【閲覧CP注意】エグザベ「急にニャアンがこちらに来るとは驚いたよ」2【エグニャア】

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 21:51:27

    グラナダのエグザベの元を訪れたニャアン。
    彼女は何故かエグザベの家に泊まることを強く希望する。
    だが、二人の会話は、期せずして互いの『罪』の認識について深く触れるものとなり。

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 21:52:31
  • 3二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:07:50

    ありがとう

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:29:20

    「お願いだから、それは、やめて」


     彼女は、再度の懇願をする。


    「私は、求めていない。そんなことは、求めていない」

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:29:29

    とりあえず座席確保

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:36:38

     何度も彼女に願われて、流石にエグザベも理解せざるを得ない。

     本当に意外なことだが。

     きっと。

     それは、それこそは、彼女には否定が許されないもので。

     エグザベにしてみれば、あの日の出会いに、彼女がそれだけ重きを置いているのは、多少の驚きを持って受け取られる事実でもあったのだが。

     だが、そう判断せざるを得ず。

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:37:54

    「どうして……そういう、酷いことを言うの」

     ニャアンの声は悲しみに沈み。


    「そんなことをしたら……何も、残らない」

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:42:07

    このレスは削除されています

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:43:10

     何も残らない。

     それは、その通りで。


     ただ、何も残らなければ。

     これだけ、長い間彼女を苦しめた、そのものも。

     彼女が引き金を引いた事実も。

     存在しなくなるのだから。


     だから、それを彼女に経験させてしまったこと。

     それは、『罪』以外の何物でもなく。

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:53:44

    「……済まない」


     エグザベは、もう一度謝罪した。


     何に謝っているのか。

     彼女を導いたことにか。

     あるいは、彼女に願われ尚、彼女との出会いを『罪』と考えてしまうことだろうか。


    「本当に、あなたは、それしか言わない」

     ニャアンは、とても悲しそうに、そう言う。

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:55:56

    >>10

    なんか今回エグザベ君が謝ってるのは、何をやっても、何を言っても、結局ニャアンを苦しめてるって感じてるからじゃないかなあ

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 22:57:55

     エグザベは、ただ、謝罪する。

     もはや、そうやって彼女を悲しませることも、きっと罪で。

     だから、ただ、謝罪を繰り返すことしかできず。


    「済まな……」


     その時。

     ニャアンは、椅子に座ったままのエグザベの頭の後ろに、そっと両手を回した。

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:05:01

     ニャアンは、覆いかぶさるように身をわずかに折り、エグザベの後頭部をぐっと引き寄せた。


    「ニャアン……!?」


     小さく驚きの声を上げる間もなく、エグザベの視界は柔らかな胸元でふさがれる。

     鼓動とともに伝わるぬくもりが、エグザベの言葉を、遮り。

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:15:45

     エグザベは、動けない。

     ニャアンの体温と。

     微かな香水の香りだけを感じて。


     ニャアンもそのまま動こうとせず。

     ただ、エグザベの頭を、強く抱きすくめる。

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:24:19

    「……私は、あなたに罰して貰うつもりだった」

     ニャアンが、囁くように言う。


     エグザベは、ただ、ニャアンに包まれたまま、その声を聴く。

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:30:30

    「罰してくれなければ、終わらない。終われない」

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:33:16

    「そうしなければ、私はあなたに向き合うことが出来ず」

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:34:24

    「あなたの声を、素直に聞くことが出来ない」

