コハルちゃんと結ばれて2週間……

  • 1(1/11)25/07/07(月) 16:36:40

    シャワールームの扉を隔てた向こう側、ベッドの上では先にシャワーを浴びたコハルちゃんが私を待っている
    「思えば、あの日色んなことがありました……」
    私の内心と想いの全てをコハルちゃんに明かしたあの日の情景がありありと頭の中に浮かんでくる……

  • 2(2/11)25/07/07(月) 16:37:50

    ミカ「ここは私が引き受けるよ!」
    ハナコ「ミカさん!?」
    ミカ「コハルちゃんが待ってるんでしょ?さっさと行きなよ」
    謎のカラテ忍者ロボット軍団「「「イヤーーッッ!!」」」
    ミカ「笑止千万!破ァッッ!!!」
    カラテ忍者ロボット軍団「「「アバーーッッ!!」」」
    ハナコ「ありがとうございます、ミカさん……!」
    ナギサ「コハルさんの所には私がお送りします、さあ後ろにお乗りなさい」

  • 3(3/11)25/07/07(月) 16:38:56

    異形の鯨のミメシス「グオオオ────ッ!!」
    ナギサ「なぁっ!?何ですかアレは───!?(デカいハーレーダ○ットソンを運転している)」
    ハナコ「アレは……ユスティナの“聖なる獣”のミメシス!?まさか実在していたなんて……!(ナギサのハーレーにタンデムしている)」
    サクラコ「この場はシスターフッド全軍で何とかします!お2人は避難を!」
    ナギサ「そんな!私たちはアレのいる方向に用事があるんですよ!?」
    セイア「白熱してる所失礼するよ」
    ナギサ「セイアさん!?どうしてここに!?」
    セイア「この状況の打開策を持って来たんだ……頼めるかいサオリ?」
    サオリ「もとよりそのつもりで来たんだ……アレはマダムの置き土産のようなものだからな」

  • 4(4/9)※11は数え間違い25/07/07(月) 16:40:41

    セイア「いいかいミサキ、その新型弾頭は確実に奴の体内にねじ込まなくてはならない……狙いが外れれば消し飛ぶのは私たちだ」
    アツコ「失敗の許されない、一回きりのチャレンジってことだね」
    ヒヨリ「ミサキさん……」
    ミサキ「分かってる……!」

    異形の鯨のミメシス「ヴォオオオ────ッ!!」
    ナギサ「早く……!!早くしてくださいミサキさん!!食べられてしまいます!!!」
    ハナコ「ウッ……なんだかちょっと酔ってきました……」
    ナギサ「我慢してください!!私だって必死でやってるんです!!!」

    ヒヨリ「うわぁ!早くしないと囮を買って出てくれたナギサさんとハナコさんが食べられてしまいますよ……!!」
    ミサキ「わかってるって……!!」
    サオリ「奴が口を開けたぞ!今だ!!」
    ミサキ「ウ、ウワァーー!!(発射)」

  • 5(5/9)25/07/07(月) 16:42:11

    異形の鯨のミメシス「ギェァァ────ッ!!(爆縮しながら時空の裂け目へと消えていく)」
    セイア「やったぞ、大成功だ……」
    サオリ「よくやったな、ミサキ」
    ミサキ「………うん」
    アツコ「胴上げだね」
    ヒヨリ「胴上げですね、えへへ……」
    ミサキ「は……?ちょっ、そういうのいいから……」
    ヒナタ「胴上げだったら人が要りますよね……ちょっと呼んできます!」
    ミサキ「ちょ……!?」
    ナギサ「し……死ぬかと思いましたよ本当に……」
    ナギサ「ハナコさん、気分はどうですか?」
    ハナコ「お水を飲んだら何とか……」
    セイア「ハナコもナギサも、よく頑張ってくれたね……用事があったというのに」
    ハナコ「セイアちゃん………」
    ナギサ「シスターフッドの皆さんにガソリンをもらってきます……給油が終わり次第発ちましょう」
    ハナコ「えっ、あ、そうですね!コハルちゃんを待たせるわけにはいきませんからね!」
    セイア「頑張れ、ハナコ……」

