- 1二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:04:12
- 2二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:06:23
- 3二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:08:03
ここまでのチャンドラポメロと愉快なDKPI仲間たち
名前:チャンドラポメロ
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:烏の濡れ羽色の艶のある黒髪ロングで前髪目隠れ、瞳は明るいマリンブルー、他が地味な為かリップは色付き艶ありのを塗ってオシャレするタイプ
性格:恥ずかしがり屋の引っ込み思案で、恥ずかしがったり照れたりしたら頬がすぐに紅潮する
身長:179cm 体重:秘密
スリーサイズ:B123 W62 H91
備考①:適性は芝のみ、距離はマイル~中距離の2200Mまでで脚質は「差し」
備考②:憧れのウマ娘は同期のダイワスカーレット。彼女の緋色の影を追い続ける頑張り屋
一人称:私 二人称:「名前+さん」、同室及び親しい人は「略称(愛称)+ちゃん」
名前:ダブルマシュマロ
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:栗毛のツーサイドアップでやや前髪目隠れ(ポメちゃん程ではない)、瞳は明るいルビー色、ギザ歯
性格:明るく社交的でお喋り。またノリが良く、芝居がかった口調で話す事もしばしば
身長:136cm 体重:秘密
スリーサイズ:B102 W設定なし H設定なし
備考①:適性は芝ダートの両刀、距離は短距離のみで脚質は「先行」
備考②:ポメちゃんの友人枠、実家が地元じゃ一番の果物専門店
一人称:ボク 二人称:「愛称+ちゃん」または「略称+さん」 - 4二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:09:50
名前:カベルネソラリス
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:芦毛のポニーテール、青色ハーフリム眼鏡、瞳の色はエメラルドグリーン
性格:竹を割ったようにさっぱりして表裏のない正直者
身長:160cm 体重:秘密
スリーサイズ:B110 W設定なし H設定なし
備考①:適性は芝のみ、距離はマイル~中距離の脚質は「逃げ」
備考②:ポメちゃんのライバル枠
一人称:オレ 二人称:アンタまたは「略称」 - 5二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:17:20
名前:ミスディレクション
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:鹿毛のショート、赤色アンダーリム眼鏡、瞳の色はダークグリーン
性格:見た目優等生の中身今時ギャル
身長:174cm 体重:秘密
スリーサイズ:B96 W設定なし H設定なし
備考①:ダブルマシュマロのライバル枠
備考②:レッドヘリングとは双子
名前:レッドへリング
学年:中等部(ダイワスカーレットと同じ)
容姿:鹿毛のライオンヘアー、黒色アンダーリム眼鏡、瞳の色はダークグリーン
身長:174cm 体重:秘密
スリーサイズ:B101 W設定なし H設定なし
備考①:誤解を生む表情(特に笑顔)持ちの大人しめの娘
備考②:筋肉 - 6二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:18:58
ナニッ!? レッドへリングちゃんはミスディレクションの+10cmではないのか!?
- 7二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:19:24
各キャラざっくり概要
チャンドラポメロ ↓
高身長、DKPI、完全両メカクレ、黒髪長髪、恥ずかしがり屋、赤面癖、お洒落リップ
ダブルマシュマロ ↓
低身長、DKPI、やや両メカクレ、栗毛ツーサイドアップ、お喋り、Hな話苦手、ボクっ娘
カベルネソラリス ↓
眼鏡、DKPI、やや両メカクレ、芦毛ポニーテール、表裏の無い生真面目、超甘党、オレっ娘、青色アンダーリム眼鏡、または青色サングラス風眼鏡
ミスディレクション ↓
高身長、DKPI、筋肉、片目ややメカクレ、鹿毛ショート、見た目優等生の中身今時ギャル、赤色アンダーリム眼鏡
レッドへリング ↓
高身長、DKPI、筋肉、そこそこ両メカクレ、鹿毛ライオンヘアー、誤解を生む表情(特に笑顔)持ちの大人しめの娘、黒色アンダーリム眼鏡
ネーロディセッピア ↓
高身長、DKPI、片目完全メカクレ、姫カット黒長髪、ハート目、恋愛オールラウンダー - 8二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:21:30
スレ主の頭がお出かけによる疲労困憊でボケてるので拾い損ねたかも―
- 9二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:22:14
スレ立ておつですわよ
スレが続いたという事は、反応やいいねのある限り書き続けますわよ
そして案の定、今日のSSは日付超えそうですハイ - 10二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:42:36
10まで進めておきます
と言う訳で、今スレでもやりすぎない範囲でDKPIを好きにしましょう - 11二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:46:50
なんてこった…ネーロディセッピアに他の子たちを巻き込んだ恋愛ぴょいっとはれるや談義させられない…!
- 12二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:31:51
前スレ189から
「ふっ、へへ……」
それに加えて、自身と目線を合わせて褒めちぎり、ともすれば愛の告白とも聞こえる言葉を熱弁してくるのだから、勝利の余韻も含めてにやけてしまうのは仕方がない。
そう思いながら、ダブルマシュマロは緩んだ口元を支えようよ両頬に手を当てる。それでも歓喜の声は口から洩れてしまう為、彼女は地面を何度か踏みつける事でその喜びを受け入れようと画策する。
「お疲れー。いやー、マーシュちゃん、強いねー」
「ひゃん!? でぃ、ディレさん」
すると、そんなダブルマシュマロの後ろから不意に声が掛かる。驚きつつも、その声には聞き覚えがあった為に恐る恐る振り返ると、そこには同じくクーリングダウンを終えた笑顔のミスディレクションがいた。
額には汗の跡が光っており、後方一気をした為か、ダートの砂埃を被った体操服は汗もあってか薄茶色に汚れている。ただ、そのおかげで汗で張り付き浮き上がった肌色やブラジャーが隠れていた為、ダブルマシュマロが目のやり場に困る事はなかった。
しかしながら、ミスディレクションの身長は学園のプロフィールを見る限りでは、174cmとダブルマシュマロがよく知る者たちの中では3番目に大きい。対して、ダブルマシュマロ自身は初等部の高学年から一切変わらない136cmの身長。その為、ダブルマシュマロが顔を上げない限り、どうしてもその視線は砂と汗に濡れた大きな胸にいってしまう。
単純な胸のサイズなら、ダブルマシュマロの胸はミスディレクションより大きい。だが、それはそれとしてこうして目の前いっぱいに広がる胸を見てしまうと、先程とは違う意味で頬が熱くなってしまう。
また、そうなってしまったのはダブルマシュマロがそうであるように、ミスディレクションも仲良くなると距離が近くなるタイプである為なのだ。それを思い出したダブルマシュマロは、顔を上げながら少し後ろへと下がって何時も鏡の前で確認している笑顔を作ろうと意識する。
「ディレさんも怖かったスよ。今回は勝たせてもらいましたけど、次回ぶつかった時はどうなる事やらス」
「あっはっはー。まあ、そこはねー。次回までのアタシの課題であり、お楽しみってやつでー」
「怖いスねぇ……ボクももっと鍛えなきゃ」 - 13二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:33:25
「ふっふー。マーシュちゃんの台詞を借りるなら『流石はボクの級友にして好敵手スねー』ってところかな?」
「先に人の台詞を言わないで下さいスよー」
「まー、何にしても、おめでとーマーシュちゃん。次は負けないよー」
「ありがとうっスー。ボクも負けないスよー」
「じゃあ、アタシは先に行くよー。それじゃあ、またライブ控室でー」
「了解スー」
普段は同じクラスの級友な事もあって仲良くやっているが、レースの、勝負の世界となれば話は別。
剣呑な雰囲気も覚悟しての会話に挑んだダブルマシュマロであったが、ミスディレクションは悔しさを一切見せる事なく爽やかに去っていく。
内心拍子抜けしつつも、これで今後険悪なムードにならなさそうだったので、ダブルマシュマロは安堵する。
「っとと」
そして、レースに勝利した事、担当トレーナーとのやり取りやライバルとの会話を終えて、僅かに気が緩んだのが脚の疲労となって表面に出てしまう。
少しよろめきつつも、それが逆にレースを無事に勝利で終えた何よりの証拠だと思い、それまでどこか張り詰めていた気持ちに余裕が生まれるのを自覚する。
同時に、余裕が生まれた心の隙間へと、レースの勝利や担当トレーナーの言葉、級友で好敵手に改めて認められた事実が入り込むのを感じた。
- 14二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:34:27
(まだスよ、ダブルマシュマロ。まだスタートラインから走り始めたばかりっス)
それらが今後の自信に繋がるのと同時に、慢心を生むとも分かっているからこそ、ダブルマシュマロは地下バ道に向かいながらも抑えようとする。
「おめでとーダブルマシュマロ!」
「小さいのにすげぇ脚だったぜ!」
「これからも頑張ってー!」
「君のファンになっちまったよ! 今後も楽しみだ!」
「応援しているよー!」
しかし、地下バ道の前の両脇にある観客席から、このレースである勝者のダブルマシュマロを応援する声が降り注ぐのを耳にし、抑えるのを止めた。
「ありがとうっスー! これからも頑張るっスから、この不肖ダブルマシュマロをよろしくっスー!」
今は、レースに勝利した今日ぐらいは、多少の慢心してもいいだろう。明日からまた、頑張ればいい。
そう自分に言い聞かせ、彼女は観客たちに手を振り、笑いながらも地下バ道へと入っていく。
(……ひょっとして)
そして、地下バ道の中間程まで歩き、周囲に誰もいない事を確認した後、先程の観客たちの声援を噛み締め、思う。
「ひょっとしてボクって、結構やれちゃう感じスか?」
1勝クラスとはいえ、多くの学園のウマ娘たちがまず躓くであろうメイクデビューレースを突破した者たちを、今日のレースで降したという事実。
熱烈に契約をお願いされ、今日の勝利で愛の告白に近い事を言いながらも自身の才能を高く評価してくれたトレーナーからの信頼。
親睦併走からその強さを知っているミスディレクションからの賛辞。
中には今日の走りを見て、自分のファンになってくれたであろう観客たちからの熱い声援。
- 15二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:35:27
「GⅠまで駆け上る、スか」
ダブルマシュマロは、一歩引いて物事を見る。
それは深く入り込むと、自分も相手も傷ついて終わるという経験を過去にしているからである。
だから生来の明るさとお喋りで誰とでも親しくなれる一方で、過度に相手に踏み込むような真似をしない。
そしてそれは、自分自身への能力や才能に対しても同じ。
中央で通用する脚があると、地元の倶楽部のコーチに言われて、一度見学目的で中央のレースを観戦しに行った事がある。
その時に見たのがよりにもよってGⅠレースであった為、こうして今、中央で走っていても、精々行けてGⅢまでだろうと割り切っていた。
「……もしかすると、夢じゃないかも、知れない、スね」
だが、今日のレースの勝利。その成功体験が、ダブルマシュマロの夢を現実へと近付けたように思えた。
GⅠレースに出るのは夢物語。ましてや、そのGⅠレースに勝つなんて夢のまた夢。
それは気さくでありながら現実主義なダブルマシュマロにとって、今も変わらない。
けれども、そんな自分はまだジュニア級。担当トレーナーが熱弁する通り、今後もこのまま駆けあがって行けば或いは、という気持ちが芽生えてきたのも確かであった。
「よぉし! 芝ダートの両刀使い、ダブルマシュマロ! やってやるスよー!」
今一度周囲に人がいない事を確認した後で、ダブルマシュマロはレース直後から今に至るまでのやり取りを思い出しつつ、両手を天に上げて宣言する。
「ん? 腕の汗でも入ったスか? んー、何だか幸先が不安スねぇ。なんちゃって、ガハハっスー!」
そんなダブルマシュマロの耳にふと、水の音が響く。
小さく、静かに。それこそ、彼女自身がそこまで気にしない程の、水中へと溺れ沈むような音。
それが一体何であるかを深く考えないままに、ダブルマシュマロは腕を振りながら、ライブ控室へと向かうのであった。
- 16二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:38:04
溺れゆく者たち
彼女は自身の実力や才能を理解していた
理解していたつもりだった
けれども、彼が、好敵手が、観客が、彼女の自信を積み重ねてくれる
故に彼女は溺れゆく──
──己の才能に。そして、自分自身に
ほなまた… - 17二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 07:54:12
自信を持つのは大事だが、それが過信に変わると…
- 18二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 08:07:17
- 19二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 10:10:00
カテ違いになっちゃうけど、そのラブビームサーベル?でトレーナーの元へ駆けつけるまでに何人かのウマ娘引きラブしてそう(オブラート表現)
- 20二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 15:22:23
チャンドラポメロ プロンプト
solo,long hair,black hair,(black-horse tail),no ears,(blush:1.5),lips,(bangs over eyes:1.3),long bangs,black bangs,
BREAK,masterpiece, high quality, huge breasts,(horse ears),(kemono ears), - 21二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 15:25:09
ダブルマシュマロ プロンプト
