続編概念:Z-QuuuuuuX part1.5

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 20:13:33
    ここだけジークアクスの続編がZ-QuuuuuuXで|あにまん掲示板シイコ・スガイの息子が主人公で、マチュ&ニャアンと共に謎の前髪長めノースリーブ金髪男が創った反連邦政府組織に所属し連邦のゴーグルハゲが創った極右特殊部隊のジオン公国アルテイシア王女暗殺計画を阻止する世…bbs.animanch.com

    うっかり落ちてしまってました。(前スレ1さんとは別人です)

    シイコさんの息子『ボーヤ・スガイ(ボヤージュ・スガイ)』が主人公のGQ続編


    こちらの世界の技術者やってる天パや反連邦極右組織のリーダーやってるシロウズなど、ドリームチーム感ある概念

    【情勢】

    ・連邦極右派が本格的に力を付けてきた。ジオンザビ派を焚き付け嫌がらせ(多分)。その背後には……?


    【ボーヤ・スガイ】

    ・本名ボヤージュ・スガイ。13- 14歳ほど。

    ・例えば幼い頃、ユニカムの息子という出自を狙われて誘拐、施設送り。その後、別件で施設が襲撃され、隠されていた。ヒゲマンの依頼により、遅れて調査入れてたマチュとニャアンに拾われ、家族として過ごす。この時6歳。

  • 2前スレ133です25/07/07(月) 20:15:12

    Q.なぜ立て直す?
    A.投下したいものがあったのに、時間ミスって落ちてました。……あと1作か2作くらいではありますが、投下せねば気が済まず。

  • 3前スレ133です25/07/07(月) 20:17:43
  • 4二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:30:20

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:35:42

    保守

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:33:22

    ほしゅ

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:35:26

    架空の続編概念はなんぼあってもいい

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 23:28:04

    ほす

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:14:44

    マチュ「…ヒゲマン、こんな所に呼び出して一体何の用?」
    シャリア「お久しぶりですアマテさん、今日はニャアンさんとご一緒では無いのですね」
    マチュ「ニャアンはボーヤと一緒に留守番、こういう田舎の空港ってちょっと物騒だからスペースグライダー空けときたくないんだよ」
    シャリア「そうですか、実は少々困った事がありましてね、出来ればお力をお借りしたいと、そう言う次第でして」
    マチュ「お力って・・・また連邦勢力下のめんどくさい地域で連邦軍過激派との非正規戦闘とかやらせる気?ああ言うのもうやだって言ったじゃない」
    シャリア「そう言われましてもGクアックスの整備補給を負担する代わりに、こちらの依頼を受けるという約束ですので、こちらとしても投資に見合う分のリターンをいただが無い事には、予算も厳しい折色々と突き上げもきつくて・・・」
    マチュ「ああ、もうわかったから、で、どこに行けばいいのよ、こんな所に呼び出したって事は中東?オデッサ?もしかしてアフリカとか?」
    シャリア「良い感をしてますね、ティターンズと名乗る連邦の一部過激集団がキリマンジャロベースで不穏な動きを見せてまして・・・アマテさん、サイコガンダムを覚えていますか?」
    マチュ「忘れる訳無いじゃない、私がお尋ね者になった原因みたいな奴だし」
    シャリア「そのサイコガンダム、実は連邦のオリジナルでは無いらしいのです」
    マチュ「どういう事?」

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:16:06

    シャリア「シャロンの薔薇やエンデュミオンユニットと同じようにあちら側から来たこの世界にはないシステム、それを入手した連邦がそれをまねて作った模造品、それがあの巨大MSと言う事のようです、どうやらこちらに来た時点で大破していたようで、修復しながらリバースエンジニアリングに勤めていたのがようやく修復のめどが立ったという所らしく・・・」
    マチュ「それってヤバくない?」
    シャリア「ええ、彼らは世界の真実を知りません、単に強力な兵器としてゼクノバを使う、サイコミュはそのためのシステム程度にしか理解してない様なのです」
    マチュ「勘弁してよ…地雷原でタップダンスしてるようなものじゃない・・・」
    シャリア「その通りです、そんな狂人に付き合ってせっかく拾った命を捨てる気は毛頭ありません、早急に対処していただかないと、と言う事で現地へのルートその他の作戦指示はこのディバイスに入力してあります、いつものC暗号でアクセスしないと全データを消去の上発火しますのでお気を付けを、後今回は現地で連邦の鎮圧部隊と合流する予定になっておりますが、お互い居ない物として扱う事になってますのでそのあたりよろしくお願いします」
    マチュ「連邦の?ああ、またあのヤザンとか言うおっさんの部隊?あのおじさんなら何度か会ってるから大丈夫、ああいうプロとしての領分守る人とは仕事しやすくていいよね」
    シャリア「そうですね、ではよろしくお願いします、ニャアンさんとボーヤにもよろしくとお伝えください」
    マチュ「わかった伝えとく、じゃまた」

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:48:45

    この概念でもニュータイプ研究周りはろくなことしないし、マチュも仕事中スレてそう
    ガンダム主人公は次作でスレなきゃいけないのか(

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 14:47:10

    ヤザン「そろそろ作戦開始時間だな、全員作戦内容を確認する、キリマンジャロベースを指名手配中のテロリストが襲撃、哨戒訓練中である我々はそれを察知し迎撃に向かい、廃棄区画であるD-13ブロックへと追いつめる、すると何故かそこには報告に無い施設がありMSが秘匿されているという寸法だ、後は臨機応変にティターンズとか言う阿呆の横っ面をはたいて終わりだ、判ったか」
    ラムサス・ダンケル・アドル「「「了解」」」
    ヤザン「指名手配のテロリストは一応反撃してくるはずだ、当てる気はないだろうが当たるような間抜けは懲罰物だと思え、あ?こっちはどうするか?馬鹿モンお前らでは当てようと思っても当たらんわ、遠慮せずガンガン撃て、いい訓練だ」
    ラムサス・ダンケル・アドル「「「了解」」」
    ヤザン「そろそろだな、時計合わせ3・2・1・よし作戦開始、・・・上方11時の方向に弾道降下中のMSと思われる機影を確認、敵味方識別反応なし、敵機と認定これより迎撃態勢に入る・・・お、分裂した、抱えてた多弾頭対地ミサイルをばらまいてそれに紛れるつもりだな、キリマンジャロ基地め、やっと気が付いたか反応が鈍すぎる、連中が出てくる前にかき回して主導権を取るぞ全機突入!」
    ラムサス・ダンケル・アドル「「「了解!」」」

  • 13前スレ133です25/07/08(火) 19:13:39

    SS乙です。
    ヤザンさんいい仕事するぅ。思想組織になんぞ入らないで伸び伸びやってれば普通に幸せですねこりゃ

    ちなみに、幣制SSで〇-フレームだなんて名前が出てきますが、「向こう側から流れたMSに付けた仮名」、みたいな意味合いです。『オブジェクト〇〇』みたいな。
    Ζフレーム→Ζガンダム
    Ο(オミクロン)フレーム→ジ・O
    Ψ(プサイ)フレーム→サイコガンダム

    ……という具合の。

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:41:37

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 00:43:46

    ニャアン「マチュ、第一次攻撃のミサイルで事前情報に合った対空砲はほぼか破壊出来たわ、侵入口確保のためのメガビームカノンの照準データ送ります、そう、その偽装された貨物搬入ゲートを撃ち抜いちゃって…3,2,1、発射、凄い威力、数フロア一気にぶち抜いて大穴空いたわね、キケロガの一斉掃射と同等って言ってた通りね、うん、ok、じゃぁ次の目標は・・・え?もう撃てない?バックファイヤーでエネルギ―ラインが焼き付いた?・・・シムス大尉またいい加減な物を・・・あ、そろそろヤザン大尉の部隊の射程に入るからもう中にはいっちゃって、中に入ったらもうこちらからの誘導はできないけど、適当に暴れながらD-13区画へ移動、ハンガー内部にあるサイコガンダムを破壊して離脱・・・だけどメガビームカノン無くてどうするの?え?パイロットの居ないMSなんか石の狸と同じ?まぁそうだけど・・・」

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:50:09

    ほす

  • 17前スレ133です25/07/09(水) 12:51:15

    もう少しだけ、ラストあたりの展開降ってきたので。「俺の身体を、皆に貸すぞ!」をボーヤとシロッコ共々やってる絵面をイメージして貰えれば。

    ・居るやつ:ボーヤ、シュウジ、シロッコ、マチュ(精神体)、シイコ(霊体)

    ・こちら側と向こう側の狭間でボーヤ&シュウジvsシロッコ
    ・二人合わせてもなお劣勢。そこにシイコ(霊体)がボーヤの隣につく。
     →F91ラストみたいなメンター役。それと彼女自身の年の功とが合わさり、ボーヤ強化
     →それでもなお攻めきれるわけではなかった。狭間に漂う死者の念をシロッコが取り込みまくっていた(自傷ありの強化)。
     →シロッコの異変をシュウジが見抜き、分析。(同時に同じことしているボーヤが無事な理由も察する)
    ・武装がボロボロになりながらも、何とかシロッコを戦闘不能に追い込む
    ・一瞬の隙を突かれ、シロッコがプランBで帰る
     →プランA: ボーヤの持ってるもの全部奪う。Ζ、Ο、Ψ全部揃えて任意ゼクノヴァ
     →プランB: 故郷の重力に惹かせてマチュの魂を投げ返すだろうから、それに相乗りする
     →シ「大丈夫。作戦はもう、張られている」※別SSで、シロウズが始末してます

    ・戦いを通して。実母の暖かさと軍人としての強さを実感したボーヤ。
     ……この頃になると、シロウズとのやり取りなんかを通して、自我に伴う感情の発露も強まった。その中で、おぼろげながらに求めていた『暖かな記憶』が確かにあったものだと知り、そしてそれがもうこの世にいないことも分かってしまった。

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:59:49

    >>17

    母(の愛)は強し…ですな

    いくら天才であろうと親子の絆には勝てなかった

  • 19前スレ133です25/07/09(水) 18:39:18

    そろそろ生えてくるのおしまいにしたい。ので、ラストのところ生やす。

    ◇◇◇

    終局(3): まいごのこ

    ・背景とかに関しては、シン・エヴァのvsゲンドウみたいな感じ? …あそこまでランダムに変わったりはしないけど、訓練施設→スガイ宅の中→元の暗闇というのは確実。

    ・要するに、居場所の認識がだいぶあいまいになる感じ。本来はそういう場所だが、vsシロッコの時はそうではなかった(倒す、撃破するというイメージが強すぎたか)。

    ・母親として初めて聞いた息子のわがままがこんな形だった。

    ・泣いてるのは、>>17 の最後のとおり。

    ◇◇◇

    シイコ『ぼうや…。……大きく、なっ―――』

    ボーヤ「……」(ポロ…、ポロ…

    シイコ『―――っ!!』(母親としてボーヤに近づこうとし、その息子を自分は置いていったことに思い至る)

    ―――静寂

    シイコ『……ぼう、や…』

    シュウジ『―――行って。”それ”は、貴女にしかできない』

    シイコ『……』(おずおずと近寄る。手を伸ばすが―――

    ボーヤ「―――っ!!」(その手をはたくボーヤ

    シイコ『……(仕方ない、か)』(目を伏せる

    ボーヤ「―――なにが、仕方ない、だよ」

    シイコ『……ごめんなさい』

    ボーヤ「とうさんも、僕も、置いていったくせに」

    シイコ『……そうね』

    ボーヤ「なんで…、なんで…っ!」(拳を握りしめる

    シイコ『だから、おいで。受け止めるわ』

    ボーヤ「っ、ふざけんな! 皆して、勝手に納得して、先に進もうとして!」

    シイコ『……』

    ボーヤ「っ、構えろ!」

    シイコ『……』

    ボーヤ「軍人なんだろ!? だったら! らしく戦ってみろ!!」

    シイコ『……、―――わかったわ』(スッ

  • 20前スレ133です25/07/09(水) 18:43:02

    >>19

    ボーヤ「っ、このっ、フッ!!」

    シイコ『随分、仕込まれたのね。誰の教えかしら?』(ボーヤの突きを受け流し、そのままつかむ

    ボーヤ「っ」(投げられそうになるが、気合で組み付く

    シイコ『もしかしたらっ!。あの”赤い彗星”さんかしら』(お互い組み付き、シイコ肘打ち

    ボーヤ「っそう、だよ!!」(振りほどきながら、かなり無理な体勢でシャアキック。会心の一撃

    シイコ『~~~っ!! 手加減、して、られないかっ……!』

    ※画像はイメージ

  • 21前スレ133です25/07/09(水) 18:44:20

    両者、少し距離を取って構えだす。
    ボーヤ「勉強は、マチュ義姉さんに教えてもらった!」(何発か殴り掛かる。熱くなって戦い方が崩れてる
    シイコ『……』(冷静に捌く
    ボーヤ「家事は、ニャアン義姉さんに、MSの乗り方は、Ζフレームに教えてもらった!」(お返しに何発かもらいながらも、勢いは止めない。シイコの、急所を除く箇所に数発かする。
    シイコ『……、そうね』(顔を伏せながら、ボーヤの顔面に掌底一発。拳でやるのは抵抗あった
    ボーヤ「~~っ…、機械いじりはアムロさんに…、」(若干ふらつきながら、構えなおす。
    シイコ『……』(顔を伏せながら、構えてじりじり距離を詰めていく
    ボーヤ「戦うことと、うそをつくことは、シロウズさんだ…!」(少し冷静になり、ジャブ
    シイコ『……っ!!』(咄嗟によけ、反撃の突き
    ボーヤ「―――っ!! …誰かとの関わり方は、」(突きを、額で受け止める
    ボーヤ「シャリアさんと、部隊の大人たちで…!」(突きを掴み、投げる
    シイコ『……そう』(投げられる
    ボーヤ「みんな…、みんな、良くしてくれた…家族で…」(消え入りそうな声
    シイコ『……そう、なの、ね』(起き上がる。
    ボーヤ「……。でも。とうさんと、かあさんだけが、いなかった」(近づく
    シイコ『……』
    ボーヤ「空っぽのまま、生きていられれば良かった…」(胸倉を掴む
    シイコ『……。ごめんね』(ボーヤの手を掴む
    ボーヤ「……」
    シイコ『こんな形でしか、お母さんやれなくなっちゃった』
    ボーヤ「……ちゃんと、親をやってほしかった…」(手の力が緩まる
    シイコ『ごめんね。貴方たちの事、置いて行っちゃった』
    ボーヤ「……おいていかないで、ほしかったのに」
    シイコ『本当に、ごめんね。それでも』
    ボーヤ「―――っ」
    シイコ『大好きよ。ボヤージュ・スガイ。……私の、誇らしい息子』(抱きしめる
    ボーヤ「―――!!」
    シイコ『いつまでも。貴方の事、見守っているから。だから、泣き止んでちょうだい』
    ボーヤ「―――」
    シイコ『本当に…。大きくなったのね』

