- 1本はまだ生きている25/07/19(土) 07:52:27
- 2二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:53:45
ファウストは最初から置いとけ
- 3二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:53:54
新刊にされた人がいませんか?
- 4二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:55:39
これ補修授業部存在してる?
- 5二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:56:03
レッドウィンターでは生徒が本を作る
トリニティでは生徒で本を作る! - 6二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:58:12
いあ!いあ!くとぅるふ!
- 7二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:58:48
☆☆☆☆☆ 一言で言うなら時代がそれを許さなかった
二人の邂逅は昭和15年、白洲アズサ61歳、百合園セイア15歳のことであった。
老いたりとはいえ血気盛んなアズサが百合園セイアに後れを取るということはない。
若い百合園セイアのバナナを揉んでやろうという気概は当然持っていた。
本書は『なぜ』の部分にスポットを当て、関係者たちの証言によって進められるドキュメンタリーである。
平塚らいてう、山田わか、児玉誉士夫、田岡一雄、梶原一騎などへのインタビューによって、官能的とも言われた寝技を駆使し『やわ肌の晶子』と異名をとった柔道活動や、東スポ誌上で行われた論戦の顛末が詳細に浮かび上がる。
そこには若い力道山に対する親愛の情や、これから花開かんとするプロレス文化への期待が読み取れる。
『なぜ殺さなかったのか』ではなく『なぜこの二人が同じ時代を生きたのか』を書き起こした著者渾身の一冊である。
このレビューは参考になりましたか? はい/いいえ - 8二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:06:46
- 9本は誰でも貸出OKです25/07/19(土) 08:27:00
「へえー コハルさんってそんなエッチこと考えてたんですね……
こんなおっきい水晶埴輪を使って毎晩毎晩してたんですか?」
(ち、ちがう!勝手に見ないで!)
「しかも妄想を一日中してるせいでどこもかしこもエッチな挿絵だらけ
先生に乱暴にされたいだなんて 破廉恥ですわ
死刑死刑って言っておきながらエッチなのはコハルさんの方じゃないですか」
(う、うるさい!)
「あら、ミカ様ともそんな関係が?
なかなか大切に思われてるご様子で
魔女を揺するのに使えそうですね?」
(待って、やめて!)
「ルールを守らなかったコハルちゃんが悪いんですよ?
すいません、この本って貸出できますか?」 - 10二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:43:54
- 11二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:47:59
というわけで
本にされてエッチな妄想とか大切な思い出とか全部見られるのってエッチだよね…っていうスレです - 12二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:50:26
エニグマかよ
- 13二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:51:38
君怪文書貼りたもうことなかれ
- 14二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:57:16
他のやつを書くのもやぶさかではないんだけど
ネタと需要がわからないんで色々レスしてってください - 15二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 08:57:28
素晴らしい概念だ
忠告しておくとどうせ岸辺露伴ごっこが始まるだろうから嫌ならあらかじめ釘刺しておくべき - 16二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:00:05
- 17二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:00:57
- 18二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:05:35
本になってる生徒を取り返す方法もあるといいな
- 19二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:05:55
- 20二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:10:32
意識も感覚もある少女のページを捲るのって……凄くいい
- 21二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:15:29
- 22二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:17:01
2、3日お仕置で本にされて赤裸々に心情とか読まれるなら...まぁ可愛そ過ぎないから
- 23二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:19:23
- 24二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:20:09
ところで貸し出し可能ってどれくらいの期間ですかね?
- 25二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:26:57
そこにはおでこ、ほっぺた太もも等様々な場所に貸出禁止のスタンプを押され、出席日数が足りなくなり補習授業部にまたぶち込まれるヒフミの姿が
- 26二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:28:10
- 27二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:31:49
ホラーっぽかったけど元に戻してくれるならホラー感うすくなるな
- 28二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:33:41
- 29二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:39:09
アズサ「...」
ハナコ「ヒフミちゃん、来ませんねぇ」
コハル「もう!補習授業部の部長なのにどこほっつき歩いてんのよ!」
"あはは、私も連絡してみてるんだけどね..."