((masterpiece)), ((best quality)), (ultra-detailed), (high resolution), amazing quality, absurdres, beautiful face, high detailed face, (perfect anatomy), very aesthetic, 8K, vibrant colors, depth of field, sharp focus, detailed fingers, detailed body, perfect hands, cinematic light, ray tracing, detailed illustration,
(umamusume, horse girl, long horse ears, horse tail:1.2),
1girl, solo, break,
16 years old, (light brown hair, dark orange hair, multicolored hair, medium hair, twintails:1.5), (hair over eyes:1.6), red eyes, high detailed eyes, shining eyes, beautiful eyes, slit pupils, sharp teeth,
(oppai loli, short height:1.2), (huge breast:1.3), breasts apart, wide hips, curvy, - 22二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 15:26:44
ミスディレクション(左)
(umamusume, horse girl, horse ears, horse tail:1.2),
1girl, solo, break,
(dark brown hair, light brown hair, multicolored hair, short hair:1.5), straight hair, (hair over eyes:1.3), dark-green eyes, high detailed eyes, shining eyes, beautiful eyes, (tall female, big woman, enormous, towering), muscular female, large breasts, (leg muscles, wide hips:1.1),
(multicolored big hair bow, red semi-rimless eyewear:1.5),
レッドヘリング
(umamusume, horse girl, long horse ears, horse tail:1.2),
1girl, solo, break,
(dark brown hair, black hair, multicolored hair:1.5), short hair, straight hair, (long big hair, hair over eyes:1.5), dark-green eyes, high detailed eyes, shining eyes, beautiful eyes, (tall female, big woman, enormous, towering), muscular female, huge breasts, (wide hips:1.1), long legs,
(hair bow, black-framed eyewear:1.5),
evil grin, parted lips, crooked teeth, - 23二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 15:37:27
ネーロディセッピア(トレセン制服姿)
solo,girl,(long hair),(black hair),hime_cut,(black-horse tail),no ears,violet eyes,(hair over one eye:1.3),(heart shaped pupils),long bangs,black bangs,BREAK,masterpiece,high quality,(huge breasts:1.5),(horse ears),(kemono ears),glamorous,kind smile,,tracen school uniform, - 24二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 17:19:24
- 25二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 18:22:46
学園内のトレウマ、ウマウマ、トレトレ、トレ友、ウマ友のやり取りを嗅ぎつけて、現場に急行してから事を見届け…
「ラヴかね?」
と言って去っていくネーロディセッピア概念かぁ - 26二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:51:34
〇
〇〇
〇〇〇
月日は更に進み、12月の初週。
雪こそ降らないものの、本格的な冬の訪れを感じさせる阪神レース場にて、ジュニア級ウマ娘によるGⅠレースが行われようとしていた。
阪神レース場第11レース。芝1600Mのジュニア級GⅠ、阪神ジュベナイルフィリーズ。天候は晴れでバ場は「良」の発表。
天候、芝共に良いものの、15時を過ぎて日が傾き始めたせいか、冬の寒さが肌を撫でる中、カベルネソラリスは係員に呼ばれて自身のゲートに入る。
(7枠の13番……逃げを打つには枠が外過ぎるな)
GⅠレースという事で、両袖を首元まで大胆にカットし、たチャック部分と首回りに金のラインが入った無地の青色チャイナドレスの様な上着。それに対して下は上着と同じ色の膝上ハーフパンツを腰回りから鎧ドレススカートのように覆っている。鎧ドレススカートの方は前が完全に開いており、且つ上着と同じ色の金装飾付きの固い素材で作られている為に走らなければ靡かない。
故に、彼女の勝負服は一見すると上の鎧を脱いだ姫騎士のようないで立ちであり、下半身に対して上半身が無防備にも見えるものだった。両腕に金装飾の付いた青色のロンググローブを付けているのも、それに拍車を掛ける。
(まあ、折角の晴れ舞台で"これ"を着られたんだ。それに相応しい走りをするだけだ)
とはいえ、そのデザインを選んだのは他でもないカベルネソラリス本人であり、そして彼女は自身の選んだ勝負服を大変気に入っている。
何度か着用した事はあったが、やはり本番で着ると全然違う、と彼女は背筋を伸ばす。身が引き締まる思いで、他出走ウマ娘たちのゲート入りを待つ。
その間にも実況が他のウマ娘たちのゲート入りを伝えるのがカベルネソラリスの耳に入る。
『さあ、ゲートインが順調に進んでおります。デイズメンスが収まりました、そしてティアラプリズム。ルストキャッツも入っていきます。16番のエクレアキューブ。後、二、三人というところですが』
『そうですね。ちょっとティアラプリズムが嫌がっていますね。そしてあのジュエルアースなのですが、それまでチームトレーナーだったのが専属契約を結んだとかで余裕が、雰囲気が変わっていますね。状態が良いと思います。さあ残すところ、チェリーレイノとなりました』
- 27二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:52:36
『さあ、最後にチェリーレイノが入りますと、態勢完了となります』
(……ふーっ)
実況と解説の声を聞き、カベルネソラリスは僅かに前傾姿勢を取って構える。
メイクデビューレースはチャンドラポメロの2着に終わったものの、その後すぐの未勝利戦で白星を挙げた。
そこからは自分の実力を計る意味と、クラシック期の選択をティアラ路線へと定めた為に、彼女は今日のこのレースを最初の目標として来た。
阪神ジュベナイルフィリーズの出走権は当然厳正なる抽選によって選ばれる。しかし、直近のレースで勝利または掲示板入りをすれば優先権を得られる。
その為、未勝利戦からややレース間隔は短くなるが、カベルネソラリスは次走にOPレースを選択。そのジュニア級OPレースはタイミング良く出走者が集まらず、11人立てで行われた。
運良く逃げウマ娘が他にいなかった為に、位置取り争いや先行争いを気にせずに走る事が出来、結果として先行の一人に差されての2着に終わった。
しかし、そこで更に運が良いのか悪いのか、その1着になったウマ娘が危険な斜行をしたと判明。繰り上がる形で彼女は1着となり、本人は不本意ながらも今日のレースの優先出走権を獲得。
そして、トレーニングと休息を十分に挟んで今に至る。
『新たな舞台の幕開け、阪神ジュベナイルフィリーズ──』
「ふっ!」
『──今、スタートしました!』
レース場全体が一瞬静まり返った後、目の前のゲートが解放され、カベルネソラリスはいの一番に飛び出した。
『ちょっとバラついたスタートになりました。ルストキャッツ、タイミングが合いませんでした』
「ぐっ!?」
『絶好のスタートを切ったのはアストンマーチャンであります!』
僅かにスタートが遅れたのか、それとも他が優れたスタートを切ったのか、開幕早々にカベルネソラリスはハナを切る事が出来なかった。
自身の右前、先行するは前走と前々走でジュニア級とはいえ重賞のGⅢを快勝している一番人気のアストンマーチャン。更にその右斜め前には同じく「逃げ」のハルバートルナ。
そして、内内にはあのウオッカがいた。
- 28二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:53:38
(ウオッカが、先行策だと!?)
何とか前が塞がれないように、レース展開に遅れないように、前へ前へと行くカベルネソラリスは思わぬウマ娘が最内枠スタートとはいえ、自身の前を行くウオッカに目が見開く感覚を知る。
確かに前走のウオッカは優先権を得る為に出たレースでいつも通りの「差し」を使って、先を行く「逃げ」のウマ娘を捉えられずの2着で終わっている。
そして、掲示板入りした事や他の優先権所持者が阪神ジュベナイルフィリーズを回避した事もあって、今日のレースに出走している。
GⅠレースなだけあって、フルゲートの今日のレース。距離も1600Mと短いが故に、ウオッカが先行策を取るのも理解は出来る。しかし、それまでカベルネソラリスが見た彼女はいずれも「差し」であった為、理解は出来ても混乱は抜けなかった。
『……クールビーズ。それから11番のエナガアラタは5番手ぐらいです。その後ろになりますがコスモススズがいまして、ティアラプリズム。内からは5番のブルーブローチ。外を通りましてカベルネソラリスであります』
「ぐっ、くっ!」
前こそ塞がれなかったものの、先行争いは完全に敗北。作戦「逃げ」のカベルネソラリスとしては気持ちをリスタートさせて、先行気味の逃げに切り替えざるを得なかった。
今ここで無理にハナを取りに行ったら間違いなくスタミナが持たない。かと言って、二の足で差す走りに切り替えたのならば、前を塞がれてはいけない。
結果として、先頭を逃げるハルバートルナにレースの主導権を握られる形となった。
(レースが、展開が、全体的に速いっ!?)
それまでのカベルネソラリスの走りは、スタートダッシュからのハナを切ってのスローペースに持ち込むのを得意とするもの。
しかし、GⅠレースな為か、それとも先頭のハルバートルナがスピードレースを得意とする為か、かなり速いレース展開を前に彼女は自身の眉根が寄るのを感じた。
レース終盤の二の足分のスタミナは残したい。けれども、今スタミナを消費してでも先頭集団に食らいつかなければその二の足が使えない。
その二律背反に揺さぶられる中、カベルネソラリスはどちらも譲れない5番手程の位置をキープし、レースは緩やかなカーブの第3コーナーから第4コーナーへと入っていくのであった。
- 29二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:56:25
溺れゆく者たち──二人目
ポメちゃんやダブルマシュマロに先んじて、カベルネソラリス、GⅠレースに立つ
勝負服は最初にカベルネソラリスのイメージイラストから参考にしました
青色基調の姫騎士ドレス!
上半身が何かもう通気性抜群なのは多分DKPIのせいです
まあ、ウオッカとアストンマーチャンが出ている阪神ジュベナイルフィリーズって時点で結果は見えておりますが…頑張れソラリス
ほなまた… - 30二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:09:44
色んな「溺れる」があっていいなぁ
- 31二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:13:29
- 32二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:58:35
- 33二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 06:40:44
- 34二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 08:41:43
そのうち誰かが物理的に「溺れる」担当になりそうな(カナヅチ
- 35二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 10:03:45
カベルネソラリスをイメージAIイラスト出してくれた人がプロンプト公開してくれないかのう…
オチ担当としてプールでビート板手放して溺れる…
ミスディレクション!
or
レッドヘリング!
or
ネーロディセッピア!
かあ…!
- 36二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 10:48:19
- 37二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 12:29:37
やっぱり160cmで110cmは規格外よね…よね!
まあ、それ言ったらダブルマシュマロも大概だけれども
ミスディレクションがDKPI世代の最小になるとは…
(ほぼウマ娘公式のブラストワンピースと同値)
- 38二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 16:28:12
- 39二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 18:22:45
唇!脇!フェチポイントが多い!
- 40二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 18:28:09
やっぱりDKPIが集まると眼福じゃのう…
1スレ進むごとに1~2DKPI増やしません? 皆さん?? 好きなだけ好きにしません??? - 41二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 18:52:06
増やすならそろそろ低身長枠が欲しい
- 42二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 19:17:20
勇者よ。ならば皆で振るのです…新たなる低身長DKPIちゃんのダイスを…
毛色は?
dice1d7=1 (1)
1 鹿毛(濃い茶色)
2 黒鹿毛(黒)
3 青毛、青鹿毛(実際は黒だけどここは青色に)
4 栗毛
5 尾花栗毛(金色)
6 芦毛(銀色)
7 白毛(走るとほんのり桜色になる事から桜色入り?)