  • 6(6/9)25/07/07(月) 16:43:24

    ハスミ「よくぞここまで来られましたねハナコさん……」
    ハナコ「お願いです……!コハルちゃんに会わせてください!私の口から伝えなきゃいけない事があるんです!」
    ハスミ「いいでしょう……と言いたいところですが、ここは通しません」
    ハナコ「なっ……!?」
    ハナコ「どうして……?」
    ハスミ「貴女はコハルの事を想っていると以前言いました……しかし貴女は自分の本心を隠し過ぎる」
    ハスミ「言葉だけでは、貴女の想いを信用できないのです」
    ハナコ「では……!どうやってこの想いが本物と証明しろというんですか!?」
    ハスミ「言葉よりも雄弁な方法、聡明な貴女ならご存知でしょう?」
    ハスミ「剣を取りなさい」
    ハナコ「決闘……ですか」
    ハスミ「ナギサ様、立会人をお願いします」
    ナギサ「……承知しました」
    ハスミ「ここを通りたくば私に勝ちなさい、浦和ハナコ!(オカンが持ってそうな布団叩きを構える)」
    ハナコ「コハルちゃんに想いを伝えるためにも、この勝負は負けられません……!!(80cmぐらいある長細い水晶埴輪を構える)」

  • 7(7/9)25/07/07(月) 16:44:36

    ハナコ(下着姿)「う……討ち取りました!(水晶埴輪の先に引っかかった黒いドデカブラを掲げる)」
    ハスミ(パンイチ)「くっ、私の負けです……お行きなさい浦和ハナコ!」
    ハナコ「ハスミさん貴女……さっきわざと……」
    ハスミ「あまり無粋な事を言うものではありませんよ……」
    ナギサ「……この勝負、しかと見届けました」
    ナギサ「良い眼になりましたねハナコさん……瞳にこもった揺るぎない愛、貴女によくお似合いです」
    ハスミ「……コハルをよろしくお願いします」
    ハナコ「はい……行ってきます」

  • 8(8/9)25/07/07(月) 16:45:37

    ハナコ「コハルちゃん!」
    コハル「ハナコ……!?」
    ハナコ「コハルちゃん!私……コハルちゃんに直接伝えなきゃいけない事があるんです!」
    コハル「うわぁ!?あんたなんで下着姿なの!?服着なさいよ服を!」
    ハナコ「ずっと言いたかった……でもずっと言えなかった……!」
    コハル「だから服を……!」
    ハナコ「こんな想いを素直に誰かに言うなんて初めてだから……不恰好かもしれませんけど、聞いてくれますか?コハルちゃん……?」
    コハル「………うん」
    コハル「ちゃんと聞くから話してよ、隠さずに全部……」

  • 9(9/9)25/07/07(月) 16:46:42

    「ねえハナコ、まだ……?」
    背後から聞こえたコハルちゃんの声でふと我に帰った
    「あんた……湯船にお湯張って何やってんのよ」
    私はコハルちゃんと「そういうこと」をすると思うと浮かれてしまって、訳が分からなくなってシャワーを浴びながら何故かバスタブも洗って湯を張って金木犀の香りの入浴剤まで入れてしまっていたのだ
    「なんだかちょっと興奮しちゃって、つい……」
    ……とありのままを話せば、
    「じゃあせっかくだし私もお風呂入るわね、待ってたら湯冷めしちゃいそうだし」
    コハルちゃんがふわっと微笑んで返してくれる
    それだけでもたまらなく幸せなんですよ、私は
    「いい香りね、この入浴剤」
    「金木犀の香りですよ、コハルちゃんは金木犀の花言葉……知ってますか?」
    「え?」
    「真実の愛、ですよ」

  • 10終劇25/07/07(月) 16:48:24


  • 11二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 16:51:02
  • 12二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 16:52:42

    >>11

    アルちゃんになんてもの見せてんだ

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 17:05:39

    ちょーーっと情報量が多すぎるかな!?

  • 14125/07/07(月) 17:28:02

    最近のあにまんって連投できない仕組みになってるんだね
    せっかく書き溜めたのにスパスパ投下できないからちょっとフラストレーションだったよ♡

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 17:43:04

    11分割ではないのか!?
    のこりの2幕をだすんだ!(錯乱

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 19:03:53

    >>15

    そんなもんねえよ

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 03:58:18

    色々あったけどハナコが真実の愛に気付けたならええか……

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