【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は9

  • 1五寸釘25/07/13(日) 20:19:15

    個性名【呪い】
    木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。
    しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求める呪いの大きさに応じてある存在(これに関しては物語中で公開します)に相応の代償を払う必要があり、これは呪いを使った瞬間強制的に払わされる。
    一方でこの力は呪い(まじない・祝福)として他者の幸福のために使うこともでき、その場合はAFOの勝利を願うなど、善良な者に害を与えるまじない以外は相応の代償を払う必要なく使うことができるが、この個性を持っているオリキャラちゃん本人はまだこのことを知らない。

  • 2五寸釘25/07/13(日) 20:21:34

    オリキャラちゃん詳細


    名前→釘貫 百合(くぎぬき ゆり)

    ヒーロー名→ブレッシング(blessing)

    個性→>>1参照。

    身長→178cm

    髪の色→黒。

    髪の長さ→前髪ぱっつんでロングで腰ぐらいまでの長さ。

    髪質→ウェーブ。

    普段は髪を→おろしてる。

    顔立ち→美人系。

    目は→垂れ目で左青右白のオッドアイで縦長瞳孔。

    πは→Bカップ。

    制服の露出は→下にタートルネックとかを着込んで控えめ。スカートもほかの子より長くて黒タイツ着用。

    変更前ヒーローコスチューム→fateのエリセが着てる貫頭衣みたいな衣装(黒インナーと10分丈スパッツ着用。髪はおろしてる)

    変更後ヒーローコスチューム→イレイザーヘッドのコスチュームの全身白バージョン。

    彼のものとは違い、ベルト周りにナイフや収納スペースの類いは付いておらず、代わりにベルトの左右両腰の部分に裏側上部から伸び、表側上部でスナップボタンを利用してまとめた鞭を固定する輪っか状の固定部のみが付いており、そこにミッドナイトの『アイノムチ』を左右一本ずつの計二本装備。首周りにはイレイザーヘッドの『捕縛布』を着用。(髪はおろしてる)

    普段着は→袖がゆるゆるなネックセーターとロングスカート

    両親は→神社の神主夫婦。

    料理スキル→カンスト。

    好きな花→白い勿忘草。

    苦手な味→ハッカ味。

    宝物→大きめのグレーのパーカー・黒のロングスカート・黒のキャップ。

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:22:06

    このレスは削除されています

  • 4五寸釘25/07/13(日) 20:22:35

    >>1

    スレ画はスレ主の私が作った百合ちゃんのイメージ画像です。

  • 5五寸釘25/07/13(日) 20:29:10

    初回

    【オリキャラ・閲覧注意】私の個性は|あにまん掲示板このたびオリキャラスレを作らせていただきましたスレ主です!以降はこの名前で投稿していくのでご支援よろしくお願いします!現在神社の神主夫婦の娘であり、非異形型の個性というとこまで設定しています。以下はこ…bbs.animanch.com

    と第二回

    【オリキャラ・閲覧注意】私の個性は2|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第三回

    【オリキャラ・閲覧注意】私の個性は3|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第四回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は4|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第五回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は5|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第六回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は6|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第七回

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は7|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    と第八回(前回)

    【オリキャラ・閲注・ちょいちょい⚓️🎲】私の個性は8|あにまん掲示板個性名【呪い】木槌と和釘の五寸釘を出現させ、それを虚空に打ち込むことで呪い返し不可の強力な呪いを対象に叩き込むことができる。しかし呪いにはその分、その恨みやその呪いに関わっている者双方の非の割合と求め…bbs.animanch.com

    のスレはこちら!

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:38:10

    立て乙

  • 7五寸釘25/07/13(日) 20:45:07

    これから続きを投稿しますね!

  • 8五寸釘25/07/13(日) 22:08:22

    ??「どーも!ピザーラ神野店ですぅ!」

    そして部屋に沈黙が流れると、突然スピナーの背後の壁が吹き飛ぶ。

    スピナー「うわぁ!?」

    オールマイト「スマァァァァッシュ!!」

    壁を吹き飛ばしたのはオールマイトの拳であった。

    スピナー「なんだぁ!?」

    死柄木「黒霧!ゲート!」

    シンリンカムイ「先制必縛…ウルシ鎖牢ォォォ!!」

    逃げようとした敵達を彼が自身の腕を伸ばし、巻き付けることで拘束する。

    荼毘「木ィ?んなもん…」

    荼毘「!?」

    グラントリノ「早んなよぉ、大人しくしといた方が身のためだぜ?」

    黒い服の男が自身を拘束する腕を焼き切ろうと青い炎を出すが、直後にグラントリノによる高速の蹴りを頭に叩き込まれ気絶した。

    オールマイト「流石若手実力派だ!シンリンカムイ!
    そして目にも留まらぬ小豪!グラントリノ!
    もう逃げられんぞ、敵連合。何故ってェェ?」

  • 9五寸釘25/07/13(日) 22:09:35

    オールマイト「我々が来たァ!!」

    コンプレス「あの会見後に…まさかタイミング示し合わせて…!」

    トゥワイス「木の下は引っ張んなってばぁ!押せよ!」

    エッジショット「攻勢時ほど、守りが疎かになるものだ。ピザーラ神野店は、俺達だけじゃない」

    扉の隙間から部屋に入った彼が扉を開ける。
    そこには警察の機動隊が銃を構えて立っていた。

    エッジショット「外はあのエンデヴァーを始め、手練れのヒーローと警察が包囲してる」

    オールマイト「怖かったろうに、よく堪えた!
    ごめんな、もう大丈夫だ少年…!」

    爆豪「こ、怖くねぇよ!余裕だクソォ!」

    オールマイト「👍️」

    死柄木「せっかく色々こねくり回したのに…なにそっちから来てくれてんだよラスボス…!」

    死柄木(全員抑えられて、簡単には逃げられない。
    チッ…仕方がない。『俺達だけじゃない』、そりゃこっちもだ)

    死柄木「黒霧!!持ってこれるだけ持ってこォォォい!!」

  • 10五寸釘25/07/13(日) 22:10:49

    オールマイト「脳無だな!」

    死柄木「…どうした黒霧!」

    黒霧「すみません死柄木弔…!
    所定の位置にあるはずの脳無が…無い…!?」

    死柄木「は?」

    オールマイト「やはり君はまだまだ青二才だ、死柄木!」

    死柄木「はァ"ァ"?」

    オールマイト「敵連合よ、君らは嘗め過ぎだ。少年の魂を、警察の絶え間ぬ捜査を。そして!我々の怒りを!
    おイタが過ぎたな…ここで終わりだ、死柄木弔!」

    彼は敵達をギロリと睨み付ける。

    スピナー「いっ!?オールマイトォ!これがステインの求めた、ヒーロー…!」

    死柄木「終わりだと?ふざけるな、始まったばかりだ。
    正義だの平和だの、あやふやなもんで蓋された、この掃き溜めをブッ壊す。そのためにオールマイトを取り除く。
    仲間も集まり始めた…ふざけるな…ここからなんだよォ…!」

    彼は拘束されながらもその場で立ち上がり、オールマイトを睨み返した。

    死柄木「黒霧!!」

  • 11五寸釘25/07/13(日) 22:12:21

    黒霧「!?」

    彼がそう叫んだ瞬間、黒霧と呼ばれた男の胴体に正面から赤い紐のような物が突き刺さり、身体を背中まで貫く。

    マグネ「キャァァァ!やだっもう!見えなかったわ!なに!?殺したの!?」

    エッジショット「中を少々弄り気絶させた。死にはしない」

    貫かれたことでぐったりとする男を見て騒ぐマグネに、個性で紐のような姿になった彼がそう告げた。

    エッジショット「忍法千枚通し。この男は最も厄介、眠っててもらう」

    グラントリノ「さっき言ったろぅ、大人しくしといた方が身のためだってぇ」

    グラントリノ「引石健磁」

    マグネ「!?」

    グラントリノ「迫圧紘、伊口秀一、渡我被身子、分倍河原仁。少ない情報と時間の中、お巡りさんが夜なべして素性を突き止めたそうだぁ。
    わかるかねぇ?もう逃げ場はねぇってことよ」

    彼は敵達にそう言い放つ。
    この状況は紛れもなく、ヒーロー達の勝利であった。

  • 12五寸釘25/07/13(日) 23:27:05

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:21:19

    この後だよなあ

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 16:22:06

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:18:19

    今んとこ原作通りだけどミッナイ先生の通報がどうくるか

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 05:20:01

    ほしゅ

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 12:26:58

    ミッドナイトへの連絡からどこに連絡や行動繋がってるかだよな

  • 18五寸釘25/07/15(火) 19:09:22

    これから続きを投稿しますね!

