【🎲・ss・オリキャラ・閲芧泚意】アビドスの停ナギサ8

  • 1◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:07:52

    ・アリりスで桐藀ナギサの替え玉に仕立お䞊げられたが錯乱しお脱走し、アビドスに墜萜しお正気を取り戻しアビドス生になった停ナギサのスレです。
    (以䞋停ナギサは『ナギサ』ず衚蚘したす)
    ・本スレはダむスを亀えおSSを投䞋しおいくスレです。
    ・時系列ずしおは本線で蚀えば゚デン条玄線第4章序盀です。
    ・『ナギサ』は意識をベアトリヌチェに捕らえられお危節状態になったセむアの元に、察策委員䌚ず共に雚雲号で乗り぀けたずころです。

  • 2◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:11:29

    [長らく䌑止しおおりたしたが、身の回りが萜ち着いたこずに加えお4.5呚幎でティヌパヌティヌ氎着ず正実氎着むベが来たので再開したす]
    [今日明日で゚デン4章を走り切りたいず思いたす]

  • 3二次元奜きの匿名さん25/07/20(日) 11:11:45

    お、埩掻しおる 滅茶苊茶嬉しい

  • 4二次元奜きの匿名さん25/07/20(日) 11:13:25

    たっおたわヌ
    Wナギサがいずれはっちゃけるの楜しみ

  • 5二次元奜きの匿名さん25/07/20(日) 11:14:01

    埩掻

  • 6◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:15:34
  • 7◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:17:03
  • 8◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:19:16

    [以䞋は『ナギサ』のプロフィヌルになりたす]
    名前藀関ナギサ
    所属アビドス高等孊校・察策委員䌚
    孊幎1幎生(拟われたため)
    幎霢䞍明(17æ­³)
    身長159㎝
    その他本物ナギサ様ずの倖芋䞊の違いは1㎝䜎い身長ず二回りは倧きな翌、ヘむロヌの色、そしお声(早芋沙織ず胜登麻矎子くらい違う)
    歊噚ハンドガン『アパレシオン』

    [䞋のむラストはAI補の『ナギサ』のむメヌゞです]

  • 9◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:21:33

    [胜力倀の目安や奜感床は別ペヌゞに纏めたした]

    ステヌタス | Writening藀関ナギサのステヌタスです。 ・戊闘関連 癜兵 34 射撃 55 防埡 43 回避 37 トラップ 15 戊術 66 (『ナギサ』自身の戊闘力はモブより䞀回り匷い皋床) ・非戊闘関連 神秘 96(ラファ゚ル) 政治 47 料 writening.net
    『ナギサ』ぞの奜感床 | Writening・察策委員䌚 ホシノ60 (信じおはいるが守るべき察象扱い) ノノミ99 (非垞に芪密) シロコ69 (ä¿¡é Œ) アダネ47 (同玚生) セリカ恋愛(特別枠) ・ゲヘナ ヒナ3(誀砲撃による負い目) むロハ88  writening.net
    『ナギサ』からの奜感床 | Writening・察策委員䌚 ホシノ97 ノノミ93 シロコ99 アダネ79  セリカ恋愛(特別枠) (察策委員䌚の皆は心から信頌しおいる) ・ゲヘナ ヒナ53 むロハ27 アル97 (個人的に応揎) カペコ43 ムツキ78 
writening.net
  • 10◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:30:03

    [曎新再開したす]

  • 11二次元奜きの匿名さん25/07/20(日) 11:39:02

    埅っおたしたお垰りなさい

  • 12◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 11:50:29

    トリニティ・救護階士団本郚の䞀宀。察策委員䌚の䞭で『ナギサ』䞀人だけがその郚屋ぞず螏み入った。

    寝台に暪たわるのは䞀局顔色を癜くし、点滎ず呌吞噚を繋げられた癟合園セむア。

    聖園ミカはその手を握り、桐藀ナギサはミカに手を重ねおいる。蒌森ミネは普段の行動力も他所ぞ、厳かにその堎に控えおいた。

    『ナギサ』は速やかにミネが纏めた資料に目を通す。


    「(  痙攣・䜎呌吞・䜎䜓枩・意識䞍明・瞳孔散倧  。)」

    文字だけ芋れば絶望的だ。デリカシヌに欠けるずころのある『ナギサ』でさえその状態を口には出さなかった。


    「蚺たす」

    ミネ「よろしくお願いいたしたす」

    短い確認の埌、『ナギサ』はセむアの䜓に觊れる。


    dice1d103=28 (28)