- 43二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:16:19
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:52:02
鹿毛か
こういうダイスでは珍しいかも - 45二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:58:45
モブウマ娘、という意味では奇抜な髪尻尾色していないのは合っているかも知れぬ
じゃけん、次の人が身長とかバストサイズとかのダイスを振るんじゃ
身長はともかくバストサイズはDKPIの目になるよう頼みましたぞ…(懇願) - 46二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:42:22
- 47二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:57:59
- 48二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:27:30
私一人がダイス振っても意味がないですからの
皆で好きなだけ好きにするのがこのスレの趣旨ですわ
そしてナイスゥ! 131cmの105cm……うぉ、チビでっか
いや、身長がダブルマシュマロ以下なのに、バストサイズがダブルマシュマロ以上とかやべーぞドラフだ! - 49二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:33:43
ウエストやヒップやら髪型やら名前やらも決めたいと思う盛り上がりな新規DKPIちゃんですが…!
今日分のSSが出来ましたので、盛り上がりに水差しちゃうかもですが差し込みまぁっす! - 50二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:35:02
「……?」
『そして直線474M。来年の桜に向けて、直線の試練を乗り越えなければいけません18人ではありますが、先頭はハルバートルナ、更にはエナガアラタ。そして13番のカベルネソラリスであります』
その第4コーナーへと入っていく手前、カベルネソラリスは違和感を覚える。
気が付けば、第3コーナーまで前にいたはずのアストンマーチャンとウオッカがいない。コーナーで抑えたのか、速度を落としたのか、彼女の目にはその姿を捉えられなかった。
実況の声の詳細を頭の中で整理する余裕はないが、彼女の前は完全に開いており、且つ先を行くのは二人だけとなっている。
阪神の外回りコーナーは緩やかであり、勾配もない。速度を出し過ぎて外に膨れるという事もよっぽどない。
ならば何故、アストンマーチャンとウオッカはここで抑えたのか。
「~っ!」
その意味と、同時に自身がレース展開に振り回されてしまったという事に気付き、カベルネソラリスは歯噛みする。
しかし、しかし、今更もう抑えられない。例えここまででスタミナを消費させられたとはいえ、現在の位置を捨てるなど、それこそ愚の骨頂だと彼女は思った。思うしかなかった。
第4コーナーに入った事を示す、600Mの標識がカベルネソラリスの青色の眼鏡越しに見える。抑えたアストンマーチャンとウオッカの二人はこの第4コーナーで脚を溜めて、直線勝負に出るのだろう。
ならば自分も、そうするしかない。
覚悟を決めて、直線に入った時の自分の残りスタミナに賭けて、カベルネソラリスは今の位置をキープするように努めた。
『さあ、虎視眈々とアストンマーチャンは4番手から5番手。4コーナーのカーブに入りました。先頭はハルバートルナ。そして、エナガアラタ。さあ、内に入りましたアストンマーチャンであります』
「ぐぅうううっ!」
『4コーナーのカーブから直線に入った! ここで早くもアストンマーチャンが抜け出すか!』
第4コーナーから直線入りし、残すところ400Mを切ったところで、カベルネソラリスは自身に鞭を入れるかのように気合を入れて走る。
しかし、元々外枠から外目に先頭集団に食らいついていったスタミナ消費のツケが彼女の脚を襲う。
- 51二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:36:36
(走れ! 走れ、走れ! 私の脚!)
『アストンマーチャンが先頭に立つか!』
「っ!?」
そして、必死になって脚を回転させるカベルネソラリスの前に、横から滑り込むように黒い影が躍り出る。
ストライプ入りの黄色のチューブトップに黒のホットパンツ。それに合わせた黒のライダージャケットとライダーブーツを身に纏った、勝負服。
レース前からマークしていたカベルネソラリスにとって、そのウマ娘を見間違うはずがない。
(ウオッカ!? 何で!? 内内にいたはず!? 前が詰まったのか!? いや、それよりも! 今から外に出て間に合うのか!?)
「っしゃああああぁぁっ!」
無理な割込みではなかった。
ウオッカの滑らかな横スライドは、カベルネソラリスの前を塞ぐ進路変更ではない。まるで隙間を縫うかのように、水の中を泳ぐ魚かのように、綺麗に滑り込んで来たのだ。
そして、僅かに寄ったのも束の間、そこから彼女は物凄い加速でカベルネソラリスとの差を一気に広げた。
(はぁあっ!? 内から外に出た脚でそのまま加速!? どんな末脚しているんだ、こいつ!?)
『3番のハルバートルナ! 更にはエナガアラタ! 大外からウオッカが凄い脚で来た! 大外からウオッカが凄い脚で来た!』
(~っ! 動け! 動け! オレの脚! あいつに! あいつらに~っ!)
目の前で突き放され、遠ざかるウオッカの背中を追おうとして、カベルネソラリスは必死に脚を回転させる。
だが、序盤から第3コーナーで消耗したスタミナでは、ウオッカやアストンマーチャンはおろか、内から後ろから追い抜いてくる他のウマ娘たちにすら追いすがれなかった。
彼女の目には、遥か先を進むアストンマーチャンとそれを追うウマ娘たちの背中。そして、外からそれらをまとめて差し切ろうとするウオッカの背中しか映らなかった。
「~っ!」
『アストンマーチャンが粘っている! ウオッカが来た! 差を詰めてきた! アストンマーチャン! ウオッカ! 二人の争いか!』
- 52二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:42:59
どれだけ気持ちが前に向かっていようとも、どれだけ脚を回転させようとも。
最早バ群に埋もれたカベルネソラリスに、先頭の状況がどうなっているかは分からなかった。
ただ、ターフの上を踏み鳴らす走行音と観客の歓声に混じって僅かに聞こえる、実況の声だけが彼女にレース状況を伝えてくれる。
『アストンマーチャン! ウオッカ! アストンマーチャン! ウオッカ! 僅かにウオッカかー!』
そして、二人の熾烈な争いの後の3バ身後に、カベルネソラリスの前を行く団子状態に固まったウマ娘たちが次々とゴール板を横切り、彼女はそこから更に2バ身遅れた13着でレースを終えるのだった。
「っはー、はー……すぅーっ、ハハッ」
レースを走り終え、クーリングダウンも終わったカベルネソラリスは、先に終えて観客の声援に応える二人を見て、静かに笑う。
(強い。強いな……二人とも。いや、今回のレースはオレも悪かった。もっとスタミナを付けなきゃな)
それから、レースでスタミナを使い切り、まるで水中の中を溺れているかのように重い身体を震える両足で支えながら、二人よりも先に地下バ道へと向かうのであった。
理想は高ければ高い方が良い。
その方が、辿り着いた時、乗り越えた時に、きっと清々しい気持ちで朝日を迎えたように思えるはずと、ただ信じながら。
- 53二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:46:30
溺れゆく者たち
彼女は高い理想を抱いていた
それに向かって愚直に突き進んでいた
相手は強ければ強い程、燃えるから
格下を相手するよりも、格上に挑戦した方が楽しいから
故に彼女は溺れゆく──
その高すぎる理想に。それに見合わぬ己の実力に
ほなまた… - 54二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:51:58
ほなまた…じゃないよ!
第二章の締めとして溺れゆくポメちゃんのシーン書いたら3万文字超えるんだが!?
こんな無駄に長くなった章を誰が読むんじゃい!
でも溺れゆく彼女たちが私は見たいんじゃい!
ヨシ! もういいこのまま突き進めー!(やけくそ丸) - 55二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:08:34
- 56二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:13:54
- 57二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 06:50:34
このレスは削除されています
- 58二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:28:22
- 59二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:41:51
ありがとうございます
今見返したらカベルネソラリスの一人称が途中間違っていたので、ちょっとミスが目立ってきましたな
レース関係になると顕著に出てくる…
ので! ポメちゃんを溺れさせる前に!!
クリスマス会と称したDKPI大集合させまぁっす!!!
(箸休め感)
えー、つきましては新規の鹿毛チビモブちゃんと追加でテンプレ金髪お嬢様(身長ソラリスぐらい)を所望しますので、皆でダイスでも振ってもろてぇ!!
テンプレ金髪お嬢様バストぉ!
dice1d30=16 (16) +95cm
- 60二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:46:26
ソラリスよりも1cmデカい事に毎回ドヤ顔( ・´ー・`)しそう
- 61二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 13:54:43
僭越ながら、ダイスを振らせてもらうか
鹿毛チビモブちゃん(身長131cm B105)
体格
dice1d100=1 (1)
1に近いほどスラァ 100に近いほどムチィorムキィ
髪の長さ
dice1d100=90 (90)
1に近いほどショート 100に近いほどロング
髪質
dice1d100=1 (1)
1に近いほど癖っ毛/ウェービー 100に近いほど直毛/ストレート
肌色
dice1d100=23 (23)
1に近いほど美白 100に近いほど日焼け/褐色肌
- 62二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 14:01:39
(出目1が二つとかすごくない?)
モサモサロングなので、ヘアスタイルを大雑把にいきましょう
結び(ポニテとか):dice1d2=1 (1)
1=有り 2=無し
編み(三つ編みとか):dice1d2=2 (2)
1=有り 2=無し
眼鏡とか頭のアクセサリー
眼鏡:dice1d2=2 (2)
1=有り 2=無し
アクセサリー:dice1d2=2 (2)
1=有り 2=無し
- 63二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 14:16:42
- 64二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 15:07:00
鹿毛のチビデカちゃん
もしかして:ニシノフラワーみたく飛び級?
dice1d2=1 (1)
1:はい! よろしくお願いします!
2:ちゃんと中等部! 中等部です!
- 65二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 15:08:32
とんでもない逸材ですよこれは
- 66二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 15:10:07
初等部でバスト100超えは不味いですよ!
(まあ、現実世界にも稀に似たようなタイプがいるから怖いが) - 67二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 15:11:16
スラッとしてるしお尻は小さいのかな
- 68二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 15:13:01
でもよくよく考えたら、DKPI世代全員去年までランドセルやんけ!
こわぁ… - 69二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 15:35:59
足も尻も太いむちむちロリ巨乳ではなく、年相応のロリボディで胸だけデカいという
- 70二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:20:18
- 71二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:26:39
(折角だからコッソリ「猫目」指定したけどガッツリAI君に無視されたのは内緒)
- 72二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:36:43
- 73二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 19:55:09
過去に出てきた名前の中で「ミリオンゴールド」がイメージ近いって思ったけれども、他に名前候補あります?
