(CP.閲覧注意)僕はシュウジ、君が今日の…

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 19:54:45

    恋人さん?


    ここだけシュウジがカバスの館で男娼として【沈黙のネモフィラ】みたいに呼ばれていた世界
    このシュウジはGQ世界のシュウジで夢で見た赤い女の子が迎えにくるのをずっと待っている


    という地獄が想像できた

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:00:21

    夢もでララァを殺し続けてたら地獄すぎんか

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:01:03

    アリだな……

    夢で見た光景を向こう側シュウジとはまた違った感じでひっそり抽象画描いてそう

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:02:21

    夢を見たんだ…赤い女の子が…僕を迎えに来てくれる…きっと僕はその子を好きになる…

    恋人1「こいつホントに喘がねぇな!」
    恋人2「バカ男の声なんて萎えるだけだろ、こいつは見た目はいいからな、むしろ燃えるってもんだ」

    僕はいつも通り「恋人さん」に対応していた
    苦しい、気持ち悪い、いつまで立ってもなれない

    恋人「おら!中に出すぞ!」
    シュウジ「うぐぅ…」
    また中に出された 。 僕はここでは唯一の男、人権なんてないに等しい…みんなにも嫌われてる。 …僕が何をしたんだろう…

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:11:34

    シュウマチュ男娼シュウジ概念来たか

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:15:28

    娼婦1「うげっシュウジ、あんたそんなにクッサイ匂い出してないで早く風呂入ってきなよ…気持ち悪い」
    娼婦2「やだやだ…こっち来ないでよ」

    シュウジ「うん、お風呂入ってくるよ…ごめんね」

    まだ中に入ってる気がする、気持ち悪い、ここに来てもう10年も立つのに…あの時、ララァに拾われてから…いや、拾われてなかったら僕はあのまま野垂れ死んでいた。だからララァに恩返しをしたい、だからこんな所でへこたれるわけには行かない…ララァをここから連れ出すんだ

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:17:21

    大丈夫?「練習相手」にされてない?

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:19:00

    GQ世界のララァにはGQ世界のシャアが迎えにきてくれて結ばれる未来はあるけど
    GQ世界のマチュはすでに異世界のシュウジを愛してるからたとえ出会えても片想いになってしまうのがな……

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:20:26

    >>8

    辛すぎる……

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:22:22

    本編の方は自分で自分を不自由にしてた自縛だったけど、こっちのシュウジはがっつり環境に縛られて窮屈になってる方か……

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:24:33

    もしララァと一緒に墜落したマチュに出会えたとしても本人はGQシュウジを気にかけつつもやっぱり好きなのは自由を教えてくれた異世界のシュウジだし
    本編後は異世界のシュウジに会うために次元超えを目指すと想定されるから…………

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:27:58

    GQマチュが向こう側のシュウジのことが好きなこと、
    知らないままの方がいいのか
    知った方がいいのかわからないなこのシュウジ…

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:33:00

    >>11

    でもマチュのことだから知ったら連れ出そうとするだろうしララァも頼むかもしれない

    問題はマチュの一番になれないことをGQシュウジが受け入れられるのかどうか……いやたとえ好きな人の一番になれなくても向こう側シュウジやマチュみたいにマチュのことを守ろうとするかもしれない

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:41:56

    絵を書くときだけ…自由になれる…
    夢で見た光景を描き殴る 周りの奇異な目を気にせず僕は無我夢中で描いていた 自分がペンキだらけになっても気づかずに

    …会いたいなぁ…あの子に
    僕はあの子に会えたらきっと…

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:43:13

    ーー翌日、僕は変わらず「お仕事」をしていたー

    恋人「ふふ…沈黙のネモフィラ…名のとおりだね…ああ、かわいいねぇ…僕に好きにされてさ、抵抗もしないなんて、たまらないっ」
    …今日の恋人さんは異質だった
    恋人「あぁ〜かわいいねぇ、身請けしたいなぁ…んっちゅっ…こーんなにキスされても顔一つ変えないなんて…ますます欲しくなったよ。調教しがいがある」
    気持ち悪い、変に撫で回さないでほしい、さっさと中に出して終わらしてほしい
    恋人「まだまだ楽しもうね…♡」

    地獄だ…

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:55:06

    ララァ「シュウジ…貴方、辛いのね…あまりにも酷いなら私が…」
    シュウジ「それはだめだララァ!…僕が我慢すればいいんだよ」
    ララァ「…痩せ我慢は良くないわ、貴方が辛いならここから逃げさせる事だってできるのよ」
    シュウジ「…僕は、ここで待ってるから」
    ララァ「赤い髪の女の子、ね」
    シュウジ「うん、ララァには全部お見通しだね…僕が逃げちゃったらきっとあの子とは会えなくなる…だからここに残る」
    ララァ「わたしと一緒ね」
    シュウジ「ララァも?」
    ララァ「ええ、私もここで…赤い将校さんを待ってるの…だからここから逃げない」
    シュウジ「ララァ…もし、赤い将校さんが来なかったら、僕と逃げよう」
    ララァ「ええ…そのつもりよ」

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:15:07

    それから繰り返し繰り返し僕はいつも通り、【お仕事】を……

    耐えなきゃ、耐えなきゃ、耐えなきゃいけないんだ…

    地獄のような日々がずっとずっと続いてる…
    夢だけは…夢の中だけ僕は僕でいられた…

    赤い髪の女の子…君はずっと僕をみつめてる…お互いに触れられない…向き合ってるだけだけど僕の心は穏やかでいられた

    シュウジ「ねぇ、君は誰…君の、名前を教えて」
    ??「……いつか会えたら、名乗るよ…それまで」
    シュウジ「まって!…僕、君のこと、ずっと待ってるから!」

    ジリリリリ

    シュウジ「…もう目が覚めちゃったんだ、もっと一緒に…いたかったな」

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:03:36

    保守

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:22:32

    その日珍しく大きな音で目が覚めた

    僕はなにか胸騒ぎをしつつも【お仕事】をする為の準備を始めた
    …お尻に何かを入れるのにも慣れてしまった自分に吐き気が出そうだ…

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:23:47

    恋人「今日も頼むよ、ネモフィラ」
    シュウジ「はい…」
    恋人「早速だけどさ、これ、飲んでよ」
    シュウジ「薬は…ちょっと」
    恋人「ああ?お前に関しては何しても良いって言われてんだけど」
    シュウジ「あっ…」
    恋人「ぐだぐだしてないでさ、早く飲んでよ」
    シュウジ「はい…」
    僕は言われた通りに薬を飲んだ
    恋人「ンフフ…これでもっと楽しくなるからね」
    今日もろくでもない事になりそうだ」

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:25:13

    シュウジ「…ヤダッ…やだぁ…出させて…出させて…」
    恋人「射精抑制剤と媚薬の組み合わせはやっぱりえげつないな。あのネモフィラがこうも乱れるなんてな」
    シュウジ「ヒィッ…お願い…お願いしますっ…イカせて…イカセてください!」
    恋人「エー?やだ第一君にこんなの必要ないでしょ」
    そう言って恋人さんは僕の陰茎を踏み潰してきた
    シュウジ「ァァァアッ!!!いたい、痛いよぉ!」
    恋人「はー…興奮する、お前のそのスマした態度がグチャグチャになっていくの…止められないよ。挿れるぞ、受け入れろ」
    シュウジ「ひギュッ…!あ、あぁ…」
    恋人「はっ…とろとろ…今日は寝かせないからな…俺のネモフィラ」
    シュウジ「ぅッーーーウゥっ…」

    僕の日常は何一つ変わりやしない。……館から出たい、けどそうしたら…あの子とは出会えない、耐えろ…僕

    何かが始まる新しい予感、を熱望せずにはいられなかった

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:26:20

    カバスの館、ジオンの将校も利用するほどの娯楽施設…とは名ばかりのその実は娼館である 僕はそこで働いていた。僕はここで唯一の男だから性行為はもちろん、暴行ですら僕には許されていた
    だから体に傷が耐えなかった
    ララァが手入れしてくれてもどんどん傷が増えていく
    ……あの子に合うまでもってよ僕の体、それだけのために生きようと思ってるんだから