  • 22前スレ133です25/07/09(水) 19:06:31

    これでおしまい。次の物語があるとすれば、ジャンク屋同士の奪い合い辺りから始まるんじゃないかなぁ(適当)



    (※独自解釈あり)Z-QuuuuuuX概念SS、終局(4): 銀河へ向かって | Writeningまえがき: もう、縛るものはなくなった。光に任せ、飛んでみるもいいさ ◇◇◇  思い出、というには。あまりにもおぼろげすぎるけど。それは確かにあった。  技術者だった父が、趣味丸出しで読み聞かせた歴史…writening.net

    >>18

     母の愛をその身に受けて、その上で死んでいる、というNTならではの曇らせ体験。だから分かり合い(殴り合い)する必要があったんですね

     そして当の天才は>>3 の通りで終わります。(一応、気合だけで終わらないよう考えたつもりではありますが)

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:03:00

    ほす

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:16:13

    歳の近いギュネイがボーヤに対して兄貴風吹かしてたりすんのかな

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:17:12

    ヤザン「おい、アドル、一人で先行し過ぎだ、あいつに釣られ過ぎてるぞ、死にたいのか」
    アドル「も、申し訳ありません、しかしあの機体、10年以上前の第一世代機のはずなのに、第三世代機に乗る我々がこうも翻弄されるとは…」
    ヤザン「機体の差じゃないな、パイロットの差だ、あれがニュータイプって奴だ、次にああいうのに会った時の為によく覚えておけ、何が出来て何が出来ないかをな、一部の者はニュータイプをさも万能の超人のように言うが、俺に言わせればサイコミュが扱えるだけの勘のいいただの人間よ、やりようはいくらでもある、どんな兵器も操る者次第だ、だからこそ第一世代機が第三世代機を翻弄するなんて事も起こる、こういう狭い施設内戦闘じゃデカくて大推力のこのギャプランのメリットが殺されてるようなものだからな、相手の長所を徹底的につぶして自分の長所を押し付ける、それが出来る者がエースと呼ばれるんだ、よく覚えておけ」
    アドル「は、はい 」
    ダンケル「ヤザン隊長、このブロックの指揮系統を押さえました、これで連中は何も出来ないはずです」
    ヤザン「地下施設だからな、通信やモニター回線を物理的に切ってしまえばあっという間に牢獄に早変わりって訳だ、迎撃に出て来た未登録のMSもあらか片付いたし、お前ら、ダンスの時間は終わりだ、後続の制圧部隊に突入を要請しろ、その際あの白いのは構うなと言っとけよ、死ぬぞとな」
    ラムサス「はっ」
    ヤザン「あとはあの嬢ちゃんの仕事だが・・・ま、あっちはあっちで何とかするだろう、後続の連中が下手なちょっかい出して強襲型ガンペリーを堕とされるとかなきゃいいが・・・」

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:34:31

    >>25

    ボーヤが10歳超えてますのでGクアックスも10年落ちになります、一応普及したマグネットコーティング技術等アップデートできる所はしてますが、ムーバルフレーム等への移行はさすがに無理なので第一世代機のままです。

    ギャプランはバリバリの最新鋭の第三世代機、正史よりもMS開発速度が緩い分熟成度が高く優秀な機体、連邦は基本地球圏での運用が主なので大気圏内飛行能力を持つ可変MS開発に力入れてる感じ。

    ハンブラビもあれから改良が続いて第三世代機としてハイローミックスのロー側の機体として運用、こちらは相当数がティターンズに流れてたりする。

    と妄想。

  • 27二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:23:18

    前スレ>>1です、まさかのこの概念で遊んでくれてる方がいてびっくりしました

    私からは力不足ゆえ特に捻りだせそうなものはもうありませんが、僭越ながら保守に協力させて頂きます

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 06:27:34

    >>24

    いうてギュネイたぶん20とかだからちゃんとお兄ちゃんしてるんじゃないかな

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 13:25:10

    マチュ「・・・なにこれ、キラキラが・・・なんで、パイロットはいないはずじゃ!」
    ニャアン(マチュ!これって!)
    マチュ(逃げて!すぐにボーヤと安全な所まで逃げて、非武装のスペースグライダーはむしろ邪魔よ、こっちは何とかするから早く!)
    マチュ「サイコガンダム、起動してる、でも何?このキラキラ、あの機体からの意志が感じられない一体どうなって・・・まずい、回避」
    メガ粒子砲の斉射がて壁や天井を容赦なく貫き大穴を開ける・
    ヤザン「おいてめぇ!一体どうなってんだ!って・・・なんだありゃ、あれでMSなのか」
    ラムサス「隊長、まずいです、西側に新たなシャトル発射施設を確認、大型シャトルの打ち上げ体制に入ってます」
    ヤザン「止めろ!何としても打ち上げは阻止しろ」
    ラムサス「無理です、あの巨大MSが邪魔で近寄れません、あの機体Iフィールド持ちです、ビームが弾かれる」
    ヤザン「クソ、接近戦しかないのか、おい嬢ちゃん聞こえるか、あいつをやるまで一時休戦だ、どうせお前の目的はアレだろ手伝ってやるから感謝しろ」
    マチュ「ヤザンのおっさん!?、判った、あれの武装は指先のメガ粒子砲と胴体の拡散ビーム砲、装甲をパージしてリフレクタービットとして操る事も出来るはず」
    ヤザン「殲滅用の重駆逐MSって所か、誰が設計したか知らんがロマンが無いなぁ、じゃぁまず俺が突っ込む、お前はその隙を突いて取り付け、」
    マチュ「わかった、気を付けて」
    ヤザン「へっ、誰に向かって言ってやがる、お前こそとちるなよ」

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 16:23:27

    ちょっとだけ、キャラ動かしたくなった。

    みんな戻った後日談。自由にやりすぎたらボーヤ君とっちめられるでしょう。


    小話: 義兄さん。義姉さん。僕は阿漕なことをやってるよ。


    ―――ヒュポッ


    Nyan: 仕事おわり。

    Nyan: クランバトルのスケジュール、見た?


    んぇ? …ニャアン?


    くらげ: 見てないけど…。何かあったの?

    Nyan: これ

    Nyan: "https+socks5:/clanbgged13dxcgge..."

    くらげ: りょ。

    くらげ: [ズムシティ公王庁のサムズアップスタンプ]


    ふぅん、インターステラー(星間)、って気取った名前だなぁ……ん?


    『The Comet(彗星)』…って…。

    ……。…………。……………………。

    いやいや、まさかあの仮面男じゃないだろーな……。

    いやいやいやいや、それこそ年考えろって話だしなぁ……

    あれ、この相方って―――?


    ―――拝啓。お母さん。私、ちょっと気持ちが分かりつつあるかもしれません。 くらげ。

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 16:25:11

    >>30

    <次の日>


    「……『Voyager(航海者)』。……だんだん、母親に似てきたねあの子」(苦笑い

    「アイツ、どこほっつき歩いてんのかと思ったら…!」

    「……まさか、自前でチームを? ……あの男ならできそうだ」

    「ハァ……。まぁ、そういうわけで。はらへりむしー。聞かん坊とっちめるからMAV組むよー」

    「はいはい……って、僕、MSない……」

    ※この後赤ガン隠した座標が誰かから送られます。

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:06:50

    >>29

    ヤザン「どうした嬢ちゃん、さっきまでとはえらい違いじゃね、何を遊んでる」

    マチュ「こいつ・・・意識と行動のずれが・・・なんでこうも狙いと攻撃がバラバラなの」

    ヤザン「意識と行動にずれ?・・・チッ、そう言う事か、道理で動きが判りやすいと思ったぜ、おい嬢ちゃん、こいつの戦闘はAI制御だ、パイロットが操ってる訳じゃねぇ、だからパイロットの意識は無視しろ」

    マチュ「AIって…どういう事よ、パイロットは乗ってるのに」

    ヤザン「そうだパイロットは乗ってる、だかそれはサイコミュの制御と感応による索敵用の部品としてだ、戦闘自体はAIが代替してる、精神的に不安定で暴走を引き起こしたり、パイロットとしての技量が足りて無い強化人間を有効活用する方法だと以前押収したオーガスタ研の研究にあった奴だ、その時はそんなんでMS戦闘がこなせるかと思ってたがなるほど、ああいう大火力とIフィールドと装甲でゴリ押す機体ならなら何とかなる訳だ」

    マチュ「なんてことを・・・」

    ヤザン「だがネタが割れれば対応は簡単だ、あれは多分連邦の対MS戦闘シミュレーションがベースだ、行動パターンに覚えがある、俺が左から射撃でけん制するから、奴が腕のメガ粒子砲を斉射した時に右上方からサーベルで切りこめ、奴は腹部の拡散ビームで対応してくるはずだ、チャージ時の一瞬のスキを突いて脇側に回り込んで射線を切れば奴は体をひねって追随しようとする、そこを俺が叩く、いいな」

    マチュ「了解…やられないでね」

    ヤザン「はっ、そっちこそ」

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:03:31

    >>32

    拡散ビーム砲の光に飲まれるGクアックス

    ヤザン「馬鹿な、避けられたはずだ、何をして・・・チッ、そう言う事か」

    盾で防がれたビームの射線の先にいる制圧部隊を見て

    ヤザン「けッ、借りが出来ちまったじゃねぇか」

    そのままサイコガンダムを撃破

    ラムサス「隊長、シャトルが今」

    ヤザン「クソ間に合わなかったか、撃てないのか」

    ランサム「ダメです射線が取れません」

    ヤザン「ここまで来てみすみす・・・畜生」


    ニャアン「マチュ、マチュ、返事して聞こえてる?マチュ!」

    マチュ、「・・・聞こえてるよ、大丈夫、今ダウンしてたシステムが回復した所、右腕と左前腕。脚も結構やられてるけどまだ何とか飛べる、予定ルートで飛行するから回収お願い」

    ニャアン「わかった、すぐに回収ポイントに向かう、絶対に帰って気てよ」

    マチュ「わかってるわよ、心配性だなぁニャアンは」

    ニャアン「バカ・・・」


    アドル「・・・隊長、この機体はどうしましょう?一応指名手配ですしこちらで確保しても・・・」

    ヤザン「少し待て、それで動かない様なら・・・お?」

    突如ブースターを吹かしVLSのように上空に舞い上がると東の空に消えていくGクアックス

    ヤザン「あれの事は良い、それよりも打ち上げられたし大型シャトルだ、追尾は出来ているのか」

    ラムサス「一応追尾は出来ていますが・・・軌道上での拿捕は無理のようです、ジオンの警戒網の隙を突いて上がってますので24時間以内に探知不可能状態になるかと・・・」

    ヤザン「あれだけ大掛かりな脱出劇をやらかしたんだ、どうやら逃がした獲物はこちらが掴んでた物よりデカかったようだな」

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 01:43:25

    ヤザン隊にアドルがちゃんと居るのいいね…………

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 09:54:10

    保守

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 10:06:11

    このレスは削除されています

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 18:45:55

    ほす

  • 38二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:10:31

    >>33

    バスク「・・・ジオンの警戒網を抜けました、これより偽装進路を変更し、ダモクレスへと向かいます」

    ジャミトフ「うむ、何とかなったか、しかし肝を冷やしたな、まさかこのタイミングで急襲を受けるとは」

    バスク「はっ、申し訳ありません閣下」

    ジャミトフ、[いや、かまわん、必要な物は持ち出す事が出来たのだ、それに宇宙へ上がる事は元からの計画通りであるしな、しかし今回の事はコーウェンにしてはいささか手が長すぎる、やはりゴップが動いたとみるべきであろう」