- 74二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 20:32:44
と思って見返したけど、ミリオンゴールドだとまたダブルマシュマロのライバルになってしまうので止めておこう
- 75二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 21:51:38
- 76二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:17:09
(本日分のSSを書きながら…)
レッドへリング君! ミスディレクションには何て呼んでいるの!?
dice1d3=2 (2)
1.お姉ちゃん
2.おねいちゃん
3.ディーちゃん
- 77二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:46:03
※
※※
※※※
阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスが終わり、ジュニア級のGⅠは残すところホープフルステークスのみとなった冬の年末前。
世間は今夜のクリスマスと週末のホープフルステークス、そして有馬記念の話で盛り上がりを見せる。
そんな中、冬休みに入っていたチャンドラポメロはダブルマシュマロに誘われる形で駅前のフルーツパーラーにて昼食を取る事になっていた。
クリスマス商戦真っただ中、当然フルーツパーラー店もフルーツケーキやフルーツタルトを予約販売、店頭販売と忙しくしており、引っ込み思案故に彼女も最初は店に入る事を躊躇っていた。
しかしながら、前回同様、今回もダブルマシュマロが持つ優待券によって予約なしでもあっさりと店内に通され、奥の8人テーブル席へと案内される。
「ひゃー。外は寒かったスねー」
「そうだね」
「ありゃ。そう言う割にはポメちゃん、意外と平気そうな顔しているスね」
「あっ、うん。私、基礎体温高い方で」
「はえー。羨ましい限りスよ」
「うん。でも、逆に夏は暑くなり過ぎちゃって……」
「うーん。良し悪しスねぇ」
二回目とはいえ、店内が慌ただしい為に慣れずにゆっくりとトレセン学園指定の制服の上に羽織っていた黒のロングコートを脱ぐチャンドラポメロに対して、同じく制服姿のダブルマシュマロは赤色のニット帽とマフラーを早々に脱いで席に座る。
今日のクリスマス会の主催である為か、席も店の入り口から一番奥になる位置に迷わず座する彼女を見て、チャンドラポメロは一番店の入り口に近い席に座ろうとした。
しかし、そこにダブルマシュマロが待ったを掛ける。
- 78二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:47:13
「ちょーっと待つっスよ、ポメちゃん。折角なんスからボクの対面に座って下さいよ」
「えっ、でも……」
「でも、も、だって、も言わせないスよ。後から人も来るし、何よりボクたちはもう親友じゃないスか」
「は、はい……マーシュちゃん」
「おっ、いいスね。そこで愛称呼びをしてくれる辺り、ポメちゃんの成長が伺えるス。桜が舞い踊る季節にはあんなに小さかったポメちゃんが、今はこんなにもデカく……」
「もーっ、茶化さないで」
「ワハハ。ごめんスよー」
チャンドラポメロは椅子の下にある荷物入れ用のボックスに脱いだコートを畳んでしまい、からかうダブルマシュマロにわざと頬を膨らませて見せる。それを見て、謝りつつも目尻を下げて笑う彼女に、チャンドラポメロも膨らませた頬が緩む。
そして、丁度着席した時に店員が温かいローズヒップティーとおしぼりを持ってきて、去り際にメニュー表をテーブルの上に置いた。
チャンドラポメロがおしぼりで手を丁寧に拭く間に、ささっと簡単に手を拭いたダブルマシュマロは早速メニュー表を見ていた。
「うーん。クリスマスのメニューっスねぇ。お昼ご飯として考えるならフルーツホットパンケーキ……いや、フルーツタルトも捨てがたい」
「先に決めちゃってもいいのかな?」
「あー。まあ、別にいいんじゃないスかね? クリスマス会なんて言ったスけど、要はこの一年お疲れ様でした会みたいなもんですし」
「そ、そーなの?」
「ソラさん辺りは怒るかも知れないスけどね。それこそ『おいこら。オレよりも先に甘いものを食ってんじゃねー』なんて」
「流石にそこまで狭量なつもりはないぞ」
真剣にメニュー表を眺めていたと思えば、声を掛ければ破顔して今日の出席者の一人であるカベルネソラリスの真似をして見せるダブルマシュマロ。
だが、少し意地の悪い顔をしながらの物真似は、チャンドラポメロの背後から聞こえてくる本人の声によって固まった。
「これは、これは。ソラリスの旦那じゃあございませんか、へへっ。いやなに、あっしは別に旦那を馬鹿にした訳じゃあございやせんよ」
「全く。調子の良い奴だ。今回も奢りじゃなかったら一発かますところだ」
「暴力反対っスー! マシュソラ同盟を守れー!」
「何だよ、マシュソラ同盟って……」
- 79二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:48:36
カベルネソラリスの声を聞いたダブルマシュマロは、わざとらしく揉み手をしながら上目遣いで媚びた口調で話し、対してカベルネソラリスは素っ気なく返しながらもチャンドラポメロの横に座る。
彼女以外にもまだ人の気配を感じたチャンドラポメロは、口を尖らせる対面のダブルマシュマロから右隣の、今回は制服姿のカベルネソラリスの向こう側へと顔を向ける。
するとそこには鹿毛のショートヘアの赤色アンダーリム眼鏡を掛けたウマ娘と、同じく鹿毛のライオンヘアーで、黒色アンダーリム眼鏡を掛けたウマ娘が立っていた。
「あははー。マーシュちゃんは今日も元気だねー」
「ふへっ、ど、どうもーですー」
「うっス、うっス。お二人ともどうもっスー。他の人たちには外で会わなかったスか?」
「いやー、アタシは見てないねー。へーちゃんは見た?」
「んー。私も見ていないよ、おねいちゃん」
制服の上に羽織った赤茶色のコートを脱ぎながら明るく笑うミスディレクションが、隣の黒茶色のコートを羽織ったままのウマ娘に声を掛ける。
髪型がそれぞれ違う為に印象こそ変わるものの、以前に一度見かけた事もあって、チャンドラポメロは「ヘーちゃん」と呼ばれた彼女がレッドへリングだと分かった。
それこそミスディレクションが言っていたように、傍から見たら良からぬ事を企んでそうに目を細めて笑うレッドへリングの返答を聞き、ミスディレクションはダブルマシュマロに対して肩を竦めて見せた。
「だってー」
「そっスかー。ならまあ、お腹に溜まらない程度のフルーツ盛り合わせでも頼んで先に始めちゃいますかね」
「先に食べるならパフェにしてくれ」
「ソラさんっていっつもそうスよね! 甘いものの事、何だと思っているんスか!?」
「は? 急に何だよ、ダブルマシュマロ」
「あっはっはー。マーシュちゃん。ソラリスさんは流行関係なくネットミームネタは通じないと思うよー?」
「くふふ。懐かしい……」
「?」
「ほらー。ポメロちゃんも分かってないって顔してるよー」
「そ、そんな馬鹿なス。確かにちょっと古いネタっスけど、そこそこ知られている鉄板ネタのはずじゃあ……」
- 80二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:49:45
ミスディレクションがダブルマシュマロの隣に座り、更にその隣にコートを脱ぎながらのレッドへリングが座る。
女の子が三人以上揃った事で場が賑やかになり、ダブルマシュマロを起点とした会話で盛り上がりを見せる。
そんな中、彼女がカベルネソラリスに振ったネタと思わしきフリが全く分からず、小首を傾げていたチャンドラポメロは再びカベルネソラリスの向こう側に人の気配を感じてそちらへと視線を向けた。
「こんにちは~です。本日はお日柄も~それ程良くはありませんが、クリスマス会にお招き頂き~感謝します。級友同士の親睦、これもまた、ラヴです~」
「おーっほっほっほっ! 私が来たわよっ!」
「こっ、こんにちわ、です! 今日はよろしく、おにゃが、おねぎゃ……お願いします!」
チャンドラポメロが向けた視線の先には、ペールピンクのロングコートを羽織り、満面の笑みを浮かべながら両手でハートの形を作るネーロディセッピアを始めとする、三人の級友たちが立っているのだった。
- 81二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:52:40
【悲報】レースシーンや曇らせシーンを書くより、DKPI世代が和気藹々としているシーンを書く方が死ぬほど楽
もうレースとか曇らせとかせずに一生DKPI世代でキャッキャウフフさせとけばいいんじゃないスかね?
まあ、私が始めた物語なのでレースと曇らせなきゃならんのですが…
それはそれとして、鹿毛チビDKPIちゃんと金髪お嬢様DKPIちゃんの名前が決まるまでこのSSの更新は止まります(唐突)
じゃけん皆で候補出してダイスでも振りましょうねー(ニッコリ) - 82二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 05:41:38
うわーどこぞの海賊船船長が喜びそうなスレだ。メカクレ is 最高
- 83二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 07:12:03
- 84二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 09:24:20
キャラが登場するたび、メカクレが手を変え品を変え盛り込まれるの好き
レッドへリングがあの容姿とあの笑顔で妹なの好き - 85二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 10:05:23
- 86二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:31:25
名前候補が並ばないの哀しみ…
こうなったら本編の更新止めて筋肉なSSを投下するしかない… - 87二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:33:46
- 88二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:49:39
それは…実に嬉しく、そしてありがたい限りなのですが…この候補出したのSS書いている奴なんスよ…
皆で好きなだけ好きにするスレなので、あんまり前に出てもアレかなって…
最後はダイス振ればいいし、皆さんも案出して♡
このままだとウマ娘の筋肉に脳を焼かれた男がミスディレクションとレッドヘリングのトレーナーになる筋肉話が投下されてしまうー!
- 89二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 13:44:14
キャラの名前をスルッと出せるのは才能だと思うの(キャラ名を考えるのがかなり苦手な奴
鹿毛チビDKPI
パッフィーブルーム(ふわふわした箒の意)
愛称:パフ
金髪お嬢様DKPI
フィルドォール(fil d'orの意)
愛称:フィルド or 愛称無し - 90二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 15:05:31
ラテン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語辺りから単語を抜いててけとーに改変すれば良いのですじゃ…
まあ、単語の組み合わせとかではなく、単語そのものを名前にした結果、ドイツ圏が見た○送のフ○ーレンは小首を傾げるらしいですが… - 91二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 17:54:03
- 92二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 17:59:04
ついでに折角なので身長もダイス振ってしまおう
dice1d15=12 (12) +150cm
- 93二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:03:26
チャンドラポメロ 179cm B123cm
ダブルマシュマロ 136cm B102cm
カベルネソラリス 160cm B110cm
ミスディレクション 174cm B96cm
レッドへリング 174cm B106cm
ネーロディセッピア 179cm B123cm
鹿毛チビDKPIちゃん 131cm B105cm
金髪お嬢様DKPIちゃん 162cm B111cm
うーん、何じゃこのとんでもDKPI世代(拝みながら) - 94二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:38:33
- 95二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:41:37
ちゃんと競走馬の文字数制限以内にしているの好き
- 96二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:52:14
ウオッカとドリームジャーニーが『とんでもねえ奴等と同じ時代にうまれちまったもんだぜ』って例の顔してそう
- 97二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:04:54
鹿毛チビDKPIちゃんの候補が足りないので追加
プティートモナ(小さいを意味するプティットの「ッ」を「ー」に変えた+可愛い)
またpetite(プティット)事態にも「可愛らしい」、「愛らしい」という意味が含まれるので、「可愛い+可愛い」とも
さあ、後はダイスのお時間です(自分で振る勇気無し)
ダイスが振られなければ、頭筋肉にして筋肉SSを書かざるを得ない…(覚悟キメた顔をしながら) - 98二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:55:03
- 99二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:23:40
筋肉を書き始めたらダイスが投げられていた…だ、と…
そんな! じゃあこの、この…
くっ! 素晴らしい筋肉に目を向けさせて、肝心の名前を聞きそびれさせるとは…何という筋肉ミスディレクション!
見事だと言いたいところだが、勝手に引っ掛かったのは他でもない私だ。責任者に問いただす必要に駆られても、他ならぬ責任者は私自身だ、ちくしょう!
こうなっては仕方がない。身体測定の授業中だろうと関係なく、今すぐにでも彼女の元へと向かって専属契約を申し込まなければ!
待っていてくれ、鹿毛のショートヘアの君! 何も怪しい者ではない! 私はただの一般中央トレーナーで、君の筋肉……じゃなくて、そう、走り! 走りに魅了された男なのだ!
とか
いやその、何と言うか大変失礼な話だが、君、授業と雰囲気違い過ぎない?
ああいや、決して私服姿がどうのとか、そのライオンヘアーなウイッグが悪いという訳ではなく……あ、でも赤のアンダーリム眼鏡から黒のアンダーリム眼鏡に変えているのはオンオフ切り替えている感じで凄く良いと思う。
……じゃなくて、君が学園内と学園外で雰囲気を変えているのはレッドへリング的で私好みではある。
いくら学園内が安全安心とはいえ、悪徳な記者やアンダーグラウンドな物書き全てを排除出来る訳ではない。
そこで学園内外で雰囲気を変えて注意を逸らす事で、その手の輩から目を付けにくくするとはまだ中等部なのに素晴らしい注意力だ。
しかし、筋肉は嘘を付けない。そのレッドへリングは見事だが、私の筋肉審美眼はそれすらも凌駕するのだよ。
とかはどうすればよいのですか!? - 100二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:30:41
(スンッ)
それはそれとして、名前決定おめでとうですわー!
鹿毛チビDKPIちゃんは「プティートモナ」で、愛称は「モナちゃん」かな?
