- 1二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:04:42
モモイ「あ、ユウカだ!いらっしゃい! 急にどうしたの?」
ユウカ「別に……時間に余裕があったから寄っただけよ。新作の進捗も気になったから」
モモイ「ユウカ、最近いっぱい遊びに来てくれるよね。ヒマなの?」
ユウカ「べっ、別に、遊びに来てるわけでもヒマでもないわよ。ほら……前から定期的に顔を出してたでしょう? あなたたちの起こした騒ぎの後始末とか、書類の不備の訂正とか部長会議とか……」
モモイ「そうだっけ? でも、せっかく来たからには対戦に付き合ってもらうよ! 昨日は負け越したから、今日こそ勝ってやるんだから!」
ユウカ「いいわ。今日の仕事は終わってるから、何時間だって相手してあげる」
ケイ「ヒソヒソ……(ユウカが部室にやってくる頻度は、先月と比べて1+dice1d6=1 (1) 倍、滞在時間は平均して1+dice1d5=1 (1) 倍になっています。先月は先々月の倍、先々月はその前の月の倍でした。さすがにあの言い訳は無理があるのでは……)」
ミドリ「ヒソヒソ……(ユウカも趣味が良いよね、お姉ちゃんに惚れるなんて)」
アリス「ヒソヒソ……(モモイも、ユウカが来ると声のトーンが半音上がります。間違いなく両片思いです!)」
ユズ「ヒソヒソ……(甘酸っぱいけどじれったい……早く付き合っちゃえばいいのに……)」
ケイ「ヒソ(何を言うんです、両片思いはこのじれったさが良いんでしょう!)」
ケイ「ヒソ(両想いを早期にくっつけさせるなんて、炊き立てのブランド米と極上の鯛の刺身が揃っているのに、そこに水道水と安物のお茶漬けの素をぶち込んで流し込むようなものです!)」
アリス「ヒソヒソ(喩えがニッチすぎます! せめてペロペロキャンディーを噛み砕くとかではないのですか!?)」
ここだけモモイが大好きなユウカと、ユウカが大好きなモモイ(無自覚)と、周りから見たらバレバレな二人をそっと見守るミレニアムサイエンススクール(と時々先生)
- 2二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:06:14
ユウモモはいいよね
- 3二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:07:53
なぜこんな時間に建てた...とりあえず10まで
- 4二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:08:08
頑張って抑えてるなユウカ
- 5二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:14:12
10まで...もちろん続きを書くんだよな?
- 6二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:15:02
きっとノアもニマニマしながら見てる
- 7二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:15:04
もう先月から増える余地も無いほど入り浸ってるのか…
- 8二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:15:19
ユウモモのスレはいくらあっても良い
だが何故こんな時間に…?
とりあえず10まで上げろ - 9投稿直後に誤字に気づいた125/07/09(水) 02:17:05
数分前のセミナー
ノア「ふふ、今日も行っちゃいましたね……」
“あっという間に仕事を片付けて行っちゃった……”
ノア「少し前までは、私や周りに気づかれないよう、ユウカちゃんもだいぶ気を配っていたんですよ? でも、最近は我慢できなくなっちゃったみたいで」
“生徒の青春が眩しすぎる……先生冥利に尽きるよ……”
ノア「先生も一緒に行っても良かったんですよ? 後で様子を聞かせてくれれば尚良しです」
“……最近、ユウカ同伴で開発部に行くのをあまり歓迎されないんだ”
ノア「誰にです?」
“他ならぬユウカ本人に。”
“私が行くと、モモイが私とも遊びたがってしまうから……”
ノア「えっ、かわいい……かわいすぎませんか……?」
“本当に、生徒たちの青春が眩しすぎるよ……” - 10二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:17:06
ユウカに膝枕されるモモイを幻視する
- 11二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 02:18:00
最高だ...明日楽しみにしてるよ
- 12二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 05:22:37
ユウモモ助かる!