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 08:11:11

    いつも通りの朝、僕は【お仕事】をしようとした…

    ヴァーニ「あっシュウジ!ちょうどよかったこれあそこの部屋に持っていってくれない? ………実はここだけの話だけどコアファイターが墜落してきたんだ、そのパイロットを手当してんだ」
    シュウジ「!?コアファイターだって!?」
    ヴァーニ「シッー!声が大きい」
    シュウジ「ご、ごめん…けどそんな秘密をどうして僕に?」
    ヴァーニ「あんたはお姉様と仲がいいからな、お姉様の不利になるような事しないだろ、とにかく、これ!持ってって!じゃあな!」
    そうして僕はヴァーニから包帯と手入れ箱を受け取った。ヴァーニはこの館に似つかないぐらい素直で良い子だ…【お仕事】はまだのようだけど…彼女にそれがふりかかるのは…嫌だな…

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 08:12:33

    シュウジ「失礼します…お加減はどうで、すか…」
    僕は言葉に詰まった

    だってそこに寝ていた子は

    僕が熱望してやまない赤い髪の女の子だった

    彼女はまだ寝ているようだ…僕は胸の高鳴りを抑えながら彼女の手入れをし始めた…

    シュウジ「よく寝てる…ふふ、やっと、やっと会えたね…今度は君の名前、ちゃんと聞かせてね」

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 08:13:42

    マチュ「…すぅ…すぅ…シュウジ…」
    シュウジ「!?…僕の名前、なんで知ってるの」
    マチュ「…すぅ…シュウジ…絶対に…見つけるから…」
    シュウジ「……君の声、もっと聞かせて」

    手入れが終わった 名残惜しいな…
    君はずっと寝ていたけど、僕にとっては人生で一番の出来事だった。夢が、現実になったんだ。

    シュウジ「じゃあね…また、会いに行くから」

    バタン

    マチュ「………ハッ!って…あれ、ここどこ…っていてて…誰か手当してくれたんだろう………シュウジ…?」

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 08:16:42

    手入れじゃなくて手当ですね…間違えました とうらぶの影響受けてた

  • 27二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 09:24:04

    辛すぎて泣きそう
    この世界のシュウジにも救いがあるかな…あると思いたいな…

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 09:30:16

    まあでもマチュが探してるのはあのシュウジであってこの男娼じゃないんだよね

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:45:28

    傷だらけのシュウジ見たらマチュ大混乱では…どうなるんだ

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 14:41:07

    このまま本編の流れに沿った場合
    シュウジ『ぼくは?ぼくだってシュウジだよ?なんで?なんでぼくじゃ駄目なの?』
    みたいな精神崩壊しちゃわない?(震え声)

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 14:45:02

    夕方ララァにお礼言いに行くまでずっと部屋の中にいたからその間の話し相手になれそうだけどどうなるか

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:28:21

    このレスは削除されています

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:29:29

    このレスは削除されています

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:42:49

    ヴァーニ「おっ目が覚めたんだな!」
    マチュ「いてて…ここは?
    ヴァーニ「カバスの館だよ、お姉様があんたを助けたんだよ」
    マチュ「お姉様…?」
    ヴァーニ「この館で一番の人だよ!お姉様はあんたが落ちてくるって知ってたんだ、だからすぐに治療できたんだ!」
    マチュ「そっか…お姉様にお礼を言わないと…」
    ヴァーニ「今はダメ、恋人さんが来るからさ」
    マチュ「恋人さん…なんなのここ」
    ヴァーニ「…えらーいひとのご機嫌を取るんだよ」
    マチュ「それって…!君は、ここに閉じ込められてるの」
    ヴァーニ「別に…私はただの小間使いだよご飯もでるしお風呂にも入れる、むしろラッキーだよ」
    マチュ「…」
    ヴァーニ「とにかく夕方までここで待ってなよ」
    マチュ「えっと…無理は承知なんだけども…館の周り見てもいい?少しでも体を動かしたいんだ」
    ヴァーニ「イイけど…館の奥はみんなお仕事してるからいっちゃ駄目だぞ」
    マチュ「うん、ありがとう。邪魔しないようにするから」

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:45:10

    私はここカバスの館で周りの庭園を散策していた
    きれいに庭が整理されている、こんなに綺麗なのに…
    マチュ「海が見れなかったのは残念だけど…ここもなかなかに綺麗だな…………綺麗、なのに…」
    マチュ「シュウジ…どこにいるの…たとえ思いが報われなくても…シュウジだけは私が、守る」
    カバスの館…きっとシュウジとここで出会えるような、そんな予感がした。

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:07:40

    私は引き続き庭を散策していた…
    館の奥には行っちゃだめって言われたけど…庭越しなら…大丈夫かな?
    マチュ「あんなに憧れてた地球にいるんだな私…シュウジと、来たかったな」

    ふと私は目線を館内に向けた


    シュウジがいた


    マチュ「……………えっ……………」

    本当に、本当にシュウジなの!?一瞬しか見えなかったけど…あれは間違いなくシュウジだ!!!!
    地球に来てたんだ…良かった…!!

    でも何でここにいるんだろう、シュウジ。

    ここで何をしているの…シュウジ…?

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:10:57

    僕はあの子の手当が終わったあと
    急遽【お仕事】が入った、僕は恋人さんと一緒に館を歩いていた

    恋人「君に一目惚れしてね、急遽指名させてもらったよ」
    ……あの子に会いに行きたかったんだけどな、お腹、空いてるだろうからご飯持って行きたかったんだけど

    恋人「そっけないねぇ…まぁ、これから乱れるんだろうけど、楽しみだねぇ」
    シュウジ「…………そうですね」

    僕は営業スマイルをかざしながらあの子の事を考えていた…あの子事を考えるだけでこの地獄で生き抜けてそうだよ

    ああ、会いたいなぁ…

    一瞬誰かの視線を感じた、あの子…?

  • 38二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:12:35

    マチュ「あの、ありがとうございます。助けていただいて」
    あれ、私は、この人を知っている?
    ララァ「あなたはなぜここに来たの?」
    ララァ「ここに薔薇はないわ」
    マチュ「私が探しているのはその薔薇を追いかけている男の子なんです」
    ララァ「男の子?フッ うらやましい」
    マチュ「館の女の子たちが言ってました、あなたは夢で未来が見えるって」
    ララァ「わからないわ、私が見るのは向こう側の夢ー向こう側の私は、恋をしているわ。商売じゃない、本物の恋よ」
    ララァ「ジオンの将校さんがこの館を訪ねてきて私を見初めるの…ここから連れ出してくれるのよ。そこから私の本当の人生が始まるわ」
    ーーー
    ララァ「私は…大切な人を守る事ができないのよ」
    マチュ「…あなたは」
    ララァ「ララァ・スン」

  • 39二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:13:36

    ララァ「ねぇ、お願いがあるの貴方ならきっと彼を…救える」
    マチュ「彼?」
    ララァ「私の…大切な子、貴方に、守ってもらいたいの…お願い、あの子を連れ出して」
    マチュ「その子の名前は」


    ララァ「シュウジ」

  • 40二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 18:26:18

    門番「あの娘ですか不時着した戦闘機に乗っていたというのは」
    マスター「明日の朝、ジオンに引き渡す、予定だったんだがなあ…向こうさんが遅れるとの理由で3日間は面倒見なきゃいかんようだな…まだおぼこいが、ここに置いときゃ売れる顔なんだがなあ。ネモフィラと一緒に売り出したら覇権を取れそうなんだがなぁ…はぁ…ジオン相手じゃなきゃなぁ…働かせてたんだが」
    門番「大切な恋人様ですからね。しょうがないですよ」

