- 11主25/07/14(月) 12:49:12
- 21主25/07/14(月) 12:50:42
すぐ立てるつもりだったので良かったです
理由としては、ネットが変わって、スレ主としての権限が無くなってしまったからです
もし荒らしなどが来た際、レス削除ができないので、もう一度建てました
最初から次スレは立てる予定でした
ご迷惑かけてすいません!ですが管理不足云々言われるのも嫌でしたので! - 31主25/07/14(月) 12:51:52
10まで埋めなければ…
みんなの現状
・デク (殺し屋?)
殺しをしている最中ヒーローにみつかり捕まるが、ホークスの手によって助けられた…が
身体を改造され、サイボーグのような存在になってしまった
知能が著しく落ち、記憶もほとんど失ってしまったがたが、轟と爆豪のことはずっと忘れていない
殺しの衝動を抑えられずにヒーローを攻撃すると激痛が走り、逆に命令通りに従えると、気持ちよくなれるお薬が直接体の内側から投与される
幸せになりたいと思いながら、ホークスと共に殺しをしている
引子さんはその事を知らない
・爆豪(教師)
心を病んでいてヴィラン堕ち1歩手前だが、オールマイトに会ってからなにか変わる…かも…?
3人の中で唯一の常識人と言っても過言ではない
2人のことが大好きだが、一切連絡がつかなくなり、ずっと不安に思っている
爆豪のメンタルケアにたまに光己さんが電話をしてくれるらしい
・轟(無職)
店を辞められ、落ち着いた生活が遅れるかと思った矢先、デクが逮捕され、ショックで寝込む日々が続いたそんなある日に、実の兄である燈矢の家に無理やり連れ込まれ
毎日暴行と頭がおかしくなるほどの甘やかしをしてくる燈矢に対して心が壊れそうな轟
冬美は、轟が店を辞めれた報告した聞いておらず、特に何も不審がっていない
夏雄は忙しく、焦凍のことは構ってあげれていない
お腹の子は無事かどうかは分からない - 4二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 12:53:06
このレスは削除されています
- 5二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 12:54:50
このレスは削除されています
- 61主25/07/14(月) 12:58:17
3人に深く関わる人物も
・ホークス
デクのことを気に入っており、下心などなしに可愛いと思っている
デクの身体が改造されようとした時も一応は止めてくれたらしいが、同じ苦しみを共有できる仲間が欲しいと心の奥底で願ってしまい、結果倫理観バグを起こしたホークスが爆誕した
一応まだいい人枠
・燈矢
ホークスと行動を共にしていたが、轟のことを見つけそんなことはどうでも良くなった
焦凍に対して向けているのは愛情などではなく憎しみ
エンデヴァー、実の父親に見られたいという気持ちで自分の妹を散々痛めつけている
そして、焦凍に子を孕ませてエンデヴァーを絶望させようとも考えている
人は殺してないけど、傍から見たらヴィランでしかない
火傷跡は殆どなく、原作の酷い火傷跡は無い
・オールマイト
登場したばっかりの元ナンバーワン
この物語でぶれることの無い一番の良心
果たしてみんなを救えるのだろうか?
説明だけだと味気ないので…デクちゃん描きました
そこまでえっちでもないですが一応外部サイト通してから
ファッションセンスが無いのはお許しを、太ももと鼠径部がどうしても描きたかったんです
一応ワンク置きました、露出度高めデクくんなので注意です
ファイルなう - アップロードされた複数のファイル1752465415369.jpg, 1752464393174.jpg (827 KB)d.kuku.lu - 7二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 13:01:39
たておつです!次スレ待ってました…!