アズサ「...まさか...?」
図書館
アズサ「あ、すまない...少し聞いていいだろうか(小声)」
シミコ「はい?なんでしょう?」
アズサ「...最近、ヒフミは来ていないだろうか...?」
シミコ「あ!いらっしゃいますよ、ご案内しますね!」
アズサ「またか...」
みたいな感じ? - 30二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:42:18
ファウストって題名が古典的だからナギちゃんやセイアちゃんあたりが意図せず借りていきそう
- 31二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:46:33
まぁ破れたり汚れてもウイが何とかしてくれるから...命をウイに握られてるっていう状況にはなるけど
- 32二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:48:00
- 33二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:49:35
112人のスケバンとかが本にされたんだろうな
- 34二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:52:45
- 35二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:53:43
図書委員はみなこの技術を修めているのか
- 36二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 09:55:22
スケバンとかヘルメット団とかそういうのが図書館で悪さしたから順番に本にしていった結果とかでしょ
前者は学籍あるからそのうち元に戻してやらなきゃいけないかもだが後者は人権ないからずっと本 - 37二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 10:06:25
アズサ「...というわけでヒフミはいま本になっている、この状態でも視覚や触覚、痛覚等はあるらしいからとりあえず補習授業を受けさせるために借りてきた」
ハナコ「あらあら...ヒフミちゃん悪い子ですね?」
"キヴォトスってすごいんだなぁ..."
コハル「...普通に怖くない?この状態でもし破れたりしたら...」ツンツン
アズサ「もし、汚したり傷つけてしまっても図書委員長が修復できるらしい...ただ...」
"ただ?"
アズサ「今度は傷つけた人が本になる」
ハナコ「...」
コハル「...」
"...丁寧にしようね?"
アズサ「うん」 - 38二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 10:16:25
まあ、図書委員会として本にしたんだからその本をわざと傷つける輩も処すよね…
- 39二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 10:21:59
- 40二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 10:24:56
何気にルルイエ異本があるのヤバくね?
- 41二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 10:25:07
仕事がひと段落したので読書でもしましょうか
そう思って『ファウスト』を手に取りました
やはりヒフミさんみたいなカラーリングですね
古典小説にしては少々ファンシーな気がしますが……
さてと、
一息ついて本を開くと、そこにはヒフミさんの泣き顔が?!
ヒフミさん?どうして?本にされるなんて一体何を?
というかなんで本のタイトルが『ファウスト』なんですか?
そういえば覆面水着団というブラックマーケットで活動している組織のリーダーがファウストだと……
そういえばヒフミさんはブラックマーケットに出入りしていたという報告があって実際、何度か授業を抜け出してますし
つまりヒフミさんがファウストでファウストがヒフミさんの可能性が……
いえいえ、人を信じなかった結果があれですから
これもきっと勘違いですよね
>そう思ってナギサは目次のページを開いた
>第15章-第5話『覆面水着団 ファウスト』
>ナギサは卒倒した
- 42二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 11:05:34
トリニティ総合学園に存在する図書館、そこには膨大な数の本が保管されている。
そして図書館自体は在籍する学生以外でも利用できるという。
その話を聞いた私は早速外部からの利用者として図書館を訪れていた。
(...すごい蔵書数だ...)
情報通り、とても読み切れないであろう量の本が壁や区切りのように置かれた本棚にびっしりと詰まっていた。
壁を背にちらりと周囲を見やる。
(...司書は...いないな?)
人がいないことを確認した私は素早く数冊の本をカバンに詰め込む。
箱型の硬いカバンだから外からではものが増えたことは分からないだろう。
その後何食わぬ顔で一冊の本を手に取り、読書スペースへ向かい、読書を始めた。
盗もうとしていることがバレないようにカモフラージュだ。
...適当に掴んだ本だったが、タイトルは...『盗賊退治』...?
...背筋に汗がつかたう感覚がした。 - 43二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 11:15:50
内容は堕落した人間が盗賊に落ち、城の宝物を盗もうとしたところを仲間ごと番人に退治されるという在り来りなものだった。
(しかしこれは...)
主人公の盗賊の来歴や結末は実に在り来りなものだ。
しかし舌を巻くのはその心理描写。
実際に体験でもしない限りこうはならない...
著者が主人公本人で、自伝を書いているのではないかと思うほど、その時々の感情が読み取れるものであった。
(もしかしたら私が知らないだけで、有名な作品なのかも)
読み終えた本を閉じ、後で調べてみようとメモ紙にタイトルをメモして本棚に戻す。
...さてここからが本番だ。
私はこの図書館から本を持ち出すためにやってきたのだ。
理由はもちろんお金が欲しいからに尽きる。
まぁ私もあの本の主人公同様在り来りだな。
...出口付近まで戻ってきた。受付に座る委員会の役員だろう少女に会釈し、外に出る。
第1関門クリア、次は入口から視界を切る...これもクリア...
最後はこの学園の敷地から出ればもう私を追う者はいないだろう。
早足で門に迫る。
あと数センチで門を跨ぎ外に出られるというところで瞬きを1回。
「え?」
意識が暗く沈む。
何が起こったのだろう?