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 19:24:15

    更新おつ!続きが気になる

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 19:49:51

    ちなみにシュウジのボロボロ具合はこんな感じを想定してます 顔だけは殴られないから綺麗だけど

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 20:40:53

    わぁ…わぁぁ…

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 22:11:08

    どうなっちゃうんだ…

  • 45二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 22:44:29

    カバスの館 1日目

    頭が割れるように痛い、シュウジが…ここで働いてる…?嘘だだってそれじゃ私達が会っていたシュウジって、どうゆうことなの…
    教えてシュウジ…

    ヴァーニ「おはよう、えっーと」
    マチュ「マチュ、マチュって呼んで」
    ヴァーニ「マチュ!ジオンのお迎えが遅れるらしくって3日間ここにいることになったんだけど……顔色悪いぞ、大丈夫か?」
    マチュ「大丈夫、続けて」
    ヴァーニ「それでここにいることになったけど客人な事には変わりないからある程度自由に過ごしていいぞ。何か必要な物があったら私に言ってくれ」

  • 46二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 22:45:37

    マチュ「わかった
    ねぇ、ひとつだけ聞きたいことがあるんだけど」
    ヴァーニ「なんだ?」

    マチュ「シュウジって、今何してるの?」

    ヴァーニ「恋人さんと一緒だよ」


    目の前が真っ暗になった

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 22:46:45

    ハアっハアっハアっハアっハアっハアっ
    私はがむしゃらに館を走り抜けていた
    シュウジが、シュウジが、どうして
    考えたくなかった。私の好きなシュウジは…もっと…もっと……自由に…見えたはずだった…
    私の枷をはずしてくれた…何でそんな君が枷を外せてないの…

    「シュウジ…私、会わなくちゃ、シュウジに」

  • 48二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:07:39

    マチュ「ねぇヴァーニ、シュウジに会いたいんだけどいつなら会えるかな?」
    ヴァーニ「シュウジ?シュウジなら今日は終日恋人さんと一緒だから明日なら会えると思うよ。明日は休みだし庭園で絵を描いてるかも。知り合いだったんだな!」
    マチュ「うん、実はそうなの、探してたんだ」
    ヴァーニ「あいつ、たまに私と遊んでくれるし、優しくて良いやつなんだ。けど館のみんなから嫌われてるから会ってやると喜ぶと思う」
    マチュ「嫌われてる…どうして…」
    ヴァーニ「男、だからかなあ…けど、良いやつだからさ!描く絵もきれいなんだぞ!」
    マチュ「そっか…絵を描くのは、変わらないのか…」

    シュウジ…君はあの時のシュウジなの?教えて…

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:08:45

    きつい、つらい、けど頑張れる、だってあの子がいるから

    恋人「今日は一日中お前を指名したからな…朝までハメ倒してやる」

    ああ、早く終わってくれ、明日は休みだ、あの子に…会いに行って…
    そう考えて何度めかわからない白濁を受け止めた

  • 50二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:11:10

    夜が更ける中、僕は、私は彼を、彼女を思う
    マチュ「シュウジ…」

    シュウジ「……会いたい」

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:11:23

    ララァほど慕ってるわけではないだろうけど境遇的にカンチャナあたりはめちゃくちゃ思うところがありそうな立ち位置だな……

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 03:47:57

    ネモフィラってからには、恋人さんと逢う時には花を逆さまにしたようなひらひらで明るい青のドレスでもあてがわれてるのかな…
    退廃的で陰鬱な危ない雰囲気を纏っていて、男の子なのに女を感じさせてどう接していいのか分からんやつ〜

  • 53二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:15:57

    カバスの館 2日目

    僕は久々の休みを謳歌しようと朝から準備をしていた ペンキに、画材に…こうして絵のことを考えるだけで、心が落ち着く、なおかつあの子までいる。
    そうだ、お弁当持っていってあの子に会いに行こう。そして二人で話すんだ…これまで、これからの事を…きっと楽しくなる、一緒に絵も描きたいな…夢がどんどん膨らんでくる。
    今までこんな事なかったのにな…人生に色がついたようだ
    そう考えていたら僕の部屋におもわぬ来客がきた

  • 54二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:17:05

    カンチャナ「…近づきすぎないほうがいいよ」
    シュウジ「カンチャナ…けど僕はやっと出会えたんだ…僕の運命に」
    カンチャナ「…私達にそんなのないって、わかってるでしょ。きっとあの子もあんたを置いていく」
    シュウジ「そんな事…ない」
    カンチャナ「私達は何度だって裏切られるのを見てきた、これ以上…シュウジに苦しんでほしくない」
    シュウジ「ありがとう…カンチャナ、けど僕は止められないんだ、この想いを」
    カンチャナ「…馬鹿だね」
    シュウジ「うん、馬鹿だよ」

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:18:18

    私は朝からシュウジをさがしにきていた
    ヴァーニが言うにはここて絵を描いてるって言ってたけど…

    そうして庭を散策していた所薔薇が綺麗に咲く場所に来ていた

    綺麗な薔薇…こんなところに薔薇園なんてあったんだ…私は導かれる様に薔薇園の奥へ進んでいった

  • 56二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:19:36

    マチュ「こんなところあったんだ〜すご…良いにおいする〜…私が見たシュウジは何だったんだろう…ずっとここで働いてるなら、コロニーで出会えるわけない。なら、全くの別人…?けどあれは確実にシュウジだった、どちらも同じシュウジ、なの?…それを確かめるために会いに行くんじゃん、別人だったらなんの後腐れなくここを去れる。そう、ここから去れるんだから…」

    もし、ここのシュウジが私のあったシュウジと別人で関係ない人だとしても

    私は何も思わずここを去れるのだろうか…?

  • 57二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:42:18

    >>52

    こんな感じの清楚なワンピースをつけてる感じでイメージしています 乱れたときに男がそそる様に 絵を描くときや休みのときはいつもの白い服装でイメージしてます

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:18:03

    薔薇園の奥に、キャンパスに絵を描いているシュウジがいた。絵に夢中になってこちらに気づいてなさそうだ
    マチュ「…!いた…シュウジだ」
    私は涙が出そうになった シュウジ、ずっと探していた‥
    思わず駆け出しそうになったけど我慢してシュウジに話しかけた

    マチュ「私、マチュ。貴方の名前、教えて?」

    ーーーーー

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:19:40

    僕は久々に絵を描くことに夢中になっていた
    来客にも気づかないほどに

    マチュ「私、マチュ。貴方の名前、教えて?」

    そこには僕が渇望してやまない人がいた

    シュウジ「シュウジ…っシュウジだよっ!」

    僕はたまらずマチュを抱きしめた、ようやく会えた、ようやく話せた、ようやく名前を聞けた。マチュ、マチュ、マチュ!!
    ーーーー

  • 60二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:20:40

    ーーーー
    ああ、やっぱり違う、この子は…シュウジ、シュウジ・イトウじゃない。私が探してる子じゃない…けど…この子をほおっておけない。

  • 61二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:21:52

    マチュ「ねぇ…シュウジ、この怪我、どうしたの?身体中怪我だらけじゃんっ…!」
    シュウジ「こんなのいつもの事だよ。気にするほどじゃないよ」
    マチュ「良くない!!!私、シュウジが傷つくの…耐えられないよ…」
    マチュ「マチュ、泣かないで、僕は今君とあえて嬉しいんだ、だから僕を思って泣かないで、僕を思って笑ってよ。マチュ」
    マチュ「グスッ…」

  • 62二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:23:58

    シュウジ「ねぇマチュ、僕と一緒に絵を描いて。君と一緒に描けたらすごく…楽しいだろうなあ」
    マチュ「うん、そうだね…!私も一緒にかく!
    この絵の具使っていい?」
    シュウジ「マチュなら全部使って大丈夫だよ!マチュは何を描くのかなあ、楽しみ」
    マチュ「クラゲと海を描こうかなって」
    シュウジ「いいね、僕海好き、いつか行きたいんだ」
    マチュ「一緒に…行こうよ」
    シュウジ「!…そうだねっ…!」
    マチュ「楽しいね、シュウジ」
    シュウジ「うんっ!ずっとこんな時間が続けばいいのに…」

    マチュ(私は…このシュウジを、助けたい。好きとか嫌いとか関係なく、助けたいんだ…)