そして、金髪お嬢様DKPIは「ハニーハニーハニー」で、愛称は「ハニーサン」
ダブルマシュマロからは「ハニさん」とか言われて怒ってそう
さて、書くの間に合うかな… - 101二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:37:11
身長とスリーサイズ。そして、見た目が酷似している事から、後ろ姿だけではチャンドラポメロと見間違う前髪姫カットの片目隠れのネーロディセッピアは一同を見渡して、紫色の瞳にあるハートを輝かせている。
その右隣に立つ、カベルネソラリスと同じクラスの金髪長髪、耳の中がふわふわの毛で覆われたお嬢様。やや両目隠れで猫目なウマ娘、サニーサニーサニーはいかにもお嬢様な姿勢で何故か高笑いしていた。
そして、そのサニーサニーサニーとネーロディセッピアに挟まる形で立つのは、まだ実年齢が初等部にしてニシノフラワー以来の天才少女として飛び級で中等部入りしたプティートモナが嚙みながらも挨拶し、頭を下げる。外側に跳ねるせいか、毛先の方で二つ結びした鹿毛のロングヘアーが宙に浮かんだかと思うと、すぐに彼女の顔が上がる。
顔半分が隠れるほどの前髪に、アッシュゴールドの一本流星が特徴的ではあったが、それ以上にダブルマシュマロと変わらない身長と、自分とそれ程変わらない胸の大きさにチャンドラポメロは内心驚いた。
しかしすぐに、この場に集まった一同全員が、自分も含めて胸の大きな子たちばかりだと改めて気付かされた。
「おー、セッピアさんにサニさん。モナちゃんもよく来てくれたスね。ご両親から、許可が下りたようで良かったス」
「は、はい。こういう学生同士の交流は大事にしなさいって」
「ちょっと、ダブルマシュマロさん? 私の名前はサニーサニーサニー! 正しく名前を呼ぶか、『サニーサン』という愛称で呼んで下さらない?」
「あー、はいはい。人が話している横から割り込まないで下さいス」
「くっ、反論したいけれども、それは正論ね! でも、人の名前を正しく呼ぶのも大事ではなくて!?」
「それはそうなんスけど……相変わらず、変なところで真面目スね。少し略しただけじゃないスか」
「年下の同級生を気遣うのもラヴ。些細な事で言い争うのもまたラヴ。あれもラヴ、これもラヴです~ねぇ」
「ネーロディセッピアさん。貴女、何でもかんでもラヴを見出し過ぎじゃないかしら? ラヴの安売りは、貴女とて本意ではないでしょう?」
「そんな事は~ありませんよ? ラヴはどこにでもあって、どれだけあっても~、困りませんから」
- 102二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:38:27
「うぅん。そう言われると、そうかも知れません」
「いや、納得するんかーいスよ」
「おい。立ち話は後にしてやれ。オレは腹が減っているし、モナが可哀想だろ」
「えっ、あっ、あたしは、大丈夫、ですよ?」
「ほらー。気を遣わせちゃっているじゃーん。モナちゃんはソラリスさんの横がいいかなー? ヘーちゃん、笑顔で威嚇しちゃ駄目だよー?」
「おねいちゃん。私は笑顔で人を怖がらせたりは、しないよぉ」
チャンドラポメロが認識を改めたところで、場は一気に賑やかになった。
直接的な面識はないサニーサニーサニーとプティートモナは、チャンドラポメロの同室で彼女たちとクラスが一緒のネーロディセッピアからの紹介。カベルネソラリスはダブルマシュマロの同室繋がりで、一度は同じ店で食事をした仲。そんなカベルネソラリスと同じクラスのレッドへリングは、チャンドラポメロとダブルマシュマロと同じクラスのミスディレクションの双子の妹繋がりで招待されている。
女の子が三人集まると何と言うかの言葉は思い出せなかったが、今賑やかになったこの場には、八人ものウマ娘がそれぞれの縁で集まっているのだなぁ、とチャンドラポメロは漠然に思ったのだった。
- 103二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:41:08
キャラ紹介だけで力尽きる私の文章能力の低さを許しておくれ…
それはそれとして、8人の美人or可愛いウマ娘に16個のダブルマシュマロとかこの空間入った瞬間にエライ事になりそう(オブラート)
そして、全員にキャラを立たせたいところでございますわ
ほなまた… - 104二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:52:48
登 場 人 物 全 員 D K P I
- 105二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:56:13
増やすのはいいけど……使いこなせるのかね……?
あたしゃそれが心配だよ - 106二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:01:09
- 107二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:08:28
プティートモナ プロンプト(基本部分のみ)
(umamusume, horse girl, horse ears, horse tail:1.2),
12 years old, child, (dark-brown hair, white streaked hair, inwardly curled hair, flipped hair, low-tied hair, very long hair, hair over one eye, shaded face:1.5), black eyes, round eyes, high detailed eyes, shining eyes, beautiful eyes,
break, shortstack, oppai loli, (short height, huge breast:1.2), pointy breasts, (no headwear, ear bow:1.5), - 108二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:09:42
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- 109二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 06:40:11
- 110二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 06:58:30
名前は当然修正するとして
メインはあくまでもチャンドラポメロでダブルマシュマロ、カベルネソラリスに焦点は当たる事はあっても、他の子たちは書いても外伝ぐらいなんで使いこなす云々は(誤字脱字以外は)多分…きっと…恐らく…maybe…ガンバリマス - 111二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:55:40
そもそも2スレ目の1がポメ"ラ"に誤記してるから、まぁ
私です
生きておられんごっ! - 112二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 10:08:30
まあ、他のオリウマスレとは違って見ている人も少ないでしょうし…
いざとなったら私は高跳びしてエタれますよガハハ
後はハニーサンとモナ追加したのはガチお嬢様によるDKPIランジェリー事情解決と私が単にダブルマシュマロ以外のチビDKPI見たかっただけです - 113二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:16:00
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- 114二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:45:28
ダブルマシュマロが離れ乳だったり、モナが尖り胸だったり、DKPI自体にも個性がある
とりあえずモナちゃんの体操着姿が見たいわ - 115二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 20:30:19
書き詰まったのでコーヒーブレイクしたところ、ふとミスディレクションは砂糖やミルク入りならコーヒー飲める中等部だけれどもレッドへリングはまだコーヒーの苦みや酸味がメチャクチャ苦手、というのが思い浮かんだ
でもレッドへリングはおねいちゃん大好きっ子なので、ついついミスディレクションと同じようにコーヒーを頼んでは、「お前これから人を殺すたくらみでもしとんのか」ぐらいに顔顰めて飲むんだろうなって
よし、書くか - 116二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:43:19
- 117二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:50:19
- 118二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:50:34
レースで豹変するタイプかー
確かにそれなら天才少女ニシノフラワーとは違う意味で飛び級でも納得 - 119二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:52:51
「じゃあ、皆注文決まったスかー? 店員さんを呼ぶスよー」
後から来た三人がそれぞれの椅子へと座り、ダブルマシュマロがメニュー表を一通り回した後、呼び出しベルのボタンを押す。
クリスマスの時期で忙しいだろうに、店員はものの一分もしないうちにやってきて、それぞれの注文を聞いてから再び店の奥へと戻る。
カベルネソラリスが来てからは、駆けこむように残りの子たちが集まった為、チャンドラポメロとダブルマシュマロ以外の子たちはおしぼりで手を拭いたり、ローズヒップティーを飲んだりしていた。
そんな中、手持ち無沙汰なチャンドラポメロはいつもの癖で周囲の状況を確認する。
「そういえば、ソラさんってこの間、GⅠに出走していなかったスか? どうだったス?」
「あー? ……あー、まあ、皆強かったが、やっぱりウオッカとアストンマーチャンが頭二つ、いや、三つぐらい飛び抜けている印象だったな」
「はえー……ジュニア級限定とはいえ、やっぱり魔境なんスねぇ。因みに緊張とかしなかったんスか?」
「ああ。オレは特にそういうのはないな。本当は席が埋まる程駆け付けてくれた観客の人たちにファンサービスとかした方がいいんだろうが、レースに集中したいからな」
「席が埋まる程の観客スかぁ……想像しただけでブルっちゃうスよ」
「何だ? トイレに行きたいのなら注文の品が来る前に済ませよ」
「ちょっと! 流石にデリカシーがなさ過ぎスよ!」
「ハハッ、いつものお返しだ」
まずチャンドラポメロの対面に座るのが、この交流会の主催者であるダブルマシュマロ。そんな彼女と会話しているのがチャンドラポメロの右隣に座るカベルネソラリス。憤慨するダブルマシュマロに対して一本取れたのが嬉しいのか、麗人を思わせる端正な横顔を破顔させている。
「へーちゃん。注文の時にコーヒー頼んでいたけど、飲めるようになったのー?」
「えっ、凄いです。二人ともあんな苦いものを飲めるんですか?」
そして次にダブルマシュマロの左隣に目を向けると、ミスディレクションがおしぼりの袋を綺麗に折りたたみながらも更に隣のレッドへリングに声を掛けている。
今日来た面子の中で、コーヒーを注文したのはこの姉妹だけであり、レッドへリングの対面に座っているプティートモナは二人に対して目を輝かせた。
- 120二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:53:59
「えへへ。まだ苦くて飲めない……でも、おねいちゃんが頼んでいたからつい」
「えっ?」
「はー、そんな事だろうと思ったー。店員さんに聞いて、砂糖かシロップ追加で貰えないか聞いてあげるよー」
「くふっ。ありがとう、おねいちゃん」
しかし、続くレッドへリングの言葉を聞いて、ミスディレクションは嬉しそうに呆れ、プティートモナはそんな二人のやり取りに混乱した様子を見せた。
「そういえば、ハニーサンさんは~この間、2勝クラスのレースを~勝利していましたね。おめでとうございます」
「ありがとう、ネーロディセッピアさん。後、私の事を愛称で呼ぶのでしたら敬称は別に要りませんわ……ってこのやり取り何十回目ですの!?」
「あら。そうでした~かしら?」
「でした~かしら? じゃないですわ! この場を借りて言いますけれども、いい加減融通を利かせて下さいな! この間の社交界パーティーでお会いした時に、この問答を人前でやった時は凄く恥ずかしかったですわー!」
「でも~『ハニーサンさん』って、何だか~可愛らしい響きだと私は思うので~……やっぱりハニーサンさんって呼びますわ」
「はぁあ……その台詞も何十回目かですわ。これはもう、私が折れるべきなのでしょうね……」
「それも~また、ラヴです」
「何でもかんでもラヴって言えば許されると思わない事ですわよー!」
そんな鹿毛の三人の更に隣では、どこまでもマイペースなネーロディセッピアにハニーハニーハニーが楽しそうに会話をしている。
ハニーハニーハニーの方はコース適性こそ被ってはいるもののクラスは違う為、チャンドラポメロは彼女の事を良く知らなかった。しかしながら、ネーロディセッピアとはコース適性が真逆ではあったものの、同室であるが故によく会話していた。
その時の情報を整理してみると、二人ともあのメジロ家やシンボリ家とまではいかないものの、一度は名前を聞いた事がある企業の令嬢である事を思い出した。
その為に、二人の会話はあんなにも盛り上がっているのだろうと彼女は納得する。
「──い。おい」
「ひゃっ!?」
- 121二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:55:28
寮の部屋の中でのネーロディセッピアとの会話を思い出しながら、観察する事に意識を集中していた為、チャンドラポメロはカベルネソラリスが自分に声を掛けている事に気付けなかった。
肩を使って自身の肩を小突く形で呼び掛けるカベルネソラリスに驚き、チャンドラポメロが彼女へと意識を映す。
視線の先のカベルネソラリスは、眼鏡越しでも分かる程に真剣な表情をしていた。
「ポメロは怪我、大丈夫なのか?」
「えっ、あっ、はい。先週に完治の診断を貰いましたので、年末年始は休みを返上してトレーニング、するつもりです」
「そうかい。それは良かった」
「ホント、良かったスよ~」
チャンドラポメロの答えを聞き、カベルネソラリスは歯を見せて笑みをこぼす。また、その話を横で聞いていたダブルマシュマロも、嬉しそうに破顔して見せた。
良い人たちだなぁ、とチャンドラポメロが内心で思っていると、カベルネソラリスが顔を近づけてくる。
「で? 今後のレースの予定は? 目標の路線はもう決めたのか?」
「えっ、えっ」
「オレはティアラ路線に決めたが、アンタはどっちに進む? やっぱり、王道のクラシック三冠路線か?」
「わた、私は……」
「ちょっとストップ、ストップっスよー!」
どこか挑発的にも感じられる表情で質問攻めしてくるカベルネソラリスにチャンドラポメロが返す言葉に困っていると、間を遮るようにダブルマシュマロが右手を突っ込んできて話を中断させる。
チャンドラポメロはその介入に安堵のため息を小さく吐いたが、カベルネソラリスは傍から見ても不機嫌そうに顔を顰めてダブルマシュマロを睨む。
- 122二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:57:32
「おい、ダブルマシュマロ。ちょっと不躾が過ぎるんじゃないか?」
「不躾なのはソラさんの方スよ! ポメちゃんはこの間快気したばかりだって今さっき聞いたじゃないスか! そんな急に路線とか決められる訳ないじゃないスか!」
「うっ、まあ、それは……悪い。ポメロはオレのライバルだから、つい」
「全くー。ライバル同士仲が良いに越した事はないスけど、詰め寄るのは良くないスよ」
「えー? アタシはマーシュちゃんに詰め寄らないと勝てないんですけどー?」
「ディレさん! そりゃそうスけど、今はボクたちのライバル関係な話じゃなくてスね──」
「あのう……ご注文の品を届けに参りましたが」
「──あっ、ハイっスー!」
文句を言うカベルネソラリスに、理路整然と返して反省させたダブルマシュマロだったが、横からミスディレクションのからかうような声に気の抜けたような声を上げる。
しかし、その後すぐに申し訳なさそうな店員の声を聞き、彼女はすぐに主催として声の張りを戻して見事に応対する。
その後、全員の注文が行き渡ったところでダブルマシュマロの挨拶の言葉も程々に、昼ご飯という名のスイーツタイムが始まるのであった。
- 123二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:59:35
ハニーハニーハニーの名前修正ヨシ!