体の感覚が薄れていく...
...薄れゆく意識の中、入口にいたあの役員が笑顔で見下ろしているのが見えた気がした...
- 441/425/07/19(土) 12:24:24
ヨシミ「ちょっとアイリ!何やらかしたのよっ!」
テーブルの上にはいかにもチョコミントといった風貌の本が1冊
アイリ「その……本にアイスをこぼしちゃって」
カズサ「あぁー、急いで図書館に持って行ったら許して貰えるはずだけど」
ナツ 「不当な折檻なら伝説のスケバンキャスパリーグが」
カ「ナツ、あんたねえ……
まあその時は力を貸すけど……」
ア「私が悪いの
こぼしたの夜遅かったから明日でいいかなぁって思ってたら
そのまま忘れて3日くらい放置しちゃったの」
ヨ「アウト!かんっぜんにアウト!!」
ナ「それは流石に許されないよ〜、アイリ君」
カ「あぁー、それはダメかも
まあ、色々手伝うから安心して」
ナ「スイーツ部は一蓮托生、困った時はお互い様、だよ」
ア「あ、ありがとうヨシミちゃん、カズサちゃん、ナツちゃん」 - 452/425/07/19(土) 12:26:10
ア「……。」
ナ「どうしたんだい、アイリ君」
ア「……食べたい」
ヨ「え?」
ア「私もスイーツが食べたい!!」
カ「お、落ち着いてアイリ」
ア「だって!みんながお菓子を食べてるの横から見てるしかないんだもん!
完全にスイーツ・トーチャリングだよ!拷問だよ!」
ヨ「でも、本のままじゃ食べられないでしょっ!」
ナ「!!待ちたまえヨシミ君」
カ「うわっ、なんか嫌な予感する」
ナ「我々は固定観念に囚われているのではないか?
本はスイーツを食べることはできないという固定観念に」
ヨ「ちょっと!?何言ってるの!?」
ナ「考えても見て欲しい
この本はどういうわけか視覚も聴覚も嗅覚も触覚も残ったままなのだよ
であるなら、味覚もまた同様にあるのだろうと推測できる
さらにどこが腕で、どこが足かの感覚もそのまま
ならば口だった場所もあるはずだ」
カ「ええ…まあそうかもしれないけど」
ナ「ならばそこにスイーツを置けばアイリもスイーツを食べられる可能性は大いにあるというわけだよ」
ヨ「そうはならないでしょ!」
ア「お願い!食べさして!」
カ「アイリ?!」
ア「私、そろそろスイーツを食べないと死ぬ気がするの!」
カ「くっ、そこまでいうなら……」
ナ「スイーツ部は一蓮托生!カズサ!ヨシミ!ジェットスイーツアタックを仕掛けよう!」
ヨ「どうにでもなれ〜!!」 - 46二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:26:37
"ファウスト"を読んだ生徒はその後どういう訳かキモイ鳥を崇拝し始めるという噂が……
- 473/425/07/19(土) 12:27:23
"その結果がこれなんだね"
レイサ「何やってるんですか!杏山カズサ!」
カ「ち、ちが、あまりにもアイリが可哀想だったからつい勢いで……」
ナ「振り向いたらシミコが怖い笑顔で突進してきてたのは流石のキャスパリーグも恐怖したようだね」
"ちょうど通りかかったところだったんだね"
ア「うう、もう思い出したくない……」
レ「とはいえみなさんこれからどうするんですか
私でよければお手伝いしますけど」
カ「あ、その……本当にいいの?レイサ」
レ「助けるのは自警団として当然のことですから、大丈夫ですよ」
ア「ほんとにごめん!」
ナ「おお、レイサ、我らの救世主よ……」
"無事なんとかなりそうだね
ところでレイサ?"
レ「先生!どうされましたか?」 - 484/425/07/19(土) 12:28:25
"シミコから『この後、一緒にスイーツビッフェでもいかがですか?』ってお誘いが来てるんだけど、一緒にどうかな?"