    1~50. 「  病ではありたせん。ですが、それ以䞊は分かりたせん」

    51~75. 「呪い  」

    76~100. 「存圚そのものが、蝕たれおいる  」

    101~ 「  耳元で叫んでください。」 ナギサ「」

  • 13◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 12:13:59

    『ナギサ』の才を以おしおも、セむアの䜓に起こった異垞に぀いおは殆ど芋圓が぀かなかった。病ではない、ずいうこずが断定できただけである。
    あるいは、深く根源に関わるこずを避けられた幞運なのかもしれないが。
    「このたた察凊療法を続ける他にないでしょう」
    『ナギサ』は事実を告げる。できるこずはできる。できないこずはできない。なるようにしかならない、ず。
    ナギサ「   分かりたした」
    そしお、桐藀ナギサが返答するたでには短くない時間がかかった。

    ミカ「  ねえ、ねえっ。」
    「はい」
    ミカ「セむアちゃんの声、聞いた私は聞いたよ逃げおくれっお  」
    䜙りにも突飛な質問。少し錯乱しおいるのもたた事実だろう。ナギサは䜕も蚀わずにそんなミカの背に翌を被せる。
    「   それは、い぀ごろ」
    ミカ「セむアちゃんが倒れた時  」
    「   」
    ミカ「もしかしお  。」
    「  がんやりず。胞隒ぎは、したしたよ」
    ミカ「なんお蚀っおた」
    『ナギサ』は銖を暪に振る。ミカはそっかず小さく返すだけ。
    病宀にはたた嫌な静けさが戻る。

  • 14◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 12:17:45

    dice1d4=2 (2)

    1. ミカ「  アリりス、あい぀らが  」

    2. ナギサ「か现い理ですが、䞀぀」

    3. ミネ「救護が必芁な堎に救護を。」

    4. 先生からの連絡(スレ䞻発狂のアリりス共闘ルヌト)

  • 15◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 13:50:39

    静寂を砎ったのは桐藀ナギサだった。
    そしお、こんな局面では、か现い理でも口に出せば皆がそれに぀いおくるだろうこずは芚悟の䞊だった。

    ミネ「か现い理、具䜓的にお䌺いしおも」
    ナギサ「はい。病でないなら、セむアさんは  」
    ミカ「ううん  いいよ。気にしないで。」
    ナギサ「  ごめんなさい。セむアさんは意図的に害されおいる、ず蚀えるのかもしれたせん。」
    ナギサ「そうであれば。そこたでする理由ず、そこたで可胜ずする䜕かがあるのは  アリりスでしょう。」

    掚枬に掚枬を重ねた苊しい考え。
    「なら、動いおみたしょう。郜合のいい事実が、そこにあるかもしれたせん。」
    「どのみち  アリりス自治区は解攟しなければなりたせんからね」
    楜芳ずいうよりは諊芳で応える。ダメならダメ、䞊手くいくなら䞊手くいく。𝓥𝓪𝓷𝓲𝓜𝓪𝓌 𝓿𝓪𝓷𝓲𝓜𝓪𝓜𝓟𝓶 𝓮𝓜 𝓞𝓶𝓷𝓲𝓪 𝓿𝓪𝓷𝓲𝓜。
    ミカ「  そこはもうすこし玠盎に、セむアちゃんを助ける可胜性がちょっずでもあるなら、くらい蚀っおほしかったんだけどっ」
    ミカは深刻そうな顔から空元気じみた笑顔で『ナギサ』に物申す。
    ミカ「たあ、フゞちゃんはナギちゃんほど優しくないからな」
    ナギサ「ミカさん、そんなこず  えっ、䜕故藀関さんはそんなに嬉しそうなのですか」
    「嬉しそう、でしたか。  なぜ、でしょうね。」
    『ナギサ』は笑った。

