- 1二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:25:56
- 2二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 20:28:28
初代スレ
【閲注】ヒロアカ世界転生者専用掲示板|あにまん掲示板ここはヒロアカ系の世界に転生した転生者専用の掲示板。スレの皆様、転生者は何故かアクセス出来るし書き込むことが出来ます。どんなIf世界、どんなクロス、どんな時代でも大丈夫!SSやイラスト投稿もOK!(注…bbs.animanch.com前スレ
【閲注】ヒロアカ世界転生者専用掲示板156|あにまん掲示板ここはヒロアカ系の世界に転生した転生者専用の掲示板。スレの皆様、転生者は何故かアクセス出来るし書き込むことが出来ます。どんなIf世界、どんなクロス、どんな時代でも大丈夫!SSやイラスト投稿もOK!(注…bbs.animanch.com裏スレ
【オリ・閲注】ヒロアカ世界転生者専用掲示板 59【裏スレ】|あにまん掲示板ヒロアカ世界転生者専用掲示板スレの裏スレです設定からイラスト・SS等ファンアートなど表スレでは何となく話しずらいこと、世界観のすり合わせ等に使ってくださいbbs.animanch.com - 3要25/07/13(日) 21:22:44
轟「…此処が医務室、王馬が居る場所だ」
『…此処ですね、記録しました。』
轟「おーい王馬、起きてるか?」
王馬「………なんの用?」
『宜しくお願いします、王馬さん。』
王馬「……………………は?なん、え?」
『どうかしましたか?』
王馬「なんで、要ちゃんの声が聴こえるの?」
『私は皆さんに王馬さんの世話係をしろと命令されたので此処に居ます。』
王馬「そうじゃなくて……まあ、良いや。こっちに来てよ」
『了解しました』
王馬「……」
【王馬に抱きつかれた】
『…心拍数の上昇を確認しました、どうかされましたか?』
王馬「…違うよ、オレは…ボクは、キミにもう一度会えて…う、嬉しいんだ…もう見えないけど、嬉しいんだよ…!」
『…良く解りません、何故泣くのですか?』
王馬「偽物でも、本物でもいいから…要ちゃんに、会いたかったんだ…!…もう、死なないで…!」
『…私は偽物です、死んでも何も変わりません。』
王馬「ハハ…分かってないなぁ……オレ、まだキミに何にも返せてないんだよ。取り敢えず、今日は一緒に居よう?」
『……了解しました』 - 4戦姫の幼馴染25/07/13(日) 21:50:23
- 5ガスター25/07/13(日) 21:56:13
ひとまず早めの保守をしておこう
そろそろ結果が届くはずなので
開封時はliveをしてもいいだろうか? - 6敵世界線の雄英生徒25/07/13(日) 21:56:48
- 7祠の中身は赤信号25/07/13(日) 22:01:49
前156
…………流石にそこまでは求めませんよ
向こうの言い分を聞いても良いし、全肯定なんかしなくてもいい
………………ただ、少しだけでも寄り添ってくれるだけで良いんだ
「仲間外れは辛いね」「省かれるのは苦しいよね」って
……実際はそんなの誰もいやしないけど
そうだよ
そうじゃなかったにしてもボクがさっきぶっ壊してきたから
省いた癖して何も無かった振りして接されるくらいならこっちからぶっ壊してやろうって
姉様、"あっち側"の意味分かって言ってる?
場所とかそういう物理的な問題じゃないし追いかけるとかそういう事が出来るものでもない
全員が彼奴の味方であってボクの味方は誰もいない、そういう意味だよ
あからさまじゃないですけど、峰田とか口田とか上鳴とか耳郎とか……普段通りに接してる様に見えてその実薄い壁の様な物を作っているというか……妙に白々しいというか無理してボクに接してる感じの態度の人間はいますね
寧ろそれで何かしらの秘密を話されたがボクには言わない様に示し合わされたと察しましたから
…………それでも、貴女達は「ここにいてもいい」「ここにいて欲しい」ってそれぞれの世界線に住まうヒロアカの登場人物達から証明されているじゃないですか
ボクは本来ならクラスにいない筈の21人目で、皆が揃っている筈の場に呼ばれない除け者で、兄弟弟子の心操にだって仲間とも思って貰えないんですよ?
………………
…………ああもう、分かりましたよ
やって来れば良いんでしょう?
全部、全部、障子の奴にぶつけてやるよ!
どうせボクの味方なんかもう誰もいないんだ……
何やったって最低値から下がる事はないんだから全部ぶつけて終わらせてやる! - 8祠の中身は赤信号25/07/13(日) 22:08:55
【殴打音】
【何かが床に倒れる音】
「障子くん!大丈夫!?」「相澤!?何やってんの!?」「そうだよ急に障子くん殴るとか!」「今日のお前変だぞ!?」
……ちょっと、静かにしてもらえますー?
障子……皆も……白々しいじゃないですかー?
ボクはもう知ってるんですよー?お前らがボクを省いて全員で障子の秘密を共有している事ー……
「え……」「嘘でしょ」「……相澤、知ってたのか……」
ボクとしては秘密の内容なんてどうでも良いんですよー……
けどね……例えそれをボクには言えない理由があったにせよ!ボク一人だけ除け者にして!仲良しの振りし続けるとか!何考えてんだよ!
誰一人として気付いてなかっただろ!?ボクがどれだけ寂しかったか!辛かったか!苦しかったか!クラスでたった一人だけ仲間外れな気持ちなんて!分かんなかっただろ!?
何がヒーローだよ!理由があるとはいえ仲間を一人除け者にして平気でいられるのがヒーローなのかよ!
【その場に倒れていた障子の胸ぐらを掴む】
……障子!お前もお前だよ!
そりゃお前がボクとあまり関わりたがらない事なんか分かってたよ!
でも夏休みに遊びに誘ったら来てくれただろ!?だったらそれなりに仲は築けたんだなって思うだろ!?
それなのに何だよ!?「皆に話したい事がある」って話しかけといて!ボクには「すまないが相澤は席を外してくれないか」なんて言ってあの場から省いておいて!
何でだよ!?何でそんな真似したんだよ!?なぁ! - 9祠の中身は赤信号25/07/13(日) 22:10:06
「…………気に食わんからだ」
……は?
「……お前が気に食わんからだ、相澤」
「覚えてないとは言わせないぞ?過去に峰田を怒鳴りつけ、異形型である事を盾にして、そうして峰田と無理矢理友人関係になっただろう?」
「他人を怒鳴りつけ無理に関係を築こうとする、異形型である事を理由に承諾を迫る」
「…………俺はお前のそういう所がずっと気に食わなかった」
…………は……?だから……ボクには秘密を明かしたくなかった……?
「……そうだ……少しばかり良心は痛んだがな」
「それでも、どうしても……お前にだけは言いたくなかった」
…………
………………ははっ
……はははははははははははははははは!あはははははははははははははははははははははは!!!
……なーんだ
……………………ボクの、自業自得かよ
- 10要25/07/13(日) 22:19:16
「……!…て……!」
【部屋の外が騒がしい】
罪木「ああっ!」
“バンッ!!”
【勢い良く扉が開く】
『…No.111…?いえ、訂正します。どちら様でしょうか?』
「かっ、要さん…!」
王馬「…」
【王馬に強く抱きつかれる】
狛枝「要さん、ホントに覚えてないの?ボクだよ、狛枝凪斗だよ!ねぇ、ねぇってば!」
『貴方が…狛枝凪斗、記録しました。』
狛枝「っ…やっぱり、生きてたじゃないか、なんだよアイツラ、要さんが死んだみたいに言ってさ…」
『…?貴方の言っていることが理解不能です。』 - 11戦姫の幼馴染25/07/13(日) 22:52:07
構いませんよ。こういうのってドキドキしますよね?お待ちしております!
だって本当に気のせいかな?って思う所も実際あるんですよー!
それはそう(真顔)
王馬さんはクローンである要さんを受け入れられましたけど、狛枝さんはどうなんでしょうね?
寄り添う事なら誰でも出来る
……だけど、寄り添うだけじゃなく。寄り添う事よりも、時にそれ以外の方法で立たせる事もある
例え恨まれても、疎まれても、その人が立って前に進む為に出来るのも“味方”だと思うよ
壊れたのなら、直す事だって出来る。前と同じ形にならなくても、壊れた後が残っても……
どれだけ時間が掛かろうとも、ね…
信号君こそ、私がそれくらい分かってないと思っているのかしら?
心の距離というのは、物理的距離以上に詰めるのが遥かに難しいモノなんだよ。……それを知らない私じゃない
だからこそ。余計に行動に起こして、考えないといけない事なんだよ
壁を感じたのなら、どうすればそれを取っ払ってもらえるのかどうかを考えよう。一人で思いつかないのなら、ここで相談しても良い
貴方は貴方なりに居場所を作り上げてきた。掲示板越しに、それを見ていない私達じゃない
……それに心操君のあれは「仲間と思ってない」ではなく、「仲間であると同時に対等なライバルとも認めてる」という意味で言ったんだと思うよ?
切磋琢磨し合いたいとも思っているからこそ、敢えて突き放すような言い方をしたとも考えられない…?
行ってきなさい。それに「これ以上下がる事が無い」と言うのなら……
- 12戦姫の幼馴染25/07/13(日) 22:55:50
- 13アースアイ25/07/13(日) 23:29:23
(立て乙です)
前スレ191 前スレ197
「……そんでそんで。なんでまたブロックされちゃったんですか奥さん」
『知らん』
「ぉえ、お……お???」
『いつの間にか』
「いつのまにか」
『なんか味方じゃなくなったらしい』
「なんかみかたじゃなくなったらしい」
『終わり』
「お、おぉ…え?なんで縁切られたか事情を聞いたり……■■氏がするワケないか。ブロックってことはそもそもできなさそう」
『よくご存知で』
「どんな子だった?」
『いい子だと思って"た"』
「…いっつも思うけどドライですなぁ。前ブロックされた子といい、それだけヤワな友情だったん?」
『そうなんじゃねぇの』
「件の幼馴染殿はずっと未練だったアィダダダダダッ、■■氏取れる!拙者の腕取れちゃう!!」
『〈肘固めで済んでるだけありがたいと思え〉』
「(こいつ直接脳内に…!)」
「準備完了ー……何してんの?」
【相変わらずアースアイの顔は見えない。
どうやらとあるスマホゲームで出会ったフレンドについての話をしているようだ。少女はいつの間にやらクラスメイト二人が格闘技を始めた様子に怪訝な顔をしている。少年はもうむりそうな様子。】 - 14敵世界線の雄英生徒25/07/13(日) 23:35:43
- 15戦姫の幼馴染25/07/13(日) 23:48:57
- 16霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/13(日) 23:58:53
>>前スレ155
「どけ」
【治崎の振り下ろされた腕が爆豪の体を割断する。右肩から脇腹にかけて割れた体から血が噴き出し、ぐらつく身体から壞理を引きはがそうと血濡れた手が伸びる】
【明らかな致命傷、だから治崎は気づかなかった。爆豪の目から光が消えていないことに。傾いた体の下からつま先が手首に刺さる。壞理の鼻先まで届いた腕は宙へ上がり、彼女は爆豪にしがみついたまま転げていく。】
「壞理ちゃんを放…なに⁉」
【仰向けに倒れこんだ爆豪の頭上から、速化院が壞理を掴む。このまま引きはがそうと足を力ませようとして、一瞬動揺した。保護対象が犯罪デパートを頑なに放そうとしなかった、忌むべき犯罪者、その被害を受けたはずなのに。それが隙になった】
【頬骨の側で光る刃に速化院は壞理を放して後ずさる。転がった先で拾ったのか、爆豪が死穢ハ斎會組長の日本刀を右手で握り、斜めに切り上げていた。】
- 17霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/14(月) 00:03:50
- 18祠の中身は赤信号25/07/14(月) 00:09:08
「……相ざ」
…………障子、皆…………ごめん
ボクが悪かったよ
……もう皆に秘密にされている事を嫌だなんて思いません
障子の秘密についてボクも共有されたいなんて思いません
……最初からボクにはその資格なんか無かったんです
峰田、勝手に怒鳴りつけて友人にしてしまってすみませんでした……
「あ、いや……オイラは…………うん……あん時怖かったのは事実だし……」
…………それでも、"痛いだけ"なのはボクは嫌だ
そういうの、荒療治っていうんだろうけど
それでもボクは愛されていたい……愛されていたかった
……行ってきましたよ
まあ結果は散々なものですが、ははっ
……いえ、なんというか……もう上がらなくて良いかなって思います
そもそも秘密とかも、特に知りたい訳じゃなかったし……
- 19敵世界線の雄英生徒25/07/14(月) 00:17:37
- 20戦姫の幼馴染25/07/14(月) 00:31:16
……まさか
エリちゃんが制御を取り戻すまで、自分の身で暴走状態も、それを利用して二人の攻撃を受け続けるつもりですか…!?
確かに誰だって“痛いだけ”なのは嫌だよ。……でも、本当にそれは痛い“だけ”だった?
誰だって、好きで鞭を振るってるわけじゃない
その厳しさの中には、“ここで折れて欲しくない”、“強く育ってほしい”、“間違った方向に行ってほしくない”…
……想うからこそ、愛するからこその厳しさが其処にあるのを、気付いてほしい
…うん。求めた真実が、いつだって優しかったりするわけじゃない
聞きたくなかったり、見たくなかったり、知りたくなかったり……。信号君にとって、散々な事実だったのは変わらない
たとえやけっぱちでも、促されてでも貴方はその真実と向き合った。……誰がどう言おうとも、それもまた一つの“勇気”ってモノだよ
……本当に、「そのまま」でいいの?一からやり直そうとしなくていいの…?
自分の本音と障子君の本音だけでなく、峰田君達の声をこのまま聞かなくていいの……?
その内解けそうな気がしなくもないので、偶には時間の流れに任せたって良いと思います!
それがいいでしょうね…。「ネットで~」の部分も、半分は合ってるようなモノですし……(遠い目)
これ真相(今居る要はクローン)受け入れられます?今の様子だと、そのまま弾日さん(notクローン)として認識しそうなんですが……(汗)
- 21敵世界線の雄英生徒25/07/14(月) 00:53:57
- 22戦姫の幼馴染25/07/14(月) 01:09:34
- 23祠の中身は赤信号25/07/14(月) 01:12:43
- 24霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/14(月) 01:13:38
「ハモるなぁ!」
「ちょっと待ってたっくん!」
「何を考えている!壞理ちゃんを奴から救い出さなくては…」
「良いだろう!望み通り消してやる!壞理の目の前でな!」
やッてみろよ!
【刀を握り直し、傷一つ無い肩を回して吠える。地面からの針も腹で受け、治崎の腕から繰り出される崩壊の一撃も背中でいなし、吹き出る鮮血も臓物も、全て巻き戻ってはこぼれていく】
【どれだけ致命の一手を受けても、障害を柄頭で砕き、攻撃を切り裂き、前へ前へ進み続ける爆豪に治崎の苛立ちは頂点に達した】
エヘ、ヘヒャ!
「ああああああああああ!!!」
ゲェハハハハハハハハハハ!悔しいでしョうねェ!
来いよオーバーホール!お前が万物を作り替えようが、裏社会で天辺目指そうが、お前が壞理を諦めるまで…
死に続けてやる、逃がさねェよ…!
