で会話が出来る世界線です。CPはキラアス前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5029422/bbs.animanch.com - 2125/07/05(土) 20:12:59
【あらすじ】
初めて会った瞬間から共鳴空間入りした二人。無垢な触れあいを続ける内に性行為と知らず関係を持つように。
その後のアスラン引っ越しにより離れることになるが、距離制限なく会話可能な二人の交流は続く。
現在砂漠に降下したキラがアスランと結婚する為に奔走中。 - 3125/07/05(土) 20:16:19
- 4125/07/05(土) 20:18:29
- 5125/07/05(土) 20:22:03
- 6125/07/05(土) 20:24:09
- 7二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:32:48
たておつです
いつも描写が細かくて大変楽しんでおります
個人的に双子バレまでカガリの存在にヤキモキしそうなアスランが楽しみ - 8二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:46:23
たておつです!
ニコルやラクスが味方な心強さ!
更新楽しみです!必要あらばいくらでも保守します! - 9二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:01:09
やった新スレだ!
前スレの裏話でキラアスのすれ違いをダイスが潰したってあったしこのスレのダイス神はキラアス推しの女神に違いない - 10二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:10:39
スレ立ておつです!!
前スレのダイスのせいで兄姉戦争の他にケバブソース戦争も勃発しそうな双子だなあ〜
アスランとカガリの邂逅が楽しみ… - 11125/07/05(土) 21:17:47
前スレ埋めてきました
最後に投げてるやつは本編で使わなかったやつとか使えなそうで没にしたネタを再利用してるんですが、没にしたキラアスが星を眺める会話シーンを折角なので現実の季節ネタにしました(作中の日付を気にしてはいけない)
そしてキラはこのスレではヨーグルトソース派になりました - 12125/07/05(土) 22:57:55
いつも保守など本当にありがとうございます。筆が遅い上にたまに変なタイミングで規制されたりするので助けられてます。カガリ関連のイベントは二人に進展がありそうでスレ主も心待ちにしてます
【おだやかな日に】
プラントで休暇を与えられたアスランは、久しぶりにラクスと過ごすことに。街へ出てぬいぐるみを買ったりと遊んだ後、二人はクライン邸へと戻る。
「楽しかったですわ、久しぶりのお出掛け」
「ラクスも忙しいし、人気者だから外出も一苦労だろう。俺で良ければいくらでも付き合うさ」
「ありがとう、アスラン。貴方も色々あってお疲れでしょう。すこしはゆっくりできますの?」
「どうかな…予定はあくまで予定だから。それにあまりじっとしてはいられない」
「キラのことが心配ですのね。いまは地球に居るのでしょう?」
「ああ、なんだかんだと上手いことやってるようだが…砂漠の虎は甘くない相手だろうし、それに地球にはイザーク達も…」
「きっと大丈夫ですわ、あの方なら。それにしても、本当に心で会話ができますのね…不思議ですわ」
「黙っていてすまなかったな…驚かせただろう」
「そうですわね…コックピットの中でキラがいきなりノリノリでアナウンスを掛けたあと"アスラン迎えに来るって"と告げられたときは何事かと…」
「本当にすまない…。その、隠すというよりこれは二人の秘密だっていう意識があって…」
「構いませんわ、人に言い触らすことでもありませんものね。キラとはよくやり取りを?」
「まあ、お互いタイミングが合えば…忙しいと話すのも大変だしな。だから逆にいまなんかはわりと……話す」
「あら、お顔が真っ赤ですわ。どんな話をしているのでしょうね、うふふ」
「からかわないでくれ…。大体キラが、変なことばかり言うから…人の気も知らないで」
- 13二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 08:12:11
ラクスには読心のことを話しておくアスランよき
キラ側で最初に知るのは果たして誰になるか… - 14125/07/06(日) 13:38:51
「やっと御自分のお気持ちを自覚されたのでしょう?なにか見えるものはありましたか」
「……たぶん、ずっと前から好きだった…んだと思う。君は気付いていたんだな」
「だってアスラン、最初の頃からとても分かりやすかったものですから。でもただそれを教えるのでは意味がないと思いましたの。…それはキラのほうもですが(小声)」
「…最後なにか言ったか?」
「いいえ。それより、アスランはキラとのことをどう考えているのですか」
「……正直、まだ考えが纏まっていないというか、纏まる前にキラがどんどん意識するようなことを言ってくるというかで…」
「相変わらずですわね。でもアスランにはそれくらいのほうがよろしいかと思いますわ」
「……なんであれ、キラが俺に構ってる内にこのままなし崩しにしてしまえ…と思わなくもないんだが」
(やっぱりアスランも大概重たいですわね)
「でもそれでは意味がないだろう。キラにはキラの考えや人生があって、それを無視したい訳じゃない」
「それはそうですわね。でもアスランはすこしキラのことを加護対象として見すぎているのではないでしょうか」
「……そうかもしれないが、やっぱり俺にとっては甘えん坊の可愛い奴で…守ってやりたくなるんだ」
「キラはキラで成長してます。だからきっと答えを見付けますわ。貴方の為に」
「俺のために?」
「でなければ薬指の予約なんてしませんわ」
「あ、あれは……!ああもう、未だにそれがどんな意味なのかキラに聞けないままなんだ…」
「うふふ。可愛らしいですわね。私としては見守り甲斐があっていいのですけれど」
「……だから、からかわないでくれ」
二人はゆっくりとお茶をしたあと、ラクスの父シーゲルも交え夕食を取り、アスランは束の間のおだやかな時間を楽しんだのだった - 15二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 19:32:35
キラならなし崩しな状況だろうがなんだろうがアスランが自分を求めてくれたら絶対喜ぶよ!
しかし…もしもシーゲルさん生存ルートだったら娘と上手く行ってると思ってたアスランが男とくっついて「???」ってなりそう - 16125/07/06(日) 22:27:54
- 17二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:32:23
お姉ちゃんズバっと言いすぎぃぃぃぃぃ!!!!
とは言え弟は彼がずっと昔から僕のものなのは当たり前のことだけど?くらいものともしなさそうな予感w - 18二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 07:56:35
心の中まで全て曝け出せる唯一無二の存在に対しての重さだから…
この辺でカガリがキラからアスランの名前を聞いてたら例の無人島での別れ際で名乗り合った時(あれ、こいつがあのアスランか?)ってなるのかな - 19二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 15:22:07
ど直球で草
でもキラからしたら重い?これくらい普通でしょ?とか思ってそうだなあ… - 20125/07/07(月) 22:54:40
「お前、ちょっと重たくないか?」
「えぇ?体重は変わってない筈だけどな…」
「そっちじゃない!お前が結婚するって奴への言動が重たいって言ってるんだ!」
「重たい…?どこが?」
「戦場で結婚情報誌見てたり似てるぬいぐるみ買ったりそいつの言葉だけあればいいとか言い切ったり…私はこの短期間でまあまあな質量を浴びた気がするが…?」
「それくらいは普通じゃないかな。結婚したいからそういう本を読むし、大切な人だから似てるぬいぐるみも欲しいし、その人の言葉が一番なんだよ」
「…なんだろう、まともなことを言ってるように聞こえるがお前が言うとなにか違うような感じがしてくる」
「まともなことしか言ってないってば」
「大体、なんでそんなに入れ込んでるんだ?私もこの手のことはよくわからないが、なにか恋愛とは違うような…」
「なんでって…アスランは僕のだからでしょ」
「………は?」
「初めて会った時からそうだよ。凄い綺麗な子だと思って…手を繋いだときのあの感覚を覚えてる。それからずっとアスランは僕のものだよ」
「…………重い!!!」
「重たくない」
「こんな重量をぶつけられて相手は平気なのか…」
「僕のものだって言ってもアスランは普通に受け入れてるけど」
「……漏れ鍋に綴じ蓋、ってやつか?」
「でもちゃんと形にしたいから結婚するんだ。ひとまず薬指を空けておいてってお願いしたから、いつかちゃんとプロポーズする」
「いや、それはもうプロポーズしたようなものじゃないか?」
「でもカガリのなんでそんなに?っていうのは良い質問だったかな。僕はそうやって考えなきゃいけないから」
「……もうなにがなんだか…私にはさっぱり分からん…」
「でも考えれば考えるほどアスランは僕のって結論になっちゃうんだよなぁ。なにかあとすこしで見つかりそうなのに…」
ひとり首を傾げるキラを横目に、カガリは頭を抱えるのだった。 - 21二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:58:40
キラも大分確信に近づいて感じかな?
溜め込んでるせいで、気づいてからの爆発力はものすごいことになりそうだけど - 22二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 09:32:29
☆彡
- 23二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:11:35
爆発してから日々を妄想するだけで滾るな…
- 24125/07/08(火) 20:52:40
- 25二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 20:59:46
イザークは本編通りか…
砂漠の戦闘はアスランもいないしあんまり変わらなそうかな? - 26125/07/09(水) 01:07:59
- 27二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 04:48:06
よっしゃ!!!!