    バスク[ゴップ大将が・・・でありますか?」

    ジャミトフ「うむ、あの襲撃してきたMS編隊は噂に聞くゴップ子飼いの特殊部隊であろう、その襲撃を切り抜ける事が出来たのだ、まずはそれでよしとしよう」

    バスク「は・・・ですがアデレードに居たコリニー大将は・・・」

    ジャミトフ「仕方あるまい、乗り遅れた者を待つ余裕は我々にはないのだ」

  • 39二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:12:10

    >>38

    ヤザン「ジャミトフだと!クソ、そんな大物を逃がしちまったってのか俺達は、とんだ道化だ」

    ゴップ「事前情報ではジャミトフ准将達もコリニー大将と共にアデレードに居る確率が高いとなってたのだ、まぁこちらの情報制度の甘さが原因で君たちの責任では無いよ、むしろこちらの想定以上の敵戦力を前に突入部隊を守ってくれたことの方が私は嬉しいがね、何せ戦死者はコストかかかるからね」

    ヤザン「けっ、それで、上に逃げた連中はあの後どこへ行ったんだ」

    ゴップ「18時間後にジオンの哨戒網を抜けて以降の行方は判らないね、ただ最後に確認された進路は5thルナへの物だが、これは偽装だろう」

    ヤザン「連中いつの間にか宇宙に拠点築いてやがったのか・・・」

    ゴップ「我々は宇宙の拠点を失い宇宙に手が届かなくなって久しい、我々の目を逃れての活動に宇宙は好都合だったのかもしれないね」

    ヤザン「ふっ、地球至上主義を唱えてスペースノイドを敵視する連中が、活動の舞台として宇宙に拠点を築くとはなんともお笑いだ」

  • 40二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:13:30

    >>39

    ゴップ「そこなんだがね、彼らの言う過激な地球至上主義や反スペースノイド思想、これは本当に彼らの根幹をなしているのかな?」

    ヤザン「・・・どう言う事です?」

    ゴップ「彼らは確かに過激な地球至上主義や反スペースノイド政策をお題目に掲げている、だがトップには別の思惑があるのではないか?そう言った思想集団だと断じて見ていると思わぬ所で足を掬われかねない、私はそう考えているのだよ」

    ヤザン「・・・なるほど、お題目はあくまで連邦内の現状に不満を持つ連中を釣るための餌でしかないと、確かにありそうな話ですな、心にとめておきましょう・・・所であの白いのはあの後どうなりました?」

    ゴップ「・・・心配かね?」

    ヤザン「まぁ、借りが出来ましたのでね」

    ゴップ「彼女はあの後味方と思しきスペースグライダーに回収され無事帰投したようだよ、最もMS自体の損傷は激しいのでパイロットの安否までは判らないがね」

    ヤザン「帰れたのなら大丈夫でしょう、パイロットと言うのはそう言う者です」

    ゴップ「君がそう言うのならそうだろう、私はこの後今回の後始末にかかるのだが君はどうするのかね?」

    ヤザン「部隊の練度維持に努めます、まだまだ鍛えてやらないといけないようですので」

    ゴップ「そうかね、足りない物があれば申請するといい、出来る範囲で都合をつけよう」

    ヤザン「は、ありがとうございます、では、失礼します」

    ゴップ「うむ、ご苦労だった」

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:14:53

    >>40

    シャリア「マチュさん、整備から第一次の報告が上がってきました、やはり全損だそうです」

    マチュ「・・・そう」

    シャリア「右腕欠損、左前腕部欠損、同じく上腕部融解、右大腿部融解痕多数、右足首欠損、左膝大破可動不良、胴体フレームは矯正限界を超えての歪みと熱による変形多数、これでコックピットが無事だったのは奇跡だそうです」

    マチュ「・・・そう」

    シャリア「どうします、これを機にご両親のように証人保護プログラムを受けて一市民に戻るという手もありますが」

    マチュ「・・・」

    シャリア「シュウジ君ですか?」

    マチュ「!」

    シャリア「幸い頭部とコックピット、すなわちオメガサイコミュの中枢自体は無事です、これを新たな機体に移植する事でGクアックス再生と言うプランもありますが」

    マチュ「新しい・・・機体?」

    シャリア「ええ、Z計画と言う次世代可変MS開発プロジェクトがありまして、その一環としてムーバルフレームのテスト用に作られた物があるのです、これが機動性や運動性の限界データ収集用に作られたため非常にピーキーな仕様でして、エグザベ君でも音を上げる代物となってまして・・・」

    マチュ「つまり、厄介な機体のテストパイロットになれって事?」

    シャリア「まぁそうとも言えますね、実戦でのデータは喉から手が出るほど欲しいですし」

    マチュ「わかった、それでまた追う事が出来るのならやるわ」

    シャリア「そうですか、ご満足いく機体に仕上げるよう全力を尽くしますよ・・・それで名前はどうしましょう?」

    マチュ「名前?機体の?ついてないの?」

    シャリア「いえ、ついてますがGクアックスのちゅっ数を移植するのなら新たに名をつけた方が良いかと思いまして」

    マチュ「・・・そうね・・・じゃぁマークⅡ」

    シャリア「マークⅡ?」

    マチュ「ええ、Gクアックスの名は無くしたくないの、だからGクアックス・マークⅡ」

    シャリア「判りました、ではGクアックス・マークⅡの名で登録しておきます」

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 06:20:12

    バスクもジャミトフもゴップも0095でも元気だなぁコイツら………

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 13:18:26

    第0話かな
    いい文才だ。黒いジークアックス……

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:04:12

    ジャミトフは正史通りなのかなぁ。
    それか、引き篭もったギレンのこと聞いて、何か思うところあったりしたのかなぁ。
    ここのティターンズは『ジオン残党の掃討』のお題目が通用しない状況だから、なかなか本人もやりづらそう

  • 45二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:09:24

    あとかなりご高齢のはずなんで、結構キツそう

  • 46二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:01:56

    >>41

    眼前の空が青から黒へと変わっていき、ブースターの燃焼が終了し、体を押さえつけていたGが軽くなる。

    シャリア「もうそろそろ迎えが見えてくるはずですが」

    ニャアン[迎え?」

    シャリア「ええ、地方の空港などを使えたチキュと違って宇宙でのサイド間の移動はスペースグライダーでは辛いものがありますからね、活動拠点となる母艦が必要になるんですよ、ほら見えてきました、あれです」

    シャリアの指さす方を見ると、地球光に照らされて輝く一隻の軍艦が見える。

    マチュ「あれって・・・」

    レーダーに表示されたトランスポンダーによる艦名表示を見なくても分かる。

    シャリア「そうです強襲揚陸艦ソドン、懐かしいですか? 彼らは今までジオン国内のザビ家信奉者の過激派組織などに対する対応をお願いしてきたのですが、新たに宇宙に上がったティターンズ対策も任務に加える事になったとそう言う事です」

    マチュ「じゃぁ久しぶりにラシット艦長とかにも会えるの?」

    シャリア「いえ、ラシット中佐は昇進して今は別の艦の指揮をなさっています、他の方々もそれぞれ栄転され、今の乗組員でマチュさんを知っている者はいないでしょう」

    マチュ「そっか・・・まぁそうだよね」

    シャリア「ニャアンさん、ガイドビーコンに従って中央の第三デッキに着艦してください」

    ニャアン「はい」

    相対速度をあわせると機体を反転、後進でゆっくりとデッキへ着艦する。

    機体が固定され、空気が充填され音が戻ってくるのを見計らってハッチを開ける、久しぶりの無重力に少しもたつくマチュの横を、シャリアが慣れた動きですり抜けていく。

    シャリア「先にブリッジにあいさつしておきますので、皆さんは後からゆっくり来てください」

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:03:03

    >>46

    無重力にはしゃぐボーヤを世話するニャアンと共にデッキに降り立つと一人の男が近寄って来た。

    アムロ「初めまして、技術士官のアムロ・レイ大尉です、お二方のMSを担当させてもらいますのでよろしく」

    マチュ「あ、はい、こちらこそ」

    ニャアン「お二方って、私も?」

    アムロ「お二人はMAVだと伺っていたのですが違うので?」

    ニャアン「いえ、そうですけど・・・」

    アムロ「ああ、今までは一機のMSを二人で運用していたのでしたね、でもこれからはちゃんとMAVとしての活動が出来ますよ、どうぞ第2デッキの方へ」

    アムロに続いて第2デッキへと移動する。

    アムロ「手前のMSがニャアンさんに使ってもらう予定のリック・ディアスです。 ツィマッドがドムの後継として開発した機体で、コスト的な面でジオニックのハイザックに負けて少数採用と言う立場に甘んじてはいますが、あの特徴的な背面ブースターをよりブラッシュアップしたブースターバインダーが特徴の重MSで推力は折り紙付き、機動性もこの外見からは想像できないほど機敏に動く良い機体ですよ」

    ニャアン「はぁ・・・」

    アムロ「後ろにあるのがマチュさんのデルタ・・・いえ、マークⅡでしたっけ、今は装甲を外してムーバルフレームむき出しですが、これからマチュさんの持ち込んだGクアックスのサイコミュを搭載していく予定です、その関係で頭部と胸部に結構大掛かりな改造が必要となりますのでしばらくの間はこのリック・ディアスをお二人で共用と言う形になってしまします、すいません」

    マチュ「あ、はい、よろしくお願いします」




    MS名と中身はや開発経緯は正史とはあまり関係無しで。

    ハイザックはザクⅡの後継としてジオニックが開発した機体で中身はほぼマラサイ、ゲルググ(GQ)のデータに加え、連邦とジオンの技術者の確執だの短い開発期間だのと言うしがらみが無かったので初めからマラサイスペックを実現、現在のジオンの主力機として運用。

  • 48二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 06:27:47

    アナハイムの血が入っていないツィマッドが造ったドムの後継機としてのリック・ディアスは胸アツ

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 14:53:45

    ほす

  • 50二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:32:46

    >>47

    アムロに連れられてブリッジへ上がるマチュとニャアン

    シャリア「ああ、やっと来ましたね、紹介しましょう、こちらがソドン現艦長のブライト・ノア中佐です」

    ブライト[やぁ、マチュ君にニャァン君だね、話は聞いている、私が艦長のブライトだ、地球とは勝手が違うと思うがよろしく頼むよ」

    マチュ「あ、はい、よろしくお願いします」

    ニャァン[よろしく・・・お願いします」

    シャリア「このブライト艦長は少々面白い経歴の持ち主でね、1年戦争時はこの船の乗員だったんだよ」

    マチュ「え?じゃあシャア大佐の部下だったんですか?」

    ブライト「いや、そうじゃない、私は元々連邦に所属していたのさ、当時は士官候補生としてこのソドン、当時はホワイトベースと呼ばれていたがね、ともかくこの艦に乗りこみ、サイド7でガンダムを含むV作戦の機材を受け取り地球へ回航するはずだったのが、シャアの急襲に会いそのまま拿捕されてジオンの捕虜になり、何度目かの捕虜交換で連邦に帰還しすぐに前線へ復帰したが、ソロモン落しの直掩艦隊に配属されてね、艦が大破して漂流している所を救助されまた捕虜に逆戻り、そして終戦するも二度も捕虜になったような者は縁起が悪いと他の捕虜からは嫌われ復員の順番も後回し、もういっそ宇宙で暮らそうと地球ではなく中立コロニーに行き、なんとか資源運搬船の船長職をしていた所を拾われてね、今ではこの艦の艦長としてザビ家復権を掲げるジオンの過激派狩りを任されているという次第だ、面白いと言えば君の隣にいるアムロ大尉もなかなかのモノだぞ、なぁアムロ」

    マチュ「そうなんですか?」

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:33:54

    >>50

    マチュ「そうなんですか?」

    アムロ「僕の場合は僕じゃなくて父がだけどね、父はV作戦でガンダムの開発責任者をしていたのさ、でもシャアの襲撃でガンダムもホワイトベースも強奪された、当時V作戦を推進していたジャブローの将軍たちの間で大きな責任問題になったが、とにかく現場で誰か一人は責任を取る人間が必要だった、しかし現場の士官は軒並み戦死か捕虜だ、生き残った士官で一番階級が高かったのが技術士官である父だったのさ、もちろん技術士官が軍事作戦の責任を取るなんてのはおかしいし筋が通らない、だがガンダム強奪に関しては起動可能状態で放置したのは技術部の責任と言う理屈を押し通されてね、そもそも技術者気質で人付き合いに難がある父は敵も多かった、軍事組織の政争なんてものにはテンで興味も無かった父は味方もおらず、あっという間に責任を押し付けられ修理部門へ左遷、父からしてみれば何故そんな設計になるというような体たらくの軽キャノンを修理する日々と言うのは相当鬱屈が溜まったんだろう、酒浸りになり体を壊して亡くなったよ、僕はまぁ父の軍人恩給と奨学金を得てジオン工科大学にはいってそのまま技術者として今に至るという訳さ」

    マチュ「え、えっと・・・それでこの船の乗る事に戸惑いとか無かったんですか?}

    ブライト「まぁ多少は思わないでもない、しかし今の私は連邦に対してはそれほど思い入れが無いのさ、むしろ今のアルテイシア姫殿下の統治下のジオンの方がより親近感が強い」