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:54:22

    「なのにあなたは……ただ、私に謝るばかりで、決して私を責めてくれない」

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 01:02:18

    「それどころか……あなたは、私とあなたの繋がりを。そのものを、否定しようとする」

     ただ、ニャアンの言葉だけが、エグザベの耳に響く。

     その声は、ただ、悲しみに満ちていて。

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 01:06:33

    このレスは削除されています

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 01:08:49

    「それが否定していいものだったら……私がこんなに辛い訳、ないじゃない……!」

     その叫びを、エグザベは、ただ、聞いていた。

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 01:16:45

     彼女はどんな顔をしているのだろうか。

     怒っているのだろうか。

     泣いているのだろうか。

     エグザベからは、分からない。


     だから、ただ、エグザベは、謝ることしかできず。

     でも、きっと、それも彼女を悲しませることで。


     エグザベは、何も言うことができない。


     結局そこにあるのは。

     彼女への申し訳なさと。

     彼女をそのようなところに追い込んだ自身の不甲斐なさと。

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 01:34:15

    「済まない」

     エグザベは、思わず口にしてしまう。

     口にすべきではない言葉。

     エグザベは、彼女の希望通りに、彼女を罰することなど出来ない。

     拒絶することも出来ない。

     かといって、謝るな、と言われたばかりなのに。

    「……もう、いいかな」

     だが、エグザベの言葉を受けたニャアンの言葉は、少しだけ楽し気だった。

     視界が遮られたまま。

     ただ、ニャアンに包まれているような気分になる。

    「もう、いい。どうしても、そうやって、私を罰してくれないというのなら」

     ニャアンの声が、響く。

    「せめて……、あなたの、悲しみを見せて」

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 09:38:14

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 19:18:23

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:56:00

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 01:15:19

     悲しみを見せる。

     何を言っているのだろう。

     泣いて見せろとでも言っているのだろうか。

     自分は、そのような器用な人間ではない。


     ただ、その悲しみは。

     悲しみの理由は、確かに伝えることが出来るもので。


    「済まなかった」


     エグザベは、ただ、本当の気持ちを口にする。


    「君に、未来を与えられず、済まなかった」


  • 29二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 01:22:05

     それは、シンプルな言葉だったが。

     なぜか、感情が溢れた。


     ああ、言えた。


     そんな気持ちがある。


     結局、それを為そうとして。

     為せなかった。


     己を抱きすくめるニャアンの腕に、力が籠るのを感じた。

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 01:55:04

    「私は、馬鹿だけど」


     彼女の声が響く。


    「あなたは……もっと、馬鹿」


     その声は震えていて。


    「本当に、馬鹿」


     彼女の腕も、体も、震えていて。

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 02:13:56

    「私に未来を与えていないというのなら」


     ニャアンは言う。


    「今ここにいる私は、なんなの……」


     そこまで聞いて、気づく。

     彼女は、嗚咽していた。


     エグザベは、ただ、彼女に強く抱きすくめられ。

     彼女の胸に顔を埋めたまま、動くことも出来ず。

     ただ、彼女の嗚咽を、ずっと聞いていた。

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 11:28:54

    重かわいいな…

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 11:37:02

    たぶんエグザベにとってニャアンは戦いを怖がる普通の子で、だから最終的にこうなってしまった以上戦い方を教えたことも戦場に出したこともジオンに勧誘したことも全部後悔と懺悔の対象なんだよね
    でもニャアンにとってエグザベはたぶん生きる力を与えてくれた人だと思うんだよね
    エグザベが勧誘してくれたから、訓練してくれたから最後にジフレドに乗って友達のために戦えたわけで……