  • 63二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:44:33

    まぁマチュならこのシュウジが別人だと分かっても苦しんでいるシュウジを放っておけないんだよね…

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:18:05

    ーーーーーー

    シュウジ「マチュ、そろそろお腹減ったでしょ?僕お弁当持ってきたんだ、簡易的なものしか入ってないけど」
    マチュ「えっ!?すごい!美味しそう!てかシュウジ料理できるの!?」
    シュウジ「…ご飯作らないと、食べられないから。毎日の週間だよ」
    マチュ「っつ!!!ごめん、……どうしてシュウジがこんなに傷ついてなくちゃいけないの…!」
    シュウジ「マチュ、僕のために怒ってくれるのは嬉しいけど僕は大丈夫だよ。だってマチュがいるから」

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:19:05

    マチュ「シュウジ…シュウジはさ、どうして私の事知ってたの?」
    シュウジ「いつも夢で会ってたんだ、君と」
    マチュ「ごめん…覚えてない」
    シュウジ「いいんだよ、多分僕が勝手に見てただけだから。ずっと心の支えだった」
    マチュ「そうなんだ…」
    マチュ(このシュウジは…私がいないと…どうなっちゃうんだろう…)

  • 66二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:21:13

    マチュ「美味しいね、お弁当。私またシュウジの料理食べたいかも」
    シュウジ「本当!?良かったぁ…また作って持ってくるよ」
    マチュ「シュウジはすごいね!料理も上手いし絵もすごいし…ここで、働けるなんて並大抵の覚悟がなければ…やってけないでしょ」
    シュウジ「、、、僕はただ夢のために生きてきただけだよ。マチュ、君がいてくれたから僕はここまで生きてこれたんだ。マチュに出会うために僕は生きてきたんだ」
    マチュ「シュウジ…」

  • 67二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:23:22

    シュウジ「好きだ、マチュ。たとえその思いが僕に向いてなくても、好きだよ」

    マチュ「私は…」

    シュウジ「返事は求めてないからいいよ。今伝えないと後悔するって、思ったから、ありがとう、マチュ」

  • 68二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:28:25

    このシュウジは生きるために家事ができるので向こう側より主婦スキルがあります 向こう側は生きるのを半ば諦めてたけどGQ側は生きるのを諦めてないので…マチュのおかげで

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:31:59

    向こう側はヒモでGQ側は通い妻 そうゆう事です

  • 70二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:38:42

    だらしない生活をしてグラフィティばかり描いててごはんを気にせず突っ伏してるように寝てるのを隣人のマチュに介護されるのが向こう側

    隣人のマチュのために足繁く通い、マチュが仕事で疲れたら一緒に部屋に入って介抱してくれて、マチュの為に作り置きを冷蔵庫にいれるのがGQ側

    そうゆうことです!

  • 71二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 13:55:10

    向こう側シュウジの嫁になって、GQシュウジの婿になる
    マニッシュでコケティッシュなのでいけるいける(混乱)

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 14:01:35

    多分現パロにしたら

    私、アマテ・ユズリハ!今年心機一転でひとり暮らしを始めたんだ!株式会社ソドンに入社したんだけもう大変!毎日毎日残業で全然キラキラ生活送れてないよ!
    そんなある時両隣にお隣さんが引っ越してきたんだけど二人は同じ顔で〜…!!!っていうラブコメ時空が見れる

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:36:49

    ーーーーー
    マチュ「もうこんな時間?早く部屋戻らなきゃ」
    シュウジ「僕も戻るよ。マチュ、楽しかった!多分僕の人生で一番! ありがとう、出会ってくれて」
    マチュ「…私も!私も楽しかったよ!シュウジ!また、また明日!」
    シュウジ「!…うん!また明日!」

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:37:56

    私は、シュウジをずっと追いかけてきた、けどここのシュウジは…目を離すと、消えちゃいそうで…私が…助けなきゃ、いけないような気がした

    二人のシュウジ…私は…

    ララァが言ってた、どちらの彼も好きになる、私はその言葉が繰り返し頭の中を反芻していた

  • 75二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:54:35

    カバスの館3日目

    マチュ「ふあぁ〜〜…昨日は考えすぎて眠れなかった…今日で最後か…」
    シュウジは、ここに残るのだろうか
    シュウジは……
    私は、どうであれ、シュウジを助けたい…ここにいるべき存在ではないんだ…一緒に、逃げなきゃ。

    マチュ「…ララァも逃してほしいって言ってたけど、けどララァも一緒に逃げなきゃ…」

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:55:52

    私は思案した 今日中にここから逃げれる方法を

    その時ヴァーニが入ってきた
    ヴァーニ「おはようマチュ…今日は大切な話があってきたんだ。 お姉様を、逃してほしい」
    マチュ「…やっぱり、私も同じこと考えてた」
    ヴァーニ「今日の夜、館に火を放つ。その時にコアファイターを使って逃してほしい」
    マチュ「わかった………………ねぇ、シュウジは、シュウジはどうなるの」

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:57:06

    ヴァーニ「…みんなと一緒に逃げる、から大丈夫だよ」
    私は感じ取った きっとろくでもない事にしかならない、だって…シュウジは、みんなに嫌われてる。
    マチュ「ヴァーニ、どうして」
    ヴァーニ「みんなが逃げるときに…恋人さんを引きつける囮が必要なんだ…、シュウジが、率先して立候補してくれた…ウウッ…私イヤだよ…シュウジには…逃げてほしいよっ!!お願い!!マチュ!!シュウジを連れ出して!あいつを…だずけで!!!」

    その時私はなんて言ったか覚えてない。
    けど決意は固まっていた

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 18:58:26

    ーーーーーー

    シュウジ(もうすぐ…この館が燃える…みんな…逃げれたかな…)
    恋人1「今日はネモフィラが全員の相手をするって…すげぇ大盤振る舞いだな」
    恋人2「何したってお咎め無しだからな!最高の気分だぜ」
    シュウジ(言ってろ…ここはもうすぐ燃えるんだ、お前らごと…マチュ、君をここから逃げ出せる手伝いができて、よかった。悔いはない…ここでこいつらと一緒に燃え尽きる。ララァ…元気で。マチュ、愛してるよ)
    恋人3「まだまだへばんなよ〜」

    シュウジ(早く、燃えつきろ)

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:00:10

    私は炎に燃える館をララァと一緒に走っていた

    ララァ「お願いマチュ、シュウジを、シュウジを助けてあげて、私はいいの…あの子はまだ炎の中に…」
    マチュ「…ララァ、この先に私が乗ってきたコアファイターがある、先にそこに行ってて」
    ララァ「マチュ!!」
    マチュ「私は、私はっ!!!!!」
    「シュウジを、迎えに行くんだっ!!」
    「だから、行ってくるよ」
    ララァ「…シュウジを、頼むわ」

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:01:23

    館は炎に包まれていた
    中にシュウジがいる
    私は片っ端からシュウジを探した
    マチュ「シュウジっ!返事をして!シュウジィ!お願い、いきて、生きてよぉ!!シュウジ!!」
    分け目もふらずに叫んだ、シュウジが生きてると信じて…ずっとずっと、叫んだ
    マチュ「ハアっハアっ」
    マチュ「シュウジ…どこなの…」
    館のすべての部屋を探したのにいない
    まさか、嫌な予感を拭いつつ私は探した
    ………骨だけでもいい、私は助けたいんだ、アイツを

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:26:03

    シュウジ「ゲホッゴホッ…ここもあと少しで崩れる…もう終わりだよ」
    炎に気づいて逃げ出した恋人をよそ目に僕は炎の中に包まれていた
    シュウジ「最期に、会ってくれてありがとう、マチュ。楽しかった、嬉しかった、…幸せだった…ああ、できる事なら、一緒に海、行きたかっなぁ…!」
    僕はいつの間にか泣いてた、この選択に後悔はなかったのになぁ…やっぱり悔しいや。
    夢の中の僕は…使命に対して、辛く苦しそうだったけど、それでも隣にマチュがいた、一緒にクランバトルして、一緒にグラフィティを描いて、一緒にご飯を食べて 羨ましかった、僕がそこにいたかった。
    けどそれは叶わなかった…だけど最期に叶えられた…少しぐらいは、僕の事見てよね、マチュ

