【CP・閲覧注意?】すやすやしてるニャアン

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:41:34

    すやすやしてるニャアンが故郷の戦禍での出来事を夢で見てフラッシュバックを起こし、このままでは作戦に支障をきたすので境遇が近いエグザベ少尉がカウンセリング要員として当てがわれる

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:44:09

    「お母さん…お父さん…! 待って!」

    「やだ やだよ、ひとりは怖いよ…」

    「いやあああああ!」


    ガバッ


    ゼー…ハー…

    「故郷の夢……最近は見なくなったのに」

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:49:50


    最近は昔の夢を見ることが減ったのに、グラナダに来てから毎日これだ。

    日中は頭がぼーっとして、何かを考えるのが難しくなった。


    白衣を着た人たちが薬物療法とかカウンセリングの話をしていたけど、難しくてよくわからなかった。

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:54:40

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:55:54

    「キシリア様からの命令で、しばらく君の側でサポートすることになったよ。何か困ったことがあったらなんでも言ってくれよ。僕にできることはなんでもする」

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:58:23

    「今、何でもするって言いましたよね」

    「ああ、もちろん。君をここに連れてきたのは僕だ。だったら僕が責任を取るべきだろう」

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 03:59:25

    「それなら…」

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:00:33

    「な、何を言っているんだニャアン」

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:03:52

    「何でもするって言いましたよね」

    「それはそうだが……君は女性で、まだ17だし、あまりそういうのは……」

    「少尉は私のことをそういう目で見ているんですか?」

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:11:16

    「私はまだ17歳ですよ? 少尉にとって私はまだ子供……ならば夜を共に過ごすことにやましいことなんてありませんよね?」

    「ニャアン、そういう問題ではないんだ」

    「少尉は私のことをそういう目で見ているんですか?」

    「わ、わかった…僕はソファで寝るから、何かあったら起こしてくれ」

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:13:07

    就寝後

    「おかあさん…おとうさん…ダメ、ひとりにしないで」

    「誰か助けて…」

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:15:10

    「ニャアン!ニャアン!」

    「少尉…?」

    「魘されていたぞ。確かにこれは辛いな」

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:16:23

    「少尉…!」ギュッ

    「!?」

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 04:19:27

    「ウッ……グスッ……」

    「ニャアン、大丈夫だよ。君のことは守ると約束したじゃないか」

    その晩、ニャアンが泣き疲れてエグザベに縋りついたままベッドで夜を明かした。
    その寝顔は穏やかなものだった。

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 08:15:14

    エグザベ少尉、ニャアン専用抱き枕就任おめでとうございます♡オラッ💢妹みたいに想ってる6歳差幼女の柔らかな感覚に戸惑えッ💢

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 08:23:43

    よかった、自分までフラッシュバックしてしまうエグザベ少尉はいなかったんだ

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 12:33:32

    エグザベくんもフラッシュバックしていいはずなのに引きずられないのエグザベくんって感じだな

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 19:48:40

    それまでは遅くまで仕事してたけど、これ以降はニャアンの「……少尉、眠いんだけど…」の一言ですぐ寝支度を始めるからエグザベの睡眠不足が解消されてギャン隊の戦力が5割増しろ

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 19:59:24

    【CP・閲覧注意?】
    また素晴らしいスレに巡り合えたようだ

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:06:32

    お辛い境遇、過去に対して共感と寄り添いができてかつ自分は壊れないとかこれが本当の理解のある彼くんだ

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 04:23:55

    ニャアンの夜間着がどんどんふわもこになっていって、
    ついには猫耳猫しっぽ付きのゆったりした物になるんだ。
    もふもふパジャマで気持ちよさそうに眠る日もあるニャアンに影響されて、
    シュッとしたシンプルなスウェットから、もこもふ・オリベ少尉になってくれたら助かる

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 05:14:33

    「あの、エグザべ少尉、これを…」
    おずおずと手渡された物は、容積に対してとても軽量な物だった。
    「どうしたニャアン?誰かへの遣いを頼みたいのか?」
    「いえっ、少尉へのプレゼントです! 毎日共寝させるのは負担でしょうし…それに…これからもお世話になるかも…だから…」
    「そうか、ニャアンなりの気遣いなんだな、ありがとう。えーっと、開けてもいいか?」
    「どうぞ」
    薄緑色をした包装の、オリーブ色のリボンを解く。
    中から出てきたのは…

    これでにゃんみん!!すやすや着ぐるみ
    (ちゃとらぶらうん)
    男性用Lサイズだった。

    ………彼女のパジャマと種類違いだ。
    柔らかくしっとりとした質感、だらんとしたゆとりのある作り。
    黒猫と化したニャアンを抱きしめながら眠るのは、正直とても悪くない。

    ………しかし、いくら安眠と癒やしをニャアンにも施せれども。23歳成人男性がこの格好は…キツ……。

    「…ごめんなさい、ワケワカったかも」
    「他のもっとまともな物探すので、見逃して下さい」

    何時もは真っ直ぐ見つめてくる金の瞳が、暗く曇り、顔が俯く。

    咄嗟だった。
    「部屋の中だけなら問題はないだろう」
    と僕は言ってしまったんだ。

    エグザベが居ないとぐっすり眠れない〜位に進んだいちゃラブはこんな感じだったらいいな

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 05:37:50

    夜分に火急の要件にも関わらずコールしても出ないエグザベ少尉の自室へ押しかけ何度も叩いてようやく開いたドアから出てきた、もこもこふわふわネコてゃんパジャマに身を包んだ不機嫌顔少尉を目の当たりにして言うべき内容全部吹っ飛ばされてぇ〜〜

    部屋の奥から「少尉…まだ眠い…」ってこっちを覗くお揃い小猫パジャマのニャアンこの存在に気づいて脳味噌ぶち壊されてぇ〜〜

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 12:26:14

    「ネコちゃんお好きなんですね、ちゅーる要ります?」
    みたいな謎の気を利かせて、
    「多分この子人間だから…」
    って気まずいことにされたい

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 15:18:43

    相変わらず自己評価の低い男だ…
    本人はうわキツと思ってても以外と似合うと思うぞ

    頭の影が猫耳に見える呪いかけていきますね

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 19:05:59

    モブ兵士「エクザベ少尉はどこだ!緊急なのに携帯にも部屋のホットラインに出ないんだよ…何口ごもってんだ緊急だって言ってるだろ!…ニャアンの部屋!?デキてんのかあの2人!?とりあえず行くぞ!
    ……少尉!エクザベ少尉!緊急です応答してください!エグ……」
    緊急時ヒトは考えない
    (えっ何この(ちゃとらぶらうん)格好)(○ってた訳ではないのか)
    (ツラ良いから若干シュールだけど似合うな)(じゃあ何故ここに)
    (連絡事項ブッ飛んだ何だっけ何だっけ)(ニャアンもペアルック?付き合い始めのカップルか?)
    夥しい数の思いを後先の順番なく同時に感じるのである

  • 27二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 03:52:25

    >>25

    ネコザベ・オリベかわいいねぇ…

    部下や同僚からもエグニャべとか弄られまくって欲しい


    辛めのネタも書きたい…

    急用で寝てるニャアンを置いて駆り出されて、

    やっと一息つけるかと部屋に近づくと、

    心の底からもだえ苦しむニャアンの絶叫が聞こえるんだ…(分離不安)

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 09:50:29

    ニャアンをなぐさめるエグザべ君のスレはいくつあってもよい

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 17:33:01

    ほしゅ

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 22:12:42

    宥めるネコザベ君をフミフミして甘えるニャアンは居ます

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 04:18:54

    パニックになったニャアンを落ち着かせる為に
    色々試したエグザべ少尉
    どうやら絵本の読み聞かせがいいらしく
    優しく頭をなでながら朗読するんだ…
    ニャアンのお気に入り絵本は、騎士様がお姫様を迎えに来るハッピーエンドなんだ…

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 06:06:38

    今日のエグザべ少尉の退勤は遅い。
    その上帰宅後にも重要な任務「ニャアンの寝かしつけ」があるのだ。
    ニャアンだって不必要に負担をかけたくはない。
    なのでおやすみする部屋は少尉の自室に変更する。
    先にシャワーを借りて髪もサラサラに整えておいた。清潔な石鹸の香りがするはずだ。
    ちょっとくちゃっとしたシーツを整え、冷たい飲み物と夜食を用意する。
    寝る前に飲ませて貰うあまいココアも後はまぜるだけだし、あとは少尉がドアを開けるのを待つだけ。
    シーツから香るエグザべ少尉の匂いに包まれて、少しうつらうつらとする。

    …あ、お気に入りのぬいぐるみを並べるのを忘れていた。
    じふねことに"ゃん(はくじそうび)だ。
    今度からは手さげが必要かもしれない。
    頭にはコンチを乗せながら、じふねことに"ゃんと絵本を持つので手一杯だった。
    遅いな…と思いながら、くろねこさん着ぐるみを毛繕いしつつ丸く寝転んだ。

    あとはあの人が来るだけなんだ

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 10:07:46

    >>32

    可愛らしい動機からのなんとなくエッチい雰囲気からの


    に゛ゃん


    …に゛ゃん……?

