- 1二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:53:40
- 2二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:55:03
なんだかんだでデータが少ないし……
- 3二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:55:48
ヒフナギ良いよな……
- 4二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:57:36
私もすき……
それをおとすというなら保守しなければならない… - 5二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:59:03
じゃあよぉ
SSなんて立派なもんじゃねぇけれど、トリニティ入学時にペロロ様のDVD見てて入学式に遅れてしまったヒフミを講堂に案内して一目ぼれしてたヒフ→ナギ概念はいかがか?
なお、ナギちゃんは当たり前のことしただけなのでこのことについては、そんなこともあったくらいで全然覚えてない
これがゆっくりとヒフ←→ナギになっていく……
そんな、一年生と二年生の時のヒフナギ前日譚は - 6二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 23:59:45
「最近、『恋人ごっこ』が流行っているらしいんです!」
「恋人ごっこ、ですか?」
事の始まりは、お茶会での一言。
この一言が、私たち二人の関係性を変えてしまった。
「はい、例えば…手を繋いで歩いたり、二人で一緒にショッピングモールとかに行ったり、軽くハグしたり、などと恋人っぽいことをしてるようですね」
「そうなんですね…ヒフミさん的には、恋人ごっこをしている方々はどのように見えましたか?」
「みんなニコニコしてて心の底から楽しんでるように見えました!正直私は羨ましいです!」
「前に私に相談してくれた子もそうなんです。以前のその子は余り笑わない人でしたが…彼女が恋人ごっこを始めてから微笑むことが増えたんです!」
「それは良かったですね」
そう言って元気よく話しているヒフミさん、素敵。
ごっこ遊びとはいえ、お互いが心のうちから楽しめるなんて、『ティーパーティー』の一員として何よりだ。
隣人を愛し、お互いが手を取り合う、そんな学園にしたいと考えていたのを思い出す。 - 7二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:01:26
- 8二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:02:46
ヒフナギは実は腹違いの姉妹だけど、愛人の娘なので家的に全く関係無いように戸籍を扱いヒフミもそれを知らないで育てられたけど、ナギサは当主候補の関係で知ってしまったとかなんとかあったりなかったりを妄想しただけなので失礼する
- 9二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:13:57
誰にするべきか…
「えっと…どうかしましたか…?」
時間がない、為政者たるもの決断は素早くやるものだ。もうやるしかない。
「ヒフミさん、単刀直入に言います。私と恋人ごっこをやりませんか!」
「え…へぇっ!???え?えええ?え??」
ヒフミさんが黄色い声を上げる。やはり、この反応が来るとは思っていた。
「あう…こんな私じゃナギサ様の恋人なんて務まりませんよ…」
彼女から見た『桐藤ナギサ』はまさしく憧れの人なのだろう。そんな人から『恋人ごっこをやりたい』など言われたら、彼女の中でのイメージが崩壊するに違いない。
それでも、私には譲れないものがあるのだ。私は単にヒフミさんと仲良くなりたい、ただそれだけ。
- 10二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:33:56
ならば、こちらから仕掛けてみよう。
「私じゃダメですか……?ヒフミさん…いえ、ヒフミちゃん」
あ、ヒフミさんが吹っ切れた。何かに目覚めたように大きく開いた目。両手で覆われても分かる真っ赤な頬。彼女の情緒が破壊されたのは明らかだ。
ヒフミさんが恥ずかしさの余り勢いよく席を立ち上がり、こちらへ駆け寄る。可愛い、抱きしめたい。もういい、抱きしめちゃおう。
「うぅ…ナギサさまぁ…ズルいですぅ…」
「ふふ、ヒフミちゃんは可愛いですね。よしよし」
私が抱きしめたら返してくれた。これがハグ…!確かに幸せで安心な感覚がする。これからも抱きしめていこう。
そして今、ヒフミさんは私の身体に顔をうずめている。早くその顔を拝みたい。
「さて、お返事をお聞きしたいのですが」
「ヒフミちゃ〜ん?安心してくださいね〜よしよし」
「あうう…分かりました…いいですよ…ナギサ様との恋人ごっこ」
「本当ですか!ありがとうございます」
「でも、私の情緒をこんなことにした責任…取ってくださいね?ナギサさん」
そのとき、私の中の大切な何かが爆発した気がした。
こうして、私とヒフミさんの恋人ごっこがスタートしたのだ。