- 25敵世界線の雄英生徒25/07/14(月) 01:37:30
- 26アースアイ25/07/14(月) 02:09:15
『整理体操』
「ギブギブギブギブッ!!降参させてくださいお願いします!!」
「皆が集まる頃には終わっときなよ〜?」
『善処シマース』
「……シテ…尽力シテ…」
【先程と同じく親しげな様子の中には、規律を重んじる士傑高校の生徒として一人一人が干渉しすぎず自立した一面が読み取れ、意図的な無関心さが垣間見える。
…蛇のような少年にそういった様子は見られないが、雰囲気が重くならないよう配慮しての言動だろう。多分、おそらく、きっと。
ともかく、良い意味でドライな関係のようだ】
【LIVEモードを終了します】
…あ、なんか既視感感じると思ったらハワイの時のアレじゃん
懸命に戦う姿はカッコいいけど、エリちゃんの個性が影響してるのもあってかアンデッドみたいだな
……いや、ここからなんで更に狂気じみた行動するようになるんだよ
小刀舐めてゲヒャヒャヒャ笑うのはちょっと想定外なんですけど
- 27戦姫の幼馴染25/07/14(月) 02:12:36
- 28敵世界線の雄英生徒25/07/14(月) 02:40:23
- 29祠の中身は赤信号25/07/14(月) 02:54:02
- 30戦姫の幼馴染25/07/14(月) 03:11:36
もっと上手くというか、もうちょっとドラマティックというか……
因みに最低限の衣食住は保証されるので、偶に高齢者や生活に困った人がわざと軽めの犯罪起こして捕まえてもらう…なんていう噂もあるらしいです
見えないからこそ、視覚に頼れない分受け入れやすい…という事ですか?
はい違ーう(恐らく傍に居れば、迷いなくデコピンでもその額にしていたであろう…)
ちっとも分かってない弟分君に正解をお答えします
……君にとってはもう思ってなくても、私にとってはまだ可愛くて大事な弟分であり、立ち直れる事・またやり直せる事を信じているからだよ
最初からずっと見放さず、諦めず、今も手を差し伸ばし続けている事……分からない?
- 31要25/07/14(月) 07:43:55
『轟焦凍さんの証言によると、私のオリジナルは既に瓦礫の下敷きとなり__』
狛枝「じ、じゃあなんで此処にいるの?瓦礫の下敷きになんてなってないじゃないか、要さんまでそんな事言うの?」
『…では、その“左腕”はなんですか?それは貴方では無く、私のオリジナルの左腕でしょう。女性は左腕を切り取られては生存確率が50%以下になります。瓦礫の下敷きとなり助けが来なかったオリジナルの場合、死亡が濃厚です。』
狛枝「…そんな訳無い、ボクは“超高校級の幸運”なんだよ?たかが二分の一、いや、更に確率が低かろうと、“ボクにとっての幸運”となる結果が訪れるんだ…今回は当たってる、だって要さんは目の前にいるでしょ…?」
『…私は、“弾日要”のクローンです。貴方が言っているオリジナルの記憶も貴方に向けられた感情も、私にはありません。』
狛枝「嘘だって、そんなの……そんなの、不幸じゃないか…」
『…貴方の才能は、不幸と幸運が釣り合うようになっていると聞きました。』
狛枝「…釣り合う?…じゃあ、なんでこんなにも絶望してるのに、誰もボクを助けてくれないんだよ…もう十分、不幸な筈だよ…?」
『……』
狛枝「こんな時、いつも助けてくれたのは要さんだった…」
『…私は、オリジナルのクローンです。』
狛枝「…?」
『私はクローンである以上、オリジナルの様に貴方を助けることは出来ません、貴方の悲しみを理解する事が出来ません、ですが、貴方に話してもらう事は出来ます。』
狛枝「……」
『私に話してください。貴方が話す“弾日要”の事や、貴方自身の事を。』
狛枝「………分かった…」
『では明日、貴方の元を訪ねます。その時に…』
狛枝「…うん、じゃあね、要さん。」 - 32敵世界線の雄英生徒25/07/14(月) 13:44:54
- 33戦姫の幼馴染25/07/14(月) 15:02:38
- 34ガスター25/07/14(月) 15:26:01
ふむ
ようやく届いたか
さて
【liveモードを始めます】
「さて、これでいいのだろうか?」
「では、今より合否確認を始めよう」 - 35黒騎士25/07/14(月) 18:28:46
前スレ183
…今のところですぐに会えそうなのは、飯田くんかね…う~む、会ってみるか…青山に一回連絡とってみたら、特に頭痛もしてないから、二周目ではないかな。たぶん、ペルソナに覚醒した影響でね…
前スレ189
そうだね、焦凍の妹だよ。…自分、轟家以外だと一番懐かれてるみたいでね、結構笑顔見せてくれて、癒されるんだよね… - 36黒騎士25/07/14(月) 20:31:42
…相澤に頼むか、インゲニウムの事務所、どこにあるのか…さて、ゲーセンで久しぶりに遊んでみるか…
- 37要25/07/14(月) 22:11:36
王馬「………」
『………』
【2人ベットの上でスヤスヤと寝ている様だ】 - 38千里弍夏羅25/07/14(月) 22:20:43
- 39戦姫の幼馴染25/07/14(月) 23:24:47
- 40黒騎士25/07/14(月) 23:47:16
- 41戦姫の幼馴染25/07/15(火) 00:04:05
- 42霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/15(火) 00:48:53
「いい加減に壞理を離せ!お前ごときが壞理の力を使いこなせるはずはない!」
【治崎の腕が爆豪の足元を刺す。一見無意味に思われた行動、変化は劇的だった】
【爆豪の足場が軟体動物のように蠢くと、彼の足を飲み込んで固まってしまった。片足は膝まで飲み込まれ体を揺らされる。バランスを取ろうと力むが、徐々に壞理が手の中からずり落ちていった。】
「ふとした拍子に手を放す!所詮いじめなんぞチンケなことをしているお前は…」
「SMASH!!!」
【好機と壞理の手首に触れた治崎、瞬間、爆発的な音と共に地下の一角に大穴をあけた。】
【うめき声が穴の奥から響く。足を固定されたお陰で吹き飛ばされずに済んだ爆豪は体を起こし、自分の体と壞理にまとめて巻き付く鞭の主にがなり立てた。】
あァ⁉何しに来た!
「君こそ何をやっているんだ⁉こんな自滅まがいの方法で壞理ちゃんを助けられるつもりか!」
爆破がありャもうちッたァ違うやり方選べたかもな…お前が個性を恵んでくれんのかよ!
「体を壊せるのは…君だけじゃない!」
- 43戦姫の幼馴染25/07/15(火) 01:00:14
み、緑谷君…?まさかとは思いますけど……
- 44霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/15(火) 01:01:19
【地面を砕き爆豪を自由にした緑谷は、黒鞭を互いの腕に巻き付ける。フルカウルの腕力で二人を持ち上げると爆豪へ詰め寄った】
「君がここで何を考えて戦っているのは分からないし、今はどうでもいい!でも君が戦うたびに壞理ちゃんの保護へ遠のいているんだ!」
だから個性暴走が納まるまで俺が死に続けてんだろうが!個性もねェ武器も鉄キレ一本、こッちはヒーロー様みたいに便利快適してねェんだよ!
「僕も戦う!僕の個性はフルパワーなら自分の体を傷つける!壞理ちゃんの近くで100%を出し続ければこの暴走の中でも持ちこたえられるはずだ!今エクゼオンがイレイザーヘッドを探している、力を使い切るまで傷つかなくても彼女は助けられる!」
だがこの状況だぞ!見つかる前に治崎が…
「彼女はずっと、誰かの為に泣いていた!誰かの為に自分が耐えてきたはずだ!そして今彼女が耐えているのは…君の為なんじゃないのかよ!」
…!!!
…わーッとるわ、そんなもん!
「今の君は危険すぎる…手綱につないでなきゃ心配だろ!」
してねェ癖に黙ッてろ!
- 45祠の中身は赤信号25/07/15(火) 01:11:22
- 46霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/15(火) 01:12:10
【穴が破裂した。中から出て来た四本腕の影はにらみ合う二人にその両手を触れようとする】
【だが憤怒に染まった治崎の双眸と、片側ずつの翠眼と緋眼と合った。両足を合わせて曲げた膝を思い切り伸ばす。空気の爆ぜる音とともに離れた二人の間を治崎が通り過ぎ、ピンと伸びた黒鞭へ飛び込むように着地。】
【その後ろへ回り込んだ二人が交錯するように腕を引き、がら空きの背中を切りつけ、殴り飛ばす。手加減なしの全力が、盛り上がった治崎の体を大きくへこませるが、直ぐに背中は弾けるように膨らんで戻った】
「…あの姿、また誰かを取り込んだのか⁉」
(ハ斎衆の、ねもと?カツカメだッたか?いや、もう当てにならねェ情報は無視だ!)
この鞭が生命線だチートナード!ちぎれたら終わりだと思え!
「君がね⁉」
やかましいわ!行くぞ!
もうちョッとだけ、我慢させる。ごめんな…
「ううん」
- 47敵世界線の雄英生徒25/07/15(火) 01:18:22
え、ここから赤嶽くん主人公の可能性があるんですか……!?
(……その割に主人公補正秋頃には切れてた気が……?)
まあそれならばさしずめ『偏差値79のヒーロー育成機関を除籍になった候補生ですがファイヤーブレスの異能力でめちゃつよヴィジランテになろうと思います〜今更ラスボス討伐に協力しろと言われても遅いからクラスメイトの皆さん頑張ってね〜』って感じかな……?
そうそう
うん、どうにか落ち着きはしたみたいだねー
(文化祭かぁ……なんかもう懐かしいなぁ……)
(……こっちは一応解決したから皆でバンド演奏する事になったっけ……)
(…………私は内通者問題終了後の皆の態度に釈然としなさ過ぎて話し合いの時上の空だったなぁ……)
(……で、掲示板見に行ったら転生爆豪くんが速化院くんに孤立させられてメンタルボッコボコにされてたっけ……)
【永遠に遠い目】
(おお……かと思えば転生爆豪くんが緑谷くんとなんか協力出来てる……)
- 48戦姫の幼馴染25/07/15(火) 01:52:55
二人共、土壇場の即行とはいえ協力出来てるじゃないですか…!
可愛いと思っているからこそ、時には内心嫌でも必要なら鞭だって振るうよ
分かり難かったならその辺りは素直に謝る。ごめんなさい
でも信号君、あの時大分様子がおかしかったよ?……もし私が急に独断専行繰り返しまくったり、周りの声を聞かない事にしてたりしても、それでも貴方にとってそれは「いつもの戦姫姉様」になる?
……そういう時は優しく接するだけでなく、敢えて横っ面を張り倒してでも目を覚まさせないと駄目な時ってあるものよ
あら?貴方にとって私はもう信じられない存在?…それは随分と悲しい事を言うわね
……そうね。吐いた言葉は今更取り消せない。起こった出来事は変えられない。無かった事になって出来ない
だからこそ。現在(いま)を足掻いて未来(あした)を変えなさい
……資格云々はさておいて。信号君は皆と友達になりたいの?なりたくないの?どっち?
何事も零では無いですし、『落第候補生の英雄譚~除籍になってもヒーローを目指したい!~』なんてのもあるかもしれませんね?
んー……?でも“あの”狛枝さんですよ?数々の恐怖行動()でスレをざわつかせた実績持ちの…
ある程度の警戒は残しておいた方が良い気がします(←割と失礼な事言ってすみませんby中の人)
- 49祠の中身は赤信号25/07/15(火) 02:32:45
……いえ、良いんですよ別に
……それは……なりませんけど……
(というか一回やらかしてませんでしたっけ……戦姫姉様……)
(終わったら何かケロッとしてましたけど……)
……そうじゃなくて、戦姫姉様がボクに無理矢理接する必要はないんじゃないかなーと……
……味方じゃないって言っちゃったんですし……
……"皆"がクラスメイトや心操を指しているのなら、もういいかなと思います
ここまで「父親の様な存在に愛されたい」「見た目で偏見を持たない友達が欲しい」「自分は親友だと思ってる人間を辛い目に遭わせた奴がいけ好かない、でも気になる」「自分一人だけ仲間外れになりたくない」と様々な想いを抱いてきました
でももう、心を乱されるくらいなら友達とかそういうの要らないかなって……
- 50敵世界線の雄英生徒25/07/15(火) 02:42:45
- 51戦姫の幼馴染25/07/15(火) 04:37:04
そうねー…。「味方なんて何処にも~」なんて言ってたわね?
……でも残念ながら、私はまだ味方を止めてるつもりなんてこれっぽっちも無いんだけど?
本当に無理してるなら、そもそもここまで会話は続いてないし、手を差し伸ばしてるなんて言わないよ
…こーら。そういう寂しい事を言ってるのは誰?
やり方こそ駄目だったけど、それらの想いは別に悪い事じゃない。乱されたのではなく、ただ純粋な願い事…
そんな願い・気持ちがここまで貴方を前に進ませてくれたのに…要らないだなんて寂しいでしょ…?
…それにね?こうして躓いた事もそう悪い事じゃない
躓いたから自分を、周りを見つめ直す事が出来る。下を向く日があるから、もう一度上を向く事が出来る…
……それに
「見た目を怖がられる異形型に「怖くない」って言ってあげられるヒーローになる」という願いは、叶えなくてもいいの……?
そっちも中々のタイトル路線なのでは…?実際追放()されてる訳ですし……
あと雛子さんは悪女ポジというより事件の切欠及び巻き込まれポジでは…?
うーん…。変顔はちょっと見たいよーな、見たくないよーな……。……私がそういうポジになったら、どういう系統の悪女になるんでしょう?
起こしてましたねぇ…(白目)
しかも(弾日さん限定で)女性の月一のあれとかも把握してたっぽいですし……。例の部屋とかも……
……やっぱり暫くは要警戒のままがいいのでは???
- 52ガスター25/07/15(火) 06:06:01
「わ~た~し~が投影された!!」
「ほう、私のに投影されたのはオールマイトだったか..」
「早速だが結果を発表していくぞ!!
筆記試験満点!実技試験64点だ!!
さらにこの雄英高校はヒーローを育てるための高校だ
君がほかの受験者たちを助けた分もレスキューポイントとして加算される
レスキューポイントは30点よって主席合格!!