DKPIヨシ!
席の位置を考えた会話チーム構成ヨシ!
スイーツタイムの後の展開あんまり考えていなかったヨシ!?
DKPIヨシ!(ダブルチェック)
ほなまた…ヨシ! - 124二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:03:29
ふと思ったのだけれども、このDKPIたち全員メイクデビュー突破しているんだよなーと思うと優秀なDKPIたちだぜ全く
- 125二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:29:14
物心ついた時から──自分が走っている時に性格が変わるのを自覚していた。
最初から最後まで先頭で、他の追随を許さないのも。
前を走る子を追い抜かして先にゴールするのも。
中団以降で様子を伺い、最後の直線で差し切るのも。
最後方から全員を抜かして勝つのも。
何から何まで楽しかった。
だから私は走り続けた。
気が付けば、同級生の誰もが私に追いつけず、結果、私は進級する事になった。
皆は私を怖がるけれども、普段の私はそうじゃない。
勉強も頑張るし、お手伝いもするし、皆ともっと仲良くなりたい。
けれどもレースなら、ターフの上なら、話は別。
年下でも、同級生でも、年上でも関係ない。
あるのは、私が勝つか、私が負けるか。ただそれだけ。
だから、勝負をしよう。
貴女が先を走っても、中団で走っても、最後方で走っても。
どこで走っても大丈夫。
変幻自在のこの脚で、私は貴女と走ってみせる。
だから、互いの息が切れるまで。互いの脚が止まるまで。
どこまでも、いつまでも、身も心も震える程の──レースを。
それはそれとして、プロンプト借りたら初等部1年生ぐらいの頭身になったんですけどAI君これは一体…? - 126二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 00:47:27
モデルによると思うけどロリ巨乳体形って難しい
- 127二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 01:39:41
このレスは削除されています
- 128二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 10:03:39
なんかとんでもないことになってて感想が全部吹き飛んだわ
- 129二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 10:07:03
何かあったの?
- 130二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:07:32
モナちゃんのプロンプトには年齢や年齢層の指定が入ってるから、環境によっては暴れるかも
- 131二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:09:45
DKPI環境で暴れるモナか…(TCGプレイヤー脳)
- 132二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:38:32
※※※
季節のフルーツ盛り合わせ。クリスマス仕様のはちみーホットパンケーキ。ミニフルーツタルト。クリスマス生クリームイチゴパフェ。ホットココア。シナモンアップルパイ。
様々なスイーツがテーブルに並ぶ中、チャンドラポメロ含む一同はそれぞれの味に舌鼓を打ちながら食べ進めていく。
お昼であるという事と、クリスマスの日であるが故にこれから店がもっと忙しくなる事を考慮して、ダブルマシュマロが予め個人の注文量に制限を掛けていた。
その為か、全員が食べるように用意されたフルーツの盛り合わせやホットパンケーキはあっという間になくなり、後は個人個人で注文した品が各自少し残るばかりとなった。
目の前にあるスイーツを食べ終えれば、この幸せな時間が終わる。それを惜しがってか、全員のスプーンの手が緩慢になる。そうなってくると、交流会のこの場は誰もが手持ち無沙汰となり、店に迷惑が掛からない程度にと時間を決めての歓談の席へと変わった。
意外にもその先陣を切ったのはお喋りなダブルマシュマロではなく、ハニーハニーハニーだった。
「それにしても、こうして皆さんと揃ってクリスマスを迎えられる事は喜ばしい事ですわ」
「そうスか? 確かに合縁奇縁な集まりスけど、そこまで嬉しい事スかね?」
「同感だな。仲良しこよしグループならともかく、オレたちは同級生であると同時にライバル同士でもある。今日はこうでも、明日以降のレースで邂逅すればバチバチにやりあう仲なのに、そこまで感傷的になるものか? なあ、そうは思わないかポメロ?」
「えっ、私は、別に」
「あっはっはー。ソラリスさん、レースに飢えすぎでしょー。クリスマスの日にもそんなギラギラしていたら、隣のモナちゃんが怖がっちゃうよー」
「あっ、いえ、私はその、カベルネさんの気持ち、分かっちゃ、います」
「くふふ。おねいちゃんはモナちゃんのレース見た事ない? 下手をすると、この中で一番のレース狂はこの子かも、知れないよ?」
「えぇー? マジぃー?」
- 133二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:39:51
ミスディレクションに話を振られる形で会話に参戦したプティートモナだったが、その小動物的な見た目に反して、意外にもカベルネソラリスの肩を持つ。
そこにレッドへリングの補足が加わり、ミスディレクションは信じられないと言わんばかりに顔を顰める。人を見た目で判断してはいけないと思いつつも、チャンドラポメロ自身も彼女の同意が意外に思ってしまう。
当のカベルネソラリスは口角を上げて、プティートモナへと視線を向けた。
「へぇ、そうなのか。人は見かけによらないものだな。モナ。アンタのレース適性は?」
「あっ、はい。えっと、芝ダートのマイルと中距離、どっちもいけます」
「ま~あ、あの"勇者"アグネスデジタル先輩みたいです~ねぇ」
「流石はニシノフラワー先輩以来の天才少女、と噂されているだけはありますわね」
「うーわっ、凄いスね……芝ダートの両刀はボクとディレさんがそうスけど、どっちも短距離専門スからね」
「えー? アタシ、実は芝ならマイルまでいけるんだよねー」
「え゛っ!? 初耳なんスけど!? この裏切り者ー!」
「あっは。おねいちゃんの裏切り者ー」
「へーちゃんったら、便乗しないのー。まー、マイルまでって言っても、1600Mが限界って感じかなー。200M追加されるだけで今のところあまりタイムも伸びないのよねー」
プティートモナの適性の広さに一同が感嘆する中、ミスディレクションのカミングアウトにダブルマシュマロが深刻な顔で腰を浮かしかける。
笑いながらミスディレクションが説明する言葉もあまり耳に入っていないというダブルマシュマロの表情から、チャンドラポメロは彼女が本気でショックを受けている事に気付く。寮こそ同室ではないものの、同じクラスで親友ともなると、ダブルマシュマロの心の機微がこういう時に理解出来る。
その為、チャンドラポメロはその親友の気持ちを汲み、フォローする事に決めた。
- 134二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:41:09
「と、言う事は、今はまだ、短距離専門、って事だよね?」
「んー? まあ、そういう事になるかなー? 現状、無理に距離伸ばしてまで出たいレースがある訳じゃあないしねー」
「う゛ー、ホントっスかぁー?」
「くふふ。拗ねているマーシュさん、可愛い」
「そうか。まだマイルには参戦予定はないのか。残念だな。アンタの追込みは実際のレースで体感したかった」
「うへー。そうかー。芝のマイルってなるとソラリスさんの領域<テリトリー>かー。嫌だなー」
「誉め言葉として受け取っておく」
「うんうん。それもまた~ラヴですね~」
「ら、らぶ? ですか? 今のやり取りのどこに」
「モナちゃんはまだ知らなくていいと思うスよ……あの人の感覚は」
チャンドラポメロの言葉が功を奏したのか、それとも好戦的なカベルネソラリスが話に乗ってきた為か、はたまたラヴに絡めてくるネーロディセッピアのおかげか。
少なくともダブルマシュマロの機嫌はこれ以上損ねる事はなくなりそうで、チャンドラポメロは内心で安堵のため息を吐く。
そんな中、ついプティートモナの適性範囲の会話には乗ってしまったものの、本題から話が逸れてしまった現状を変える為か、会話がひと段落したところでハニーハニーハニーがわざとらしく咳払いをした。
- 135二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:43:43
よくよく考えたら女子会は幕間で一回やっていたので、サクッと本筋へと戻そうとして、クリスマスの日なのにスイーツ食べながらレース関係の話をするとかいう不思議空間となった気がします…
取り合えず、ここから見た目とテンションお嬢様だけど、現実主義なハニーハニーハニーのターン! 溺れゆく者たちへの注意喚起と、DKPIの悩み、解決します!
ほなまた… - 136二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 00:23:31
スイーツで女子会でわちゃわちゃやってるのがすごく良い雰囲気だわ
- 137二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 08:11:24
あざます…あざます…
あまり台詞増やし過ぎると誰が喋っているのか分からなくなるかも、という懸念
しかし、その都度地の文で説明すると長尺になる、という確信
なので キャラの話し方に 個性を持たせる必要が あったんですね
尚、チャンドラポメロとプティートモナはそれぞれ謙虚側且つ喋りに特徴がないので同時に喋らせられぬ模様
もっとこう、ガツンと量を書ければいいのですが…
- 138二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 09:43:30
がんばれ
見ているぞ
めげるな
きんた
まけるな - 139二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 10:10:44
- 140二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 11:27:01
- 141二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 11:50:15
主要モブウマ娘だけでなく、他のモブウマ娘たちも全員DKPIとか
DKPI空間か何かかな???
同世代のウオッカやジャーニーや貴重稀少感ある
まあ、DKPIいっぱいいた方が嬉しいが(超小声) - 142二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 11:58:39
モブウマ娘のほとんどがDKPIのウマ娘世界線…いいじゃあないか…実にいい…
- 143二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 19:45:06
後ろに酒瓶が並んでるから、学生お断りの時間になると夜の装いをしたこの子がお酒出してくれるんですか?
