【原作に謝れ】「注文の多い店」

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:16:18

    一人の若い先生が、すっかりキヴォトスの暇人の形をして、ぴかぴかする鉄砲?をかついで、白熊のような犬を
    二疋つれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云いながら、あるいておりました。
    「仕事ほったらかして来ちゃった…。それにしてもここら辺はさびしいなぁ。生徒が一人も歩いてやしない。
     誰でもいいから、誰かに会いたいもんだなぁ。」
    「護身用に一応銃は持ってきたけど、怖いなぁ。」

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:17:36

    何だ?
    キヴォトスむかしばなしか?

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:30:59

    それはだいぶの山奥でした。案内してきた山菜採りのおじさんも、
    「何か急にこの辺湿度がヤバイよ~。何か嫌な予感がするからおじさんは帰るね~」
    と言って、アビドスに帰って行ってしまったくらいの山奥でした。
    それに、あんまり山が物凄いので、その白熊のような犬が、二疋いっしょにめまいを起こして、しばらく
    唸って、それからぽっくり死んでしまいました。
    「辞めて!一人にしないで!怖い!生き返って!ねぇ!!」
    と、先生は犬のまぶたを、ちょっとかえしてみていいました。

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:57:55

    「もうヤダ…帰りたい…」
    どっちへ行けば戻れるのか、いっこうに見当がつかなくなっていました。
    ところがどうも困ったことは、どっちへ行けば戻れるのか、いっこうに見当がつかなくなっていました。
    風がどうと吹ふいてきて、草はざわざわ、木の葉はかさかさ、木はごとんごとんと鳴りました。
    「お腹空いた…もう歩きたくない…何か食べたい…」
    先生は、ざわざわ鳴るススキの中で、こんなことを云いました。
    その時ふとうしろを見ますと、立派な一軒の家がありました。そして玄関には、
        RESTAURANT
          料理店
        SUGARCAT HOUSE
          甘猫軒
    という札が出ていました。

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:36:53

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  • 6二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:39:37

    「へぇ…こんな所に飲食店が?…何か嫌な予感がするけど入ってみるか…お腹減った…」
    先生は玄関に立ちました。すると、そこには金文字でこう書かれていました。
       シャーレの先生お入りください。決してご遠慮はありません。
    「…え…っと…何?怖い…けどお腹減った…ごはんタダ…?…フウカかルミでもいるのかな…」
    そう言いながら先生は戸を押して中に入りました。
    ずんずん中を進んでいくと、今度は水色のペンキ塗りの戸と大きな金庫がありました。
    戸には黒い字でこう書かれていました。
       ここで服と所持品を全部脱いで金庫の中に入れてください。
    「……………??????????え?な、何?え??????????…何で??????????」
                脱いで下さい。
    「えっ、いやなんで脱がなきゃいけないの…?」
                  脱げ。
    「…怖い…」

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:40:39

    店名で大体察せて草

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:42:45

    お膣内にお挿入り下さい♡

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:05:51

    「うう…脱がないと食べられないのか…しょうがない…」
    先生はすっぽんぽんになりました。やーいへんたーい。
    全てを金庫の中に入れ、ぱちんと錠を掛けました。
    少し行きますとまた戸があって、その前に謎の瓶が二つ置いてありました。
    オレンジ色の扉にはこう書かれておりました。
        この二つの液体を飲み干してください。グイッと。一気に。何も見ず。
    「いや…何これ…怖い…何なのこの液体…」
            さっさと飲め。
    「いや本当に何!?毒とかじゃないよね!?」
              飲め。
    「どうしてこんな目に…お腹空いた…」

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:38:06

    注文じゃなくて命令やんけ

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 00:41:04

    ただのS◯X部屋では…?ボ訝

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:10:21

    ブルアカには謝らなくてもいいが宮沢賢治には謝れ

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:27:27

    「うっぷ…吐きそう…オエッ…」
    先生は扉を開けて中に入りました。
    その先には、ひときわおおきな扉がありました。
    その前には、ピンクの大きな字でこう書かれていました。
        いろいろと注文が多くてうるさかったよね。気の毒だったね。
        もうこれだけです。はやく扉の向こうへと来てください。
          おらさっさと来い。早く来い。逃げるな。
    「あ、ああ、まずい…すんごい湿気と嫌な予感が充満してる…逃げなきゃ…!」
    がたがた震えながら先生は後ろの扉を開けようとしましたが開きません。

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:28:41
  • 15二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:44:33

    先生に髪の毛がまだある時点でなんかもうオチが察せちゃって笑う

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:45:51

    >>15

    さみしそうだったからね…

    特に意味はないです…

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:20:47

    奥の方にはまだ一枚扉があって、大きなかぎ穴が二つつき、猫の形が切りだしてあって、
    「いや、わざわざご苦労です。
     体も火照っている頃でしょう。
     さあさあおなかにおいれください。」
    「ひぃ…」がたがたがたがたがたがたがた。
    先生は泣き出しました。
    すると戸の中では、こそこそこんなことを云っています。
    「駄目です!入ってこないようです!」
    「当り前よ!親分の書き方が悪いのよ!あそこに気の毒だったねなんて書くからよ!」
    「どっちでもいいよ。どうせ入ってきたら一人で楽しむつもりなんだから。」
    「でももし入ってこなかったら私たちの責任なのよ!」
    「呼びますか?呼びましょう!入ってきて下さい!用意はしっかりと済んでいますよ!」
    「いらっしゃい!それともサラダはお嫌いかしら⁉それなら今から火を起こしてラーメン作りましょうか⁉」
    先生はまるで紙屑のように顔をくしゃっとさせ、泣き出しました。

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 02:23:57

    ごめんだがもう寝る。

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 03:04:49

    >>17

    ひぃん…

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