これで結婚式の参加者がまた増えた! - 28二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 09:35:49
今更だがニコルには死んでほしくないな
- 29二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 13:15:20
保守
- 30125/07/09(水) 20:01:13
「バルトフェルドさん!勝負はつきました!降伏を!」
「そうだな…私達の負けだ。しかし上官がすぐに撤退する訳にも行かなくてね」
「……じゃあ、他の人達が離脱するまでこのまま適当に撃ち合えばいいんですね」
「ザフトの軍人としては軍刑ものだろうがなぁ。私としては君のような若者に期待してみたくなってしまったよ」
「ふふ、貴方アンディに気に入られたのよ」
「…僕がなにを期待されてるかはよく分かりませんが……殺しあうようなことにならずに済んで嬉しいです」
「…ところで折角なので一つ聞きたいことがあるんですが」
「おや、なにかな?」
「貴方はプラントのことに詳しいですよね?プラントって同性でも結婚できますか?」
「「!?」」
「……残念ながら不可能だ。婚姻統制は知ってるかな?そんなことをしなくてはならないほどコーディネイターは出生率の低下が著しい。とても同性での婚姻は認められないだろう」
「…そういえばそんなのあったな。だから婚約者が出来たんだっけ」
「まあ。好きな人に婚約者がいるのね」
「なんともまあ…本当に情熱的な恋模様だねぇ」
「うーんプラントは駄目か…どこなら結婚できるかなぁ」
「応援してるわ。頑張ってね」
「ありがとうございます、アイシャさん」
「なにはともあれまずは海へ抜けてから、だな。万が一に備えてソナーの準備を万全にしておくことを勧めるよ」
「?わかりました」
こうして、キラはバルトフェルド達に見送られながら海へと進んでいくのだった。
- 31二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:12:28
すっごい良い流れで砂漠攻略出来た!しかも次の警告までしてくれてる…虎優しい
これはきっと二人の結婚式でアスランを着飾ってくれるお姉様達にアイシャさんも加わるんだろうな〜 - 32125/07/09(水) 22:52:02
紅海に抜けたアークエンジェル。
クルー達が地球の海を見てはしゃぐなか、キラはひとりため息を吐いていた。
そこに、カガリがやってきて…
「なんだ、おまえもデッキに出てたのか」
「うん…まあね」
「なんか元気がないな?」
「プラントじゃ同性で結婚できないんだって…」
「……ああ、そういう」
「やっぱりどこかオーブでもプラントでもない別の国に国籍移さなきゃ駄目かな」
「…!オーブから出てくのか?」
「だってオーブも同性で結婚できないでしょ。はあ、海は綺麗だけど、アスランと見たかったなぁ」
アスラン不足でどんよりとしているキラに、カガリはやれやれと肩を竦めた。まあ砂漠でもずっと戦い続けていたし疲れてるよな、とカガリはキラを抱き締めて慰める。
「ああもう落ち込むな。よしよし、大丈夫だ。すぐ会えるさ」
「……うん」
「それに、オーブは出てかなくていい」
「どうして?」
「…その、近い将来、法改正がされる……はずだ!だから安心しろ!」
「本当!?良かった、母さん達もオーブに居るから助かるなぁ」
(凄い喜んでいる……言ったからには私がなんとかしなくては…!)
- 33125/07/09(水) 22:55:15
「にしてもおまえ、こんなんなるくらい重たい…んん、大切な人がいるのに…なんで地球軍に居るんだよ」
「うーん…色々あって…。やっぱり可笑しいよね、よく言われる」
「可笑しいっていうか…。ナチュラルとコーディネイターが敵対してるからこの戦争が起きたわけで、おまえにはそういうのはないのかってことさ」
「そういう君は?」
「私は別にコーディネイターだからどうこうって気持ちはないさ。ただ戦争で攻撃されるから、戦わなくちゃならないってだけで」
「良かった。僕もだよ。ナチュラルとかコーディネイターとか…その境は正直気にしたことない」
「おまえはずっとオーブに…ヘリオポリスに住んでたのか?」
「ううん。月に居たんだ、アスランとずっと…。戦争が近付いてきて、彼だけ先にプラントへ引っ越した。でも僕たち家族はヘリオポリスに移住して…それから離ればなれだ」
「そうか…。それは寂しいな」
「ナチュラルの人達にはなにも思わないけど、正直地球軍は…連合は嫌い。アスランの家族を殺したから。…地球の人はザフトに同じこと思ってるんだろうけどね」
「!おまえ…!」
「でも、僕がここで戦わないと…アスランが死んじゃうかもしれないし。それにこの艦にも友だちが乗ってるしね」
「(戦わないと相手が死ぬ…?)……辛くないのか?」
「辛いこともあるけど…でも気持ちは繋がってるからね。バルトフェルドさんみたく、分かりあえることもあって…。コーディネイターも同じだよ、皆と」
「そっか……そうだよな。いいか!絶対、私がおまえを結婚させてやるからな!!それまで諦めるなよ!」
「う、うん…?なんでカガリが結婚させてくれるのかわからないけど……ありがとう」
困惑するキラだったが、カガリは一人のオーブ国民の為に決意を固めていた… - 34二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:10:46
カガリがキラアス結婚式のために早々にオーブ代表として自覚に目覚めてないか??
気合入れて政治家の勉強しそうな感じが…
ラクスさま〜
プラント評議会を掌握すればプラントでも二人の結婚式できますぞ〜 - 35二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 07:43:54
モラシム隊との戦闘後はついに無人島か
- 36二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 10:49:59
保守
- 37二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:00:57
ふと思ったんだけど、カガリってキラのアスランに対する感情が恋愛感情無自覚で、コレってことに気づいてる描写ってあったっけ・・・?
カガリはキラの愛は重いなぁって思ってても、キラがそれに無自覚なのに気づいてない場合、後々すごい事故が起こりそうな気がするというか。
現時点で、アンジャッシュが起きてそうな感じするのは何故だろう・・・ - 38125/07/10(木) 20:08:49
カガリはキラの感情が恋愛由来ではなく、独占欲と執着心を拗らせ続けて結婚したい!と言っていることは知りませんね(なんかちょっと変だな?とは思ってる)
その頃。クルーゼはモラシムへとメッセージを送っていた。
『アークエンジェルが砂漠を抜けたとか。地球に足つきを降ろしてしまったのは元より私の失態。複雑な思いです。オペレーション・スピットブレイクで私も近い内に地球に降ります。その折にはどうかモラシム隊長にも色々お力をお貸しして頂きたく思っております』
「クルーゼめ!こんなメッセージし送ってくること自体が下手な挑発だぞ。まあよかろう、乗ってやろうじゃないか。足つきはインド洋で沈めてやる」
「…さて、彼は挑発に乗ってくれることだろうし、アークエンジェルは…キラ・ヤマトはこれからどうでるかな?直にアスランも地球に降りる。君たちが愛を貫けるか…地球で試練を越えていくところを見させて貰うぞ…ふふふ」
- 39二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:07:34
厄介な後方腕組みおじさんだな!
普通のMSで水中戦やって勝ったって聞かされたら宇宙猫になるアスランがいそう…いやその前に砂漠でバクゥに勝ってるのもおかしいけど
AAがこれだけ襲撃されてるとアスランも気が気じゃないだろうな - 40二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:10:19
クルーゼがめちゃくちゃ楽しそうなの草
- 41125/07/10(木) 23:10:16
アスランは、オペレーション・スピットブレイク発動に伴い休暇を終え、ヴェサリウスに戻ってきていた。
前方にニコルを見つけ、声を掛ける。
「ニコル!」
「アスラン!この間はありがとうございました」
「いいコンサートだったね」
「寝てませんでした?」
「あ……いや、そんなことはないよ…」
「いいんですよ、色々と大変なのに来てくれて嬉しかったです」
「音楽のことはよくわからないが、俺はニコルのピアノ好きだよ」
「本当ですか!うわあ、嬉しいなあ。ほんとは、もっとちゃんとしたのをやりたいんですけどね」
「今は戦争中だからな……この作戦で、情勢が変わるとは思うが…」
「アスランは"彼"のことも気掛かりでしょうからね…。僕も、なにかお力になれればいいんですが」
「ありがとう。でも大丈夫だ、戦場ではニコルは自分のことを一番に考えてくれ。イザーク達とも合流することだしな…」
「あの二人も心配ですよね。なんというか血の気が多いところありますから」
「ああ…顔の傷、ちゃんと治っただろうか…」
──自室にて
「置いていったほうが良かったんだろうが…このつぶらな眼を見るとどうしても…!」
アスランはキラぬい(ぬいぐるみをぬいと呼ぶとラクスから教わった)を一度ぎゅうと抱き締めると、そっと部屋のベッドに置いた。
「…本物に会えるまで、頼むな」
- 42二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:13:29
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!