おめでとうここが君のヒーローアカデミアだ!!」 - 53二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:29:50
このレスは削除されています
- 54要25/07/15(火) 07:56:07
(……?身体に違和感が…エラーか何かでしょうか、今度診てもらいましょう)
王馬「んん…」
【無いはずの目を擦りながら起き上がる】
『おはようございます王馬さん、朝の7:30ですよ。そして目を擦るのはやめましょう、傷が広がります。貴方は両目とも無いのですから…』
王馬「…早…」
『…今までが遅かったんでしょう。それでは今から一時的に他の方にお世話を任せます』
王馬「…え、何処に行くの?誰と会うの?ソイツと何するの?教えてよ、正当な理由を教えて。」
『…狛枝さんの部屋で私のオリジナルの事を教えてもらうつもりです。私自身も知らないことが多いので。』
王馬「……オレも行く。」
『…ですが、彼は私と2人でないと話さない可能性があります。貴方は他の方と一緒に居てください。広間までは同行しますから。』
王馬「…何話してもらったか後で言ってね?」
【王馬を抱えて広間まで行った】 - 55戦姫の幼馴染25/07/15(火) 14:33:34
- 56千里弍夏羅25/07/15(火) 16:51:38
- 57ガスター25/07/15(火) 17:18:00
- 58黒騎士25/07/15(火) 18:41:52
- 59退治人見習い25/07/15(火) 20:32:57
- 60退治人見習い25/07/15(火) 20:38:43
緑谷「違うんです…くじ引きで決まって…」
峰田「でもオイラはもうちょっとタッパがでかいほうが…」
『………ふーーーーん……』
【スマホが震える】
『どうやら吸血鬼が出たみたいだよ?行ってらっしゃい!』
緑谷「えっ!?」
峰田「吸血鬼って危ねえんだろ!?」
『…ねえ二人共、外から地響きが聴こえない?』
【耳を澄ませば、地響きが段々と聴こえてくる】
緑谷「き、聴こえますけど…」
『……峰田君、喜びな?タッパがデカいヤツだよ。』
峰田「出動すんぞ緑谷!!」
【二人と共に外に出ると…】
【ビルよりでかい、尻が】
峰田「な、なんじゃありゃぁぁぁぁあ!?!?」
『尻に花が咲いてる、いや花に尻?まあ良いや、ゼンラのやつ?』
ナギリ「そうだな、アイツの気配がする。」
『なんでシンヨコこんなんばっかなんだろ…兄さん早く来て欲しい…』
- 61剣乱翔真25/07/15(火) 20:47:33
後藤「すげー広い!なんか色んなやつある!」
乱「ねぇねぇ、あそこのパフェ食べたい!」
長谷部「お前ら!主が困るだろう!!」
『3人とも落ち着こうか。パフェは後でね。』
国広「俺を見るな…見つめないでくれ!」
亀甲「ご主人様、あれは何かな?」
『え、なんだろあれ…バトル施設かな、観に行こうか?』
亀甲「ご主人様の予定が終わってからで構わないよ。」
燭台切「にしても、Iアイランドだっけ?八百万さんには感謝しなきゃね。」
『うん、まさかジャンケンに勝てるとは思わなかったけど…皆が同行者に入らなくてよかったね。流石に一振だけ選ぶのは難しいからさ』
燭台切「はは、それもそうだよねぇ…」 - 62千里弍夏羅25/07/15(火) 21:19:06
「皆んなでクレープ作る練習しようよ!砂糖君だけに任せられないし!」
「確かにそうだな、じゃあ砂糖。作り方教えてくれ!」
「いいぞ!任せてくれ!」
【緑谷、上鳴、砂糖の順で喋る。クラスは相変わらず和気あいあいとしてる】
「A組はクレープ屋をやるのかい!?へぇ、そうかそうか!」
「あ、物間!盗み聞きは卑怯だぞ!」
「やぁ上鳴君。別に盗み聞きなんてしてないし、そもそもB組は演劇だからねぇ!君達なんて参考にすらならないよ!」
「いや種類違いすぎるから当たり前だろ!」
「まぁどっちにしろ僕達B組が勝つんだけどね!」
文化祭に勝ち負けの概念ってあるっけ……?
「そうそう、まだ先だけど文化祭が終わった後にB組とA組の対抗戦があるんだよ!それまでに仲を修復しておくことだね!」
(………修復、ねぇ)
【クラスの空気がややピリつく】
「本気じゃない君達に勝ったってB組の評価は上がらないからねぇ!せいぜい頑張っー」
【後ろに現れた拳藤により、手刀で物間は気絶させられた】
「すまんA組!こいつにはよく言っておくから!」
「嵐が去った……もー、なんなんだよあいつ!散々煽ってきやがって!」
「まぁまぁ峰田君。拳藤が収めてくれたし…ほぼ終盤だったけど……収まったからいいじゃないか」
「でもな緑谷。オイラ達あいつになんもしてないのに言われるって嫌なんだよ」
「分かるけどさ。対抗戦で僕達の実力を示せばいいんだよ。完膚なきまでの勝利をすればいい」
「緑谷らしいな!」
………
- 63祠の中身は赤信号25/07/15(火) 21:27:17
いや……姉様側はそうですけどー……こっち側から切り捨ててると考えると……去らねば無作法なのではとー……
……けれどもそれが良い事だったとも思えませんし、何よりその行為が今首を絞めている……そりゃあの時荒れた切っ掛けは掲示板ヴィランに酔っ払わされたからですけど……やらかしたのはボク自身ですしー……
というか……何て言えば伝わるのでしょうかー?
もう期待したり願ったり憤ったりで人間関係に振り回されるのは疲れたというかー……懲り懲りというかー……
……そのヒーロー云々の事、今の話と関係ありますー?
というかそもそも皆の空気微妙ですし、峰田が別にフォローしてくれてる訳でもないですしー……修復は不可能なんじゃないかなとー
…………それに多分、ボクは除籍されるでしょうしね
まあそうなったら地元に帰って祠建て直してただの祠の中の怪異に戻りますよー……!
- 64夏くんの娘25/07/15(火) 21:35:18
剱崎「よう相棒、冬休みは家に帰るのか?それともやっぱ自主練?」
あなたに教える義理はない。……自主練よ
剱崎「やっぱ相棒はストイックだなー!それが相棒のいいとこなんだけどさ!」
相棒と呼ばないで
剱崎「オレは実家に帰省しようかと思ったけど、今年は学校に残ることにしたんだ。
ほら、最近ウワサになってるだろ?近いうちに世界が滅亡するって」
くだらない。ちゃちなヴィランの戯言でしょう。真に受ける方がどうかしてる
剱崎「そうは言ってもさー、『世界が滅ぶ!』なんて言われたら気になるだろ。ヒーロー志望としてはさ
もしかすると世界滅亡がホントになるかもしれないじゃん。その時に備えて、鍛えておきたいんだ」
……確かに。一理あるね - 65要25/07/15(火) 21:44:08
【IN 狛枝の個室】
『…狛枝凪斗さん、来ましたよ。』
狛枝「ほ、ホントに来てくれたんだね!」
『はい、約束ですから。』
狛枝「そっか…じ、じゃあ何から話せば良いかな?」
『……貴方の話したい事から話してください。』
狛枝「えっ、良いの!?じゃあ__」
【幼少期にオリジナルに助けられたこと、高校が奇跡的に一緒になり仲良くなったこと、今までのコロシアイで起きた事等を長時間話してもらった】
狛枝「実はね、その時の鍵がまだ残ってるんだよ!」
『…その時?』
狛枝「うん、高校の時に要さんと同居したんだけど…逃げ出しちゃったからさ。」
『…その際に使用した拘束具の鍵、ということですか?』
狛枝「そうなるけど…乱暴しちゃった、ごめんね?」
『…いえ、心配はいりません。』
狛枝「他にも沢山あるんだ!記憶が無くなっちゃっても、こうやって話してれば思い出すかも知れないでしょ?」
『…………はい。ですが続きは今度でよろしいですか?そろそろ王馬さんのお世話をしなければなりません。』
狛枝「………そっか。じゃあ手伝うよ。」
『…ありがとうございます。では一緒に行きましょう。』
【2人で王馬達が居る広間へ向かった】 - 66敵世界線の雄英生徒25/07/15(火) 21:47:06
- 67威ノ川乱虎25/07/15(火) 21:58:06
轟「なあ、今まで忘れてたんだけどよ…コレ。」
【データチップを取り出す】
轟「神座、解析しといてくれないか?」
創〔はい、了解しました。…30秒程で終わりますね〕
『早えな…流石神座様。』
創〔貴方が信仰しているのは要さんの方と認識していましたが?〕
『いえ、どっちもです。絶望が暴れていた時に…』
創〔……まあ良いですけど。終わりましたよ。〕
【画面に見知った顔が現れる】
キーボ〔____皆さん、こんにちは!こうなっていると言うことは、轟クンがやってくれたんですね!〕
『ったく…アイツも無茶するよな、自分の戦闘データ以外を轟に渡すなんて。』
轟「俺も驚いたよ。まあ言っても無駄かなって…」
キーボ〔…要さんは、〕
轟「あー…なんか生きてる?お前にとっては生きてる…?」
要「ただいま戻りました。」
狛枝「…なんでキーボクンがパソコンに?」
『あ、ややこしくなってくるぞ…?』
轟「斯々然々でこうなってんだよ」
【困惑している数名に事情を話した】 - 68要25/07/15(火) 22:08:45
『…説明ありがとうございました。まあ、そういう事です。貴方はどう思いますか?私の様な偽物が現れて…』
キーボ〔…?いえ、貴方は要さん本人でしょう?〕
『…いえ、私は飯田橋博士に造り上げられた弾日要のクローンです。証拠に指先が十得ナイフですよ?こんな人間は居ません。』
キーボ〔……ええ、ボクの気の所為だったのかもしれません。気にしないで…というか、貴方も手が十得ナイフなんですね…〕
威ノ川「なに、飯田橋博士っていつも手に十得ナイフ仕込むのか?」
『…そんな筈は…あとは、腰の辺りにプラグがあったりします。』
轟「お、じゃあパソコンと繋いでみるか。」
【何処からかプラグを持ってきた轟】
狛枝「待って、繋がるのそれ…」
『……ログイン完了しました、繋がります。』
キーボ〔!これで何時でも会えますね!〕
王馬「はぁ!?キー坊の癖に!」
キーボ〔人間には出来ないでしょうこんな真似!しかも両目も使えないキミには要さんを見ることも出来ない!ボクの勝ちです!〕
『…勝ち負けを決めるのはどうかと思いますが…』
- 69ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/15(火) 22:51:50
『まあ、そういう事だ。イツメン揃っ……あっ!!?』
【いきなり大声を出した轟】
『……心操、何処だ?』
狛枝「…忘れてた…」
キーボ〔ボクも特攻する前の事しか…〕
王馬「オレはそもそも見えないよ!」
要「……心操、さん?狛枝さんとの会話にも出てきましたが…お会いしておりませんね。」
『嫌な予感がするに一票』
真宮寺「賛成するヨ」
白銀「コロシアイが落ち着いてから地味に見てないね」
『他は?』
上鳴「見てねーな…なあ?」
峰田「おう、オイラも見てねーぞ?」
【その場に居たメンバー全員から“知らない”と返事が来た】
創〔連絡しましたが宗像さんも知らないようです、他の方にも送信してみますね。〕
『色々ありすぎて忘れてたけどマジで何処行った?』
威ノ川「…あ?心操なら、この前出てったぜ?」
『……早く言えよ!』
威ノ川「聞かれなかったし…」
『で、何処行くって?』
威ノ川「なんというか、見かけたというか…ブツブツ言いながら出てったぞ。まるで親の仇に復讐しにいくみてぇな。」
『…それは…』
要「高確率で轟さんの予測が当たっています。」
『…探しに行くぞ!!』 - 70戦姫の幼馴染25/07/16(水) 01:15:45
クレープかぁ…。デザート系もだけど、最近だとオカズ系もあるよね
……そう言えば最近、何処かのお店で「チョコ明太子味」という斬新過ぎるフレーバーを出したって噂で聞いた事が
物間君は相変わらず物間君()してるなぁ……
合格出来たというのは、喜ばしい事ですよ
やっぱり飯田君にも記憶がinしてましたか……。他のA組も、早急に確認取りたいところですね
お久しぶりでーす!相変わらずカオスな光景ですね、シンヨコ……(遠い目)
え”?Iアイランド……?
……剣乱君、ちょっと悪いお知らせをしなきゃいけないんだけど、聞く?出来れば聞いておいた方が良いと思うんだけど。特に刀剣男士にとっては
いや、その辺は別に気にしてないけど?
んー……。色々とあった結果、今の信号君は心のキャパもオーバーしちゃった…って所だね
自分のやらかしを反省する分にはいいけど、反省も落ち込みもし過ぎてるから、どんどん考え方が後ろ向きになっていってる感じに見える
除籍になるかどうかはまだ先生の口からハッキリと聞いてないわけだから、今は「可能性の一つ」程度に捉えてて良いと思うよ
今日は一先ず食欲が無くてもご飯をしっかり取って、早めに睡眠も取っておいで
……別にふざけた意見じゃないからね?お腹が空いてたり、睡眠を取れないと人間余計に後ろ向きな考えに囚われちゃうから
後はそうだね……母様や兄様達と連絡最近取った?もし取ってないなら、ちょっと取ってみたらどう?
別に今起こった話をしなくてもいいの。「ちょっと声を聞きたくなった」とか「最近どう?」とかなんて事無い話を聞くだけでも良い
……今の信号君に必要なのは、心の休息を取る事だと思ってるからね
そうしてから改めて去るか去らないか、考えても良いんじゃない?
- 71鶴亀ヒーラー25/07/16(水) 01:28:33
ハイエンドのテスト後、渡我さんに久しぶりに会って正体と事情を話したあと、本当の恋バナについて洗いざらい白状させられていたらスレがすごく進んでいました…!
お姉ちゃん、渡我さんに説明することを勧めてくれてありがとうございました
あと超常開放戦線の地区の人に改めてお話しして渡我さんへの攻撃は避けてもらうように頼みました
これでひとまず大丈夫ですね
前スレ62,74
ドクターのところはすごかったです
しかも同陣営認定されたからか助手程度には使えたからか結構融通が利きました
前スレ82
はい、どういたしまして黎明卿さん
pdfに変換しただけだから、お礼なんていいですよ
トリガーですか…
試すにしてもリスクの少ない海外の類似品で、でしょうかね?
赤信号くん、大丈夫ですか?
私もそういう気持ち分かるかもしれません
両親が強盗に殺されて村長の養子になったと思ったら村長が犯人と組んでましたって判明して、ヴィランになることしちゃいましたし
でもヒーローにならなきゃ祠なんてそんな極端な二択しなくてもいいじゃないですか
世の中、ビジネスライクだけで生きながら一人で趣味や美学に生きて人生を充実させてる人いますし、赤信号くんの本当に欲しいものとか合った生き方とかきっとそのうち見えてきます
高校一年生なんだからいくらでモラトリアムしてもいいんですよ
(…挫折している人にこういうこと思うのはひどいですけど、赤信号くんが危険に立ち向かわなくていいということだけは、ちょっと安心なんですよね)
- 72戦姫の幼馴染25/07/16(水) 01:41:51
原作でも出てた「個性終末論」が元ネタと見て良いんでしょうか、その噂……
備えというのはあって損は無い物です。警戒している出来事が無かったら無かったで「良かったー!」で済みますから
(今の所は大人しい…。大人しいではあるんだけど…)
ちょっと前のハーレム物(但しくっ付くのは真ヒロイン一人のみ)で、主人公とちょっといい雰囲気になりそうでならない、最終的に友人に落ち着くポジ…とか?
え?そ、そうですか……
「同居してた」って>>65でも言ってますけど、拘束具とか出てる辺りでそれはもう実質監ki……いや、言わないでおきましょう(黙って首を横に振る)
そうですね。紅白さんと執事さんにもそれとなく言っておきましょう…(遠い目)
何となくは感じてましたけど、やっぱり無事だったんですね、キーボさん!
あとそれは勝ち負け関係無い話では…?
今度は心躁さんでしたか……!
どういたしまして!説明があると無いとでは全然違うからね。それだけで危険から遠ざけられるなら、やるに越した事はないってヤツだよ
魔王側にとっては長年の影のMVP連続受賞してるような男だからね、ドクターは…
吸える知識は思う存分吸い取って、ヒーラーちゃんにとっての“有効活用”をしても良いと思う!
- 73祠の中身は赤信号25/07/16(水) 02:13:59
え、そ……そうなんですかー?
いやけど戦姫姉様が良くても他の掲示板の皆さんがですねー……!?
……そういうものなんでしょうかー?
可能性の一つ……うぅ……けど叔父様やる時はやる気がすると思いますからー……
ご飯をしっかりと取って早めに寝る……後は母様や青矢兄様と話してみる……
食事は毎回たっぷりと摂っている気はしますがー……いや寧ろここ最近ヤケ食いというかドカ食いしてる気はしますがー……分かりましたー……
……大分だいじょうばない気がしますねー……
姉様も分かるんですか……?
…………えぇ……
(お、思ったより重い過去が出てきた気がするー……?)