    アムロ「ぼくも地球に居たのは幼い頃で宇宙暮らしが長いし、大学からこっちはずっとジオンだからね、今更連邦がどうのと言われてもあまり思い入れも無いかな」

    マチュ「・・・そうなんだ」

    シャリア「お二人だけでなく、この間の乗組員は元連邦や中立コロニー出身の人間が多いのですよ」

    ニャアン「それは何で?」

    シャリア「大なり小なりザビ家に思い入れのある人間はジオン軍人に多いですからね、ザビ家復権を目指す者達と対峙するのにそれでは困るのですよ」

    ニャアン「なるほど・・・」

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:36:41

    >>51

    シャリア、そうそう、アムロ君、連中が最近使いだしてる例のガザCとか言うMAの解析はどうなってますか?」

    アムロ[ああ、今報告書をまとめている所です、どうもMAではなく可変MSとした方が良いですね、なんて言うか工業用重機を無理やり戦車に仕立てたような代物です、基本はMA形態で、簡易な可変でMS形態をとり一応格闘戦にも対応可能としたみたいですが、基本性能はザクよりましと言ったところでしょうか、だた動力炉に直結されてるメガ粒子砲の威力は侮れません、当たれば最新鋭機でも一撃で落ちます、またシールドには一応Iフィールドがついてますので多少の被弾には耐えらえるようです、もっともこれらを同時に賄うには動力炉の出力が足らないので、攻撃と防御を同時に行えない欠点はありますが、基本構造が脆弱なので無茶をすれば自壊する可能性の高い機体ですね、そう言う欠点に目をつぶれば、低コストで簡易な施設で製造可能なほど技術的ハードルが低く量産性の高い、練度の低いパイロットでも扱いやすい、いわゆるゲリラ向きのMSと言う所でしょうか」

    シャリア「そうですか、厄介ですね、今まではお題目を唱えて爆弾テロ程度を起こすか手に入れた放出品のザクなどで暴れるかしてただけで済んでたのが、MSの製造が可能になれば無視できない脅威になります」

    ブライト「やはりアクシズが絡んでいると? 確かハマーンカーンでしたか、彼女が裏に居るとお考えで?」

    シャリア「ええ、父親のマハラジャ・カーンは穏健派でむしろアルテイシア政権に協力的だったのですが、どうもあのハマーンと言う娘はジオン大学に留学中そっちの思想に感化されたらしくて、父親が亡くなってからは不穏な動きをしているようです、表立ってどうこうという事はないのですが、物資や資金が相当量使途不明となっていると現地調査員からの報告が来ています」

  • 53二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:37:46

    >>52

    アムロ「技術的な見地からいえる事は、こいつはMSとしての完成度は低いですが十分人を殺せる兵器である事は確かです、特にこの高出力メガ粒子砲はハイザックのビームライフルより射程も長い、数をそろえての遠距離からの一斉砲撃と高速離脱に徹した戦い方をされたらこちらも相当の被害を被る事になると思われます」

    シャリア「やはり早急に連中の拠点を特定する事が肝要ですね、目星はついているので?」

    ブライト「アクシズからの支援を受けつつ隠遁できる位置と言うとそう多くはありません、このサイド5の暗礁空域のどこかとは思うのですが何分範囲も広くデブリも多く、未だ発見には至っていない状況です」

    シャリア「ふむ・・・ルウムの暗礁空域ですか、今だジオンも手を付けられずに放置している巨大暗礁空域、漂うコロニーの残骸等をリサイクルすればそれなりの資源も得られそうですし、厄介ですね」

    ブライト「ええ、ですから次の調査ではもう少し踏み込んだ調査をしようかと思っています、その際このお二人のお力をお借りしても?」

    シャリア「ええ、かまいません存分に使ってやってください」

    マチュ「ちょっと、そう言うのは先に私の意思確認もしてくれない?」

    シャリア「おや、マークⅡ建造の代わりにテストパイロットになるという話だったのでは?これもその一環ですよ」

    マチュ「またそう言うずるいやり方を・・・」

    ニャアン「マチュ、どうせマチュもやる気なんだからゴネても無駄だよ、シャリアさんにはバレてるから」

    マチュ「・・・ふん」

  • 54二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:46:21

    >>52

    Gクアックスのシールドについてた小型Iフィールドジェネレータはそこそこ普及し、第2世代以降はIフィールド付きシールド持ちのMSはそれほど珍しくない事に、だだ出力的な問題でモビルアーマーほどの強度は無く、連続稼働時間も短い、敵弾を受ける一瞬だけ稼働させるような使いかた。

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:15:11

    このスレのヤザンかっこよくて好き
    やっぱりゴップの下で暗躍してる時が輝いてるな

  • 56二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 03:16:08

    保守

  • 57二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 09:14:35

    >>50

    ブライトさんキター!!

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:41:56

    ほす

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:46:23

    >>53

    暗礁空域を2機のMSが飛ぶ。

    ニャアン「マチュ、ちょっと吹かし過ぎ、もう少し抑えて」

    マチュ「これくらい振り回してやらないと調子とか判らないよ、ほら」

    先行する機体が鋭角な機動で無秩序なマニューバを繰り返す、かなりのGがかかっているはずなのに、通信からは軽快な声が響く。

    アムロ「マチュ、前方のサラミスの残骸を目標に、艦船襲撃機動をやってみてくれるか?」

    マチュ「了解、」

    クレイバズーカを構え一瞬で襲撃姿勢を取ると、放たれた矢のように目標に向けて加速するマークⅡ、おそらく対空砲火を想定してなのだろう、稲妻のような不規則な機動で砲火の弱い艦底部側へもぐりこみ、速度を落とすことなく下部メガ粒子砲塔にロックオンマークを放つ、そして船体を軸にロールをかけるように旋回し至近距離からブリッジに一発、そして去り際にとどめの一発をエンジンにマークし、ニャアンの乗るリックディアスの横につける。

    マチュ「ざっとこんな感じかな」

    アムロ「見事なものだ、今の機動、こちらのテレメトリーでは異常は何も出て無いが、そちらはどうだ?」

    マチュ「こっちも問題なし、私の勘だとまだまだ余力十分見たいこの子」

    アムロ「そうだな、各部の負荷はどれも安全値内で収まっている、実戦ならもう少し振り回してもよさそうだ、もっともそれに君の体が耐えられるかは別問題だが」

    マチュ「大丈夫、このくらいなら全然平気」

    ニャアン「マチュ…もう、無茶しないで」

    和やかな空気が流れる中、突然2機がはじけるようにブレイクする。

    マチュ「!」

    ニャアン「エンゲージ!」

  • 60二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:48:13

    >>59

    次の瞬間二機がいた場所を3条のビームが駆け抜ける。

    ブライト「敵襲!総員配置につけ、第一種戦闘配備、ミノフスキー粒子戦闘濃度散布急げ」

    ソドン艦内にサイレンが鳴り響き、収納されていた銃座が展開し格納されていたメガ粒子砲が姿を現す。

    マチュ「ニャアン」」

    ニャアン「判った」

    言葉にすることなく一瞬で方針を伝えあうと、複雑なシザーズで相手を翻弄しつつ急速に接近する」

    マチュ(この感じ、このプレッシャー、相手はニュータイプ?・・・でも何だろう。妙にざわざわする)

    初弾を外したことに動揺したのか攻撃は散発的で、連射性の悪い大火力武器をチャージ出来次第撃ってるのだろうが、接近する敵機に動揺しているのか照準が甘く、これではまるで当たらない。

    大火力長射程武器での遠距離からのスナイプと言う殆ど固定砲台のような戦法は、練度の低さゆえの苦肉の策でもあったのだろう、敵に寄られた時の対応も動揺しているのかまるで統一されていない、一機がMS形態へと変形するとビームサーベルを抜きマークⅡへと切りかかって来る。

    ニュータイプだからこそなのだろうか、こちらを過度に認識した相手は、ほとんど窮鼠と化してがむしゃらな攻撃に打って出たのだ。

    だがそんな物が通用するマチュでも無い、振り下ろされるビームサーベルを躱し、引き抜いたヒートホークで右腕の関節部を切断、返す刀で右胸から延びるナックルバスターを両断すると、止めとばかりにバックパック上部のビームガンを叩き切る。

    一瞬でほとんどの武装を剝ぎ取られ呆然とする敵機をデブリの方へと蹴飛ばすと残りの2機の方に向き直る、がその内の一機はニャアンのクレイバズーカの餌食となり四肢が粉砕されていた。

    敵の鹵獲を目的としたクレイバズーカの粘着榴弾はMA形態のガザCの機首と両脚部を粉砕し、こちらも戦闘不能状態へと持ち込んでいたのだった。

    最後の一機が敵わぬと見たのか逃走を図る。

    恥も外聞も無い一直線の逃走、ただひたすら戦場から遠ざかる事だけを目的としたそれは単なる的でしかない、マチュがクレイバズーカの照準を定め撃とうとしたまさにその瞬間、すさまじいプレッシャーがその身を貫く。

  • 61二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:50:41

    >>60

    マチュとニャアンは即座に回避運動に移った、互いが互いをカバーしつつ見えない敵の姿を求めて四方の気配を探る、

    ニャアン(マチュ!これって!)

    マチュ(ニュータイプ! それも強い! まるでシャリアさんやシャアさんのような、まずい、下手をしたらオールレンジ攻撃が来る)

    瞬間、マチュめがけてビームが放たれる、今までのような甘い照準では無い、バレルロールにも似た回避機動でそれを避けるマチュにさらなる追撃が2発3発と放たれる。

    マチュ(射点は3つ、ファンネルじゃない、新たな3機?でも何だろ、統一した意思を感じる、まるでシャリアさんのオールレンジ攻撃みたいに)

    ニャアン「マチュ、下がるよ、相手は味方の回収が目的みたい、無理に戦う事はないよ」

    ニャアンの言う通り弾幕でこちらをけん制しつつ大破した2機を回収すると、相手は引く構えを見せていた。

    ブライト「マチュ君ニャアン君、ここは無理をしなくていい、相手が引くのならそれに合わせてこちらも引くんだ」

    ブライトの指示に従いこちらも距離を取ると、相手は警戒しながらも秩序だった動きで後退していった、その殿を務めるガザC、他とはカラーリングの違うそれはきっと隊長機なのだろう、その白い機体から感じる強大なプレッシャーは二人に強烈な印象を焼き付けていった。

    ニャアン「・・・すごいのに会っちゃったね」

    マチュ「そうね、あんなのが敵に居るんだ、今回はMSの性能差で何とかなったけど、もしあれに互角の機体に乗られたらと思うと・・・」

    ニャアン「マチュ・・・」

    アボリー「お二人ともご苦労さん、じゃ、これからは俺の仕事だ」

    デブリの影から現れたのは頭部に巨大なレドームをつけた偵察用MSアイザックだった、宇宙空間での視認性を下げるために黒い電波吸収塗料で塗られたそれは、スラスターの噴射炎を見せないために装備されたコールドスラスターを吹かして彼らの後を追い加速していく。

    アボリー「さっきの交戦時、トリモチランチャーで相手に着けたビーコンはバレて無いみたいだ、きっちり補足できてる、じゃ、送り狼してくるから幸運を祈っててくれ」

    そう言って暗礁空域の闇に紛れるアイザック

    マチュ「気を付けて、あの白いのは本当にやばいから、少しでもおかしいと思ったらすぐに引いて」

    ニャアン「・・・お気をつけて」

    アボリー「おう、言って来るぜ、土産を楽しみにな」

  • 62二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 08:58:12

    >>52

    やっぱりジオンが滅びなくてもハマーンの過激化は止められんか……

  • 63二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 18:13:39

    >>62

    大学で変な思想に触れるってーのは稀によくある事だからな……

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:37:10

    >>61

    暗礁宙域深部に建造された宇宙基地、通称茨の園に帰還したハマーン

    ハマーン「グレミー、何故勝手に出撃した」

    ハマーンの冷たい視線にひるむグレミー、その後ろには体を支え合うようにして立っている二人の女性と一人の偉丈夫がいた。

    グレミー「この茨の園の鼻先でシャリアの飼い犬に嗅ぎまわられるのを黙って見ていろと言うのか」

    ハマーン「そのような些事にあなた自身が出張る必要はない、あなたはジオンの将として立って貰わねばならぬ立場だ、一パイロットの真似事などする必要はないと何度言ったらわかるのです」

    グレミー「しかし私は!」

    ハマーン「マシュマー!」

    マシュマー「はっ」

    ハマーン「お前の失態だぞ、何故出撃させた」

    マシュマー「申し訳ございません、いつもの訓練飛行との事でしたので」

    ハマーン「そんな見え透いた言い訳が私に通用すると思うのか、グレミーを甘やかすのもいい加減にしろ、ノン、レイ」

    ノン「はい」

    レイ「は、はい」

    ハマーン「お前たちは明らかに練度不足だ、罰としてシミュレーターの時間を倍に増やす」

    ノン/レイ「はっ」

    一通りの叱責を済ますと、脇に控えていたよく似た顔をした二人の女性パイロットを引き連れ立ち去っていく。

    グレミ―「私は・・・私だって・・・」

    ノン「グレミー様・・・」

    レイ「申し訳ありませんグレミー様、私たちがふがいないばかりに」

    マシュマー「グレミー様、ハマーン様はあなたが憎くてああ仰っておられるのではありません、あなたの身が心配だからこそああ仰せなのです」

    グレミー「だが、私は認められたいのだ、ハマーンに、そして他の他の者達にも」

    マシュマー「皆認めております、焦る事はございません、いつかジオンの将として我らの上に立たれるその日まで、まずはその身の安泰こそをお考え下さい」

    そのやり取りを別室の監視モニター越しに見ているハマーン

    プルツー「気になるのなら直接見に行けばいいのに」

    ハマーン「男子の面子と言う物も考えてやらんといかん、ああいうよ弱音は身内相手だからこそだ」

    プルスリー「で、憎まれ役を買って出たのは良いけど、気になってこそこそのぞき見?あまりかっこよくないですよ」

    ハマーン「それを言うな、かっこ悪かろうがアフターケアは大事だ、何せグレミー様には大成してもらわねばならんのだからな」

    プルツー「ママ役は大変だ」

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:40:33

    >>64

    ソドンに帰還する2機、ハッチが閉じられデッキに空気が充填される

    解放されたマークⅡのハッチに向かって飛んできたアムロがマチュにあいさつする。

    アムロ「お疲れ、こちらのテレメトリーでは特に被弾とかは無かったがそっちではどうだ?