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 17:42:42

    悲しい…

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:25:12

    保守

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 00:55:17

    このレスは削除されています

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 00:56:20

     どれほどの時間が過ぎただろうか。

     ただ、エグザベの頭は、抱きすくめられたままで。

     ニャアンの嗚咽が、胸元の震えとなって伝わってくる。

     その震えに包まれながら――感じる、奇妙な安らぎ。

     布地越しにかすかな湿りを感じ取る。

  • 38二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 01:00:40

     自分も、彼女も。

     多分感情の持って行き場を失っているというのに。

     それでも、どこか、彼女の体温に。

     安らぎも感じてしまっているのも、事実で。

     申し訳なさの中で、そういう感覚があるのも、事実で。

     不甲斐なさのなかで、少しだけ、そういう感覚があって。


     だから、それでも、せめて。

     せめて、彼女には、泣き止んで貰いたい。


     せめて、それ位は。

  • 39二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 01:26:17

    「なぁ、ニャアン」

    「……」

    「僕は……」


     どうすればいい。


     本当は、そう言いたかった。

     ただ、そういうことすら、どこか、烏滸がましい気分があって。

     結局のところ、自分が、彼女に為しうるような大それたことなど、何も無い筈だから。


     だから、その代わりに、本当に恐る恐る、右手を回し、ニャアンの背中をさする。

     どうか、泣くのは、やめてほしい。

  • 40二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 01:43:19

    「あ……」

     ニャアンが、小さく声を漏らす。

     今更、自分が泣いていたと気づいたかのように。

     エグザベは、自分の頭を押さえつけていた、締め付けが、少しだけ緩んだのを感じる。

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 01:56:04

     エグザベは。
     ごく自然に顔を上げた。
     ニャアンを視界に入れようとして。
     そして、目が合った。
     泣きはらした顔。

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 10:07:49

    ニャアン泣かないで…

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 16:39:06

    泣かせた責任取れ少尉。深い意味で。

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 22:31:20

    保守

  • 45二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 03:55:14

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:16:29

     彼女を泣かせたのは自分で。

     それは、自分の言葉が始まりで。


     ただ、彼女は答えを求めていた。


     だったら、言葉で伝えるべきだった。

     常に、言葉で、明確に伝えることこそ。

     そこに、疑問の余地を残さないことこそ。

     多分それが、エグザベ自身のスタンスの筈であり。

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:17:31

    『今ここにいる私は、なんなの』


     その問いに。

     ただ、言える言葉があるとすれば。


    「君は……、幸せでいてほしいと願わずにいられない存在だ」

  • 48二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:20:33

     それは、嘘ではなく。

     また、許される範囲の言葉でもある。

     大切に思っているからこそ。

     だからこそ、今なお、未来を与えたかったと、強く願うのであり。

     幸せでいて欲しい。

     笑っていて欲しい。

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:21:39

     始まりは仲間意識だったのかもしれない。

     もしくは、もっと下品な保護欲、庇護欲。

     ただ、いつしか、より彼女のことをより深く考えるようになったのは確かで。

  • 50二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 04:22:53

     輝かしい未来では無かったかもしれない。

     ただ、確かに、共に過ごした時間は。

     何かを共有した時間は、そこに確かにあったのであり。


     だから、願う。

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 12:06:02

    保湿

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 15:06:05

    保守ではなく保湿か…

  • 53二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 16:26:43

    いいな保湿

  • 54二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 17:47:22

    保湿

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 21:30:24

    しっとり…

  • 56二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 23:59:07

     彼女は、エグザベの言葉に少しだけ目を見開き。

     そのまま、じっとこちらを見つめていた。


    「願って、どうするんです」


     少しだけ、馬鹿にしたような声が刺さる。

  • 57二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:07:37

    このレスは削除されています

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:08:56

    「わからない」


     正直に答える。


