- 1二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 07:05:27
- 2二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 07:06:45
篠澤さんを抱え廊下を歩いていると
篠澤さんの友達の倉本千奈さんと花海佑芽さんと出会った
千奈「わぁ〜〜、篠澤さん!大丈夫ですか!?」
佑芽「広ちゃん、倒れちゃったの!?」
広「うん、久しぶりに•••」
学P「まだNIAの疲れが残っていたんでしょう、今日はレッスンはお休みにします」
広「そういう訳だから、今日は一緒にレッスンは出来ない。•••ごめんなさい。」
千奈「いえいえ、篠澤さんこそ今日はゆっくり休んで下さいね!」
佑芽「いっぱい休んでまた一緒にレッスンしようね!」 - 3二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:02:58
保健室に辿り着き篠澤さんをベットに寝かせる
広「ふふ、ベットに押し倒されちゃった。」
学P「お喋りもほどほどにして休んでください。俺はこれからトレーナーと今後の予定を相談してきます。」
広「わかった、お休みなさい。」
学P「はい、お休みなさい。」
篠澤さんをおいて保健室を後にした、正直側で診ていたいがやるべき事をまずこなしておく - 4二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:47:35
トレーナーと相談し、今後のスケジュールの見直し、今度開催予定のライブに間に合うように諸々連絡を終え、放課後になった
俺が保健室に入ると篠澤さんが起き上がった
広「お疲れ様、もうマシになった、よ。」
学P「それは良かったです。今日は寮まで送って行きます。」
広「うん、お願い。」
そういうと篠澤さんは両手を広げて待っている
俺は内心ため息をつきながら彼女を抱きかかえる
ちょっと満足そうなのがムカつく
広「プロデューサー、最近私に甘くなってない?」
学P「どうでしょうか、篠澤さんこそ俺が思い通りに動いても残念そうにしなくなりましたね。」
広「ふふ、プロデューサーは私の事が好きだからしょうがない、ね。」
学P「そうですか。」 - 5二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 10:04:05
初星学園を出て寮へと向かう道、彼女を背負いながら歩いていく
学P「今日は倒れましたが、最近通常のレッスンをこなせるようなってきましたね。そろそろレッスンのハードルを上げようと考えています。」
広「おお、それは楽しみ。どんな辛いレッスンだろう。」
学P「主にボーカルレッスンを強化しようかと、スタミナが無くなると相変わらずマイクで拾えなくなるぐらい声が小さくなりますからね。」
広「心肺機能を強化するトレーニング?」
学P「いえ、疲れにくくかつ声が通るようにする技術的なレッスンです。」
広「あんまり大変じゃなさそう。」
学P「確かにダンストレーニングより大変ではありませんが、ライブではダンスをしながらそれをこなす必要があります。思っているより難しいと思いますよ。」 - 6二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:31:04
広「確かに、私にとっては高難易度。プロデューサーは私をよく分かってる、ね。」
くそ、耳元で可愛く囁いてくる•••
それはそうと今日はなぜ倒れたのだろうか•••
レッスン内容もNIA後のこともありそこまで大変なものではなかったはず
学P「•••篠澤さん、何か俺に話したい事があるんじゃないですか?」
広「どうして、そう思ったの?」
学P「最近私は篠澤さんに甘くなっているんですよね、現にこうやって送っていっている訳ですが。」
広「うん。」
抱きついている篠澤さんの腕がきゅっと力が入った
学P「保健室でも予定がなければ俺が側にいると思っていませんでしたか?」
広「•••」 - 7二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 11:50:37
学P「俺と何か話したい事があって、一計を計ったのではと思っています。」
広「•••やっぱりプロデューサーは私のこと、よく分かってる。
実は今日早朝ウォーキングをして体力作りをしようと思った。•••20分歩くぐらいなら大丈夫だと思った。」
学P「なるほど、疲れて倒れる事で俺との時間を作ろうと思ったと。」
広「倒れるほど疲れるつもりはなかった。•••いつもより疲れている私を気に掛けて保健室に連れていってもらう計画だった。」
学P「最近体力付いたから調子に乗ってしまったんですね。」
広「うん、心配かけて、ごめんなさい。」
しかしそうまでして何故俺と話す機会を増やそうとしたのか? - 8二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:22:50
学P「ともかく、勝手に自主トレーニングすることは禁止です、わかりましたか?」
広「わかった。」
そうこうしているうちに寮が見えてきた
広「もう、下ろしてもいい、よ。」
学P「わかりました。」
篠澤さんを下ろし、2人並んで歩く。
少ししょんぼりしている篠澤さんを見て、ふと
学P「•••もしかして」
広「? どうしたの?」
学P「『広さん』」
こちらを向いた彼女の表情がパッと明るくなった
学P「そういえば、名前を呼んで欲しかったんでしたね。」
広「うん、プロデューサー、ちっとも呼んでくれない。忘れられて、ほんのちょっと寂しかった•••」
学P「•••すみませんでした」
篠澤広は呼ばせたい でした
おわり - 9二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:25:44
ぱちぱちぱち〜
篠澤さん可愛かったですわっ! - 10二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:43:17
しょぼんしてそうな篠澤可愛いね…
普段から「広」って呼ばせるためになんやかんやする描写は公式でもそのうち出てきそう - 11二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 20:05:43
お目通し頂きありがとうございます。
篠澤さんの可愛い所を書きたくて書いてみました。
そうこうしているうちに篠澤さんのSTEP3がきましたね。
今からストーリーが楽しみです。
皆様と妄想の共有を出来たことを嬉しく思います。