カ「はあ!!?」
ア「シミコちゃん??先生??」
ヨ「嘘よね?嘘よねっ!?先生!?」
ナ「くっ、だが我らはレイサはそのような誘惑には屈しない!!」
レ「はい、この宇沢レイサ、先生にお供します!!」
カ「宇沢レイサァ!!」
ヨ「こんの裏切り者!!」
ナ「鬼!悪魔!スーパースター!」
ア「うわぁあん!もう図書館はこりごりだよぉ……!!」
(アイリスアウト) - 49二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:28:38
図書館で騒いだら…
- 50二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:29:35
生徒でできた本だから精神に影響のある本もあるかもしれない
- 51二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:33:13
古書館で悪事(わるさ)かますと図書委員が来襲(く)る
かな? - 52二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:33:24
人を信じていなくても集めた情報から導きだされる回答が真実だったとかそりゃこうなる…
- 53二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:33:38
- 54二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:35:02
- 55二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:42:40
- 56二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:44:33
- 57二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:45:27
- 58二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:47:25
翌日以降戻れたけど見られる目が労り混じりでさらに様子見にセイアちゃんが訪れてくれるようになったけど内心読まれてるから滅茶苦茶複雑な心境のハナコか…
- 59二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:47:37
- 60二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:47:52
シミコを自分の都合で仕事抜けさせるとかシミコが仕事放棄で本になるか先生が本にされるかしそう
- 61二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:51:06
さらに言えば同じ韓国原産
- 62二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 12:56:23
- 63二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:06:03
シミコが固有結界で図書館を展開してるのを想像してしまった
- 64二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:07:46
過去のやばい生徒が本になって封印されてそう
- 65二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:08:25
- 66二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:09:43
この本にする謎技術?魔法をやってるのはシミコなのか?
図書館の魔術師と図書館の魔法使いが居る?? - 67二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:09:53
>>62とは別に作ってたやつがあるので投げますね
イチカ先輩は私のことどう思ってるんだろう?
ふと、そんな疑問が浮かんだ
だからイチカ先輩を本にするよう仕向けた
図書館は喧嘩両成敗
友達にお願いしてイチカ先輩と喧嘩すれば友達とイチカ先輩の2冊の本ができる
イチカ先輩の本は制服と同じ黒に赤の差し色だった
本を開いて私を探す
返却期限までしらみ潰しに私を探した結果
私は……いなかった
正確に言うなら私の存在は認知されている
でもそれはたくさんいる後輩の内の、ありふれた1人という認知であって私個人の存在はあまりにも薄められていた
そして私は知りたくなかった真実を知る
それは本になった私の友達、彼女の方が私より親しかったこと、そして彼女と喧嘩したことがイチカ先輩にとってショックだったこと
あの本にされたあの日でさえ、私はモブでしかなかったんだ
- 68二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:11:09
わ...ぁ...
- 69二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:11:37
定期的に構造が変わる謎のクソデカカタコンベがあるんだから、ルールを破ったら本にされる古書館くらいあるだろうな
- 70二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:13:34
喧嘩両成敗なら捨て身で嫌がらせが出来そうだけど、そういう悪意は感知されるのかな?
- 71二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:15:06
- 72二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:17:24
- 73二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:20:18
これさ、もしばらばらにされたら意識は...って考えたけど怖いので忘れよう
- 74二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:23:24
されてるでしょうね バルバラみたいなノリで
というか政敵を排除しつつ情報抜けるんだからやらない理由がないですよね
トリニティ的に
給食部と違って部員数が明言されてないのでシミコ以外にも司書はいると思ってます
そもそもアレ迷子になるレベルらしいのでシミコ1人で管理できなさそうなんですよね
あまりにも露骨なら対応してくれます
なんなら一回製本する司書さんが読むのでそこでおかしいな?って思ったらすぐに戻してくれます
一応製本、製本解除は道具さえあればどこでもできます
本にされた生徒は蔵書扱いなので返却されないと
図書委員会がカチコミに来ますし、無くしたなら遭難者を探すかのような捜索が行われます
直接生身の肉体をばらされるよりはマシです 本を直せば直るので
ページが欠けた場合はちょっと記憶とか消えるかもです
- 75二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:32:38
政治争いに用いられてるの知ったらキレそうだな…
もし起こるなら政敵蹴落とすとかに使うなって何週間か生徒目に見えて減りそう - 76二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:33:05
塵から復元できるウイ委員長を信じろ、完璧に戻してくれるぞ
- 77二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:34:10
こういう可逆性のやつ助かる
不可逆TFは可哀そうで抜けない - 78二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:35:45
- 79二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:37:06
- 80二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:42:47
ガチでヤバイ生徒の本はトムリドルの日記みたいに自力で動いて復活を企みそう
- 81二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:49:42
- 82二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 13:57:17
- 83二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 14:04:57
- 84二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 14:08:46
- 85二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 14:11:56
力を欲して知り合いに頼んで書き込んでもらって、おかしな作用しちゃって暴走して暴れちゃったあと、捕獲からの封印されて修復してもらうけど、それはそれとして長めに罰を受ける概念?