  • 19五寸釘25/07/15(火) 19:48:35

    グラントリノ「なぁ死柄木、聞きてぇんだが…お前さんのボスはどこにいる?」

    彼は拘束された死柄木に尋ねる。
    その時、死柄木の脳裏に幼い頃の記憶が蘇った。

    『誰も助けてくれなかったねぇ…辛かったね、志村転弧君。
    ヒーローが、そのうちヒーローが。みんなそうやって君を見ないフリをしたんだねぇ。
    一体誰がこんな世の中にしてしまったんだろう…君は悪くない。大丈夫、僕がいる』

    幼い自分に手を差し伸べる一人の男。
    男の言葉を思い出し、彼は思う。

    死柄木(こんな…こんな、あっけなく…ふざけるな…ふざけるな…!)

    オールマイト「奴は今どこにいる?」

    死柄木(失せろ…消えろ…!)

    オールマイト「死柄木!!」

    死柄木「お前が!!嫌いだァァァァ!!」

    彼の怒りが爆発した直後、彼らの周囲にワープゲートのようなものが複数現れ、そこから脳無達が出現した。

    シンリンカムイ「脳無!?何も無いとこから、なんだあれは!?」

    グラントリノ「エッジショットォ!黒霧はァ!?」

  • 20五寸釘25/07/15(火) 19:50:21

    エッジショット「気絶してる!こいつの仕業ではないぞ!」

    グラントリノ「どんどん出てくるぞ!」

    オールマイト「シンリンカムイ!!絶対に放すんじゃないぞ!!」

    シンリンカムイ「ハァ!」

    爆豪「!?」

    オールマイトがそう指示した次の瞬間、爆豪の口から脳無達が出てきたゲートと同じものが吐き出され、彼の身体を包んでいく。

    オールマイト「!?爆豪少年!!」

  • 21五寸釘25/07/15(火) 19:51:24

    オールマイトは彼を抱き締めることで離れないようにしようとするが、彼が動いた時にはもう遅く、爆豪はそれに包み込まれて姿を消してしまった。

    オールマイト「ンナァァァァァァァァ!!」

    シンリンカムイ「エンデヴァー!!応援を!!」

    シンリンカムイ「!?」

    彼は建物の外で待機していたエンデヴァー達の方を見る。
    しかし、彼らの方も複数の脳無に襲われたことで応戦していた。

    グラントリノ「俊典、こいつはァ!?」

    オールマイト「ワープなど持ってはいなかった筈。対応も早過ぎる!」

    オールマイト(まさか!この流れを!)

    死柄木「先、生…」

    騒がしいこの空間で立ち尽くす彼は、ぽつりとそう呟くのであった。

  • 22五寸釘25/07/15(火) 22:48:39

    〜〜二分前、救出組の居場所にて〜〜

    緑谷「いってて…」

    飯田「どうなってるんだ…」

    皆はMt.レディが倉庫正面の壁を破壊した際の風圧で姿勢を崩し、そこからよろよろと立ち上がって再び同じやり方で倉庫の中を覗く。

    切島「あっ!Mt.レディにギャングオルカ、ナンバー4のベストジーニストまで…!」

    八百万「虎さんもいますわ…!」

    レディ「ぅ〜ん、これほんとに生きてんのぉ?
    こんな楽な仕事で良いんですかねぇジーニストさん?オールマイトの方行くべきだったんじゃないですかね?」

    巨大化している彼女は脳無を手で握りながら話し掛けた。

    ジーニスト「難易度と重要性は切り離して考えろ、新人。
    機動隊、すぐにメイデンを。まだいるかもしれない。ありったけ頼みます」

    機動隊モブ「はっ!」

    虎「ラグドールよ!返事をするのだ!!」

    ギャングオルカ「!チームメイトか。息はあるのか、良かったな」

    裸のラグドールに布を被せ、抱き上げながら声を掛ける彼の元にギャングオルカが駆け寄る。

  • 23五寸釘25/07/15(火) 22:50:35

    虎「しかし、様子が…なにをされたのだ、ラグドール…!」

    しかし、彼女は二人の声に反応せず、ぼんやりとした表情で天井を見つめていた。

    飯田「ヒーローは、俺達などよりずっと早く動いていたんだ!」

    切島「すげぇ…!」

    飯田「さぁ、すぐに去ろう!俺達にもうすべきことは無い!」

    緑谷「…オールマイトの方ってことは…かっちゃんはそっちにいるのか…!」

    八百万「オールマイトがいらっしゃるなら、尚更安心です。さ、早く!」

    轟「ああ」

    こうして皆で倉庫を離れようと歩き始めた時、列の最後にいた出久が突然立ち止まって振り向く。
    彼の前を歩いていた轟も背後の足音が消えたことで共に振り向いた。

    緑谷「…」

    轟「?」

    緑谷「?」

    二人が振り向いた理由。それは倉庫の奥の方から聞こえてきた足音。
    その足音の主が、ヒーロー達の前に姿を現すのであった。

  • 24五寸釘25/07/16(水) 00:10:45

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 08:20:46

    ほしゅ

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 16:53:38

    おいでになりました……

  • 27五寸釘25/07/16(水) 19:23:13

    これから続きを投稿しますね!

  • 28五寸釘25/07/16(水) 19:45:49

    ???「…すまない虎、前々から良い個性だと」

    ヒーロー達「!」

    ???「丁度いいから、貰うことにしたんだ」

    ギャングオルカ「連合の者か…!?」

    虎「誰かライトを…!」

    ???「こんな身体になってから、ストックも随分と減ってしまってね」

    ギャングオルカ「止まれ!動くな!」

    彼は倉庫の奥の暗闇から歩いてくる男にそう言い放つ。
    しかし、男は歩みを止めなかった。

  • 29五寸釘25/07/16(水) 19:47:13

    ジーニスト「…」

    レディ「ちょっ!ベストジーニストさん!もし民間人だったら」

    ジーニスト「状況を考えろ。その一瞬の迷いが現場を左右する。敵には何もさせるな!」

    男の動きを見たジーニストが個性で彼の服の繊維を操ることで男を拘束する。
    そして、彼は拘束を更にキツくすることで男を鎮圧しに掛かった。
    しかし…

    ジーニスト「!?」

    次の瞬間、倉庫は半壊した。

    ???「…せっかく弔が自身で考え自身で導き始めたんだ…できれば邪魔はよしてほしかったなぁ…」

    倉庫が破壊された原因。それは男の個性による攻撃である。
    男はその場から動かず、静かにそう呟いた。

    緑谷(弔…死柄木のことだ…なんだよ…嘘だろオールマイト…まさかじゃあ…あれが…あれが…AFO…!)

    ???「…さて、やるか…」

  • 30五寸釘25/07/16(水) 20:09:39

    〜〜再びオールマイト達の居場所にて〜〜

    トガ「!?」

    シンリンカムイ「!?」

    グラントリノ「まずい!全員持って行かれるぞォ!」

    彼女達の口から爆豪と同じものが飛び出し、その身体を包んでいく。

    オールマイト「おんのれェェェ!私も連れて行けェ!!死柄木ィィィ!!」

    オールマイトが死柄木に駆け寄るものの、彼らはそれに包み込まれて姿を消してしまった。

    オールマイト「グッ!」

  • 31五寸釘25/07/16(水) 20:12:10

    シンリンカムイ「す、すみません皆様ぁぁぁ!!」

    エッジショット「お前の手打ちじゃない!俺達も、干渉できなかったァ!
    黒霧の、空間に道を開くワープゲートでなく、対象のみを転送する系とみた!」

    彼は脳無を鎮圧しながら叫ぶ。

    グラントリノ「オールマイトォ!!」

    オールマイト「オクラホマァ!スマァァァァァッシュ!!」

    彼は自身に纏わりつく脳無達を超パワーによる高速回転で吹き飛ばした。
    吹き飛ばされた脳無達は建物の壁を突き破り、外にいた機動隊達の方に飛ばされる。

    塚内「ジーニストらと連絡がつかない!恐らく、脳無工場の方が失敗した!」

    エンデヴァー「グダグダじゃないか!まったくゥ…!」

    オールマイト「エンデヴァー!!」

    エンデヴァー「?」

    オールマイト「大丈夫か?」

    エンデヴァー「どこを見たらそんな疑問が出るゥ!流石のトップも老眼が始まったかァ?
    行くならとっとと行くがいいィィィ!!」

    オールマイト「ああ、任せるね…!」

    飛び掛かってきた脳無達を焼き払うエンデヴァーに彼はそう返し、宿敵の元へと向かった。

  • 32五寸釘25/07/16(水) 22:29:05

    〜〜救出組の居場所にて~~

    男は宙に浮き、ゆっくりと手を叩きながら言う。

    ???「流石ナンバー4、ベストジーニスト。僕は全員消し飛ばしたつもりだったんだ皆の衣服を操り瞬時に端へ寄せた判断力、技術、並の神経じゃない」

    ジーニスト(…こいつ…!
    …話が違う…)

    ジーニスト「だからなんだ…一流は、そんなものを失敗の理由にィィィ!」

    ジーニスト「!?」

    彼はゆっくりと上体を起こし、自身の服の繊維を男に伸ばすが、男から放たれたなにかで腹部を貫かれた。

    ???「なるほどぉ、相当な練習量と実務経験故の強さだ…君のは要らないなぁ…弔とは、性の合わない個性だ」

    轟(なんだあいつ…何が起きた…!?)

