エルデンリング 劣情スレ 5

  • 1二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 15:15:29

    男女問わず、エルデンリングのいろいろなキャラのシチュエーションを楽しむスレです。

    思い付いたSSやシチュエーション、キャラ同士の絡み、本編考察などなど気軽に話してって下さい。


    次スレは>>190の方がお願いいたします🙇‍♀️

    前スレ

    エルデンリング 劣情スレ4|あにまん掲示板男女問わず、エルデンリングのいろいろなキャラのシチュエーションを楽しむスレです。思い付いたSSやシチュエーション、キャラ同士の絡み、本編考察などなど気軽に話してって下さい。次スレは>>19…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 15:53:26

    立て乙です

  • 3二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:13:49

    即死回避の保守

  • 4二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:19:04

    これよりは保守の世紀

  • 5二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:24:03

    建て乙

    前のレス200の露出を見られてなし崩し的に褪せ人とのそれに至るが、まるでいないもののように扱われる不憫なカーレ
    だからと言ってやましい意味ではなくそこから退避するのも何か違うと思いズレるにズレられないカーレ
    結局事の終わりまでそこに居続け喘ぎ声を聞かされまくった挙句天啓を得て、官能小説を書き売り始めるカーレ
    そこそこ売れてホクホクなカーレ

  • 6二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:45:26

    ミリセントの姉妹達がそれぞれミリセントと同じ目的で聖樹を目指すも、道中で命の危機に瀕して一度だけと咲いてしまう。
    今まで抑圧してきた力の解放に絶頂を覚えるほどの快楽を感じてしまって、以降は力と快楽の誘惑に悩まされ続けるようになり、1人は誘惑に負けて咲き、他の姉妹は堕ちた姉妹と相対した時に相手の姿に自分を重ねてしまって、(羨ましい…)って思ってしまった自分を自覚し、堕ちた姉妹に誘われるように堕ちて欲しい。
    それで本編ではミリセントが誘惑されて、気高く突っぱねて本編通りに行ってもいいし、堕ちて快楽に蕩けるルートに行ってもいい。
    こんな感じの話がみたい

  • 7二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:52:49

    ネフェリとラダーン祭りしたかっちゃ……したかっちゃよ……って言われて曇るネフェリルー

  • 8二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:20:26

    ちょくちょくもう出来上がってるじゃねぇかっていうの出て面白い笑

  • 9二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:27:40

    >>6

    環境汚染不可避…

  • 10二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:31:41

    前スレの200に完全に同意
    強くて高貴なのに破滅願望に抗えないのいいよね
    まあこのくらいいつでも打開できるみたいな心持ちでレベルドレインドン!されたら完全にお好みフルコース

  • 11二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:42:34

    レナラ様の下で誤ってTSしてしまった褪せ人君が、精神を肉体に引っ張られた結果今まで救えなかったりした罪悪感で潰されそうになり貴重な生存男性のケネス・ハイトのもとへ赴き罪悪感を消すため彼を襲って獣のようなセッッッッをするという啓蒙を二本指様から承ったため夜になったら描きたい所存。

  • 12二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:44:38

    レナ(ラニ)が現れて霊喚びの鐘貰える時カーレとロバは眠らされてるので、眠らせた大勢の前で褪せ人と致すラニ様概念はあるよ

  • 13二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:54:03

    外で服脱いだ挙句に自分の服の真上で◯慰をはじめて◯液で服を着れなくしてから本番の露出をはじめるラニ様…果たして誰にも見つからずに徒歩でエレの教会からラニの魔術師塔に帰れるのか?

  • 14二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:54:41

    父さんは屑だった。
    愛していたはずの母さんを裏切り、俺たちを置いていった。
    母さんの心は葬られ、ラダーンは心を閉ざし、ラニは永遠と哭いていた。かわいがっていたあの狼の、赤毛の色がくすんで見える。

    王都ローデイルの人間らは女王マリカのもとに婿入りしたあいつを「かの英雄ラダゴンがマリカ様に婿入りなさった」と宣う。
    英雄ラダゴン…?ふざけるな!!自分の家族を置いてほかの女のもとに向かうような奴が、英雄であるはずがない!!
    罪だ、悪だ、咎人だ。あんな咎人風情が、持て囃されること自体間違っている……!!

    マリカ、そうだマリカだ。マリカが、黄金樹の使い走りが、父さんを誑かしたのだ。
    許せない。ラダゴンも、マリカも、黄金樹も、二本指も、大いなる意志も、全てが悪だ。
    俺は、悪を許せない。愛する家族を奪った悪人どもをこの狭間の地にのさばらせはしない。律させない。

    いつか、俺が大きく力を得た際には、黄金樹に反逆してやる。そうして、家族の仇を討とう。

    ラダゴンは己の髪の色を嘆いたらしい。その様なうわさを聞きつけ従者から直接問いただしたことがある。巨人の呪いだ、と。
    ………殊更、討たねばなるまい。だって、憐れじゃあないか。そんな赤を受け継いだ俺たちが。あんまりにも、憐れじゃあないか。
    いや、俺は良い。むしろ、その呪いを以て断罪しよう。そうだ。何もやつが振りまいた罪は俺らにだけじゃあない。多くの者どもがあいつの死を待ち望んでいる。
    なってやろう。俺が悪を裁く、正義に。思い知れ。己の罪の、愚かさを。


     ──“ゲルミアの怒り” この魔術は、火山の怒りであるというが それを振るえると考えるのは 人の、あるいは蛇の傲慢だろう──

  • 15二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 18:30:40

    めちゃくちゃかっこいいライカードが生えてきた
    蛇に呑まれるまではこんな感じのさぞかし偉大な人物だったんだろうなぁ

  • 16二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 18:45:47

    このレスは削除されています

  • 17二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 18:46:07

    このレスは削除されています

  • 18二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:01:23

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:03:13

    このレスは削除されています

  • 20二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:18:53

    カーレさん根っからの商人気質でワロタw。商魂凄まじ…

  • 21二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:19:09

    父上は、何で僕らを置いていったんだろう。
    母上をいくら呼んでも、卵を抱いたまま喋らない。ライカードの顔は怖いし、ラニはずっと泣いている。いくら頭を撫でてあげても、ずっと泣いている。
    ああ、“ーーー”。父上の狼だけじゃなく、馬のお前も悲しまないでよ。父上はきっと…。そう、いつもの任務なんだよ。
    父上が任務のついでに僕らを驚かそうとしているだけで…。あ、あれ?なんで、僕も泣いているんだろう。
    いや、違う。ぼ、僕らが父上を大好きだから、父上も僕ら家族のことが大好きだから、…うぅ………。
    だ、駄目だ。妹が泣いているのに、僕も泣いて、ちゃ……う、うわああぁぁぁん……

    オウガに何度も呼ばれた気がした。そうか、夢か。仮眠をとっていたのだった。懐かしくも、甚い夢だ。
    頭をこすりつけてどうしたのだ、“ーーー”。…ほう、お前も同じ夢を見ていたのか。そうかそうか、やはり我々は一心同体なのだな。
    恐れに臆し、逃げていたことぐらいあの頃でも分かる。子供には真実は残酷だろう。剥き出しの虚構に縋っていたいのだ。

    だが、今は違う。赤獅子は逃げはしない。ここで、腐敗の女神マレニアと相見える。
    マレニア……。父上と女王マリカとの娘。私の異母兄妹だ。…何とも言えぬ気持ちだな。同じ血が流れる者を討たねばならぬというのは。
    それはあちらも同じだろうか。いや、もしかしたら露ほども思っていないのかもしれない。
    だが、だからこそ、立ち向かえる理由となろうか。
    彼女の赤く靡く流麗な髪が見える。……やはり、同じなのだな。

    我が家族を捨てた父上は、どうかと思う。だけど、父が私の子守歌代わりに教えてくれていた英雄譚は、我が礎だ。
    英雄ラダゴンは、この髪の色は私の誇りだ。
    マレニアだって同じだろう。父と同じく赤髪の戦士となり、私と戦うのだ。その気概やよし。持てる力のすべてで相手致さん。
    英雄ラダゴンの、しかし英雄レナラの子でもある。私は、かなり強いぞ?
    もうすぐ開戦か。緊張と幸甚で震える。あぁ、父もそうだったらしい。戦いの前はいつもこうだった、と。

    さぁ、戦おうじゃないか!将軍、星砕きのラダーンの剣を、弓を、魔術を、その身を以て知るが良い!!


      ──“ラダーンの赤髪兜” 赤髪をなびかせた、黄金獅子の兜
        父ラダゴンから受け継いだ、燃える赤髪を ラダーンは、英雄の象徴として誇っている 我こそは、英雄の子

  • 22二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:34:35

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:35:42

    申し訳ない
    SSの途中だったから一旦カーレ下げるね

  • 24二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:46:39

    >>23

    1時間以上続きこなかったし内容も区切りが付いてる感じだったし、終わったと思ってもしゃーない

  • 25二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:50:06

    被るのは仕方ないね

  • 26二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:55:19

    カッケェ…

  • 27二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:57:27

    カッコいいssもエッチなssも見られるのはここだけ!
    …あの精薬は時々出てくるけどセルブスが傀儡でおたのしみするssは無いんですがどなたか書きません?

  • 28二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:20:49

    ママ、ねぇママ。なんで何も言わないの。パパが出ていったから?パパがいなくても私たちはいるよ?ねぇ、だからママ、喋ってよ。
    じゃないと私、いつまでも泣くよ。ママが嫌になってもずぅっと泣くよ。ライカードが肩をたたいても、ラダーンがなでても、ずっと、ずっと泣くよ。
    だから、お願いママ。私を独りにしないで。置いていかないで。


    あぁ、お前か。すまない、茫としていた。…もうここまで来ていたのか。こうして想ってみると、長い長い旅路だな。
    そうだな。遠い思い出のようなちぎれた夢、ちぎれた夢のような遠い思い出をお前に話してやろうか。なあに、そこまで長くはない。

    お前、私の兄弟がライカードとラダーンであることは分かっているよな。それに、私の母も。ああ、そうだ、満月の女王レナラだ。お前が危害を加えた者たちだ。
    …別に怒ってなんかいないさ。野心に呑まれたライカードを、腐敗に狂ったラダーンを眠らせてくれたことには感謝しているぞ。
    それに、大ルーンを取るだけ取って殺さなかったのだろう。私の母を。廃人になっていたあの人を。
    ………本当にありがとう。そして、すまないな。苦労をかけてばかりで。
    それに、他にもたくさん嬉しいことがある。モーゴット、モーグ、ゴッドフレイ、マレニア。……ラダゴンを殺してくれたな。
    これで、私の胸のつかえが下りたよ…。

    …何だと? 違う!!あいつは父親なんかじゃない!!!あんな、母を捨てた者を、あんな髪の色をしたものが、父であると私は認めない!!

