- 1二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:07:13
- 2二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:10:10
オリキャラ
天野シズク(1〇才)
黒服によってキヴォトスに来た少年。黒服からの数度の実験で神秘を宿し容姿はほぼ女の子のように。
性格はおとなしめで先生に依存気味。先生が生徒と接している時はよく隠れてしまう。能力は跡形もなく消えまた現れること。最近神秘の影響か猫耳が生えた。
身長:153cm 体重:不明
胸:ほんのちょっと お腹:ふつう 下半身:むちむち
知性42 事務37 戦闘51 耐久11 神秘20 先生LOVE度100
武器:DRM(マークスマンライフル)、特殊警棒
所属:連邦捜査部S.C.H.A.L.E - 3二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:26:48
埋めなきゃ…
- 4二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:34:59
うめうめ
- 5二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:36:42
建て乙
- 6二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 19:43:09
シズクちゃんのイラストほしいなぁ…なんて
- 7二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:02:01
シズクくんちゃん猫耳尻尾もあるんだよな…
髪色が黒だったら加湿キャットの仲間入りだぞ - 8二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:10:47
シズクちゃんは黒髪だし先生と一番趣味が合うのは自分だとか考えてるタイプのキャット(断言)
- 9二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:17:22
umeume
- 10二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:18:20
- 11二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:29:12
建て乙です
- 12二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:36:37
ジャブ程度になんかSS書きましょうかね
- 13二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:47:44
とある日、昼下がりつかの間の休憩を満喫しているとモモトークが来ました。
送ってきたのはセイアさん。
『本格的サマーシーズンの到来だね。』
などと添えられた水着姿の自撮りでした。
((すごいなこの格好…というかそのマイクとサングラスなに…?そういうキャラだったっけこの人…))
かわいいのは確かだがなんと反応したら良いものかとかれこれ10分以上悩んでます。
するとセイアさんから返事が。
『いやすまない、今度海に行くのだが水着について男の子の感想が知りたくてね。』
だそうです。
とりあえず、下の角度とか妙なドヤ顔とかは抜きにして『とってもかわいいです』とだけ返しておきました。 - 14二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 21:18:50
このレスは削除されています
- 15二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 22:41:45
これPart1のまとめ動画で使われてた絵なんだけどやっぱこれめっちゃかわいい…可愛くない?
- 16二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 22:45:17
このレスは削除されています
- 17二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:37:16
シズクちゃんはかわいいね〜
- 18二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 09:05:12
保守
- 19二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 12:35:31
コンクリートジャングルに響くセミの声、大きな窓から差し込める太陽。
そしてクーラーの効いた部屋!
僕、シズクは今1人でちまちまと書類を片付けています。
先生はというとティーパーティーのみんなとバカンスだそうです。モテモテですねほんと。
あー、僕も青春したいなぁ… - 20二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 12:52:22
「ふんふん♪ふんふふん♪」
「・・・。」
「僕なんでこんなことしてるんだっけ…」
1人で椅子をくるくる回転させていると、入口から人が入ってきました。
「先生、いる?」
見たことない、黒マスクのお姉さん。少し浮足立っていたであろう表情が、僕を見て静かに落胆に切り替わるのが見て取れた。 - 21二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 17:00:45
「すいませんね、今日先生は用事で居ないんですよ。」
「そう。」
そのまま回れ右して帰ろうとする彼女。
「ちょっと待って」
「?」
振り返ってくれた。よかった
「よかったら何か冷たい物でも飲んで行きませんか?外は暑かったでしょう?」
「…ありがと」
紅茶やコーヒーは水分補給に適さないので、氷の入った麦茶を出した。
ソファに座って麦茶を受け取ったのを確認して、僕は仕事に戻る。
「あなたはここで何してるの?」
意外…っていうのは失礼だろうか。向こうから話しかけてくれた。
「お仕事です。先生宛と言いつつ先生が見なくてもいい物も多いですからね」
「じゃああなたはここの職員?」
「まぁそんなところです。先生の小間使いA…みたいな?」
「ふーん。」
それからしばらく静かな時間が流れていた。
聞こえるのは部屋に居る2人の出す音と蝉の音だけ。
麦茶が空になると、彼女は立ち上がり下ろしていた荷物のしょう。
「飲み物ありがと」
それだけ告げるとゆっくり帰っていった。 - 22二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 21:07:03
黒マスク?だれだろ?
- 23二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 21:08:42
花粉症の人でしょ
- 24二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 21:57:03
ミサキか
湿度高い生徒が集まってくるな…類は友を呼ぶ? - 25二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:21:07
「先生、当番に来たよ。」
今日当番に来たのはカヨコだ。
たまに便利屋に顔を出してるから会うのは数日ぶりくらい。
"やぁカヨコ"
「やぁ先生。」
「シズクちゃんは?」
"今日もどこかに居るはずだよ"
シズクが猫化したって言ってから気になってる様子のカヨコ。まだ会ったことないんだよね。
「今日はある物を持ってきたの」
「これならきっと出てきてくれるはず。」
そう言うと何か取り出す。
"なにそれ?枝?"
「またたびだよ。」
"いや…シズクは人間だよ?"
「大丈夫、猫耳生えた子にも効果あるって調べたから。」
"そうなの…?"
なんだかいつもより少しテンション高い気がする。そんなカヨコもかわいいなぁ。 - 26二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 08:37:05
カヨコwww
果たして、シズクへの効果のほどは如何に!? - 27二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 18:05:54
ほー
- 28二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 18:09:59
"で、それでどうやっておびき出すの?"
「大丈夫、猫探しは慣れてるから」
そう言うとカヨコはまたたびをひらひら動かしながら辺りを歩き始めた。
"ほんとに行けるのかなこれ…"
するとソファにペロロ様を抱いたシズクが現れた。
「んにゃ」
「あ、見つけた」
すたすたとシズクに近づくカヨコ。
「はじめましてシズクちゃん」
いつもより少し声の高いカヨコをじっと見つめているシズク。
「これほしい?」
「うん」
カヨコはまたたびの枝を受け取ったシズクの横に座ってそのまま頭を撫ではじめた…
「スンスン…ニャ」
「かわいい…(ナデナデ」
なんだこの空間…
またたびをかいではしっぽをピンとさせてるシズクを頭、顎、背中とどんどん撫で回していくカヨコ。
10分も経たないうちにシズクはカヨコの膝に頭を乗せてされるがままな状態になってしまった。
初対面…だよね…? - 29二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:14:18
シズク陥落!