この光景をキラに見せて自覚させてやりたいぃぃぃぃぃ!!!!! - 43二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:17:10
はああああああかわいい
…ふう… - 44二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:20:40
本家だとヴェサリウスおちちゃうんだよな・・・
いやまあジャスティスに乗せてオーブきてもらおう
アスランは本体キラに会えるけど
ぬいアスランにもぬいキラに会わせてあげないといけないし - 45二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 08:31:15
クルーゼが気ぶれのキラアス後方理解者腕組み仮面お兄さんになってるから、上手いことアデスやヴェザリウスもいい感じに生還してくれないかな…
- 46二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 16:04:37
- 47二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:50:35
でも発砲する前に、キラが買ったアスラン似のぬいぐるみを思い出してお前がキラの結婚相手か!?ってなれば丸く?収まる気も…
- 48125/07/11(金) 21:37:09
アークエンジェルが束の間の休息を取る間もなく、モラシム達水中モビルスーツに襲われる。
(バルトフェルドさんが言ってたのはこれか…急いでソナーの準備終わらせといてよかった)
キラはストライクでの水中戦を強いられるが、補給で受け取ったバズーカーを装備しなんとか撃退する。
もしオーブに寄れたら…というような声もクルーからちらほら出てくるなかカガリは…
「カガリ!」
「わかっている。なにも言うな」
「なら、いいのですが…」
「そりゃ、なにかあればとは思っているが」
「カガリ!!」
「仕方ないだろ。この艦とアイツを沈めちゃいけないって、どうしてもそんな気がするんだ。…それに」
「それに?」
「約束しちゃったからな…。こんなとこで死なせられない。そんなことになったらアイツの恋人にどう詫びていいかわからん…」
「……なんの話ですか?」
「なんでもない。とにかく、わかっているから」
- 49二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 03:08:51
カガリ・・・キラとアスランは・・・まだ、うん・・・w
- 50二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 07:04:29
ラクスといいカガリといい、(あと仮面お兄さんといい…)みんなが楽しそうで何より何より
- 51125/07/12(土) 11:00:52
地球へと降下したアスランとニコル。
「アスラン!クルーゼ隊は第二ブリーフィングルームに集合ですって」
「ああ、わかった」
「お願いします隊長!アイツを追わせてください!」
アスラン達がブリーフィングルームに入室すると、イザークの嘆願が響き渡っていた。
「イザーク、どうした……おまえ、その傷は…!」
本来なら治療で消せるはずの傷が、顔の真ん中に今も残ったままなことに、アスランは驚いた。
「傷はもういいそうだが、彼はストライクを討つまでは痕を消すつもりはないということでな。足つきがデータを持ってアラスカに入るのは、なんとしても阻止せねばならん。だがそれは既にカーペンタリアの任務となっている」
「我々の仕事です隊長!あいつは最後まで我々の手で!!」
「私も同じ気持ちです隊長!」
クルーゼに頼み込むイザーク、ディアッカの執念を感じ取り、アスランは慌てて制止をかけた。
「落ち着け二人とも!俺達には俺達の請負った任務があるんだ!クルーゼ隊長を困らせるな」
「…おまえはいやに冷静だな。苦渋を舐めさせられたストライクを追いたくないのか?」
「…そういうわけではないが…ここで駄々を捏ねたって仕方ないだろう!」
イザークとアスランの言い合いを眺めていたクルーゼは、ふむ、となにか思案を巡らせ…
「スピットブレイクの準備があるため私は動けんが、そうまでいうなら君達だけでやってみるかね?」
「クルーゼ隊長…!?」
「イザーク、ディアッカ、ニコル、アスランで隊を結成し…指揮はそうだな、アスランに任せよう」
「わ、私に…ですか!?」
「イザーク達の熱さは頼もしいが、指揮官には冷静さが必要だろう。色々と因縁のある艦だ。難しいとは思うが、君に…色々と、期待するよアスラン」
「(色々…?)……はい」
アスランはまた戦場でキラと会わねばならないことに胸を痛ませつつも、側にいれば何かあったとき守ることもできると己を鼓舞させるのだった。
- 52二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 12:24:05
色々(敵軍の幼馴染とのラブロマンス)
イザークも早めに落ち着いてアスランの不振な挙動の原因を探って欲しいな〜 - 53二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 16:44:39
キラとニコルも早く出会って欲しいな
絶対仲良くなれる - 54125/07/12(土) 19:18:46
- 55二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 19:29:09
カガリ…撃っちゃったのはアスランと2人だけの秘密にしよう
- 56二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 21:12:52
ここは撃っちゃったかあ…
さてこれでアスランとカガリの邂逅だけどどうなるかワクワクする - 57125/07/12(土) 22:12:09
(……さっきの機体のパイロットか!)
アスランは銃弾が腕を掠めたものの、さほど深くはなく動きに特に支障はなかった。咄嗟に物陰に身を隠す。
(輸送機のトラブルで遅れた挙げ句に、これか。キラのところに行くにも楽じゃないな…)
アスランはため息を吐き…相手を制圧するためにタイミングを窺った。
「…いや、まさか女だとは思わなかった」
「失礼だな!アイツといいおまえといい!!」
アスランは捕まえた敵兵…カガリを縛り上げてひとまず身元を確認する。隙を見て突撃し、投げ飛ばして押さえ込んだまでは良かったが、カガリの上げた悲鳴でアスランは女性だとぎりぎりで気付いたのだ。
(流石に女性に手を上げるのは…できれば避けたい)
「おまえ本当に地球軍の兵士か?識別票もないようだし、俺は戦場でああいう悲鳴は聞いたことがない」
「悪かったな!」
「俺達の輸送機を落としたのはおまえだな。あっちに機体があった」
「私を落としたのはそっちだろうが!」
「所属部隊は?なんであんなところを単機で飛んでいた」
「私は軍人じゃない!所属部隊なんかないさ!」
軍人じゃない。その言葉と、そのくせあんなものに乗っていることに、アスランはキラを思い浮かべてしまう。キラもそんなことを言って…でも戦っている。
(…こんなことしてる場合じゃないんだ。はやくニコル達と合流しなくては…)
途端に黙り込んだアスランに、カガリは訝しみ…
(なんか…コイツの顔を何処かで見たことあるような…?)
dice1d3=3 (3)
1.あのぬいぐるみと似ていると気付いた
2.似ていることは気付いたが流石に気のせいだと思った
3.どこで見たのか思い至らなかった
- 58二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:25:17
おっと…ここは上手くいかなかったな…
まあぬいぐるみから人の顔を結びつけるのは難しいかな… - 59二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 07:48:31
待機保守
- 60二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 14:46:53
カガリよく見てくれ〜せめて2回目は阻止しないとキラが修羅になっちゃうよ〜
- 61125/07/13(日) 19:19:02
(だめだ…見たことある気がするが思い出せない。気のせいだったのかもしれないな、ザフトの軍人の顔なんてオーブで見ることもないだろうし)
"見たことのある人"で考えてしまったせいか、カガリはどうしてもぬいぐるみのことを思い出せなかった。
アスランはひとまずカガリを放置し、通信を可能にするための準備を始める。
(…しかし、ここが地球で、海か。昔はキラがいつか一緒に旅行しよう!とかキャンプやってみたい!とかよく言ってたな)
どこから持ってきたのか地球の観光雑誌なんかを広げていたキラの楽しそうな顔を思い出して、アスランはすこし口元を緩める。
(…あの頃にはもう好きだったな。今ならわかる。…もっと素直に俺も一緒に行きたいとか言ってやれば良かったか)
まあそれが出来ていたらもっと早く自覚していただろうとアスランは自分に呆れる。
キャンプとかはしたいけど誰も居ないところがいいと言っていたから、こういう無人島はキラの理想かもしれない。
(キラに話し掛けたいが…この状況じゃゆっくりとは話せないか。一応敵のパイロットもいることだしな)
アスランは外を見て何故か溺れかけているカガリを見つけ、やれやれと助けに向かった。 - 62二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 19:52:25
誰も居ないところでキャンプをしたい…アスランを独占したいんですね分かります
ここのキラ出会った瞬間から独占欲発揮してそうで最高ですな - 63二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:27:39
このレスは削除されています
- 64125/07/13(日) 23:32:57
画像ミスしたので上げ直し
「こんなにびしょびしょになったら乾かすしかないじゃないか…」
水溜まりから引き上げてはやったものの、更に雨をシャワー代わりにし始めたカガリ。なんか世話の焼ける感じがキラに似ていると思いつつ、アスランは雨宿りができそうなか手頃な洞窟を探す。
ここで火を起こせば乾かせるし灯りも確保できる。
(これもある意味キャンプか?まったく楽しくはないが)
アスランはカガリの縄を切ってやった。
「…なんだよ、いいのか?」
「武器のないお前が暴れたところで大差ない。あったところで負けることはなさそうだけどな」
「なんだと!」
「これから火を起こす。布を貸してやるからその服は乾かせ」
「はあ!?嫌だが!」
「……風邪を引きたいなら好きにしろ」
「ぐっ」
確かにこのままでは…と思いカガリは渋々頷いた。初めて会った敵の軍人の世話になっているということがどうにも受け入れ難さがあるが、なにか他に方法もない。
「なんにせよ今は行動を共にしてもらうしかない。諦めてくれ」
「いやに面倒見がいいな。ザフトなのにいいのか?」
「この状況で敵を放置する馬鹿はいない。…それにまあ、これくらい面倒を見た内に入らないだろ。ここで髪を拭けだの寒いからカイロになれだの言ってる訳でもないし」
「なんだそれは……おまえの恋人か?」
「……俺に恋人はいない。ほら、いいから早く移動するぞ」
恋人になれたらなと思う奴ならそいつなんだが。それは胸の内に留めておいて、アスランはさっさと洞窟へと向かった。
- 65二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 08:14:59
「恋人はいない」というアスランの言葉、今後テストに出ま~す!