- 13就寝前が一番筆が乗ってしまう125/07/09(水) 06:10:01
画面のサーキットのカーブに合わせて、隣で金の髪が体ごと左右に傾く。自分の方に寄ってくるたびに、髪からほんのりと甘い香りが漂ってくる気さえする。
コースのカーブに沿って、近づき、離れ、また近づく。モモイはゲームの際のリアクションが大きいが、レースゲームは特に顕著だ。隣に座って遊んでいれば、それこそ肩を押し込む勢いで体を傾けてくることもある。極端な時は――ほら、肩どころか頭さえ、ユウカの胸に触れそうなほどだ。
「ちょっと」
「あごめん」
一言、言葉だけの抗議と、それに返される短い謝罪。それから少しの間は体の傾きを我慢しているように見えるが、次のゲームが始まる頃には自制が緩み、だいたい2ゲーム経つ頃には元通りになっている。
毎週のように開発部の部室に訪れるようになったが、モモイの体の傾きが収まる気配はなかった。しかし、そんなモモイの様子をこそ、ユウカが好ましく思う。
モモイは何事も率直に示す。嬉しいこと、嫌なこと。喜びも怒りも悲しみも、心の動きを素直に示す。表情に、身振りに、時には涙腺に。因数分解の必要ない素数のように、モモイの心の機微は自明だ。
ユウカは自分自身を、めんどうくさい女子だと思う。感情をストレートに表すことが気恥ずかしい。他人には、何事にも動じず、余裕を持っているように見せたがる。
モモイに「冷酷な算術使い」なんて揶揄されたことがあるが、不名誉な二つ名への抗議の裏腹、そう呼ばれることに、ユウカは内心で奇妙な安堵を覚えていた。会計としての仕事の印象が先行すれば、その裏のめんどうくさい自分を見られなくて済む、という思考が、言語化されないまでも存在していたからだ。
そんなユウカだからこそ、モモイの感情表現の率直さを眩く感じたのかもしれない。ゲーム開発部の廃部にかかわる事件で対立したり、アリスとリオの一件で協力したり、色々なことがあって、気づいた時には、ユウカの中でモモイはある種の尊敬を抱く相手になり、いつしか惹かれていた。 - 14寝付けなくなった125/07/09(水) 06:12:39
モモイへの思慕を自覚しても、ユウカ自身の振る舞いを急に変えることはできない。普段のモモイのように「あなたが好き」なんて素直に言葉に出すことができたらどんなに良いだろうと思いながら、否定的なモモイの反応を想像するだけで心臓が止まりそうになる。
『わたしも好きだよ。ミドリもユズも、アリスとケイもそうでしょ?』
なんて、無邪気に振ってくれるならまだ幾分も良い。
『ごめんね、ユウカ。私、ユウカのこと、そんな風には見られないの』
『私のこと、そういう目で見てたの?』
『え、やだ』
悪い想像ばかりが脳裏から離れない。あの飾らない素直な感情表情で、モモイに拒絶されたら。そう考えるだけで、ユウカは告白への勇気が萎えていくのを感じた。
少なくとも今のところ、モモイに嫌われてはいない。だから良い。仲の良い友達の一人として、モモイの側に居られれば、今はそれで良い。
ミドリ「ヒソヒソ……(またあんなに密着してゲームしてる……)」
ユズ「ヒソヒソ……(姿勢直すフリしてほんの少しずつにじり寄っていくの、後ろから見たらバレバレなのに。モモイは気づいてないの……?)」
アリス「ヒソヒソ…(レースゲーム中のモモイは、ゲーム外への注意力が95%以上減衰します。ユウカの接近どころか、私たちが全員こっそり部室から出ても気づかない確率が75%です)」
ケイ「ヒソヒソ(ユウカも不自然にならない程度にじわじわと近づいています。ゲーム中は絶対に気付きませんね)」 - 15二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 06:56:09
良いね…良い
- 16二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 10:04:44
あまりにもいいユウモモでぶん殴られて感動してる。
ユウカが1ヶ月ずつゆっくり滞在時間も部室に行く機会も増えてるのが、じれったさが増していい - 17二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 10:11:11
良きですね…
- 18二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 10:58:38
いいじゃないか
こういうのもいいんだよ
すごくいいんだよ - 19二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 13:31:40
たまにはストレートなモモユウが見たくなる
とてもいいじゃないかです - 20二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:03:23
こんな勢いで通い詰めてたらまた太るぞ
- 21二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:32:57
しゅき…(語彙焼失
- 22二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:49:39
ユウカの髪についたゴミをモモイが不意にとるだけで滅茶苦茶ユウカの心乱れてそう
- 23二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:54:36
モモイ「えへへ! ユウカ、髪に芋けんぴついてたよー!」
- 24二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:06:44
