ネイチャにちょいちょいご飯を作ってもらっているネイトレが

  • 1二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 19:49:05

    「ネイチャの負担になりたくないし、俺も料理できるようにならなければ!」と決心して自炊しようとするも全然ダメダメで困り果てているのをネイチャに見つかり、ネイチャ本人は気にしていないというのだけどもネイトレがなかなか譲らず話し合った結果折衷案としてネイトレにネイチャが料理を教えるというところに落ち着きトレーニング後に2人で買い物に行くというシチュエーションが頭をよぎったのですがどうだろうか

  • 2二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 19:50:45

    とりあえず書いてみろ

  • 3二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 19:50:50

    >>1

    妙案にごつ

  • 4二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 19:51:16

    あとはSSにして書くだけだ

  • 5二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 19:55:42

    俺はお前を待っている

  • 6二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:02:50

    商店街は貴方を全面的にバックアップします

  • 7二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:09:43

    わかったよ
    今書いてるけど、出来には期待しないでくれよ……振りとかじゃなくマジで文才ないんだから

  • 8二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:11:50

    >>7

    大丈夫 最初は誰だって初心者だ

  • 9二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:12:32

    10代の教え子を自宅に上げて飯作らせるって正直引くもんな

  • 10二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:16:51

    構想を出力出来る時点で十分誇れることよ

  • 11二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:34:28

    「だから、アタシは全然迷惑に思ってなんて……」
    「でも、ネイチャに時間や手間をとらせてしまっているのは事実だ。君の心身を休める時間を奪うなんて、トレーナーとして自分が許せないんだ」
    「そうはいっても―」

    トレーナーさんとの言い合いが続いているのには訳がある。
    数週間前、トレーナーさんがフラフラと商店街を歩いているのを見かけた。呼びかけて話を聞いてみると、飯もろくに食べず書類と格闘していたのだという。軽い呆れと「これは私のためなんだ」という若干の罪悪感を感じながら、商店街で厨房をちょっと借りてチャーハンを振舞ったところ、すごい勢いで食べたうえに絶賛された。それがうれしかったからというわけではないが、またごちそうしたいなーという気持ちが湧いてくる。

    「トレーナーさん、よかったらまたなんか作って持ってこよっか?」
    「ネイチャのご飯はおいしいからうれしいよ。でもさすがにそれは申し訳ないし……」
    「まあまあ、いいからいいから。ほっといたらまたフラフラになっちゃいそうだしー?」
    「うっ……」
    空腹と疲労でフラフラになっているところを現行犯で確保されたからか、そこを指摘されると言い返せないようだ。言葉に詰まって困っているトレーナーさんはちょっとかわいらしい。
    「毎日じゃなくたまに気が向いたら持ってくる程度だからさ!……だめ、かな?」
    「……じゃあ、お願いしてもいいかな」
    よし!
    ガッツポーズしそうになったのをこらえつつ、軽い調子で答える
    「はいはい、ネイチャさんにお任せあれー」

  • 12二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:35:14

    そこからは幸せだった。毎日持っていくのは重い女っぽいからナシだけど、放っておくとまた食生活がボロボロになりそうなので、3日に1回くらいのペースでお昼を作って行ったり、門限ギリギリには帰れるようおにぎりやお茶の差し入れを持って行ったり。
    その度にお礼とともにトレーナーさんがおいしそうな顔でアタシの作ったものをほおばるのを見るだけで心が温かくなった。

    ただ、トレーナーさんはやはり「アタシの負担になっているのではないか」という考えを捨てることができなかったようだ。……アタシは好きでやっているだけだというのに。
    普段いろいろアタシの変化に気づくくせに、こういうところは鈍感なようだ。

    結局、トレーナーさんは「ちゃんと自炊する」という結論を出したようだ。心がけは立派だと思う。ただ、やはり人間もウマ娘も最初からうまくできるわけがなく……出来上がったのは、ギリギリ「炭ではなく食材」と評せる代物だった。「そんなものでも捨てるのはもったいないから」とお弁当箱に詰めて持ってきて悲しげな顔で食べてるところをアタシが見つけた、というところで場面は最初に巻き戻る。

    「そうはいっても―トレーナーさん、料理ちゃんとできるの?コンビニ弁当やカップラーメンでごまかす方向に行っちゃいそうじゃん!」
    言ってしまった、と思った。トレーナーさんも返す言葉が見つからずしょぼくれている。
    「ご、ゴメン!バカにするつもりとかじゃなくて……ただ、トレーナーさんにはちゃんとした食事食べてほしいなって……トレーナーさんだけの身体じゃ、ないんだしさ。トレーナーさんがいないと、アタシが困るよ」
    トレーナーさんがいないと困る。そんな本音が口から自然とこぼれ出てきた。
    「それは、わかってるんだ。でも、なぁ……」
    こういうところだ。常にアタシのことを一番に考えてくれてる。そして、アタシを大事にしようとする際にはなかなかに頑固だ。こういうところがたまらなくむずがゆくて、うれしい。
    でもその結果自分をないがしろにするんじゃ本末転倒だ。どうしたらいいんだろう。でも、いきなり料理できるようになんてならないし、アタシとトレーナーさんの時間が無くなってしまうのも悲しい。

  • 13二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:35:29

    ふと、気が付いた。この方法なら、いいんじゃないだろうか。
    「わかった。トレーナーさん、こういうのはどう?」
    アタシの言葉を聞いてトレーナーさんが顔を上げる。
    「トレーナーさんがちゃんと自炊できるようになるまで、アタシが料理を教えるの。ネイチャさんのお料理教室ってワケ」
    「いやいやいやいや、それじゃ負担が逆に増えてるんじゃ……」
    「一時的に見ればそうかもしれないけど、トレーナーさんがちゃーんと自炊できるようになれば卒業ですし?そうなれば負担も何もないじゃん。ずっとこうやって言い合いしてるよりはいいんじゃない?トレーナーさんのやる気と伸び次第ですけどもー」
    そういうと考えこみ始めた。まだ一押し足りなかっただろうか。
    「……それがいいかな。ネイチャ、お願いできるかな」
    「OKOK、ネイチャ先生にお任せあれ!ビシバシ行くからねー!じゃ、まずは買い物からね。せっかくだし、晩御飯の材料買いがてらレクチャーと行きますかねー。特売品だからって下手に買い込むとあとで消費しきれなくってこまるっていうのがあって—」
    トレーナーさんと触れ合える時間は守れた。むしろ、増えたと言える。
    いつかトレーナーさんが自炊できるようになってアタシの手を借りなくてよくなるとしても。そこに至るまでの時間は大切にしていきたい。
    そんな思いを胸の内に秘めつつ、2人で商店街へと歩みを進めていく。

  • 14二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:35:48

    おわり

    文才ないってちゃんと言ったからね、勘弁してね

  • 15二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:37:34

    いいSSじゃねぇか....

  • 16二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 20:51:02

    卑下するな誇れ

  • 17二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:26:57

    >>15

    >>16

    ありがとう そう言ってもらえるのはうれしい

  • 18二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 08:18:45

    ネタを出すと書かなければいけない流れになるのか
    一つ賢くなった

  • 19二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 19:31:09

    ありがとういいssだね...

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