  • 29二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:21:16

    ……すまない、いきなり大声を出してしまって……。でも、それだけは、お前にも言ってほしくない。
    私の元の姿の髪の色はだな、あの男と同じ赤なのだ。生まれを呪うことは色々な者がするが、それ自体神人でも差はない。
    嫌悪感が凄まじかった。なぜ、母の黒髪じゃなかったんだろう。もっと言えば、あの男以外の者の血を引いて生まれたかったというわけなんだが……。

    …話が途中だったな。あの時ゴッドウィンを殺した理由だが、黄金律や二本指などだけが理由でない。まぁここまで聞けば何のことだか判るだろう。
    私はライカードにこの話を持ち掛けた。あいつも、同じくラダゴンを憎んでいたからな。
    快諾してくれたよ。あそこまで話が盛り上がったのは、幼い頃以来だ。二人とも子供の様に、はしゃいでいた。

    ……ラダーンは曲がりなりにも、“英雄ラダゴン”を尊敬していた。だから伝えなかった。邪魔されると思ったから。
    でも、ラダーンは悪くない。彼がラダゴンのことをどう思おうが、私の尊敬に値する兄だ。ライカードも、同じ意見だった…。

  • 30二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:21:36

    マリカもまた、母がおかしくなってしまった元凶なわけだ。そいつに関連したやつらへの憎しみなんて自分でも整理しきれない。
    モーゴット、モーグ、マレニア、ゴッドフレイ………そして、ラダゴン。
    ……あの女と男の子であるマレニアなんて、以ての外だ。だからこそ、この旅路でお前の今までの実績を聞いていた時は、顔にこそ出していなかったが本当は飛び跳ねたかったんだぞ?
    唯一心残りがあるとすれば、ミケラは既に死んでいたことか。あいつもお前の手で処してほしかったが、もうそれは良い。
    でも、あの時現れたお前がまさか全てを成し遂げるとは思わなかった。ライカードも浮かばれただろうな。
    ……私から切り出しといてなんだが、もう、こんな湿っぽい話はやめよう。ああ、もっと別のことだ。

    母親のことが好きなのか、だと? あぁ、愛しているよ。素晴らしい人だ。私たち兄妹を、あの男の飼っていた赤い狼や、ラダーンの馬、そしてブライヴ。
    あの家に住まうものはみんなこよなく愛していたと思う。私たちも、それに返していたからな。……あの男だけは、違ったようだが。

  • 31二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:21:52

    このレスは削除されています

  • 32二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:25:51

    なぁ、もし、もしもこの身体でも家族を、子どもを持つことができたとしよう。そうしたら、私は母のような素晴らしい親になれるだろうか?
    ………分からない、か。お前らしいな。だが、きっとそうなんだろう。それは自分の手で努力するべきことだものな。
    …お前はまともな父親になれよ?もし出ていくなんてことをしたら……冗談だ。お前がそんなことをするような奴ではない、なんて分かっているさ。
    ええい。お前、しつこい奴だな。良い父親になると、そう何度も宣言するな。…分かった。二人で良い父母になろう。
    そして、教えよう。私の母が、家族がみなどういう人柄であったかを……。

    涙が出ている、だと?…驚いた。人形の身体でも泣いてしまえるんだな。お前、つくづくおかしなやつだ。今までなかったことがよく起こる。あぁ、お前のせいだよ。
    なぁ、別に悪いことじゃないのだから、そう気に病むなよ。私は困っていないからな!いや、寧ろこれはだな…………。

    ……涙、か。もう、あの時以来か。私はアレから、ずっと泣き続けていたのかな。
    でも、………ママ。私はもう、泣き止むよ。ママ以外にも、私のそばにいてくれる、大事な人ができたからね。


      ──“黄金律の大剣” そこには、最初の妻レナラから贈られた 大剣の面影があるという──
      ──“暗月の大剣”  歴代のカーリア女王たちが その伴侶に贈るという月の大剣──

  • 33二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:27:20

    エモすぎて蒸発するぅ…

  • 34二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:40:32

    家庭を持つのに少し怖がってそうなラニ様いい…

  • 35二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:45:10

    エモい大作

  • 36二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:48:23

    エッチなのもあれば狂い火宿してんのかって思うくらいヤバいのもあって、さらにエモいのもあるなんて…

  • 37二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:08:25

    ラダゴン=マリカっての知ったら頭壊れてそう

  • 38二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:16:37

    >>36

    黄金律の原初、全ては混ざりあっていたからね

  • 39二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:23:41

    >>27、はい。


    ピディは自由に動けぬ自分の為に用意した傀儡であるセルブスを通し、褪せ人に依頼した仕事の成果を眺めていた。


    「ネフェリという女を見つけ出し、この薬を飲ませるのだ─…」


    あの依頼の成果がこうして物言わぬ傀儡となって、ここにいる。

    「これは中々に楽しめそうだ…あの田舎者も少しは役に立ったな。」

    ニタニタと邪悪な笑みを浮かべてピディは新たな傀儡に自分の手で装備を脱ぐように命令する。

    「ほう…」

    戦いの中で鍛えられたであろう身体を眺め思わず感嘆の息が漏れる。

    「では早速だが味見といこうか?……壁に手をついて尻をこちらに向けろ」

    言われるままに傀儡は壁に手をつく。

    ピディは自身の代わりにセルブスの傀儡の股間を滾らせ、ガチガチに固くしたソレを新たな傀儡の引き締まった尻へとあてがい挿入していく。

    ズブズブと挿入されていくソレにピディは期待を煽られる。

    そして完全に入りきったところでピディは待ってましたとばかりにセルブスにピストン運動を開始させた。

    肉と肉が激しくぶつかり合う音とグチュグチュという水音が部屋に響く。

    「ふむ……思った通り、素晴らしい身体だ。」

    そう呟くとピディはセルブスの傀儡の腰を振らせる速度を上げていく。

    「そろそろ出すぞ、しっかり受け止めろ!」

    大量の白濁液が流し込まれビクビクと震えている傀儡達を見てピディは満足げに笑う。



    「まさかあの『糞喰い』をコレクションに加える事が出来るとは…」


    ネフェリ編はこれを見たみんなが書いてくれ

  • 40二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:24:47

    チギャウ…チギャウ…

  • 41二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:32:19

    朱い花がまた開いた……

  • 42二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:37:15

    セルブス君ネフェリに薬飲ませなくても魔術教えてくれるのってこういうことだったのか!!!

  • 43二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:39:06

    両刀とはな……

  • 44二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:39:55

    >>5

    「…っ!んぅぅっ…♡」


    商人カーレは困っていた。

    顔馴染みの褪せ人が突然、見知らぬ女と自分の視界の端で口付け始めたからだ。

    困るカーレの視線も意に介さず、まるで二人だけの空間と言わんばかりに唇を貪っている


    やるならもう少し人目に付かない所でやれ。こんな人前で盛るな。

    と言うか、あの褪せ人は自分がここにいるのを知っているはずだが…


    カーレの困惑をよそに行為は進み、猛った褪せ人の剛直が女の秘所を貫く


    「…あああああっ!」


    思わず目を逸らしたが動けない。

    迂闊に動いて雰囲気を損ねるのは気まずいし、

    かと言ってこのままここにいるのも気まずい。


    「待て…そこ、はっ……あっ♡」


    何故こんな所でおっ始めるのか。

    あの褪せ人は見られて興奮する癖でもあるのか?自分に見せつけたいのか?

    まさか気付いてないとでも思っているのか?

    考えても答えは出ない。

  • 45二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:40:38

    静かな夜空に体を打ち付ける音と女の嬌声が響く。
    …それなりに離れているここまで音がするという事は相当にえぐい腰振りでもしてるのか?

    ぐるぐると考えているうち、
    目の前の行為につられて思わず自分の股間に手が伸びー

    …待て?

    ひとつ閃き、手を止める
    ここまで唆られる情景だ。
    上手いこと文に出来ればこれは…売れるんじゃないか?

    褪せ人とそのお相手には悪いが、迷惑料として我慢して貰うとしよう
    そもそもこんな人がいる場所でおっ始める方が悪い。

    カーレは自分の天才的な閃きに自画自賛しつつ
    股間に伸ばしかけていた手を止め、早速荷物から筆記具を取り出し、ペンを走らせ始めた。


    …後に、その時の情景を記したカーレの本が
    狭間の地で知る人ぞ知る官能小説として輝くのは、また別のお話。

  • 46二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:40:54

    お!戻ってきた〜!

  • 47二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:41:51

    カーレ君ちょっと修正してあげ直し
    兄妹SSの人すまんかった

  • 48二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:46:09

    このレスは削除されています

  • 49二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:50:58

    >>39

    頼んだ身で悪いんだが、竿役の竿を竿相手に使ってどうすんだよ…

  • 50二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:20:47

    というか今更なんだけど、ネフェリに薬渡せって言われた時褪せ人その薬の些細教えられてないよね?言われた通りに渡したら傀儡されてブチ切れて衝動でセルブスころころして物言わぬ人形と化したネフェリに計り知れない罪悪感覚えながら円卓に背負って連れ帰る褪せ人とか思い浮かんだけど可哀想だから書けない

  • 51二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:22:05

    そういえば褪せ人は薬内容知らんのか…

  • 52二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:25:05

    罪悪感に溺れる人間はシコれるからな。素晴らしい。

  • 53二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:26:33

    >>39

    そういう事なの⁉︎違うんじゃないか⁉︎

  • 54二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:28:38

    セルブスからは精薬ネフェリに飲ませてくれって言われたくらいだね
    なんらかの形で精薬を手放すとセルブスに共犯みたいなものだろう?とかほしいんだろう?とか言われるけど

    精薬持った状態でギデオンと話してどんなのか知る感じかな
    糞喰いに飲ませた時自由研究実験みたいな気分なのかな

  • 55二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:30:20

    俺もセルブスは傀儡→傀儡同士で慰め合うピディのアレだってことだと思ってた…

  • 56二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:41:14

    最近、セルブスに会って薬もらったけど薬の詳細の説明なく「飲ませて来い」「結果を教えろ」だけだったので、ヴァレーに会ってストームヴィル城に直行するタイプの褪せ君はもれなく引っかかると思う

    薬を飲ませちゃったネフェリを証拠隠滅のためにどうにかする褪せぴの姿を想像して……俺は……ニッコリした

  • 57二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:43:02

    初プレイだと薬が毒薬の可能性は考慮できてもまさか傀儡化だなんてのはね…

  • 58二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:56:10

    何が胸くそってネフェリの落ち度はまったくない、彼女にとってはもらい事故というところ
    強いて言うなら円卓関係者、ギデオンに近しいという理由で──やっぱりセルブス許せねぇ!

  • 59二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:08:25

    思えばそれが何かも詳しく教えられぬ、よく知りもしない相手の、ましてや性根の悪そうな男に渡された擦りなど何故素直に飲ませてしまったのだろう。その薬を飲み干したネフェリ・ルーは一言呟いた後に糸が切れたように項垂れた。
     思い当たったのは毒薬。だが項垂れたネフェリからは規則正しい息遣いが聞こえていて、ともすれば眠りについただけのように見えたのだ。彼女は悩みに苦しむあまり睡眠すらまともに取れていなかったようで薄く隈も出来ていた。
     身体に害があるようには見えなかった、少なくともその時は。眠りについたネフェリをこのままこの場所で横たえさせておくのも忍びなく、使う者のいなくなった寝台へと運び込み寝かせてやったのだ。
     
    それが、それが、それが!!!!

     地下室を飛び出し、あの男のいた塔へ駆けた。トレントを呼び出すだけの理性さえなかった、激情のままにスリーシスターズを抜け、得物を携えながら塔に足を踏み入れる。奴は此方に気付くなり怪訝な反応で出迎えたがそれを無視して胸ぐらを掴む。何を渡した、彼女に何を飲ませた。

    「ひ、他人様の私室を」

     ゴリ、と喉輪を締める。皮肉より先に殺意を返された糞袋は怯えたような嗚咽と共に腕を叩いてきたので弁明を聞くためにも手を離す。そうするとこの期に及んで此方を非難するような言葉をほざいたのでポーチのククリを直に腕へ突き刺してやると大人しく話し出したのだ、あの薬と悍ましい部屋の正体を、自身の目論みを。

     奴を殺し、それすらも傀儡であったことに気づき、魔女に詰め寄り、そして従者を騙った元凶が抹殺した。もう二度とこのような場所に来ることはないだろう。出ていく折に姿を見せたグレイヴが何やら言いたげにしてはいたが、背中におぶったネフェリに気づくと歯を食いしばり何も言うことは無かった。
     もう、元には戻らぬという。精神は壊され、霊がどうなっているのか検討はつかないという。ただ肉体だけが生物として稼働している、まさに人形。誇り高き嵐の戦士ネフェリ・ルーはくだらぬ男の欲望と……他ならぬ自分の無知と愚かによって死さえぬるい、冒涜を受けたのだ。
     あてはない、だが王になれという目的に実感もなく漠然としたこの狭間の地を進んでいた所に、自分自身の目的が漸く出来た。足取りは重く、呼吸もままならなかったが、武器を握る力は一層高まるようであった。

  • 60二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:09:46

    短いけど結局自分で書いた。自褪せ人はなんかネフェリに対してめっちゃ思い入れが深い
    きっと大好きだったのだろう(適当)

  • 61二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:10:23

    書いてくれるのやった〜!!!