デクちゃん可愛いな - 8二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 13:16:22
待ってました!たておつです
- 91主25/07/14(月) 13:18:43
「ごめんね、一旦ここでお話することになっちゃったけど、大丈夫?」
取調室で、オールマイトと向かい合わせになって話していた爆豪
部屋の隅には塚内がいた
「塚内くん…えーと、警察の方がいるけど、ここで話しはできそうかい?」
「…オールマイトが居るなら」
「随分好かれてるなオールマイト…いや、当たり前か」
「からかわないでくれ、塚内くん」
少し場の空気が和む
「それで、何があったんだい?」
「オールマイトも知ってる…つーか…アンタが倒したあのヘドロ野郎…あいつに似たやつに、耳から入られて乗っ取られかけて」
「…それで、なんか幻覚見えて…デクと轟の」
「デク…あの場に居た市民を皆覚えている訳じゃないが、地味でそばかすがある子かな?」
爆豪は頷く
「本名は緑谷出久」
塚内はメモ帳に爆豪からの言葉を書いていく
「轟ということは…エンデヴァー関連か、下の名前は知ってるかい?」
「轟焦凍」
「あぁ、一番下の…女友達が多いんだね」
「…あいつらの他に居ねぇよ」
「そっか、大切な友達なんだね…」
オールマイトは爆豪の頭を撫でる
「偉いよ、大切な友達がいるって」
「…別に…」
チラチラとオールマイトを見る
「あ、あぁ!ごめんごめん!これはセクハラだったね!同じ教師として…これはダメだったね…ごめんね爆豪少女」
「慰め方それしか知らねぇのかよ…オールマイト」
「けど、落ち着いた…ありがとう」 - 101主25/07/14(月) 13:20:01
「(本物のオールマイト…)」
「(やっぱ…ヒーローになれなかった今でも…輝いて見える)」
「(そんなくだらない思いもう俺には要らないのにな)」
その後、今まであったことを全て吐き出した爆豪
非現実的なことに、口をあんぐり開けていたオールマイトだったが、爆豪の真剣な表情を見ながら全ての言葉をちゃんと聞いていた
途端爆豪が泣き始めてしまった時だって、優しくハンカチを貸してあげたりもしていた
「ありがとう、爆豪少女」
「辛かったね…大丈夫」
塚内がオールマイトに耳打ちする
「…そうだね、居なくなっちゃったっていうのがどうも腑に落ちない」
「心当たりはある?」
「…無い」
「死刑を免れた緑谷出久…そこまではこちら側も知っているが…そこから先は残念ながら分からない…ただ、警察が知らないとなると、ヒーロー公安委員会が絡んでる可能性が極めて高い」
「公安が?」
「それと、轟焦凍…彼女は…兄妹が多い、そしてエンデヴァーはナンバーワンヒーローだ、誰からにでも狙われるだろうが…そんなに弱くないことは知っている」
「さて、オールマイト、君はどうする?」
「…私は」
爆豪の方をちらりと見る
「時間かかっても…大丈夫だから、アタシはアンタのことを信じてる…」
「分かった、爆豪少女」
オールマイトは
dice1d2=2 (2)
1 エンデヴァーに連絡した
2 ホークスに連絡した
- 111主25/07/14(月) 14:08:51おしごと | Writening「ねぇねぇ、緑谷ちゃんさぁ…それ寒くない?」 「んー…?」 ホークスに抱きつくデク 「あはは、ほんと可愛いね、流石にそのコスチュームは寒いか…ほら、俺の上着貸すから」 「服…邪魔」 服を脱ごうとするデク…writening.net