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:27:10

    扉が勢い良く開く音がした
    マチュ「シュウジィッ!!!!!!」
    …これは走馬灯かな、マチュがいるように見える
    マチュ「だめ!シュウジっ!しんじゃだめ!!!」
    シュウジ「ま…ち…ゅ…」
    マチュ「迎えに来たよ、シュウジ。私と一緒にきて」
    …夢かな、だってマチュは
    マチュ「私は、シュウジが生きてないと…嫌だよぉ…」

  • 83二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:28:30

    僕はマチュに引き連れられて館から逃げていた
    シュウジ「マチュ…ゲホッ…もうすぐこの館は落ちる、ここにいたら危険だよマチュ」
    マチュ「関係ない、決めたんだ、私が助けるって、あんたを。だからここから絶対に連れ出すんだ」
    シュウジ「マチュ…」
    マチュ「私があんたを助ける」

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:48:53

    そうして僕らはコアファイターのある場所まで来ていた、ララァが僕らを待っていた

    シュウジ「ララァ…!良かった逃げれていたんだ」
    ララァ「シュウジ、どうして囮なんかになったのですか」
    シュウジ「…満たされていたから、マチュと出会ってだから後悔なんてなかった」
    ララァ「私は、貴方に世界を見てもらいたいのよ、あの子と一緒に」
    シュウジ「ララァ…」
    マチュ「二人とも、早く乗って!私が逃がすから!」
    僕とマチュはコアファイターに乗り込んだ、ララァが乗り込もうとしたとき、追手が来た
    マスター「おいネモフィラ!お役目はどうした!まさか逃げたのか!ララァ!お前は一番の稼ぎ頭なんだ、ここで逃がすわけにはいかん!」

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:50:20

    シュウジ「ララァ!早く!」
    その時追手の銃弾がララァを掠った
    コアファイターは危険を察知して僕とマチュを入れて飛び立とうとしていた
    マチュ「ララァ!!」
    ララァ「行きなさい!二人とも!私は、ここで待っているわ…シュウジ、あなたは行きなさい!待っていたのでしょう、ずっと!」
    シュウジ「!!」
    ララァ「さようなら…私の大切な子」
    シュウジ「ララァ!!!!」

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:51:53

    そうか…ずっと待っていた好きな人が来てくれたってのはララァにとっても希望なのか…

  • 87二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 19:53:35

    コアファイターは僕らを乗せて海の上を飛んでいた
    マチュ「シュウジ…海だよ…」
    シュウジ「うん…」
    マチュ「ララァ…連れて行きたかったね…」
    シュウジ「そうだね…」
    マチュ「朝日、きれいだねってうわあっ!」
    コアファイターは急に海に沈んだ
    シュウジ「これ…大丈夫なの?」
    マチュ「た、多分…」

    そうして深海にたどり着いた僕らは…ジークアクスを見つけた
    マチュ「ジークアクス…!」
    いつも夢で見ていた…機体だ…

  • 88二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:03:23

    さてここからだ
    もう一人いるんだよな

  • 89二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:40:14

    そこから私達はソドンという戦艦に回収されていた


    シャリア「マチュ君、お手柄です」
    マチュ「別に」
    シャリア「それでマチュ君、あの子は?」
    マチュ「シュウジ」
    シャリア「シュウジ・イトウはゼクノヴァで消えたはずでは」
    マチュ「あの子も、シュウジなの」
    シャリア「詳しく聞かせても?」

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:41:34

    そして私はこのオジサンにことの経緯を話した
    シャリア「ふむ…全く同じ存在ですか」
    マチュ「…薔薇にいるのはララァだ、娼館で出会ったララァと一緒だ」
    シャリア「そのララァさんと同じくシュウジ・イトウにも二人の人間がいると。興味深いですね」
    マチュ「…シュウジを傷つけたら、許さないから」
    シャリア「そんな事しません、ただやってもらう事が、できただけですよ…」

  • 91二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:43:22

    マチュ「シュウジ…いる?」
    シュウジ「マチュ、僕、これからどうなるんだろう」
    マチュ「わからない…私もここを抜け出したようなもんだから」
    シュウジ「そっか…ねぇマチュ、マチュってさ別の僕の事、好きだよね」
    マチュ「…シュウジにはバレちゃうんだね」
    シュウジ「…僕は君が幸せなら、何でもいいんだよ…たとえ別の僕と両想いになっても、応援するよ」
    私は胸がきつく縛られる感覚がした
    どうしたらいいの…シュウジ…
    マチュ「…ありがとう」
    この気持ちが、わからない

  • 92二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:46:29

    あのカバスの館から逃げてしばらく経ったあと

    私とシュウジはソドンでパイロット訓練をオジサン…もといヒゲマンから受けていた
    シャリア「訓練お疲れ様です。お二人とも。なかなかに上達しているじゃないですか、特にシュウジ君。君にはパイロットの才能がある」
    シュウジ「ありがとう。僕は何もしていないよガンダムが、応えてくれるだけ」
    シャリア「謙遜は良くない、君たちには来たるべき時に…活躍してもらわないといけないのですから」

  • 93二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:49:28

    マチュ「その来たるべき時ってなに?ヒゲマン。そろそろ教えてくれてもいいでしょ」
    シャリア「…イオマグヌッソはご存知で?」
    マチュ・シュウジ「知らない」
    シャリア「イオマグヌッソは、シャロンの薔薇が起こすゼクノヴァを利用した戦略兵器です。座標を指定したらそこがゼクノヴァに巻き込まれます…お二人は感がよろしいのでわかると」
    マチュ・シュウジ「…ゼクノヴァに押しつぶされる…」
    シャリア「そんな兵器、使わせてはなりません。何より、薔薇にどの程度の負担がかかるかわからない、あなた達には薔薇に眠る少女を救い出してもらいたい」

  • 94二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:07:50

    シュウジはヒゲマンとの訓練で見る見るうちに強くなっていた。………私が会っていたシュウジと同じぐらいに
    シュウジが駆るガンダムも、私が探してるシュウジと同じものだ。色は、白いけど。ヒゲマンがガンダムのコピー機として秘密裏に作っていたものらしい。
    どんどん私の…探してるシュウジと似てくる…
    ……あのシュウジと違うのに何処か求めてしまっている自分に反吐が出る、あの子はあの子なのに、代わりとして見るなんて、最低だ…
    私は…あの子と…どうなりたいんだろう。
    助けたはいいもののその先は?
    私は、あの子を…好きなのかな…
    ララァと一緒でどちらの、シュウジも好きになる…いや、なっている、のかな

  • 95二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:36:16

    シャリア「ハア…ハア…」
    シャリア「キシリア様が1枚上手でした。この戦争だけは、止めなければいけなかったのに
    あなた達のガンダムなら、それが可能なのです
    これ以上、ニュータイプが人殺しに利用されるのは忍びない…」

    マチュ「マチュ、ジークアクス、出ます」
    シュウジ「シュウジ、ガンダム、行きます」

  • 96二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:38:04

    ニャアン「第一目標、座標補足。シュウちゃん…応えて」

    マチュ「シャロンの薔薇が泣いている…」
    シュウジ「…薔薇が苦しんでる」
    マチュ・シュウジ「誰がこんな、恐ろしい兵器を使ったんだ…!」

  • 97二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:39:28

    マチュ「どけ!」
    エグザべ「なんでお前が?イオマグヌッソへはいかせんぞ!」
    かつての自分の愛機と戦う日が来るとは…
    マチュ「もう…邪魔すんなよ…」
    エグザべ「悪いがお嬢さん、これはクランバトルじゃなくて軍事作戦なんだ」
    シュウジ「マチュはやらせない…」
    エグザべ「はっ!?ガンダム…だと!赤くないけど…あの時のガンダムだ!」
    シュウジ「邪魔だ!マチュ、切り抜けるよ!」
    マチュ「シュウジ!」
    エグザべ「させるか!」
    (上から衝撃)
    エグザべ「ハッ!」
    シャリア「ここは私が抑えます、行きなさい、ジークアクス、ガンダム」
    マチュ「サンキューヒゲマン!」
    シュウジ「ありがとうシャリア」