- 11スレ主25/07/21(月) 00:40:13
今日はここまで。
SSはまた書くと約束します
ヒフナギを語りたまえよ… - 12二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:49:24
ヒフナギは基本的にナギサの矢印多いけど実はヒフミのほうが重い展開も好き。
最初は憧れで、そこから奇跡的に友人になって手が届く距離まで来ちゃって。
あこがれてた時には抱かなかった、我慢できた感情が届くようになっちゃったせいで我慢できなくなったみたいなね・・・ - 13二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:51:10
わりと公式からは好ましい先輩後輩程度なのに何故から俺らを盛り上がらせる組み合わせですき
- 14二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:52:40
- 15二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 00:53:40
ミカのセイアナギサ大好きはセットだし状況が状況だから高揚感のなせるわざと見えなくもないしな
- 16二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 09:49:13
- 17二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 09:53:25
シュンとココナちゃん…
- 18二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 11:11:49
あの人を素敵な方だと思う。
本当なら私なんかが友達になるのだって恐れ多くて、どうして私をあそこまで気に入ってくれるのか時々わからないことがあります。
それでも嬉しかった。あなたといられる時間が嬉しかった。
ひどい目に遭ったことはまあ、事実ではありますが怒ってません。あなたはあなたでいっぱいいっぱいで、ミカ様を守るためにできることをやった。
友達のために戦ったのは私たちと同じで、なのにそれを恨んだり怒ったりすることなんてないんです……
…………だから、だから一緒にいさせてください。
そんな辛そうにしないでください、きっと今度こそあなたに気がつけるようにするから……
あなたを一人ぼっちにはさせないから、あなたのそばにいさせてください……
こんな感じのあはは……事件の後の重めのヒフミとかね……書きたいね…… - 19二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 14:18:48
- 20二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 17:11:52
ナギサ、エデン条約編とかミレニアムEXPOの過労描写から明らかに一人で苦労を背負い込もうとするタイプなのが分かるので、一回無茶してるのがバレてヒフミにこっぴどく叱られて欲しい
- 21スレ主25/07/21(月) 17:14:53
さて、恋人ごっこが始まったのは良い。良いのだが、このことを他の人にはどうするべきだろう。
隠し通しておいた方がいい気がする。熱愛報道でもされたら困るから。
しかし、ミカさんセイアさんにはどう説明しようか。いくら隠蔽しても二人には勘でバレそうだ。
もしあの二人が執念深い性格だったら…
『ナギちゃん、どうして私を選んでくれなかったの?ねえ?』
『ナギサ、確かに君の親しき友人は純情で魅力的な者だが、この私を選ぶ道理というのもあるはずだろう?』
『やはり、君としては…』
いけない、これ以上はやめておこう。二人はそんな人じゃない。あの二人なら大丈夫…だと信じたい。
とにかく、明日に向けて準備しよう。明日の日曜日は何と言ってもヒフミさんとの初デート。
どんなことでも最初は肝心なのだ。仕事を上手いこと調整しておいた甲斐がある。どんな服を着るか、どこへ行くか、などを考えながら準備を進めていく。
明日が楽しみだ。
- 22二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:24:11
ナギサが二つ結びしたりヒフミが髪下ろしたりしたらそっくりになるよな…
体格もだいたい似たようなものだ - 23二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:37:53
ナギサのほうがちょっとだけ高いけど背伸びしちゃえばすぐ届いちゃう距離いいよね……
ナギサの隙を突いて背伸びしてキスして「……えへへ……しちゃいました、キス……」ってしてほしいヒフミには。 - 24スレ主25/07/21(月) 22:58:38
待ち合わせ場所はトリニティ郊外、約束の時間は12時。だというのに30分早く来てしまった。仕事上外交にも携わる私の癖である。遅刻など許されてはいけない。
流石にヒフミさんは来てないだろう…
と思ったらいた。こっちへ駆け寄ってきている。大丈夫?転んだりしない?