    切島(一瞬で全部、掻き消された…!?)

    八百万(逃げなくては…わかっているのに…)

    飯田(恐怖で、身体が…)

    出久(身体が…動かない…!
    …一体…なんなんだ…あれは…!)

  • 33五寸釘25/07/16(水) 22:30:37

    瓦礫に隠れ、恐怖に震える五人。
    彼らは爆豪の声を聞く。

    出久(!)

    爆豪「んじゃこりゃァ…!」

    出久(かっちゃん!)

    轟切((爆豪!?))

    ???「悪いね爆豪君」

    爆豪「…ア"ァ"!?」

    爆豪「!」

    彼が咳き込みながらそう返した直後、彼の背後に自身を呑み込んだものと同じものが複数現れ、そこから敵連合のメンバーが現れた。

    トガ「なんなんですか…」

    トゥワイス「なんかクッセェ!いい匂い…!」

    死柄木「先生…!」

    ???「また失敗したねぇ、弔…でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。この子もねぇ…
    君が大切な駒だと考え、判断したからだ。
    …いくらでもやり直せ。その為に僕がいるんだよ。
    全ては、君の為にある」

  • 34五寸釘25/07/16(水) 22:32:11

    出久(…思い出せ…なんの為にここに来た…!
    あの時、身体が動かなくて助けられなかったんだろ!怖いから動けないなんて、目の前にいるんだぞ…!
    …僕らにはまだ気付いてない筈だ。じゃなきゃあんな悠長に話してないだろう…!
    こっからかっちゃんのとこまで6、7メートルくらいか!フルカウルで跳べば、一秒未満で届く!
    その後、逃げ切れるのか、何処へ!?みんなが危なくなる!どうすれば、作戦を!みんなとォ…!
    …とにかく動かなきゃ…!)

    飯田(!?)

    緑谷(ここで動かなきゃ、何も…!)

    飯田(!)

    彼は瓦礫から出ていこうとした出久の服を必死に掴むことでその行動を止める。

    緑谷(!)

    飯田(…俺が…)

    八百万(私が…)

    飯田(守るんだ…!)

    八百万(考えるのよ…)

    飯田(考えるんだ…!)

    八飯((どうすれば…ここから…!))

  • 35五寸釘25/07/16(水) 22:35:47

    ???「…やはり、来てるな」

    飯田(!?)

    怯える五人が男の言葉を聞き、ここまでかと思われた直後であった。

    オールマイト「!」

    ???「!」

    オールマイト「全てを返してもらうぞ!AFO!!」

    AFO「また僕を殺.すかぁ!?オールマイトォ!」

    アジトの方から飛んできたオールマイトが男に突っ込み、男はオールマイトの両手を自身の両手で受け止める。
    二人のパワーがぶつかり合うことで、周囲は凄まじい風圧に襲われた。

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 06:41:53

    保守

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 14:11:23

    ほしゅー

  • 38二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 22:12:38

    保守

  • 39五寸釘25/07/17(木) 22:35:16

    一同「!?」

    緑谷「!オールマイトまで!」

    AFO「随分遅かったじゃないか。バーからここまで5キロあまり、僕が脳無を送り悠に30秒は経過しての到着。衰えたね、オールマイト」

    オールマイト「貴様こそなんだ、その工業地帯のようなマスクは。だいぶ無理してるんじゃあないか?」

    爆豪(オールマイトを素手で弾きやがった…!
    あいつが、敵のボス…!)

    オールマイト「6年前と同じ過ちは犯さん。
    AFO、爆豪少年を取り返す。そして貴様を今度こそ刑務所にブチ込む!!貴様の操る敵連合諸共ォォ!!」

    AFO「それはやることが多くて大変だな、お互いに」

    男は殴り掛かったオールマイトの拳に掌を向け、衝撃波のようなものを出すことで威力を相殺する。
    そしてオールマイトはその衝撃波の威力に力負けし、幾つもの建物を貫く形で遠くに吹き飛ばされた。

    オールマイト「!」

    AFO「【空気を押し出す】足す【筋骨バネ化】、【瞬発力】×4、【膂力増強】×3。この組み合わせは楽しいなぁ。増強系をもう少し足すか…」

    爆豪「!?オールマイトォ!!」

    AFO「心配しなくても、あの程度では死なないよ。だからここは逃げろ弔。その子を連れて」

  • 40五寸釘25/07/17(木) 22:37:20

    男は自身の指を赤い線が入った真っ黒な棘のようなものに変化させながら伸ばし、黒霧と呼ばれていた男の身体を突き刺す。

    AFO「黒霧、皆を逃がすんだ」

    マグネ「ちょっ!貴方!!彼やられて気絶してるのよ!?
    よくわかんないけど、ワープを使えるなら貴方が逃がしてちょうだいよ!」

    AFO「僕のはまだ出来たてでねぇマグネ、転送距離は酷く短いうえ、彼の座標移動と違い、僕の元へ持ってくるか、僕の元から送り出すしかできないんだ。
    ついでに、送り先は人、馴染み深い人物でないと機能しない。だから黒霧にやってもらう。
    個性強制発動!さあ行け!」

    男が強制発動を宣言すると同時に黒霧の顔に付いている霧のような部分が巨大化し、ゲートが出現した。

    死柄木「先生は?」

    死柄木「!」

  • 41五寸釘25/07/17(木) 22:40:00

    オールマイト「ウォァァァァ!!」

    彼がそう訊ねた直後、吹き飛ばされたオールマイトが建物から飛び出し、空を飛んでAFOへと向かってくる。

    AFO「常に考えろ弔。君はまだまだ成長できるんだ!」

    オールマイト「逃がさん!」

    宙に浮いたAFOにオールマイトが再び殴り掛かり、彼がその拳を受け止めたことで周囲に風圧が発生した。

    死柄木「先生…!」

    コンプレス「行こう、死柄木!
    あのパイプ仮面が、オールマイトを食い止めてくれてる間に、駒持ってよ!」

    白い仮面の男が気絶している荼毘を個性で小さな玉に収納し、敵達が爆豪を見る。

    爆豪「…めんどくせェ…!」

    そして、彼はこの状況から逃れるべく構えた。

  • 42五寸釘25/07/18(金) 00:29:50

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 08:12:24

    保守

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 17:33:31

    ほしゅ

  • 45五寸釘25/07/18(金) 19:21:11

    これから続きを投稿しますね!

  • 46五寸釘25/07/18(金) 19:51:03

    オールマイト「!爆豪少年!」

    オールマイト「!」

    オールマイトが爆豪の援護に向かおうとする所をAFOが黒霧を刺したものと同じ個性を使い妨害する。

    緑谷(!オールマイト…!
    AFOが邪魔して、かっちゃんを助けられないんだ…!
    その隙に連合は、かっちゃん諸共逃走しようとしてる…!)

    爆豪「!?」

    彼は灰色と黒のマスクを被った男が伸ばす巻き尺のような刃をギリギリの所で避けた。

    緑谷(かっちゃんも囲まれて、逃げられる状況じゃない!)

    爆豪(こいつらも緊急事態…!
    さっきまでと違って、強引にでも俺を連れて行く気だ!六対一…!)

    爆豪(!)

    爆破による推力を利用することで背後に迫っていたコンプレスの個性による収納を避ける。

    爆豪(とりあえずあのクソ仮面には触れちゃいけねぇ…!)

    オールマイト「今行くぞォォ!!」

    オールマイト「!?」

    AFO「させないさ。その為に僕がいる!」

  • 47五寸釘25/07/18(金) 19:52:33

    爆豪の元へ走るオールマイトであったが、背中を黒い棘のように変化した指で刺され、そのまま爆豪とは反対方向へ投げ飛ばされた。

    緑谷(!オールマイトとかっちゃんが、こんなにピンチに…!
    なのに…!
    …僕らは…僕らは戦うことが許されない…!
    せめて、隙が、どこか…!
    一瞬で良い、かっちゃんを助け出せる道はないか!?
    かっちゃんが助かれば、オールマイトも存分に力を…!
    どこだ…そのルートはどこにある…どこに…!
    違う、駄目だ。どこかに必ず…!
    …!隙…!)