電話をかける前の話です
利用規約に引っかかりそうなのでこちらで書きました
- 121主25/07/14(月) 14:10:02
「この間会った時に一応と言って連絡先を交換しといて良かった」
「ホークスくんに連絡をするよ」
「…」
ジトっとした目でオールマイトを見る爆豪
「そんな嫌かい…?」
「いや…アイツ信用出来ないだろ…胡散臭そうだし」
「んんん…まぁ、爆豪少女も苦手なヒーローということで…」
「何、話終わらそうとしてんだオールマイト!」
オールマイトはホークスに電話をかけた
「あ、もしもし?なんですかねオールマイトさん」
「仕事中かい?ノイズが酷いが…」
「んー、まぁ、はい…一応仕事中です、後輩が頑張ってるので俺ほとんど見せ場なしですが」
「話出来るならいくつか聞きたいことがあるんだが良いかい?」
「えーと、はい、厳しくなったら一旦切りますね」
「ありがとう」
「緑谷出久という女性の居場所を知らないかい?」
「知りません」
「あ、いや、存在は知ってます、緑髪でそばかすあって可愛い子ですよね」
「そうだね」
「なんで情報が欲しいんすか?一応言っておきますけど、別にオールマイトさんを疑ってる訳じゃないですよ」
「実は、爆豪勝己という女性の友人で…その爆豪少女が困っていて助けたいと思っているんだ」
「…」
「他に知っていることは無いかい?」
ホークスは
1 デクのことについて答えた
2 何も言わなかった
3 デクの声だけ聞かせた
dice1d3=2 (2)
- 13二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 14:26:05
立て乙です!続き待ってたので嬉しいです…!燈焦凄く好きだったのでまた見られるといいな
- 141主25/07/14(月) 14:31:42
「知らない」
そう冷たく言い放つホークス
「…また、何かあったらいつでも聞いてくださいね」
「ちょ、ちょっと待ってくれまだ聞きたいことが!」
「すいません、忙しくなってきたので…」
「轟焦凍について!」
「…轟…ちょ、待っ!」
ツー ツー ツー
音を立て、電話が切れた
「…それで、どうだったんだよ?」
「分からない…だそうだ」
「使えねぇな…ナンバーツーヒーローも」
「(突然切れたような感じがしたが…何かあったのか?)」
「オールマイト、もう夜遅い、彼女は…」
「自分で帰るんで大丈夫…それにあと数時間もしたら朝だ」
「これだけ付き合わせてそれは悪いよ、ホテル代と…あと、私の連絡先」
「…連絡先?」
爆豪はぽかんとした後、怒鳴る
「は、はぁ!?なんであんたみたいなトップヒーローがアタシに連絡先なんざ寄越すんだよ!?意味わかんねぇわ!」
「いや…また何かあった時にだよ…?電話番号知られたくないなら、また別の機会に…」
「誰が交換しない、つったよ!?」
「(む、難しい…爆豪少女)」
「アタシと連絡先交換すんなら…それなりに今後大変なことになっても、覚悟しとけよ」
「あぁ、いくらでも私に押付けてくれ、全て解決して君達に笑顔が戻る日を必ず作るよ」
「オールマイト、ほぼそれは告白だ」
「こくは…何が!?え、塚内くん私告白なんて…ね、ねぇ、爆豪少─」
「アンタのそういうとこだよ…クソがぁ…」
ホテル代と電話番号を貰ったあと爆豪は感謝の言葉を述べそのままホテルへと泊まった - 151主25/07/14(月) 15:07:40
燈矢の家
「…」
「焦凍、兄ちゃんとお話しようぜ…寂しいなぁ?」
「(…何言っても…殴る癖に)」