- 30二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 08:52:20
微笑ましいなw
- 31二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:09:46
保守
- 32二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:29:25
続き書けるまで時間かかるので誰か絡ませたい生徒居たら教えてください
- 33二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 21:04:13
既に書いてたらすまんがセリカとか…
- 34二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 22:12:11
「そういえば、今日は手伝うことある?」
思い出したかのように聞いてくるカヨコ。
"そういえばって…いや特にはないけど"
「そうなんだ、最近ちゃんと休めてるみたいでよかった。」
カヨコはシズクの頭に手を置いたまま少し笑った。
「って、思うじゃないですか。」
「え、なに?」
「この人、定期報告の時期にわざわざ学校に出向いたり、やる必要なさそうな書類まで受け取ったり、僕が言わないと休憩も食事も取ろうとしなかったりで大変なんですよ。」
「ふふ、それは大変そうだね(ナデナデ」
「はい…(ゴロゴロ」
"ねぇ、2人って初対面だよね?"
「そうだね、話には聞いてたけど。」
「僕は見たことはあります。話したことはなかったけど。」
"まぁなんにせよ仲良くなれたみたいでよかったよ。"
「はい、カヨコさんやさしくて好きです」
「ありがと。」
その後、時間いっぱいシズクを撫でてからカヨコは便利屋に帰っていった。 - 35二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 22:36:16
ホシノ対セイアのどっちがシズクのお姉さんか対決というのを思いついた
- 36二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 07:23:58
仲良くできそうで良かったよ
- 37二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:29:49
どっちが姉でショー
- 38二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 18:03:45
どっちも姉感はない気が…
- 39二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 21:52:55
シズクくんちゃんに対しては大体姉になる説
- 40二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 22:04:13
どちらかといえば親戚のおっちゃんとか近所のねぇちゃんのそれ
- 41二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:39:05
保守
- 42二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 10:11:55
セリカと自称姉どっちが先がいいかな
- 43二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 12:32:54
ここまで猫なら後ろにキュウリ置いたら跳ねたりしないかな
- 44二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 14:37:43
このレスは削除されています
- 45二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 17:30:54
その日は珍しく仕事もなく、先生も外出している日だった。まぁ先生の外出なんて日常茶飯事なのだが。
今はお昼ごはんをどうするか考えている。
今日はお弁当ないし…コンビニってのも…
そうやって10分くらい考えて財布を開くとクーポン券が目に入る。
トッピング追加無料券。先生と何回か行ったラーメン屋さんの物。
ちょっと距離あるけど行こうかな… - 46二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 22:31:17
「いらっしゃいませ」
「いらっしゃい!お、今日は一人か?」
お店に着くと猫耳の子とワンちゃんの店主さんが声をかけてくれました。
「先生はお出かけ中なんです。」
「はは、そうかいそうかい。」
「代わる代わるいろんな人とお出かけお出かけ、まったく…」
「今日は何にする?」
「じゃあ柴関ラーメンとこれ…トッピング追加おまかせで。」
久しぶりのラーメン、楽しみだなぁ。 - 47二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 02:17:55
まだ早いかもだけど保守
- 48二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 08:50:41
アビドスだけど面識あるのホシノだけだっけ?
- 49二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 09:01:15
ん、
- 50二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 16:28:00
「お待たせしました」
ラーメンを目の前に置いたのは大将じゃなくて店員さんだった。
トッピングは...煮卵!これは他のトッピングよりちょっとお高めなのに!大将しゅき。
僕がラーメンに感嘆していると、店員さんに声をかけられる。
「よかったらこの後、少し相談に乗ってもらってもいいですか?」
「んえ?相談?」
「あなた、先生の部下なんでしょ?」
「あ、はい。」
「取り急ぎ先生に相談したいことがあったんだけどなかなか予定が合わなくて、そんな時あなたが来たからつい...」
「ぜんぜんいいですよ。」
「ありがとう!」
「いえいえ。」
「あ、食べていい?」
「あ、うんどうぞどうぞ」
ということで、この後の用事が出来た。
ちなみにこれ系のラーメンは具と麺をひっくり返してから食べる派です - 51二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 16:33:28
このレスは削除されています
- 52二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 20:02:57
「ふぅ、ごちそうさまでした。」
今日もとってもおいしかったなぁ...無意識にしっぽがゆらゆらしちゃう。はずかしい...
お冷を飲んで周りを見ると、店員さんが見つめていた。
え、え?いつから?本気ではずかしい...
彼女は考え込んだり微笑んだりころころ表情を変えている。
ふと立ち上がった彼女が僕の丼などを下げてくれた。
「じゃあ大将、私上がりますね」
「はいよ」
よく見ると服装がラーメン屋の物から変わっていた。
再び近寄って来た彼女に
「お待たせしてすいませんね。」と言う。 - 53二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 20:55:45
一昨日、私は魅力的な内容のバイト求人を見つけた。
先輩達に言ったら怪しすぎるとかまた騙されてとか散々な反応だったけどやっぱりあきらめきれない。
なら先生に相談してみよう。でも電話やモモトークじゃ不安なので近いうちシャーレに行こうとモモトークを飛ばす。
でも帰って来たのは"しばらく毎日外出の予定があるんだごめんね"というものだった。
どうしようかと考えながらいつも通り柴関のバイトをしていると、見覚えのあるお客さんが来た。
たまーに先生と食べにくる子。
先生の部下だというその子に先生への相談をしてみようかな?
なんて考えながら彼女の注文したラーメンと置くと、ふと口をついて出ちゃった。
「よかったらこの後、少し相談に乗ってもらってもいいですか?」
自分でも少し混乱しながら事情を説明すると彼女はにこやかに
「ぜんぜんいいですよ」と答えてくれた。
勢いでお願いしちゃったけどホントによかったのかな?
そもそもこの子は信用できるの...?