    ミネ「藀関さん。自分を卑䞋しないでください。貎方もたた気高い信念をお持ちの方です。」
    「あっ、はい」
    ミネ「それでは至急アリりスぞの救護掻動ぞ向け郚隊を線成したす。」
    ナギサ「シスタヌフッドぞの連絡はこちらで」
    「ここたで来たのですからアビドスの察策委員䌚も助力はさせおいただきたすよ」
    ナギサ「承知したした。よろしくお願いいたしたす」
    ミカ「よヌし、案内は任せお」

  • 16◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 14:10:12

    [ずころで、ミカ+䞀郚ティヌパヌティヌ&察策委員䌚が先陣を切っおアリりスに突入する予定ですが]

    dice1d10=3 (3)

    1~8. 『ナギサ』はアリりスぞ、ナギサは残る

    9. えっナギサが来お『ナギサ』は残るんですか

    10. えったさかのWナギサでアリりスに突入するんですか


    [䞀旊お昌寝などしおきたす、曎新はたた18:00~]

  • 17二次元奜きの匿名さん25/07/20(日) 14:21:28

    うわヌんアビドスナギちゃん埅っおたした垰還を歓迎いたしたす

  • 18◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 19:42:07

    [埩垰遅れたしたが曎新再開したす]

  • 19◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 20:03:32

    「しかし、よろしいので」
    アリりス突入の先発郚隊が線成され、出立盎前ずいうずころで『ナギサ』はナギサぞ問いかける。
    聖園ミカを筆頭ずするティヌパヌティヌの粟鋭数名に同行するのがアビドス察策委員䌚であるずいうこずに。

    ナギサ「それでも、貎方方を信じたす」
    ナギサ「特に藀関さん、パテルの皆さん。ミカさんを頌みたしたよ」
    パテル分掟の生埒は明瞭に返答する。『ナギサ』も頷いた。その蚀葉の重みを䜕ずなく理解し、そしお頷く他なかった。
    「必ずや」
    ナギサ「ええ」

    そしお、ナギサはミカず目を合わせる。
    ミカ「うん。任せお。」
    それ以䞊の蚀葉は䞍芁だった。

    他方、『ナギサ』は察策委員䌚の皆ず芖線を亀わす。
    「  過保護なんですから」
    シロコ「危なっかしいのはそっち」
    ノノミ「はい♧」
    ホシノ「ね」
    「では、ありがずうございたす」
    セリカ「ったく、最初からそう蚀いなさいよ。  なに、アダネちゃんその目は。このやり取り前にもやった気がするんだけど」
    アダネ「いえ、党員無事で垰りたしょう。」
    セリカ「圓然」

    ナギサ「  それでは、皆さん。アリりス自治区ぞの突入を、お願いいたしたす」

  • 20◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 20:10:44

    少し時を戻しお。
    発信元䞍明のメヌルによっお裏通りに呌び出された先生は、アリりススクワッドのリヌダヌ、サオリず邂逅を果たし―。
    先生を呌び出したサオリは、先生以倖に頌る宛がないのだず心情を吐露し、自分の呜を預ける代わりに助けお欲しいず懇願した。
    その蚀葉に、呜を預けなくおも良いず笑いながら、先生はサオリの手を取った。

    先生ずサオリは、散り散りになったアリりススクワッドのメンバヌを探すこずずしお、無事ヒペリずミサキず合流し、圌女たちがベアトリヌチェから「先生を始末すれば裏切りを蚱す」ず告げられおいた事を知る。
    それでも先生は圌女たちの手助けを続けるず頷き、共にアリりス自治区ぞず向かっおいた。

    アリりス自治区の入り口は、トリニティ地䞋に存圚するカタコンベを通過しなければならないのだずいう。無数に存圚す地䞋の入口のうち、正しい入り口ず内郚ルヌトを通らねば自治区にたどり着くこずはできず、しかも䞀定呚期で倉化する。

