【超閲覧注意】ヒーローになれなかったオリジン組♀

  • 11主25/07/10(木) 20:55:50

    ※女体化注意・成人済み注意
    超閲覧注意なのでそれ相応の内容は覚悟してください
    カプ要素はうっすらあるかもしれません(直接的なのは無いです)
    キャラ崩壊する可能性があります
    安価もダイスもやると思います

    嫌な方はブラウザバックよろしくお願いします

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:01:20

    このレスは削除されています

  • 31主25/07/10(木) 21:03:56

    すいません、せっかくなので安価します

    なんの職業に就いているか

    >>4〜9まで

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:10:00

    警察

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:10:29

    デリ

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:10:36

    キャバ嬢

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:11:09

    教師

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:11:29

    俳優

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:11:47

    殺し屋

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:13:24

    犯罪者

  • 111主25/07/10(木) 21:15:02

    正義感溢れる皆さんなら、真っ当な道を歩んでくれるでしょう


    ・デクdice1d6=6 (6)

    ・爆豪dice1d6=4 (4)

    ・轟dice1d6=3 (3)


    1 警察

    2 デリバリーヘルス

    3 キャバ嬢

    4 教師

    5 俳優

    6 殺し屋

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:17:34

    デクさんが……

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:18:00

    それぞれ一番似合わん職種になったな……

  • 141主25/07/10(木) 21:24:16

    雄英に入学はしてたの?(中退前提)


    ・デクdice1d3=1 (1)

    ・爆豪dice1d3=1 (1)

    ・轟dice1d3=3 (3)


    1 入学はしたけど、無理だって諦めた

    2 してない、高校にも行ってない

    3 一応普通の高校には行った


    デクくんは何人くらい殺したの?

    dice1d50=32 (32)

    殺しの腕前は?(高いほど殺しのスキルも後処理も完璧)

    dice1d100=13 (13)


    爆豪の頭の良さは?(高いほど良い)

    dice1d100=70 (70)

    生徒からの評判の良さは?(高いほどいい先生)

    dice1d100=51 (51)


    轟のキャバ嬢としての人気は?(高いほど人気)

    dice1d100=86 (86)

    轟のサービスの良さは?(高いほど良い)

    dice1d100=56 (56)

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:26:35

    デクシリアルキラーとして名をはせてそう…てかすでにこれ捕まってないか?

  • 161主25/07/10(木) 21:30:02

    デクと爆豪は仲直りした?

    dice1d2=2 (2)

    1 してない

    2 一応した


    爆豪はデクの殺しのことを知ってる?

    dice1d2=2 (2)

    1 知ってるけど黙ってる

    2 知らない


    夜の街繋がりで、デクと轟には面識がある?

    dice1d3=3 (3)

    1 無い

    2 ある

    3 頼み頼まれる関係である


    デクはなぜ捕まらない?

    dice1d3=2 (2)

    1 こんなか弱い女が殺しなんて出来るわけないと思われてるから

    2 いい思いをさせてあげて口封じ

    3 協力者が居る

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:31:58

    かっちゃん自棄にならずに手堅く公務員やってるの微妙にわかる気もする

  • 181主25/07/10(木) 21:40:01

    爆豪はどこで教師をしてる?

    dice1d3=3 (3)

    1 小学校

    2 中学校

    3 高校


    今まで殺してきた中に、轟の依頼で殺したのは何人いる?

    dice1d32=24 (24)


    デクは今の職に何を感じている?

    dice1d3=3 (3)

    1 みんなの役に立てて嬉しい、社会のゴミを片付けるのもヒーローだ

    2 頼まれたら断れないだけ、特に何も感じてない

    3 辞めたいな、助けて


    爆豪は今の職に何を感じている?

    dice1d3=2 (2)

    1 生徒が可愛くて、教えるのも楽しい

    2 無、ただまともな職に就いて金が欲しいだけ

    3 できることならさっさと次の仕事見つけて辞めたい


    轟は今の職に何を感じている?

    dice1d3=1 (1)

    1 親父なんかよりも優しい男の人がいて、お金までくれて嬉しい

    2 綺麗な顔と身体で産んでくれてありがとう、楽に稼げる

    3 火傷がバレないうちに辞めたい、人を騙すのも辞めたい

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:42:27

    やばそう

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:43:51

    親父みたいなことしてる男を見つけたらデクに頼んでんのかな

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:43:58

    全員の目にハイライト無さそうな世界線だ…

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:44:11

    デクちゃんのお仕事ほぼ轟ちゃんの依頼じゃん
    轟ちゃん裏の窓口やってない???