- 144二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:59:52
「コホン。とにかく、ですわ。ここにいる全員、年内勝利を飾れているというのが素晴らしい、という事を言いたかったのですわ」
お嬢様然とした態度は崩さないままに、ハニーハニーハニーはこの場にいる全員を讃える。
先程言いたかった事を言えた事に満足したのか、彼女はその後得意気な顔をして目の前のパフェの残りを口にする。
そしてまた、先程と同じようにハニーハニーハニーの言葉に異を唱えたのがダブルマシュマロとカベルネソラリスであった。
「ん~? そう、スかねぇ? そりゃ全員が全員、メイクデビューレースに勝利していたらそうかも知れないスけど……」
「年内中に勝利、と言われてもな。メイクデビューに負けてもまだ未勝利戦がある訳だしな」
「アタシのメイクデビュー戦はマーシュちゃんにやられちゃったなー」
「くふっ。私はモナちゃんに競り負けちゃった」
「あわわ。その、ごめんなさい」
「私はハニーサンさんに負けちゃい~ましたねぇ」
二人の発言に続く形で、ミスディレクション、レッドへリング、ネーロディセッピアがそれぞれ当時のメイクデビュー戦を思い出すような仕草をしながら語り出す。
しかし、彼女たちの言葉を聞いても尚、ハニーハニーハニーは動じずにパフェを食し終えてスプーンを置いてから口を開く。
「いいえ。いいえ。確かに私たちの勝利はまだ第一歩目に過ぎません。来年からは熾烈極めるクラシック級。更に先には先輩たちとも刃を交えるシニア級が待っています。それを考えれば、貴女たちの仰るように夢へと駆け出した最初の勝利は大した事がないように思うかも知れません」
「……」
「ですが、勝者は必ず敗者を作る、という言葉の通り、貴女たちの勝利の裏で勝てなかった者たちがおります。メイクデビューレースで勝てず、次のレースでも勝てず、その次も、そのまた次も……初勝利という第一歩すら踏めない者たちが、残念ながら必ず存在します」
「回りくどい言い方だな。つまるところ、勝ち上がったオレたちは偉い、って事だろう?」
メイクデビューレースにてチャンドラポメロに敗北を喫している為か、茶化すような言い方こそしなかったものの、カベルネソラリスがハニーハニーハニーの言いたい事を先に結論付ける。
けれども、そんな話を終わらせようとする彼女の言に、ハニーハニーハニーは気分を害する様子もなく頷く。
- 145二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 00:01:05
「ええ。その通りですわ。全国のウマ娘の数。その中でレースの才能を開花させる数。そこから更にデビューする程の素質を見せる数。地方に収まらず、中央へと行ける程の高い実力を示せる数。そして、その中央で1勝を挙げられる数。母数から考えると、今こうして中央で1勝以上を挙げ、この場にいる私たちはいわばエリート中のエリートと言えるのです。それを喜ばしいと思わず、何と思えばよろしいのでしょうか?」
そして、胸を張って堂々と言い切る彼女の言葉に一同は反論も討論もせずに沈黙する。
店内のクリスマスソングのカラオケバージョンが流れる中、伝えるべき事は伝えた、とハニーハニーハニーは最後に残ったローズヒップティーを口にする。
「エリート中のエリート、ねぇ。ボクはあんましそーゆーのは考えた事なかったスね」
「そおー? アタシたちのトレーナーはハニーサンと似たような事を言っていた気がするー。ねー、へーちゃん?」
「う、うん。確か、『君たちは鍛えに鍛えられた筋肉! つまり、筋肉の中の筋肉! 筋肉のエリートと言えるだろう!』って」
「何だよ、筋肉のエリートって……ただまあ、オレのチームトレーナーも似たような事は言っていたな。ポメロのところはどうだ?」
「わ、私自身は、特に……トレーナーさんからもそういう話は聞いた事がない、です」
「ボクのトレーナーもそうスね。いやまあ、やたらボクを持ち上げてくれるスから、ある意味では似たような事かも知れないスけど」
「私は、その、ここに来る時に初等部の担任の先生から、同じ事を言われました」
「私は~特にないですね。ハニーサンさんの言わんとする~事は分かりますが~」
ハニーハニーハニーの言葉を受けて考えていたのか、黙っていたダブルマシュマロの発言を皮切りに、それぞれがトレーナーの弁も含めて思い思いの言葉を紡ぐ。
それらを耳にし、だが特に言葉を発しないままにおしぼりで手を拭くハニーハニーハニーに対し、何か思うところがあったのかカベルネソラリスが食い下がる。
「言いたい事は分かった。が、その1勝でオレは満足する気はないね。OPレースを勝ち、重賞を勝ち、GⅠもいつかは勝つ。アンタの言う、喜ばしく思うのは、その時で良い」
「立派は目標ですわね。ええ。そうして進み続ける、挑み続ける姿勢を見せるのも大事と存じます」
「何だ、嫌味か?」
- 146二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 00:03:19
ハニーハニーハニーの返しの言葉に、カベルネソラリスは明らかに不機嫌そうに突っかかる。しかし、彼女は首を横に振って正面からカベルネソラリスを真っ直ぐ見つめる。
「いいえ。ですが、その夢に向かって駆け出す前に、現状を正しく認識するのも大事、という事です。仮にこの後、レースで負け続けたとしても、中央で1勝を挙げたという事実は変わりませんし、その事を誇りに思うべきだと私は思います。でないと──」
「でないと、何だよ」
「──溺れてしまいますわ」
どちらかというと、高音に近いハニーハニーハニーの声が、その時だけ低い音に変わる。
チャンドラポメロにとってその言葉は、お嬢様というより上に立つ者の言葉、助言のようなものに聞こえた。また、それはカベルネソラリスや他の者たちも同じだったようで、再び一同は沈黙してしまう。
だがすぐに、その沈黙はこの場の空気を作ったハニーハニーハニー自身によって破られる。
「……と、言う訳で、メイクデビューレースを勝利し、その後の敗北を超えて2勝目を挙げた私の目標はOPレースの勝利ですわー!」
カベルネソラリスの今後の目標を聞いて自分が言わないのはフェアじゃないと思ったのか、それまでの厳かな雰囲気から一転して明るい口調で彼女は自身の目標を発表する。
それを聞いて呆気に取られながらも、すぐに反応したのは他でもないカベルネソラリスだった。
- 147二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 00:09:38
「はっ、何だよ。随分と長々と語った割には、目標が低い気がするが?」
「あら? そんな事はありませんわよ。重賞ウマ娘程ではありませんが、OP入り出来るウマ娘もまた、数が限られますもの。それに、私はレースと学業に加えて、家のお仕事もこなす二足の草鞋ならぬ三足の草鞋ですもの。トレーニングに費やせる時間を考えましたら、正直OP入りも怪しいと思いますわ」
「そうかよ。そりゃ随分と現実主義なこって。ポメロはどうだ? アンタならGⅠを目指せる実力があるとオレは思っているが」
「えっ!? わ、私……」
彼女の挑発的な物言いに対しても、ハニーハニーハニーは動じる事なく正面からその理由を淡々と述べる。
その反応に、これ以上突いても意味がないと悟ったのか、カベルネソラリスは急に舵を切ってチャンドラポメロへと話を振る。
唐突過ぎる問いかけに、チャンドラポメロは面を喰らったものの、話の流れ自体はちゃんと聞いていた為に、すぐに自身の目標であるダイワスカーレットの姿が脳裏を過ぎった。
「私、私は……憧れの人を目指すなら、そうですね。GⅠへの挑戦は、したいです」
「そうこなくっちゃ!」
ダイワスカーレットの名前は出さなかったものの、チャンドラポメロの答えに満足したのか、カベルネソラリスは破顔して見せる。
すると、彼女の答えに感化されたのか、「はいはいはーい!」と続いてダブルマシュマロが勢いよく手を挙げて全員の注目を集めた。
「ボクもGⅠを目指したいっスねー!」
「おー。流石はマーシュちゃん。んー、アタシはどうだろ? 芝ダートの両重賞制覇とかかな?」
「くくっ。それなら私は……中長距離の重賞、かな?」
「私はど~でしょ? 私も家業があります~ので、ハニーサンさんと同じかも~ですわ」
「わ、私はっ、ニシノフラワー先輩かアグネスデジタル先輩みたっ!?」
「ん? ブチッて音が聞こえましたわ」
そして、ダブルマシュマロが目標を掲げたのに続いて各々が自身の目標を語る中、彼女の真似をする形で勢いよく挙手をしたプティートモナの胸元から何かが千切れる音が響くのであった。
- 148二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 00:11:50
投下中にキリが悪くなりそうだったので追記したら投下間隔空いてしまったし! 何なら日付も変わりましたが!
プティートモナのブラが元気な挙手によって破壊!
したところで!
ほーなーまーたー! - 149二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 01:09:39
なんとなく下着苦労話が共通してるし互いに共感出来るから、このDKPIの集まりになった可能性もあるな
- 150二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 01:36:56
このレスは削除されています
- 151二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 06:46:33
やめなされ…やめなされ…
この集まりの本質を突くのはやめなされ…
類は友を呼ぶという事で、モナを除いた全員は去年までランドセル
…去年までランドセル!? なので、やっぱりDKPIをちょっとー止めなよ男子ーにからかわれてきた経験が少なからずあるんですな
後、多分本人たちは木を隠すなら森の中、DKPIを目立たなくするならDKPIの中、ってのが無意識化にありそうですハイ
(だからお喋りで社交的なダブルマシュマロはDKPIばかりに声を掛けて仲良くなる。一緒にいれば、少なくとも周囲の目が自分だけに集中する事がないので)
- 152二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 12:59:44
DKPI同士は引かれ合う
- 153二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 13:11:38
そしてDKPI好きもまた惹かれ合う(スレに集まったDKPI好きたちを見ながら)
- 154二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 17:50:56
- 155二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:01:45
このレスは削除されています
- 156二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:12:08
「はわっ!? ~っ!」
フルーツパーラーの店内奥。個室に近いテーブル席で、且つ店内BGMを流すスピーカーも遠い。その場にいた全員の手が止まっていた事もあり、他に雑音らしい雑音はない。
加えて、ウマ娘は例外なく耳が良い為、その何かが壊れる音はチャンドラポメロの耳にも届いた。恐らくは他の者たちも聞こえたに違いない。
次にプティートモナが酷く狼狽する声が聞こえ、チャンドラポメロがやや腰を浮かしてそちらへと視線を向けると、彼女が小さな両腕で大きな胸を抱えながら前かがみになっていた。
その姿勢にはチャンドラポメロも憶えがあった。同時に、先程の何かが壊れる音が何の音であったかも察しがついてしまった。
先程のハニーハニーハニーの言葉の後とは違った意味での沈黙がこの場を支配する。
何とも言えない空気の中、先陣を切ったのはダブルマシュマロであった。
「あっ、あ~……っス。モナちゃん? もしかして~、もしかしてっスけどぉ~?」
「うぅっ、すびばぜん~」
「あっ。泣かないで下さいス! その、そーゆーのは、えっと、ボクも憶えがありますから、大丈夫スよ!」
「……ああ。何の音かと思ったら、ブラのホックが壊れたのか」
「ちょっと、ソラさん! デリカシー!」
主催である責任感からか、今にも泣き出しそうなプティートモナを宥めようとするダブルマシュマロを他所に、カベルネソラリスがようやく合点がいった、という感じで現状を口にする。
思った事をすぐに口にしてしまいがちな彼女らしい言動ではあったが、ダブルマシュマロはそれを咎めるように睨む。
しかし、当の本人は小首を傾げて見せた。
「何だよ。よくある事じゃないか。まさか、アンタがこれを未経験とは言わないよな?」
「いやま、そうスけども! 何もわざわざ口にしなくてもいいじゃないスか!」
「あー。私は未経験かなー。実際、どんな感じがするの、へーちゃん?」
「ふへぇっ!? わ、私ぃ!? えっ、あっ、その……胸が解放される、と同時に、重力を一気に感じるというか? 胸って重いんだなってのを思い出すというか……」
「ディレさん! へリングさんも、律儀に答えなくてもいいスよ!」
- 157二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:13:18
悪気なく答えるカベルネソラリスに続き、ミスディレクション、レッドへリングが反応し、今度はダブルマシュマロの顔が赤くなっていく。
それに釣られる形で、チャンドラポメロも頬が熱くなるのを感じていた。
しかし、釘を刺されていると気付いていないのか、それとも性格か、カベルネソラリスは隣のプティートモナの頭を軽く二回叩く。
「まあ、気にするな。デカいおっぱいを持つ者の通過儀礼みたいなものだ。次からはスポーツブラをお勧めするぜ。着用と洗濯を何回か繰り返すと伸びちまってブラの役目を果たさなくなるが、楽だぞ」
「うぅ~。普段はそうなんですが、今日は皆さんとのお出かけだったので~。お母さんのを借りたんです~」
「あー」
「……」
「まあ~」
「なるほどですわ」
慰める彼女の言葉に対して、蚊の鳴くような声で返事をするプティートモナ。
チャンドラポメロを含め、一度は経験した事があるのか、カベルネソラリス、ネーロディセッピア、ハニーハニーハニーがその言葉に反応を示す。
「お洒落ブラジャーってやつスか……まあ、気持ちは分かるスよ。お洒落、したいスもんね」
「……へーちゃん。今日のブラは?」
「え゛っ!? えっと、ブランド・ハニーハニーの、ワイヤー入りのスポーツブラ……特注サイズの」
「汗でべたつかないやつー。いいねー。予備はある?」
「あっ、いや~……特注サイズだから、ない、ですハイ」
「そっかー残念」
それに対し、ダブルマシュマロは慰めるように優しく声を掛け、ミスディレクションとレッドへリングは現状を打破しようと相談する。
だが、レッドへリングを含めて、予備のブラジャーを持ってきている者はいなかったようで、ついに小さく泣き出してしまうプティートモナ。
ダブルマシュマロがそんな彼女に何て声を掛けていいのかを悩む顔をする中、ハニーハニーハニーが静かに起立する。
- 158二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:14:33
「ネーロディセッピアさん。貴女のバストサイズは?」
「ちょ、ハニーサン!?」
「え~っと、123cm、です~ね。まだ成長中らしい~ですよ?」
「セッピアさん!?」
そして、唐突に隣のネーロディセッピアのバストサイズを聞き、ダブルマシュマロがそれに驚く間もなく、彼女は視線をカベルネソラリスへと移す。
「カベルネソラリスさん。貴女のバストサイズは?」
「アンタ、いきなり何を……」
「私は111cm。まだまだ成長の余地があるそうですわ。貴女は?」
「……110cmだ。正直邪魔なんだけどな。こっちもまだ成長中らしい」
