- 1二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:00:53
- 2二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:04:31
脳焼かれるマチュファンクラスメイトいいぞ
- 3二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:28:39
修学旅行に限らず体育やプールでの着替えなんかでもいけそうだな
- 4二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:29:21
保守
- 5二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:33:48
たまたま画材買いにいったついでによっただけだよと
偶然な感じ出してマチュの学校くるシュウジ拝みたい
マチュは自分のモノといわんばかりに
マチュの方だきよせるアピール込みで - 6二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:34:26
旅行の直前までヤリまくってそう
- 7二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:42:54
タマキさん公認なのか気になるところ
- 8二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 15:46:57
「ちょ……っとシュウジ跡つけすぎ…!明日から修学旅行だからって…」
「だからだよ。せめて僕のって証を残してないと…」
「でもお風呂だってあるんだから! 目立たないとこにしてって!」
「もちろん、そこに"も"付けるよ?ん…」
「あ〜もうっ💢💢」 - 9二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 16:03:23
じゃあわたくしは「絶対やめた方がいいよそんなことしてくる人!」って言って「大好きなんだ、だからごめん」ってきっぱり言われて明確な壁を感じながら脳がぶっ壊されるクラスメイトの役やりますんで…
- 10二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 16:09:45
クラスで人気のアマテさんが人知れず青い髪の美少年専用のメスにされてる脳破壊からしか摂れない栄養素がある(確信)
- 11二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 19:43:16
シュウジに見せる顔はクラスメイトに見せるそれとは違うだろうからね仕方ないね
- 12二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 19:58:14
前日の夜に欲しいお土産について聞いても、シュウジは「マチュが欲しいものなら何でも良い」って答えてそうなイメージがある
- 13二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:02:02
- 14二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:14:18
- 15二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:22:53
- 16二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:43:54
- 17二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:53:37
- 18二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:56:14
食生活まで把握してる?!というショックを受けるクラスメイト
- 19二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:58:51
修学旅行中もアマテさんは学校にいる時みたいに、楽しそうにしててもどこかで退屈してるみたいなちょっとクールな雰囲気があって
それがまたアマテさんって感じでいい~~!!と思っていたのに
夜中に広縁から聞こえてくる電話の声は甘くしっとりとしていて、普段の彼女らしからぬ「女」の匂いがしてショックを受けるクラスメイトになりたいです!!
- 20二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 20:59:00
そのうちシュウジがマチュを迎えに行くため学校に現れるようになるんだ。同級生(過激派)は「上書き」と称してマチュを捕まえて百合乱暴しようとするんだけど、そこにシュウジがやって来て失敗するんだよね。
- 21二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 21:00:51
そのうちハイバリークラスメイトに腐(?)に目覚めたみたいな人が出てきそう
- 22二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 21:28:40
じゃあ自分は彼氏と楽しそうに通話する自分の知らないアマテさんの姿を見てショックで固まってる所をアマテさんに気づかれてジェスチャーで(しーっ)ってされるモブの役をやります!
- 23二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 21:36:24
ふっと目が覚めた。枕の元に置いてあるスマホをもそもそと掴み、時計を確認したらまだ深夜2時だった。
中途半端な時間で目が覚めたなとちょっと嫌になった気分だ。
(明日の自由時間は目いっぱいアマテさんと一緒に回りたいのに最悪。せっかく同じくグループになったのに)
(あってもこの時間で起きたからアマテの寝顔見れるチャンスだよね!)
そう思いながら身を起こして視線をアマテさんの布団に移った。だけれどそこにはアマテさんの姿がいなかった。
(あれ?アマテさんどこに行ったの?)
月の光を頼りに部屋を見渡してもアマテさんの姿が見当たらなかった。その時だった。ひっそりとした声が聞こえたのは。
声がする方へと見たら、そこには月の光に照らされたアマテさんがいた。
広縁に座り、スマホを片手に窓の外を眺めるアマテの顔には見たことのない優しさが満ちていた。
(いや、まさかな……)
嫌な予感がその瞬間頭の中で浮かび上がった。
そしてアマテさんの次の言葉が耳に伝わってくる。
(嫌ッ!)
「うん……愛してるよシュウジ」
少し目を俯きそう呟いたアマテさんのその音色はひどく優しくて、ありふれた表現で言えば「愛」が溢れていた。柔らかい月の光の下で愛を囁くアマテさんはそう、まるで女神のようだった。
だけれどその愛は私にとっては残酷で意識を持っていかれそうだった。
「あっ、聞こえてた?」
私がショックを受けて頭が真っ白になっている間に、アマテさんが通話が終わってこちらを気づいた。
「みんなには内緒でお願いね」
近づいてきたアマテさんは口にシーっと指を置き、そう呟いた。その距離から匂う甘くて蜜のような匂いも、小悪魔のような笑顔も、優しくて残酷な音色も、全部、未来永劫私のものになることはないとそう告げられたかのようだ。
私はとっさにうんとしか返せなかった。
アマテさんが布団に入ったすぐにその静かな寝息が聴こえた。
その事実を確認した私は、布団に潜り、さっきのアマテの愛おしい顔や声を思い出し、それは自分に向けるものじゃないと知っていながらも、自分を慰めた。
最悪だ……
- 24二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 21:38:25
- 25二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 21:40:52
- 26二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 22:30:17
普段あんまり脳破壊系は見ないので衝撃を受ける描写がそんなに書けないので
喜んでもらえたら幸いです
個人的にはクラスメイトは泣きながらオ.ナって上(顔)も下もぐじょぐじょで、悲しくてこんなのいけないのにでもやめられない自分に嫌悪感を抱いながらイクのところまで想像したけど書き漏れた - 27二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:06:47
「「「きゃぁ!!!」」」
女子の悲鳴。校門での出来事。映画の一シーンの様な出来事を目の当たりした。
「あ…」
「アマテ…さん」
私の中で何かが崩れ落ちる音がする。
「ちょ!シュウジ。な、なんで学校に!?」
「マチュに会いたかったから…、駄目だった?」
「…んぅぅ。それはいいけど、ひ、人前で」
アマテさんとシュウジという男との間で交わされる男女の会話。
マチュって何?アマテさんの愛称なの?
まるで、恋する乙女の様な表情。
私はアマテさんのそんな顔を知りたくなかった。
なんで、そんな男の前でそんな顔をするの?
…私が最初に知りたかったのに、名前を呼びたかったのに。
どうして、この涙は溢れて止まらないの?
許せない。どうして。私のアマテさん…
一瞬、視線感じた。赤い瞳に睨まれた様な気分だった
- 28二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:24:56
- 29二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:38:52
っはーーー大好きこういうの!!!!!
ありがてぇ…ありがてぇ…シュウジがしっかり牽制してるのに男の子を感じる好き… - 30二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 00:19:41
- 31二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 06:12:42
文豪が…文豪が増えている…あざっす
- 32二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 08:39:43
同級生「髪を伸ばし始めたり、おしゃれに気を使い始めたり色々違和感はあったんだ…」同級生は失恋した悲しみを紛らわすため静かに自分を慰めるのだった……
みたいな?目障りだったら消します。 - 33二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 09:04:30
乙
- 34二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 17:12:45
でも俺はある日ふとマチュのそばを通ったらペンキの香りがして、後日グラフティを書いてる青髪の少年を見て「もしや…」となって悶々とした日々を過ごすクラスメイトもいいと思いますよ(そんなわけないと自分の確信を誤魔化してると直良い)
- 35二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 17:26:20
まてまて、やはりマチュのクラスメイトといえばだよ
いつもスポブラ風のスポーティな下着をつけてたかっこいいアマテさんが
ある時期からかわいい色合いの、デザインはシンプルではあるけど明らかに女の子らしい下着を身につけるようになったのを
体育後の着替えの時間に見て思わず勘繰ってしまうってやつをやらないと…! - 36二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 17:27:16
- 37二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 19:55:22
認めない、認めない、認めない。
あんな男なんか、アマテさんに相応しくない。
そうだ、騙されているんだ、そうに決まっている。
だから、迎えに来たらしいあの男とアマテさんが一緒に帰っているのを尾行した。きっとボロを出すに決まっている。あの男がアマテさんの何かを握っていて、無理矢理にお付き合いをしているに決まっている。
そう思って、二人が仲良く帰路に就くのを尾行した。やがて、人通りの少ない高架下へと到着する。そこは無断グラフィティが描かれることで有名な場所で。何でこんな所に、なんて思う間もなく。
『マチュ、マチュ、マチュ……』
『ちょ、シュウジ……んむぅ……幾らでもして良いけど、落ち着いて……んちゅ……』
嘘だ、嘘だ、嘘だ。私はきっと幻覚を見ているんだ。あんな、貪る様なキスを、あんな男のキスを、寧ろ受け入れるように首に手を回しているアマテさんなんて、嘘に決まっている。
(あんまりじろじろ見ていないでくれないかな?)
鋭い視線が私に向けられ、そう言われたような気がして……決定的な敗北を認めたくなくて、私は走って家まで逃げて行った。そして……
『……アマテさん……可愛かった……』
あんなに上気したアマテさんの表情を見たことも無くて……私はそれを思い出して、一人自分を慰めたのだった…… - 38二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:20:15
- 39二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 21:45:05
高校生の段階ではまだ早いだろうけど同棲していても良いとおもうんだ。狭いアパートに一緒に出入りしている姿を目撃するんだよね。
- 40二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 21:49:06
風邪引いたアマテさんにプリント届けに行くぞーってウキウキしてたら玄関で出てきたのはアマテさんでも保護者でもなく青髪のぼんやりした少年で全てを察してしまい喉がヒュって鳴るクラスメイトの回
〜リビングの方から聞こえる「シュウジ〜熱下がんない〜…」の声を添えて〜 - 41二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 21:52:51
分かる
- 42二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 21:53:02
同棲してるアマテさんと彼氏を見て脳を破壊されたい人生だった…
ついでに学校ではかっこいいアマテさんが彼氏と一緒にいる所を見つけて、メスの顔をしてるアマテさんを見て二重に破壊されたい人生だった… - 43二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:10:02
見間違いかと思った。
サイド6の中でもそこそこ人気のある安アパート。一人暮らしの学生や家を離れたばかりの成人なんかが好んで使うそのアパート。ちょっと遅刻気味の私が走りながら何とはなしに視線を向けたそのアパートの一室から、見覚えのある人と見覚えのない人が、同じ部屋の扉を開いて現れたのを見た。
『もう!シュウジが何回もするから!寝過ごしかけたじゃん!』
『ごめんね。でも、マチュも『もう一回、もう一回』ってせがんできて……いたっ』
『うっさい!悪いのはシュウジだかんね!今日はお預けだよ!』
『え、無理。帰ってきたらまたしよう?』
遅刻気味だ。だから早く行かなきゃいけない。なのに、なぜか隠れてその二人の……アマテさんと、知らない男の日との会話を盗み聞いてしまう。
『う、そ、そんな縋るみたいな顔しても……』
『ね、今日は加減するから。一回で終わりにするから。だからお預けなんて言わないで?』
『う、うぐぅ……わ、分かったから!だから泣きそうな顔しないの!』
『わ、やった。楽しみに待っている』
『こ、この……泣き真似かよ……くぅ、って!遅刻しちゃう!それじゃあ行ってくんむっ!?』
『ん、ちゅ……行ってらっしゃいのキス。気を付けてねマチュ』
『ふわぁ……ば、ばかぁっ……行ってきます……シュウジ』
そうして、走り行くアマテさん。それを見送り、部屋に入っていく男の人。
きっと見間違いだ。アマテさんじゃなくてマチュって言う人だ。私の知らない人だ。きっと、見間違いだ。そうだ、そうに決まっている。
そう何度も思い込んで……私も急いで学校へと歩を進める……あれはアマテさんじゃないと、自分に言い聞かせながら……
こんなんでどうでしょうか?