    「でも、願わずにはいられない。君には笑っていて欲しい。幸せになっていて欲しい」

     思い起こされるのは、あの日、背を向けた彼女の姿。

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:11:47

     瞳が揺れた。


    「……どうして、あなたは、いつも、そうやって」

  • 60二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:50:06

     そのいらだちのような言葉は。

     こちらを責めるような言葉は。

     何を意味していたのか。


     ニャアンは震える両手をそっとエグザベの肩に置いてくる。


    「ニャアン……?」


     エグザベは、その動きに、ただ、彼女を見上げた。

     悲しみとも、怒りともつかない、美しい瞳。

     ──泣き止んでくれた、良かった、などと場違いな安堵をほんの一瞬だけ抱く。


    「おい、ニャアン……?」

  • 61二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 01:52:48

     ニャアンは、その問いかけに答えることはせず。

     こちらを掴んでくる指先に力が籠るのを感じる。

     一瞬、視線が絡む。

     ニャアンは、わずかにこちらに身をかがめ、そっと瞳を閉じる。

     次の瞬間、柔らかな感触。

     柔らかなぬくもりと微かな湿りが、エグザベの声を塞いだ。

  • 62二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 08:39:46

    保湿

  • 63二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:07:27

    キャ〜〜〜〜〜〜〜😍🥰😍🥰

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:52:31

    どシリアスな中で描かれるしっとり……

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 18:10:50

     鼓動だけが耳奥で跳ね、世界が遠ざかる。

     初めに感じたのは困惑。

     多分彼女は、こんな不甲斐ない自分を嫌っている筈で。

     だから、このような行動には『理由が無い』。

     黙れ、ということなのだろうか。

     だからこう、唇を塞いで。

     これは、つまり、そういう、分かりやすい何かを意味する行動ではなく。

     そうだ、きっと彼女も混乱していて。

  • 66二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 18:24:00

     わかっていた。

     確かに彼女は混乱しているかもしれない。

     だからこのような行動に走っているのかもしれない。

     それでも、そこには何かのメッセージがあって。

     つまり、そこが問題ではなく。

     自分が、今、どう感じているかで。

  • 67二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 18:33:15

     自分は逃げようとしている。

     彼女を、そんなふうに見ることは許されないから。

     それでも、この柔らかな湿りとぬくもりに───気づいてしまった感情は、確かにあって。


     肩に痛み。

     彼女の両手が肩に食い込む。布地が軋むほどに強く。

  • 68二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 18:47:46

     ……その直後、指の力がふっと抜けた。

     ニャアンは何かに今さら気づいたように、震えながら、ゆっくりと離れる。

     視線が絡む。


    「……あなたが悪いんですよ」

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:01:48

    「ニャアン……」


    「あなたが、私を罰してくれないから」

  • 70二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:05:17

     罰なんて言葉を口にさせているのは誰だ、と胸に刺さる。

     なら、『これ』は。この行いは。彼女自身への罰だとでも言うのか。

     確かに、そうかもしれない。

     きっと自分は彼女を汚していて。


     それでも、答える。


    「罰することなんてできないよ」


     そこに罪など存在しないのだから。

  • 71二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:09:50

    「だったら、少尉」


     ニャアンは、そこで少しだけ意地悪く笑う。


    「聞きますけど、あなたは私に幸せになって欲しいんですよね?」


    「……ああ」


    「なら、罰してくれなければ、私は幸せになれないと言ったら?」

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:13:51

    哲学みたいな禅問答みたいな話をしている
    そもそも幸せになって欲しいって言うけど自分の知らないとこで君が勝手に幸せになれって無責任じゃないですか
    お前が幸せにするんだよ

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:33:56

     見てしまった。

     その今にも崩れそうな顔を。

     涙をこらえる瞳を。

     彼女は、また泣いてしまいそうで。


     エグザベは、思わず立ち上がる。椅子の脚が床を擦り、乾いた音が鳴る。


    「少尉……?」


     少しだけ戸惑ったようなニャアンの声。

     立ち上がった勢いのまま、震える肩を、抱き寄せていた。

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:45:36

    「……なんです、これは」


     ニャアンの声。


    「これが罰だとでも?」


     その声は、どこかこちらを嘲るようでもあり。

     彼女自身を嘲笑しているようでもあり。

     少しだけ、悲し気でもあり。


     それでも、彼女は抵抗しない。

     むしろ力が抜け、肩がこちらへ沈む。


    「……だからなんなんです、これは」


     彼女は、僅かに掠れた、少しだけ泣き出しそうな声で、もう一度そう言った。

  • 75二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:35:15

    保湿…

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 12:25:42

    保湿スレ…

スレッドは7/27 22:25頃に落ちます

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