    マチュ「こちらでも被弾はなし、最後のアレは結構ヤバかったけどね」

    アムロ「ああ、あれか、回避時のデータでは一瞬だが限界駆動させてる部位がいくつかあった、それだけギリギリの機動だという事だがどうかな、あれくらいを上限と見てくれるといい」

    マチュ「わかった、あれくらい動けるのなら十分よ、でも本当はもう少し回せるんでしょ?

    アムロ「確かにまだ安全マージンの許容内ではある、だがあれ以上となると機体の安全は保証できない、最悪分解する可能性も出てくるからな」

    マチュ「撃破されるよりは分解するかどうかの賭けに出る方がましよ」

    アムロ「そうかもな、じゃ、この後機体はハンガーでC整備の予定だ、しばらく出撃は無いはずだからゆっくりしててくれ」

    そう言ってリックディアスの方へと飛んでいくアムロ、入れ替わるようにコックピットに飛び込んでくるボーヤ

    マチュ「危ない、勢いつけ過ぎよ、無重力になれて無いんだから無茶しない」

    ボーヤ「ごめん、マチュ」

    マチュ「大丈夫、ほら、ニャアンが呼んでる、一緒に控室に行こう」

    ボーヤ「うん・・・ねぇマチュ、なんでわざわざヒートホークなんか使ってたの?マークⅡにはビームサーベルついてるのに」

    マチュ「ん?ああ、それは鹵獲が目的だったからよ、ビームサーベルは威力が強すぎて、切った時のエネルギーサージが動力炉を直撃して爆発させちゃうことが多いのよ、だからヒートホークを持って行ったの」

    ボーヤ「ふーん、強ければいいって事じゃ無いんだ」

    マチュ「そうね、どんな物をどう使うか、物事は何であれ目的に沿った正しいチョイスって言うのが肝要なのよ」

    ニャアン「マチュ、またボーヤに変なこと教えて・・・ボーヤもそう言う事じゃ無くてもっと普通の事に興味をね・・・」

    ボーヤ「もう、ニャアンはいつもそう言う事言う」

    ニャアン「・・・」

    ボーヤ「あ、判った、判ったからそんな顔しないでニャアン」

    マチュ「ふふっ」

  • 66二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:50:13

    >>64

    ネオジオン内部人事は結構弄ってます、ミネバは手厚く保護されてててが出ないのでギレンの庶子グレミーがミネバの代わりに旗印になり、マシュマーはそのお目付け役兼護衛とZZと上下関係逆転で両者の関係は結構良好、ギレンの作ってたクローンニュータイプ部隊(プルシリーズ)は確保されハマーンの私兵に、その中でノン 、リン、レイはグレミーの話し相手兼護衛としてグレミーにあてがわれてると。

  • 67二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 07:19:31

    ミネバが厄介事に巻き込まれてなくてよかった・・・

  • 68二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 15:48:18

    ほす

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 23:39:51

    >>65

    アムロ「二人ともここにいたのか、、アポリーが帰投した、持ち帰った情報を基にこれからミーティングをするから二人とも来てほしいとブライトが呼んでるんだ、ついてきてくれないか」

    マチュ「あ、はい」

    ニャアン「はい、・・・じゃ、行って来るからボーヤはここで待っててね」

    ボーヤ「うん、待ってるよ」

    ハサン「この子は私が見てるよ、早く行ってあげてください」

    マチュ「はい、お願いしますね」


    ブライト「来たか、先ほどアポリー中尉が持ち帰ってくれたデータの精査が終わった、どうやら連中の拠点は思っていた以上に大規模のようだ」

    アボリー「見た事のない大型艦艇も係留されていました、MSだけではなく艦艇の開発能力もあったようです、廃棄されていたコロニーの農業プラントや工業施設などを接続し宇宙基地としての体裁は十分整っているようです」

    ブライト「そうだ、暗礁空域内部、高濃度の残留ミノフスキー粒子、探知困難とはいえ、これほどの規模の基地を作られていたとはな、それとここに映っている艦影、見た事無い艦形だな、ムサイ級に似ているが妙に大きいように思えるのだが」

    アムロ「ええ、宇宙空間で距離やサイズが判りにくくはありますが、付近を飛行しているガザCを見るに、ムサイ級の倍ほどのサイズだと思われます、ここと、ここと、ここ、これはメガ粒子砲塔でしょう、このサイズからしてMS登載能力もそれなりにあると思われれます」

    ブライト「だろうな、これが写ってるだけで3隻、ガザCの出来から言って構造や装甲が脆弱である可能性もあるが、侮って良い戦力では無いな、十分注意をしたうえでまずは周囲のの警戒と侵入ルートの確保だ、今回アポリー中尉が発見に成功したのは高ステルス機能を持ったアイザックだったからと言うのも大きい、通常のMS ましてやソドンのような艦艇では遥か手前で警戒網に察知され迎撃されるだろう、だからまず警戒網の穴を見つけ、敵に察知されずに接近可能なルートの選定が第一だ、と言う事でパイロット諸君には暗礁空域の索敵と宙域図の作成をしてもらう、神経を使う大変な作業になるとは思うが皆頑張ってくれ」

  • 70二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 23:41:22

    >>69

    バスク「ジャミトフ閣下、自分はやはりこのような怪しげな物を頼るべきではないと考えますが・・・」

    ジャミトフ「問題無い、現に私はすこぶる快調だ、私の理想を実現するその日まで、私は生きねばならんのだ」

    シロッコ「いかがですかジャミトフ閣下、私の開発したバイオリレーションシステムを応用したアンチエイジング処置は、流石に若返りとまではいきませんが、細胞を活性化させ老化を抑制する効果は十分にあるます」

    ジャミトフ「うむ、たしかに、定期的に処置を受けねばならないとはいえ、この処置を受けて以降、老化を実感する事が無くなったどころか日々活力が蘇るようでもある」

    バスク「シロッコ、貴様、本当にこの措置は安全なのであろうな、ジャミトフ閣下に万一の事があれば・・・」

    シロッコ「私も同じ処置を受けているのだ、安全に決まっている、むしろ何をそんなに恐れているのだ、心配ならば君も受けて見ればいい、その身で体感すればいかに安全で快適か実感できるだろうに」

    バスク「ふん、一度受けたら装置に縛られるようになる体など冗談では無いわ」

    ジャミトフ「もうよい、止めよ、それよりもこれからの事だ、今まで送った分の資材や資料は有効活用してくれたのであろうな?」

    シロッコ「はっ、準備は怠りなく予定通りに進んでおります」

    ジャミトフ「ならばよい、地球圏の安定、そのために必須の事をしなければならん、だが残された時はあまりにも短い、わしの命そのために使い潰そうとかまわん、その先に後の世が地球の繁栄と人類の未来があればそれでよい、そのためにもバスク、シロッコ、貴様らの力、存分にふるってもらうぞ」

    バスク/シロッコ「はっ」

  • 71二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 01:54:12

    シロッコ怪しいもの作ってらっしゃる……

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 06:49:07

    >>70

    シロッコお前さぁ…………

    クローンとか造らせてただけのことはあるな…………

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 16:02:48

    このレスは削除されています

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:18:52

    >>70

    数度の交戦の末、補給と損傷個所の修理の為暗礁空域を離れるソドン。

    サイド6のバルダベイに入港し乗員には半舷上陸が許可される。

    シロウズ「久しぶりだねマチュ君、ニャアン君とボーヤ君は一緒では無いのかな」

    マチュ「あ、お久しぶりですシロウズさん、ええ、ニャアンはボーヤとボーヤの両親の墓参りで上陸してまして」

    シロウズ「そうだったのか、しかし君は一緒に行かなかったのかね?」

    マチュ「・・・勘弁してください、サイド6じゃ私お尋ね者ですから、ちょっと上陸は無理ですよ」

    シロウズ「そう言うえばそうだったか、済まない、忘れていたよ」

    マチュ「かまいませんよ、所で何でシロウズさんがここに?」

    シロウズ「今日は届け物のついでに皆の顔を見にね、君たちの活動に出資してるのは私なのだから気にもなろうと言う物さ」

    マチュ「届け物?」

    シロウズ「ああ、開発中だった第3世代機がやっと完成してね、ここでバルダでその最終調整が行われていたのさ、私が言うのもなんだが、なかなかのモノに仕上がっているよ」

    マチュ「へぇ、それは楽しみですね」

    シロウズ「そうだろう、あれは初めからNT専用機として開発されているからね、君かニャアン君のどちらかが受領する事になるだろうね」

    マチュ「う~ん、新型は興味あるけど、私にはマークⅡがあるからニャアンが使う事になるんじゃないかなぁ」

    シロウズ、[そうか、では細かい調整はニャアン君たちが帰って来てからかな」

  • 75二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:21:32

    >>74

    ニャアン「・・・どうする?どこか寄りたいところはある?」

    ボーヤ「マチュにお土産買わなきゃ、何かいいもの無いかな」

    ニャアン「そうね、そことかどう?」

    ボーヤ「あれはお供えとかのお店でお土産屋じゃないよ、こんな墓地周辺じゃ無くてもっと中心街の方に行かないとダメだよ」

    ニャアン「あ、待つて、そんなに急いで転んだら危ないよ」

    墓苑地区から市街地に移動し

    ニャアン「お腹すいたしどこかでお昼食べようか、何が良い?」

    ボーヤ「う~んニャアンの料理はおいしいけどエスニックや中華ばっかりだし、ソドンの食事はパン食だからたまにはお米が食べたいかな」

    ニャアン「そう、じゃぁ和食の店を探しましょうか・・・検索によるとこの先の観戦ステージに色んな出店や屋台なんかが出てるみたいだからそこに行ってみるのもいいかも」

    ボーヤ「観戦ステージ?何それ」

    ニャアン「クランバトルって言うMS同士の戦闘ゲームのための観戦ステージよ、」

    ボーヤ「クランバトル・・・って、昔マチュがやってたって言うあれ?」

    ニャアン「そうだけど少し違うわ。マチュや私が出てたのはいわゆる非合法の裏バトル、あの後いろいろルールとかが制定されて正式な競技になって、今ではサイド6の人気スポーツになってるの」

    ボーヤ「へぇ・・・」

    ニャアン「今のクラバは専用の競技宙域に訓練用ペイント弾と低威力スタンステック使用で安全性も配慮されててなかなかの人気なの・・・観戦してみたい?」

    ボーヤ「うん」

    ニャアン「じゃぁ行ってみましょうか、中で観戦しながら食べるのも良いね」

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:27:05

    >>75

    チケットを買って中に入ると、中央に吊られた巨大なモニターを囲むように配置された観覧席肌8割ほどが埋まっている状態だった、番号を確認し席に座ると入場時に渡されたパンフレットを広げる「

    ニャアン「今は第2試合が終わった後みたいね、しばらくインターバルがあって第三試合はこれね、フィールドはデブリゾーンB、障害物が多いテクニカルなフィールドみたい」

    ボーヤ「出場チームはこれか、ミルキードールズVSレイヴンズ、このミルキードールズってのは女の子のチームなんだ、レイヴンズって言うのはジオンの退役軍人チームか、この数字は何?」

    ニャアン「それは今までの試合での獲得ポイントみたいね、要は強さの指針頭、クランバトルはギャンブルでもあるから、そう言うのを見てどっちに賭けるか決める指針にするんでしょうね、ほら、モニターには今までの細かい戦績や試合映像が流れてるでしょ、あの上にあるのが現在のオッズね、見た所このミルキードールズっていうチームは強いみたいね」