後々不穏なことになった時にキラにツッコミ入れられないから、覚えておいてねw
(いやマジで頼むぞカガリ) - 66二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 10:34:17
はよキラアスくっつけ!!という気持ちとその過程をニヤニヤとずっと眺めていたい気持ちがぶつかる〜
- 67二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:26:32
☆彡
- 68125/07/14(月) 21:04:19
ザフト、カーペンタリア基地。
アスランの消息が掴めず、ニコルは焦っていた。
様子を聞きに行っていたイザークが部屋に入ってきて、ニコルはすぐに声を上げた。
「イザーク!アスランの消息は?」
「…残念ながら不明だ。途中で輸送機が交戦状態に入り、アスランは機体ごとパージされたらしい」
「そんな…」
暗い顔をするニコルに、ディアッカがあえて気楽な調子で話しかける。
「幸いなのは機体ごと、ってところだな。あれに乗ってればアイツが墜とされるってことはないだろ」
「当たり前だ。俺が勝つ前に誰かに墜とされてたまるか。おそらく、単機では身動きが取れないから何処かに身を潜めているはずだ」
「捜索に出れないんでしょうか?」
「…ここも忙しいらしく、日も落ちるのにMSを出撃させられないと……母艦の準備も明日にならなければ終わらないらしい」
イザークが腹立たしげに拳を握りしめる。なんだかんだと仲間想いのイザークにはただじっと待つことが苦痛だった。
「アイツもアイツだ、俺達の初任務を隊長探しにさせるとはな」
「言ってやるなって。しかしどうしたもんかね」
「きっとアスランも此方へ連絡を取ろうとしている筈です。それは僕が担当しますから、イザークとディアッカは明日すぐに出撃できるよう準備をお願いします」
「あいよ。ほら行くぞイザーク、そんな心配すんなって」
「心配などしてない!呆れてるんだ!」
ディアッカがイザークを連れて部屋を出ていく。その際、ふとイザークが足を止めた。
「最近のアスランの様子がどうにも気に掛かるが…ニコルはなにか知っているか?」
「…いいえ。特には…」
「ならいい。通信を頼む」
誰にも言わないでくれ、という言葉に約束したニコルはなにも話さなかった。そうでなくてもストライクのパイロットと繋がりがあるなど今のイザークにはとても言えない。
(アスラン……まさか、足つきとなにかあった、とかじゃないといいんですか…)
近くでモラシム隊とアークエンジェルが交戦し、モラシム隊が倒されたと報告が上がっていただけに心配になり、ニコルは通信を確認するために急ぐのだった。
- 69二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:22:22
アスランに関してツン少なめなイザーク最高か?
ザラ隊面子好きだから本当にありがたい - 70二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:52:42
保守
- 71125/07/14(月) 23:15:41
洞窟にて夜を越そうとするカガリとアスラン。
アスランはカガリに食糧を渡し、イージス越しに月を眺めていた。
「本当に私を縛っておかなくていいのか?隙を見ておまえの銃を奪えば形勢逆転だ。そうなったらおまえ馬鹿みたいだからな!」
「ははっ……懲りないやつだな。…銃を奪おうとするなら殺すしかなくなる。だからよせよ、そんなことは。ヘリオポリスでもここでも、折角助かった命だろ?」
「ふん。ザフトに命の心配をされるとは思わなかったな」「ヘリオポリスは…俺達だってあんなことになるとは思わなかった。ただMSを奪取できれば良かったはずだった」
「なにを今更!どう言おうがコロニーを攻撃して壊したのは事実だろう!」
「中立だと言っておきながらオーブがヘリオポリスであんなものを作っていたのも事実だ!……そんなところだと知っていたらアイツを住まわせたままになんか……」
「……アイツ?」
「…友人が住んでいたんだ、あそこには。戦火から離れた安全な場所だと思っていたのに…」
「なっ!?じゃあおまえ、友人が住んでると知ってて襲撃してきたのか!?」
「だからこそだ!アイツの住む場所に兵器なんか置いておけないと…そう思った。可笑しいか?」
「それは…」
「俺の母はユニウスセブンに居た。何の罪もない人が一瞬で死んだんだぞ。だから次は絶対に大切な人を守りきると決めたんだ」
「それは此方だって同じだ!私の友達だって、大勢死んださ…おまえらの攻撃で」
「…よそう。ここでおまえとこんな話をしても仕方がない」
アスランはまた空を見上げる。地球から見る月を。
「どうしてそんなに月を見ているんだ?」
「懐かしいから…かな」
「懐かしい?それは……っておい、まさか寝ちゃう気かよ!?」
「まさか…けど、降下してから…すぐ、移動で……すぅ」
「……寝た。嘘だろ…?強いからって無防備過ぎないかこいつ…」
このあとのシーンでカガリは銃を……
dice1d2=1 (1)
1.投げる
2.投げない
- 72二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:20:15
はいカガリが絶対零度の目で見られることが確定してしまったあああああ!!
ダイスがキラアス以外に容赦ないいいい!! - 73二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:40:56
何でここは本編通りに進むんや!!
ダイス神もう少し頑張ってくれ! - 74二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:42:49
アスカガならそれで正解でも
キラアスだからアウトー!? - 75二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:49:30
何回見てもここで寝るアスランに笑ってしまう
- 76二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:16:09
双子のきょうだいって分かってからはそうでもないけど最初はどうしてくれようかと思ってたよ〜とか後々笑いながら話すんだろうなキラ(遠い目)
- 77125/07/15(火) 21:06:06
寝ているアスランから銃を奪ったカガリ。咄嗟にナイフを構えアスラン。緊張した空気が二人の間に流れる。
「ごめん!お前を撃つ気はない!造ったオーブが悪いのは分かってる。でもあれは……あのMSはまた地球の人達を沢山殺すんだろ!?」
「…なら撃てよ。その引き金を引いているのは俺だ」
「……クソッ」
カガリはどうしても撃てず、銃を投げてしまう。暴発の危険を知るアスランは慌ててカガリを庇う。
「〜ッ、オープンボルトの銃を投げる奴があるか!」
「ご、ごめん……っておまえ、怪我してるじゃないか!」
自分でやるというアスランを押し切り、カガリは半ば強引に治療を申し出た。
「……気にしなくていいと言ったのに」
アスランは引く様子のないカガリにひとまず服を着せさせる。なんでこんな頑固なんだと思いつつ、パイロットスーツの前を開く。腕を抜いて肩から落とし、シャツも邪魔だから脱ぐか…とアスランが手にかけたところでカガリは視線を逸らした。
なんとなく服を脱ぎ着するところを見てはいけない気がしたのだ。
治療が始まってしまえばそれだけに専念できるので、カガリはなるべくアスランの身体を見ないようにした。何故だがそうしたほうがいいと先程同様本能的に思ったのである。
「……本当に、悪かったな」
「まあ…戦場に出るなら銃火器の扱いくらい覚えておいた方がいいぞ」
「痛むか?」
「いや。これくらいは平気だ」
「平気と痛くないは違うだろ」
「…本当に大丈夫だ」
そこまで気にされても困る。その気配を感じたのかカガリはとりとめのない話を振ってくるようになった。ケバブは絶対チリソースだとか、最近放っておけない奴に会ったとか。そう話している間に自然とお互いに眠気が襲ってくる。うとうとしながらぼんやりとアスランは考えていた。
(たぶん、良い奴で……明るくて、金髪か)
こういうタイプがキラの好みなのだろうか。地球で軍人でもないのに戦闘機を乗り回す、ヘリオポリスに居たというこの少女がもしキラの知り合いなら……
『……ア…ラン……アスラン……応答願います……』
「!ニコルか!?」
思考を中断するように、無線が回復したのだった。
- 78125/07/15(火) 23:43:57
アスランが応答すると、ニコルはほっとしたような声で話し出した。
『良かった!いま電波から位置を…』
「すまない、迷惑をかけた」
『迷惑ではありませんよ。皆心配してるんです。ひとまず僕だけ先行してヘリで捜索に出ましたが、準備が整えばイザーク達も出撃可能です』
「…そうか。悪いが救援を頼む」
『了解です』
https://bbs.animanch.com/arc/img/4538243/68
「……俺は仲間から救援がくる。他にも、海から何か来るぞ。おまえの機体のある方だ」
「本当か!?」
「ああ。俺はイージスを隠さなきゃならない。出来ればこんなところで戦闘はごめんだからな」
「そうだな…。私も機体の所へ戻るよ。どこかで隠れて様子を見る」
「そうか。じゃあな、気を付けろよ」
そうして別れる二人。
最後に名前を言い合う?
dice1d5=4 (4)
1〜3.言う
4、5.言わない
言ったらキラと僅かな時間だけど再会できる
言わなかったらアスランのヤキモチイベント
- 79125/07/15(火) 23:45:04
- 80二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:46:10
ダイスどちくしょおおおおおお!!!!!!