そうなんでしょうかー……大分人間関係に期待してはいけない感というか厭世感というかー……
…………けれども、ありがとうございます……ヒーラー姉様
- 74敵世界線の雄英生徒25/07/16(水) 02:33:33
- 75戦姫の幼馴染25/07/16(水) 03:27:36
多分だけど、他のスレ民の皆さんも良くも悪くもその辺は気にしてないと思う…
やる時はやるだろうけど、流石に何も聞かずにそうはしないだろうし、信号君の今のメンタルの沈み具合から見て初っ端それ(除籍)は無いんじゃない?
もしあるとすれば、何日間の謹慎・停止処分になると思うよ
そうそう。美味しくて栄養のある物を食べて、癒し効果のある音楽を聴きながら寝て、家族と何てことない話をしたりして……
誰かにしてもらうだけでなく、自分で自分をメンタルケアする事も大切だからね?
どっちにしろ、それは友人ポジなのでは…?ちゃんと自分の彼氏を捕まえてますし……
え?そんなポジション、貰っちゃっていいモノなんでしょうか…?
そうでした…!>>54で違和感があるって言ってましたね!?
……それとなくじゃなく、ちゃんと言っておかないと(使命感)
- 76要25/07/16(水) 07:38:21
- 77千里弍夏羅25/07/16(水) 07:50:07
- 78アースアイ25/07/16(水) 09:32:15
- 79戦姫の幼馴染25/07/16(水) 14:29:33
- 80要25/07/16(水) 18:02:09
『…やり返し?』
心操「うん。要さんも悪口言われたら嫌だろ?」
『…そうですが、どんな事を』
心操「確か…コメントで“死んで良かった”って言ったやつは死んだほうがマシ位の事をさせて、“嫌い”って言ったやつは周りから嫌われるように仕組んだよ。あとは……まあ良いや、要さん、褒めて?」
『……貴方の罪は、どうなりますか』
心操「え?個性を使えばいくらでも共犯だって作れるし証拠も残らないけど」
『…オリジナルは、きっと貴方にこんな事をして欲しいとは願わないでしょう。』
心操「なんで?」
『…友達が人を陥れて、悲しくないわけ無いでしょう。ただのクローンである私にも、それは解ります。』
心操「……じゃあ俺は、どうしたら要さんに褒めて貰える?好きになって貰える?何をすれば良い?」
『……それは、』
心操「解んないんだよ…!愛された事も、愛した事も無かったから…!」
- 81要25/07/16(水) 18:20:32
- 82剣乱翔真25/07/16(水) 19:32:54
- 83黒騎士25/07/16(水) 20:25:50
- 84敵世界線の雄英生徒25/07/16(水) 21:24:57
- 85二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:35:40
このレスは削除されています
- 86祠の中身は赤信号25/07/16(水) 21:41:34
そう……なんですかねー?
まあ……何だかんだ退学届も受理しない人ですしねーあの人……何も聞いては来なかったけど……その時……
そうである事を願いますー……あれ、願って良い事なんですかねーこれ……?除籍じゃなかったら他の生徒に示しがつかないというか……悪影響というかではー……?
美味しい物を食べて寝るのは良しとして……家族と話すのはどうなんでしょうかー……?何だか(母様の)実家に帰りたくなりそうな気もー……いや帰って何するんだって話ではあるんですがー……顔合わせるのも気まずいしー…………あれ?地元の方にも兄様いるから気まずいですね?ボクに帰る場所ないですね?
…………心操……くん……
…………心操人使、は……
……ボクが知ってる彼は……っ、ちょっと皮肉屋で……けど……ストイックで……周りから「犯罪者向きの個性」とか言われてて……コンプレックスはあるけど……あるけど……っ!
でも……っ、それでも自分の個性をヒーローとして活かしたいって思ってて……!相澤先生の訓練に頑張って喰らいついてて!戦闘訓練で初めて会った時も相澤先生にちゃんと評価されなくて落ち込んでたボクの事気付いて追っかけて来てくれて……!体育祭でのボクの活躍だって見てくれてて!ボクとも仲良くしてくれて……!
彼奴は……彼奴は逆境にも負けないし!すっごくかっこいい奴なんです!
ボクの知る心操くんはこんな……嬉々として犯罪をするような奴じゃないです!
- 87要25/07/16(水) 22:05:32
『…変えてしまった?それは…“カムクライズルプロジェクト”の事でしょうか。』
創〔……〕
心操「そうだよ、あのプロジェクトさえなければ…」
『ですがオリジナルは、カムクライズルとも共存の道を選んでいます。貴方なら分かっていたでしょう。』
心操「けど、俺は好きな人がずっと悩んでたことも知らなくて、プロジェクトを実行させてしまって、目の前で好きな人が別人に変わっていったのを見て、初めて出来た友達が死ぬのを見た…俺は…」
『…貴方は…誰にも、愛されなかった…だから、初めて対等に話してくれたオリジナルに固執している、ということでしょうか』
創〔どちらかと言うと、“友達でもいいから捨てないでくれ”と言いたいのでは?〕
【その場に居る全員が心操を見つめる】
心操「…俺は…ずっと羨ましかった。“好きだ”って自由に言える皆が、ヒーロー向きの個性を持ってる緑谷達が、友達が沢山できる才能を持ってる苗木達が…
___だから…だから、とにかく皆が羨ましかったんだよ。
俺が“好きだ”と言ったら周りは離れていく、好きなものを好きって言えないんだよ。けど要さんは全部肯定してくれた。
そんな大切な人がいきなり記憶を失ったらどうする?
死ぬかもしれないコロシアイに巻き込まれて、自分の事が忘れられて、友達でも何でも無くなったらどうする?
こんなの…気が狂っても仕方ないだろ…!」
『……』
心操「どうせ俺は…“ヴィラン”だ…」
…この世界線の“心操人使”は…
誰にも愛されず、愛すことすら教えてもらえず、ずっと敵向きの個性と、敵だと罵られ続けていたのでしょうか…恐らく、両親からも…
- 88ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/16(水) 22:18:21
『カムクライズルプロジェクトで大切な人が記憶を失い、人間味も欠如し、死ぬ可能性しか無いコロシアイに何度も参加して、よく分かんねぇ奴らに愛されて、目の前で確実に死んだ…元から可笑しい狛枝達ならともかく、普通に恋愛していた心操なら…してしまう。“好きな人の為なら何でもしてしまう”…そんな事を。』
白銀「しかもそれがコンプレックスを認めてくれるような娘だったら…」
【再度沈黙が訪れる】
苗木「…心操クン、君は…」
心操「分かってる、俺は未来機関から出ていくから。」
要「!?」
狛枝「ふーん、じゃあ出ていきなよ。」
威ノ川「狛枝、そりゃ言い過ぎだろ!」
狛枝「何?彼は出ていくって自分から言ってるんだよ?しかも事件すら起こしてるんだから出ていって当然だよね。」
要「……」
王馬「要ちゃん?もしかして、泣いてる?こんな奴に?」
要「………私は、こんな事をされても…心操さんに、出ていって貰いたくありません…敵だと言われても…誰に文句を言われても…要は…オリジナルは…望んでないです…全て…!」
【要は泣いていた。こんなに酷い事をした友達に、出ていって欲しくないと伝える様に。】
心操「…要さんは優しいな。でも、俺が決めた事だよ。こんな奴友達にすらなれないから。」
【…心操は部屋から出ていってしまった】
- 89千里弍夏羅25/07/16(水) 22:22:23
- 90要25/07/16(水) 22:46:17
『………………』
王馬「要ちゃん大丈夫?なんだか冷たいよ、物理的に。」
狛枝「王馬クン、そっとしておいてあげてよ…要さんはボクが、責任持って、部屋に連れてくから。」
王馬「いやいや要ちゃん居ないとオレ生活というか色々と困るんですけど」
狛枝「ボクがお世話するけど?」
キーボ〔要さん、パソコンにデータを移して貰えばパソコンで休憩できますよ?身体は運んで貰って…〕
『…………よく、解りません。キーボさんは提案ありがとうございます。いつかそうします……王馬さん、部屋に戻りましょう。』
【王馬を連れて部屋を出ていく】
『…………』
王馬「悲しいの?」
『…よく解りません、初めての感情です。何故でしょうか。』
王馬「それは悲しいで合ってるよ。心操ちゃんが居なくなるから寂しくて、悲しくなるんだ。オレも要ちゃんが居なくなると悲しくて寂しくて死んじゃうよ。」
『……そうなんですね。記録しました。』
王馬「…今日も一緒に寝る?」
『…はい。“寂しい”時は誰かと居ることが大切だと予測します。』
王馬「うんうん、合ってる合ってる。要ちゃんが良いならずっと一緒に居ようね!」
【2人で部屋に入り、ベットに潜った】
『…はい、おやすみなさい。』 - 91戦姫の幼馴染25/07/17(木) 00:41:26
…私の世界ではまだ会った事が無いのでなんとも言えません
ですが、彼は自身の個性が「敵向き」と周囲からの心無い声を聞きながらも、それでもヒーローに憧れ目指せる情熱を失わない人だとは知ってます
……其処、劇場版第1作目の舞台。事件起きます(遠い目)
さらに言うと今作のボス敵の個性は「金属操作」と「筋力増強」…。前者は周囲の金属を自在に操れる。防具とかも作れる。後者は文字通り…
刀剣男士達が刀を使えない可能性大なんだけど…
それもしかして「血狂いマスキュラー」では…!?
「筋肉増強」でしたっけ?自身の筋肉を内外に強化して纏う事で攻防一体の圧倒的肉弾戦特化な個性持ちの敵だったと思います
ただ筋線維には限界があるので蓄積ダメージを与え続け、向こうが筋肉を張り替える前に限界を迎えさせれば筋線維が裂けて一時的な無防備状態に出来る筈です
そ、そうですかね…?(ちょっと照れ)
前科が燦然と強烈過ぎて、どうしても警戒を解けない……!!
……一応、味方?の筈なんですよね?…え?み、みか、味方…。味方って何でしたっけ?(目がぐるぐる)
そういうものだよ
良いんじゃない?そういう願いは誰だって抱くものだろうし…
除籍だけが必ずしも示す事って訳じゃ無いもの
ホームシックになるのは全然可愛いレベルだし、別に何をしなくとも家でゆっくり過ごすくらいは良いんだよ
それに話せる内は話しておいた方が良いよ?二の足踏んでたら二度と話せなくなりました…なんてのより全然マシだから
心躁君……
……そうですね。寂しい時は、誰かに傍に居てもらうと寂しくなくなりますよ
あとは“手を握ってもらう”のも良いですよ
- 92祠の中身は赤信号25/07/17(木) 01:05:06
- 93戦姫の幼馴染25/07/17(木) 01:42:50
- 94祠の中身は赤信号25/07/17(木) 02:06:01
- 95敵世界線の雄英生徒25/07/17(木) 02:20:29
- 96戦姫の幼馴染25/07/17(木) 02:44:09
- 97剣乱翔真25/07/17(木) 07:23:19
メリッサ「へぇ〜!じゃあ皆ヒーロー候補生なんだ!しかも直接現場に…」
耳郎「まあ避難誘導とかですけどね…」
『僕も大体そんな感じです。彼らも居るので現場というより訓練が多かったんですよ。』
??「はいパフェお待ち!」
乱「ありがと〜!って、上鳴君!」
後藤「と…峰田!?」
【パフェを持ってきたのはクラスメイトの上鳴と峰田だった】
緑谷「なんで此処に…」
上鳴「プレオープンの間、バイト募集してたんだ!空き時間に色々見ていいらしいし…」
峰田「美女との出会いがあるかも知んねぇだろ!」
『下心ありまくりだね峰田君』
乱「う〜ん美味しい!持ってきてくれてありがと〜!」
上鳴「こちらこそありがとな!」
多分そのボスは緑谷君に倒されるわけだから、僕達は後方支援かな…数も有るし。
- 98威ノ川乱虎25/07/17(木) 07:32:38
『はぁ…最近色々ありすぎじゃね?』
轟「それはそうなんだが…いやホントに色々あるな」
『オレは記憶上書きされてて、要は死んで、心操は家出して、狛枝達はもうどういう感情なのか分かんねーし』
轟「…掲示板に繋がっている以上今の要さんは確実に転生者、死んだ要さんが自分のクローンにもう一度転生した可能性は?」
『あ゙〜、まああるんじゃねぇの?当の本人には記憶無さそうだけど』
轟「キーボが“要さん本人”って言ってた事と、狛枝達がすんなり受け入れてるのが気になる。要さん2回転生説だと仮定すると…」
『気付いてねーけど転生した本人って判ってんのか?クローンじゃなく?いやホントに当たってたらキショいぞまあまあ』
轟「けどなぁ……」
轟「『なんかアイツラなら気付きそうだよなぁ…』」
【意見の一致である】 - 99黒騎士25/07/17(木) 07:52:21
- 100戦姫の幼馴染25/07/17(木) 14:31:08
- 101要25/07/17(木) 17:44:35
『……王馬さん、背中洗いますよ。』
王馬「ん、」
『………』
王馬「朝風呂って良いよね〜、オレ憧れてたんだよ!」
『…良く解りませんね……じゃあ流しますよ』
王馬「…そうだ、今こそ要ちゃんに手伝って貰ってるけどさ、何時でもオレを頼って良いからね?」
『…じゃあ、頼ります。』
王馬「ホント!?」
『暫く動かないで下さいね。身体拭きますから』
王馬「…ありがと。」
【“そういう事じゃない”と言いたげな顔をする王馬】
『…拭き終わりましたよ、着替えは出来ますか?』
王馬「無理!何も見えない!頭出すの何処!?」
『…そこは袖です。手伝いますから両腕をあげて下さい』
王馬「もうちょっと優しく!」
『……ばんざーい』
王馬「ん!」
【王馬の着替えを手伝っていく】
『………はい、終わりです。広間へ行きましょう』
王馬「了解!」 - 102黒騎士25/07/17(木) 20:17:38
- 103威ノ川乱虎25/07/17(木) 21:51:44
【王馬の手を引きながら要が広間に来る】
要「…おはようございます皆さん」
王馬「おはよー!」
狛枝「おはよう要さん」
王馬「オレは?」
『ん、朝ごはん用意してるぜ。』
【それぞれの朝食を運んでいる】
要「………」
『そういえば…要は何が好きなんだ?』
要「…良く解りません」
狛枝「要さんは甘い物は大体好きだよ?チョコレートとかね。あとエナジードリンク。」
白銀「意外と不健康なんだね…」
『なんで知ってるのかはまあ友達だからで置いといて、ロボットと違ってクローンなら体内まで造られてると思うんだが、食えるのか?飯…』
要「…一応、味を感じることは可能の様です。消化器官まで造られているかは解りませんが…」
『…エネルギーとかは?』
要「…はい、ロボットや人間と違い食べ物を含んだり充電することは必要ありませんが、口からのエナジー補給は必要です。無くなると行動が出来なくなります。」
『エナジーねぇ……よく分かんねぇけど、コレでいいか?本来エナドリ好きらしいし。』
【取り出したのはリアル◯ールドである】
要「……」
【蓋を開けて飲んでみる】
要「……エナジーの補給を確認、成功しました」
『エナドリで良いのか…楽だな。でも飲み過ぎも良くないからな?クローンとはいえ虫歯になるかも知れねぇ』
要「了解しました。」 - 104ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/17(木) 22:05:00
狛枝「威ノ川クン、これからはボクがエナドリを口…」
威ノ川「必要無いし言わせねぇぞ。自分で飲めるんだから自分でやらせなさいバカ」
要「…?」
『…あ、そういえば戦姫がなんか言ってたな…白銀、ちょっと見てきてくれないか?(小声)』
白銀「どうしたの?」
『なんか掲示板の子によると要の身体に違和感があるらしくて…不安なんだよ色々と』
白銀「…地味に嫌な予感しかしないけど」
『俺もだ。けど男が女性の身体を調べるのもなーって…』
白銀「まあやってくるよ。要さーん!」
要「…どうかしましたか?」
白銀「ちょっとこっち来てくれないかな…」
【2人は個室に入っていった】
【数分後…】
白銀「…」
『おかえり、でどうだった?』
白銀「……アウト……なんかもうあれって薔薇とかで見るタイプのやつだよ、首元にある見せつける為のやつだよ。本人気付いてないけど…」
『……要さん、ムヒ塗っとけ。』
要「…特に痒みなどは感じませんが」
『なんか俺達も痒くなるから…(?)あとガーゼな、めっちゃ赤いから。罪木、』
罪木「わ、分かりました!」
- 105戦姫の幼馴染25/07/17(木) 23:39:11
- 106敵世界線の雄英生徒25/07/17(木) 23:49:41
久々にホークスさんと話しました
敵連合メンバーの新情報が入ったので整理しなければ……
後、私の方からも『ヴィランの更生と社会復帰の問題』『異形型と無個性への差別に関する問題』『個性の応用法等をアドバイス出来るカウンセラーの必要性』といった「皆が見て見ぬ振りをしているであろう問題」を提起してきました
なかなかの好感触だったのでホークスさん達がこれらの問題について広めてくれたらと期待しています
ちょっとずつでも良い方に行ってくれれば……! - 107戦姫の幼馴染25/07/18(金) 00:07:46
- 108敵世界線の雄英生徒25/07/18(金) 00:32:44
- 109戦姫の幼馴染25/07/18(金) 00:51:21
- 110敵世界線の雄英生徒25/07/18(金) 01:32:13
…………!!そうなんだね!?