そんなことを考えながら気づけばジッと見つめていた。
さっきの大人っぽい対応とは一変してラーメンに目を輝かせている様子は子供みたい。
食べ進めては笑顔になって耳をピコピコ動かしているのを見てたら、なんだか疑うのが馬鹿らしくなってきちゃった。
もうすぐバイトも終わる時間なので、とりあえず着替えてから食べ終わるのを待つことにした - 54二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 00:05:44
保守
- 55二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 08:44:23
こっちは湿度低そうだな。アビドスだけに。
- 56二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 12:21:44
猫耳の店員さん、セリカちゃんといっしょに店を出て程なくした場所でお話を聞くことにした。
「お、自販機あるじゃん。なにがいいですか?」
「え?ありがとう。じゃあコーラで」
ガコンッという音と共にコーラが2つ落ちてくる。
1つを手渡しながら近くのベンチに腰掛けた。
「で、お話ってなんですか?」
「その前に…」
「ん?」
「敬語じゃなくていい…っていうか…なんかむず痒くて」
「ああ、ごめんね?」
そういえばセリカちゃんって僕より歳下だったっけ。
なんで知ってるかというと、記憶を取り戻した後もっと先生の役に立てればとシャーレに保管してある名簿や報告書を読み漁っていたから。
セリカちゃんやおじさん達アビドス対策委員会のことも簡単な事は覚えた。
というか報告書には詳しい内容はほとんど載ってなくて簡単な概要ばかりだった。
どうせ先生が書いたのだろう、生徒のプライバシーを侵害しないのが先生のポリシーだから。 - 57二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 14:10:04
「で、お話っ」
「ああ、そうだった…」
「えっと、これ、この求人どう思う?」
そう言うとセリカちゃんはバッグからチラシを出す。今どきネット広告でもなくチラシ…
内容は日雇い日給20万となんとも怪しい匂いのする物だった。何より派手なデザインで誤魔化しているが業務内容に警備としか書いてない。日雇いの警備とは…?ってか場所すら書いてないし
「これは…なしかな」
「え!?なんで!」
「いや…なんでも何も怪しすぎるでしょ。電話口で説明されるまでわかんない仕事とか」
「でも日給20万とか相当いい仕事かもしれないし
」
「僕だったら絶対行かないかな。危ないもん」
「そんなぁ…」
「まぁそう落ち込まずに、ね?」
「他には何かお話とか言伝とかある?」
「いや…他は特には。」
「この後どうする?」
「アビドスに戻るかなぁ」
「送って行こうか?」
「いや、大丈夫。またね」
そう言うとセリカちゃんはそのままコーラ片手に行ってしまった。
なんというか、元気だなぁ… - 58二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:59:32
帰り道、ふと物思いにふけっていた。
感情豊かで一所懸命な彼女を見てたらなんとなく。
僕は、これでいいんだろうか?新しい人生をと記憶さえ...
なのに結局というか、以前現状維持が好きらしい。
「っ!エホッ!ゴホッ!」
考え事をしてたせいかコーラで盛大にむせてしまった。
「ケホッ...ふぅ...」
息を整えて、迷いと共に手元のボトルを全力で振る。
そして、残り半分をそのまま全部飲み干した。
シャーレに戻るとまだ先生は出かけたままだった。
ソファに腰かけ息を着く。
と、その時
「アリスはシャーレに到着しました!」
元気な声が聞こえてくる。
「おかえり。」
"ただいまシズク"
「ただいま帰りました!」
とりあえず、今はこれでいい。そんな気がした。
そのままアリスちゃんは僕の横に、先生はデスクチェアに腰かけた。
"うわーん疲れたも~ん!"
「!」
「アリス知ってまs」
「...アリスちゃんやめな?」
慌ててアリスちゃんの口を塞いだ。危なかった。 - 59二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 02:00:33
保守
- 60二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 11:33:39
えっち
- 61二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 11:38:57
このレスは削除されています
- 62二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 11:42:00
淫○知ってるシズクちょっとやだな
- 63二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 13:28:19
このレスは削除されています
- 64二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 18:52:07
元は外から来た子だし例のアレ知っててもしょうがないね
- 65二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 01:08:45
保守
- 66二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 08:31:24
確かにもともと外の世界の男子だからな
- 67二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 15:36:48
このレスは削除されています
- 68二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 15:38:14
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 18:44:27
ミカとのを書きたくなったので書きます
スレ主だしいいよね - 70二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 19:43:16
今日は紅茶を買い足しにトリニティに来てます。
お仕事?み、見ないふり~...
先生は今日もどっか出かけていきました。
いいんです、もうすぐとんでもない量の書類と共に僕と幽閉されるんですから。
デスマッチのためにも紅茶を絶やすわけにはいかないのです。
しばらく道なりに歩いていく。
少し広い公園を通りがかったタイミングで何かが目に入った気がした。
なんだろう?タムロしてる?見るからにお嬢様って感じなのに...
いや違う、誰かを見下ろしてる...?
なんだかわかんないけど、こういうの素通り出来ないんですよね... - 71二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 22:45:01
道を渡り公園に入ってみる。
少し離れた場所から様子を見ると、見知った背中が声を浴びながら雑草を抜いていた。
ゆっくり、近づいていく。
「ミカちゃんこんにちは!」
ミカちゃんはすぐこっちに気付いて笑顔で答えてくれました。
「あ!シズクちゃん!どうしたの?今日は一人?」
「うん、お買い物しに来たの。」
「そうなんだぁ、偶然だね☆」
ミカちゃんは僕の手を取ってとってもかわいい笑顔をくれました。
「あ、ごめんね?軍手してるの忘れてた…」
「ううん、大丈夫。手伝おうか?」
「いいの。これは私のやる事だから。」
「そっか。」
そんな楽しい会話にやっぱり割り込んでくる後ろの人達。
「さっきから無視してんじゃないわよ魔女!」
「あなたもなんなの?私達が先に話してるの見えないわけ?」
とっても苛ついてる様子。
「それはすいませんでした。」
僕はひとまず一礼して横にそれる。
するとお嬢さんの一人が水筒の蓋を開けてミカさんに向かって歩き出した。
彼女の挙げられた手を掴む。
「なに…?」
「今、なにしようとしました?」
「あんたには関係ないでしょ?」
「なにやら僕のお友達に仕出かそうとしてるように見えたものですから…」
「離してくれないかしら…?痛いんだけど」
「すいません、つい。」
「…ッ!」
彼女の腕を下まで下ろしてから手を離した。 - 72二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 22:46:48
「なんなのあんた部外者のクセに…!」
「部外者…?」
「これは私達パ…トリニティの問題なの。どこの人か知らないけどあなたには関係ないでしょ?」
「そうなんですか…僕には自分の友人にお紅茶ぶっかけようとしてるようにしか見えなくて。」
「だから!私が魔女に何しようと勝手でしょ!?魔女を罰そうとして何が悪いわけ?」
「何があったか詳しく知らないし貴方がたがミカちゃんをなんと呼ぼうと勝手ですけどね。」
「こっちがお友達守るのも勝手でしょう?」
「は?」
「私達がコイツを罰するのは正当な権利なの。わかる?」
「わかりませんね。」
「は?」
「もし仮に罰する必要があるとして、それを下すのは貴方じゃない。」
「ここにはここのルールがあって、それを決めてる人達がすること。わかりますか?この意味。」
「…。」
「私刑なんて刑罰は存在しないんですよ。これは個人の嫌がらせでしかない。」
「だから貴方が個人的に僕の友達に何かやらかすなら、僕は友人として個人的に止めるまでです。」
「……もういいわよ!行こう?」
お嬢さんは持ちっぱなしの水筒を雑に鞄にしまうとお友達と行ってしまった。
噂はなんとなく聞いていたがまさかこれほど露骨な物とは正直思ってなかった… - 73二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 08:04:15
シズクは紅茶派だったか。
- 74二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 14:17:57
やっぱトリニティはトリニティだわ
- 75二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 21:44:09
肝心のミカちゃんを見ると依然草むしりを続けている。
もしかして余計なことしちゃったかな?