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 16:23:18

    >>33

    僕の愛機だが…?

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 22:26:24

    ギャンの事なんだろうけど「に゛ゃん」の字面が面白いのよ笑

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:01:38

    >>27

    あ゛っ…エグ……エクザベ少尉すび…すびばせん……

    一緒に寝たのに起きたら誰も居なくてこ、怖くなってしまって……

    大丈夫ですからちゃんと落ち…ひっく…落ち着きますから……

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:32:30

    >>32

    残業終わったあとなのに律儀にニャアンの寝かしつけに向かったエグザベ君と入れ違いにならなきゃいいけど…

  • 38二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:47:18

    >>36

    いいね

    やはりニャアンは可哀想可愛い

  • 39二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 02:54:36

    >>37

    「カヒュッ…ッ…!!ヒッ!!…ァあ、…ひゅっ」


    表面の乾いた夜食の隣でかろうじて息をしているニャアンを見つけるんだ…

  • 40二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:38:18

    エグザベくんがニャアンの肩をゆすって意識を取り戻すように何度も名前を呼ぶんだ。

    「ニャアン! 遅くなって悪かった! もう大丈夫だから!」

    医師を呼ぶか迷うエグザベに、徐々にニャアンの瞳が揺れ動き、意識を取り戻す。

    「少尉……ごめんなさい」

    ひとまず落ち着いたニャアン。
    「迷惑をかけてごめんなさい」と何度も呟くニャアンをベッドに寝かせるエグザベ。

    ベッドから転がり落ちたじふねことに"ゃんを枕元に添え、ずっとニャアンを心配していたコンチに充電器を挿してやる。

    そしてエグザベもベッドに入り、ニャアンを抱きしめ、優しく頭を撫でる。

    凛とした雰囲気とどこか冷めたような態度の昼間のニャアンと、今この場にいる弱々しいニャアンが同一人物とは思えなかった。

    ニャアンは程なく眠りに落ち、エグザベはほっと息を吐いた。
    自分も眠ろうとした時、ニャアンの口からつぶやくような、内緒話をするような小さな声を発する。

    「少尉……もう迷惑かけないから……置いていかないで」

    ニャアンの閉じられた目からは涙が伝っていた。
    この子は夢の中でだって安息を得られない。

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:44:15

    エグザベを繋ぎ止めておくために自分の身体を差し出そうとするニャアン(情緒面の成長が小学生レベルで止まってるからそうすることしかできないと思っている&ワケワカモードで少尉を押し倒してしまう)

    そんなニャアンに「こんなことは違うよ、自分のことを大切にして、こういうことは本当に好きになった人とすることだから」と大人として正しいことを言うエグザベ少尉。

    だがニャアンは「拒絶されてしまった」と感じて迷惑かけてごめんなさいモードに入っちゃうんだ。

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:52:45

    マーキングモードに入ったニャアンはエグザベ少尉のこれでにゃんみん!!すやすや着ぐるみ(ちゃとらぶらうん・男性用Lサイズ)パジャマを着だすんだ。

    ブカブカのパジャマでもこもこで埋もれてるニャアンに「パジャマを間違えてるぞ」「それはまだ洗濯してないから着替えよう」という少尉の言葉を無視し、ニャアンは少尉の匂いに包まれて幸せそうに眠るんだ。

    洗濯したばかりのエグザベ専用パジャマには目もくれなくて、着用済みにしか興味ないんだ。
    勝手に洗ったらご機嫌が斜めになっちゃうから、そういう時は普段使いのシャツを着せてやると機嫌を直してくれるんだ。

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 07:09:07

    天才が居られる…素敵です萌えをありがとう

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 13:45:59

    マーキングニャアン エグザベ少尉本体はもちろんベッドや服にスリスリするからどんどん2人の香りが似てくるんだ

  • 45二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 16:13:17

    懐き度100%のニャアンだ

  • 46二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 21:50:35

    このニャアンはシュウちゃんに置いてかれたこともトラウマになってそう
    必然的にエグザベくんにしがみついて離れないようにする必要があるんですね

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 21:54:41

    ちょっと前までは「手料理って、まるで彼女みたいじゃないですか」とか言ってたくせに今では当たり前のようにご飯を作ってくれるようになったニャアン。

    ニャアンの手料理・出来立てほかほかの朝ごはんのおかげでエグザベくんは元気100倍ザベちゃんマンやで

  • 48二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 21:58:30

    ニャアンから少尉は怖い夢を見ないのか聞かれて

    「うーん、昔は見てた気がするけど。夢は夢だから。自然と割り切れるようになったよ」

    さらりとお出しされる強メンタル。

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:04:32

    「ニャアンは料理が上手だなぁ、将来ニャアンと結婚できる人が羨ましいよ(羨ましいよ)」

    下心0の言葉にニャアンもこの顔である。

  • 50二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:06:50

    あれ?いつかエグザベ少尉ともお別れになる?と考えて勝手に狼狽えるニャアン

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:14:53

    キシリア様からの呼び出し

    「ニャアンの精神状態が安定したことで訓練の成果も上々だ。計画もつつがなく進行できるであろう。お前に流されている不名誉な噂話は私の方で処理しておく」

    エグザベくんの不名誉な噂話
    ・17歳のパイロットの少女と毎晩一緒に寝ている
    ・17歳の少女の手料理を毎日食べてる
    ・お揃いのパジャマを着ている

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:22:21

    「必要なものがあればすぐに用意をさせよう」

    ドラえもんと化したキシリア

  • 53二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:25:20

    ・昼
    「手料理……って💢そんなの彼女みたいじゃないですか💢好きな人のためにしか作りませんよ💢」

    「す、すまん、そんな深い意味はないんだ……」

    ・夜
    「一緒に寝る……って、こういうのも恋人みたいだったりしないか? もう大丈夫そうだし、好きな人のために今からでも……」

    「そんな深い意味ないから💢にゃんみんパジャマで一緒にすやすやにそんな深い意味ないから💢いいから早くなでなでだっこして💢」

  • 54二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:29:18

    スレ画のようにエグザベくんの部屋でクッションを抱いてウトウトしてるニャアン
    よく見るとクッションカバーがエグザベくんが着古して捨てたはずのシャツで出来ている

    なおエグザベくんは「僕が昔着ていたシャツに似ているな…ああいうデザインのカバーもあるのか」と全く気づいてない模様

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 22:51:46

    >>54


    エグザベくんの着古された服で作ったクッションカバーの余りでコンチの足カバーも作ってあげるニャアン


    「(ニャアンちゃん……少尉が鈍感だからって……)」

  • 56二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 23:25:14

    >>51

    不名誉(事実無根とは言っていない)

  • 57二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 23:29:51

    モブ1「ねえ何で俺ら少尉とニャアンの夜間緊急連絡係みたいになってんの?」
    モブ2「あんなんなるべく知られない方が良いし見ちまった奴等で回すしかねえんだよ」

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 23:34:17

    >>1

    シュウジ「この頭を撫でて上げたいとガンダムがいや僕が言っている」

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:20:25

    ◯イオマグヌッソ決戦後、マチュ&ニャアン出立前ーー

    「アマテ・ユズリハさん、少しいいかな」

    「え、あ〜……エグザベ少尉さん、だっけ。えーっと、ジークアクスのことなら……」

    「ああいや、今はそのことはいいんだ。ただ、ニャアンと行くキミにこれを渡したかった」

    「へ、なにこれリスト? っていうかなっっっが!? え、なにこれ?」

    「出来ればいいんだが、そこに書いてるものをニャアンの寝床周りに用意してやって欲しいんだ。彼女、ジオンで寝つきが悪い時期があったから……」

    「……で、こんだけ色々やってくれてたんだ……そっか、うん分かった。頑張ってみる」

    「! そうか、ありがとう……きっと君となら、ニャアンも安心して眠れると思う」

    「へへ、まぁMAVですから? しっかしホント色々と………………」

    「? どうした?」

    「…………ねぇ、この…… 『これでにゃんみん!!すやすや着ぐるみ(ちゃとらぶらうん)(男性用Lサイズ)』……ってなに?」

    「あ」

    「ねぇ、成人男性用の寝巻きが居るの?いや、必要だった? ちょいアンタ、ニャアンとどこまでーー居ねぇ!?速えぇっ!!おいこら逃げんなロッカー野郎ッ!!!!!!!!」

