- 1二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:56:20
- 2二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 18:57:34
前スレ
ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って…そうだ……!Part64|あにまん掲示板オグリキャップさんの調子を何としても落としたいのに空回りする>>1ちゃん、そしてルームメイトの>>110ちゃん、さらには二人の後輩ちゃんたちのあれやこれやを妄想して楽しむスレです。次スレは>&g…bbs.animanch.comPart1
ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!|あにまん掲示板大量のにんじんを押し付けてやる!https://bbs.animanch.com/img/243226/595いくら良く食べると言ってもこの量は迷惑でしょ!これで体調でも崩せばいいのよ!bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:00:09
- 4二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:01:14
- 5二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:02:17
- 6二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:03:27
- 7二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:04:50
- 8二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:06:00
- 9二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:07:01
わからないことは下のwikiにアクセス!
過去スレへのリンクはもちろん、SSやファンアートも詰まっています。
派生スレなど、細かいところも掲載してますので是非一度お目通しください
resanchorone @ ウィキ【7/18更新】レスアンカーワンwikiへようこそ https://bbs.animanch.com/board/255217/ を発端に、ウマ娘世界に爆誕した>>1ちゃん(仮名:レスアンカーワン)のまと...w.atwiki.jp編集のお手伝いをしてくれる方をいつでも募集しています。
- 10二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:08:06
◇ルールのようなもの◇
合言葉は「あとはふんわり」!
イチちゃんをはじめ、オリキャラたちの外見や性格、戦績などの設定、そのほかカップリングなどは全く固定されていません。
大小問わずすべての概念(妄想)を受け入れ、楽しむスレとなっています。
しかしながら、
・本家ウマ娘の二次創作ガイドラインの順守(例:直接的なセクシー表現・演出などの禁止)
・他スレなど外部への持ち出し
これら迷惑行為はしないようにお願いします。 - 11二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:09:16
- 12二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:18:49
乙乙
スレ始まる際の新作ラッシュが私は大好きでね… - 13二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:54:31
- 14二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:55:30
やべっ
今後イチちゃんにイケナイ願望いだいたら埋められちゃう
だが私は夢を見る - 15二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:56:25
- 16二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 00:41:58
独房に入れられるか穴に入れられるか
- 17二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 03:02:15
二択しかないのか…かくも世界は残酷なのかっ
- 18二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 07:20:10
オグリとイチちゃんのやり取りを陰ながら推してるリサちゃん
いつも通り中庭でお弁当を広げる二人を光悦とした表情で隠れて見てると視界の端に映るピンクの髪
人知れず同志が誕生した瞬間 - 19二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 08:50:47
リサ「オグイチ……いいですよね……」
デジたん「いい……」
ってことか - 20二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 17:37:48
いい…!
- 21二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 18:10:45
無人島でのイチちゃんたち
イチちゃん 安定の料理担当 現地の食材に苦戦するもこれまでの経験をもとに創意工夫を凝らしてみんなに振る舞う
モニちゃん タマ先輩がリーダーになったのでそのお手伝い 時折繰り広げられる軽快な言葉の応酬がチームメイトを楽しませる - 22二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 20:52:38
ベリちゃん 今日も今日とてあの骨ウマ娘をキャインと言わせるべく今度は巨大難解迷路を作り始めるが出来上がりを確かめるべく自分で挑戦し無事遭難して泣き顔をさらす
グリちゃん ♪木こりのテーマ
リサちゃん 音もなくイチちゃんのお料理のお手伝い お手伝いの報酬がわりにオグイチを陰ながら堪能する - 23二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 21:48:22
グリちゃんがすっかりシュワちゃんになってる……
- 24了船長25/07/15(火) 23:14:30
新スレ、ありがとうございます! 4度目の夏の暑さに負けぬイチちゃんたち、Lisaちゃんも一緒に過ごしてまいりましょう
お風呂を済ませ尻尾や髪の毛のケアもそこそこに、明日の朝ごはんや登校の用意も済ませ、部屋でちょっとゆっくりしていたころ。モニちゃんがスマホを眺めながら堪えるようにクスクス笑っているのを見る。
「何笑ってるのよ」
「いや、この後の展開が読めすぎてさ。いや無理、多分5秒後だわ、イチ」
何の展開なのか、と聞いてみても「ネタバレはしない主義なんで」とはぐらかされる。
気味悪いわねと思いながら読みかけの本(筒井康隆『虚構船団』)を開きかけたその時、ドンドンと叩かれる寮室の扉。
「イチ!」
ただ事ではないオグリさんの声が響く。驚いて取り落としたしおりを拾うイチちゃんに対し、モニちゃんは笑いのクライマックスに達してしまった様子。これでもかとベッドの上を笑い転げている。
ドアを開けてみれば、スマホ片手に大慌ての顔つき。
「ノックくらいしなさいよっ」
「イチ、助けてほしいんだ、実は――」
ぐうう、と大きな腹の音が。それをきっかけに、モニちゃんは笑い山へ二度目の登頂を果たした。
「――お腹減ったのね」
「モニーから教えてもらったこのサイトを見ていたら、どうしても……」
オグリさんのスマホには某インターネット百科事典ページの『機内食』というページが。
「モニー、アンタも手伝いなさい!」
「えぇ~、ヤだ!」
賑やかなある夜。
- 25二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:18:33
確かに機内食って美味しそうなんだよなあ
割高なうえ量も少ないし…密室という特殊な環境が影響してるのかしら - 26二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:22:18
- 27二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:50:17
さすがオグリ どっちもって単語はしっかり覚えたんやろなあ……
- 28二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 07:03:21
相変わらずキワモノ作者の作品を読むイチちゃんなんだ
- 29二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 09:21:13
飛行機乗ったことほとんどないから機内食どんなもんかわからん民……
駅弁とかあんな感じかな? - 30二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 13:10:17
英語わからないオグリが進歩してる!?
- 31了船長25/07/16(水) 19:53:00
最近はフードロス対策で機内食の一般販売もしていますので、ムリに飛行機に乗らなくても体験できるようになったんですよ~~ おっしゃる通り割高ですし、作ってから廃棄するものを販売しているから消費期限も短いんですが……
味はとにかく濃いです。長時間のフライト用に合わせているからか、食べてみるとしっかり量があって、きちんと眠くなれます(
とはいえオグリさんには足りないだろうなあ……
ごちそうさまを済ませても追加でいろいろと注文したり、見かねたCAさんがキャンセルしたお客さんの分の機内食をくれたりして!