- 44二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:17:57
- 45二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:45:00
アマテさんが校門に現れた謎の男と帰った翌日のこと
私はあの日の夜、眠れなかった。
最低だ、私…、私はアマテさんになんて顔をしたらいいんだろう
そう思っても、やがて日は上り、朝はやってくる。
学校では、あの話題でもちきりだった。
「アマテって、彼氏いたんだ〜、意外」
「彼氏さ、めっちゃイケてたよね。ダウナー系って感じ〜、アマテってああゆうのがタイプなんだ」
「あの後、どうしたんだろうねー?」
「「さぁ〜^_^」」
耳を塞ぎたくなる。聞きたくなくても、聞こえてくる。それだけ、アマテさんは学校の注目の存在だった
そんな雑音はパッと静まり返る。階段から赤いボールが昇ってきた。
「みんな、おはよ!」
私はパッと勉強机を立ち上がった。なんだかんだ、彼女に会えるのは嬉しいのだ。拳をギュッとして、なんとか言葉にしてみる。
「おはよう…、アマテさん」
「?〇〇も、なんか眠そうだね。昨日、眠れなかった? 」
「うん…、修学旅行の事が忘れられなくて」
善意に咄嗟の嘘をつく、アマテさんの瞳を見ていられなくて、目を伏せた。本当は私…
…?〇〇も?彼女の声が、私の頭の中で木魂する。
アマテさんも寝てないってこと?
私はスッと、彼女の身体に昨日は無かった跡に自然と視線が入った。
彼女も私の視線に気づいたのか、そっと目を逸らした
(ピキーン)
うそだ。うそだ。うそだ。うそだ。アマテさんが…
「ちょっと、ムシに刺されてね。(もう、あのハラペコムシ。見えないところだけって言ったじゃん。…ちゃんと誤魔化せたよね?)」
耳を塞ぎたくなる。聞こえたくない声も聞こえてしまうのだ。 - 46二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:10:13
おいおい文豪が増えてるじゃないか最高か?
良いよね…いくら仲がよくても追っかけてても二人の中には入れないの…「ここには僕らしかいられない」からね…夜に咲くのを知ってるのはシュウジだけなんだよね… - 47二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 06:35:36
とても良い文を見れた…感謝
- 48二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 09:26:25
- 49二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 09:58:53
- 50二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 10:26:37
文豪がじわじわ増えてきて嬉しいんだけど
ここの文豪達はアマテさんへの想いが報われないことを玉砕覚悟で綴っているのか?? - 51二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 12:35:38
憧れの彼女が手の届かないところで美男子と幸せになる姿からしか得られない栄養ってのがあるんですよ…
- 52二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 12:57:27
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 12:59:31
私はずっとずっとアマテさんを見てきたの。だから、アマテさんのことなら何でも知ってる。
たとえば、体育の着替えの時に見える下着。
アマテさんは動きやすさが第一だから、黒やグレイのスポーティなやつが好きなんだよね。
でも、最近はミントグリーンや淡いオレンジのをつけてる時も増えて来たみたい。今は可愛い系の気分なのかな?
それから、デオドラントスプレー。
パッケージデザインも大事だけど、一番は効能、って言ってたもんね。メンズもの使ってたことがあったけど、一番のお気に入りは××の無香料のやつ。
……なんだけど、この間から石鹸の香りとか、フローラルカシスの香りとか、甘い匂いのものを選ぶようになってる。
だから最近のアマテさんからはひときわいいにおいがする。
ほら、今すれ違ったときだって……。
「あれ?」
デオドラントスプレーの、甘い果物みたいな匂いと、それから、これは、ペンキの匂い…?
アマテさんに絵を描く趣味はなかったはずだけど……私の観察不足なのかも。思いあがったらダメだよね。
私はこっそり手帳につけているアマテさん観察日記に新しい文字を書き加えた。
- 54二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 13:18:53
- 55二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 14:10:47
乙。ありがとう
- 56二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 14:20:33
このスレのネタだけど食事の写真のアングルが他人の撮ったものだったり良いよね
【閲覧注意】ここだけシュウジが|あにまん掲示板マチュのヒモになってる世界。要するにシュウちゃんとマチュは付き合ってるが、マチュがシュウちゃんに心底依存してて小遣いやファイトマネーその他バイト代等のお金を多く貢いでしまってる。あまつさえ、お互いにヒ…bbs.animanch.com - 57二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 17:35:23
保守
- 58二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 18:10:12
- 59二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 18:11:41
スレ主じゃないけど僕はいいよ
- 60二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 18:35:49
- 61二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:02:11
>>60スレ主さん
>>58さんではありませんが明確な指針、大変助かります。と言う訳で。>>49さんではありませんが>>54さんのネタで。
果てた後に自己嫌悪。かつての憧れに手を伸ばし、焦がれ焦がれてこの様だ。気だるさの中に圧倒的な罪悪感を覚えても仕方がないだろう。
のそのそと後始末を済ませ、もう寝ようとベッドにサイド横たわり、電気を消して、目を瞑り……静かな空間に身を任せ、事後の倦怠感に眠りに誘われ……
『……ちょ、しゅう……きこえちゃ……』
『だいじょう……きこえな……』
一瞬で目を覚ます。一枚壁を隔てたその先。其処から聞こえて来る憧れと、それを奪い去った男の声。明らかに艶の乗ったその声は、そういう行為のものだと容易に想像できた。
『あぅ……♡や、あの子も起きちゃうよ……うぁぁ♡』
『そろそろさ、二人目も欲しいんだ♡僕も頑張って仕事するからさ……ね?二人目、作ろう♡』
『そ、そこらめ……♡』
聞きたくないはずなのに耳を澄ませ、ゴクリと唾を呑んで、アマテさんの嬌声に聞き入る。あんな声を出せるんだ。どんな表情をしているんだろう。何故それが私の前ではないんだ。そんな様々な感情が入り混じって、気が付けば甲高い声で鳴く彼女の声を聴き終えるまで聞き耳を立て続けていた。
……
翌日、結局もう一度自分を慰めたことに改めて罪悪感を覚えつつ、出勤前のごみ捨ての為に外に出れば……
「ママー、せなかいたいのー?」
「んぁっ!?い、いや、大丈夫だよ?ちょ、ちょっとね?寝違えちゃったかなー……あ、おはよう!」
「おはよーございます!」
娘さんと共に満面の笑みのアマテさんが私に朝の挨拶を掛ける。その表情が昨夜はどの様に乱れたのだろうかなんて、考えてはいけないことを考える私は、それにどうしようもない感応を覚える私は、きっと馬鹿なのだろうなと思った。
- 62二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 21:10:25
乙
- 63二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 21:17:07
素晴らしいぞ…!!ありがとうありがとう
- 64二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:24:37
文化祭の買い出し中に偶然あったシュウジを見つけたマチュに「ちょっと待ってて」って言われて遠目からシュウマチュを眺めることしかできないのって…良いよね…と思ったので書いた
赤が塗りつぶされて | Writening 文化祭の買い出しは、面倒だから嫌だ。 そう思っていた私は、今日で意見を180度変えた。 なぜなら、憧れの人と一緒に行ける権利を得たからだ。きっと私は、今年の幸運を全て使い果たしたと思う。 赤…writening.net - 65二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:27:24
めっちゃいい……アマテさんが自分から嬉しそうに男の子に駆け寄る姿に伸ばした手が空を切るのが最高…!!
- 66二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 06:54:40
ふとなんかの必要があってスマホの画面見せてもらったとき、前までクラゲの画像だったのがツーショット写真とかになってるやつ
- 67二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:13:42
- 68二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:42:18
あるいは水族館で撮ったクラゲの写真になってて
よくよく見ると水槽の硝子にうっすら二人のシルエットが映っているっていうのも芸術的だと思う……
アマテさんの熱烈なファンだけしか気づけないのだ - 69二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:47:01
同級生ではないけど、高身長でスタイル抜群の1年生にシュウジがナンパされて対抗心燃やしちゃうマチュとか良くないですか?
- 70二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:49:41
マチュはSNSで匂わせ写真アップしてそう
- 71二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 09:41:02
すみませんいいなと思ったので拙筆ですがネタ借りました好みと違ったら申し訳ございません
二人がわりかしバカップルっぽいノリしてるのでお気を付けを
一度に沢山の脳がこんがり焼けてとてもいいと思います
無知は罪 | Writening「親戚の方でも待ってるんですか?」 「……」 下校時刻。門の前に人だかりができているな?と思ったら、そこには青い髪の少年と……確か一年生の中で人気と噂の子、だろうか。 その高身長と華やかな容姿にス…writening.netシュウジは基本的に優しいけどマチュが内心「あんまり他の女の子と話してほしくないな」と思ってたらそうするタイプだと思うしそもそも興味のない相手にはまじで興味がない感じだし大事な存在が傷付けられそうになったらめちゃくちゃ怒る……という解釈
- 72二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 10:12:28
ありがとう!!!「ちょあーーーー!!」って割り込んでいくマチュが可愛すぎたしマチュが来た途端に花の咲いたような笑顔になるシュウジも可愛すぎた
- 73二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 11:02:08
❤️
- 74二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:04:59
保守
- 75二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:49:44
女子校の噂の伝播速度はモビルスーツより速いという。
『アマテさんの着替え中、キスマークや歯型がみえた』
『髪の青い男の子と親密な様子を見た』
『青い男の子とベタベタしてた』
『ごはん作って持っていってるらしい』
『アマテさんには彼氏がいる』
『毎日彼氏とえぐいセ〇クスをしている』
『彼氏はアマテさんにマーキングしている』
『アマテさんも彼氏に深く依存している』
アマテさんファンクラブの面々は泣きに泣いた。 - 76二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:57:30
夏休みにプールに来た同級生。マチュが青い髪の少年と一緒にいるところを目撃する。周囲の視線を感じてマチュに自分の服を被せる少年とまんざらでもない様子のマチュに脳破壊されるモブになりたい人生だった・・・
- 77二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 22:12:24
外交官のお父様と上流官僚のお母様を持つアマテさんはいずれお二人の跡を継いでイズマを引っ張る女性になるの!