- 81二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 02:57:52
再会しろ〜!!と思いつつもアスランのヤキモチイベントならそれはそれでありか…
- 82二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 10:51:17
これはカガリからキラが話を聞いて、アスランとの心の会話で気づくパターンって感じかな。
アスランのヤキモチか、どうなるかなw - 83二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 18:52:41
保守
- 84125/07/16(水) 20:58:37
アスランはイージスを目立たないように隠すと、すぐにカガリの後を追いかけた。
もしかすると、あの少女はアークエンジェルに乗っているのではないか…そう考えると直接確かめたくなってしまったのだ。
なるべく音を立てないよう移動し、反対側の海岸へ。木陰からそっと様子を見る。真っ先に目に飛び込んできたのは……白と青の機体。
(ストライク!?ということは、やはりキラが…?)
木々のせいで視界が悪く、見えやすい位置に移動する。すると、コックピットが開き、中から青いパイロットスーツの少年……キラが降りてくる。
岩陰からカガリが飛び出し、キラに駆け寄った。
「キラ!」
「やっと見つけた!すごい探したんだからね…」
「悪い、迎えありがとうな」
とても自然にカガリがハグをし、キラも平然と受け止めている。
「ほら、帰ろう。皆すごく心配してるよ。特にキサカさんが…」
「ごめん」
そうしてキラはコックピットの中へ戻り、カガリもそこへ招く。
それはきょうだいだからこその自然な距離感。
しかし当人達もまだ知らないことを、アスランが知るはずもない。その目には、仲睦まじい男女の姿としか映らない。
心臓が杭を打たれたように痛み、苦しい。自分がキラに恋をしているということを嫌という程実感する。
では、キラは?会いたいとも、触れたいとも、一緒に居たいとも言ってくれる。だが、理想通りの女性が側にいて、それでもこれから先も自分を優先してくれるだろうか。
もしキラがあの少女や他の誰かに目を向けていたら…。
(嫌だ。……俺を見ててくれ)
キラの深紫の瞳に、ずっと一番に自分を映していてほしい。自分と同じ気持ちで好きだと言ってほしい。他の誰かじゃなくて、自分だけに。強い想いがアスランの胸の内を占めていく。
(これが…嫉妬か。なかなか辛いものだな…)
ストライクが起動するのと同じくして、アスランは背を向けてその場を去った。 - 85二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:13:30
あ〜〜〜とてもいい……嫉妬アスランありがとうございます
その胸の苦しさを是非ニコルに相談してやってくれ…ニコルをもっとキラアス派に引き込めればフラグが折れそうだし…! - 86二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 02:15:17
辛いなぁ~アスラン…
- 87二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 02:21:13
未来の義理の家族(?)だよとか
このときのアスラン知らないしな・・・
ここのカガリは同性愛でも応援して法改正頑張るみたいだけどね・・・ - 88二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 12:07:20
ちょっと話変わるけど未来でアスランのこと義理の弟(弟の嫁)扱いするカガリはいると思うんだ
願望として兄・姉の座を譲らない双子、巻き込まれる嫁、高みの見物の嫁の姉(概念)のやり取りをみたいんだ!物凄くみたいんだ! - 89二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 12:08:06
嫉妬ランからしか得られない栄養素がある〜
でも安心してくれ…
キラはアスランが思ってる以上の激重感情をお持ちなので… - 90二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:30:36
☆彡
- 91125/07/17(木) 23:22:09
ザラ隊の母艦、ボズゴロフにて。
(落ち着かない…)
あの光景が頭から離れず、アスランは皆と合流したあともずっと心が重たかった。さっきもキラが話し掛けてきたのに、上手く話せなかった上に、腕と脇腹の負傷に気付かれてしまったのだ。
(つい強引に会話を切って逃げてしまった)
しかし、おまえと良い雰囲気の少女に撃たれた(脇腹はほぼ事故だが)とは言えないだろう。
はあ、と重苦しいため息を吐くアスランに、ニコルが話し掛けてきた。
「どうなさったんですか?傷口が痛むんですか?」
「いや……それは大丈夫だ」
「では恋煩いとか」
「……」
「当たりました?」
「……自分の中の醜い感情に戸惑っているんだ」
嫉妬という初めての感情に戸惑っている。いまだにモヤモヤするし、キラに何を言ってしまうか分からない。
「こんなに自分が嫉妬深い人間だとはな…」
「人を好きになるって、きっとそういうものなんですよ。それだけアスランは彼のことを想ってるって事じゃないですか」
「一方的にでは迷惑なだけじゃないか?」
「アスランも自分の事になると鈍いですね…。話を聞いているだけの僕ですらなんとなく分かるのに」
ニコルはアスランを励ますように、にこりと微笑んだ。
「何があったかは分かりませんが…きっと大丈夫ですよ。僕も彼のこと、協力しますから」
「……ありがとう。いつもニコルに助けられてるな、俺は」
「ええ?そうでしょうか。お役に立ててるなら嬉しいですけどね」
「迷惑ついでに、ひとつ聞いていいか?」
「勿論です。なんですか?」
「キラを振り向かせるにはどうしたらいいんだろうか」
「…!」
恋を自覚したもののどうするべきか定まらなかったアスランが積極的な発言をしたので、ニコルは少しだけ驚き…そしてとても良いことだと思った。
「そうですね…彼はアスランならなんでもいい気はしますが、色々試してみるのもいいかもしれませんね」
訳あって敵対関係となってしまった二人だが、どうか幸せになってほしいとニコルは願うのだった。 - 92二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 23:28:57
アスランとニコルは癒しだなぁ
それはそうとアスラン負傷してるのに会話切られたキラの反応も気になる… - 93二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 00:36:12
ニコルまじいい子…
アスランとニコルいいなあ… - 94二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 10:02:43
キラ・ヤマトをアスランに堕としてしまえ大作戦、スタート!(お相手が既に落ちてるとはいえアスランが確実に幸せになるようサポートします!なニコル君を添えて)
- 95二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 17:51:51
ニコル、サポートがんばれ~!
キラはいい加減気づけ~~~!! - 96125/07/18(金) 21:35:47
照明を消した暗い自室で、キラは手のひらの中でトリィを遊ばせていた。
カガリの捜索から戻って、部屋で休んで良いと言われたから声が聞きたくなってアスランに話し掛けた。応えてはくれたけど様子が変で、何かを隠しているようで。ここ最近は、そんな素振りなくなったと思ったのに。
(僕は隠し事は嫌いだってちゃんと言ったのに、これだからなぁ)
トリィを放すと、そのままぬいぐるみに飛んでいって頭の上に止まった。最近よくこうしてじゃれている。
「トリィもアスランに会いたい?」
「トリィ!」
「だよね」
ぬいぐるみに手を伸ばす。右腕…右の脇腹。アスランが怪我をしていた場所。問い詰めたらなんでもないと言い張ったうえに会話を無理やり終わらせられた。知られたくなかったのか、アスランは酷く動揺していた。
二つの銃創、誰かがアスランを撃った跡。
この際、誰がやったかどうかより“怪我をした”ことそのものが重要だ。やはりアスランを残したまま自分だけ戦場から抜けることなど出来ない。
(地球に降下したばかりなのに、なにをどうしたらパイロットが生身で戦闘になるんだろ)
それにただ地球軍と戦っただけならわざわざ隠すことでもないし、逃げたりなんかしないだろう。
アスランは本当に隠し事が多くなった。どうせ隠せないのに。
(僕の知らないアスランがいるのが許せない、とも前に言ったはずなんだけどな)
なんていうか、アスランは根本的になにか間違った認識をしているような気がする。本気だと思ってない。
こういうとき手っ取り早いのは、直接触れることなんだけど。
(…次、触れるチャンスがあったら逃さない)
こんな風に会話を切られたことがなかったぶん、キラは冷静なようでいて大分内側に溜め込んでいた。
「結婚したらずっと一緒に居られるよ。トリィもそうなったら嬉しいでしょ?」
「トリィッ!」
アスランに似たぬいぐるみの上でトリィは無邪気に鳴いた。
- 97125/07/18(金) 21:37:33
無人島編はキラアスの湿度が増して終わりです。
この三連休予定があるので、月曜の午後くらいまであまり更新出来ないと思います(上げられそうだったらふらっと上げにきます) - 98二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 21:48:12
お疲れ様です!