「こんな食費なら、いっそのこと次からファーストクラスにしちゃおうかしら……」
「ファーストクラス!? ダメだイチ、とんでもない金額になってしまう」
「じゃあ、次から食べるの我慢してくれるってことね」
「うっ、そ、それは……」
「ファーストクラスだと、カレーライスがいつでも頼めるのよ? そっちの方がいいでしょ」
「なにっ、つまり食べ放題なのか!?」
「そうは言ってない!」
(日空のいわゆるビジネスクラス以上だと、カレーをくれるらしいです。おいしそう~)
- 32二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 19:54:34
あの……二人の会話内容がもはや夫婦なんですが……
- 33二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:04:30
オンラインショップで買えたり場所によっては近所のスーパーなんかにも売ってるみたいね機内食
──その日、府中のスーパーから一般販売向けの機内食が消えた - 34二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 21:35:48
えっ密室内で匂いが目立つカレーが食えるんですか?
……ビジネスクラスってすごいんだな - 35二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 00:33:22
- 36二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 07:05:49
理由聞いて呆れた声出しながら不貞腐れるモニちゃんに手招きして顔寄せてきたモニちゃんの耳元で内緒話するフリしてほっぺにキスして「これで堪忍や」って照れくさそうに言うタマ先輩の姿とかありませんかね
- 37二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 09:14:23
意外とキザなタマ先輩
- 38二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 17:36:56
かっこいい!
- 39二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:22:32
顔真っ赤にしたところをオグリに見られて慌てて言い訳しようとしたら動転したオグリに担がれて保健室に連れて行かれるイチちゃん
- 40二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 22:43:03
オグリ「先生助けて!! イチが風邪引いた!! ほら!! 顔もこんなに真っ赤だし凄く熱いんだ!!」
イチ「話を聞けえっ!!??」
いや、これ先生より保健委員に助け求めに行く絵面のほうが面白そうだな - 41二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 00:26:46
- 42二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 00:52:17
- 43二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 01:57:10
まさかのダブルアタックとは恐れ入った
- 44二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 07:09:38
早速有効活用されてて草
- 45二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 08:14:59
- 46二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 09:23:48
逮捕から刑執行までが早い早い早い
- 47二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 17:59:41
楽しみにしてるんだ!
- 48二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 18:01:42
トレセンのダートには変態さんが埋まってる……
いや、これまでの感じ度々脱走してるからそこまで事件じゃないなこれ
また暫くしたら這い出てくるだろうし - 49了船長25/07/18(金) 19:20:40
「から揚げ」
「おにぎりー」
「カツ」
「じゃー、カツカレー」
変な遊びをしている友達ーズ。いったい何をしているのか、と話しかけてみると、イチも入んなよと参加するように誘われる。ルールも何も説明されないまま二人の間へ座った。
「で、何をしてるのよ」
「まあまあ。とりあえずイチの番。言ってみ」
「え、じゃあ、お好み焼き」
二人して、それがあったか! という表情。
「イチ、やるねー」
「ンンーと、じゃあ、たこ焼き!」
「なんなのよ結局。とんかつ」
食べ物の名前を言うだけなのか……といっつもヘンな二人にしては普通のゲームっぽくてちょっと安心しつつ、面白さがいまいち見出せないイチちゃん。 - 50了船長25/07/18(金) 19:27:30
「とんかつソース」
「豚骨!」
「えっ、豚骨なんか食べるの? じゃあ、焼肉……」
次の瞬間、とんでもない単語が飛び出す。
「火鉢ー」
「異世界!」
「食べ物を挙げなさいよ!」
「え、いや、食べ物を言うんじゃなくて、今年からオックスフォード英語辞典に追加された日本語を出すゲームだよー」
なんなのよそのゲーム! と頭を抱えるイチちゃんの昼下がり。
(いちイチコピペ)(本文中の『今年』は2024年を指します)
(めっちゃどうでもいいんですけど、友達ーズの名前はこれまで決めないようにしてきたんですが、昨日おぼろげながら思い付きが出てきました。決めることから逃げてきたとも言える。あとはふんわり……(逃げの言葉))
(もう一人分が決まったらまた提案させてください) - 51二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 19:39:36
トレセンのダートには公式でチームスピカが埋まってるからセーフセーフ
- 52お目汚し失礼します25/07/18(金) 19:49:15
part62 >>24より(笠松に以下略イチのif⑨)
─────
『これで満足かしら?』
「…うるさい」
『無関係の友人達を突き放して、挙句には学園から無断で脱走。身勝手ここに極まれり、ね』
「うるさいって言ってんでしょ。蹴り潰すわよ」
『やれるもんならやってみたら?「私」にしか見えない、アンタの妄想の産物でしかない私を蹴れるんならね』
相も変わらず減らず口を叩くコイツが今は心底憎く、そして鬱陶しい。
あぁクソ、本当に何でこんな事になったんだ。
あの後、マーチから逃げた私は行く宛てもなく走り続けて、結局いつものレース場裏の土手に来てしまった。
携帯電話も財布も、風呂上がりだったせいで全て寮に置いてきてしまった。
これでは実家に帰るどころか、1月という真冬に橋の下で野宿をしなければならないではないか。
己の浅慮さに呆れを通り越して感心すら覚えてしまいそうだ、あの時から何も変わっちゃいない。己より優れた他者に嫉妬し、見下し、あまつさえ貶めようと画策する。
そのくせに貶めようとした者からの、見当違いの甘ったるい好意を恥も知らずに享受する。
自分に甘く他者には厳しくなど、余りにも身勝手な我が身がどうしようもなく憎たらしい。
いっそのこと川へと身を投げてやろうかと思考がよぎるが、そんな事をすれば笠松全体に迷惑が掛かる。
羽虫がいなくなった所で誰も気にしないが、それが小娘1人ともなると話が違う。
無関係の他人を巻き込んでしまうであろう事を考えると、自己嫌悪と罪悪感が大挙を成して押し寄せてくる。
- 53お目汚し失礼します25/07/18(金) 19:50:26
「…寒い」
『でしょうね。真冬の夜の河辺に防寒具一つなく座り込んでるんですもの。そんな真似するのはよっぽどのバカか考え無しぐらいよ』
「うっさい…」
マーチ達にも悪い事をしてしまった。
彼女達なりにこちらを気遣ってくれていた事は分かってい筈なのに、痛い腹を探られた途端拒絶反応を起こし、そのまま何も言わずに走り去ったのだから。あまりにも恩知らずが過ぎる。
今更何をと思うが、少なくとも今は皆んなに合わせる顔がない。
実家とまでは言わないが、流石に屋内で夜を明かしたいが金が無い。かといってあんな態度をとっておきながら知らん顔をして寮に戻る事もできない。このままでは本当に朝刊か夕刊に載ってしまいそうな勢いだ。
ちょっと…いや、かなりまずい状況だが私にはただ体を丸く小さくし、震えさせて体温をなるべく維持しようとする以外できない。
───ごめんなさい
誰に聞かれるわけでもない、何に向けたかも分からない謝罪の言葉は、冬の木曽川に消えていく───
───筈だった。
「ここにいたのか、イチ」 - 54二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 19:55:46
見返したら3パート一ヶ月半ぶりの更新で筆の遅さと文才の無さに嘆きます。
- 55二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 23:37:10
さてヒーローのご登場だ
- 56二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:06:17
投稿乙なんだ!