という方向でのエリート崇拝的な憧れを抱いていた女子が
下町の商店街で庶民的なエコバッグで八百屋の野菜やお肉屋さんのコロッケを買って、お店の人たちにも「よぉマチュちゃん!」「今日は豚コマが安いよ!」などと気軽に声をかけられているマチュを見て脳破壊され
さらにそこへふらりと現れたダボダボ服の、どう見てもエリートからかけ離れた少年が「持つよ」とバッグを持ってあげる様子と「ありがと」と自然にバッグを任せもう片方の手をつなぐマチュの様子にもう一回脳破壊されるところが見たい - 78二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 22:27:42
バイト先のカフェに見慣れた赤い髪が見えて嬉しくなって声をかけようとしたら、隣には青い髪の少年が立ってて嫌な予感がするんだよね
テーブルや椅子に隠れて見えなかったけど、近づいたことで二人の手がしっかり繋がれていることに気がついて頭が真っ白になるんだけど、見間違いだと言い聞かせて接客のために声をかけるんだ
アマテさんはこっちに気がつくと急いでその手を離すんだけど、自分の勘違いではないことを思い知らされて、何とか平然を装いながら席まで案内してその場を去る
それ以降は同僚にアマテさんとその周辺の席への配膳を押し付けるんだけど、他の接客をしながらも見た事ないような女の子らしい表情をするアマテさんを目で追ってしまっては青髪の少年になぜか敗北感を抱いてしまう
気がついたら家のベッドで寝転がりながら涙を流していた…
そんなモブになりたいんだよなぁ(怪文書) - 79二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:20:57
シュウジのグラフティに付き添う中でインクの香りが付いた「アマテさん」にデオドラントスプレーを渡すんだけど、翌日またインクの匂いがしておかしいな?ってなるんだ
違和感を持ちながらも渡したスプレーの匂いがする時はあるから、大丈夫って謎の安心感に縋るんだけど、ある日街を歩いてるとアマテさんと青い髪の少年が画材展の中にいるのを見て全ての違和感が繋がって脳が軋むんだ
呆然とする中、朧げに聞こえる「マチュから、知らない香りがするのは少し苦しい。なんでだろう」「ぅ、あ…そ、れは…だー!無自覚で言ってるならずるい!」って仲睦まじい会話を聞いて脳も憧れも浅ましいマーキングも全て粉々にされるんだ… - 80二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:21:40
シュウジの存在を認識して失意のファンクラブメンバーが、シュウジとニャアンを発見。
『マチュとシュウジが交際を始めたので、お邪魔虫になるから距離をとる』という考えに至ったニャアンの考えを読み、
キレながらその考えを否定するシュウジに感極まって抱き着くニャアン。激写するメンバー達。
マチュに写真を見せ二股疑惑をぶつけ別れるように説得、不安の表情のマチュを見てイケると踏み、決め手の筈の写真を見た瞬間相手がニャアンだと発覚し「ああ、ハイハイ、ニャアンならしょうがないね」と余裕を取り戻すマチュ。
その直後に2人がバッタリ遭遇・・・・・・というシチュは思い浮かんだけど、文が書けない。他の文豪にたくしたい・・・・・・。
というか目の前で下着姿になれるニャアンなら後先考えず抱き着いても友愛的に大丈夫って思ったけど大丈夫の範囲かな? - 81二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:34:36
- 82二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:36:22
ある日、私は商店街に買い物に来ていた。お母さんが仕事で忙しいらしく、帰りが遅いとのことだったので代わりに夕食の準備をするための買い物だった。きっとアマテさんはこんな商店街で買い物なんてしないんだろうな、そうだ、きっと高級店の食材しか使わないんだろうななんて考えて。
『おっすアマテちゃん!今日も買い物かい?そうだ、コロッケ揚げたてだよ。オマケするから買っていきな!』
『まじで?買う買う!ありがとうおっちゃん!』
聞き間違いだろうと思った。もしくはアマテと言う名前の別人だろうと、そう思った。だが、声の方へ視線を向ければ、其処には燃えるような赤髪が見えて。焦がれ焦がれた赤色は見間違えるはずもない彼女のもので。そんな筈はない、彼女はこんな商店街で買い物なんてするはずがないのに。
『アマテちゃん、ほらこれ。新鮮なニンジンが多く入ったのよ。少しオマケしておくわね』
『ようアマテ!活きの良い魚が仕入れられたんだ!一緒に持って行きな!』
『ほら豚こま。それと牛の切り落としちょっとだけオマケな!』
『わーっ!皆ありがとー!』
信じられない。エコバックを肩に下げ、オマケに目を輝かせながら買い物をする彼女なんて、アマテさんじゃない。やはり別人で、でもやはりあれはアマテさんで。
- 83二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:38:20
「あ、マチュだ」
「おっすハラヘリムシ。仕事終わり?」
「うん。絵の納品してきた。それ、今日の夕飯の材料?持つよ」
「え、い、良いよ良いよ。そんな別に」
「ううん。持ちたいんだ、僕が。持たせて?」
唐突に現れ、アマテさんを聞いたことの無い呼び名で呼ぶ青髪の男性。見た目にも綺麗な服とは言えない、くたびれた作業服の彼が、アマテさんの荷物を受け取って持つのを、アマテさんが赤くなって見てて。
「う、ず、ずるい……そうやって優しくしてさ……」
「うん、そうするとマチュが嬉しいって知っているから」
「ひゅー!熱いねぇ!今日の気温は何度だっけなー?」
「いやはや全く。ラブラブじゃないの、ねぇ?」
「う、うっさいなー!行くよシュウジ!」
「わわわ、引っ張っちゃ危ないよマチュ」
商店街の人々にはやし立てられて、真っ赤になったアマテさんが男の人の手を引っ張るように走り去っていく。それは何処からどう見ても、所謂『恋人』と呼ばれるそれに間違いなくて……
気が付けば、私は、買い物も忘れて言えに逃げるように帰って……あんな、恋する少女の表情を見せたアマテさんに焦がれて、それを見ることの出来るあの男に嫉妬して……ただただ、憧れに届かない悔しさに泣くのだった……
みたいな感じでどうでしょうか?
- 84二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:49:38
- 85二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 05:39:24
憧れが現実にどしゃめしゃにされんの本当に好き
素晴らしい…ありがてぇ… - 86二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 06:34:03
学校卒業から数年後に偶々マチュと再会して
あわよくば関係を持とうと連絡先交換を切り出した時
「おかあさーん」って小さい子供が駆け寄ってきてマチュに抱きつくんだよね
子供を見るとマチュそっくりな“青髪赤目の少年”で
子供を抱き上げたマチュに「アマテさん……その子は?」って恐る恐る聞くと
母親の顔で「うん。愛しの我が子♡」って頬ずりしながら紹介してくれるんだよね - 87二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 06:45:10
とってもいい…!!ありがとうございます!
- 88二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:10:24
いいね……
そのあとに「顔立ちは私に似たけど髪と目の色はパパそっくりでさ~。性格もパパに似ててのんびりやさんだけど絵を描くのが大好きなんだよね。きっといいお兄ちゃんになってくれると思う」
って言いながらまだふくらみの目立たないお腹を撫でて欲しいね……
「次の子はパパ似だったらいいなぁ、なんてね。どんな子でも元気に生まれてきてくれたらそれだけでいいんだけど」って照れ笑いするアマテさんと「ぼく、おとうとでも、いもうとでも、なかよしになるよ!パパとやくそくしてるの、すてきなお兄ちゃんになるんだって!」ってにこにこしてる男の子に何重にも思惑を打ち砕かれて欲しい……
- 89二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:38:47
体育祭で大活躍したマチュ惚れ直す同級生何だけど、体育祭が終わったあとに青い髪の男と一緒にいるところ目撃すんだ。その表情は競技中の凛々しい表情そではなくメスの顔をしていたんだ。そのまま背伸びしてマチュはその男にキスをするんだよね。そして男にお姫様抱っこされてその場を去って行くマチュに脳破壊される同級生・・・
- 90二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:49:52
失礼、誤字です。
- 91二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:54:45
最近SNSでちょっとした話題になっている絵がある。
イモムシみたいな奴がトマトに乗っかってむしゃむしゃと齧っている絵。ちょっとキモ可愛いとか言われて注目を集めているのだ。
タイトルは『トマトを齧るハラヘリムシ』だそうだが……実に低俗だと思う。私も絵は好きだが、こういうアニメーションめいた描き方のやつはあまり好んでいない。それはこれまた最近話題になっている『高架下の無断グラフィティ』も同様で、ああいう絵を描くやつの気が知れない、と常々考えていた。
それにきっと……アマテさんもそうだろう。あの人はご両親がエリートの家系だ。本人にちょっとした奇行が見られることがあるものの、普段はまじめで文武両道。そんな彼女もああいった低俗な絵は嫌いに決まっている。きっと、旧世紀の芸術家の回が何かを好んで見ているだろう。わ、私と同じような趣味の、その筈だ。
「……うぐ……これ、あいつめ……え、SNSで話題になるなんて……しかもこのトマト……絶対にモチーフが……」
端末を除いて何かぶつぶつ言っているアマテさん。其処に映るのは先ほど話題になっていたイモムシとトマトの絵。ちょっと苦々しげな表情はやはり彼女もこう言う低俗なものが苦手だという証拠なのだろう、うん。
「アマテさんもやっぱり、こう言うのは変だと思いますよね?」
「へぁ?あ、うん、そう、かな?いやでも、可愛いかも……?」 - 92二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:56:03
優しいアマテさんは描き手の事を考えてこんなことを言っているのだろう。慈悲深い人だ。上に立つ人の器だと改めて実感していると下校のチャイム。それを合図に次々と皆が校門へと赴けば……
「あ、マチュ。迎えに来たよ」
「ひょぁっ!?しゅ、シュウジ!?うそ、なんで!?」
誰だ。くたびれたよれよれの服の、見るからに怪しい男。漂うシンナー臭やら服に散る色彩から察するに絵描きなのだろうが、もうちょっと身嗜みに気を付けて欲しいものだ。それにマチュって誰だ?何でアマテさんが反応する?
「ちょちょちょ!?なんで学校に……」
「ちょっとこの辺に絵の納品の用事があって。ついでに迎えに来てみた。迷惑、だった……?もしそうならごめんね」
「イヤイヤ迷惑じゃなくて、寧ろ嬉しいけれど、でもはずかしいし……うぅぅ……」
あれはなんだ。あんなアマテさん、初めて見た。髪色と同じように真っ赤な顔で、まるで『トマト』みたいなアマテさん。そんなアマテさんの首筋に顔を埋めて、まるで『齧る』ような仕草の男。
「ひぃんっ!?ひ、人前ではだめだって言ってんでしょうがこの馬鹿!もう帰るよ!」
「うん、帰ろう?……あ、マチュのその端末のSNS……見てくれたんだ」
「見るに決まってんでしょ!?てかこれ、やっぱり、その……」
「ふふふ、うん。どうかな?可愛いトマトちゃん?」
「だ、誰がトマトちゃんだ!このハラヘリムシ!」
きゃいきゃい言いながら、呆然とする私たちなど忘れたかのように去っていくアマテさん。私は改めて、あの低俗な絵のタイトルを思い出していた。
『トマトを齧るハラヘリムシ』
とかどうでしょうか?
- 93二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 21:04:47
>>54これの続き思いついた。
壁の向こうから聞こえる喘ぎ声をオカズに自分を慰めてからマチュに顔を合わせるのが気まずくなった同級生。
ある日の夜、再びマチュの喘ぎ声が聞こえてくる。どうやらシュウジとするのが待ち切れずさきに1人で始めてしまったようだ。無意識に聞き入ってしまう同級生。その直後、シュウジにお仕置きされているマチュの声が聞こえてくる。そして再び自分を慰めてしまう同級生……………
ていうのどうです?