    爆豪を助けるべく脳を全力で動かしていた彼は、オールマイトがここに来た際空を飛んでいたことを思い出し、一つの策を思い付く。

  • 48五寸釘25/07/18(金) 19:54:03

    緑谷「飯田君!みんな!」

    飯田「駄目だぞ!緑谷君」

    緑谷「違うんだよ!あるんだよ!決して戦闘行為にはならない。僕らもこの場から去れる。それでも、かっちゃんを助け出せる方法が!」

    飯田「!」

    轟「言ってみてくれ」

    緑谷「でもこれは、かっちゃん次第でもあって…この策だとたぶん、僕じゃ成功しない。
    だから切島君、君が成功率を上げる鍵だ…!」

    切島「!」

    轟「詳しく説明しろ、緑谷」

    緑谷「うん!…作戦は、こうだ」

    彼は四人に作戦の説明を始めた。

  • 49五寸釘25/07/18(金) 20:46:04

    オールマイト「フンッ!ヌァァァ!」

    AFOが彼の拳を両方受け止め、そのパワーによる衝撃で二人の周囲の地面が破壊される。

    AFO「力を制御しているのか…あの少年を巻き込まないために」

    オールマイト「!」

    後方に跳ぶことで距離を取ったオールマイトに彼は続けた。

    AFO「まったく世知辛いものだなぁ、ヒーローという生き物は」

    オールマイト(クッ…爆豪少年…!)

    爆豪(俺がこの場にいるからオールマイトが戦い辛ェ…!
    クッソォ…!)

  • 50五寸釘25/07/18(金) 20:47:33

    飯田「!そんな方法で…!」

    緑谷「オールマイトの状況、かっちゃんならわかってる筈…!」

    轟「だろうな…」

    緑谷「かっちゃんは相手を警戒して、距離を取って戦ってる。
    タイミングは、かっちゃんと敵達が一定以上離れた瞬間…!」

    八百万「飯田さん…」

    飯田「博打ではあるが、状況を考えれば、俺達へのリスクは少ない。なにより成功すれば、全てが好転する。
    ……やろう…!」

    そして、彼らは出久の立てた作戦を実行に移す。

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 05:11:05

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:38:41

    保守

  • 53五寸釘25/07/19(土) 18:22:47

    これから続きを投稿しますね!

  • 54五寸釘25/07/19(土) 19:36:40

    出久と飯田は切島にしがみつき、OFAとエンジンの出力によって自分達を高速で撃ち出した。
    三人は切島の硬化した腕によって、その勢いのままコンクリートの壁を突き破る。
    直後に轟が作った氷のジャンプ台を三人はエンジンの推進力で駆け上がり、空中に躍り出た。
    そして、彼らの下で驚く爆豪に切島が叫ぶ。

    切島「来い!!!」

    爆豪「!」

    彼は大きな爆破によって空へ飛び、切島の手を掴んでにやりと笑った。

    爆豪「馬鹿かよ…!」

    スピナー「なにィィィ!?」

    飯田「爆豪君!俺の合図に合わせて爆風で!」

    爆豪「テメェが俺に合わせろやァ!!」

    切島「張り合うなこんな時にィィィ!!」

    轟「思った通り、むこうに釘付け!
    今だ、逃げるぞ!」

    八百万「はい!」

    死柄木「どこにでも、現れやがる…!」

  • 55五寸釘25/07/19(土) 19:38:07

    オールマイト「マジかよ、まったく…!」

    コンプレス「逃がすなァ!!遠距離ある奴は!?」

    スピナー「荼毘に黒霧!!両方ダウン!!」

    マグネ「あんたらくっついて!!
    …いくわよ!!…反発破局、夜逃げ砲!!」

    彼は二人に個性の磁力を付与し、押し出すことでコンプレスを出久達の方へ打ち上げる。
    しかし…

    レディ「タイタンクリフ!!」

    レディ「!」

    コンプレス「!?」

  • 56五寸釘25/07/19(土) 19:39:41

    その追撃はMt.レディの巨大化によって顔面で防がれ、彼女はコンプレスが鼻に当たったことで鼻血を出しながら地面に倒れていく。

    緑谷「Mt.レディ!!」

    レディ「救出、優先…!
    行って!馬鹿ガキ…!」

    マグネ「まだ間に合う!もう一発いくわ」

    トゥワイス「!?」

    スピナー「!?」

    マグネ「!?」

    三人はもう一度追撃しようとするが、現場に到着したグラントリノの高速の蹴りが頭部に直撃したことで気絶させられた。

    緑谷「!グラントリノ…!」

    こうして救出組は作戦に成功し、全員離脱するのであった。

  • 57五寸釘25/07/19(土) 22:56:57

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 07:32:03

    保守

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:37:13

    保守

  • 60五寸釘25/07/20(日) 18:53:53

    これから続きを投稿しますね!

  • 61五寸釘25/07/20(日) 20:39:34

    〜〜その後、街にて〜〜

    轟「緑谷、そっち無事か?」

    彼は八百万と人混みの中を歩きながら電話で話していた。

    緑谷『うん、轟君の方は?逃げ切れた?』

    轟「たぶんな。奴の背面方向に逃げてる。プロ達が避難誘導してくれてる」

    緑谷『よかった。僕らは駅前にいるよ。
    あの衝撃波も限界っぽい。奪還は成功だよ!』

    そうして電話が終わった直後、彼らは横からある人物に肩をそっと掴まれ、小声で話し掛けられる。

    ?「二人とも!」

    轟八「「!?」」

    ?「大丈夫私よ!」

  • 62五寸釘25/07/20(日) 20:42:06

    その人物は長い髪を結い、サングラスとマスクを着けている上下黒い衣服の女性であり、二人はそんな人物に話し掛けられたことで驚くが、彼女は直後にマスクとサングラスをずらして自身の顔を見せた。

    八百万「ミッd!」

    ?「しっ!」

    彼女の正体は変装したミッドナイトであり、叫びそうになった八百万の口を片手で押さえながらマスクとサングラスの位置を戻す。

    ミッドナイト「二人とも無事?」

    八百万「はい」

    ミッドナイト「貴方達以外に参加した子は?今どこかわかる?」

    轟「飯田と緑谷と切島。あと爆豪が駅前に」

    ミッドナイト「わかった。二人とも離れないで。早く合流するわよ」

    轟「はい」

    八百万「はい…!」

    こうして、二人はミッドナイトと共に四人との合流を目指し、歩き続けるのであった。

  • 63五寸釘25/07/20(日) 23:40:54

    すいません!今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 07:39:56

    ミッドナイト……説教だろうがよろしくお願いします……

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 15:53:54

    保守

  • 66五寸釘25/07/21(月) 18:36:18

    これから続きを投稿しますね!

  • 67五寸釘25/07/21(月) 20:07:34

    〜〜オールマイトの居場所にて〜〜

    AFO「今までのような衝撃波では、体力を削るだけで確実性が無い。
    確実に殺.すために、今の僕が掛け合わせられる最高最適の個性達でェ…君を殴る!!」

    オールマイトは複数の個性を使用し、巨大化した右腕を見せるAFOと対峙していた。
    彼は活動限界が訪れ、細く萎んでしまった身体で右腕を肥大化させて構える。

    AFO(先ほど手を合わせてようやく確信を得たよ、オールマイト。
    君の中にもうOFAは無い。君が今使っているのは余韻、残りカス。譲渡した後の、残り火だ。
    そしてその火は、使う度に弱まっている。もはや吹かずとも消えゆく弱々しい光ィ…)

    AFO「緑谷出久!!」

    オールマイト「!」

    AFO「OFAの譲渡先は彼だろう。資格も無しに来てしまって、まるで制御できてないじゃないか。
    存分に悔いて死.ぬといいよ、オールマイト。先生としても、君の負けだァ!!」

    オールマイト「フンゥゥゥゥァ!!」

    二人の拳が激突し、競り合いが始まった。

    AFO「【衝撃反転】!」

    オールマイト「クッ…!」

  • 68五寸釘25/07/21(月) 20:10:13

    彼が拳でオールマイトを押しながら宣言した直後、オールマイトの腕が軋み、勢いよく血が噴き出す。
    そして、そのパワーとの衝撃反転の組み合わせによって、彼は凄まじい勢いで後方に押されていった。

    オールマイト「そうだよ…先生として、叱らなきゃいかんのだよ…!
    私が、叱らなきゃいかんのだよ…!」

    AFO「なるほどォ…」

    AFO(吹かずとも消えゆく弱々しい残り火。抗っているのか。役目を全うするまで絶えぬよう必死で抗っているのかッ)

    AFO「醜い!」

    オールマイト「グァァァァァ!!」

    AFOのパワーが更に上がり、オールマイトは腕から更に血を噴き出し、吐血しながら叫ぶ。
    そして倒れ掛けた瞬間、彼の脳裏にOFAの先代継承者であり、自身の師であった女性の言葉が過った。

    『限界だーって感じたら、思い出せ』

    オールマイトは再び地面を踏み締める。

    オールマイト(象徴としてだけではない…お師匠が…私にしてくれたように、私も彼を育てるまではッ!)

    AFOのパワーに押されていたオールマイトの後退がピタリと止まった。

  • 69五寸釘25/07/21(月) 20:12:18

    オールマイト(…それまでは…!)

    AFO「そこまで醜く抗っていたとは…」

    オールマイト(まだ!)

    オールマイトは左腕を肥大化させる。

    AFO「誤算だったッ!」

    オールマイト(まだ死.ねんのだァァァァァァ!!)

