【🎲/閲覧注意】ホラーっぽいもの

  • 1125/07/22(火) 22:22:22

    一味の日常にホラーっぽいものがログインするだけの話
    時間軸はジンベエ加入後~エッグヘッド前くらいの謎時空かもしれない
    ゆっくりまったり進行

  • 2125/07/22(火) 22:23:31

    ※多少の一味の日常に捏造が入る予定

     スレ主は原作と映画数本とアニワン半分程度しか見てないのでそれ以外の媒体の情報はスレ内に入らない


    1.ルフィ 2.ゾロ 3.ナミ 4.ウソップ 5.サンジ 6.チョッパー 7.ロビン 8.フランキー 9.ブルック 10.ジンベエ

    dice1d10=3 (3)

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 22:48:01

    スレが立てられたのが完璧ゾロ目なのに鳥肌たった
    期待

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 22:49:29

    このレスは削除されています

  • 5125/07/22(火) 22:52:28

    1.ナミ

    気持ちよく晴れ渡った空、麦わらの一味の航海士は朝食の席で大掛かりな洗濯を提案した。ただでさえ1分で様変わりする新世界の海、そして洗濯無精の男達。できる時にまとめて片付けてしまいたい。
    「洗濯大会だ〜!」
    懸念したほどの反対はなく、船長筆頭に上半身裸になり大きな桶に水と洗剤をぶち込んでシーツごと突っ込んでいく。泡だらけではしゃいでいて、もはや服やシーツを洗濯しているんだか自分を洗っているんだかわからない。まあ3日は風呂に入っていなかったはずだからちょうどいい。
    散々大騒ぎしたものの、二時間もする頃にはキレイになった服やシーツがピンと張られた洗濯紐にずらりと吊るされバサバサと風に靡いた。
    「は〜、さっぱりした」
    「これだけ大掛かりで洗濯すると気持ちいいわね」
    潮風と芝生にシャボンの香りが混じっていて実に爽やか。甲板でルフィ達が泡水鉄砲合戦を始めたのでナミとロビンは早々に退散し、パラソルの下でデッキチェアに寝転がった。サンジが用意したレモネードの香りと酸味が爽快感を増す。
    「いい天気…このまま晴れていてほしいものね」
    「ちょっとやめてよロビン、そんなフラグみたいな」
    楽しげに笑う2人、サニー号の遥か上空を一羽の影が過ぎていった。

  • 6125/07/22(火) 22:53:30

    1.ルフィ 2.ゾロ 3.ナミ 4.ウソップ 5.サンジ 6.チョッパー 7.ロビン 8.フランキー 9.ブルック 10.ジンベエ

    dice1d10=7 (7)

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:22:11

    お…新作だ!!
    ナミとロビンの会話…フラグだろうなぁその後すぐにロビンがでるのもすごい

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 23:35:55

    ワクワクしてきた!

  • 9125/07/23(水) 00:22:09

    2.ロビン

    ふと気がつくと、隣のデッキチェアでナミが眠っていた。
    航海士は船の中でも一等気を張る役割だ。休める時に休んでおいた方がいい。ロビンはずり落ちかけたショールをナミの膝にかけ直して、空になった2人分のグラスを持ってダイニングに向かう。手を咲かせて持っていってもいいのだが、やはり礼は顔を見て言いたい。
    「サンジ」
    「ロビンちゃん?あ、グラス持ってきてくれたのかい?」
    後で取りに行ったのに、と言うサンジに「美味しかったわ」とグラスを渡すと一瞬で目をハートにして喜ぶ。近くで電伝虫が菜っ葉をもらって食べている。かわいい。ナミが寝ていることを告げると心得たとばかりに頷いた。
    「じゃあおやつは少し遅らせようか」
    「そうね それで…今のレモネードだけど、もう一杯いただける?レモンスカッシュにして」
    「もちろん!すぐ持って行くよ」
    「私本をとってくるから、その帰りに寄るわ」
    そうしてサンジのピンク色の声を背にダイニングを出たロビンは女部屋においてある読みかけの本をとって、再びダイニングに戻った。その頃にはすでにレモンスカッシュはできていたのだからさすがの手際。
    プルプルッ
    「あら?」
    「ん?…電伝虫か」
    レモンスカッシュのグラスを受け取った時、葉っぱを食べ終わった電伝虫が鳴いた。すぐに止まったので電波をキャッチしたわけではないようだ。その目はダイニングの窓を見ている。
    「いい天気だものね 外に出る?」
    もぞもぞと動き出した電伝虫をグラスと反対の手に乗せて(サンジが恨みがましい目で電伝虫を見ていた)、ロビンはデッキチェアに戻る。甲板ではまだ泡水鉄砲合戦が続いていた。あ、ルフィがフランキーとウソップのW砲撃で吹っ飛んだ。吹っ飛んでチョッパーを巻き込んでジンベエにキャッチされた。
    「元気ね」
    はい、と置くと、電伝虫は気持ちよさそうに目を閉じた。自分もデッキチェアに寝そべりグラスをとる。透明なグラスと氷が滑らかに光り、薄いレモン色の中に細かい炭酸がいかにも涼しげだ。
    波の音と仲間のはしゃぐ声とナミの小さな寝息を聞きながら、ロビンは栞を挟んであるページを開いた。シャボンの香りをのせた潮風が気持ちいい。