- 57二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:46:12
昨晩からグレタライトの話題が止まらない、あらゃあ悪ですぜ
- 58二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:34:23
- 59二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 17:13:27
だからなんでそんな変な教養知識が深いのよこのトモダチーズ……
- 60二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 19:45:53
すいません、ちょっと相談なのですが。
ウマ娘のガイドラインに多分抵触はしてないけど、見る人によっては不快感が出てくるかもしれないSSが出来つつあるのですがこの場合どうしたら良いでしょうか? - 61二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 19:48:55
- 62二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 19:49:58
ただウィキにこっちと同じようにやるのは慣れてないと難しいから
ssスレとかでよく見る別サイトを誘導に使うといいかも - 63二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 19:51:36
- 64二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 21:38:32
楽しみに待ってます!!
- 65二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 23:23:14
クリークさんもタマちゃんもグレちゃったんだ……
- 66二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 03:50:42
今回のチャンミキツイなぁ…
イチちゃん助けて - 67二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 09:37:30
デバフなしだからお互いガチンコの競い合いだからな
- 68二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:07:26
- 69二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:26:48
料理を始めて暫く経ったイチちゃんが両親から誕生日プレゼントでもらった包丁一式
最初はこんな立派なものもらってどうしたらいいのか分からないし普段のステンレス包丁で十分すぎるくらいだったのに
もらって暫く経ち使い方を調べていくうちに料理のレパートリーが増えていった
一番得したのはもちろんオグリ - 70二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 21:55:03
また、オグリが試食係で得してる……
- 71二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:52:38
両親で築地デートしに行って買ったんやろうか?
- 72二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:42:08
出刃包丁手にして魚の三枚おろしとかやってるイチちゃんか
無人島ならヒーローだな - 73二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:44:59
サバイバルもイケるイチちゃん
- 74二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 12:21:48
暑い日が続く こんな日は頭が茹って考えがまとまらない 自然食欲も湧かないから昼飯のアイデアも浮かんでこない
寮のキッチンで悩むイチちゃん 目の前にあるのは残っていた幾らかの冷飯 そして冷蔵庫に取り残されていたわずかな薬味やおかず
ふと閃いた 丼を用意するとそこに冷飯を盛り薬味やおかずを贅沢に乗せて最後にお茶をかける
そして 最後に入れたのは氷を一つ 二つ
豪華な礼茶漬けの完成 - 75二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 17:48:15
- 76二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 21:56:13
「余はお茶漬けを所望する」
「へ?」
「聞こえなかったか? 余はお茶漬けを所望する!」
「へ? いや、あの!?」
みたいな? - 77二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:18:41
休みが……休みが終わる……
助けてイチちゃん…… - 78二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 03:08:44
働かず金だけもらえないかなあ
助けてイチちゃん
イチちゃんも困ってしまうな 寝る - 79二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 07:08:47
連休明けに白目剥くモニちゃんなら予想できるんだが
イチちゃんは想像できんな - 80二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 09:15:03
イチちゃんはむしろ正気に戻しにかかる方だからね
- 81了船長25/07/22(火) 09:19:13
ある日の夜、タマセンパイの寮室。
「センパイがお菓子食べてんの珍しいですね」
「おーっ、せやろ。クリークに貰ってん。モニちゃん、手ぇ、出し」
「やった、もらいー」
タマセンパイからスナック菓子を貰うモニちゃんと、心置きなく分けてくれるタマセンパイ。
ーーーーー
ある日のお昼、カフェテリア。
「モニちゃんがちゃんとメシ食ってるん、珍しいやん」
「イチがうるさいんですよ」
「言うてそうやわ。どれ、ウチも座らしてもらお。そのおかずもらうで」
「は、なんで」
モニちゃんのお気に入りおかずをパッと取っていくタマセンパイ。自分のものはなるべく分けたくないモニちゃん。
ーーーーー
また別の日、二人でお休みが合ったのでお出かけ中。
ふざけて頼んだカップル用ドリンクメニューの、ハートの形にあしらわれているカップルストローへいの一番に食いつくモニちゃん。
「センパイ、飲まないんですか?」
「恥ずかしいやん、こういうん……」
「全部飲んじゃいますよ」
「だーっ、それはアカン」
慌ててストローにかぶりつくところを面白そうに眺める、基準がまあそこそこわかりやすい二人。 - 82二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 17:38:54
てぇてぇ!
- 83二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 17:47:10
モニちゃんのちょっとケチな感じのところわかる
そこ好き
でも、ねだられたら何だかんだで譲ってくれそう - 84お目汚し失礼します25/07/22(火) 20:06:55
>>41さんすみません。今回のSSの元にさせていただきましたので、不快であればすぐに消します。
【閲覧注意】一般通過変態(変態という意味)ウマ娘
一般通過変態(変態という意味)ウマ娘 - Blankaryblankary.com - 85二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 21:25:42
とうとう うちのスレの囚人がSSになったかー
月日が流れるのはあっという間だなー(白目) - 86了船長25/07/22(火) 21:43:54
もはや囚人の人のSS読みたいまである そしてまとめる
- 87二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 22:01:14
- 88二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 22:14:52
ゴルシすら引かせるあたりなかなかの怪物だなこの囚人殿
- 89二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 07:32:35
やべぇ…
- 90二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 09:29:55
囚人殿の人気に嫉妬す……いややっぱしないわ
埋まりたくないもの - 91二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 13:33:17
モニちゃんの隠された趣味みたいなのを空想してる今日この頃
実はフリフリの可愛い系の衣装が好きだったり
そういうの買うためにパーカーのフード深めに被ってマスクとサングラスつけてお店に行ったり - 92二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 17:42:42
街中でばったりイチちゃんたちに出会したらベネ!