  • 62二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:12:24

    ふふふ…復讐を果たしても晴れない心を描くのが上手い…!

  • 63二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:12:50

    >自分の無知と愚かによって死さえぬるい、冒涜を受けたのだ。

    うぅ……ありがとう……

    このあたりの描写すこすこのすこ

  • 64二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:15:46

    このレスは削除されています

  • 65二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:16:43

    >>59

    すげーワードセンス……真似しようにも真似できねー

  • 66二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:18:55

    この後『主人公』じゃなくなってそう言うNPCになってもいいなって思ってる。廃人になった彼女を元に戻す為に系イベントが発生するのよ。当然救いは与えられないものとする

  • 67二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:20:34

    そんじょそこらの曇らせなんか目じゃねえものを見た…

  • 68二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:23:38

    ブライヴは激怒した。
    必ず、最近褪せ人の間に広まりつつあるラニの色本を除かなければならぬと決意した。
    ブライヴには詳細がわからぬ。
    ブライヴは、武人である。
    よく主に仕え、時に主なき猟犬を追い、放浪商人と親しくして暮らしていた。
    けれどもラニの名誉に対しては、人一倍に敏感であった。
    きょう未明ブライヴはラニの塔を出発し、野を越え山越え、遠くはなれた此このリムグレイブの外れへやって来た。

    ──む、無理せずともよい。ただの噂だ。十日もすれば消えよう……。
    ──そもそも、私かどうかも正確ではない噂だ。放っておくがよい。

    ラニは言う。しかし、寄り添う霊体の口は忙しく「はわはわ……」動いていたあたり、彼女の心はまったく穏やかではない。
    ブライヴは激怒を新たにした。

    必ず、褪せ人の間で高額転売が繰り返されているラニの色本を燃やさねばならぬと決意した。

  • 69二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:26:43

    走れブライヴ!!

  • 70二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:27:51

    これもしかして自分で書いてない?

  • 71二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:29:02

    褪せ人さんはラニ本に傾倒するんじゃなくてはよデミゴット倒せや!w

  • 72二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:31:38

    ゴッドフレイのめちゃくちゃに強力な震脚と、マリカと子作りをしたという事実に触れて、セッ○スの強さは下半身の強さだという漫画か何かのセリフを思い出した

    もしかして、デミゴッドが誕生する前 王都ローデイルではあのマリカの閨から毎晩地鳴りのような音が小刻みに響く時期があったんじゃないんすか?

  • 73二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:33:23

    >>71

    二本指のレス。

  • 74二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:34:01

    >>72

    ゴッドフレイの情事はめちゃくちゃ激しそうだよな…

  • 75二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:35:35

    >>72

    またかとなるローデイル民、他人は眼中になく女を愛する事だけ考えるゴッドフレイ、シてるのが国民にバレバレで一人恥ずかしがるマリカ様か……

  • 76二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:35:44

    この狭間の地は、もうダメだ
    カーレ産の官能小説とラニの夢小説を元ネタにした褪せ人達の同人誌がばらまかれていて混種の忌み子が毎日大量生産されてそう。産むことを忘れて久しいとは何だったのか…

  • 77二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:37:03

    あっ、なるほど。元凶カールか…伏線だったとは……!!

  • 78二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:37:22

    ラニ様に薬を飲ませようとすると「お前の息は臭い」って言われるって事はラニ様は嗅覚はあるって事かな?
    だったら「スンスン……やはり臭うな♡…スンスン」みたいなプレイもあるかもしれんな

  • 79二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:45:12

    高額転売の色本を巡って褪せ人達の汚い争いが見られそう

  • 80二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:54:46

    宰相セローシュを背負ってる時は理性的で紳士的なセッ〇ス(ただし常にセローシュに見られる恥辱プレイ)

    セローシュを降ろした後は大地を揺らす蛮地の王セ〇クス

  • 81二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:03:01

     レアルカリアにてレナラの大ルーンを手にするという目的は果たしたが、あそこにはまだ自身が足を伸ばしていない場所が多い。この先まだデミゴッドは控えているのだ、利用できる物は何でも利用するほかない。
     学院の中は未だに度し難い被り物の魔術師達が闊歩しているが、まぁ程々のルーンになってもらうとしよう。自身に魔術の適正は無いため直接役に立つものは中々見つからないが、それでも選択肢を作っておくに越したことはない。

    【この先隠し道があるぞ、そして、穴】

     そこかしこに描き込まれた、別世界の褪せ人の名残りも時には役に立つ。あからさまに此方を嵌めようとしているものも時折あるが、助かる事の方が多いこのメッセージはそれなりに信頼していた。書き記されている通りに壁を叩くと、幻影だったのだろうそれは綺麗さっぱり消えて無くなる。
     隠し道の先、そういった場所には宝箱なり誰がしかの遺体があるもので、そこから役に立つ物が手に入る事が多い。この手のメッセージは大半が与太、悪戯が基本だがこれは真実だったらしい。メッセージを評価し先に進もうと思ったが、付け加えられていた『穴』というワードにいささか疑問が残る。落とし穴か、それともいつものように背を向けた遺体でもあるのか。
     隠し道には照明も無い為ランタンを僅かな光源とし進んでいく。敵の気配は無い、敵のそれは無いが別として何者かが潜んでいる気配はする。他の褪せ人だろうか、はたまた別の……徐々に近づくその気配に警戒を強めながら慎重に足を踏み出し……

    「はは、ははは〜」

     唐突に響いた笑い声に一瞬……驚き身体を跳ねさせ、正体を確認すると共に気が一斉に抜けていった。あぁ、これはあのレナラが産み直した魔術師の成れ果てか。戦いの後何処に消えたのかも知らず、当のレナラにすら行方がわかっていない様子だったが……何故このような場所に?
     何故だか祝福もある、ここは宿舎の一部なのだろうか? 蝋燭に火を灯すと室内は充分明るくなり内装がよく見える。小綺麗な部屋の中には小規模な実験設備にローブがいくらか入ったクローゼット、天蓋付きのベッドに……浴室、亀を模したバスタブまでもがある。
     似つかわしく無いというのが率直な感想だ。この学院の者たちは振れ幅はあるにしろ例外なく箍が外れている、師であるセレンもそこは例外ではない。だというのにこの部屋はなんというか、普通なのだ。

  • 82二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:03:45

    「〜〜〜〜♪」

     それで、この部屋にいたこれなのだが。此方を襲ってくるわけでも無いのに部屋を散策するのにわざわざついてくる。足腰も立たぬ赤子のように、這いずる事しか出来ないこれに追いつかれる事はないのだが……宝箱のようなものも無し、使えそうな服も無し、スクロールも無く何故だか祝福だけはあるこの部屋の謎に頭を悩ませる。
     ベッドに腰を掛けて思い浮かぶ可能性を並べていく。何処だかの塔のようにジェスチャーが関係するものだろうか、隠し道のさらに先に隠し道もあるか? もしくは……これが何か持っているのか。
     壁に立て掛けた猟犬の長牙に手を伸ばし、此方へ向かって這いずって来る……あれとかそれとか名前らしきものが思い当たらないのも整理をつける上ではやりにくい。ひとまずこれの事は落とし子とでも呼ぶことにしよう、殺してしまうのならばそれまでだが。 よちよちと漸くここまでたどり着いた落とし子は、身体を起こしてペタンと座ったままこちらをじっと見つめてくる。先ほどまでああは考えていたが、何の抵抗もない相手を殺すのもやりにくい。亀や羊のことは知らん。
     伝えたい事でもあるのかと此方も同じように見返してみたのだが、あいも変わらず薄い笑みを浮かべるばかり。これはなんというか、アルカイックスマイルだったか? 
     ……笑みを浮かべる顔のパーツは整っている、何処かレナラの面影もある気がするが雰囲気はまるで違う。顔立ちこそ大人のそれであるというのに目つきや印象、肌の質感は産まれたばかりの子供のそれだ。全身を大きなローブで覆っている為具体的な身長は計りかねるが、自分との身長にそう違いはあるまい。率直な感想を言えば、美しい女だった。
     そうこうしていると向こうに動きがあった。自他には人一人分程のスペースが空いたまま見つめあっていたのだが、落とし子は膝立ちのまま覚束ぬ動きで歩み距離を詰め出す。 
     危機管理の点で言えば跳ね除けるなり退くなりをするべきなのだろうが、何とも危なっかしい動きをするのと、所詮死んだとて蘇る身であり祝福もすぐそこにあるという安堵が観察という悠長な選択を選ばせた。
     弱々しく伸ばされた指先が腕に絡みつく。鎧の腕上からさするような手つきはたどたどしく、ここから何をされるものかと予測を立てていた刹那……

  • 83二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:05:03

    ぬちゅ、と落とし子が指先へと吸い付いたのだ。その行動に面を食らって反射的に指を引き抜いた。指先とその口に唾液の橋が架かる、いきなりの行動に落とし子は目をパチクリとさせていたがそうしたいのは此方の方だ。
     恐る恐る、もう一度腕を伸ばしてみると彼女は再び指へしゃぶりついた。指先にまで防護はしてあるとはいえ、剣や弓を扱う為に掌側は布で覆われており指の腹がしっとりと湿りだした。
     今更ながらこの行為は不潔な筈である、特別汚れるような事はしておらず手入れもしてはいるが鎧というのは人が口に含むものではない。再び指を抜き辞めさせるが、落とし子はどうしてだと催促する様によだれを垂らして此方を凝視している。
     ……見た目が酷く倒錯的だったのだ。大人びた形質の美しい女が、乳飲み子のように理性もない様子で己の一部にしゃぶりついている光景が。籠手をそっと外し、顕になった生の指を差し出してみる。先ほどよりも食いつきが良かった。
     などと冷静な事を言ってられる場合では無い。生で直に感じる彼女の口内は爛れたように熱く、でろでろと大量の唾液と共に舌が指に絡みつく。自然と股ぐらはいきり勃っていた。男としてこれは当然の反応だろう、そう言い訳する。
     柔らかく、温く、情熱的なそれは直接的な性感を与えるものではないものの心地良く、指でこれならば……と思考が推移するのは必定であった。
     ずるりとそれを露出させると落とし子は先ほどまで夢中だった指には目もくれず、聳り立つそれへと瞬時に関心を移した。
     ぐわあと口が先よりも大きく開かれる。舌を白い息を吐いて口内に猛りを納めようとする姿は凄まじく淫靡であり、ただその瞬間を心待ちにした。そして……