「あっナギサさん!待たせちゃってごめんなさい!」
「いえいえ、大丈夫ですよ。私も癖で早く来てしまったので」
『ナギサさん』と呼ばれるたびにドギマギしてしまう自分がいる。
「そのサングラス、普段のナギサさんとは違ったイメージが出てきてカッコいいです!ナギサさんの私服姿は初めて見ました!」
「ふふ、ありがとうございます。そういうヒフミさんも、そのワンピースがお似合いですよ」
「ありがとうございますっ!」
よく考えてみると、二人とも集合時間よりも30分早く来ているのである。やっぱりヒフミちゃんも初デートに並々ならぬ思いがあるのかな。
で、30分の時間ができたわけだが、どうしようか。そのまま前倒しでもいい気はする。
「で、予定は前倒しにしましょうか。お互い早く来てしまったものですからね」
「はい、そうしましょう!今日は1日中よろしくお願いしますね!」
こちらこそ、と返す。初めてのデートなので少し緊張もあるが楽しみだ。きっとヒフミちゃんもそうなんだろう。
「まずはあのカフェでお昼にしましょう!」
- 25スレ主25/07/21(月) 23:01:15
ということで私たちは『食べ歩きの街』という場所に来ている。名前の通り飲食店が立ち並ぶ場所だ。そこのカフェでお昼を取ることになっている。
店内はそれなりに混んでいるようだ。日曜だし仕方ない。店員に4人掛けのテーブル席を案内され、そちらへ向かう。
「せっかくですしナギサさんと一緒のものを食べたいです」
「いいですよ、ではこちらの紅茶とサンドイッチのセットでよろしいでしょうか?」
はい、と返事を受け取る。ここの紅茶は申し分ないほどの美味しさだったはず。
美味しいものを二人で共有できるとは幸せだ。
たわいない話をして数分後、紅茶とサンドイッチが来るかと思ったが…代わりに現れたのは2人組であった。
2人組が私たちの隣の席に…否、私たちの席に乱入してきたのだ!
「なっ!?どなたですか!?」
「君の大事な友人の顔を忘れるとは残念だよ、まさか君はこのサングラスを外しても分からないのかい?」
「うわああっ、ミ、ミっ…」
「しーっ、ヒフミちゃん。私たちもお忍びだから…ね?」
その2人組はセイアさんとミカさんであった。その二人も私服、お忍びというのは間違いでないようだ。
いや待て、なんで二人がこの場にいるのだ。なんで?ロールケーキでもぶち込もうか?
- 26二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 02:15:45
- 27二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 06:53:41
あの頃の騒ぎも落ち着いてきた頃、ヒフミはお茶会になかなか招待されないことに気付く。
痺れを切らしたヒフミが向かうのは... - 28二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 09:06:07
実際、ヒフミがナギサのことを恨んだり嫌いになったりしないと言い切ってるのは、いっぱいいっぱいの中でも「ミカやトリニティを守るため」が動機だったからというのはかなり大きいと思うんだよね
ヒフミは友情の女なので…
ヒフミがあの件でナギサを怒るとしたら、守るべきものの勘定の中に自分の命があんまり含まれてないことだと思う
- 29二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 16:41:17
- 30二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 16:55:53
- 31二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 18:58:58
ふとした瞬間にそれに気がついて悩むかんじでつなげればオッケーよ
- 32スレ主25/07/22(火) 23:54:39
それより恋人ごっこを幼馴染に見られたのが恥ずかしい。本当にロールケーキぶち込みたい。
「あ、私も何か頼もーっと。ナギちゃん何頼んだの?」
「サンドイッチと紅茶のセットですが…なんで勝手に入ってきてるんですか!?」
「それは私から説明しよう。単純明快で簡潔にシンプルに述べると、この情景が昨日の『夢』に出てきたからだ」
「そう、ナギちゃんとヒフミちゃんがイチャイチャしてるのが見れるって言うから意気投合しちゃった☆」
セイアさん…!!澄ました顔で人のデートに割り込むなんて…!嵌められた…!後でマカロンを口が裂けるまで捩じ込んでおこう。
「あはは…その…やっぱり私がナギサさんと恋人ごっこをやっていいのでしょうか…?」
「大丈夫大丈夫!むしろナギちゃんヒフミちゃんはお似合いだよ!なんか姉妹っぽいし!」
「「姉妹!?」」
被ってしまった。私とヒフミちゃんが姉妹…?いやアリなのか…?