- 86二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 14:56:14
基本的には変わりません
人格とはある一点ではなくそれまでの経験の積み重ねによって構築されるため、
一文追加・削除した程度では何も変わらないのです
でも「存在しないはずの記憶が存在する」「存在するはずの記憶が存在しない」ことは精神に確実に負荷をかけます
結局のところ、本を汚すのは良くないってことです
なので本を汚した生徒を図書委員会が許さないわけです
汚れのせいで書き換わった判定になったらマズイですからね
ああ、そうだ。
どうしても勇敢になりたいなら生まれてから今までの全ての記述を書き換えるといいですよ
大抵はそれぞれの記述や肉体、周囲の人々との認識との矛盾で精神崩壊しますがね
自分を含めた全てを騙しつづける覚悟があるならば、できるかもしれませんね?
- 87二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:09:08
8番出口の図書館バージョンみたいなホラーゲーム
異変を見逃すな - 88二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:12:37
追記:これはあくまで長期的な影響で短期的には絶大な効果があります
自分を騙せている間は勇敢なままでいられるでしょう
もし矛盾に気づいたら?
一時的狂気で済めば御の字、下手すれば一生偽りの記憶に振り回されることになります
書き換えた記述が定着する前に司書に直してもらってくださいね
急げば間に合います
- 891/425/07/19(土) 15:47:26
トリニティ自警団のメンバーである私は先日、
図書館で「閃光と月光と夜警と夜想」という本を借りました
私はこの本に妙な親近感を覚えました
夜中の自室、いつも通りのラフな格好で机に向かい、本を読む
本の中身を見て私は驚いました
主人公がスズミ先輩その人だったから
でも世間には"ドウジンシ"なる本があってそこでは各校の生徒を主役に添えて書かれているらしいからそこまで疑問は持ちませんでした
ただそれ以上に驚いたのは「私」がいたことです
スズミ先輩の視点から見た「私」は私の記憶にある私とそう異なっていませんでした
もしかするとこの本はスズミ先輩の思っていることがそのまま書かれているのかもしれない、そう思いました
すると、私はこの本のある記述がどうにも忘れられなくなってしまったのです
「夏の日の光で照らされたワタさんの笑顔が網膜に焼きついて離れない」
もし仮に憧れのスズミ先輩が私のことを思ってくれているのなら……
そう思うと全ての記述が私への好意に思えて仕方がないのです
一文一文が私への愛などだとしたら?
- 902/425/07/19(土) 15:48:28
私は件のページを開いたまま、自分の股に手を伸ばし
スズミ先輩に好きにさせられる妄想を始めました
そうしたことを毎日毎日しました
返却期限が来たので1週間延長して、毎日毎日しました
この期間中、なぜかスズミ先輩と会う機会がないのもあって激しく慰めました
話は変わるのですが最近、スズミ先輩がおかしいです
どこか気まずそうな目で歯切れ悪く話しかけてくるようになったのです
一体何が原因なのかわかりません
でも、いいこともあります
スズミ先輩との距離が少し近くなりました
いつも少し離れたところに立っていたのに今は半歩離れたところにいます
この縮まった距離がこの上なく嬉しいのです - 913/425/07/19(土) 15:49:34
不良の鎮圧中、図書館に閃光弾を投げ込むというド級のポカをやらかして3週間ほど本にされました
明らかに目測を見誤ったって投げた私の責任ですし、司書さんにも他の利用者にも大きな迷惑をかけたので処罰を受け入れました
本にされたこと自体には問題はありません
どちらかというと最近休めていなかったため、むしろ都合がいいとも思いました
一番の問題は私を借りたのが同じ自警団のワタさんだということです
ワタさんは私の後輩で一緒にいて心地いいと感じるような、清楚な人です
いつも優しい笑顔で人を助けています
正直なところ、少し、憧れのようなものも感じていました
ただ、どうにも私が本にされたことに気づいていない様子でした - 924/425/07/19(土) 15:50:42
図書委員会はルールを破った利用者を本にしているという話はどちらかと言うとジョークやオカルト、あるいは、あまり触れるべきではないタブーとして扱われます
実際私も、初めて本にされた人を見るまでは嘘だと思っていましたし、
今回本にされたことでようやく心の底から本当のことだと理解しました
本にされることは他人の恥に直結しますし、かつては酷い目的で使われていたとも聞いていますから、好き好んで話す人は少ないですしね
話が逸れました
結局のところ、一番の問題とはワタさんが……その"1人遊び"を私の前で始めたことです
それも私の名前を呼びながら、
しかもあの清楚に思えた彼女が毎日のように"1人遊び"をしていると言う事実は正直いまだに受け入れらていないです
あまりにも気まずくて声をかける機会も失ってしまいました
1週間の延長が入った時は、もうすごい顔をしていたと思います
そんなわけで彼女とどのように顔を合わせるべきか、いまだに悩んでいるのです
いっそのこと全てを打ち明けるべきでしょうか
私にはこの感情が何かわからないのです - 93二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:54:48
あまずっぺぇ…のか?