    そして、彼は競り合いに使っていた右腕を引き、AFOの拳をギリギリの所で避けながら左腕で顔を殴った。

    AFO「らしくない小細工だ。誰かの影響かなァ!?浅い!!」

    AFOは左腕も巨大化させながら叫ぶ。

    AFO「!?」

    直後、彼はオールマイトの左腕から出ている煙を見たことで狙いに気付いた。
    だが、その時にはもう遅く、オールマイトがボロボロの右腕を振り上げながら叫ぶ。

    オールマイト「そりゃァ、腰が入ってなかったからなァァ!!」

    『何人もの人が、その力を次へと託してきたんだよ。
    みんなのためになりますようにと、一つの希望となりますようにと。
    次はお前の番だ…頑張ろうな、俊典』

  • 70五寸釘25/07/21(月) 20:14:48

    AFO「!?」

    彼は左手でオールマイトに光線のようなものを放つものの、それは懐に入り込むことで避けられた。
    そして…

    オールマイト「ヌゥゥゥゥゥァァァァァァァ!!!」

    オールマイト(さらばだ…AFO…!)

    オールマイトの右の拳がAFOの顔にめり込む。

    オールマイト「ユナイテッドォ!!ステイヤーツオブ!!スマァァァァァァァッシュ!!!!」

    AFOはそのまま頭部を地面に叩き付けられ、その凄まじい威力に二人を中心として巨大な竜巻が発生した。

    オールマイト(…さらばだ、OFA…)

    こうしてAFOは意識を失い、オールマイトの『残り火』は消え去るのであった。

  • 71五寸釘25/07/21(月) 22:16:33

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 06:29:50

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 15:00:45

    ほしゅ

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 21:25:37

    さてさてミッドナイトの対応は……

  • 75五寸釘25/07/22(火) 23:51:42

    すいません!今日は続き投稿できないので明日投稿させていただきます!

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 07:19:47

    (* ॑ ꒳ ॑ *)ゞおk

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 15:09:52

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 21:41:07

    念の為保守

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 05:39:28

    カンカン(「🔨・ω・)「🔨カンカン

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 12:28:51

    保守

  • 81五寸釘25/07/24(木) 20:43:06

    ここまで保守ありがとうございます!
    これから続きを投稿しますね!

  • 82五寸釘25/07/24(木) 23:10:53

    〜〜その後、警察署にて〜〜

    爆豪を救出した五人とミッドナイトは事情聴取後、警察署に残っていた。
    ミッドナイトが警察署の一室を借り、5人に正座させていたからである。

    ミッドナイト「さて…まず、今回爆豪君の救出を計画した子は?」

    切島「俺と轟です…」

    ミッドナイト「残り三人の参加理由は?」

    緑谷「かっちゃんを助けたくて…」

    八百万「私と飯田さんは、皆さんのストッパー役として…ですが私は、発信機の場所を教える形で協力しました…」

    ミッドナイト「そう…貴方達は三人を止めた?」

    八百万「飯田さんが止めようとしていたのですが…」

    飯田「みんなの意志は固かったので、行き過ぎた行動をさせないようにと…」

    ミッドナイトはサングラスとマスクを外した状態で五人の前に仁王立ちしており、腕を組んだまま話を続けた。

    ミッドナイト「一応確認するけど、全員嘘はついてないでしょうね?」

    五人「はい…」

  • 83五寸釘25/07/24(木) 23:19:11

    ミッドナイト「わかった、信じるわ…
    じゃあ、全員嘘をついてないって前提で話すわね…
    飯田君は立ちなさい」

    飯八「はい…」

    ミッドナイト「貴方はそっちで待ってて」

    飯田「!いえっしかし…!」

    ミッドナイト「貴方はいいの。そっちで待ってなさい」

    飯田「!…はい…」

    壁の方を指して告げられた彼女の言葉に彼は『止められなかった自分にも責任がある』と返そうとするが、彼女は再び同じ指示をすることで彼を移動させる。
    そして、彼女は彼が移動する姿を見ながら溜め息を吐き、静かな声でたずねた。

    ミッドナイト「…私は、今からヒーローとして、教師として、そして大人として、言わなきゃいけないことがある。みんなそれはわかってるわね?」

    四人「はい…」

  • 84五寸釘25/07/24(木) 23:21:55

    ミッドナイト「…まず、今回救出に向かった貴方達五人と、爆豪君が全員無事で良かったわ。
    あと、彼を助けられたのはお手柄だった。
    でも、独断行動の救出作戦とそれに協力したことは駄目よ。
    止めようとした飯田君はともかく、八百万ちゃんは発信機のことで協力してはいけなかったし、貴方達三人も勿論アウト。
    …『友達を助けたい』って気持ちはわかる。
    でもね…独断であんなことをした貴方達が少しでも失敗したら、その失敗は最悪、貴方達だけじゃなくて、あの作戦に参加したプロヒーローの命も奪うことになるのよ。
    …貴方達はまだ『守られる側』で、そんな貴方達がもし敵に何かされた場合、ヒーロー達は守らなきゃいけないの。
    そうやって貴方達を守る必要が出ることで、ヒーローの誰かが殉職するかもしれなかったのよ」

    この場にいる五人は俯きながら彼女の話を聞き、自分達がしたことの重大さを静かに理解する。

    ミッドナイト「貴方達の作戦の成功率とか、『ここまでならやっても大丈夫』とか、そういうことじゃないの。
    貴方達は今日、爆豪君救出に向かったプロヒーロー達と自分達の命を、『自分達の救出作戦』っていう博打の賭け金として使ったことになる。
    ヒーローになりたいなら、『自分達の行いがどういう結果を齎すことになるのか』、それをしっかり考えられるようになりなさい。
    これはヒーロー以前に、人として大切なことよ。
    もしこれができなかったら、将来プロヒーローになれても、自分の判断のせいで誰かを殺.すことになるわ。
    …今回のことは、偶々爆豪君を助けられて、そのまま自分達と一緒に無事に戻れる環境があっただけ。
    …要は、『運が良かっただけ』だと思いなさい。いいわね?」

    五人「…はい…」

    今回の彼らの行動は自分達だけではなく、他者の命も失われる可能性があった。
    それ故に、彼女は心を鬼にして彼らの行動の危険性をストレートに言い放つ。
    そして、彼女は伝えるべきことを伝えたことで表情を緩ませ、再び自身の想いを伝えるのであった。

    ミッドナイト「…さぁ!話はここまで!立って良いわよ!
    みんな無事で良かったわ!」

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 07:28:41

    うんうん

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 15:08:22

    保守

  • 87五寸釘25/07/25(金) 19:47:06

    これから続きを投稿しますね!

  • 88五寸釘25/07/25(金) 20:24:54

    〜〜お叱り後、警察署の一室にて〜〜

    ミッドナイト「あーそうそう、貴方達、今から釘貫ちゃんに電話掛けなさい」

    切島「そういえば、先生が俺達のやってること知ってたのって…」

    ミッドナイト「釘貫ちゃんが教えてくれたからよ…
    校長先生に連絡して、そこから現場担当の人に場所を教えてもらって、現地で貴方達を探し回って…ほんとに大変だったんだから…」ゲンナリ

    切八飯緑「す、すみません…」

    轟「すみません…
    じゃあ、俺が掛けます」

    ミッドナイト「ええ。全員、声を聞かせて安心させてあげなさい」

    こうして、彼は百合に電話を掛けるのであった。

  • 89五寸釘25/07/25(金) 22:15:43

    すいません!今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 06:59:17

    百合ちゃんもようやく少し落ち着ける

  • 91二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 15:02:01

    保守

  • 92五寸釘25/07/26(土) 22:10:45

    すいません、今日は投稿できないので明日投稿させていただきます…

  • 93二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 05:55:06

    ご都合あるでしょうし気にされなくて大丈夫ですよ〜

  • 94二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 14:29:40

    保守

  • 95五寸釘25/07/27(日) 20:33:39

    これから続きを投稿しますね!