月曜日までしっかり保守させていただきます!
この激重湿度堪らん……
ぬいぐるみで遊ぶトリィ可愛い本当に可愛い…
君も持ち主に似てアスラン大好きだもんね… - 99二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:43:44
キラも鬱憤がたまってるな~
けど、その根本原因がアスランのそれよりもキラ自身の方にあると色々自覚したら、色んな意味で悶絶しそうw - 100二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 01:06:37
スレ主さん
このスレ読んでイメージして作ったAI画像を載せても大丈夫でしょうか?
初心者なのであまり上手くはないのですが…
お好きではなければ後から削除してもらっても大丈夫です。 - 101125/07/19(土) 10:12:12
- 102二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 19:15:38
- 103二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 19:24:36
- 104二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 00:26:11
イラスト…良き…(*ノωノ)
- 105二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 07:09:32
幸せ空間がここにあった…
早くいつでもイチャイチャできるようにキラ頑張れ!! - 106二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:52:17
この後はオーブへの入港、それからアスランとの再会!!
キラ目の前にアスランいて我慢できる?? - 107二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:53:42
最近のAIってすげえな〜大変良きマジで
ああああ頭の中で朝っぱらからディープな方の口づけしまくるキラアスが止まらないぃぃぃぃ - 108125/07/21(月) 00:09:14
- 109二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:56:26
- 110二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 10:37:15
このキラだったら普通にヤマト夫妻にも会いに行きそうだよね
アスランのことも色々報告しそう - 111二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 17:49:54
☆彡
- 112125/07/21(月) 20:22:25
オーブ編開始します。
オーブの領海近くで、激しい交戦になるアークエンジェルとザラ隊。
(すまないキラ…なるべく破壊しないようにはするが、ここでその艦は墜とさせてもらう)
キラの友達が乗っている……ユニウスセブンに花を供えてくれた友達が居るとは知りつつも、ザフトの軍人であるアスランとしてはなるべく被害を出さずに墜とし、その後捕虜にして便宜を図る程度の配慮しか出来ず…。
しかし、キラは戦闘に必死になりつつも“ザフトの軍人”としてのアスランが気に掛かる。
(そこにいるようになって…アスランは僕に隠れてなにかするようになった。その優しさだって、今は辛いだけじゃないの?)
キラはイザーク、ニコルのグゥルを撃ち抜いて戦闘不能へ。その腕の上達に、アスランは胸を痛める。
(こんなに腕を上げて…?あの穏やかでのんびりとしてたキラが)
(色々大変だったからね。砂漠とか水中とか…)
宇宙以来、直接の戦闘に悲痛な想いを重ねる二人。
なによりも、今までになく相手の心が不明瞭なことへの焦りがあった。
それを見ていたカガリは、ブリッジへと急ぐ。
「カガリ!どうするつもりだ?」
「悪い、キサカ……!このままでは沈んでしまう!それに…ここは私がどうにかしないと不味い気がするんだ!!」
イージス……無人島で見たあのMSとストライクの戦闘を止めなくてはと、カガリは走った。
- 113二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:56:34
スレ主おかえり!
ちょっとした二人のすれ違いが起きてる…
頑張って試練乗り越えてくれ〜 - 114125/07/21(月) 23:04:35
領海に寄りすぎたアークエンジェルにオーブ艦隊が睨みを利かせるなか、カガリがアナウンスを掛ける。
「アークエンジェルは今からオーブの領海に入る!だが攻撃はするな!」
突然の指示にオーブ艦隊司令官、ティリングは驚く。
「な!?なんだお前は!」
「お前こそなんだ!お前では判断できんと言うなら行政府 へ繋げ!父を…ウズミ・ナラ・アスハを呼べ! 私は…私はカガリ・ユラ・アスハだ!」
戦場に響き渡るカガリの真実。アークエンジェルクルー、そしてキラも驚くが……。
(…この声……あのときの?)
アスランはつい先日に聴いたばかりの少女の声につい意識を反らす。
(……カガリ・ユラ・アスハ……あの子がオーブの…?)
それは単に、驚愕のあまりの行動だったが……アスランはうっかりと、まだキラと会話をしていたのを忘れていた。
(……どうしてアスランがカガリを知ってるの?)
(あ、いや…なんでもない……)
(あのときっていつ?僕、聞いてない)
度重なる秘密に腹のうちに怒りを溜めるキラ。
キラの苛立ちはそれだけあの子へ入れ込んでいるからか…?と戸惑うアスラン。
二人が認識のすれ違いをしたまま、アークエンジェルが領海に墜ちる。撤退を余儀なくされたアスランはひとまず離脱する。
(アスラン!)
(……オーブならカリダさん達も居るんだろう?そのまま此処に残ればいい)
ひしひしと浴びせられるキラの苛立ちや憤りに身体がずしりと重たくなるのを感じながら、アスランは母艦へと帰投していった。
「なんか……嫌な予感がする……」
無事にオーブへと入港できそうなのにも関わらず、カガリは何故だか背筋がぞわっとしていた…。
- 115二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:22:02
これは問い詰められるわー
カガリ…2回も撃っちゃったことは死んでも言うなよ??…絶対零度が来るぞ(治療の為とはいえ肌を間近で見たと知られたらいやはやどうなることやら…) - 116二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:24:44
どうしようもなかったこととはいえ、キラアスの痴話喧嘩に巻き込まれるカガリに笑ってしまった
それからキラに詰め寄られる可能性大だけど頑張れ!! - 117二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 07:48:06
またニコルが上手いことアスランと話してくれんかな
- 118二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 17:23:58
続き待機
- 119125/07/22(火) 22:49:29
蛇に睨まれた蛙。
その言葉はまさにいまの自分だとカガリは思った。だらだらと冷や汗が止まらない。
「……つまり?」
キラは平淡な声で呟く。
「カガリはあの無人島に不時着したとき、ザフト兵に会ったと」
「あ、ああ…」
「そのザフト兵に色々助けられて、一晩を過ごした」
「…そうだ」
「……紺色の髪に翡翠色の眼をした、このぬいぐるみにそっくりなザフト兵を怪我させて、手当てして、寝顔を見ながら一緒に夜を過ごした……ってことだよね?」
圧に押され、カガリは小さく頷く。アークエンジェルがオーブ艦隊に誘導されて進み始めてすぐ、キラはパイロットスーツを着替えることもなくブリッジまでやってきてにこやかな笑顔でカガリを部屋まで連行した。連行という言葉で間違いはない、もしくは首根っこ掴まれた猫だ。蛙なのか猫なのかごちゃごちゃしてきたが、要はどこにも逃げ場がないということである。
キラの持っているあのぬいぐるみを見て……カガリはようやくあのザフト兵に感じた既視感を理解したのだった。
(私の馬鹿!!なんでもっと早く気付かなかったんだ!)
いやでもまさかキラのいうところの“結婚相手”がザフトのパイロットだなんて思い至らなくても無理ないだろ…と思わなくもないが、とても言葉に出来ない。しかもカガリがなにか言う前から既に銃で撃ったことを知っていた。当事者同士の情報伝達が早すぎて正直ちょっと怖かった。
「……まあ、今はその辺は、一旦置いておくよ」
「えっ!?いいのか…?」
「なんかもう誰になにをどう怒っていいかわからないし、今の状態で深く考えると僕がどうにかなりそうだ」
「そ、そうか…」
「アスランの逃げた理由もちょっとだけ分かったしね」
ぬいぐるみを手でもちもちと弄りながら、キラは深くため息をつく。ありとあらゆることがキラの独占欲を刺激してやまないのだが、いきなりザフト兵に会ったカガリの立場を思いやれる理性はキラにもあった。 - 120125/07/22(火) 22:52:12
「それに……もしアスランじゃなかったら、カガリあの時に死んでただろうし」
その事実の一点で、ひとまずキラは諸々を飲み込んだ。夜中探し回って見つけたのが事切れたカガリだったらなど想像したくもない。
「分かってる……良い奴だったと思う」
アスランは濡れた服も食糧も面倒を見てくれたし、銃の扱いこそ怒られたものの怪我させたことについては怒らなかった。キラの重たい感情を一身に浴びているだけある男ではありそうだった。
“昔はアスランとずっと月にいた”と言っていたキラの言葉を踏まえると、あの無人島で月を淋しげに見つめていたのはアスランもまたキラを想っていたからだと今なら分かる。
(…でも恋人はいないと言っていたような…?)