「俺はな、焦凍、焦凍は女の子らしくいてくれれば嬉しい」
「座る時は必ず足を閉じて、食事をする時は必ず髪は耳にかけて、俺が美味しいかって聞いたら美味しいって必ず返事を返して、必ずスカートを履いて、髪は毎日解かして、個性なんて使わないで、女の子口調で…」
「まだあるけど、ちゃんと覚えていこうな焦凍」
燈矢は笑顔で轟の方を向いた
「…」
だが、そんな燈矢の顔は轟が返事をしないことにイラついたのかすぐに真顔に戻る
轟の髪の毛を掴み自分の方に向ける燈矢
「痛い…離してっ…燈矢兄…!」
既に頬は平手打ちの跡で赤くなっていた
「そして、反抗しない事、その綺麗な顔が、左側とおんなじになっても知らねぇぞ」
「…ごめん…燈矢兄」
「よしよし、謝れてえらいな」
「ちゃんと俺の言うこと聞いてたら産ませてやるからな」
そんな言葉のうっすらと差す希望の光だけが轟を救っていた
監禁レベル
1〜30(この家からは出られない程度、ある程度自由はある)
30〜60(自室から出られないが、それだけ)
60〜90(身体の自由を奪われ、ほとんど動けない)
90〜100(燈矢になにかしてもらわないと生きていけない)
dice1d100=63 (63)
- 161主25/07/14(月) 15:24:10
「…出久」
ホテルのベットに横になりながら爆豪は考えていた
みんなは何をしているのだろうか
幸せに暮らせているのだろうか
爆豪は、轟に連絡をしてみることにした
3コール目で轟の荒い呼吸音が響いた
「轟…!」
爆豪は瞬時に前から立てていた仮説「監禁」の線で轟と話すことにした
声はなるべく小さくはっきり聞こえる声で話し始めた
「お前今どこに…」
「…わから…ない」
「時間が…ねぇ…監禁したのは──」
ノイズと轟の呼吸音が合わさりろくに何も聞こえない
「あ?なんだって?轟…おい!轟!?」
ドタドタと足音が聞こえてきたあと、轟の奥歯がガチガチと震える音が電話口からもはっきり聞こえた
「…あ…い”だっ…やめっ…ごめんなさい…ごめんなさっ…ぐっ…」
「おい!?轟!?轟!?誰だ!見つかったなら大声でいい!頼む言ってくれ!」
「うるさいなお前、何焦凍に変なこと吹き込んでんだ」
犯人はその一言だけ残し電話は切れた
爆豪の瞳孔は震えていた、何も出来ない無力感
自分のせいで轟がまた何かされたのではないかという絶望感
「っ…う”っ…ぅ…」
そのまま爆豪は耐えきれずに吐いてしまった
「お”ぇっ…ぐっ…おぇ…」
「(どうして…どうして…)」
「(俺たちが何かしたって言うのかよ?こんなことになる大罪犯したって言うのかよ…なァ…)」
爆豪のメンタルは限界を迎えそうになっていた
だが、自分が負けては終わりだと、自分の腹をぶん殴り、胃の中の物を全て出したあと、オールマイトにメッセージを送信した
「(轟は十中八九監禁だ…クソ…音声録音できてねぇ…)」
「(助けてくれオールマイト…俺の友達が…死んじまう)」 - 17二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 16:55:25
ああ…かっちゃんのメンタルが…
- 181主25/07/14(月) 21:04:20
デクの知能(高い程ここからの脱出方法を考えている)
dice1d80=45 (45)
爆豪の正気度(低いほど正気を失っている)
dice1d100=98 (98)
轟の抵抗度(高い程まだ諦めていない)
dice1d100=42 (42)
誰が1番限界に近い?