    「〜〜、〜♪」

     じゅぶじゅぶと音を立てながら逸物が舐め回される。幾度か歯は当たるものの痛みを感じるほどではなく、寧ろそれが快楽を引き立てるスパイスにさえなった。股の間に顔を埋め、嬉しそうに頭を前後させる彼女の頭を撫でてやると心地良さそうに目を細めストロークが早められた。 
     性戯というにはあまりにも幼稚で、実際彼女にそのような意図は……もしかすれば存在しないのかもしれない。この部屋が何のためにあり、彼女が何のためにいるのか、少なくともあの女王はこんな事をしなさそうだし魔術師達のイメージともズレているように思えるが、まぁ気持ちいいのなら何でも良いのではないか。

  • 84二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:06:37

    思わぬ見つけ物、メッセージの穴とはそういうことかと納得しつつ彼女の口に奔流を放った。突然のそれに目を見開いたもののこぼす事なく受け止めた彼女は喉を鳴らしてそれを飲み下す。
     目的とは関わりないが、まあたまにはいいだろう。頬を赤らめて白くべたつく何かを嚥下した彼女を持ち上げ、すぐそこのベットへと横たえる。今夜は長くなりそうだ。


    アレキサンダー、ネフェリルーに続いてレナラの取り巻きにいたやつ、禁断の3本目の投稿だあっ

  • 85二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:46:08

    このレスは削除されています

  • 86二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:51:40

    性別に関しては怪しいとこあったし、声が女性だからって生まれ変わりで変声してる可能性とかもあるよなとか、でも彼らって女性は省いて彼らって書くこともあるし、魔術師の塊はあんな扱いされてるしこれくらいはいいかなって……

  • 87二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:53:55

    以下、学パロ並びにSS形式注意。

  • 88二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:54:15

    「あいつに渡さないのか?」

    「…放っといて」

    「なぁ、このままあと一か月もせずに俺らは卒業。あいつだって、どこか行くんだ」

    「2年間も作っては渡さずを繰り返したんだ。なぁ、今年こそは…」

    「放っといて!いいんだ…、ああやって、色々な人から貰ってる」

    「ほら、あの子。あいつと同じクラスの魔術部の高嶺の花。園芸部の赤毛の子とかも、いつも渡してくる」

    「いつも色々なやつが渡すなら、お前だって別に構わないだろう。まさか、個性がないから目立たないとでも言わないよな?」

    「……前にあいつが一人残って、チョコを食べてるの隠れて見てた。華やぎで、派手で、おいしそうだった」

    「お前のだって美味そうだろうが。それに、満月の形であの兎の紋様だって入ってる。まるで店のそれだ」

    「おべっか使うな。私だって、慣れないなりに頑張ってるし、パパだって親身に手伝ってくれてる。でも、だってあいつは…」

  • 89二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:54:30

    「“ほんの少しクラス交流で喋ったことあるだけ”、か。何度も聞いたな。近くにも住んでるのに。もういっそ俺が渡してきてやろうか」

    「やめてくれブライヴ。男から渡されてもうれしいわけがない」

    「…それもそうだが、父さんも母さんも兄貴たちも、毎年楽しみにしているだろう。我が家のお嬢様が、愛しの王子様にお渡しになるのを」

    「それももう聞き飽きた。もう良い。ブライヴ、帰ったらおやつがあるわよ。チョコの」

    「ふざけんな!さっきも言っただろう!!もう今年しかないんだぞ!?これを逃したら、もう二度と…」

    「うるさい!だって、こんな粗末なもの……。あれ?」

    「どうした」

    「無い……無い!!どこにも無い!!」

    「はぁ!?持ってないなら教室の机とかじゃねぇのか!?」

    「あ、多分そうかもしれない!まずい!教室は言って廊下すぐの机、アレを誰かに見られたら…!!」

    「あ、おい!………全く、ただ前に出てくれてやるだけだろ……あいつ、いねぇな?」

  • 90二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:54:51

    「ハァ…ハァ…。3-2、3-2……」

    (うぅ…誰もいませんように……あった、ドアドア)

    「……あ……。そこ、私の机なんだが…え?」

    「ちょ、それ、私のチョコ…い、いや違うよ!それは、えー…、と、友達の!そう、友チョコでー…」

    「……自分の名前?が、箱のポストイットに貼ってあった?」

    「………ああ、そうだよ私のだよ。……君にあげようと思っていたんだ」

    「…え?おいしい?そ、そんな、お世辞は……。ええい。しつこい奴だな。……ありがとう」

    「うん、フローズン・レーズン入れてるんだ。冷っとして、月をイメージして…」

    「…うん、近くに住んでる…。そう、カーリアっていう表札の。そうだな、大きいもんな、私の家」

    「……うん、うん。…全部食べてしまったな。い、いや、そのつもりだったから……」

    「…ラニっていうの。え?駄目!!家に行くなんてそんな……。家が近いし、せっかくだから…って」

    「い、良いよ。…そうだ!私には同い年の弟がいて、多分話が合うと思う。屋上にいるから、ほ、ほら!行こう!」

  • 91二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:55:06

    「………行ったな。ありがとう、カーレ」

    「…お前も姉に甘いな、ブライヴ。今年こそはといった算段か」

    「仕方ないだろう。能動的じゃないのが悪い。お前がチョコをすっとひったくってここに戻し、俺が俺に渡してきた女に頼んであいつをここまで連れてきた」

    「…ここまでお膳立てするのか。やれやれ、カーリアの人間は大変だな」

    「本当にありがとうな。礼にこれやるよ」

    「モテ男の情けでもらうチョコなんていらねぇよ!!……それより、お前。屋上行かなくていいのか?」

    「俺がいては邪魔になるだろ。せっかくの二人きりなんだ。探してもいないということはもう帰ったと思うんじゃないか、あいつは」

    「はぁ~……ブライヴ。お前が袋が必要になるくらい受け取ってしまう理由が理解できた気がするぜ………」


    「え、えっとね?私のパパがデザイナーで、ママが学校の先生」

    「お兄ちゃんは二人いて、一人が警察官で、もう一人が競馬の騎手とアーチェリー選手やってて、名前聞いたことあるかも……」


      ──どこかの地では、満月の紋様は、髪の長い女性に見えるという。髪さえ長ければ、どんな婦人にも当てはまるだろう
        無論、少女とて、それは例外ではない──

  • 92二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:31:57

    >>11です。かきました。4作目です。つかれた。

    蝋燭が照らす、主を失ったストームヴィル城の一室。新たなる主を添えるため、ケネス・ハイトは黙々と文に目を凝らす。

    それは、数少ない理性ある兵士によって集まりつつある生存者たちの報告書だった。王を名乗るのならば、民が、国が必要だ。幸い、拠点となる城はある。未だ理性を失った兵たちが彷徨くが、相当できるのも時間の問題だろう。

    「……存外、残っているものだな」

    数は少ないものの、点々として生活圏があることに少なからず驚愕する。この狭間の地においてそんなものは限りなく少ないと思っていたが、案外人とは強いものなのだろう。

    そんなことすら、あの砦に籠っていれば知らなかったであろう。領主でありながら、民を見ず、亜人などの力を当てにしていたあの頃ならば。

    「……ふっ」

    そう思うと、やはり自分は変わったのだろう。他の誰でもない。あのころは愚かにも見下していた、あの褪せ人によって。

    カツ、カツ。

    ──と、思い出に浸っていたところに足音が耳に届いた。その足音は、徐々にこの部屋に近づき。

    ──止まった。

    「……」

    音を立てることなく、身近に立てかけていた護身用の直剣に手を伸ばす。警戒心を高め、扉の向こうへ鋭い視線を向け──

    こん、こん。

    ──少し、気勢が削がれる。部屋に響くのはノック音。強盗の類ならば、わざわざ押し入る場所にノックなどしないだろう。

    「……入りたまえ。鍵はかけていない」

    しかし、それでも警戒は緩めない。ギイ、と音を立て扉が開き、

    「──」

    ……思考が、止まる。入ってきたのは、女性だった。目を引くのは、その美貌だ。まるで、男性の欲望を集めたかのような美貌と肉体、すれ違う者十人が十人振り返るであろう。自分も、短くない人生を生きてきた。その中で幾人もの女性を見てきたし、抱いた数も、少なくない。しかし、その全てが今、過去となった。

    「……君、は」

    少なくない時間、そうしていただろう。扉を開けた女性は、部屋に入ることなくぼう、とこちらを見つめている。

    だから、こちらも不躾なことを承知の上、彼女の顔を見つめる。

    ……やはり、見覚えはない。このような女性、1度見れば忘れることは無いだろう。

    ──それにしても、拙い。彼女の放つ色香か、長らく女性とは疎遠だったゆえか、恥ずかしながら年甲斐もなく下半身に熱を感じてしまう。

  • 93二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:32:43

    「……こほん。誠に申し訳ないが、これが初対面と思うのだが、自己紹介をしていただいてもよろしいか?」
    そんなみっともない性欲を理性を持って隠し、平静を装って彼女に声をかける。本来なら問うたこちらからするべきなのであろうが、少なくとも彼女はこちらのことを知っているのだろう。
    そこでようやく、彼女は口を開き自らの名を名乗った。
    「……なに?」
    その名を聞いたのは2度目であり、忘れるはずも無い名だった。
    それは、我らの恩人たる彼の褪せ人の名だったのだから。

  • 94二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:33:13

    「……なるほど」
    彼女、もとい彼の話を聞けば、どうやら話に聞く満月の女王レナラの力によって肉体が変化してしまったらしい。そして、今は元の肉体を取り戻すべく、『雫の幼生』というものを探している、と。
    「……相も変わらず、奇天烈な事だな」
    そういう私の言葉に彼女は薄く苦笑した。性別すらも変えられるとは、まさに神の所業。人伝に聞いた話ならば一笑に付したのであろうが、目の前で成されては、信じざるを得ない。
    とはいえ、間違いなく彼女は“彼“なのだろう。この必要最低限しか話さない感じなど、まさしく“彼”だ。
    「……相分かった。こちらでも部下を使って捜索をしよう」
    ならば、彼がわざわざ人目を避けてこの部屋に来た理由。それは件の『雫の幼生』だろう。浅学な身を恥じるばかりだが、生憎と聞いたこともないそれは余程の貴重品なのだろう。なにしろ人1人を生まれ変わらせるのだから。だが、しかし、それでも彼の為ならば草の根を掻き分け探し出すとしよう。
    そうでもしなければ、彼への恩など返せやしない。胸を張り、我が騎士として迎えることなどできないであろうから。
    ──しかし、そんな私の考えに反して、彼女ははきょとう、とした顔をしていた。まるで、何を言っているか分からない、とばかりに。
    「む、そのために来たのではないのかね?」
    こくり、と首肯。その返答にこちらが狼狽えてしまう。
    ──ならば、なぜ?
    ──態々、私の部屋に?
    「……なあ、君」
    ふと、甘い香りが漂った。
    この、香り、は。
    「……君、一体」
    視界が、揺らめく。眠気。……何故?おかしい。こんな、急に。
    「……まさ、か」
    薄れゆく意識の中、彼女の顔がよく見えた。
    蠱惑的で、恍惚とした、背筋が震えるほど雌を感じさせる、その顔が。