  • 96五寸釘25/07/27(日) 21:56:12

    〜〜百合の部屋にて〜〜

    百合「…」

    ミッドナイトに助けを求めた彼女は救出組への心配であれから眠ることができず、ベッドの上で膝を抱え、静かにミッドナイトからの連絡を待っていた。
    その間オールマイトとAFOの戦いがテレビで放送されていたものの、彼女の両親はその戦いが合宿関係のものであった場合に百合がそれを観ることで掛かる精神的負荷を避けるため、別の番組をつけており、百合も両親を心配させないために部屋に籠もっていたため神野での戦いを知らず、ただ静かに待つ。
    そんな彼女の部屋に携帯の着信音が響き渡り、彼女は誰が掛けてきたのかも確認せず素早く携帯を掴んで通話開始のボタンを押した。

    百合「はいもしもし!!」

  • 97五寸釘25/07/27(日) 21:59:37

    〜〜一方その頃、警察署にて〜〜

    百合『はいもしもし!!』

    切島「はやっ!?」

    百合『切島さん…!
    よかった、無事ですか?』

    応答の速さに驚く声を聞いたことで彼女は電話相手が切島であることを理解して訊ねる。

    轟「ああ、こっちは全員無事だ。今俺の携帯で掛けてる」

    ミッドナイト「救出に行った子達と爆豪君は私が回収しといたから大丈夫よ。安心しなさい」

    百合『先生…!
    よかったです…轟さんの声も聞こえましたし、もしかして今、皆さん同じ部屋で電話を?』

  • 98五寸釘25/07/27(日) 22:02:24

    飯田「すまない釘貫君…俺がみんなを止められればよかったんだが…」

    八百万「すみません釘貫さん…私も救出のお手伝いを…」

    百合『ぇっ…八百万さんも救出に…?』

    緑谷「釘貫さんごめん、実は僕も…」

    ミッドナイト「とまあ、そんなこんなで救出に行った五人と爆豪君はこっちにいるから大丈夫よ。
    爆豪君は警察署で保護されてるからここにはいないけどね」

    百合『…皆さん無事で良かったです…
    怪我とかもしてないですよね?』

    ミッドナイト「ええ、そっちも大丈夫よ」

    百合『そうですか…良かった…』

    今まで心配一色だった百合の声は安心したものへと変わり、その声を聞いた五人はこの電話が掛かってくるまで百合がどれだけ心配していたのかを感じ取り、罪悪感を感じながらも微笑んだ。
    その光景を、ミッドナイトも微笑みながら見守るのであった。

  • 99五寸釘25/07/28(月) 00:29:19

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 100二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:55:19

    ε-(´∀`;)ホッ

  • 101二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 16:52:09

    ほしゅ

  • 102五寸釘25/07/28(月) 19:11:09

    これから続きを投稿しますね!

  • 103五寸釘25/07/28(月) 20:07:37

    ~~????~~

    気が付くと、百合は真っ暗な空間に立っていた。
    彼女の周囲には頭部に空間ごとくり貫いたかのような綺麗な大穴が開き、その穴によって顔がなくなっている轟、切島、緑谷、八百万、飯田が彼女を取り囲むように立っており、彼女を責める。

    轟「お前が狙われてさえいなければ」

    切島「爆豪は攫われなかった」

    緑谷「僕らが助けに行くこともなかった」

    八百万「今回は全員無事でしたが」

    飯田「もしまた同じようなことが起こったら、誰が死.ぬんだろうな?」

    「「「「「お前のせいで」」」」」

    〜〜???〜〜

    百合「!」

    五人の無機質な声が重なった瞬間、百合は自分の部屋で目を覚ました。
    轟達から掛かってきた電話が終わった直後、安心感からようやく眠気が来たことで一眠りできた彼女は冷や汗をかき、荒い呼吸をしながらベッドで天井を見つめる。
    そして、彼女は短い睡眠時間を気にせず、悪夢から逃げるようにベッドから離れるのであった。

  • 104二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 22:40:14

    気持ちがなあ……どうしてもそうなるよなあ

  • 105五寸釘25/07/28(月) 23:07:20

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 07:11:56

    保守

  • 107二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 15:14:04

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 22:10:49

    来るかもだけどほしゅ

  • 109二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 06:26:44

    保守

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 12:54:37

    ほしゅ

  • 111五寸釘25/07/30(水) 19:06:40

    ここまでの保守ありがとうございます!
    これから続きを投稿しますね!

  • 112五寸釘25/07/30(水) 20:16:58

    〜〜爆豪救出が行われてから数日後、車内にて〜〜

    オールマイト「いよいよだね…」

    相澤「ええ」

    根津校長が以前から考えていた全寮制を導入するため、教師陣は家庭訪問をしていた。
    車内には後部座席にオールマイトと相澤、助手席にミッドナイトが座り、三人で移動する。

    ミッドナイト「ここのところドタバタしてましたし、心配ですね…」

    彼らが言葉で指しているもの。それはA組生徒である釘貫百合のことであった。
    そう、三人は現在釘貫家へ向かっているのである。
    三人は更に気を引き締め、到着を待つのであった。

  • 113五寸釘25/07/30(水) 23:28:02

    すいません!今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 06:37:58

    おおぅ……お父さんとしてはどうなんだろう……

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 15:01:01

    保守

  • 116五寸釘25/07/31(木) 19:03:54

    これから続きを投稿しますね!

  • 117二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:39:46

    このレスは削除されています

  • 118五寸釘25/07/31(木) 21:09:49

    〜〜到着後、釘貫家のリビングにて〜〜

    釘貫家到着後、百合の両親が三人を迎え、教師陣も含めて五人でテーブルを囲む。
    教師陣は百合がいないことに違和感を覚えつつも二人と軽く話し、そこに百合がやってきた。

    百合「すいません先生、お待たせし…」

    しかし、いつもと違うオールマイトの顔を見た瞬間、彼女の表情は暗くなり、その場で立ち尽くしてしまう。

    オールマイト「釘貫少女…」

    百合「…」

    彼の声が静かに響くと、彼女はそれでスイッチが入ったかのようにゆっくりと歩き始め、オールマイトの傍に立って硝子細工に触れるように彼の腕に触れた。

    百合「…ごめんなさい…」

    彼女はそのまま顔をくしゃりと歪め、大粒の涙を流しながら泣き始める。
    そう、あの救出作戦が行われたことでマスコミはネット記事や映像でオールマイト達による爆豪の救出とオールマイトの萎れた姿を報道し、百合は家庭訪問までの期間でそれを見てしまっていたのだ。
    百合が両親達と同じタイミングでリビングにいなかったのは二人の優しさである。
    二人は百合が無理にオールマイトの姿を実際に見ることで心の傷を広げないよう、事前に『部屋にいてもいい』と話していたのだ。

    百合「…私の、せいで…」

    オールマイト「大丈夫、釘貫少女のせいじゃないよ」

    四人の心配する視線が集まるなか、彼は優しい声色でそう告げなから触れられている腕をゆっくりと動かし、彼女の手を握る。
    その後、その部屋には『ごめんなさい』と言い続け、泣きじゃくる少女の声と、そんな少女を慰める者達の優しい声が響いていた。

  • 119五寸釘25/07/31(木) 21:11:33

    >>117

    ここは私が書きましたがミスしてる箇所があったので消して再投稿しました!

  • 120二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 05:11:51

    ユリチャン( ๑´•ω•)۶ヨシヨシ

  • 121二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 12:32:44

    ほしゅ

  • 122五寸釘25/08/01(金) 19:14:44

    これから続きを投稿しますね!

  • 123五寸釘25/08/01(金) 20:58:25

    〜〜その後、リビングにて〜〜

    相澤「ではまず、全寮制の話をする前に、最近のご家庭での百合さんの様子について教えてください。
    先ほどのこと以外にも、なにか悩みを話したり、『こういう状況で様子がおかしくなる』といったことはありませんか?
    目に隈ができている理由なども、ご存知であれば…」

    百合が泣き止んだあと、彼女の両親合意の下、ミッドナイトは百合を部屋へ送り、相澤とオールマイトで話をすることになったため、彼は話を切り出す。

    百合父「実は…百合が『悪夢を見る』と…」

    オールマイト「悪夢ですか…」

    百合父「はい。百合は最近、目に濃い隈を作るようになりまして…突然ぼーっとしていたり、ふらついたりもしていたので、私と妻で問い質したんです。
    そうしたら、根本の理由は教えてくれなかったんですが、『悪夢を見るから眠れない』と…」

    そう、百合の目の下には多少薄くなってはいるものの隈が出来ており、教師陣もそれに気付いていたのだ。
    彼女の両親は心配そうな表情で娘のことを話す。

    百合母「誰かと一緒に寝れば大丈夫らしいんですが…眠ってる間に一人になると、そこから悪夢を見てしまうらしいんです。
    それがわかってからは、私達と一緒に寝ることで隈も少しだけ薄くなりました。
    なので、全寮制自体は問題無いんですが…」

    相澤「わかりました。
    今、ミッドナイトさんが百合さんと色々話していると思うので、その時の会話内容などから全力で対策していきます」

  • 124五寸釘25/08/01(金) 20:59:38

    百合母「よろしくお願いします。
    百合は、幼い頃からとても優しい子で…悩みがある時も、幼い頃は教えてくれたんですが、大きくなってからは、私達を心配させたくないのか、『大丈夫』としか返してくれなくて…
    全寮制になってからは、私達が直接様子を見ることもできないので、しっかり見てあげてください」

    相澤「無論です。我々教師一同、これからも百合さんを全力で守り、支えていきます」

    百合父「よろしくお願いします。
    では、全寮制は賛成ということで、百合の個性の話に移っても?」

    オールマイト「!ええ、勿論です…!」

    全員の顔が引き締まり、話題は百合の抱えている問題の話へと移った。

  • 125二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 05:54:46

    さてさてどんなお話か

  • 126二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 13:20:58

    誰かと同室する?いや百合ちゃんが遠慮するか

  • 127五寸釘25/08/02(土) 19:03:39

    これから続きを投稿しますね!