  • 21◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 20:35:45

    セリカ「だからっおこんなやり方ある」

    ホシノ「倚分これが䞀番早いず思うよ」

    パテル分掟モブA「これがミカ様の力ァ」

    シロコ「アダネずセリカずナギサは少し䞋がっおお。砎片が危ない」


    だから、ミカが壁に眅を入れ、穎をあけ、ホシノがそれを倧きく吹き飛ばす。道を䜜っお突き進んでいた。

    アダネ「トリニティにもこんな䞀面があったなんお  」

    「そういうこずもありたすよ。」

    ノノミ「育ちずパワヌは関係ないですから☆」


    そしお、あたりにも力ずくで進んでいれば、圓然隒ぎを聞き぀けたアリりス生埒が集たっおくる。

    来るのだが  。


    dice1d4=3 (3)

    1. あっけなく撃砎 

    2. 連絡を入れる間もなく撃砎 

    3. 偶然アリりススクワッドを埅ち構えるはずの郚隊ず遭遇

    4. 「仲間の数ず配眮は」

  • 22◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 21:09:15

    䜕の因果か、ミカたちが蟿り着いたのは今のアリりススクワッドが唯䞀知るカタコンベの入り口であり、
    それを知るベアトリヌチェが反逆者たる圌女たちを確実に排陀すべく粟鋭たちを集めおいた。

    アリりス生埒A「反逆者共  ではない」
    ホシノ「おっず、結構手匷そうだよ」
    「状況は良く分かりたせんね、ずりあえず倒しおから考えたしょう」
    アダネ「  オペレヌトしたす」
    ミカ「たあフゞちゃんの友達ならいっか、りょヌかい☆」
    その䞊で盞手が悪かったずいうのが結論になる。

    たず、アビドス察策委員䌚は少数察倚数の戊いを数倚く経隓しおきたたたき䞊げであるし、特に乱戊は小鳥遊ホシノの最も埗意ずするずころである。
    ティヌパヌティヌの粟鋭も決しお食りではない。埌方からの匟幕芁員ずすれば申し分ない動きをするし、聖園ミカもたた乱戊を埗意ずする才媛  才媛であった。
    指揮官の圹目は1幎生ながらアダネが十分に果たし、疲劎や負傷は『ナギサ』が居る限り殆どが治るもの。

    アリりス生埒B「なんだ、こい぀らは  」
    アリりス生埒C「う、撃お撃ち続けろうわあああ」

      最埌の断末魔が消えおいき、静寂が戻る。

  • 23◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 21:24:18

    アダネ「ひずたず第䞀波は退けたしたか  」
    ホシノ「いや、埅っお。ただ居る。  そこ」
    ホルスの県が瓊瀫の裏を芋぀める。
    そこから珟れたのは垜子を被り、マスクを぀け。䞀芋虚しさに芆われた目をした長身の少女であった。

    ミカ「  錠前サオリ」
    圓然のごずく銃口が向けられる。
    "埅っお"
    その声がなければ匕き金もすぐに匕かれおいただろう。

  • 24◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 22:08:58

    ノノミ「先生どうしおここに  」

    "  たず、説明させお欲しい。"

    「  分かりたした。ではたず、お連れの方は党員衚ぞ。こちらも銃を䞋したしょう。聖園さんもそれで良いですか」

    ミカ「   」

    ミカは䞍満げに銃を䞋し、『ナギサ』はそれに謝意を述べた。


    サオリ「  ミサキ、ヒペリ」

    ミサキ「   」

    ヒペリ「  ああ、芖線が痛いです  」

    サオリ「以䞊3名だ」

    "  話しお倧䞈倫かな"

    物陰からアリりススクワッドの3名が姿を珟しお、歊噚を䞋す。ホシノは改めお先生に話を促した。


    "私は、生埒を助けるためにここに居る"

    "倜明けず共に、アツコが。アリりスの生埒が居なくなっおしたう"

    "だから、それを止めるために、サオリたちず䞀緒にここに来たんだ"


    サオリに頌たれお、ずは蚀わなかった。それが責任を負うずいうこずだ。


    [各員の反応/1ほど反感・困惑、100ほど玍埗]

    ホシノ dice1d100=50 (50)

    ノノミ dice1d100=94 (94)

    シロコ dice1d100=40 (40)

    セリカ dice1d100=24 (24)

    アダネ dice1d100=16 (16)

    『ナギサ』 dice1d100=55 (55)

    ミカ dice1d100=37 (37)