- 94二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:58:07
- 95二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 08:47:03
文章が上手い人が多すぎてありがてぇ
- 96二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 11:31:14
友達の一人に埋没するくらいなら、せめて恋敵として特別視されたいの…!!という方向に拗らせるクラスメイトか、ありだな……
- 97二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 16:04:39
高校だけじゃなくて中学の同級生でもいけそうだな。長文失礼
アマテさんを密かに意識していた男子生徒君。しかし、話かけようとしても勇気が出ずその度に「陰キャで地味な俺より顔が良くて運動もできる◯◯のほうが彼女にふさわしいか・・・」と自分に言い聞かせて毎晩憧れのアマテさんで抜く日々を送ってそのまま卒業して別々の学校に行っちゃうんだ。それから2年後、地域の夏祭りに参加した男子生徒君。そんな彼は初恋の彼女をみかけるんだよね。後をつけていたら彼女は青い髪の男と合流するんだよね。その男を前に彼女は今まで見たことのないようなメスの顔をしていたんだ。そして2人がキスをしているところを目の当たりにしてしまう男子生徒君。男は赤い瞳で彼を睨みつけ、彼は恐怖のあまり逃げ出して自室で一人寂しく自慰をする・・・
夏なのでタイムリーかなと思ってこんなかんじにしたけどどうです? - 98二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 18:33:52
保守
- 99二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 18:42:20
- 100二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 19:54:28
>>97です。かなり過激だけどこれの続き思いついた。
自慰が終わり賢者タイムに浸っていた男子生徒君。彼はアマテさんに告白するも振られていった同級生達を思い出し自分も彼らの仲間入りした事実が悔しくて涙を流す。そして彼はそれ以降彼女のストーカーとなり彼女の行動パターンの研究を始める。そして彼はシュウジの家に向かうアマテさんを路地裏に連れ込み彼女の服を剥ぎ取り、自分の竿(6cm)をさらけ出し「上書き」始めようとしたその時、頭に凄まじい衝撃が走り吹き飛ばされる。そこにはあの青い髪の男が鉄パイプを持って立っていた。男は彼女が見えないところに男子生徒くんを連れ込み全身を何度も強打する。気がすんだ男は彼女の元へと向かい、血溜まりに沈んだまま放置された彼は誰にも看取られることもなく一人寂しく逝く・・・・
俺は一体何してるんだろう?(賢者タイム)
- 101二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:45:39
保守
- 102二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:48:26
- 103二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:52:22
- 104二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 22:01:08
- 105二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 22:02:25
>>94さんのネタで。
分かっていた。きっとアマテさんにもいつかは彼氏という奴が出来て、私たちの抱くはかない憧れなんて引き裂かれることくらい、分かっていた。彼女に相応しい、エリートな彼氏が現れて、彼女を優しく連れ去っていくのだと、そう分かっていた。それが彼女の幸せなのだと、ちゃんと分っていた。
だが、目の前の男はなんだ。凡そ整っているとは言い難い服装。ぼさぼさの青髪も伸ばしたままに。どう見てもエリートとは程遠いそんな男に、アマテさんは腕を絡ませて嬉しそうに笑っている。
「ねー、今日は何食べたい?」
「うーん……マチュのご飯は何でも美味しいから、何って言われると逆に困る」
「そ、そう?ふふ、嬉し……じゃあ、昨日はお肉だったから、今日は魚系で良い?」
「ん、ありがとう。楽しみだ」
まるで恋人か、あるいはそれ以上。甘い声と赤らんだ顔のアマテさんが、あんな小汚い男に……?そんなのうそだ、嘘に決まっている。認められない、認めるわけにはいかない。そうだ、きっと騙されているんだ。あいつはきっと『ひも』ってやつだ。だからアマテさんを利用しているんだ。そうに決まっている。待っててねアマテさん。私が助けるからね。
- 106二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 22:10:16
「あ、ちょっと待ってて。買い忘れがあった。すぐに戻るから」
「良いよ、一緒に行くよ」
「んーん。荷物持ってもらっているのにそれは駄目だよ。すぐ戻るからここで待ってて、ね?」
「そう?じゃあそうするよ。急がなくて良いからね?」
そう考えていると、アマテさんが丁度良く場を離れる。男が一人だけの状態で商店街のベンチに座っているのを見て、私は近付いた。
「ねーねーそこのお兄さん。私と遊ばない?」
遊んでいる風を装い、男の腕にしな垂れかかる。こいつはきっと『そう言う類のやつ』だ。こうして甘く絡んでくる奴なら誰でも良いような遊び人の筈だ。ならばこうすればきっと食いつく。それをアマテさんが戻ってくるまで続けて見せびらかせば良い。そうすればきっとアマテさんも目を覚ますはずだ!
「え?誰、君?くっ付かないでくれないか?迷惑だよ」
しかし予想に反して、男の反応は辛辣だった。くっ付いた私を引き剥がし、至極迷惑そうな顔で此方を見ている。いや、少し怒気さえ含まれている。
「そ、そう言わずにさー?ねぇねぇ、私と楽しいことしよー?」
もう一度だ。きっといきなりだったから失敗しただけだ。二度目はきっと成功する。こんな猿みたいな男、遊んでくれる女だったら誰でも良いはずなんだ!
「ほんとにやめてよ。僕、人を待っているんだから。恋人なんだよ。だから迷惑」
は?恋人?アマテさんが?ふざけるな。どうせ弄んでいるだけなんだろう?絶対に私は認めない……
- 107二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 22:21:20
「なに、しているの?」
底冷えするような声だった。何とか男の気を引こうと色々している内に、どうやらアマテさんが戻って来てしまったようだった。酷く冷たい瞳が、私をじっと見据えている。
「……あれ?あんた……クラスメイトの……?」
「あ、あ、アマテさん!違うんだよ!わ、私は、アマテさんを救おうと思って!アマテさんはきっとこの男に……」
必死に言い募ろうとするが、アマテさんの瞳から冷気が消えることはない。男にくっ付こうとしている私の腕を勢い良く振りほどき、逆に自分の腕を男に絡め直して。
「駄目。こいつだけは駄目。こいつは、シュウジだけは何があっても駄目。渡さない、渡したりしない。私のシュウジだ。私の、私だけのシュウジなの。盗らないで。あっち行って」
明確な拒絶の言葉と態度。敵意さえ感じるそれに愕然としていると、男はアマテさんを甘く抱き締めて。
「大丈夫、マチュ。落ち着いて。僕はマチュのだから。誰にも盗られたりしないから、ね?早く帰ろう?マチュのご飯、食べたいな」
「……う、ん……ごめん、シュウジ……束縛するみたいなこと、言って……」
「全然だよ。寧ろ嬉しい。マチュがそうして、僕に執着してくれていることが」
なんて言って、私の前から去っていく。最後に一つ。
「もう二度と、学校でも私に話し掛けてこないで」
そう言い残して。
「……ふふ、あはは……アマテさんがに、嫌われちゃったぁ……」
拒絶された。怒りを買った。嫌われた。なのに私は、何故か笑っていた。だって、これで私も『彼女の特別』だ。これだって一つの特別だ。きっと学校の誰も知らないだろうし、向けられはしないだろう。あんなに深く暗い怒りの瞳を、声を、態度を。きっと彼女の心の底の隅っこに私は刻まれるだろう。それは他のクラスメイトには決して得られないものだ。
「あはは、あっはっは……あっはっはっはっはっ!」
馬鹿みたいに笑って、涙がこぼれる。私は、あなたの特別になれたよ、アマテさん。そんな暗い喜びを覚えながら。
で、どうでしょうか?
- 108二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 00:03:32
とてもたすかりました!!
- 109二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 00:21:33
- 110二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 03:14:04
素晴らしい…!!「私のシュウジだ」って目の前でアマテさんに宣言される絶望、最高です!!
- 111二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 06:05:51
「自由になってほしい」と言ったのにそれと矛盾する心情に負い目を感じてるマチュと
その心情にむしろ飛び込もうとしているシュウジの描写部分が好きです
帰った後も心情吐露を引きずっているマチュを慰めるシュウジが見える見える
- 112二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 07:41:24
>>97です。
申し訳ないがまた中学の同級生で妄想させて頂く。
遊び半分で難民街に来てみた男子生徒君(97・100に出てきた奴とは別人)だったけどそこに中学時代に全男子の憧れの的だったアマテさんを見かける。こいつは97と100に出てきた奴とは違って積極的な性格だったので話しかけて自分専用のメスにしようとするんだけど、彼女の後ろに青い髪の見知らぬ男が来る。その男を前に彼女は学校で見たクールで凛々しい表情ではない自分が見たことのない表情をしていてそのまま逃げ出して自室でその表情を思い出して自慰をする・・・・
- 113二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 14:54:04
保守
- 114二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 16:18:37
少しミーハーな同級生ちゃんは普段はアマテさんアマテさんだが最近は以前に町でちょっとしたトラブルに助けてもらった青い髪の少年が気になる模様
(ごめんなさいアマテさんこれは浮気じゃないわ一番はアマテさんだから)
心の中で謎の言い訳をしながら声を掛ける為に遠くから青い髪の少年を眺めていた所ふと見知った赤い髪の少女がその少年に近づき仲睦まじい所を目撃してしまいさらにはお互いに顔を近づけあおうとしてる
待ってとどちらに言ってるのかわからない声も届かず2人のキスシーンを見てしまいどっちに嫉妬していいのか悩めず2重に脳破壊されてしまう同級生ちゃん自宅に帰って涙を流しながら自分を慰めるもその日はめちゃくちゃ捗ったという - 115二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 17:14:34
中学・高校の同級生だけでなく幼稚園でもいける気がする。
ある日、本棚から幼稚園のアルバムを見つけた少年。自分のクラスのページを開くとそこに「アマテユズリハ」という幼女の写真があった。(自分はこの子が好きでつい意地悪しちゃってよく喧嘩してたな。)と思い出に浸り成長した彼女を妄想して抜く少年。別の日、少年は駅で赤い髪の少女を見かけ、それが「アマテユズリハ」であると気づき声をかけたら彼女も自分のことを覚えてくれていた。しばらく雑談し舞い上がった少年は自分の好意を伝えるも彼女は「ごめん、彼氏いるんだ。」と返され、そこに髪が青くて目が赤い男がやってきて脳が破壊される少年・・・・・・・
ていうの思いついた。 - 116二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:34:28
>>103これと同じように同窓会の何だけど、一部の過激な同級生がマチュを酒に酔わせてお持ち帰りしようとするんだけどそこに案の定シュウジがやってくる。酒に酔ったマチュはシュウジにまるで小さな子どもみたいに甘えてそのままシュウジに抱っこされて帰って行って脳破壊される同級生。ちなみにその日は何がとは言わないがすごく捗ったそうだ。
- 117二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 06:19:51
保守
- 118二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 07:27:41
- 119二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 08:17:51
本編後に大人になったマチュと出会う同級生
指名手配されているので名前は変わってるし、知らない人のふりをされるんだ
同級生はマチュだと気付くけど当局に通報せず隣に住むんだ
シュウジと同棲している事が分かりアマテは騙されてるだけと思い込もうとする
次いで旧友のニャアンがやってきて3人で久しぶりにワイワイにしてるのを見て
