- 1二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:12:07
- 2二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:13:13
目が覚めると、自分の部屋でも、見知った保健室でもない、見たことのない天井が目に入った。
いつものように、体力の限界が来て倒れてしまったのかな。と考えて、記憶を辿ろうとしたけど…なぜだか、何も思い出せない。
一先ず現状の把握に努めようと、辺りを見回す。…どうやらここは、病室みたい。
…ふと、違和感に気づく。なんだか体が軽く感じる、体が軽いといっても、調子がいい、というわけではなく、物理的に、体が軽いような。
違和感の正体を探るため、ベッドの側にあった鏡に手を伸ばそうとする。だけど、わたしの腕は鏡には届かない。
…見ると、わたしの両腕は、二の腕の途中から最初からなかったかのように消えていた。
「な、なん…どうして…?」
その疑問に答えるように、病室の扉が静かに開く。
「失礼しま──!?広さん!よかった、目が覚めたんですね!よかった…!」
プロデューサーがわたしに駆け寄って抱きしめてくる、いつもだったら嬉しいんだろうけど、今は…
「ねぇ、プロデューサー…わたしの腕は…」
そう尋ねると、プロデューサーはわたしから離れて、一瞬暗い顔をして…でも、すぐにいつもの顔に戻ってわたしに言う。
「広さんは、信号無視の車に撥ねられて長い間眠っていたんです。広さんの腕は…事故の怪我で、切断を余儀なくされてしまいました」
「…そっ、か」
「…とりあえず、医者を呼びます。広さんが目覚めたことを知らせないと」 - 3二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:14:18
しばらくして、わたしは退院できることになった。
わたしの心の問題はまだあるらしいけど、そっちは通院しながらでいいみたい。
…一番の問題は、わたしのアイドル活動。お医者さんが言うには、事故の後遺症と、わたしのもともと体の弱さが相まって、激しい運動をすると命に関わるかもしれない、らしい。
そんな状態で、アイドルを続けるのは無理。だけど…
「ねぇ、プロデューサー」
「?どうしましたか?広さん」
「わたし、アイドル続けたい」
「なっ…!ダメです!医者にも言われたでしょう、今のあなたは踊ることも、歌うことすらも…文字通り、生死に関わるんです!」
「わかってる。だけど…」
「…お願いです、俺は…あなたがいなくなったら、何に楽しみを見出せばいいんですか…」
「プロデューサー…」
「…すみません、わがままを言ってしまいました。…アイドルを、続けたいんですよね」
…プロデューサーのこんな顔、こんな声でこんなこと言うの…初めて見た。
「…やっぱり、いい」
「えっ…?」
「わたし、アイドル辞める」
「辞めるって…本気なんですか?」
「辞めろって言ったり、引き留めたり…プロデューサー、言ってることぐちゃぐちゃ」
「それは…」
「わたしの夢は、もう終わり。…プロデューサーの夢も、叶えてあげられなくなっちゃった。ごめん、ね」
「………」
「ねぇ、プロデューサー。プロデューサーは、わたしのこと、好き?」
「………」
「わたしはもう、アイドルじゃ、ないから。だから、本当のこと、言って欲しい」
「…はい、好きです。広さんのことが」
「ふふ、そっか…じゃあ、わたしのおねがい、聞いて欲しい」
「お願い?」
「うん。わたしのお世話をして欲しい」 - 4二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:15:25
プロデューサーはわたしのおねがいを聞いてくれた。
わたしのお世話をしながら、新しいアイドルをスカウトして、プロデュースしてる。
「起きてください、広さん」
「ん…おはよう、プロデューサー」
「おはようございます。まずは顔を洗いましょう」
わたしはプロデューサーの家で、プロデューサーと一緒に暮らしてる。
パパはプロデューサーと一緒に暮らすことをすごく反対したけど、結局わたしの好きにしていいって言ってくれた。
「今日のご飯はベーコントーストです」
「あーん…ん"っ!?」
「あぁっ!ほら、水です!」
「けほっけほっ…ごめんなさい、プロデューサー」
「まったく…落ち着いて食べてください、俺のことは気にしなくていいので」
「わかった。あーん…うん、おいしい」
ご飯を食べ終わったあとは、歯を磨いてもらって…それで、と、トイレも手伝ってもらって…
「では、行って来ます。お昼にはまた帰ってきますから、待っていてくださいね」
「うん。いってらっしゃい」
そうやって、同じような毎日が続いていく。 - 5二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:16:28
プロデューサーが家を出てから、わたしはベッドに横たわっていた。
プロデューサーが付けてままのテレビの音声を聞きながら、今日もぐちゃぐちゃの頭の中を整理しようとする。
…最近のプロデューサーは、なんだか疲れているように見える。わたしの、せい、なのかな。