キラもカガリも、双方に聞きたいことはまだまだ山のようにあったが、今はあまり時間がなく。
「……後でまた聞かせて、アスランのこと」
「ああ、わかった」
「……最後にこれだけは一応聞くけど…アスランとなにかあったりはしてないよね?」
「ない!なにもないから大丈夫だ!」
「好きになったりしてない、よね?」
「なってない!!」
キラの深紫の瞳が冷気を纏うので、カガリは全力で首を左右に振り続けるのだった。 - 121二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:36:47
- 122二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 00:56:35
キラの理性がまだ高くて良かった…
でもきっちり牽制はすると…(当然)
いくらカガリが女の子とはいえ、無人島のアスランは本当に甘いですよね
それがアスランらしさでもありますが - 123二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 00:59:12
- 124二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 09:47:46
あのときのアスランはやばい人に拾われてたら色んな意味でヤバかった
- 125二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 16:51:32
☆彡
- 126125/07/23(水) 21:47:59
母艦にて今後の作戦を立てるザラ隊。
アークエンジェルは既にオーブを離脱した、という声明を受けるが、当然それを信じるものは居なかった。
「こんなこと言われて信じる奴などいない!どうする?アスラン。おまえが隊長だろう。これからの俺達の行動はおまえ次第だ」
イザークに促され、アスランは暫し思案したあと重たい口を開く。
「…これがオーブの正式回答だと言う以上、ここで俺達がいくら嘘だと騒いだところでどうにもならない。押し切って通れば、本国も巻き込む外交問題だ」
「でも、だからといってはいそうですかと帰るわけにはいかないよな。流石にそんなのは御免だぜ?」
肩を竦めてみせるディアッカに、アスランは続ける。
「カーペンタリアから圧力を掛けてもらうが、すぐに解決しないようなら…潜入する」
「!足つきの動向を探るんですね?」
「…まあ、安全牌だな。でもそこにいると分かっているのにじれったいぜ」
「相手は仮にも一国家なんだ。確証もないまま俺達の独断で不用意なことは出来ない。それに、中立といいつつ裏ではどうなってるかわからない。技術力の高さも含めて…それはあのモビルスーツに乗っている俺達が一番知っているだろう」
「……仕方がない。まあ潜入というのも面白そうだ。ストライクのパイロットの顔も拝めるかもしれんしな」
「……!」
僅かに眉を寄せたアスランを、イザークは見逃さなかった。
(宇宙で聴いたストライクのパイロットの声は、そう歳も変わらなそうな男の声だったな。…あのパイロットがアスランに執着しているのは、あれでほぼ確信したが……ではアスランのたまに見せる不自然さはなんだ?)
部屋を出ていくアスランとそれを追うニコル。元より仲のいい二人ではあったが最近特に行動を共にしていることが多い。ニコルは以前、何も知らないと言ったが…実際はどうだろうか。
知らないところでなにか面倒なことになっているのではないか…アカデミーの頃から散々と世話を焼いてきた(焼かざるを得なかったともいう)イザークはそんな嫌な予感がするのだった。 - 127二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 22:13:48
オーブでの再会の仕方によってはイザークがキラのことを気づく可能性もあるのか
- 128125/07/23(水) 23:36:34
(また…キラを怒らせてしまったな。オーブに潜入することになれば、恐らくまた……怒るかな)
ザフトの軍人としてはイザークやディアッカの姿勢の方が正しいことを重々承知しているアスランは、つい部屋を出てしまった。ニコルも追いかけてきて、アスランの隣へ並んだ。
「ニコルも…悪いな。いつも気を遣わせて」
「いいえ。先程のアスランの指示も完璧でしたよ。指揮官には冷静さが必要…クルーゼ隊長の仰る通りでしたね」
「そんな評価されるようなことではないよ」
「でも、自分のお心と相反する冷静さは辛いでしょう。アスランはなんでもできちゃいますから、特に」
「…そうでもないさ。それに…潜入は俺の私情がないとは言えない」
「彼に会われるんですか?」
「流石にそれは不味いだろう。だが……」
アスランの脳裏に焼き付いた二人の抱擁。そして、先程のキラの苛立ち。アスランはキラに敵意を向けられたことがない。いつだって沢山の親愛をくれていた。だからこそあれがキラの嫉妬からくるものだったらと思うと…思わず強く唇を噛み締めた。
「もしかしたらキラが彼女と結ばれてしまうかもと思うと…此処に居るだけなのは無理だ」
「ええ?結ばれるって……そんな人が?」
「ああ。この目で見たからな。キラは優しいし、誰からも好かれていた。顔だって可愛いし愛嬌があって、よくよく考えたら女性に好意を抱かれてもまったく可笑しくないんだ。…俺が認めたくなかっただけで」
「アスラン……」
「けど、このまま終わりたくはない。キラがまだ俺に触れたがる間にどうにか…こう、籠絡というか誘導…誘惑?はできないだろうか。彼女に張り合うだけの魅力は流石に無理だとしても」
「アスラン、自分がとんでもないこと言ってるのわかってます?最初から最後まで突っ込みどころしかない台詞で困惑してますが、とりあえず一つ言わせてください」
「なんだ?」
「そんなことしたら間違いなく掻っ攫われてしまうので絶っっ対にやめてくださいね」
ザラ委員長閣下のご子息が連合のパイロットに誘拐は本当に洒落にならない。キラのことになると冷静さが吹き飛ぶらしいアスランに、ニコルはなんとしても平和的な恋模様を導かねば…という責任感を感じていた。 - 129二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:54:26
必死なアスラン可愛い…あと頑張れニコル!
万が一アスランがキラを誘ったりしたら柵越しだろうが絶対に奴は止まらんぞ! - 130二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:57:56
すごいニコルには申し訳ないんだけど、誘惑して攫われてしまえ!!と思う自分がいる
そしてアスランよ、キラはお前が思っている以上にどデカい(最重量級)もの持ってるぞ - 131二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 07:07:26
ニコルが弟枠から保護者枠になってるの面白いw
- 132二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 08:47:42
ニコル死んでほしくなくなってきた
- 133二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 13:45:50
でえじょうぶだ前スレ127で生存させたいと思っているとスレ主がコメントしてくださってるから
- 134125/07/24(木) 21:51:46
オノゴロ島のドックに入港したアークエンジェル。
艦内では、これからどうなるのかとクルー達がざわめいていた。キラはカガリとの話を一旦切り上げ、皆の所へ戻る。
話題は自然と、オーブにいる家族に会えるのか、という内容へ。
(母さん達も此処に居るし、出来たら顔が見たいけど……難しいのかな)
キラも、自分の両親に会いたい想いがあった。話したいことも沢山ある。
「結婚の報告しなきゃ」
「いやまだしてないだろ」
至極真面目な顔で呟いたキラに、隣に座っていたトールが冷静に突っ込む。ヘリオポリスの面々のなかで、ここ最近のキラの言動に真っ先に順応したのはトールだった。次いでミリアリア。日頃からキラの幼馴染の話を聞かされていただけはある二人だ。
「…結婚するよって報告しなきゃ」
「まあ、よし。さっきの台詞まんま言ったらおばさんたち吃驚しちゃうからな」
「いやこれでも充分吃驚するわよ」
頬杖をついたミリアリアが呆れたように言う。大人しくて穏やか…というようなイメージだったキラの内側がここまで唯一人への情で練り上げられているとは思わなかった。
トールもミリアリアも、想い人と戦わなくてはならないキラを心配してはいるのだが。当の本人はむしろ“アスランがアークエンジェルの誰かを殺さないように”戦闘へ出ることに意欲的なのだ。まあ、変に気負って病んでしまうよりずっといいのかもしれない。
「キラがそこまで骨抜きになるなんて、どんな奴なんだろう。会ってみたいな」
「…そうだね。僕もちゃんと皆に紹介したいな」
トールとミリィなら、人見知りしがちなアスランも仲良くなれそうだ。なにより二人が仲のいい恋人同士だと分かっているからキラも変に気を揉まなくていい。
……正直なところ、カガリの件といい、まだまだアスランの隠し事がありそうなだけにキラの膨れ上がった独占欲がいまも身体の中で出口を求めて暴れているのだが。
(でも、アスランが隠し事するのって、いつも僕になにか関係があるときだ)
それはつまり、アスランも僕のことで一杯になっているということ。そう考えて、キラは己の心を宥める。
ウズミとの会合を終えたマリューが頼み事をしにくるまで、キラは暫し友人達と和やかな歓談の時を過ごした。
- 135二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 22:22:05
トールの冷静なツッコミ!!
ぜひともトルミリに新郎の友人枠で出席してもらいたいよね
あとキラの分析が的確すぎて…いいぞもっとやってください - 136二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 07:24:59
ヤマト夫婦は最初はびっくりするだろうけどそれが貴方の幸せなら…で納得してくれそう
ここのキラは執着心強めな分軸が安定してて楽しい - 137二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 09:16:21
- 138二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 17:38:02
夫妻に隠れてイチャイチャしてたのかもしれんけど普通にバレてる可能性もあるのだろうか?