    ボーヤ「女の子のチームなのに凄いね、マチュやニャアンみたい」

    ニャアン「・・・なに言ってるの、私食べ物買って来るけど何かリクエストは?」

    ボーヤ「任せるよ、でもあんまり辛いのばかりは勘弁ね」

    ニャアン「判ったわ、じゃぁ待っててね」

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:31:19

    >>76

    出店などのフロアに向かうニャアンと入れ違うように駆け込んでくる一人の少女

    プル「見つけた!」

    ボーヤ「えっ?えっ?お姉さん何?」

    プル[やっぱりだ、うんうん胸がキュンキュンしてとっても気持ちがいい、君に間違いない」

    ボーヤ「えっとお姉さん一体何言ってんの?」

    プル「君こっち来て、ほら早く」

    ボーヤ「えっと、あ、引っ張らないで」

    連れ出されていくボーヤ

    プル「みんな、替わりのパイロット見つけて来たよ!」

    クレイユ「見つけて来たって誰だよそいつ、変わりは俺が出るっていてるだろう」

    プル「あんたじゃ私のMAVは無理」

    クレイユ「そいつならいけるって言うのかよ、そもそもそいつにMSの操縦できるのか?」

    プル「うん、なんといっても私にビンビン来てるからね、この子きっとすごいよ・・そう言えば君、名前なんだっけ?」

    ボーヤ「ボーヤ、ボーヤ・スガイです、あの、本当に一体何が」

    プル「ごめんね、説明も無しで私たち次のクラバに出るんだけど、私のMAVが屋台の牡蠣食べて当たっちゃって、急遽代役が必要になったのよ、君MSの操縦できるよね、それも相当上手く、ね、お願い、私と一緒に試合に出てくれないかな」

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 02:33:41

    保守

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 09:58:35

    このレスは削除されています

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 19:33:31

    正史でZZまでに死んでるキャラが結果な数生きててカオスなことになりそう

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 23:30:10

    >>77

    プル「大丈夫?クラバ用に結構ピーキーなセッティングだし、高機動ブースターを積んでるから振り回されないよう注意してね」

    ボーヤ「大丈夫です、普段乗ってるのに比べたらずいぶんと素直で扱いやすい感じで、あ、乗ってると言ってもシミュレーターでですけど」

    プル「あら、普段からMSのシミュレータに乗ってると言う事は、ジオンのパイロット候補生か何かなのかな?」

    ボーヤ「いえ、そうじゃなくて、えっと、家業で使うMSのシミュレーションモードで遊んでるというか・・・」

    プル「ああ、そういう、でもすごいね、これより癖のある設定の機体とか、中々無いよ、地球軌道上のデブリ回収機とか?」

    ボーヤ「ああ・・・うん、そんな感じ・・・」

    プル「そっか、じゃぁ大丈夫かな、あ、そろそろ試合開始だ、行くよ」

    ボーヤ「は、はい」


    カウントダウンが始まり、0になるとと同時にスラスターを開ける2機、まずは速度を得なければと急加速しつつデブリ群に突入する。

    プル「前衛は私がするから、まずはデブリに気を付けてついてきて」

    ボーヤ「は、はい・・・え?」

    プル「見つけた!」

    レーダーでもモニターでも無い不可思議な感覚が相手の敵意を捕らえる、すぐそばにいるプルの高揚が、次に取ろうとしている機動が伝わる、それに合わせてデブリの影を回り、相手がプルの初撃を避けた先へマシンガンを一連射し攻撃を置いていく。

    プル「すごい、流石私が見込んだだけはあるね」

    ボーヤ「え?」

    プルの声で現実に引き戻される、自分の射撃がプルの攻撃を回避した相手の無防備な背面ブースターを直撃し大破判定が下される。

    機動を止め漂うだけになった機体をよそに、もう一機の相手が思わぬ方向から突っ込んでくる、マシンガンの牽制射でこちらの動きを止め、引き抜いたスタンステックを叩いこんでくる。

    ボーヤ「うわぁぁ」

    とっさに回避したものの、マシンガンを弾き飛ばされる。

    プル「ボーヤ!離されちゃダメ!」

    咄嗟に逃げようとしたボーヤをプルが止める、マシンガンを失ったボーヤが距離を離されれば、攻撃手段を持たないボーヤは一方的に撃たれるだけになる。

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 23:31:58

    >>81

    プル「くっ、こいつ嫌らしい動きして」

    デブリとボーヤ機を巧みに使い、プルからの射線を切りつつボーヤ機を追い詰める相手に防戦一方になるボーヤ

    ボーヤ「ダメだ、やられる」

    そう思った瞬間、周囲に青い光が満ちる、キラキラした光の粒子の渦の中、とてつもなく引き伸ばされる時間間隔を感じながらプルのザクの動きが、相手の機体の行動が、周囲を飛び交うデブリの配置が、そして弾き飛ばされたマシンガンの起動がまるで俯瞰するように理解できた。

    ボーヤ「そうか・・これが、マチュやニャアンが言ってたキラキラ」

    キラキラの輝きの中、相手の起動、プル機の攻撃、そして弾かれたマシンガンの未来位置が見える、その未来に向けての最適な機動、突然見せたこちらの隙に咄嗟に攻撃を加えようとする相手と、その隙を逃さず攻撃を加えるプル、相手の意識がこちらから完全に外れたその瞬間、伸ばした手の先に飛んできたマシンガンが引っかかる。

    ガンスピンのように手の中で回転するマシンガンを敵に照準し握りこみ射撃。

    相手からすれば突然マシンガンが現れたように見えたのだろう、驚愕しつつもその一連射を咄嗟に躱す、だがそれはプル機に対しての致命的な鋤をさらけ出す結果につながった。

    プル「貰った!」

    相手の致命的な隙を見逃さず、マシンガンが咆哮を上げる、一瞬で半身を着弾のピンクに染めた相手が撃破判定を下され機動を止める。

    VICTORY

    モニターに試合終了と勝利が表示される。

  • 83二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 06:20:54

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 14:55:44

    ほす

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 23:07:14

    >>82

    マチュ「ボーヤがキラキラした?いったい誰と!、なんで!」

    ニャアン「判らない、、ちょっと目を離したら、なぜかクランバトルの試合に出てて・・・」

    マチュ「そもそも何でクランバトルの試合なんかにボーヤが出てるの!素人の、民間人の、しかも子供がクランバトルなんてヤクザな物に出るとかダメでしょ!」

    ニャアン「それ、マチュが言っちゃいけないセリフだと思う・・・」

    マチュ「しかも初対面の異性とキラキラとか、そんなの駄目よ、

    ニャアン「だからそれ、マチュが言っちゃダメだと思う」

    シロウズ「・・・まぁ落ち着きたまえマチュ君、問題はクランバトルに出た事ではない、キラキラを体験した事だ、先ほどのニュータイプの認知能力の拡大現象は私も感知した、しかしあれはニュータイプ能力があれば起こると言う物ではない、起こすためにはニュータイプがサイコミュシステムを稼働させ、高次空間へアクセスしなければならない、つまりそのクランバトルで使われてた機体にはサイコミュが搭載されてた可能性が高い、どうやら普通のクランではないようだ、もしかしたら連邦かティターンズ、もしくはアクシズが、サイコミュの実戦データを取るために投入した偽装クランかもしれない、ニャアン君、何と言う名のクランだったか覚えているかね?」

    ニャアン「えッと・・・確かミルキードールズでしたっけ、あ、パンフレットにでてます、これ、このクランです」

    シロウズ「ふむ、ざっと検索してみたところ不審な所はないな、活動期間もそれなりに長く固定ファンも多い、これはパイロットのヴィジュアル人気と言うのもあるのだろう、だがライブラリにある過去の試合動画を見ると明らかに動きがおかしい、サイコミュによる機体制御サポートがなされていると見るのが妥当だろう、つまりそのミルキードールズとクランはどこかのサイコミュ開発のためのテスト部隊である可能性が高い、しかも結構長く活動しているという事は、それなりに多くのデータ収集と開発を進めていたとみるべきだろう」

    マチュ「うわ、そんなのに目をつけられてボーヤ大丈夫かな・・・」

    シロウズ「あまり心配する必要はないだろう、どうせ修理と物資の補給が済めばすぐ出航だ、ここに長居するわけではないのだから」

    マチュ「それもそうか」

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 23:10:04

    >>85


    プル「帰還命令?、なんで突然?」

    キャラ「なんでも茨の園にジオンの猟犬部隊が来たんだってさ、で、嗅ぎつけられて厄介な事になる前に研究資料一切を持って帰投しろって事、例のサイコミュ搭載の新型の開発を早めるみたいだ、まぁガラはほとんど出来てるみたいだから、あとはこっちのデータを基にサイコミュを詰めるだけみたいだけどね」

    プル「そうなんだ・・・」

    キャラ「ん?どうしたんだい?浮かない顔して、」

    プル「なんでもない、ただ年間ポイントは良いとこ着けてたから、ここでリタイアは残念だなってね」

    キャラ「ま、それはそうね。でも所詮クラバ自体は偽装目的のお遊びだし拘ってもしょうがないじゃん、それよりも撤収の方急がないと、何でも港の方にジオンの艦艇が来て補給してるって言うし、尻尾掴まれる前にとっとと逃げないと」

    プル「そうね・・・あの子に会えないのは残念だけど、いえ、たぶんまたきっと会えるよね」

    キャラ「何か言ったかい?」

    プル「なんでもない」

  • 87二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 23:12:17

    >>86

    ヤザン「宇宙へ上がれ?これはまた唐突な話ですなぁ閣下、まぁ我々は軍人ですから行けと言われれば行きますが、上はジオンの領域でしょう、その辺の話はついているので?」

    ゴップ「ああ、以前宇宙へ上がったジャミトフ一派の追撃と言う事でジオンとの交渉は済んでいる、こちらの不始末をただ尻拭いしてもらう訳にもいかんし、何よりこちらが矢面に立たなねば反乱に見せかけた宇宙拠点建設工作かと疑われかねないからな、ヤザン、君たちの責任は重大だ、一歩間違えれば再びジオンとの開戦もありうる、心してかかってくれたまえ」

    ヤザン「はっ」

    ゴップ「連中は最終的にサイド7の未完成コロニーに集結し、なにやら画策してるようだ、これがまた面倒な事に木星公社のジュピトリスが付近に停泊し、ジオンもうかつに手が出せない状況になっておる」

    ヤザン「公社が?連中は絶対中立のはずじゃないですか?それがこうも露骨に肩入れなど・・・」

    ゴップ「ジオンも抗議を入れているようだが公社側からの返答は芳しくないようだ、というよりこれは公社側も困惑しているように私は思う」

    ヤザン「・・・つまり、公社の意志ではなくそのジュピトリスと言う船単独での行動だと?」

    ゴップ「軍でも遠方の基地程中央の指揮から外れる傾向にあるのはよくある事だ、ましてや木星帰り、何か特異な思想にかぶれているのやもしれん」

    ヤザン「木星帰り、確かジオンの灰色の幽霊もそうでしたね」

    ゴップ「ああ、あの艦の艦長、確かパプテマス・シロッコと言う名だったか、一筋縄ではいかないなかなか興味深い人物のようだ、」

    ヤザン「興味深い、ですか、一応気に留めておきましょう、では失礼します」

    ゴップ「うむ、頼んだぞヤザン大尉」

  • 88二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 08:24:22

    >>85

    ことごとくアマテさんに刺さるブーメランよ……(

  • 89二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 17:15:20

    ほす

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:05:38

    >>87

    ブライト「集まってもらったのは他でもない、本国からの緊急特務が発令された、今までのザビ家信奉者に対する作戦は一時中止となる」

    アムロ「本国から?我々はシャリア大佐直属で正規軍の指揮系統外にいるはずだろ」

    ブライト「だからだ、その上からの指示が来ているんだ、ま、我々にというより、マチュ君、ニャアン君、君達にという事だが」

    マチュ「私たちに?」

    ブライト「ああ、宇宙へ離脱したティターンズがサイド7に集結し、建造中のグリプスコロニーを占拠して要塞化しているとの事だが、問題はそこに木星公社のヘリウム輸送船ジュピトリスが停泊していてな、接近禁止の通達を出してきているんだ、これではジオンも連邦もうかつに手が出せない、下手に手を出せば木星公社を敵に回すことになるからな、それはどちらも望まない、そこでジュピトリスに国際指名手配のテロリストの襲撃があり、その襲撃からジュピトリスを守るという名目で救助条約に従い部隊を展開、ジュピトリス防衛の人につくという訳だ」

    マチュ「地球で散々やった毎度のワイルドカードですか、宇宙でやるのは初めてですけど」

    ブライト「対外的な言い訳としては有効でな、君の賞金額がまた上がる事に関しては心苦しく思うよ」

    マチュ「今更ですけどね、でもさすがに木星公社相手のテロってのはちょっと・・・」

    アムロ「まぁそうだろうな、公社からテロリスト判定されるとかぞっとしない話だ」

    ニャアン「マチュの賞金て今いくらになってたっけ?」

    マチュ「さぁ、最新のスペースグライダーが即金で買えるくらいまでは見てたけどその後は知らない」

    ニャアン「仕事の報酬よりかかる賞金の方が多いしねぇ・・・」

    ブライト「・・・まぁその事は良い、それよりもだ、一応我々と君たちは別行動と言う事になる、君達は君達のスペースグライダーを使って我々とは別コースから接近、襲撃をかけてもらいたい、その際ジュピトリスには間違っても攻撃を当てないでくれ、あくまで襲撃のふりをして迎撃に驚き、グリプスの方に退避する、そう言う流れで頼む」