- 93二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:37:53
- 94二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:44:44
- 95二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:59:48
言葉どころか目からも赤い洪水流れてるんよなあ…… 滝みたいに
- 96二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 22:59:39
のちのち二人だけのファッションショー開催
- 97了船長25/07/23(水) 23:04:04
「伸びましたわね」
「Beliのシンチョウ?」
「やかましいですわよ」
前髪が伸びてきたグリちゃんをじっとりと睨みつけるも、ブラジルの湿気に慣れきってるグリちゃんには届かず。しかしおでこが少し隠れるとずいぶんと印象が変わり、このまま物憂げに椅子にでも座らせればそれだけで画になりそうなミステリアスさを纏わせていた。
実際のところ、落ち着きのない大きな身振りや声が、モンスーンのごとくそのミステリアスさを吹き飛ばしてしまっているところだが。
「おかけになって。前髪を切って差し上げますわ」
「エッ、ヘーキ?」
「任せなさいまし、屋敷で使用人のするのをみておりましたから」
「イヤ、ウマさじゃなクテ、トドク?」
「やかましいですわよ」
しかし素直にちょんと椅子へ座り、目を閉じ待つ姿勢に入ったグリちゃん。櫛で一度前髪を下ろし、指で挟んで切ろうとしたとき、前触れなく急に開かれた瞼の奥から覗く目と合う。
「ちょっと、閉じていてくださいまし」
「なんで?」
「やりにくいのですわ」
「Beli、キレイな目だネー」
このまま喋らせるとうっとうしい、と判断し目を閉じさせ、ちょき、とハサミを入れるある日の午後。
(いちイチコピペ)(イチちゃん出てないじゃねーか!) - 98二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:16:45
- 99二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 06:34:07
相変わらずさらっ歯に衣着せぬこと言うグリちゃんに笑うわ
出だしから漫才繰り広げてるし - 100二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 08:48:04
おでこどころか目まで隠れてたらかなり威圧感ありそうよねグリちゃん
- 101二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 17:37:28
てぇてぇ!
- 102二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 18:12:24
サンリオコラボみたいなフワフワした服が好きってこと……!?
- 103二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 00:07:55
ゴスロリとかあっちの衣装とかも着てそうなモニちゃん
勝負服の感じからそっちは普段から着慣れてるか - 104二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 00:19:54
- 105二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 01:44:08
ロリータファッションに身を包むイチモニですか
イチちゃんの言質取ったモニちゃんが掛かりながらイチちゃんのことを着せ替え人形にしてきそうね - 106二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 01:58:42
途中で耐えきれなくなってやっぱもう無理ってなるけどモニちゃんが念の為呼んでおいたオグリがいちいち褒めると満更でもなさそうに喜んでファッションショー続けるんだきっと
- 107二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 07:29:52
祭りの季節だしスレの子たちの浴衣姿とか想像するけどどうしてもタマ先輩とグリちゃんの格好が甚平になる
- 108二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 07:49:46
ワンチャングリちゃん甚平を浴衣と思ってる説
- 109二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 08:41:16
浴衣着てくる組
イチ オグリ モニ クリーク ベリ リサ
甚平組
タマ イナリ グリ
みたいな印象 - 110二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 13:06:26
浴衣でお馴染み 慣れない下駄や草履で鼻緒が切れたり靴擦れ起こして歩けなくなったところをおんぶしてもらう展開が見れるんですね!?
- 111二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 18:00:07
背の小さいタマ先輩が動けなくなったモニちゃん背負うとかありかな
- 112二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 20:37:00
- 113二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:04:41
チャンミでボコボコにされました。
普段周回であしらっているモブウマ娘の気持ちを理解出来ました。
ネームドに蹂躙されるイッチってそれでもと噛み付くのか、それとも下を向いて諦めてしまうのか…果たしてどちら側に立っているのか。 - 114了船長25/07/25(金) 22:08:59
青天の霹靂、という言葉がある。元々は、気持ちよく晴れていた空に突然、雷が走るといった様子を表したもので、転じて突然思いもよらないことが自分の身に降りかかったり、衝動に突き動かされるように物事が起きることを言う。
そして、その言葉は僕にとってやや無縁な言葉だと思っていた。僕は小さいころから慎重で臆病で、石橋を叩いて渡るような性格だったからだ。だった、は正しくない。今だって、きっと根っこの部分はそのままで、上に何とか茎や葉を伸ばして成長のフリをしては、同級生たちが突然降らせる雷に待ったをかける自分をちょっとだけ、誇らしくすら思う。今どきのカタカナで言えば、アイデンティティかもしれない。
だから、僕が自分自身の自由意志と身体のすべてを捧げてしまったってかまわない、と自由意志を以て選択し、出来ることなら金石の交わりのような関係になりたいと願い、尊敬してやまないあのウマ娘さん――長ったらしい。要するに恋を寄せている方だ――に会うときも、可能な限り正攻法で無礼が無く、なおかつ計画を立ててハガキを送るようにしているのだ。
彼女は本当に優しくて、格好いい方だ。彼女を初めて見て、少し会話をしたあのファン感謝祭の日。何とは無しに、「東京にほど近いところへ移り住んだのだから、せっかくだし寄ってみるか」とたいへん軽々しい気持ちで中央のトレセン学園に立ち入った日。たった数度の言葉を交わし、左耳に飾りをつけているのに学ランを見事に着用した彼女はまさに、晴れた空という群衆の中でひときわ輝く、雷だった。
あれが一度目の、落雷。その雷は空気中のあらゆる原子を無視して、まっすぐに僕の所へ落ちてきた。
- 115了船長25/07/25(金) 22:32:01
二度目の落雷は、何度も何度も、場所が変わってレース場という空から、雷が雲の中を横に広がるように多くの人へ向けて放たれていたと思う。僕は、その雷を余すことなく感じたくて、出来る限り彼女のレースを見に遠出するようになった。もちろん、このレース観戦の日程もきちんと組み立てた。