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:46:35

    轟がヴィランになったらつられそうだな
    爆豪はきっかけがあればヒーローよりにもヴィランよりにもできそう

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 21:50:13

    生まれた年は原作と同じ?原作より早い?

  • 251主25/07/10(木) 21:52:18

    >>24

    特に考えてませんでしたが、ちょっと早いぐらいですかね

  • 261主25/07/10(木) 21:53:19

    『爆豪先生!質問いいですか!』
    「…んだよ、そういうのは同級生のヤツとやれ」
    『えー!爆豪先生酷い〜!』
    「はいはい、わあっとる…んで、どこがわかんねぇんだよ」
    爆豪勝己は、今日も今日とて、高校で生徒に勉強を教えていた
    教職の才能はあったようで、そこそこ自分でもこんなことが出来るのかと少し驚いていた
    まともな職で、生徒に教えて金を貰う
    「(俺の幸せなんて別になくていい、安定した生活が送れりゃそれで…)」
    『先生ってさ!彼氏いないの!?』
    「いきなりなんだ」
    机の上のノートに文字を書きながら生徒が元気よく質問した
    小学生か?と思った爆豪だったが、少し考えたあと答えた
    「居るわきゃねぇだろ、んなもん」
    『ええ〜先生美人なのに勿体ない〜!』
    「俺は…」
    軽く咳払いをした後に、無理やり笑顔を作る
    「私は別に要らない、お前らが元気よく過ごしてくれりゃそれだけで満足だ」
    『先生やっさし〜!』
    「(…デク元気にしてっかな)」
    「(あいつは可愛いから…普通の生活して…良い旦那貰って幸せになってくれてりゃいいな)」
    爆豪はそっと目を閉じた

  • 271主25/07/10(木) 21:57:23

    「…轟ちゃん、これで良かった?」
    「あぁ、緑谷ありがとう」
    「…少し身体触らせるの許したら、そっから…」
    顔が曇る轟を優しく慰めるデク
    「辛いよね、分かるよ、僕も」
    「大丈夫、轟ちゃんが嫌だなって思った相手は僕が全部殺してあげるから」
    「ありがとう、緑谷…」
    「轟ちゃんもお店戻らないと、みんなから心配されちゃうよ」
    「本当にありがとう緑谷」
    キラキラと光るドレスを纏ながらネオンの街に消えていく
    そんな轟を見ながら、デクは着替え始めた
    「はー…暑い」
    「さてと…証拠隠滅頑張らないと…」
    「(かっちゃん、僕は今、殺し屋をしてるよ)」
    「(轟ちゃんっていうとっても美人な子にも出逢えたんだ)」
    「(早く辞めたいよ…助けてかっちゃん)」
    ──────────
    轟は店に戻ってくるとすぐに席に座った
    髪を耳にかけながら甘ったるい声で謝罪をしていた
    「すいません、ちょっと…体調悪くって…」
    『お酒の飲み過ぎかな?もうこれぐらいにしとく?』
    轟は、目を瞑りながら客に擦り寄る
    「でも〜…私は…もう少し飲みたいな〜…だって〇〇さん…お酒飲まないって言ったら帰っちゃうでしょう?」
    『んん…もうしょうがないな〜、何飲みたい?』
    「じゃあ〜私は〜」
    こんな簡単に稼げて酒飲んで色々忘れられるような仕事があるなんて知らなかった
    なんで、燈矢兄も冬美姉さんも夏兄も教えてくれなかったんだろうか
    そんな思考が轟の頭を巡っていた

  • 281主25/07/10(木) 21:59:18

    轟ちゃんの源氏名決めたいですね

    >>29〜33まで


    轟ちゃんとデクちゃんは仲良しそうだな…

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:04:20

    もしかして燈矢兄生きてる?

    六花

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:04:33

    火燐(かりん)

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:22:19

    氷花

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:23:59

    冷美 れみ

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:24:17

    小雪

  • 341主25/07/10(木) 22:26:31

    轟ちゃんの源氏名

    女の子だからかな、それとも源氏名だからかな、花が多いですね

    dice1d5=4 (4)

    1 六花

    2 花燐

    3 氷花

    4 冷美

    5 小雪

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:29:32

    お母さんとお姉ちゃんの名前をあわせたかんじ?