  • 128五寸釘25/08/02(土) 21:07:40

    百合父「では…例の存在への対策方法ですが、どの程度判明しましたか?」

    相澤「お恥ずかしながら、まだ全くわかっていません。
    現在お父様と百合さんからのお話を元にどうにか対抗できないか考えていますが、現状は打つ手無しです」

    百合父「そうですか…
    では、もしもの時は呼んでください」

    相澤「ええ、その時はよろしくお願いします。
    ですが、そうなる前に我々が必ず奴をどうにかします」

    百合父「引き続きよろしくお願いします。
    百合の場合は相手が相手です。焦らず慎重に、しかし迅速にいきましょう」

    相澤「はい。追加でわかったことなどがあれば、いつでも連絡を下さい。
    それと、奴の様子についてですが、お父様が最初に見た時から現在まで、なにか変化はありましたか?」

    百合父「いえ、全く」

    相澤「わかりました」

  • 129五寸釘25/08/02(土) 21:12:48

    〜〜時間を戻し、ミッドナイトが百合を送った直後、
    百合の部屋にて〜〜

    ミッドナイトは百合をベッドに座らせると彼女の前でしゃがみ、両手を優しく握って顔を見上げる。

    ミッドナイト「釘貫ちゃん。今までのことも、今回のことも、貴女のせいじゃないわ。
    そんな隈まで作っちゃって…」

    彼女は微笑みながら言葉を掛けた。
    しかし、百合は暗い表情のまま呟く。

    百合「でも、私が狙われたせいで…」

    ミッドナイト「違う。悪いのは狙う方よ。貴女のせいじゃない。
    あとその隈、寝不足でしょ」

    百合「!」

    彼女の言葉に百合はハッとし、その様子を見た彼女はやっぱりと思いながら言葉を続けた。

    ミッドナイト「隈がそんなに濃くなるってことは、それだけ寝てないってことよ。
    寝れてない理由、正直に教えて」

    百合「…怖い夢を、見るんです…
    …それで…寝るのが怖くなって…」

    百合は彼女に握られた手を見つめながら呟く。
    そんな彼女にミッドナイトは静かに返した。

  • 130五寸釘25/08/02(土) 21:14:57

    ミッドナイト「寝れなくなったわけね…
    今はどうしてるの?」

    百合「…その…両親と、一緒に…」

    ミッドナイト「恥ずかしがらなくてもいいのよ」

    百合「!」

    彼女は少しばかり恥ずかしそうに顔を赤らめて言う百合を見てくすりと笑い、ゆっくりと立ち上がって百合を抱きしめながらそう告げる。
    そして、彼女は百合の頭を撫でながら訊ねた。

    ミッドナイト「その時みたいに、誰かと一緒に寝てれば、悪夢は見ない?」

    百合「…はい…」

    ミッドナイトの胸の中、百合は穏やかな表情でそう答えたのであった。

  • 131五寸釘25/08/02(土) 23:13:12

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 132二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 07:30:10

    保守

  • 133二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 15:05:23

    ナデナデ(。・ω・)ノ゙

  • 134五寸釘25/08/03(日) 18:53:12

    これから続きを投稿しますね!

  • 135五寸釘25/08/03(日) 19:43:39

    その後、ミッドナイトは百合を抱き締めたまま話を続ける。

    ミッドナイト「…釘貫ちゃん、全寮制のことだけど…」

    百合「はい…私は大丈夫です」

    百合は彼女に撫でられながらそう返した。

    ミッドナイト「そう……悪夢のことだけど…寮で一日だけ一人で寝てみて、それでも見ちゃったら…私か13号か、リカバリーガールさんと一緒に寝ない?」

    百合「先生方とですか?」

    ミッドナイト「世間体的には色々不味いけど、誰かと一緒に寝れば大丈夫なんでしょ?
    それなら、そもそも眠る環境の変化で悪夢は見なくなるかもしれないし、それで駄目なら釘貫ちゃんのメンタルを最優先にしたいから、悪夢を見ないよう一緒に寝るのが一番早いわけだし。
    それにほら、私達は釘貫ちゃんの事情を全部知ってるわけだから、あの子達に頼むのと違って情報漏洩の心配も無いでしょ?」

    百合「それはわかりますけど…色々と大丈夫ですか…?」

    ミッドナイト「大丈夫よ、これから親御さんと色々話すから」

    彼女は優しい声色のまま言うと、百合からゆっくりと離れる。
    そして扉の方へ歩いていき、扉の前でこう告げた。

    ミッドナイト「じゃ!ちょっと話してくるわね!」✋️

    百合「あぁはい…」

    こうして彼女が部屋から出ていくと、百合はぽつりと呟くのであった。

    百合「…大丈夫かな…」💧

  • 136五寸釘25/08/03(日) 20:51:33

    〜〜再びリビングにて〜〜

    ミッドナイト「すみません、お二人に娘さんのことでお話が…」

    あの後、リビングへ戻ったミッドナイトは両親に百合の悪夢の話を始め、悪夢の対策として寮生活初日から女性教師陣の誰かと一緒に寝るという考えを話した。

    百合母「色々と不味いですけど、私は賛成です」

    百合父「そうですね…それなら色々安全ですし、良いと思います。
    ですが、先生方の方は大丈夫ですか?」

    ミッドナイト「はい、娘さんのメンタルが最優先なので」

    百合父「…わかりました、お願いします」

    こうしてミッドナイトは両親から悪夢対策の許可を貰い、釘貫家の家庭訪問は終了したのであった。

  • 137五寸釘25/08/03(日) 23:02:21

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 138二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 07:17:34

    保守

  • 139二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 15:04:24

    保守

  • 140五寸釘25/08/04(月) 20:06:05

    これから続きを投稿しますね!

  • 141二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 22:40:34

    となると寮の部屋は2階に一人か?いやみんなが心配するか?

  • 142五寸釘25/08/04(月) 22:50:18

    〜〜その後、入寮日、A組寮前にて〜〜

    相澤「とりあえず1年A組、無事にまた集まれてなによりだ」

    瀬呂「みんな、入寮の許可おりたんだなぁ」

    葉隠「私は苦戦したよぉ…」

    耳郎「普通そうだよね」

    尾白「二人はかつて、直接被害あったもんねぇ」

    梅雨「無事集まれたのは先生もよ。会見を見た時は、いなくなってしまうのかと思って悲しかったの…」

    お茶子「うん…」

    相澤「俺もびっくりさ。まあ、色々あんだろうよ。
    …さて、これから寮について軽く説明するが…その前に一つ。
    当面は合宿で取る予定だった仮免取得に向けて動いていく」

    砂藤「そういやあったなぁそんな話」

    芦戸「色々起こりすぎて頭から抜けてたわ!」

    相澤「大事な話だ、いいか?切島、八百万、轟、緑谷、飯田…この五人はあの晩、あの場所へ、爆豪救出へ赴いた」

    梅雨「ケロ…」

  • 143五寸釘25/08/04(月) 22:52:22

    相澤「…その様子だと、行く素振りはみんなも把握していたわけだ。
    …色々棚上げした上で言わせてもらうよ。オールマイトの引退がなけりゃ俺は、爆豪耳郎葉隠釘貫以外、全員除籍処分にしてる」

    緑谷「!」

    百合「…」

    彼はミッドナイトからあの日の話を聞いていた。
    しかし、彼もヒーローであり、教師であり、そして大人である。
    あの日のミッドナイトのように、言うべきことは言わなければならない。
    それ故に、百合が更に自分を責めてしまう可能性があるとわかっていたものの、彼は心を鬼にして言い放つ。

    相澤「行った五人は勿論、把握しながら止められなかった12人も、理由はどうあれ、俺達の信頼を裏切ったことには変わりない。
    正規の手続きを踏み、正規の活躍をして、信頼を取り戻してくれるとありがたい。
    以上。さぁ、中に入るぞ。元気に行こう」

    百合以外のA組一同(いや、待って、行けないです…)

    彼はヒーローへの通報という行動をとった百合と入院していて動けなかった耳郎葉隠、そして攫われていた爆豪を除いた全員を除籍対象として扱い、寮へ歩いていった。
    そして、彼の言葉を聞いた者達の間に静寂が流れる。

    爆豪「…チッ…来い」カミナリヒキズリー

    上鳴「ぅえ、なに!?ぃヤダァ!」ヒキズラレー

  • 144五寸釘25/08/04(月) 22:55:44

    バチバチィ!(草の向こうで放電する音)

    耳瀬葉砂「!?」

    上鳴「ウェーイ」👍️

    耳郎「ブッフw」

    瀬呂「なに?爆豪なにをw」

    百合「…」

    そんな状況を見ていた百合は静かに皆から離れ、寮の前に立っている相澤の隣で止まった。

    相澤「…釘貫」

    百合「大丈夫です、わかってますから…」

    ほかの生徒達との距離を確認し、彼らを見たまま小声で声を掛ける彼に、百合は寮の方を向いたまま返す。

    上鳴「ウェーイダウェーイ!」👍

    百合と爆豪以外のA組一同「wwww」

    相澤(茶番、も、時には必要か…)

    切島「みんなすまねぇ!詫びにもなんねぇけど!今夜はこの金で焼肉だー!!」

    こうして、A組生徒達は入寮するのであった。

  • 145二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 07:09:28

    (*òωó)ノ おー

  • 146二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 12:41:17

    百合ちゃん気にしすぎんでな〜

  • 147五寸釘25/08/05(火) 19:21:48

    これから続きを投稿しますね!