  • 98二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:41:25

    ニャアン「ぐうう…気持ち悪い…これ、なんなの…?」
    マチュ「あいつが撃ったのか?」
    シュウジ「…あんな事、許されない」
    ニャアン「ジークアクス?…なんで?それにガンダム、ガンダムはゼクノヴァで消えたはずなのに…シュウちゃん…?」

    マチュ「誰が乗っているんだ…」
    シュウジ「君が、こんな恐ろしい事をしたの」

  • 99二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:42:32

    シャリ「アルファ殺しに…ガンダムだと 、なぜだ、何故ガンダムがここにある」

    マチュ「ぐっうぅ!オールレンジ攻撃!」
    シュウジ「マチュ! 落ち着いて、よく見て!」
    マチュ「うん!」

    ニャアン「なんなのこの二人…この二人ってもしかして…」
    ニャアン「マチュ、シュウちゃん!?、ガンダムとジークアクスに乗ってるの、マチュとシュウちゃんなの!?」
    マチュ「なんでニャアンが!」
    シュウジ「夢の中に出てきた子だ…」

  • 100二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:43:39

    マチュ「なんで何も言わずにいなくなった!?なんでジオンのパイロットになんかなって戦争してんだよ!?」
    ニャアン「私だってわかんないよ…しょうがないじゃん!こうなっちゃったんだから!それより!なんでシュウちゃんがここにいるの!?」
    シュウジ「僕はマチュについてきただけ、君こそ、さっきの悲鳴聞こえなかったの?」
    ニャアン「ただ気持ち悪いだけ…私、シュウちゃんを守るために頑張ったんだよ!こうすれば会えると信じて!」
    シュウジ「…だとしてもこんなことするの間違っている!誰かを苦しませていいなんて事ない!」
    ニャアン「っっ!!」
    マチュ「…シャロンの薔薇からララァを救い出す。そうすれば、ニャアンもイオマグヌッソを使えなくなるんだから…」
    ニャアン「ララァ…?それがさっきから聞こえるこの声の正体?」
    私はジフレドを蹴り上げた
    ニャアン「きゃああ!」

  • 101二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:44:57

    マチュ「ララァを助けるんだ」
    シュウジ「マチュ、大丈夫、僕もいる」
    マチュ「シュウジ…二人なら、薔薇を救える」
    マチュ「この時間凍結のせいで誰もバラの内部には干渉できなかった。けどジークアクスとガンダムなら!」
    ニャアン「やめて!マチュ!シュウちゃん!」
    マチュ「ううああああ!」
    シュウジ「グッ…グウゥッ!」
    僕達は薔薇からユニットを引き剥がしたが
    マチュ・シュウジ・ニャアン「うあああ!」
    シャロンの薔薇によって吹き飛ばされていた

  • 102二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:46:37

    ハロ「マチュ、オキロ」
    マチュ「う、うう…」
    向こう側「……」
    マチュ「シュウジっ!」
    マチュ「シュウジ、何が言いたいの?あっちに何があるの?…わかった、ガンダムがそう言ってるんだね」

  • 103二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:47:37

    ニャアン「うう…」
    コンチ「ピボピボピ」
    ニャアン「ん?あれって…シュウちゃん?アレでもさっき…どうゆうことなの…シュウちゃん…とりあえず追いかけなきゃ…」

  • 104二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:48:41

    GQ「うう…ここは」
    向こう側「…」
    GQ「君は、僕?」
    向こう側「…」
    GQ「あっちに、行ってほしいんだね。わかった」
    向こう側「…」

  • 105二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:49:58

    ーーーーー
    マチュ「わあああ!いててて…シュウジは?え!?だだ…誰?」
    私はシュウジに導かれていたらいつの間にか落っこちていた
    ニャアン「シュウちゃん!」
    そして唐突にジフレドが乗り込んできた

    そして劇場裏手からシュウジが乗り込んできた
    シュウジ「マチュ!逃げるよ!そこの人も!こっちに来て!」
    マチュ「え?あ、わわあ~」
    シャア「君は!?…わかった!」

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:51:17

    シュウジ「僕に捕まって!」
    マチュ「うわぁ〜!落ちちゃう、落ちちゃう!」
    シュウジ「うっ」
    マチュ「んぶっありがとうシュウジ」

    シャア「君達大丈夫かい?助かった…礼をいう。彼女は確かガンダム・クアックスのパイロットだな、そして君は…シュウジか?」
    マチュ「だ、誰なんですか」
    シュウジ「僕はあなたとあった事ない」

  • 107二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:03:10

    マチュ「ジオンの赤い士官服…あなたって赤い彗星のシャアなの?」
    シュウジ「赤い…将校…」

    シャア「シュウジ・イトウ、そこの彼とは別の人物…なのだろう。」
    シュウジ「別の僕とはどんな関係なんですか」
    シャア「彼は、私が見込んだ以上のニュータイプだった、おそらく私の前に現れたのも偶然ではなかったのだろうできれば私の同士になってもらいたかったが…彼は薔薇の中で眠る少女に取り憑かれてしまった。そこの彼女は彼に想いを寄せているのか」
    マチュ「今は…わからないです」
    シャア「……彼女は本来この世界にいてはいけない存在だ。私が彼女を消滅させる」
    シュウジ「ララァは、あなたをずっと待っている。どうしてそんな事するの」
    シャア「君の言うララァはあの薔薇の彼女ではないだろう」
    シュウジ「ララァを、迎えに行ってあげて」
    シャア「…私には、わからんな」

  • 108二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:20:07

    ーーーー
    僕達はガンダムとジークアクスで薔薇を守ろうとした
    赤いガンダムが薔薇を傷つけようとした瞬間
    突如として光が妨害してきて、
    そこには僕がいた

  • 109二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:21:19

    向こう側「はじめまして、この世界の僕」
    GQ「…はじめまして、向こう側の僕」
    マチュ「えっ…」
    向こう側「君は全てわかっているんでしょ?僕がこの世界の人間じゃない事に」
    GQ「…君が見せていたんでしょ、僕に夢を」
    向こう側「うん、君なら、わかってくれると思って、僕の苦しみが」
    GQ「わからないな。ちっとも」
    マチュ「まって…二人とも、どうゆうことなの…シュウジが…この世界の人間じゃないって」
    向こう側「僕は向こう側からやって来た。彼女が作った、この世界を終わらせるために」

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:22:37

    マチュ「うそ…」
    向こう側「僕はただ、彼女に傷ついて欲しくないだけなんだ」
    GQ「それが君の願いなの……その割には、矛盾してるね」
    向こう側「…なに」
    GQ「君の気持ち、本当は別にあるんじゃないの。ずっと蓋をしてるけど」
    向こう側「…」

  • 111二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:23:58

    GQ「僕はこの世界を終わらせない、マチュが生きる世界を止めさせない」
    向こう側「僕はララァの苦しみを開放させるために…この世界を終わらせる」
    向こう側「君とは…分かり合えると思ったんだけどな。僕だから、僕の苦しみを理解してくれると思ってた」
    GQ「僕はマチュと出会えてこの世界が好きになった…むしろ夢で見させてくれて感謝してるよ」
    向こう側「夢を見させたのが…失敗だったね」