内側から浸食・融合……人格すらも乗っ取れてしまうって事、なんだよね……?
そして恐らくは後継者として選んだデク……緑谷くんが"最終的に"そのポジションにおさまったって事か……
……前々から不明だったシュガーマン……砂藤力道くんの連合入りの経緯が分かったんだけどさ……
どうにも彼の両親からしてAFOの信奉者だったみたいで……で、その砂藤夫妻はAFOの協力者だって事が最近露見して逮捕されたんだけど……
息子について尋ねたらこう答えたんだって
『力道は"あの御方"の"器"として選ばれた』『いずれ解き放たれた暁には器の座へと返り咲き、必ずやあの御方の本懐を遂げる事だろう』って……
……因みにこれを聞いた上戸くんは砂藤くんのご両親のあまりの酷さにSAN値チェック入って、結果こちらの八百万百さんの経緯調査が進んだよ……
- 111戦姫の幼馴染25/07/18(金) 01:51:52
- 112敵世界線の雄英生徒25/07/18(金) 02:49:29
見てきたー……
後継者そのものだけではなく連合の他のメンバーも危ういって事か……
変に弄られたらこちら側の説得が滞ったりしそうだよなー……
そういう事……多分前に言ってたアジトにあった祭壇の片方は砂藤くんのだと思われる……
【遠い目】
何が嫌って両親を疑わない砂藤くんだよ……なんなの……南米の古代文明の民かなんかなの……
や、SAN値が減った上戸くんが「俺の親の方がマシだったー」ってぼやいたのを皮切りに親の会社が傾きかけた理由を語ったらしいんだけど……
どうも上戸くんが小6の頃に自社製品の模造品が定価よりも安く、更に大量に売られる事件が発生したみたいでさ……それは一年くらいでぱたりと止んだんだけど安価な模造品に慣れきっちゃった市場では上戸くん家の商品は売れなかったみたいで……そこからガタガタって傾いちゃったらしいんだけど……
で、ちょうど同じ頃に岐阜県内……あ、上戸くんの出身地ね?のとある倉庫で不審な遺体が見つかる事件があってさ……その倉庫に大量にあったのが件の模造品だったのね?しかも被害者がどうも上戸くんの実家の下請けの工場で働いてた元・作業員だったみたいで……恐らくクビにされた腹いせに模造品作って売りさばいてやろうって魂胆だったんだろうって所までは分かったんだけど……"どうにも不可解な点が幾つも出てきて"捜査はそれっきりになっちゃったんだって
……まあ、上戸くんがそんな事を言ってた訳なんだけど……そこから話が色々と進んできてね……
- 113戦姫の幼馴染25/07/18(金) 03:25:51
- 114敵世界線の雄英生徒25/07/18(金) 03:57:01
成程ね……
(その例外っていうのが恐らくはギガントマキア、か……)
物言わぬ生き人形にせよ脳無にせよ一定の行動をプログラミングした遺体にせよ言える事が一つだけあるんだけど……
ゾンビじゃん!それゾンビじゃん色んな意味で!!ドクターゾンビ作れちゃってんじゃん!
やだ!敵連合の誰がなってもお労しいやつじゃん……!
状況から見てもそうじゃないかってさ……
そりゃ現状改心してない訳だよなって……もっと確実な信じる物があるんだもんねぇ……
……そう、勿論組み立てラインなんかないし模造品を作れる委託先のデータすら存在しなかった
現場には凶器と見られる刃物はあったが、指紋も普段使われていた形跡もなかったし、いつ買ったか等の記録もなかった……完全に出どころ不明ってワケ
彼らは三人程いたみたいだけど全員そういう個性じゃなかったし技術も無かったみたいよ
- 115要25/07/18(金) 07:30:30
罪木「すいません…すいませぇん……!」
『…謝ることではないのでは』
罪木「なんだか謝ったほうが良い気がするんです…!」
威ノ川「味を感じれるってんなら一応朝飯でも食っとくか?エナドリだけじゃ栄養とか足りねえだろ」
『…そうですね。食べてみます』
【威ノ川が用意した朝食を一口食べるが】
『………うぇっ、』
【飲み込もうとすると吐き出してしまった】
狛枝「どうやら消化器官…というか、胃が無いみたいだね」
『…美味しいのですが…』
威ノ川「味覚はあるのにそこまでは再現されてないんか…」
キーボ「良いじゃないですか、身体があっても美味しそうな食事を見ることしか出来ないボクに比べたら…」
白銀「ずっと羨ましかったんだね…」
そうなりますね…飴ちゃんなら食べられるでしょうか?
- 116退治人見習い25/07/18(金) 07:47:34
ロナルド「オラァ!!伝説の盾ドラルクシールドォー!」
ドラルク「止めて関わりたくないぃー!!」
『あ、兄さ〜ん!』
ロナルド「光!?お前も来てたのか!」
『仕方ないよあんなの見ちゃったし…』
ロナルド「だよな…取り敢えず倒すぞ!」
マリア「ぶっちゃけ家帰って寝てぇ」
ショット「大体これからどうなるのか予測が付く」
『ハンターがそんな事言うな!』
峰田「なんだよ…ホントになんだよあれ!」
ロナルド「いつもの変態(ゼンラニウム)の眷属(コゼンラ)だ!取り敢えず後でソイツはボコす!」
【だが相手は攻撃を警戒し巨大化、一旦引こうとしたハンターを“恐るるに足らず”と認識し巨大化】
ナギリ「どう足掻いても巨大化じゃないか!!」
ニウム「すまぬ人間!我の眷属があの様な暴走を…」
緑谷「貴方のせいじゃないんですか?」
ニウム「うむ…所長がくれた栄養剤を打ち込んだらああなってしまった」
ロナルド「じゃああのクソザコイカレポンチ犬仮面のせいじゃねぇか!!」
ニウム「ここに行く際に所長から“植物を木質化させる薬”を受け取ってはいるが…」
『じゃあそれ打ち込むしか無いじゃん!』 - 117黒騎士25/07/18(金) 11:07:50
- 118戦姫の幼馴染25/07/18(金) 14:59:00
言われてみれば、ある意味ゾンビ的なモノを感じますね…。脳無はヒロアカ版
バイオでハザードな要素を持った敵だった…?(首傾げ)
そりゃ改心してない訳ですよ、そっちの砂藤君…(汗)
え、三人も居たんですか?
……因みに其々どういう個性持ち・技術持ちだったか聞いても?
(現場にあった指紋の無い刃物…。もし“想像通り”の手段だとしたら…)
エナドリがいけたんですから、他にもジュースとか具無しのスープ系統も大丈夫じゃないですか?
だ、大丈夫なんですか?それ(薬)…
そのまま街中で巨木に変化とかしません?
え…!?もう発現してるんですか?しかも3つも…?
既に倒されたとは言え、AFOが二人も現れた影響なんでしょうか…
……それとも魔王と同格以上の危機が将来迫っているとか…?いや、縁起でも無いからこの予想は無しで
- 119戦姫の幼馴染25/07/18(金) 18:51:24
- 120戦姫の幼馴染25/07/18(金) 18:53:26
(空に、真っ赤な翼を生やした何者かが流星の如きスピードで飛んでいく)
(黄色いジャケットを羽織ったヒーロースーツと、何より目立つ紅い翼はウィングヒーロー『ホークス』の証ではあるのだが……)
―――早く……もっと早く、飛ばないと!!
(そのスーツを身に纏い、深紅の翼で空を飛んでいるのは少女だった)
(最も。その姿は高度を飛翔しているので今の所、誰にも目撃されてはいない)
(少女…纏の顔には焦躁が浮かんでいた)
(やがてその先に見えるのは、最近オープンしたばかりの施設複合型のとあるタワーモール)
(「幅広い世代に楽しめる未来の商業施設」をコンセプトに建てられたそのタワーの周囲には……)
「急げっ!!ノイズから早く逃げるんだ!!」
「早く来てくれヒーロォォォォ!?」
「死にたくない…!死にたくない!!」
「いやあぁぁぁぁっ!!」
(建物の周囲をノイズの集団が集っており、その場に居る人を炭に変えんと次々と襲い掛かろうとしている光景だった…)
『纏ちゃん聞こえる?今、翼さんとクリスちゃんもそっちに急ぎ向かっているわ!その間に纏ちゃんは先に周囲のノイズを殲滅。逃走している避難民の安全を確保!』
了解しました!!
(耳に装着した通信機の声に了解の返事をし、一度高く飛翔するとホークスの武装を解除し高度から落下をする)
(そして纏は直ぐ様、黒を基調としたとあるギアを身に纏った)
- 121戦姫の幼馴染25/07/18(金) 18:58:53
―――この!胸に宿った!信、念の火は!
(黒いギア……ガングニールの両手のパーツを合わせると、それらは腕から離れ合わさり、巨大なランス型の槍へと変化する)
(その槍を構えると、刀身が展開。砲身となったその穂先にエネルギーが集まり、高出力のエネルギービームを発射。空中に居たノイズの群れを纏めて焼き払い、炭と変えた)
―――誰も、消す事はでぇきやしないっ!永劫のブレイズっ!
(そのビームで空中のノイズを粗方倒し、地上に着地し直ぐに目の前にいたノイズを切り捨てる)
早く逃げてください!ノイズは私が引き受けます!
「あ、ありがとう!!」
「ノイズを倒した…!?貴女、もしかして新しくデビューしたヒーロー?」
違います!!それより早く逃げて!!
「「は、はいっ!!」」
(市民を今にも炭に変えようとしたノイズを切り払い、早く避難するように促した)
―――闇に惑う夜には 歌を灯そうか
(逃げようとして思いきり躓き、足を挫いたらしい市民が痛みで一瞬蹲る。その隙を逃さんと襲い掛かるノイズを、羽織ったマントを自在に操って庇う)
- 122戦姫の幼馴染25/07/18(金) 19:06:33
―――聖光のセレナーデ 力よ、宿れぇぇえぇっ!!
(マントで市民を守りながら構えた槍の刀身が高速で回転をし、小型の竜巻となって襲ってきたノイズを纏めて空中に打ち上げ、炭に返す)
(少し遠くで市民に襲い掛かろうとしていたノイズに向かって槍を投げ串刺しにすると、槍を取りに行く道すがら、その拳を胴にめり込ませたり、蹴りつける等してノイズを倒す事を忘れていない)
(その後も時にはマントを駆使して避難する市民を守ったり、ノイズを払い落としたり。携えた槍で切り払い、時にエネルギービームや竜巻を出しては次々に炭へと変えていった)
―――絶っ対にぃ、譲れなぁい!夢が!吠え叫ぶよっ!
―――正義の為に 悪を…貫けぇっ!!
『纏ちゃん!もう直ぐ翼さんとクリスちゃんが現場に到達するわ!二人が到着したら、その場は任せてタワー内へ向かってくれる?タワー内にも複数のノイズと生体反応を確認したから、ノイズを殲滅しつつ逃げ遅れている一般市民の避難誘導をお願い!』
了解っ!!
―――覚悟を 今構えたらっ! 誇りと契れ――っ!!
「すまない御守!遅くなった!」
「残りの雑魚はあたし等で引き受けるから、お前はタワー内に先行してくれ!」
「民間人の全避難完了と周辺のノイズを片付け次第、我々も直ぐに向かう!!」
二人共、後お願いします!!
- 123戦姫の幼馴染25/07/18(金) 19:15:23
(―――タワー内も酷い状況だった。)
(ノイズが突っ込んできた際に割れたであろう窓ガラスの破片や外壁の一部があちこちに散乱していたり、あちこちに小山状態を築いている炭の粉…)
(そして獲物を探して動き回っているノイズの姿だった。)
『二階から生体反応有り!纏ちゃん、二階と三階にはノイズの反応は無いから、先に一階のノイズを全て殲滅次第、右の階段から上がって左の部屋へ!』
―――誰が為にこのこぉえ! 鳴り、渡るのかっ…!
―――そして 誰が為にぃこの詩―うた―は!在ればいいかっ!
―――もう!何も失うものかと決めたぁっ!
(先程のビームのような大技は出せない。)
(故に槍を振り、時にマントで防ぎながら次々とノイズを殲滅し、二階へと駆け上がっていった。)
―――想いを重ねた奇跡よ 運命―さだめ―を、蹴散ら、せっ!
――バゴンっ!
(扉を蹴破り室内へと駆け入ると、そこには……)
…!!三奈ちゃん!!
(胸に小さな女の子を抱えながら、此方を見て一瞬驚きながらも警戒を解き、安堵の表情で見つめる芦戸の姿が其処にあった)
「!御守…!!」
良かった…!無事だったんだね!!その子は…?
- 124戦姫の幼馴染25/07/18(金) 19:22:49
「この子、親と逸れたみたいで…。外と一階はノイズがうようよしているから、逃げるに逃げれなくて……」
「あの、ね…。ぱ、パパとおでかけしに来たの。そしたら、ノイズが出てね?パパとはぐ、はぐれて…」
(泣くまいとしているが、その表情は不安と恐怖で一杯なのだろう。今にも零れそうな涙を浮かべた目で、女の子は纏を見上げ、言葉を詰まらせそうになりながら言ってきた)
…うん。そこのお姉ちゃんに、助けてもらったの?
「うん…」(コクリ、と頷く)
そっか……。よく頑張ったね?偉いよー!
「ほ、本当…?」
「うんうん!偉いよー?このお姉ちゃん、ノイズを倒せるくらい強いお姉ちゃんだから、安心していいよ!」
「え?ノイズを…?お姉ちゃん、すごーい…!!」
それ程でも無いよー!……三奈ちゃん。ひーちゃんとみーちゃんは?一緒じゃ無かったの?
