- 1二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 23:47:22
- 2二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 23:54:47
外から聞こえてくる沢山の悲鳴で目を覚ました俺は、窓から見た階下の光景に絶句した。
学P「なんだ、人が人を襲って…食べてるのか?」
それは正に海外のホラー映画で見るような世紀末と呼ぶに相応しい光景だった。
正気を失った大勢人が逃げ惑う人々に掴みかかり、噛み付き、皮膚を、肉を食いちぎる。
やがて意識を失った被害者は、同じように白目を剥き、唸り声を上げて他の仲間たちと共に逃げ惑う人に襲いかかる。
学P「う"っ…」
あまりに凄惨な光景に吐き気を催す。
トイレに駆け込み、一度全てを吐き出して状況を整理する。
学P「dice1d3=1 (1) 」
1.まずは情報収集だ
2.まずは安全確保だ
3.まずはdice1d13=9 (9) さんに連絡しよう
- 3二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 23:56:18
情報収集の手段dice1d3=2 (2)
1.テレビを見る
2.ラジオを聞く
3.SNSを見る
- 4二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:01:30
テレビは繋がらず、スマホも圏外になっていた。
俺は万が一の為に購入していた、防災セットの中からラジオを取り出して電源を入れる。
学P「ある薬品メーカーの研究施設内で試験段階の薬品を吸ってしまった研究者が他の研究者を襲い、ウイルスのように感染が拡大した・・・そんなことが現実に?」
まるで映画やゲームの中のような話だが、実際に現実に起きてしまっている。
感染はdice1d4=4 (4) に拡大している。
1.天川市内
2.県内
3.日本全域
4.世界中
- 5二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:09:14
- 6二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:12:44
学P「…そういえば朝ご飯すら食べていなかったな」
けたたましく音を鳴らす自分の腹に急かされて、俺は力なくフラフラと冷蔵庫の前に移動する。
しかし中にはロクに食材も残ってはいなかった。
学P「そういえば最近、プロデュースが忙しくて買い物も行けてなかったな…」
一周まわって冷静に現状を言語化している自分。
外に出ればゾンビの大群がいる現状で、食料を調達する方法を考えなくてはならない。
学Pはdice1d3=2 (2)
1.隣室に侵入する
2.初星学園に向かう
3.近くのスーパーに向かう
- 7二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:14:40
学P「初星学園ならここから近いし、食べる物もあるだろう。もしかしたら、誰かと会えるかもしれない…」
そう考えた俺は必要な荷物をカバンにつめると、服を着替えて玄関へと向かった。
学Pの移動方法dice1d3=1 (1)
1.徒歩
2.バイク
3.車
- 8二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:15:32
今のところ希望が見えないな
- 9二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:18:11
- 10二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:22:19
学P「よし、とりあえず寮は出られた…あとは」
表に出て屍の群衆に見つからないよう、初星学園に向かって走るだけ…そう思った瞬間、足元に転がっていた空き缶に気づかなかった。
大きな音を立てて蹴り飛ばされた缶が地面を跳ね、ゾンビたちの注意を引く。
その視線はやがて、自身の失態に気づき全力で初星学園に向かって走る俺の背を捉えた
学P「クソ…!アイツら、なんで足速いんだよ…!」
背後から迫る20、いや30はいようかという死の軍勢に、俺はただただ逃げるしか無かった。
学Pはdice1d3=2 (2)
1.初星学園に逃げ込む
2.近くのコンビニに逃げ込む
3.dice1d13=9 (9) に助けられる
- 11二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:25:19
後ろからゾンビ、向かう先にもゾンビ。
逃げ場を無くした学Pは咄嗟に通りのコンビニへと駆け込んだ。
電気も止まり、動かなくなった自動ドアを無理やり手でこじ開けて中に飛び込む。
その直後、コンビニ前まで来たゾンビの集団はdice1d3=3 (3)
1.コンビニに向かってきた
2.コンビニ周りを徘徊し始めた
3.コンビニを素通りしていった
- 12二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:28:36
学Pの存在に気付かず、初星学園の方角に向かって全力疾走するゾンビの集団はコンビニを素通りしていった。
その光景を窓越しに見ていた学Pは胸を撫で下ろす。
学P「ふぅ…いったか。本気でタヒぬかと思った」
そして逃げ込んだコンビニは、他にも同じ考えの人がいたのか商品棚は既に荒らされて床には商品が散らばっており、誰かが漁った後のようだった。
また冷凍食品やアイスは既に溶けきっており、ビショビショになっていた。
学P「残っていて使えそうな物や、今だけでも食べられる物を食べておこう…」
コンビニに学P以外の人はdice1d2=2 (2)
1.いる
2.いない
- 13二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:33:17
俺は残っていた食品で腹ごしらえをし、残りやカッターなどの道具をカバンにつめる。
学P「これで、一時的には持つだろうか?」
しかし食料はこの量では数日も持たない。
やはり初星学園に向かって補給するべきだろう。
ゾンビは群れで行動する習性があるのか、先程俺を見失った大群に釣られて付近のゾンビたちは数を減らしていた。
学P「これなら初星学園までたどり着けるぞ…!」
こうして学Pは再び初星学園へと歩き始めた。
学Pはdice1d2=2 (2)
1.初星学園にたどり着いた
2.初星学園に着いたが、ゾンビが多くて近寄れない
- 14二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:36:21
学P「どうやら先程の軍勢が初星学園の周りを徘徊しているみたいだ…」
つまり、この辺り一帯のゾンビを俺が引き付けて学園付近に集めてしまった…のか?
初星学園はdice1d3=1 (1)
1.敷地内全域が安全
2.校舎内のみが安全
3.既にゾンビが侵入
- 15二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:39:09
- 16二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 00:41:36
俺はカバンの中から先程、コンビニで飲んだ缶ジュースの空き缶を取り出すと、それをなるべく遠くの方に全力で投げる。
案の定、地面に力強く叩きつけられた空き缶は大きな音を立てて宙を舞い、また地面に落ちて音を鳴らす。
その度にゾンビたちはゾロゾロと空き缶の方に集まる。
その隙に俺は初星学園に近づくと、正門を這い上がって敷地内に侵入した。
こうして俺は初星学園にたどり着くことができた。