これがあるからあにまんは辞められねえんだ
- 25二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 08:04:10
モモイもうわまたきた…って感じじゃないしだいぶ脈あるぞ
- 26125/07/10(木) 17:26:38
「ぬぁーーーー負けたぁーーっ!」
レースゲームで僅差の敗北を喫したモモイが、仰向けに倒れ込んで叫ぶ。勝ったユウカも、僅差の勝負に勝ったことで集中の糸が切れたようで、天を仰いで息を吐く。
「今のはだいぶ焦ったわ。ブースターひとつで逆転されてた。はぁー……」
長く息を吐き、倒れ込んだモモイの隣に同じように倒れ込む。ユウカがやってきた午後1時から既にdice1d6=2 (2) 時間ほど勝負を続けており、ユウカもそれなりに疲れてきたのだ。
「なに、ユウカも疲れちゃった?」
「流石にね。あなたたちほどゲームを長時間続けるのには慣れてないもの」
「最近はよく遊びに来るから、そろそろ鍛えられてきたんじゃない? でもまぁ、この辺にしとこうか。わたしも疲れたぁ……」
言葉の途中から、モモイの口調がふにゃ、と緩んでいく。
「なに、眠いの? いつから起きてたのよ」
「きのうの夜10時……」
「また不規則な生活してるわね……少しは規則正しく寝起きしなさい。毎朝起こしに来た方がいいかしら?」
「朝は起きてるからいいよ……」
「前日からでしょう? 夜に起きないように、一緒に寝てあげましょうか?」
「もぉ、ユウカおかあさんみたい……」
- 27二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 17:27:34
これはクリティカルダメージ
- 28125/07/10(木) 17:27:44
話の間にも眠気が迫っているのか、どんどん口調があどけなくなっていく。寝返りを打ったモモイは、そのままの流れで側に投げ出されていたユウカの腕に頭を乗せ、あろうことか自分の腕で掴んで固定する。
「ちょ、モモイ……!」
「おやすみミドリ……」
「普段からミドリの腕を枕にしてるの……? ちょっとモモイ、起きて、私ミドリじゃない。おーきーて!」
呼びかけるが、モモイの意識は既に夢の世界に旅立ったらしく、むにゃむにゃと何事かを呟き、寝息を立て始めた。片方の腕をモモイの枕にされたまま、なんとか首を巡らせてゲーム開発部の満面に助けを求める。しかし、開発部の面々は困ったような笑みを浮かべ、顔の前で人差し指を立てるばかり。ユズとミドリが畳まれたタオルケットを持って近づいてくる。
「ちょっとユズ、ミドリ、助けて」
「ごめんユウカ、しばらくそのまま寝かせてあげて」
「お姉ちゃん、昨日は珍しく夜通しシナリオ進めてたから……」
「……言ってくれたら、邪魔しないで帰ったのに」
「あなたが無理に誘ったならともかく、ゲームに誘ったのはモモイですから。疲れていても眠くとも、あなたと遊びたかったのでしょう」
「アリス、知ってます。モモイは嫌なときはきっぱり断りますから、今日も本気で遊びたかったんです」
アリスの言葉に、ユウカも頷く。知っている。モモイが無理や無茶をするのは、いつも自分の心に正直に動いたときだ。疲労を押してでもユウカと遊ぶ機会を取ったのは、モモイの本心からだろう。嬉しく思う反面、それでも自分が遊びに来なければ、モモイはもっと早く寝ただろう、と思うと、少しだけ負い目を感じてしまう。
「……じゃあ、今日は枕になってあげる」
その負い目を、しばらく横で寝てやることで帳消しにすることにした。
(あ、私も眠いかも)
しばらく横になる、と決めた途端、ユウカの体も眠気を訴え始めた。ゲーム開発部に顔を出すために、別の日に仕事を頑張った分の反動が来たのかもしれない。隣で眠るモモイの髪を、自由な方の手でそっと撫でてから、ユウカも目を閉じた。
(おやすみ、モモイ……)
並んで寝息を立てる二人を見下ろし、ゲーム開発部の四人は頷き合う。二人が点けっぱなしにしているゲームとモニターをスリープにし、部屋を消灯して静かに部室を出た。 - 29二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:24:40
添い寝可愛い……
- 30二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:31:25
てぇてぇがここにある…モモイ側の心情描写も見てみたくなるぜ…
- 31二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 07:27:16
保守
- 32二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:19:06
保守
- 33二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 19:43:16
一番最初の片思いに並々ならぬ情熱のあるケイで笑った。気持ちはわからなくはないけど
- 34二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 01:57:22
保守
- 35二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 10:08:40
- 36二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 10:12:20
モモイが攻める時 ユウカは破顔する!!