幸か不幸か、彼女は本当に多くのファンに囲まれ、観客席から名前を何度も呼ばれてたくさんの支持を集めるような、重賞と言ったレースには参加しなかった。良くて地方のオープンやプレオープンレースに出走し、その後に続く重賞への前哨戦とかを走ることが多かった。これはよこしまで下卑たような考え方だったが、ファンの人数がそこまで多くないからこそ、あの方――もう、貴女、と言ってしまおう――も、僕のことをよく覚えてくれた。貴女のトレーナーさんも。
トゥインクル・シリーズがこれだけ大きくなり、社会に浸透してまるでアイドルのような扱いを受けるようになった今では考えられないけれど、当時は本当に選手であるウマ娘さんたちと観客の距離が、良くも悪くも近かった。僕のケースはきっと、その近い距離感が本当に良い方向に働いていたんだと思う。 - 116了船長25/07/25(金) 22:36:27
そうだ、三度目の雷。あれは、貴女が僕のことを「貴方」と呼んでくれたときだろう。
レース場に赴いては差し入れやファンレターを繰り返し贈ったり、直接手渡ししていた。けれど慎重で臆病な僕は、わざと自分の名前を書かなかった。貴女の名前も、意図をもって書かなかった。
どうしてだと言われると、それが格好いいと思っていたから――匿名の熱心な支援者、なんて、謎めいたパトロンみたいで格好いいじゃないか――というのはウソではない。けれどもう一つ、ちゃんとした理由もあった。
名前を呼ぶということは、その対象を所有しようと試みることだ。親しくない人に気安く名前を呼ばれると苛立ちがつのるのは、まるで相手が自分を所有してコントロールしようとしているからだ。「言霊」という言葉もある通り、名前をつける/呼ぶ/書くというのは、あるものを手に入れようとする心持ちのことだ。
僕は、貴女を所有したくなかったのだ。貴女は貴女の自由意志をもって、きっとどこまでも駆けてゆける真に自由で強い存在。ただただ敬意と愛情をこめて呼びかけたりする方法を、僕はこれ以外に分からなかった。
この理由は、他の誰かに明かせばきっと鼻で笑われてしまうだろう。実際、貴女のトレーナーさんもちょっとほくそ笑んでいたような気もする。実際のところ、変な理由だもの。
けれど、貴女は僕のこの話を聞いてあと、同じように呼びかけてくれたのだ。
「貴方」
と。これこそ、三度目の雷だ。 - 117二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 04:09:16
純朴な青年の胸のうちが凄まじい勢いで埋められている
- 118二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:26:14
昭和の青春かってくらい懐かしい何かを感じたわ
これにはマルゼンもニッコリ - 119二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 15:17:27
- 120二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 20:32:07
- 121了船長25/07/26(土) 21:13:35
それから、貴女に想いを伝え昵懇の間柄となることを認めてもらえ、休日を合わせて二人で出かけることも増えてからは、もう何度雷に打たれたか分からない。待ち合わせに僕が遅れることも貴女が遅れてしまうこともあったけど、そのどちらであっても、貴女を一目見てはその度に感電していたのだから。この雷に慣れることなく、いつまでも感じられていたら嬉しい――なんて悠長なことを言っている場合じゃなかった。
僕は外からの刺激や情報に対して、慎重で臆病だ。だけれど、貴女の要素はいつだってその全てを飛び越えて僕のことを強く強く殴りつけたのだ。
だが、貴女はトレセン学園のウマ娘だったから、毎年の夏は必ず会えなかった。
夏合宿だ。
外部の人間に教えてしまっていいのかどうか分からなかったけれど、貴女は僕に合宿所の住所を教えてくれていた。真剣な成長の時期である合宿所でのトレーニングに、いきなり訪問するのは厳禁。たとえ行ったとしても、突然合宿所に現れた僕に、貴女の周囲の方々がどういう印象を得るかなんて雷を見るまでもなく明らかなことだ。
だから、夏には合宿所に向けて、書面をしたためて送付することにとどめていた。ひと夏に意中の方と文通するなんていうのも、大正時代の文豪みたいでロマンチックじゃないかと喜んでいた節もあった。
しかし、何回目かの夏。僕はそれまでの計画やロマンチストな感情をかなぐり捨てて、肩掛けの学生カバンと片道分の金額しか入っていない財布だけを手に、下宿先の改造納屋を飛び出した。行先は、もちろん合宿所だった。
繰り返し雷に打たれることで、僕の中に溜まり溜まったエネルギー――名前を付けるなら「衝動」とか「愛」とかだろうか――が爆発してしまって、会いたい気持ちが抑えられなくなってしまった。今思い返しても、若かったな、と郷愁のようなものを感じる。
手紙だけに想いを託して送り出すと、知っていたその住所はまるで異国のさらに向こう側と思えるほどに遠いような気がしていたが、行ってみれば何のことは無い、電車とバスを乗り継いで数時間で着いてしまった。
ひぐらしの鳴く声が情景によく溶け込むような、夕暮れどきだった。
- 122了船長25/07/26(土) 21:50:05
丘の向こう側から吹いてくる海の風を感じながら、汗だくになって合宿所へ歩いた。夕方で気温は下がっているはずなのに、坂道を上っているからか体温も上がりっぱなしで、帰り道の前に水を買うお金すら持ってきていないことをとても後悔する。愛さえあれば何でもできるかもしれないけど、身体の飢えだけは止まらない。
夕日はもはや残った光を空に漏れださせるだけの角度まで沈み込んでしまい、暗くなるにつれて僕の体力もどんどんと残り少なくなっていった。しかしあともうひと踏ん張り、もう一歩をあと百回、と自分を奮起した。レース中に貴女が見せる勝ち気な表情を心に浮かべて、その力を空想の中の貴女からもらいながら、とうとう丘のてっぺんにある「トレセン学園合宿所」の看板までたどり着くことが出来た。
そこで僕は、浴びたくない雷に感電して、がっくりと心が折れたのだ。
「ここより先、日本ウマ娘トレーニングセンター学園管理区域」
「関係者以外立ち入り禁止」
なんと自明なことか。なんと当然で当たり前で、かくあるべきであるだろうか。
そして、なんと僕の愚かなことか。どうして気づけなかったんだ。匿名の手紙で文通をすることにロマンチズムを感じているくらいでちょうどよかったのだ。否、それが彼女が属する団体にとって、最後の防衛線だったのだ。
そこより先に、僕は本来立ち入ることが出来ないのだ。貴女が貴女の団体から許可を得て僕に会いに来るのは認められるが、僕が自発的に会いに行くことは出来ない。僕は、貴女との関係におぼれた、とんでもない愚か者だった。そんな簡単なことに、どうして考えが至らなかったんだろう。 - 123二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 22:04:23
雷が衝撃が走りまくりなんだ
- 124了船長25/07/26(土) 22:23:10
(すみませんすみません引っ張るわけじゃないんですけど、私用で一旦今日はここまでです)
(明日、明日必ず終わらせますので) - 125二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:04:30
若さゆえの無謀さが垣間見えてイチパパの純情さが一層際立つ
- 126二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:39:15
イチパパは冷静さを欠いているようだ
- 127二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:02:58
投稿乙なんだ!
- 128二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 12:24:03
すごいお父様だ…!