  • 60二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 01:45:14

    天才かよ

    マチュと同居を始めたニャアンは癖でマチュに抱きつき&なでなでを求めちゃうんだろうな。

    マチュは「ニャアンは甘えんぼだね」と言いながらぎゅーっとしてくれていっぱいなでなでなでーってやってニャアンはご満悦だけど、ふとした時にエグザベ少尉のことを思い出せ。

    エグザベ少尉の手は大きくてもっとゴツゴツしてたな、私より少し身長が高いから抱きつくとちょうどよかったなとか考えて、ああマチュがいるのに少尉のこと思い出すなんて自分は贅沢だって反省&少し涙目になっちゃうんだ。

  • 61二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 01:49:20

    マチュはちっちゃいからニャアンに抱きつかれると絡みつかれたみたいになって捕獲されたポメラニアンみたいになる。

    「も〜苦しいよニャアン」

    笑いながら言うマチュの「苦しい」って単語に過剰反応したニャアンがきゅうりを置かれた猫みたいにピャッてマチュから離れて、

    「ごめんねマチュ……わたしそんなつもりは……」

    ニャアンはPTSDから抜け出したように見えて、イオマグヌッソの件でさらに深い闇に落ちているんだ。

  • 62二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 01:58:04

    被害者だったニャアンが利用されたとはいえ加害者になってしまい、悪夢の内容も目の前で故郷が壊されていく恐怖+自責の念によって自分自身を攻撃するような内容になってほしい。

    夜中にトイレに駆け込み嘔吐するニャアンを心配したマチュがエグザベ少尉に連絡を取ってくれるんだ。

  • 63二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 02:03:16

    吐いちゃうのが怖くてご飯もあんまり食べなくなったニャアン。

    ただでさえ細いニャアンがやつれているのを見て不安で仕方ないマチュが不恰好なうさぎちゃんりんごを用意してくれてニャアンが申し訳なさそうに食べるんだ。

    書いてて思ったけどこれ飼い主がいなくなって寂しい猫だ。

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 06:14:46

    このレスは削除されています

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 06:19:29

    いちゃギャグで支援

    「あれ?ニャアンおねんねしてるの?」
    ふふっ起きてる時とは違って寝顔幼いなぁ〜、可愛い♡
    よーしなでなでしちゃおっと!!
    起こさないようにっ、わぁっ〜。髪の毛サラサラ過ぎるでしょ…。
    おっ!!急に手に頭を押し付けてき…
    『うぅん…なでなで…すきぃ』
    !!!!!!
    えっ、ちょっ…!?心臓止まるかと思った…。
    そか、ニャアンなでなで好きなんだ。
    ふーん、沢山なでなでして甘やかしてあげるぞ!!
    ふふん、今のアマテさんはお姉さんモードなのだ!!
    「なでなで気持ち良いねぇ、た〜くさん良い子してあげるよ」
    『ん♡きもちぃ♡』
    全身くねくねさせて♡もうっ、ニャアンったら本当のネコちゃんみたいなんだからっ♡
    『きもちぃ…♡しょーい♡…もっと…なでなでっ…ほしぃ♡』
    「ほらほらなでなで攻撃だぞ〜っ」
    『むにゃっ…しょーいの♡…なで、なでなで♡しゅき…ぃ♡』
    …?え?何だか気になる単語があった気が
    『…ふみゃ…ニャアン♡…エグザべ♡しょーいのぉ、…なでなでぇ…だいしゅきぃ♡♡♡…』
    うわあああああああああああああああああああああああああ

  • 66二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:50:54

    このレスは削除されています

  • 67二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:53:30

    このレスは削除されています

  • 68二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:54:04

    マジでそういう関係にしか思えないよな

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:56:23

    いちゃギャグ助かるもっとくれ


    たまたま地球に用事があったシャリア・コモリ・エグザベがマチュとニャアン宅を訪ねる(ついでに近況報告&生活用品買い出し)

    「来たな変態ロッカー男!ニャアンに何をしたんだ!?」

  • 70二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:58:00

    「……」

    寝不足でねむねむのニャアン
    ぼんやりしてるしなんかやつれているので色々察するシャリア

  • 71二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:00:07

    「マチュさん、その話は後で。車を出すので生活用品の買い出しに行きましょうか」

    「じゃあ、僕が運転を……」

    「エグザベ少尉はここ最近働き詰めだったので休んでいてください。ニャアンさんと留守番をお願いします」

    「え!?」

    「車に5人すし詰めは狭いでしょう、ニャアンさんは最近寝不足と聞いております。車酔いしたらいけませんので、ここはエグザベ少尉と留守番をするべきです」

    「確かに……(確かに)」

    そんな様子を見ているコモリ

    「(中佐のお膳立てに鈍感すぎる……)」

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:03:38

    「あはは……二人っきりになっちゃたね」

    「今もちゃんと眠れてないのかい?」

    久しぶりに会ったのでよそよそしいながらも気遣いを見せるエグザベ少尉

    ニャアンは寝不足で頭が回っていない

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:07:44

    目の前に少尉がいる。

    でも少尉とはお別れしたはず。

    今は私のマチュの二人暮らし。

    私は都合の良い夢を見てるのかな。
    夢だったら何してもいいよね。

    「ニャアン!?」

    少尉に抱きつくニャアン

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:11:53

    「少尉♡ずっと会いたかった♡少尉の大きい手でなでなでほしい……♡いっぱいぎゅってして……♡」

    夢の中だと思っているので理性のタガが外れて超甘えんぼモードニャアン。

    「ニャ、ニャアン……」

    まさかの展開にエグザベくんもこの顔である。

  • 75二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:16:12

    この後の展開は言うまでもない。

    ニャアンの巣(にゃふれどやに"ゃん、エグザベ少尉の古着で作ったクッションなどの思い出の物品を集めたゾーン)に連れ込まれたエグザベ少尉は、ニャアンから怒涛の甘えんぼ攻撃を喰らうのだ。

    「ずっと会いたかった…♡少尉の匂い、大好き…♡もうどこにも行かないで♡」

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:22:13

    「ニャアン、そういうことを言うのはまるで恋人同士みたいじゃないか……」

    天パるエグザベくん、ニャアン語録を真似してしまう。

    「……恋人になったら、ずっとこうしていられる?」

    ニャアンの甘々さと恥ずかしさでエグザベ少尉は考えることをやめそうになった

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:25:57

    エグザベ少尉が抱きしめていっぱい頭を撫でてくれる夢を見ていると思い込んでいるニャアンは、そのうち穏やかな顔で眠りにつく。

    エグザベ少尉はニャアンからガッチリホールドされて逃げられない!

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:28:53

    この後、買い出しから帰宅したヒゲマン一向。

    すやすやと眠るニャアンと、ニャアンに絡みつかれて身動きが取れなくなっているエグザベ少尉を目撃。

    エグザベ少尉も連日の疲れてニャアンと共に眠りに落ちていた。

    抱き合って眠る二人の姿にマチュもこの顔である

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 12:47:31

    目を覚まし、自分のすぐそばで眠っているエグザベ少尉とマチュたちを見て、ニャアンはやっと全てが現実であると理解する。

    「マチュ……ち、ちがうの」

    起きあがろうとするニャアン。
    しかしニャアンもエグザベ少尉にガッチリホールドされていて身動きが取れないのだ。



    続き?はスレが落ちる前に…

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 16:21:17

    この二人、抱き合って寝てるだけでキスどころか手繋ぎもまだなんだよな…

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 16:28:36

    (ベッドってこんなに広かったっけ…)

    無意識のうちにニャアンロスを感じているエグザベ少尉
    気恥ずかしい気持ちもあるが、ニャアンの細い手足が絡みついて強く自分を抱きしめる感覚が抜けきっておらず、もう着なくなった『これでにゃんみん!!すやすや着ぐるみ(ちゃとらぶらうん)(男性用Lサイズ)』を見つめるのだ…

    少尉はとっくにニャアンから調教されていたんですねぇ

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 16:46:24

    マチュは今もシュウジを探していて、ニャアンもかつては「シュウちゃんに戻ってきてほしい」という感情でイオマグヌッソを起動させた。

    それを知ったエグザベ少尉は、一瞬だけ胸の中をトゲトゲしたものが転がる感覚を味わう。

    (ニャアンは料理も上手で、綺麗な子だから、いつか同年代の良い人を見つけるんだろうな)

    自己評価が低いエグザベくんは自分はパッとしない、ただ運が良いだけの男だから…と諦めの感情を抱く。

    (……? なぜ僕はこんなことを考えているんだ)

  • 83二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:08:14

    時間はマチュとニャアン宅に戻り…



    ハッ

    目を覚ますエグザベくん。

    (いつの間に寝てたのか……)