- 37二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 15:04:40
なかないで…
- 38遅筆ですまない保守大変感謝125/07/12(土) 16:37:18
「ん……」
まどろみから浮かび上がるようにして、ユウカはぼんやりと目を開く。ここはどこだろう。目の前に、あたたかいものがある。触れ合っている腕から、ぬくもりが伝わってくる。いい匂いがする。
それが近くにあることが心地よくて、離したくない、と思った。腕を伸ばして届くくらいの位置。もっと近くでぬくもりを感じていたかった。夢うつつのぼんやりとした意識のまま、ユウカは愛おしい匂いのするぬくもりに体を寄せて、自由な方の腕を伸ばして抱き寄せる。
ぬくもりが身じろぎをするが、またすぐに静かな寝息を立て始めた。ユウカも安心し、ぬくもりを抱き抱えたままふたたび目を閉じた。
*
ユウカはぼんやりと目を開く。長い夢を見ていた気がする。すぐ近くにあたたかいものがある。ぴったりとくっついている。私が抱き抱えている? 抱いた腕からぬくもりが伝わってくる。いい匂いがする。夢の中と同じ匂い。知っている匂い。
閉じかけた目に、薄暗い中にぼんやりと金色が映る。この匂いと金色と、そしてピンク。ふとそう連想し、その理由を自問し、すぐ答えが浮かぶ。これは、モモイの匂いだ。
それに気づいた瞬間、ユウカの意識が急速に覚醒する。ぼんやりとしていた目が焦点を結び、目の前の存在を捉える。モモイだ。なぜ添い寝を、と考えかけてすぐに、寝ぼけたモモイに腕を掴まれて枕にされ、そのままモモイの隣で寝たことを思い出す。
しかし、抱き寄せられるほど近くだっただろうか? モモイの寝相が悪いのか、自分が寝ぼけて抱き枕にしてしまったのか。夢うつつの記憶は目覚めた途端に急に色褪せて遠ざかり、もう夢の内容も思い出せない。覚えているのは、夢の中で不思議と満ち足りた気分だったことだけ。
今は何時だろう。何時間寝ていた?
時計を見やれば、dice1d6=1 (1) 時間経っている。
- 39二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 16:50:09
1ばっかやなダイスゥ
- 40二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:20:32
あら~^^
- 41二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 03:46:44
ユウカが幸せそうで微笑ましい
あと10時間くらい眠っててもいいのよ? - 42125/07/13(日) 05:16:00
時計の針が示す時間は午後4時。長い夢を見ていたような気がしたけれど、寝入ってから1時間しか経っていない計算になる。日中の仮眠には丁度いい時間だけれど、昼夜が逆転しているモモイには全く物足りない睡眠時間だろう。
視線を巡らせれば、ゲーム開発部の面々はどうやら部室に居ないらしい。モモイの眠りを邪魔すまいとしたのだろう。しばらくはこのまま寝かせてやろうと、ユウカはそのままの姿勢でふたたび目を閉じる。
しかし、たった1時間とはいえ仮眠をとったせいか、どうにも眠気が飛んでしまっていた。意識が妙に冴えている。目を閉じていると、腕の中のモモイの体温と匂いが、やけにはっきりと感じられた。
次第に気恥ずかしくなって目を開けば、ユウカの腕の中で心地よさそうに眠るモモイが映る。これはこれで気恥ずかしく、ユウカは頬が熱を帯びるのを感じながら、また目を閉じる。
しかし、たった今目に焼き付いたモモイの寝姿が脳裏から離れない。体温と匂いと、眠るモモイの姿。静かな寝息。目の前の想い人の存在を、五感が強烈に主張してくる。
今すぐモモイを起こして、この生殺しの時間を終わらせてしまいたい。そう思う一方で、こうして眠るモモイを間近で感じられるまたとない機会がもっとずっと続いて欲しい。どうか目覚めないで、とも思う。
結局ユウカは悶々としたまま、モモイが目を覚ますまでのdice1d6=4 (4) 時間、モモイを抱き寄せたままの姿勢で過ごし続けた。
- 43二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 05:23:24
- 44二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 10:44:53
モモイが起きたときの反応が待たれる
- 45二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 11:46:10
夜八時となると大体夕食やお風呂の時間だな
- 46二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:41:54
保守
- 47二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 02:58:12
その内アホ面寝相になるだろうから安心していいな
- 48二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:50:45
すごく安心しきった顔で寝てるモモイの顔が目に浮かぶ
- 49二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 12:16:39
- 50二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 17:17:51
この顔でユウカに抱きついてるモモイ、完全に娘…
- 51二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:28:13