- 129二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 12:57:05
この話をイチママが嬉しそうに楽しそうにオグイチにしてる後ろで耳まで真っ赤にして固まってるイチパパの姿が見えるんだ……
- 130二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 20:58:59
ほんとに惚れた相手にたいして凄まじい行動力を見せるけどたいてい現実の壁がつきまとうよね
イチパパもある意味暴走美味に突っ走って規則っていう壁に阻まれて冷静になってる - 131了船長25/07/27(日) 22:04:08
僕は踵を返して、とぼとぼと、乗ることもできないバスが停まる停留所まで来た道を戻ることにした。今だから言えることだが、当時、お金が無いことにはっきりと気づいたのはこの時だ。そのショックがまた、僕の心に二回目の苦い落雷を落とした。
しかし、かつてないほど強く鼓動を打つ心臓の拍動は、あまりにも強く僕の貧弱な身体に響いてしまって、どっと疲労が全身を襲った。とりわけ、脚に。どこかで一休みをしなければ、きっと道の途中でへたり込んでしまう。
そういえば、来るまでのバスの車窓から、神社があったのを思い出した。異郷の地の神さまに、ご挨拶を兼ねて僕の愚かさと煩悩を祓ってもらい、しばらく境内のどこかに座らせてもらおう――そう思って、その神社を一旦の目標地点に決めた。
その神社は、思ったよりも混雑していた。そして何より、明るかった。光の量だけでなく、人々の表情もとても明るい。透明で目に見えぬはずの空気はその輝きの一つ一つを屈折させ、明るさをさらに増幅させているようにすら見えた。
当時では知らなかったことだが、僕が思い立って下宿先を飛び出したその日は、たまたまここの神社の例大祭がある日と同じだったようだ。鳥居までの石段は地元の人たちと観光客、そして思い思いの格好をしたウマ娘たちであふれ、神社の中は出店が明るく良い香りを境内に漂わせていた。帰りの電車賃すらない僕は、当然その良い香りのいずれにもありつくことは出来ないけれど。
どんなに疲れていてもお祭りというのは人の心を踊らせる。すっかり疲弊していた僕も、狭そうな拝殿の中で控えめに叩かれている神前太鼓の演芸に耳を傾けているうちに、少しの元気が湧いてきた。
- 132了船長25/07/27(日) 22:25:02
少しばかりふらつく足元に、他の人のそれらを踏まぬように気を付けながら、人の波をかき分けてお賽銭箱の前までたどり着く。僕はなけなしのお財布から、最後の五円玉を取り出して放り投げ、その名前やご利益も知らぬ神さまへ挨拶を済ませた。
見知らぬ土地の異邦人です。突然のあいさつ申し上げますことをお許しください。神さま、僕は本日、自分自身の立場もよく理解せずに、うぬぼれた気持ちで無鉄砲にも、遠い地まではるばるやってきてしまいました。意中の方は当然に見えず、帰ることもままなりそうにありません。
異邦人ではありますが、僕の帰路がどうか、安全に順調なものとなりますようにお願い申し上げます――
信仰心に篤い、なんていう自覚は無いけれども、神社への参拝はやはり背筋が伸びるものだった。最後の一礼を深く、ゆっくりと済ませる。
拝殿に背を向け、帰り道へいざ歩き出そうとした、まさにその時だった。
「貴方?」
あれだけ求め、手に入れること叶わず諦め果てていたその音の響きは、お腹が空きすぎるとむしろ食欲がなくなってしまうかのように、僕の耳をすり抜けた。
その声のすぐあとにドン、と一つ大きく打ち鳴らされた太鼓の音は、まるで雷鳴のようだった。 - 133二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 22:30:26
知らない異邦の神様に敬意を払っている+11p
- 134了船長25/07/27(日) 22:45:05
僕は後ろを振り向いて、その声の主を探した。
果たして彼女はそこに居た。あれだけ望んだ貴女は、この世界と歴史上のあらゆる芸術家や哲学者が思い悩む「完全な美」というものに対する完全な説明となりうるほど、美しかった。
立派なにんじんのような朱色を基調にした浴衣に身を包み、髪を頭の後ろでまとめた貴女は、僕が見たことないほど驚きの表情をたたえていた。
「どうしてここにいるの?」
彼女の声は驚きにうわずっていて、大きく優しげで、宝石のような二つの目は僕の視線をまっすぐ押し返すように僕へ向けられていた。あまりに眩しくて、つい視線から逃れるように背景へ目を向ける。そこにはご学友だろうか、何人かのウマ娘が好奇に満ちた表情をして、僕ら二人のことを交互に見つめては声をかけあっていた。
「本当に、貴方だわ。人違いかと思った」
「……は、はい。僕です」
「どうやってここまで来たの? こんな遅くに、どうして? 」
貴女に会いたくて。
風に揺られる柳のように、さらりとそんなことを言えればきっとクールだ。しかし僕の喉は豪雨のあと、水をたっぷり吸った紫陽花以上に重くて、「あ」の口を作ったあと、息の音すら漏れ出ずに閉じっぱなしだった。
何か答えなければ心配をおかけしてしまう――
せっつかれるように返答を考え、視線を下に向ける。浴衣姿に合わせられたぴかぴかの下駄の鼻緒が、似つかわしくないくらいにほつれているのを見つけた。 - 135二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 22:56:42
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- 136二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 23:01:24
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- 137了船長25/07/27(日) 23:02:46
僕の返事は、よくよく考えれば全く貴女の質問に答えていなかった。この時の僕は、眼前に現れた貴女への驚きと喜び、疲れが反動で興奮になり、報われたような気持ちとお祭りの非日常感、その非日常な格好に身を包んだ貴女という、あまりにも多い情報を処理するためにすっかりと浮かれていたのだ。どうか許してほしい。
僕は後ろで見ていたご学友の方々の目の前にいるにも関わらず、貴女の手を取って境内の中をまっすぐ、石段まで歩いて行った。もちろん、貴女の足に負担をかけないようにゆっくりと。
そして会話も少なく石段をゆっくりと下り、最後の一段を二人で降りきったそのとき、からり、と貴女の足から下駄が離れ落ちた。鼻緒が限界を迎えたようだった。
「あっ」
今の僕に課せられた使命は、きっと貴女を怪我無く、明日も励むであろうトレーニングに影響を及ぼさず、安全に合宿所まで送り届けることだ――
「貴女。手を」
片足で立つ貴女をしっかりと支えて石段に座らせ、僕は彼女に背を向けてしゃがみ込む。後ろにいる貴女に聞こえるように、自分自身でも覚悟を決めるために、大きな声で話しかけた。
「合宿所まで、背負います!」
「そんな、大丈夫よ、貴方」
「いいえ。僕の方こそ大丈夫ですから、さあ」
僕はそれきり、前を向いた。僕は今日、うぬぼれている。
ならば、そのうぬぼれている気持ちをむしろ、一日通してまっすぐに貫くべきだ。
貴女はきっと、僕を信頼してくれている。だから背負わせてくれると思う。
- 138二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 23:03:48
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- 139了船長25/07/27(日) 23:07:17
最初に、左肩に手が添えられた。細く柔らかく、しなやかで、しかし力強さも感じさせる指だ。
次に、右肩にも同じように力が加えられた。それを合図に、僕は背中をさらに丸めた。
「せぇの」
「はいっ」
貴女の声掛けに、僕はぐっと太ももに力を込め、ゆっくりと身体を持ち上げる。最初は自分の体重だけだったが、そのあとすぐ、一人分の貴女の重さを背中に感じた。自分でも驚くほど、滑らかに持ち上がった。
両腕を貴女の膝の裏へ回し、脇を締めてしっかりと固定する。
「重くない、かしら」
「はい。全く」
僕の身体は、境内に上るまで感じていた疲労を全く忘れたように力がみなぎり、最初の一歩を踏み出した。
僕の中でびりびりと、雷がほとばしっていた。
了 - 140二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:56:44
ママを担ぎ上げるとは男を見せますねイチパパ
- 141二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:55:23
うーん青春とノスタルジーの組み合わせ最高すぎる
- 142二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 13:59:17
これことが済んだ翌日あたり筋肉痛で動けなくなるやつ
- 143二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:18:06
イチパパ大丈夫? これ運び終わったあと冷静になって色々な感情込み上げてきたとき耐えられる?
