- 1二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:08:00
シャカ)「はァ…‥‥」
ファイン)「どうしたのシャカール。ため息なんてついて」
シャカ)「なンでもねェよ‥‥‥お前には関係ねェだろ」
ファイン)「えー!いいじゃんいいじゃん!教えてよ!‥‥‥コホン、私は王族だぞ〜!」
シャカ)「それが通用すんのはファインのトレーナーだけだろうが‥‥‥」
ファイン)「(キラキラな瞳)」
シャカ)「‥‥‥はぁ。分かったよ。教えてやる。今日、バレンタインだろ?いつも世話ンなってるトレーナーに、ちっとはお返しがしたくてな‥‥‥」
ファイン)「それって すっごく 素敵だね!!」
シャカ)「‥‥ただ‥‥‥」
ファイン)「ただ?」
シャカ)「‥‥渡せなかったんだよ。なんでか知らねェが、アイツを目の前にしたら急に緊張しちまって‥‥‥。我ながら、ロジカルじゃねェな‥‥‥」
ファイン)「それで?そのチョコ、どうするの?」
シャカ)「捨てる。」
ファイン)「もったいないよ!ちゃんと渡さなきゃ!私が助けてあげるから!」
シャカ)「いやいいっつの‥‥‥」
ファイン)「さあ!シャカールのトレーナーのところに行くよ!」
シャカ)「いいって!それに‥‥アイツももう寝ちまってるよ‥‥‥。今年は諦める。それでいいだろ?」
つづく - 2122/04/14(木) 01:08:17
(なんて、浅いこと思ってるんだろうなぁ)
だが彼女はペースを崩さずかえって加速し、嘆息をどよめきに変えていく。
(この展開になることは確定してたよ。逆算してスタミナつけまくったんだから!)
幾度も重ねたシミュレーションがたったひとつの『式』を導き、そして───
「せーのっ、えいっ!」
「…あ…?…って、うおぁ!?離せ!話せコラァッ!!うわああああああああっ!!?!?!!??」
ファインモーションにぶん投げられ、シャカトレの部屋の窓に突き刺さるシャシャカール。
担当が血まみれで窓を突き破ってきたことに驚きと恐怖を隠せないシャカトレ。
「証明完了だよ。おばかさん」
トレーナーは恐怖に悲鳴をあげ、シャカールは手作りのチョコを手渡す。そんな状況の中、ファインモーションだけが────微笑んでいた。 - 3二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:11:15
今日がバレンタイン‥‥‥‥?
- 4二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:11:24
色々突っ込みたいんだけどシャカールの安否は?
- 5二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 01:11:31
??
- 6二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 02:01:54
ファインは友達想いだなあ
- 7二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 03:07:04
あたまおかしなるで
- 8二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 03:07:53
へーブライトってSS書けるんだな