栗みてぇな寝顔しやがって…
- 52二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 01:56:57
保守
- 53二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 08:26:46
モモイだけじゃなくユウカもぐっすりおやすみ…
- 54二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 14:16:44
季節の変わり目は眠くなりやすい…
- 55待たせて大変すまない125/07/15(火) 19:04:42
「ん……」
腕の中のモモイが、身じろぎとともに目を開く。やっと起きた。もう起きてしまった。ユウカの脳裏に、矛盾した二つの思考が去来する。
ぼんやりと開かれていた目がユウカの顔に向き、数度の瞬きとともに焦点を結ぶ。きょとんとした目で見つめられ、ユウカは視線を逸らしながら挨拶する。
「……おはよう、モモイ」
「……おはよ、ユウカ」
素直に挨拶を返したモモイは、そのままの姿勢で視線を巡らせ、疑問を口にした。
「なんで私、ユウカとくっついて寝てたんだっけ?」
「……あなたが私の腕を枕にしたんでしょう」
答えながら、ユウカはモモイの枕にされていた腕を引き抜き、伸びをして立ち上がる。長いこと同じ姿勢を続けたためか、体のあちこちが強張っているのを感じる。
「……もしかして、起こさないようにずっと添い寝してくれてたの?」
「別に、私も仮眠してただけよ」
モモイが眠っていた5時間のうち、ユウカが寝ていたのは1時間だけだったが、それをおくびにも出さず、ユウカはそう答えた。
「……そっか。おはよう、ユウカ」
「ええ、おはようモモイ」
モモイも身を起こし、大きく伸びをした。時刻は午後8時。既に外は暗くなっており、部室も消灯されていて真っ暗だった。モモイが慣れた様子で暗闇の中を歩いて、壁のスイッチで照明を点ける。 - 56いつも保守ありがとう125/07/15(火) 19:06:04
「今何時?……8時かぁ。おなかすいちゃった」
「私も。……何か食べに行く?」
「行く!……そういえばみんなは?」
「私も知らないわよ。私が起きた時にはもう居なかったもの」
「そっか。みんなは晩ご飯どうしたのかな?」
モモトークで仲間たちと連絡を取り出したモモイに、ユウカはふと浮かんだ疑問を口にする。
「そういえばあなたたち、普段のご飯はどうしてるの? 自炊ってイメージもないし、寮にもあまり帰ってないんでしょう?」
「カップ麺とかで済ませちゃったり、とりあえずお菓子食べて誤魔化したりが多いかなぁ。時々デリバリー頼んだり、たまに外に食べに行ったりもするよ」
「……モモイ、最近調子悪かったりしない? 食事と睡眠だけでも私が面倒見ましょうか?」
「大丈夫だよー! 別に体調悪くなったりしてないし、ゲーム開発部みんな似たような感じだけど平気だし!」
「みんなで渡っても赤信号は赤信号なの! もう……」
「あ、ミドリたちもご飯まだだって! ゲーセンに居るみたいだから、そっちの方で晩ご飯にしよー!」
ユウカの憤慨をよそに、モモイはユウカの手を取って部室の外に歩き出す。されるがままに、ユウカはため息をひとつ溢してから、仕方ないわね、とモモイの歩調に合わせた。 - 57二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 19:12:25
ああ~たまんねぇな...素晴らしい日常だ
- 58二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 00:32:39
保守
- 59二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 07:34:05
いいなあこの空気感…
- 60二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 12:07:41
いいぞー
- 61二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 16:40:06
ホシュウカ
- 62二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:14:56
ここはひとつモモイたちに手料理を振舞うユウカとかどうでしょう
ユウカは意外にもあんまり料理経験ないみたいだけど、いつもジャンクフードばっかり食べてるモモイにちゃんと栄養のあるものを食べてほしいと思って、頑張って料理の練習するユウカもなかなか - 63二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 03:07:15
とてもいいssだ…
- 64二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 08:30:09
夜食は体重にひびいちゃうぞー
- 65二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 13:51:32
待機
- 66二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 20:05:53
ほす
- 67125/07/17(木) 22:59:27
ユウカ達がゲームセンターにたどり着く頃には、ゲーム開発部の面々は既にゲームを切り上げて外で待っていた。モモイに手を引かれてやって来たユウカを、四人は何ともいえない表情で見ている。その視線を受けてようやく自分がモモイと手を繋いだままここまでやって来たことに気付いたユウカが、遅れてやってきた羞恥に、思わず手を引っ込める。振り返るモモイに何でもないと誤魔化すユウカ。やり取りを見ながら、四人はひそひそと言葉を交わした。
