あなたたち

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:04:20

    お菓子をください

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:05:01

    ダメだろスティル
    みゆぴーのふりしてお菓子ねだっちゃ

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:05:31

    こしあんしかないけどいい?

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:05:58

    なべちゃん同室が脱走してるよ

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:16:30

    >>1

    もう寝なさい

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:19:30

     トレセン学戦に入学したスティルインラブ。同期にはメジロドーベル、ナリタトップロード等の8人がいた。彼女らとはすぐ意気投合した。だが、それが災いを呼ぶ。


    「まだ子供じゃないですか。お菓子が食べたくなるんですよね」


     15~16歳の食べ盛りだ。節制の日々は厳しいものがある。特にお菓子に対しての気持ちは、憧れに近いものがあった。最初のひと月は毎週日曜の外出も許されない。外の世界への憧れも強くなる。学校の敷地を抜けた、すぐそばにお菓子を売っている商店がある。スティルたちには、そこが砂上の楼閣ラスベガスのように、希望や自由の象徴のように見えていたのだろう。夜な夜な同期たちとあらぬ相談をした。


    「お菓子を買いに抜け出そう」


     誰が言い出したわけではなく、皆の思いがひとつだった。大好きなお菓子を食べたいだけではない。悪いことをするスリルの共有が、年頃のスティルたちを突き動かした。ところが、すでに「トプちゃん」の呼称で仲間の信頼を得ていたトプロだけが「行かない」と言った。

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:24:31

    「大丈夫だって」と誘う面々の説得にも乗ってこなかった。
    「あのころから、トプちゃんには信念があった」

     たづなさんに見つかった時に叱られる、罰則があるといったことを恐れているのではない。トプロは考えにそぐわないことはやらなかった。スティルたちにはまだ確立していない“自分”というものが、すでにトップロードにはあるようだった。スティルは言う。
    「普通ならのけ者にされても不思議ないじゃないですか。でも、誰もトプちゃんを非難したりしないんです。さすが、トプちゃんだ、みたいな感じでした」

     同期のうちトプロを除く8人が、危険な冒険に出かけていった。入学して、まだひと月足らず。この企てを冒険と呼ぶには、まだ無謀すぎた。あっさりと見つかり、芋づる式で瞬く間に8人全員が捕まった。

    「トプちゃん、いいなぁ」

     スティルたち8人はただひとり、バ場で練習に励むトプロの姿を見ていた。罰則は走れないことに加え、外出も3か月禁じられた。さらに朝、昼の授業中、トプロが走る姿を正座して見学させられていた。もちろん、走れなくてもレースに対する勉強はしないといけない。そんな日が数週間続いた。それでも誰もトップロードを責めようとはしなかった。

    「今も変わらない優しさと芯の強さがある。ナベちゃんは初めて会ったときから人格者だった」
     英明たちにとってあの日、自分たちの誘いを断った渡辺の行動はともすれば、小心者やひきょう者と思われがちだが、逆に大人の装いに見えてある意味、神格化されていったのだ。今なお、その思いには揺らぎはない。

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:25:50

    出たな、息子とお菓子の取り合いで喧嘩した幸せさん

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:29:10

    >英明たちにとってあの日、自分たちの誘いを断った渡辺の行動はともすれば、小心者やひきょう者と思われがちだが、

    出てる出てる

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 20:32:21

    >「今も変わらない優しさと芯の強さがある。ナベちゃんは初めて会ったときから人格者だった」

    なおこんなことを言われているクニヒコくんだが引退時のインタビューで「幸は腹黒です(笑)」と答えた

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 01:30:06

    >>3

    プボのレス

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