ちなみに私は無理でした……(昇天) - 144二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:25:02
- 145二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 22:24:21
神様のご褒美でイチパパとイチママの物語が華やかになる
- 146ベリグリ25/07/28(月) 23:46:55
良質なSSを摂取できて酒が進む
また酔いどれ大人イチベリSSを書きたい衝動に駆られています…(鳴き声) - 147二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 00:07:34
- 148二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 07:16:31
夏も真っ盛りになり暑さで茹だるイチモニ
机に突っ伏すモニーから海に行こう提案されるも どーせ夏合宿で行くでしょ と同じく机に突っ伏してうめくイチちゃん
だったら合宿の休みに海で遊ぼうそうしよう とはモニちゃんの案
そのまま勢いに流されて2人で水着の新調に店へ行くことに
終始しぶしぶだったイチちゃんをその気にさせたとは オグリに水着褒められるとこ想像してみーよ? というモニちゃんの一言
満更でもなさそうに照れるイチちゃんを見て ちょっろ と思いはしたがどうにか喉から先には出さなかったモニちゃんだった - 149二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 09:25:35
- 150二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 17:49:49
可愛いんだ!
- 151二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 19:22:23
イチちゃんの水着がまた見られるんですか!?
なら今度はドレスチックなパレオとか…… - 152二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 21:09:24
- 153二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 21:59:50
水着チャレンジしてみましたけど体の構造が難しすぎて膝をつく。
水泳が超苦手なオグリを横目にめちゃくちゃ綺麗なフォームで遠泳を延々と続けるイチ。
2時間くらいで陸に上がって休憩がてらパラソルの下で寝転んでいまだに駄々を捏ねまくってるオグリを優越感に満ちた顔で見る。
走り込みしてたモニーがたまたまその表情を見ちゃってとんでもない悪人ヅラだと指摘してタオルを投げつけられたりとかしてたらいいね。 - 154二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 23:03:43
そうからかってるモニちゃんの水着もかなり奮発したものだったりしない?
タマ先輩の反応想像しながら買ってたりしない? - 155二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 02:07:18
イチちゃんの水着ですか…私は際どカワイイ系がいいです
欲を言えばイチママはガッツリセクシーなギリギリなアブナイヤツg - 156二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 07:32:48
このレスは削除されています
- 157二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 07:33:53
- 158了船長25/07/30(水) 07:49:45
- 159二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 08:07:20
- 160二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 09:20:07
リサちゃんのイチちゃん限定で忍者スキル発動するやつ うまゆる見てて思ったけどこれ殿下とクリスに勘違いされてすごい期待されるやつでは?
忍者の末裔は実在してたのね!? みたいな - 161二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 17:39:28
ありそう
- 162二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 17:58:27
- 163二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:37:22
小刻みに震えてそのうちちいかわみたいに泣き出す
- 164二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:38:26
- 165二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:46:04
- 166二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 21:39:54
- 167二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 05:14:02
一昔前の音MADとかみたいになってそうなんだ……
- 168二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 07:14:06
- 169二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 08:02:28
そ れ い じょ う い け な い
- 170二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 09:15:25
- 171二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 13:19:05
タマモニ 卒業後概念
夏に都合よく休みが取れた2人
予定を合わせてレンタカーで車を借りて海に行くことに
タマが運転すると言うと 足届きます? と揶揄うモニちゃん
電話からは抗議の声が聞こえてくるのを他所にカレンダーを眺めてその日がくるのを待ち遠しそうにするモニちゃんだった - 172二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 18:12:11
パーキングエリアでお昼ご飯買うときタマがホットドッグとか焼きそばとか買ってるのを見ながら「たこ焼きじゃないんすか? そこは」とか言ってそう
- 173了船長25/07/31(木) 21:47:54
――貴方。
「貴方!」
「あっ、はっ、はい」
「すごい汗よ。大丈夫?」
「うん、大丈夫。身体は大丈夫ですか」
「……一旦、下ろしてもらえるかしら」
「わかりました」
「それとあなたの靴、貸してもらえる?」
「どうして?」
「お水、買ってくるわ。そこの自販機」
「そんな、僕が買いま――」
「いいえ、ダメよ。それに貴方」
「は、はいっ」
「私の質問に答えなかったから、言うこと聞いて?」
ーー🧴ーー
「すみません、いただきます」
「勘違いしているかもしれないけれど、私は別に怪我とかはしていないのよ?――あら、いい飲みっぷり」
「……ぷは。ジュースみたいに甘いですね、このお水」
「……貴方」
「はい?」
「もう一本買ってくるから、もう一度靴を貸して」
「そ、そんな。二本は悪いですよ」
「お水が甘いのは脱水症状の一歩手前だから。トレーナーが言っていたんだから本当よ。貸して?」
「は、はい」
- 174了船長25/07/31(木) 22:01:25
ーー🧴ーー
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
「うん。それで――まあ。いい飲みっぷり」
「……ふう。もう甘くはないですね」
「良かった。それで、何でここまで来たの?」
「電車とバスです。合宿所までは徒歩で――」
「そうじゃなくて、理由よ」
「あ、そ、それは……」
「突然貴方と出会えて、私はすっごく嬉しいの。けど、貴方は突然会いに来るような人じゃないでしょ?」
「……僕も、貴女に出会えてうれしいです。会えないと思っていたので」
「それは……会えないわよ! だって貴方はトレセンの人じゃないし。私も夏合宿で特訓中だから」
「あっ、そ、そうですね……すみません」
「そういえば、この間送ってくれた手紙、嬉しかったわ。みんなでペルセウス流星群も見たの」
「見ましたか!」
「ええ。貴方に教えてもらったことはナイショにしちゃったから、ちょっと鼻が高かった」
「あ、ヒドい。ズルいなあ。確かに今年のペルセウスは中々飛んでましたからね」
「ふふ。ありがとうね、貴方」
「いいえ――さあ、行きましょうか」
「もう?」
「おかげさまで元気が出ました。行けるうちに行きましょう。さあ」
- 175二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:09:42
お水が甘く感じるのはマズいですよ!