    視線を動かすとすぐそばには顔を真っ赤にしたニャアン。
    いつの間にか自分はニャアンを抱きしめて眠っていたようで、身体は密着している。

    「すまないニャアン! 苦しくなかったか?」

    まずいと思って身体を起こすと、すぐそばのソファに呆れ顔のシャリアが座っていた。

    「気持ちよさそうに眠っていたので、無理に起こすのもかわいそうだと思いまして」

    (マチュとコモリは別室でガールズトーク(愚痴大会)中)

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:13:08

    帰り道

    「仲が良いのはいいことだと思いますよ」

    「違います中佐、あれはグラナダの時の癖みたいなもので……」

    「癖? 付き合ってもいないのにサイテー」

    なぜかちくちく言葉を浴びせられるエグザベ少尉。

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:17:50

    エグザベが目を覚ました後、ニャアンは恥ずかしさのあまりコンチを抱えて隠れてしまった。

    ちゃんとお別れを言えなかったことを後悔するニャアン。

    (次いつ会えるかわからないのに……)

    自分の失態に悶えつつ、歯痒い気持ちのニャアン。

    「ザベちにメッセージ送ればいいじゃん」

    よくわからないけど、なんかわかったマチュは冷静なアドバイスをする。

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:34:33

    素直になれずなぜかエグザベ少尉にちくちくしてぢまうニャアン

    (エグザベ少尉のアイコンが蟹なのはザビエルの蟹が元ネタ)

  • 87二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:36:07

    くそっ ニャアンが楽天モバイル使ってるみたいじゃないか

  • 88二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:41:32

    なんやかんや色々あってシュウジと再開

    二人はめちゃくちゃ喜び、とりあえず3人で一緒に暮らし始めるが……

    「なんだか家が手狭になってきたね」

    「この家で3人暮らしは難しい……とガンダムが言っている」

  • 89二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:45:44

    順当に考えた結果出て行こうとするシュウジを引き止め、ヒゲマンに相談することにしたマチュ

    「ふむ……新しい居住先はこちらで手配できますが、3人とも同じ家ということで問題はないですか?」


    ニャアンはマチュとシュウジと同じ家に住むのかい!?住まないのかい!?


    どっちなんだい!?!?!?????


    同じ家に住まないとしたら…




    どこに住むんだい!?!?!????

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:48:13

    デケデケデケデケデケデケデケ…

  • 91二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:51:20

    通い妻!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  • 92二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:55:07

    「少尉、家が手狭になったので、なるべく少尉の部屋で過ごすことにしました」

    「マチュとシュウちゃんはすごく仲良しなので、私が二人の時間を作ってあげるために仕方なくです」


    「仕方なく少尉の部屋で過ごすんです」

  • 93二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 18:23:03

    >>91

    どっちの通い妻なの?

  • 94二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:40:06

    >>93

    この流れでエグザベ君以外誰があると?

  • 95二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 20:04:30

    >>93


    住まん分かりにくかったな体裁上はニャアンの実家(?)はシュウマチュのいる地球ハウスで、手狭になったから仕方なくエグザベ少尉のところに入り浸るようになったんやで

  • 96二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 20:21:56

    ピガガピ

    (ニャアンちゃんが心配だから僕もついてきちゃったよ)

  • 97二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 20:36:26

    ピガガ

    (ニャアンちゃんはせっかくエグザベ少尉と一緒に過ごせる時間が増えたのに、なぜかツンツンしてるよ)

    「少尉は私が怖い夢を見ないように一緒のベッドで寝て、私の頭を撫で、抱きしめればいいんです」

    「お礼になるかはわかりませんが食事くらいは用意しますよ」

    「二人でお出かけ?そんなのまるで彼女みたいじゃないですか」

    「……行かないとは一言も言ってないですけど」

    (寝ぼけてた時はあんなに素直だったのに……)

  • 98二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 20:43:26

    「お出かけってどこに行くんですか」

    「君の生活用品の買い足しだよ」

    「……」

    「どこか行きたい場所でもあるのかい?」

    「別に……」

    「買い物が終わったら少し二人で歩こうか」


    「(♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡)」

  • 99二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:19:21

    ◯街

    「人……多いですね」

    「今日は土曜日だったことを忘れていた……」

    「このままだと少尉とはぐれてしまいそうです」

    「……ニャアンが嫌じゃなければ、手を繋ごうか」

    「仕方ないですね、少尉がそこまで言うなら」

    ピコピガピ
    (嬉しそうだねニャアンちゃん)

  • 100二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:21:14

    「(手を繋ぐなんて、彼女みたいじゃないですか……!と言い忘れた)」

    ピガガ
    (まわりくどくなるだけだよ)

  • 101二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:29:28

    「織部焼…オリベ?」

    「焼き物屋さんみたいだね、陶器専門のお店だなんて珍しいね」

    「少し見て行ってもいいですか?」

    「ああ、もちろんだよ」

  • 102二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:42:21

    「(マ中将が好きそうなものがいっぱいだな)」

    「いらっしゃいませ〜」

    「店員さんもそっくりだな」

    「(退役して趣味のお店を始めたでゲス)」

  • 103二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:44:20

    「食器がいっぱいありますね……あっ」

    「(アクセサリーも売ってる)」

    アクセサリーを見つめる見つめるニャアン
    その中の白地に金のラインが入ったピアスが気になる様子

  • 104二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:46:29

    「お目が高いですね。それは白磁製のピアスです。白に金のラインでアクセントを加えることで上品ながらも気取り過ぎないので若い女性にもおすすめですよ」

    ピガガピ
    (白磁製のピアスは結構いろんな場所で売ってるよ)

    「このピアスはとても良いものですよ」

  • 105二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:48:52

    「それが気になるのかい、ニャアン」

    「……綺麗だと思います」

    「そうだね。ニャアンに似合いそうだ。店員さん、これを」

    「え?」

    「ふふふ、お買い上げありがとうございます」

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:50:12

    このレスは削除されています

  • 107二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:51:21

    (白磁に金のラインか……僕のギャンに少し似ている気がする)

  • 108二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:53:48

    「(少尉がアクセサリーを買ってくれた……)」

    「(白磁に金のライン……少尉の機体みたい)」

    「(手を繋いで、アクセサリーもプレゼントされて、こんなの彼女みたいじゃないですか……!)」

    「(大切にしよう……)」

  • 109二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:56:07

    (やはりアクセサリーは手に取りやすいでゲスね)

    (大切にしてくれそうな人に買ってもらえて嬉しいでゲス)

    (この店の品物は私が集めた良い物だけでなく私の趣味が高じて作られた焼き物もあるでゲス)

    (アクセサリーは全て私が作ったものでゲス……!)

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 22:49:37

    マさんいい空気吸ってんな

  • 111二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 23:34:28

    エグザベ少尉がナチュラルに恋人ムーヴ()してくることに慣れすぎて普通に受け入れている自分に気付くニャアン

    ※さっき初めて手を繋いだ

  • 112二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:25:27

    ◯コンチ 心の声

    ピポガガ

    「(それはそうとエグザベ少尉は忙しいからニャアンちゃんは一人で過ごす夜が増えちゃったよ)」

    「(やっぱりマチュちゃんたちと一緒のほうが良かったのかな……)」

    「(ニャアンちゃんが瞳孔開いたまま放心してて心配だよ)」

    「(薬物療法とカウンセリングですぐ寛解するものじゃないってお医者の先生から言われちゃったから、僕はニャアンちゃんに目薬をさしてあげることしかできないよ)」

  • 113二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:09:52

    コンチ目薬でビシャビシャになってるニャアンを発見し、慌てて寝かしつけるエグザベくん。

    「エグザベ少尉は、どうして過去のことを割り切れるようになったんですか」

    ニャアンの純粋な問いに、エグザベ少尉は少し困った顔で考え、答える。

    「何か特別な行動をしたわけではないよ」

    「目の前の生活でいっぱいいっぱいで、自然と過去のことが自分から切り離されたのかもしれない」

    「それに、きっと父と母は「過去に囚われるな」と言ってくれると信じている」

    「過去のことに苦しみながら生きるより、未来を見てほしい……もし僕が家族を残して死ぬなら、そう思う気がするんだ」

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:23:26

    「少尉、私はきっと地獄に落ちます」

    ニャアンが最近見る夢は、自身の手によって命を落とした人たちからの大きな恨みや悲しみの塊に襲われて、押し潰され、罵倒されながら身体を少しずつちぎられる夢だった。
    夢のはずなのに、身体には激痛が走り目を覚ましてもしばらく余韻が残る。