「よろしい。ではその隣のチャンドラポメロさんは?」
「わ、私!? 私は、その、123cm……です。成長、して欲しくはないですが、まだここから大きくなる、とか」
「ミスディレクションさんとレッドへリングさんは?」
「アタシー? アタシはこの間測ったら96cmー。もちろん、まだまだ成長中だってー」
「わた、私は……その、へへっ、106cm、です。成長云々はその、おねいちゃんに同じく」
「ハニーサン? その、一体何の確認スか?」
全員のバストサイズを聞いて回るハニーハニーハニーに、流石のダブルマシュマロも顔を真っ赤にしながらも動揺を隠せないままに理由を聞く。
しかし、そんなダブルマシュマロとは正反対に冷静な態度のまま、ハニーハニーハニーは彼女へと顔を向ける。
「ダブルマシュマロさん。貴女は?」
「ぼっ、ボクも答えなきゃ何スか!?」
「当然よ。この後必要になるのだから」
「えっ、えぇ……何の必要なんスか」
「今は私の質問に答えて下さればすぐにでも分かりますわ」
- 159二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:15:39
「うぅ……ひゃ、102cmス。その、女医さんによると、ボクも絶賛、成長中……との事ス」
「ありがとう。さあ、プティートモナさん。ここにいる全員が貴女と同じ大きな胸を持ち、同じ悩みを抱える仲間ですわ。お泣きにならないで」
「ふぁい……あ、私は、105cm、です。その、私も、皆さんと同じで、成長中、です」
「ええ。恥ずかしがらずに答えて下さり、ありがとう」
首元まで真っ赤にしながらもハニーハニーハニーの質問に答えるダブルマシュマロ。それを聞いて満足そうな顔をした彼女は、一体何が起こっているのかと泣くのを止めて顔を上げるプティートモナへと優しく声を掛ける。
そして、プティートモナの言葉を聞き、慈愛に満ちた笑みを浮かべたかと思うと、「それでは!」とこの場にいる全員に聞こえる声量を出す。
「皆様、この後のご予定がなければ、私に付き合って貰いますわ!」
「えっ!? そ、それはどういう事スか?」
唐突な宣言を前にこの会の主催であるダブルマシュマロ含めた全員に動揺が走る様子が見て取れた。
当然、チャンドラポメロもハニーハニーハニーが何をしたいのかが全く分からない。
ダブルマシュマロが一同を代表するかのように質問するのに対し、彼女はお嬢様の高笑い仕草をして見せた。
「おーっほっほっほ! プティートモナさんのトラブル解決と、この会に私を招いて下さったお礼を兼ねて! この私、ランジェリーブランドの『ハニーハニー』の令嬢であるハニーハニーハニーが! 皆さんのランジェリーを見繕って差し上げますわー!」
この場にいる全員が唖然とする中、チャンドラポメロも一度は聞いた事のある有名ブランド名の令嬢を名乗ったハニーハニーハニーは、重ねてお嬢様笑いをして見せるのであった。
- 160二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:17:55
うーん。女子同士だからこそ許される、バストサイズ開示…
正直、ここら辺はどう引き延ばしても長尺になりそうだったので、ハニーサンのランジェリーブランド令嬢パゥワーでゴリ押しさせて頂きました
さんきゅー、ハニーサン。ふぉーえばー、ハニーサン
次回もこのランジェリーブランド・ハニーハニーのご令嬢、ハニーハニーハニーさんのご活躍無双をお楽しみあれ!
ほなまた… - 161二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:29:36
メカクレDKPI噂話
文字数が4万文字超えた上にタイトルと関係のない幕間な現状ですが、ポメちゃんが溺れる前のイベントの為、これを幕間にしちゃうとポメちゃん溺れた後の過去話幕間になって毎日更新?な現状だと時系列が狂いそうなので無理やり差し込んでます
DKPI - 162二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:30:25
漢だぜ、お嬢様
- 163二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 09:09:08
おはようの保守
- 164二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 10:10:27
まだ全員成長中…「まだ」全員成長中!?
dice1d20=15 (15)
最終的な全員成長度合い平均は如何程cmに、ダイス神様?
- 165二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 10:11:48
ダイス神様? ダイス神様!?
全員の平均成長バスト15cm!? - 166二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 12:56:49
ランジェリーブランド・ハニーハニーの本社に着いたDKPI御一行
そこで出迎えてくれたのはランジェリー開発部のモブウマ娘だった!
dice3d6=3 4 1 (8)
1.ティニーグランデ
2.フラウミーロール
3.パッフィーブルーム
4.フィルドォール
5.フルジファラス
6.ハニーミルクプリン
(名前被りした場合は被らない位置上か下にずらす)
今回のみ登場の完全名前有りモブウマ娘なので「好きなだけ好きにしてくれ」
- 167二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 13:18:47
- 168二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 13:36:46
(´・ω・`)…
(^○^)
会社のイメージとしては特注品(DKPI含めたオーダーメイド)も開発販売するランジェリーブランドと思って頂ければ
あと、レース仕様(走っている時にズレないとか)のランジェリーも開発しているイメージ
- 169二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 17:51:36
solo,girl,standard height,(full body shot),(honey blonde hair),long straight hair,(no ears),hazel brown eyes,(hair over eyes:1.1),(slit pupils, cat eyes),long bangs,honey blonde bangs,BREAK,masterpiece,(high quality),(huge breasts:1.3),(horse ears),(kemono ears),fluffy hair in the ears,glamorous,((ojou-sama pose)),hearty chortle,((tracen school uniform)
そういえば貼ってなかったハニーハニーハニー(トレセン制服&お嬢様のポーズ)のプロンプト
※猫目を見せる為に一時的にメカクレ度を下げている
※ハニーブロンドの「ハニー」の部分をAI君が「よっしゃ、ハチミツぶちまけたらぁ!!」するので大概足元にハチミツが散らばるので髪の色をシャンパンゴールド(champagne gold)とかに変えた方が良いかも知れません…まあ、今度はシャンパン片手に持ちそうですが - 170二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:00:36
モナちゃんを囲んで好奇の視線に晒さないようにしている、鋼の団結心のDKPI軍団が見える
- 171二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:12:38
会社内を案内してくれる開発部長は…?
dice1d3=2 (2)
1.ティニーグランデ 2.パッフィーブルーム 3.フィルドール
身長
dice1d3=2 (2)
1.低 2.中 3.高
体格
dice1d3=2 (2)
1.スレンダー 2.標準 3.グラマラス
バスト
dice1d6=5 (5)
1.板(fiat chest)
2.貧(small breasts)
3.並(medium breasts)
4.巨(big breasts)
5.爆(huge breasts)
6.魔(gigantic breasts) ※身長が低、体格がスレンダーの場合は(huge breastsに)
- 172二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:13:40
【朗報】ダイス神、DKPI好き
- 173二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:28:24
- 174二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:30:28
ちゃんと薄いのも選択肢に入ってるのに、爆をチョイスしてくるダイス神よ
- 175二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:58:12
バスト成長平均15cmといい、爆乳をチョイスするセンスといい
流石はメカクレデカパイモブウマ娘スレのダイス神様だぜ!
平均15cmだから最小のミスディレクション君を+30cmぐらいにすれば他の成長cmを抑えられるぜ! - 176二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:01:13
モナちゃんには身長そのまま更に盛り追加していただきたい
- 177二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:03:25
身長130台でバストも130台とかそれはもう小さいパッ○ョン○ップなんスよ
好きだけどさ(ボソッ) - 178二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:49:55
- 179二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:00:11
他が育つ頃には更に大きく育ってるよ
- 180二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:00:29
ヒント:全員のバストサイズ平均15cmアップ
なので、ポメを+20cmにしてセッピアを+10cmにしたらポメが堂々のTOP!
143cmは最早凶器では???
(現実だと乳の勢いでスイカを割れる人がいる)
- 181二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:03:18
違うのだ!!
そういうことではないのだ!!
わかるだろう!? - 182二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:05:22
因みに全員を+15cmさせると
ポメ 138cm
マーシュ 117cm
ソラリス 125cm
ディレ 111cm
へリング 121cm
セッピア 138cm
ハニサン 126cm
モナ 120cm
ほなら今からポメだけでも盛るかぁ
- 183二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:10:56
じゃあ、ハニーハニー本社で採寸した際にポメちゃんサイズアップという事で(メモメモ)
- 184二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:15:15
じゃあ、言い出しっぺの181氏がポメちゃんが春からクリスマスの間にどれぐらいサイズアップするかダイスを振ってくれるという事で
- 185二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:21:46
dice1d30=9 (9)
- 186二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:24:24
ダイス目30で絶対にポメが一番のデカパイなんだという確固たる意志を感じた…
ポメちゃん、1年で9cm成長という事で132cmに…
年一の身体測定の数値を頑なに信じるタイプかな?
(もしくは最近胸回りがきつくなったのを太ったと勘違いするタイプ) - 187二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:26:14
今までよく収まってたなあ
- 188二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:26:14
なんで30振って9なのよおおお
まあいいかぁ!!! - 189二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:27:19
181氏、ご満悦で芝生えますよ
- 190二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:29:44
好き勝手していいんだから好き勝手したいじゃない!わがままだって言いたいじゃない!
ポメが主人公なんだからポメが1番であるべきなのよ!
それだけは絶対に譲りたくないの、1番だけはね! - 191二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:02:45
ポメちゃんタッパあるから、まぁまだバランス取れるか
そろそろ次スレかな? - 192二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:11:56
- 193二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:12:59
- 194二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:13:40
元スレ1はもっと好き勝手してもいいのよ
- 195二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:14:40
- 196二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:17:00
- 197二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:20:43
私もトレポメ、トレマシュ辺りは書きたいのですが…
そこはそれ、そのキャラの性格や言動的に一目惚れデース!→私もデース→うまぴょい伝説からのぴょいっとはれるや、みたいなのじゃなく、段階を踏まなきゃ納得できない難儀な性格なのでね… - 198◆8YBpUCUZW625/07/14(月) 23:25:03
とりあえず今後顔出す時のためにつけとこう…酉を
これを見たら元スレの1です
そして次スレは皆さんにお任せします - 199二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:27:31
ついでですじゃ、今日は作業量的に採寸までいかないでしょうが、ポメちゃん+9cmなら他の子も成長していて然るべき、って事であくまでも最初に決めた数値は一年目の数値という事を前提としてダイス神GO!(6面サイコロ)
ポメちゃん以外の全員+何cm?
dice1d6=3 (3)
- 200二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:36:32