- 176了船長25/07/31(木) 22:53:30
ーー🌠ーー
「――ふう。――ふう」
「良かったわ。貴方、ちゃんと汗をかいてる」
「ちゃんと、した、汗、というのは」
「水分が身体に足りていたら、サラっとした汗をかくの。さっきまでの貴方はドロッとした汗をかいてて、水分不足。最後には汗をかかなくなっちゃうわ」
「なるほど、あの、貴女」
「なあに?」
「不快では、ありませんか」
「不快?」
「臭いとか、その、汗が」
「ううん、全然よ! ――うん。全然臭わない」
「貴女、自発的に、嗅いで、ませんか!?」
「だって、嗅がないと分からないじゃないの――ねえ、もう少しだけ早く歩けないかしら」
「どうして?」
「もう少し汗をかいてほしいの」
「それは、ダメです!」
「いいじゃないの」
「ダメですっ」
「ふふ。ありがとうね、貴方――私も、重くないかしら」
「はい。全然」
「何かこう、背負いやすい姿勢とか――」
「いいえ、大丈夫、です。強いて、言えば、その――」
「聞いてるわ」
「――その、少し、密着して、もらえると」
「密着」
「あの! そういう、やましいのでは、なくて!」
「ふふ――そうね」
「軽蔑、してもらっても、いややっぱり、嫌だな」
「分かってるわ」 - 177了船長25/07/31(木) 23:25:14
- 178了船長25/07/31(木) 23:45:24
ーー🏠ーー
「管理人さん、こんばんは!」
「はい、こんばんは――あら、どうしたの! この人は?」
「みんなでお祭りに行ったんですけど、鼻緒が切れちゃって。この人がここまで送ってくれたんです」
「あらぁ、そうだったの。大変だったわね。脚は痛くない?」
「はい。この人のおかげで」
「知らぬ方、ご親切にありがとうございました――ただ、ごめんなさいね。トレセンの関係者じゃない人は敷地内には入れないのよ」
「それなんですけど、実はこの人は関係者なんです」
「あらぁ、そうだったの。本当?」
「貴女!?」
「しっ――私のトレーナー、呼んでもらえませんか?」
ーー⏱ーー
「貴女、ウソはよくないです」
「大丈夫。信じて?」
「トレーナーさんのことも存じ上げてますけど、直接会ってしまったら――」
「ううん、きっと大丈夫よ」
「ごめんねぇお待たせして。トレーナーさん、連れてきたよ」
「おかえりなさい。大変だったみたいだね」
「ただいま、トレーナー。ねえねえ、この人!」
「あれ――ああ、甥っ子じゃない」
「甥っ子!?」
「そうそう、甥っ子!」
「久しぶり。なんでこんなところまで来たの」
「あっ、ああー……」
「うちの教え子を連れてきてくれてありがとう、助かったよ。管理人さん、この人は入れても大丈夫だよ」
「甥っ子さんでしたかぁ。疑ってごめんなさいねぇ。麦茶、飲んでく?」
- 179二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 00:45:12
ダブルフェイクというやつかな
- 180二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 00:55:01
トレーナーさんの察しが良すぎる
相当できるなこのトレーナー - 181二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 07:27:33
- 182二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 12:18:12
てぇてぇ!
- 183了船長25/08/01(金) 13:40:33
「そういえば君、帰りはどうするの」
「帰りですか」
「麓までのバス、もうなくなってるよ。迎えでもあるの?」
「そ、それは。歩いて帰ろうかと思っています」
「うーん……管理人さん、運搬用のトラック、借りてもいいですか?」
「あ、甥っ子くん送ってくのかしらぁ?」
「はい!」
「分かったわぁ。出しておくねぇ」
「君、そういうタイプだとは思わなかったよ」
「すみません、ありがとうございます。話を合わせてもらって」
「君だから信頼しているけど、本当は絶対に、ダメだからね」
「すみません……」
「――ま、でも。アオハルって感じでいいかもね。また応援しに来てよ」
「はい。必ず行きます」
(今度こそ本当に)了
- 184了船長25/08/01(金) 14:53:49
>>114 ~のSSもどき
本当は一日で終わる予定が、どんどん伸びてなんと一週間になってしまいました。IP規制のせいにしておきます(カス)
慌てて>>139で終わりでもいい、と一旦けじめたのですが、やっぱりちゃんと全員がどう帰ったかの結論まで書かないとSSじゃなくていちイチっぽくなっちゃうなと感じていたので、セリフ形式ですが追記しました。
>>112さんのアイデアはいつか必ずやってみたいと思っていて、書き込んでもらえたのがとってもいいきっかけになりました。
(あとはふんわり)なんですけれども、自分の中ではイチちゃんママは姉さん女房っていうイメージがありました。
イチちゃんママにご弟妹がいるかはわかりませんが、イチちゃんパパと一緒にいると「私の方がお姉さんだから」と引っ張ろうとしたり小さなイタズラを仕掛けようとしている――というような風景。しかし、時々ではイチちゃんパパが前面に出て彼女を助ける。これってすっごく素敵ですよねっていう
今回のケースでは、若さゆえの暴走っていう感じでイチちゃんパパがらしくない飛び出しをするんですけど――いいですよね。こういう青春、夏っぽくて。
夏に突然、欲求に突き動かされた無計画な行動に走る、ということで、夏の雷にこじつけてみました。楽しんでもらえたら嬉しいです
執筆にあたった参考資料
THE ALFEE 「JUSTICE FOR TRUE LOVE」
THE ALFEE 「ロマンスが舞い降りてきた夜」
大学時代の講義ノート 主にサルトルの主張した「愛」に関する項目群
ウマ娘 プリティーダービー 「新時代の扉」
- 185二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 20:45:52
- 186二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 22:10:26
このトレーナーさん 二人の結婚式に来てくれて「あの時から一途だったもんなあ~」ってからかい混じりに言いながらスピーチとか引き受けてくれそう
- 187二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 00:53:21
眠れね夜に甘いssがコーヒーを飲ませるのよ
- 188二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 08:03:11
すごかった!
投稿乙です! - 189二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 15:02:08
さーてそろそろ新スレ立てますか
- 190二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 15:30:13
- 191二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 17:48:34
新スレも立ったしうめうめ
- 192二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 20:56:22
- 193二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:09:35
立て乙なんだ
- 194二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:10:50
- 195二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:28:24
埋めちゃうんだ
- 196二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:44:46
- 197二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 23:44:42
- 198二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 23:46:59
- 199二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 23:49:35
- 200二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 23:49:53
うめうめよ