シュウジとニャアンが付き合っていてマチュは騙されていると思い込もうとするんだ
マチュがとられたばかりでなく”一番の親友”だと思ってのもあってね
んで、夜にシュウ二ャアの嬌声が聞こえてき宝そのまま寝て翌日、そのことをマチュに話すと、マチュは何故か眠そうにああ、ニャアンって将棋強いよねって返されるんだ。あの嬌声は将棋によるもでマチュも将棋はしていたけど、勝負がすぐに決まり白熱しないから嬌声が出なかったのだ。
ニャアンが帰った夜シュウマチュの喘ぎ声を聞き、将棋だと思い込もうとする同級生
しかし、実際には…
とここまで書いて同級生はサイド3高官の娘のニュータイプでアルテイシア派だったから分かったでも良いなと思った
隣に越してくるのも無理が無さそうだしニュータイプだと二人の仲も言い訳出来ないぐらいに分かるからね - 120二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 13:34:48
やはり「アマテさん」としか呼べないクラスメイトが
「マチュ」と呼ぶシュウジとそれに嬉しそうに振り返るマチュに脳破壊される展開は欲しいな - 121二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 20:50:46
保守
- 122二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 21:04:52
- 123二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 06:44:07
よくも悪くも学校で有名になっているマチュがこれまたいい男をモノにしていて先輩の劣等感すごそう
- 124二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:00:35
おいしい、アリだと思う
マチュって年上にはその屈託のなさで可愛がられるか、「生意気なやつ」って嫌われるかの二択な感じがあるし
学校での「アマテユズリハ」はどちらかというとボーイッシュ(顔は可愛いけど言動がかっこいい)系で人気を博してそうだから、そんなアマテさんにオンナとして負けるっていうのは劣等感をあおるだろうなぁ……
- 125二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:20:07
私から言わせてもらえば、アマテ・ユズリハなんてまだまだガキンチョで、私には遠く及ばない。父は大統領室副長、母は政府経理局局長、成績は学内トップ、陸上の大会で賞を取ったこともある私は、自他共に認めるエリートだ。当然、同級生や下級生にも憧れられ、同性だが告白されたこともある。無論釣り合わないと断ったが……そんな私からすれば、アマテ・ユズリハの人気など対したことがないとそう思っている。あんな恥じらいもない、ちんちくりんで、女性らしい部分など胸部にしか備わっていないやつなど、相手にもならないと思っていた。
そんな私だが、実は最近気になる男性が居る。それはとある高架下で見かけた人で、スプレー缶を片手に熱心に壁にグラフィティを描いていた。その表情がなんとも言えずミステリアスで、かっこよくて、所謂一目惚れと言うやつだった。
なんて名前だろう、どんな人だろう、どこに住んでて、なんで壁にグラフィティを描いてるんだろう。あっという間に虜になった。
- 126二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:30:11
ある日、遂に私は彼に話しかける決意をした。勿論好いてもらう自信があった。自慢ではないが容姿は整っているはずだし、女性らしい体型だとも思っている。街でモデル業に誘われたことだってある。だから、彼もきっと好いてくれる、そんな確固たる自信があった。
壁に向かいスプレーを吹き付ける彼はやはりかっこよい。よし、話しかけるぞと意気込み、一歩前に……
「おーっす、ハラヘリムシー?今日も熱心だねー?」
踏み出す直前で挫かれる。なんだ一体。私の邪魔をする……やつ……は……
「あ、マチュ。学校終わり?」
「んー。うお、今日のも凄いねー。新しい『キラキラ』?」
「うん。この前マチュと見たやつ、どうしても描きたくて」
「ふひゃっ!?こ、この前のって…ま、まさか……?」
「うん、この前の、『マチュが凄く可愛いく鳴いてた』時のいたぁっ!」
「な、な、なんちゅーこと言ってんの、このばかぁっ!」
信じられなかった。あの、アマテ・ユズリハが……ミステリアスな雰囲気の男性を、あんな風に笑わせるなんて…… - 127二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:37:59
「ね、今日も泊まれるの?マチュのご飯、食べたい」
「ハイハイ、分かってますよハラヘリムシめ。マチュちゃんの美味しいご飯に夢中かー?」
「うん、夢中。ご飯にも、マチュにも」
「こ、こいつ、無敵かよ……ふひひ……」
どこか熱っぽい瞳でアマテ・ユズリハを見る男性は、そんなやり取りをしながら……徐に彼女を抱き締めたではないか。強く、しっかり、離さぬように……彼女は自分の物だと主張するかのような、独占欲を秘めた包容を。
「おわぁっ!?し、シュウジ!?」
「ご飯の後は……マチュも、食べたい……ね?」
「ぅぅぅ……エロエロムシだー……」
「だめ?」
「……だめじゃ、ないし……」
見たこともない、乙女の顔。アマテ・ユズリハが、あんな顔を。それは女性の私すらどきりとするもので、それを自覚した私の胸を、深い敗北感が包み込んだ。
やがて二人は何処かへ歩き去っていく……恋心も、女性としての優越感も、エリートとしての自負も……私の中にあった確固たる自信も。この日、何もかもが打ち砕かれたのだった……
で、どうでしょうか? - 128二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:39:54
いいぞいいぞ~~~!!!最高!!
- 129二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:24:17
- 130二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:56:51
体育の時には流石に外して大事そうに机の上に置いてあるのをシュウジの存在を把握してたら嫉妬心で、把握してなかったら軽い出来心でくすねるクラスメイト
後から教室に戻ってきたマチュが無くなったことに気付いて発狂気味に机をあさり始めて騒然とする教室
「ない、ない!? ウソでしょ!?」「どうしよう……せっかくシュウジが……嫌われちゃう」
と見たこともない絶望に満ちた顔と聞いたこともない涙声にバレたら非常にマズいという危機感と罪悪感で自分の机近くに転がってたと返すクラスメイト
故意が無ければ動かない場所に置いたという事すら気付かず感謝するマチュに敗北感に打ちのめされるくすねたクラスメイトと事情を察し脳破壊される他のクラスメイト達
という展開は思いつきました
- 131二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 11:53:02
自分の勝手な妄想だけどこれ以降家に引きこもってエリートだったころの自分の栄光にすがりついてそう
- 132二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:06:47
見間違いだと、そう思った。ハイバリーはアクセサリーの着用に関しては派手過ぎなければ規制はなく、各々がそれなりの物を装着している。アマテさんだって同様で、髪色に合わせた赤いピアスを身に着けているし。
そう、アマテさんだって、アクセサリーを身に着けるんだ。だけど、それは、それは違う。それは身に着けてちゃ、駄目だよ……?
「あ、あ、あ、アマテさん……?その、それ……」
「あ、これ?ふひひ……えっとね、プレゼントされたの……にひ……」
『きゃーっ!?』と言う悲鳴が複数、クラスの中に響き渡る。
嘘だよ、そんなの嘘だ。アマテさんの左手の薬指に付いた、さほど派手でも無ければ目立ちもしない、真ん中に小さな小さな『赤いルビー』が嵌まった指輪。恐らくそれほどの値打ち物でもなさそうなそれを、ことさら大事そうに右手で撫でるアマテさんの顔は……赤らんでいて、笑顔で、瞳は少し潤んでいて……それは紛れもなく、その指輪をプレゼントした相手の事を……
「ふふ、シュウジのプレゼント……ふふふ……」
愛し気にリングを愛でるアマテさんに……言い知れぬ嫉妬の心が芽生えていくのを感じた。そんな表情、見たことないよ?そんな風に呟いているの、聞いたことないよ。誰なの、それをあなたにプレゼントしたのは?そんなに好きなの?その人の事。なんで、私たち、アマテさんのことが、なのに。
だけどそれを表立って口に出来るものは誰一人いなくて、唯々現実に打ちのめされた。
- 133二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:12:41
クラスの中にどんよりとした暗い雰囲気が立ち込めるが、次の授業は体育。早く準備をして校庭に向かわなければいけない。
「ふふふ……無くさないように、ちゃんとしまってっと……」
流石に体育の授業には着けて行かないのか、指輪を外してケースの中に。更にそれを机の奥にしまい込んで、アマテさんは着替えの為に更衣室へと行ってしまう。
「……」
誰もが、アマテさんの机を見つめていた。其処の心の中には、どろりと濁った黒い何か。
アマテさんの、心を奪った、知らない誰かへの、嫉妬の心。
気が付けば……私は、私たちは、アマテさんの机を漁り……其処から、一つのケースを取り出して……
「……これ、アマテさんに、要らないよね……?」
「うん、要らない」
「要らないものは、私たちで預かろう……?」
「そうだよね」
悪いことじゃあない。これは、アマテさんに必要ない物なんだからって、言い聞かせた。
- 134二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:23:59
「ない、ない、ない、なんで、そんな、ちゃんとしまった、なんでないの……っ!?」
既にホームルームも終わり下校の時間。だと言うのに誰一人、教室を出て行く者はいなかった。
『ふんふんふーん♪ふひひ、指輪指輪♪……ん?んん?あ、あれ?』
体育の授業後、教室に戻って来たアマテさんは、机の中に手を伸ばし……其処にある筈の感触が無いことに表情を一瞬で曇らせ、机の中を覗き込んでいた。
『な、なんで……ない、そんな筈ないのに……なんで……?』
今にも泣きだしそうな顔で、机をひっくり返すアマテさん。しかし、目的のモノは、指輪の入ったケースは見つかりはしない。それはそうだろう。だってそれは私たちが持っているんだから。
『うそ、なんで、どうして、うそだ、なくなった、なくした?そんな筈ないよ、ちゃんとしまった、しまったもん!』
必死になって教室内を見回り出すアマテさんに、私たちの中に一瞬で罪悪感が芽生えていく。とんでもないことをしてしまったのだという、取り返しのつかないことをしてしまったという罪悪感。それは瞬く間に身体中を駆け巡り、思わず震えが走るほどだった。
『ホームルームを始めるわよー……ん?どうしたのアマテさん?』
『……なんでも、ないです……』
担任がホームルームを始めるまで、アマテさんはずっと探し続けていた。そしてホームルームが終わり、担任が出て行くと同時に再度捜索へ。どれだけ探したって見つからないそれを、まるで恐怖しているかのように。
「やだやだやだ、いやだぁ……シュウジがくれたのに……シュウジが、『マチュに、に、似合うと、が……ううん、僕が言っている……貰ってくれる……?』って……なのに、なくしたなんて、いやだ、いやだぁ……」
- 135二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:34:32
このレスは削除されています
- 136二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:35:38
どうしようどうしよう。このままじゃ、アマテさんはきっとずっと探し続ける。恐らくは夜まで、ううん、夜が明けたって探し続ける。こんなアマテさんが見たかったわけじゃない。だって、私たちは、アマテさんが好きで、だから、これが無くなれば、きっと前みたいなアマテさんにって、そう思っていたのに、違う、こんなの。
「ないないないないっ……シュウジ、ごめんなさい、いやだ、きらいになんないで、ごめんなさい、ごめんなさいっ……」
遂には蹲って泣きだしたアマテさんに、私たちの罪悪感もまた許容範囲を超え……アマテさんが見ていない、教室の後ろの物入れにそっと、指輪のケースを入れて。
「あ、あの、アマテさん……?あっちの物入れは、調べた?もしかしたらあるかも……」
「も、物入れ……?さ、探した……けど、もう一回……ううん、見つかるまで、何回でも……っ!」
ごそごそごそ……
「……あ、あぁ……あった……あっだぁ……うぐ、あっだよぉ……っ!」
ボロボロと泣きながら、見つかった……ううん、見つけてもらった指輪のケースを大事に大事に胸に抱えるアマテさんに、私たちは何も言えなかった。
「あ、ありがと、ありがと、みんな、ありがと……うぐ、あでぃがどぉ……」
そんな場所にある筈が無いということにすら気が付かず、あまつさえ私たちに感謝の言葉さえ漏らすアマテさんに、やはり私たちは何も言えなかった。
やらなければよかった。こんな、こんなアマテさん、見たくなかった。ただただ、自分の醜さと敗北感と、指輪の相手への嫉妬だけが残っただけ。そんな私たちの心など知らないアマテさんは、何度も何度も、醜い私たちに感謝を告げ続けているのだった。
で、どうでしょうか?