- 94二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:58:41
科学方面のミレニアムにオカルトのトリニティか…
探せばカタコンベと古書館のほかにもいろいろ厄い建物がありそうだな、階段の踊り場とか旧校舎とかはホラーの定番だし - 95二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 15:59:26
- 96二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 16:02:09
この図書館のルールを造った生徒の本が図書館の一番奥にありそう
- 97二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 17:43:39
これ長編になるわ… ライブもあるし小出しにするね?
あと話の都合でオリキャラ注意 代名詞縛りは私の腕前だとキツイ
夜の図書館に侵入する2人の影
一方は正義実現委員会の制服を
もう一方は図書委員会の制服を着ていた
図書委員会のイコ「エスちゃん、本当にやるの?」
正義実現委員会のエス「うん、今日で生まれ変わるの」
イコ「じゃあ止めないけど」
エス「……。」
イコ「今日はシミコさんがいないし、他のみんなも帰ってるはずだけど もしいたら絶対見つからないでね
怒られちゃうから
シミコさんね、怒った時は本当に怖いから」
エス「うん、わかった」
- 98二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 17:44:50
図書館の扉を開ける
日中の静かさとは異なる静かさで少し肌寒く感じる
図書館の奥、司書だけが入れる扉
それは地下に続いており、長い廊下の先にある古い部屋に繋がっている
人を本に変える神秘的で狂気的な古代の技術の眠るその部屋は「製本室」
イコ「エスちゃん、あなたの物語をどうしたい?」
エス「勇敢な恐れ知らずの英雄譚にしたい
うん、昔から憧れだったから」
イコ「じゃあ、始めるよ
目を閉じて、夢を見るようになりたい自分を思い浮かべて」
眠気を誘う霧がエスを覆う
そして製本が始まった
イコは機械を動かしてエスを裁断し、折りたたむ
科学では説明のつかない魔法のようなプロセスを経て
エスは本になった
本を開き、いくつかの記述を追加する
英雄誕生のための新たな章
そして再び機械を動かす
折り目を伸ばして、紙を繋ぎ合わせる
時を巻き戻すように、道理を嘲笑うように
本は少女になった
続きはライブ終わった後に書き始めます 応援とか感想とか求む - 99二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 22:41:47
"ツルギ、連絡ありがとう"
「こ、こんにちは、先生
わざわざありがとうございます」
"大丈夫だよ"
"ところでその「様子がおかしくなった子」って?"
「はい、池井戸エスという名前に心当たりはありますか?」
"あるよ、臆病だけど譲れないものを持ってる生徒"
"個人で面と向かって話す機会はなかったけどそんな印象だった"
「きひひっ、彼女には私も期待してます
あっ、は、話を戻すと、彼女が最近『勇敢』になってしまっているのです」
"この流れだとよくない方向に『勇敢』なのかな?"
「はい、私と似ている戦闘スタイルになっています……
被弾を気にせず暴れるような、激しい戦い方です
前まではすぐに手が震えて狙いが定まっていなかったことを考えると
劇的な変化です」
「ただ、私と決定的に違うのは、
彼女には『恐れ』が足りません
これ以上は危険かもしれないという『恐れ』が
あれでは『勇敢』というより『蛮勇』です」
「まあ、私の場合は恐れるような相手が滅多に現れないので説得力がないかもしれませんが」
「あ、あぁ、話はこれで終わりです
そ、その、大丈夫そうなら大丈夫そうで……それで大丈夫です」 - 100二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 22:43:16
"こんにちは、エス"
"ちょっとお時間いただいてもいいかな"
「こんにちは、先生
どうかなされましたか?」
"ちょっとお話しがしたくなってね"
"最近どう?正義実現委員会の仕事は"
「はい、最近はもう手も震えなくなって、勇敢な正義実現委員としてうまくやれています」
"それならよかった"
"何か勇気づけられるようなことがあったのかな?"
「綺麗な声が聞こえたんです」
"声?"