    怖い夢を見るのは、自業自得なのだ。
    怖い夢の原因となった出来事を過去のことと割り切る資格は自分にはないとニャアンは思った。

    「私は……たくさんの人を……」

    「ニャアン、君は悪くない」

    エグザベがニャアンの言葉を遮る。

    「天国も地獄も、僕は信じられないよ。だけど……君が何の忖度もなく地獄に落ちるとしたら、その基準は間違っている」

    「それに地獄があるとしたら、僕は絶対にそこへ行くことになる」

    「もしも君が地獄へ行くことになったら、僕も一緒だから、大丈夫」

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:31:38

    その日もニャアンは怖い夢を見た。
    しかしいつもと少しだけ内容が違った。

    大きな塊から逃げようとして転んだ自分に、手を差し伸べてくれる人がいる。

    その人に手を引かれて、二人で逃げる。

    どこへ逃げているのかわからないけれど、強く握られた手があたたかくて心強かった。

    一緒に逃げてくれるのが嬉しかった。
    自分はあの大きな塊から逃げてもいいと肯定されたのが嬉しかった。

  • 116二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:41:18

    すやすやと眠るニャアン

    「(名残惜しい気もするけど、仕事に戻らないと……)」

    音を立てないようにゆっくりとベッドから出るエグザベ

    「ビコビコ?」

    コンチが遠慮がちに音声を発する。

    「すまないコンチ……あと少し仕事が残ってて……ニャアンのことを頼んだよ」

    小声でコンチにお願いをして、エグザベ少尉は音を立てずに部屋を出て行った。

    「……」

    実はコンチの声で起きていたニャアン

  • 117二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:43:18

    「ピコピピ?(少尉が帰ってきたらいっぱい甘えよう?)」

    「……うん、今日は1人でも大丈夫な気がする」

  • 118二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:14:30

    ◯仕事を終えたエグザベ少尉

    「おかえりなさい少尉」

    「ただいま、ニャアン」

    元気そうなニャアンの様子に安心したエグザベはシャワーを浴びて寝支度を整える。

    「僕はこのまま眠るけど、ニャアンはどうする?」

    「眠いんですか、少尉」

    「そうだね、疲れてるから横になったらすぐ眠れそうだよ」

    「そうですか」

    ベッドに腰掛けたエグザベに、ニャアンは絡みつく。

    「ニャアン? まだ眠いの?」

    「少尉、今から先は全部夢です」

    「え……?」

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:24:05

    エグザベの手にニャアンの細くてしなやかな指が絡みつく。

    前に出かけた時に手を繋いだが、その時とはまったく違う手つきだった。

    ニャアンの指はエグザベの指の一本一本を、関節や浮き出た血管を丁寧になぞり、まるで手と手が溶け合って一つになるような感覚がする。

    「嫌ですか? 私にこうされるのは」

    ニャアンの言葉にエグザベかろうじて声を絞り出す。

    「嫌ではない……けど」

    エグザベが続きを言う前にニャアンは彼をベッドに押し倒し、優しい手つきで彼の顔や首、鎖骨を撫でる。
    それは猫が飼い主に惰性でじゃれついているようにも、目の前にいる異性を誘惑しているようにも感じた。

  • 120二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:32:10

    「少尉は言ってくれましたよね、もし私が地獄に行くことになっても一緒にいてくれるって」

    「そんなの恋人にかける言葉みたいじゃないですか」

    「前に私が少尉を押し倒した時、こういうことは本当に好きになった人とすることだからって言いましたよね」

    「今は……私は少尉のことが本当に好きだとわかりました」

    「少尉は私のことをどう思っているんですか?」

  • 121二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:39:31

    「安心してください、全部夢です。起きたら全てなかったことにできるんです」

    ニャアンの大きな瞳に見つめられ、エグザベはたじろぐ。

    「ニャアン……君は綺麗だし、料理も上手だ。餃子は不恰好だったけど、頑張ってくれたことが分かって嬉しかったし……笑った顔は、その、すごくかわいい……」

    ぽつりぽつりと言葉を発するエグザベ。

    「だけどねニャアン」

    「?」

    「全て夢ということにするのは嫌だ」

  • 122二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:48:49

    体勢を変えられ、逆にエグザベ少尉に押し倒されるニャアン。

    「君が地球に行ってしまったとき、一人で寝るベッドに虚しさを感じていた」

    「いつか君がもっと良い人と出会うのだろうかと考えていたら、胸が痛む感覚がした」

    「最初は君を安心させたかったけど、いつの間にか僕も君と一緒に眠っていると安心してたんだ」

    「夢の中じゃない、現実にいる僕はずっと君と一緒にいたい」

    「好きだよニャアン、だから夢の中じゃなくて現実の世界で話そう」

  • 123二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:50:51

    ……!

  • 124二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:52:33

    ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡

    好きだという言葉に歓喜するニャアン

  • 125二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:54:57

    しかし残念!ワケワカ&恥ずかしモードが発動!
    さっきまでの自分の言動に恥ずかしさを感じたニャアンは布団に包まり隠れたつもりになってしまった!

  • 126二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:58:03

    「君から誘ってきたのに、君が恥ずかしがるのか……」

    まあそれもニャアンらしいなと思いながら、エグザベはほぼニャアンに占拠されているベッドの端っこで身体を縮めて眠りにつく。

  • 127二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 05:02:42

    「(少尉は私のことを好きと言ってくれた…ならこれくらいは合法……だよね?)」

    ニャアンは眠っているエグザベ少尉の頬にキスをして自分も眠りにつくことにした。

    「(キスしちゃった……少尉のほっぺに……)」

    艶かしい動きはできるのに中身はまだまだお子ちゃまのニャアンなのであった。

  • 128二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 07:10:16

    あ"ああああああさから最高の文章ありがとうございます!!
    純愛じゃん、まさかくっつくとは思わないじゃん!!
    ニャクシイの婚姻届いる?
    エグザべ君、ニャアンの指のサイズわかるよね!!いけ!!
    ウェルカムドールにはニャフレドとニ"ャンだよね?ハァハァ

  • 129二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:16:35

    通い妻からデートそして告白
    一連のイチャイチャしとしとにニヤニヤしてしまった
    コンチさんはエグニャアの安心枠
    マさんが多芸w

  • 130二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 14:27:25

    このスレのニャアンに指チュパ属性追加して欲しい、絶対可愛い

  • 131二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 14:28:00

    >>130

    天才か

  • 132二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:35:44

    指チュパとか叡智すぎんだろ!
    ワイちゃんそんな叡智なの書けないよ!



    ◯数日後

    仕事が長引き深夜に帰宅するエグザベ。
    ニャアンはベッドですやすやと寝息を立てている。
    ニャアンの穏やかな寝顔を見て、エグザベもつい顔が綻んでしまう。