「…ごめん御守。私、途中でトイレに行ってて、立花達と合流する前にこの騒ぎになっちゃって…。二人とは、まだ……」
- 125戦姫の幼馴染25/07/18(金) 19:23:51
- 126奈落25/07/18(金) 19:52:51
- 127戦姫の幼馴染25/07/18(金) 19:53:57
インゲニウム。この二人を安全な場所まで連れて行ってくれますか?
「君は、いいのか?」
私は大丈夫です。ノイズの殲滅と、他の生存者の捜索及び救助も残ってますので……
(そう告げると、先程インゲニウムが割って入ってきたガラス窓まで共に移動する。)
道は私が作ります。貴方は気にせず走りぬいて、一刻も早く二人と…まだ逃げきれてないかもしれない生存者の救助をお願いします!
「……御守!」
三奈ちゃん……?
「よく分かんないけど……何か“嫌な予感”がする!気を付けて…!!」
!!……分かった!気を付けるし、ひーちゃん達も絶対に探して来るから!
(エンジンの音が唸りを上げる。インゲニウムは二人を自身の身体に固定をすると、いつでも飛び出せるように身構えた。)
3、2、1…Go!!
(纏の掛け声とともに窓から外へと飛び出すインゲニウム。)
(その走りを邪魔させぬと纏は彼の進行方向上に向かって特大のエネルギービームを放ち、ノイズの殲滅と同時に道を作った……。)
- 128戦姫の幼馴染25/07/18(金) 19:59:48
窓とか数ヶ所割れてたりしてますが、今の所崩壊は無さそう、です!
(そう言いながらも、迷わず目の前のノイズを切り捨てる)
―――ッザン!
『今の所、その一体で建物内のノイズ反応は全て消えたわ。外の方は翼さん達が殲滅に当たってくれてるとは言えまだ残っているから、纏ちゃんは引き続き建物内の生存者の救助をお願い!』
分かりました!葵さん、次の反応先をお願いします!
『それなら、丁度この先の通路から反応が……?下の階からエレベーターでそっちに何人か向かっているわ!』
…え?
自身の背後、数メートル先にあるエレベーターを見ると確かに誰かが下から上がって来ている。
(どういう事?建物内のノイズは全て殲滅を確認できているし、外でも翼さんやクリスちゃんが頑張っている。それにヒーロー達も続々と集まって来て救助に当たってくれているから、こっちに来る理由なんて……)
(それとも救助に来たヒーロー?……それだったらエレベーター使うかな?)
(ポーン。とエレベーターの到着音が響くと同時に自動ドアが開き、中から出てきたのは……)
『おい!マリアじゃないぞ!?』
『構わん!我々の存在を知られる訳にはいかん。目撃者は全て消せ!!』
(……っ!!)
- 129戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:03:34
(軍隊らしい装備と目元を覆うサングラスのようなバイザー。……そしてその手にはサブマシンガンを構えている。)
(迷わず此方に向かって次々発砲しに掛かり、咄嗟ながらもマントを前方に覆う様に広げ固定する事で銃弾の雨を防ぐ。)
(もし原作通りの流れが今此処で起こっているとしたら、こいつらは……“例の国”の特殊部隊!!)
(自分達の“取引”を、存在を知られない様、目撃者を全部消す気なんだ…!!)
(……というか、英語で喋ってれば分からないとでも思ってる?分かるんですけど?)
(とは言え早く片付けないと、この先の通路にいるらしい救助者達が巻き込まれかねない…!)
(―――銃撃が止んだ一瞬を狙う!)
「―――あっちで何か音がしたぞ?」
「―――もしかして救出に来たヒーローかしら…!」
複数の足音が、此方に向かって走ってきている…!?
……こっちに来ては駄目!!下がって!!
「おーい!ヒーロー……え?」
- 130黒騎士25/07/18(金) 20:03:46
- 131戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:05:39
- 132戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:10:29
(一瞬の出来事だった。)
(銃撃が止んだ瞬間、一歩の踏み出しで特殊部隊の連中の目の前に素早く移動すると、サイズダウンさせる事で小さくなった槍を二振りに増やし其々に一本ずつ構え、彼等の武器であるサブマシンガンを切り裂いたり突き刺す事で次々と破壊。)
(更にそれらを破壊しながらも特殊部隊の面々を床に叩きつけ、廊下の壁に減り込まし、天井に上半身を突き破らせる形で一撃で沈め、その意識を残さず刈り取っていった。)
(1分も経つか経たないかの間に、纏はそれをやってのけたのだ。)
……後で連行するので、それまでお寝んねしててください
(一撃で昏倒した彼等を一瞥し、纏は撃たれた人の元へ駆け寄った。)
―――意識はありますか!?しっかりしてください…!!
(撃たれた人物は呼吸こそしているものの、撃たれたせいか荒く、出血もしているのでその顔色はとても良いとは言えない。)
急いで止血をしないと…!
「―――この惨状は一体…!?」
!!貴方は…ベストジーニスト!貴方も救助に参加してくれたのですか…!?
「近くで今取り掛かっている件の大詰めをしていたところにこの騒ぎでね…。急いで片付けて駆け付けてきたところだが、君は何者だ…?それに彼は酷いダメージデニムではないか!」
(だ、ダメージデニム…?)状況の説明は後です!ベストジーニスト、貴方の個性とそのコントロール力を見込んでお願いがあります!
私が止血と傷口を塞ぎます。貴方は彼から弾丸を摘出してくれませんか?
「弾の数は?」
確認出来るだけでも2発かと…!
「……色々と聞きたい事はあるが、先ずは今消えそうな命を救う事が先か…!」
- 133戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:13:06
- 134戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:17:39
(ベストジーニストと駆け付けてきた他のヒーローに市民を任せ、纏は窓から飛び降りた。)
(爆発音がした方へ目を向けると、濛々と煙が立ち上っていてあまり見えないが、辛うじてシルエットが煙越しに見える事から、其処に“何かが”いる事だけは分かっていた。)
(警戒を解かずに見据えていれば、やがて晴れた煙の向こうから“それ”は姿を現した…。)
(一見すると、其れは脳無のように見えるがその頭部は明らかに纏が見覚えの無い頭をしている。)
(……否。見覚えは無いが同時に“見覚えのある”形を取っていた。)
―――何…これ…?その姿は……っ!!
『ヤァっ!この間は無駄足御足労だったね?なんちゃって装者擬き!何時かのネフィリムの借りを返しに来てやったぞ!!』
(その異形の首にはよく見ると小型のスピーカーらしき物が付けられており、其処からウェルの自信と狂気に満ちた声が響く。)
『凄いだろぅ…!?そいつはこの僕が心血注いで生み出した傑作品!!…以前とある男が研究していた物を一度見せてもらった事があってだなぁ…?確か“脳無”とか呼んでいたかな?その脳無を僕なりに再現し、更にネフィリムの細胞を移植する事でその特性を兼ね備えたオリジナリティ溢れる一品だ!!』
―――!!まさか、病院から盗まれた遺体は……!!
『その通り!!これからの世界の為に必要な犠牲ってものさ!むしろ感謝してほしい位だよ?こうして強い力と身体を兼ね備えた新世代の兵士へと再生されたんだ…!!』
『そうだなぁ……「ゴリアテ」とでも名付けようか!!』
―――……ふざけんなぁぁぁっ!!
- 135要25/07/18(金) 20:21:00
成る程…それらも可能かも知れませんね
【要の食後】
狛枝「あっ、ネットの宝くじ当たったよ」
苗木「凄いね!いくら?」
狛枝「一億。」
苗木「いちおく…いちおく?」
狛枝「うん。」
苗木「う、うまい棒が1000万個買える一億?」
十神「どうして貴様は庶民的な例えをするんだ」
【苗木の後ろに十神が立っていた】
苗木「うわっ!十神クン…帰ってきてたの?」
十神「そこの女が吐いた辺りからだな」
真宮寺「随分最近だね」
百田「おーっす!おっ、美味そうな飯じゃねぇか!」
【もぐもぐとそれを食べる】
狛枝「あ、それ要さんのだよ!」
百田「なっ!?す、すまねぇ…!!」
『…構いません、私は固形物を食べられない様なので。』
百田「なら良いか!もらうぜ!」
王馬「ホント百田ちゃんは礼儀知らずだね!」
百田「うっせーな王馬!テメェも大体礼儀知らずで…って、どうしたんだよその目!」
十神「…説明しろ苗木」
緑谷「そ、そういえば説明してなかったね…」
- 136戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:33:36
――ガキィィィ…ン!!
(迫り来るゴリアテの鋭くも分厚い爪を、槍で受け止めると辺りに鈍い金属音が響き渡る。)
(ギアを纏う事により、その身体力や耐久力も強化されてる筈なのだがその力は重く圧し掛かり、纏を潰さんと段々と増していく。)
くっ……!こぉ、んのぉぉぉ…!!
(長いとも、短いとも取れた鍔迫り合いの均衡を動かしたのは―――)
「グヲォォォォォ!!」
(―――彼女の一瞬の隙を突いたゴリアテは、槍毎彼女を横に薙ぎ払って飛ばした。)
(そうやって飛ばされた彼女に迫り、今度はその剛腕を振り上げ叩きつける。)
(叩きつけられた事で地面には小規模のクレーターを中心に幾つもの亀裂が走り、耐久に優れている筈のギアを纏っていてもなお殺しきれなかった衝撃が、纏の身を貫き痛みを全身に走らせる。)
か、はっ……!!
(更に追撃を与えんと背中から棘を生やし発射しようとするのが見え、させるかと目晦まし代わりにマントを動かしそれを封じ込んだ。)
(顔をマントで覆われた事で視界が遮られ、それを取ろうと藻掻いた隙を突き、先程のお返しとでも言うようにゴリアテの片腕を切り落とした。)
(片腕を落とされ、痛みからの咆哮を上げるゴリアテ。落とされた腕の傷口から流れ出る血は緑色であり、それが既存の生物とは違う事を如実に表していた。)
- 137戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:43:02
『―――纏ちゃん!さっきのウェル博士の発言を元にサーチを掛けてみたら、確かに全身からネフィリムの波形パターンが見られたわ。……元が人の遺体をベースにしていたとしても、完全に人のそれとはかけ離れ過ぎてて、最早人間じゃなくなっている』
『市民の安全を最優先にした結果、現時点を以て「ゴリアテ」を捕獲ではなく”討伐”対象と見做したわ!』
!!……分かりました…!
…悪いけど、その首切り落とさせてもらいます!
(その宣言通りに槍がゴリアテの頭部に迫る。)
(だが……)
――バギン!!
なっ……!?
(槍が刺さる直前、ゴリアテはその穂先を口に入れ噛み千切った。)
(そのままガリゴリと飴でも嚙み砕くように咀嚼し、ゴクリと飲み込んだ。すると……傷口からぐにょりと新たな腕が生えてきた。)
(それどころか、その腕は前の腕と違ってどこか硬質感が出ている。……いや。気付けば腕どころか、身体全体に及んでいる。)
『言っただろう?そいつはネフィリムの特性を兼ね備えてるんだ!聖遺物を始めとしたあらゆるエネルギーを取り込む事を可能とし、それらを損傷・喪失した各部位の再生のみならず、自身を強化・成長させていくのだぁっ!!』
っ!!ネフィリムの細胞を材料にしている時点で嫌な予感はしてたけど……!!
『さぁっ!!僕等の邪魔をする何人たりともを諸共にぶち殺せぇ!!ゴリアテぇぇっ!!』
- 138戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:47:04
- 139戦姫の幼馴染25/07/18(金) 20:57:04
【悲報:パワーアップ()された】
……ついさっきなんですけどね?駆けつけてくれたヒーローと一緒に応戦してたんですけど、その人、忠告して散々気を付けるよう言った筈なんですけど攻撃食べさせちゃいました…
そのせいで今まで与えてきたダメージは回復させられるわ更に強化されるわ……
しかもそのヒーローも今しがたゴリアテに遠くに吹っ飛ばされて退場()されました……
さらに言うと、喰らった攻撃を再現できるのか、先程食べたヒーローの電撃を此方に向かって放ってくる始末……
……もう、笑うしかないですね!!(泣)(怒)
(……さてどうしましょう?私もそれなりに疲れてきてるからもう、あまり長続きは出来ない。反対に相手は体力回復し強化もされた…)
(……いっそここで切るか、“奥の手”を!!)
(だがこの奥の手を使うには、ほんの少しだが時間を稼がないといけない。)
(少し前なら問題無くいけたであろうが、先程向こうは回復し、それどころか強化されてしまった。)
(向こうがその時間を許してくれるとは思えない。)
……どう時間を稼ごうか…
- 140アースアイ25/07/18(金) 20:58:00
- 141戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:12:26
【速報:案外運が向いてきたかもしれない】
イレイザーヘッドと市民の避難誘導を終えたベストジーニストの二人が駆けつけてくれました。
お二人の力も借りて、ゴリアテを一旦拘束…!
(イレイザーヘッドが捕縛布を、ベストジーニストが線維を巧みに操り、ゴリアテを縛り上げる)
武装を“ガングニール”から“イガリマ”に変更して……
(肩の装備から鎖型のアンカーを射出し、二人の拘束の上から更にゴリアテを拘束し、動かぬ様に地面へ縫い留めた。)
流石に拘束三重がかりは向こうも身動きが取り難い様なので、これなら大技いけそうですね…!
――Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizzl
Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl…――
(絶唱を歌い終えるや否や、構えた身の丈程の緑の鎌は巨大化し、同時に肥大化したブーストエンジン機能により高速でゴリアテに迫る。)
これで……どうだぁっ!!
(そしてイガリマの刃は……相手の背中から胸へと貫かれた。)
- 142戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:25:22
- 143戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:30:09
―――ひーちゃん……!!
(……其処に広がっていたのは、避けた筈の光景だった。)
(左腕を押さえ、激痛と苦悶を浮かべその場に蹲っている響。)
(その響に「しっかりしろ!!立花!!」と声を掛け続けながも止血を行う翼と、「このくそったれがぁぁぁぁ!!」とゴリアテに乱射するクリス。少しでも此方に近づかせない為にだ。)
(そんなクリスを援護するように、肩で息を吐きながらも同じように攻撃を続けるヒーロー。)
(そしてそんな響の足元には真っ赤な血溜まりが出来ており……その左腕は押さえられている個所から下が無くなっていた…。)
―――!!ひー、ちゃ……。まさ、か……っ!?
(先程から銃弾の雨を降り注がれ、他のヒーロー達の攻撃にも大した素振りを見せないゴリアテ。その口元には、真っ赤なモノが流れていて……)
『いったぁああぁぁぁぁっ!!パクついたぁ!シンフォギアをぉぉっ!』
(ゴリアテの首に装着された小型のスピーカーからウェルの狂気が混じった歓声が聞こえる。)
『ネフィリムの特性を持ったゴリアテもまた、自立稼働する増殖炉!あらゆるエネルギーを暴食し取り込む事で更なる進化を果たす…!!』
(ゴリアテの全身から赤い光が次々と零れ、その身体は今より更に巨大化しようと徐々に膨らみ始めている…。)
『さあ、始まるぞぉ!?見えるか、進化の可能性が!これが!!新世界を担う僕の兵士の力だぁぁぁっ!!』
翼さん!!
「御守か!……スマナイ…っ!こちら側の油断で、立花の腕を、奴に……!!」
ひーちゃん!!しっかりして!ひーちゃん!!直ぐに本部に戻ろう!?早く治療を……!?