- 33スレ主25/07/22(火) 23:55:40
- 34二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 00:19:32
- 35二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 00:20:46
- 36二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 09:11:30
まだヒフミ側がどう思ってるかは語られてないから…
というかエデンで投下されるだけ投下されてその後一切供給がないのはどういうことなんだYosterァ!! - 37二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:08:01
今回のイベントで根っこはだいぶ似た者同士な感じが出たからな
こうしきはもっときょうきゅうしてやくめでしょ - 38二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:12:36
こうなったら二次創作して満足するしかねぇ…!
- 39二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 00:15:24
まずは紅茶を一口。やはり紅茶を飲むと気持ちが安らぐ、波一つない海のように。
次にサンドイッチも頂く。新鮮なレタスとトマトにハム、鮮やかで爽やかな味。少し塩味も効いていて紅茶と相性が良い。
「ヒフミちゃ〜ん、それ美味しい?」
「はい!美味しいです!一緒に食べるっていいですね!」
ミカさんがヒフミさんの食事をじっと覗き込んでいる。食事が来るのを待てなくなっているのだろう。暇そうにも見える。
「あっ、そうだ!そのサンドイッチを『あーん』ってやってみたらいいんじゃない?」
「ミカさん!?いくらなんでも公共の場では…!」
「あはは…まあでも『あーん」って恋人ごっこの定番ですよね」
真っ先に私が反応するが、ヒフミちゃんがまさかの乗り気?確かに『あーん』は恋人ごっこにおける通過儀礼なのかもしれない、しかし周りに見られたらと思うと気が気ではない。
「まあ、所詮ごっこ遊びの範疇なのだし悪くないと思うぞ?君は恋人の思いを無に帰すのかい?」
「…分かりました。どうぞ、ヒフミちゃん」
セイアさんもあちら側だったのでやむを得ず。抵抗しても仕方ないので大人しく従うことになる。なんとでもなれ。
「本当にいいんですね?それじゃあ行きますよー」
- 40二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 09:29:26
ナギサがペロロ様のこと「ヒフミさんが好きな…」ぐらいで覚えていて名前とかはろくすっぽ覚えてないことが判明したので、布教を口実に色々遊びに行ったりとか…
でもそれこそ今イベの冒頭見るにナギサを遊びに連れ出すのは相当骨が折れそうだ - 41二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 10:00:30
ハナコの例のアレでどうやっても昔のようにできずに泣く泣くヒフミと距離を置くナギサ…
そして自分がなぜ距離を置かれてるかわからずにハナコに相談するヒフミ… - 42二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 10:36:17
- 43二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 18:02:30
- 44二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 18:09:30
酷いこと言うけど、ナギサの心の傷が深いとシナリオフックとしてはむしろ優秀なんだよな…
ブルアカ宣言みたいに自分の好きのままに距離詰めるだけだと対応できない問題に対して
ヒフミとナギサはどう向き合うのか、周りはどう関わっていくのか、けっこう深いテーマになると思う
- 45スレ主25/07/24(木) 20:17:02
突然ですがスレ主の諸事情で4日ほど、このSSの更新を止めることになりました
このスレを落とすなり、まだまだヒフナギを語るなり好きにやってください
ですが復帰したら完結させるんで、その時はよろしくお願いします...!
- 46二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 21:10:20
仲間ですら合意なく巻き込むタイプだからヒフミが振り回されてそうなんだよね