  • 361主25/07/10(木) 22:41:47

    仕事終わり、爆豪は家に帰り深いため息をついた後、買うだけ買って放置していたタバコを1本吸い始めた
    むせながら、それがかっこいいとも思わず、ただ気が紛らわせたかっただけだ
    「はー…ダセェ…」
    頭を掻きむしりながら、ベランダに腕を乗せて外の景色を眺める
    ちょっと歩けば、夜の街
    「(あんなところに…デクは誘えねぇよな)」
    「(なんか今日はデクことばっか考えちまう…唯一の友達…それも同性で…)」
    「(可愛いヤツ)」
    爆豪はクスッと笑ったあと、タバコの火を消しながら、誰に言う訳でもない独り言を空に向かってぶつけた
    「…俺はそんなんじゃねぇからなァ…可愛げなんてなくて…ただ明日を生きる金だけ欲しくて」
    「ヒーロー…ね」
    乗せた腕を組みその上に顔を乗っける
    酔っぱらいといざこざを起こした誰かがヒーローと警察に囲まれている光景を見ながら、改めてヒーローとは何かを考え始めた
    手からはパチパチと線香花火のような弱々しい爆発が繰り返されていた
    「こんなんじゃ…ヒーローなんて名乗れねぇな…」
    「ヒーローになったら…ヒーロー名は…爆殺とかいいな」
    そんな叶わない夢を呟きながらそっと視線を落とす爆豪
    白と赤の髪をなびかせながら、客の腕にしがみつき笑顔を作る女を見た
    「(…派手な髪だな、いやあんなのいくらでも…)」
    チラリと片目を隠していた赤い髪がふわりと風に吹かれて目が見えた
    遠くからでもはっきり見えるほど、青く澄んでいた目だったが
    爆豪にはそれがとてつもなく恐ろしいなにかに見えた
    「気持ちわりぃ女…まぁ…あんなのやってるやつなんてロクでもねぇわな」
    爆豪は、着ていたシャツを乱暴に脱ぎ捨て、上下下着のまま横になり、半分無理やり眠りについた

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 22:45:57

    個人的には生まれた年齢が早い場合原作のA組から3人を除いてオリキャラ(空気)をたしたかんじになって運良く原作みたいに進むか悪いほうにゆくかしか想像出来ないけどスレだと自分では思いつかないいろいろなものがよめるな

  • 381主25/07/10(木) 22:58:25

    「(変な女だったな…いや、いくらでもいるか)」
    『冷美ちゃん〜?今日本当にいいの?』
    「えぇ?私から言わせるんですか?」
    「(あぁ…気持ち悪い男だなこいつも…でも、金たくさん払わせちまったし…)」
    「…いいですよ♡」
    甘ったるい香水、下品な男の笑み、夜のネオンが顔を照らす
    いやらしい目つきに全身犯されている
    そんな気持ち悪さに、轟は心の中で何度も嗚咽を漏らした
    「(無意識だったけど…冷も美も…お母さんと姉さんの名前からだったな…)」
    「(…最低だな)」
    ──────────
    『冷美ちゃんってほんと可愛いよね〜』
    男の手が右頬に触れる
    柔らかな頬の感触を楽しむように優しく何度もむにむにと引っ張る
    多少の痛みを感じながらも、これ以上のことをされるということを知っている轟は、終始笑顔だった

    男の荒い息だけが響く
    轟も男を喜ばせる為だけに嬌声を上げた
    「(ピル飲んだっけか…あ、いや…ストレスで生理来なくなってたんだった…なら、平気か…)」
    男が轟にキスをした
    貪るようにキスをされたが、机の上に置いてある金に目をやると自然とそれがどうでも良くなっていき、全てを男に委ねた

    『冷美ちゃん、ありがとうね…こんな可愛い子とさせてもらえて嬉しいよ』
    「私も、〇〇さんと一緒に気持ちよくなれて良かったです」
    『そういえばさ、ずっと思ってたんだけど、なんで片目隠してるの?』
    「…」
    『そういえばさ、赤い髪もエンデヴァーみたいだよね?血縁かなんかだったり?』