    シャワーを浴び、支給品のレーションを口に運ぶ。

    「それ、美味しいんですか」

    「わっ!? 起きてたのか」

    「だいぶ前から……少尉が起こしてくれないから起きないでいました」

    「気持ち良さそうに眠っていたから、起こすのもかわいそうかと思って」

    「起こしてくれたら少尉がシャワーを浴びている間に食事くらい用意したのに」

  • 133二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:37:09

    ニャアンの視線はエグザベの持っているレーションに向けられている。

    「ニャアン!?」

    ニャアンはエグザベの手に持っているレーションの、チューブ状の飲み口を咥える。

    「お腹空いているのかい?」

    ニャアンの口からこぼれ落ちたゼリー状の食べ物が、エグザベの手に落ちる。

    「……」

    「あんまり美味しくなかったんだね……」

  • 134二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:45:45

    「私がいるのにこんなものを選ぶなんて、少尉は味音痴なんですか?」

    「別にそういうわけじゃ…」

    「手、汚しちゃってごめんなさい」

    「大丈夫だよ、手を洗ってくるから」

    「食べ物を粗末にしてはいけません」

    はむっという表現とでも言うべきか、エグザベの指を咥える。

    「!?」

    モゴモゴと言いながら、エグザベの指にニャアンの舌が絡みつき、レーションを舐めとる。

  • 135二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:52:31

    ニャアンの小さな口が、エグザベの指を咥え、ねぶる。

    「ニャアン……何をしているんだ……そういうことをするのは……」

    ちゅぱっ
    いやらしい音を立てて、ニャアンはエグザベの指を解放する。

    「彼女みたいだ、とでも言おうとしました? 私、彼女ですけど」

  • 136二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:00:34

    「彼女……? いや確かに好きだとは言ったけど、君はまだ子供だし……こういうことはまだ早いと思うんだ」

    「もう18ですよ、結婚もできます」

    「僕にとっては子供だよ」

    「少尉は私のことを真剣に考えていないということですか?」

    「真剣に考えているから、段階を踏んで……」

    ニャアンは一度解放したエグザベの指を再度捕まえ、甘噛みをした。
    目はエグザベを睨みつけ、不満げだった。

    そして再度、彼の指に舌を絡みつけ、何度か愛撫を繰り返す。

  • 137二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:08:18

    艶かしい光景に、エグザベは視界がぐらりと揺れる感覚がした。

    大人びた見た目に反し、甘えたがりで子供っぽいと感じていたニャアンが今は官能的で、油断したら骨の髄まで彼女にしゃぶりつくされてしまいそうだった。

    「終了!」

    顔を真っ赤にしたエグザベは半ば無理やり指をニャアンの口から引き抜いた。

    「っ!?」

    ニャアンは口元を抑える。

    どうやらエグザベが無理やり指を抜いた時に歯が当たってしまったらしく、エグザベの指からはわずかに血が滲んでいた。

    「あ……そんな……」

    ニャアンは愕然とした様子でエグザベの指を見つめる。

  • 138二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:18:20

    「ごめん、なさい……」

    傷つけるつもりはなかった。
    ニャアンの目には涙すら浮かんでいた。

    「いや、これは僕が原因だから……ニャアンはどこも痛くない?」

    ニャアンは無言で首を縦に振る。
    自責の念からか、小刻みに震えていた。

    この子は他者を傷つけることを極端に恐れている。
    どうすればこの子の恐れを払拭できるだろうか。
    エグザベは少しの間考え、最適解を考える。

    「……お仕置きくらいは必要かもしれないな」

    エグザベはニャアンの左手を手に取り、薬指に噛みついてみせた。

    「!?」

  • 139二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:24:59

    傷つけないように、少しだけ力を加えて……

    ニャアンの薬指を解放すると、わずかに赤い歯形が残った。
    それを見た彼女は顔を真っ赤にして、布団の中に隠れてしまった

    「これであおいこだね」

    「少尉は変態です、マチュの言う通りでした」

    「君が言うのか……」

    ニャアンは自分の左手の薬指を見つめる。

    「(こんなの、指輪の跡みたいじゃないですか)」

    どうしてこの指を選んだんですか、どういうつもりですか、聞きたいことは山ほどあったが、ニャアンはもはやうめき声しか出せなかった。



    指チュパ編終わり!

  • 140二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:30:25

    あ~いけません!叡智過ぎます!

  • 141二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:32:58

    何言っても変な笑い声出そう

  • 142二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 17:32:40

    「ちなみにニャアンさんは現在、軍属ということになってますよ。シフト制で調理の補助をお願いしますね」

    そのうちジフレドからヤバい機能を抜いたνジフレド(護衛専用)が作られてニャアンに割り当てられる。

  • 143二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 17:36:34

    νジフレドを得たニャアンはアルテイシア公女の護衛や後方支援の安全な仕事を割り当てられるけど、エグザベ少尉のギャンが危険な時はすかさず助けに行っちゃうんだ

  • 144二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 17:50:00

    命令違反で独房に入れられるニャアン

    本人はエグザベ少尉を守れたので一切後悔していない模様
    それはそうと一人で寝るのは辛い

  • 145二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 18:17:36

    独房にいる間はスンッ…としていて一切落ち込んでいる様子を見せなかったのに、解放後はすぐにエグザベ少尉に抱きつきに行ってとにかくクンカクンカスーハースーハーしつつだんだんグスグス泣いてしまうニャアンが欲しいです。

  • 146二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:21:25

    軍属調理係アルバイトのニャアンに綺麗な子だなぁとデレつく新兵になりたい。
    ちょっとおっちょこちょいなところ含めてかわいいなぁ、若そうだけどいくつなんだろとか思いながらナンパしようとしたら、上司(エグザベ少尉)に優しく止められたい。

    「あの子には恋人がいるから」

    恋人さんの正体が目の前の上司だと知るのは少し先の話…

  • 147二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 20:15:08

    「少尉、私に声をかけようとする男性に牽制をしているようですね」

    「別に牽制してるわけじゃないけど……君が心配だからね」
    「ニャアンはかわいいから」

    「……!」

    返す言葉を失うニャアン

  • 148二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 20:27:49

    「ところで少尉、私たち恋人同士なのにキスもまだですよね」

    「そんなことを気にするのか……」

    「そんなことってなんですか、大事なことですよ」

    「今こうやって抱き合って寝ているだけでも、恋人同士らしいことをしているのでは?」

    「これはずっと前からやっていたのでノーカンです」

    エグザベ少尉に顔を近付けるニャアン。

    「キスはまだ駄目だ」

    「なんでですか、また私が子供だからとか言うんですか」

    「君の場合、一つ許したらなし崩し的に全て許させようとしてきそうだから」

    「どうしたら全てを許してくれるんですか」

  • 149二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 20:32:43

    「こ、婚前交渉は良くないと思うんだ……」

    「婚前交渉? 私たち結婚を前提にしているんですか?」

    「そういうわけじゃ……いや、そういう可能性もあるかもしれないわけで……」

    「そういう可能性があるなら結婚前も結婚後も同じですよね」
    「キスくらいいいじゃないですか、減るものじゃないですし」

    「ニャアン、君とは清い付き合いをしたいんだよ……」

    「ふーん、今までやってきたことは清い付き合いの範囲だと」

  • 150二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 20:37:02

    「エグザベ少尉の意気地なし、見損ないました」

    ニャアンはエグザベに背を向け、身体を丸め、顔は枕とにゃふれどとに”ゃんの中に埋めてしまった

    「(女の子って難しいな……)」

    10代の女の子に手を出すのは憚られるエグザベくんの気持ちはニャアンに伝わらない。

  • 151二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 21:20:30

    国地域によっては全く問題なかったりするけどまぁ名前がガッツリザビエルだしその辺かなりカチカチの家だったのかもしれないね

  • 152二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 22:20:16

    ジオンは昭和の日本みたいに16で女性の結婚可能なの?

  • 153二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 22:35:00

    「エグザベ少尉は私が20歳にならないと手を出さないつもりですか」

    「別に年齢だけが理由じゃないけど、一つの基準としてはそうした方がいいかもしれないかな」

    「いいんですか少尉、あと2年の間に私が他の男性のところへ行くかもしれないですよ」

    「君がその人のことを僕より好きになったなら、仕方のないことだと思うよ」

    「そんなことが起こらないと思っているから涼しい顔をしているんですか。卑怯ですよ少尉」

    「(結構いやだなって思ってるけどなぁ…)」

    ご機嫌斜めになったニャアンは実家(マチュとシュウちゃんのいる地球の住居)に帰った。

  • 154二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 22:52:29

    部屋からニャアンの私物と僕の枕がなくなってる……

  • 155二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 23:21:59

    実家(マチュとシュウちゃんのいる地球の住居)に帰ってきたニャアン

    「久しぶりニャアン! 会いたかったよ〜」

    「ただいま、マチュ」

    ニャアンに抱き付くマチュ。
    すぐに抱き返すニャアン。

    家の奥から片手におたまを持ったシュウジが出てくる。

    「夕食の準備ができている。一緒に食べよう」

    「マチュ、シュウちゃん、ありがとう」

    持ってきた荷物を置くために自室の扉を開けるニャアン。

    「私の部屋、そのままにしてくれてたんだ……」

    「当たり前じゃん! ここはニャアンの家でもあるんだから」

    「マチュ……」

  • 156二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 23:38:10

    ◯夕食後

    「ニャアン、なんか元気ないね。もしかしてザベちに何かされたの?」

    マチュの言葉にニャアンはどきりとした。
    態度には出さないようにしていたが、マチュには隠し通せなかったみたいだ。

    「何も……何もされてないよ」

    「そう? じゃあ他に何か嫌なことがあった?」

    マチュは心配げにニャアンを見つめる。
    シュウジは食器洗いをしていてこちらの声は聞こえていない様子だった。

    「マチュは……シュウちゃんとえっちなことした?」

    「!?」

  • 157二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 23:54:31

    「な、ななな何言ってんの!? 私たちまだそんな関係じゃないよ!」

    顔を真っ赤にして慌てるマチュ。

    「でもキスはしてたよね」

    「あ、あれは勢いというか……」

    小さな身体をさらに縮こませるマチュ。

    「(マチュは小さくてかわいいな)」

    「ニャアン、どうしてそんなことを聞いてくるの?」

    「……」

    「まったく、ニャアンはおませさんだなぁ」

    照れ隠しなのか、マチュはニャアンの頭を両手でわしわしと撫でる。

    「あはは、くすぐったいよマチュ」

    食器洗いを終えたシュウジがじゃれ合う二人に近付く。

    「よくわからないけど、信じ続ければ必ず報われる……とガンダムが言っている」

  • 158二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:26:43

    ◯ニャアンの部屋

    自室のベッドに横たわるニャアン。

    「(信じ続ければ必ず報われる、か……)」

    シュウジの言葉を思い出す。

    私はエグザベ少尉を信じていないのだろうか。
    信じることができないから「既成事実」を求めてしまっているのか。

    男の人から身体を求められたことはある。
    片手に持ったお金を見せびらかし、下卑た笑みを浮かべながら。

    目先のお金を取りそうになったが、それよりも目の前にいる男の人が気持ち悪くて、逃げた。

    それは一度や二度のことではなかった。
    時には無理矢理行為に及ばれそうになったこともある。

    次第に男の人はみんなそういうことが好きなのだと思うようになった。

  • 159二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:30:56

    シュウジに惹かれていたのは、この人は対等に自分を見てくれている、同じ目線でいてくれると感じたからなのかもしれない。
    彼の中に男性的なものをほとんど感じなかったのもあったかもしれない。

    エグザベ少尉は……?