いろいろなことが頭の中をぐるぐる回って、涙が止まらなくなって、息もだんだん、ままならなくなって…
「…広さん?大丈夫ですか?」
わたしの名前を呼ぶ声で目が覚める、泣き疲れて、眠っちゃってたみたい。
「プロデューサー?…ごめん、大丈夫」
時計を見ると、もうお昼過ぎ。プロデューサーがわたしにご飯を食べさせるために帰ってくる時間。
「そうですか、広さん、その…おむつの方は大丈夫ですか?」
「…うん」
「では、ご飯にしましょう。今日はコンビニのおにぎりです。簡素なものですみません」
「大丈夫。いただきます」 - 6二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:17:33
「ただいま戻りました、広さん」
「おかえり、プロデューサー」
学校が終わって、プロデューサーが帰ってきた。
わたしの学校は、座学は元々免除だし、実技はもう、できないし…アイドルもやめちゃったから、行く必要ない。
「お風呂に入りましょうか、おむつも汚れているでしょうし」
「…わかった」
何回一緒にお風呂に入っても、わたしの体を見られるのは、少し恥ずかしい。
でも、プロデューサーがわたしの体を見て、おっきくしてて、それはちょっと、嬉しい。
ご飯を食べさせてもらって、歯も磨いてもらって。
ベッドに運んでもらって、プロデューサーと一緒に寝る時間。
「おやすみなさい、広さん」
「おやすみ、プロデューサー」
おやすみとは言っても、なんだか最近は寝付きが悪くて…全然眠れないから、いやなことも考えちゃって…
プロデューサーがわたしをお世話してくれるようになってから、随分経つ。
最初はプロデューサーがわたしのことを好きって言ってくれて、わたしのことをお世話してくれて、すごく嬉しかった。
だけど、時が経つにつれて、プロデューサーの好意に漬け込んで、わたしのお世話をさせて、迷惑いっぱいかけて…そう思うようになって、それが頭から離れなくなって…
わたしも、なにかプロデューサーにしたい。だけど、いまのわたしにできることなんて… - 7二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:18:53
いまのわたしにできること。
いまのわたしにしかできないこと。
「ん…口でチャックずらすの、難しい…」
まえのわたしにはできなかったこと。
「わっ…近くで見るの、初めて…」
ズボンの隙間から現れたプロデューサーのそれを、わたしの口に含む。
「ん…ふぅ…んちゅ…」
「う…うぐっ…」
プロデューサー、呻き声だしてる。気持ちいいのかな…
「どんどん、おっきくなってきてる…」
「うぅ…ん?えっ!?」
「あ、起きちゃった」
「広さん、何を…!?」
「ん…んん…」
「広さん、離れて…もう、出る…!」
「んっ!?ぷはっ…どうだった?」
「広さん、何故こんなことを…」
「わたしにできることを、したい」
「やめてください、こんなことは…」
「やらせてほしい、おねがい」
「………」
「わたし、手がないから。ズボン、下ろして欲しい」
「………」
プロデューサーは、わたしのズボンに手をかけて… - 8二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:19:57
「あっ♡あっ♡」
気持ちいい♡すごいっ♡
「ぷろでゅーさー♡すきっ♡しゅきっ♡」
「広さんっ!俺も好きです!」
あたまっ♡ちかちかしてるっ♡
「広さんっ…!」
プロデューサーも気持ち良さそう、なのに…
どうして、そんなに泣いてるの?
どうして、そんなに悲しそうな顔してるの?
どうして、わたしにずっとあやまってるの?
どうして───……… - 9二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:20:07
おまえ……あれを形にしようというのか……
応援するぜ…… - 10二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:20:54
続き嬉しい😆
- 11二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:21:00
終わりです
吐きそう
だれか広Pのイチャイチャくれませんか? - 12二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:22:07
フィギュアスレのあれか…
心がしんどい… - 13二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:42:53
義肢の研究をさせよう...あにまんの広なら見た目も互いの触覚までも本物と区別できないものが作れるはず...まだイチャラブに行ける...はず...
- 14二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 01:34:32
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 08:00:55
キッツイ