- 137二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:43:29
良かった
- 138二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 16:11:42
このレスは削除されています
- 139二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 17:11:04
このレスは削除されています
- 140二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 21:33:13
同級生以外だけど思いついた。ハイバリーの受験に落ちて鬱屈とした生活を送っていた女子高生。ある日高架下でグラフィティを書いていた少年に一目惚れして話しかけようとしたらそこにマチュが少年の元にやってきていちゃつく場面を目撃してしまい・・・・・っていうやつ。この女子高生は自分が行けなかったハイバリーに通っている人に醜い嫉妬心拗らせていると良いなと思った。
- 141二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 21:40:34
中学校の頃、本当はマチュの事が好きでエロい目でも見てて毎日マチュの事を考えて抜きまくってたけど表だと「マチュっておっぱいはでけーけどちんちくりんだし女らしさのかけらもなくて抜けないよなw」とか騒いでる男どもに内心舌打ちしながらも分かるwって同意しててそんな内容をたまにマチュに聞かれてドン引きジト目で見られるのに罪悪感と共に興奮を覚えてた俺くん
大人になった後にマチュと再会して一瞬大喜びするんだけど隣には明らかにマチュの「男」がいてそいつが俺を見た瞬間にマチュの腰に手をやってるのを見てあ、こいつらそういう事やりまくってんだなって察してマチュがそんなシュウジに俺や他の男に向けていたドン引きジト目とは全く違うメス顔晒すのを見て俺の知っていたマニッシュで女らしさがないマチュじゃないこの男にだけに見せる面があるんだって絶望するんだよね… - 142二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 23:08:19
勝手ながらIFルート
結局見つからず失意のどん底でシュウジとニャアンと会うマチュ。しっかり尾行するクラスメイト達。
顔を見た途端土下座せんとばかりに謝罪するマチュに驚愕する2人とクラスメイト達
なだめて事情を聞いて(いや、それ盗まれてない?)と訝しむニャアンと少し呆れながらあっさり許すシュウジに安堵の号泣をするマチュ
一緒に探そうと提案されるも学校だから無理と少し落ち着いたマチュ。じゃあ忍び込んで探そうと0秒で提案するシュウジとそれに乗っかるニャアンと責任を感じ一緒に忍び込もうとするマチュ。
軍警案件になりかねない流れに困惑するクラスメイト達。
ルート1
結局焦りと罪悪感で変な所で拾ったと渡すクラスメイト達。
感謝するマチュと読心で経緯を知り「マチュに笑顔が戻ったから余計なことは言わない。でも次はない」と殺気全開のシュウジ。
ニャアンはシュウジの様子と訝しんだ内容で察し睨みつける。
完全に委縮して即時撤退して反省し知り合いの範囲内で今後は遠くで見る事にするEND
ルート2
返すか返さないかで揉めてると読心で居場所を知られいつの間にか殺気全開で接近していたシュウジ。
シュウジに指輪を取り返される場面をマチュとニャアンに目撃される。
飛びかかろうとするニャアンより先にクラスメイトをひっぱたき罵声の限りを尽くすマチュ。
むしろ冷静になってなだめるシュウジとニャアンにマチュは感謝してクラスメイト達に完全拒絶宣言をして立ち去る。
その後クラスメイト達はショックで引きこもってしまうBADEND
というのを思いつきました。自分でちゃんと書け? 文才ないんです、ごめんなさい
- 143二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 06:41:16
- 144二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 13:53:11
- 145二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 14:20:29
マチュは着痩せにかなりこだわっているのがデザインワークスから察せられるので
背が小さいのに胸ばかり大きくなって周囲からエロい目で見られるのが心底嫌で着痩せ方面に進んだってのはありそう
だから俺くんをはじめとするクラスメイトの男子たちのことはめちゃくちゃ内心嫌いつつ「男ってそんなもんなんだろうな」と失望してたのかも…
- 146二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:58:09
皆さん、素晴らしいアイデアだなぁ
- 147二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 18:53:26
「マチュ」懐かしい名前に思わず振り向いた。男性の低い優しげな声が奏でた名前だったが、それは幼い頃の初恋相手と同じものだったからだ。いや淡い想いだけじゃない、いつしか欲望を抱いた視線を向けたのもきっと彼女が初めてだった。
もっともマチュなんて呼べたのは幼稚園の頃だけで自分だけが呼べていたわけでもない。せっかく小学校が同じだったのにいつしか周りに合わせて「ユズリハさん」としか呼べなくなっていた。小学校卒業後はお嬢様学校に進学したユズリハさんとはそれっきりだ。彼女と特別な関係になれた瞬間などなかった。
名前を呼んだであろう男性の隣に鮮やかな赤毛の女性がいる。あの頃と変わらないパッチリとした淡いグリーンの瞳が可愛いあの娘は幼い女の子を優しく抱いており男性へとその子を預けた。その仕草に信頼も、積み重ねた時間も、薬指に光るものも見つけてしまう。
「パパの抱っこがいいんだって」なんて笑ってユズリハさん達は去っていった。
恥ずかしがったりせずにマチュと呼び続けていたら彼女との関係は何か違うものになっていたのだろうか。
失恋モブは男女どちらでもいいように書いてみた…お目汚し失礼。 - 148二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 18:59:48
- 149二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 19:03:07
>>148です。
14ではなく145でした。失礼しました。
- 150二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 21:12:44
結局、私たちはアマテさんの指輪を返すことが出来なかった。今返したところで間違いなく嫌われる。それが怖くて、還すのを何時までもためらってしまった。アマテさんは時間ギリギリまで探し続けていたが、見回りの用務員さんより
「おーい、校門閉まるぞー。下校時間過ぎているから帰りなさーい」
と言う声により下校を余儀なくされてしまう。絶望した顔のまま教室を後にするアマテさんに声を掛ける勇気すら持てぬまま、私たちはこっそり後を追うように彼女の帰路を尾行した。
「ふぐっ……ひぐっ……あ、明日、もう一回……朝一で登校して……すぐに探そう……見つかる、きっと見つかる……うぐぅぅぅ……」
帰り道でもアマテさんは泣いていた。ぼたぼたと涙を流しながら帰る彼女は周囲の人々から少し不審がられているが、当の本人はそんなことにすら気が付かないほどの憔悴と落ち込みを覚えていたらしく、唯々俯いて歩き続けていた。
早く返さなければいけない。手遅れになる。取り返しがつかないことになる。嫌われるなんてものじゃない、もっと恐ろしいことになる気がする。なのに、その勇気がどうしても出せなかった。
- 151二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 21:19:36
「「マチュ?」」
と、そんなアマテさんの行く手に二人の男女が……青髪の男性と黒髪の女性が立ち塞がる。どうにも知り合いらしいその二人がアマテさんを聞き慣れない名前で呼ぶと、彼女はびくりと肩を跳ね上げて恐る恐ると言った様子で顔を上げた。
「……シュウジ……ニャアン……」
やはり知り合いだったようだ。しかも、『シュウジ』と、そう呼んだ。それは確か、アマテさんが指輪を貰った人物の名前ではなかったか?と言うことは、あの青髪の男性が『シュウジ』と言う人と言うことになる。
「ど、どうしたのマチュ?泣いているの?何かあったの?」
「それに、遅かったね?今日は餃子パーティするから早めに来るって言ってたから待ってたけれど、ちょっと遅すぎたから心配になって迎えに来たんだけれど……」
二人がそう言ってアマテさんに近付こうとすると
がばぁっ!
「ちょ、な、え?」
「な、なに、マチュ!?」
勢いよく、ジャパニーズドゲザの体勢になったアマテさんは、二人に……いや、恐らくはシュウジと言う男性に向かって何度も謝罪し始めた。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「ま、待って待ってマチュ?何?分かんないよ?何があったのほんとに」
「取り合えずそれ止めようよ。ね?何があったのか分かんないけれど、それじゃあ謝られてもどうしようもないよ」
二人がそう言っても、アマテさんは頑なに立ち上がろうとはしなかった。
- 152二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 21:25:14
「ゆび、ゆびわ……なくした……しゅうじからもらった、ゆびわ……なぐなっだ……ごべんなざいごべんなざいごべんなざい」
「ゆびわ……指輪?指輪ってあの……この前プレゼントした?」
「ああ、シュウちゃんが『これマチュに似合いそうだよね』って何度も私に相談したやつ?なくしたって……無くなっちゃったの?」
二人が何とか立ち上がらせたアマテさんは、ボロボロ泣きながらコクリと頷いた。それを見て、シュウジらしき男性がふぅと大きく息を吐き、それにアマテさんがまたビクリと肩を跳ね上げた。
正直に言って、これはチャンスだと心の黒い何かが囁いた。これは、あのシュウジと言う男性が、アマテさんに愛想を尽かす流れじゃないのか?そうすれば、アマテさんは傷心だろう。それを私たちが……なんて、黒い何かが告げて来るのだ。それはとてもいけないことなのに、私たちの中には確かにそれを望む部分があったのだ。
だが
「びっくりしたよマチュ。もっと深刻なことかと思った。もしかしてマチュに何がもうどうしようもないことが起きたのかと思った。でも、それくらいで良かったよ」
男は、そう言ってアマテさんを強く抱き締めていた。
- 153二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 21:35:22
「……うぇ……?だ、だっで、わだじ……じゅうじがらもらっだ、ゆびわ……なぐじだ……」
「大丈夫、大丈夫だから。マチュは優しいから、凄く心配になったんだよね。僕がマチュを嫌いになっちゃうかもって。でも心配要らない。ちゃんと謝って、凄く泣いて、そんな風にしているマチュを僕が嫌いなる筈が無いよ」
ゆっくりと背中を撫でるように、あやすように、そんな事を言うシュウジと言う男性に、アマテさんがぎゅうぎゅうと抱き着くのに時間は掛からなかった。そのまま彼の胸に顔を埋め、声を押し殺すように泣き続けていた。
「……いやな、匂いがする……」
と、そんな観察している私たちが隠れている方を、黒髪の女性が何故か睨みつけた。見つかった?いや、そんな筈ない。だってちゃんと隠れている。距離も声が聞こえるギリギリのものだ。そう簡単に見つかるはずが……
「うん、僕にも分かる……出て来てよ。誰、其処に居るの」
今度はシュウジと言う男性も同じように此方に視線を向ける。二人の視線は……震えるほどの怒りに満ちていた。
- 154二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 22:04:32
「あ……あの……その……」
恐怖に耐えきれず、全員でアマテさんたちの前へ。予想外だったのだろう、アマテさんは少しだけびっくりしたように私たちの方を見ていた。
「え……みんな、どうして……?」
「知り合い?」
「うん……クラスメイト……」
アマテさんの言葉に、少しだけ二人の視線が弱まる。しかし怒りはそのままだ。それが堪らなく怖い。
「あの……こ、これ……」
恐る恐る差し出したそれに、アマテさんの瞳は限界まで見開かれた。それは、アマテさんが探して止まないものだったのだから。
「うぁ……?それ……わ、私の……」
「あの、その、これ、その……」
どう言って良いのか分からない内に、アマテさんはひったくるようにそれを私の手から奪い取り、中身を確認して。
「うぁぁ……あっだ……じゅうじの、ゆびわ……あっだの……うぐ、ひっぐ……うわぁぁぁぁぁっ!」
安堵からか大きな声で鳴きだした彼女に、とてつもない罪悪感が圧し掛かる。もっと早く返さなければいけなかった。なのに怖気づいてこれだ。私たちは一体何をやっているんだろう。
「……なんで、君たちが、これを、持っているんだ?」
ぞっとする声だった。赤い瞳が、じっとこちらを見据えている。まるで人を殺したことがあるような眼だ。それが私たちを唯々じっと見つめている。其処には先程の怒りを超越した、『殺意』と呼ばれるようなものが見て取れ取れて、震えがますますひどくなった。
- 155二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 22:07:31
「あの、ちがくて、これはその……」
「……あんたたちが、マチュから盗んだの?」
ち、ちが、そうじゃない!何てことを言うんだ黒髪の女性!わ、私たちは盗んだんじゃない!これはその、アマテさんの目を覚まさせるために!
「ちが!そうじゃないよアマテさん!こ、これは、偶々!偶々見つけて、それで……」
「……けんな……」
……あ、アマテさん?