    マチュ「了解」

  • 91二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:06:58

    >>90

    アムロ「あ、それと済まないニャアン、Zはまだ調整中で使えないんだ、だが今回は敵も多くマチュ君一人に任せるという訳にもいかない、なので君のリックディアスにはサイコミュ装備を施したNT仕様機への改修を行ってる、具体的にはバイオセンサーによる機体反応の向上とブースターバインダーキャノンと言う有線制御式メガ粒子砲の搭載、、これによるオールレンジ攻撃が可能な機体になっている、後でテストしてみてくれ」

    ニャアン「え?サイコミュ?有線式って、キケロガみたいな?」

    アムロ「そうだ、強化されたブースター・バインダーに一門づつの計2門が搭載されている、後、手もち火器としてビームガトリングバズが追加された、かなりの火力が出るはずだ」

    ニャアン「え?え?なんかすごくないですか?」

    アムロ「これくらいの火力が無いと厳しい戦いになりそうだという事だ、腹をくくってくれ」

    ニャアン[・・・はい」

  • 92二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 09:32:20

    ほしゅ

  • 93前スレ13325/07/21(月) 19:05:23

    続き楽しみです保守
    ボーヤ君の淡いナニカ……

  • 94二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:22:03

    >>91

    マシュマー「しかし大丈夫なのですか?此度の会談要請、私は何かの罠ではないかと愚考する次第なのですが」

    ハマーン「ふん、罠であろうな、だが時代が動こうとしている今、座して事態を静観しているわけにはいかん、ジオン、連邦、ティターンズ、それぞれがそれぞれの思惑で動くと言うのなら、我々もまた動かねばならんのだ」

    マシュマー「それは判ります、ですがあのシロッコと言う男、どうにも一筋縄ではいかぬ様子、私の見る所、ジャミトフよりも危険かと存じます、くれぐれもご注意を」

    ハマーン[当然であろう、あれがジャミトフに従っているのはジャミトフに心酔しているわけでも思想を同じくしているわけでもあるまい、単に雌伏しているだけであろう、まぁそれ位はジャミトフも判って使っているのであろうがな、が、あれは大人しく雌伏してるタマではあるまい、この機に乗じ何か事を起こそうとしているのならばそれを見極めねばなるまい、そのためにアクシズ艦隊を率いてきたのだ、マシュマー、親衛隊としての貴公の働き、期待しているぞ」

    マシュマー「はッ、身命を賭して尽くす所存であります」


    プル「よし、今日の訓練はこれで終了、皆、このキュベレイの扱いに慣れてきた様ね、各自、今のサイコミュを使ったファンネルの感覚を忘れないように」

    プルシリーズ「はい」

    プルツー「しかしプル姉ぇはなんか最近ご機嫌だね、いい事でもあったの?」

    プル「ん?まぁね、ちょっと面白い子にあってね」

    プルスリー「え?どんな子?聞かせて聞かせて」

    プル「ちょっと、帰るまでが訓練よ気を抜かない」

    プルフォー「あ、誤魔化そうとしてる」

    プル「そんなんじゃ無いよ、ただ私やハマーン様と同じくらいに強いニュータイプって初めてだったから」

    プルツー「へぇ―そんなニュータイプが居たんだ、どんな子?」

    プル「なんか民間のデブリ回収業の子みたい、地球軌道用のMSがどうとか言ってたし」

    プルツー「ふーんで、MSの腕は良かったんだ」

    プル「うん、私とMAVが組めるくらいに」

    プルスリー「へ―それ凄いね、スカウトすればよかったのに」

    プル「そうしようと思ってたんだけど、すごい勢いで保護者が来てね、あっという間に連れて帰っちゃったから」

    プルツー「そりゃいきなりクラバのMSに乗せたら親とかカンカンだよねぇ」

    プル「あーあ、またどこかで会えないかなぁ」

  • 95二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:23:29

    >>94

    シロウズ「アムロ君、どうかしたのか?」

    アムロ「いや、Zの調整に問題は無いんだが、それよりマークⅡの方だ」

    シロウズ「マークⅡが? どこかおかしいのか?」

    アムロ「いや、おかしくはない、いや、おかしいといえばおかしいのか、マークⅡのサイコミュシステム、あれは向こう側の遺物が使われているのだったよな」

    シロウズ「ああ、だがあれはシャロンの薔薇消失時に機能を停止している、機能の核である解析不能のOSが消失し、単なるバイオセンサーレベルまで能力が低下していたはずだ」

    アムロ「そうだ、サイコミュとパイロットを繋ぐ要であるそのOS、話によれば人格すら宿していたように思えるAIが消失した結果、ジークアックスのサイコミュは機体の即応性を上げる程度の機能しかしなくなってたはずなんだが、これを見てくれ、キリマンジャロでジークアックスがサイコガンダムのメガ粒子砲を受けた時の記録だ、腕ごとシールドを失ってもはやビームを防ぐ手段はないはずなのに、なぜかコックピットと頭部は無事だ、奇跡的と言ったが奇跡なんてものじゃない、明らかに何かがビームをしのいだんだ」

    シロウズ「それがサイコミュシステムによるものだと?」

    アムロ「判らない、だがそう考えるしかないだろう、パイロットの意志に反応し、メガ粒子砲すら防ぐ何らかの力場をサイコミュシステムが発生出せたと」

    シロウズ「ふむ、興味深いな・・・所でなぜボーヤがあんな所で座り込んでるんだ?」

    アムロ「ああ、今回はマチュ達の出撃に危ないからと連れてってもらえなかったのですねてるんだ、今回はニャアンもMSで出撃するからなスペースグライダーに居残るよりソドンに残ってた方が安全だって置いてかれたのが気に入らないらしい」

    シロウズ「なるほど、今までずっと一緒だったから、突然別行動させられて仲間外れにされたと感じているのかな」

    アムロ「まだまだ子供だからな、ま、邪魔にならない限りは好きなようにさせるさ、スペースグライダーの操縦にトラジャを回したせいで人手も足りないんだ、かまってる余裕はないよ」

  • 96二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 09:15:08

    このレスは削除されています

  • 97二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 09:15:10

    ほす

  • 98二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 16:20:18

    >>94

    プルプルズみんな生きててかわいい

  • 99二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:07:05

    >>95

    アクシズ近傍の訓練空域

    ノン「グレミー様、見てください、私達にもファンネルが」

    リン「私達にもサイコミュが使えます」

    レイ「ええ、このリンクサイコミュさえあれば、必ずやグレミー様のお役に立てます」

    イリア「ノン、リン、レイ、はしゃぎ過ぎだ、キュベレイは今まで扱ってたガザCとはちがうのだ、もう少し慎重に扱え、それとファンネルの挙動が甘いぞ、空間をもっと俯瞰的に認識しろ、リンクによる相互補完を意識するんだ、そのためのリンクサイコミュだろう」

    ノン・リン・レイ「はっ」

    グレミー「あの3人にサイコミュが使えるようになるとはな、しかもあれだけのファンネルを一度に・・・」

    イリア「リンクサイコミュは単にサイコミュを繋ぐだけの物ではありません、相互補完により相乗的に能力を向上させることが出来るのです、最も繋ぐ者同士の相性のようなものがありますので、誰とでもという訳にはいきませんが、それよりもグレミー様、いかがですか?新型MSのバウは、ガザCとは比べ物にならない良い出来でしょう」

    グレミー「ああ、悪くない、パワー、スピード、火力、どれも文句ない出来だ、あの時このバウさえあればあのような無様を晒す事は無かったものを」

    イリア「慢心は禁物ですグレミー様、さて、そろそろ完熟訓練は終了しアクシズへお戻りください、もうすぐハマーン様からの定時連絡の時間です」

    グレミー「了解した、ノン、リン、レイ、戻るぞ」

    ノン・リン・レイ「はっ」

  • 100二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:10:00

    >>99

    地球衛星軌道上、ブースターで駆け上がってきたギャプランが、軌道周回中のコロンブス級らしい艦影を捕らえる

    ヤザン「よその船に間借りするのだから文句は言えんが、アンティータム級補助空母とはまた懐かしい物が回されて来たな」

    アドル「大尉はあの船をご存じなので?」

    ヤザン「ああ、一年戦争時に同型艦の世話になったことがある、元が輸送艦だからな、艦内スペースは十分で整備も補給もしやすいが、艦自体が脆弱で自衛火力すらろくにないのがネックだったな、結局後方に配置せざるを得ず、前線との距離が開くのが面倒だったな、最も露天駐機のサラミスと比べてどっちgはましかと言えば難しい話だがな」

    アドル「そうですか、それで大尉、我々はこれからどこへ向かうのでしょうか?」

    ヤザン「情報によると、連中は現在地球とサイド7の中間宙域に集結中のようだ、何故そんな所に集結してるのかはわからんがその分ジャミトフの居るグリプスは手薄になってる筈だ、我々はまずグリプスに向かいジャミトフを捕らえる、そうすれば後は烏合の衆だ、何とでもなる」

    ダンケル「しかし連中何故そんな所に集結しているのでしょう? 我々を迎撃するにしては位置が悪い、かと言って対シオンとして見ても有利とは言えません、意図不明な布陣です」

    ヤザン「そうだな、だが何かあるはずだ、ジャミトフが何も考えずこんなバカな布陣をするはずがない、もしかしたらどこかからの援軍を待っているのかもしれん、不測の事態に備え常に警戒を怠るな」

    アドル・ラムサス・ダンケル「了解」

    ラムサス「隊長、着艦許可が下りました、右舷デッキに着艦されたしとの事です、ガイドビーコンを確認」

    ヤザン「よし、着艦するぞ、宇宙での着艦は初めでだからと言ってコロニーの連中に無様な所を見せるなよ」

    アドル・ラムサス・ダンケル「了解」

  • 101二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 08:19:49

    このレスは削除されています

  • 102前スレ13325/07/23(水) 14:41:06

    ニャアン「……私は、反対です。ボーヤ君を作戦に使うだなんて」

    https://bbs.animanch.com/arc/img/5216470/147

    シロウズ「ああ。あってはいけないのだろうな。だが、思いの外異物というのもワガママなようだ」

    ニャアン「どういうことです」

    シロウズ「『向こう側』から流れ着いた異物。……いくつかあるが、今の所、必ず誰かしらの遺志が宿っていると見られる」

    ニャアン「……」

    シロウズ「誰かが特定の誰かとMAVを組みたがるように。その遺志も心通わせた者とで力を発揮するようだ」

    ニャアン「だから…」

    シロウズ「ああ。他のNTが乗って上手くサイコミュを動かせなかったのも、そういうところが大きいのだろうな。……どういうわけか、私はうまく行ったようだが」

    ニャアン「……じゃあ、シロウズさんが乗ればいいんじゃないですか」

    シロウズ「……ふむ」

    ニャアン「敵がΖフレームとΨフレームを狙ってるなら、乗る人は誰でもいいはずです」

    シロウズ「だろうな。だがな、そういう場合でもボーヤ君には前に出てもらわねばならない情勢だ」

    ニャアン「———っ!」

    シロウズ「今やどのMSパイロットにも見劣りしない腕前だ。心苦しいがな、重大な作戦の前にあって、彼のような戦力を遊ばせることはでき———っ!!」

    https://bbs.animanch.com/arc/img/5277775/96

    シロウズ「———……」(上の空

    ニャアン「!? ……えっ、と?」

    シロウズ「———、くくっ、ハッハッハッハッハッハッハハハハハハ!!!!」

    ニャアン「!!?」

    シロウズ「———いや、済まない。くくっ、たった今、Ζから突き放されたようだ。作戦の要はボーヤ君だけに限られてしまったよ」

    ニャアン「……」

    シロウズ「そう心配することもない。彼なら。遺志とも心通わせられた彼なら上手くやるだろうさ」

    ◇◇◇

    「———なぁ。君の知ってる私は、どうだった? 私は君の名前さえも知らないが……、いい関係だったのだろうか。楽しく、やれていたか?」

  • 103二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 14:43:53

    このレスは削除されています

  • 104前スレ13325/07/23(水) 14:47:49

    >>102

    前スレの147の直前、という感じです。

    今連載してくださってる方とは別です。

    ボーヤ君とブリーフィングする直前、無理だと分かってても反対するニャアンと、Ζフレームに宿る遺志に拒絶されて大笑いするシロウズが見たかったので書いたやつでふ


    ここだけジークアクスの続編がZ-QuuuuuuXで|あにまん掲示板シイコ・スガイの息子が主人公で、マチュ&ニャアンと共に謎の前髪長めノースリーブ金髪男が創った反連邦政府組織に所属し連邦のゴーグルハゲが創った極右特殊部隊のジオン公国アルテイシア王女暗殺計画を阻止する世…bbs.animanch.com
  • 105二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 22:48:07

    保守

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:52:59

    >>100

    レコア「シロッコ様、サダラーンと思われる艦が事前通告のあった進路から接近しております、随伴艦は2隻、MS等の展開はありません」

    シロッコ「ふふ、ハマーンは会談に応じたか、これで私の目論見がまた一歩進むと言う物だ、ガイドビーコンを出せ、サダラーンの受け入れの用意を、私は会談の準備に向かう、私がハマーンを押さえたら後は判ってるな」