  • 148五寸釘25/08/05(火) 20:03:51

    〜〜寮内にて〜〜

    相澤「学生寮は一棟一クラス。右が女子、左が男子とわかれてる。
    ただし一階は、共同スペースだ。食堂や風呂、洗濯などはここで行う」

    葉隠「ぅぉー!」

    瀬呂「中庭もあんじゃん!」

    芦戸「広!綺麗!ソファァァァ!」ウデブンブン

    お茶子「豪邸やないかぁ〜…!」バターン!

    飯田「麗日君!?」

    峰田「…聞き間違いかなぁ…風呂、洗濯が共同スペースぅ?…ゴクリ、夢か!?」

    相澤「男女別だ…お前いい加減にしとけよ」オーラゴゴゴゴ

  • 149五寸釘25/08/05(火) 20:05:24

    峰田「はい…」

    相澤「部屋は二階から、ワンフロアに男女各四部屋の、五階建て。
    一人一部屋。エアコン、トイレ、冷蔵庫にクローゼット付きの、贅沢空間だ」

    緑谷「ベランダもある!凄い!」

    八百万「我が家のクローゼットと同じくらいの広さですわね」

    お茶子「豪邸やないかい!!」バターン!

    飯田「麗日君!!」

    相澤「部屋割りはこちらで決めた通り。
    各自、事前に送ってもらった荷物が部屋に入ってるから、とりあえず今日は部屋作ってろ。
    明日また、今後の動きを説明する。
    以上、解散!」

    一同「はい先生!」

  • 150五寸釘25/08/05(火) 20:32:22

    〜〜その後、入浴直後、女子風呂の脱衣所にて〜〜

    皆が着替えていた時、お茶子の携帯にメールが届く。
    それに気付いた彼女が携帯を開き、画面を見ると、そこに表示されていたのは梅雨と百合からのメールであった。

    八百万「?どうしました?」

    お茶子「梅雨ちゃんと百合ちゃん、気分がすぐれんみたい…」

    耳郎「そういえば二人とも、今日静かだったもんね。
    釘貫は隈も出来てたし…」

    こうして、女子組は二人のことを心配しながら脱衣所から出るのであった。

  • 151五寸釘25/08/05(火) 23:26:57

    今日はここまでで終わらせたいと思います!
    よかったら明日も見に来てください!

  • 152二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 07:59:46

    ( ´•ᴗ•)つ[温かいお布団]

  • 153二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 16:53:08

    保守

  • 154五寸釘25/08/06(水) 19:16:39

    これから続きを投稿しますね!

  • 155五寸釘25/08/06(水) 20:04:01

    〜〜共同スペースにて〜〜

    切島「はぁー疲れたぁ〜」(ソファーに座りつつ)

    瀬呂「切島、荷解き終わったのか?」

    切島「ようやくな!」

    緑谷「お疲れ様」

    上鳴「経緯はあれだが、共同生活ってワクワクすんなぁ!」

    緑谷「うん!」

    飯田「共同生活…これも協調性や規律を育むための!訓練!」

    切島「気張るなぁ飯田!」

    芦戸「男子!部屋できたー?」

    上鳴「ああ!くつろぎ中」✋️

    芦戸「あのね!今女子で話してて!」

    葉隠「提案なんだけど!」

    芦戸「お部屋披露大会しませんかぁ!?」

    峰常緑(えっ…?) 

  • 156五寸釘25/08/06(水) 20:05:40

    緑谷「うわぁぁぁぁぁ!!ダメダメダメちょちょちょちょちょまっまっまっ!!」

    ガチャ(緑谷部屋の扉が開かれる音)

    芦葉麗「おー!」

    お茶子「オールマイトだらけだぁ!オタク部屋だ!」

    緑谷「憧れなんで…ハズカシ…」カオマッカ

    上鳴「やべぇ、なんか始まりやがった!」

    瀬呂「でもちょっと楽しいぞこれ…!」

    常闇「…フンッ、くだらん…」(扉前腕組みガード)

    芦葉「…」

    芦葉「…」グググググ(常闇を押す二人) 

    常闇「…」グググググ(踏ん張る常闇)

    芦葉「…」グググググ(更に押す二人)

    常闇「…」グググググ(頑張って耐える常闇)

    ガチャ(常闇部屋の扉が開かれる音)

    常闇「ぁぁ…!」(力負けして倒れ伏してる)

  • 157五寸釘25/08/06(水) 20:07:34

    ゴーン…(暗くて怪しい部屋)

    葉芦「黒!怖!」

    常闇「貴様ら…」ウデプルプル

    切島「このキーホルダー!俺、中学ん時買ってたわ!」

    芦戸「男子ってこういうの好きなんね!」

    常闇「出ていけ…!」

    緑谷「おっ!剣だぁ…カッコいい…!」

    常闇「出ていけェ!!」

    青山「アハハハーン!」

    キラキラキラ(色々眩しい部屋)

    一同「眩しい!!」

    青山「ノンノン!眩しいじゃなくて…」

    青山「ま」

    青山「ば」

    青山「ゆ」

  • 158五寸釘25/08/06(水) 20:08:46

    葉隠「思ってた通りだぁ!」スタスタ

    芦戸「想定の範疇を出ない!」スタスタ

    八上「…」スタスタ

    お茶子「たんのしくなってきたぞ〜!
    あと二階の人は!」

    (怪しいオーラを発してる峰田部屋と扉の隙間から覗いてる峰田)

    茶耳八「…」

    峰田「はぁ、はぁ、入れよ…すげぇの見せてやんよ…」

    お茶子「三階行こ」スタスタ

    一同「…」スタスタ

    峰田「入れよ…なぁ…」ハァ…ハァ…

  • 159五寸釘25/08/06(水) 20:44:11

    〜〜三階にて〜〜

    お茶子「おー!普通だ!」

    尾白「…」(尻尾が少し下がる)

    葉隠「普通だ!すごーい!」

    尾白「…」(更に下がる)

    芦戸「これが普通ということなんだね!」

    尾白「…」(完全に下がる)

    尾白「言うこと無いならいいんだよ…」

    芦戸「難しそうな本がずらーっとぉ…流石委員長!」

    飯田「おかしな物など無いぞぉ!」ドヤァ

    お茶子「ブフッ!w」

    お茶子(メガネクソあるぅ…!w)

    飯田「何がおかしい!激しい訓練での破損を想定してだな!」

  • 160五寸釘25/08/06(水) 20:46:58

    芦葉茶「チャラい!」

    耳郎「手当たり次第って感じだなぁ…」

    上鳴「えぇ…!?よくねぇー?」

    芦葉茶「ウサギいるー!かわいいー!」

    上鳴「ペットはズリぃよ。口田あざといわー」

    緑谷(なんか、競い始めてる…)

  • 161五寸釘25/08/06(水) 20:56:46

    〜〜その後〜〜

    上鳴「ていうかよぉ、釈然としねぇ…」

    尾白「あぁ奇遇だね、俺もしないんだ、釈然…」

    常闇「そうだな…」

    青山「僕もっ」

    峰田「男子だけが言われっぱなしってのは変だよなぁ…
    お部屋、披露大会っつったよなぁ…なら当然?女子の部屋も見て決めるべきじゃねぇのかぁ!?
    誰がクラス一のインテリアセンスの持ち主かぁ、全員で決めるべきなんじゃねぇのかぁー!?」 

    ピシャーン!(雷の落ちる音)

    芦戸「良いじゃーん!」

    耳郎「えっ?」

    こうして、女子の部屋も含めてお部屋披露大会が開催されたのであった。

  • 162五寸釘25/08/06(水) 21:05:09

    〜〜その後、三階にて〜〜

    芦戸「えーっとじゃーあ、誰がクラス一のインテリアセンスか、部屋王を決めるってことで!」

    耳郎「部屋王…!?」

    尾白「別に決めなくてもいいけどさぁ…」

    峰田「…」ニヤリ

    峰田(オイラだけが主張しても足蹴にされてただろう。
    だが、少なからず自尊心を傷付けられたこいつらの意思に乗じることで、オイラの主張は、民意という皮を被るのさぁ…)

    峰田「ジュルリ」

    峰田(これにより実に自然な流れで女子部屋を物色できるゥ…!)ヨダレダバァ

    轟「…眠ィ…」

  • 163二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 05:24:18

    ここかわいいよなあ

  • 164二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 12:28:21

    保守

スレッドは8/7 22:28頃に落ちます

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