「ヒソヒソ……(結局あのまま一緒に添い寝したんだ……その割には、あんまり様子が変わってないね)」
「ヒソヒソ(予想の範疇ですね。あのユウカですから、大胆なことはしないでしょう)」
「ヒソヒソ……(ですが、モモイとユウカは手を繋いでやってきました。やはり親密度が上がっているのでは?)」
「ヒソヒソ……(手を引かれるのと自分から手を繋ぐのは別物なんだよ、アリスちゃん。今のユウカはお姉ちゃんに引っ張られてるだけ。積極度が足りないからイベントが進まないの)」
「みんな、何話してるの?」
「何でもないよ。ところでお姉ちゃん、ご飯ってどこに行くの? ファミレス?」
「どうしよっか。たまにはラーメンとかもいいよねー」
「こんな時間にラーメン!? 太るわよ!? せめてイタリアンファミレスでパスタとかにしない?」
「わたしも、賛成……」
「ケイ、メニュー裏の間違い探しで勝負です!」
「……いいでしょう。今度こそ、アリスより先に全部見つけてみせます」 - 68125/07/17(木) 23:01:16
わいわいと言葉を交わしながら、ゲーム開発部にユウカを加えた6人はイタリアンファミレスに向けて歩き出す。
「そういえばあなたたち、モモイから聞いたわよ? いつもご飯をカップ麺とかお菓子で済ませてるって……」
「げ、バレたかぁ。……いいじゃん、部費には限りがあるんだから、節約して機材なんかに充てるのも自由でしょ?」
「だからって不摂生が過ぎるわよ。少しは補助を出すから、もう少しマシなものを食べなさい」
(私たちの食生活を、モモイとの接点を増やすダシにしようとしている……? 乗ってあげましょう)
「ミドリ、私も同意見です。今の備蓄食料の味にも、いい加減飽きました」
「ケイちゃんまで!?」
「当たり前に味覚を持つことを、あなたたちはもっと幸運に思うべきなんです! なぜこの素晴らしい感覚器を活用せず、無味乾燥なカップ麺とスナック菓子に費やしているのですか!」
「あと、ちゃんと夜寝るようにしなさい。あなたたちとは限らないけど、夜中に騒いでる部活があるって苦情も来てるわよ」
「ユウカお母さんみたーい」
「ユウカママうるさーい」
「誰がママよ! 言われたくなかったらちゃんとしなさい!」
「「「「「はーーい」」」」」 - 69125/07/17(木) 23:09:05
とりあえず一区切り。ゲーム開発部に遊びに行ったとある日のユウカのお話でした。
遅筆にもかかわらず、感想いいね保守、どれも大変励みになりました。ありがとうございます。
書きたいことはまだ色々あるので、ぼちぼち書いていきます。もし機会あればまたお付き合いください。 - 70二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 23:09:38
ユウカの手料理食べて「お味噌汁毎日飲みたい」っていうテンプレートなやりとりすれば良いのに…!!
- 71二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 23:10:09
自然と口角が上がる...
- 72二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 23:10:36
良き良き良きの良きです
- 73二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 01:01:41
ええわあ…
- 74二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 08:00:42
一区切りってことでほっこりするSSをありがとうございました!
やっぱりユウモモは至高… - 75二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 14:45:17
ユウカママ好き
- 76二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 15:03:46
非常に良い.......とてもほっこりした
- 77二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 21:11:34
続きもまた読めたらなって思います
- 78二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 03:56:02
ほし
- 79二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:55:20
保守
- 80二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 17:51:58
ユウカ「支払いは任せなさい!」バリバリ
モモイ「やめて!」 - 81二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 02:40:22
良いユウモモだ…
- 82二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 07:40:34
エモイモモイ
- 83二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 17:07:30
- 84二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 21:23:09
- 85二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:22:53
あわよくば二人で一緒にお風呂に入るシチュとかも…