- 144戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:31:27
- 145戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:32:40
- 146戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:34:48
「GAaaaaaaaaaaッ!!」
(―――その身に抱え込んでいた爆弾―暴走による破壊衝動―が発動してしまったのだ。)
(全身を赤黒い影で覆われ、赤く光っている目でゴリアテを睨みつけている。)
(そして纏と翼が止める間もなく暴走状態の響は飛び出し、その勢いのままゴリアテを殴り飛ばした。)
「なっ…!?“暴走”だと!?」
(ゴリアテと対峙していた事で背後で起こっていた事に気付いてなかったが、響の今の姿を見て何が起きたのかを一瞬で察してしまったクリス。)
(地面に何回かバウンドしながらも、それでも立ち上がり、眼前の敵を見やるゴリアテ。)
(そんなゴリアテを睨みつけながら、暴走によって過剰に増大されたパワーを以て、ギアを形成するかのように失っていた腕を再生させた。)
- 147戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:38:55
(……そこからは一方的な展開だった。)
(ヒーローと響達をあそこまで追い詰めていたゴリアテは、暴走状態から繰り広げられる圧倒的にして暴力的な力に翻弄され続けていた。)
(後から駆け付けたイレイザーヘッドとベストジーニストも、眼前の光景には唖然としている。)
(あまりの暴れっぷりに、その場に居た誰もが止められずにそれを唯々見ている事しか出来ないのだ…。)
(化け物と言っても差し支えの無い見た目をしているゴリアテをそれ以上の“怪物”とも呼べる破壊力を以て、まるで獣の如き戦い方を繰り広げる響。)
(スピーカーからはウェルの「止めろぉー!止めるんだぁぁっ!」「ゴリアテはこれからの新世界に必要不可欠な兵士なんだぞ!?」「それを…っ!それをぉぉぉ!?」等の取り乱した悲鳴が聞こえる。)
(そんな声を知らんとでも一蹴するように、ゴリアテに対しての攻撃を止めない響。)
(やがてウェルの「いやぁぁぁぁぁぁ!!」と乙女の様な悲鳴が聞こえたかと思うと、大型のノイズが空から召喚された。目が無く、前足と巨大な口だけが付いたオタマジャクシのなり損ないのようなノイズが響に襲い掛かるが、暴走状態の彼女は自分からその口内へと飛び込み……内側からノイズを破壊しつくした。)
(そうして彼女がそのノイズを相手にしている隙にゴリアテは逃走を試みた。……己と言う“捕食者”を圧倒的に超える“捕食者”を前に、本能が逃走を選んだのだ。)
(だがそうやって逃げようとするゴリアテを逃がさんと言わんばかりに一瞬で飛び掛かり、その背に馬乗り状態になると迷わず右腕をゴリアテの背中に突き刺した。緑色の血を吹き出しながらも、逃げようとなおも足掻くゴリアテの体内から力任せに心臓を引きずり出すと、抜き出した心臓をその辺に投げ捨てる。)
(抜き出された心臓は硬質で、赤黒い光を放ちながらも脈打ってはいたが、人のソレとはあまりにもかけ離れていた……。)
(心臓を引きずり出された事でぐったりと横たわるゴリアテに、駄目押しの追い打ちを掛ける為か、ゴリアテを踏み台に飛び上がり、右腕を槍上に変化させ……そのままゴリアテに突き刺した。)
(轟音と閃光が辺りを包み込む。)
(それらが止んだ時には……黒く焦げた地面―丁度ゴリアテと同じ大きさ―と未だ暴走状態の響しか居なかった。……先程の攻撃で、ゴリアテの身体は爆発四散してしまったのだ。)
- 148戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:46:29
(暫くは辺りを、何かを探すようにキョロキョロと見渡すが、探し物が無いと判断したのか響は何処かへ行こうとした。)
!!待って、ひーちゃん…!!
(それを止める為に残った体力を振り絞り、何とか響の腰辺りにしがみ付く纏。)
(そんな纏に続くように、翼もクリスも彼女が何処かへ行ってしまわない様に、其々両腕を抑え込んだ。)
(同時に他のヒーロー達も一瞬で我に返り、彼女を押さえ込みに掛かる。)
(暴走状態の彼女は自身を押さえる者達を振り払おうと、唸り声を上げながら藻掻く。)
「よせ、立花!もういいんだ!!」
「お前…!黒いの似合わないんだよっ!!」
「此処にはもう君が倒すべき敵は居ない!落ち着くんだ…!」
「くっ…!何処から出てるんだ、この力は…!?」
「Guuu……!Gaaaaaa!!」
「Aaaaa!!……み、Ku…。Mi…クぅ……!!」
!!
……ひーちゃん。もしかして……みーちゃんを探しに?
- 149戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:48:22
―――ピタリ。
(ふと纏が漏らした言葉に反応するように、あれだけ暴れ藻掻いていた響の動きが止まった。)
……やっぱり
ねぇ、ひーちゃん。みーちゃんは一緒じゃないの……?
「…みク…私…Taすケヨうと……だケド……ばくHaツが…!!」
「手を……HaNaしチャ駄目ダッタ……!!」
「さがSaなキャ……ハヤく、探サナキャ!!」
(そう言ってまた拘束から逃れようと暴れ始めた。)
お願い、待って!!ひーちゃん…!!
「GaaAaaaaAaaaa!!」
「Waたシのせいダ…!私ガ、手ヲ離サナきゃ……Miクは……未来ゥゥゥゥゥ!!」
「探Saなキャ…!探サナいTo……!!」
「Gaaaaaaaa!!」
―――そんな真っ暗闇で何も見えない状態で、どう探すつもりなの!?
- 150戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:52:10
「A……Aa…?」
……悲しいんだよね?みーちゃんが何処かへ消えてしまって…
「…a」
……悔しいんだよね?自分が手を離さずにいたら良かったのかって…
「…Aa」
……泣きたいんだよね?痛くて怖くて悲しくて…。だけどそれを包み込んで癒してくれる“陽だまり”が、なくなってしまって…
「A、Aaa、A…!」
……私も今、悲しくて、悔しくて、泣きたい想いをしている
もっと早く駆け付けられてたら、爆発からみーちゃんを助けられたのかな?
ひーちゃんを、戦わせずに済んだのかな?
ノイズによる被害者を、減らせたのかな?
……ひーちゃんを。こんなに泣かせないで済んだのかな?って…!!
(……見上げる纏の目に映った響は、確かに涙を流していた。)
- 151戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:54:31
ねぇ、ひーちゃん。……私まだ諦めてないよ?みーちゃんが“生きてる”事、ちっとも諦めてない
きっと生きていて、何処かで私達が迎えに来るのを待ってるって、信じてる…
爆発を目にしながらも、それでもみーちゃんを探しに行こうとしてるのは、“そういう事”なんでしょ?
……なら、一緒に探しに行こう?
私はみーちゃんじゃないから、ひーちゃんを温かく照らせるなんて、きっと出来ない……
でもね?怖くて泣きそうな夜を迷わない様に、ほんの少し照らす事なら、私にも出来る。
“陽だまり”をもう一度見つける為の。夜明けを迎える為の間の光を、私にだって照らせられる。
……だからひーちゃん。そんな真っ暗な所にいないで。帰っておいで…
私達の“陽だまり”を見つける為に……
(そっと、纏の手が響に差し出される。)
(その手をじっと見つめ、やがて顔を上げた響の涙で濡れた真っ赤な瞳が、纏の姿を捉えていた。)
「A……。A、Aa……AaaaAAaaaaaaっ!!」
- 152戦姫の幼馴染25/07/18(金) 21:57:15
(咆哮と共に響の身体から辺りを瞬間的に照らす閃光が放たれる。その閃光が止むと共に、纏の腕の中でぐったりと力なく倒れ、ギアが解除された響の姿がそこにあった。)
……おかえり、ひーちゃん。今日は色んな事がいっぱいあって、疲れちゃったね?
(意識を失い深く眠り込む響の頭をそっと、労わる様に纏は撫でた。)
今日はこのまま寝てていいよ。…大丈夫。傍に居るから。起きたら身体を診てもらって、ご飯をしっかり食べて……そしてみーちゃんを探そう
ひーちゃんがボロボロのままで探したって見つからないだろうし、仮にみーちゃんを見つけたとしても、そんなひーちゃんを見たら、みーちゃん心配と罪悪感できっと泣いちゃうよ…?
だから、心配を掛けさせない為にも今はちゃんと休んで、ね…?
(撫でる手付きは優しく、響を抱き留める腕も確りとしているものの、彼女自身も先程の激戦と絶唱による負荷等で体力を著しく削っており、限界に近いのかうつらうつらと舟を漕ぎ始め、瞼も徐々に重く下がろうとしていた。)
……あ、やば…。もう、体力の…限界…か、も……
(遠くでクリスの「ここで寝るな!?馬鹿二人!!」や、翼の「しっかりしろ立花!御守ももうちょっとだけ起きててくれ!今本部から医療班を…」という焦った声を聞きながら、その意識はやがて深い眠りへと落ちていった……。)
- 153威ノ川乱虎25/07/18(金) 22:08:00
【斯々然々で百田達に説明する】
上鳴「苗木以外にも誰か一億に突っ込めよ…大金だぞ?」
狛枝「まあ一億以上のポケットマネー持ってる人が身近に居るからそこまで驚くことでも無いんじゃないかな?未来機関の資金かボクと要さんの結婚資金にでもしようよ。」
十神「フン…」
上鳴「結婚出来ると思ってんだな…」
『んじゃオレは宗像さん達にも飯を持ってくぜ』
要「…手伝います」
『マジか、あんがとよ。取り敢えず宗像さんは上の階に居る筈だ。部屋の前まで個性使うぞ。』
要「…お願いします。」
【お盆を持った2人は宗像の部屋の前まで転移する】
『この距離なら戻りは歩くか…(コンコン)宗像さん、居ますか?朝食をお持ちしました。』
宗像「…威ノ川か、入って来てくれ。」
【部屋に入る】
宗像「ありがとう。って、要も居たのか…後で食べるから、そこの机に置いておいてくれると助かる。」
『了解しました。』
【机に食事を置いて部屋から出る】
要「…失礼しました。」(ガチャリ)
『要、戻るぞ。道は分かるか?』
要「…はい、そこの階段を降りると直ぐです。」
『合ってるな、じゃあ戻___要!!』
要「…あ、」
“ドガッ!!”
【要は階段の段差に躓いて手摺りを掴もうとしたが、その手は空を切り一番高い所から落ちてしまった】
- 154要25/07/18(金) 22:17:16
外部からの強い衝撃を感知しました
損傷箇所、頭部を含む全身53%
緊急プログラム起動__失敗
エラー__初期化 - 155奈落25/07/18(金) 22:22:46
- 156ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/18(金) 22:35:19
威ノ川「ど、どないしたらええんや!」
【扉の外から声が聴こえる】
威ノ川「取り敢えず止血…!」
『威ノ川、どうした?』
威ノ川「か、要が…取り敢えず救急キット取りに行ってくる!流石にクローンの手当ては出来るか知らんけど…」
『…ん?』
【威ノ川が居た場所を見ると、頭から“真っ赤な”血を流している要が倒れていた】
狛枝「轟クン、さっき威ノ川クンの声が聴こえたけど何か_」
『……ヤバい』
狛枝「う、うわぁぁぁぁぁ!?!?!?要さん!要さん、ち、血が!」
『…今威ノ川が救急キット持ってきてるから落ち』
狛枝「落ち着ける訳無いでしょ!?もう…もう目の前で死なれるのは嫌なんだよぉ!しかも血がまだ全然止まってないじゃないか!」
威ノ川「救急キット持ってきた!」
狛枝「貸して!」
【手際良く手当てをしていく】
『……こなれてる』
威ノ川「オレは王馬達を部屋に返してくる、見られたらまた何するか…特に王馬!」
『行って来い早く!』
狛枝「要さん…要さん…死なないでよ…」
要「……ん…」
【かすかに体が動いた】
狛枝「要さん!」
要「……う…うー?」
『…要さん?』
要「…うー」
『…痛くて声が出ないのか…』 - 157アースアイ25/07/18(金) 22:40:49
- 158ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/18(金) 22:54:44
『罪木!罪木は何処だ!』
罪木「ここに居ますぅ…!」
『要さん、すげぇ痛そうなんだ…さっきからうーうー言ってるし…』
罪木「……え?うーうー言ってるんですか?」
『ああ、さっき目覚めてからからずっと…』
罪木「…大変です、まさか本人の体質まで再現されてるなんて…!」
狛枝「体質?」
罪木「はい、要さん…本人の方は、希望ヶ峰学園にいた頃から“とある体質”を持っていたんです…だから予備学科に入れたと言っても過言ではありません…!」
『それは本当なのか?』
罪木「ええ、勿論!絶望だった時は私が神座さんの身体等を検査していましたから!彼女は…“記憶喪失になりやすい”と言いますか、“気絶しやすい”と言いますか…!とにかく、プロジェクトで手術される前から要さんは“普通の人と脳の作りが違う”んです!だからプロジェクトと適合しやすくて…!」
『成る程、だから強めに打った時に記憶喪失になったって訳か…』
罪木「はい…しかも轟さんの証言が正しいのなら、幼児退行している可能性が高いです…」 - 159敵世界線の雄英生徒25/07/18(金) 23:28:33
>>119>>120>>121>>122>>123>>124>>125>>127>>128>>129
>>131>>132>>133>>134>>136>>137>>138>>139>>141>>142
(……凄いなぁ、纏ちゃん……迅速に救助活動をして、応急処置もして、他のヒーロー達とも協力して……)
(それで状況を冷静に見極めて、効果的な攻撃を与え、勝利する……)
(…………あの時に比べて圧倒的に成長している……)
(……それに引き換え私ときたら…………)
(い、いや……!流石に私だって成長してるでしょ!成長し……てるよね?)
(やばいぞ……これでは纏ちゃんに追い抜かれかねん……)
……うん、私も負けてられないよね……!
>>143>>144>>145>>146>>147>>148>>149>>150>>151>>152
(それにしても……心配だな……あんなに大怪我して……)
(幼馴染の親友達もあんな事になっちゃって…………)
(…………でも、纏ちゃんならきっと大丈夫だよね……)
(纏ちゃんが"強い"って事は私だって分かってるんだもん)
(……それに、私だって世界線こそ違えど纏ちゃんの親友なんだ)
(……親友なんだから、その強さを信じてあげなきゃ嘘だよね……!!)
――――信じてるからね、私の『親友』……!
- 160戦姫の幼馴染25/07/19(土) 02:46:44
- 161ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/19(土) 08:37:36
【罪木達との会話後、要は医務室に寝かせられた】
【〜後日〜】
要「…?」
『要さん、大丈夫か?』
要「う〜、」
『…俺達の名前、分かるか?』
要「んん、」
『そっか…俺はとどろきしょうとっていうんだけど』
要「とーろき」
『うん、それでいいよ。』
(困った、ホントに幼児退行してんな…これじゃ掲示板も出来ねぇし、もし出来てもよく分らんだろ…)
【一人考え込んでいると、要がベットの上を指差す】
要「とーろき、ん!」
『ん?ああ、狛枝か。ほっといて良い。』
【お見舞いに来ていた狛枝がベットの側で寝落ちしていた】
要「こまえだ!」
『疲れてるんだよ、昨日から寝てないからな。』
要「こまえだ、つかれる?」
『うんうん。起きたらなんか言ってあげてくれ。』
白銀「ち、ちょっと…騒がしくしたら地味に駄目だよ…!」
王馬「要ちゃん!」
【王馬が白銀と共に入って来た】
王馬「要ちゃん、大丈夫!?オレなんも見えないけど!」
要「オレ〜?」
『ほら要によく分からん言葉を覚えさせんな王馬』
要「…おーま?」
王馬「うん、オレはおうまこきちだよ?」
要「おーま!」
王馬「キミの旦那さんなんだ!」
『嘘つくな』 - 162黒騎士25/07/19(土) 08:59:08
- 163黒騎士25/07/19(土) 14:10:56
- 164戦姫の幼馴染25/07/19(土) 14:58:18
ん……
(ゆっくりと、瞼が開かれる)
(目を覚ました少女、纏は隣に響が寝ているのを確認した後、辺りを見渡した)
……あ、そっか。昨日は確か
(思い出すのは、昨日の激闘)
(大量のノイズと逃げ惑う人の悲鳴。救出しようと駆け付けたヒーロー)
(乗り込んできた某国の特殊部隊と、そいつらが引き起こした惨劇)
(ウェル博士が生み出した脳無レベルの吐き気を催すような生物兵器)
(腕を喰われ、それによって暴走を引き起こし、結局“浸食深度”が深まってしまった響)
(そして行方不明となってしまった未来)
……結局。止められなかった、か…
(暫く俯くものの、膝で握り締めていた手で己の両頬をパン!と軽く叩く)
……そうなっちゃったモノは仕方ない!“今一度”!“だとしても”!!