  • 391主25/07/10(木) 23:19:37

    「片目…隠してる方が可愛いでしょ?不思議ちゃんって感じで」
    『えー、せっかくなら冷美ちゃんのお顔全部みたいよ』
    「恥ずかしいから…ダメ」
    轟は終始俯いていた
    決して言葉の通り本当に恥ずかしかったわけではない
    ‪”‬エンデヴァー‪”‬という単語を聞き、さっきまでの笑顔を保てなくなったのだ
    『エンデヴァーに似てるって悪口かwあんな強面とは全然違うもんねw』
    「エンデヴァーって言葉もう二度と出すな」
    冷たく言い放つ轟
    男も驚き、固まってしまう
    「あ…ご、ごめんなさい!私…エンデヴァーのこと…ちょ、ちょっと苦手で…あぁいう人怖くて…」
    男の方に体を預け、嘘泣きを始める轟
    賢いながらも天然で優しくヒーローの素質があった轟は今
    男を満足させ、金を得ることしか考えていなかった
    『そ…そっかそっか!ごめんね!怖いよね…エンデ…あの人!』
    「うん…ごめん…ごめんなさい…」
    『いいのいいの、冷美ちゃんが謝ることないって!俺のせいだからさ!ほら』
    男は轟を抱きしめた
    轟も男を抱きしめ返したが、その右手には、刃物のような氷が握られていた
    「…ありがとう…大好き」
    「(まだこいつからは、搾り取れるな)」

  • 401主25/07/11(金) 00:07:48

    「…はー…」
    デクは一息ついたあと、重い足を何とか動かしながら家へと帰っていった
    「臭…血の匂いは慣れないなぁ…」
    「死体って重い…なんで轟ちゃんって…がたいのいい男の人ばっかり依頼してくるんだろ?」
    「(詮索したら可哀想かな…別に僕も気にしてないし…いいか)」
    ──────────
    「そろそろ痩せないとなぁ…食欲無くなると思ってたのに…意外と食べちゃうんだから」
    自分の胸をつつきながらため息をつくデク
    血まみれの服を洗濯機で回しながら、デクは、下着姿のまま電話をかけた
    「…もしもし、お母さん?…うん、僕は元気でやってるよ…うん、えへへ…もう、お母さんったら、僕はちゃんとした仕事してるって」
    「ドジとかもしたことないから、ね?安心して」
    「うん、おやすみ、お母さん、無理だけはしないでね」
    母親に電話をかけることを日課にしているようだ
    「…おっぱい重い…仕事に影響出るなら…いっその事」
    チラリとナイフが目に入るが、すぐにその考えを辞めた
    「あーぁ、僕も男の子に生まれたかったな…そしたら、轟ちゃんもかっちゃんも守れて…もしかしたら惚れられちゃったりしてさ」
    デクの顔が少し赤くなるが、すぐに血なまぐさい匂いにそんな考えはかき消された
    「…少しはゆっくりさせて欲しいな」
    ホットミルクを入れ、少しでも気を紛らわせながら、デクは眠気が来るまで起き続けていた

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 00:29:23

    緑谷は無個性のままで、爆豪はヘドロに長時間蹂躙された上に全国放送されて、轟は半燃半冷があったけど出力がしょぼ過ぎてどうにもならなかった…とかかな

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 06:53:21

    どうなるか楽しみだな…

  • 431主25/07/11(金) 07:48:49

    「(…すこぶる調子わりぃ…)」
    目が覚めた爆豪は、時計の針を見たあと今日は休むと決めた
    そこそこいい学校のようで、休む旨を伝えるとすぐに了承してくれた
    それは爆豪の人柄の良さもあるのだろう
    「…こんな時間だしな、いやまぁ…デクは…早起きなのか?」
    スマホを数秒見つめたあと電話番号を打つ
    「もしもし?かっちゃん?どうしたの?」
    「デク…いや、別に何か用あったって…訳じゃないんだけど」
    「…俺…ちげ、私、少しお前と話したくて」
    「かっちゃん無理して一人称も口調も変えなくていいよ、僕はありのままのかっちゃんが良いから」
    「はぁ!?んな色男みたいなこと言うなボケ!」
    「ふふっ、良かったいつものかっちゃんだね」
    爆豪はキレながらも、デクに質問した
    「お前今何やってんの?」
    「えーと…ちょっと世界を平和にする…ボランティア?かな」
    「んだそれ、ヴィジランテかなんかか?」
    「いやいや!‪”‬無個性‪”‬の僕には無理だって!」
    「まぁ、お前女だし非力だし無理だよな」
    「う…改めて他人から言われると…くるものがある…」
    懐かしい友人との会話に、花を咲かせながらも、爆豪は少しの違和感に気づいていた
    明らかに学生時代と比べても元気がない
    自分がいじめていた時よりも、その前よりもずっとずっと、テンションが低い
    教師である爆豪は人一倍、他人のことをよく見ていた
    そんな違和感に苛まれながらも
    今だけは色んなことを忘れたいと願いながら、通話を続けた