1 デク
2 爆豪
3 轟
dice1d3=2 (2)
今更ながら前スレを
【超閲覧注意】ヒーローになれなかったオリジン組♀|あにまん掲示板※女体化注意・成人済み注意超閲覧注意なのでそれ相応の内容は覚悟してくださいカプ要素はうっすらあるかもしれません(直接的なのは無いです)キャラ崩壊する可能性があります安価もダイスもやると思います嫌な方は…bbs.animanch.com - 19二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 22:47:17
かっちゃん正気度高いね
- 201主25/07/14(月) 23:25:55
「焦凍〜、なァ…誰だよこいつ」
轟のスマホを目の前で踏みつけ割る燈矢
「…燈矢兄…足どけ…て」
「誰だって聞いてるんだよ焦凍」
「言ったら…約束してくれ…もう俺に痛いことしないって…」
恐怖心を煽られるほどに静かになる
この部屋に今音を探すとすれば、呼吸音と心音
だが、直ぐにそんな静寂はかき消された
片足を後ろに動かしたかと思ったら、その足を思い切り轟の腹に命中させる燈矢
声も出せずに、その場でお腹を抱え蹲る轟
「…あのさ、焦凍、なんで俺に命令できると思ってるの?」
近ずき、髪の毛を強引に掴み、そのまま抵抗する轟の首を掴む
「…ごめ…ん…燈矢兄…お、俺…もう言わない…だから」
「焦凍、一人称は?口調は?笑顔は?」
「…っ、私、燈矢兄…のこと好きだから…やめてください…ダメな妹ですいません…だから…それだけは…やめてください」
焦凍は必死に笑顔を作りながら、燈矢に懇願した
だが、そんな願いは聞き入れられなかった
「安心しろよお前は炎に耐性あるんだから…俺のものだって、俺に抵抗できないただのお人形さんだってこと理解しような」
蒼い炎が燈矢の手から昇る
焦げた匂いがするのは、轟の首からなのか燈矢の手からなのかは2人も分かっていなかった
声を出せば、これ以上に酷いことをされると分かっていた轟は、終始笑顔で燈矢の拷問じみたことに耐えていた
────────
「…大変だなぁ、エンデヴァー、大切な大切なお人形さんに酷い火傷跡がまた着いちまった…お前の炎で大切…ははっ…最高傑作のお人形が…あーあ…疲れた…」
「焦凍、飯にしようか、焦凍もお腹すいただろ?」
冷蔵庫から持ってきた保冷剤で焦凍の首を冷やしながら燈矢は笑顔で、普通の兄のように接した
「…はい、燈矢兄、私、燈矢兄が作るご飯大好きです」
「いい子いい子、すぐ作るから待っててな」
足首に繋がれた拘束具が少しの音を立てた - 211主25/07/15(火) 00:02:31
数日後
「えー、つーことで…少し先生は早く帰ることになった」
「あと休みの日も増える」
『ええー!?爆豪先生ついに彼氏が!?』
「アホ言うな!引っぱたくぞ!」
爆豪は、生徒の前で平成を装っていたが、既にメンタルはボロボロ、それでも生徒に教えなくてはならないという責任感が正気を保たせていた
『先生〜!なんでですかー!』
「先生の友人が少し大変な目に遭ってな、オールマイトと協力して…今は…」
『オールマイト!?』『爆豪先生すげぇ!』『そんな大変な事になって…先生可哀想…』『え!?オールマイト!?彼氏!?先生それはまずいですよ!』『何かあったら俺達にも!』『先生の大切なものは俺達も守ります!』『先生私のことも頼ってください!』
「…お前らなぁ…小学生かよ」
爆豪はフッと笑った
自分には帰る場所も、大切な生徒も居る
「アタシが居ねぇからって、問題起こすなよお前ら!」
「(本当は効率を上げるためにこいつらにも協力させたいが…)」
「(それはさすがにダメだ、危険すぎる)」
キラキラとした生徒の目を見ながら、爆豪は授業を始めた
「(早く情報をかきあつめろ…それに1番…最適なのは)」
爆豪の頭には
きっちり着込んだスーツ姿でナイフを持つデク
ドレスを着た轟の姿が浮かんだ
「(夜の街…けど、こっちの協力者はオールマイトだ)」
「(リスキーなことは出来ねぇ、どうすっか…)」
1 とりあえず待機(1番安全)
2 夜の街に行き情報屋に聞く(ちょっと危険)
3 詳しそうな人物を脅し聞く(かなり危険)
4 ヴィランに聞く(危険度MAX)