それでもまだ……“打つ手”はある……!!
(もう一度、今だ隣で寝ている響を見やる)
……一緒に頑張ろう、ひーちゃん
- 165戦姫の幼馴染25/07/19(土) 15:23:59
……と言うわけで!
昨日は大変なところ見せちゃってスミマセン!
戦姫の幼馴染み、只今戻りました……!
ただいま戻りました!心配掛けちゃってごめんなさい…!
どちらかと言うと体力の回復メインですねー。一~二日程度でしょうか?ちょっと本部の方で検査とかで缶詰って感じです
アース君にも心配掛けてゴメン。でもありがとう…!
ウェル博士があんなの生み出してくるなんて参っちゃったよー……
落ちた時に打ったショックで……
今の要さんは出来るだけ一人にさせないようにしましょう
……後、狛枝さんや王馬さんと二人きりにさせないようにもしましょう。二人は前科が有りすぎます(遠い目)
ただいま“親友”…!ちゃんと帰ってきたよー!!
今起きました。おはようございます!…そしてありがとうございます。検査とかまだありますけど、復活しました…!
そういう後先考えないのって厄介ですよねー……
もう宇宙で戦うか、別空間でも作るなりして其所で戦うしかないですね…
若しくは戦闘以外の方法で決着を着けるとか?
……あ、暫くはちょっと暇になると思うので、何か質問とかあります?昨日の事件での事とか、何か気になる事とか……
- 166黒騎士25/07/19(土) 15:39:53
- 167戦姫の幼馴染25/07/19(土) 16:53:21
- 168ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/19(土) 18:18:20
『あ、風呂どうする?』
要「ふろ?」
威ノ川「風呂を嫌がる子供も多いからな…でもこればかりは女子にやってもらおう」
『そんじゃ、霧切か白銀辺りか。』
王馬「え?じゃあオレは誰と風呂入れば良いの?要ちゃんは?」
『どっからどう見ても子供と盲目が一緒に入れるわけねぇだろうが』
“狛枝とでも入っとけツルショタが。てか、オマエ要と入ってたのか?”
王馬「昨日一緒に入ったけど…あれ、ジェノちゃん?」
威ノ川「……」
王馬「…あ、ち、ちゃんと理由あるから!てか狛枝ちゃんならともかく、オレは一緒に入っても見れないんだよ全部!シャンプーの位置もボディソープが何処にあるかも!だから一緒に入ったの!」
『ホントは?』
王馬「騙されないからねソレ、別に介護みたいなモンだったし良いじゃん…」
狛枝「……それ、ホント?」
【狛枝が目覚め、王馬を睨み付けていた】 - 169威ノ川乱虎25/07/19(土) 19:24:19
王馬「ホントだよ、オレはもう眼が見えないからね!悔いはないけど。」
狛枝「…嘘じゃないよね?」
王馬「にししっ、どうかな〜」
『思わせぶりな発言をするんじゃねぇよ王馬。これがコロシアイなら裁判が起きて__』
【〜学級裁判(ミニ) 開廷〜】
『え?』
《解き明かさなきゃいけない…オレ/王馬クンが、要ちゃん/さんのあられもない姿を見ていない/見たと言うことを!》
『いやなんだ今のナレーション』
【心做しか2人の周りが裁判場の様に見える】
狛枝「王馬クン、キミは本当に要さんのお風呂姿を見てないんだね?」
王馬「だから眼が見えないんだってば。さっきから何度も言ってるよね?〚オレは何も知らないし見えないんだよ!!〛」
狛枝「それは違うよ!」
《B L A K E ! !》
轟「なんだ今の音」
狛枝「見ることは出来なくても…“触れる事”なら出来るよね?」
王馬「っ!?…いやいや、流石にそれはこじつけが…」
狛枝「キーボクン、証拠を。」
【狛枝は パソコン を 取り出した !!】
『いつの間に…?』
キーボ〔王馬クン…凄く今更なんですが、要さんの大きさは80でして__〕
王馬「え?確実に90くらいはあった筈……ハッ!」
『墓穴掘ったな…』
- 170二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 21:21:11
このレスは削除されています
- 171奈落25/07/19(土) 21:22:16
- 172威ノ川乱虎25/07/19(土) 22:55:39
【〜学級裁判(ミニ) 閉廷〜】
『早いな』
狛枝「王馬クン…キミは、要さんの素肌に触れたんだね?サイズなんてキミには分からない筈だもんねぇ!」
王馬「あれは不可抗力で…仕方ないじゃん、風呂に入れられる時抱えられたんだからさぁ…//」
【顔を真っ赤にする王馬】
狛枝「……これは…」
轟「要さんが悪いな。」
『仕方の無い事件…いや、事故だったのか。』
要「ん〜?」
【王馬の頭を撫でる】
王馬「…要ちゃん…!慰めてくれるんだね!」
要「んー!(*^^*)」
狛枝「なんで王馬クンばっかり…」
要「うー?」
【空いている手で狛枝を撫でる】
狛枝「かっ、要さん…!大好きだよっ!」
【感極まり要に抱きついた】
要「こまえだ?おーまも!」
【2人を抱きしめた】
『…微笑ましいな。』
轟「コイツラが直前に話してたことが風呂に入ってた女性の話じゃなきゃもっと微笑ましいけどな。」
- 173戦姫の幼馴染25/07/19(土) 23:11:58
- 174敵世界線の雄英生徒25/07/19(土) 23:38:08
- 175威ノ川乱虎25/07/19(土) 23:38:28
『んじゃ二人共、帰るぞ〜』
狛枝「いや、せめて写真撮ってか」
『どう見ても一眼レフで撮るなバカ。王馬も行くぞ…おい、ほら腕を伸ばして。要、ちょっと離してくれ』
要「や〜!」
『いやかぁ…』
王馬「良いじゃん、オレ今夜も要ちゃんと寝るよ」
狛枝「…じゃあボクも」
『テメェが一番(掲示板含めた)皆に警戒されてんだよ』
轟「取り敢えず狛枝は帰るぞ」
【引き摺られて退場していった後、威ノ川も部屋から出る】
霧切「あら、要さんの容態は?」
『軽い幼児退行くらいだ。狛枝はぜったいに近づけんなよ?』
霧切「分かってるわ。王馬君はまだ中?」
『ああ…要が話してくれねぇんだ。気に入ったのかも知れねぇな。あと霧切達に頼みたいことがあるんだが…』
霧切「…要さんの入浴の手伝い?構わないわよ。」
『おう、サンキュー!ちなみに王馬はこれからオレ達で入れるんで心配しなくていいぞ。』
霧切「聞こうとしたことに答えてくれてありがとう。」
【廊下で霧切と別れた】
そうだな、霧切達に頼んでみるぜ。
怪我の件があるんで罪木に…と思ったが、あのコケ方だと教育に悪いかも知れねぇな王馬は…オレと轟辺りかな。
あと戦姫…怪我とか大丈夫か?
- 176戦姫の幼馴染25/07/20(日) 00:02:14
- 177ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/20(日) 00:08:08
【IN コンピュータールーム】
『アルターエゴ、何か飯田橋博士やダンガンロンパについての情報を入手したか?』
不二咲〔あ、その事についてなんだけど…行ってみてほしい場所があるんだ!〕
『行ってみてほしい場所?』
不二咲〔うん…才囚学園跡地なんだけど、えっと、正確には…要さんが死亡した場所、なんだぁ……うう…〕
『!?』
不二咲〔そ、そうだよ…けど、行って欲しい理由はきっと皆には辛い事だと思う…でも言わなきゃだよねぇ…〕
『…大丈夫だ、俺は強いから。話してくれ、其処に行って何をして欲しいんだ?』
創〔ボクから言いますが、要さんの死体を調べて欲しいのです。我々だと此処から動けませんから。〕
『っ…?なんでそんな事を?そもそも潰れてる訳だから調べようが無いだろ?』
創〔瓦礫に潰されたのならある程度は残っているかもしれません。ボクの仮説が正しいのかの証拠が欲しいのです。〕
『仮説?』
創〔ええ、貴方達にとってとても重要である可能性が高い仮説です。まだ確証もありませんので詳しくは言えませんが、要さんの死体のとある部分を調べてもらうとハッキリしてくるんです。〕
『成る程…?それって何処なんだ?』
創〔__要さんの、下半身です。〕
『……は?』
創〔ボクだってこんな事頼みたくないんです。けれど…〕
『…まあ、神座がそんな事言うんなら何かしら重要なんだろうな……取り敢えず明日、3人くらい連れて行ってくる。』
創〔はい、明日はボクがスマホに入りナビをしましょう〕 - 178威ノ川乱虎25/07/20(日) 00:16:05
- 179戦姫の幼馴染25/07/20(日) 00:29:07
- 180敵世界線の雄英生徒25/07/20(日) 01:05:13
- 181霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/20(日) 01:32:00
- 182戦姫の幼馴染25/07/20(日) 01:33:25
- 183戦姫の幼馴染25/07/20(日) 01:40:59
- 184敵世界線の雄英生徒25/07/20(日) 02:05:57
- 185鶴亀ヒーラー25/07/20(日) 02:16:22
はい、心配はしていたので隠す必要がなくなったことで避難準備とかのお願いもできましたし
ドクターの知識、できるだけ吸収しちゃいます
…大変でしたね
体、大丈夫そうでよかったです
ゆっくり休んでくださいね、お姉ちゃん
(それにしてもゴリアテ…今は大丈夫ですけど、ああいうのに知らず知らずのうちに慣れないように気をつけなきゃです)
どういたしまして
ちょっと消極的になってるときだからこそ力が抜けて普段じゃ見つからないことも見つかりますよ、きっと
恋バナしてきました
ヴィランであることを打ち明けたと同時に、荼毘さんが高校時代の先輩ではなかったことも明かしちゃったようなものなので
今までのふわっと誤魔化してた部分を全部話してました
(荼毘さんのこと、嫌がってても勝手に治療するべきですよと怒られてしまいましたね)
やっぱり器はたくさん育ててるんでしょうね…
厳選したいでしょうし
…心苦しいですね
ヒーローがドクターの病院に踏み込むタイミング決まりました
同日に改造手術を受けにきたフリをして死柄木さんとドクターのところに行き、めぼしいものをちょっと漁ってきます
脱出は奪ったワープ脳無かギガントマキアに…という作戦です
- 186霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/20(日) 02:46:06
- 187戦姫の幼馴染25/07/20(日) 02:49:31
- 188戦姫の幼馴染25/07/20(日) 02:59:36
……それでもエリちゃんは、“自分の意志”でそれを受け入れる事を決めた
例え同じ苦しみを味わうとしても、自分の意志で彼等と共に貴方に立ち向かい、戦う事を決めた
ただ助けてもらう“だけ”じゃない。助けてもらう為に自分も皆を助けると決めた強い子…
少なくとも、お前と同じなんかじゃないよ、治崎
- 189霆「逕溘@縺溘i辷?アェ縺?縺25/07/20(日) 03:11:52
- 190二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 03:15:38
- 191アースアイ25/07/20(日) 03:28:37
- 192敵世界線の雄英生徒25/07/20(日) 03:36:47
- 193戦姫の幼馴染25/07/20(日) 03:46:39
- 194奈落25/07/20(日) 07:35:10
- 195ジェノサイダー系紅白饅頭25/07/20(日) 09:41:34
『なあ神座…ここまで了承しておいてなんだが、お前の仮説ってなんだよ』
【キャスター付の椅子で回りながら問う】
創〔…そろそろ、次のコロシアイが起きます。〕
『…あ?』
【椅子をピタッと止める】
『次のコロシアイ?』
創〔ええ。貴方達が持ってきてくれたデータを解析し逆探知を仕掛けてみた結果、近くにコロシアイが起きると書いてありました。今はまだ準備期間の様ですが…〕
【画面に少女が現れる】
七海〔…残りは私から説明するよ。これが参加者のリストなんだけどさ…〕
【隣のディスプレイにはズラズラと名前や才能が出てくる】
『このリストとその仮説に何の関係が?』
創〔要さんと似ている生徒が居たんです。〕
『…それだけか?』
創〔ですが、要さんは他の人とは違います。王馬さんと…〕
『……あー……あ゙?お前それゼロに等しい確率って理解してんのか?してるだろ、いくらなんでもあり得ない!死んでるやつなら尚更だ!』
創〔出来る限り除ける不確定要素は消したいんです。例えあり得なくても、あの人が暴れたら最悪世界が滅びるんですよ〕
『それはそうだけど…!あまりにも馬鹿げてる!』
『__要と王馬の子が居るなんて!』
- 196黒騎士25/07/20(日) 11:46:28
- 197威ノ川乱虎25/07/20(日) 11:57:55
- 198ガスター25/07/20(日) 12:30:04
さて、本編通り体力測定か
相澤先生「入試1位はガスターかガスター、ボールをこの円の内側から投げてみろ」
(思っていたより爆豪君にはにらまれているね) - 199戦姫の幼馴染25/07/20(日) 15:45:43
…分かりました!とは言え、何処から話せばいいものか…?出来る限りは手短に説明はしたいですし…
…とりあえず、私達(二科)が追っている組織とその蜂起理由でしょうか?
彼女らは武装組織「フィーネ」と名乗ってましたが、私達は厳密にはそう呼んでません
……あの日。私達と和解できたフィーネさんが、今更テロ組織なんて設立する理由が無い筈なので
そして蜂起理由ですが……
「月の落下がもたらす災いより、出来る限り多くの人類を救済する為」です……
かつてフィーネさんが起こしたルナアタック。あの時の月への攻撃で公転軌道がずれて、ゆっくりと月が地球に落下しようとしてるんです
其れをどうにかする為の手段が、かつてカストディアン達が地球を訪れた際に乗ってきて、今は海底に封印されている完全聖遺物「方舟」ことフロンティア…島とも呼べる程巨大な宇宙船です
……全然計算が合いませんよ???(思わず宇宙猫顔)
割と十分な気がしますね…
取り上げた方法こそ分かりませんが、可能性として一つだけ提示をしますね
……個性「巻き戻し」があるのなら、その逆Ver.の様な個性があってもおかしくないのでは?
把握テストですか。そこは思いっきり個性使って大丈夫なやつですよ
- 200ニコライ・ゴーゴリ擬き25/07/20(日) 16:19:23
とりあえずガスターハンドで運ぶとしよう
(真ん中に穴の開いた白い手が6つ現れそのうちの一つがボールを持って行った)
相澤先生「ガスター、それはどこまで続く?」
「無限に出現させておくことが可能だ」
相澤先生「なら、無限だな」
以下原作とほぼ同じ