  • 10125/07/23(水) 00:24:00

    1.ルフィ 2.ゾロ 3.ナミ 4.ウソップ 5.サンジ 6.チョッパー 7.ロビン 8.フランキー 9.ブルック 10.ジンベエ

    dice1d10=6 (6)

  • 11125/07/23(水) 02:13:39

    3.チョッパー

    「くらえルフィ!!」
    ウソップとフランキーの声に次いでルフィの「わーッ!!」という悲鳴があがり、直後チョッパーは吹っ飛んできたルフィに巻き込まれてW泡水鉄砲の餌食となった。芝生の上を跳ねてあわや船から放り出されるというところで滑り込んできたジンベエにキャッチされる。3回目ともなるとジンベエの助け方も慣れてきたというか雑になってきたというか、2人はジンベエの腹に弾かれて泡まみれのまま芝生に落ちて笑い転げる。
    「なはははははっ!もう終わりかルフィ〜?」
    「んにゃろッ!いくぞチョッパー!」
    「おお!!」
    ウソップの挑発にすぐさま跳び起きたルフィに続こうと、チョッパー起き上がった時。
    スンッ
    「ん?」
    ほんの僅か、芝生とシャボンの匂いに混じって生臭い…湿気った…濡れた?匂いがした。
    「どうした、チョッパー?」
    「ん?なんだ?」
    「いや…なんか、匂いが」
    キョロキョロするチョッパーにジンベエが声をかけるとルフィ達も何だ?と振り返る。その向こうの空、鮮やかな青の中に黒い点を見つけたチョッパーは「あ」と口を開けた。
    「あ、あああああれ!」
    「うん?」
    「なんだァ?空に何か…」
    揃ってチョッパーの指差す方角を見た全員が、秒をおいて「「「あ」」」と呟く。青い空、白い雲に紛れた黒い点――雲。
    「「「ナミ―――!!!」」」
    若年トリオの叫びに少し離れたところから「ぅえッ!?なに!なによ!?」と戸惑った声が聞こえた。あそこか。
    「ナミ!あれ大丈夫か!?ヤバいか!?」
    「は?あれって―――ああ!?」
    どこかぼやけていたナミの目は黒い雲を見つけて一瞬で覚醒する。直後、ものの数秒で推測をたてた航海士の指示が飛んだ。
    「局所的な嵐がくる!あんた達それ片付けて!急いで洗濯物回収!ジンベエとフランキーは操舵と帆をお願い!」
    「うむ、承知した!」
    「任せな!」アウッ
    先程までと違う意味で船が騒がしくなる。バタバタ駆け回る仲間たちと一緒にチョッパーがはためくシーツに飛びつく頃には急激に広がった雲が日差しを遮った。

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 11:30:20

    わちゃわちゃ可愛い

  • 13125/07/23(水) 14:13:03

    1.ルフィ 2.ゾロ 3.ナミ 4.ウソップ 5.サンジ 6.チョッパー 7.ロビン 8.フランキー 9.ブルック 10.ジンベエ

    dice1d10=3 (3)

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