「どう?進んでる?」
「もうすぐって感じかなぁ。」
「そっかぁ。」
「ねぇシズクちゃん」
「なに?」
「私は魔女だと思う?」
「わかってるよ、さっきのは仮定の話だって。」
「ちっとも思わないよ。こんなに強くてかわいいもん。」
「でも…シズクちゃんは私のしたこと知らないでしょ?」
「うん。知らない。」
「僕が知ってるのは今のミカちゃんだけ。」
「いつも頑張っててめげない、とっても強くてやさしい僕の友達。」
「はじめて会った時からずっと連絡もくれるし大好きなお友達だよ?」
「そっか。」
「ねぇ、買い物ってもう終わった?」
「まだだよ?」
「じゃあいっしょに行こ!決定ね☆」
「わかった、待ってるね。」
ミカちゃんはとっても強くてかわいいなぁ。なんだかいっしょに居ると笑顔になっちゃう。 - 76二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 21:49:50
すっかり女の子みたいな口調だが男の娘なんだよな…
良い… - 77二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 01:03:00
慣れちまったんだな
女の子に - 78二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 10:11:57
保守
- 79二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 13:36:58
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- 80二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 22:46:43
2人仲良く買い物か。
良いね。 - 81二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 23:01:36
保守
- 82二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 08:45:57
保守
- 83二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 12:38:20
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- 84二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 16:20:30
珍しく、夢を見た。
あの頃の夢。
記憶を取り戻してからたまに起きるフラッシュバックとも言える過去の夢。まるで逃れられないとでも告げるように。
夢の中の僕はいつものように父の性のはけ口になる。父は僕に死んだ母を求め、僕は父に愛情を求める。いびつかもしれないが、これが僕らの日常。僕らなりの愛情だと思っていた。
でもそんなベッドシーンもしばらくして別の場面に切り替わる。
今度もまた僕はベッドの上。でもロケ地は変わって今度は病室。
病名は覚えてないが治らないらしい。
ただ、延命の治療を続けられる。
父は見舞いには来なかった。2度目の現実を見たくなかったのか、それとも僕はやっぱり道具に過ぎなかったのか。
1つ言えるのは、たとえ薬品臭い室内でも一刻も長く生きてほしいと思ってくれていたこと。
入院費も、生活費も、サブスク代さえ困ることはなかった。
毎日毎日、退屈を紛らわせるように画面に没頭する日々。
だがそんな日々も終わりを告げる。
病室の扉が叩かれ、黒ずくめの男が入ってきたところで目が覚めた。 - 85二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 23:27:18
いつも通り、お仕事しに向かう。
いつも通り、書類に記入したり先生に回したり、頭を撫でられたり。
いつも通り当番の子が来て、帰って。それから1つ、提案をしてみる。
「ねぇ先生?」
"なーにシズク"
「今日、その…お時間ありますか?」
"時間?"
「その…今夜、ご一緒しませんか?」
"珍しいね、シズクから誘ってくるなんて。"
「そんな日だってありますよ。」
いつもは先生から誘ってくる。
いつもみんなに迫られまくって、我慢の限界が来たら僕を頼ってくれる。
きっかけは、僕が酔った先生を誘ったことだった。
「生徒じゃないから大丈夫」って。
まだ記憶も失ってたのにどうしてだろう?
もしかしたら、これは僕の習性なのかもしれない… - 86二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 07:47:48
そういう過去が…お労しやシズクくんちゃん…
- 87二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 15:54:37
保守
- 88二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 16:38:55
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- 89二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 19:02:37
今日のシズクはなんだか様子が変だ。
会ったばかりの時みたいな不安気な顔をしている。
それに本人が気付いているのかわからないが当番の時間以外ずーっと私の凄い近くに居るしスリスリしてくる。
かわいいけどすごい心配だ。かわいいけど。
そんなこんなで日もだいぶ傾いてきた頃、シズクが不安気に聞いてきた。
「ねぇ先生?」
"なーにシズク"
「今日、その…お時間ありますか?」
というわけで今、私はシズクと一緒のベッドに居る。
あまり具体的に言うのもなんだが、行為中もやっぱりいつもと違った。
いつもならシズクにじんわりと焚き付けられて私がシズクにまたがるのだが、今日はシズクが終始私の上で腰を振っていた。
いつもは甘えながら煽ってくる口も、今日はひたすらに好き、好きと必死に訴えているようだった。
今、疲れてぐっすり寝ているシズクはついさっきまで私に全身を擦り付けながら
「先生…先生…離れたくない…大好き…大好き…」
とまるですがるように繰り返していた。
私に迫ってくる様子に、困惑と心配が勝ってしまう私だ。 - 90二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 22:52:02
それから、シズクの様子は少し前の物に戻った。
最近はわりと理知的で私が外出する時も大人しく留守番してくれていたが、今日は仕事のペースも落ちて私が外に出ようとすると不安気な顔で服の裾を握ってくる。
事情を聞くべきか、迷っている。
シズクは自分のことを話たがらない。黒服が言うには、シズクはシズクになるために過去を否定したがっている。
しかし私はこの子のことを未だによく知らない。
私の膝に座るシズクの頭を眺めながら、どう悩みを解決してあげればいいか考えていた。 - 91二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 00:31:58
保守
- 92二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 08:36:58
なんか分水嶺って感じだな。
先生、この子をしっかりと導いてやってくれ。 - 93二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 10:19:47
シズクの頭に手を置いて、耳の間をなでなでする。
耳をぺたんとしてリラックスしている様子が後ろからでもよくわかる。
意を決して訪ねてみることにしようかな。
"ねぇシズク?"
「なんですか?」
"何かあったの?"
「ちょっと、ちょっとだけいや夢を見たんです。」
"ちょっとだけ?"
「はい。ちょっとだけ。」
"そっか"
シズクが少しウトウトしてきた。と、その時入口から声がする…
「あっちゅちゅっちゅちゅ〜!」 - 94二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 14:27:23
「んへぇ、シャーレは涼しいねぇ」
"やぁホシノ"
「約束通り来たよ~」
「約束って?」
"ん?ないしょ"
「え?」
"それよりさシズク、私会議に行かなきゃなんだよね"
「いやです」
"ありゃりゃ。私もさみしいけど遅刻したら怒られちゃうよ"
「う~ん...わかりました」
"ありがとうね。戻ってきたら今日も朝までゲームしようね"
私は膝から降りたシズクの頭を撫でる。
「シズクちゃんおじさんとお昼寝しない?」
「...うん」
ホシノと手を繋いだシズクに手を振って、私は執務室を出た - 95二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 17:51:00
僕はおじさんに背を向けるように横になる。
おじさんは横に寝転んで頭を撫でてくれます。
「んへぇ、猫ちゃんみたいでかわいいねぇ」
おじさんの撫で方やさしくて眠くなる...