    サラ「はい、ですがハマーンが大人しく従うとはとても思えません、あのものの思想はシロッコ様とは相容れぬかと」

    シロッコ「だろうな、だからこそここジュピトリスに招いたのだ、このバイオリレーションシステムのフィールドの中ならばかの者の意思を屈服させ我が意のままにする事も不可能ではない、そしてハマーンほどのニュータイプならばバイオリレーションシステムのコアとして申し分ない、あの者をコアとする事でようやくバイオリレーションシステムは完成し、そのフィールドが地球圏全体を覆う事で全人類はシステムの恩恵を受け、我々の統治の元永遠の繁栄が約束されるのだ」

    レコア・サラ「シロッコ様」

    シロッコ「そのためにもまずはグリプス2の起動だ、これはサラ、君にすべてがかかっている、頼むぞ」

    サラ「はい、必ず成功させてみせます」

    シロッコ「そしてレコア、君はジュピトリス防衛の要だ、君のパラス・アテネににはそれだけの力がある、信頼しているぞ」

    レコア「はい、必ずや信頼にお答えします」

  • 107二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:57:24

    >>106

    トラジャ「いやな位置に船が来てるな、これはトランスポンダーによればアクシズのサダラーンか、連中の旗艦じゃないか何でこんな所に?まさかアクシズの奴らがティターンズと手を組むとでも?」

    マチュ「それは無いんじゃないかなぁ、どう考えてもティターンズとアクシズは水と油、手を組む余地は無いよ、でも相互不戦合意くらいはするかもしれない、どちらも全方位を相手に戦えるほどの勢力じゃないからね」

    ニャアン「それより私達こんな所に居てバレない?」

    トラジャ「それは大丈夫だ、うまくデブリの影に入ってるし、センサーもパッシブだけでこちらからの発振は全て控えてる、MSが偵察に来て直接発見でもされない限り見つかる事は無いよ」

    ニャアン「ならいいけど、でもこれだとあの船が探知圏外に行くまで身動き取れないね、作戦開始時間も近いのにどうしよう?」

    マチュ「どうしようと言われても、連中の目の前で発進する訳にもいかないからね、通り過ぎるのを待つしかないよ、この速度でこの進路ならギリギリ作戦開始時間には間に合うはず、余計なトラブルとか起きないよう祈るしかないよ」

    ニャアン「うう・・・私こう言うの苦手」

  • 108二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:59:17

    >>107

    ジャマイカン「作戦予定位置での展開が完了しました・・しかし本当に大丈夫なのでしょうか?このような何もない宙域で部隊を展開させるなど、グリプスの守りがほぼ空になっておりますが」

    バスク「かまわん、ジャミトフ閣下の命令なのだ、ゼダンの門、それが開けば状況は一変する、出来無ければどのみち我々ティターンズに先は無い、まさにこれは背水の陣なのだ、我々ティターンズの興廃はまさにこの一戦にある、総員気を引き締めてかかれ」

    ジャマイカン「は、承知いたしました」


    ジェリド「ゼダンの門か、いったいこの宙域に何があるというんだ、見ろ、連邦の追撃部隊もジオンの査察艦隊もこっちを無視してグリプスへ一直線だ、これでは丸裸の本陣が刺されちまう」

    マウアー「それはその通りね、でもジャミトフ閣下は私たちの知らない何かに期待してるのでしょう、それが何かは判らないけどあのジャミトフ閣下がぞの身を囮にして迄賭けているのだから、期待してもいいんじゃないかしら」

    カクリコン「そうだな、焦っても仕方ない、我々に出来る事は作戦開始の時まできっちり体を休め英気を養っておくことだ、いざ戦闘となった時に十分に動けるようにな」

    ジェリド「それは判っている、だが敵の進行をただ座して見ているだけと言うのもな」

    カクリコン「判らんぞ、敵は侵攻してるように見えて実は罠にはまり込んでいるのかもしれない、むしろそう考えていた方が気分も楽だろう」

    ジェリド「・・・そうだな」

  • 109二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 09:48:56

    ほす

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 19:27:14

    このレスは削除されています

  • 111二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:25:24

    >>108

    マチュ「サダラーンが行ったみたいね、そろそろ出撃しようか」

    ニャアン「・・・」

    マチュ「・・ニャアン?どうかした?」

    ニャアン「マチュ、なんか嫌な感じがしない?この感じ、昔どこかで・・・」

    マチュ「いやな感じ?・・・そう言えばなんかピリピリした感じが、これ、ハマーンがニュータイプ部隊連れて来てるからそれかと思ってたけど」

    ニャアン「判らない、でもいつもと違う妙な胸騒ぎもする、なんだろう、この宙域全体に広がる悪意みたいなの・・・」

    マチュ「久しぶりにジークアックスじゃないサイコミュ搭載機に乗ったから過敏になってるのかも知れないけど・・・そうね、ニャアンがそう言うのなら注意していきましょう、じゃ、トラジャ、私たちが発進後は既定の回収ポイントで待機をお願い、間違っても敵に見つかるようなへまはしないでね」

    トラジャ「任せとけ、俺は臆病なんだ、怖くて戦場になんて近寄よりゃしねぇよ」

    マチュ「ふふ、じゃ、気を付けて」

    トラジャ「お前たちこそ気を付けてな」

    ニャアン「じゃ、わたしもいくね」

    トラジャ「おう、頑張れよ」

    ニャアン「!・・・」

    マチュ「ニャアン、どうかした?」

    ニャアン「今・・・キシリア様の声が聞こえた気がする」

  • 112二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:28:25

    >>111

    ヤザン「よし、お前ら、位置につけ、もうすぐ例のテロリストがジュピトリスの防空圏内に入る、連中がジュピトリスとの交戦状態に入った事を確認し次第、我々はジュピトリス援護の名目でティターンズ側の防空圏に侵入、そのままグリプスの制圧に入る、ティターンズの主力は連中がゼダンの門と呼んでる宙域に集結しなぜか本拠ががら空きだが、後詰が無い筈はない、気を引き締めてかかれ」

    アドル・ラムサス・ダンケル「了解」

    アドル「しかしここから見るに本当にがら空きですね、哨戒網もギリギリで回してる感じでとてもティターンズ本拠とは思えない」

    ダンケル「ゼダンの門とやらに派遣されてる戦力は結構な数だからな、あれが居たならとてもじゃないが俺達追撃部隊で制圧なんて作戦は組まれなかったろう、でも何故手元の戦力のほぼすべてをあんなところで遊ばせてるのか、罠だとしたら相当にタチの悪いのが仕掛けられてるんでしょうな」

    ラムサス「前にキリマンジャロで出て来たあのサイコガンダムとか言うデカブツが居るかもしれませんからね、こんな遮蔽物の無い宇宙であれに好きに暴れられたら目も当てられない、あれの火力と防御力はビグザム並でしたし、もしあれが出てきたらビーム主体のこのギャプランだと相当苦戦する羽目になりますね」

    ヤザン「そうだな、、それも含めて十分な警戒が必要だ、何よりコロニー軍の虎の子の戦力に傷をつける訳にもいかん、仮宿とはいえ我々の母艦だ十分気を配ってやれ」

    アドル・ラムサス・ダンケル「了解」

  • 113二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:30:13

    >>112

    ジャミトフ「ふふ、連中我々の主力には見向きもせず一直線にこっちに向かってくるか、そうだ、それでいい、あと少しで回頭不能ラインを割る、そうなればもはや連中に出来る事は無くなる」

    ガディ「しかし大丈夫なのでしょうか? いささかこちらの防衛戦力が心もとないかと、事が起こり、回頭も叶わぬと判れば彼らはここを落とす事に全力を尽くすでしょう、今の戦力ではそれを防ぎきる事は困難かと」

    ジャミトフ「かまわん、一度だ、ただ一度ゼダンの門が開けばよい、そうすれば後はバスク達が上手くやってくれよう、引き返せぬと判ったジオンがこちらに集中するならむしろそれこそが我が望み、連中がここを押さえる事にはすでに事は成っているだろうからな、地球圏の未来がそれで決まるのだ、その為ならばこの身を矢面に晒す事に何の躊躇いがあろうか」

    ガディ「了解いたしました閣下、ならば自分も微力を尽くさせていただきます」

    ジャミトフ「うむ、後はシロッコだが、何やらアクシズのハマーンを引き込もうとしておるが、アレにしては迂闊な事をしている、何か他に意図があるのか・・・だがアクシズから戦力を引き抜けたのは僥倖だ、そして奴とてむざむざジオンの手にかかるつもりはないだろう、奴自慢の新型MSとやらがどれほどの物か見せてもらおうではないか」

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 09:09:28

    ほしゅ

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 09:10:47

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 18:58:12

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:37:58

    >>113

    グリプス内部の巨大な空洞空間に、まるで磔にされたように固定された巨大なMSが設置され、その頭上に冠のように設置された制御システムの中に、何本ものケーブルで接続され、上から延びている潜水艦の潜望鏡のような制御システムをのぞき込んでいる一機のMSの姿があった。


    レコア「サラ、そろそろ時間よ、準備は良い?」

    サラ「ええ、システムは正常、目標座標捕捉、障害物無し、ゲート。オープン」

    その緑のMSが操作レバーを押しこんだ途端、周囲に光が満ちる。


    ソドンブリッジ

    サマーン「グリプスから強力なミノフスキー粒子の相反転を確認!これは・・そんな、この反応・・・ゼクノヴァです!、グリプスで大規模なゼクノヴァ反応を確認!」

    ブライト「なんだと、ではあれはコロニーや要塞ではなく・・・」

    シロウズ「まさか・・・連中イオマグヌッソを建造したというのか、どうやって、あれにはあちら側のオブジェクトが無ければ不可能なはず」


    アムロ「なんだこの感覚は、世界が、宇宙が光る・・・」

    ボーヤ「この感じ、キラキラに似て・・・でもすごく気持ち悪い」


    ニャアン「マチュ!これって!」

    マチュ「うん、ゼクノヴァだ、でも照準はどこに・・・」

    ニャアン「マチュ、見てあそこ・・・あれは・・・いったい何」

    マチュ「あそこは、彼らがゼダンの門と呼んで居た宙域・・・何、あれ」


    ブライト「あれは、まさかアクシズか、何故あんな所に、これをゼクノヴァが引き起こしたというのか」

    シロウズ「小惑星帯からアクシズを一瞬でこちらに引き寄せたのか、しかしイオマグヌッソに比べてゼクノヴァの深度が浅い、これではあちら側へアクセスは不可能だ・・・そうか、ゼクノヴァの起こす転移現象、それだけに機能を絞ったのか、対象をにあちら側へ送るのではなくただ手元に引き寄せるだけのものとして、なるほど、木星公社が肩入れするわけだ、あれがあれば木星からのヘリウム輸送は格段に楽になる、中立違反を犯してでも手に入れようとするわけだ」

    サマーン「待機していたティターンズの艦隊がアクシズへの侵攻を開始、アクシズ側も迎撃部隊を展開していますが劣勢です」

    ブライト「・・・残念だがこの位置からでは転進しても間に合わん、それで頃か下手に動けばアクシズを制圧した敵とグリプスとで挟み撃ちになりかねん、こちらは当初の予定通りグリプス制圧を敢行する」

  • 118二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:42:05

    >>117

    ボーヤ「すいません、でも、ガンダムが言ってる、今、出ないと間に合わなくなるって、だからすいません、でもいかないと」

    マナック「ガンダムが言ってる?何の事だ?とにかく降りなさい!」

    ボーヤ「本当にすいません、でもあの離れないとぶっ飛ばされますよ、だから離れて」

    アンナ「ブリッジ、こちら格納庫、ボーヤがZに勝手に乗り込んで発進を、そちらからカタパルトを止めてください、こちらはオートでロックされてて、このままだと発進されます」

    ブライト「ボーヤ、君のやっている事は明確に軍規違反だ、今すぐ降りなさい」

    ボーヤ「ごめんなさい、でも今止めないと全部だめになるって、そうガンダムが言ってるんです、だからぼくは行かなきゃ」

    シロウズ「そうか、ガンダムがそう言っているのか・・・分かった責任は私が取ろう、出撃し給え」

    ブライト「シロウズさん、それは!」

    シロウズ「Zならアクシズの戦闘に間に合うはずだ、そしてZを任せられるようなNTパイロットは他にはいない、大丈夫だボーヤを信じろ、マチュ君とニャアン君に怒られる役は私が引き受けよう」

    アムロ「ボーヤ、変形したZの加速Gは強烈だ、意識を失わないように注意しろ」

    ボーヤ「はい、ありがとうございます、Zガンダム、ボーヤ・スガイ、出ます!」

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:46:45

    >>118

    シロウズはウォン・リー枠で他のクルーとかからパイロットと言う認識はされて無いです

    シャリアに殺されない生活を求めた結果経済界で成り上がり、経済面からアルテイシアを支える立場になり、私設部隊視されるソドンや、表ざたに出来ないマチュ達の活動費なんかの財源やってる感じ。

  • 120二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 02:25:42

    >>119

    もうパイロットで命投げ売れる立場じゃなくなってるっぽいからなぁ(正史でもクワトロ時代からずっとそうだろ定期)

オススメ

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