  • 95二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:34:10

    ──んっ、はっ、ぁっ
    「───っ!」
    その声に、目が覚める。遅い来る微睡みを強引に引き剥がし、耳に届くその声の先を見やる。
    ──はっ、あっ、あんっ
    それは、信じられない光景だった。かつて、私の砦を襲った惨劇すら生ぬるく感じてしまう程に。
    彼女が。我らの恩人たる彼が。
    ──っ!は、んぅっ!
    自らに跨り、生まれたままの姿で腰を振るい、嬌声を上げていた。
    「……っ!やめ、やめたまえ!」
    思わず声を荒らげ、引き剥がすべく彼女の腰を掴む。
    それが、いけなかった。
    ──!ん、うぅんっ!
    「っ、しまっ」
    彼女の膣が私の男根を掴み、より深く、侵食する。
    「く、ううっ!」
    それでも、それでもこれ以上彼女に恥をかかせぬように込上げる射精感を抑え込む。
    ──けねすぅ
    しかし、
    ──どうしてぇ?
    彼女が、それを、許さなかった。此方へしなだれかかり、その豊満な胸が私の決して厚くは無い胸板に押しつぶされ、変形する。首に手を回され、形の良い顏が私の耳元で囁く。
    ──おねがいだからぁ
    ──むちゃくちゃに、して?
    「……く、ぉ」
    無理、だった。そこまで言われ我慢出来るほどに自分は、男ができていなかった。
    音を立て、白い液体が、彼女の中に雪崩込む。
    「……っく、はぁ、ぁ」
    正直に言おう。今までの人生の中で、最も気持ちが良かった、と。彼女の膣は一滴も逃さないとばりに胎動を続け、何もせずとも一滴残らず彼女の中に収まった。
    収まって、しまった。

  • 96二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:34:43

    「……っ!」
    込み上げるのは、罪悪感。ああ、何が恩人、何が騎士だ。今、私は、その者を犯したのだ。たとえ、彼女自身の手引きであれ、許されるはずがない。
    「……すまな、んっ!?」
    謝罪の言葉を発しようとしたその時、唇が、塞がれる。これも、彼女だ。肉厚の唇からは舌が伸び、こちらの口内を犯してくる。
    「……っ、ぷはっ、き、君!一体何を!」
    口淫は数秒続いた。私は彼女の肩に手を置く、
    「な、なあ落ち着きたまえ!確かに私には今の君に対してやれることは少ない!だが……」
    必死に説得を試みる。しかし、
    彼女は、薄く微笑んでいた。
    「……っ!」
    見るもの全てを魅了するような、蠱惑的な笑み。あまりにも美麗で、あまりにも場違いなその笑みに言葉が続かない。
    ふと、体に違和感を覚えた。
    熱い。
    まるで、媚薬でも盛られたかのように。
    「……まさか、先程の接吻は……?」
    こちらの問に答えるように、彼女はどこからか、1本の小瓶を持ち出し、
    一息に、飲み干した。
    むわり、と、噎せ返るような甘い香り。その香りに、私は、
    「……いいかげんにしたまえ!」
    声を、荒らげた。
    この反応は意外だったのか、彼女は笑みを止めキョトンとした顔でこちらを見やる。先程とはまるで異なる、親に初めて叱られる幼子のような顔で。
    「……なあ、君。君の心境は、正直私には分からない」
    その顔を見て、思う。今の彼女は普通ではない。彼女の凶行もそうだが、その態度。それは、まるで。
    「長い旅だ。辛いこともあるのだろう、悲しいこともあるのだろう」
    まるで。
    「……だが、それは、その身を犠牲にしても良い理由にはならないであろう?」
    私の語りに、彼女は、
    ポロポロと、涙を流した。

  • 97二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:35:24

    「……っ」
    その感情の揺れに、動揺してしまう。彼とはそこそこの付き合いになるが、このように感情を顕にすることは無かった。もしかして、肉体に精神が引っ張られてる……?
    ──……さい、ごめんなさい
    ふと、小さくつぶやく彼女の声が耳に届いた。まるで縋り付くようにこちらの足に顔を埋め、謝罪を口にする。ああ、なんて惨めな姿だ。そんな姿は似合わない。
    ──ごめんなさい、ごめんなさい
    その繰り返す謝罪を止めるべく、顔を上げさせ、
    ──ごめん、なさい
    ──全てを、理解した。して、しまった。
    (……ああ、そういう、ことか)
    謝罪を繰り返す彼女の目の奥。
    そこには、確かな情欲の火が点っていた。
    (……つまり、君は)
    こちらが気づいたことに、彼女もまた気づいたのだろう。
    ゆらり、と立ち上がり、こちらに背を向けて、床に手と膝をつき、
    ──おしおき、してください
    こちらに、その大きな尻を向け、自らの指で自らの秘部を開いた。
    (……誰かに、罵って欲しかったのか)
    私は、
    そんな、惨めとすら言える彼女の懇願に。

  • 98二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:36:58

    ストームヴィル城の一室、ケネス・ハイトの部屋にて獣の嬌声が響き渡った。
    「っ、はっ、あんっ、っあっ!」
    嬌声の主、褪せ人たる彼女はその顔を苦痛と、それ以上の快楽に染めている。幾多の戦を乗り越え神をも屠ってきた戦士としての姿はそこにはなく、ただ快楽を貪る牝が一匹、在るのみであった。
    「……まったく、褪せ人が聞いて呆れるな」
    そんな彼女を御し、言葉で持って鋭く責め立てるのは金髪とそれと同じ色を持った髭を蓄えた中年の男性。
    ケネス・ハイト。
    今や王の右腕として国を思う領主の姿はまたそこに無く、自らに向かって腰を振るう牝に向かって冷たい声と視線を放つ。
    「分かっているのか?今こうして貴様が私の時間を奪う間に、どれほどの事が成せられるのかを」
    「っ、はぁ、ご、ごめんなさ……」
    「謝る暇があるのならば腰を振り給えよ。貴様にはそれしか脳がないのだろう?」
    「は、はいっ、振ります!んっ、はぁっ」
    男は一切動くことなく、腰の上で踊る彼女に冷たい視線をむけつづけ、彼女はそんな視線に震えながら、しかし恍惚とした表情で腰を振るい続ける。
    「ど、どう、ですか?っ、ふぅっ」

  • 99二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:37:23

    その媚びへつらった声と顔に、男は僅かに顔を歪ませ、
    「……足りんな」
    「え……ひゅっ」
    その細い腰を、遠慮なく掴み、
    「よい、貴様が唯一誇れる身体ですら存分に扱えぬ無能だとわかったからな」
    「ぅあ、あ、ご、ごめんなさ」
    「だから、勝手に使わせてもらおう」
    ずんっ、と自らの腰へと打ちつけた。
    「───んぅっ!!!」
    ばちん、ばちん、ばちん、と遠慮なく腰を打ち付けられ、彼女の膣の奥に一切の遠慮なく彼の男根が突き刺さる。
    「んぎゅっ、ぐ、っふぅっ!」
    「……ふん、獣の次は蛙か?よほど人を辞めたいと見える」
    そんな、彼の心ない言葉に、
    「か、はぁ」
    彼女は、
    「ん、はぁっ!」
    嗤った。
    「……」
    彼は、それ以上口を重ねることなく、彼女の腰をより強く掴み、まるで道具でも扱うかのように自らの男根を扱いた。
    「あ、ぎゅふ、ぐ、うっ」
    そんな無遠慮な行いに、彼女はもはや人の言葉を為していない悲鳴にも嬌声にもとれる声を上げ、豊満な胸と尻を揺らす。
    そして、
    「……く、ううっ!」
    「っ!は、っあぁっ!」
    果てたのは、同時。痙攣を起こしたように体を震わす彼女と、そんな彼女の中に精液を注ぎ込む彼。ぶるり、と彼が身体を震わせば残った精液が彼女の中に残らず注ぎ込まれ、男根が彼女の膣から抜け出た。
    「あ、はぁっ」
    彼女は、自らの秘部から漏れでる精液を見ながら、
    「あ、り、がとう」
    彼に、妖艶でも蠱惑的でもない。心からの笑みを浮かべ、そして、倒れるように気絶した。

  • 100二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:37:50

    「……ふ、う」
    残された私、ケネス・ハイトは何事も無かったかのように年相応……いや、それ以下にすら見える幼い寝顔を眺める。
    「……重圧、か」
    そして、一言呟いた。それは、彼女の行いに起因する言葉だ。
    彼女、いや、彼は王を目指す者として旅を続けている。そして、その旅の中で様々な出会いがあったのだろう。私との出会いもそのひとつだ。そして、別れも。
    「……」
    そっと、その髪を撫でる。きっと、その別れは彼が原因では無いのだろう。彼と別れた誰かは、満足して、己が願いを果たして逝ったのだろう。
    だが、彼はそれをどう思うか?
    苦悩したはずだ。自分のせいだ、と。もっと上手くやれたはずだ、と。
    それでも旅を続けられたのは、一重に彼の強さ故。様々な思いを背負ってこれまである歩いてきた筈だ。
    そんな最中の今回の出来事だ。
    肉体の変化に対する動揺か、肉体に精神が引っ張られたのか、
    彼の気づかないだけで、もう既に彼は限界だったのか。
    ともかく、それがきっかけで自らの元へ訪れたのだろう。彼に助けられ、なおかつ命が残っている、私の元に。

  • 101二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:38:16

    「……くくっ」
    思わず、笑いがこぼれる。きっと、私の元へ来たのは恋慕でも思慕でもなく、“誰でもよかったのだ”。彼に助けられ、そして、
    彼を罵ることが出来るものならば、誰でも。
    彼自身が思う自らへの罵詈雑言を、彼の代わりに彼へとぶつけられる者を。
    言ってしまえば、私の役割はただの肉棒。彼女の情欲を発散させるための物でしかない。とはいえ、まあ、
    「……それでも、構わないか」
    いざとなれば、今回の出来事を持ち出し、強引に自らの騎士にしてしまおうか。そんなことを考えながら産まれたままの姿の彼女に毛布を被せ、私は衣服を纏う。
    「今はゆっくり休むといい、褪せ人よ」
    まったく、すっかりと目が覚めてしまったでは無いか。私は机に正対し、再び文へと目を配る。
    彼のような者が犠牲にならぬ国を作るために。
    ケネス・ハイトは、そのために今こうして生きているのだから。

    後日、ストームヴィル城内において平謝りする褪せ人とケネス・ハイトの両人が見られたのであった。

  • 102二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:40:01

    10スレかぁ……誠に申し訳ありませんでした

  • 103二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:44:23

    あ、男女変えるだけで雫の幼生使わなくね?というツッコミは置いといてください。うちの狭間の地きっと使うんですよ。多分。

  • 104二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 02:02:20

    >>88

    世界が世界だから学パロはなかなか新鮮な感じだなあ


    >>92

    超大作だぁ…

  • 105二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:10:51

    うぉ…すげぇ…

  • 106二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:34:54

    このレスは削除されています

  • 107二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:41:05

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:49:35

    夜の間にすごいの来てる…
    シチュエーションも描写もキャラも滅茶苦茶良い
    本編的にケネス・ハイトはヘタレ寄りだと思ってたけどこのS寄りなのえっちだわ
    一旦理性で抑えるけどその後褪せ人に気付いて対応する描写すごい好き

  • 109二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 09:43:52

    >>83

    エッチだ…

  • 110二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 09:54:21

    ケネスさん最初は傲慢な人だと思ってたけどかなりまともな人だった…
    1周目斬り殺して種奪っちゃってごめんね…

  • 111二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 10:39:46

    ネフェリと黙々カニ食べたい、カニ食べる時静かになるよね

  • 112二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 12:55:00

    ローデリカはヒューグと一緒に腕組後方親面で成長を見守りたいキャラだから
    個人的にはエロい目で見れないんだけど
    さっきはじめてのおつかいが海外で意外と人気、っていうニュース見てたら

    箱入りお嬢はじめてのおつかい(ローデリカ)とハラハラしながら見守る親枠(褪せ人&ヒューグ)
    って言うギャグの絵面が湧いてきた

  • 113二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 16:51:58

    そういえばミリセントがシャンクスって言われてた時期もあったな…
    懐かしい

  • 114二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 17:20:33

    >>101

    他力本願寺で申し訳ないんだけど逆パターンも見たい

    普段女同士だから親しくているといったところを、男になってしまい滾る昂奮を抑えきれず、犯……児戯に至るみたいな

    キャラはほぼ誰でも

  • 115二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 19:30:03

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:40:44

    3本指の封印前で封印を解くかどうか迷って、ハイータとメリナに身体を使って説得されたい

  • 117二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:50:27

    三本指前での葛藤は好奇心に塗りつぶされてしまった…

  • 118二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:53:24

    行為を餌にするって事は褪せ人くんも脱ぐわけで、ハイータ側の方が少し有利じゃないか?