でも、寝たくない。寝たらまた...
「んむ~...」
「ありゃ?もしかしていやだった?」
「いや...そうじゃなくて」
「寝たらまた...」
「そっかぁ。」
「ねぇおじさん?」
「ん?」
「おじさんは思い出したくないことってある?」
「あるよ。」
「どうしたらいいんだろう...」
「わかんない。」
「思い出したくないこと、後悔してること、いっぱいある。」
「でもね、今すごく充実してるの。」
「みんな居て、先生も居て、毎日あーでもないこーでもないって。すっごく楽しいよ。」
「そっかぁ…」
「でも眠ったら思い出しちゃう気がして怖い気持ちも、私にもわかる。」 - 96二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 17:52:11
さっきまで頭にあったおじさんの手が、僕の体をぎゅってしてる。
そんなおじさんを背中で感じていると、なんだが悩みが吹っ切れた。
向き直って、おじさんを…ホシノちゃんを正面から抱きしめる。
「んえ…?」
「ぎゅ〜…」
「大丈夫、今は僕が居るから。」
「きっと今寝たら、優しい夢を見れるはず…」
「えへへ、これじゃあどっちが慰めてるのかわかんないや。」
「ありがとね、シズクちゃん」
「こっちこそ、ありがとう。」
そのあと程なくして、2人とも眠りに落ちた。
夢の中身は覚えてないけど。 - 97二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 22:49:07
ホシノセラピーがすぅーっと効くんじゃー
- 98二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 07:10:04
保守
- 99二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 12:34:12
結局、私がシャーレに戻ったのはかなり遅くなってからだった。
ちなみに途中少し時間を気にしてたところ対談相手から
「お主、妾に何らかの隠し事をしておらぬか?」
「次来る時はぜひその者と共に赴いてほしいものだの。」
と言われた。
戻ってきて仮眠室を見るとホシノとシズクが抱き合って寝ていてとてもかわいい。写真撮った。
でも流石に夜までホシノをシャーレに居させるわけにもいかないので、シズクと自宅に送って行った。
すっかり元の調子に戻ったシズクに今夜も…とか言われたが流石に2晩連続は堪えるので柴関ラーメン奢りで勘弁してもらった。 - 100二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 20:34:07
てぇてぇ
- 101二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 21:00:05
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- 102二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 21:16:18
今日のスレ主は酒に酔ってるのでSS書けません明日書きますすんません。
シズクちゃん水着着るならどんなのかな?とかおへそ縦かな?横かな?とかぜんぜん関係ないこと考えてます。 - 103二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 04:24:47
うーん、やっぱりスク水?
- 104二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 08:33:04
スク水で微妙にもっこりして欲しいな
- 105二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 08:47:43
短パンみたいになってるのと覚悟決まってるのならどっちだろう
- 106二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 13:19:11
スク水or競泳の上に前開けラッシュガードが個人的にしっくり来た
- 107二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 13:35:04
いいね、これはなかなかエ駄死で素晴らしい
- 108二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 13:45:55
海に行くなら誰と一緒がいいと思います?
というか偶然なのか今まで絡みある人に水着実装組がやたら多い - 109二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 14:18:22
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- 110二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 14:20:07
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- 111二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 20:55:39
スク水でモコっとしているのもアリかと思うが、あえて隠す意味もこめてビキニとパレオの組み合わせも良くないだろうか?
- 112二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 21:32:42
ある日、セイアさんからモモトークが届きました。
『今度いとまが出来たのでもしよければ海など行かないかい?』
だそうで。案外暇なんでしょうか?ホストって。そんなわけないか。
先生に相談したら
"来週みんなで行こう!"
とか言って僕の知ってる人たちに片っ端から声かけはじめた。
こういう時の先生は行動力がすごい。普段の仕事にも向けてほしいものだ。
集まったのはセイアさん、ミカちゃん、アビドスのみんな、それからなぜかキキョウさんの8人。
思ったよりも大人数になった。
ちなみにナギサさんやユウカさん、正実の2人は多忙で行けないらしい。かわいそう。 - 113二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 21:33:58
ひらひらビキニ来て赤くなってるのもいい...
- 114二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 21:35:33
誰か水着シズクちゃん描いてくんないかなぁ
- 115二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 07:14:14
保守
- 116二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:29:48
それから翌日先生とDUのデパートに水着を買いに行きました。
「先生?さっきから女物ばっか持って来るのなんでですか?」
"え?似合うかなって"
「僕これでも一応男なんですけど...」
"だってその胸で海パンだけだと…"
「それは...そうですね」
僕は自分の胸に手をやる。
AAA…ギリギリAAかな?例えるなら公園の小丘のような胸。
我ながらさすがに上裸はまずいと思った。
それから試着室の前でいろいろ並べて考える。
小さめのビキニ、ひらひらしたタイプのやつ、涼しげなパレオ、競泳用水着。
結局下がスパッツになってるタイプの競泳水着とラッシュガードを買った。
僕はパレオ推しだったけど先生に買ってもらうわけだし先生の希望の物にした。
ただ、さすがにハイレグタイプは却下。
試着したら先生がじーっと下半身を見るので軽く小突いた。
きっと思ったよりもこってしてないなとか思ってたに違いない。スケベめ。 - 117二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:32:36
そして当日。先生が運転するバンでみんなを迎えに行ってそのままセイアさん達のプライベートビーチへ向かいます。
車内で隣になったセイアさんに車のことを聞いたら若干の苦い顔が返ってきた。
先生を乗せてる時にガス欠になったのがかなり堪えている様子。かわいい。
ビーチに着いたらみんなでお着替えタイムです。
「ほら、先生は僕とこっち。」
女子達に名残惜しそうにする先生を押して反対側に行こうとしたら、セリカちゃんが声をかけてきました。
「え?シズクちゃんはこっちじゃないの?」
「僕はこっちだよ。」
「え?……え?」
「あ〜、セリカちゃん?」
その後おじさんに説明されてフレーメン反応みたいな顔しながらみんなに引っ張られていった。
相変わらず表情豊かでかわいいなぁ… - 118二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:35:04
そういえば、隠してはないけど積極的に性別公開してるわけではないのか
- 119二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 16:48:01
うーん、先生のスケベwww
- 120二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 20:47:13
着替え終わって、先生と手を繋ぎながらみんなの方に歩いていく。
先生は無地の海パンにラッシュガード。僕も同じ格好でよかったんじゃないかって思ったり。
真っ先に目に入ったのはキキョウさん。すすすっと静かにかつ速足で迫ってくる。こわい。
キキョウさんの水着すごいな...なんというか色気がすごい...