dice1d4=1 (1)
- 221主25/07/15(火) 00:45:42
『先生、お疲れ様でしたー!』
「あぁ、お疲れ様…俺がいない分課題はしっかり出すからな」
生徒からの悲痛な叫びが響く
爆豪は笑いながら1人の生徒の頭を撫でた
「冗談だ、アタシがいない間頼んだぞ委員長」
『…はい!』
『あと先生、頭撫でるの好きなんですか?』
爆豪はハッとして手を離す
「(オールマイトのせいじゃねぇか…クソ…アタシの頭よくなでるからつい…)」
「…じゃあな、また明日、明日も頑張れよ」
──────────
「爆豪少女、自分勝手に行動しないでよく耐えてくれた」
「…チッ…」
「あれ、なんか不機嫌…?大丈夫かい?」
「あのなぁ!アンタのせいでついウチの生徒の頭撫でちまったじゃねぇか!」
「…それはいい事なのでは?」
「よかねぇよ!ガラじゃねぇことはしたかねぇんだよ!」
「まぁまぁ、とりあえず落ち着いて」
爆豪は、オールマイトの家に来ることがしょっちゅうになっていた
雄英の教師寮に泊まればいいものを、爆豪のために家に帰って情報収集を手伝っていた
「あの…オールマイト」
「俺だけ…なんか、こんな平和な日々でいいのかなって」
「爆豪少女は毎日苦しんでいるだろう、私にはそう見える」
「…だって、今、デクも轟もきっと笑えてねぇのに…アタシだけ…」
オールマイトは、またいつものように爆豪の頭を撫でた
「仲間の苦しみを分かってあげようとする、その心意気は関心だが」
「あまり自分を傷つけてはダメだよ」
「一緒に頑張ろう爆豪少女!」
「…おう」 - 23二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 00:50:23
まさかこんな地獄なことになってるスレで少女漫画みたいなオールマイトとかっちゃんを摂取できるとはね(CPにならないことは重々承知で)うれしい
2人を差し置いて自分だけ憧れの人と一緒に過ごせて幸せ感じてしまってそれに罪悪感覚えてほしい - 24二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 06:33:34
どうなっていくのかな…
- 25二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 11:47:34
今のところ一番救いがある状態は爆豪かぁ
- 261主25/07/15(火) 13:07:38
暗い路地裏
鉄の匂いと、血の香りと、腐った肉の臭気が混ざりあったその場所で、デクは無感情に屍の山を築いていた
「しあわせ…しあわせ…しあわせ…」
呟きながら、まだ微かに息の残るヴィランの首を軽々と手でへし折る
破裂する骨の音すら、もうデクの耳には届いていない
ヒーローになりたかった少女の成れの果てがこんな化け物だとは誰も想像しなかっただろう
涙を流しながら笑っているのか、笑いながら泣いているのか、自分でも分からない
デクの身体はもう半分以上機械だ
痛みを感じるはずの神経は切断され、代わりに命令に背けば脳を直接焼く装置だけが残されている
「しあわせ…まだかな…」
ヴィランたちはもういない
辺りにはただ、冷たくなった死体と赤黒い水たまり
「……かっちゃん……轟くん……」
声にならない声で、名前を呼ぶ
生きていたとしても、自分がこんな姿になったと知ったらきっと泣くか、殺されるか
デクはそれでも誰かに名前を呼んでほしかった、ただ本当にそれだけ
嗚咽が漏れる、肩が震える
機械の軋みと、涙の音だけが夜の路地に響いた
「僕は……まだ、幸せじゃない」
その呟きは誰にも届かない、届くこともない
デクは、ただ殺しを続ける
幸せを探しながら、二度と見つからない幸せを求めて
悲しき化け物のまま、壊れた世界の闇を彷徨いながら
そしてそんな成れ果ての化け物は考えた
また会いたい、あの幸せが欲しい
欲しいななら、今の現状を壊さなきゃならない
「…殺さなきゃ…全員…僕が…僕達が幸せになるために」 - 27二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 14:21:33