  • 119二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:53:51

    あのアクションを超えて進むなって言うのもねぇ…

  • 120二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:54:28

    >>118

    だがメリナにはこれまで旅を一緒に続けてきた経験が…!

  • 121二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:55:45

    盲目少女に手を出すのは…って言う良心の呵責が来るかもしれない。
    ですが狂い火ハイータさんにはその持ち前の狂気で迫っていって欲しいですねぇ…

  • 122二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:58:05

    狂い火ハイータちゃんはエッチ(確信

  • 123二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:00:31

    ハイータの何が良いって狂う前と後のギャップよね

  • 124二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:01:42

    良心の呵責で遠慮したところをシャブリリのブドウを何か教えずに食べさせたことを持ち出されて、その贖罪ということでって言葉に逆らえなくなるんだ

  • 125二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:05:28

    いいねぇ…
    ハイータがこうなった負い目はちょっとありそうだよね。

  • 126二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:07:01

    ハイータは何かあの服の下に下品な落書きされてそうな偏見がある

  • 127二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:08:11

    >>123

    何というか…変な宗教に洗脳された感が俺の性癖に刺さる。

    しかも元々は清楚な女の子だったのがクる

  • 128二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:11:30

    かっちり着込んでるとその下に期待してしまうのはもはやあるある。
    しかも盲目指巫女とな…

  • 129二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:15:15

    スレ3の時の31〜33のセレン師匠が弟子を誘ったやつの続き

    はしたなく弟子を誘ってから数刻が過ぎた。
    弟子は私の誘いに対して少し待ってほしいとここを後にした。
    ━━やってしまった。
    衝動が少し落ち着き、考える余裕が出来てまずそう思った。
    当然だ。師匠の痴態を目の当たりにしたのだ。弟子にとって教えを乞う相手が娼婦のように誘惑をしたとして何になる?軽蔑、幻滅しただろう。
    そして恐らく…もう私の元を訪れることもないだろう。
    先ほどまであれだけ昂っていた身体もショックと絶望に慰める気にもならない。
    あいつをそれなりに好意的に思っていたことを理解させられる。とっくに手遅れだというに。
    (師匠失格だな…いや、元々そんな資格などなかったのだろう)
    残された私は自らの愚かさにただ自嘲して笑うしかなかった。

    ━師匠と呼ぶ声に我に帰る。気づけば弟子が戻ってきていた。息の切らし方から相当急いでいたのだろう。
    片手に抱えていた衣服を渡してくる。ドレスの類のようだ。
    《死衾のドレス(軽装)》
    「…これを、私に着ろというのか?」
    手渡されたドレスを見てみると明らかに薄い。持っている手のひらさえ透けるほどだ。わざわざ裁縫されたのだろう、技術だけは感嘆ものだ。
    しかし衣服としての役割など到底果たせそうにない、ただ雄を誘う為だけにしか使えなさそうな淫らなドレスだ。娼婦ですら着ることはないだろう。
    弟子は頷く。その目は血走っており私の痴態を想像していることは下半身の怒張した欲望からも察することができた。
    ━コレを。こんな裸よりもずっと恥ずかしいものを…❤️
    生唾を飲み込む。再点火、身体と気分が高揚を始める。
    「お前は師匠にこんな物を着せるのか?この変態め…❤️だが弟子の用意したものだからな…❤️」
    今更ながら師匠面を取り繕う。声が若干上ずれていたのは…バレていただろうか。

  • 130二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:15:40

    話の流れを切って申し訳ない、
    師匠と褪せ人のイチャコラで続きを書けと自分の二本指様が仰せになられてたんだけど長くなりそうだし纏まった時間も取れないから小分けに書いて投下する。

  • 131二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:17:18

    >>129

    セレン先生クソ好きだからめっちゃ助かる神様。

    コスプレプレイとは業の深い…

  • 132二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:20:12

    >>129

    ルンルンで死衾のドレスを取りに行く褪せ人可愛い。しかもわざわざ軽装にしてるあたりこだわりを感じる

  • 133二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:22:48

    ちょっと金仮面卿から装備剥ぎ取って来るわ

  • 134二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:26:34

    >>133

    金仮面卿の装備のエロさはフィアのパンツといい勝負だと俺の中で話題。

    是非女性NPCに来ていただきたい

  • 135二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:29:48

    最初はレアルカリアンローブ軽装(r18)か幼年学徒のローブ軽装()を考えてたんだけどゲーム内のアイテムでローブ系統で改変がイメージ出来なかったのと説明文的にあんまりしっくり来なかったので…
    元がまともな装備、衣服で改造したらエッッッッに出来そうなのが死衾のドレスだけでした…イメージはスケスケランジェリー(orネグリジェ)ドレス

    続きは時間が出来て書け次第投下します

  • 136二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:41:14

    前どこかで言ってた気がしたが、ローブの下が全裸だったりすると唆るよね。

  • 137二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:41:52

    いや…よく見たらローブ系もいいかもしれない…

  • 138二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:43:48

    ハイータちゃんほんま可愛い。

  • 139二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:47:22

    目隠しが本当にいい…
    2Bといいハイータちゃんといい俺はこういうキャラが好きなのかもしれん

  • 140二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:59:52

    >>138

    眼を隠しててなお美形なのは2Bや五条が証明してくれたからな

  • 141二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:08:30

    だいぶかぼたんちっくよねこの酷く

  • 142二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:13:06

    何ということだ。我が主君、マレニア様とそのご令兄であられるミケラ様が情事に励んでいる。
    まさか、そんな。だってお二人は実の兄妹である身。血の繋がっている者同士で事を致すなんて……。

    ……ああ、そうか。あまり思い出したくないことだが、私との閑話をなさっていた際にこのようなことを言っておられた。


    「…フィンレイ。兄さまについて、どう思う」

    「……ミケラ様でしょうか?そうですね、直接的な従者でない我々にもお心遣いをなさる、大変素晴らしい方だと存じております」

    「違う」

    「え………?」

    「………ハァ……かわいいだろう。兄さま。女の身であるお前…、いや、女の貴腐騎士すべての者が分かってくれるだろうが」
    「兄さまのかわいらしさは、この狭間の地の何もかもを過去にしている。遠い昔に置き去りだ」
    「いや、かわいいという言葉だって兄さまに似つかわしくないなそうだな母さまの権限を執行して新しい形容詞を開発すべきか今からでも遅くは………」

  • 143二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:13:31

    その後が地獄だった。悠久とも思える時を存分に遣ってご自分の兄上の話を続けられた。
    ならば、その後貴腐騎士のほぼ全員を招集してミケラ様の良さを熱演させられた。マレニア様のご意向に沿えるそれを言えた隊士は昇格の提案を。
    巧く伝えられなかったものは危うく除隊させられそうになるところであった。
    もっとも、あの時は過ぎた敬愛だと、そう思っていた。畢生を終えるまで思っていたかった。

    恐らく、いやマレニア様からだろう。主君を疑うなど恥ずべきだが、驚くべきことにマレニア様に対してそのような念が思い浮かばない。ひとかけらも。
    というより、あのミケラ様がご自身の妹君にその様なことをなさるわけがない。襲うなど、と。
    ほら、嫌がっているようにお顔を腕でお隠しになっている。…マレニア様がミケラ様の……賜物を頬張っているお顔がえらく恍惚的なのはつまりそういうことだろう。

    ………いや、私は何を言っている。このような憧憬を解説して、これでは興味があるようではないか。私は違う。
    主君と、聖樹騎士の主君の名において、今からやめさせなければ。あってはならない。
    マレニア様からの処分は確実にあるだろう。隠し見だけでなく自身の野望を阻止されたわけだ。除隊程度では済まされなさそうだが、私は騎士である。
    正義を信じて、さぁこの薄く開いた門を全開にしよう。大丈夫。きっと、うまくいく。

  • 144二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:13:48

    ─どうしたんだい、フィンレイ?

    声にならない声が出た。飛び跳ねたのかと思うくらい身体を震わせた自分に、その声の主も驚いたようだ。

    「びっくりしたじゃないか、フィンレイ。僕だよ。ローレッタだよ」
    「あぁ、ローレッタ……。いきなり声をかけないでよ。私は私で怖すぎて死にそうになった」
    「人は怖気では死なないよ。物語の中だけか、それか想像もつかないくらい怖いものに遭ったとか……。例えば、首がない大きな人や獣とか」
    「霊廟騎士を見ても私はびっくりしない。ローレッタ、やめて本当に」

    ローレッタ。聖樹騎士の一員。喋り方は男のそれだが、れっきとした女性である。
    安住の地を求め彷徨っていたのをミケラ様の目に留まり、聖樹の親衛騎士を務めている。また、私の友人だ。
    彼女が不服そうに謝ると、私は思い出したように声を小さくするように口に人差し指を置く。
    流石親衛騎士だ。声を抑えるだけでなく気配すらも薄くする。会話に意識するためか、馬から下乗した。
    どうやら奥で何が繰り広げられているかに気づいたらしい。

  • 145二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:14:06

    「……で、僕のところの主と君のところの主は何をしているのかね?マリカ様とラダゴン様のご子息は、あの二人だと見受けられる」

    やはり近親での行為には眉をひそめるか。ローレッタ、あなたが真っ当な感性で良かった。

    「ふぅん…マレニア様、遂に告白したんだなぁ。まさか、ミケラ様もお付き合いにお応えなさるとは」

    真っ当な感性じゃなかった。どういうことかと問い詰める。

    「い、いや、ね?いきなしマレニア様が前に聖樹軍のほぼ全員を招集して、“お前たちの主の良さを演説しろ。一人ずつだ”って」

    話によると、こちら側のそれとほぼ同じで、マレニア様による無茶がもう一度あったらしい。時期もあの後間もなくだ。
    しかし、貴腐騎士のそれとは大きく違う点が一つあった。

    「え?いや、全員をお褒めになることはなかったにせよ、除隊なんて言葉は一度も出なかったな」
    「幾人かの隊員には昇格の話をミケラ様に持ち掛けると言っておられたし。あ、僕にも」

  • 146二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:14:19

    自分の軍ではないのだ。それは確かに除隊させられないだろうが、だとしても対応がおかしい。“甘すぎる”。
    ……聖樹軍はミケラ様の直属の兵士たちだ。貴腐騎士よりかは上司についての印象は深いだろう。…だからか!!ローレッタ等が特別な待遇対応を受けたのも。
    おい、ローレッタ。君は…。

    「だって、ミケラ様かわいいじゃないか!僕みたいな女以外の聖樹騎士でも、あの良さが分かる者は多くいるぞ」
    「もちろん、…あ、マレニア様が脱衣なさってる。…こほん、もちろんマレニア様の様に我が君にそんなことはしない。でも、欲望を抱いている者もいるんじゃないか?」
    「あ、そうそう。個別でこの前に僕が呼び出されたんだが、その時に“みけーらに告白する”って。愛称かな?なんて宣言されて……」
    「あれ?フィンレイ、どこに行くんだい?フィンレイー………」
    「行っちゃった。…もう、僕もいいかな。正直なところ、あんなものを見せられてずっと悶々としてたし。よっと、足甲を外して………」

  • 147二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:14:36

    どうやらエブレフェールにはまともな人間は多くないらしい。それでも、私は貴腐の騎士だ。
    マレニア様があれでも、私は君主に着いていく。だって、ミケラ様に関連したそれ以外では素晴らしいお方だ。
    最初こそ、動機はマリカ様とラダゴン様のご息女だからというあまり褒められたものではなかった。
    でも、こんなことがあっても胸を張って言える。私が仕えているのは“不敗の女神マレニア”だ、と。
    絶対にないことであるが、もしマレニア様が倒れてしまっても、私は我が君を助ける。それがどれだけ過酷で、困難を極めても、抱き抱えよう。

    主に忠を尽くすは、騎士の誉れだからな。


      ──“貴腐の騎士、フィンレイ” フィンレイは、エオニアの戦いの生き残りであり 眠れるマレニアを聖樹に持ち帰った英雄である
        彼女は、たった一人、あらゆる敵を退けながら 遥かな道を歩んだのだ──

  • 148二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:15:09
  • 149二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:17:50

    うぉ〜!マレニア×ミケラの新しいやつや〜

  • 150二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:22:56

    マレニアがめっちゃパワハラ上司になってる〜!
    フィンレイさん可哀想に…

  • 151二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:24:09

    めいさく(デケデケデケデケデケ)エルデンリング苦労人シリーズはもっと見たい

  • 152二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:25:45

    忘れてたけどローレッタちゃん女の子だったか。
    聖樹騎士はもうダメみたいですね…

    ……やっぱりコレって魅了されt

  • 153二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:33:34

    心労が祟ったからフィンレイちゃんは腐敗ゲロ吐くんだよね……

  • 154二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:44:57

    マレニアさんついに実害が出たか。
    まさかケイリッド侵攻はミケラ布教の一環だった…?