なんて考えていると突然先生の手が僕から離れる。
「んえ...?」
見るとキキョウさんが先生の腕をひったくったように抱いていた。
「先生?今日は泳ぎ、教えてくれるんでしょ?」
なんでそこまで交友関係のないこの人も来たのかわかった気がする。
しっぽをうねんうねんしながら先生に腕を絡めるキキョウさん。
当てつけるようにこっちを見る彼女を前に僕は...
ガンスルー。無視してみんなの方に行くことにした。
うちの上司のモテっぷりには慣れっこなんです。僕は初志貫徹してセイアさん達と遊びます。ふんす - 121二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:06:51
嫉妬してるのいい…
- 122二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 06:05:08
なんだこの余裕そうな感じは。
まさかこれが俗に言う、正妻の貫禄!? - 123二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 13:38:33
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- 124二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 21:17:45
"待ってシズク置いてかないで"
「いいじゃない。先生は私と泳ぎましょう?」
"あのねキキョウ、今日はみんなの引率で来てるから目を離すわけにはいかないんだ。"
"だから一緒にみんなのとこ行こう?"
「...。」
キキョウさんが渋々歩き出したのを後ろ歩きで確認する。
これだから先生好きはやめられません。
「後ろ歩きは危ないですよ?」
「!?」
「ああ、アヤネさんか。」
いきなり声が聞こえてびっくりした...
振り向いたらアヤネさんが居た。おじさんの後輩ちゃんだ。
「もう、さん付けじゃなくていいって言ったじゃないですか」
「ごめん、初対面の人にはどうしてもさん付けちゃうんだよね。直すよ。」
「お願いしますね?」
「うんうん。」
「...アヤネちゃんの水着とってもかわいいね。」
「え?あ、ありがとうございます...」
ああ、なんだろう。すごく安心する...
とっても癒されるなぁ...
なんて思いながら、他のみんなが固まってる方に向かってアヤネちゃんと並んで歩く。 - 125二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:26:41
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- 126二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:29:24
「やぁ、ようやく来たね。」
「うひょー、シズクちゃんせくすぃ〜」
セイアさんとおじさんが出迎えてくれました。
「おじさんもセイアさんもかわいいね」
「えへへ〜、そう思う〜?」
「これを言われるのは2度目になるね。」
2人ともとってもかわいいなぁ…
「ん、私も褒めるべき。」
「わぁびっくりした…」
シロコちゃんは…これ普通に競泳水着だ
「おそろいだねぇ(ナデナデ」
「なんで撫でるの?」
「かわいいから…だめ?」
「いいよ。もっと撫でて」
ふわふわしてる…
「あらあら、微笑ましいですね」
ノノミさん…すごいないろいろと…
「あれ?先生は?」
「ああ、先生なら向こうに居るよ」
ミカちゃん白くてかわいい…というかこっちもすごいな…
どうしよう、この海目のやり場が…
というかみんな距離近い…
先生はこれどうやって耐えてるんだろう… - 127二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 23:03:49
先生の精神力は異常
- 128二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 07:53:17
先生だからね
- 129二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 16:06:33
保守
- 130二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 16:59:29
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- 131二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:56:30
それから僕たちは自然にいくつかのグループに分かれて遊んでいた。
アビドス組、僕とおじさんとセイアさん、そして依然先生をキープし続けてるキキョウさん。
先生を奪い変えさんとするシロコちゃんをなだめるのにえらく苦労したものだ...
それで今は何が起きてるかというと、僕が経験が少なくて泳げないって言った結果どっちが教えるかでお姉さん方がもめている。
おじさんの頑固さはなんとなくわかってたけどセイアさんが煽りカスなのは正直困惑してる。
セイアさんが何か言う度におじさんの火に油が注がれていってどうしたらいいやら...
しかも最初は僕にどっちがいいか聞いてたのに途中から
「今回誘ったのは私だからね、やはり教えるのも私だろう。仲良しだしね。」
とか
「シズクちゃんはお外で遊ぶよりおじさんとお昼寝するほうが好きだよね~?」
とか
「シズクは私の方が気兼ねないだろう?毎日話しているのなんて先生か私くらいだろうし。」
とか
「おじさんとの方が仲良しでしょ?最初にお友達になったしあだ名で呼んでくれるのおじさんだけだもんね」
とか
どんどんどっちが泳ぐかとかじゃなくてどっちが僕と仲いいかのマウント合戦みたいになってきて...
異性にモテた経験がない僕は喜べばいいのか困ればいいのかだんだんわかんなくなってきました...
誰かたすけて...! - 132二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:35:24
「ん、シズク、釣りしよう。」
「え?」
救いの手は思わぬところから…
というか何言ってるのこの子は?
「大丈夫、釣り竿は2本用意してる。」
「そうじゃなくて…ここでお魚釣れるとは思えないかなぁ…」
「なら沖合いまで舟で行けばいい。」
「その舟を誰が出すのさ…」
「さすがの私も今日は舟の用意はないよ。」
別日ならあるんだ…
「そう…」
よかった、とりあえず2人の口喧嘩は上手いこと中断されたらしい。
「なら泳ごう。競争する。」
「いや…僕泳ぎ方わかんなくてさ」
「シズクはそんなこともわからないのか。」
ちょっと気付く…しょうがないじゃん寝たきりかオフィス籠りなんだから。
「それでねシロコちゃん、今泳ぎ方を教えてあげようって話てたんだけどね?」
あ、この流れ…
「「シロコちゃん(君)はどっちの方が適任だと思う?」」
あ〜…会話が一周した… - 133二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 08:17:09
み…皆で泳ぎ方を教えれば良いんじゃないかな…
- 134二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 09:37:58
うぅ…どうすれば…
「ねぇみんな!ビーチバレーしない?ビーチバレー☆」
ミカちゃん…!
「ミカちゃんノノミさん達と一緒に居たんじゃないの?」
「だってみんな日陰でゆったりし始めるんだもん。私もっと遊びた〜い!」
ああ、それでシロコちゃんもミカちゃんもこっち来たのか。
「僕はいいかな…なんか暑い中立ってて疲れてきちゃった。」
「私やる、絶対勝つ。」
「ちょうどいいじゃないか。どっちが上かはっきり出来そうだ。」
「おじさん久しぶりに本気出しちゃおうかなぁ。」
「じゃあ4人でダブルスだね!」
よかった、平和に終わった。
でも海入りたいな…
「ねぇおじさん、浮き輪貸して?」
「ん?いいよ〜。」
「ありがとぉ。」
浮き輪でぷかぷかしよう… - 135二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 10:31:55
僕そっちのけになっちゃったのはちょっとモヤモヤするけど海は冷たくて気持ちいい…
それに脚をゆらゆら動かして泳げるようになってきた。楽しい。えへへ〜
ん?あれは…
見ると視線の先に先生にふよふよ犬かきで泳いでるキキョウさん。なんかかわいいなぁ。
「先生、キキョウさん、いっしょにあそぼ〜」
"あれ?シズクみんなと居たんじゃないの?"