デクがいっちゃん取り返しがつかないんだよなぁ……まあもともとそうと言われればそうなんだが
- 281主25/07/15(火) 14:33:36
「ホークス」
「おかえり、緑谷ちゃん」
公安に戻ってきた、緑谷にタオルを渡すホークス
「ありがとう、ホークス」
「僕…今日ちゃんとやれましたか?」
「死体の後処理が出来ないっていうところがちょっとあれだけど、でも、それ以上に速やかな排除ができてる、すごいね緑谷ちゃん」
「(嘘つき)」
「(そんなこと微塵も思ってないでしょ、ホークス)」
デクは、少しづつだが知能を取り戻して言った
「ありがとう」
「でもさ、緑谷ちゃんが半分機械になっちゃったの嫌がってるの俺知ってるんだよね」
「…生きれたならそれで」
「でも、緑谷ちゃん、元の体のまま公安に来てたら…徹底的に情報吐かせるために色仕掛けとかさせられまくってただろうね」
「可愛いし、頭もいい」
「あぁ、もしかして、ここに来る前からそういうの慣れっこ?」
「…」
「無視!?…まぁ、俺の事信用出来ないのも分かるよ」
ホークスは、デクを抱きしめ耳元で囁いた
「焦凍ちゃんに会いたい?」
ピクっとデクの身体が反応した
「心当たりがある、轟燈矢を殺してくれるかな」
「…トウヤ…?」
「うん、裏切り者、緑谷ちゃん、裏切り者はさ、幸せになるために必要な人間だと思う?」
「思わない」
「そうだね、俺もそう思うよ」
「殺そう、一緒に、大丈夫俺も手伝うから」
「君の幸せのために、俺はなんだって差し出すから」 - 291主25/07/15(火) 14:52:26
轟は、自分のお腹を優しく撫でながら、子守唄を歌っていた
少しづつ大きくなるお腹だけが心を落ち着けてくれた
誰の子かも分からない、だが、自分の子供と言うだけで良かった
それだけが轟焦凍を救っていた
「障がいを持ってても、もし死んじゃってても…お母さんはちゃんと愛すからね」
「私は…ろくでもない女だけど…お前だけは守るからね」
轟は、つわりが酷いのかいつも顔色が悪かった
吐いたら燈矢が掃除はしてくれるが、何回も叩かれ「反省」させられる
「(みんなが幸せに暮らせてれば…俺は…死んだって構わない)」
「(…俺が死んでも責任感なんて感じなくていい)」
2人の顔を思い浮かべながら、必死に吐き気、目眩と戦う轟
そんな中、ギィ…と音を立て扉が開いた
「お母さんの匂いがする」
「…もうとっくの前に入院してるのに、なんで匂いだけは覚えてんだろうな」
轟の前にお粥の入ったお椀を置き、スプーンで掬い冷ましながら食べさせる燈矢
「美味しい?」
「世界一」
「お粥だけでそこまで言ってくれるかぁ、こんなお利口な妹がいて俺は嬉しいよ」
「できるだけ、吐かないもの食おうな、晩御飯はあったかいうどんでいいか?」
「…うん」
「(蕎麦…食べたいな…)」
お人形のような可愛い服を着せられ、それに似合わぬ大きくなってきた腹を睨みながら、次は何をしようかと燈矢は考えていた
「エンデヴァー…これからもっと楽しくなるぜ?」 - 301主25/07/15(火) 14:57:22
このまま痛めつけるのも、別にいいんですが…
ちょっとエロ方面やりたいっていうのもあります
ですが!皆様が楽しんでいただけること最優先なので!なんでも!どうぞ!
それとデクくん誕生日おめでとう!…誕生日にする仕打ちではないけどね…ごめんね
翌日
1 デク
2 爆豪
3 轟
dice1d3=2 (2)
にハプニング発生!
何が起きた?
>>31〜35
- 31二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:11:16
- 32二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:28:10
オールマイトの家に通ってるところをすっぱ抜かれる
- 33二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:52:18
パトカーに乗ってるところを生徒の親に見られる
- 34二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 16:24:38
個性が急に暴走する+>>31