  • 25◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 22:33:31

    ホシノ「  そうなんだ。」
    シロコ「先生がそう蚀うなら。」
    「そうですね、仕方ありたせん」
    ホシノずシロコ、『ナギサ』は、先生なら仕方ないか  ず半ば玍埗した。
    ノノミ「盞倉わらず、ですね」
    ノノミは先生がそういう人だず信じおいた。
    セリカ「はあ呜を狙われおたんじゃないの」
    アダネ「先生  」
    セリカの憀りずアダネの困もたた至極たずもな感性だった。
    ミカ「たあ、撃たれおないからいいけど  。アビドスの子たちに感謝しおよサオリ。もし撃っおたら、蚱さなかったから」
    ミカは少し違うずころを気にしおいた。

    アダネ「  あの。居なくなっおしたう、っお  」
    "

"
    サオリ「  儀匏の生莄にされる。「圌女」に  ベアトリヌチェに。」
    「やりたすね、「圌女」なら。」
    アダネ「っ」
    セリカ「生莄っお」
    「呜を䜿っお䜕かをするのでしょう。それ以䞊のこずは分かりたせんが」
    セリカ「っその子は今どこ」
    サオリ「アリりス自治区にある、アリりス・バシリカ。その地䞋に秘密の至聖所がある。恐らくそこだろう。」

  • 26◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 22:38:00

    アリりス生埒D「いたぞアリりススクワッドトリニティも䞀緒か」
    アリりス生埒E「邪魔をするならお前たちごず」
    ホシノ「远手だねぇ。たずは指揮をお願い。たずは、ね」
    ミサキ「  リヌダヌ。」
    ヒペリ「こ、これも人生ですね  。」
    サオリも歊噚を構え盎した。
    "  ありがずう。"
    "たずはここを突砎するよ"

  • 27◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 23:17:04

    セリカ「  みんな匷くないずいうか時間制限あるなら先に蚀っおよ」
    "ご、ごめん  "
    远手を鎧袖䞀觊しおカタコンベを駆ける䞀行。
    サオリ「埅っおくれ。私ならいくらでも殎っおくれお構わない。だが先生だけは  」
    ミカ「かたっおちゃんも倧抂にしなっお」
    たずたりに欠けながら先を急ぐ。

    ヒペリ「だ、倧䞈倫です䞊に䞊がっおきおください」
    "ここがアリりス自治区  "
    そしお党員が蟿り着いたのは元アリりス自治区。
    ミサキ「本圓の自治区はもう少し先。」
    ヒペリ「  ここは蚓緎堎でした。」
    或いはアリりススクワッドが、初めおアズサず出䌚った堎所。

  • 28◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 23:37:50

    「さお、サオリさんを蚺せおください。蚺たす。」
    そんなこずはさお眮き『ナギサ』はサオリに近づき手を翳す。サオリは拒む資栌もないず動かない。
    「過劎ですね」
    䞊着を脱いでくるくるず巻き即垭の枕にした。
    サプリメントず解熱剀、そしお氎を取らせお暪たわらせ、頭に濡れたハンケチを乗せる。サオリは盎ぐに意識を手攟した。
    「先生も。適圓に凊方したすよ。少々䌑息が必芁です」

    "  その前に、䞀぀聞かせお。皆はどうしおここに"
    ミカ「セむアちゃんが、倒れちゃっおさ。呪いっおいうか  えっず、ベア䜕ずかを倒せば治るんじゃないかなっお。」
    「折角だからやっおみよう、ず。それだけのこずです」
    シロコ「私たちは危なっかしいナギサの付き添い」
    ミカ「  なんか耇雑。」
    "そっか  "
    ホシノ「たあ、向かうずころは倧䜓同じみたいだし。䞀緒にいこっか。悪い倧人っお自分の成果は自分で芋たがるからねぇ」
    アダネ「ど、どう反応すればいいんですか  」
    ノノミ「あっ、先生。膝枕は必芁ですか」

    ミサキ「はぁ  。䞍寝番は私が先にやるから、ヒペリは䌑んでおいお」
    ヒペリ「は、はい  。」
    䞀行は『ナギサ』によっお蚺られながら、䞀時の䌑息を取る。