「みんな休憩かビーチバレーしちゃって暇なの。」
"あ、ほんとだ。"
"というかビーチバレーすごいな…砂しぶきが爆発に見える"
「先生、僕にも泳ぎ方教えて」
"いいよ。キキョウはいい?"
「まぁ別に構わないけど。」
意外とすんなり許可してくれた…
髪をかき分けてしっぽをゆらゆら揺らすキキョウさん。
だんだんキキョウさんがかわいく見えてきた今日この頃です。 - 136二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 19:39:56
しばらくしたらキキョウさんが拗ねちゃったので、一緒に上がって休むことに。
なんで拗ねたかって?僕ばっか泳ぎが上達するもんだから
「別に参謀は泳げなくてもいい。」って。
かわいいなぁこの人。
今はビーチベッドにぺたんと座って、2人であやとりをしながら雑談してます。
「なんで少しやさしくなってくれたんですか?」
「少し失礼じゃない?」
「そうですね…」
「まぁあれね、貴方に対抗心を向けるのが馬鹿馬鹿しくなったのよ。」
「対抗心なんて持ってたんですか?」
「はぁ…そういうとこよ。ほんと反吐が出る」
「…え?」
「あなたは誰かを自分の物に…ってタイプじゃないでしょ?」
「さぁ…?どうなんでしょう。僕は僕のことあまり知らないので。」
「…。」
「まぁあの人に関しては、側に居れば僕の気もわかりますよ。」
「どんなふうに?」
「あの人、誰にでも分け隔てないんです。」
「個人的な付き合い方の違いはあっても扱いに差異はないんですよ。」
「それを間近で見てるともう自分だけになんて馬鹿馬鹿しくなってきますよ。」
「…そうかもしれないわね。」
「でも私があなたの立場だったら嫉妬でおかしくなるかも。」
「ハハハ、でも誰にとっても違う形で接してくれる特別なあの人が居るんだと思うと自分に接するあの人が愛おしく思えてきますよ。」
「私はあなたにはなれそうにないわね。」
そうこう言ってる間に、あやとりが終点まで行ってしまった。 - 137二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:19:30
「終わっちゃったわね。」
「そうですねぇ。」
"2人ともさっきなんの話してたの?"
「「先生はいらなくてもいい(です)」」
"え?"
「それより僕眠くなってきました…」
"今日はいっぱい遊んだもんね。"
「そこまで遊んだっけ?」
"この子はいっぱい寝ないと動けないんだよ"
「ってもう寝てるし…」
シズクはビーチベッドに横になって、横向きに丸まって寝てしまった。
私は脱いでた彼のラッシュガードをかけてあげる。
"すぐぐっすり寝ちゃうんだよね"
「寝てるの?これで」
"うん。"
「なんでヘイローが消えないの?」
"わからない。たしかに他の子はこうはならないよね"
「当たり前よ。ヘイローは本人に根ざした物、本来眠ったり気絶したら消えるのが普通だもの。こんなの始めて見る…」
そんな会話をしてる時、シズクが唸ったかと思うと腕に何かが浮き上がる…
"なにこれ…"
模様のような痣のような…不気味なものがじわじわと浮き上がってくる。
「ねぇ先生」
キキョウが指さしたシズクの頭上を見ると、ヘイローが異様な感じになっている。上手く形容は出来ないが、異様だ。
しばらく見守っていると腕の模様が消え、さらにしばらくしてヘイローがいつもの様子に戻るとシズクはまた穏やかな寝顔に戻った。
この子の身体は一体どうなってるんだ……
結局そのあと日が暮れるまでシズクはすやすやと寝息を立てていて、私達は寝たままのシズクを車に乗せて帰った。 - 138二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:47:58
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- 139二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 23:10:05
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- 140二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 23:12:18
目が覚めたのはシャーレの仮眠室でした。
あれ?夢?でも水着着てる…
僕はなぜか水着でベッドに寝ていました。
"あ、おはようお寝坊さん"
「先生みんなは?海は?」
"シズク寝ちゃって帰る時間になっても起きなかったからそのまま連れて帰ってきたんだよ。"
「なんで起こしてくれないんですか」
"だって起きないんだもん。揺すっても声かけても起きないしミカに抱っこされてる時も車の中でも起きなかったんだよ?"
「そうだったんだ…」
「それじゃあ僕水着で車乗ってたんですか?」
"いや?毛布被せておいたよ。"
「よかった…あれ?ミカちゃんの抱っこ?」
"ミカにお姫様抱っこで運ばれてたよ。なんか途中立ち止まってわーお☆って言ってたっけ"
「何か大切な物を失った気がする…オヨメニイケナイ」
"とりあえず水分とってシャワー浴びてきなよ。予備の着替えあるでしょ?"
「うん…」
僕は泊まり用の予備着替えを持ってシャワールームに向かった。
"とりあえず、寝てる時の事は私の胸にしまっておこう" - 141二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 23:14:19
オヨメ?
- 142二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 07:51:55
おっと何やら不穏な雰囲気。
過去のトラウマか何かに根差したものか? - 143二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 08:52:13
やはり、愛する部下の事はもっと知っておくべきだろう。
黒服…は情報を小出しにするばかりだし…
やっぱ本人から聞くべきだろうか…
よし!シズクに聞こう!シャワー上がったら!
しばらくして、シズクがシャワールームから出てきた。
「さっぱりしました〜」
「先生、髪の毛乾かしてくれませんか?」
"え?あ〜いいよ"
私はシズクからドライヤーとブラシを受け取るとシズクを膝に乗せて乾かし始める。
「んにゃ〜♪」
しばらくして、さらさらになったシズクの髪を撫でながら私は試しに突拍子もない質問をする。
"ねぇ、シズクのこと私に教えてくれない?"
「え?」
面食らったような顔をしたシズクはしばらくするとドライヤーとブラシを持ってどこかに歩いて行った。
戻ってきたのは少し経ってからで、手には紅茶といくつかの書類が入ったクリアファイルがあった。
「お待たせしました。けっこうデスクの奥の方にあって時間かかっちゃいました。」
"その書類なに?"
「これが僕からの答えです。」
そう言うとシズクはクリアファイルを手渡してくれた。
「僕の診断書と実験および僕の生体データに関する書類のコピーです。原本は家にあります。」
"見ても?"
「もちろんです。」
ファイルの中身を取り出し1枚1枚見てみる。
"末期…!?"
まず最初に見た1枚の診断書には、末期症状と余命宣告の文字が書いてあった。しかし病名は聞いたことのない物で、衝撃も合わせてぜんぜん理解が出来ない。
"なにこれ…"
「なにって僕の入院してた病院の診断書です。病気のことはよくわからないけどまぁ簡単に言えば中毒症状ですね。」 - 144二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 09:11:17
ふぁっ!?