  • 441主25/07/11(金) 11:12:43

    「そういえばかっちゃんって、何やってるんだっけ?」
    「あぁ、高校で教師してるよ」
    「言ってたね、先生かぁ…いいなぁ、生徒も可愛いんでしょ?」
    「まぁ…な」
    「ていうかさっきからお前誰かと一緒か?」
    「ん?いや…ぁ…昨日飲んでた友達がさ…まだ酔ってて…あぁ、大丈夫?」
    「そうか、大変だなお前も」
    「お互い様だね」
    「話突合せて悪かったな、また連絡してもいいか?」
    「うん、いいよ、じゃあ、また!」
    電話を切るデク
    チラリと視線を下に向ける
    「かっちゃんにバレたらどうするつもりだったの?」
    突き刺さっていたナイフをぐりぐりと回すデク
    死体になりかけのターゲットは呻き声をあげることしか出来ない
    「…もういいよ」
    デクは小さく微笑んだ。
    ターゲットの男は、喉の奥でゴボゴボと血の混じった音を立て、わずかに指を震わせるだけ
    生きていると言えるのか、もはや定かではない
    「ねぇ…わかる?私、今すっごく機嫌悪いんだよ」
    ゆっくりと、デクはナイフを引き抜いた
    血がぬるりと刃を伝い、デクの手を汚す
    その血を見つめて、クスクスと笑う
    「だってさ…かっちゃんに変な心配させちゃったじゃん」
    まるで恋人に浮気がバレそうになったみたいな、甘ったるい声音
    男の頬にべたりと手を添え、死にかけの瞳を覗き込む
    「ふー…さて、後処理頑張らないと」

  • 451主25/07/11(金) 11:29:40

    「冬美姉さん、親父達が居ないタイミングいつも教えてくれてありがとう」
    「いいのいいの、焦凍も大変だからさ」
    轟の姉である冬美は轟の頭を軽く撫でた後話し始めた
    「焦凍って今どんな仕事してるんだっけ?」
    「日雇いのアルバイト…」
    「そっか、私はいいと思うよ、焦凍がそれで‪”‬幸せ‪”‬に暮らせてるなら」
    「うん、私は…幸せだから」
    「いい子いい子」
    「姉さんは、先生楽しい?」
    「大変だけど、楽しいよ…あ!そういえばね!焦凍!」
    目を輝かせながら轟に話し始める冬美
    「私のクラスの子のお兄さんの先生がとっても美人って噂でね…あそこの高校…名前なんだっかな…ともかく、ちょっとツンツンしてるけど、人気で…焦凍と同い歳だったかな」
    「…茜色の目をしてた?」
    「うーん…聞いただけで見た事ないから…わかんないな、ごめんね」
    「そっか」
    そんな姉妹の間に、割ってくる声が合った
    ドスッ!と音を立てながら近づいてくる
    「焦凍!お前は!」
    手を思い切り振り上げ、そのまま轟の頬にビンタを喰らわせたのは、紛れもないフレイムヒーローエンデヴァーだ
    「ちょっと!お父さんやめ…うっ…!?」
    轟を庇おうとする冬美を手で押しのける
    「クソ親父が…姉さんに謝れ」
    「お前のせいだ、俺は悪くない、謝るのはお前の方だ」
    「何に対して謝るんだよ、家に帰ってこなかっただけで何怒ってんだ偽物のヒーローが」
    轟の胸ぐらを掴むエンデヴァー