あんなに仲良くしてたのに自覚してなかったの?とか言われたら面白い - 139125/07/25(金) 21:47:30
アークエンジェルを匿うこと、そして修理代。
それらの対価として、キラはオーブから技術協力を求められる。
ストライクでモルゲンレーテの工場へ向かい、途中カガリと合流しつつエリカ・シモンズの案内を受ける。
そこでは拙い動きのモビルスーツが三体、試験をしており…。
「貴方に技術協力をお願いしたいのは、あれのサポートシステムの開発よ」
「え…」
そう言われ、キラは改めてモビルスーツを見る。確かにとても戦場で使い物になるようには見えない。初めてストライクに乗った時のことを思い出すと、予期せぬ再会をしたアスランの元へ早く行きたかったこともありこんなOSで動かす気か?とかなりイライラしていた気がする。
「勿論、約束通りアークエンジェルもストライクもしっかり直すし、特許関連もちゃんとするわよ」
エリカの言葉に、キラは昨日のマリュー達との会話を思い出す。
『技術協力ですか…』
『貴方にばかり頼って申し訳ないとは思うのだけど、それ以外に方法がなくて…』
『…まあ、もう承諾しちゃったんでしょう?なんにせよ修理はしなきゃだし、やりますよ』
『いきなり具体的な指示もなくただ技術協力をしろと言われて、気が進まないのはわかる。だがひとつ良いこともあるかもしれないぞ』
『良いこと、ですか?』
『この仕事は上手くやればパイロットより稼げる可能性がある。ただの俺の感だけどな。これが結構当たるんだぜ?』
結婚情報誌を参考にしたところ、どうしても結婚、新婚生活には費用が掛かる。でもマイホームは欲しいしハネムーンも行きたい。なんならゆっくり世界一周旅行ぐらいはしたい。キラはエリカに尋ねる。
「…この仕事、稼げます?家を建てれるくらいに」
エリカは目を少し丸くしたあと、しっかりと頷いた。
「貴方次第で家どころか島一つ余裕で買えるくらい稼げるかもしれないわね」
- 140二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 21:57:57
待て待て待て
もしやこれキラが張り切りすぎて本編以上の性能のアストレイが出てくるんじゃなかろうな - 141二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 01:16:31
無闇矢鱈に島買えるよなんて言っては駄目だエリカさん!
キラがアスラン独占したいが為にアスラン監禁用の島買っちゃうでしょうが!
(こう言ってる割に監禁系小説普通に見てるし妄想もする人) - 142二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:35:25
- 143125/07/26(土) 10:19:18
キラがとても良い笑顔でエリカの協力要請を受け入れていた頃……。
工作員達からモルゲンレーテの偽造IDを入手し、国内へ潜入したアスラン達。
アスランとニコル、イザークとディアッカの二手に分かれ情報を集めることに。
「見事に平穏ですね、街中は」
「ああ。昨日自国の領海であれだけの騒ぎがあったというのに」
「中立国だからですかね?」
「……平和の国、か」
(本当に平和の国なら、キラはやはり此処に居たほうが……いや、しかし兵器の製造をしていたのも確かだ)
それに此処に残ればいいと言ってしまったものの、それであのオーブのお姫様と上手くいっても困るのはアスランである。
しかし自分の恋心とキラの平穏を天秤に掛けたときどちらに傾くかは確かめるまでもない。諦めたくはないが、まずはキラの命が第一だ。生きていなければ振り向かせることも出来ない。
当のキラが積極的にOS開発をしているとは知らないアスランは真面目にそう考えていた。
(……この国にいるのか、いないのか。なんにせよ確証が欲しい。居ないと判断できる材料さえあればイザーク達を納得させて撤退することもできる。その間にキラがあの艦から降りてくれたら…)
キラに話し掛ければ分かることだが、だからこそ聞けない。もしオーブに潜んでいるなら、キラだってザフトの人間にそれを言ったらどうなるかは理解している筈だ。アスランとしても、居ると知ってしまえば軍人として無視することは出来なくなる。
同じようにアスランも問われても答えられないから、キラも話し掛けてこないのだろう。
正攻法で探るしかない。アスランは賑やか街を歩いた。
ちょっとしたイベントダイス
とある兄妹と交流するイベントは…
dice1d3=3 (3)
1.女の子が木に風船を引っ掛けて泣いていた
2.男の子が妹を探し回っていて転んだところに遭遇した
3.すれ違っただけ
- 144二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 13:40:39
イベントは起こらなかったかー…
- 145125/07/26(土) 21:07:08
残念。お互いを認知はしない通りすがりの人って感じです。
この街のメインストリートなのか、昼に近づくにつれ人通りが多くなる。
一旦イザーク達と合流をしようとアスラン達が人の間を縫うように移動していると、人混みに押され隣を歩いていた少年と肩がぶつかってしまった。
「お、っと…すまない。大丈夫か?」
「はい。此方こそすみません、見てなくて」
アスランが一声掛けると、黒髪の少年も小さく頭を下げる。その手は幼い少女と繋がれており、似た顔立ちから恐らく兄妹なのだろうと察せられる。
アスランは申し訳なく思いつつ、同じように軽く会釈を返してその場を離れた。少年はその後ろ姿をなんとなく見つめてしまった。
「………」
「お兄ちゃん?どうしたの?」
「いや、父さんたちと同じ会社の制服だったから…。そう歳も変わらなさそうなのにもう働いてるんだなって」
「お兄ちゃんもモルゲンレーテで働きたいの?」
「うーん、どうかなぁ。まだわかんないよ」
少年は、妹の手をしっかり握り直して今度こそ人混みの中を歩き出していった。
「なんか微笑ましい兄妹でしたね」
「そうだな。ああいうのを見ると…やっぱりこの光景のような平和を早く取り戻したいと思うよ」
「ええ。アスランの恋路の為にも」
「……からかうなと言いたいが、実際その通りだから困るな」
歓談しながら歩く二人。どちらの記憶からもすぐ消えるような、そんなほんの少しの出来事だった。 - 146125/07/27(日) 00:23:06
モルゲンレーテでOS開発の作業に入ったキラ。コックピットの中で色々調整をしていると、カガリが様子見にやってくる。
「おまえ、キーボード早いな。あと着替えたのか」
「軍服でウロチョロされちゃ不味いんだってさ。まあ僕としてはこっちのほうがずっといいけど」
「…おまえが連合嫌いな訳、アイツの家族を殺したからって言ってたな。あの無人島で聞いたよ、ユニウスセブンのこと」
キラはその言葉に手を止め、カガリを手招きした。人に聞かれたくない話だから横へ来いということだと気付き、カガリは少々狭いがキラの隣へ降りた。
「そう…聞いたんだ。アスランから」
「ああ。あと、おまえのことも。あの時は気付かなかったけどな」
「僕のこと?アスラン、なんて言ってたの?」
「友人がヘリオポリスに住んでた、とか。友人…おまえの居るところに兵器なんて置いておけないと思ったと」
「……いつも人のことばっかり。他にはアスラン、なにか言ってた?」
「濡れたら髪を拭けだとかカイロになれと言い出すやつの面倒を見てたらしい口ぶりだったが、これもおまえだな?」
「待って思ったより色々聞いてる…。ねえ、なんでそんなに仲良くなってるの?……やっぱりなにかあった?」
「やたら面倒見がいいから聞いただけだ!惚気られたようなもんだろあんなの!ていうかおまえ、どんだけ甘え倒してたんだよ」
「僕、アスランに甘えるの好きだし。アスランも僕に甘えられるの好きだからね。抱き着いてお願いすると大体頷いてくれる。でも最初は渋って見せるところとかも可愛いんだよね」
「……そうか…」
「でもアスランが甘えてくるのも好きだよ。自分からっていうのは滅多にないけどね、そのぶん嬉しくて」
その時のことを思い出したのか、頬を緩めるキラ。此処まで誰か一人を想えるのは少し羨ましいような気がした。……カガリからすると重たく甘すぎる想いではあるが。
「あっ!もう面会の時間になっちゃう。ごめんカガリ、ちょっと行ってくるね」
「そうか、家族に会えるんだったな。こっちはいいから早く行ってこい」
コックピットからひょいと抜け出し、駆けていくキラの背中。それを見送りながら、カガリは苦いコーヒーでも飲みたい気分だった。
- 147二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 06:12:13
普通に家族に会いに行く健やかキラめっちゃ好き
いざという時アスランを守れるし強いコーディネイターとして産まれた事に何も異論は無さそう
いっぱいカリダさん達に惚気ておいで… - 148二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 06:59:23
分かる!!
コーディネイターうんぬんかんぬんや戦闘でメンタルやられてないし、フレイとも関係を持ってないから普通に両親に会いにいけるのまじでいい…
むしろ稼げるしコーディネイターで良かったとも思ってそう
ヤマト夫妻…貴方達のご子息はこんなに立派に成長しましたよ…
- 149二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:24:07
さてさてヤマト夫妻にアスランと結婚しますと宣言するわけだが夫妻の反応やいかに…