- 145二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 09:17:03
私は淡々と説明するシズクの声を聞きながら、恐る恐る次の書類を見る。
「次のは先生と会う前までの物ですね。」
そこには実験の内容や結果のレポート、円グラフや当時の写真なんかがあった。
実験の内容と結果は前に黒服から聞いた物と概ね一致している。神秘を宿しキヴォトスの人に変える実験。
でもここからは知らないことばかりだ。
キヴォトス人になったシズクがその身体能力で病気を抑えていること、記憶喪失や容姿の変化に対する独自の見解、記憶を無くして錯乱している写真や今日見たような寝てる時の写真。
気分が悪くなる物ばかりだった。
それから次の書類… - 146二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 09:44:00
風向き変わったな…
- 147二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 09:50:22
私は次々と書類を読んでいく。
次は私にシズクを預けてからの定期連絡をまとめた物…って、なんだこれ?
なんでこんなに詳細なデータがあるんだ?まるでずっと監視してたみたいな…
これはシズクが救護騎士団に搬送された時の、その後は…は!?
"あいつらシズクの家まで来てたの?"
「あ、はい何回か」
始めて知った…
と、読んでいると気になる一文が。
『ようやくマエストロから彼を正式にもらえました。データが減るのは心苦しいですが監視装置も取り外しました。さて、これからプライバシーを侵害しない程度に監視するにはどうすればいいやら…』
背筋がゾッとしたのを感じた。
次に記されていたのはあの日のこと。
トリニティから帰ってきて翌日、シズクが無断欠勤したかと思ったら次の日猫になってたあの日。
シズクのヘイローが消えかけてた…?
再度の実験…増幅…?意味がわからない。
一回咀嚼して、まとめてみる。
あの日、記憶が戻ってヘイローも消えかかってたシズクに黒服が会って、本人の志願を経てまた人体実験した…?
それで神秘を増幅する処置をされた結果、猫みたいになったってこと?
その後はシズクは安定してて、もうヘイローが消えることもないはず…だと。
そこにはシズクへの実験が一段落した旨とその後の身体データが載っていた。 - 148二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 10:07:03
「先生…?宇宙猫みたいになってますよ?」
書類を全部読み終えて呆然としていると、シズクに現実に引き戻される。
「何か気になることとかありますか?」
"なんでシズクはそんなに冷静なの?シズクもこれ読んだんでしょ…?"
「まぁたしかに気分悪くなること書いてますけど、僕のことですし。」
「それに、自分で決めたことですからね。」
"自分で…?"
「はい。僕ずっとベッドの上だったんです。長い間真綿で首を絞められるように少しずつ死に近づいてました。」
「でも黒服さんが面会に来るようになりました。」そして提案されたんです、生まれ変わる気はないかって。」
「僕はすぐ了承しました。なんでもいい、まだ生きたいってそう思ったから。」
「今では本当によかったと思ってます…!毎日健康で、大好きな先生も、友達も居て、僕を必要としてくれる居場所も仕事も見つかった!」
「今の自分がここに居られる理由。そう思えば、内容のアレさも気になんかなりませんよ。」
シズクあけすけにきっぱりと言う。
そんなシズクを私は抱きしめた。
「どうしたんですか?先生、ちょっと苦しい…」
"あ、ごめん。"
この子は本当に今が好きなんだろう。ならその今がずっとずっと続くように、これからもこの子を見守っていこうと思った。 - 149二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 10:37:29
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- 150二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 10:42:38
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- 151二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 17:26:04
その後お腹が空いたと言うシズクがエンジェル24に行ってからしばらくして、モモトークが届いた。
見てみるとセリナとコタマだからだ。どういう組み合わせ?
セリナからは『近いうちにシズクさんを連れてきてください』
という物で、コタマからは
『一緒にシズクちゃんと病院は行きましょう』
という物だった。
なんで会話聞かれてるんだ…?前に外したの以外にまだ盗聴器があるんだろうか…
戻って来たら言ってみるかぁ。
とりあえず2人には明日シャーレに来てほしいと伝えておいた。 - 152二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 19:18:09
今日はいろんなことがありました…
午前中は頑張って溜まっている仕事を減らして、お昼を済ませたら先生と車に乗ってみんなをさらって海に行って、いっぱい遊んだりお話したり…
それでいつの間にか寝ちゃって、起きたら先生が僕のこと教えてって。
書類見せたけどあれでよかったのかな?もっと内面とか過去の話だったりしたのかな?
もしそうだったら話すのは少し嫌かもな…
なんて考えてたらエンジェル24に着いてました。
「いらっしゃいませ」
「やぁソラちゃん」
今日もかわいいソラちゃんに挨拶して、お買い物を始める。
最近黒服さんからの援助が無くなって若干金欠気味なんですよね。
甘やかされてきたもんですから始めての経験かもしれません。
とりあえず僕と先生用にお弁当とサラダとカップ味噌汁をカゴに入れる。
せめてバランスくらいは調えておきたい。特に先生には。
「お会計2680です」
思ったより高いな…若干硬い財布を開いてお会計をした。
「また来るね。」
そう言って軽く手を振ると、ソラちゃんはいつものなんとも言えない顔をして出口まで僕を見ていた。 - 153二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 22:36:55
保守
- 154二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:05:09
「先生、ごはんですよ〜」
執務室に戻るとこめかみに指をやる先生が居た。
「どうしたんですか先生なんかありました?」
"いやぁ…それがさ、前盗聴器探ししたじゃん?"
「あ〜、そういえば。」
"まだあるみたいなんだよね"
「そっかぁ…」
"でさ、話変わるんだけど"
「ん?」
"明日病院行かない?"
「なんで?」
"その…さっきの会話を聞いてた人達から言われてさ"
「まぁ…いいですけど。」
病院かぁ…行ったところでなぁ。今健康だし。
それにとっくに余命越えてるしなぁ…
「とりあえず、ごはんにしましょう?」 - 155二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:18:19
ごはんを食べたあと、スマホを見るとモモトークが届いてた。
セイアさんだ。
『やぁ、今日は楽しんでくれたかい?私個人としては不完全燃焼といった感じかな。』
『今度は2人きりでツーリングでもどうだい?』
なんというか、元気だなぁ。今日あんまり一緒に遊べなかったのが心残りみたい。
ちなみにメッセージと一緒に写真も送られてきた。
ガレージを背景にしたバイクの写真。
これは…CBRじゃないか?
この人はどれだけ僕のツボを心得ているのだろうか。というかこれセイアさんに乗れるのか?
でも残念ながら、当分は仕事が大量にあるのでその旨を伝えてやんわり断った。
ちょっと残念だなぁ…
結局その日は帰るのも億劫になって、先生とシャーレに泊まり込んだ。