「ふざけんな!じゃあなんで盗み見なんてしたいたんだ!それはお前らがそういう事を隠していたからだろう!な、なんで、何でそんなことすんだよ!?わ、私、本気で、本気で怖くて不安で、シュウジに嫌われるかもって、怒られるかもって、もう、もう別れるって言われるかもって!見てたよね!?私が泣きながら指輪を探しているの、見てたよね!?なのに皆、それを見て面白がっていたの!?ふざけんなっ!」
激昂したアマテさんに、私たちは返す言葉も無かった。面白がってなんかいない。だけど、確かに彼女が泣きながら探しているのを見て、それでも返そうとしなかった。それは紛れもない事実だった。
「はぁ、はぁ、はぁ……もう二度と、お前らなんか信用するもんか!」
それは明確な拒絶と、絶縁の宣言だった。アマテさんはこの瞬間、私たちを完全に見限ったのだ。
「行こう、マチュ。大丈夫だから、ね?」
「シュウちゃん、今日は餃子パーティ中止しよう。マチュと二人で居てあげて」
「ごめ、にゃあん……わ、わたしの、せいで……」
「ううん、良いの。シュウちゃん、しっかりマチュを癒してあげてね」
「うん、ありがとうニャアン……お前ら、二度とマチュにちょっかい出すなよ……」
そう言い残して、アマテさんはシュウジと言う男性と共に去っていく。そしてニャアンと呼ばれた女性も。
「最低だねあんたら。人が不幸になるの見て、楽しい?……反吐が出そうだよ」
そう言って去っていく。
私たちは、何がしたかったのだろうか。アマテさんに、ただただ嫌われて、見限られて。こんな結末が欲しかったわけじゃない。ただ、私たちを見て欲しかっただけ。なのに……もう、どうしようもないのだ……
で、どうでしょうか? - 156二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 22:10:22
- 157二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 22:29:37
素晴らしい……最高だ……
シュウジにもニャアンにも殺意と敵意を向けてもらった上にアマテさんに見限られるなんて欲望欲張りパックだよ
ありがとう - 158二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 22:57:01
- 159二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:36:21
素晴らしいものをありがとうございました…!
もしクラスメイトに物を隠されたことが発覚したらまずは担任に言う→隠したクラスメイトが担任に呼び出されて厳重注意を受けるっていう流れが想像できるけど、最悪学校側から「そんなに大事にしている指輪を持ってくるな」ってマチュが注意される場合もあるなって思った
でもマチュのことだから多分担任には言わないんだろうな…
ハイバリーの校則はかなり緩い方だけど、こういうトラブルが起きたらどんな風に対処するんだろ - 160二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 07:36:24
保守
- 16116025/07/21(月) 08:05:02
良かったです。ありがとうございました。
- 162二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 16:58:29
大人になって地球の海に行ったらそこに子どもをいっぱい連れたマチュがいてそこにシュウジが合流して脳が破壊される同級生になりたい。
- 163二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:20:18
保守
文豪も凄いけどアイデアも凄いな - 164どうでしょうか?の人25/07/21(月) 23:08:30
ハイバリーでも特に優秀な成績保持者である私の趣味がクラバ鑑賞だと知っている者が果たしてどれほどいるだろうか。
両親は政府高官、趣味で始めたピアノはイズマ・コロニー特別賞を受賞する腕前、家事全般の腕もプロ並み。容姿についてはかつて街で『是非ともドレスのモデルに!』と頼み込まれ雑誌にも載るほど。そんなハイバリーのミスパーフェクトを自称する私の趣味が、下品で野蛮で粗暴なクラバであるなどと、口が裂けようと言えるはずもなく、何があろうと周囲にバレてはいけないものだった。
そんな私の最近の推しは、『ポメラニアンズ』と呼ばれるクランの『ハラヘリムシ』さん。『マチュ』さんと言う相方とマヴを組む『彼』が私の一番のお気に入りだった。
何故『彼』だと知っているかと言えば、偶然にもハラヘリムシさんが撤退する状況を確認できたから。父親がコロニー監視業務の総責任者である私はパイロットを確認したくて、こっそり父のPCを使ってカメラで追跡したのだ。
思わず見惚れそうなほどの男性だった。青い髪、細めの身体、赤の瞳、ミステリアスな雰囲気……どれを取っても私の心をわし掴みにして止まなかった。
- 165どうでしょうか?の人25/07/21(月) 23:15:41
しかし、会うことは叶わない。だって彼はクラバ参加者。そしてカメラで追跡できたとは言っても正確な位置までは父のPCの重要部分にロックが掛かっていて確認しきれなかった。だから、彼の姿を見れたのはただの一度飲み。しかしその一度で、私の恋心はあっという間に膨れ上がるに至った。
何時か、何時か彼に出会うんだ。クラバに出場するような人なんだ、きっとお金に困っているんだろう。ならば私が彼のパトロンにでもなって、関係を深めていく。そんな未来を想像しては、一人自分を慰めている日々だった。
……
ある日、街を歩いている私は、学校でも私とは違う意味で『有名人』である人物を見掛けた。アマテ・ユズリハ。変わり者で、ちんちくりんで、何故かファンクラブがある様な彼女。正直理解に苦しむ。あんなのの何処が良いのだろうか?私の方が余程美しく凛々しく立派だ。彼女は確か、ちょっと前にも制服のままプールの飛び込み台に逆立ちになる問題を起こしたと聞く。実に嘆かわしい。みっともないとは思わないのだろうか。女性的価値観に劣ると言わざるを得なかった。
だが、私は目を疑った。そんな風に女性的に私には格段に劣るであろう彼女の隣に……私の憧れが寄り添っていたのだから。
- 166二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:26:49
このレスは削除されています
- 167どうでしょうか?の人25/07/21(月) 23:27:49
「ねぇマチュ。今日はお肉が食べたい……駄目?」
「駄目。昨日も肉だったでしょうがこのハラヘリムシ。野菜もちゃんと食べなさい」
ハラヘリムシ。マチュ。それは間違いなく、私が推しである『ポメラニアンズ』のマヴの登録名だ。それはつまり、あの二人が、そう言うことであって。
「えー……野菜、やだー……」
「こーら、我儘言わないの。栄養はきちんとバランスよく」
なんだあのやり取りは。まるで、まるで……夫婦のそれではないか。私の憧れが、あんなちんちくりんに、あんな風に諭されているではないか。
「いやなものはいやだ」
「こ、この……うーん……じゃあ、ちゃんと野菜も食べれたら、今日は何時もより沢山シても良いよ?って言ったら……」
「人参でもピーマンでもなんでも食べるよ。僕、野菜大好き」
「こいつ……現金にも程があるでしょうが……」
しかも、関係は私の想像していたそれをはるかに上回ってる。恐らくは……『そういう関係』であろうことが会話から伺い知れた。
気が付けば、私は家に逃げ帰っていた。呼吸も動機も荒く、認めたくない現実に打ちのめされていた。
……そうだ、あの会話が確かなら、アマテさんはクラバに参加している。ならば、それを通報すれば……
駄目だ。だってそれは、私もクラバの事情を知っているということになる。低俗な趣味を持っていると知られることになる。何よりも、私自身がアマテさんに勝てないということの証明にさえなるそれは駄目だ。
「ぐ……ぐぅぅぅ……」
なんでだ。あんな奴が、私の憧れに……そして私の憧れも、何であんな……あんな優しく、蕩ける笑みを赤の女に向けているのだ……なんで、なんでそれを、私に向けてはくれなかったのだ。
その日、私の慰めはいつも以上に激しかった。あの笑みに想いを馳せて、それが届かぬ憧れなのだと思い知らされて、手に入らない夢を想って慰め続けていた……
で、どうでしょうか?(せっかくなのでハンドルネームにしてみました)
- 168二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:27:54
とても良かった
- 169二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 23:29:45
どうでしょうか?の人いつもありがとう……やはり届かぬ憧れというのはいいものですねぇ
- 170二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 06:41:13
保守
- 171二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 09:48:14
>>162これ書いて思ったこと何だけどここのマチュは身長は伸びなかったけど大きくなるところは大きくなっていてほしい。もっというと10歳くらいの自分の子どもに身長を抜かれていて子ども達に紛れていても違和感なかったらいいなと思った。
- 172二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 16:32:06
「アマテさんの髪色すごい似合ってるねー」
「ありがとー結構気に入ってんだー」
なんて会話を聞きつつアマテさんはやっぱ赤だわと心の中で誉めちぎる同級生ちゃん
しかし次の日アマテさんの髪の色が青色に変わっていたそれは既に学校中に知れわたっているアマテさんの彼氏と同じ色である
(マ、マジかよあの野郎!!やりやがった!!)
アマテさんの代名詞ともいえる赤い髪を変えさせるなんて流石にライン越えだろ文句いってやる!と恒例化している下校待ちの彼氏の元へ向かう同級生ちゃん
(当の本人はどう似合うー?なんて酷な質問してくるウカレポンチな模様)
だか彼氏も知らなかったようであり彼もまた赤い髪の彼女が良いようでブーたれるアマテさんをなんとか説得する
一件落着と思いきや彼色に染まるなんていう特大な脳破壊を受けた同級生ちゃんは家に帰って自分を慰めるのであった - 173どうでしょうか?の人25/07/22(火) 21:05:24
>>78さんのバイトのネタで……
コンビニのバイトという奴は意外に楽しい物だったりする。勿論客相手である以上はきちんとした礼儀なんかも必要だったりするのだが、何と言うかお客さんの観察という奴が面白いのだ。あの人はあれを買ったからこうするんだろうなとか、この人はこれを買ったから今日の夕食はこうなんだろうな見たいな想像をするのは私の趣味の一環だったりする。
それに同級生が……
『あ、モブちゃん……』
何て言って、所謂『ゴム』と呼ばれる類のものを購入して行ったりするのを見てニヤニヤするのも面白かったりする。まぁこれはあまりいい趣味ではないのだろうが……
そして偶に、本当に偶になのだが……
『お、モブじゃん。バイト?頑張ってね!』
アマテさんが来てくれることもある。お菓子やらおにぎりやらを買って行って、私に一声かけてくれることもまた私の楽しみなのだ。憧れのアマテさんに応援されると言うのはそれだけで優越感やら喜びやらで胸がいっぱいになるのだ。
- 174どうでしょうか?の人25/07/22(火) 21:11:05
しかし今日、私はこのコンビニバイトという奴が嫌いになってしまった。
今日もいつも通りにレジ打ち業務に精を出していた。特に差し障りのない買い物客ばかりであまり楽しくない感じだったのだが……
「これ下さい」
そんな声と共に差し出された『極薄ゴム』の箱。お、今日はどんな人が買ったのかな?なんて思いながら顔を上げると、これまた結構なイケメンさん……しかもちょっとミステリアスな雰囲気の漂う青髪の男性だ。こんな人でもこういうのを買うのかーなんて思いでレジを通していると……
「マチュー?一箱で足りるー?もっと買おうかー?」
どうやら使う相手も同伴だったらしい。しかも何と豪胆だろうか、これで足りるのかと尋ねる始末。イケメンさんはメンタルも凄いのだろうかなんて考えていると……
「ば、ば、ばかぁっ!な、何てことを聞くのこのハラヘリムシがっ!?」
聞き間違いであって欲しかった。見間違いであって欲しかった。あまりにも聞き慣れた声と、あまりにも見慣れた憧れの顔。ハラヘリムシと呼ばれた男性の声に慌てて駆け寄り、その頭を小突いたその女性は……間違いなく、アマテ・ユズリハさんその人だった……
- 175二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 21:20:53
このレスは削除されています
- 176どうでしょうか?の人25/07/22(火) 21:22:24
「えー?だって、いっつも一箱じゃ足りないから。予め聞いておかないと不便でしょ?」
「そういう問題じゃないの!……うわ、モブ……あ、あの、これは、その……」
髪色と同じくらい……いや、それ以上に真っ赤っかになったアマテさんがワタワタと慌てて私に何か言おうとしているが、どうにも言葉にならない様子だった。
「?知っている人なの?」
「く、クラスメイト……あの、モブ?これ、その、内緒でどうか……」
言える筈ないじゃないか。そうでなくとも今迄同級生がこう言うのを買っていたのを黙っていたのに、アマテさんの時だけそれを告げ口するなんてあまりにも不義理だ。それに何より、アマテさんに頼まれてしまってはそれを破るわけにはいかない……
「う、うん……だ、大丈夫だ、から……」
「ほんと?ありがと!ほらシュウジ!早く帰るよ!」
「え?でも、やっぱりもう一箱買った方が……」
「あーもう!買う買う!買うから帰ろう!早く!」
アマテさんがもう一つ『極薄ゴム』の箱を持ってくるのを絶望の気持ちで受け取り、会計を済ませて袋に詰める。そしてそれを手渡せば……
「早く帰ろう!一刻も早く!」
「うん、分かった。今日も沢山シよういたいっ。耳を引っ張んないでー……」
「ほんっと馬鹿!今日はもう絶対にシないからね!」
「えー!それはヤダ!ごめんマチュ。謝るからー!」
痴話げんかにも似たやり取りと共にコンビニを出ていくアマテさんを見て……私は、このバイトを止めようと決意した。だって、此処で働いていると……また、この光景を見なければいけないのかもしれないのだから……
その日、私の慰め行為はいつも以上に激しかった……きっとアマテさんは、買って行ったゴムを使ってあの男性と……なんて、そんな事を考えて、その表情を想像して、その声を想像して……虚しくて、それでいてあまりにも心地良い快感に身を委ね続けたのだった……
で、どうでしょうか?