    セリカ「あんたも䌑みなよ」
    「あら」
    セリカ「心配よ。あんたの考えおるこずなんおお芋通しだし。」
    「  」
    心配しおくれるのですかず冗談めかそうずした『ナギサ』は黙り、セリカず共に壁際に座り蟌む。
    「ミカさんもきちんず䌑たれおくださいね。  隣、来たす」
    ミカ「うわ、ナギちゃんみたいなこず蚀う。自芚があるだけ良いのかなあ。」
    盞手の望む蚀葉をかける誑かしの才胜に苊蚀を呈し぀぀、セリカの反察偎にミカが座り蟌み、3人は静かに目を閉じた。

  • 29二次元奜きの匿名さん25/07/20(日) 23:43:15

    お姫様に挟たれお『ナギサ』は幞せ者だな

  • 30◆B3SSKg8oHw25/07/20(日) 23:44:39

    [セむアの声は※本線通り先生には確定で聞こえたす]

    『ナギサ』 dice1d10=8 (8)

    1~8. 聞こえない

    9. 逃げおくれ、ずいう蚀葉だけ聞こえる

    10. 党文聞こえた

    ミカ dice1d10=2 (2)

    1~8. 聞こえない

    9. 逃げおくれ、ずいう蚀葉だけ聞こえる

    10. 党文聞こえた


    [今日の曎新はここたでです、明日はもうさっさずナスティナミメシスを倒しおベアおばを倒したす]

    [よく考えなくおも先生偎の戊力2~3倍くらいになっおお笑っちゃうんですよね]


    >>29

    [アツコずはどうなるんでしょうね  ]

  • 31二次元奜きの匿名さん25/07/21(月) 00:53:25

    そもそもスクワッドずどこたで亀流しおたっけ
    撃っお撃たれおのずころしか芚えおないや

  • 32◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 06:54:59

    >>31

    [スクワッドず『ナギサ』の絡みは第1スレで撃ち萜ずされた時くらいしかない蚭定です]

    [正盎今の絡みは薄いですね]

  • 33◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 08:49:00

    セむア「  先生、私の声が届いおいるかい  」
    セむア「私は  過ちを犯しおしたった  。」
    セむア「私は倢の䞭でゲマトリア──圌らの䌚議を識っおしたった  。」
    セむア「  アリりス自治区を支配しおいるベアトリヌチェは、バシリカで儀匏をおこなおうずしおいる  。」
    セむア「  その儀匏の果おに  キノォトスは終焉を迎えるだろう  。」
    セむア「圌女が儀匏で䜕をしようずしおいるのかは䟝然ずしお刀明しおいない  。」
    セむア「だが、キノォトスに存圚しない『䜕か』を呌び寄せようずしおいるのではないかず掚枬される  。」
    セむア「私は、明晰倢の䞭でベアトリヌチェに攻撃され、儀匏の向こう偎に居る存圚ず接觊しおしたった  。」
    セむア「私の実存はじきに厩れ去るだろう。  けれど、ベアトリヌチェの儀匏はキノォトスに終焉を霎すものだ  。」
    セむア「其の過皋で、アリりススクワッドのアツコは、その呜を散らすだろう」
    セむア「ああ  先生、あなたは気を付けおくれ。ベアトリヌチェに狙われおいる。」
    セむア「  私は䜕ずかここから抜け出すよ」
    セむア「だから  先生。  どうか逃げおくれ。そしおできる限り、アリりス自治区から遠ざかっお欲しい」
    セむア「  そうでなければ  先生  は  」

  • 34◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 09:04:44

    先生は目を芚たす。その顔をミサキずヒペリが芗き蟌んでいた。


    ミサキ「起こしちゃったならごめん」

    ミサキ「  倢でも芋たのたぁ、こんな環境じゃ普通熟睡は難しいよね。  なんか、みんなぐっすりだけど。」

    静かに蟺りを芋回す。䞍寝番をしおいる䞀郚の生埒を陀いお、みなこの堎所には䌌合わない穏やかさ、ある皮の恐ろしさすら感じさせる様子で寝息を立おおいた。


    "  二人は䜕をしおいたの"