  • 155二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:57:26

    >>154

    ─ラダーンは宣う。


    “確かに、愛い。しかし、同じく兄妹という間柄であれば、私の妹のラニの方がかわいいな。

    すまぬ、マレニア殿。しかし、それは貴公とて同じだろう。自分の家の者の方が圧倒的だと感じるのは。

    ははは、どこも同じなのだな。そうだな。ラニの“ふあんくらぶ”なるものが存在しているらしいし、一応ジェーレン辺りにもちかけてみよう”


    しかし、マレニアが他の“偶像”《アイドル》の存在を認めるだろうか。

    デミゴッドにおける破砕戦争の目的は大ルーンだとされているが、各々の真の目的に近づけた者は自身しかいない─

  • 156二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 23:09:18

    破砕戦争が推しの布教対決だったとしたら「愛されたから愛したのではない 彼はただ愛したのだ」っていうかっこいいモーゴットがめちゃくちゃ弁えたオタクみたいになるじゃん

  • 157二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 23:10:40

    破砕戦争は覇妻戦争だった……?

  • 158二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 23:12:18

    >>155

    若者の文化に馴染みがないけど頑張って覚えようとしてるおじさん感が良い。

  • 159二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 23:13:12

    これは二本指様が呆れるのも止む無し。

  • 160二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 23:42:49

    話がまた戻るけどたしかに3の火守女とハイータちゃんの共通点多いよね
    ・主人公の巫女
    ・目を隠している
    ・死亡する(場合もある)
    ・瞳を渡すことができる。
    ・かわいい(かわいい)
    つまりエルデンリングのメインヒロインはハイータってコト…⁉︎

  • 161二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:12:34

    ハイータの良さはあげるものうまそうに食うところだからな
    愛嬌 is 最強

  • 162二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:12:47

     ─あぁ、貴方ですか。何か御用でしょうか……え?あのブドウ以外にも食べてほしいものがある、と?
    ……分かりました。いつもブドウをくださるあなたのお願いです。謹んで、お受けしましょう

    これは……変わった食感ですね。固いようで、噛んでいると溶けて、口の中に散らばったものが纏わりついてきます。
    だけど、嫌じゃない。甘みがそれを包み込み、付いてしまってもそれを舐めとるのに夢中になる。
    甘味も変わっていますね。クッキーのような砂糖の優しさとは違い、ほんのり苦みも籠っています。
    その苦みもあり、甘みと互いを高めあっている。そういった味わいです。
    うん、これはおいしいです。あ、もう食べ終わっちゃった……。

  • 163二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:13:03

    …他にも味があるのですか?……やった。
    より一層甘みを強めたものと、苦みの方に重きを置いたものですか。
    選ばせていただけるのですか?では、苦い方を。

    ……おお。これは苦いですね。ふふっ。さっきからそう言っておられますものね。
    でも、嫌な苦みではありません。…コーヒーでしょうか。あれが近いのですが、固形である分味わい深いです。嫌いではありません。
    少しだけ、先ほどのそれよりも固い気がします。砂糖を薄めているから?
    ……これに使われている豆の分量の違い、ですか。その豆が、味の違いを大きく際立たせるのですね。
    これ、私も好きですが、男の人などは食べやすいのではないでしょうか。女の人より甘いのが苦手という方は少なくないですし。
    父も嫌いではなさそう。……父、ですか?いえ、大した話ではありません。ただの推測です。
    うん、これもおいしかった。まだ食べたいのですが、まだ甘いのがあるわけだし良しとしましょう。

  • 164二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:13:18

    ……こんなに勝手に言ってしまっていますが、頂けますか?…ありがとうございます!
    あ、これも好きです!さっきの苦みがあるからより強く感じるのもあるでしょうが、甘みが強めですね。
    これはその豆の分量が少ない、といった感じですか。確かに、さらに口の中で溶けやすく思えます。
    牛乳の味なんかも大きく存在感を目立たせています。子どももおいしく食べられそうですね。
    私は一番好きですね。これは、あなたが作ったのでしょうか?…やっぱり!
    これを狭間の地で売れば、きっと人気が出ると思います!ならば、外の世界でも………。
    ああ、おいしかった。ごちそうさまでした。

  • 165二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:13:31

    貴方、ありがとうございます。先ほどのお答えと言い、恐らく私が初めてこれを食べたのですね?
    嬉しいです。こんなにおいしいものを最初に味わえて。
    ……名前は、なんというのでしょうか?まだ決めてないのですか……。すみません、私も思いつきません。
    ですがきっと、これに丁度いい良い名前が思いつくはずです!

    ……え?あまりにも具体的に、おいしそうに食べるから、また新しいのができたら持ってきてもいいかって?
    はい!もちろんです!私からもお願いします!!……できれば、さっきのそれもお持ちいただけるとありがたいのですが…。
    い、いえ、卑しい…ですね。…あ、ありがとうございます!楽しみにしています!


      ──いつからか、狭間の地発祥のそれは、しかし外の世界でも広く親しまれることになる。
        変遷こそあれど、チョコレートという名で──

  • 166二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:24:33

    よっしゃあ!!ついにハイータちゃん来たー!
    いっぱい食べる君が好き

  • 167二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:27:40

    >>162

    おぉ、感謝…変な葡萄なんかよりチョコ🍫お食べ

  • 168二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:49:26

    >>114

    シチュを考えたのなら!その時!衝動のままに!描けばいいんだよ!(荒ぶるリングのポーズ)

    それはともかく描きました。5作目です。


    (これで、いいのだろうか)

    人気の無い廃屋の中、褪せ人は1人思案する。

    (……いや、きっとこれが最適だ)

    思案の後、気合を入れるように自らの頬を打ち、懐から小さな鈴と灰の入った箱を取り出す。

    霊呼びの鈴、そして遺灰。この2つを用いることにより行う行為は、霊体の召喚。

    嘗ての命を再び現世へと呼び出す、奇跡とも言える行為。

    本来ならば特別な際に行うそれを、褪せ人は行おうとしていた。

    チリン、と鈴が鳴る。

    その音に答えるように、1人の霊が現界した。

    黒き刃、ティシー。

    霊体の中でも特に強い力を持ち、死しても名を忘れなかった霊体の1つ。小柄ではあるが黒いフードを被ったその姿に隙はなく、呼び出された今、鋭く周囲を警戒している。

    「……ティシー」

    褪せ人は、そんな彼女に声をかける。ティシーはその声に即座に応え褪せ人の方へと向き、

    『──!?』

    その刃を、向けた。熟練の暗殺者たる彼女は、しかし混乱の極地にあると言いたげに向ける刃は震え、1歩、2歩と後ろに下がる。

    混乱するのも違いあるまい。

    ティシーの知る主たる褪せ人は女性であり、

    目の前に立つ者は、男だったのだから。

  • 169二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:49:53

    その背は見上げるほどに高く、筋骨隆々なのが鎧越しにわかるほど体格が良い。厳しい面に、彫りの深い表情。目に入る情報全てが目の前の人物が男性であると報せてくる。
    しかし、目の前の人物に繋がり──霊体とその主の契約が認められるのも、また確か。それは、即ち目の前の男性が彼女の主たる褪せ人たる証拠になろう。そして、なにより、
    「……ごめん、驚かせてしまったね、ティシー」
    自らに、こんなにも優しい言葉をかけてくれるのは、主しかいないのだから。
    『──』
    故に、彼女は刃を懐にしまい、刃を向けてしまったことを謝罪するように顔を伏せた。フードの奥は空洞で、その表情を知ることは出来ないが、きっと沈鬱な表情をしている事だろう。
    「……うん、ありがとう、ティシー」
    自らの知る声とはまるで違う、低く重い声。だけど、その奥にある優しい色は、まるで一緒だった。

  • 170二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:50:20

    さて、どのようにして今の状況に至ったのか。それは彼女の出自に由来する。
    黒き刃。
    かつて存在した暗殺者集団。詳細は省くが、端的に言えば、それは全て女性で構成された集団であった。その中でも彼女、ティシーは同じ黒き刃に所属する母親を持ち、故にだろうか、
    男性に対する、免疫が少なかったのだ。
    褪せ人が違和感を覚えたのは、彼女を召喚し共に多勢に挑んだ際のこと。普段ならば、どんな怪物だろうと果敢に向かい軽快な剣技を魅せる彼女が、どこか脅えたように短剣を振るっていたのだった。
    もちろん、そのような雑兵に遅れを取る事はなく2人でもって蹴散らしたのであるが。
    しかし、ある時主たる褪せ人に霊体の、ティシーの感情が飛び込んできたのだった。霊灰を限界まで強化し生前へと近づけたことに由来する現象なのかもしれない、と調霊師たる金髪の彼女は語っていた。
    その感情は、恐怖。
    知らないものへの恐怖。自らより大柄なものに対する恐怖。それが、殺意を持って自らに襲いかかる恐怖。
    生前、母親を守り嬲られ殺された、恐怖。

  • 171二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:51:13

    褪せ人は考えた。どうか、このトラウマとも言えるモノを消し去ることは出来まいか、と。それは、男性相手では使い物にならない、という道具に対する想いではなく。
    『──ああ、どうか、娘を、よろしくお願いします──』
    あの封牢で出会った、彼女とよく似た、けれどより熟した腕を持つ女性との約束ゆえか。
    そして、考え、考え抜いた結果として。
    ならば、自分が男性になればいい。
    と、そう結論づけたのであった。

    刃の交わり合う音が、人気のない荒野に響く。
    片や黒い装束を身に纏い、闇に溶ける暗殺の刃。
    片や重厚な鎧に身を纏い、大柄の刃を振り落とす、戦士の刃。
    柔と剛。まるで対極の戦士が2人、荒野にて相対する。
    常に死角を捜し、的確に致命を狙う黒き刃。しかし、幾度も振るわれた刃は盾によって防がれ、その重い刃からは考えられない程の速度を持って返される。
    そんな一進一退の戦は、
    「……はあっ!」
    『──っ!』
    褪せ人が攻めに転じたことで、決着を迎えた。先程までの俊敏な動きが嘘のように硬直し、褪せ人の振るう刃がその首を撥ね──
    「……終わり、だね」