- 177二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 22:56:08
素晴らしい いつもありがとう
- 178二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:07:27
ありがとう
一箱じゃ足りないほどアマテさんはあの男とシてるんだ…って必然的に悟らざるを得ないの、最高に敗北感あるシチュで良い - 179二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:11:54
良かったです。ネタを置けば文豪が書いてくれる。文豪がまた文豪を産む。こういうスレのだいご味ですよ。
- 180二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 06:35:55
ハイバリー校というブランドの為悪質なナンパに引っかかってしまうクラスメイト。
誰もが見て見ぬフリをするなか助けに入るがターゲットに切り替わられてしまうマチュ。
元々憧れの存在であり凛として立ち向かう姿に惚れ惚れとするクラスメイトだが強引に腕を掴まれ焦りの表情を見せるマチュ。
抵抗をするが結果強引に引きずられるマチュの姿を見る事しかできないクラスメイトの所に現れるシュウジ。
掴まれた腕と怯え顔のマチュを見て無気力状態から瞬時にラスボス格のプレッシャーをだすシュウジ。
マチュ以外プレッシャーに押されている隙にシュウジはマチュを腕に抱きかかえる。
女性らしい安堵の顔を見せるマチュと打って変わって優しい表情をマチュに向けるシュウジに少し驚くクラスメイト。
シュウジは人の見る目を気にせずマチュにキスをし始めナンパ男は撤退するが、構わずキスをし続けるシュウジにドン引くクラスメイト。
真っ赤になって暴れだすマチュをいなすシュウジの姿を見て、憧れの王子様を女性に変えるシュウジに嫉妬を、悪気あるなしに関わらず壁を作っていて目の前の男に百面相を見せるマチュに苛立ちを覚えて逃げるように去るクラスメイト。
というベタながらのネタは思いつきました - 181どうでしょうか?の人25/07/23(水) 09:55:43
- 182どうでしょうか?の人25/07/23(水) 10:04:07
この日、私は一人で街を散策していた。新作のリップが気になるなー、あの赤い色はアマテさんみたいだよなー何て考えながら歩いていると……
「お、可愛い子見っけ。しかもハイバリーの子じゃん♡ねー、俺とお茶しない?」
今時珍しいくらいベタなナンパ。しかし相手を見れば、身長は180を超え、身体がムキムキの強面の男。正直怖いし、すぐに立ち去ることに決めたのだが。
「す、すみません、急いでますので」
「そう言わずにさー?美味しいお店知ってっからさー。奢るぜ?一緒に行こうよー♡」
私の腕をがしりと掴み立ち去ることを拒む強面。力が籠っているそれは多少の痛みをもたらし、顔をしかめて振り払おうとするがそれも叶わなかった。
「いた、離してください!」
「ちょっとだけで良いからさー。面白いお店に案内するからさー」
しつこいナンパに恐怖を覚え始め、必死になっていると。
「おいあんた。うちの学校の子に何してんだよ」
憧れの声が私の耳に入りこむ。そしてそのまま、私の腕を掴む男の手が叩き落とされ、私と男の前に燃えるような赤が割り込んだ。
「あ、アマテさん……」
「ん。大丈夫?うわ、腕赤くなってんじゃん。後でシップ貼りなね?」
私の腕を見て心配そうにそう言うアマテさん。あまりにも格好良くて、やっぱりこの人は王子様なんだ、なんて勝手な妄想が膨れ上がって止まらなかった。
- 183どうでしょうか?の人25/07/23(水) 10:10:55
「痛いなー?何すんだよー……お、君も可愛いねー?背はちっさいけれど……胸おっきいじゃん?いいねいいね♡生意気な性格も落とし甲斐ありそう♡」
私がアマテさんへの憧れを深めていると、男がそう言って私からターゲットをアマテさんに変更していく。先程私にしたように、アマテさんの腕を強くつかみ始めたのだ。
「いってぇな!掴むなよキモいおっさん!」
「おっさんは酷いなー?傷付いたから慰めてもらわないとなー♡」
掴まれた腕を振り払おうとするアマテさんだが、私の時は本気でなかったのか、男の手はアマテさんの抵抗をものともしない。次第に焦るアマテさんに私は恐怖で動くことも出来ず、助けも呼べない。そんな、私のせいでアマテさんが、なんてことを考えるばかり。徐々にアマテさんが男に抱き寄せられていくのを見ているしか出来なかった。
「キモい!離せ!」
「キモくないってばー♡うん、柔らかいなー♡こりゃ抱き心地いいね♡」
ああ、このままじゃアマテさんが私のせいで……だ、誰か……助けて……
「あれ?マチュ?」
- 184どうでしょうか?の人25/07/23(水) 10:18:12
聞き覚えのない声と共に、私の視界に突然青が入り込んだ。すらっとした体躯の、何処か無気力そうな男性。それが私の目の前に突如として現れ、アマテさんを聞き慣れない呼び名で呼んでいたのだ。
「あ、しゅ、シュウジ……」
「……おいお前。マチュから手を離せ」
最初のぽわぽわした声が嘘だったかのように、底冷えのする声が男性……シュウジと言う名前らしい……から漏れた。それはいっそ殺気さえ含んでおり、アマテさんを捕まえていた男がビクリと肩を跳ね上げて彼女を解放していた。
「い、いや、いやー、じょう、冗談だよ?いやだなー、ちょっとしたおふざけ?ってやつだよ。か、彼氏さん居たのかー。ごめんね?ふざけすぎt」
「ふざけるな」
「ひっ!?」
殺気が膨れ上がる。シュウジと言う男性は男の方を向いているのでこちらからは分からないが、恐らく恐ろしい表情をしているのだろう。男は腰を抜かしたように地面にへたり込んだ。
「シュウジ、大丈夫だから。ね?そんな怖い顔やだな?もっといつもみたいにぽわぽわしたシュウジの方が好きだよ、私は」
アマテさんがそう言ってシュウジと言う男性に近寄ると、殺気が一気に消失。そしてそのまま彼はアマテさんを強く抱き締め……唇を重ね始めたのだ。
- 185どうでしょうか?の人25/07/23(水) 10:24:07
「んちゅ……しゅうひ……ちょ、おひふいへ……んちゅ」
「マチュ、マチュ……んちゅ……駄目だよ、あんまり心配させないで……んちゅ……」
濃厚かつエロティックなそれを人目を憚らず行う二人に驚愕していると、地面にへたり込んで居た男は這うように逃げ去り。後には私とアマテさんとシュウジと言う男性と、それを遠めに見る群衆のみが残されてしまう。
シュウジと言う男性に口付けられているアマテさんは……何時もの様な格好良いそれではなく、あまりにも『雌』の様相を醸す女の物だった。王子さまではなく、王子様に貪られるお姫様のものだった。
「ん……ふぅ……ごめんねシュウジ、心配かけて」
「うん、心配した。マチュは優しいから仕方ないけれど……腕、赤くなってる……此処も消毒ね」
「あ、こら、んふぅ……♡」
捕まれていた腕に強く吸い付くシュウジと言う男性にちょっとだけ抗議して、でもやはり受け入れて、真っ赤な顔で、でも嬉しそうにそれを見つめてて。
- 186どうでしょうか?の人25/07/23(水) 10:30:02
私は何を見せられているのだ。アマテさんが実は王子様なんかじゃなくて、お姫様で、女で、雌で、それを成しているのは目の前の男で、キスやら消毒やらを拒否なく受け入れていて、アマテさんが彼には一切の壁を見せていなくて、それが堪らなく悔しくて、嫉妬して。
「マチュ……今からシよ……全部消毒したいから……」
「ば、この、何言って……」
「駄目?」
「……駄目じゃ、ないし……あ、君も大丈夫だった?気を付けて帰んなきゃ駄目だよ?それじゃあね?」
思い出したように私にそれだけ告げて、アマテさんはシュウジと言う男性と共に去っていく。私はそれを見送り……気が付けば自宅のベッドで横たわり、枕に顔を埋めて泣いていた。
ああ、アマテさん、アマテさん、あなたは私の王子様だったのに、ほんとは王子様じゃなくって、あの男のお姫様なんだね。
だけど、ああ、だけど……
「アマテさんの雌顔……綺麗だったな……」
何故か、その日の慰めは、酷く気持ち良くてしょうがなかった……
で、どうでしょうか?
- 187二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:12:29
モブNTRに目覚めてない?寝てないけど
- 188二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:39:40
- 189二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 05:15:49
このレスは削除されています
- 190二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 06:29:47
もうすぐスレも終わりで感想やらネタとか書きずらい感じになってるけど結局ここはシュウマチュモブ視点スレって認識でよかったのかな?
次スレをどなたか立てたらタイトルとかに書いた方がいいかもね(他人任せ) - 191二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 06:47:11
- 192二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 06:57:53
- 193二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 07:01:38
- 194二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 07:06:45
スレ主です。まさかここまで伸びる上に次スレまで立ててくださるとは光栄です!!
僕も別のスレを立てるかもしれないのでその時は何卒よろしくお願いします。 - 195二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 07:23:28
スレ主!ありがとう!スレ主のおかげで素晴らしいネタをいっぱい見れました
よかったらまたスレ主も書き込みにきてください!ネタでもSSでも感想でも嬉しいですから…!
了解
ということで次スレ建てました!
【CP・閲注】シュウマチュに失恋するモブ視点が見たい…見たすぎる… Part2|あにまん掲示板体育の時間、軽やかな動きで走り高跳びの高いバーもひらりと越えていくアマテさんはみんなの憧れだ。「アマテさん今日も最高だったよ!お疲れさま」「ありがと」笑顔も気さくな彼女は時々ちょっと斜に構えたところも…bbs.animanch.com - 196二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 07:31:45
次スレありがたい
それじゃあこっちは埋めるか - 197二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 07:59:05
乙、ありがとうございます
- 198二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 08:36:35
次スレだー
ありがとうございます - 199二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 08:51:15
建て乙です
- 200二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 08:54:12
200なら今日もどこかで脳破壊を受けるモブがいる