「この前、聖堂でお祈りをした時に」
「勇気を出してみて、きっと全部うまくいくから」
「もっと前へ、もっと上へ、怖がらないで」
「あなたは運命の英雄なんだよって」
「どうですか?先生、ツルギ先輩みたいになれていますか?」
"うん、なれてるよ"
"そうだ、エスが成長したとこ見てみたいな"
「でしたら午後に訓練があるので見ていただけますか?」
"わかった、見にいくよ" - 101二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 00:33:35
「あ、こんにちわっす!」
"こんにちは、イチカ"
「先生が訓練の見学に来るのは久しぶりっすね」
"そうだね"
"最近どう?仕上がってきてる?"
「そうっすね〜 例年よりもいい感じかもしれないっす」
「特に、エスって子がみんなを引っ張ってる感じがして期待できるっす」
"そのエスって子について教えてくれるかな"
「いや〜普通に正義感は強くていい子って感じっすね
ちょっと臆病で手が震えて標準が合わないのが気になってたっすけど
なんか改善したっすし、将来有望っすよ」
「ただ、ちょっと雰囲気変わりすぎな気もしなくはないっすね
本当に別人みたいな感じっす」
"改善した理由とかって聞いてたりする?"
「ん〜なんか聖堂に行ったら綺麗な声が聞こえたらしいっすね
まあトリニティじゃ神様だか聖女さまだか知らないっすけど
そういう声を聞いたってのは稀によくあるって感じっす」
「あっ、そろそろ訓練に戻らないとハスミ先輩に怒られそうっすね」
"ありがとう、イチカ"
"訓練頑張ってね"
「じゃ、失礼するっす」 - 102二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 09:54:15
"夜遅くにごめんね、ヒナタ"
「いえ、大丈夫ですよ、先生
むしろお会いできて嬉しいです
鍵の貸出記録ですよね?どうぞ」
"…………"
"(声を聞いた時刻はちゃんと聖堂が開いてるみたいだね)"
"今、ちょっと人探しをしててシスターに聞き込みがしたいんだけど"
"この日の時間帯に聖堂にいたシスターってわかる?"
「あっ、その時間帯でしたら私ですね」
"じゃあ質問してもいい?"
"池井戸エスっていう子見なかった?"
「この写真の子ですか?見ましたよ
お友達の方と一緒にお祈りしていかれました
確か、図書委員会のイコという子と一緒だったと思います」
"普段こないような人が聖堂に来ていたりとかはあった?"
「いえ、特には……
エスさんが来るのは珍しいですけど
イコさんは熱心に聖堂に通われているので
エスさんを誘ったと考えるなら特に怪しいところはないと思います」
"ありがとう、ヒナタ"
"そろそろ時間だからお開きにしようか"
"おやすみ、ヒナタ"
「はい、おやすみなさい、先生」 - 103二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:31:11
- 104二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:33:44
- 105二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:48:54
"おはよう、シミコ"
「あっ、先生!おはようございます
何かご用ですか?」
"イコっていう子に会いに来たんだけど……"
「イコさん、ですか?
ここのところ体調不良でお休みと聞いています
どうかされましたか?」
"イコに聞きたいことがあってね"
「聞きたいこと、ですか?」
"うん"
”イコの友達のエスって子の様子が急に変わったって聞いてね”
"5日前に聖堂で綺麗な声を聞いてから変わったみたいだけど"
"何か聖堂であったりしないか聞いてみようかなって"
「そうでしたか……」 - 106二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:52:51
「……」
「これはあくまでもしもの話で
実際にそうとは言えないですが……」
「あまり対外的には言えない秘密の話です」
「生徒の本に書き込んだ時、何が起こるか」
「”製本”は生徒の記憶や経験といった「情報」を外に引っ張り出す行為です
かつての図書委員会が人の体に眠る「情報」を余すことなく後世に残すために生み出された技術と聞いています
本への敬意がなっていない方に本の気持ちを味わっていただくためにも使うこともありますが
死期を悟った方が伝えたいことを残したり、
会話の難しい方の考えを伝えるため、
どうしても口では表せないことを伝えたい方、
記憶の奥底にあって思い出せないことを思い出すため……
そういった時に製本をして、情報を残すのが本来の使い方です」 - 107二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:53:52
「少し話が逸れてしまいました
つまり、あの本は生身の「情報」そのものです
そのため、それを追記・修正することで「情報」、記憶や経験を書き換えることができます」
「例えば、性格を変えるとか、信仰するものを変えるとかですね」
「一見便利に見えるかもしれません
忘れたいトラウマを消したり、変わりたい自分になることができるのですから
もしかしたらすごいパワーで全てを解決するヒーローにだってなれるかもしれません」
「しかし、記憶や経験とはこれまでに経てきた数多の選択によってなります
蝶の羽ばたき方が変わるだけで嵐が起きるように
些細な記憶や経験の変化が時間を経て予想もできない変化をもたらします」
「そしてその大きな変化に精神は耐えられません