  • 172二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:51:54

    ──る、ことは無く、紙一重の位置で停止する。だが、それは彼が彼女の首を取れた証拠であり、
    『──』
    彼女、ティシーは膝を着いた。黒いフードを俯かせ、体を震わせている。
    まるで、涙を流すかのように。
    「……ティシー」
    褪せ人は、そんな彼女に向かって近付く。彼女はびくりと身体を震わせるが、彼は気にしない。そっと膝をつき、彼女と視線を同じくする。
    『──』
    フードの奥は、空洞。本来顔があるべき箇所にそれはなく、ただ暗闇が拡がっている。だが、何故だろう。彼女の想いが、彼に伝わる。
    間違いなく、彼女は泣いていた。
    彼は、そんな彼女をそっと抱きしめた。
    『──!』
    体をさらに硬直させ、震えるティシー。
    「……大丈夫だよ、ティシー」
    けれど、彼は、彼女は、そんなティシーに対して優しく、ただただ優しく声を掛ける。
    「私が、ついているから」
    徐々に震えが止まり、縋るように黒いフードを褪せ人の胸板に擦り付ける。
    「一緒にがんばろう?ねえ、ティシー……私の大切な、相棒」

  • 173二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:52:34

    その日から暫く褪せ人は彼として生きることとなり、ティシーとの稽古は数日にわたって続いた。
    少女ではあるが、彼女は伝説にも残る暗殺者だ。
    動きは日に日に良くなり、今や褪せ人が本気の殺意を向けても動じることなく、相対するまでに至った。それは、相手が信頼する褪せ人だからというのもあろうが、大きな前進といってもよいだろう。
    (そろそろ私も元に戻りたいしねー……)
    あと数回あの子と稽古したら、レナラ様の元に赴き、元に戻してもらおうと決意し……下半身の疼きを感じた。
    「……っ、はぁ……」
    元の性別に戻りたい理由は数あるが、その大きな理由の一つが“これ”だ。
    腰布を盛り上がらせているそれは、嘗ては無く、今はあるモノ。
    つまり、男性器、であった。
    「っはーっ……」
    もう一度深く溜息を零し、念の為周囲を確認してから腰布を下ろす。すると、自らの巨躯に似合った、大きな一物が。
    (……確かに、男らしい姿を願ったけど)
    そこまでしろと入ってない。と脳内でのみ満月の女王に向け文句を愚痴りつつ、自らの手を伸ばす。
    「っ、は、ぁ」
    自慰。元は女性であれど、今は男性。そして、元が女性であったからこそ、その湧き上がる性欲の発散が必要だった。元から男性であれば体が慣れているのであろうが、生憎と女性としての性欲しか知らぬ彼女にとって未知の感覚。だからこそ、定期的に発散しなくては性欲が溜まる一方だったのだ。

  • 174二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:53:00

    そんな時に、あの少女を見てしまえば、
    1度、性欲の発散をせずに稽古に励んだことがある。その時の記憶は、はっきりいって、無い。僅かにある記憶は、鎧によって隠された、だがはっきりと体の形が浮きでているその姿に、
    欲情、してしまったこと。
    自らのうちに潜む獣が、解き放たれんと暴れていたこと。
    その時は事なきことを得たが、きっと次はないだろう。
    (……この性欲も、理想の男性像、なのかなぁ……)
    だからこそ、稽古の前には1度、自慰を行い性欲を発散させるのが日課となっていた。焚き火を用いて証拠隠滅も欠かさぬその行いは凄まじい疲労感と屈辱を感じるが、仕方の無いことだろう。
    「っ、くうっ……!」
    しばらく扱き、一際大きな波がその身を襲い、
    自らの油断に、気付いた。
    体を揺らしたせいで、霊呼びの鈴が懐から地に落ちる。そして、傍らには稽古のため準備していたティシーの霊灰。その結果。
    ちりん、と音が鳴り響いた。
    『──!』
    時間帯からして稽古だと理解していたのだろう。どこか嬉しそうに呼び出された彼女に、
    「……え、あ、くううっ!」
    吐き出された精が、襲いかかった。

  • 175二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:53:31

    旅の中、幾度となく死地を渡り歩き、幾度となく死線を見てきた。だが、これほどまでに、
    死にたい、と感じたことは無かった。
    「……」
    『──』
    言葉の紡げぬ私を尻目に、彼女は白い体液のかかった自らの体をを見やる。黒い鎧に白い液は酷く目立ち、月の光によってテラテラとてかる。その光景に、私は、
    (……あ、これ、やば)
    再び、下半身に熱が集まるのを感じる。そして、彼女の視線は自然と、いきり勃つ、それに、
    『──』
    「あ、まって、これは、その、違くて」
    黒いフードの奥の暗闇は相変わらず感情を読めなくて、責められている気になり支離滅裂な言葉を発してしまう。
    「ご、ごめん、ごめんね?ティシー……」
    口から謝罪の文が出るが、男根を反らせたまま言ってもなんの説得力もないだろう。
    『──』
    ティシーは、何を思ってか、へたり座る私の横に座り込み、
    『──』
    その鎧を、外した。
    「……ぅえ?」
    こちらの混乱を他所に、カシャリと音を立て黒色の鎧が、手甲が、足甲が、その身から外され、
    生まれたままの姿となった、彼女がそこにはいた。
    「……っ」
    思わず、唾を飲む。正直に言って、そこに肉体はなく魔力によって鎧を動かしているものだと、そう思っていた。しかし、違った。首から上は揺らめくように何も無いが、それより下には確かな肉体があった。月に照らされた、半透明のその肉体に、
    「……ティ、シー」
    ああ、だめだ、だめだ何を考えている私それ以上は戻れなく
    彼女は、誘うように、自ら、股を開き、
    獣が、解き放たれた。

  • 176二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:54:58

    大柄の男性が、小柄の少女を覆い潰す。傍から見ればおぞましき行ないにしか見えぬその光景。
    「ティシー、ティシー、ティシーっ!」
    しかし、声を荒らげるのは男ばかり、その声も苦悶が混じりながらも根には愛情を感じる声だ。
    『──っ!』
    対する少女は、声を発さない。それは、彼女が霊体ゆえか首から上が無いためか。けれど、彼にその細い四肢を大きく広げ組み付くその姿には、確かな愛情を感じる。
    彼の巨根は容赦なく彼女の小さな膣を行き来し、時折精を注ぎ込む。
    「く……っ、ティシー!」
    けれど、終わらない。精を吐き出しながら挿入を続け、彼女の膣からは入り切らない精が漏れ出す。
    『──!!!』
    達したのだろうか、声を発することなく背を仰け反らせる。しかし、止まらない。獣はただひたすらに腰を振るい、少女を犯さんと襲いかかる。
    それは、正しく彼女の思い浮かべる“恐ろしい男”そのもので。
    『──』

  • 177二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:55:25

    少女は、悦んだ。ああ、私は、貴女の特別に成れたのだ、と。
    誰にでも優しい貴女。誰よりも強い貴女。こんな私のために身を賭してくれた貴女。
    自分は道具でいい、そう思っていた。だからこそ、自分が許せなかった。道具はどんな時でも持ち主の期待に応えねばならない。それが出来ぬ物など屑以下だ。
    私は、そんな屑以下だった。
    相手が男性であるだけで身がすくみ、十全の実力を発揮できなかった。人を殺す以外に、私のできることなどないというのに。
    そんな私に、貴女は、ああ、貴女は!
    優しく、抱きしめてくれた。
    自らの性別まで変えて、共に克服しようと言ってくれた。
    あの時、私の中で何かが変わったのだろう。
    思ってしまったのだ。
    貴女が、欲しい、と。
    「っ、は!ティシー!」
    そんな浅ましい願いが、今、叶った。彼、彼女。どちらでもなくどちらでもある貴女は私を情欲の目で見ている。その目が、たまらなく恐ろしく、
    堪らなく、嬉しいのだ。
    『──』
    ああ、我が主。我が王よ。
    どうか、最期まで貴方のお傍に、居させてください。
    その為ならば、道具にでも、性の捌け口にでも、なりましょう。

    主は暗殺者の真意を知ることなく、夜は続く。暗殺者は、この日、確かに1人の王を殺したのであった。

  • 178二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 00:57:37

    全国一千万のティシーちゃんファンの方、申し訳ありませんでした。これも全部勝手に私の指を動かす二本指ってやつの仕業なんだ……

  • 179二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 01:07:35

    >>178

    マジかよ二本指最低だな、一本指をくれてやる(中指)

    それはそれとして素晴らしくエッチでした

  • 180二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 01:43:06

    エーブリエタースがイケるよって人は、ミミズ顔についてどう思う?

  • 181二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 01:44:16

    掲示板はそんなもんだけど、スレ立てのキリ番が近づくと活動が緩やかになるように思える……そこから盛り上がってもスレ変わっちゃうしね。前回スレ立てしたので誰か薪になってくれれば……

  • 182二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 02:45:46

    まぁssとか概念投げるなら反応欲しくなっちゃうもんだし仕方ないね。
    ラダーン祭りって言うと漢臭く感じるけど、ラダーンフェスティバルって言うと同人即売会っぽく聞こえるよね

  • 183二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 02:53:36

    今日もpixivを巡回してセルブスが出てるエッチな絵のタグに「魔術教授セルブス」を追加していく任務の時間だ

  • 184二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 08:23:03

    ラニ関連でレナやメリナとの関係がもうちょっと情報あれば3Pの話題も出たかもしれないな

  • 185二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 08:25:48

    このスレのGL,NL(?)がティシーを支える⋯ ある意味“最強”だ

    それはそうとお描きくださり誠にありがとうございました!
    もう自分の目と股間の氷結の針からは我慢できず汁が滴っております

  • 186二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 08:47:00

    >>183

    お前セルブスのこと、好きなのか…?(青春)

  • 187二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 08:48:45

    >>180

    お前は美少女とゲテモノを同一視するのか?そういうことだよ()

  • 188二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 08:52:15

    ライオネルはベッドの上でフィアに抱かれて死んでるっぽいけど、「俺はあの子の父として彼女を守る」的な誓いをしてたライオネルがフィアに誘惑されてベッドインしたと思うとエッチ

  • 189二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 11:49:55

    190付近になるとやっぱり進みが遅くなるね
    立ててくるか…

  • 190二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 11:51:31
  • 191二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:02:45

    単純に時間帯の問題なのでは?

  • 192二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:07:43

    平日昼間だからねぇ

  • 193二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:08:35

    あと春休みが終わったのもあるかもね。

  • 194二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:13:11

    俺たちの春休みはこれからだ!(GW)
    マジでその時に一気にエルデンリングクリアまで持っていきたいわ

  • 195二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:20:34

    埋め
    マレニアの臭いは絶対臭いけど、ミリセントさんの匂いはどうなんだろうか

  • 196二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:29:11

    >>195

    あの世界体臭対策とか無さそうだしまぁ臭いでしょ

  • 197二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:30:13

    うめうめ


    毎回スレの終盤になるとそのスレの目次を入れたい衝動に駆られるけど(ライカード >>14 とか)需要ある?

    まあスマホだと打ちづらすぎて結局挫折するんだが

  • 198二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:30:45

    マレニアは絶対良い匂いじゃないかな
    もっとも、兄さ…ミケラの方が良い香りだけど

  • 199二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:31:09

    >>197

    正直次スレの最初の方に前スレの目次があると見やすくて嬉しいかな

  • 200二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 12:32:05

    200ならハイータちゃんのブドウもぐもぐタイム突入

オススメ

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