  • 461主25/07/11(金) 11:30:49

    エンデヴァーとの体格差でつま先だけでたっている轟
    「お前は最高傑作なんだ、訓練に戻れ!ゴミのような生活を送るな!お前は!」
    「うるせぇな…何が最高傑作だよ」
    「めんどくせぇからさ、親父」
    轟が、いつも通り客に向ける笑顔でエンデヴァーを見た
    「俺が最高傑作産んでやるよ、それでいいか?」
    「っ…」
    エンデヴァーの顔が一瞬曇った
    「お母さん似の顔、身体…ほら、使えよ…俺を説得するよりも、そっちの方がいいだろ、責任はお前が取れ」
    「焦凍…何言って…」
    「姉さんは黙っててくれ」
    「家族も責任も何も守れないお前なら、罪悪感なんてないだろ?ほら、さっさとしろよクソ親父」
    服を脱ごうとする焦凍
    エンデヴァーは胸ぐらから手を離し、エンデヴァーはブツブツなにか呟きながら部屋を出ていった
    「燈矢は行方不明…いやいい…失敗作だ…そんなことどうでも…」
    「…は?」
    襖の閉まる音が聞こえた後、焦凍の震える瞳は冬美を見ていた
    「…姉さ」
    轟は冬美に抱きしめられていた
    「焦凍…もっと自分の体大事にして…お願いだから」
    「…ごめん、ちょっとカッとなって、姉さん痛くなかった?」
    「うん、私は大丈夫…それよりも焦凍は?」
    「俺は…慣れてるから」
    「それよりも…燈矢兄が行方不明って何?」
    「焦凍が燈矢兄の事聞かなかったから言わなかったんだけどね…1年前ぐらいから行方不明になってるの…お父さんは、探そうともしてなくてね…」
    「…そっか」
    「俺、もう帰るよ、あんまり長居してると親父がうるさい」
    「わかった、焦凍…また来てね」

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 12:02:53

    可哀想すぎて好き
    続き楽しみ

  • 481主25/07/11(金) 13:11:25

    デクの殺しに対する抵抗度(高い程抵抗度がある)

    dice1d100=49 (49)


    爆豪の生徒からの主な評価(高い程皆からそう思われている)


    ・怖いdice1d100=79 (79)

    ・頼りになるdice1d100=92 (92)

    ・美人dice1d100=18 (18)

    ・性的な目で見てるdice1d100=78 (78)


    轟のそういうことをする時の抵抗度(高い程抵抗度がある)

    dice1d100=78 (78)


    給料はいい方?

    ・デクdice1d3=2 (2)

    ・爆豪dice1d3=2 (2)

    ・轟dice1d3=1 (1)


    1 めちゃくちゃ良い

    2 普通

    3 大変さの割にはあんまり…

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 13:33:48

    やっぱり凶悪ヴィラン顔が通常運転なんだな、爆豪
    轟が荒稼ぎして公務員の爆豪が普通なのはわかるけど、緑谷が普通なのは装備や後始末の費用でとんとんなのかな

  • 501主25/07/11(金) 13:35:34

    死体の後処理をした後もデクは仕事だ
    静かなバー
    グラスの揺れる音だけが響いていた
    デクの後ろには、深くフードを被った男が1人
    「…それで、誰でしょうか」
    男は、デクの方を見ずにただ静かに写真をデクに手渡した
    その瞬間デクはゴクッと唾を飲み込んだ
    『恋人を…そいつに寝盗られた』
    『殺してくれ、金は払う』
    「…そんなことする人間に見えますか?」
    デクの質問に男は、振り返ろうとしたその瞬間
    デクはナイフを投げ、男の額にナイフが突き刺さった
    「何が恋人ですか、ストーカー」
    「寝盗られた?何を言ってるんですか?」
    デクは、男が言い淀んだ事、写真を見て、自分のストーカーだと決定付けた
    「…かっちゃんを巻き込まないでください」
    おそらく盗撮されたであろう、爆豪の笑顔の写真をポケットにしまったあと、男にトドメを刺した
    「(僕のことが好き…それはいい好都合だ…けど)」

    「かっちゃんをこっちの世界に巻き込むわけにいかないんだ」

    「(かっちゃんのこと…ちょっと好きすぎるな僕)」
    「(でも、轟くんでも…僕はきっと同じことをしてたな)」
    苦笑しながら、バーのマスターに「揉め事を起こすな」と怒られるデク
    軽く謝罪をしながら、男の死体を引きずる
    「…包丁と…保冷バッグとかってありますか?」
    デクにとって殺しに抵抗は多少なりともあるが
    その殺し相手が友人となれば依頼者に情など一切抱かずに殺してしまう
    そんな緑谷出久の異常性を知るものは居ないだろう

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