    ヒペリ「リヌダヌの様子を芋おたしたが、だいぶ萜ち着いたみたいです。もう熱はありたせん。今は眠っおいたす  。」


    ミサキ「  出発は、30分くらいしたらかな。䜕か必芁なものある」

    "  ミサキたちの話を聞かせお欲しい"

    ヒペリ「それは  」

    ミサキ「そんなこず聞いおどうするの。  聞いおお楜しい話じゃないよ」

    ミサキは珍しく顔を顰め、ヒペリも目を䌏せる。けれど先生は匕かない。

    "これからの為に"

    ミサキは蚀い返さなかった。ムキになるほどのこずでは、無かったから。

    ミサキ「  分かった。でも堎所だけ倉えさせお」

    ヒペリ「そう、ですね」

    先生も頷き、穏やかに眠るみんなには話が聞こえないよう、離れた。


    [その時、䞍寝番をしおいたのは]

    dice1d8=6 (6)

    1. ホシノ

    2. シロコ

    3. ノノミ

    4. アダネ

    5. セリカ

    6. 『ナギサ』

    7. ミカ

    8. ティヌパヌティの生埒たち

  • 35二次元奜きの匿名さん25/07/21(月) 09:14:49

    流石に『ナギサ』は気づくか  䞡隣のお姫様達は起きおない倧䞈倫

  • 36◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 11:11:58

    >>35

    [ダむスの振り方が玛らわしかったですが]

    [>>28で寝おから時間が経っお『ナギサ』が起きお番をしおいる、ずいう想定です]

    [ずはいえ䞡隣は぀いおくるのかくらいダむスしたしょうか]


    セリカ dice1d2=1 (1)

    1.぀いおくる 2.眠っおいる

    ミカ dice1d2=1 (1)

    1.぀いおくる 2.眠っおいる

  • 37◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 11:12:58

    [  あのさあ]

  • 38二次元奜きの匿名さん25/07/21(月) 11:18:43

    そりゃあ倧切な存圚がかっおに居なくなる恐怖はどちらもセリカ:ヘルメット団から誘拐、ミカ:自分の軜いお願いで死亡停装された身を持っお知っおるからな  

  • 39◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 11:25:47

    ミカ「   ちょっずちょっず。」
    スクワッドず先生が少し離れおいくのに目ざずく気付いたのはミカだった。
    「そっずしおおきたしょう。  ずいうか、番に無理矢理぀いおきたのは聖園さんでしょうに」
    ミカ「  はヌい  」
    セリカ「  でもやっぱり気になる、っお顔しおるけど」
    ミカ「  ちらっ」
    「セリカたで  」
    䞡偎をがっしり固め、自分を離れさせなかった2人に呆れるようなこずはなかったが、芳念はした。

    「知ったずころで望む結果になるかどうかは分かりたせんよ」
    セリカ「はいはい。望む結果になるかもしれない、でしょ」
    『ナギサ』は苊笑する。
    「  たあ、䜕かあればホシノ先茩が盎ぐに跳ね起きるでしょう。少し、聞いおみたしょうか  」

  • 40◆B3SSKg8oHw25/07/21(月) 11:40:37

    ミサキ「  そんなに、倧勢に聞かせるような話でもないんだけど」
    ずはいえ専門的に教育された特殊郚隊の目をごたかせるほど『ナギサ』たちは噚甚ではなかった。
    自分たちの方に寄っおくる気配にミサキも嘆息する。

    「  アリりスのこずを」
    ミサキ「そう。知っおるでしょ。」
    「倚少は」
    ミサキ「  」
    ミサキ「そっちの2人は」
    ミカ「  ちょっずだけ。でも、もっず知らなきゃダメ」
    セリカ「そう、ね。知りたい。ううん、知らないず」

    ミサキ「  そ。うるさくしないでね」

    『ナギサ』は自分がアリりスの出身だずいうこずは䌝えおいた。
    トリニティを远われ、现々ず生き延びおいたアリりスは、そこで远攟したトリニティ、元々敵察しおいたゲヘナぞの憎しみを習わされおいる。぀たりは埩讐心を教育されおいる、ず。
    そこたでは䌝えおいた。そこたでしか䌝えおいなかった。

スレッドは7/21 21:40頃に萜ちたす

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