  • 112二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:08:58

    向こう側「もう、話す必要もない」
    マチュ「まってシュウジ!」
    向こう側「ゲートが開いた、向こう側から来る…」
    GQ「…させない」

    向こう側「もう後戻りはできない。薔薇の少女を殺してこの世界を終わりにする、ガンダムがそう言っている」
    GQ「それが君の役目なら、僕は全力で否定する」

  • 113二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:10:08

    ーーーーー
    僕と向こう側とマチュはキラキラの中にいた

    マチュ「ララァはシュウジの大切な人なんじゃないの。これはなに?」
    向こう側「彼女の記憶が再現されているんだ」
    GQ「…ララァ」
    向こう側「…向こう側ではエルメスと呼ばれていた」
    向こう側「エルメスのサイコミュがもう一つの別の宇宙を作ってしまった。でも、どの宇宙でもシャアは殺されてしまう。そのたびに絶望し宇宙を歪め、崩壊させてしまうそんな繰り返しの果にたどり着いたのがこの世界線だ」
    GQ「ララァの願った世界が僕達の宇宙…」
    向こう側「ララァの心は壊れ、おそらくこの宇宙は崩壊する。向こう側を巻き込んで…だから目覚める前の彼女を殺してこの宇宙を終わらせる」

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:11:15

    GQ「たとえこの世界が偽物だったとしても、僕は本物だと思いたい。だから、阻止するよ」
    向こう側「強情だね、君は。全部無駄なのに」
    GQ「それでも僕はこの世界でマチュと生きていきたい」
    マチュ「シュウジ…」
    向こう側「僕は彼女の心を守りたい、そのためにこの世界を終わらす」
    GQ「…させない、僕のすべてをもって君を阻止する」
    向こう側「じゃあ、君から、殺す」

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:54:58

    その一言がかわぎりに僕達は戦い始めた
    周りの声が聞こえなくなるほどに

    向こう側「ほんとに…嫌になる!戦い方の癖も何もかも…一緒だなんて」
    GQ「それはこっちのセリフだよ」
    向こう側「僕はララァを守りたいだけなんだ!」
    GQ「君の言うララァはそんなにか弱いのか!」
    向こう側「何が言いたい!」

  • 116二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:56:05

    GQ「僕の世界のララァは、気高く、強かった!僕を大切にしてくれた!そんな人がただ守られるだけなのをのぞんでいるのか!」
    向こう側「僕が、守りたいから、守っているんだ!」
    GQ「誰かに守ってもらうだけの存在なんて、そんなのニュータイプじゃない!僕の知ってるニュータイプはみんな強かった!そんなの、彼女に対する冒涜だ!」

  • 117二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:59:01

    向こう側「はっっ…!」
    GQ「僕は、僕達は、明日を生き抜くために頑張っているんだ!ニュータイプも!オールドタイプも!君がそれを否定するな!」
    向こう側「僕は…」

    マチュ「シュウジが戦ってる…向こう側を、止めなきゃ。行くよ…ジークアクス!!!」

  • 118二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:00:51

    向こう側のガンダムの動きが緩んだ、
    その瞬間キラキラが僕らを包み込んだ、
    マチュだ

    向こう側「僕はララァの想いを守りたい。…だから僕は」
    マチュ「…窮屈に生きてきた私はシュウジと出会った、こんなキラキラした世界があることをシュウジは教えてくれたんだ、けど私は…もう一人、私に愛を教えてくれた人ができた」
    GQ「マチュ…」

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:02:12

    マチュ「シュウジ、自分の心を縛ったりしないで。ララァのこと、好きなんでしょう」
    向こう側「はっ…!」
    マチュ「シュウジの描く絵はいつもララァのキラキラに溢れていたよ」
    向こう側「でも、ララァを守るにはこうするしかないと…」
    マチュ「シュウジが守らなくたっていいんだよ。誰かに守られなきゃいけないニュータイプなんてそんなの、本物のニュータイプじゃない!明日の私は…もっと強くなってやる!」

  • 120二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:03:25

    向こう側「さっき…おんなじ事を誰かさんに言われたな」
    マチュ「ええっ!?」
    GQ「…」
    向こう側「僕は、たくさんの世界を巡ってきた」
    向こう側「その長かった旅がようやく終わる」
    向こう側「ずっと想いに蓋をしていた…ありがとうマチュ、君が好きだよ」

  • 121二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:04:45

    マチュ「……っ」
    向こう側「君にはもう居るよね、隣に」
    マチュ「ごめん…ごめん…っ私、シュウジの事…好きなの…この世界の、シュウジが」
    向こう側「僕が伝えたかっただけだから、ねぇこの世界の僕、マチュと一緒に生きて」
    GQ「言われなくても、生きるよ、マチュも一緒に」
    向こう側「ありがとう、この世界の僕、二人ともさようなら」
    マチュ「さようなら、シュウジ」
    GQ「さようなら、向こう側の僕」

    マチュが向こう側の僕のモビルスーツの頭部を破壊したあと
    ゼクノヴァが起き 薔薇と向こう側の僕は帰った

  • 122二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:16:02

    まさかのこちら側とのエンドになるとは

  • 123二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:39:24

    ーーーー
    ジオン領地球圏とある島にて
    ニャアン「シュウちゃんって…私達といたシュウちゃんじゃないんだよね…なんて呼んだらいいかな」
    シュウジ「なんて呼んでもいいよ?あっ、ネモフィラ以外でお願い」
    ニャアン「ネモフィラ…?綺麗なお花なのに?」
    シュウジ「ちょっと…過去を思い出すから」
    ニャアン「ご、ごめんね。そうだよね誰だって嫌な過去ぐらいあるよね」」
    シュウジ「だからそれ以外は何でもいいよ」
    ニャアン「悩むなぁー」
    マチュ「おーいニャアン、シュウジー」
    シュウジ「マチュが帰ってきた」
    ニャアン「おかえりマチュ」
    シュウジ「ご飯できてるよ」
    マチュ「ヤッタァ!また、食べるの夢だったの」
    シュウジ「マチュっ」
    マチュ「もー抱きつくなって」
    ニャアン「私はお邪魔みたいだね〜…海で涼んでくるよ!」
    マチュ「ちょっニャアン!?…行っちゃった」

  • 124二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:42:03

    このレスは削除されています

  • 125二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:43:40

    このレスは削除されています

  • 126二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:57:09

    シュウジ「マチュ…僕、夢を見てるみたい」
    マチュ「それはやめて、夢じゃない、現実なんだから!」
    シュウジ「僕は向こう側を選ぶと思ってた」
    マチュ「…向こう側は幸せになってほしい、けど、アンタは私が幸せにしたいの」
    シュウジ「マチュ…僕、十分すぎるくらい幸せだよ、今なら逝けそう」
    マチュ「絶対!駄目だからね!シュウジは私とずっとずっと生きるんだから」
    シュウジ「そうだね、マチュ。君と出会えてよかった」
    マチュ「私も、シュウジと出会えてよかった」

  • 127二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:58:18

    これで一旦終わりです
    分岐も気分が乗ったら書くかもです

  • 128二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:59:12

    夜遅くまでお疲れ様でした
    まさかのこっち側エンドとは

  • 129二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:59:30

    こんな深夜なのに見てくれてありがとうとしか言えない

  • 130二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:01:08

    いやぁ…最初からこっち側はこの設定なら幸せを掴んでほしいなと 向こう側に負けるなと

  • 131二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 03:25:20

    わぁ〜完結乙です!!
    最後まで読めて嬉しいですありがとうございます!!
    分岐気になる〜💦
    GQシュウジをめちゃめちゃに幸せにするんだぞ〜マチュ!!