    彼と初めて出会った時、何もかもわからなくなっていて、何も考えたくなくて、とにかく苦しくて、目の前に差し出された手に追い縋っていた。

    母か姉のように想っていた人から与えられた役割が「悪魔」だったとしても、それをすれば認められて、居場所を与えられた。

    色々あって、マチュと生活していくうちに、過去のことや自分のことをゆっくり考えられるようになった。
    確信できたのは私はエグザベ少尉が好きで、ずっと一緒にいたいということだった。

  • 160二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:37:01

    おぉ、シリアスなエグニャアええぞ

  • 161二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:37:38

    エグザベ少尉の側を、自分の居場所にしたい。
    願わくば、彼にとっても「私」という存在がなくてはならないものであってほしい。

    彼はそういう空気になると、わかりやすく壁を作った。
    私が苦しい時はどんなに忙しくても抱きしめて優しい言葉をくれたのに、一線を超えそうになると絶対に踏み入らせてくれない。

    「(あぁ、それは……)」

    私のためだったのかな。
    私ってすごく自分勝手で、嫌な女だ。

    ニャアンは勝手に持ち出したエグザベの枕に顔を埋める。

    「(エグザベ少尉の匂い、落ち着く……)」

    勝手に枕を持ち出したことを怒るだろうか。
    こんなことで怒るような人ではないか。

    「(エグザベ少尉に会いたい……会って、わがままを言ってしまったことを謝りたい)」

    さっきマチュとシュウジと再開したばかりなのに、もうエグザベ少尉に会いたくなるなんて、自分は本当にわがままで、自分勝手で、嫌な女。

    自己嫌悪でニャアンは眠りにつくことができなかった。

  • 162二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 03:07:50

    ◯翌朝、浜辺にて

    早朝、マチュと浜辺を散歩するニャアン。
    寝不足で少しフラフラしているニャアンと、久しぶりの早起きで大きな欠伸をするマチュ

    「そういえばなかなか言うタイミングなかったけどさ、ニャアンのピアスすっごくかわいいね」

    ニャアンのピアス。
    エグザベ少尉からプレゼントされた白磁のピアス。

    「ありがとう、マチュ」

    ニャアンは名残惜しそうにピアスを撫でた。

    「シュウジが教えてくれたんだけどね、この時間帯の空はマジックアワーって言うんだって」

    「マジックアワー?」

    「なんか太陽光線が昼間と違うとかで、空の色がいつもと違って見えて、すごく綺麗なんだよ」

    空を見上げるニャアン。

    「綺麗……」

    「ね! キラキラとは違った綺麗だよね。海も空の色を写してて、地球に来て良かったって思うんだ」

  • 163二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 03:13:25

    「(地球に来てから私、地面ばっかり見てたな)」

    「マチュ、私、今日の夜までには少尉のところに戻ろうと思う」

    「もう帰っちゃうの?」

    「うん、だから帰るまではマチュたちといっぱい海や空を見たい……良いかな?」

    「もちろん! そういえばニャアンはどうやって地球まで来たの?」

    「νジフレド」

    「えっ!?」

    (ジフレドは海の中に隠れてます)

  • 164二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 04:41:23

    一方その頃

    (ニャアンが家出した)

    (自覚してなかったけど、枕がないと首に違和感があるな)

    (ぬいぐるみたちやコンチがいないから、ベッドがとても広く感じる)

    (彼女の意思で家出をしたのなら、尊重すべきだろう……)

    (もう帰ってこなかったら……)

    (それよりも普通に心配だ……心配でまったく眠れない……)

  • 165二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 05:34:20

    ◯夕方ごろ マチュたちの家

    ピンポーン

    「はい」

    ドアを開けたのはシュウジ。
    呼び鈴を鳴らしたのは息を切らしたエグザベだった。

    「突然訪ねてすまない。ニャアンはここに来てないか?」

    「来てるけど……今はマチュと海岸にいるんじゃないかな」

    「海岸の場所を教えてもらっても?」

    「……近いから案内します、ちょうど散歩しようと思ってたし」

    「エグザベさんのギャンはどこにあるんですか?」

    「ギャンで大気圏突入はできない……地球に行く軍艦に乗せてもらったよ」

    「ロマンがない……とガンダムが言っている」

  • 166二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 05:49:00

    シュウジに案内されて浜辺を歩くエグザベ。

    「エグザベ少尉」
    「この時間帯の空はマジックアワーと呼ばれている」
    「日の出前と日没後のわずかな時間にだけ見られる」
    「太陽が地平線の近くにあると、光が大気を長く通過する。短波長の青い光が散乱して、長波長の赤やオレンジの光が残る」
    「とても綺麗だ、とガンダムも言っている」

    「へぇ、すごく綺麗だね」

    「あ……」

    シュウジが突然立ち止まる。
    視線の先は海。

    突如、海から大きな波が飛び出した。

    ザバァッッ!!!!!

    威勢の良い音が鳴り、あたりに水飛沫が飛び散る。

    νジフレドが海を割り、浜辺に降り立った。

    「ニャアン、もう帰るんだ……」

  • 167二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 05:56:44

    「ニャアン……」

  • 168二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 05:59:01

    νジフレドの操縦をするニャアンの脳内に、電流のようなものが走る。

    ニャアンはすぐにコックピットのハッチを開いた。
    モニターよりも、肉眼で見たかった。

    「……エグザベ少尉」

  • 169二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:04:50

    こんなに綺麗な存在を、ディアブロなどと呼んだ人間がいるらしい。

    エグザベは太陽に照らされて黄金色に光るジフレドに乗り、自身を見下ろしているニャアンを見てそう思った。

    「(むしろ天使みたいだ……)」

  • 170二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:07:01

    (♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡)

    この後ニャアンはエグザベをνジフレドに乗せて爆速で大気圏突破してジオン軍基地に戻った。

  • 171二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:08:25

    「普通こういう時は浜辺で語り合うのがロマンチックではないか、とガンダムが言っている」

    「そうかな 私は結構良いと思うよ」

  • 172二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:48:47

    ◯帰り道

    「少尉、どうして地球にいたのですか?」

    「その顔で聞くことなのか」

  • 173二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:02:10

    エグザベの部屋に戻った二人。

    ニャアンが先に部屋に入り、エグザベがドアを閉める。
    ニャアンの背後でドサッ……と鈍い音がした。

    「エグザベ少尉……?」

    振り返ると、エグザベはドアの前に座り込んで寝息を立てている。

    「少尉も、寝てなかった……?」

    ニャアンは暫し慌てた後、エグザベをベッドまで運ぼうとしたが、全く動かなかった。

    「(ちゃんと鍛えてるんだな……)」

    諦めたニャアンは私物の入ったバッグを開け、にゃふれどとに"ゃんをエグザベの側に置く。
    枕をエグザベの首に挟んでやり、ベッドから毛布を持ち出し、そして自分は彼のすぐ側に寄り添う。

    「(少尉が自分を迎えに来てくれた……)」
    「(起きたらちゃんとお礼を言わないと)」

    ちょうど自分も眠れていなかった、ちょうどいい。
    ニャアンはゆっくりと目を閉じた。

    二人の穏やかな寝息だけが部屋に響いた。

  • 174二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:03:50

    ひとまずの区切りがついたけどいちゃらぶ叡智を書き続けたいンゴねぇ…
    需要があったら2スレ目を立てるかスレが残っている限り何かを出すンゴ…IT土方のワイちゃんは今から寝るやで

  • 175二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:37:05

    忘れてたやで
    支援カキコしてくれた人たちありがとうやで!
    じふねこやに“ゃんとかモロパクらせてもろたで!すまんな!ありがとうやで!キッスしたるわ!