わずかな矛盾によってできた精神の傷はやがて大きな破綻を起こし」
「最終的に全ての記憶、経験、精神が崩壊し、廃人化します」
「本の編集は過去のトリニティで何度も行われてきましたが」
「その全てが悲劇的な結果で終わっています」 - 108二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:55:13
何らかの事故で完全に白紙の本ができて、それを生徒にしたら何も知らない状態の生徒が生まれるとか…
- 109二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 15:55:46
"シミコはエスの変化の原因が本の編集にあるかもしれない"
"そう思ってるんだね"
「はい、そしてその仮定が正しいとするなら
"共犯者"が図書委員会にいる可能性が高いです」 - 110二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:02:04
「製本時、そして、本から戻す時、司書は念入りに本をチェックします」
「もちろんどこかが編集されていたり、汚れていたりしないか確認するためです」
「一文書き換えた程度では大きな変化はありません、ただ、何かを忘れているような虚しさを感じたり、異物が脳に入り込んだ感覚があったりするようなものです
もちろんこれでも数年数十年立てば廃人化するような影響がでます」
「ですから、"すでに効果があるように見える編集"をしているということは
相当量の記述が書き換えられているはずです」
「なので故意に見逃しでもしない限りありえない、ということになります」
「その上でもう一つ、誰が誰を製本し、戻したかどうかは全て記録されます
そして、記録上最後にエスさんを戻したのは私です」
「もちろん編集はされていませんでしたし、エスさんが聖堂で声を聞いた日のさらに1週間ほど前です」
「エスさんの変化の原因が編集にあるなら、まず間違いなく記録を残さずに製本しています
そして、製本も編集も1人ではできません
"共犯者"が必要です
そしてその"共犯者"には製本や編集の知識が必要ですので、"共犯者"は図書委員会の所属、元所属である可能性が高いです」
「なにより、図書委員が記録を残さずに製本作業をするのは重篤な背信行為
許されることではないです」 - 111二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:04:54
「……私としてはそもそもの
”エスさんの異変の原因は本の編集”、
"図書委員会に裏切り者がいる" という仮定そのものが間違っていて欲しい思っています」
「みんなを信じていたいですから」
「ですから、図書委員会を代表してお願いします」
「図書委員会の無実を証明してください!」
「お願いします、先生!」
"わかった"
"先生に任せてね"
「はい!ありがとうございます!」
「図書委員のみんなにも協力してもらうよう伝えておきます!」 - 112二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:13:15
- 113二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 17:03:06
…本当に「先に依頼したもん勝ち」の舞台装置でしかないんだな
部分的なテクストの張り替えみたいな挙動だが、だからこそ“作者”の腕が問われるな。では、お手並拝見といこう - 114二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:06:16
今日中に続き出せなさそうなので保守します
- 115二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:11:48
個人的に製本できるのは図書館のルールを破った場合か本人が望んだ場合しかできないといいな
そっちのほうがなんというか、怪奇現象感がある - 116二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 08:46:57
こっから数日間忙しいので小出しにしますね
それからシミコと一緒にトリニティ中で聞き込み調査をした
ある程度の調査が進んだところでシミコから休憩の提案があったので情報を整理することにした
"じゃあ、一旦整理してみようか"
「はい!
大前提として、犯行時刻は製本作業が行われていない時間帯であると考えられます」
「なぜなら製本室は普段施錠されており、ここ最近では鍵の貸し出し記録は普段使われている一室以外にありません
さらにその一室以外の部屋には直近で侵入があったの形跡も器具を操作した形跡も見当たりませんでした」
「このことから、犯行が行われた製本室は普段から利用されている製本室であると推定でき、
製本作業は複数同時に行うことができないため、他の人が製本作業をしている最中には犯行を行うことができない、というロジックですね」 - 117二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 16:10:33
「その上で編集が発生したと推定される日で製本作業が行われなかった時間帯
は前日の閉館時刻から当日の開館時刻の間、
そして当日の閉館時刻から翌日の開館時刻に間の2つに限定されます」
「それ以外の時間帯は作業中か、製本するだけの時間を確保できないかのため犯行は行えません」
「『製本された』または『復元された』生徒の目撃情報や証言からもほぼ間違いないです」
"その通りだよ、ワトソン君"
「うふふ、お褒めいただき光栄です、ホームズ先生」