  • 132二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:07:30

    >>109

    √分岐


    私は…あの子の行く先を見届けたい…そしてそこにあのシュウジもいてほしい…私、わがままだ、

    二人とも…好きなんだ…

    二人とも…愛してしまった


    私はあのシュウジに会えたら…きっと…

    何度でも、恋に落ちる

    けどあの子も…私が幸せにしたい


    この気持ちは、本当なんだ

  • 133二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:08:30

    ーーーーー

    向こう側「僕は、向こう側から来た、この世界を、終わらせるために」
    マチュ「シュウジッ…」
    GQ「それが君の目的か」
    向こう側「僕はただ、彼女に傷ついて欲しくないだけなんだ」
    GQ「…君の本心は別にあるようだけど」
    向こう側「…君には、わからない」
    GQ「わかるよ、僕自身なんだから…マチュの事、好きなんでしょ」

  • 134二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:09:53

    向こう側「!…違う!僕は…ララァを助けたいだけ」

    GQ「嘘つき、君の本心はそう言ってない、ならなぜ僕に夢を見せた。君は…自分がマチュと結ばれる事がないから、僕にマチュを想わせるようにしたんだろ。マチュの為を思って」
    向こう側「違う!違う!違う!」

  • 135二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:11:05

    GQ「マチュに、愛着が湧いてしまった…そうなんでしょ?僕」
    向こう側「うっ…マチュ、はこの世界は、壊さなきゃ…いけないんだ!」
    GQ「…壊さなきゃいけない世界に、愛する人ができてしまった。それは酷く辛いことなのだろう。」
    向こう側「お前に何がわかる…僕の苦しみを理解してくれないくせに…!」
    GQ「…わかるよ、理由は違えど、昔は願っていたから…会えない存在に」

  • 136二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:12:19

    向こう側「君だけは…僕の手で…仕留める」
    GQ「…僕は、それでもこの世界を、マチュを守る」

    僕らは戦い始めた、この世界をかけて

  • 137二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:14:05

    マチュ「やめて…シュウジ、私、シュウジが争うところ見たくないよ!」
    GQ「止めないでマチュ、これは僕らの戦いなんだ」
    向こう側「……しょうがない事なんだ」

    マチュ「シュウジ!…止めなきゃ、私が止めるんだ!」

  • 138二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:48:44

    GQ「君のその感情は抑えなくてもいいんだ!向こう側!」
    向こう側「うるさい!僕の事…僕のくせになんにも理解してないくせに!」
    GQ「僕らは確かに同じ存在だ、けどその後の人生、僕らを形作るものは違う!だから君の事は理解できない」
    向こう側「僕は…僕はっ…!」
    GQ「もう、終わらせよう、向こう側」

  • 139二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:50:46

    GQ「マチュ!今だ!一緒に…止めるよ」
    マチュ「わかったよ、シュウジ。行くよ!ジークアクス!」

    僕達は白いガンダムの頭部を二人で破壊した
    直後キラキラが僕らを包み込んだ

  • 140二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:51:46

    向こう側「僕はっ…僕はっ…」
    マチュ「…シュウジ、私ね、シュウジと出会えてこんな世界があるって事、初めて知ったんだ…こんな素敵な世界があることを、シュウジは教えてくれた
    …そしてこの世界のシュウジは、私に愛を教えてくれた…無償の愛を、こんなに、恵まれていいのかってぐらいのたくさんの愛を、教えてくれた」
    マチュ「シュウジ、自分の心を縛らないで!シュウジが守らなくたっていいんだよ、そんなの、本物のニュータイプじゃない、私達は進化するんだ!」
    マチュ「……ララァの事が好きなんでしょう」

  • 141二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:53:40

    向こう側「…そうだ僕は…」
    GQ「違う、マチュ、違うんだよ」
    マチュ「シュウジ?」
    GQ「君の…本心を言いなよ」
    向こう側「……マチュ、僕は…君が好きだよ」
    マチュ「!」
    向こう側「この世界で出会ったときから…ずっと好きだ!君には…この世界の…僕がいるから…この気持ちは、墓まで持っていこうと思っていた」
    GQ「…言えたじゃん」

  • 142二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:54:52

    マチュ「私っ私っ…私もすき…私は!二人とも!好きなの!!!二人とも!愛しているの!」
    GQ・向こう側「マチュ!」
    マチュ「私と一緒にいてほしい!私と一緒に生きてほしい!二人とも!そばにいて!…私の人生、二人に捧げたいの」
    僕らはたまらずマチュを抱きしめた
    マチュ「すき…好きなの…どちらも」
    GQ・向こう側「僕らも、愛してる」

    ゼクノヴァはこの世界を飲み込み薔薇は向こう側へと戻った…
    向こう側の僕は…………

  • 143二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:56:08

    ーーーーー
    ジオン領地球圏とある島にて
    マチュ「ねぇ、本当に行くの?ニャアン」
    向こう側「ここにいてもいいのに」
    ニャアン「私、決めたの。自分の意志で動いてみようって。だから、旅に出るよ」
    GQ「そっか…君とは夢でしか合ったことないけど、きっと君ならいい答えを見つけられるはず」
    ニャアン「ありがとうシュウくん」
    ニャアン「マチュ!シュウちゃん!シュウくん!じゃあね!また会おう!」
    そうしてニャアンはスーツケースを引き旅立っていった

  • 144二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:57:21

    マチュ「行っちゃったね」
    向こう側「ニャアンには悪いことしちゃったかな」
    GQ「ニャアンはそんな事気にしないよ、多分。
    二人とも、ご飯できてるから食べようか」
    マチュ「私こっちのシュウジのご飯好きなんだよねぇ」
    向こう側「君、僕なのに料理上手いよね、僕はてんで駄目なのに」
    GQ「そう言ってもらえるなら光栄だよ、生きるために身につけたからそんな事気にしてなかったけど」

  • 145二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 11:58:22

    GQ「そもそも君は家事全般壊滅的じゃないか」
    向こう側「ぐっ…だって今までそんな事しようと思わなかったし」
    マチュ「あっちのシュウジは家電全部壊すからね…」
    向こう側「でもそのたびに直してるでしょ」
    GQ「パーツもバカにならないんだから…」

  • 146二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:00:48

    マチュ「…ふっ、アハハッ」
    向こう側・GQ「マチュ?」
    マチュ「私!嬉しくって、二人がこうして私と一緒にいてくれる事に…嬉しくってっ」
    向こう側「…向こう側に連れてかれると思ってた、けどここに残れた。だから僕は今度はマチュのために生きるよ」
    GQ「…だからってマチュのために世界を壊すとか言わないでよね、そんなことしたら悲しむんだから、マチュが」
    向こう側「もうしないよ」

    マチュ「二人とも、私と一緒にいなきゃ許さないんだからね!」

    向こう側「もちろん」
    GQ「当たり前だよ、ねぇ」

  • 147二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:02:30

    マチュ「旦那ができました」
    タマキ「えっ」
    マチュ「ちなみに2人です」
    タマキ「えっ」
    マチュ「ちなみに同一人物です」
    ???「タマキ」

  • 148二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 12:55:41

    タマキ「お願いアマテ、もう一回言って?」
    マチュ「夫が二人できました…」
    GQ「シュウジ・イトウです」
    向こう側「シュウジ・イトウです」
    GQ・向こう側「「娘さんを僕にください、お母様」」

    タマキ「まって?」

  • 149二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 16:36:55

    タマキ「うん、うん、言いたいことはいっぱいあるのだけど…アマテが無事で良かったわ。シュウジくん…あなた達がアマテを守ってくれていたのね」
    GQ・向こう側「僕達は救われたんです、マチュに。だからお礼を言うのは僕達の方です。マチュを産んでくださってありがとうございます」

  • 150二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 16:42:20

    マチュ「お母さん…私認められなくてもこの二人と離れないから」
    タマキ「認めないなんて言わないわ、あなた達幸せそうだもの、元気に暮らしてくれれば文句ないわ」
    マチュ「お母さん…!」

  • 151二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 16:43:22

    タマキ「あ、ちゃんと孫は見せるのよ。楽しみにしてるんだから」

    マチュ「ちょっとお母さん!!!!???」

    GQ・向こう側「「任せてください!」」

    マチュ「シュウジ!?!?」

  • 152二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:13:52
  • 153二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:40:47

    これめっちゃ好き、一気読みした
    栄養価高すぎるありがとう

  • 154二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 00:55:01

    分岐も最高かと思ったら現パロだと…ありがたい!!

  • 155二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 08:16:47

    お疲れ様でした
    とても良かったです!!
    どっちも幸せになれ

  • 156二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 18:05:12

    両方とも幸せになれてよかった

  • 157二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 18:12:16

    ありがとうございます…!現パロはまだ続くんじゃ…
    こっちは好きにしてもらって大丈夫です まだ語りたい事があれば使ってください!

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