  • 176二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:23:04

    良いものを読ませてもらった
    ありがとう

  • 177二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 14:51:43

    目を覚ましたエグザベくん

    「しまった!寝てた!」

    徹夜明けと気疲れからか、いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
    時間を見ると眠り過ぎてはいなかったらしく、仕事に支障は出なそうだと安堵した。

    それよりも問題なのは今の状況だった。
    自分は部屋のドアに寄りかかって座り込んでおり、すぐ隣のニャアンは穏やかな顔で眠っている。
    周囲にはぬいぐるみたちとコンチが並べられ、丁寧に毛布までかけられていた。
    首とドアの間に枕を挟んでくれていたおかげで、身体の痛みはかなりマシだった。

    「ニャアン……こんなところで寝てたら風邪引くぞ」

    起こすのは心苦しいが、エグザベは優しくニャアンの肩を揺する。

    「ん……」

  • 178二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 14:59:54

    ニャアンはゆっくりと目を開く。

    「少尉……」

    寝ぼけ眼のニャアンがぼんやりとエグザベを見上げる。
    そして強く抱きしめる。

    「少尉……お迎え、ありがとうございます」

    「結局君のジフレドで帰ったけどね」

    エグザベは苦笑いを浮かべる。

    「少尉、わがまま言ってごめんなさい」

    「わがまま?」

    「キスしてくれないこととか……怒っちゃって」

    「別にそれは気にしてないよ、それよりもジフレドで大気圏突入してたことに驚いてるよ」
    「危ないことはもうやめてくれ」

  • 179二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 15:04:31

    「私、気付いたんです」

    「?」

    「少尉は私が20歳になるまで手を出さないということは、あと2年間、私は少尉に警戒する必要がない」
    「つまりその間、少尉はされるがままになります」

    「ニャアン、その理屈はおかしい」

    「覚悟してください」

    ニャアンはエグザベの手に自身の手を添える。
    またあの艶かしい手つきで、エグザベの手をに絡みつく。
    そしてエグザベの首筋に顔を近づけ、キスをする。

    エグザベの身体が驚きと恥ずかしさで僅かに跳ね上がる。
    首筋には小さなキスマークが残された。

    ニャアンはそれを見て満足そうに微笑む。

    「かわいそうな少尉、私にされるがままだなんて」

    「た……確かに一つの基準として年齢を挙げたけど、これは暴論じゃないか」
    「ニャアン、年齢は一つの基準で、20歳になったからってすぐに切り替えるものじゃないし、僕だって男だ。もしかしたら我慢できずに君を襲ってしまうかもしれない」
    「君を傷つけるのが怖いんだ」

    「少尉相手には、傷つくことはないと思います」

  • 180二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 15:24:24

    「ニャアン!」

    エグザベが声を上げる。
    ニャアンは僅かに肩を跳ね上げる。

    「大人をからかってはいけないよ」

    エグザベはニャアンの首元に顔を埋めて、少しの間を空けた後、噛んだ。

    「ひゃぅっ!?」

    ニャアンは情けない声を上げる。
    甘噛みだったが、ニャアンの首には僅かに赤い歯形が残った。

    ニャアンは自分の首に触れながら、呆気に取られている。

    「ニャアン、今度二人で出かけよう」

    「どこへ……?」

    「……ジュエリーショップ、でいいのかな」
    「君に指輪をプレゼントしたいんだ」

    指輪?プレゼント?
    少尉から私に?

    ニャアンでさえもその意味はわかった。

  • 181二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 15:25:48

    「少尉は私のことを傷物にした責任を……取ってくれるんですね」

    顔を真っ赤にしながら、ニャアンは声を絞り出す。

    「歯形くらいで大袈裟な……強く噛んでないはずだからすぐ消えるよ」

    「いいえ傷物にされました。私はもう少尉以外にはお嫁にいけません」

    「うん、行かなくていい」

  • 182二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 15:29:33

    エグザベくんは毒を食らわば皿までの精神で、一度交際を始めたからには結婚は前提でガッツリ3年くらい先の未来まで見据える、良い意味でお堅くて悪い意味で激重男ムーヴをしてニャアンを圧倒してほしいものだ

    指輪を買いに行こう編はそのうち書くやで

  • 183二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:44:30

    堅物男の中に眠る激重男が目覚めてしまった…

  • 184二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:45:30

    ※コラ注意

    マさんお手製ピアス着用のニャアン

  • 185二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:10:34

    「指輪って、こんなに高いものなの……?」

    自分の生活とは縁のなかった0の数に困惑するニャアン

    「ダイヤモンド?石の大きさや輝きでこんなに値段が変わるので……?」

    「本当に貰っていいものなんですか…?」

  • 186二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:23:08

    「僕が贈りたいと言ったんだから、好きなのを選ぶといいよ」

    「し、少尉に選んでほしいです……」

    「つけるのはニャアンだよ? 本当に僕が選んでいいの?」

    「少尉が選んでもらったものを、つけたい、です……」

    0の数の多さと緊張でワケワカのニャアン。

    エグザベはしばらく並べられた指輪を見つめ、時々指輪につけられた石とニャアンを見比べる。
    気になるものを見つけると、店員と話し込み始めた。

    「決まったよ。サイズ調整が必要だから後日また受け取りに来よう」

  • 187二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:26:55

    その場では受け取れないのかとニャアンガ一瞬落胆したのを見かねたのか、店員が助け舟を出す。

    「もしよろしければ、奥様の指に一度はめてみたらいかがでしょうか。サイズは少し大きいですが、とてもお似合いになるのが分かりますよ」

    店員はエグザベに向かって目配せする。

    「えっ、えっ! 奥様……? あっわわ……えっと」

    慌てるニャアンの隣で、エグザベは指輪を手に取りニャアンの左手を取る。

    「うん、ニャアンによく似合う」

    自信の左手薬指にはめられた指輪を見て、ニャアンは息を飲んだ。
    心臓の鼓動は速くなるばかりだった。

    「(キラキラしてる……)」

  • 188二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:33:49

    お代はもういただいておりますので受け取り時は引換証をお忘れなきように、と店員から書類を渡され、店を出る二人。
    店員は深くお辞儀をして二人を見送ってくれている。

    店を出た瞬間、ニャアンはその場にしゃがみ込んでしまった。

    「どうしたの!? どこか悪いの?」

    「いえ……現実味がなくて……」

    幸せすぎて、これが全て夢だったらどうしよう。
    自分がこんなに幸せになってもいいのか、全部自分にとって都合の良すぎる夢なのではないか、ニャアンは喜びと不安が混ざり合った感情に頭がクラクラした。

    「現実だよ、さあ帰ろう」

    ニャアンに手を出すエグザベ。

    「帰る前に、寄りたい場所があります……」

    何やら決心をしたような顔でエグザベの手を取り、立ち上がるニャアン。

  • 189二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:34:49

    訪れたのは……

    「いらっしゃいませ」

  • 190二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:45:15

    ニャアンは以前訪れた焼き物屋の奥へ進み、アクセサリーコーナーで足を止める。

    「前に見かけた時から、ずっと気になっていて……少尉がくれたピアスと同じ、まっしろで綺麗で……」

    ニャアンはアクセサリーコーナーの中にあるチョーカーを手に取り、店員の元へ向かう。
    支払いを終え、エグザベの元へ戻ってくる。

    「これを……少尉がつけてくれたら、きっと素敵です」

    男性がつけていても違和感がなさそうなシンプルな黒いチョーカーには、よく見るとニャアンがつけているピアスと同じ意匠の白磁製のパーツがつけられていた。

    「えっ、僕に? 嬉しいけど、チョーカーなんて僕には似合わないよ」

    「似合います。それに、ハイネックの服なら隠れるようになっているって、店員さんも言ってました……」

    「……ありがとう、ニャアン」

    エグザベは少し困ったような顔で微笑み、チョーカーを受け取ろうとしたが、ニャアンは阻止する。

    「私がつけてあげます……!」

  • 191二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:51:02

    「いいのかい? ありがとう」

    エグザベは無防備にニャアンに頭を傾ける。
    ニャアンは震える手でエグザベの首にチョーカーをつける。

    エグザベの首につけられたチョーカーの白磁のパーツが優しく光る。

    「アクセサリーなんてつけたことないから、恥ずかしいな」

    エグザベは照れ臭そうにする。

    「でも、ニャアンのピアスとお揃いだなんて嬉しいよ」

    「(少尉が、私のプレゼントしたチョーカーをつけてる)」

    「(首輪みたい……)」

    「(私の……少尉)」

  • 192二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:52:12

    空気が美味しいマさん

    (爆発しろでゲス)

  • 193二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:53:45

    続きが書きたいんンゴだけどスマホがホスト規制かかっちゃったからホスト規制解除されたらしれっとpart2やるやで(今PCからパチパチしてるンゴ)
    ほな…また…

  • 194二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 20:27:57

    乙乙!凄く良かった!
    次スレも楽しみにしてます

  • 195二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 00:24:04

    6歳下の10代に婚約指輪は重すぎるッピ…

  • 196二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 00:33:25

    このレスは削除されています

  • 197二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 00:39:25
  • 198二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 00:48:51

    >>195

    でもニャアンには丁度いいから…

  • 199二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 01:12:44

    復活のマさん好き

  • 200二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 03:03:16

    完走おめ
    に"ゃんははくしそうびと紐でつながっててぶるぶるするタイプのぬいぐるみで考えてた

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